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伊那仏画研究会作品発表会
仏を描く仏画を学んでいる伊那仏画研究会の作品発表会が、伊那市のいなっせ2階ギャラリーで開かれています。
会場には、伊那仏画研究会の会員11人と講師の作品33点が並んでいます。
伊那仏画研究会は、平成13年に高遠町文化センターの講座として始まりました。
現在は、仏画を専門に描いている高森町の松尾隆康さんを講師に、2カ月に1回、いなっせで勉強しています。
作品は、紙に墨で仏を描いたもののほか、金の粉を使って描いたものや、色を付けたものがあります。
この伊那仏画研究会作品発表会は13日(月)まで、伊那市のいなっせで開かれています。 -
映画「伊那人形芝居」完成試写会
箕輪町の古田人形芝居など伊那谷に残る4つの人形芝居を題材にした映画「伊那人形芝居」が完成しました。
この映画の試写会が11日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
映画は、日本国内の優れた伝統芸能や工芸などの保存・継承に取り組む財団法人ポーラ伝統文化振興財団が作ったものです。
映画では、伊那谷に残る4つの人形座が、後継者問題を抱えながら、人形芝居を継承していこうと活動する様子を紹介しています。
撮影は去年の9月から7カ月間かけて行われ、36分間の作品として完成しました。
試写会では、芸能学会会長の三隅治雄さんの講演も行われ、古田人形芝居について「若手の指導が徹底して行われ、今の古田人形芝居につながっていることに感動した」と話していました。
古田人形芝居保存会の会長で、4つの人形座でつくる伊那人形芝居保存協議会会長の柴登巳夫さんは、「一人でも多くの後継者が出てきてほしいと願っている」と話していました。
この映画「伊那人形芝居」は、ポーラ伝統文化振興財団が無料で貸し出しをするということです。 -
運動会シーズンはじまる
スポーツの秋。運動会のシーズンが始まりました。
伊那市高遠町の高遠小学校では11日、運動会が行われ、全校児童が赤組と白組に分かれて熱戦を繰り広げていました。
高遠小学校の運動会では、24の種目が行われました。
「男の戦い」と名付けられた高学年男子による棒倒しは、赤組と白組がそれぞれ敵の棒を早く倒そうと競いました。
敵の児童が棒に手をかけて倒そうとする中、どちらの組も味方の棒が倒されないようにしっかりと守っていました。
4年生から6年生の児童による綱引きもありました。
綱がなかなか動かず、赤組も白組も全身の力を込めて綱を引いていました。
綱引きの2回戦は、児童が綱まで走っていって綱を握って引くという方法で行われました。
児童は全力で綱まで走り、少しでも早く綱を引こうと頑張っていました。 -
伊那弥生ヶ丘高校の生徒が就業体験学習
伊那市の伊那弥生ヶ丘高校の生徒6人が6日、伊那小学校で就業体験学習をし、教諭の仕事を学びました。
伊那弥生ヶ丘高校は、進路決定や将来の職業選択の参考にするため就業体験学習を行っています。
高校生は1年生から5年生までの6クラスに一人ずつ入り、このうち、1年夏組に入った高校生は、児童と一緒に豚の小屋作りをしました。
高校生は、児童が釘を打つのを手伝うなどしていました。
伊那弥生ヶ丘高校では今年、およそ100人の生徒が就業体験学習を希望し、小学校や保育園などさまざまな職場で学んだということです。 -
えんぎ物の展示予約
伊那市山寺の業務用食品などを扱う「モダンパック伊那店」で10日と明日の2日間、正月用のしめ飾りに使う小物の展示予約会が開かれています。
駐車場に作られた特設会場には、個人でしめ飾りを作る人などが、鯛やおかめなどのえんぎ物を求め訪れていました。
1つ2円の札紙から、200円ほどの扇子など、およそニ千点が予約できます。
訪れた男性は「種類が多くて助かる。作ることと人にあげることが楽しみで毎年来ている」と話していました。
モダンパック伊那店の堀内聡店長は「完成したものもいいが、手作りしたものには重厚感やオリジナリティーがうまれる。多くの人に足を運んでもらいたい」と話していました。
「えんぎ物展示予約会」は、11日まで、モダンパック伊那店の駐車場で開かれています。 -
上伊那農業高校吹奏楽部が伊那養護学校で演奏・交流
上伊那農業高校吹奏楽部の生徒は7日、伊那養護学校を訪れ演奏を披露しました。
伊那養護学校を訪れたのは、上農高校吹奏楽部の部員29人です。
上農高校では、学校の枠を超えお互いに視野を広げていこうと、10年以上前から伊那養護学校との交流を行っています。
7日は、生徒達が選曲しこの日の為に練習した曲など6曲を披露しました。
曲の間には、演奏で使っている楽器の説明もしていました。
アンコールの曲が始まると、伊那養護学校の生徒らは手拍子を送っていました。
上伊那農業高校吹奏楽部では、「今後も演奏だけでなく音楽クイズや演奏体験など、より楽しめる内容を考えていきたい」と話していました。 -
富県小で富小オリンピック
伊那市の富県小学校で2日、児童会まつり「富小オリンピック」が開かれ、児童がゲームに挑戦しました。
富小オリンピックは児童会が計画したもので、全校児童が12の班に分かれてゲームをしました。
ゲームは、児童会の6つの委員会がそれぞれ考えました。
体の仕組みパズルは、完成図が人体模型の絵で、制限時間内にできたパズルのピースの数で得点を競います。児童は真剣になってパズルに挑戦していました。
空き缶積みゲームでは、空き缶を5つずつ積み上げて搭を作りました。
積み上げた缶の数によって点数が決まるため、協力して缶を積んでいました。
児童は、ゲームの部屋を次々と移動して楽しんでいました。 -
伊那谷フィルムコミッション設立
伊那市は、映画やテレビドラマなどの誘致支援活動をする「伊那谷フィルムコミッション」を市の組織の一部として6日、設立させました。
6日、白鳥孝市長や市職員で代表の伊藤隆博さん等が出席し市役所で記者会見が開かれました。
白鳥市長は「映画やドラマ、コマーシャルなどの映像を通じて、伊那谷を全国に発信していきたい」。代表の伊藤さんは「2つのアルプスを望める景色や、伊那市の持つ歴史文化をPRしていきたい」と会見で話しました。
伊那谷フィルムコミッションでは、風景や建物などといった、ロケ候補地の情報収集を行い、ホームページで公開します。
また、実際の撮影では、撮影交渉や、ボランティアスタッフ、エキストラの募集などを行います。
伊那谷フィルムコミッションでは広く一般からメンバーの募集をしています。
<問い合わせ>
伊那谷フィルムコミッション 伊藤 隆博代表
(伊那市役所総務部情報統計課調査統計係長)
電話0265-78-4111 内線2151 -
県公衆衛生専門学校の2年生が模擬患者実習の成果発表
伊那市にある県公衆衛生専門学校の2年生が31日、今年3月から行ってきた歯科指導実習の成果を発表しました。
この日は、2年生17人が、今年3月から取り組んできた模擬患者実習のまとめを発表しました。
模擬患者実習は、学生が家族などを患者にみたてて指導にあたり、口の中の健康状態の改善などを図るものです。
そのうち、笹川智香さんは、模擬患者にブラッシングの大切さを知ってもらい、自分で口の中の健康が維持できるようにと指導をしてきました。
笹川さんは、「指導は自分の思い通りに進まないことが多かった。実習を通して、患者さんと一緒に問題解決に取り組むことの大切さを実感した」と話しました。
また、小島ひとみさんは、歯石の改善にむけ、指導をしました。
小島さんは、「患者さんに積極的に歯科指導に取り組んでもらうには、相手の意見を尊重し、それを踏まえた指導が大切」と話していました。
2年生は今後、3カ月間の臨床実習を行い、来年3月6日に国家試験を受ける予定です。 -
上伊那教育財政懇談会
教諭やPTAなど学校関係者でつくる上伊那教育財政懇談会が1日、伊那市で開かれ高校募集定員など県教育委員会への要望事項について協議しました。
懇談会は県教職員組合上伊那支部やPTA連合会などでつくる上伊那教育七団体連絡協議会が開いたもので、会場には約80人が集まりました。
懇談会では高校募集定員や、入試制度など、県に要望することがらについて地元選出の県議会議員とともに協議しました。
懇談会では、「上伊那地区の高校募集定員が中学校卒業生徒数や生徒の希望に見合ったものになるようにしてもらいたい。」「伊那養護学校の特別支援教育を充実させてもらいたい」といった要望事項があげられていました。
協議会では県教育委員会にこれらを要望していくことにしています。 -
SKF出演者が出前コンサート
8月から9月にかけて松本市で開かれている音楽祭「サイトウ・キネン・フェスティバル」の出演メンバーが3日、伊那中央病院で出前コンサートを開きました。
この日は「サイトウ・キネン・フェスティバル」に出演している若手のメンバー4人が中央病院を訪れ演奏を披露しました。
出前コンサートは、会場に行く事ができない人達にも演奏を楽しんでもらおうと毎年行われているもので、伊那での開催は今回が初めてです。
この日は4人が弦楽四重奏の曲、3曲を披露しました。
演奏を聞いたある男性は「初めて聞いたが素晴らしい。病院で演奏してくれてとてもうれしい」と話していました。
サイトウ・キネン・フェスティバルは、9月9日まで松本市内の会場で公演が行われることになっています。 -
オペラ「春香」 団員募集始まる
伊那市の名誉市民 故・高木東六さんが作曲したオペラ「春香」。2012年、6月の公演に向けて、合唱団員の募集が始まりました。
2日は、報道関係者を対象に会見が開かれ、オペラについて説明が行われました。
オペラ「春香」は、韓国・南原(ナムウォン)市を舞台とする純愛物語を基に高木東六さんが作曲したものです。
高木さんが、戦時中、伊那に疎開している際につくったもので、オリジナル版での上演は、64年ぶりとなります。
2年に1度、これまで8回に渡り開かれてきた手づくりの音楽会で上演する予定で、この音楽会でもオペラに挑戦するのは初となります。
2日の会見では、メインとなるキャストも発表されました。
春香役は、南箕輪村出身の夫を持つプロのソプラノ歌手・永吉 伴子さんなど、伊那にゆかりのある歌手を中心に人選する事ができたということです。
実行委員会では、今回のオペラにむけ、合唱団員150人、舞踏メンバー男女・各8人を募集します。
合唱団員の中から、男声15人のキャストを選ぶ予定です。
手づくりの音楽会、オペラ「春香」は2012年6月に予定されています。 -
日本の太鼓inみのわ
県内外の太鼓グループが共演するイベント「日本の太鼓inみのわ」が8月28日箕輪町文化センターで開かれた。
日本の太鼓inみのわは、太鼓をこの地域に普及させようと平成8年から毎年開かれている。
今年は地元、みのわ太鼓保存会や県内外から合わせて8団体が参加し力強い音を響かせた。
公演は2部構成で行われ、第二部では御諏訪太鼓の家元、故小口大八さんの3回忌公演として、小口さんとゆかりのある4団体が出演した。
上田市の満願寺の住職、堀川宥玄さんは、般若心経を唱えながら「祈り」を、小口さんの孫で太鼓奏者の山本真琴さんは、代表曲「阿修羅」を演奏し、力強いバチさばきを見せていた。 -
上伊那地区統計グラフコンクール審査会
上伊那地区統計グラフコンクール審査会が、8月30日伊那市役所で開かれた。
コンクールには、上伊那の小中学校から452点の応募があり5つの部門毎に分け審査が行われた。
作品は、カエルが鳴いている時間帯と翌日の天候の関係について調べた物や、特許の出願状況を都道府県ごとに調べたもの等さまざま。
審査員は、表のまとめ方や色の使い方データの整理方法などについて審査した。
審査の結果、各部門から県の第二次審査会へは、合計45点の作品が出品される。 -
無量寺の石仏 町審議委員などが視察
箕輪町の文化財保護審議会は31日、北小河内にある無量寺の宝筐印塔の視察を行った。
文化財保護審議会のメンバーや地元の住民など約20人が視察した。
町の文化財に指定されている無量寺の宝筐印塔を県の宝「県宝」に指定してもらうよう、6月2日付で地元北小河内から町に要望が出され、それをうけ町の審議会が視察した。
伊那市文化財審議委員会の竹入 弘元委員長が解説した。
町文化財保護審議会では、「視察結果や県宝に指定されている他の石造物の見学をふまえ、審議会で結論をだしていきたい」と話していた。 -
伊那小恒例のPTAバザー
伊那小学校の恒例行事「PTAバザー」が28日、伊那小学校体育館で開かれ、多くの人たちで賑わった。
今年のバザーには、PTAやクラスなど25店が出店した。
バザーは、各家庭で使われなくなった雑貨や、子ども達が総合学習で作ったものを販売する場として毎年開かれている。
会場では本やバッグ、おもちゃなど、まだまだ使える中古品が格安で並び、訪れた人たちが買い求めていた。
また、総合学習で農業に取り組んでいる6年森組は、自分たちで育て収穫した米を使って、焼きおにぎりや甘酒アイスを販売した。
店には次々に人が訪れて、おにぎりやアイスを買い求めていた。
バザー実行委員会の宮脇浩実行委員長は「毎年多くの人にきてもらい大変うれしい。今後も続けていきたい」と話していた。
なお、バザーの収益は、子ども達の学習活動に役立つものの購入に充てられるという。 -
信州伊那井月俳句大会
漂泊の俳人、井上井月を偲ぶ「信州伊那井月俳句大会」が29日、伊那市の高遠町総合福祉センターやますそで開かれた。
俳句大会の表彰式が行われ、受賞者に賞状が贈られた。
第19回信州伊那井月俳句大賞には、塩尻市の樋口芦笛さんの作品「植樹祭 霧が雫と なりにけり」が選ばれた。
ICT放送エリア内では、伊那市長賞に箕輪町の井原茂雄さんの作品「長生きに 深き淵あり 冬の虹」が、
長野日報社賞には伊那市の溝口幸子さんの作品「駅前の パン屋が好きで 街薄暑」が選ばれている。
また、小中学生の部で特選に選ばれた児童や生徒にも賞状が贈られた。
今年は、一般の部に1247句、小中学生の部に5654句の作品が寄せられ、遠くは埼玉県の小学校からも応募があったという。
井月俳句大会実行委員会の城取信平委員長は「多くの人たちから作品が寄せられ大変うれしい。俳句大会をこれからも長く続けていきたい」と話していた。 -
水難事故に備え着衣泳
伊那市の伊那北小学校で30日、水難事故に備え服を着たまま水にはいる着衣泳が行われた。
2年生2クラス約70人が体験した。
伊那北小では、プールが終わる毎年この時期に着衣泳を行っている。
児童らは、徐々に水の中に入っていき頭まで水につかった。
水を含んで服が重くなり、水着で泳ぐときとの違いを実感していた。
伊那北小学校では、「服に入り込んだ空気により視界が悪くなることや、体は浮くが手足が動かしにくくなることなどを体験してもらいたかった。水の事故は命に関わるということを忘れないでほしい」と話していた。
最後に児童らは、いざという時は浮いている物につかまり慌てず救助を待つなどの対処法を教わった。 -
3年ぶり復活 児童会まつり
箕輪町の箕輪東小で30日、児童会主催による「児童会まつり」が行われた。
児童会まつりは、児童達からの要望で、今年3年ぶりに復活した。
祭りには、射的や物当てクイズなど委員会ごとに企画した催しが用意された。
このうち給食委員会は、箱の中身を当てる「物当てクイズ」を企画した。
児童らは、恐る恐る手を入れ中の物を予想した。
図書委員会では、本あてクイズを企画した。
風船を割って中の紙に書かれている本を探すゲーム。
図書館にある約5,500冊の本の中から1冊の本を探していた。
箕輪東小の山岸敬明校長は「楽しむ側と楽しませる側が1つになって取り組んでいて感動しました」と話していた。 -
中学3年生が上農高校体験入学
上伊那農業高校で27日、中学3年生を対象にした体験入学が行われた。
上農高校では、学習内容を理解してもらうために毎年体験入学を行っている。
今回、上伊那を中心に、諏訪や下伊那から418人が訪れた。
体験入学では、田植え機の使い方を教わった生徒が実際に動かしていた。
動物実験についての説明を受けた生徒らは興味深げにマウスを見ていた。
上伊那農業高校の西村清利教頭は「どんなことを学ぶのか内容をしっかりつかんで、自分にあっている分野を見つけてほしい」と話していた。
上農高校の来年度の募集定員は11月に決定する予定。 -
星と宇宙の教室2010
星や宇宙について学ぶ講演会が、28日、伊那市の創造館で開かれた。
これは、創造館が小中学生を対象に企画したもので、会場には約20人が集まった。
28日は、国立天文台の縣秀彦(あがたひでひこ)さんが「星と宇宙とはやぶさのおはなし」と題して講演した。
夏に見ることができる天の川について縣さんは「銀河系を横から見たものが天の川。銀河系は遠く離れているが、肉眼で見えるくらい星が集まっている」と説明していた。
また、今年6月に地球に戻ってきた「惑星探査機はやぶさ」について「世界初の無人探査機が、直径540メートルの惑星に着陸し、7年もの年月をかけて戻ってきたのはすごいこと」と子どもたちに説明していました。
縣さんは「宇宙はとても広く奥が深い。みなさんもぜひ宇宙に興味を持って下さい」と話していた。 -
高遠高校文化祭一般公開
伊那市高遠町の高遠高校の文化祭「兜陵祭」が28日から始まり、一般公開されている。
今年は第50回の文化祭で、全校生徒で制作したモザイク壁画をはじめ、クラスやクラブによる発表などが行われている。
モザイク壁画は毎年恒例で、今年は海外の女性アーティストをテーマに、約1カ月かけて作ったという。
中庭では、誰の似顔絵か、周りの人に当ててもらう似顔絵クイズが行われ、生徒達が似顔絵を見て楽しんでいた。
展示では、1年C組が死刑について発表した。
死刑の歴史や拘置所、死刑囚の日常生活など調べたことを模造紙に書いて展示した。
訪れた人はクイズに挑戦し、展示の中から答えを探していた。
兜陵祭は29日も一般公開される。
時間は午前11時から午後3時まで。 -
高遠中生が園児と交流
高遠中学校の2年生が25日、高遠第一保育園を訪れ、園児と交流した。
園児との交流は高遠中学校の保育の学習の一環で行われたもので25日は2年生約20人が保育園を訪れた。
生徒らは、保育の学習で幼児の成長について勉強していて、園児との交流は今回で2回目。
前回は園児がどんな遊びをしたいかを聞き、今回は割りばしで作った鉄砲や、ぬいぐるみなど手作りのおもちゃを持ち寄った。
生徒らは園児に遊び方を教えたり、会話をしながら交流を深めていた。。
生徒らは、今回の交流や学校で学んだことをまとめ、10月の文化祭で保育について発表するという。 -
邦楽子どもの集い
上伊那で邦楽を学ぶ子どもたちの発表会「邦楽子どもの集い」が22日、伊那市のいなっせホールで開かれた。
発表会では、5歳から高校3年生までの25人が、練習の成果を披露した。
邦楽子どもの集いは、年に1回、毎年開かれていて、今年で11回目。琴などを教える伊那三曲協会の上伊那の9つの教室に通う子どもたちが発表した。
小さな子どもたちは、童謡にあわせて歌いながら、琴を演奏していた。
伊那三曲協会では、「邦楽を習う子どもの数も減少傾向にあるが、日本の伝統芸能を廃れさせないために、子どもたちにも学ばせていきたい」と話していた。 -
みすず寮で水墨画展
伊那市美篶の特別養護老人ホームみすず寮では、鳥や動物などを描いた水墨画が展示されている。
水墨画は伊那市小沢の唐澤幸一さんが描いたもので、額装や掛け軸など10点が並んでいる。
唐澤さんは、ボランティアでみすず寮を訪れたことがあり、今回は趣味としている水墨画を楽しんでもらおうと、これまで書きためた作品を展示した。
唐澤さんは、ほとんど独学で水墨画に取り組んできたということで、自分なりの個性のある作品を作りたかったという。作品には、楽しみながら水墨画を見てもらおうと、動物の気持ちを代弁した文章も添えられている。
これらの作品は今月31日まで展示されている。 -
田楽座で国際交流
伊那市富県の歌舞劇団田楽座で開かれた体験学習会に、今年はスイスから大勢が参加し交流を深めた。
歌舞劇団田楽座は、毎年、夏の間、日帰りや一泊二日のメニューで太鼓や踊りの体験学習会を開いている。
13、14日の2日間のコースには今年、27人のスイス人が参加した。
昼は太鼓や踊りなどそれぞれのコースで体験をし、夜は様々なグループが混ざっての交流会。始めに、田楽座がミニ公演を行った。
その後、軽食を楽しみながら参加団体が得意の演目を披露した。
今回、スイスのグループを率いてきたのは、レミ・クレメンテさん。レミさんは、日本に留学中、和太鼓に出合い、現在はスイスでプロの和太鼓奏者として活動している。
田楽座とも以前から交流があり、去年初めてこの体験会に参加し、今年は仲間を連れてきた。
交流会では、それぞれのグループが入り乱れて、田楽座のオリジナル曲を演奏した。
国や地域を越えた和太鼓による交流は夜遅くまで続いた。 -
青野恭典写真展
写真家、青野恭典さんの写真展「日本の自然」が、伊那市西春近のかんてんぱぱホールにあるフォトアートギャラリーで開かれている。
会場には、富士山や阿蘇、能登半島、世界遺産の白神山地など、日本全国津々浦々の自然を切り取った52点が並んでいる。
今回のテーマは「日本の自然」で、青野さんは、「自然の中にたたずむ臨場感を感じてほしい」と話している。
青野さんは、「自然は創造の宝庫で、芸術の源。自然がいつも身近にあることを祈りつつ、その素晴らしさを宝として守っていきたい」と話している。
この写真展「日本の自然」は、来年2月20日まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールフォトアートギャラリーで入場無料で開かれている。 -
千葉市の児童が長谷に農山村留学
伊那市長谷に4泊5日で農山村留学に訪れている千葉市の小学生らが23日、長谷小学校を訪れ児童と交流した。
農山村留学に訪れているのは、千葉市にある寒川小学校の6年生86人と生浜西小学校の6年生58人。
長谷小高学年の児童と交流会を開き、それぞれの学校や地域の紹介をした。
千葉市の長谷地域への農山村留学は、平成13年から行われていて今年で10年目。
交流会では、長谷地域に古くから伝わる「ざんざ節」を3校全員で踊った。
千葉市の児童らは、ざんざ節保存会の動きを手本に、見様見真似で一生懸命踊っていた。
寒川小と生浜西小の児童らは24日まで長谷地域に滞在することになっている。 -
諏訪形御柱 山出しを前に縄綯い
7年に一度行われる伊那市西春近諏訪形の御柱祭。
9月の山出しを前に22日、諏訪神社境内で御柱を引くための縄綯いが行われた。
氏子ら約200人が参加した。
わらは、氏子らが持ち寄ったもので、最初に長さを揃え、水に浸した後、叩いて柔らかくした。
その後、掛け声に合わせ、リズムを取りながら、縄を綯っていった。
縄は、直径10センチ、長さ40メートルほど。
諏訪形では2本綯い、山出しや里曳きの時、御柱に取り付け引き綱となる。
はさみで形を整え、塩水に浸して完成する。
完成した縄は、山出しまで神社に保管される。
諏訪形諏訪神社の御柱祭は、9月5日に山出しが行われる予定。 -
南信協同公演「花よりタンゴ」
伊那文化会館附属劇団南信協同の本年度の公演が14、15日の2日間行われ、団員が熱の入った演技を披露した。
今回公演したのは、井上ひさし作の「花よりタンゴ」という戯曲。
昭和22年、戦後の日本が舞台。戦争で大黒柱を失った4人姉妹は、わずかに残った全財産を元にダンスホールを開業するが、不発弾が爆発したり、不当に土地を明け渡すよう要求されるなど、次々に困難が訪れる。そんな中でも、明るく前向きに生きる女性の姿を描いた作品。
今回、南信協同は初めてダンスと歌に挑戦した。
専門家を招いて練習してきたということで、これまでと違った南信協同の舞台を作り上げていた。