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世界遺産新春富士50景
世界遺産に登録されている富士山をテーマにした作品展、新春特別企画「世界遺産新春富士50景」が、伊那市坂下のはら美術で開かれています。 会場には、長野県出身の作家を中心に25人の作品、およそ70点が並んでいます。 これは、富士山が世界遺産に登録される前から企画されていたもので、富士山をテーマにした作品展をはら美術で開くのは今回が初めてです。 展示されている作品は、日本画や洋画など6つの技法で描かれています。 こちらは、去年3月に日本芸術院賞を受賞した、大分県出身の洋画家、佐藤哲さんの作品です。 日本芸術院賞は、1年で1人だけに贈られる貴重な賞です。 はら美術の原真一郎さんは「富士山は、同じ場所から作品を描いても、作家1人1人の感性で全く違う作品に見える。そのおもしろさを感じてもらえたら嬉しい」と話していました。 富士山をテーマにした作品展「世界遺産新春富士50景」は13日(月・祝)まで、伊那市坂下のはら美術で開かれています。
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南宮神社で焼納祭
古くなったお札や役目を終えただるまを焼いて奉納する焼納祭が、28日、箕輪町木下の南宮神社で行われました。 28日は、神社や区の関係者などおよそ20人が集まりました。 南宮神社では、毎年12月28日にお札やだるまを焼いて納める焼納祭と農作物の収穫を感謝する新嘗祭を行っています。 このうち焼納祭では、区民から集められただるまや破魔矢が次々と燃やされ、集まった人達は1年間の無事を感謝していました。
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春富中学校 渡部愛美さんが税の作文コンクールで入賞
全国の中学生から58万作品が寄せられた税の作文コンクールで、伊那市の春富中学校3年の渡部愛美さんが入賞しました。 26日、渡部さんが伊那市役所を訪れ、久保村清一教育長に受賞の報告をしました。 税の作文コンクールには、全国の7,248校から58万3,142作品の応募がありました。 渡部さんは、自身の生活と税金の関りを作文にし、5つの大臣表彰と国税庁長官賞に継ぐ全国納税貯蓄組合連合会会長賞を受賞しました。 渡部さんは、「税金はお互いに助け合って生きていくためのものだと感じた」と話していました。
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高遠高校書道コースが中学生指導
伊那市の高遠高校書道コースの生徒が25日、高遠中学校を訪れ、中学生に書き初めの指導を行いました。 希望する中学校の生徒17人に高校生が書き初めの指導をしました。 指導したのは、高遠中学校出身の3人です。 高遠中学校は継続的に高遠高校と交流をしていますが、書道コースとは今回が初めてです。 生徒たちは自分の名前を行書体で書く練習を繰り返していました。 なかなかうまく書けない中学生に高校生が、書き方や字のバランスなどを丁寧に教えていました。 高遠中学校の小松民敏校長も生徒に混じって書道に取り組んでいました。
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上伊那の小中学校で終業式
上伊那の小中学校で、26日、終業式が行われ、こどもたちが、年末年始の冬休みに入りました。 このうち、伊那市の美篶小学校の終業式では、6年生と1年生が学習の成果を披露しました。 1年生は、寸劇等を交えながら、今年の重大ニュースを、発表しました。 プールに潜れるようになったことや鍵盤ハーモニカがふけるようになったことなどがニュースにあがっていました。 小林 光希校長は、「休み中は、家族の一員としてしっかりお手伝いをして、元日には、一年間の目標をたてましょう」と、挨拶しました。 3年2組の教室では、担任の海野 里早教諭から、それぞれががんばったことが書かれたミニサイズの賞状と通知表が渡されました。 美篶小学校の冬休みは、来年1月8日までの13日間です。 上伊那の小中学校の終業式はあすがピークとなっています。
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上の原保育園クリスマス会 サンタクロース登場
クリスマスイヴの24日、伊那市の上の原保育園でクリスマス会が開かれました。 会の最初には、女神様の衣装を着た園児と保育士が、年長園児が手に持つロウソクに火を灯しました。 園児は、願いを込めてロウソクの火を吹き消しました。 園児全員で「あわてんぼうのサンタクロース」を歌っていると、鈴を鳴らしながら、サンタクロースが登場しました。 園児はサンタクロースに「どこから来たの?好きな果物はなんですか?」など質問をしていました。 会の最後には、サンタクロースからクリスマスプレゼントが手渡されました。 上の原保育園では、地元住民でつくる上の原保育園を育てる会や保護者会の協力で毎年クリスマス会を開いています。 今年はお正月に遊べるけん玉やコマが子どもたちにプレゼントされたということです。
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正月用のフラワーアレンジメント
正月を迎える花を手軽に楽しんでもらおうと、22日伊那市高遠町の信州高遠美術館でフラワーアレンジメントの講座が開かれました。 正月のフラワーアレンジメント講座は、今年で4年目です。 22日は、伊那市を中心に上伊那から30人が集まり、美術館のロビーでそれぞれが作品を作りました。 使った花は、南天や松、菊など8種類で、美篶で園芸店を営む矢島修さんからコツを教わりながら作業を進めていました。 矢島さんは、「高低や左右のバランスに気をつけて、少し遠くから眺めて」などとアドバイスをしていました。 去年も受講したという伊那市のある主婦は、「自分でアレンジした花でお正月を迎えたい。本格的ないけばなと違い手軽に出来るのがいいですね。」と話していました。 この日作った花は、それぞれ持ち帰り、居間や玄関などに飾るということです。 このフラワーアレンジメントの講座は、バレンタインデーやひな祭りにあわせ来年も開かれる予定です。
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子どもたちの書き初め書道展2月開催
伊那文化会館は、伊那谷ゆかりの画家・書家として知られている中村不折の精神を後世に引き継いでいこうと、「伊那谷で育った不折につづけ 子どもたちのかきぞめ書道展」を来年2月に開催します。 子どもたちのかきぞめ書道展は、上伊那書道協会、アルプス中央信用金庫、信州豊南短期大学と連携し開かれます。 20日は、関係者が伊那文化会館で記者会見を開き、事業の概要を説明しました。 募集する書き初め作品は、上伊那を中心とする小学校など41校の5・6年生の作品です。 各クラス3作品、合計470点を審査し、4点の特賞と市町村ごとに金・銀・銅賞を授与します。 作品は、来年2月22日から伊那文化会館で、3月3日からは、アルプス中央信用金庫で展示します。 伊那文化会館の山北一司館長は、「不折生誕150周年のプレ企画としても位置付けている。各機関との横の連携で広がりを期待したい」と話していました。
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山の遊び舎はらぺこ クリスマス会
伊那市東春近のNPO法人山の遊び舎はらぺこで20日、クリスマス会が開かれました。 はらぺこでは毎年、クリスマスに合わせて園児と保護者で会を開き交流しています。 会のはじめに、園児が願いを込めてロウソクの火を吹き消しました。 保護者は、劇と歌を披露しました。 劇は、男の子が5つのドアを開けると様々な仕掛けが起こるというオリジナルの内容で、5つ目のドアを開けると、クリスマスにちなんだ歌や楽器の演奏が始まりました。 会の最後には、あらかじめ庭に置いてあった魔法の石と名付けられた石を園児全員が拾いながら歩き、クリスマスプレゼントの場所を探しました。 園児は「魔法の石を探すのが楽しかった。サンタさんからプレゼントがもらえて嬉しい」と話していました。
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伊那北高校英語部全国2位
伊那北高校の英語部は、14日と15日に松本市で開かれた全国高校生英語ディベート大会で準優勝しました。伊那北高校の全国大会での入賞は、2011年の3位以来、2年ぶりとなりました。 17日、伊那北高校で今回の全国大会を最後に引退する2年生から1年生への引き継ぎが行われました。 引退する2年生9人は、「ディベートではチームワーク、協力、準備を忘れずに、がんばってほしい」などと後輩たちにアドバイスしていました。 1年生たちは「先輩の示してくれた目標目指して頑張っていきたい」と来年の全国大会優勝を誓っていました。 今年の全国大会は14日と15日に松本市の松本大学を会場に開かれ、全国から都道府県の大会を勝ち抜いた64チームが出場しました。伊那北高校は2009年以来の優勝を目指しましたがおしくも決勝戦で兵庫県代表の神戸女学院高校に敗れ準優勝でした。 全国大会に出場したおよそ250人の中で6人に贈られるベストディベーターに久保村萌乃果さんが選ばれました。 2年生はこれから進学に向け受験勉強に集中するという事です。引き継ぎを終えた2年生は、部活を引退するけじめとして、大会の為に準備してきた資料を整理していました。
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町図書館内交流室の愛称「なごみ~な」に決まる
箕輪町の箕輪町図書館内にある、世代間交流室の愛称が、「なごみ〜な」に決定しました。 17日は考案者に記念品が贈られました。 考案したのは、箕輪町北小河内在住の丸山智子さんです。 丸山さんは13年程前から、箕輪東小学校で子ども達に読み聞かせを行っています。 普段から良く図書館を利用していて、「なごみ〜な」という名前が浮かんだそうです。 箕輪町図書館では、町内にある交流施設と区別しやすくするために愛称を募集しました。 募集期間は8月1日から31日まで、全国から33の応募がありました。 箕輪町の読育ボランティアネットワークなどで組織された選考委員会が11月26日に最終決定しました。 箕輪町図書館、唐沢清志館長は「いい名前を付けていただいた。和める施設にしていきます」と話していました。
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酒蔵・漆戸醸造で東京農業大学の学生が実習体験
東京農業大学の学生が、伊那市西町の酒蔵漆戸醸造で泊まり込みで実習体験をしています。 実習体験をしているのは、東京農業大学醸造科学科3年の菅野紗代さんと二階堂未紀さんです。 2人は漆戸醸造に2週間泊まり込みで酒造りのほぼ全ての作業を学んでいます。 蒸し米と麹と水を混ぜる櫂入れや、できた酒に異物や異臭がないかをチェックする作業などをしています。 漆戸醸造で東京農業大学の学生を受け入れるのは今年で11年目です。 漆戸正彦社長は「あまりできない体験を身近に感じて酒造りの大変さを分かってもらえると嬉しい」と話していました。
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い~な音楽祭 合唱グループ一堂に
伊那市内の合唱グループが一堂に会する、い~な音楽祭が15日伊那文化会館で開かれました。 15日は市内で活動する合唱グループ22団体、およそ650人が出演しました。 い~な音楽祭は音楽愛好者などでつくる実行委員会や伊那市が開いているものです。 前身は合奏なども合同で行っていた伊那市民音楽祭で、合唱の団体が増えてきたことから、い~な音楽祭として独立しました。 全員合唱では、毎年恒例の伊那市の歌を歌いました。 ある参加者は、「いろんな年代のグループの歌が聴けて刺激になった」と話していました。 ホールには澄んだ歌声が響いていました。
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南宮神社山車飾り 制作すすむ
来年1月の初祭りを前に、箕輪町木下では南宮神社の山車飾りの制作が進められています。 14日は、木下山車飾り保存会のメンバーの他、箕輪中部小学校の児童8人が、南宮神社の境内にある祭典準備室で作業を行いました。 今年は、忠臣蔵の「刀傷・松の廊下」など6つの場面が製作されています。 南宮神社の山車飾は、箕輪町の無形民俗文化財です。 明治の初めごろ高遠から木下に養子入りした青年が「高遠の山車飾りの様なものを祭りで飾ってはどうか」と提案したのが始まりとされています。 当時は、地区の常会や青年会らによって作られた飾りが商店の店先に数多く並んだということですが、戦後の経済状況の変化などにより年々数が減っていったということです。 そんな状況をなんとかしようと事業の存続を願う人達でつくる保存会が昭和54年に発足し、今でも初祭りには毎年奉納されています。 毎週土曜日に作業を手伝っているという子ども達は、浦島太郎の山車を作っていました。 人形が着る衣装の製作を20年以上前から担当している浦野ちゑ子さん85歳。 作業は大変と話しますが、その分出来上がった時の喜びは一入(ひとしお)ということで、出来るうちは続けていきたいと話します。 箕輪南宮神社の初祭りは、来年1月11日と12日の2日間で、山車飾りは神社と木下駅前に展示されることになっています。
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高校生が選ぶ読書大賞 1リットルの涙に決定
上伊那の高校生が選ぶ読書大賞。 今年は「いのち」をテーマに選考が行われ、木藤亜也さん作のノンフィクション「1リットルの涙」が大賞に選ばれました。 1リットルの涙は、難病で亡くなった少女の日記をもとに書かれたノンフィクションです。 14日は伊那市のいなっせで座談会と最終投票が行われ、上伊那8校の図書委員など32人が参加しました。 今年は「いのち」をテーマに6作品の候補から選考が行われました。 秋には各学校の生徒による投票が行われ、今日の最終投票の結果と合わせ、大賞が決まりました。 各学校での投票は年々増えていて、今年は去年より135人多い302人だったということです。 高校生が選ぶ読書大賞は、上伊那の高校8校の図書委員や司書でつくる上伊那図書館協会高等学校図書館部会が行っていて、今年で5回目です。
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伊那市が湯澤かよこさんを観光大使に委嘱
伊那市は、東春近出身のシンガーソングライター湯澤かよこさんを観光大使として13日委嘱しました。 伊那市の特命大使は、これで11人目となりました。 委嘱式が13日市役所で行われ、白鳥孝市長から湯澤さんに観光大使としての委嘱状と専用の名刺が手渡されました。 湯澤さんは、東春近下殿島出身で春富中から伊那北高校に進み、アメリカのバークリー音楽大学で学びました。 そこで、ゴスペルなどのブラックミュージックに触れ、帰国後は、シンガーソングライターとして活動しています。 東京都在住で、ライブ活動のほか、FM長野のパーソナリティーも務めています。 白鳥市長が「伊那市の食や文化・芸術、景観をすばらしい歌声で発信してほしい」とあいさつ。 これに対し湯澤さんは「伊那で培ったパワーを歌で表現し、伊那のすばらしさを全国、世界へアピールしていきたい」と抱負を話していました。 湯澤さんは、特にローメンと高遠が好きだということで、24日に安曇野市で行われるライブで早速紹介したいと意気込んでいました。 また、伊那市にちなんだ楽曲も作りたいと話していました。 式が終わると出席者と名刺を交換し、大使としての初仕事をしていました。
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サン工業が年末コンサート
伊那市西箕輪の表面処理メッキ加工業、サン工業株式会社による、年末コンサートが7日、伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれました。 サン工業による年末コンサートは社員教育の一環で毎年開かれていて、今年で10回になります。 会場には社員70人のほか、一般の客など合わせて150人が集まりジャズを楽しみました。 今回はミュージカルや歌手として活躍中の、グレース美香さんと、ジャズ演奏者を招きました。 ドラム担当の、高木幹晴さんは、実は愛知県でメッキ加工会社を経営しています。同業者であるサン工業の川上健夫社長との縁で今回のコンサートが開かれました。 コンサートではワムのラストクリスマスなど20曲が演奏されました。 「上を向いて歩こう」など、知っている曲が演奏されると、訪れた人も一緒に口ずさんでいました。 歌を聞いた人は、「間近で聞くジャズは迫力がある、まだまだ聞いていたい」と話していました。
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中学校の朝練「技術や体力が向上」64% 「睡眠不足」28%
県教育委員会が今年9月に行った中学校の朝の部活動のアンケートで、伊那市の生徒は64%が「技術や体力が向上する」と朝練の良さを実感している反面、28%が「睡眠不足を感じている」との結果がわかりました。 アンケート結果は、12日に開かれた伊那市議会12月定例会一般質問で、松田泰俊教育委員長が、議員の質問に対し答えたものです。 県教委は9月に県内の中学校を対象に調査を行い、伊那市内では、東部中、春富中、西箕輪中の1、2年生91人が回答しました。 それによりますと「朝練の良さとして感じている事は」との問いに「技術や体力が向上する」と答えたのが64%、「爽快な気持ちになる」が43%、「一日の生活が充実する」が33%でした。 一方で朝練後の1時間目の授業については、24%が疲れて集中できなかったと回答し、28%が睡眠不足を感じていると答えています。 家を出る時間は、午前6時半前が57%、7時前が93%となっています。 長野県教育委員会から依頼を受けた検討委員会は、中学校の運動部の朝練について「原則として行わない」との報告書を提出しています。 松田教育委員長は「これから示される県教委の方針を参考に、学校、地域の実情を考慮しながらより良い部活動の在り方を検討していきたい」と話していました。
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上伊那高校美術展 15日まで
上伊那の高校の美術クラブの生徒達による作品展が、12日から、伊那市の伊那文化会館で始まりました。 今回で52回目となる作品展には、高校生100人から205点が寄せられています。 今年は、駒ヶ根工業高校からの参加はなく、それ以外の上伊那8校の美術クラブや芸術コースの生徒の作品が並んでいます。 ジャンルは油絵を中心に、イラストやデザイン、版画、陶芸などさまざまです。 辰野高校の、宮澤 芳博教諭は「内面を抽象的に表した作品が多い。荒削りだが、高校生の若さとエネルギーがあふれる意欲作が並んでいる」と話していました。 この第52回 上伊那高等学校美術展は、15日(日)まで、伊那文化会館で開かれています。
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富県小の校門改修工事完了で関係者に披露
老朽化していた伊那市の富県小学校の校門改修工事がこのほど完了し9日関係者に披露されました。 9日は校門改修を行ってきた同窓会会員らが集まり改修工事の完了を祝いました。 工事は平成21年度からはじまり事業費はおよそ140万円となっています。 4本の柱が建てられ正門は高さ4メートル、副門は3メートルほどとなっています。 同窓会によりますと改修前の校門は昭和初期につくられたということで老朽化が進んでいました。 同窓会では完成した校門を学校のシンボルとして大切にしてもらいたい。」と話していました。
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箕輪中部小と箕輪中がTBSこども音楽コンクールで優秀賞
箕輪町の箕輪中部小学校と箕輪中学校は11月30日に東京都で開かれたTBSこども音楽コンクール東日本優秀演奏発表会で優秀賞を受賞しました。 11日は箕輪中部小合唱団、箕輪中合唱部の12人が役場を訪れ、平澤豊満町長に受賞を報告しました。 TBSこども音楽コンクール東日本優秀演奏発表会には、長野県、山梨県、新潟県から小学校合唱の部には8校、中学校合唱の部には9校が出場しました。 両校とも2位にあたる優秀賞を受賞し、 箕輪中部小は初出場での入賞、箕輪中は2年連続優秀賞獲得です。
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南箕輪中生徒がアーティスト目指す
南箕輪中学校3年生の女子生徒2人がアーティストを目指し活動を始めています。 アーティストを目指しているのは南箕輪中学校3年生の川合里奈さんと赤堀梓未さんです。 8日は南箕輪村公民館で報道関係者を集めてのライブパフォーマンスが行われました。 2人はエコロジーや被災地支援などをテーマに歌や演劇を披露するイベント「子ども地球サミット」に出演していました。 現在、子ども地球サミット企画会社が設立したアーティスト養成機関KSCに所属し、レッスンを受けていているほかシンガポールで活動PRも予定しています。 川合さんは出血が止まりにくい血小板機能異常症だということで、「同じ病に苦しむ人たちの励みになるよう活動していきたい」と話しています。 また赤堀さんは「将来はシンガーソングライターになりたい」と話していました。 KSCには小学生から高校生を中心に15人ほどが所属していて来年には諏訪地域にも新たに設立するということです。
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糸と紙コップの楽器「ストリングラフィ」演奏会
絹糸と紙コップで音を奏でる楽器「ストリングラフィ」の演奏会が8日、伊那市のいなっせで開かれました。 ストリングラフィは、21年前に作曲家の水嶋一江さんが考案したオリジナル楽器と演奏スタイルの総称です。 この日は、水嶋さんら4人がクラシックや日本のポップスなどを演奏しました。 糸電話の原理を応用して作られていて、糸をはじいたり、こすったりすると、紙コップがスピーカーとなりとなり大きな音を出す仕組みとなっています。 毎回、会場の広さに合わせ、糸の長さなどを調整していて、今回は120本の糸を使用して設置には2時間ほどかかったということです。 会場には多くの親子連れなどが訪れ、絹糸の生み出す音色を楽しんでいました。
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芸大生が中学校吹奏楽部を指導
伊澤修二の縁で伊那市と交流のある東京芸術大学の学生が8日伊那市内の中学校で吹奏学部に楽器の演奏指導をしました。 この日は市内の3つの中学校で指導が行われ、伊那中学校には芸大の学生9人が訪れ楽器ごとに指導をしました。 演奏指導は、伊那市高遠町出身の伊澤修二が東京芸術大学の初代校長だったことが縁で毎年行われています。 サックスのグループでは、「弱い音を出す時でも、息を残さないように吹ききって、次の音につながるように」と指導していました。 また打楽器のグループでは、「楽譜の通りに演奏するのではなく、間の取り方や音の強弱など自分が聞きやすいと思う演奏をイメージする事が大切」とアドバイスしていました。 ある生徒は、「楽器ごとに専門の学生から指導を受けることができるので、大変勉強になります」と話していました。
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古田人形定演で柴さんが孫と初共演
箕輪町の伝統芸能「古田人形芝居」の定期公演が7日、箕輪町文化センターで開かれ、古田人形芝居保存会の柴登巳夫会長が孫の七海さんと共演しました。 公演前、柴登巳夫会長は「孫が落ち着いてやってくれるか心配」と話していました。 同じく七海さんは「昔の言葉で上手に出来るか不安」と話していました。 7日は、生き別れになった親子の悲劇を描いた「傾城阿波鳴門」巡礼歌の段を上演しました。 この中で、保存会の柴登巳夫さんは孫で箕輪西小学校、古田人形クラブの柴七海さんと初めて共演しました。 二人は語りの太夫で共演し、息の合った語りを見せました。 定期公演は、上古田の伝統芸能「古田人形芝居」を多くの人に見てもらおうと毎年開かれているもので、会場にはおよそ200人が訪れました。 このほか、箕輪西小学校古田人形クラブなどの発表もありました。 芝居を見たある男性は「年々レベルが上がっている。地域の伝統芸能をこれからも受け継いでいってほしい」と話していました。
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第18回書晋展
伊那市の書道教室の指導者などでつくる書晋会のチャリティー展が、5日から、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで始まりました。 伊那市内の書道教室の指導者などでつくる書晋会が展示会を開くのは今回で18回目となります。 いなっせを会場に開くのは初めてで、会場の広さにあわせて小品を集め、今回初めてチャリティー展にすることにしました。 会員は15人でジャンルや会派もさまざま。 出店者の写真とともに、かなや漢字、交書などが並びます。 チャリティーで集まった寄付金で、点字用タイプライターや高齢者疑似体験セットなどを購入し伊那市社会福祉協議会に寄付する予定で、書晋会では多くの来場を呼びかけていました。 この第18回書晋展チャリティー展は、8日(日)まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています、
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伊那文化会館会館25周年記念 宝投げ
伊那市の伊那文化会館は開館25周年の節目を記念して12月1日、オペラのペアチケットなどが当たる、宝投げを行いました。 開館25周年を迎えた12月1日、山北一司館長ら3人が2階から宝投げを行いました。 会館には家族連れなどおよそ100人が集まりました。 宝の中には、お菓子やマグカップ、来年度開かれる、1万2,000円相当のオペラのペアチケットなどがありました。 館内には、クリスマスツリーも設置され、七夕クリスマスバージョンとして、訪れた人たちが願い事が書かれた短冊を結んでいました。
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高遠高校でプロシンガーが授業
下諏訪町出身でプロシンガーのゲンディさんが26日、高遠高校を訪れ、高遠高校芸術コース音楽専攻の歌唱指導を行いました。 高遠高校音楽専攻では、毎年定期演奏会を開いています。 演奏会では最近はポップスを歌う生徒が増えたことから、プロのシンガーに指導を受けることになりました。 ゲンディさんは、下諏訪町の出身で、高遠高校の石城正志校長の教え子だったことが縁で指導しています。 3回目となる今日は3年生5人が一人ずつ、歌う姿勢や表情についてレッスンを受けていました。 ゲンディさんは「夢を追う生徒の背中を押し、少しでも夢に近づけることができれば」と話していました。 来年1月に定期演奏会が予定されていて、ゲンディさんも出演することになっています。
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市民芸術文化祭 展示と発表
伊那市の芸術文化団体が日頃の成果を発表する、伊那市民芸術文化祭が30日と12月1日の2日間伊那市のいなっせで開かれました。 伊那市民芸術文化祭はNPO法人伊那芸術文化協会が開いているもので今年で10回目となります。 会場のいなっせには、生け花やちぎり絵、ステンドグラスなど様々なジャンルの作品約250点が並べられました。 このうち、お茶席体験のコーナーでは、裏千家のたてたお茶が無料でふるまわれました。 また、ステージ発表では日本舞踊など2日間で18団体が出場することになっています。 伊那芸術文化協会では、「展示、ステージとも充実したものになった。来年も、地域で活動する人たちの発表の場として、さらに充実させたい」と話していました。
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ほうかごえいご学習発表会
南箕輪村の英語教室「ほうかごえいご」の学習発表会が30日村民センターで開かれました。 30日はほうかごえいごで学ぶ保育園児から中学生までのおよそ80人が出演し、今年度の学習の成果を発表しました。 このうち、保育園児のクラスは、「太陽系とぼくたち」をテーマに発表しました。 太陽系の惑星の名前を英語で発表したほか、音楽にあわせて惑星の特徴を歌いました。 ほうかごえいごは、南箕輪村のオフィスTOJI(トジ)翻訳事務所が開いている英語教室で、学校帰りに立ち寄って英語に親しんでもらおうと2006年に始まりました。 天田(あまだ)美咲(みさき)代表は、「大勢の前で英語を話すことは自信になる。この体験を将来につなげていってほしい」と話していました。