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碓井伍一さん絵を母校に寄贈
伊那市の造形画家碓井伍一さんが17日、母校の伊那中学校を訪れ、自作の絵画を寄贈した。
碓井さんは、昭和26年度の卒業生で、美術教諭として伊那中で教壇に立ったこともある。
退職後、本格的に絵を描き始め、2003年から昨年まで、フランスの歴史ある公募展ル・サロン展で7年連続で入選している。
今回寄贈された絵は、碓井さんの心の中を表現したという「律動」。心臓の鼓動のように繰り返されるリズムを円で表し、その円が新しい形をつくり出している。
この絵は、全校生徒が見られるようにと、体育館につながる廊下に展示されるという。 -
南箕輪村農業講演会
改正された農地法について学び、今後の地域農業を考えようという講演会が15日、南箕輪村のフォレスト大芝で開かれた。
これは南箕輪村農業委員会などが開いたもので、村内の農家ら約40人が集まった。
講演会では、信州大学農学部の加藤光一教授が、昨年12月に改正された農地法について説明した。
加藤教授は、これまでの農地法では農地の貸し借りを規制していたのに対し、改正された農地法は企業や近くに住んでいない人にも農地を貸すことができるようになったことを説明した。
また、さまざまな人が農業に参入してくる中、「今後地域としては、いろんな立場の人の声を聞きながら、地域に合った農業のあり方を模索していく必要がある」と話した。 -
伊那まつりテーマ決まる
今年の伊那まつりのテーマとキャッチフレーズが決まった。テーマは「絆」、キャッチフレーズは「集え!踊れ♪Yes we can!!」となっている。
16日夜、第3回伊那まつり企画会議が開かれ、決まった。
会議ではほかに、第40回記念の伊那まつりに向け開かれている祭り改革プロジェクトチームについて、「どのように話し合いが進んでいるのか公開してほしい」といった意見が出されていた。
今年の第38回伊那まつりは、8月7、8日を予定している。
テーマや日程は、4月に開かれる伊那まつり実行委員会で正式に決定される。 -
カメラリポート~信州大学国際シンポジウム2010
中国、インドネシア、バングラデュシュ・・・
様々な国からきた信大農学部の留学生と地元の子供達との交流会が開かれた。
彼らは大学院で、森林政策や機能性食品など国際的なレベルの高い研究をしている。
母国に帰れば政府機関で働きながら国の発展のために欠かせない研究に携わるような優秀な人材だという。
そんな彼らのために信大農学部では、留学生が地域の人と交流ができる環境作りにも力を入れている。 -
自宅の守り本尊「大日如来像」公開
箕輪町下古田の小林曽さん宅では、小林家の守り本尊である「大日如来像」を公開している。
小林家に代々伝わる、大日如来像は江戸時代中期のものとみられ、晴賢という仏師が17歳の時に彫ったものだという。
この如来像は、普段は、近くの祠にまつっているが、今回初めて、自宅で公開する事にした。
また如来像の公開にあわせて、「うちの小さな博物館」と題し、小林家の家宝なども展示している。
小林さんの先祖の家系図や、武士の扶持を記した書状、江戸時代の煙草入れやキセル、明治時代の上伊那の地図など珍しいものが並んでいる。
また、隣の部屋では、小林さんが趣味としている俳句を詠んだものや、掛け軸なども展示している。
小林さんは、「普段お目にかかることがないものがたくさんあると思う。わが家の小さな博物館を見てもらいたい」と話している。
これらは1ヶ月ほど展示するということで、興味があればだれでも見学できるという。
問い合わせは電話79竏・284(小林さん) -
上伊那農業高校生徒 学習成果発表
南箕輪村の上伊那農業高校、園芸科学科の3年生が18日、3年間の学習の成果を発表した。
この日は、園芸科学科の生徒40人が、今年1年、それぞれのグループで取り組んできた課題研究のまとめを発表した。
研究発表会は、3年間の学習の成果を披露するとともに、外部の審査員から評価してもらい、専門的立場からの見方を学ぼうと開かれた。
審査員には、独立行政法人、農業・食品産業技術総合研究機構で、花の品質などを研究している市村一雄さんを迎えた。
観賞植物コースで、丈が伸びないヒマワリを鉢ものにして販売できないか研究してきたグループは、実際に自分たちでヒマワリを栽培し、販売した成果を示し、「ヒマワリの鉢植えは珍しく、販売品目としての可能性はある」と発表した。
審査員の市村さんは、「新しい分野に積極的に取り組む姿勢が良い。また、市場価値があるかどうかまで踏み込んでいる点も評価できる」と講評した。 -
東京で企業立地セミナー
上伊那の8市町村や県、商工団体などで作る「上伊那地域産業活性化協議会」は、首都圏の企業を上伊那に誘致しようと、18日、東京都千代田区で企業立地セミナーを開いた。
セミナーを開いた上伊那地域産業活性化協議会は、平成19年10月に設置されたもので、地域産業の活性化を図ろうと取り組みを行っている。
このセミナーは、環境・人材など地域資源が豊富で、立地条件がよいことなど上伊那の魅力をPRするために、今回初めて開かれたもので、首都圏の企業や金融機関など約50人が参加した。
セミナーでは、カメラの製造からトマト栽培に事業転換した、中川村に工場を持つGOKOカメラ株式会社が上伊那での事業について講演したほか、上伊那地域の紹介、情報交換などが行われた。
セミナーでの感触について、伊那市の職員は「上伊那のよさ、上伊那で事業展開する魅力を伝えられたと思う」と話していた。
協議会では、こうした活動を通して、企業を上伊那に誘致し、産業の振興・雇用の創出につなげたいとしている。 -
バンクーバー五輪スピードスケート 新谷選手を地元宮田村で応援
バンクーバーオリンピックスピードスケートに出場している新谷志保美選手の地元、宮田村の応援団が17日、宮田村民会館で新谷選手に声援を送った。
会場には約200人が集まり、大型のテレビスクリーンを見ながら大きな声援を送った。
新谷選手のレースが始まると、会場からは一際大きな歓声が上がっていた。
新谷選手は14位に終わったが、会場に集まった応援団は新谷選手の健闘をたたえていた。 -
ペレット製造体験
箕輪町で14日、ペレットストーブの燃料となるペレットの製造体験などのイベントが開かれた。
森林保護などの活動に取り組んでいるNPO法人森のライフスタイル研究所が、ペレットがどのようにして作られているのかを知ってもらおうと開いた。
イベントではペレット製造機を使い、おがくずから長さ2センチ、直径7ミリほどのペレットが作られていた。
ペレットは廃材などを利用して作ることができ、地球温暖化の抑制や資源の有効活用につながる燃料として期待されている。
イベントに訪れた人たちは、機械をのぞきこんだり、ペレットに触れてみるなど興味を示していた。
森のライフスタイル研究所の竹垣英信代表は、「ペレットは間伐で出た木材などを使ってできています。これを燃料にすることで、二酸化炭素の排出を抑えるとともに、森林整備にもつながります」と話していた。
研究所では、ペレットの消費拡大を図るため、ペレットを燃料とするペレットストーブの普及にも力を入れていくという。 -
白鳥孝副市長 21日出馬表明へ
任期満了に伴い4月に行われる伊那市長選挙に、白鳥孝副市長が立候補する意思を固め、21日に正式に出馬を表明することがわかった。
立候補の表明は、21日日曜日の午前中に、白鳥さんの地元西箕輪の中条公民館で行なわれる予定。
白鳥さんは現在54歳。伊那北高校を卒業後、立教大学に進み、昭和54年に信英蓄電器箔株式会社に入社。平成16年に伊那市収入役に就任。平成19年から副市長を務めている。
現職の小坂樫男市長は、昨年12月の定例市議会で今期限りでの引退を表明。次期市長は、2人の副市長のどちらかにとの意思を明らかにしていた。
今年に入り、酒井副市長が不出馬を表明したことで、一気に流れは白鳥副市長に傾いていた。
白鳥副市長は、21日付で副市長を退職する辞表をすでに小坂市長に提出している。
白鳥さんの地元では、出馬表明後の21日午後2時から中条支部後援会の設立総会が、翌週の28日日曜日には、西箕輪地区の後援会組織も設立される予定で、4月の市長選挙に向けて動きは一気に活発化しそうだ。 -
伊那市平成22年度予算案発表
伊那市は17日、総額280億900万円とする平成22年度一般会計当初予算案を発表した。
平成22年度当初予算案の一般会計総額は280億900万円で、本年度より12億7500万円、率にして4.4%の減額となっている。
要因は市民税の減収で、個人では約5億4千万円、率にして15.7%減の29億5千万円。また法人では約2億3千万円、率にして33.3%減の4億6千万円となっている。
主な新規事業として中学校修了前の子どもに対し1人月額1万3千円を支給する子ども手当に12億6千万円、西箕輪地区の新しい保育園の建設に3億8千万円、講演会の開催や展示など4月に開館を予定している創造館の運営に4千万円、これまでの水道料に加え市税、保育料、住宅使用料のコンビニエンスストアーでの収納実施に170万円などが盛り込まれている。
このほか中小企業の融資や雇用対策など緊急経済対策事業に39億7千万円を計上している。
この予算案は24日開会の伊那市議会3月定例会に提出される。 -
伊那里診療所廃止へ
これまで休止となっていた伊那市長谷市野瀬の伊那里診療所が、廃止される見通しとなった。
伊那里診療所は平成19年11月から、ここで勤務していた医師の体調不良により、休止状態となっていた。
伊那市ではこの医師の回復が見込めないため、来年度から伊那里診療所を廃止するとして、伊那市議会3月定例会で廃止のための条例改正案を提出することにしている。
休止前までは1日平均10人ほどの患者がいたが、現在は同じ長谷地区にある美和診療所で対応しているという。
伊那市では、廃止が決まれば建物の後利用についても検討していくという。 -
長藤駐在所 高遠町交番に統合へ
伊那警察署は、伊那市高遠町の長藤警察官駐在所を来年3月末をもって廃止し、高遠町警部交番へ統合する方針を示した。16日開かれた高遠町地域協議会で示された。
長藤駐在所は現在、一人の警察官が駐在しているが、廃止後は高遠町警部交番へ配置されることになる。
廃止の理由として、国道152号バイパスを使えば10分程度で高遠町交番まで行けること、駐在所は夜間や土日は警察官がいないが、交番では24時間体制がとられていることなどを挙げている。
長野県警察本部は、組織や人員の効果的な配置、業務の合理化について検討した結果、交番や駐在所の見直しを求めていて、長藤駐在所の統廃合もこれを受けて実施される。
伊那署では今後、立地条件や事件・事故の発生件数など総合的にみて、管内すべての交番や駐在所のあり方について検討していくという。
なお伊那署では、老朽化が進んでいる高遠町の藤沢駐在所について、来年度中に移転新築する方針も示している。 -
高校入試前期選抜合格発表
公立高校前期選抜試験の合格発表が17日、県内の高校で一斉に行われた。
このうち伊那北高校では、午後1時に校舎前に掲示板が設置されると、生徒や保護者が番号を確認していた。
生徒は、自分の受験番号を見つけると、嬉しそうに携帯電話のカメラで写真を撮っていた。
前期選抜試験は、今月9日に実施された。
伊那北高校では、普通科で36人の募集に対し72人が受験し倍率は2倍、理数科は36人の募集に対し52人が受験し倍率は1.4倍だった。
上伊那全体では、929人が受験し582人が合格している。 -
市保育料19市中2番目の安さ
伊那市の平成20年度の保育料は県下19市の中で2番目に安かったことが分かった。
16日夜伊那市役所で開かれた、伊那市保育園運営協議会で報告された。
それによると、伊那市の1カ月の保育料の平均は1万8942円で19市の中で2番目に安く、最も安かったのは大町市で1万7439円、最も高かったのは安曇野市で2万4540円となっている。
また本年度、不況の影響で所得が前年度の50%以下となった家庭に減免措置がとられ、6人が対象となり減額の合計は68万4千円となっている。
本年度の保育料の滞納額の合計は1月31日現在で211万円、 繰り越しを合わせると1143万円となっている。
伊那市では、毎月新たに約120万円の滞納が発生していることから、滞納額の抑制が最重要課題だとしている。 -
高遠リサイクルフリーマーケット
使わなくなった衣服や日用品などが並ぶ、高遠リサイクルフリーマーケットが11日、伊那市高遠町福祉センターやますそで開かれた。
11日は県内外から訪れた出品者のおよそ30ブースが並んだ。
このフリーマーケットは、地域の活性化を目的に毎年開かれているイベントで、今年で15回目になります。
各ブースには古着や家財道具が並んだ他、手作りの工芸品なども販売され、訪れた人たちは商品を手にとりながら希望の品を探していた。
主催者の丸山宏一さんは「フリーマーケットを通じて、たくさんの人が高遠に訪れてくれたらうれしい」と話していた。 -
広木克行講演会 不登校や引きこもりについて考える
不登校に悩む人たちのカウンセラーなどをつとめる広木克行さんによる講演会が14日、伊那市のいなっせで開かれた。
講演会は不登校や引きこもりについて考えようと、上伊那子どもサポートセンターが開いたもので、会場には約100人が集まった。
講師の広木克行さんは、「子どもたちの生きづらさに寄り添う」という演題で話をした。
広木さんは不登校の子どもが増えている原因について、学校の成績という同じ物差しで全ての子どもを競わせている社会や教育の仕組みを挙げた。
また子どもに、勉強だけしていればよいという家庭が多く、できない子どもは家にも学校にも居場所がなくなり、ひきこもりや不登校につながると指摘した。
広木さんは、「親が不登校を正しく理解し、家庭に居場所をつくる。また心のエネルギーを取り戻せるまで休ませることで、子どもの育ち直しは可能だ」と話していた。 -
古いひな人形を園児が見学
箕輪町にある江戸時代の豪農屋敷「箕澤屋(みさわや)」に、約180年前のひな人形などが展示されている。
屋敷の中には、江戸時代の後期や明治時代に作られた珍しいひな人形など、約70体が並んでいる。
16日は、近くの沢保育園の園児たちが訪れ、人形を見学しました。
箕澤屋は、江戸時代、この地域に多くの土地を持っていた大地主の屋敷で約150年前に建てられた。
屋敷の中に古いひな人形が眠っていたことから、この時期に展示し、一般にも公開している。
最も古いとされる「享保(きょうほ)びな」は、180年ほど前に作られたと見られ、お内裏様が着物の外に足を出しているのが特徴。
ほかにも、120年前に作られた「古今びな」や、明治初年に作られたものなどさまざまな人形が並んでいる。
人形は3月中旬まで展示していて、一般にも公開している。 -
信大農学部でジャムとはちみつの販売
南箕輪村の信州大学農学部で16日から、学生達が実習で作ったジャムとはちみつの販売が始まった。
ジャムは、イチゴ・ブルーベリー、マルメロなど9種類で、今年は新たに、ブドウの一種キャンベルアーリーとポートランドが加わった。
ジャムは、農学部で収穫された果実を食料生産科学科の2年生が実習の一環で加工した。
朝8時30分の販売開始とともに多くの人が訪れ、試食をしながら選んでいた。
ジャムは1瓶200グラム入りで価格は320円から500円となっていて、リンゴとナイアガラ以外は数に限りがあり、購入は1人2個までとなっている。
収穫量の少なかったプルーン・マルメロのジャムとはちみつは1人1瓶となっている。
関係者は「地域の多くの人達にジャムを味わってもらいたい」と来場を呼び掛けている。
ジャムは、学内の生産品販売所で販売している。 -
確定申告始まる
平成21年分の確定申告の受け付けが16日から、全国一斉に始まった。
このうち、上伊那地域の申告会場となっている伊那市のいなっせにも、手続きをするため、大勢の人たちが訪れている。
初日の16日は自営業者などが窓口を訪れ、係員に教わりながらパソコンなどで所得税の申告をしていた。
所得税の確定申告は、自営業者や、給与が2千万円以上ある人が対象となる。
また、家を建てるためにローンの借り入れをしたり、10万円以上の医療費を支払った人は、税金の払い戻しを受け取ることができる。
所得税の確定申告は3月15日まで。 -
はなまる地域探検隊「こころ育むフォーラム」で全国表彰
週末を利用して小中学生が様々な体験をする伊那市の事業「はなまる地域探検隊」が、こころを育む総合フォーラムで、全国の奨励賞を受賞した。
13日(土)に東京で表彰式が行われ、はなまる地域探検隊の伊藤元郎隊長が表彰状を受け取った。
表彰式は、子ども達の心を育む活動を募集・表彰し、優れた活動を全国に紹介しようと、2008年度から、パナソニック教育財団が行っている。
はなまる地域探検隊は、学年を超えた活動を続ける中で子ども達の思いが引き継がれ、さらに広がっていくことが期待できると評価された。
地域探検隊は、全国の個人や団体から応募のあった145件の中から16件のうちの一つに選ばれ、団体の部・中部ブロック奨励賞を受賞した。
こころを育むフォーラムで伊那市の活動が表彰されるのは今回が初めて。 -
渓流釣り 解禁
上伊那の天竜川水系で16日からイワナやアマゴなどの渓流魚を釣る渓流釣りが解禁となった。
16日は朝早くから伊那市の小黒川や小沢川などに釣り人が入り、今シーズン初めてのアタリの感触を味わった。
15日に降った雨の影響で水温が低くコンディションはいま一つだったようだが、訪れた釣り人達は、ポイントを見つけては竿を下ろしていた。
市内から訪れたある男性は約3時間でアマゴ等3匹を釣り上げた。
辰野町から中川村までの天竜川とその支流を管理する天竜川漁業協同組合では、今年も渓流釣りを楽しんでもらおうと、2月に500キロのアマゴを放流している。 -
長野県地域いきいき実践塾修了式
高齢者を対象とする「長野県地域いきいき実践塾伊那支部」の修了式が15日、伊那市の伊那合同庁舎であった。
15日は、今年度この講座を修了する26人が、上伊那地方事務所の宮坂正巳所長から、修了証書を受け取った。
いきいき実践塾は、高齢者に積極的な社会参加をしてもらおうと開かれている。
受講期間は1年間で、その間、実習やグループ討議などを行いながら、企画力や自己表現力を身に付ける。
修了生代表の二階堂正智さんは、「修了生それぞれがすでに地域で活動している。講座で培ったことを今後に生かしたい」と話した。
また、宮坂所長は、「協力し合い、力を出し合った経験は今後にも役立つと思う。地域づくりの担い手として活躍してほしい」と激励した。
今年度の修了生の内訳は、男性が8人、女性が18人。平均年齢は66.7歳で、最高年齢者は85歳の男性となっている。 -
フルートアンサンブルコンサート
フルート愛好者でつくる伊那フルートアンサンブルによるコンサートが14日、伊那市のいなっせで開かれた。
フルートアンサンブルコンサートは、毎年この時期に開かれていて、今回で7回目。
クラシックや日本のポップスなど22曲を披露した。
また今年はコンサート当日が2月14日のバレンタインデーということもあり、愛をテーマにした曲も多く演奏された。 -
高遠城址公園桜の開花予想日4月10日
民間の気象予報会社ウェザーニューズは15日、高遠城址公園の桜の開花予想日を4月10日と発表した。
ウェザーニュースによると、高遠城址公園の桜の開花予想日は4月10日。13日を五分咲きとし、満開は15日から17日にかけて、また散り始めを18日としている。
桜の開花予想については、民間のウェザーニューズのほか、日本気象協会、ウェザーマップのサービス内容が充実してきたことを受け、気象庁は今年から発表を行わないことを決めている。 -
観光ボランティアガイド研修会
観桜期の高遠城址公園などで活躍が期待される、伊那市観光ボランティアガイドの講習会が11日、伊那市高遠町福祉センターやますそで開かれた。
11日はボランティアガイド約30人が受講した。
講習会は、伊那市観光協会が実施した、観光ボランティアガイド養成講座を修了した人たちを対象に、よりよいガイドをしてもらおうと開かれた。
講師は高遠町地区内で案内をしているボランティアガイドグループ、ふきのとうの会の小田中一男会長が務めた。
小田中さんは、観光客から10分間で案内してくれと頼まれた体験談を話し「ガイド出来る時間がたっぷりあるとは限らない。目で見てわかるようなものを作ることで時間を短縮することができる」と説明していた。
また話し方については「人数に応じた声の大きさで、明るく丁寧に、相手の目を見て」と呼びかけていた。
小田中さんは「客の立場に立って、ニーズに合ったガイドをしてもらいたい」と話していた。 -
松田教育委員長が講演
男女共同参画セミナーと伊那市女性人材バンク登録者を対象にした研修会が10日、伊那市役所で開かれた。
伊那市教育委員長の松田泰俊さんが「時代を背負う子どもに学ぶ」の演題で話した。
松田さんは、福寿草を例えに、すべての生き物は同じ根でつながっているという意味の万物同根という言葉を紹介。
伊那市の西春近北小学校で1年生を教えた時に、子どもたちから命の尊さや自然への畏敬の念、感性を学んだ経験を紹介し、「思考と行動が一体となって、自然と一つになっている子どもたちから私たちは学ばなければいけない」と話していた。
研修会には、40人が参加し、講師の話に耳を傾けていた。 -
シルバー人材 会員作品展
伊那広域シルバー人材センターの会員作品展が、伊那市西町のセンターで開かれている。
会場にはセンターに登録する700人のうち約100人の作品264点が並んでいる。
作品展は、会員同士の親睦を深めようと、趣味で作った作品を持ち寄ったことをきっかけに始まったもので、今年で17回目になる。
人形、盆栽、ちぎり絵、書道など多種多彩な作品が並んでいる。
伊藤裕偉会長は「会員同士の良い刺激になる。来年はもっと多くの作品が出品できたらうれしい」と話していた。
伊那広域シルバー人材センターの会員作品展は18日まで。時間は午前9時から午後4時まで。 -
中国語教室の子どもが新年会
箕輪町文化センターで13日、旧正月に行われる中国の新年会が開かれ、中国語教室に通う子どもとその保護者ら約40人が楽しんだ。
教室は町内に住む日本語しかわからない中国人の子ども達に、母国の中国語を教えようと始まったもので、現在は日本人を含む約10人が通っている。
中国では正月よりも旧正月にパーティーなどを開いて祝うのが一般的とされていることから、中国の文化に触れてもらおうと新年会が開かれた。
祝いごとの時には水餃子を食べる風習があることから、この日は水餃子を囲んで中国語と日本語を交えたなぞなぞなどをして楽しんでいた。
中国語を教えている有田波江さんは「中国と日本は近いが文化の違いはたくさんある。こうしたパーティーなどを通じて、母国の中国の文化に触れるきっかけにしてもらえたら嬉しい」と話していた。 -
ジビエ活用技術研修会
野生鳥獣被害をもたらす鹿やイノシシ等の捕獲や、肉の活用について学ぶ研修会が15日、南箕輪村の信州大学農学部で開かれた。
研修会は、野生鳥獣対策の先進地に学ぼうと開かれ、県内外の自治体の関係者や大学生ら20人が参加した。
研修会は3日間の予定で行われ、初日は、罠を使った捕獲方法の説明や肉の活用事例について発表が行われた。
罠の説明では、上伊那猟友会のメンバーが、括り罠の取扱方法や仕掛けのコツについて説明していた。
メンバーは、「仕掛ける前に水につける、運ぶ時は素手で触らないなど人の匂いをつけないことが大切」と話していた。
このほか、県猟友会が国からの補助を受け導入したコンピューターを使った模擬銃の体験も行われた。
コーディネーターの信州大学農学部の竹田謙一准教授は「命あるもの、貴重な食資源として認識し、有効な活用方法を見つけていきたい」と話していた。
研修会は17日まで行われ、今後、捕獲現場の見学や調理実習などが予定されている。