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公売オートバイ人気
伊那市がインターネット公売に出品したバイク「カワサキ メグロSG」が人気を呼んでいる。
このバイクは以前、伊那市が公用車として使っていたが、ここ10年ほどは使われず車庫に眠っていた。
市ではこのバイクを財源の足しにしようと、インターネットによる公売に出品したところ4月14日から締切となった5月12日までに約300件の入札参加仮申し込みがあった。
バイクのエンブレムにあるメグロは40年ほど前にあったエンジンメーカーの名称で、カワサキと業務提携した。
このバイクは1964(昭和39)年から5年間販売され、マニアの間では人気があるという。
仮申し込みが済んだ人を対象とした入札は26日から始まり、6月2日に落札者と価格が決まる予定。 -
さわやかエンジョイ体操教室開講
ウォーキングなどで楽しく体を動かすエンジョイ体操教室が13日、箕輪町で始まった。
恒例の教室で、箕輪町に暮らす21人が参加した。
講師を務めるのは健康運動指導士の宮沢繁美さん。
この教室ではウォーキング、軽い筋力トレーニング、ストレッチなどを行う。
この日は、足のストレッチをしたあと、参加者は体育館の中を歩いた。
講師から、「下を向いて歩かない」などのアドバイスを受け、背筋を伸ばし、大きく手を振りながら歩いてい
た。
ウォーキングの後は、肩を回すなどのストレッチをして体をほぐした。
また、足のリンパの流れを良くするため、裸足になって足のマッサージにも挑戦。参加者は、講師の手本を見ながら丹念に足を揉みほぐしていた。
この体操教室は8月まで全8回開く。 -
辰野町の管轄伊那警察署へ
長野県警は、辰野町を岡谷警察署の管轄区域から伊那警察署の管轄へ変更するなどとした組織再編計画案をまとめた。
県警では辰野町の管轄変更により、広域連合の区域と整合が図られ、住民と協働した防犯活動や交通安全活動が進めやすくなるほか、裁判所管轄区域と整合し、事件送致業務や護送業務の効率化が図られる竏窒ニしている。
なお辰野町交番には所長以下8人の警察官が配置されていて、従来通りの運用になるという。
再編案については、説明会などを開いて住民の意見を聞き、県議会での議決を経て来年4月からの実施を予定している。 -
ママさんバレー開幕
伊那市ママさんバレーボールの今年のリーグ戦の開幕式が12日夜、伊那小学校体育館で行われた。
開幕式では去年の優勝チームから優勝カップが返還された。
伊那市ママさんバレーボール協議会の北野ちづる会長は、「今シーズン、けがのないよう楽しくプレーしましょう」とあいさつした。
また、全チームを代表してチーム「みなみ」の北林奈美さんは、「協力してくれる家族に感謝し、明るく元気よく最後までリーグ戦を戦います」と選手宣誓した。
今シーズンは去年と同じ8チームが参加し、11月に優勝決定戦が行われる。 -
雇用創出 伊那市が新たに21人採用
伊那市議会の5月臨時議会が13日開かれ、雇用創出事業として、新たに21人分の雇用を確保するための補正予算案などが可決された。
雇用情勢の悪化を受け、伊那市では今回の補正で新たに21人分の雇用を確保する予定。
仕事の内容としては、市有林・林道の管理や道路河川環境整備など12の業務を想定していて、雇用期間は6カ月、もしくは3年となっている。事業費は約2400万円。
また、定額給付金の支給に合わせて伊那商工会議所、伊那市商工会、JA上伊那の3者が発行する「プレミアム付き商品券」の補助金2500万円の先決処分も承認された。 -
箕輪中 部活対抗大声あいさつ大会
箕輪町の箕輪中学校で12日、第2回部活動対抗大声あいさつ大会が開かれた。
大会には、運動系や文化系など18クラブが出場し、声の大きさや張り、また発表での行動などが審査された。
箕輪中のモットーは「挨拶・清掃・合唱」。
学校では、部活動からもあいさができるようになろうと、昨年11月に初めて大会を開き、今回で2回目。
発表では、「おはようございます」や「お願いします」などの共通のあいさつのほか、各部で考えた独自のあいさつを披露した。
体育館には、生徒たちのきびきびとした大きな声が響き、1年生は先輩の発表を見つめていた。
大会の結果、最優秀のあいさつ大賞は吹奏楽部が選ばれた。 -
市職員の夏季一時金減額
伊那市は、6月に支給する職員の夏のボーナスを減額する。
これは、民間企業の厳しい実情を踏まえ、人事院が5月1日に国家公務員の夏のボーナス、特別給を減額するよう勧告したことを受けて行われる。
現在、一般職や部長職のボーナスは、給料月額の2.15カ月分となっているが、改定により0.15カ月分を減額し、1.95カ月分とする。
また、市長や副市長などの特別職は、給料月額の2.24カ月分が支給されているが、改定後はおよそ1割の0.21カ月分を減額し、2.03カ月とする。
支給額は、全体で約5500万円の減額となる。
人事院勧告に基づき国家公務員の給与に関する法律が成立した場合、国では6月1日から改定後の金額で支給されるようになることから、伊那市でも6月1日から減額改定を行う予定。 -
雇用創出で外国語児童支援拡充
伊那市では、雇用創出事業の一環として、市内の小中学校に通う日系ブラジル人の児童、生徒をサポートする就学援助員を増員し、支援体制を充実させる。
現在伊那市には、日系ブラジル人の子どもなど、日常会話でポルトガル語を使う児童や生徒約90人が、市内の小中学校に通学している。
そのうち、ほとんどポルトガル語しか話せず、通訳のサポートを必要とする児童、生徒は40人ほど。
援助員は授業の通訳などをして児童、生徒の就学支援をしていて、現在は伊那東小学校、伊那北小学校、東部中学校に配置されている。
しかし、現在援助員は2人しかいないため、一人が伊那東小と東部中を兼務していて、現状は十分に対応できていない。
そこで市では、雇用創出事業の一環として6月初旬をめどに、ポルトガル語の援助員を一人増員し、兼務体制を解消する。
市では、「子どもがプリントなどを持ち帰っても、親が理解できず、うまく伝わらないこともある。援助員の増員は、親の支援にもつながる」としている。 -
小坂伊那市長が戸草早期建設の意見を知事に提出
伊那市の小坂樫男市長は、国の天竜川水系河川整備計画策定を前に戸草ダムの早期建設を要望する意見を村井長野県知事に提出したことを13日、市議会に報告した。
河川整備計画策定の手続きとして、国は、県知事の意見を聞くことになっている。
3月27日付けで村井知事から伊那市長の意見照会があり、小坂市長は▽早期建設実施▽美和ダム上流域の砂防事業の早期かつ計画的な実施▽地元住民感情に配慮し円滑に協力していけるような幅広い調整竏窒フ3点を要望する意見を提出した。
これに対し県では、地元自治体の意見をなるべく尊重し、国に対応していきたい竏窒ニ話したという。 -
恩徳寺のクロユリ見ごろ
南箕輪村の恩徳寺で、クロユリが可憐な花を咲かせている。
恩徳寺では、2株のクロユリを50年かけて増やしてきた。
今年は例年並みの5月3日ころから咲き始め、約250株咲いている。
訪れる人々に楽しんでもらおうと、花が咲きそろったプランターは本堂の前に並べられている。
花は今週いっぱい楽しめるという。 -
高尾公園でふれあい広場開催
地域の交流や活性化につなげよう竏窒ニ、伊那市山寺の高尾町社会福祉協議会は10日、「ふれあい広場」を高尾公園で開いた。子どもからお年寄りまで、多くの人が訪れ、世代を超えた交流を深めてた。
公園内の社務所では、紙芝居の愛好家グループによる上演があり、訪れた人たちは懐かしい紙芝居を楽しんでいた。
紙芝居が始まると、子どもたちはおしゃべりをやめ、紙芝居の世界に引き込まれていた。
また、5年ぶりにバザーのコーナーを設置。会員が栽培した野菜や、自宅で不要になった衣類などが販売された。
バザーの売り上げは、地域の花壇整備や福祉活動に活用する予定。
高尾町社会福祉協議会の中谷操会長は「顔見知りになり、交流することで、いざという時に地域で助け合える環境ができる。これからも地域の交流の場として続けていきたい」と話していた。 -
青空の下で童謡・唱歌を楽しむイベント 箕輪町で
青空の下で童謡や唱歌を歌うイベントが10日、箕輪町のみのわ天竜公園であった。約100人が集まり、自然に囲まれた園内に、歌声を響かせた。
イベントは、町内の音楽愛好家でつくる実行委員会が「自然の風を受けながら歌を楽しんでもらおう」と企画したもの。昨年は雨で中止となったが、今年は青空に恵まれ、参加者は童謡や唱歌など37曲を歌った。
また、イベントの途中で、町内の太極拳愛好家らが、「箕輪町の歌」に合わせて太極拳を披露。訪れた人は歌を歌いながら、体を動かしていた。
山口栄一実行委員長は「屋外では強風によるハプニングもあるが、半分遊びという気分で歌と自然を楽しんでほしい」と話していた。 -
結婚体験談表彰式
伊那市の結婚相談窓口「いなし出会いサポートセンター」が募集していた結婚体験談の入賞作品が決まり、12日、伊那市高遠町のさくらホテルで表彰式が行われた。
表彰式には受賞者やその家族など約10人が集まった。
結婚体験談は独身の人たちに家庭を築くためのきっかけづくりにしてもらおうと、出会いサポートセンターが応募したもので、全国から9点が寄せられた。
このうち最優秀賞には岡谷市出身で京都に住んでいる破田野智美さんの作品が選ばれた。
破田野さんは32歳。5年前に結婚し、現在初めての子どもを妊娠中で、夫とともに表彰式に駆けつけた。
破田野さんは体験談で、「舞散る桜の花びらをつかむと幸せになれる」とつづっている。
体験談にはほかに、「結婚は2人の“ずっと”を公に認めてもらえ、周囲に守ってもらえる。思いたったときこそが適齢期です」と記されている。
この体験談は、今週末に伊那市のホームページで公開される。
現在出会いサポートセンターには、20代から70代まで160人ほどが登録していて、10組が交際中だという。 -
フェンシング全国カデ・エペ大会
箕輪町で10月開催箕輪町で10月、14歳から17歳を対象にしたフェンシングの全国カデ・エペ選手権大会が開かれる。
大会に向けた実行委員会の初会合が12日、町交流センターで開かれた。
大会は10月24、25日の2日間、箕輪町社会体育館などを会場に開く。
昨年に続き2回目だが、今年は国の補助を受け、規模を拡大して行う。
大会種目は、全身のどこを突いても有効となるエペ。
北海道から九州まで約90人の出場を見込んでいる。
また、第4回みのわもみじカップフェンシング大会も同時開催する。
大会では、オリンピック選手を招いて研修会やトークショーの開催も検討している。
今年は、町の活性化につなげようと、大会期間中に箕輪中学校のグラウンドでイベントも行う予定。 -
ザ・シワクチャーズ伊那が韓国で交流演奏会
市長に帰国報告1日から4日まで韓国南原市を訪れていた伊那市の女声合唱団ザ・シワクチャーズ伊那のメンバーが12日、小坂樫男伊那市長に帰国報告した。
北沢理光代表とメンバー2人が伊那市役所を訪れた。
シワクチャーズのメンバーは伊那市と交流がある南原市を訪れ、南原春香合唱団と交流演奏会を開いた。
シワクチャーズは伊那市の歌などを作曲した名誉市民の故高木東六さんの遺志を継ごうと2年前結成された。
南原の訪問は高木東六さんが制作したオペラ「春香」の舞台となっていることが縁で決まったもので、交流演奏会では、それぞれが歌声を披露したほか、合同で合唱もした。
北沢さんらは、「南原の合唱団と同じステージに立つことができ感動しました。音楽は言葉に関係なく、どこの国の人たちとも通じあえると実感しました」と感想を話していた。 -
箕輪町の運動遊び
全国平均上回る効果ひと味違う箕輪の子ども育成事業として進められている運動遊びの成果が11日報告され、運動遊びを経験した子ども達の測定結果が、8項目中4項目で全国平均を上回っていることがわかった。
箕輪町のながた荘で運動遊び検討委員会が開かれ、大学教授や保育士、保護者ら14人が参加した。
委員会の中では、運動遊びを経験した小学生の体力測定の結果が報告された。
それによると、運動遊びを経験した1年生から3年生の子ども達は、身体の柔軟性を測る長座体前屈、俊敏性を測る反復横跳び、跳躍力を測る立ち幅跳びなど4項目で全国平均を上回っている。
特に柔軟性は全国平均を大きく上回っていて、運動遊びを推奨する松本短期大学の柳沢秋孝教授は、「柔軟性は運動量と比例する。運動遊びの効果が出ている」と評価した。
箕輪町では、今年運動遊びサミットを計画している。
箕輪町のひと味違う子ども育成事業や、運動遊びの良さを全国にPRしようと開く。
開催日は7月18日、基調講演やパネルディスカッションを予定している。
平澤豊満町長は、「箕輪独自の育成事業をアピールし、全国へ発信していきたい」と話していた。 -
箕輪町の小中学生がフェンシング全国大会で入賞
箕輪町の小中学生4人が、3日から東京都で開かれた東日本少年個人フェンシング大会で入賞を果たした。
4人が11日、箕輪町役場を訪れ、平沢豊満町長に入賞報告をした。
大会では、小学生の部で西藤俊哉くんがフルーレとエペで2位、山岸勇太くんがサーブルで3位、中学生の部では箕輪中の鎌田航くんがエペで5位、大槻達哉くんがサーブルで6位となった。
平澤町長は、「素晴らしい成績。この結果に自信を持って、これからもがんばってください」と選手たちの労をねぎらった。
西藤繁監督は、「全国大会で5つの入賞は過去最高。夏の全国大会に向け良い弾みになった」と話していた。 -
木内克彫刻デッサン展
伊那市高遠町の信州高遠美術館で、彫刻家の故木内克の作品展が開かれている。
木内克は、明治25年に茨城県に生まれ、29歳の時にフランスへ渡り15年間陶芸を学んだ。
今回展示しているのは粘土を焼いて作る「テラコッタ」と呼ばれる素焼きの作品。
木内克は30年間、同じ女性をモデルにして、裸婦を題材とした作品を作り続けた。
信州高遠美術館では木内克の作品を300点所蔵しているが、今回はその中でも代表的な作品41点を並べた。
会場にはほかに、作品を作る前に描いたデッサン画も展示している。
木内克彫刻・デッサン展は7月27日まで。 -
市町村対抗駅伝で南箕輪村の小学生チームが優勝
10日に松本市で開かれた市町村対抗小学生駅伝競走大会(松本平広域公園陸上競技場発着)、村の部でこのほど、南箕輪村が連覇を果した。
約6キロを4人がタスキでつなぐ小学生の部には、県内の59チームが参加。南箕輪村は、村の部で優勝した。
タイムは、22分14秒。総合でも、8位と健闘した。 -
西町区でさわやかウォーキング
春の景色を楽しみながら親ぼくを深める「さわやかウォーキング」が10日、伊那市西町であった。子どもからお年寄りまで約160人の区民が参加。西町からその周辺をめぐる7.5キロのコースを、ゆったりとしたペースで歩きながら楽しんだ。
西町区では、春の運動会にかわる区民交流イベントとして、このウォーキング大会を開いており、今回で6度目。
コースの途中には、地区に残された史跡についてのレクチャーもあり、自分たちの住む地域の歴史に触れていた。
この日は、青空に恵まれ、絶好のウォーキング日和となり、参加者は、家族や友人と会話を弾ませながら、気持ち良い汗をかいて、ウォーキングを楽しんでいた。 -
「なんでも鑑定団」の北原照久さんが高遠町で講演会
テレビ番組「開運!なんでも鑑定団」で馴染みのブリキおもちゃのコレクター北原照久さんの講演館が10日、伊那市高遠町の総合福祉センターやますそであった。約100人が集まり、北原さんの話に耳を傾けた。
北原さんは両親が伊那市の出身であることもあり、、伊那市の「ふるさと大使」を務めている。今年4月には、伊那市商工会が企画した「おもちゃ博物館」を監修。講演会は、おもちゃ博物館の開館最終日の締めの企画として行われた。
北原さんは、「世界的な不況と言われているが、その中で、商店街の活性化に向けた取り組みの一歩が踏み出せた。成功や失敗といった結果よりも、行動したことが大切。継続して活動してほしい」とアドバイスを送った。
また、講演会の後には北原さんによるお宝鑑定があり、来場者は、ネットオークションで落札したミニカーや、子どものころに買ってもらったレコードなどを持ち寄った。
鑑定額が予想価格より上回ると会場からは拍手が起こり、持ち主は意外な結果に喜んでいた。 -
Eグループが箕輪町の休耕田に赤そばを播種
箕輪町の観光資源の一つ、「赤そば」を多くの人味わってもらおう竏窒ニ、上古田地区の住民有志でつくる「これからの農業・林業を考えるEグループ」は11日、町内の休耕田で、赤そばの栽培を始めた。
箕輪町では現在、上古田地区にある「赤そばの里」で、別のグループ「上古田の里赤そばの会」が、町の委託で、赤そばを栽培している。しかし、収穫した赤そばの実は、町に納めるため、自由に使うことができず、観光客に提供できないのが現状。
また、赤そばの収量は普通のそばの3分の1程度だという。
そこでEグループは、遊休農地の解消と地域の活性化を図るとともに、多くの観光客に赤そばを食べてもらおうと、今年から独自で赤そば栽培を始めた。
試験栽培は、普通のそばと混ざらないよう集落や林で隔離された、遊休農地60アールで実施する。グループでは、約40キロの収穫を見込んでいる。
ソバは8月上旬に収穫し、赤そばの里が里開きする9月から10月に、訪れた人に提供する予定。 -
南箕輪村で福祉移送サービス車の引き渡し式
高齢や障害者を対象にした無償の福祉移送サービス事業を6月から始める南箕輪村で11日、使用車両の引き渡し式があった。
この日は、村や南箕輪村社会福祉協議会の関係者など約10人が式に参加。
唐木一直村長は「高齢者や障害者の足の確保は課題となっている。多くの人が利用し、課題の解消の一助になれば」と語った。
また、事業の委託を受ける村社協の堀深志会長は「移送事業の趣旨・目的に沿ったサービスが提供できるよう努めていきたい」とあいさつした。
同事業の対象となるのは、村内に居住し、昼間交通手段を持たない高齢者や障害者など。
同事業では、利用者び保険料(年間千円)と、ガソリン代などを、村が支給する。
利用するには、役場への登録と、村の社会福祉協議会への予約が必要。
運行時間は平日の午前9時縲恁゚後4時半。運行範囲は村内ほか、伊那市や箕輪町で、買い物や病院への通院、公共機関への移動などを目的とする場合、利用することができる。利用時間の目安は1回1時間、月2回まで利用できる。
村では、今日から利用登録の受け付けを始め、来月1日から無償福祉移送サービス事業をスタートする予定。 -
美和ダムで洪水に備えたダム管理演習実施
大雨などによる美和ダムの洪水に備えたダム管理演習が11日、伊那市長谷非持にある国土交通省の美和ダム管理支所で行われた。
演習は、大雨などによる洪水時、美和ダムから安全に放流するため、毎年この時期に行われているもの。
この日は、三峰川流域の6ヵ所に設置されたサイレンを鳴らし、電光掲示板で川に近付かないよう、呼びかけた。
また、今年は初めて中川村にある天竜川ダム統合管理事務所と光ケーブルで結び、テレビ電話でお互いの状況を確認し合った。
美和ダムでは通常、2つのゲートを開けて水量を調節している。しかし、容量の8割を超え、治水容量の1340万トンを超えると予想される場合、3つ目のゲートを開けて洪水調節を行う。
3つ目のゲートを開けなければいけない洪水は、昭和34年の建設以来、50年年間なかったという。
神野祐一支所長は「地域の安全のため、情報を適切に伝えていきたい」と話していた。
演習は明日も行われる。 -
地元のロックバンドとプロのロックバンドによるライブイベント 開催
地元のロックバンドとプロのロックバンドによるライブイベント「ライズアップVoL(ボリュームツー)2」が9日、伊那市西町のグラムハウスであった。
これは、駒ヶ根市のイベント企画会社「オフィスライズアップ」が企画したもので、今回で2回目。
伊那市で活動するパンク系バンドと、全国で活動するプロのバンドが同じステージに立つことで、地元バンドのレベルの底上げを図ろうと考えた。
この日は、男性3人でつくる伊那市のバンド「ベジタブルライフ」がオリジナル曲5曲を披露。
メンバーの一人は「プロと同じステージに立つので、技術面でも気持ちの面でも負けない演奏をしたい」と話していた。
またプロのバンドは2組が演奏を行い、会場を沸かせていた。
オフィスライズアップでは今後、年に4回程度こうしたイベントを行っていく予定で「いずれは、大きなホールや野外でイベントをしたい」としている。 -
信州伊那・地域経営研究会が発足
個人や企業が変わる事で地域を良くしていこうという「信州伊那・地域経営研究会」の設立総会が9日、伊那市のいなっせであった。
同会は、企業や個人のあり方を考え、行動していくことで、生き生きとした社会、活気のある地域をつくっていこうというもの。今年2月から準備を進め、趣旨に賛同した上下伊那の経営者や個人など、53人が会員となった。
会長に選任された織建(本社・伊那市)の織井常昭社長は「個人から会社を変え、会社から地域を変えていく、そのきっかけ作りをしてきたい」と話した。
その後、記念講演では、組織・風土改革の第一人者とされる大久保寛司さん(経営研究所所長)を迎えた。
大久保さんは「社員が自主的に考え行動する企業はいきいきしているし、不況にも強い」と語った。
同会では今後、年4回研修会を開いていく予定。 -
母の日に贈るトピアリー作り
南箕輪村公民館で9日、母の日に贈るプレゼント作りがあった。
子どもや保護者約30人が参加し、南箕輪村沢尻の伊藤瑞枝さんから造花でつくるアレンジメントフラワー、トピアリーの作り方を教わった。
村公民館では、母の日に手作りの贈り物をプレゼントしてもらおうと、毎年講座を開いている。
参加した人たちは、花の色や形を選びながら、発泡スチロールのボールに挿しこんでいた。 -
やまびこリーグ開幕
40歳以上を対象とする伊那市のソフトボールリーグやまびこリーグが8日夜、開幕した。富士塚スポーツ公園運動場で今シーズンの開会式があった。
やまびこリーグは今年で32シーズン目を迎える。
開会式の中で、やまびこソフトボール連盟の伊藤泰雄会長は、「汗を流し、チーム同士の親睦を深め楽しくプレーしてほしい」とあいさつした。
選手を代表してインターフェアーOBの守屋美喜男さんが、「1年間けがのないよう和気あいあいとプレーします」と宣誓した。
やまびこリーグは今シーズン、昨年より1チーム少ない8チームが参加し、総当たり戦で試合をする。 -
箕輪町国際交流協会 交流会
箕輪町国際交流協会の定期総会と交流会が7日夜、町産業会館で開かれた。
国際交流協会のメンバーや町在住の外国人ら約60人が参加した。
交流会では、外国人によるスピーチが行われ、中国出身の金千雪さんが日本での生活について発表した。
金さんは現在、箕輪中部小学校の5年生。北京では、7縲・時間授業があり、英語も毎日勉強していたといい、「日本は、学校の外に行く授業もあって楽しい」と話していた。
箕輪町には現在、1300人の外国人がいる。
箕輪町国際交流協会では、日本語教室を開いているほか、交流事業、海外研修などを行っている。
世界的な不況の中、日本語が話せない外国人は就職が難しく、日本語教室に通う外国人が増えているという。
協会ではこうした状況の中、本年度はビジネスマナーの講座などの開催も考えている。 -
母の日に贈る音楽会
10日の「母の日」にちなんで、伊那市のいなっせで9日、小さい子どもを持つ母親に気兼ねなく音楽を楽しんでもらうための音楽会が開かれた。
NPO法人クラシックワールドが毎年開き、今年で11回目。幼い子どもの入場が制限されるコンサートが多い中、母親にもコンサートを楽しんでもらおうと開いている。
バイオリンやフルート、アルパなどの地元奏者が、クラシックの名曲を披露したほか、地元の母親でつくる合唱団が子どもたちと一緒に合唱曲を披露した。
訪れた親子は、会場に響く歌声や楽器の音色を存分に楽しんでいた。