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教育委員長に今村昇氏
飯島町教育委員会定例会が27日、文化館であり、任期満了(3月9日)に伴う河野通昭教育委員長=本郷=の退任を受け、教育委員長選出が行われ、新教育委員長に今村昇氏(70)=七久保柏木=が選ばれた。職務代理には市村幸一氏(64)=高尾=が選出された。任期は3月10日縲・9年3月9日。
今村さんは00年12月22日に教育委員に、03年6月から職務代理者を歴任している。 -
伊那市「地域づくり活動支援金事業」 報告会
伊那市は27日夜、市役所で本年度から始めた事業「地域づくり活動支援金」の採択団体による事業報告会を開いた。市内から約100人が出席。花作りを中心とした公園整備や元気おこしなど計17事業(団体)のうち4事業の代表が事例発表した。また、08年度の支援金事業説明会もあった。
支援金の交付は、地域の課題解決に向けた実践的な活動を支援し、市民が主体となった地域づくりを進めるための新規事業。初年度は申し込みのあった33事業から17事業(支援金総額440万円)を採択した。支援金は1団体当たり50万円が限度。
報告会のなかで、住民有志約30人でつくる「勝間桜を守る会」(高遠町)は、薬師堂にあるシダレザクラを守るため、支援金30万8千円を受け、高所作業車による消毒、宿り木除去の作業、遊歩道整備などに取り組んだことを報告。小松照夫会長は「今後は駐車場を作っていきたい」と話した。
来年度の支援金事業の募集期間は3月3縲・1日。4月上旬には採択団体が決まる予定だ。問い合わせは、市総務部政策推進課(78・4111、内線2145)へ。
スライドを使ってそれぞれの活動を報告する支援金採択団体 -
飯島町環境保全審議会
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飯島町環境保全審議会(新井隆廣会長、8人)は27日、役場で同日高坂町長から諮問された「飯島町環境基本計画」を審議、原案通り答申した=写真。
同計画は98年に策定、5年毎見直し、08年度は第3次計画と位置付け、12年度を目途とする。
4章からなり、第1章「計画策定の趣旨」、第2章「目標と指針」、第3章「環境保全に関する施策」、第4章「環境の保全に関する施策の推進」。
このうち、第3章「環境保全に関する施策」の「町民の環境保全行動への参加」に「都市と農村の交流として行われる農山村留学などを一層取り入れていく」が加えられた。
また、「水・大気・土壌等の汚染対策」には「『飯島町1000ヘクタール自然共生農場基本計画』に基づき生き物環境調査や水田のビオトープ設置運動の推進」が盛り込まれた。
第4章「環境の保全に関する施策の推進」の「廃棄物減量化」は「生ゴミ処理機・コンポスト補助制度の活用などにより、年2%の削減を目指し、町内公共施設から発生する厨芥ごみは百%自家処理を行う事とする」とした。 -
箕輪町で中学生模擬議会
箕輪町で27日、箕輪中学校生徒会役員の2年生による中学生模擬議会があった。議員役の生徒10人が登壇し、通学路の安全確保や環境問題などについて緊張した面持ちながらも堂々と質問した。
子ども議会は、88年11月の「婦人と子どもによる模擬議会」以来。町議会が中学校に申し入れ、今後の生徒会運営の勉強に-と2年生による新生徒会役員が参加した。
議員役は22人で、10人が質問。ほかの生徒会役員や町議が傍聴した。
浦野優花さんは、みのわ祭りポスターについて「応募作品の展示をしたらどうか」と提案。平沢豊満町長は「町の施設を使って展示の機会をとりたい」と答えた。中野響子さんはリサイクル品目の拡大と乾電池回収箱の役場設置を提案。町長は「専門委員会で検討課題にしたい。収集箱設置は前向きに検討したい」と述べた。
釜屋秀雄君は自転車通学での事故防止対策を質問。町長は「中学校の中で安全に自転車通学する会のようなものを作り改善点を提案してもらったらどうか。町の構成員の一人なので提案していただければありがたい」とした。
一般質問を終えた沢柳直樹君は、「日ごろ思っている質問をこの場で聞くことができ、町長さんがしっかり答えてくれたのでいい機会になった」と話した。町長から中学生に対し協働の提案があったことについて北原美咲さんは、「環境については、中学でもまめに電気を消すなどの取り組みを改めて考えた」と話した。
町議会の上島貞一議長は、「若い意見を聞き、町政や議会活動に役立てたい」とした。 -
第14回伊那市新ごみ中間処理施設用地選定委
上伊那広域連合の新ごみ中間処理施設の建設地を検討する伊那市の用地選定委員会(伊藤精晤委員長)が28日、伊那市役所であり、これまでの議論の中で見えてきた点数評価項目に関する課題と、評価方法そのものを3つの班ごとに分かれて再検討。点数評価する評価基準に関し、前回伊藤委員長が提案した「環境や人に与える影響と経済性を評価する項目は分けて評価してはどうか」という意見に対しては、賛同する声もあった一方、「あまり経済性にこだわらす、総合点で評価した方が良い」とする声や「経済性への配点を多くしてすべて1本で評価する総合点とすべき」などの意見が出たため、次回、全体会のメンバー数人でつくる小委員会と伊藤委員長で今回の意見を集約し、評価方法に一定の方向性を出すことになった。
検討課題となっていたのは、施設を運用していくのに必要なプラント用水を確保するには地下水を掘る必要が生じるが、候補地の中には、かなりの工事をしなければその水が十分に確保できない場所もあるため、そういう候補地の扱いをどうするかや、どの路線を搬入経路とするかなど。また、評価方法そのものも、コスト面への比重が少ないという指摘があり、「全体のバランスを是正する必要がある」とされていた。
検討の結果、搬入路線については事務局が示した主要幹線道路を中心とした路線案で合意。また、プラント用水の確保については、各候補地ごと、掘る井戸の深さなどが異なり、それにかかる費用も異なるため、そのコストを点数評価する案などが出た。 -
松くい虫被害、箕輪に北上
県や関係市町村などでつくる上伊那地方松くい虫防除対策協議会が28日、伊那市の県伊那合同庁舎であり、これまで松くい虫被害がなかった箕輪町の卯ノ木地区で今年1月、新たな被害の発生を確認したことを報告した。これにより、松くい虫被害は上伊那6市町村まで拡大。昨年度最北だった伊那市美篶下川手地区より約5キロ、被害地域が北上したことになる。
箕輪町では1月8日、伊那市境にある同地区の道沿いに生えている松林で発見した枯損木の原因調査を上伊那地方事務所に依頼したところ、3本のアカマツで松くい虫被害が発生していることが判明。この結果を受け、町の林野調査専門委員会が町内の標高800メートル以下に生えている松を調査。2月15日の段階で、95本の枯損木を確認し、そのうち3本については、松くい虫による被害の可能性が高いため、地主の了承を得てから、検体をとることとなった。
こうした事態を受け、町では早期対策を講じるために、すでに被害を受けている3本を伐倒する費用30万円を3月補正に計上するほか、監視、巡視対策強化のための予算130万円を08年度予算に盛り込む予定。
本年度の上伊那全体の被害量は5250立方メートルと過去10年の中でも2番目に多い量となっている。一方、駆除量は3821立方メートル。各市町村とも積極的な防除対策に取り組んでいるが、被害拡大になかなか歯止めがかからない現状にある。
同協議会は本年度、各市町村に支給する防除対策費として632万円を当初予算としていたが、被害拡大に伴い各市町村で積極的に防除対策を実施したため、それに伴う対策費用の増額分を補正した700万円を各市町村の防除事業費として支給する。 -
08みのわ祭りの提言
検討委員会が07みのわ祭り正副会長会に提出箕輪町の「みのわ祭り」について協議してきたみのわ祭り検討委員会は28日、07みのわ祭り実行委員会の正副会長会に「08みのわ祭りについての提言」を提出した。祭りの運営は実行委員会を行政と民間半々で民間が会長職に就き、イベントは複数会場で複数のイベントを並行して行うなど新たな方向性を示した内容で、正副会長会は提言に理解を示し、実行委員会の早期立ち上げを求めた。
検討委員会(唐沢修一委員長)は各種団体の代表や中学生を含む公募委員ら32人で構成し、5回の協議で提言をまとめた。
主な内容は、会場は当面の間は国道153号線バイパスで、日程は7月最終週の土曜日。区の協力については祭り参加は区の自主性にゆだね町から参加を主導(強制)しない。メーン会場には子どもが楽しめる広場や露店商を設置し、イベントは動員ではなく参加したい人を集める。花火の協賛金は実行委員会で検討する-など。
実行委員会を公募により官民半々とする運営方法については、「本来民間主導の祭りであっていい」など賛成意見があり、会長の平沢豊満町長は、「協働のまちづくりに合致する内容。提言に沿ってすばらしい祭りとして脱皮していきたい」とした。また、「行政はバックアップということで、実行委員会から行政に役割分担を指示してもらいたい」とも話した。
町長は検討委員会について「プロセス開示しながら町民意見を聞く政策決定のやり方のモデルケース」と評価。唐沢委員長は、「08年の祭りはコンパクトになるかもしれないが、町民の力でやる第一歩。皆様のお知恵をお借りしたい」とあいさつした。 -
拡大する松くい虫被害竏茶}ツタケ産地での取り組み
28日に開かれた上伊那地方松くい虫防除対策協議会では、依然、各市町村で拡大し続けている松くい虫被害の実態が報告された。上伊那全体の被害量は5250立方メートルとされているが、すでに被害が拡大しすぎて把握しきれていない市町村も出てきており、潜在的にはこれよりさらに広い範囲で被害が生じていると考えられる。そんな中、マツタケの産地である「東伊那地区」でも松くい虫被害が発生し始めている駒ケ根市は、同地区を守ろうと必死だ。本年度から薬剤の空中散布などを始めているが、それ依然から住民らが主体的に松林を守る取り組みを進めるなどして、何とか山を死守しようとしている。
駒ケ根市における本年度の松くい虫被害量2320立方メートル。前年度比で150パーセント増、市内全域で確認されている。早くから地域住民などが自費で対策を講じてきた東伊那地区でも、隣接区の中沢地区から松くい虫被害が侵入。そのため、東伊那を松くい虫被害の前線基地としないために、駒ケ根市や地方事務所では中沢地区内での徹底駆除などを行うなどしてきたほか、東伊那地区約10ヘクタールでヘリコプターや地上からの薬剤散布を実施。結果、枯損木の発生を極力抑えることができた。
市担当者は「東伊那だけでなく、市内のアカマツをできるだけ守れるよう、徹底した駆除をしたい」と話す。 しかし、被害拡大を防ぐためには全量駆除が不可欠。本年度も薬剤撒布を計画しているものの、薬剤散布だけでは全量駆除は難しく、枯損木が発生した場合、早期伐倒駆除も不可欠となる。 -
赤穂南小の「歯の健康づくり」の取り組みを視察
学校を挙げて歯と口の健康づくりに取り組んでいる駒ケ根市の赤穂南小学校(下平達朗校長)で28日「小学校における食育と歯の健康づくりを推進する会」の最終第3回が開かれた。保健や食育、教育関係者など県内外から約20人が参加し、同小の取り組みを視察した。
4年2組で行われた歯の授業では、同小が独自に考案、実用化した、かむ回数をカウントする「カミカミマシーン」を使用し、チョコレートやポテトチップなどの比較的軟らかい物と、いり豆、せんべい、するめなどの硬い物をかんだ回数の比較実験が行われた=写真。参加者は児童に「虫歯はない?」などと質問したりしながら興味深そうに見入っていた。
5年生児童を対象にした「8020子ども推進員」の認証式も行われ、学校歯科医が認定証と8020バッジ、推進員ノートを一人一人に手渡した。受け取った児童らは「よくかんで歯を大切にします」などと誓っていた。
同小は歯の健康について楽しく指導する全校集会「歯ッピータイム」を月に1回開いたり、体重測定時に歯のチェックや歯磨き指導を行ったりするなどのきめ細かい活動により、児童の虫歯予防に大きな成果を挙げている。昨年度の第45回全日本学校歯科保健優良校表彰では最優秀校に選ばれている。 -
公共交通体系の構築に向け、協議会を組織
伊那市の地域公共交通協議会が28日、市役所であった。伊那地域における新たな交通ネットワークシステム構築のための検討会で了承された運行計画を「地域公共交通総合連携計画」と位置づけ、4月からの試験運行の効果を検証し、11年度の本格運行に移行する。
事業実施に当たり、国土交通省の「地域公共交通活性化・再生総合事業」の採択を受けるため、法定協議会を組織したもの。
連携計画は▽合併に伴う地域内バスの交通ネットワークの再編▽バス廃止地区への乗合デマンドタクシー導入▽権兵衛トンネルの開通に伴う伊那竏猪リ曽連絡バスの運行▽試験運行の評価・検証、次年度に向けた計画調整竏窒フ4事業で、協議会は連携計画作成に関する協議や連携計画実施にかかる連絡調整に当たる。
3年をかけて、利用実績のデータを収集・分析するなど見直し作業を繰り返し、利用者ニーズに合わせた公共交通体系を構築する。
委員は行政機関、バス・タクシーの交通事業者、地区代表ら21人。
会長の小坂市長は「意見を聞きながら、公共交通のあり方を模索したい」とあいさつ、路線バスの利用を促した。 -
南ア世界自然遺産登録推進協議会がHP開設
山梨県、長野県、静岡県の関係10市町村で構成する南アルプス世界自然遺産登録推進協議会は28日、設立1周年を記念し、ホームページ(HP)を開設した。南アの魅力を伝える約200点の写真や関係市町村の情報などを発信している。
HPには▽推進協議会設立の経緯▽南ア学術図書館(南アに関する調査・研究報告書)▽南ア情報(イベントや会議)竏窒ネど8項目を掲載。写真集(市町村単位)で、伊那市は南アと高遠城址公園の桜、紅葉の南ア、シナノコザクラなどを紹介する。
協議会は、世界遺産登録に向け「南アの多面的な価値を磨き、特殊性や独自性をアピールすることで世界遺産登録の道が近づくと考える」とし、学術的知見の集積や国民的な合意形成などの課題に取り組む。
市は「関係市町村に限らず、世界遺産登録に向けて気運を盛り上げていきたい」と話す。
情報は随時、更新する。
ホームページアドレスはhttp://www.minamialps-wh.jp -
食の安全安心を考える勉強会
伊那食品衛生協会(御子柴誠一会長)は26日、シンポジウム「食の安全・安心を考える勉強会」を伊那市駅前ビル「いなっせ」で開いた。行政、検査機関関係者、生産者、消費者など約150人が参加し、意見交換をした。
シンポジウムでは消費者代表として長野県食の安全・安心モニターの中山千代美さん、上伊那地方事務所農政課の桑原祐一さん、上伊那農業協同組合常務理事の瀬戸喜成さん、飯田食肉衛生研究所の安藤清明所長、伊那保健所食品生活衛生課の熊谷彰芳さんなどが、それぞれの立場から食の安全について講演した。
桑原さんは「ポジティブリスト制度に対応した農薬使用について」と題し、農薬や肥料を安全に使用するための国や県の対策について話した。
桑原さんはまず「農薬を使わない農業生産では、どうしても病気や害虫、雑草などにより農産物の安定生産を欠く」と農薬の必要性を説明。農薬を使わなかった場合の減収率として、水稲28%減、小麦36%減、大豆30%減、リンゴ97%減、モモ100%減など、農林水産省のデータを提示した。
そして農薬の安全性を確保するために取られている政策として、厳密な検査のうえで国に登録された農薬だけが製造、輸入および販売できる農薬の登録制度や、農作物に対し全ての農薬の残留基準値を設定し、基準値を超過した農作物、食品の流通を禁止するポジティブリスト制度などを説明した。
桑原さんは「農家において規制や回数、希釈倍率を守っていくことが、食の安全につながっていく」と話していた。
また瀬戸さんも最初に農薬について「農薬というと大変危険だという認識が多くあるが、ほとんどのものは長くても1週間以内で成分が分解し、体に障るということのない範囲のものになっている。散布したものを一生食べて健康に差し障りがない、そういうものが基準になっている」と話していた。 -
南箕輪小学校で中電出前講座
南箕輪小学校6年生は28、29日、が小学校を対象に行っている出前講座を受講。28日には1組と3組が中部電力職員から、電気を起こす実験と電気が家庭に届くまでの経緯を習った。
同校6年生は理科の授業で電磁石の勉強をしており、今回学習のまとめとして、同講座の受講となった。
児童たちは、コイルを磁石の間で動かし検流計で電気の発生を調べる実験とハンドルを回して磁石の間にあるコイルを回し、豆電球を点灯させる実験を通し、電気の発生を確認した。
講座の最後には中電職員に児童たちが「発電所は火力や水力、原子力のほかにどんなものがあるのか」「発電所で一番大切な仕事は何か」「一度電気をつけたら、ずっとつけていた方が得だという話を聞いたことがあるが、そうなのか」などさまざまな質問をした。
##写真(たてよこ) -
高遠消防署新庁舎建設工事安全祈願祭・起工式
伊那消防組合高遠消防署の新庁舎建設工事安全祈願祭・起工式が29日、伊那市高遠町小原の建設予定地であった。消防関係者、工事請負者ら約50人が出席し、神事を行い、工事中の安全と工期内完成を祈った。しゅん工予定は8月25日。
高遠消防署は1979年3月の完成から29年が経過。老朽化が進むとともに職員の増員、資機材の充実により手狭となっていた。また、3市町村合併により活動エリアが広がったため、交通の便などを考え消防署新庁舎は小原地籍に移動することになった。
新庁舎は鉄骨一部2階建てで、1階約627平方メートル、2階約109平方メートル、延べ床面積約737平方メートル。地域の防災拠点施設となるため震度7の地震が起きても倒壊しない耐震強度にした。建築・設計費は1億9千803万円。財源のほとんど
は合併特例債。
設備は車両の内外を洗浄、消毒できる「救急衛生車庫」を組合内で初めて取り入れたほか、個室の仮眠室(男性用6、女性用1)、トレーニング室や仮眠室となる多目的室、耐震性貯水槽などを設置する。
関係者約50人が出席した高遠消防署新庁舎の建設工事安全祈願祭・起工式 -
箕輪町女性団体連絡協議会が地域活動支援センターとの交流会
箕輪町女性団体連絡協議会(大槻一子会長)の代表者12人が28日、同町の地域活動支援センター(町共同作業の家)を訪れ、利用者と交流した。
同協議会は今年度のスローガンとして、「障害を持っている人も持っていない人も共に築く社会参加のまちづくり」を掲げており、その一環として今回の交流会となった。
交流会では協議会のメンバーたちと利用者たちが一緒に、手話ダンスを踊るなど、和やかなひとときを過ごした。
協議会から本棚の寄贈もあった。 -
小5の8割は「村に住み続けたい」に対し、中2は3割に
日福大千頭ゼミが調査宮田村宮田小学校5年生と宮田中学校2年生の各1学級に実施したアンケートで、小5の8割近くは「村に住み続けたい」と答えたのに対し、中2は3割にまで落ち込んでいたことが分かった。日本福祉大学情報社会科学部の千頭ゼミが行った同村のむらづくりに関する調査の一部で分かったもので、27日に村内で報告会を開き発表した。
中学2年生は33人が回答し「村に住み続けたくない」が14人で全体の4割に。「住み続けたい」は9人で3割に届かず、「分からない」も10人いた。
対して小学2年生は回答した28人中22人が「住み続けたい」と答え、「住み続けたくない」は5人で「分からない」は1人だった。
この調査に携わった同ゼミ3年の小松美緒さん(21)は「中学生になると都会へのあこがれが強くなるのかも」と分析。
「私も出身地から離れて大学に通っていますが、いざ離れると地元の良さが余計に分かります。じかに村の子どもたちと接して感じたことは郷土愛が強いこと。その気持ちを忘れてほしくないですね」とも話した。
子どもたちへのアンケートを含む調査は昨年11月に実施。暮らしや産業など、100人を超える村民にインタビューして村の現状や課題をまとめた。
報告会には、村の理事者やインタビューに協力した村民らも出席。清水靖夫村長は「情報収集で培ったノウハウなど、今後も村に還元し、一緒にむらづくりに参加してもらえれば」と期待を寄せた。 -
空き店舗が地域憩いのギャラリー「手づくり屋」に
宮田村の住民有志が中心商店街の空き店舗を利用して開設準備を進めてきた、地域憩いのギャラリー「手づくり屋」が3月1日にプレオープンする。賛同する人たちが気軽に各種の手づくり作品を展示、販売でき、クラフト体験などイベントや教室も計画。見学などは自由で、誰もが寄り合える場所にしたいと夢は広がる。
「最初は3、4人でやれれば良いと思っていたけど。正直こんなに反響があるとは驚きました」と長年構想を温めてきた南割区の木工業三浦敏夫さん(54)。
口こみなどで協力の輪は広がり、陶芸や刺繍、リースなど手工芸の教室を村内で開く主宰者を中心に14人が賛同した。
当初は教室に通う人たちの作品や三浦さんの製品約100点を展示販売するほか、その後も随時、作品を発表したい人の希望に応じる。4月以降は週に数回、主宰者が交代しながらギャラリー内で各種教室も開く予定だ。
立地する町二区仲町は古くからの商店街で空洞化も進むが、ギャラリーの開設で周辺の期待も大きい。
近くにある村福祉作業所は利用者の作品を出展し、運営にも協力する予定。「作業所には喫茶もあり、色々な形で連携していければ」と職員は話す。
賛同者のひとりで、南割区でパッチワークを教える竹中理恵子さんも「今まで村外のギャラリーを利用する場合も多かった。コミュニケーションがとれる場所になればいいですね」と期待を寄せる。
1日は午前10時から午後6時まで開館。2日以降は午後1時から。出展者希望者も募集しており、問い合わせは三浦さん090・3142・3691へ。 -
伊那商工会議所 「元気・やる気のある商店主セミナー」
伊那商工会議所の連続講座「元気・やる気のある商店主セミナー」の初回が29日夜、伊那市駅前ビルいなっせであった。市内の商店主約50人が参加。同市出身の中小企業診断士上岡実弥子さん(40)=神奈川県=を講師に招き、個性と魅力ある店づくりとは何かを学んだ。
セミナーは計2回あり、経営者や後継者、新規開業者が対象。実践的ノウハウの習得や、スキルアップを支援し、個々の店経営をサポートする事業で、セミナーに合わせ、個店診断の実施もあった。
上岡さんは「お客様心理をつかもう!」と題して講義し、また来たいと思う店の特徴や、接客(おもてなし)とは何か竏窒ネどをスライドで説明。「第一印象のよい店とは、商品、店、人のバランスが取れている。接客など人の部分は、お金をかけなくても改善しやすいので努力を」と助言した。
第2回セミナーは21日にあり、「小さなお店でもできる販売促進」と題して、上岡さんが話す。
##(写真たてよこ)
セミナーの講師を務めた上岡さん -
高遠地区防犯協会定期総会
伊那市高遠町、長谷地区でつくる高遠地区防犯協会(会長・伊東義人高遠町総合支所長)はこのほど、高遠さくらホテルで定期総会を開いた。会員約60人が出席し、2008年度事業計画、予算など5議案を原案通り承認した。
来年度事業計画は、「安心・安全なまちづくり」を目標に、▽街頭犯罪・侵入犯罪抑止対策の推進▽女性・こどもを守る施策の推進▽少年非行防止・保護対策の推進竏窒d点に活動。「児童声掛け運動」による保護対策の推進と防犯意識の普及・高揚竏窒ネどに努めることを確認した。
このほか、任期満了により、防犯指導員67人のうち50人を委嘱した。
伊東義人会長から委嘱書を受け取る防犯指導員 -
環状北線、来月29日に供用開始
伊那市都市街路網の環状線の一部として98年から約10年にわたり、整備が進められてきた環状北線が来月29日、供用開始となる。県道伊那インター線と国道153号線を結ぶ同線の整備は、伊那市中心市街地に流入する車の台数を減らし、渋滞を緩和することなどを目的とした街路事業で、総事業費は55億円。一時は完成が遅れる懸念もあったが、年度内完成の見通しとなった。
環状北線は中央道伊那インターチェンジと国道153号を結ぶ主要幹線道路として整備されてきたもので、伊那インター線と県道南箕輪・沢渡線が交差する伊那市御園の交差点から、伊那市水神町の国道153号まで橋梁でつなぐ。環状北線の全長は520メートル。うち、橋梁部の長さは184メートルで4車線。現在橋梁部に続く取り付け道路の拡張工事が進んでいる。 -
伊那弥生ヶ丘高校の生徒が台湾の高校生と日本の伝統文化を通して交流
伊那市の伊那弥生ヶ丘高校の生徒が27日、台湾から修学旅行で県内を訪れている国立台中高級農業職業学校の高校生27人と、日本の伝統文化などを通して交流した。訪れた生徒らは、弥生の生徒に教わりながら華道や茶道を体験=写真。互いの生徒は身振り、手振りでコミュニケーションを取りながら、異国文化交流を楽しんだ。
観光振興事業に力を入れる県では、海外から県内へ修学旅行に訪れる高校の受け入れなども積極的に進めており、08年も台湾や中国、オーストラリアなどから約1150人の受け入れを予定している。県はこうした高校生と地元の高校生との交流にも取り組んでおり、今回の台中高農は弥生を含む2校の生徒らと交流をした。
交流会では、日本の伝統文化を知ってもらおう竏窒ニ、生け花や茶道の体験会を企画。弥生の茶道部、華道部の生徒らが、台湾の生徒にやり方を伝授。
この日初めて日本の生け花を体験した女子生徒、張苑容さん(16)、謝旻芳さん(17)は「とてもきれい。やり方はとてもシンプルで簡単だった。ぜひまた日本に来たい」と話していた。
また、華道部の伊藤絵里さん(17)は「こういう風に生け花を通じて文化交流ができたのは良かった。台湾から来てくれた高校生に生け花を体験してもらえたのは自分たちにとっても良い経験になった」と話していた。
台中高級農業職業学校の生徒らは、28日に帰国する予定。 -
古布リサイクル学習会
箕輪町消費者の会(若林博会長)は25日、古布リサイクル学習会を町福祉センターで開き、はし入れやスカーフ作りを楽しんだ。
リサイクル運動に取り組む同会は年1回、リサイクルの学習会を開催。今年は、会として「“マイばし”を持ちましょう」と取り組んでいることから、会員の1人を講師に、はし入れやリバーシブルのスカーフなどを作ることにした。会員10人と一般22人が参加。伊那市の消費者の会からも訪れた。
はし入れは、三角形の布2枚を縫い合わせ、直角になった角にビーズを通したひもを縫いつけ、残りの角の一つを折り返してはしが入るポケットのように縫う。
参加者は、各自好きな柄の布を使い、手縫いで仕上げた。一般参加の町内の女性は、「これをきっかけに“マイばし”を持ってみようかなと思う」と、丁寧に縫っていた。
会では、「身近にあるものをリサイクルして作ることが魅力。多くの皆さんに関心を持ってほしい」と話していた。 -
箕輪町ブランドセミナー「花・食文化」編
独自のブランドづくりと新しい体験型産業の可能性を検討している箕輪町はこのほど、ブランドセミナー「花・食文化」編を町文化センターで開いた。食文化コーディネーターで食養生代表の村上由紀さん=東京都=を講師に、町民30人がブランド作り、都市との交流について考えた。
06年から都市農村交流やブランド作りを検討してきた中で、住民から提案のあった資源「花」と「食」を今回のテーマにした。
村上さんは、「ブランド化の一番最初は、何に関わっていることが自分たちが楽しいか。自分たちがやっていることが楽しい、その楽しみのエネルギーが勝たないと無理。いくら設備や環境を整備しても、そこに根付いている人の気持ちが前に向かないと生かされない」とし、「外に振り回されず、内に内に入って考えることができた地域が生き残っている」と話した。
都市農村交流については、「農業体験をやらせるためにスケジュールで連れ回すことは長続きしない。自由にさせることが思い出になり、何か気持ちよかったというのが翌年につながる」と説明。「都会でストレスをためている人間のいやし役になる必要はない。この土地のやり方で、この土地で生きてもらいたい。逆にそこに気付いてほしい」と語った。 -
雪村いづみ・朝比奈マリア母娘油絵展
歌手として活躍する雪村いづみさんと長女の朝比奈マリアさんによる油絵展は3月4日まで、伊那市日影のベルシャイン伊那店2階文化ホールで開いている。いづみさんの花の絵7点、マリアさんの馬の絵26点を展示販売している=写真。
いづみさんは「チューリップのささやき」「窓辺のブーケ」などのかわいらしい絵のほか、美空ひばりさん、江利チエミさんと組んだ「三人娘」をモデルとした油絵の版画を出品。マリアさんは「黒馬と女神」「草原のナルシス」など、やさしいタッチで描いた作品を並べる。
入場無料。午前10時縲恁゚後6時(最終日は午後4時まで)。 -
駒ケ根市子育て講演会
駒ケ根市教育委員会の子育て講演会が24日、文化センターであった。東京理科大学共通教育センターの篠原菊紀教授が「子どもの脳にも、親の脳にも必要なこと」と題して講演し、約200人が聴講した。
この中で、篠原教授は前頭葉の働きと脳の発達やワーキングメモリー(作業のための記憶)、その多重使用に触れ「ワーキングメモリーの力が落ちたり、未発達だといっぱいいっぱいになりやすい。他人の気持ちと自分の気持ちの並行処理がきつくなる。ワーキングメモリーをどう育てるかが子どもの大問題であり、どう維持するかが大人の問題である」とした。
また、前頭葉の鍛え方に運動、手作業、気持ちの持ちよう、人とのかかわり、食事-を挙げ「脳は食べ物ででき、食べ物で動く。多種類の食品を適量とる食生活が脳に良い。豆やゴマ、ワカメ、野菜、キノコ、魚、イモをおいしく、よく噛んで」とアドバイスした。 -
(12)松原悦夫さん(60)
「場所も場所だし、田舎丸だしのそば屋にしたい。そば粉をはじめ、薬味の野菜も、1品料理の食材も中沢産にこだわった」-。
1昨年11月末に駒ケ根市中沢、中沢保育園南にそば処「柏屋」を開店、1年2カ月が経過し「1度来店していただいたお客様が『またくるでー』と言って、友だちを引きつれて来てくれるようになった。ぽつんと1軒だけのそば屋で、うちのそばを食べようと来てくれるお客様の期待にこたえようと精神誠意、心を込めて打たせていただいている」。
駒ケ根市中沢中割、農家の長男に生れた。上伊那農業高校林業科に学び、卒業後中沢森林組合に入った。林業技術員として、組合員や作業員の指導をした。チェンソーとトラックが普及し、山作業は手作業から機械化が進んだ。昭和50年代になると、同規格の用材でいつでも間に合う外材の輸入材が増え、地元材は敬遠されるようになった。今、また森林の持つ多目的機能がクローズアップされ、森林税の導入が検討されるなど、林業を取り巻く時代の変遷を現場で見てきた。
「第2の人生を早めにスタートしよう」と定年まで4年を残して退職した。
そば打ちとの出会いは15年前、中沢公民館の男の料理教室でそば打ち名人、宮沢勝人さんから教わり、初めて打った。「自分が打ったそばは市販のそばと比べ、格段においしかった」。以後、手打ちそばの味にひかれ、「なんとか、おいしいそばを打ちたい」と、県内の評判の店を食べ歩いた。「ボソボソと切れてしまうのはどうしてだろうかと、本職に教えてもらった。特に八ケ岳のおんびらそば店主からは親切にアドバイスをいただいた」。
勤務の傍ら、15年間に何千食も打ち、年越しそばは毎年150食打って配った。
自分なりにほぼ満足できるそばが打てるようになった1昨年、組合を退職し「この中沢で、自分でソバを栽培し、自分で石臼挽きした手打ちそばの店を出そう」と決意。遊休農地2ヘクタールを借り、しなの1号を作付けし、田舎屋をイメージしたそば処「柏屋」を建設し、11月末に開店にこぎつけた。
中沢産ソバ粉8割、強力粉2割の二八そばはちょっと太めで黒っぽい「田舎まるだしのそばになった」。わざわざ食べに来てくれるのだからと、量も1人前200グラムと多め。薬味の大根は知人からオリジナル品種「中沢大根」の種をもらい受け栽培した。冬季限定のワサビも中沢の清流で育った本物。
特別宣伝もしなかったが、口こみで客が増えてきた矢先、趣味でなくお金をもらうことのプレッシャーで手が動かなくなった。切っていても精神が安定せず、上手に切れなくなった。そんなある日、友人が「そば屋だからといって、かしこまることはない。自分のありのまま、自分でできる精いっぱいの仕事をすればいい」とアドバイスされ、「このまま精進をつづければいいんだ」と迷いがふっ切れ、打てるようになり、そばを打つのが楽しくなったとか。
「そば打ちは奥が深い。これからも自分と挑戦し、さらにそば打ち道の奥を極めたい」と話す。
メニューは「ざる」と津南町産のナメコ入りの「ナメコそば」。「山菜そば(北秋田市産山菜)」「とろろそば(山形村産長芋使用)「かき揚そば(自家産野菜とエビ)」のほか、秋山郷風のそばがきもある。
営業時間午前11時30分縲恁゚後2時。夜は予約のみ。定休日は火、水曜日、詳細は同店(TEL83・3860) -
基本構想審議会
飯島町の基本構想審議会が25日、役場であり、行財政改革のまちづくりを示す「飯島町ふるさとづくり計画」を検証した=写真。
ふるさとづくり計画は05縲・0年度までの5カ年計画で07年度に見直しを実施した。計画には行政諸経費の削減、住民負担の見直し、事務事業の見直し、人口増・活性化対策、住民との協働のまちづくり-などが盛り込まれている。
審議会では各項目ごと実践計画の策定、実施状況、改革内容、現状、継続に向けての問題点などが報告された。
このうち、主な行財政改革実績概要は07年度(当初予算編成時)削減額(06年度からの継続分を含む)は人件費5098万円、各事業の見直し727万円、補助金2347万円、負担金の削減2497万円、合計1億671万円-とした。
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また、職員定員管理計画では04年度135人を15年度に百人体制にする計画。07年度は121人(年度当初目標職員数133人)、08年度117人(予定)と計画よりも前倒しで削減が進んでいる。
指定管理者への委託は図書館や弓道場、千人塚公園、道の駅、集会所など11施設が町振興公社や各耕地などに委託された。 -
強盗への対処方法を確認
上伊那地方の郵便局と伊那署は28日、伊那市長谷の市野瀬郵便局(西村敏博局長)で、強盗を想定した防犯訓練を実施した。訓練を通じて強盗への対処方法を確認し、緊急時に備えた。
強盗対策の一環として年1回、上伊那の郵便局が持ち回りで開く訓練で、今回は各局の職員約30人が見学。訓練は署員が強盗役に扮(ふん)し、ピストルを片手に窓口の女性職員を人質に取り、金を奪って逃走する想定で行った。
職員たちは、逃げる犯人の体格や服装などの特徴、逃走方向を覚えるなど、対策マニュアルに沿ってそれぞれが行動を確認した。署員の迫真の演技に「慌ててしまう場面もあったが、(警察が到着するまでの)時間をできるだけ稼ぐことができた」と西村局長は訓練を評価した。
伊那署生活安全課の亘浩幸課長は「いざというとき、今日と同じ対応ができるよう、日ごろから心がけてほしい」と呼びかけた。
伊那署員の迫真の演技で緊張感が増した強盗模擬訓練(市野瀬郵便局) -
駒ケ根で店舗火災
28日午後4時すぎ、駒ケ根市赤穂北割一区馬場の100円ショップ「ザ・ダイソー駒ケ根店」の店内から出火した。火は同一棟に出店している酒店「タカギ」、雑貨店「サンタの創庫」、書店「平安堂駒ケ根店」、CDショップ「ディスクランド・ジュン」にも延焼。鉄骨平屋建て約3千平方メートルを全焼して午後7時40分に鎮火した。
出火当時、店内には約10人の客と従業員がいたがけがなどはなく、隣接する4店舗にいた計数十人の客も逃げて無事だった。ダイソーにいた客は「店内の商品から火が出ているのを見た」と話しているが、出火原因は不明。
酒店の従業員は「警報ベルの音が鳴り響き、続いて防火シャッターが下りた。何が何だかわけが分からなかった」、CDショップの従業員は「ベルが鳴ったが、誤作動かと思った。客もたくさんいたが火災に気がついておらず、しばらくして騒がしくなったので外に出てみたらすごい煙と火が見えてびっくりした」と話した。
現場は国道153号線と中央道駒ケ根インターチェンジを結ぶ通称アクセス道路沿いで、商店が建ち並び、通行量も多い場所。燃える建物を遠巻きに見詰める群衆は駆け付けた消防らによる放水の様子や、空高く吹き上がる黒い煙を見ながら「こわいね」などと話し合っていた。 -
少子化対策で結婚推進係を新設
伊那市は新年度、少子化対策として保健福祉部社会福祉課に結婚推進係を新設するなど組織改正する。27日の市議会全員協議会で報告した。
結婚推進係は未婚者対策を担当。各部署の結婚相談業務などを一本化する。
総務部財政課契約管理係は、一般競争入札制度の導入に伴い、契約業務を独立させ、契約課を設ける。
また、総務部の行政改革推進係を行政改革推進室に、産業振興部の産業立地推進室を産業立地課とする。
総合支所は、高遠町・長谷にあった水道課・係を統合し、高遠町総合支所に高遠長谷水道課上下水道係を置く。高遠町、長谷、新山地区を業務区域とし、緊急対応時の職員数を充実させる。南アルプス林道管理室は産業振興課と一体的に業務を推進できる形態をとる。