-
北殿地区社協が村長と懇談
南箕輪村の北殿地区社会福祉協議会が主催する、昼間一人で暮らしている北殿地区の高齢者の交流会が26日、大芝荘で開かれた。
村の出前講座で村長との懇談会を計画し、お年寄りや役員など45人が参加した。
交流会は年2回開いているが、村長の出前講座は今回が初めて。
唐木村長は、「1期目は子育て中心にやってきたが、2期目は高齢者にもやさしいむらづくりをしたい」とし、「地区社協の活動が大切。みんなで支え合える村にしていきたい」と話していた。 -
北小河内お茶飲み会
箕輪町の北小河内公民館で26日、地区住民の集いが開かれた。約60人が参加し、みんなで準備した昼食を味わいながら、こま回しなどの曲芸を楽しんだ。
お茶飲み会は、地域の人が顔を合わせ、おしゃべりをして楽しくすごそうと、住民のボランティアグループ「北小河内住民ふれあい会」が開いていて、今年で8年目になる。
今回は、飯田市在住の出前演芸ボランティア宮島節男さんが、皿回しやこま回しを披露した。
会場の人たちは、拍手をしながら曲芸を楽しんでいた。 -
ローメン月間 30日から開催
伊那ローメンズクラブは、今月30日から伊那商工会議所などが発行するプレミアム商品券の発売に合わせ、記念イベントとしてローメン月間を開催する。
これは、伊那ローメンズクラブがローメンをPRしようと企画したもので、期間は5月30日から6月30日までの一カ月間。
プレミアム商品券で支払った人に、100円の割引券をプレゼントする。
現在、伊那ローメンズクラブには33店が加盟していて、このうち市内28店でプレミアム商品券が利用できる。
100円割引券は7月いっぱい市内28の店で利用できる。
また、6月4日のローメンの日には通常のローメンが400円で楽しめ、さらに100円の割引券もプレゼントされる。 -
手良保育園の園児が田植え
伊那市の手良保育園の年長、年中園児48人が26日、保育園近くの田んぼで田植えをした。
子ども達に農業体験をしてもらおうとJA手良青壮年部が企画したもので、今年で2年目。
今回植えたのは黄金もちの苗。
園児達はメンバーから植え方を教わった後、さっそく田んぼに入った。
泥の感触を楽しみながら間隔を開け3、4本づつ苗を植えていった。
中には、足が抜けなくなって転んでしまう園児や泥遊びを楽しむ園児の姿がみられた。
秋には、収穫したもち米で餅つきをして楽しむという。 -
JA上伊那総代会
上伊那農業協同組合の第13回通常総会が26日、JA上伊那本所で開かれ、今年度の事業計画などが示された。
総会には、組合員520人が出席した。
平成20年度は事業総利益が約86億円で、前の年より約6千万円減少した。
本年度は、買い物するとポイントが貯まるポイント制度を本格稼働させる。
ポイント制導入により平成21年度末までに目標組合数を2万7500人、平成22年度末までに3万人にしたい竏窒ニしている。
また営農事業では販売額目標を180億円としている。 -
長谷保育園児がヒマワリの種まき
水源地をヒマワリでいっぱいにしようと、伊那市の長谷保育園の園児たちが25日、三峰川横の畑にヒマワリの種をまいた。
未来を担う子どもたちに水源地の大切さを知ってもらおうと毎年行われていて、この日は園児30人が約5千粒の種をまいた。
ヒマワリは8月上旬ごろ、見ごろを迎えるという。 -
思沢川に蛍を育てる会が看板設置
伊那市御園区にある思沢川で蛍を育てる活動をしている住民有志が23日、案内看板の設置などをした。
御園区の住民有志でつくる「思沢川に蛍を育てる会」のメンバー約30人が作業に参加し、思沢川入口となる伊那インター線沿線に案内看板を設置した。
会では、思沢川に蛍を復活させようと、10年ほど前から幼虫の養殖などを続けていて、今では6月中旬から下旬にかけ源氏蛍が舞う場所として定着してきている。
今年も、4月末から蛍の幼虫が上陸していて、会では6月15日ころに飛び始めるのではないか竏窒ニしている。
会長の原勝広さんは、「昔の風景を復活させたいとやってきた。伊那市に住んでいても知らない人も多い。ぜひ足を運んでみてほしい」と話していた。
蛍が舞う間は、道沿いに竹の灯ろうを立てるという。 -
スーパーエンデューロ・イン天竜
オフロードバイクの2時間耐久レース「スーパーエンデューロ・イン天竜」が24日、天竜川の中洲に設けられた特設会場で行われた。
県内外から約100人のライダーが集まり、約1.5キロのコースでその腕を競った。
大会は、地元のバイク店などでつくる実行委員会が毎年行っているもので、今年で23回目。
昨年までは、技術を競うトライアル競技も行っていたが、年々参加者が減少していることから、今年はエンデューロ競技のみの開催となった。
エンデューロは、坂道やカーブなどのあるコースを、2時間でどれだけ多く回れるかを競う。
坂道をさっそうと登り切り、上位争いをするライダーのかたわらで、急な坂を登りきれず、自力でバイクを押すライダーの姿も見られた。
観戦に訪れた人たちは、目の前を走りぬけるライダーらに声援を送りながら、迫力あるレースを楽しんでいた。
プロレーサーも出場する上級クラス、スポーツバイクの部では2時間で45周、約68キロを走った出場者が優勝した。 -
伊那市監査委員がチェック体制徹底を要望
伊那市監査委員は伊那市に対し、外郭団体の会計事務についてチェック体制を徹底するよう要望した。
伊那市監査委員がまとめた監査報告書によると、今年1月と2月の外郭団体の会計事務処理258件のうち、延べ147件で出納簿がないなど、規程及び留意事項通り確実な管理がされていなかったという。
監査委員は、万が一不祥事が発生すると伊那市にとって大きなリスクになる竏窒ニして、不祥事防止のためチェック体制の徹底を要望している。
これを受け市は外郭団体に関する規定に基づき再度、徹底を図っていく竏窒ニしている。 -
箕輪町職員ら夏季一時金減額
国の人事院勧告に基づき、箕輪町は6月に支給を予定する一般職員の夏季一時金を0・2カ月分減額する。
25日開いた箕輪町臨時議会で、条例案が可決された。
一般職員の夏季一時金は、期末手当と勤勉手当を含め2・15カ月分から0・2カ月分減額し、1・95カ月分とする。
町長、副町長、教育長は1・6カ月分から0・15カ月分を減額し、1・45カ月分とする。
町議会議員については、1・6カ月分から0・15カ月分減額し、1・45カ月分とする議員提案が可決された。
支給額は全体でおよそ1500万円の減額となる。 -
川シンポジウム実行委員会
川に親しみながら環境について考える伊那市のイベント「川シンポジウム」で、今年は新たに、より専門的な知識を身につけるための「ふるさとの川講座」を開く。
ふるさとの川講座は、伊那市内の小中学生や大人を対象に7月から全4回の講座を予定している。
内容は、水辺に生息する昆虫や植物、川遊びのルール、地層の観察など。
テーマをしぼった学習によって知識を深め、水環境を保全する活動につなげてもらうねらい。
実行委員会では、6月から募集を始め、定員は30人程度を予定しているという。 -
子ども地球サミット7月31日から
南箕輪村で7月31日から4日間の日程で開催が予定されているエコロジー啓蒙イベント「子ども地球サミット」の制作発表会が25日、村役場で開かれた。
「子ども地球サミット」は、村からエコの大切さを発信していこうと開かれる。
サミットの中で行われるミュージカルは、破壊された環境を元に戻す大変さ、続けること、信じることの大切さを伝えていこうという内容。
また、国内外から集まった100人の子ども達が、3泊4日の滞在期間中、自然体験で感じたことをエコ宣言として発表する。
子ども地球サミットのミュージカルなどの発表は、8月2日に南箕輪小学校の体育館で行う予定。 -
松島美容室がボランティア
箕輪町松島の松島美容室は25日、伊那養護学校の児童、生徒のヘアカットをボランティアで行った。
松島美容室は伊那市や駒ヶ根市を含め全部で5つの店舗を経営している。
その5店舗のスタッフ40人全員が伊那養護学校を訪れた。
松島美容室では、何か地域の役に立ちたいと4年前から年に一度ボランティアで同校を訪れている。
障害のある子どもは、美容室で長時間座っているのが難しくなかなか外で髪を切る機会がないため、保護者にも好評で年々希望者も増えているという。
松島美容室の関重春社長は、「こうした経験を通して、技術はもちろん、心の面でも人に喜んでもらえるヘアカットを目指したい」と話していた。 -
ごみチケット回収制度導入
上伊那広域連合は家庭で余ったごみ袋購入チケットを小学校で回収し、枚数に応じて奨励金を支払う制度を来年度から実施する。
25日開いた上伊那広域連合議会で示された。
この制度は年度末のごみ袋のまとめ買いを抑えるためのもので、児童が各家庭で余ったチケットを集め、1枚1点を10円に換算する。
各学校とも基礎点数を年2千点とし、上限を2万点とする。
広域連合ではこの制度について、5月から学校長会や住民に説明し周知を図る。
広域連合によると、年間のごみの量の1%にあたる300トンが減量できれば、経費約400万円が削減できるという。
また、平成19年度末のチケット使用率は65.3%だったということで、制度導入により、住民のごみ減量化、資源化の意識を高めていきたい竏窒ニしている。 -
学校支援地域本部事業 南部小でスタート講演会
南箕輪村の南部小学校で25日、地域ぐるみで学校活動を支援する学校支援地域本部事業の講演会が開かれた。
南部小は、今年度から学校支援地域本部事業に取り組むことを決めていて、地域の人たちに理解を深めてもらおうと講演会を開いた。
事業のモデル校となっている東京都の小平第六小学校校長の中津芳さんが講師を務め、地域住民ら約140人を前に講演した。
小平第六小では、地域ボランティアが小テストの丸つけや、クラブ活動の支援をするなど、教師の指導補助を行うことを基本として、地域との交流を深めている。
中津さんは、「いつでも気軽に、行ける時に行ける人が、できることだけをやるのが長く続けていくコツ」と呼びかけていた。
南部小では、27日に信大生とのゴミ拾いを予定していて、早速事業がスタートする。 -
木内克彫刻デッサン展
伊那市高遠町の信州高遠美術館で、彫刻家の故木内
克の作品展が開かれている。
木内克は、明治25年に茨城県に生まれ、29歳の時にフランスへ渡り15年間陶芸を学んだ。
今回展示しているのは粘土を焼いて作る「テラコッタ」と呼ばれる素焼きの作品。
木内克は30年間、同じ女性をモデルにして裸婦を題材とした作品を作り続けた。
信州高遠美術館では木内克の作品を300点所蔵しているが、今回はその中でも代表的な作品41点を並べた。
会場にはほかに、作品を作る前に描いたデッサン画も展示している。
木内克彫刻デッサン展は7月27日まで。 -
八名信夫さん講演会
俳優の八名信夫さんの講演会が22日、県伊那文化会館で開かれた。
講演は、教職員で組織する上伊那教育会の定期総集会の中で行われた。
八名さんは、「他人の子を叱るのも大人の思いやり」の演題で講演し、体験談も交え会場を沸かせていた。
八名さんは、明治大学からプロ野球の東映フライヤーズに投手として入団。けがのため映画俳優に転向し、悪役俳優として今年50年目を迎える。 -
大芝まつり実行委員会が大芝高原音頭Newヴァージョンの振り付け指導者を募集
南箕輪村の大芝高原まつり実行委員会は、今年から大芝高原音頭Newヴァージョンの振り付け指導者を募集する。
大芝高原音頭はこれまで、ボランティアが指導をしてきたが、各種団体からの要望を受け、今年から踊り指導者を募集することになった。
人数制限はなく、指導者協議会を組織して大芝高原音頭の普及を進める。
任期は2年。応募期間は5月27日から6月12日まで。 -
152バイパス東高遠工区の橋の名前「若宮橋」に決まる
工事が進められている国道152号高遠バイパス東高遠工区にかかる橋の名前を「若宮橋」とする方針が決まった。
これは21日に開かれた高遠町地域協議会で決まった。
国道152号高遠バイパス東高遠工区は、旧馬島家住宅付近から的場のループ橋付近をつなぐもので「若宮地区にかかっていて分かりやすい」とのことから、検討の結果、橋の名前は「若宮橋」とする方針が決まった。
地域協の検討結果は伊那市長に報告し、市長が最終決定する予定。
なお、東高遠工区の工事は来年3月の完了を目指している。 -
西町区美術作品展
伊那市の西町区民の作品を一堂に展示する美術作品展が22日、西町公民館で始まった。
プロアマ含め区民70人が、絵画や書道、工芸作品など100点を出品している。
この美術作品展は、文化的な行事を定期的に開いていこうと始まったもので、今年で4年目。
回を重ねるごとに定着してきており、お年寄りからは、趣味の発表の場として喜ばれているという。
作品展初日は、午前中から多くの人たちが会場を訪れ、足を止めて作品を鑑賞していた。
西町区美術作品展は24日まで。 -
西春近北保で畑づくり
伊那市の西春近北保育園で22日、年長児とその保護者が近くの畑で野菜の苗を植えた。
親子で農作業をして収穫の喜びを知ってもらう食育の一環で、野菜の苗植えは今年で3年目になる。
保育園南側の畑で親子30組がそれぞれ好きな苗を植えたり、種をまいた。
1組2メートル四方の区画で、なれない手つきながらも協力して作業を進めていた。
篠田千栄子園長は、「送り迎えのときに、野菜や花の成長を親子一緒に楽しんでほしい」と話していた。 -
上伊那地域観光戦略会議
どんぶり街道プロジェクト 情報交換の場設置など提言上伊那地域の観光について考える上伊那地域観光戦略会議は22日、伊那商工会館で開き、検討を終了するどんぶり街道プロジェクト分科会から提言が報告された。
諏訪から下伊那の間にある9つのどんぶり会は、事業規模や認知度などにばらつきがあり、単独での活動には限界もある。
分科会の提言では、まずは団体の相互理解のため、情報交換の場を設けることを挙げている。
その後、今年9月頃までに「天竜どんぶり街道」として組織を立ち上げ、各会のパンフレットの店舗への設置、ホームページの相互リンクなどを行い、情報発信することなどを提案している。
将来的には、その組織の活動により、どんぶりを地域の名物として定着させたい考え。
この案は、6月に各地域のどんぶり会に提言することになっている。
また会議では、観光客に街中を歩いてもらう手法を検討する分科会についての提案も承認した。 -
秋葉街道信遠ネットワーク、統一イメージのロゴ作成へ
秋葉街道の整備を進めている秋葉街道信遠ネットワークの交流会が23日、伊那市長谷の入野谷であり、統一デザインのイメージロゴをブランド化することなどを決めた。
信遠ネットは秋葉街道を整備することで地域の活性化につなげようと活動する団体で、伊那市、飯田市、大鹿村、静岡県浜松市の13団体で組織している。
この日は約60人が集まり、今後の活動などについて協議した。
協議では、現在道路案内に使われている秋葉街道のロゴをもとにした統一のイメージロゴを作成し、ブランド化していくことを了承した。
これにより、街道のイメージを確立し、将来的には街道沿いの特産品にもこのロゴを使用するなど、経済効果にもつなげたいとしている。
また、ホームページの開設やマップの作成などにより、街道をPRしていく。
メンバーの一人、伊那市長谷の高坂英雄さんは「ひとつの輪が伊那市から浜松市までつながった。秋葉街道の整備を通して仲間づくり、地域づくりを進めていきたい」と話している。 -
ヒメギフチョウの卵、鹿嶺高原で300個以上確認
伊那市長谷の鹿嶺高原で23日、絶滅の恐れがあるとされているヒメギフチョウの卵が、300個以上あることが確認された。
この日は、ヒメギフチョウの保護活動をしているボランティアグループ6人が、ヒメギフチョウの幼虫のえさとなるウスバサイシンの分布調査をし、葉に産み付けられたヒメギフチョウの卵を調査。結果、300個以上を確認した。
また幼虫のエサとなるウスバサイシンも、生息密度の濃い場所があることを確認した。
鹿嶺高原でヒメギフチョウに関する生息環境の本格的な調査は今回が初めて。
データは今後のヒメギフチョウの保護活動に役立てられる。
調査を呼びかけた伊那市東春近の窪田勝好さんは「ウスバサイシンは行政と協議しながら保護する必要がある」と話している。
市ではシカなどの食害からウスバサイシンを守るため、防護柵の設置を計画している。 -
もみじカップ交歓大会
もみじカップミニバスケットボール交歓大会が23、24日、箕輪町で開かれている。
同大会は、試合を通して技術の向上を図り、交流の輪を広げようと10年前から開かれている。
今年は町内の3チームのほか、県内外からの招待チーム24チームが出場している。
大会1日目の結果、男子は箕輪が予選リーグを1位で通過。
決勝トーナメントの一回戦も勝ち、準決勝へコマを進めている。
女子は箕輪北が予選リーグを2位で通過。決勝トーナメントへ進出したが、1回戦敗退となった。
箕輪健全は予選リーグ敗退となっている。 -
ハッチョウトンボの羽化始まる
日本一小さなトンボ「ハッチョウトンボ」の羽化が、伊那市新山にある「とんぼの楽園」で始まった。
体長約2センチ、日本一小さなトンボとされるハッチョウトンボの羽化は、これからピークを迎える。 -
伊水会書展 24日まで
上伊那地域で書道を学ぶ伊水会の作品展が24日まで、伊那市の県伊那文化会館で開かれている。会員42人が思い思いに書いた作品約100点が、訪れた人の目を楽しませている。
伊水会は箕輪町在住の書家千葉耕風さんが指導している書道会。作品は書き方や墨の濃さなどが工夫されており、個性や生きざまを書に表しているという。
作品展は毎年開かれており、今年で30回目。
会員は始めたころからほとんど変わっておらず、平均年齢は70代だという。
千葉さんは「みんなよくここまで続けてくれた。会員の高齢化が進み、大作に挑戦するのが難しくなってきている」と話していた。
大作の展示は今回で一度区切りをつけ、来年からは比較的小さい作品に切り替えて、展示会を行っていく。 -
箕輪町の漆戸常会 ホームページ開設
箕輪町北小河内区の漆戸常会の住民有志が、地区の歴史やイベント予定などを掲載したホームページを開設した。
ホームページを開設したのは、地区に住む漆戸正治さん、漆戸稔さん、漆戸俊彦さん、林昌樹さんの4人。
4人は皆40代前半で年が近いことから、普段から集まる飲み仲間という。
ホームページ作りは、1年前、大文字や子安様など地区の伝統行事を広く町内外の人に知ってもらい、後世に伝えたいという願いが話題になったことがきっかけだった。
4人はそれぞれ、写真集めや地区の歴史や伝統行事などの聞き取り調査、ホームページ作成のための勉強など準備を進めてきた。
ホームページは今月完成し、地区で行った防災訓練の様子などの行事のほか、歴史や文化遺産など写真と共に掲載している。
また、地区の人たちにも活用してもらおうと、行事予定も加えた。
中心となり活動した漆戸正春さんは、「漆戸常会は軒数は少ないがまとまりがある。ホームページを作って、それがよく分かった。常会の人だけでなく、常会から出ていった人にも懐かしく見てほしい。イベント情報も活用してもらいたい」と話している。
また、常会長の坂井忠久さんは、「大きな輪が広がって盛り上がっていったらいいと思う」と期待している。
漆戸常会のホームページは、グーグルの検索サイトで「漆戸常会」をキーワードに探すことができる。
長野県によると、常会が開設した例は聞いたことが無く、全国的にもめずらしいという。 -
新型インフルエンザ発生に備え
伊那中病でマニュアル配布新型インフルエンザの発生に備えて、伊那市の伊那中央病院は、全職員に対応マニュアルを配布し体制を整えている。
マニュアルは、患者への対応などをチャートで記したもので、全職員に配布したほか、部署ごとでさらに具体的な対応を決めているという。
伊那中央病院では、感染を防止するため病院の外に発熱外来を設置しているほか、空気が部屋の外に漏れるのを防ぐ「陰圧(いんあつ)」の病床も4部屋用意している。
また入り口に看板を設置し、感染が疑わしい人は病院に入らず、まず伊那保健福祉事務所に相談するよう呼びかけている。
伊那中央病院の薮田清和事務部長は、「発生に備え、より現実に沿った対応ができる体制を整えている」と話していた。 -
キッドビクス教室開講
母親と子どもが音楽に合わせて体を動かすキッドビクスの教室が22日、南箕輪村公民館で開かれた。
1歳から3歳の子どもとその保護者が対象のベビークラスで、13組の親子が参加した。
教室を開いたのは、上伊那を中心に活動するダンスサークルK‐Kids。
昨年度までは村の公民館講座の一つだったが、今年度からはサークルとして教室を開いている。
講師は、サークル代表で日本キッドビクス協会公認のインストラクター春日絵理加さん。
春日さんは、「キッドビクスをすることで、子どもは母親と楽しく体を動かせ、成長にいい効果がある。母親は、育児などの疲れをリフレッシュできる効果がある」という。
この教室は、毎月第2、第4金曜日に南箕輪村公民館で開く。