-
箕輪中生が旧陸軍伊那飛行場について話聞く
箕輪中学校の生徒が戦争の話を聞く「平和を願い戦争を語り継ぐ会」が20日に箕輪町の社会体育館で開かれました。
会では伊那市の旧陸軍伊那飛行場について久保田誼さんが話をしました。
久保田さんは、現在81歳で高校の教諭でした。
教諭の頃から伊那飛行場についての調査・研究を行っています。
久保田さんは「飛行場は上伊那から延べ7千人以上が建設に関わり、特攻隊の訓練などを目的に伊那市上の原につくられた。敗戦後に壊され資料も残されておらず長い間、幻の飛行場と言われてきた」と話していました。
生徒からは「伊那市に飛行場があったことは知らなかった」「戦争は身近なところにあると感じた」「絶対に戦争はしてはいけないと思った」などと感想が出されました。
「平和を願い戦争を語り継ぐ会」は毎年3年生を対象に箕輪町遺族会が開いています。
20日は3年生およそ210人が話を聞きました。
遺族会は「二度と戦争を起こさないために、後世に語り継いでもらいたい」と話していました。 -
VC長野クリエイトスポーツが経営権を譲渡
バレーボールVリーグ男子1部のVC長野トライデンツの運営会社VC長野クリエイトスポーツは経営状況の悪化により経営権を譲渡したことを19日に発表しました。
VC長野クリエイトスポーツでは、2024年10月から始まる新リーグS-Vリーグ参入に向け安定したクラブ体制の構築を目指すとしています。
経営権の譲渡先は東京都のIT関連事業者、株式会社メルコグループです。
笹川星哉社長は18日付で退任しました。
笹川さんは「新リーグ参入には収益の基準など高いハードルがある。今後の運営については自分としては力が足りないと感じている。選手を第一に考え、経営権の譲渡を決断した」と話していました。
VC長野クリエイトスポーツによりますと、地元に密着したクラブ運営や従業員の雇用、所属選手の競技継続について変更はないとしています。
新しい社長にはメルコから派遣された大矢芳弘さんが就任しています。 -
熱中症の疑い 1人搬送
上伊那広域消防本部によりますと、20日午後3時半現在、箕輪町で80代の男性が熱中症とみられる症状で病院に搬送されたということです。
症状の程度は、中等症だということです。
-
女子ソフト戸田中央メディック 伊那市夏合宿
伊那市で合宿中の日本女子ソフトボールニトリJDリーグに加盟している埼玉県の戸田中央メディックス埼玉の監督らが今日伊那市の伊藤徹副市長を表敬訪問しました。
今日は福田五志監督と宮下雅志コーチ、糟谷舞乃キャプテン、近葉舞優マネージャーの4人が伊那市役所を訪れました。
宮下コーチは伊那市御園の出身で現役時代はKOAのチームに所属し長年にわたり長野県成年男子チームのエースピッチャーとして活躍しました。
ニトリJDリーグは前半戦が6月に終わり、戸田中央は9勝9敗で東地区の8チーム中5位です。
伊那市の伊藤副市長は「後半戦も頑張ってください」と激励し、ブルーベリーと米を手渡しました。
また伊那市では21日にも野菜を贈ることにしています。
戸田中央メディックス埼玉は3年続けて伊那市で夏合宿を行っていて、23日には市内小中高生を対象にソフトボール教室を開きます。
-
南箕輪出身生徒 インターハイへ
南箕輪村出身でインターハイに出場する松本市の松商学園サッカー部と伊那市の伊那弥生ヶ丘高校男子ソフトボール部の生徒が10日、藤城栄文村長を表敬訪問しました。
この日は南箕輪村出身で松商学園サッカー部の3年生上田卓輝さんと2年生の上田泰輝さんの兄弟。
伊那弥生ヶ丘高校男子ソフトボール部の3年生野崎太慎さんとマネージャーの藤森蒼生さん、橋爪優羽さんが表敬訪問しました。
松商サッカー部でフォワードを務める上田卓輝さんは「県大会で戦ってきた選手の代表として全国大会に行くので試合に勝って結果を残したい」と意気込みを話しました。
弥生ソフトボール部で三塁手をつとめる野崎太慎さんは「勉強する時間も大切なので効率よく練習して頑張っていきたい」と話しました。
藤城村長は「一生懸命試合に取り組んで、みんなの支えを忘れずにこれからもスポーツをしてもらいたい」と応援しました。
松商学園サッカー部と伊那弥生ヶ丘高校男子ソフトボール部は今年5月に開かれた県大会で優勝しインターハイへの出場が決まりました。
インターハイは北海道で今月末から行われます。 -
第2の在来種 伊那在来そば復活へ播種作業
旧伊那市で栽培されていたとされる「伊那在来そば」の復活に向けた播種作業が、南箕輪村の信州大学農学部の圃場で20日に行われました。
この日は、信大農学部でそばの研究を行っている学生が作業を行いました。
伊那在来そばは、伊那市荒井内の萱で栽培されていたとされていますが、性質や味など詳しいデータは残っていませんでした。 -
反核・平和の火リレー
核のない世界や平和を訴えながら広島平和記念公園の火をつなぐ「反核・平和の火リレー」が19日、伊那市から辰野町で行われました。
ランナーは広島平和記念公園の平和の灯から採火した火を手に伊那市役所に到着しました。
反核・平和の火リレーは自治体の労働組合などでつくる長野県平和友好祭実行委員会が毎年行っているもので、今年で36回目です。
上伊那地区実行委員長の西村明典さんは「武力なき平和を求めるとともに、あらゆる核による被害を繰り返さないよう求める」と核兵器の廃絶を訴えました。
次のランナーにトーチの点火が行われ、ランナーたちは南箕輪村役場へと向かっていきました。
11日に飯田市を出発したこのリレーはおよそ1ヶ月かけて県内全ての市町村をまわり、8月4日に長野市でゴールを迎える予定です。
-
㈱コマツ 箕輪町にスポットエアコン2台寄付
箕輪町の総合建設業、㈱コマツは、町に移動式の簡易エアコン、スポットエアコン2台を14日に贈りました。
この日は株式会社コマツの小林芳直社長が町社会体育館を訪れ、浦野邦衛副町長に目録を手渡しました。
贈られたのは最新のスポットエアコン2台です。
株式会社コマツは毎年、前社長の母校、箕輪中学校に物品などを寄付してきました。
今年から多くの子ども達のために何かできればと、町に寄付することにしたということです。
小林社長は「体に負担がかからないよう、暑い夏を乗り越えてもらいたい」と話していました。
このスポットエアコンは、社会体育館と箕輪中学校の体育館で管理するということです。
-
南箕輪小の児童 メダカからSDGs学ぶ
南箕輪村の南箕輪小学校の4年3組の児童は19日に辰野町の辰野高校の生徒から黒メダカを譲り受けました。
小学校には、SDGsについて学んでいる辰野高校の地域探究コースの生徒と生徒会の6人が訪れました。
小学校に持ち込まれたのは成魚50匹と稚魚です。
辰野高校の生徒はメダカから学ぶSDGsと題し、授業をしました。
メダカは、農薬や田んぼの水路がコンクリートで埋められて住む場所が少なくなった影響で国の絶滅危惧Ⅱ類に指定されているということです。
このメダカは辰野高校の武井由佳教諭が実家で育てているものです。
今回初めて、辰野高校の生徒が出向いて授業を行ったということです。
児童は早速観察していました。
4年3組ではこのメダカを育てていくということです。
武井教諭は「きょうをきっかけに少しでも環境問題について興味を持ってほしい」と話していました。
-
流しソーメンセット 貸し出し
伊那市中央の60代から80代の男性4人で作る「伊那市中央区北町ハウスの会」は、竹で作った流しソーメンセットの貸し出しを20日から始めます。
19日は会員の伊藤一男さん宅でセットが披露されました。
貸し出すのは、半分に割った長さ1メートル50センチの竹3本と、竹を支える支柱です。
支柱を組み、その上に竹を並べると流しソーメンが楽しめます。
貸し出しは1日あたり200円です。
会では2013年から自分たちで流しソーメンを楽しもうと竹でセットを製作していました。
その後、多くの人達にも楽しんでもらうと2016年から貸し出しを始めたという事です。
しかし、新型コロナウイルスの影響で2020年から休止していて今年は4年ぶりに作ったという事です。
伊藤さんは、夏の思い出に家族や友達と楽しんでもらいたいと話していました。
貸し出しは20日からで、電話で確認し伊藤さんの自宅に取り来てほしいという事です。
(問合せ・伊藤さん)電話090-8725-5311 -
小学生バドミントン「南信ジュニア」全国へ
伊那市を拠点に活動する小学生のバドミントンのクラブチーム「南信ジュニア」は、京都府で開かれる全国大会に出場します。
14日は、全国大会に出場する伊那市内の小学生とその保護者が市役所を訪れ、笠原千俊教育長に報告しました。
南信ジュニアは女子団体戦で全国大会に出場します。
伊那市と南箕輪村の小学4年生から6年生の10人がメンバーで、5月の県大会で優勝し、全国大会への切符を手にしました。
-
出征兵士と家族の肖像展
出征兵士と家族の肖像展が伊那市高遠町の高遠町歴史博物館で行われています。
展示されているのは、第二次世界大戦で上伊那から出征した人たちの写真や、遺品などおよそ90点です。
主に伊那市民から寄せられた、出征前に撮った家族写真が飾られています。
展示では他に、弾丸が当たった水筒や兵士を募集するポスターなどが展示されています。
会場では伊那ケーブルテレビが制作した、戦争体験のインタビュー番組も放映しています。
高遠町歴史博物館では終戦記念日を迎えるこの時期に毎年展示を行っていて、今年で8年目になります。
博物館では「地域の人達も戦争に参加していたということを、次の世代に伝えていきたい」と話していました。
この展示は8月20日まで開かれています。
入館料は一般400円 高校生以下は無料です。
-
伊那市上下水道事業運営審議会 広域化を検討
伊那市上下水道事業運営審議会が18日市役所で開かれ上水道事業のコスト削減のため事業の広域化を検討していることが報告されました。
この日は昨年度の水道事業の決算が報告されました。
下水道事業は節水機器の普及等により料金徴収の対象となった水量が1日1人当たり2013年度の277.98ℓから昨年度は261.58ℓへと5.9ポイント減少しました。
上水道のコスト削減のため箕輪から駒ヶ根の5市町村で水道事業の広域化も検討しているということです。
水道料金は今年度から2025年度まで改定はしないということです。
-
夏の屋台村 交流と生活支援を目的に開催
生活困窮者の支援や地域住民の交流を目的とした「夏の屋台村」が17日に、箕輪町の木下公民館で開かれました。
会場には、焼きそばやフランクフルト、綿あめなどの出店が並び、来場者に無料で振る舞われました。
屋台村は、箕輪町社会福祉協議会や上伊那医療生協などでつくる「新型コロナ緊急生活支援ネットワーク」が、夏と冬の年2回開いているものです。
寄付や県の補助金を活用し、食事などを提供しました。
新型コロナ緊急生活支援ネットワークでは、新型コロナの影響による困りごとなどに関する無料の相談会を、月に2回開いています。
新型コロナが5類に移行してからも相談件数は減少していないということで、「今後も支援の輪を広げていきたい」と話していました。
会場では、都心に住む町出身者などでつくる「東京箕輪会」が、手裏剣投げのブースをだしました。
東京箕輪会副会長で、忍者体験などを通して日本の文化を国内外に発信している浦野英明さんが企画したものです。
町の職員2人も手伝い、イベントを盛り上げていました。 -
町議会臨時会 物価高騰による支援金給付
箕輪町議会臨時会が18日に役場で開かれ、物価高騰による低所得世帯への支援金給付など、およそ2,500万円を追加する一般会計補正予算案が可決されました。
県の事業として支援金が給付されるのは、国が行う支援の対象外となっている、住民税所得割非課税世帯と、物価高騰の影響を受け、住民税所得割非課税世帯と同様の事情にある家庭です。
価格高騰特別対策支援金事業では、対象の家庭に、1世帯あたり2万円を給付します。
町内850世帯を見込んでいて、事業費はおよそ2,000万円です。
ほかに、子育て世帯生活支援特別給付金事業では、対象の世帯のうち、今年度18歳になる人、今年度20歳までの障がいのある人がいる世帯を対象に、1人当たり3万円を給付します。
町内130人を見込んでいて、事業費は、485万円です。
この日提出されたこれら一般会計補正予算案は可決されました。
-
箕輪町接骨師会が保育園に絵本贈る
公益社団法人長野県柔道整復師会会員の箕輪町接骨師会は3日に町内7つの保育園に絵本を贈りました。
3日は、箕輪町接骨師会の会員など4人が町役場を訪れ白鳥政徳町長に絵本を手渡しました。
贈った絵本は、死んでしまった猫がお盆に飼い主と再会を果たす物語「ただいまねこ」です。
作者のミヤザーナツさんは箕輪町接骨師会と親交のある医師の妹だということです。
会では「長年、接骨院や整骨院を開業してきて、何か町に恩返しができないかと考え、今回贈ることにしました」と話していました。
絵本は町内7つの保育園に1冊ずつ贈られました。 -
伊那まつりでフェイスペイントブースを運営する高校生募集
伊那青年会議所は、8月5日に開催される、伊那市の伊那まつりでフェイスペイントブースを運営する高校生を募集しています。
15日は、伊那商工会館で記者会見が開かれ、概要が説明されました。
「学生屋台~フェイスペイントをして祭りを作り上げよう!!~」と題し、高校生が会場を訪れた人にフェイスペイントをします。
この日は、講習会が開かれ、すでに参加が決まっている生徒たちが接客やペイントを練習していました。
伊那青年会議所では、新型コロナの影響で活動が制限されていた子どもたちが地域のイベントに主体的に参加できるよう、高校生が運営するブースを企画しました。
伊那市内の高校に通う生徒24人ほどを募集していて、すでに12人が参加を決めています。
募集期間は、8月1日までで、ご覧のQRコードから応募できます。
-
村中部保育園 ブルーベリー狩り
南箕輪村中部保育園の園児は、神子柴のたなか農園で18日ブルーベリー狩りを楽しみました。
たなか農園には中部保育園の園児約40人が訪れ、ブルーベリー狩りをしました。
村内の農家で作る南箕輪村営農センターが地産地消を進めるとともに、園児に村の農産物を知ってもらおうと行っているものです。
たなか農園には30アールの園内に5種類のブルーベリーが植えられています。
こちらは今が旬のブルーレイという品種で、甘味と酸味のバランスが良いということです。
今後、村内5つのすべての保育園で行われる予定です。
-
最高気温35.1度 2日連続の猛暑日
18日の伊那地域の最高気温は35.1度と2日連続の猛暑日となりました。
18日の伊那地域は午後2時5分に最高気温35.1度を記録し、2日連続の猛暑日となりました。
長野地方気象台によりますと本州が高気圧に覆われ南から暖かく湿った空気が流れ込み気温が上がったということです。
環境省は、17日に続き2日連続で熱中症アラートを発表しました。
荒井の畑では、農事組合法人上荒井の組合員が、夏蕎麦の収穫をしていました。
南箕輪村の大芝高原味工房では、観光客が涼を求めてジェラートを味わっていました。
大芝湖のカモは日陰で休んでいました
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時15分現在、熱中症の症状で搬送された人はいないということです。
長野地方気象台によりますと、19日は18日より気温が下がるものの、30度前後になるとして、引き続き熱中症に注意するよう呼びかけています。
-
伊那VALLEY映画祭 21日から3日間
「伊那VALLEY映画祭」が伊那市のかんてんぱぱ西ホールで今月21日金曜日から開かれ、3日間で13本の映画が上映されます。
伊那VALLEY映画祭実行委員の矢島信之さん宅では映画祭の準備が進められています。
映画祭は地域の宝を知ってもらおうと毎年開かれていて今年で5回目を迎えます。
映画祭は21日金曜日から3日間行われ、21日には「文化、芸能、民俗」、22日には「戦争」、23日には「教育、環境」をテーマにした映画や番組が放映されます。
上映後は制作者のトークショーが行われ、伊那ケーブルテレビの制作した作品「疎開した登戸研究所」「登戸研究所と帝銀事件」も上映されます。
3日間とも入場は無料です。
-
ユカイナ・ソナタ旧井澤家住宅で演奏
伊那市発祥の木の笛「ユカイナ」などを使って演奏活動をしているグループ「ユカイナ・ソナタ」の演奏会が旧井澤家住宅で16日、開かれました。
演奏会は、古民家で休日の楽しいひと時を過ごしてもらおうと井澤家住宅を管理している伊那部宿を考える会が企画しました。
16日は、ユカイナ・ソナタのメンバー4人が洋楽や邦楽など13曲を演奏しました。
-
みのわこどもフェスタ
体験型のワークショップや出店などが並ぶみのわこどもフェスタが箕輪町で16日開かれ、親子連れで賑わいました。
16日は、箕輪町文化センターと地域交流センターを会場に開かれました。
こどもフェスタは、子どもたちに体験を通じて楽しんでもらおうと町内の母親や保育士などでつくる実行委員会が開いたものです。
新型コロナの影響で4年振りの開催となりました。
会場には、スタンプラリーやロボットを使ったプログラミング教室など様々な体験コーナーが設けられました。
このうち薪割り体験では、専用の道具を使って子どもたちがハンマーで叩いて割っていました。
また、小学生の子どもたちがスタッフを務めるこども縁日が企画され、射的やスーパーボールすくいなどが行われ人気を集めていました。
会場の外ではキッチンカーなどが並び焼きそばやフランクフルトなどが販売されました。
実行委員会によりますと、こどもフェスタにはおよそ800人が訪れたということです。 -
高校生の読書大賞 候補作品発表
上伊那の高校生が選ぶ読書大賞の今年度の候補作品の発表が16日行われ、「旅」をテーマにした7作品が選ばれました。
候補に選ばれたのは「魔女の旅々」「銀河鉄道の夜」「キノの旅」「星の王子さま」「小説すずめの戸締まり」「バムとケロのそらのたび」「赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。」の7作品です。
16日は、伊那市のいなっせで上伊那8校の図書委員で作る上伊那高等学校図書館協議会の研究会が開かれ、読書大賞の候補作品が発表されました。
今後、9月から11月に各校の生徒による投票を行い、12月の研究会で最終投票をして大賞の作品を決めるということです。
また16日は、読書大賞をPRするポスターも発表され、13作品の中から赤穂高校の濵凛香さんの作品が選ばれました。
-
伊那市で90代男性が熱中症
上伊那広域消防本部によりますと、16日午後4時半現在、伊那市で90代の男性が熱中症とみられる症状で病院に搬送されたということです。
症状の程度は、中等症だということです。
-
寒ざらしそば 提供始まる
江戸時代、高遠藩が将軍家に献上したとされている寒ざらしそばの提供が、15日から始まりました。
伊那市高遠町のそば店、壱刻では、昼時になると訪れた人達が寒ざらしそばを味わっていました。
寒ざらしそばは、そばの実を小寒から立春まで川に浸し、寒風にさらして乾かすものです。
それにより、甘味が増すということです。
壱刻では、土日は20食、平日は10食限定で提供し、価格は1人前税込み1,200円です。
この日は、開店前から行列ができ、用意した20食は1時間ほどで完売したということです。
高遠そば組合では、寒ざらしそばを「伊那の夏の新たな風物詩」にしていきたいということです。
そばの提供は、壱刻・ますや・華留運・紅さくら・七めん亭・紅葉軒・きし野の高遠町内の7店舗のほか、今年は東京都新宿区の蕎麦おさめでも行われます -
Aシードの伊那北3回戦で敗れる
夏の全国高校野球長野大会の伊那北高校対長野工業の3回戦が15日、しんきん諏訪湖スタジアムで行われAシードの伊那北高校が敗れました。
4対0とリードされた伊那北は9回裏ワンアウトから5番松崎がヒットで出塁します。
続くバッターは6番浦野。タイムリーツーベースで1点を返します。
しかし前半の失点が響き伊那北は4対1で敗れ3回戦で姿を消しました。
-
JA上伊那 横領などで職員8人懲戒処分
JA上伊那の30代から70代の男性職員8人が工具を勝手に仕入れ、組合員とJAに231万円を負担させていたことが15日までにわかりました。
15日はJA上伊那の西村篝組合長らが記者会見を開き、謝罪しました。
懲戒解雇などの処分をうけるのは、農業機械の修理などを行う農機センターの職員など8人です。
JA上伊那によりますと、8人は平成29年から令和5年にかけ、個人使用や転売目的で工具などを仕入れ、組合員が注文した事にして、代金を支払わせていたという事です。
このうち40代の職員Aは組合員とJAに206万円の損害を、30代の職員Bは12万円の損害を、残る6人は13万円の損害を与えたという事です。
4月の内部監査により、発覚しました。
JA上伊那では、職員Aと職員Bの行為は業務上横領に当たるとして懲戒解雇処分に、残る6人のうち退職した1人を除く5人を懲戒処分にするとしています。
被害にあった全額が弁済され、新たに被害が判明した場合は直ちに弁済することを確約したことから、刑事告訴はしないということです。
JA上伊那では、再発防止策として倫理研修や、農機センターへの不定期な会計監査を実施していくとしています。
-
高校野球 上伊那勢の試合結果
第105回全国高校野球選手権長野大会、上伊那勢の15日の試合結果です。
15日の、日本ウェルネス長野 対 赤穂は、9対8で赤穂が敗れました。
長野工業 対 伊那北は、4対1で伊那北が敗れました。
16日は、しんきん諏訪湖スタジアムで行われる、
長野俊英 対 上伊那農業の試合を121chで生中継します。
-
社会福祉に貢献 19人表彰
伊那市社会福祉大会が伊那市の伊那文化会館で14日開かれ、長年にわたり社会福祉に貢献した19人が表彰されました。
大会では、在宅介護をしている人やボランティア活動を行っている人など19人が表彰されました。
14日は、このうち11人が出席し、市社協の林俊宏会長から表彰状が贈られました。
受賞者を代表して長年にわたり市社協の副会長を務めた小林光豊さんは「ふれあい、支えあい、助け合う、お互い様の地域づくりを目指す市社協のスローガンを今後も思い出し活動していきたい」と挨拶しました。
大会は長年福祉に携わる人を表彰し社会福祉推進の意識向上を図ろうと市社協が開いていて今年で18回目です。
また大会では、長野県社福祉協議会が推進する「どこでも実家」を宣言しました。
これは、子どもや若者をみんなで支えていこうというプロジェクトです。
若者のボランティアへの参加や就労体験のサポート、子ども食堂などの活動を応援します。
上伊那地域で「どこでも実家」を宣言したのは伊那市社会福祉協議会が初めてだということです。 -
の~このおはなし市内の書店で販売
伊那市上の原の木部則子さんは、自身の幼い頃の戦争や大地震の体験を絵本にした「の~このおはなし」の改訂版を市内の書店で販売します。
13日に出版社から完成した絵本200冊が自宅に届きました。
木部さんは現在86歳です。
2020年6月に自身の体験を元にした絵本「の~このおはなし」を自費出版し無料で配布しました。
250冊作った絵本は、全てなくなり、購入したいとの声もあったことから今回200冊を増刷し販売することにしました。
増刷にあたりイラストの修正、追加を行いました。
絵本のタイトルになっている「の~こ」は、木部さんの幼少期時代のあだ名です。
出身地の愛知県安城市で空襲と地震におびえながら過ごした幼少期の記憶をたどり、現代の子どもたちに平和の尊さを伝えています。
イラストは当時の記憶を元に自ら描いたもので、史実に基づいて絵を描き直しました。
子どもたちにも解りやすいようイラストに説明文を添えています。
また、あとがきにかえて、当時の社会情勢と自分に起きた出来事を年表にまとめました。
伊那ケーブルテレビが制作した朗読の動画のQRコードも掲載されています。
改訂版の~このおはなしは、1冊税込み2,000円で、伊那市の上條書店で販売しています。