-
伊那市長選立候補予定者公開討論会
伊那青年会議所は、任期満了に伴う伊那市長選挙の立候補予定者による公開討論会を4月17日土曜日に、伊那市の伊那市民会館で開く。
29日に記者会見が開かれ、宮坂義弘理事長らが、討論会の詳細を説明した。
公開討論会では、伊那青年会議所が質問項目を4つほど用意し、1問ごと、それぞれの候補者に考えを聞く。
質問の内容としては、伊那市の医療体制、リニア中央新幹線、新ごみ中間処理施設などを想定している。
一般の人からも意見や質問を募集する。
公開討論会は4月17日土曜日午後6時45分から、伊那市の伊那市民会館で、入場無料で開かれる。 -
会員に女王蜂配る
伊那市地蜂愛好会の通常総会が、28日伊那市西箕輪の羽広荘で開かれ、参加した会員に女王蜂が配られた。
総会には会員約50人が参加した。
伊那市地蜂愛好会は、蜂追い文化の伝承や地蜂の保護を目的に平成9年に発足し、蜂追いの体験学習や、地蜂の巣コンテストなどを行っている。
この日は、去年秋に捕まえ越冬させた女王蜂が会員に配られた。
現在、女王蜂の越冬は愛好会の役員が行っている。
ここ数年温度の安定する冷蔵庫で越冬をさせているが、酸欠で弱ってしまう女王蜂もいるという。
小木曽大吉会長は「女王蜂の越冬は非常に難しく、現在も試行錯誤している。良い方法を見つけて、大きい巣を作る元気な女王蜂をみなさんに配りたい」と話していた。 -
伊那ミニ予選敗退
ミニバスケットボールの全国大会に出場した、伊那ミニバスケットボールの女子チームは、予選リーグ1勝1敗で決勝トーナメント進出はならなかった。
第41回全国ミニバスケットボール大会は、28日から東京の国立代々木競技場体育館で開かれた。
伊那ミニは28日、栃木県代表の新橋ヴィクトリーパワーズに43対、40で勝ち1勝をあげた。
29日は同じく1勝している広島県代表の南観音ミニバスケットボール同好会と対戦した。
しかし、序盤から高さに優る相手にリードを許す展開となり23対44で敗れた。
結果1勝1敗で予選リーグ敗退した。 -
北福地諏訪社御柱祭 山出し式
今年は、7年に1度行われる諏訪大社御柱祭の年。
伊那市富県北福地の地区住民らは27日、地区で行われる諏訪社の御柱祭用の御柱の見立てと山出しの儀式を高烏谷山の区有林で行った。
山出しの儀式は、御柱を里までおろすことを山の神様にお願いするもの。
諏訪市の諏訪大社に向けて二礼二拍手一礼をすると、木遣り衆が山の神様に御柱を里におろす願いの木遣りを歌った。
式が終わると御柱を切るための木入れの儀式が行われた。
御柱は、直径30センチ以上、高さ9メートルほどのものが選ばれる。
木入れの儀式が終わると、選ばれた御柱を切り倒し、木遣りに合わせて全員で引き上げ作業を行った。
この日切り倒した御柱は地区の集落センターで保管され、4月4日の祭典本日に里曳きで地区内をまわるほか、立て御柱の儀式で地区内に立てられる。 -
セラピーロードモニターツアー
南箕輪村大芝高原内に設置されている森林セラピーロードで、より効果的なウォーキングをするためのプログラム作成に向け27日、モニターツアーが実施された。
村内外から約30人が参加し、松本大学人間健康学部の学生と共にコースを歩いた。
森林セラピーロードは、大芝高原内の自然に親しみながら歩くことができるウォーキングコースで、ウッドチップが敷き詰められた3つのコースを楽しむことができる。
参加者は運動時間や消費カロリーなどの測定器を身につけ、セラピーロードを歩いていた。
南箕輪村では、今回のデータを基に、森林セラピーロードのより効果的な活用法を提供していきたいとしている。 -
伊那映像祭 力作上映
ビデオ愛好家でつくる伊那ビデオクラブの第3回伊那映像祭が27日、伊那市のいなっせで開かれた。
伊那ビデオクラブの会員が共同制作した作品などが上映された。
このクラブは、平成5年に発足し、現在30人の会員がビデオ制作に励んでいる。
映像祭は3回目で、今回は、会員が3つのグループに分かれ1年間かけて撮影、編集したそれぞれの作品を上映した。
このうち「伊那谷ふるさとはいま」は、伊那谷の8市町村の自然や文化遺産を映像化した。
BGMには、各市町村の歌を使っている。
会長の飯島尚美さんは、「伊那谷を再認識し、市町村の歌を歌い継いでほしい」と話していた。
映像祭では、過去に会員がコンクールに出品した上伊那の祭りをテーマにした作品も上映された。 -
親子座禅会で精神統一
伊那ライオンズクラブによる親子座禅会が27日、伊那市西町の長桂寺で行われた。
春休み恒例の座禅会は早朝に行われ、伊那市スポーツ少年団の子どもたちと保護者約90人が参加した。
この座禅会は、精神統一の場を提供し、青少年健全育成につなげたいと、毎年行われている。
参加者は、長桂寺の内藤英昭住職に座禅の仕方を教わり、本堂で足を組み、背筋を伸ばして静かに座った。
内藤住職は、「座禅は自己を整えるのに非常によい。合宿をするときにも座禅を取り入れたらいかがでしょうか」と話していた。
座禅が終わると、修行の食事として皆でおかゆを食べた。
参加したある女の子は、「座禅はテレビで見たことがあったけれど、思ったより大変だった」と話していた。 -
50年ぶり恩師の補習授業
昭和35年に南箕輪村の南箕輪小学校を卒業した当時の6年2組が27日、50年ぶりに恩師の補習授業を受けた。
50年ぶりの補習授業は、母校、南箕輪小学校で行われた。
6年2組は卒業当時42人で、この日は県内外から28人が集まった。
当時の担任だった小松煌さんは現在86歳で、辰野町に暮らしている。
卒業から50年の節目の年に、担任だった先生の話を聞く同級会を開こうと、今回の補習授業が計画された。
小松さんが教壇で出席をとり、授業が始まった。
すぐに泣く人、消しゴムが減るからと友達に貸してあげなかった人など、教え子の懐かしいエピソードを話していた。
小松さんには、教え子から花束が贈られた。
最後は、恩師や同級生との再会を記念して、校舎をバックに写真撮影をしていた。 -
猪苗代町の人たちが高遠町訪問
保科正之公が縁で伊那市と交流のある福島県猪苗代町の人たちが、正之公ゆかりの地を見学しようと25日、伊那市高遠町を訪れた。
訪れたのは、猪苗代町体験交流協会と「猪苗代の偉人を考える会」の30人。
猪苗代町では来年、保科正之公生誕400年祭を行う計画で、ゆかりの地を知ると同時に大河ドラマ化の運動について学ぼうと、今回訪れた。
一行は、高遠町歴史博物館で、保科正之像とお静地蔵を見たあと、博物館を見学していた。
初めて伊那市を訪れた人も多く、興味深く見学していた。 -
上伊那賛助会エコキャップ寄贈
長野県シニア大学のOBでつくる上伊那賛助会が26日、伊那市社会福祉協議会にエコキャップなどを寄贈した。
上伊那賛助会のメンバーが、支部ごとに集めたエコキャップや古布、プルタブなどを持ち寄った。
上伊那賛助会は、長野県シニア大学の伊那学部の修了生でつくる会で、現在約500人が活動している。
ボランティア活動にも積極的に取り組んでいて、エコキャップの寄贈は去年から行っている。
上伊那賛助会の唐澤定会長は、「キャップなどは不要となったものだが、集めれば役立つものになる。今後も社会貢献活動を続けたい」と話していた。
なお今回は、チリ大地震などの被災地に送る募金も集めた。
集まった4万5千円は、日本赤十字社を通じて被災地に送る。 -
上伊那総合卓球選手権大会
小学生から一般までの「卓球上伊那一」を決める大会が22日、伊那市の勤労者福祉センター体育館で開かれた。
上伊那の小学生から一般まで110人が参加した。
上伊那総合卓球選手権大会は、1年間の練習の成果を試すため、毎年この時期に上伊那卓球連盟が開いていて、今年で53回目の歴史ある大会。
試合は、男女別にシングルスとダブルスが行われ、初心者からベテランまで、さまざまな年代が参加して優勝を争った。
大会の結果、優勝は、男子ダブルスが村澤・平野ペア、女子ダブルスが千村・有賀ペア、男子シングルスが下島博人さん、女子シングルスが千村淳子さんとなっている。 -
上伊那書道展 28日(日)まで
漢字やかななど様々なスタイルの書道作品が並ぶ、上伊那書道展が26日から伊那市の伊那文化会館で始まった。
上伊那書道協会が毎年開いていて、今年で44回目になる。
漢字やかな、読むことができる書として定着してきている調和体、てん刻や刻字など流派や会派を超えた145点が出品されている。
新人からベテランまで、年齢層も幅広く、最年長者は86歳、今年は、若い女性からの出品が増えた。
作品の中には、バンクーバーオリンピックや御柱を題材にしたものも見られる。
上伊那書道展は、28日日曜まで、伊那市の伊那文化会館で入場無料で開かれている。 -
フェンシング 西藤俊哉君世界大会で優勝
箕輪町の小学6年生、西藤俊哉君は、ドイツで行なわれたフェンシングの国際大会で見事優勝し、26日平澤豊満町長に報告した。
西藤君と父繁さんは日本チームのユニフォームで役場を訪れた。
平澤町長に、賞状を見せながら、念願だった世界大会での優勝を報告した。
大会は、フェンシングの本場ヨーロッパのドイツハレ市で、3月20日と21日の2日間行われた。
4カ国から265人が参加した国際大会で、日本からは、去年の全国大会上位入賞者17人が出場した。
西藤君は、小学生男子の部で、見事頂点に立った。
優勝報告で、平澤町長から「オリンピックを目指してがんばってください」と声をかけられると、「がんばります。」と笑顔で応えていた。
4月からは、箕輪中学校の1年生になる西藤君。
5月の東日本大会が次の目標だ。 -
伊那と木曽 ビジネスマッチングプラザ
国道361号をキーワードに広域的なつながりで新たなビジネスチャンスをつかもうと、おととしから交流をしている伊那・木曽・高山地域ビジネスマッチングプラザ。伊那地域の炭と木曽地域の石鹸が融合した新しい商品が生まれた。
箕輪町にある株式会社伊那炭化研究所の炭を細かく粉状にして、塩尻市贄川(にえかわ)の化粧品製造販売業、友絵工房が石鹸にした。試作品が出来上がった段階だが、商品化を目指して本格的に取り組んでいくという。
伊那・木曽・高山ビジネスマッチングプラザは、おととし、権兵衛トンネルが開通したことをきっかけに、伊那木曽地域の企業が参加してスタート。去年からは、岐阜県高山市の企業も加わった。
26日は、伊那市内で4回目の交流会が開かれ、各地域から20社が出席し、自社製品を売り込むとともに、新商品開発や販路拡大に向け交流した。
マッチングプラザを主催している伊那商工会議所では、「伊那から高山までの国道361号をキーワードにして、地域経済の活性化につなげていきたい」としている。 -
伊那消防組合議会3月定例会
伊那消防組合議会3月定例会が26日開かれ、総額で約11億5800万円とする平成22年度一般会計予算案が原案通り可決された。
伊那消防組合の一般会計予算は総額約11億5800万円で、今年度より1.9%少なくなくなっている。
予算には、中南信地域の消防広域化について検討している消防広域化協議会への負担金約92万円も含まれている。
これに対し、箕輪町の議員から、「本当に中南信で一本化すべきか関係市町村に意向調査を行うべき」として、負担金をいったん予備費に移す修正案が提出された。しかし、修正案は否決され、平成22年度一般会計予算案は原案通り可決された。 -
南ア 鹿食害対策シンポジウム
南アルプスの鹿による食害対策についての調査、活動報告を行うシンポジウムが、25日、信大農学部で開かれた。
シンポジウムは、伊那市や信州大学、南信森林管理署などでつくる、南アルプス食害対策協議会が開いた。
協議会では、ニホンジカによる食害から貴重な高山植物を守るため2008年から防護柵を設置するなどして対策を行ってきた。
25日は、それらの活動の調査報告が行われ、信大農学部の渡辺 修准教授は、柵を設置した仙丈ヶ岳馬ノ背で、かつて見られた植生が復元されたと、柵の効果を報告した。
協議会では、来年度も引き続き鹿対策として、南アルプス林道の大平山荘周辺へのロープの設置や、飯田エリアでの防護柵の設置をする計画。 -
南箕輪村 子育て教育支援相談室看板設置
南箕輪村は、4月から、子供に関する相談を一元化し、小学校に通う前の子供の子育て相談も、同じ窓口で対応できるようにする。
24日は、4月に村公民館に開設する「子育て教育支援相談室」の看板を、唐木一直村長らが設置した。
村ではこれまで、教育に関する相談は教育委員会で、未就学児に関する相談は住民福祉課で対応してきましたが、新年度からは窓口を一元化し総合的な支援ができるようにする。
新しい相談室は、4月1日に村公民館1階に開設される。
教師や保育士、保健師などの教育や子育ての専門家2人が常駐し、不登校やいじめ、発達障害など、0歳から18歳までの子どもに関する相談全般に対応する。開設日時は、(月)縲・金)の午前8時半から午後5時15分で、事前に電話での予約が必要となる。
村では、重点施策に子育て支援をかかげていて、安心して子どもを育てられる環境づくりを進めていく考え。 -
弥生吹奏楽部 第20回定演
伊那弥生ヶ丘高校吹奏楽部の第20回定期演奏会が、22日伊那市の伊那文化会館で開かれた。
定期演奏会は、毎年この時期に開いていて今年で20回目を数える。去年8月に3年生が引退したあと、2年生と1年生が演奏会に向けて練習を重ねてきた。
ステージでは、今年7月の吹奏楽コンクールの課題曲をはじめ、アニメソングメドレーなど12曲を披露した。
また20回目の節目ということもあり、OBやOGのステージも行われ、演奏会に花をそえた。
会場には、保護者や卒業生などが訪れ、生徒たちの演奏を楽しんでいた。
顧問の高橋健美教諭は、「年代を越えた委員会になり、現役の生徒にとって良い経験になりました。これも活かして今後もがんばっていきたい」と話していた。 -
伊那市長選 白鳥孝さん事務所開き
任期満了に伴い4月に行われる伊那市長選挙に立候補を表明している前副市長の白鳥孝さんが、伊那市中央区に選挙事務所を開いた。
25日、伊那市中央区の長野地方法務局伊那支局近くに設けられた選挙事務所で、事務所開きが行われた。
選挙を1カ月後に控え、白鳥さんの地元西箕輪から、今回中央区に本部を移動した。
事務所開きには、白鳥さんの支援者100人ほどが参加し、神事が行われた。
伊那市長選挙には白鳥さんのほかに、信州大学名誉教授で元農学部長の野口俊邦さんが立候補を表明している。
伊那市長選挙は、4月18日に告示、25日に投開票される。 -
伊那市長選2派、市議選22派
任期満了に伴い4月18日告示、25日投開票で行われる伊那市長選挙・伊那市議会議員選挙の立候補届出手続き等説明会が25日、伊那市役所で開かれた。
説明会には、伊那市長選挙にすでに出馬を表明している2派が出席した。
また、現在の26人から21人に定数を減らす伊那市議会議員選挙には、現職14派、新人8派のあわせて22派が出席した。
伊那市長・伊那市議会議員選は、4月12日に立候補届出書類事前審査が行われ、18日に告示、25日投開票が行われる。 -
信大と中部森林官局が人材育成で協定締結
南箕輪村の信州大学農学部と中部森林管理局は25日、日本アルプスなどの森林における生物多様性保全のための人材育成について協定を締結した。
信州大学農学部で調印式が行われ、信州大学の中村宗一郎農学部長と中部森林管理局の城土裕局長が協定書を取り交わした。
農学部と中部森林管理局は、森林資源の育成技術や管理手法などについて、以前から相互の協力関係があった。
しかし、研究室単位の個別の協力であったため、今後、より組織的に協力関係を築こうと、中部森林管理局が申し入れ、今回協定を締結した。
協定により▼日本アルプスなどの生物の多様性を保全するため、森林の保全や整備に必要な技術や知識を持った指導的な立場の人材を育成すること▼人材の技術や知識の向上を図るため、共同の調査・研究や情報交換を通じて学術的な振興を図ること竏窒レ的としている。
これまでの協力関係のなかでも、南アルプスのニホンジカの食害を防ぐための防護柵の設置など野生鳥獣との共存に向けた取り組みや、絶滅の恐れが高くなっている日本固有の樹木「ヒメバラモミ」を増殖する取り組みなどを共同で行っている。
今後も、こうした取り組みを継続するということだが、具体的な連携については今後、協議をしていくという。
なお、これまで中部森林管理局の森林管理署が研究機関と協定を結んだ例は1件あるが、管理局自体が研究機関と協定を結ぶのは今回が初となる。 -
西箕輪でボランティア移送開始
伊那市西箕輪地区で25日、高齢者世帯の通院などを支援するボランティア移送サービスが始まった。
運転ボランティアに登録している人や関係者ら30人ほどが参加してテープカットなどをし、サービス開始を祝った。
運転ボランティア移送サービスは、交通手段がない高齢者のみの世帯を対象としていて、伊那市では2006年に西春近で始まった。
本年度に入って、高遠町・長谷地区でも始まり、西箕輪地区は市内で7カ所目になる。
式の中で、西箕輪社会福祉協議会の倉田隆会長は、「待ちに待ったスタート。利用者も心待ちにしていると思う。運転に充分注意して宜しくお願いしたい」とあいさつした。
ボランティアを代表して唐澤邦弘さんは、「私も高齢者のみの世帯。いずれは私もお願いしなければならなくなる。お世話になるその時まで、玄関から病院まで安全に利用者を届けたい」とあいさつした。
小坂樫男市長は、「ボランティア移送は、西春近から始まった伊那市の誇れるサービス。地区のお年寄りをみんなで支えるボランティア移送を続けていってほしい」と話していた。 -
紙ごみ減量化・資源化提言まとめ
伊那市ごみ減量化・資源化推進委員会は25日、紙ごみを減らす方策についての意見をまとめた。
伊那市役所で委員会が開かれ、これまで検討してきた紙ごみの減量化・資源化について提言をまとめた。
会議の中で、地区のごみの出し方説明会で、空き箱や封筒などの「その他の紙」を知っているか伊那市が調査した結果が報告された。
それによると、約7割の人が「知らない」と答えたという。
委員会では、紙ごみ減量化のため「その他の紙」を収集日に出してもらう方策として▼資源物ステーションに目立つ看板をつける▼分別ビデオを活用して啓発する竏窒アとなどを提言に盛り込むことにした。
紙ごみについての検討は今回で終了し、次回委員会は5月以降に開かれる予定。 -
国道152号高遠バイパス全線開通
国道152号の伊那市高遠バイパスの工事が終了し25日、全線開通した。
伊那市高遠町東高遠で行われていたバイパス工事が終了し同日、関係者による開通式が行われた。
国道152号は上田市を起点に伊那市を経て静岡県浜松市に至る道路。
このうち高遠バイパスは、観桜期の渋滞緩和など観光路線として整備するため、昭和54年から約30年間にわたって道路改良工事が行われてきた。
今回、最後の工事区間となる東高遠工区の工事が終了した。
工事区間は長藤的場から東高遠若宮の2・2キロメートル。
一部はすでに供用が開始されていて、今回延長680メートルの工事が終了した。
道幅は12メートル、片側に歩道が設置されている。
また、新しく「若宮橋」が整備された。橋には、高遠中学校の生徒が文字を書いた橋の名前の板などが取り付けられている。
開通式で小坂樫男伊那市長は、「国道152号が国土の均衡、地域の活性化の機能を果たすことを祈念します」とあいさつした。
高遠バイパスは25日午後3時から、一般車両の通行が可能になっている。 -
富県公民館で春休みおいで塾
春休み中の子どもが勉強などをして過ごす「春休みおいで塾」が伊那市富県のふるさと館で開かれている。
おいで塾は共働きなどで家に一人で残されてしまう子どもたちが安心して過ごせるようにと富県公民館が企画した。
夏休み中も開いているが、春休み中は初めて。
参加したのは富県小学校の児童29人で、午前中は春休み中の宿題などをした。
ボランティアで高遠高校の生徒7人が子ども達の面倒を見た。
勉強に集中する子、友達や上級生から教えてもらう子など思い思いのペースで勉強を進めていた。
勉強の後は、おやつ作りやスポーツをして楽しんだ。
富県公民館のおいで塾は26日まで行われ、凧作りなども計画されている。 -
富県の園児が新保育園に植樹
伊那市の富県保育園の年長園児36人が23日、4月から使われる新しい園舎の庭にタカトオコヒガンザクラを植樹した。
新しい保育園は4月1日から使用開始となるため、年長園児はその前に卒園してしまう。
そこで、年長園児にも何か記念を残してもらおうと富県保育園の保護者会が今回の植樹を企画した。
子ども達は、一人ずつスコップで木の根元に土をかけていた。
新しい富県保育園の入園式は4月3日に行われる。 -
箕輪町内保育園で卒園式
箕輪町内9つの保育園で24日、一斉に卒園式が行われた。
このうち箕輪町三日町の三日町保育園では17人の卒園児が拍手の中、入場した。
式では17人の園児一人ひとりに唐澤みつ子園長から卒園証書が手渡された。
37年間保育士を務め本年度で退職する唐澤園長は「たくさんの経験を積み頼れるお兄さんお姉さんになりました。やさしくなんでも一生懸命やる気持ちを持ち続けてください」とはなむけの言葉を送った。
式では呼びかけのほか、卒園の歌が披露された。
箕輪町では9つの保育園合わせて227人が希望を胸に元気に巣立った。 -
下水道使用料請求漏れ料金回収始まる
伊那市は請求漏れのあった下水道使用料について、対象世帯を訪問し、利用料の回収を進めている。
伊那市によると、下水道料金の請求漏れは平成5年から発生し、金額は約2300万円となっている。
このうち約900万円は時効成立のため請求できないということで、伊那市では2月24日から204世帯を対象に各家庭を訪問し、残りのおよそ1400万円の回収を始めた。
対象世帯のうち市内は164世帯、引っ越しによる市外は40世帯となっている。
24日までに訪問したのは151世帯で、会えた家庭は109世帯、このうち使用料が払われたのは7世帯約62万円だという。
また対象世帯のうち4世帯は無届工事によるものだったという。
この件にはついて近く懲戒委員会が開かれ、小坂樫男市長を含めた関係職員の処分が決まることになっている。
市では今後、水道料についても請求漏れがないか調査するという。 -
跳躍素振り大会
上伊那の子供達が腕を磨く剣道教室「伊那剣心館」は20日、日頃の稽古の成果を披露する跳躍素振り大会を開いた。
大会は、太鼓の音に合わせて何回素振りを続けられるかを競うもので、一年間の練習の成果を試す場として毎年、年度末に行われてる。
この日は、伊那市を中心に小学生から一般まで約40人が大会に参加した。
剣心館師範の矢野昌史さんによると、「大きな動作で跳躍素振りを続ける事は体力、精神力ともに必要で、日頃の稽古の差が出やすい」という。
初めのうちは全員、力強く竹刀を振っていたが、1500回を超えると、疲れた表情を見せ、半分ほどが脱落した。
3千回を超え残りは3人に。最後まで残った伊那中学校1年の橋爪愛樹君が3400回で優勝した。 -
宮坂組が奉仕作業
南箕輪村の建設会社宮坂組は、お世話になっている地元の役に立ちたいと21日、大芝高原の清掃作業を行った。
宮坂組の社員45人ほどが清掃作業にあたった。
平成18年豪雨による天竜川の補強工事に伴い、河川に堆積していた土砂が伊那インター工業団地の造成などに使用され、宮坂組は、工業団地の造成工事を担当していた。
土砂運搬経路としても利用されていた大芝高原周辺をきれいにしようと今回、社員がボランティアで清掃をした。
社員は、建設に使用する機械を使って、路肩にたまった落ち葉を取り除いたりしていた。
宮坂道広社長は、「いつもお世話になっている地元の役に立てれば」としていた。