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池泉堂文化サロンお披露目で井月講演会
井月ゆかりの品鑑定も
								伊那市富県南福地の旧酒井医院の建物を利用した、池泉堂文化サロンのお披露目記念講演会が17日、開かれた。
池泉堂文化サロンはもともと医院として使われていたが、移転に伴って空き家となっていた。
今回地区住民で作る文化団体池泉堂文化サロンが社交場として利用していこうと、お披露目講演会を企画した。
第1回記念の今回は建物や地域にゆかりのある人についてという趣旨で、「富県と井上井月」という演題で講演が行われた。
地区住民約20人が会場を訪れ、講演に耳を傾けた。
講師は井上井月顕彰会副会長の竹入弘元さんが務め、富県について書いた井月の句や日記を紹介した。
竹入さんは、駒ヶ根市から火山峠を越えて富県を訪れた井月が金峰寺に寄り食事を頼んだが、住職が忙しく食べさせてもらえなかった。その後美篶に向かったが橋が崩れていて渡れなかった竏窒ニいうエピソードが書かれた日記を披露した。
また講演の後には井月ゆかりの品の鑑定が行われた。
主催した池泉堂文化サロンの一人は「井月がふらりと立ち寄っても快く受け入れた先祖の人たちの心の広さを勉強することができた」と話していた。 - 
            
				
				
災害ボラコーディネーター養成講座
								大規模災害時に各地から集まったボランティアをとりまとめるコーディネータの養成研修会が17日、伊那市の障害者社会就労センター輪っこはうす・コスモスの家で開かれた。
社会福祉協議会の職員や地域住民など約30人が集まった。
コーディネーターは、大きな災害が発生した時に、全国各地から集まったボランティアをとりまとめるボランティアセンターのスタッフとして活動する。
主に、被災者からのニーズの確認や、それに合ったボランティアの派遣先、派遣内容の決定などを行う。
研修会は、災害時にボランティアセンターを設置する伊那市社協が初めて開いた。
研修会では、新潟中越沖地震でスタッフを務めた新潟県柏崎市社協の山崎博之さんが講演した。
山崎さんは「各地からボランティアが集まる反面、コーディネーターがいないとニーズとマッチせず、無駄が出てしまう」とコーディネーターの重要性を説明していた。
研修会では、一般募集の地域住民を対象としたボランティアセンターの設置訓練も行われ、9人の受講者が実際の動きを確認した。
研修を終えた受講者は社協に登録され、伊那市での災害発生時にコーディネーターとして活躍する。 - 
            
				
				
水仙の里づくりで球根植え
								箕輪町の福与城址を守る会は17日、城の跡地に水仙の球根3500個を植えた。
会のメンバーや地区住民、箕輪南小の児童ら約50人が集まった。
会では5年かけて福与城址を水仙の里にしようと3年前から城の跡地に水仙の球根を植えている。
植えた球根は、箕輪町出身で東京都在住の藤沢進さんから寄付された。
藤沢さんは福与城の城主だった藤沢頼親の子孫で、3年前に活動を始めた時から毎年球根を送ってくれているという。
参加者は地面に生えた雑草を取りながら穴を掘り、水仙の球根を一つずつ植えていた。
福与城址を守る会の松崎久司会長は、「一緒に球根を植えた子ども達が大きくなった時に、一面水仙が咲き乱れるような場所になったらうれしい」と話していた。
水仙は福与城址まつりが開かれる来年の4月にちょうど見ごろを迎えるという。 - 
            
				
				
雑穀プロジェクトイン伊那
								機能性の高い食品として注目されている雑穀に親しんでもらうイベント「雑穀プロジェクトイン伊那」が17日、伊那市長谷で行われた。
伊那市長谷地区で、雑穀の料理教室や講演会・現地見学会が開かれた。
料理教室には40人ほどが参加した。
講師を務めたのは、道の駅南アルプス村でレストランを営む吉田由季子さん。
吉田さんは、日本雑穀協会が認定する雑穀エキスパートで、夫の洋介さんとともに、6月に雑穀料理の本を出版した。
この日は、その本にも掲載されている3つの料理、アマランサスパスタ、アマランサス入りガーリックポテト、もちきびのコールスローサラダを作った。
吉田さんは、「アマランサスは少しくせがあるので、炊くときに生姜を加えると良い」など、料理する時のポイントを参加者に伝えていた。
料理が出来上がると、参加者は早速味わっていた。
雑穀プロジェクトは、伊那市や信州大学農学部などが5年前から取り組んでいて、今回で9回目。
遊休農地の有効活用や、特産化による地域活性化などに期待が寄せられている。 - 
            
				
				
南信工営リフォームフェア
								伊那市西春近の南信工営株式会社は17、18日の2日間、「快適!リフォームフェア」を開いている。
南信工営は、住宅のリフォームなどの建築業の会社。フェアは、リフォームに関する相談を受け、訪れた人たちに商品に触れてもらおうと開催されている。
今回は、キッチンやトイレなど水回りに関する物を中心に展示している。
社員らは、通気性の優れた壁材や、汚れに強いユニットバスなどそれぞれの特徴を、水やマジックを使い説明していた。
また今回は初めて工作教室も開かれ、子ども達は、社員に教わりながらアニメのキャラクターや、リース作りを楽しんでいた。
18日は午前10時から午後4時まで。 - 
            
				
				
女性合唱団「ザ・シワクチャーズ伊那」
定期演奏会に向け練習に熱
								伊那市の女性合唱団「ザ・シワクチャーズ伊那」は、10月末の定期演奏会に向け、熱の入った練習を行っている。
12日は、本番当日の会場となっている、いなっせで練習が行われた。
ザ・シワクチャーズ伊那は、上伊那の60歳以上の女性でつくる合唱グループ。伊那市の名誉市民で作曲家の故・高木東六さんの意志をつごうと、2007年に発足した。
定期演奏会は、昨年初めて行われ、今回で2回目になる。
この日は、演奏会のフィナーレで合唱する、モーツアルト作曲の賛美歌を練習した。
普段は、日本語の曲を演奏することが多く、ラテン語は慣れていないため、発音や音程を繰り返し確認していた。
代表の北沢理光さんは、「この曲は合唱団にとって新たな挑戦となるもの。しっかり歌いこんで本番を迎えたい」と話していた。
ザ・シワクチャーズ伊那の定期演奏会は31日(土)にいなっせで開かれる。
また11月には、故高木東六さんの生誕の地、鳥取県米子市の少年少女合唱団から招待を受けていて、高木さんの故郷で伊那市の歌や水色のワルツなどを披露する。 - 
            
				
				
リニア中央新幹線県民世論調査
BルートがCルート上回る社団法人長野県世論調査協会によると、リニア中央新幹線の県内通過ルートに関する質問に対し、伊那谷を通るBルートが、南アルプスを貫通するCルートを上回った。
調査は、9月2日から10月7日にかけ、県内の20歳以上の男女千人を対象に行い、男性319人、女性332人から回答があった。
「県内通過ルートについてどのように思うか」という質問に対し、県全体では伊那谷を通るBルートが47%、次いで南アルプスを貫通するCルートが33%だった。
4月に行った調査結果に比べ、Bルートは41・3%から5・7ポイント増加し、Cルートは21・7%から10ポイント余り増加した。
地域別でみると、上伊那はBルートが53・2%で、Cルートが38・7%だった。
南信のほかの地域では、諏訪ではBルートが67・6%、Cが21・6%、飯田・下伊那ではBルートが24・6%、Cが65・2%という結果になっている。 - 
            
				
				
伊那市民美術展
								プロからアマチュアまでバラエティーに富んだ作品が並ぶ伊那市民美術展が16日から、伊那市のいなっせ2階ギャラリーで始まった。
会場には、伊那市民美術会の会員62人の洋画や日本画、工芸など68作品が飾られている。
会員同志の交流や研さんの場として、年に1回開かれていて、今回で32回目を迎えた。
風景や人物、静物、具象、抽象など題材や表現方法もさまざまで、中央で活躍しているプロから初心者までバラエティー豊かになっている。
会場を訪れた人たちは、足を止め見入っていた。
伊那市民美術展は20日まで。 - 
            
				
				
井月にちなんだ酒「花心」販売
								伊那市美篶のイトウ酒店は漂泊の俳人、井上井月にちなんだ純米吟醸酒「花心」の販売を始めた。
「花心」はイトウ酒店が、地元美篶ゆかりの俳人で酒が好きだったいわれている井月にちなんで販売した。
「花心」という名前は井月が詠んだ句「寝て起きて また飲む酒や 花心」から取った。
イトウ酒店専務の伊藤伸さんは、地元にゆかりのある井月が酒好きだったことを知り、この商品を開発した。
「花心」は中川村の米沢酒造が醸造したもので、まろやかで甘みのある味わいが特徴。
また品質が確かなことを証明する長野県原産地呼称管理委員会認定のシールが貼られているほか、ラベルの字は伊藤さんの知り合いの書家が井月の字体に似せて書いた。
「花心」は年間約400本の限定販売で1.8リットル入りが3450円、720ミリリットル入りが1870円。 - 
            
				
				
南箕輪中学校で落穂拾い
								南箕輪中学校の伝統行事、落穂拾いが16日、村内の田んぼで行われた。
同校の落穂拾いは、午後の授業時間を使って、全校生徒483人が地区ごとに分かれ一斉に行う。
一粒一粒のお米を大切にして食べ物の大切さを学ぼうというものだ。
以前は、自分たちの学校のために行っていたが、平成6年からは、生徒の発案により食糧難の国に支援米として送られるようになった。
昨年は、集められた237.7キロをJAを通じて西アフリカのマリ共和国に送った。
広大な田園地帯が広がる役場西側の田んぼでは、下を向きながら落穂を拾う生徒たちの姿があった。
ある男子生徒は、「自分たちが拾った米が、誰かの役に立つことはうれしいしやりがいがある」と話していた。
生徒たちは、今年も1人1キロ、全体で380キロを目標に買い物袋に落穂を入れていた。 - 
            
				
				
辻元武良さんの菊見ごろ
								伊那市小沢の国道361号線沿いでは、今年も近くに住む辻元武良さんが育てた菊の花が見ごろを迎え、ドライバーの目を楽しませている。
辻元さんは、昨年まで田んぼの一角で菊を栽培していたが、今年は農業を止め、花畑を作った。
辻元さんは、毎朝4時に起き、草取りや茎を支える支柱づくりなど、昨年の秋から180株の菊の手入れをしてきた。
菊の花が咲き始めた先週、台風が接近した時は、心配で夜も眠れなかったと話し、畑には子供のころに見たおまじないをかけたという。
風雨により、一部の菊が倒れるなど被害はあったが、ほとんどの菊が無事でほっとしたいう。
今年の花を見て辻元さんは、「満足できる花が咲いた。体が動くうちは来年も作りたい」と意欲をみせていた。
辻元さんの菊は、11月上旬ころまで楽しめそうだ。 - 
            
				
				
扇秀流扇秀会が発表会
								日本舞踊、扇秀流扇秀会の発表会が11日、伊那市の西春近公民館で開かれた。
発表会は、会が発足して15周年を迎えたことを記念して行われた。
この日は会員35人が日頃の練習の成果を発表した。
扇秀流扇秀会は、上伊那に6つの教室があり週2回の練習をしているほか、市内の老人施設で発表をしたり、演歌コンサートの前座をするなど活躍している。
出演者たちはスポットライトを浴びながら、あでやかな着物姿で踊りを披露し、会場からは、おひねりが飛んだり、大きな拍手が送られていた。
家元の扇秀敏冴さんは、「地域や会員のみなさんに支えられ15周年を迎えることができた。これからも精一杯頑張っていきたい」と話していた。 - 
            
				
				
有賀殿夫さんが村に絵画寄贈
								南箕輪村南殿の日本画家、有賀殿夫さんは14日、村役場に自筆の絵画を寄贈した。
贈られた絵画は、役場南側にある殿村八幡宮の雪化粧した様子を描いている。
元役場職員だった有賀さんは、これまでにも10枚以上を村内の施設に寄贈している。
今回の絵は、役場入り口正面に飾られた。
唐木一直村長は、「庁舎内で絵を見ていただき、外に出て実物も眺めていただける」と喜んでいた。
有賀さんは、在職中に役場の窓から見た風景を絵にしたということで、「いつかは村に贈りたい作品だった」と話していた。 - 
            
				
				
リンゴの葉摘み作業
								伊那市の東春近小学校4年生の児童は13日、リンゴの収穫前の葉摘み作業をした。
東春近小学校では毎年、4年生が総合学習の一環で、東春近田原の伊藤一路さんの果樹園でリンゴ学習をしている。
児童達は、これまでリンゴの花を摘む摘花作業などをしてきた。
この日は、リンゴの収穫前の大事な作業、葉摘み。
リンゴは太陽の光に当たることで赤く色づいていくため、リンゴの周りの葉を摘んで光があたるようにする。
児童達は、伊藤さんに教えてもらいながらハサミで不要な葉を切っていた。
11月には、リンゴの収穫体験が予定されていて、児童達は「はやく、赤く実ったリンゴを食べたい」と話していた。 - 
            
				
				
青色防犯パトロール隊出発式
								全国地域安全運動の一環で、青色防犯パトロール隊出発式が13日、南箕輪村役場で行われた。
全国地域安全運動期間中は、犯罪を減らすため、防犯ボランティアと警察が連携して啓発活動などに取り組む。
出発式で伊那警察署の依田公雄署長は、「犯罪が増えている。自分の財産は自分で守る意識を持ってほしい」とあいさつした。
式が終わると、青色回転灯を装着したパトロール車両やパトカーおよそ20台が役場駐車場を出発し、南箕輪村久保のパチンコミノワまでパレードして防犯を呼びかけた。
伊那警察署管内では今年、車上ねらいや自転車盗が増えている。特に南箕輪村では去年と比べ犯罪件数が3割増えているという。 - 
            
				
				
子守唄フォーラム
								親子のきずなを呼び戻すきっかけをつくろうと11日、子守唄フォーラムが伊那市で開かれた。
このフォーラムは、当時伊那保健所の所長だった小林美智子さんの呼びかけに賛同した市内の保健士などで集まる子守唄を地域に広める会実行委員会が開いた。
フォーラムでは日本子守唄協会理事長の西舘好子さんによる講演や「子育てと子守唄」をテーマにした対談などが行われ、会場となった「いなっせ」にはおよそ250人が訪れた。
この日はほかに、子守唄コンサートも行われ、歌唄いの川口京子さんが、全国各地の子守唄を歌って紹介した。
西舘さんは、「子守唄は、時に日常の悲哀や愚痴を、思い出の中で聞いた唄や心情を人知れず吐露することで歌う者の心を鎮め優しさを取り戻す役割を果たす」と話していた。
実行委員会では、年に1回このような企画をして子守唄を地域に広めていきたい竏窒ニしている。 - 
            
				
				
伊那弥生ヶ丘高校強歩大会
								伊那市の伊那弥生ヶ丘高校で15日、強歩大会が開かれた。
朝9時20分に男子が学校グラウンドをスタート。女子は10分後の9時半に出発した。
同校の強歩大会は、40年続く伝統行事で、現在は男子が30.1キロ、女子が22.7キロを走る。
この日は、1年生から3年生まで男女合わせて700人ほどが参加し、秋の伊那路を走った。
コースは、男女ともに西箕輪の羽広を通るコースで、生徒たちはそれぞれのペースで走っていた。
途中5カ所に給水所が設けられ、PTAも応援に駆けつけ、声援を送っていた。
大会の結果、男子は2時間12分21秒で、2年の池上陽祐君が1位に、女子は1時間53分36秒で、2年の鎌倉美月さんと唐澤純香さんが同時にゴールした。 - 
            
				
				
水墨画県展
								長野県水墨画協会が主催する第9回水墨画県展が15日から、伊那市の県伊那文化会館で開かれている。
これは、県内各地区持ち回りで開かれているもので、今年は伊那市が会場となった。
県全体の240人から1人1点ずつ作品が寄せられ、審査の結果入選した180点が展示されている。
審査の結果、伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、箕輪町の小松平さんが伊那市長賞、箕輪町の泉澤好子さんが中日新聞社長野支局賞を受賞した。
水彩画県展では、さまざまな流派の作品が一堂にそろい題材や描き方の違う水墨画が楽しめるという。
この水墨画展は18日まで。 - 
            
				
				
はるちかコーロ・フェリーチェ
コンサートに向け練習
								伊那市東春近のコーラスグループ「はるちかコーロ・フェリーチェ」は、17日のコンサートに向け練習に熱が入っている。
13日夜は、コンサート前最後の練習が東春近の春近郷ふれ愛館で行われた。
コーロ・フェリーチェは、地区の主婦の会合で皆で歌を歌ったことをきっかけに結成されたグループで、今年結成20周年を迎えた。
それぞれ家事で忙しく、集まっての練習が週に1度しかできないため十分に練習をしてから発表しようと、毎回3年おきにコンサートを開いている。
3年ぶりのコンサートに向け、この日は披露する曲の最終確認をしていた。
演奏会は17日午後7時から伊那文化会館大ホールで開かれる。入場料は500円。
当日はミュージカルや映画でおなじみの曲など全22曲を披露する予定。 - 
            
				
				
第14回書晋展
								伊那市の書道家による第14回書晋展が15日から、かんてんぱぱホールで開かれている。
会場には多彩な書の作品約80点が並んでいる。
書晋展は、上伊那書道協会の委員を務める伊那市在住の書道家が毎年開いている。
今年は12人が出品していて、作品は漢字、かな、てん刻など書の全部門がそろっている。
このうち、書晋会会長の宮澤梅径さんの作品「窓」は、字を絵画的に表現したもので、黒いバックとの対比により窓の明るさを表しているという。
会では、「いろいろな書体があり充実しています。個性に富んだ作品を楽しんでほしい」と話していた。
書晋展は18日まで。 - 
            
				
				
東京大阪間沿線経済団体リニア早期建設促進大会
								第20回東京大阪間沿線経済団体リニア中央新幹線早期建設推進大会が15日、茅野市の茅野市民館で開かれた。
大会には、長野県や東京都、愛知県など沿線7都県の経済団体の関係者約1800人が参加した。
大会はリニア中央新幹線の早期実現に向け、沿線の経済団体が連携・協力していこうと平成2年から毎年開かれている。
長野県商工会議所連合会の加藤久雄会長は、「伊那谷を通るBルート実現へ向け県内が一枚岩となり問題解決していきたい」とあいさつした。
来賓として出席した村井仁長野県知事は、「実現には最も実りのあるルートが必要」と話し、地域振興の観点から、Bルート実現へ向け経済団体に連携強化を求めた。
JR東海の金子慎常務は、「早期着工に向け理解を頂きたい」とあいさつした。
今回の大会決議では、ルートや駅の建設について「地域と十分に調整を図るよう求める」との文言が新たに加えられ採択された。 - 
            
				
				
新型インフルエンザで南箕輪小学級閉鎖
南箕輪村の南箕輪小学校は、新型インフルエンザへの感染とみられる児童が規定数を超えたため、14日から学級閉鎖の措置がとられている。
学級閉鎖になっているのは、南箕輪小学校の1年生4クラスのうち1クラス。新型インフルエンザに感染したとみられる児童数は29人中3人で、学級閉鎖期間は14日から20日まで。 - 
            
				
				
荒井神社で奉納相撲
								伊那市荒井神社で11日、秋の例大祭に合わせて行われる奉納相撲があり、子供たちの元気な取り組みが訪れた人たちを沸かせた。
この奉納相撲は地区の安全や五穀豊穣を祈るもので、地区の小学生100人が参加した。
子ども達は東と西に分かれ、境内にある土俵で行司の掛け声とともに力いっぱい相手にぶつかり、元気の良い取り組みを見せていた。
土俵の周りには同級生や保護者などが訪れ大きな声援を送っていた。
この相撲大会は今年で28回目で、今では大人も子供も楽しみにしている秋の恒例イベントとなっている。 - 
            
				
				
イーナちゃん駅伝カーニバル
								伊那市内の地区対抗「イーナちゃん駅伝カーニバル2009」が12日、伊那市の鳩吹公園で行われた。
大会には、地区の部に13チーム、地区の子供の部に20チーム、オープン参加の部に6チームの合計39チーム345人が参加した。
競技では、公園の遊歩道やグラウンドを回り、たすきをつないでいく。
子どもの部では、保育園児がスタートを切り、順に小学校低学年、小学校高学年と5人にたすぎがつながれた。
グラウンドを懸命に走る子供たちには、会場から大きな声援が送られていた。
大会の結果、子供の部の優勝は富県、大人の部の優勝は西春近だった。 - 
            
				
				
中尾歌舞伎 秋季公演に向け衣装で練習
								伊那市長谷に伝わる伝統芸能、中尾歌舞伎の秋季公演を間近に控え、熱の入ったけい古が行われている。
12日夜は、中尾歌舞伎保存会のメンバーが、9月からけい古を重ねてきた演目を初めて衣装を着て演じた。
秋季公演で上演するのは「一谷嫩軍記 熊谷陣屋の段」。
主人公の熊谷直実は、主君源義経から、「平敦盛の首をとれ」と命ぜられる。しかし直実は、敦盛の母に恩があることなどから、それが出来ず、変わりに息子の首を義経に差し出すという戦いの世の無情を描いた物語。
保存会のメンバーは公演にむけ週に2回けい古をしているということで、この日は、台詞の言い回しなど細かな点を確認していた。
中尾歌舞伎の秋季公演は、11月1日(日)午後1時半から長谷の中尾座で行われる。 - 
            
				
				
上伊那スポーツフェス 女子ソフトボール大会
								上伊那スポーツフェスティバル・ソフトボール女子競技の部の大会が12日、伊那市で開かれ、チーム同士交流を深めながら熱戦を繰り広げた。
上伊那の一般女子が5チームと、伊那中、伊那東部中のソフトボール部のあわせて7チームがトーナメント方式で試合を行った。
この大会は、上伊那のソフトボール愛好者と女子中学生が一緒に試合をすることで、交流を深め、技術の向上につなげていこうと毎年開かれていて、今年で5年目。
一般のチームは、ほとんどがソフトボール経験者で、中学生にとっては、上手な相手と対戦し、レベルアップを図る貴重な機会だという。
また、ソフトボール人口の底辺を拡大しようと、小学生対象の教室が開かれた。
伊那市ソフトボール協会のメンバーが指導にあたり、ピッチングやボールの拾い方など、基本的な動作を教わった。
参加した小学生は、指導通りに繰り返し練習していた。
上伊那の中学校で女子ソフトボール部があるのは、伊那中と伊那東部中の2校のみで、伊那市ソフトボール協会では、「多くの小学生にソフトボールを経験してもらい、中学校での部活を増やしていきたい」と話していた。
なお大会の結果、伊那サンフラワーズが優勝した。 - 
            
				
				
南箕輪村自然環境調査報告書完成
								南箕輪村が昨年度から行なっていた自然環境調査がこのほどまとまり、14日、唐木一直村長に報告書が提出された。
調査を委託されていた自然環境調査の会の征矢哲雄会長が役場を訪れ、唐木村長に報告書を手渡した。
南箕輪村は、昨年度を環境元年と位置づけ、約30年ぶりに村の自然環境調査を計画。委託された調査の会では、1年半にわたる調査結果を地形地質、水質、動物、野鳥、植物の5つの分野別に240ページにまとめた。
調査の結果▽大泉川で数万年前の土石流跡の地層がわかる崖が新たに見つかったこと▽オオムラサキ、ヒメギフチョウが絶滅の危機に瀕していること▽大芝高原では、松くい虫を運ぶカミキリが一匹も見当たらなかったこと▽トノサマガエルが少なくなってきていること▽塩ノ井の栃ヶ洞では、ホタルの生息が確認され、水環境の良さが引き続き維持されていること竏窒ネどが報告されている。
征矢会長は、唐木村長に対し、今後も調査を継続し、実態を常に把握することや、村全体をビオトープと考え自然緑地の保全と再生に努めることなどを要望した。
唐木村長は、「村の自然を村民みんなで守りながら次の世代に渡していきたい」と話した。
村では、この報告書に基づいた調査報告会を来年2月に計画していて、村の自然環境の実態を広く住民に周知していきたい考え。 - 
            
				
				
伊澤修二先生記念音楽祭へ
芸大生が高校生に合唱指導
								24日に開かれる伊澤修二先生記念音楽祭を前に、高遠高校の生徒らが14日、東京芸術大学の学生から合唱の指導を受けた。
高遠高校や辰野高校の合唱部員ら約20人が集まり、東京芸術大学音楽部の大学院で指揮を学ぶ田中祐子さんから指導を受けた。
「伊澤修二先生記念音楽祭」は、高遠町出身の伊澤修二をたたえようと始まった。
伊澤修二が初代学長を務めた東京芸術大学の学生も学生オーケストラとして演奏を披露していて、一般市民などでつくる合唱団との合同演奏も行っている。
高遠高校の生徒は毎年この合唱に参加して、現在、音楽祭に向け練習を重ねている。
この日の指導で田中さんは、今回の合唱曲が十字架に張り付けられたキリストを見た聖母マリアの悲しみを歌ったものであることを説明した。
田中さんは、「合唱祭では若いみなさんが一番の戦力となると思うので頑張ってください」などと話していた。
音楽祭では地元の小中学生なども演奏する。
第23回伊澤修二先生記念音楽祭は、24日に伊那市の県伊那文化会館などで開かれる。 - 
            
				
				
新型インフルエンザ 伊那小学校など4小中学校で学年・学級閉鎖
伊那市の伊那小学校、伊那東小学校、東部中学校、南箕輪村の南箕輪小学校は、新型インフルエンザへの感染とみられる児童・生徒が規定数を超えたため、学級閉鎖などの措置がとられる。
学級閉鎖になるのは、伊那小学校の6年生4クラスのうち1クラス。新型インフルエンザに感染したとみられる児童数は32人中6人で、学級閉鎖期間は14日から16日まで。
伊那東小学校は、1年生4クラスが学年閉鎖となる。感染したとみられる児童数は127人中28人で、学年閉鎖期間は13日から15日まで。
東部中学校は、2年生7クラスのうち1クラス。感染したとみられる生徒数は40人中7人で、学級閉鎖期間は13日から16日まで。
南箕輪小学校は1年生4クラスのうち1クラス。感染したとみられる児童数は30人中4人で、学級閉鎖期間は13日から19日まで。 - 
            
				
				
500人のうたごえ喫茶in箕輪
								昔懐かしい歌謡曲やフォークソングなどを歌う「500人のうたごえ喫茶in箕輪」が11日、箕輪町文化センターで開かれた。
これは、町内外の歌仲間が月1回集まるうたごえ喫茶の100回目を記念して開かれたもので、会場には約500人が集まった。
この日は、東京都新宿の歌声喫茶「ともしび新宿店」の6人を迎え、昔懐かしい歌謡曲を参加者と一緒に歌った。
参加者達は、歌集を手にピアノやアコーディオンの演奏に合わせロシア民謡や童謡などを歌い当時を懐かしんでいた。
また、手遊びを交えたドレミの歌を会場全員で歌った。
実行委員長の山口栄一さんは、「今後も歳をとっても心は青春の気持ちで、皆で歌う楽しさや喜びを提供していきたい」と話していた。
「うたごえ喫茶」は昭和30年代に全国的にブームとなったが、最近懐かしさから再び人気を集めているという。