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いけばな小原流伊那支部作品展
いけばな小原流伊那支部の作品展が10日から、伊那市の県伊那文化会館で開かれている。
会場には秋をテーマにした生け花約170点が並んでいる。
いけばな小原流伊那支部は、今年で発足30年を迎え、今回はそれを記念して大きな会場を借りて展示を行った。
伊那支部では毎月講師を招いて研究会を開いている。
今回は会員それぞれが指定された花をメーンに使って、作品づくりをしたという。
また「秋粧(あきをよそおう)」をテーマに会員20人が協力して作った合作も展示されている。
いけばな小原流伊那支部の作品展は11日まで。時間は午前10時縲恁゚後5時、入場料は300円。 -
フェンシングの平松君 世界大会出場挨拶
今月ハンガリーで開かれるフェンシングの世界大会に日本代表として出場する箕輪中学校3年生、平松竜成)君が9日、箕輪町役場を訪れ、平澤豊満町長に出場の挨拶をした。
平松君は16日からハンガリーのブダペストで開かれるフェンシングの世界大会「欧州カデサーキット大会」のサーブル種目に出場する。
今年1月に東京で開かれたJOCジュニアオリンピックカップで5位に入賞。世界大会への切符を手にした。
平澤町長は「時差など体調管理をしっかりし、頑張ってきてほしい」と励ました。
平松くんは7月にシンガポールで開かれたアジア大会に出場しており、海外での大会は今回が2回目。
平松くんは「アジア大会では緊張し、普段の動きができなかった。今回はリラックスすることを心がけ、予選突破したい」と大会に向け抱負を話した。 -
リニア決議案 県議会で可決
長野県議会9月定例会は、委員長報告・採決が行われ、9日閉会した。
リニア中央新幹線の整備促進に関する決議案は、採決の結果、賛成多数で可決された。
この決議案は、6月定例会に、伊那市選出の向山公人議員が、提出し、一部修正したもの。
決議案は、実質Bルートでの建設を求めるもので、「より多くの県民が利用でき、地域経済の活性化に寄与するルート」でリニア新幹線の整備を促進するよう主張している。
9日の本会議で、公共交通対策特別委員会の木下茂人委員長は、「委員会で慎重審査の結果、地域振興に資するリニア中央新幹線の整備促進に関する決議案は、案の一部を修正し、採択すべきものとした」と報告した。
採決の結果、共産党やトライアル信州、飯田市選出の議員が反対しましたが、賛成多数で可決した。
この結果をうけ、決議案を提出した向山公人議員は「長野県議会としての姿勢を、ここで改めて示す事が出来た。地域のみなさんと一緒に、県議会も一緒になって目標実現のために活動していきたい」と話していた。 -
民主党国会議員と市町村長が懇談
民主党の加藤学衆議院議員らと上伊那の市町村長との懇談会が9日、伊那市のいなっせで開かれた。
懇談会は民主党長野県総支部連合会から申し込まれたもので、民主党からは長野5区選出の加藤学衆議院議員と長野県連代表代行の羽田雄一郎参議院議員が訪れた。
懇談会は非公開で行われました。
小坂樫男伊那市長は、リニア中央新幹線について「Cルートありきの発言をしないでほしい」と話したが、加藤議員から返答はなかったという。
また、「153号バイパスなど公共事業の減額をしないでほしい」「地域医療再生計画を予定通りやってほしい」などの要望をしたという。 -
新型インフルで伊那北小・南原保育園が学級閉鎖
伊那市の伊那北小学校と南箕輪村の南原保育園では、新型インフルエンザへの感染とみられる児童、園児が規定数を超えたため、9日から学級閉鎖の措置がとられている。
学級閉鎖になるのは、伊那北小学校の3年生3クラス中1クラスと、南原保育園の未満児クラス。
新型インフルエンザに感染したとみられるのは、伊那北小学校の児童3人、南原保育園の園児1人と職員1人。
いずれも今日から学級閉鎖をしていて、期間は、伊那北小学校が16日まで、南原保育園が15日までとなっている。 -
西山神社に伝統の舞を奉納
高い所が好きだといわれている神様を祭っている伊那市西箕輪の第六天西山神社で今日、4つの伝統の舞が奉納された。
第六天神社は、西箕輪上戸区の山の上にある。
9日は地元の西箕輪南部保育園の園児たちも、伝統の舞をみようと70段近くある階段を上り、神社を訪れた。
第六天西山神社は、西箕輪の上戸区、中条区、梨の木区の氏神様としておよそ600年前から祭られている。
毎年10月に五穀豊穣への感謝と無病息災を願い、祭りが行われていて、神事では扇の舞や剣の舞など、4つの舞が奉納された。
言い伝えによると、西山神社は、戦国時代に上戸の鈴木源三郎(げんざぶろう)が大阪夏の陣で拾った御幣を祭ったのが始まりだとされていて、最初は低い場所に祭ってあった。
しかしその年は大凶作になりかけたため、地元の人たちが困って巫女に相談したところ「高い所が好きな神様を低い所に祭ったためだ」と言われ、山の上に祭られるようになったという。 -
手良物産展 初開催
伊那市手良地区のものづくりを紹介する手良物産展が、9日から手良公民館談話室で始まった。
普段は、談話室として使われている一室が展示スペースとなっていて、農産物や花、果樹類のほか、企業や職人の製品が所せましと並べられている。
農家もふくめ、20社ほどが参加していて、伊那では、栽培している農家はめずらしいとされるハート型をしたミニトマト、トマトベリーや、下手良出身の漫画家向山知成さんの作品が掲載されている雑誌、少年マガジンも置かれている。
手良物産展は、生産者の心意気を感じてもらおうと今回初めて開催された。
たたみやセンス、パソコンモニターからねぎ、トルコギキョウ、なし、ぶどう、りんごが並ぶ手良物産展は、11日日曜まで開かれていて、展示品の格安販売も予定されている。 -
消火通報コンクール
正しい消火器の使い方や正確な119番通報を身に付けてもらおうと、消火通報コンクールが9日伊那市営プール駐車場で開かれた。
コンクールは、伊那防火管理協会が開いていて、今年で18回目。
コンクールには、辰野町から伊那市までの事業所14チームが出場した。
2人一組で消火と通報をする消火器操法の部には、9チームが出場。
50秒の基準タイムでスピードと正確さを競った。
火災を発見すると1人が消火、1人が通報を担当した。
競技の結果、北山ラベスデガラシ隊が優勝した。 -
上伊那森林組合 木のアウトレット市
伊那市高遠町上山田の上伊那森林組合中部支所で10日、11日の2日間、木のアウトレット市が開かれる。
木のアウトレット市は、森林組合の整備作業で搬出した木材を格安で販売するもので、今年で5年目になる。
敷地内には、軽トラック1台5,000円のまき用の木材が200台分、テーブルやログベンチなど日曜大工で使える板材が400枚、オークションで一番高値をつけた人が購入できる丸太100本がところ狭しと並んでいる。
木のアウトレット市は、10日が午前10時から午後3時、11日が午前10時から午後2時までとなっている。
毎年関東や中京、関西方面から訪れる人もいるということで、森林組合では、1,000人の人出を見込んでいる。 -
県知事杯マレット大会
第33回長野県知事杯争奪選手権マレットゴルフ大会が、6日、伊那市西箕輪のマレットパーク羽広で開かれた。
6日は、北信、東信、中信、南信の4つのブロックから、予選を勝ち抜いた209人が大会に参加した。
長野県知事杯は、年に1回、県全体の選手同士の交流を目的に、県マレットゴルフ連盟が行っている。
会場は、4ブロックの持ち回りとなっていて、今回は伊那市で行われた。
6日は、36ホール、パー144で競技が行われ、参加者は優勝目指し熱戦を繰り広げていた。
年に1度の大きな大会という事で、10日ほど前から羽広荘に泊まり込みで練習をしてきたメンバーもいるという。
大会の結果、男子優勝は、箕輪町の藤沢幸雄さん、女子優勝は、伊那市の有賀智世子さんとなっている。 -
新型インフルエンザ
伊那西高校と伊那小学校で学級閉鎖伊那市の伊那西高校と伊那小学校は、新型インフルエンザへの感染とみられる生徒、児童が規定数を超えたため学級閉鎖の措置がとられる。
学級閉鎖になるのは、伊那西高校の1年生6クラス中2クラスと伊那小学校の3年生4クラス中1クラス。
新型インフルエンザに感染したとみられる生徒、児童数は、伊那西高校が4人、伊那小が3人。
学級閉鎖期間は、伊那西高校が8日から12日まで、伊那小が9日から13日まで。 -
台風18号 伊那谷を通過
非常に強い勢力で8日、本州に上陸した台風18号は、午前8時ころ上伊那地域に最も接近した。伊那市高遠町では、降り始めからの雨量が95ミリに達し倒木などの被害があった。
8日午前中に上伊那地域にもっとも接近するとみられていた台風18号は、午前5時頃愛知県の知多半島に上陸。上伊那地域でもこの頃から風雨が強まった。
公共交通機関にも乱れがあった。JR飯田線は、7日に始発からの運休を決定。関東や中京、大阪を結ぶ伊那バスは、朝のうち名古屋線や大阪線などで運転をとりやめた便もあった。
午前8時頃、台風は上伊那地域に最も接近した。伊那と木曽を結ぶ国道361号の姥神トンネルの木曽側では、倒木があり午前8時15分から通行止めになり、午後になって復旧した。
伊那市高遠町では、降り始めからの雨量が午前11時現在で95ミリを観測した。
高遠町の藤沢と長藤の栗田地区では、全世帯が午前7時30分から停電になり、午前9時に復旧した。
伊那市は、午前8時30分に災害警戒本部を設置。被害状況などを確認し、午前11時20分に被害の拡大が見られないことから本部を解散した。
被害は、雨量の多かった高遠地区に集中した。
国道152号の杖突峠は、倒木により大型車が通行できない状況になり、午前9時に復旧した。
心配された台風18号だが、正午ごろには雨も上がり、雲のすき間からは青空も見られた。
一部運休となっていた中央高速バス名古屋・関西方面の運行は8日午前9時から通常運行。倒木により姥神トンネルから木曽側が通行止めになっていた国道361号線は、午後3時に通行止めが解除となった。
また伊那市高遠町の松倉地区の停電は午後3時に復旧した。 -
台風でリンゴ落下
農業被害は小規模JA上伊那は8日、台風18号による農作物への被害状況をまとめた。
伊那ケーブルテレビの放送エリア内では、伊那市の一部でリンゴが落果したが、被害は小規模に留まった。
JA上伊那によると、被害があったのは伊那市内のリンゴ畑約0.5ヘクタール。
しかし、減収量は1.8%、被害額は28万円と小規模に留まった。
箕輪町、南箕輪村では今のところ被害は報告されていないという。
水稲では、一部で稲が倒れたり、収穫した稲を干してあるはざが倒れるなどした。
しかし、全体的な収量には影響がないとみていて、JA上伊那では「今回の台風による被害は小さい」としている。 -
伊那公民館押し花クラブ作品展
伊那公民館女性教室の押し花クラブ作品展が、伊那市の旧井澤家住宅で開かれている。
会場には、押し花クラブの会員14人の作品、28点が並んでいる。
クラブは、伊那公民館が開いている女性教室の一つで、毎月2回集まって、作品作りをしている。
中には、建物の屋根に蜂の巣を、壁にメロンの皮を使うなど、変わった素材を使った作品もある。
旧井澤家で作品展を開くのは今回が初めてで、それぞれが今年作った作品の中からお気に入りの作品2点ずつを持ち寄った。
講師を務める野澤伊代子さんは、「押し花を通して、自然や植物を見る目が養われる。それぞれの感性で作った作品を見てほしい」と話していた。
押し花クラブ作品展は10日まで。 -
南箕輪村で有志がヨガサークル立ち上げ
南箕輪村公民館のヨガ講座受講生有志が、ヨガサークルを立ち上げた。
7日は、サークルとして初めての教室が南箕輪村公民館で開かれ、希望した10人ほどが体を動かした。
参加したのは、村公民館のヨガ講座受講生の有志で、8月に講座が終了したがまだまだ続けたい竏窒ニ、サークルとして活動を始めた。
講師の中川俊子さん指導のもと、ゆったりした音楽が流れる中で手足を動かしていた。
サークルは、毎週水曜日の午後2時から1時間30分で、受講料は1カ月3千円。
老若男女誰でも自分のペースで始められ、無料体験も歓迎という。 -
富士塚公園ジョギングコース 改修で聞き取り
伊那市の富士塚スポーツ公園にあるジョギングコースの改修のため、伊那市は6日、地元の陸上関係者から意見を聞いた。
ジョギングコースは、グラウンドの周りに整備されていて、1周約600メートル。
現在のコースは土だが、市では今年度中にウッドチップ走路に改修することにしている。
そこで今回どういうコースがいいのか、市内の中学、高校の陸上部監督から意見を聞きた。
監督からは、「コースの途中に鉄棒やベンチを置いて筋力トレーニングできるようにしたらどうか」などの意見があった。
市では、意見を参考に検討して改修したいとしている。 -
台風18号 8日に最接近
非常に強い台風18号は、8日上伊那地域に最も接近する見込みとなっている。
果樹など実りの時期だけに、JAでは、農家に対し出来る限りの対応をとるよう呼びかけた。
伊那市西箕輪羽広のりんご畑では、農家が収穫に追われていた。
重盛正さんは、2ヘクタールでフジなどのリンゴを栽培している。
信濃スイートは、若干早めだが、被害にあう前に収穫を急いでいた。
りんごオーナーもいるフジは、収穫には早すぎ、今収穫してもジュースにもならないため、あきらめた。
重盛さんの畑の半分はフジで、「台風相手ではしょうがない」と話していた。
長野地方気象台によると、台風18号は、このまま北上を続けた場合、県内を通過する可能性が高いとみていて、時間は、午前6時から正午にかけてという。
気象台では、秋雨前線も活発化するため、雨にも十分な警戒が必要と注意を呼びかけている。
なおJR飯田線は、8日の始発から安全の確保が確認されるまで運転を見合わせることにしている。
伊那バスでは、通常運行を予定しているが、状況により対応を検討するという。
また伊那市は、台風の接近に伴い、8日は市内の全保育園を休園する。
箕輪町と南箕輪村は休園しないが、安全確保のため、なるべく登園しないよう呼びかけている。
また、伊那ケーブルテレビ放送エリア内の小中学校、高校は、すべて休みとなっている。 -
高遠町高齢者慰安会
伊那市高遠町の高齢者慰安会が7日、高遠町文化体育館で開かれた。
高遠町地区には現在75歳以上の高齢者がおよそ千500人いて、今日はその4分の1にあたる370人が参加した。
慰安会は高齢者の長寿の祝いとして、また交流の場として高遠町が毎年開いているもの。
慰安会では高遠町地区の公民館講座で練習をしている踊りや唄、琴などの10団体が練習の成果を披露し、会場を盛り上げていた。
参加したあるお年寄りは「同じ地域に住んでいてもなかなか顔を合わせる機会がない。今日はいろんな人と交流出来てとても楽しかった」と話していた。 -
上農生がドライフラワー作り
18日に開かれる文化祭に向け、南箕輪村の上農高校の生徒たちが、ドライフラワー作りに励んでいる。
ドライフラワー作りをしているのは、園芸科学科の3年生。
7日はおよそ10人が集まり、上農高校の文化祭「上農祭」で販売するドライフラワーを制作した。
花は園芸科学科の鑑賞植物コースの生徒たちが育てたもので、カーネーションやトルコギキョウなど、さまざま。
乾燥剤とともに小瓶に入れ、1週間ほどするとドライフラワーになる。
作業は7月末から行っていて、すでに200個以上が出来上がっているという。
上農祭の一般公開日は18日(日)で、ドライフラワーは70円から100円程で販売する予定。
当日はこのほかにも生徒たちが育てた野菜や加工したジャムなどが販売される。 -
新型インフルエンザなど感染予防研修会
新型インフルエンザの感染が広がる中、小学校や福祉施設などの関係者を集めた感染予防研修会が7日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれた。
上伊那の保育園や小学校、高齢者介護施設などの関係者約200人が集まり、感染症予防や新型インフルエンザの対策についての研修を受けた。
そのうち新型インフルエンザについては現在、「全国で非常に蔓延している状態」と話し、例年2月から3月には季節性のインフルエンザも流行するため、その頃に新型インフルエンザの感染がさらに拡大する危険性がある竏窒ニ説明した。
また年齢別では、65歳以上の感染者が少ない一方、5歳から24歳までの若い世代の感染者が多く、妊娠中の女性は一般の人より死亡するリスクが4倍も高いことを話した。
県内でも、学校や保育園などで集団感染が報告されていることから、「今まで以上に目を見張り感染拡大を防ぐことが大切」と話し、うがいや手洗いなどを徹底するよう呼びかけた。
また、感染が広がる前に、各施設で対応マニュアルを作成したり、マスクなどを準備しておくことが重要であると説明した。
また、会場の外には手洗いがきちんとできているかチェックできる機械も置かれ、参加者たちは、自分の手洗いがきちんとできているかを確認していた。 -
伊那サンフラワーズOG全国出場あいさつ
50歳以上の女子のソフトボール全国大会に出場する伊那サンフラワーズOGが5日、市役所を訪れ、小坂樫男市長に出場あいさつした。
伊那サンフラワーズOGは、17日から愛媛県松山市で開かれる、第八回全日本エルデストソフトボール大会に出場する。
チーム代表で最年長74歳の野溝和子さんは、「若い人に負けず元気にプレーを楽しみたい」と大会に向け抱負を話していた。
伊那サンフラワーズは、伊那市を中心につくるチームで、週2回市内で練習をしている。
チームワークが良いことが一番の特徴で、メンバー皆、ストレス解消を目的に楽しくプレーを楽しんでいるという。
今年は、新たに2人ピッチャーが加わり、投打ともバランスが取れたチームで、「まずは1つ勝つことが目標」と話していた。
伊那サンフラワーズOGは、初戦で三重県の伊勢ドリームスと対戦することになっている。 -
森林税の活用現地を視察
県が昨年度導入した森林税の活用施策について住民代表の意見を聴く上伊那地域会議は、間伐した場所などを視察する現地調査を7日行った。
委員になっている地域住民や林業関係団体の代表などが参加し、伊那市の小黒川付近や南箕輪村の南原など4箇所を回った。
小黒川の上流には、青島区の区有林があり、そこで間伐された木材は、青島交流センターの柱などに活用されている。
現地調査終了後に開かれた意見交換会で、参加者からは、森林税の活用方法について里山の集約化や間伐の搬出への支援を求める声や、「間伐率の目標があるが、山により柔軟な先を見据えた目標設定が必要」などといった意見が出されていた。 -
まほらいな市民大学入学式
まほらいな市民大学の入学式が6日、いなっせで行われた。
まほらいな市民大学は、生涯学習の場として市が開講しているもので、30代から70代までの男女72人が入学した。
学長の小坂樫男市長は、「幅広い講座で学習を深めていくよう期待します」とあいさつした。
入学生を代表して竹中茂二さんは、「夢とロマンを抱きつつ友情の輪を広げ、勉学にいそしみ、温かい人間関係を築けるように努力していきたい」と決意を述べた。
まほらいな市民大学は、健康、芸術、文化など、2年間でおよそ50講座が予定されていて、10単位以上を取得すると修了証書が送られる -
美篶世代間交流施設安全祈願
伊那市の美篶保育園の隣りに建設される美篶世代間交流施設の安全祈願祭と起工式が6日、現地で行われた。
式には、市の関係者や建設業者など30人が出席し工事の安全を祈願した。
この美篶世代間交流施設は、老朽化に伴い取り壊された老人憩いの家美篶荘にかわる施設で、地域の高齢者の憩いの場として利用する。
建物は木造平屋建てで、床全面をバリアフリー化するほか、手すりを施設全体に設置する。
また、美篶保育園と廊下をつなぎ、主に施設を利用するお年寄りと園児が交流する。
総事業費は約6千万円となっている。
式の中で小坂樫男市長は、「市の高齢化率は25%。もう少しすれば3人に1人が65歳以上の高齢化時代を迎える。この施設が高齢者と園児の世代を超えた交流の場になれば」とあいさつした。
この美篶世代間交流施設は来年3月に完成する予定。
また、建物の愛称については地区住民が意見を出し合い決めるという。 -
グレイスフル箕輪で火災想定訓練
箕輪町の老人福祉施設グレイスフル箕輪で、6日、施設全体を使った初の防災訓練が行われた。
訓練は、施設内の調理場から火が出たという想定で、職員や施設の利用者など、約20人が参加した。
グレイスル箕輪は、デイサービスやグループホーム等のサービスを提供していて、およそ60人が利用している。
これまでは、部署毎に防災訓練をしていたが、全体の流れを把握しようと、通報から避難まで施設全体を使った訓練を初めて行った。
6日の訓練では、お年寄りが予定とは違う動をしたり、情報伝達に時間がかかったりと、全員が避難するまでに12分かかった。
訓練を終え箕輪消防署の小林厚生さんは、「避難した後も出口で声を出し、誘導する事が必要」アドバイスを送った。
グレイスフル箕輪の伊藤大蔵地域マネージャは、「課題も見えてきた、定期的に訓練を行い、いざという時に備えたい」と話していた。 -
絵手紙展
地域の良さを絵手紙で紹介する作品を並べた展示が6日から、伊那市役所1階ロビーで開かれている。
展示を開いたのは、地元で絵手紙の指導をしている伊那谷絵手紙の会。今回、会のメンバー6人の教室の生徒130人の作品約200点が飾られている。
作品は、自分の住んでいる地域の身近なものを描こうと、市内各地の風景や伝統行事などが絵手紙で紹介されている。
どれも温かみのある作品となっていて、さまざまなタッチで表現している。
会代表の倉科照子さんは、「今まで何気なく見ていた風景も見直してみると思いがけない所に発見がある。作品を通していろんな発見をしてほしい」と多くの来場を呼び掛けていた。
地域の良さを絵手紙に描いた同作品展は18日まで。 -
いな少年少女合唱団 練習に熱
今月末に静岡県で開かれる国民文化祭に参加する「いな少年少女合唱団」のメンバーが、本番にむけ練習に励んでいる。
4日は、約30人が集まり、発生練習などをした。
伊那少年少女合唱団は20年以上前から活動していて、現在は伊那市を中心に、上伊那に住んでいる園児から高校生までが在籍している。
今回、伊那市と長野県の推薦を受け、国民文化祭に初出場することになり、週3回のペースで練習を重ねている。
団員たちは本番を間近に控え、発音や音程など、細かな部分を一つひとつ確認していた。
代表の北沢理光さんは、「国民文化祭は初めての機会。長野県の伊那市という場所で、一生懸命やっていることをアピールしてきたい」と話していた。
国民文化祭は今月24日から、静岡県富士市で開かれる予定。 -
ごみ組成調査発表
5年ぶりに行われた上伊那のごみの組成調査の結果がまとまった。
燃やせないごみに含まれる、資源化が可能なごみの割合が大幅に削減されるなど、ごみの分別状況が改善されていることが分かった。
これは、6日開かれた、ごみ処理基本計画推進委員会で、上伊那広域連合が報告したもの。
調査はH16年以来、5年ぶりに行われた。
今年6月と7月に上伊那8市町村のごみステーションに出された家庭ごみをサンプルとして抽出し、紙類やプラスチック、金属など24項目に分けて、それぞれの割合を調べた。
その結果、燃やせるごみについては、前回43%を占めていた生ごみの割合は、今回は38%と、5ポイント削減された。
これについて広域連合では、各市町村が行っている、生ごみ処理機の補助事業が一定の効果をもたらしたとみている。
燃やせないごみについては、資源化可能なごみの割合が、前回の52%から28%と大幅に削減され、住民のごみの分別に対する意識が向上したとみている。
これらの調査結果は、ごみの減量化施策に反映させる他、ごみ処理基本計画見直しの資料として活用することになっている。 -
イーナちゃん広場
生活や健康などをテーマに、各団体が展示や発表を行う「イーナちゃん広場」が4日、伊那市の勤労者福祉センター体育館などで開かれた。
4日は、約60団体が生活や健康をテーマにブースを出展した。
そのうち、伊那市消費者の会は、エコをテーマに自分たちで作成した牛乳パックのおもちゃやエコバックなどを展示した。
余った布でマスク作る体験コーナーもあり、メンバーに教わりながら、小学生などが挑戦していた。
また、体験ステージでは、ダンスや自分たちで考案した健康体操などが披露されていた。 -
麺街道フェスタ 11月7、8日開催
国道361号を麺街道と位置づけ地域の活性化につなげようと、麺街道フェスタ2009が今年も伊那市高遠町の高遠城址公園内を中心に11月7日と8日に開催される。
イベントのメーンとして、アマチュアソバ打ち名人世界大会が行われる。
6日は、麺街道フェスをPRするのぼり旗が伊那市役所でお披露目された。
麺街道フェスタは、麺を通じた情報発信や地域間での連携を深め活性化につなげようと去年から開かれている。
今年は国道361号沿いの麺所にスポットをあてたイベントで、伊那市のローメンや木曽町のとうじそば、岐阜県高山市の高山ラーメンなどを味わうことが出来る。
会場は高遠城址公園周辺で行われ、そばやラーメンが味わえるほか伊那節や木曽節といった郷土芸能が披露される。
また、信州そば発祥の地をPRしようと今年初めてアマチュアそば打ち名人世界大会と銘打った企画が行われる。
この大会は、そばの出来栄えを競うもので、優勝者には賞金5万円が贈られる。
定員は100名で参加資格はアマチュアであることが条件。