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有機給食導入を考える
有機栽培の農産物を学校給食で提供する取り組みについての講演会、有機給食お話し会が15日、伊那市の産業と若者が息づく拠点施設alllaで開かれました。
お話し会では中川村の給食調理員として勤務し、定年退職後は地産地消コーディネーターとして活動している富永由三子さんが話をしました。
富永さんは「安心安全な給食とは誰が、どのようにして作った食材かが分かることです。有機給食を導入するには学校、農家、自治体の連携が必要だ」と話していました。
お話し会は女性が自立し生活できる社会づくりを目指しているグループ「暮らすroom`sプロジェクト」が開いたもので、会場には生産者や行政関係者約50人が集まり話を聞きました。
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夏休みに福祉体験「なつチャレ」
小学生から高校生が夏休みに福祉の活動を体験する「なつチャレ」が25日に伊那市西箕輪の障がい者支援施設、大萱の里で行われました。
なつチャレには、伊那市の小学2年生から高校生までの12人が参加しました。
福祉車両の体験では、車いすに乗る人、車いすを押す人、福祉車両を操作する人に分かれていました。
施設の職員から、動かすときには声をかけてあげましょうと教えてもらっていました。
車いすの体験では、電動と手動の車いすに乗り、レースをしてタイムを競いました。
夏の福祉体験「なつチャレ」は、福祉の仕事や地域との関わりを知ってもらい、興味を持ってもらおうと伊那市社会福祉協議会が毎年開いているものです。
施設の入居者が実際に使っている電子楽器で演奏もしました。
振るだけで音が出る機械や、画面を押してギターやベースの音を鳴らしていました。
音楽は、入居者のストレス緩和などに効果があるということです。
なつチャレは26日・27日行われ、伊那市発祥の木の笛ユカイナ作りや防災食調理体験が行われる予定です。
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ヒトコトデザイン 市内の学校に本を寄贈
伊那市手良のデザイン会社株式会社ヒトコトデザインは市内の小中学校にデザインのアプリケーションの解説書を寄贈しました。
19日はヒトコトデザインの小澤純一社長が市役所を訪れ、福與雅寿教育長に目録を手渡しました。
解説書は市内の全ての小中学校21校に贈られます。
小澤さんはデザインについて学び、表現の幅を広げてもらおうと今回本を寄贈しました。
今後は希望する学校でデザインについての授業を行うということです。
福與教育長は「子どもにも表現力が求められている時代です。各校で活用したい」と話していました。 -
高校野球 赤穂 準決勝サヨナラで敗れる
第106回全国高校野球選手権長野大会の準決勝が24日行われ、赤穂は長野俊英に5対4の9回サヨナラで敗れました。
松本市のセキスイハイム松本スタジアムで、赤穂は決勝戦進出をかけ長野俊英と対戦しました。
赤穂は1対1の同点で迎えた6回表、ノーアウト1・3塁のチャンスから5番福島のタイムリーで1点を挙げ2対1とします。
赤穂のスタンドでは野球部員や保護者に加え、かけつけた生徒180人が声援を送りました。
この回は、さらに7番唐澤にもタイムリーが出て3対1としました。
6回の裏、長野俊英は1アウト2・3塁、センター前の当たりで2人が還り3対3の同点とします。
3対4と1点リードされて迎えた8回表、赤穂は5番福島の2塁打でチャンスをつくります。
このチャンスに7番唐澤が1塁を抜けるあたりを放ち、1点を挙げ再び同点とします。
同点で迎えた9回裏、長野俊英は、1アウト、1・2塁からセンター前に打球が飛ぶと2塁ランナーが生還し5対4のサヨナラで勝利しました。
64年ぶりの甲子園出場をめざした赤穂は、おしくも準決勝で敗れました。
準決勝もう1試合は長野日大・小諸商業が勝利し、長野俊英対長野日大の決勝は27日に松本市で行われます。
伊那ケーブルテレビでは、決勝戦の模様を27日の午後7時から122チャンネルで録画放送する予定です。 -
土用の丑の日 店は対応に追われる
24日は土用の丑の日です。
伊那市上新田でざざむしなどの珍味を販売する、つかはらでは朝から鰻の蒲焼の注文に追われていました。
24日は、3代目店主の塚原慎也さんが鰻を焼いていました。
24日の1日でおよそ500人前の鰻の蒲焼の予約が入っているということです。
店は毎週水曜が定休日ですが、土用の丑の日にあわせて臨時営業し、午前6時半から焼き始めたということです。
店内には予約の紙が貼り出されていました。
静岡県産の鰻を使い、3代続く秘伝のたれにつけて焼いていきました。
作業中にも注文の電話が入ってきます。
予約した時間になると、来店した客が鰻を購入していました。
つかはらでは、今年の土用の丑の日は、予約が分散したということであわせて1,000人前の注文が入っているということです。
鰻の蒲焼は一人前2,300円で予約制となっています。
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伊那新高 新たな校舎使用案示す
伊那市の伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を再編統合する伊那新校の新たな校舎の使用開始について長野県教育委員会は新たに2つの案を示し、生徒や保護者を対象にアンケートを実施しています。
伊那新校の新たな校舎の使用開始時期に関するアンケートは、工事の影響を受ける伊那北、弥生の1年生とその保護者、教職員を対象に23日から行っています。
伊那新校は2028年の開校を予定していて、校舎は伊那北高校の校地に建設されます。
従来案は、2027年12月から工事を始め、弥生に仮設校舎を設置します。
工事期間中は全生徒が弥生に通い、新たな校舎の使用開始は2030年4月としています。
新案1は、2027年10月から工事を始め、伊那北に仮設校舎を設置します。
2029年1月から一部の校舎の使用を始め、全ての校舎の完成は2031年5月としています。
新案2は、従来案を1年前倒ししたもので新たな校舎の使用は2029年4月としています。
新案1は、新校開校以前の在校生はそれぞれ伊那北と弥生で卒業を迎える年次統合を想定していて、従来案と新案2は、開校時に在校生が新校に転校する一斉統合を想定しています。
アンケートの結果は8月下旬から9月上旬に予定している懇話会で示されます。
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新型コロナ週報 上伊那84人・県内1,089人確認
24日発表の新型コロナウイルス感染症の7月15日から21日の週報です。
上伊那は84人、全県は1,089人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり12.38人で増加しています。
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南箕輪小4年2組 炭焼き体験
総合的な学習で炭について学んでいる南箕輪村の南箕輪小学校4年2組は24日に大芝高原で炭焼きを体験しました。
炭焼きは木炭などの製造・販売を行う株式会社伊那炭化研究所の井上芳樹社長から教わりました。
24日は簡易キットを井上社長が用意しました。
児童は、大芝のアカマツを入れて焼いていきました。
南箕輪小4年2組では、総合的な学習で炭について学んでいます。
授業の中で、児童から炭を焼くところが見たいという意見が出たことから井上社長に協力を呼びかけたということです。
およそ80キロ分のアカマツが入ると蓋をして1時間蒸し焼きにしました。
およそ960度にまで熱くなった炭を児童たちは、金属製の密閉容器に移し替えました。
冷めると炭が完成するということです。
出来上がった炭は後日、取りに行くということです。
4年2組では炭を消臭剤として活用する予定です。
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優秀安全運転事業所 表彰伝達式
安全運転や交通事故防止に努めたとして、伊那警察署管内の4つの事業所が自動車安全運転センター優秀安全運転事業所表彰を受賞しました。
11日は伊那警察署で伝達式が行われました。
銀賞には、伊那市上牧の株式会社オートパル上伊那が選ばれました。
銅賞には伊那市西箕輪の佐川急便株式会社伊那営業所、南箕輪村大芝の株式会社マシンエンジニアリングの2つの事業所が選ばれました。
伝達式には欠席しましたが、箕輪町木下の北勢運送株式会社長野営業所は金賞を受賞しています。
優秀安全運転事業所表彰は自動車安全運転センターと長野県警が行っているものです。
県内138事業所が対象で、そのうち57事業所が受賞しました。
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赤穂高校 準決勝に向け練習
夏の全国高校野球長野大会は24日に松本市で、準決勝が行われます。
47年振りのベスト4に進出した駒ヶ根市の赤穂高校は、長野俊英高校と対戦します。
この日は、準決勝に向け駒ヶ根市の南割公園アルプス球場で練習をしていました。
赤穂野球部は、20日の試合に勝利し、47年振りのベスト4を決めました。
練習では守備や実践的なバッティングなどを行いました。
高重陽介監督は、3年前の高遠高校時代にも選手をベスト4に導いています。
赤穂高校では、あすの試合にバス4台、希望者およそ180人で応援に行くということです。
47年振りのベスト4に勝ち進んだ赤穂高校野球部。
昭和35年以来の甲子園出場まであと2勝です。
インタ(監督・主将)
あすは第4シードの長野俊英と対戦します。
伊那ケーブルテレビでは、準決勝2試合を午後7時から122chで録画放送します。
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㈱キタキン 箕輪中に楽器寄付
金属材料の加工・販売をしている箕輪町沢の株式会社キタキンは、箕輪中学校の吹奏楽部にホルンを22日に贈りました。
この日は、株式会社キタキンの北田信明社長が箕輪中学校を訪れ、赤羽隆校長に目録を手渡しました。
贈呈式のあと、吹奏楽部が贈られたホルンも使い演奏を行いました。
株式会社キタキンは、八十二銀行の地方創生SDGs応援私募債を発行しました。
この私募債は引受手数料の一部が割引されていて、その割引分で学校などに物品を寄贈することができます。
北田社長は自身も弦楽器のビオラを趣味にしていて、去年も吹奏楽部に楽器を贈っています。
箕輪中吹奏楽部は、来月9日に伊那文化会館で開かれる県大会が控えています。
赤羽校長は「地域の応援に応えられるよう、コンクールを頑張ってください」と話していました。
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伊那市景観協議会 発足
伊那市の景観形成に取り組む伊那市景観協議会が6月27日に発足しました。
この日は伊那市役所で設立総会が開かれました。
総会では、現地視察や風景街道情報の収集・発信など今年度の事業計画が承認されました。
会長には、西箕輪ふるさと景観住民協定者会の山口通之さんが選ばれました。
山口さんは「ふるさとがより良いものになるように取り組んでいきたい」と話していました。
協議会は地元住民など30人で構成され、地域の特性を生かし調和のとれた景観形成の推進を図ります。
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主力品目 スイートコーンの出荷始まる
上伊那の野菜の主力品目の一つ、スイートコーンの出荷作業が始まっています。
南箕輪村の上伊那野菜選荷場には上伊那全域で収穫されたスイートコーンが、段ボールに入れられた状態で運び込まれてきます。
トラック一台につき1本皮をむいて品質を確認します。
集荷しているのは、粒が黄色のイエローコーンと白と黄色がまじったバイカラーコーンの二種類です。
今年は梅雨の影響で1週間ほど生育が遅れていますが、品質は良いということです。
スイートコーンは上伊那の主力品目の一つで、出荷量は県内で3番目です。
去年は約4万7千箱を出荷しました。
集められたスイートコーンは冷蔵庫で冷やされ、愛知や岐阜、大阪、東京などに出荷されます。
出荷のピークは今週末から8月初旬までで、今年は5万箱を目指すということです。
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休眠預金を活用し食糧支援事業
上伊那8市町村の社会福祉協議会は、金融機関に預けられ10年以上取引がない「休眠預金」を活用し、長引くコロナ禍や物価高騰で困っている世帯を支援する食糧支援事業を行っています。
23日は、伊那市の障害者就労支援事業所コスモスの家で、利用者2人が食料品の箱詰め作業をしました。
休眠預金は、金融機関に預けられたまま10年以上取引のない預金のことです。
上伊那8市町村の社会福祉協議会では、休眠預金を活用して困窮世帯に物資を支援する取り組みを昨年度から行っています。
今年度は、来年2月までの月1回支援を行います。
食材や生活用品段ボール1箱分が届けられます。
対象は新型コロナの特例貸付の償還免除世帯など上伊那の約300世帯です。
梱包作業は上伊那8つの障害者就労支援事業所が1箱500円で行います。
事業費は約1,280万円で、物資の購入や梱包作業代、運送代などに充てられます。
23日梱包した20箱は、社協に生活相談に訪れた困窮世帯に直接手渡すということです。
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深妙寺 蓮の花が見ごろ
伊那地域の最高気温は午後2時21分に今年最高の35.9度を記録し2日連続の猛暑日となりました。
伊那市西春近の深妙寺では蓮の花が見ごろを迎えています。
蓮は30年ほど前に植えられたもので、例年並みの先月末から花が咲き始めました。
深妙寺によると泥にまみれることなく清らかな花を咲かせることから、仏教の花として親しまれているということです。
花はお盆まで楽しめそうだということです。
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箕輪町で認知症を学ぶ教室
箕輪町が主催する認知症に対する正しい知識を学ぶ教室が6月24日、地域交流センターみのわで開かれました。
講師は伊那神経科病院院長の高橋丈夫さんが務めました。
高橋さんは「本人や家族が認知症の初期段階から症状の進行を知った上で対処することが長期的な安定につながる」と話していました。
また、家族の対応として、「過剰な保護は依存的になり自立性を損ないます。本人の自尊心を大切にしてほしい」と話していました。
教室は、認知症を正しく理解し、認知症の人やその家族のサポートにつなげようと箕輪町が毎年開いています。
きょうは町内の50代から70代を中心に60人が参加しました。
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伊那ファイターズ 全国大会健闘誓う
中学生硬式野球チームの伊那ファイターズは、7月に北海道で行われる全国大会に出場します。
16日は、全国大会に出場する伊那ファイターズの岩田真輝人キャプテンら6人が藤城栄文村長に健闘を誓いました。
伊那ファイターズは今年5月の日本リトルシニア中学硬式野球協会の信越連盟春季大会で初優勝し全国大会に出場します。
南箕輪中学校からは1年から3年の12人が出場します。
伊那ファイターズに所属する女子選手で南箕輪中学校1年の宮澤紅愛さんは、今回レディース信越に選ばれ全国大会に出場します。
伊那ファイターズとレディース信越が出場する全国大会は、ともに23日から北海道で開かれます。
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箕輪町で夏秋いちご狩り
箕輪町でいちごを栽培するベリーファームは、この時季旬を迎える夏秋いちごを楽しんでもらおうと、いちご狩りを今年から始めています。
夏秋いちごは、加工に最適な品種で、酸味が強く生クリームとの相性が良いということです。
ベリーファームでは、箕輪町大出のみのわテラス南側の4棟のハウスで夏秋いちごを栽培していて今年で3年目です。
この日は、代表を務める山田一彦さんが作業をしていました。
4棟のハウスには、およそ3000本の苗が植えられています。
ベリーファームの夏秋いちごは、ハウス隣のやまびこテラスでケーキや大福などのスイーツに使用されています。
また、夏秋いちごを使った地ビールも販売しています。
3年目の今年は、収穫量が安定してきたことから、食べ放題のいちご狩りと持ち帰りできる摘み取り体験を20日から始めました。
障がい者や子どもでも楽しめるよう、棚の高さを調整できるハウスもあります。
去年は、病害虫による被害で栽培に苦労したということですが、今年は例年以上に良い、いちごが出来たということです。
いちご狩りは予約制で午前9時から午後7時まで、時間は30分間食べ放題です。
料金は大人2500円、小学生以下1500円、3歳以下は無料となっています。
摘み取り体験は、1パックおよそ500グラムを1500円で持ち帰ることができます。
ベリーファームの夏秋いちごは、11月まで楽しめるということです。
予約は、やまびこテラスで受け付けています。
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大暑 最高気温35.2度
22日は二十四節気の一つで、暦の上では1年で最も暑さが厳しいとされる「大暑」です。
伊那地域の最高気温は午後1時56分に35.2度を記録し今季初めての猛暑日となりました。
伊那市の中心市街地では、日傘をさす人や携帯型の扇風機を手に持ち暑さ対策をしている人もいました。
22日の伊那地域の最高気温は35.2度まで上がり、今季一番の暑さとなりました。
長野地方気象台などは、熱中症の危険性が極めて高くなるとして、県内に、今年初めて「熱中症警戒アラート」を発表しました。 -
箕輪町の中高生 全国大会出場を白鳥町長に報告
ボウリングで全国大会に出場する箕輪中学校の生徒と、フェンシングで全国大会に出場する高校生が19日相次いで白鳥政徳町長を表敬訪問しました。
全日本中学ボウリング選手権大会に出場するのは、箕輪中学校1年の村澤希隆君です。
村澤君は、実業団選手の父親の影響で保育園の頃からボウリングを始めました。
週3回程、諏訪市のボウリング場で練習をしていて、ベストスコアは196だという事です。
今回は、長野県ボウリング連盟の推薦を受け、県代表の6人に選ばれました。
白鳥町長は「練習の成果を発揮し、頑張って下さい」と話していました。
村澤君が出場する全日本中学ボウリング選手権大会は、23日から愛知県で開かれます。
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森と湖に親しむ旬間で箕輪ダム見学
森と湖に親しむ旬間に合わせたダム見学会が22日、箕輪町の箕輪ダムで開かれました。
箕輪ダムは1980年昭和55年に本体工事に着手し12年後の1992年、平成4年に完成しました。
高さは72メートル、幅は297.5メートルで貯水容量は950万立方メートル、総事業費は285億円余りとなっています。
千葉県から訪れたという男性は普段は入ることのできないダムの中に入りエレベーターに乗ったり通路を歩いたりして迷路のような内部を見学していました。
水圧によるダムのひずみを調べる部屋では、ひずみを計測する機械について説明を受けていました。
担当者は「箕輪ダムは長野県営ダムとして箕輪町、南箕輪村、伊那市、宮田村、駒ヶ根市の5市町村に水道水を供給しています。」と説明していました。
見学会は森林やダム湖について理解を深める機会にしてもらおうと国土交通省などが定めた「森と湖に親しむ旬間」に合わせて開かれたものです。
箕輪ダムの見学会は22日のみで上伊那では辰野町の横川ダムで31日に開かれます。
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楠洲流聖楠会の 竜東吟詠会発表大会
上伊那の詩吟教室・楠洲流聖楠会の 竜東吟詠会発表大会が、21日、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。
51回目の大会で、はじめに、全員で吟じました。
竜東地区には現在8つの教室があり、少なくとも週に1回、多い教室では週に3回集まって練習しています。
漢詩を広めようと伊那市高遠町の伊藤楠洲さんが始めた流派です。
漢詩の奥深さを学ぶことができ、腹式呼吸で行うため、健康にもいいということです。
大会では、発表者が吟じ審査員が採点を行いました。
コンダクターという楽器の伴奏に合わせて、一人一人が吟じました。
入門してまもなくは初伝、5年以上は中伝、10年以上は奥伝と段ごとに分かれて、審査が行われました。
聖楠会では、今後も活動を継続していくために、会員を増やしていきたいとしています。
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伝統文化体験 こども寺子屋
和太鼓や獅子舞など、日本の伝統文化を体験するこども寺子屋が、21日、伊那市のいなっせで行われました。
こども寺子屋には、親子30人ほどが参加しました。
伊那市のまつり芸能集団「田楽座」の6人が指導にあたり、子どもたちが和太鼓や獅子舞、玉すだれなどを体験しました。
このイベントを主催したのは、伊那市のNPO法人 ふるさと芸能研究所です。
今年度の文化庁伝統文化親子教室事業の助成を受け、初めて開きました。
玉すだれ体験では、唄に合わせて、釣り竿や橋の形を作っていました。
ふるさと芸能研究所では、「少子高齢化やコロナの影響で、地域で集まる盆踊りなどに触れる機会が減ってしまった。伝統文化の楽しさを感じてもらいたい」と話していました。
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箕輪町に古民家カフェ「一輪」オープン
箕輪町沢の築160年の古民家箕澤屋にカフェ「一輪」が21日にオープンしました。
カフェは箕輪町沢の箕澤屋にオープンしました。
箕澤屋は江戸時代末期の1861年に建てられた建物です。
店内はカウンターやテーブルなどおよそ20席あります。
店を開いたのは町地域おこし協力隊の間口淳子さんら4人です。
間口さんは広島県出身で、今年東京都から移住し、4月に地域おこし協力隊に任命されました。
一輪では、自家焙煎のコーヒーや動物性食品不使用のメニューが楽しめます。
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甲子園まであと2勝 赤穂高校47年ぶりの4強
第106回全国高校野球選手権長野大会の準々決勝が20日に行われ、赤穂高校が47年ぶりのベスト4進出を決めました。
松本市のセキスイハイム松本スタジアムで、赤穂はベスト4をかけ長野商業と対戦しました。
赤穂は4回表、2番網野のスリーベースヒットでチャンスを作ると、続く3番髙橋のセンター前ヒットで1点を先制します。
6回表には2者連続の三塁打で追加点を挙げ、7回表までに7対0とします。
7回裏に1点を返されますが、この試合の先発、黒宮が最後のバッターを三振に取り、9対1で長野商業に勝利し、ベスト4進出を決めました。
ベスト4進出は、47年ぶりとなります。
赤穂は24日にセキスイハイム松本スタジアムで、21日に行われる佐久長聖 対 長野俊英戦の勝者と対戦します。
伊那ケーブルテレビでは、試合の模様を、24日の午後7時から122チャンネルで録画放送する予定です。
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塩見岳で女性遭難 ヘリで救助
19日午後4時頃、南アルプス塩見岳の山頂付近で67歳の女性が転倒し腕にけがを負う山岳遭難が発生しました。
伊那警察署の発表によりますと、遭難したのは、香川県の67歳無職の女性です。
19日午後4時頃、4人グループで登山をしていた女性が、標高およそ2,900メートルの塩見岳の山頂付近で転倒したということです。
本人から山小屋を通じて救助要請があったということです。
20日午後1時50分頃に県警ヘリで救助し、伊那市内の病院に搬送され、命に別状はないということです。
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戦地からの手紙で語り継ぐ
軍事郵便でたどる戦争の記憶展が伊那市高遠町の高遠町歴史博物館で20日からはじまりました。
展示されているのは、第二次世界大戦で上伊那から出征した兵士が家族に贈った軍事郵便や遺品などおよそ90点です。
手紙は伊那市長谷出身の伊東知朗さんが昭和15年から16年にかけ家族に宛てた物などです。
伊東さんの手紙は「各部隊から選抜された修業で1番になった」「上等兵に進級した」といった軍隊での様子を記した他、文末には「火の始末には気を付けるように」などと家族を気遣っていました。
展示では他に、出征する兵士に贈った日章旗や兵士を募集するポスター、家族との写真なども展示されています。
高遠町歴史博物館では手紙に書かれている事から戦時中の様子や状況を感じてもらいたいと話していました。
軍事郵便でたどる戦争の記憶は8月25日までで、8月18日には展示に関連した講座が予定されています。
入館料:一般400円 高校生以下無料 -
女子ソフト戸田中央 伊那で合宿
伊那市で17日から合宿を行っている日本女子ソフトボールニトリJDリーグに加盟する戸田中央メディックス埼玉の監督らが白鳥孝市長を19日、表敬訪問しました。
19日は、戸田中央メディックス埼玉の福田五志監督と宮下雅志コーチの他、選手とマネージャーが市役所を訪れました。
チームは17日から伊那ニッパツスタジアムで練習を行っていいます。
宮下コーチは伊那市御園の出身で現役時代はKOAのチームに所属し長年にわたり長野県成年男子チームのエースピッチャーとして活躍しました。
宮下さんがコーチを務めていることが縁で、伊那での合宿は今年で4年目です。
ニトリJDリーグは前半戦が6月に終わり、戸田中央は11勝4敗で東地区の8チーム中2位です。
白鳥市長は「ケガのないよう頑張ってください」と激励し、ブルーベリーと米を手渡しました。
戸田中央メディックス埼玉の合宿は23日まで行われます。
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有賀さんソフトテニスでIH
26日から長崎県で開かれるソフトテニスの全国高校総体の女子個人戦に東海大諏訪高校3年で南箕輪村の有賀日向子さんが出場します。
4日は、有賀さんが南箕輪村役場を訪れ田中俊彦副村長らに出場を報告しました。
有賀さんは、2年生とペアを組んでいて6月の県大会でベスト4に入り初めての全国大会出場を決めました。
有賀さんは、ボールに飛びついて全部取るという強い気持ちが持ち味だということです。
田中副村長は「大会では実力を発揮し、まずは1勝を目指してください」と激励しました。
有賀さんペアは初戦、山形県の強豪校、羽黒高校と対戦することになっています。
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南中2年生 アカマツの天板に張り替え
南箕輪村の南箕輪中学校の2年生は19日、学習机の天板を大芝のアカマツを使用した天板に張り替えました。
天板は、令和4年度に大芝高原で伐採したものです。
大芝のアカマツの歴史を学び村への愛着を持ってもらおうと行われました。
19日は、2年生およそ160人が、天板の張り替えを行いました。
伊那市西箕輪の有賀製材所で製材から乾燥、加工まで行い、1枚の天板に仕上げました。
19日は、有賀製材所の従業員らも協力し、取り付け方などを生徒たちに教えていました。
天板は、温もりがあり時間の経過とともに風合いが増すということです。
村では来年度も、南箕輪中学校で学習机の天板の張り替えを行う予定です。