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推奨みやげ品登録証授与式
伊那市観光協会の推奨みやげ品に新たに高遠町にある赤羽菓子店の「麦ころがし」が登録され、市役所で28日、登録証が授与された。
赤羽菓子店社長の赤羽敏さんに、推奨みやげ品審査委員長の伊藤正さんから登録証が授与された。
「麦ころがし」は、伊那地域で親しまれていた、大麦を炒って粉にした麦こがしを使った焼き菓子で、無添加の原料を使っている。
賞味期限は夏場でも3週間と持ちがよく、土産品に適している。
平成7年に発売して以来、高遠まん頭に次ぐ人気のロングセラー商品という。
伊藤審査委員長は、「今後も新しいみやげ品の開発にご精進いただきたい」とあいさつした。
今回の新規登録を含め、推奨みやげ品は56品目となっている。 -
白鳥孝新伊那市長初登庁
民間感覚での改革を訴え伊那市長選挙で初当選を果たした白鳥孝さんが30日、初登庁し、白鳥市政がスタートした。
白鳥市長は、午前8時過ぎに公用車で市役所に到着。自らの意思で慣例となっていた職員の出迎えはとりやめた。
酒井茂副市長が4階の市長室に案内し、市長の椅子に座った。
その後開かれた就任式で、白鳥さんは、大きな拍手で迎えられ酒井副市長が歓迎のあいさつをした。
酒井副市長は、「市民から選ばれた人として帰ってきてくれたことは、苦労をともにしてきた私としてもうれしい。市民感覚による正しい改革を進めてほしい。市長は、市を代表する営業マン。精力的に外交してほしい」と話した。
女子職員からお祝いの花束を受け取った白鳥市長は、「現場主義と対話を基本に行政運営に取り組みたい。職員も現場に赴いて、自分の目で確認し、判断をしてほしい。大好きな伊那市のために一緒に汗をかいていきましょう」と就任のあいさつをした。
このあと開かれた記者会見で白鳥市長は、副市長や部長への権限の委譲によるトップセールスや、会議は1時間とするなどの効率的な働き方を職員に指示したい竏窒ニ述べた。
また、小坂樫男前市長から仕事の引き継ぎが行われた。
白鳥市長の任期は平成26年4月29日まで。 -
新規求人が1年5カ月ぶり千人台
3月の上伊那の有効求人倍率は0.51倍で、15カ月ぶりに0.5倍台となった。中でも、新規求人数は1046人で、1年5カ月ぶりに千人台となった。
ハローワーク伊那の発表によると、3月の上伊那の有効求人倍率は0.51倍で、前の月の0.48倍より0.03ポイント上昇した。
県内のほかの地区と比べると、依然低めとなっているが、県平均の0.53倍に近づいていて、ハローワーク伊那では「回復傾向にある」としている。
内訳でみると、企業の新規求人数は1046人で前の月の770人より約280人増加した。
新規の求人数が千人台になるのは1年5カ月ぶり。
主に製造業などでの求人が増えたことが要因となっているが、正社員での求人は3分の1程度で、非正規雇用での求人が増えているのが現状。
一方、職を探している新規求職者数は1195人で、前の月の906人より289人増えたが、前年同月と比べると8.1%減少している。
実際に職に就いた就職者数は346人で、2カ月連続で増加した。
ハローワーク伊那では、今後も緩やかな回復傾向で推移するとみているが、正社員の求人が少ないことなどから、「依然として厳しい状況」としている。 -
信州プロレスリング伊那大会
社会人のアマチュアプロレス団体「信州プロレスリング」の伊那大会が29日、伊那市のいなっせ多目的広場で行われた。
信州プロレスは長野県を元気にしようと県内各地で大会を開いている。
同日は、いなっせ多目的広場にリングが設けられ、プロレスファンら80人が観戦に訪れた。
団体のモットーは「安全第一、台本重視、入場無料、雨天検討」。
勝ち負け重視の本気の闘いを見せる場ではなく、娯楽に重点を置いた「プロレスごっこ」をするのが信州プロレス。
この日は3試合が行われ、第2試合では、子供達がリングに上がり選手と対戦した。
子ども達は選手顔負けの技を繰り出し、会場からは大きな拍手が送られていた。
メーンイベントでは団体の代表グレート☆無茶選手が登場し会場を沸かせた。
リングでは次々と技が繰り出され、時には観客と一緒に相手を攻撃する場面もあり、大きな笑いや歓声が起きていた。
信州プロレスでは5月16日に長野市のビッグハットで旗揚げ3周年記念大会を予定している。 -
中尾歌舞伎春季公演
伊那市長谷の伝統芸能、中尾歌舞伎の春季定期公演が29日、長谷の中尾座で開かれ、「人情噺 文七元結」が上演された。
中尾歌舞伎は江戸時代から伝わる農村歌舞伎で、太平洋戦争で一時途絶えたが、昭和61年に地域の若者達の手により復活した。
現在は、春と秋の年2回定期公演が開かれ、伊那市の無形文化財に指定されている。
今回は、江戸時代の下町を舞台にした「人情噺 文七元結」を上演した。
主人公は、博打と酒が好きな左官職人の長兵衛。
娘のお久は、長兵衛の借金を返すために、自ら吉原に身売りをした。しかし長兵衛は、娘の作った金を、川に身投げしようとする見ず知らずの男に渡してしまう。
涙あり、笑いありの舞台に、観客席からは大きな声援と、おひねりが飛んでいた。 -
「まっくんファーム」法人化に向け準備委員会設立
南箕輪村の集落営農組織「まっくんファーム」は28日、来年度の法人化に向け準備委員会を設立した。
JA南箕輪支所で定期総会が開かれ、準備委員会の設立に関する議案が承認された。
集落営農組織まっくんファームは、平成18年に設立され、5年間での法人化を目指して準備を進めてきた。
法人化されると資金の借り入れがしやすくなるほか、労働保険の適用事業所になれるなどのメリットがある。
準備委員会では来年4月の法人化を目指し、構成員の募集や役員の選出などを行う。
倉田庄衛組合長は「法人化されれば現在よりも効率的に仕事の受注も受けられる。意欲を持って準備を進めていきたい」と話していた。 -
【カメラリポート】小坂市政を振り返る
平成6年、伊那市の助役に就任以来、16年間市政運営にあたった小坂市長。
小坂市長は県公衆衛生専門学校長などを経て平成6年に旧伊那市の助役に就任し約2年間務める。 -
天候不順でカーネーション不調
このところの天候不順によって、母の日に贈るカーネーションにも影響が出ている。
南箕輪村田畑の花卉生産組合清花園では、例年ならば、この時期母の日用のカーネーションの出荷のピークを迎えているが、今年は日照不足と気温の低下で生育が1、2週間遅れ、3月に出荷する彼岸用の花がようやく咲き始めた。
清花園では、例年10万本のカーネーションを関東や関西を中心に全国に出荷していて4月の終わりにピークを迎えるが、今年は同じ時期に半分程度の出荷しか見込めない状況だ。
伊那市のサンスイ生花店では、28日あたりから市場へ出回る量がだいぶ減り、人気の品種は花屋どうしの引き合いも強くなりそうだという。
清花園では今後1週間、ハウスの温度調整などをして、できるだけ多くの花を出荷できるよう努めていくという。 -
出会いサポートセンターでカップル1組誕生へ
伊那市の結婚相談窓口、出会いサポートセンターの登録者同士で1組のカップルが誕生することがわかった。
伊那市結婚事業として平成20年に開設された出会いサポートセンターは、平成21年度の実績で、個人登録者は277人(男性180人、女性97人)で、現在交際中の男女が25組ある。
このうち1組から、出会いサポートセンター担当者に近いうちに結婚するとの報告があったという。
サポートセンターの登録者同士による結婚は今回が初めてということで、センターでは「現在交際中のカップルも結婚を前提とした真剣な付き合いをしている。今後に期待したい」と話している。 -
箕輪町でブックスタート
生後7カ月の乳児に絵本をプレゼントする「ブックスタート」が27日、箕輪町で行われた。
本年度のブックスタート初日ということで、平澤豊満町長から絵本をプレゼントするセレモニーが行われた。
町では本年度、子供育成事業の柱として、読む教育、「読育」に力を入れている。
7カ月の乳児に絵本をプレゼントするブックスタートもその一環で、この日は、読み聞かせボランティアが母親と子供に絵本を読んで聞かせ、読むときのポイントなどをアドバイスしていた。
このほかにも町では、1歳になった時と、保育園を卒園する時に、絵本をプレゼントする取り組みも行っている。
これらを合わせると、本年度は約750人に絵本が配られる予定。 -
小坂伊那市長退任式
4月29日が任期満了となる小坂樫男伊那市長の退任式が28日、伊那市役所で開かれた。
退任式では職員約200人が見守る中、小坂市長が会場に入場した。
小坂市長は職員から花束を受け取り、「平成8年の就任以来14年間務めさせてもらった。あっという間の14年間だった。行政改革その他、多くの職員の皆さんにご理解ある協力をいただいた。嫌な思いはほとんどなかった気がする。生涯現役という言葉が大好き。これからもいろいろなことに挑戦していきたい」と最後のあいさつをした。
酒井茂副市長は、「一時も気の抜けない市長職を14年間見事にまっとうされました。市長と一緒に仕事ができた時間は宝物です」と述べ別れを惜しんだ。
小坂市長の任期は29日までで、30日からは6年前小坂市長が民間から収入役に登用した白鳥孝さんが市政を引き継ぐ。 -
大型連休前にジャンボマスの放流
釣り客の増える大型連休を前に、天竜川漁業協同組合は27日、上伊那地域のダム湖にジャンボマスを放流した。
これは、連休を前に上伊那漁業協同組合が毎年行っているもので、今年は上伊那3ヶ所のダム湖に約210キロのジャンボマスを放流した。
このうち伊那市高遠町の高遠ダムでは、体長50センチほどのジャンボマス80匹を放流した。
毎年この放流を楽しみにしている人も多く、この時期になると漁協への問い合わせも増えるという。
天竜川漁業協同組合では「連休中家族で釣りを楽しんでほしい」と話していた。 -
西箕輪南部保育園の園児が里びき
n 伊那市の西箕輪にある「第六天西山神社」の御柱を前に、神社の地元にある西箕輪南部保育園の園児が27日、里曳きを体験した。
27日は、南部保育園の園児約60人が、法被を着たり、ねじり鉢巻きをして、長さ約4メートルの柱を引っ張った。
これは、南部保育園の近くにある第六天西山神社で7年に1度行われている御柱祭に合わせて企画したもの。
木は保護者会が協力して用意した。
園児たちは、重さが100キロほどある丸太を、力を合わせて引っ張り、保育園の庭を一周した。
小名木(おなき)伸枝園長は、「地域の伝統を学びながら、力を合わせて何かを成し遂げることの大切さを学んでほしい」と話していた。
第六天西山神社の里曳きは、来月5日に行われる予定。 -
美篶世代間交流施設でお年寄りと園児が初交流
今月完成した、伊那市の美篶世代間交流施設の利用者と美篶保育園の園児との初めての交流が27日行われた。
27日はお年寄り達が保育園に招待され手遊びなどをして交流した。
高齢者と子どもが日常的に交流を行う事ができる美篶世代間交流施設は美篶保育園と廊下をつなぎ、いつでも交流できるようになった。
完成後、初めての交流会で5人のお年寄りが保育園に招かれた。
27日はリズム室に約150人の園児が集まり4月生まれの園児の誕生日会が行われた。
子ども達はこの交流を楽しみにしていたという事で、全員で歌を発表していた。
また、お年寄り達が歌のプレゼントをしたり、一緒に手遊びをして楽しい交流の時間を過ごしていた。
来月は、草餅づくりで交流する予定。 -
元気づくり支援金 今年度上伊那分決定
長野県が市町村や住民の自主的な取り組みを支援する地域発 元気づくり支援金の上伊那分の今年度採択事業が決定した。
採択されたのは48件、約7千万円。
64件、約1億3500万円の要望に対して、採択された事業は48件、約7千万円。
伊那市分では、高遠ブックフェスティバルで町を案内するコンシェルジュ設立事業などに395万円、信州産雑穀を使ったビールの開発に140万円など19件、2808万円の事業が採択された。
箕輪町分では、赤そばと身近な食材の白そばによる地域おこし事業に365万円など6件、1078万円の事業が採択された。
南箕輪村分では、間伐材をウッドチップにして大芝高原に敷設する事業に262万円など2件、352万円の事業が採択された。
地域発元気づくり支援金は、約2300万円の枠で、5月末まで2次募集が行われる予定。 -
箕輪町セーフコミュニティー地区勉強会
WHOのセーフコミュニティ認証を目指す箕輪町で、24日、初めての地区勉強会が北小河内公民館で開かれた。
この日、公民館には地区住民約50人が集まり、アジア・セーフコミュニティ認証センターの白石 陽子さんから、取組み方法や、他の自治体の事例などについて話を聞いた。
白石さんは、公共機関の統計情報や、地域の中でのコミュニケーションから生まれる情報を最大限生かし、
「似たような活動を組み合わせ、異なる取組を活用し、新たな取組みを作る。企画した活動は、環境、教育、規則の視点からチェックし、行動していく事が望ましい形」と参加者に呼びかけていた。
また、他の自治体の活動を例にあげ「無理をした取組は、長続きしない。新たな負担にならないようにする事が大切」と話していた。
北小河内区では、セーフコミュニティへの理解を深めようと町内で初となる、協議会を今月設立しています。
協議会は、自主防災会や消防団、各種グループなど、約16団体で組織していた。
協議会会長の漆戸正区長は「今後は、個々の活動を点から線、面へと広げていきたい」と話していた。 -
小沢花の会 芝桜まつり始まる
伊那市の小沢花の会による芝桜まつりが、27日から広域農道沿いの花の公園で始まった。
小沢花の会では毎年この時期に芝桜まつりを開いていて今年で11回目となる。
小沢花の会によると、今年は天候不順により例年より3日ほど花が咲くのが遅いということで、現在、芝桜は3分咲き。
27日は、あいにくの天候となったが早くも観光客が訪れていた。
小沢花の会によると花の見頃は連休明けということだが、「多くの方に足を運んでいただきたい」と来場を呼びかけている。
期間中、2日から4日までライトアップされる。 -
信大サークル「か~みやん」受賞報告
ゴミ拾いなどを行い地域づくりに貢献したとして県の組織「信州豊かな環境づくり県民会議」から表彰された南箕輪村信州大学農学部の地域交流サークル「かーみやん」が27日、唐木一直村長に受賞を報告した。
この日は、4年生の眞山(さなやま)寿里(じゅり)さんと3年生の落合 尚子(なおこ)さんが唐木村長のもとを訪れ、受賞を報告した。
かーみやんは、信州大学農学部の学生でつくるサークル。5年ほど前から大学周辺のゴミ拾いを行っていて、その後、地域住民と一緒になって花壇整備などをしてきた。
こうした活動が地域の美化につながり、大学と地域を結ぶ懸け橋となったとして、今月23日、表彰された。
唐木村長は、「若い力でこれからも村を盛り上げていってほしい」と話していた。 -
伊那まつりプロジェクト会議中間報告
2012年の第40回伊那まつりに向け、まつりの在るべき方向性などを検討している伊那まつり改革プロジェクト会議は22日、伊那まつり会長の小坂樫男市長に中間報告をした。
座長の武田登伊那公民館長がこれまでの検討内容を報告した。
改革プロジェクト会議は去年7月に発足し、これまで6回の会合を開いた。
会議では、伊那まつりの総論を、「みんなが主役、誰もが参加できる市民総参加の魅力ある市民まつり」と決めた。
今後は、まつりの事業内容、踊り、運営形態などについて検討していくという。
座長の武田さんは、「歴史的な部分や新しい部分、合併後の一体感に配慮して検討していきたい」と話していた。
小坂市長は、「伊那まつりは総体的にはうまくいっていると思う。これから各論を検討しご意見をいただきたい」と話した。
会議では、市民に意見を求める意見交換会を5月に開きたいとしている。
最終報告は11月に予定している。 -
高遠町歴史博物館特別展「高遠城~城郭の歴史と日常~」
高遠城の当時の構造や生活の様子を知ることができる特別展「高遠城縲恟驫sの歴史と日常縲怐vが、伊那市立高遠町歴史博物館で開かれている。
特別展では高遠城の歴史や、古文書、城内の発掘調査により出土した陶磁器など約200点が展示されている。
このうち陣太鼓は、織田軍による高遠城攻めの際に遠照寺に寄進された物といわれ、伊那市有形民俗民族文化財に指定されている。
城内の発掘調査で出土した陶磁器類は生産地が瀬戸美濃産、肥前産の物が多く、流通が盛んに行われていたことが分かる。
「信州高遠絵図」は、1931(昭和6)年に旧藩士の実話に基づいて作成された高遠城一帯の絵図で幕末の城内の様子が描かれている。
特別展は6月20日まで。 -
伊那市長選挙 白鳥孝さん当選から一夜明けて
任期満了に伴う伊那市長選挙の投開票が26日行われ、新人で前副市長の白鳥孝さんが初当選した。
今回の伊那市長選挙で、白鳥さんは2万5988票、野口さんは1万4468票獲得した。
当選から一夜明けた26日、白鳥さんは早朝から、自宅でテレビや新聞などの共同取材や、当選祝いに訪れる来客の対応に追われていた。
今後の抱負などについて、白鳥さんに話をきいた。
●選挙戦を振り返って
「伊那市の各地を歩き、話を聞けた事が宝物」
●選挙について
「相手候補が話していた、ゴミや財政、下水道問題などの課題が明確になった。私にとって、これらの問題は、修正をかける一部になり、野口さんの票として見え、確認できた事が良かった。」
●最初に行いたい課題
「公約を果たす為にも、中期長期といったビジョンを作り、医療・地域交通・雇用など見極めながら取り組みたい。また、市職員に対しては行政改革を促したい」
●民間感覚の改革
「地方自治体の中で考えるのは当然だが、違った目線で、地方自治やありかた、将来などについて、専門家から意見を聞く事が大事。それを勉強し機敏に行政に反映させる為にも、シンクタンクが必要。環境や教育、経済など様々な課題はある、お金をかければ何でもできるが、お金をかけず、手弁当で知恵を出しあいたい。」
●副市長について
「現段階では白紙」
インタビューの最後に白鳥さんは、「忙しい事が性分にあっている、今は早く仕事を始めたい」と意欲を示した。
白鳥さんは30日、初登庁する。 -
伊那市地域づくり支援金決定
伊那市が住民による地域活性化のための活動を支援する地域づくり活動支援金事業の本年度採択分が決まった。
事業には18団体が応募していて、審査の結果、新規事業が11件、2年目の継続事業が5件のあわせて16件が採択された。
主な新規事業では、子どもや大人が集い、リフレッシュできる三峰川自然園づくりの会による上新田の公園再生づくりを進める事業と、三峰川境堤防桜並木造成特別委員会の桜並木の育成や区民の憩いの場をつくる事業が、限度額50万円の支援を受ける。
この他の新規事業は▽故郷諸町の歴史と文化を後世に残す会に42万2千円▽中条おいらが集落調査編纂事業に27万円▽新田組庚申塔広場整備事業に12万3千円▽絆の楽農園事業に10万円▽手良のトトロの森整備事業に6万4千円▽権現山登山道整備事業に49万5千円
▽羽広桜の里作り事業に41万6千円▽法華道を守る事業に32万9千円▽「諏訪形区御柱祭の祭典」の実施と伝承事業に34万3千円竏窒ニなっている。
本年度の伊那市地域づくり活動支援金事業の支援金総額は約400万円となっている。 -
伊那市長は白鳥孝さん 初当選
当 白鳥 孝 (54) 無新 25988
野口 俊邦 (67) 無新 14468 -
津野祐次さん「桜と花の美風景」
伊那市の長谷アルプスフォトギャラリーで、「桜と花の美風景」と題した津野祐次さんの写真展が開かれている。
会場には高遠城址公園を中心に県内外の桜などの写真、30点が並んでいる。
津野さんは山岳写真家として活動していますが、この時期は日本各地の桜の名所をまわり、写真におさめている。
津野さんは、桜が満開の時ではなく、8分咲きの時が最も色が濃く出るとして、その時期をねらって写真を撮るという。
また、日本各地の桜の名所をまわってみて、同じ標高、同じ種類、同じ色の桜が一斉に咲く高遠城址公園の壮観さを感じたと話していました。
津野祐次さんの写真展「桜と花の美風景」は6月27日まで長谷アルプスフォトギャラリーで開かれている。
入場料は、大学生以上、1人100円となっている。 -
「お酒は二十歳になってから」
伊那小売酒販組合などは、22日、未成年者の飲酒防止を、通学途中の高校生などに呼びかけた。
22日朝は、上伊那のJRの5つの駅で、キャンペーンが行われた。
これは、県下一斉に行われている未成年者の飲酒防止キャンペーンにあわせて毎年行われている。
この日は、伊那小売酒販組合や、伊那税務署、コンビニエンスストアの店員など、60人ほどが参加した。
JR伊那市駅では、15人ほどが高校生に飲酒防止を呼びかけながら、啓発用のティッシュを配っていた。
キャンペーンを行った伊那税務署によると、全国的に、高校生がお酒を買って飲酒し、事故を起こしたり、犯罪に巻き込まれる事案が発生しているという。
税務署では、キャンペーンを通して、未成年者の飲酒を防ぐともに、酒販店も法律を守り、未成年には売らないことを徹底して欲しいと呼びかけていた。 -
西箕輪社協お花見会 ものまね交通安全指導
伊那市の西箕輪社会福祉協議会は24日、ものまねによる交通安全指導を西箕輪大泉新田公民館で行った。
地域に住むお年寄りら約80人が集まり、交通安全の話や、警察官によるモノマネ芸を楽しんだ。
南安曇野警察署の山崎方人交通警部補ら4人が、モノマネで交通安全を呼びかけた。
お年寄り達になじみのある演歌のものまねに、会場からは拍手が送られていた。
芸の合間には、シートベルト着用の徹底や道路の正しい歩き方などを呼びかけた。
山崎さんらはボランティアとして、6年ほど前から敬老会などでこの活動を行っている。
山崎さんは「高齢者に交通安全について、笑って楽しみながら考えてもらいたい。何か1つでも心に残り、日常生活に役立ててもらえればうれしい」と話していた。 -
伊那市消防団・赤十字奉仕団合同春季訓練
伊那市消防団と赤十字奉仕団の合同春季訓練が24日、富士塚スポーツ公園運動場で行われた。消防団員約600人と赤十字奉仕団員約100人が参加し、規律訓練を行った。
伊那市消防団は今年119人の新入団員が加わり、団員は全部で1156人。
春季訓練は、新入団員が参加して初めての訓練となるため、隊形や方向転換など基本的な動きを確認した。
団員は、きびきびと行動し、真剣な表情で訓練に臨んでいた。
伊藤仁団長は、「集団行動の訓練をして団結を高め、実際のときに動けるようにしてほしい」と訓示した。
訓練の最後には分列行進が行われ、団員は列をそろえて規律正しく行進していた。 -
伊那市長・市議会議員選挙きょう投票
伊那市長選挙・市議会議員選挙の投票が25日行われ、即日開票される。
24日は、投票所の準備が行われた。市役所で、投票事務を担当する職員に、投票箱や投票用紙などが渡された。
投票所は市内67カ所に設置される。
各投票所では、記載台や投票箱の設置など準備が行われた。
伊那市長選挙には新人2人、市議会議員選挙には定数21に対し24人が立候補している。
投票は25日行われる。時間は午前7時から午後8時までで、一部の投票所は午後7時まで。
期日前投票は市内3カ所で行われていて、24日午後4時までに7819人が投票を済ませている。
17日現在の選挙人名簿登録者数は5万6809人。 -
信州みのわ花街道まつり
景観や花を楽しむことができる箕輪町の「信州みのわ花街道」で24日、花街道まつりが開かれた。
まつりのメーンイベントとなるウォーキングイベントが行われ、県内外から訪れた約350人が景観や花を楽しんだ。
県道与地辰野線の箕輪町富田地区から長田地区までの約5キロを「信州みのわ花街道」として、町内の15団体が地域の活性化を目的に5年前から整備している。
花街道まつりは、その5年間の成果を多くの人に見てもらおうと初めて開かれた。
ウォーキングイベントでは、上古田公民館をスタート地点に、北の長田地区へ向かう3.5キロのコースと、南の富田地区へ向かう1.5キロのコースが設けられた。
参加した人たちは、町内を一望できる景観や街道沿いの花を楽しみながら歩いていた。
街道沿いに植えられた約1700本の花桃は現在3分咲きで、ゴールデンウィーク頃に見ごろを迎えそうだという。 -
長岡十沢地蔵尊例大祭
箕輪町長岡の十沢地蔵尊で24日、例大祭が開かれ、訪れた人たちが地蔵をなでながら願掛けをした。
十沢地蔵尊の地蔵は、その昔、長岡地区にあった寺を三日町に移した際、この地蔵だけが重くて動かず、この場所に残されたといわれている。
またこの地蔵は、体の悪い部分をなでるとその部分が良くなるといわれているほか、期限を決めて願い事をすると叶うという「日限り地蔵」として知られている。
訪れた人たちは「頭がよくなるように」「具合がよくなるように」などと言いながら、地蔵をなでていた。
十沢地蔵尊保存会の久保田政治会長は「多くの人が願掛けに訪れる地域の大事な地蔵。文化や歴史を後世に伝えていきたい」と話していた。