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南箕輪小の給食に針金が混入
南箕輪村の南箕輪小学校で、10月16日に提供された給食に針金が混入していたことが分かりました。
南箕輪村教育委員会によりますと、混入していたのは長さ8ミリ、直径0.5ミリの針金です。
4年生の児童がシューマイを食べようとしていたところ針金のが入っていることに気付いたということです。
南箕輪小と南箕輪中の給食を調理している南箕輪村学校給食センターや食材の納入業者に確認をしましたが、原因はわかっていないということです。
これまでに児童・生徒からの健康被害は確認されていません。
保護者には、すでに通知済みだということです。
村教育委員会では、「器具のチェック体制を強化し、再発防止に努めていく」としています。
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労働安全衛生法違反の疑いで長門運輸と営業所長を書類送検
伊那労働基準監督署は、資格を持たない従業員にフォークリフトの運転業務につかせたとして、労働安全衛生法違反の疑いで、上田市に本社を置く長門運輸株式会社と30代の南信営業所長を長野地方検察庁伊那支部に4日書類送検しました。
伊那労働基準監督署の発表によりますと、書類送検されたのは、長門運輸株式会社と、南信営業所の30代の所長です。
5月15日、取引先の南箕輪村の会社敷地内で、20代の従業員の男性がフォークリフトを運転中に下敷きとなり、左足切断と右足骨折の大けがを負いました。
従業員の男性はフォークリフトの運転業務に必要な法定資格を持っていなかったということです。
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信大 濃厚ナイアガラワイン販売開始
南箕輪村の信州大学農学部は学生が育てたぶどうで作った濃厚ナイアガラワインの販売を5日から始めました。
5日は職員やラベルのデザインをした信州大学農学部の学生が報道向けに商品の紹介をしました。
農学部では去年9月に収穫したブドウが豊作だったことから冷凍保存していたぶどうを使い今回初めて濃厚ナイアガラワインを作りました。
冷凍することで糖度が増し、濃厚なワインができるということです。
600キロのぶどうから470本のワインが作られました。
濃厚ナイアガラワインはアルコール分が7%で375ml入り税込み2000円です。信大農学部内の生産品販売所や、南箕輪村の大芝高原味工房などで販売中です。 -
東春近小創立150周年 記念の歌
伊那市の東春近小学校の創立150周年記念式典が11日、行われました。
150周年を記念して作った歌を全校児童が響かせました。
「Hello!未来の君へ」です。
150周年記念の歌は、歌い継ぐテーマソングをつくろうと去年から制作を進めてきました。
東春近小学校の卒業生でシンガーソングライターの湯澤かよこさんが全校児童の言葉をもとに作詞・作曲をしました。
11日は、湯澤さんと全校児童およそ290人が歌声を響かせました。
東春近小学校は明治6年1873年に殿島学校として創立され
ました。
明治22年1889年に東春近小学校となり明治41年1908年に現在の場所に移転しました。
式の中で小池創校長は「地域に誇れる学校を目指していきたい」と話していました。
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古田人形芝居定期公演
箕輪町上古田に伝わる伝統芸能、古田人形芝居の定期公演が、きょう、町文化センターで行われました。
定期公演は、毎年、この時期に行われています。
4日は、古田人形芝居保存会と、箕輪西小学校古田人形クラブ、箕輪中学校古田人形部が、それぞれ演目を披露しました。
このうち、箕輪西小学校古田人形クラブは、傾城阿波の鳴門 順礼歌の段を、現代語で演じました。
クラブは4年生以上の希望者14人で活動しているということです。
行き別れた母子の悲哀を人形で表現していました。
古田人形芝居は、江戸時代中頃、上方から伝わったとされていて、保存会では、来年度伝承300年を記念した特別公演を計画しているということです。
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南原保育園 クリスマスツリー飾り付け
クリスマスを前に、南箕輪村の南原保育園の園児が、4日にクリスマスツリーの飾り付けをしました。
この日は、年中と年長の園児およそ50人が、高さ2メートルのクリスマスツリーに飾りを付けました。
好きな飾りを手に取り、高いところは職員に手伝ってもらいながら取り付けていきました。
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障害者週間 自主製品販売会
障害者週間にあわせ、上伊那の障がい者福祉事業所の自主製品販売会が伊那市の伊那合同庁舎で4日から8日までの日程で始まりました。
初日の4日は、南箕輪村のほっとジョイブがパンや洋菓子を、宮田村の親愛の里夢工房がバッグや日用品を販売しました。
販売会は、障害者週間に合わせて毎年開かれていて、今年は上伊那の12事業所が参加しています。
日によって販売する事業所が変わり、それぞれの自主製品が並びます。
販売会は、8日(金)まで、伊那合同庁舎で開かれています。
時間は正午から午後1時までです。
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灯油配達車両 特別査察
上伊那広域消防本部は、灯油の需要が増えるこの時期に合わせて、家庭などへ配達する車両の特別査察を、4日に行いました。
4日は、上伊那広域消防本部の署員が伊那市東春近のグリーンロード春富給油所を訪れ、車両の維持管理状況を確認しました。
春富給油所では、およそ3,000リットル分の灯油が入る車両が2台あります。
署員は、消火器の有効期限が切れていないか、給油ホースの劣化やノズルの違法改造がないか、タンク本体に腐食や損傷がないかなどを確認していました。
年末特別査察は、灯油の需要が増えるこの時期に毎年行われています。
確認の結果、異常はなかったということです。
上伊那広域消防本部では、4日と5日の2日間で3か所の事業所を査察するとしています。 -
ウクライナの子ども達の絵画展 開催へ
ロシアの侵攻を受けているウクライナの子ども達が描いた絵画の展示が、9日と10日の2日間、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで行われます。
絵画展は、人々の命の重みや戦地の子ども達の苦しみに思いを寄せてもらおうと、NPO法人チェルノブイリ救援・中部が企画したものです。
副理事長を務める南箕輪村南原の原富男さんです。
ウクライナの学校や保育園に絵の提供を呼びかけ、2歳~18歳の子ども達から合わせて112点の作品が集まったということです。
絵画展では、子ども達からのメッセージが絵に添えられるということです。
原発事故の被災者支援を行っているチェルノブイリ救援・中部では、ウクライナ侵攻が始まって以降寄付を呼び掛け、およそ1,500万円分の食料や医薬品などを贈っています。
絵画展は、9日土曜日と10日日曜日に、いなっせ2階展示ギャラリーで開かれます。
両日とも、午後2時から1年間の活動報告が行われます。 -
伊那市社協元職員 新たに1,100万円超の着服発覚
今年2月に発覚した成年後見制度の業務を担当していた伊那市社会福祉協議会の元職員が制度利用者の預貯金などを着服していた問題で、新たに被害額が1,100万円増えていたことが分かりました。
成年後見制度は、認知症や障害などで判断能力が十分でない人の権利を守るものです。
元職員は、今年2月に事故死し、残務処理をしていたところ利用者の預金を無断で払い戻していたことが判明したものです。
今回弁護士らの指摘で新たな被害が発覚し、被害者は5人から1人増え6人に、被害額は1,379万円余から2,526万円余にそれぞれ増えたということです。
市社協では、「多大な心配と迷惑をかけ改めて深くお詫びしたい。一日も早い信頼回復に向けて、業務改善などの取り組みを徹底したい」としています。 -
南箕輪村の83歳女性が行方不明
3日の午後11時頃から南箕輪村の80代の女性が行方不明となっています。
警察と消防は50人体制で捜索を行っています。
伊那警察署の発表によりますと行方不明となっているのは、南箕輪村の無職、小澤澄子さん83歳です。
3日の午後11時頃に自宅で確認されたのを最後に行方不明となっています。
身長140センチくらいの小太りで、白髪交じりの髪、紺色のスニーカーを履いています。
警察と消防は50人体制で捜索を行っています。
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県内縁の現代作家を紹介 シンビズム5
長野県内の学芸員が協同で県ゆかりの現代作家を紹介する「シンビズム5」が、伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれています。
会場には、南信地域のある現代作家3人の作品が展示されています。
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VC長野今シーズン初勝利
バレーボールVリーグ男子1部VC長野トライデンツはアウェイでヴォレアス北海道と3日対戦し、セットカウント3対2で今シーズン初勝利を挙げました。
2日のヴォレアス北海道との試合では、セットカウント3対2で敗れていて、リベンジマッチとなりました。
第1セットをヴォレアス北海道が、第2セットをVC長野が取りました。
第3セットはヴォレアス北海道に奪われますが、続く第4セットでは30対28でVC長野が取り、セットカウント2対2となります。
試合は最終第5セットまでもつれこみ、セットカウント3対2でVC長野が勝利しました。
次は23日土曜日に岡谷市でジェイテクトSTINGSと対戦します。
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上伊那郡縦断駅伝 箕輪が優勝
市町村対抗の第71回上伊那郡縦断駅伝競走大会が3日に開かれ箕輪町が17回目の総合優勝を果たしました。
朝8時15分に駒ヶ根市役所をスタートしました。
辰野町役場までの6区間38.1キロをタスキでつなぎました。
今年は上伊那の市町村の代表6チームとオープン参加2チームのあわせて8チームが出場しました。
1区では中川村の桃澤大祐さんが抜け出し、19分12秒の区間新記録で次のランナーにタスキをつなぎます。
2区では、箕輪町の唐澤直希さんが先頭をとらえます。
箕輪町はその後も先頭を守り、前半をゴールしました。
後半は伊那公民館前を一斉にスタートしました。
大会は前半と後半の総合タイムで順位が決まります。
4区では箕輪町の日野志朗さんが17分10秒の区間新記録の力走をみせます。
5区では箕輪町と駒ヶ根市が激しいデッドヒートを見せます。
大会は、箕輪町が2時間6分43秒で優勝を決めました。
2位は伊那市A、3位は駒ヶ根市、4位は南箕輪村、5位は辰野町、6位は中川村となっています。
大会は上伊那陸上競技協会と上伊那ケーブルテレビ協議会が開いたものです。
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JR長野駅でおやきやパンの試食会
信州産小麦を使ったおやきやパンなどの試食会が11月23日に長野市で開かれ多くの人で賑わいました。
JR長野駅で「食べようつくろう信州小麦大行動」と銘打ち信州産小麦を使った食品の試食会が開かれました。
これは、農林水産省が進めるローカルフードプロジェクト、略してLFPの取り組みの一つで信州産小麦の消費拡大を目指そうと
県と県内企業が参加するLFPながのが展開しています。
今回提供されたのは、参加企業が信州産小麦を使って新たに開発した商品で、11月1日に県庁で披露されたものです。
会場には、おやきやパン、肉まんなど18種類が並び訪れた市民や県外からの観光客が信州の味を楽しみました。
用意された試食約700食は、祝日の賑わいもあり1時間ほどで終了。
試食後には、味や商品価格などについてアンケートも行われました。
アンケート結果は、県内の小麦生産者と共有して生産量拡大に向けた検討に活用していくということです。 -
県産小麦使用商品 松本で試食販売会
長野県産小麦を使用した商品の試食販売会が11月19日に松本市のイトーヨーカドー南松本店で開かれました。
信州の郷土料理おやき、さくさく食感アップルパイ、これらは長野県産の小麦を使って県内各地のおやき販売店や農産物直売所、コンビニ大手のセブンイレブンなどが開発した商品です。
この日は試食販売会が開かれ多くの人で賑わいました。
信州小麦大行動と題し開催されたこのイベントは、長野県産小麦の利用拡大を図ろうと生産者や食品加工業者、長野県などが取り組むLFPながの(地域食品産業連携プロジェクト)の一環として行われたものです。
LFPながのでは、3年前からきのこやりんごなど地場産食材を使った商品開発を行っていて、こうした取り組みを通じて地域の課題解決や経済成長などを目指します。
会場には、様々な具材のおやきをはじめ、パンやコロッケ、クッキーなどが並び県産食材を広くPRしました。
なお、今回試食販売された商品の一部は、農産物直売所など開発した各店舗で販売されているということです。 -
サン工業㈱主催 ジャズコンサート
伊那市西箕輪のめっき加工業サン工業株式会社はクリスマスジャズコンサートを信州高遠美術館で2日開きました。
コンサートでは広島県を拠点に活動しているサクソフォン、ベース、ドラムの演奏者3人がおよそ15曲を披露しました。
サン工業では毎月1回社員研修を行っています。
12月は若い社員に文化や芸術に触れてもらおうと毎年コンサートを開いていて、新型コロナウイルスの影響で今年は4年ぶりに開催されました。
会場には社員や地域住民などおよそ150人が訪れ、ジャズの演奏を楽しんでいました。
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全県に交通死亡事故多発警報 発令
11月28日から12月1日までの4日間に県内で4件の交通死亡事故が連続で発生したことを受け、長野県交通安全運動推進本部は全県に「交通死亡事故多発警報」を2日発令しました。
11月28日から12月1日までの4日間に県内では軽井沢町や茅野市などで4件の交通死亡事故が発生し、4人が死亡しました。
期間は12月2日から11日までの10日間です。
夜間の事故や前方不注意が原因の事故が発生していることから、慎重な運転と確実な安全確認をすることを呼びかけています。
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伊那市民芸術文化祭 あすまで
伊那市を中心に上伊那地域の様々な団体が日頃の成果を展示や舞台で発表する、伊那市民芸術文化祭が2日からいなっせで行われています。
いなっせ2階展示ギャラリーには、水墨画や写真、油絵などの作品が並んでいます。
5階には、ステンドグラスやパッチワーク、生花が並んでいます。
伊那市民芸術文化祭は市内で活動している団体の発表の場としてNPO法人伊那芸術文化協会が毎年行っているもので、今年で20回目となります。
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中高生対象 医療体験セミナー
中高生を対象とした医療体験セミナーが2日に伊那市の伊那中央病院で開かれました。
このセミナーは、最新の医療体験を通じて医療への興味を持ってもらおうと、伊那中央病院などが企画したもので、4年ぶりに開かれました。
生徒たちは、手術着を着用し、5つのブースで体験をしました。
すべて、実際に使用するトレーニング機器や医療器具だということです。
こちらのブースでは、鶏肉を人の臓器に見立て、メスなどを使用して切断をしていました。
また、医師から機器の説明を受けながら、手術室の見学もしていました。
この日は中南信の中高生、17人が参加しました。
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伊那市 メタバース体験会
インターネット上の仮想空間「メタバース」に触れてもらおうと伊那市は、伊那図書館で体験会を30日、開きました。
伊那市では昨年度から国の交付金を活用してメタバースを構築する事業に取り組んでいます。
今年度末に公開を予定している伊那市版メタバース空間の作成のため、市民からアイデアを募ろうと、デモ版に触れる体験会を開きました。
パソコンやスマートフォン、VRゴーグルがあれば、仮想空間に入ることができます。
伊那市が構築を進めているのは、市内外の人々や企業などの、新たな交流の場を創出する空間です。
利用者は、バーチャル空間でアバターを介してコミュニケーションを図ることができます。
伊那市では9月にメタバースを活用した婚活イベントを開催し、好評だったということです。
30日は、伊那図書館を訪れた人たちがVRゴーグルをつけて体験していました。
12日にもベルシャイン伊那店で体験会を予定しています。
伊那市版のメタバースは、来年3月末にリリースする予定です。
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ザザムシ漁 解禁
伊那谷の冬の風物詩ザザムシ漁が1日、解禁となりました。
伊那市の天竜川ではザザムシをとる人の姿が見られました。
伊那市山寺の天竜川の浅瀬です。
漁をしているのは、この道40年ほどのベテランで、中央の中村昭彦さんと、4年ほど前から漁を始めた東春近の原雄一さんです。
鍬で石を掘り返し、足を使って石の裏側についているザザムシをはがし、四手網と呼ばれる網に流しいれます。
ザザムシは、カワゲラやトビケラ、ヘビトンボの幼虫の総称です。
上伊那地域では昔から佃煮にして食べる文化があります。
中村さんによりますと、この時期の水温は8度ほどだということで、4度ぐらいまで下がると脂がのってさらに美味しくなるということです。
漁には、虫踏み許可証が必要となります。
今日現在、許可を取得したのは中村さんと原さんだけです。
年々漁をする人が減っていて後継者不足が深刻化しています。
1日は、天竜川漁業協同組合の伊藤伸一組合長らが様子を見に訪れました。
ザザムシ漁は来年2月29日まで行われます。
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美篶小 伝統工芸を体験
伊那市の美篶小学校の開校記念日に合わせ、昔の暮らしや伝統工芸の体験会が1日に校内で開かれました。
この体験会は地元住民でつくる美篶小学校資料館運営委員会が、開校記念日の12月1日に毎年開いているものです。
美篶小学校は今年で開校122周年を迎えました。
機織りや火起こしなど様々なブースが用意され、児童たちが実際に体験をしていました。
体育館では県の伝統工芸品にも指定されている、篶竹細工を上川手竹細工クラブのメンバーが教えていました。
篶竹は、美篶小学校の校章にも入っています。
美篶小学校資料館運営委員会では「体験したことを家庭の話題にしてもらい、家族で昔を振り返ってもらえればうれしい」と話していました。
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10月有効求人倍率 1.31倍
上伊那の10月の月間有効求人倍率は、前の月を0.06ポイント下回る1.31倍となりました。
10月の月間有効求人数は、3,258人、月間有効求職者数は2,492人で、月間有効求人倍率は1.31倍となりました。 全国は1.3倍、県は1.41倍となっています。
雇用情勢については、「改善の動きが緩やかになっている。また、物価上昇等が雇用に与える影響を注視する必要がある」として判断を据え置いています。
ハロワーク伊那では「原材料価格やエネルギー価格の高騰で収益を圧迫しているという声や、中国の景気停滞の影響もあるので引き続き注視していきたい」と話していました。
また、来年春の新規高校卒業者の就職内定率は10月末現在85.8パーセントで、去年の同じ時期と比べ2.2ポイント高くなっています。
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フラワーアレンジメントの作品展
プリザーブドフラワーや造花などを使ったフラワーアレンジメントの作品展が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、プリザーブドフラワーや造花を使ったフラワーアレンジメントおよそ350点が並んでいます。
作品は、伊那市の春日智子さんが自宅のアトリエで制作しました。
年に1度作品展を開いていて、5年ほどになります。
会場にはクリスマスや正月用のアレンジメントもあります。
春日さんは「さまざまな色や形の作品があるので、気に入ったものを見つけてほしい」と話していました。
フラワーアレンジメントの作品展は6日(水)まで、かんてんぱぱホールで開かれています。
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南箕輪村議会12月定例会 開会
南箕輪村議会12月定例会が11月30日開会し、8議案が提出されました。
村議会12月定例会は13日と14日に一般質問、15日に委員長報告と採決が行われ閉会します。
なお、未支給が明らかとなった福祉医療費給付金の支払いに必要な費用750万円が盛り込まれた今年度一般会計補正予算案が提出され、即決されました。
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箕輪町議会12月定例会 開会
箕輪町議会12月定例会が1日開会し、「箕輪町こども・子育て応援条例」の制定に関する議案など18議案が提出されました。
箕輪町こども・子育て応援条例は、こども・子育てに関する基本理念を定め、町の責務や家庭・地域住民・学校などの役割を明確にするものです。
町では、地域全体で子どもを育てる気運を高めていこうと、子ども・子育て審議会から意見を聞き条例案を作成しました。
可決されれば来年4月1日から施行されます。
町によりますと、上伊那で子どもや子育てに関する理念条例はほかにないということです。
他に、2億4,600万円を追加する今年度一般会計補正予算案が提出されました。
主な事業のうち、障がい者の福祉サービス給付金に7,000万円、文化センターの新たな駐車場を松島保育園西側に整備する工事費に2,000万円、中学校の特別支援教室などへのエアコン設置・テニスコートの防球ネット張り替えに1,200万円などとなっています。
箕輪町議会12月定例会は、11日と12日に一般質問、18日に委員長報告と採決が行われます。
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暴力追放・地域安全伊那市民大会
伊那市民の地域安全に対する意識高揚を図る暴力追放・地域安全市民大会が、10月21日にニシザワいなっせホールで開かれました。
大会には250人が参加しました。
白鳥孝市長は、「平和で安全安心な地域の実現のため、市を挙げて取り組んでいきたい」とあいさつしました。
大会では、伊那警察署の各課から、現在の犯罪状況などの報告がありました。
赤羽 史夫生活安全課長は、電話でお金詐欺について、「被害者は、誰もが自分は騙されないと思っていたといいます。奪われたお金は、暴力団の資金源になっているので、電話は留守電にしておくなど対策を立ててほしい」と呼びかけました。
大会では原 安司区長会長が大会宣言案を読み上げ採択されました。
参加者全員で、がんばろう三唱を行い、暴力追放・地域安全への意識を高めました。
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南箕輪村 福祉医療費給付に誤り
南箕輪村の藤城栄文村長は、2015年から福祉医療費の給付額に誤りがあったとして、30日に謝罪しました。
30日は、役場で記者会見が開かれ、藤城村長が謝罪しました。
南箕輪村では、住民税非課税世帯の68歳以上を対象に福祉医療費の給付を行っています。
誤りがあったのは、70歳から74歳までを対象にした給付です。
本来は、自己負担額の2分の1を給付するところ、3分の1しか給付していませんでした。
村では、2015年の条例改正によるシステム変更の際、正しい値を設定していなかったことが原因だということです。
2015年4月から11月30日現在、対象者は338人で、1人あたり120円から13万円、総額740万円少なく給付していました。
8月の県の調査で、誤りが発覚したということです。
村では12月分から適正な額を給付し、不足分については今年度中に返金するとしています。
村では、システム変更を行う際は担当者や複数の職員で情報共有、確認をし、再発防止に努めるとしています。
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子どもの居場所をつなぐ「こどもバスBING」
伊那市荒井の伊那まちBASEを起点に、市内の子どもの居場所をつなぐ送迎サービス「こどもバスBINGO」の試験運行が始まっています。
30日は伊那市荒井の小学5年生と2年生の兄弟が利用しました。
こどもバスBINGOは7人乗りの乗用車で伊那まちBASEを起点に子どもの居場所へ送迎します。
毎週火曜日と木曜日は午前9時30分に伊那まちBASEを出発し、高遠町の「みんなの楽校」へ向かい、午後4時に戻ります。
第一水曜日はますみヶ丘で行う「たきびの日」の会場に送迎します。ガソリン代として1家族あたり往復300円が必要です。
こどもバスは、「伊那市子どもの居場所ネットワーク」の学校に行きづらい子どもたちを支援しようという取り組みです。
こどもバスBINGOは来年3月末までの試験運行で、利用状況を踏まえ、来年度の運行を検討するということです。