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伊那新校の学習空間考えるワークショップ
伊那市の伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を再編統合する伊那新校の校舎の学習空間を考えるワークショップが15日伊那市創造館で開かれました。
ワークショップには高校生や教職員、地域住民など約50人が参加しました。
この日はテーマごと8つのグループに分かれ、意見を交わしました。
このワークショップは、長野県教育委員会と伊那新校の設計を担当する2つの事務所が開いたものです。
今年3月から4回にわたり開かれ、15日はこれまでのまとめを行いました。
参加者は、どんな新校にしたいか意見を発表していました。
今後、県はワークショップで出された意見を参考に基本計画を策定し、7月には一般に公開する予定です。
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箕輪町で夢まちフェスタ
町内の起業者らの活動を応援するイベント夢まちフェスタが12日に箕輪町の夢まちLaboで開かれました。
この日は母の日の前日ということもあり、プレゼントが出来るキーホルダーやハンドメイドのアクセサリーが並びました。
訪れた人たちは、教わりながらキーホルダーなどを作っていました。
他にも、ヨーヨー吊りや駄菓子の販売などもあり、訪れた子供たちが楽しんでいました。
このイベントは、町内の起業者らの活動を応援しようと月に1回開かれているものです。
次回の夢まちフェスタは、来月17日に開かれます。
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長谷中山さん宅でホロホロ鳥の卵 収穫
アフリカ原産の鳥「ホロホロ鳥」の卵の収穫作業が、伊那市長谷溝口の中山幾雄さん宅で始まっています。
ホロホロ鳥は、アフリカ原産のキジ科の鳥で、食鳥の女王と呼ばれるなど高級食材として利用されているということです。
中山さん宅では、40年ほど前からホロホロ鳥を飼育していて、現在は80羽ほどいます。
暖かい時期に卵を産むということで、毎年5月~10月上旬にかけて収穫が行われています。
中山さんの父親が40年ほど前に、「山の中でもできる農畜産業」として、数軒の農家と一緒に飼い始めたのがきっかけだということです。
担い手の高齢化や鳥が獣に襲われるなどにより、現在長谷で飼育しているのは中山さん宅のみとなっています。 -
伊那市社協 事務局長ら4人を減給の懲戒処分に
2月に事故死した伊那市社会福祉協議会の元職員が、成年後見制度の利用者の口座から1,300万円あまりを無断で引き出していた件について、市社協は当時の事務局長ら4人を減給の懲戒処分にしたと15日発表しました。
伊那市社協によりますと、懲戒処分となったのは、当時の事務局長と事務局次長、上伊那成年後見センター担当課長と担当係長の4人で、減給10分の1、期間は1か月から3か月となっています。
なお、篠田貞行会長については今月17日で引責辞任するとともに、今年2月以降の報酬については返納する予定だということです。
伊那市社協では「現在審議中の第三者委員会“再発防止対策検討委員会”の答申を受け、さらなる再発防止に取り組む」としています。
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南箕輪村 国の交付金活用し商品券など配布へ
南箕輪村は、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、商品券の配布や学校給食費の補助などを行う考えを、15日に示しました。
15日は、村議会全員協議会が役場で開かれ、村が概要を示しました。
今年度予定している国の交付金を活用した事業は、電気・ガス料金の高騰対策として、村民1人につき3,000円の商品券を配布する事業に4,800万円、農業者に対する燃油燃料高騰対策支援として上限10万円を補助する事業に790万円、食材費の高騰を受け小中学校の給食費を1食あたり25円補助する事業に780万円、住民税非課税世帯に3万円を支給する事業に3,400万円となっています。
総事業費はおよそ9,800万円で、補正予算案を6月定例議会に提出する予定です。 -
わたしの想い出作品展
みのわ美術会の会員有志4人による展示「わたしの想い出作品展」が箕輪町文化センターで15日から始まりました。
会場には洋画の松田道子さん、宮下宏行さん、陶芸の小島佳世子さん彫刻の宮坂富雄さんの作品40点が並んでいます。
この作品展は過去に一度展示し、その後は物置や押し入れで眠っている想い出の作品をもう一度見てもらいたいと4人でつくる想い出作品会が企画したものです。
こちらは箕輪町の松田道子さんが描いた上の平城跡の桜です。
2019年3月から5月までの間、総理官邸に展示されたということです。
想い出作品会では「異なるジャンルの作品が一緒に展示してあるのでコラボレーションを楽しんでもらいたい」と話していました。
「わたしの想い出作品展」は箕輪町文化センターで20日(土)まで開かれています。
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20代男性 両足骨折の重傷労災事故
15日の午前8時16分、南箕輪村神子柴の会社敷地内で、20代の男性が作業中に両足の骨を折る重傷労災事故が発生しました。
伊那警察署の発表によりますと、両足の骨を折る大けがを負ったのは、下伊那郡高森町の会社員 前島哲也さん29歳です。
前島さんは会社の敷地内で、フォークリフトを運転していたところ横転してフォークリフトの下敷きになったものです。
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山小屋で提供 手作り味噌仕込み
伊那市観光株式会社が運営する中央アルプスと南アルプスの山小屋で提供する手作り味噌の仕込み作業が15日に行われました。
西駒山荘、仙丈小屋、北沢峠こもれび山荘、塩見小屋の管理人ら4人が伊那市観光株式会社社長の白鳥孝伊那市長の自宅で作業をしました。
大豆は伊那市産を使っていて、大釜で茹で上げていきました。
その後、専用の機械に入れてすり潰しペースト状にしていました。
すり潰した大豆は市内の酒造店がつくった麹と混ぜ合わせていきました。
仕込んだ味噌は来シーズン用のもので、専用の容器に入れて1年ほど寝かせ熟成させるということです。
量はおよそ200キロです。
完成した味噌は味噌汁にして登山者に提供されます。
今シーズンの山小屋の営業は仙丈小屋は6月15日から、塩見小屋は7月1日から、西駒山荘は7月8日からです。
なお、こもれび山荘はすでに営業が始まっています。
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保科正之生誕412年祭
旧高遠藩主保科正之公生誕412年祭が29日、伊那市高遠町の歴史博物館前庭で行われました。
歴史博物館前庭には保科正之と母親お静などの石像が建立されています。
生誕祭は保科正之公の大河ドラマをつくる会幹事会が開いたもので、つくる会会長の白鳥孝伊那市長のほか正之にゆかりのある、会津若松市や猪苗代町から約40人が出席しました。
保科正之は徳川三代将軍家光の異母兄弟で、藩主として高遠藩をはじめ、山形藩、会津藩を治めていました。
白鳥市長は「正之公を偲ぶとともにその遺徳を全国に広げていきたい。」とあいさつしました。
また正之の子孫で会津松平家14代当主の松平保久さんは「正之公は高遠での暮らしで培った知見を治世に反映させた」と話していました。
大河ドラマをつくる会では大河ドラマ実現のために署名活動を行っていて生誕祭が行われた先月29日現在、62万2,224人分が集まっているということです。
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春季北信越高校野球長野県大会 伊那北の試合結果
春季北信越高校野球長野県大会に出場している、伊那北高校の14日の試合結果です。
伊那北は準決勝進出をかけて諏訪市のしんきん諏訪湖スタジアムで松本国際と対戦し、2対3で敗れました。
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箕輪町公民館モルック体験会
木の棒を投げてピンを倒し得点を競うフィンランド発祥のスポーツ「モルック」の体験会が、箕輪町のながたドームで14日に開かれました。
体験会は小学生以上を対象に開かれました。
参加者は、担当者からルールを教えてもらいながらゲームを行いました。
モルックは、北欧フィンランド発祥で、木の棒を投げてピンを倒し、得点を競うスポーツです。
ピンには、1から12の数字が書かれています。
1本倒すとその数字が得点になりますが、2本以上倒した場合は、倒した本数が得点になり、先に50点ちょうどになった方が勝ちとなります。
投げる、歩くなどの運動だけではなく、計算も必要のため脳のトレーニングにもなるということです。
主催した箕輪町公民館では「年間を通して子どもから高齢者まで楽しめるモルックを知ってもらいたい。今後は町のスポーツとして普及できるように取り組んでいきたい」と話していました。
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上伊那ママさんバレーボール年代別交流大会初開催
上伊那ママさんバレーボール連盟が主催する上伊那年代別交流大会が14日に伊那市のロジテックアリーナで初めて開かれました。
大会はバレーボールを生涯運動の一環とし、上伊那地区のチーム同士の交流を図るため、今回初めて開催されました。
この大会のために編成した混合チームとなっていて、45歳以下の3チームと45歳以上の4チーム、60歳以上の1チームの合わせて8チームが参加しました。
各チームが2試合ずつ行い、1試合2セットの得失点で勝敗を決めていきました。
上伊那ママさんバレーボール連盟によると新型コロナの影響で各大会の中止が続いたことから、こうした大会の開催は4年ぶりだということです。
連盟では「選手が楽しくプレーしている姿が見られ、無事に大会を終えることができてよかった」と話していました。
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こども食堂「まほうのおなべ」無料で食事を提供
南箕輪村で活動するこども食堂「まほうのおなべ」は13日、村公民館で子どもたちに無料で食事を提供しました。
こども食堂「まほうのおなべ」は子どもの居場所づくりを目的として、2018年から活動を始めました。
現在は月に2回、土曜日に子どもやその保護者を対象に無料で食事を提供しています。
きょうは、地元産の野菜を使ったカレーやサラダなど、およそ100人分が提供されました。
村内からおよそ20世帯の家族が訪れ、食事を楽しんでいました。
新型コロナの感染感染対策として、弁当での提供もしています。
また、13日はVC長野トライデンツの笹川星哉GMが公民館を訪れ、にんじんジュースをまほうのおなべに贈りました。
このジュースは伊那市内にある農場で選手やサポーターが育てたにんじんを加工して作られたジュースです。
子どもたちはカレーと一緒ににジュースも味わっていました。
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高尾神社 4年振り浦安の舞奉納
伊那市山寺の高尾神社で13日例大祭が行われ、4年ぶりに浦安の舞が奉納されました。
区民が見守る中、地元の小学生10人が浦安の舞を披露しました。
新型コロナの影響により、高尾神社での浦安の舞の奉納は、4年振りとなりました。
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春季北信越高校野球長野県大会 伊那北と上農の試合結果
春季北信越高校野球長野県大会に出場している、伊那北高校と上伊那農業高校の13日の試合結果です。
伊那北は諏訪市のしんきん諏訪湖スタジアムで野沢北高校と対戦し、8回コールドの0対7で勝ちました。
これにより夏のシード権を獲得しました。
上伊那農業は伊那スタジアムで日本ウェルネス長野と対戦し、1対5で敗れました。
伊那北は、あす諏訪湖スタジアムで松本国際と対戦します。
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給食費無料化求める署名提出
住民有志でつくる伊那市学校給食費無料化を実現する会は11日、伊那市役所を訪れ給食費無料化を求める署名1,221人分を笠原千俊教育長に手渡しました。
会の呼びかけ人代表の橋本明典さんら3人が市役所を訪れ署名を渡しました。
会では去年12月から給食費無料化を求める署名活動を始め今月9日までに伊那市外8人を含む1,221人分が集まりました。
伊那市教育委員会によりますと小学生1人当たり、年間200日とした場合の給食費は年間およそ5万4,000円、中学生では6万4,000円だということです。
伊那市学校給食費無料化を実現する会によりますと県内では13町村の小学校と11町村の中学校で給食費が無料となっていて上伊那で無料化としている自治体はないということです。
笠原教育長は「全国の動向を研究していくなかでよりよい給食のあり方を検討していきたい」と話していました。
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気ままにスナップ ホームページプリント展
伊那市の伊藤権司さんによる展示会、気ままにスナップ ホームページプリント展が12日から伊那市長谷のJazzCafe蔵ZENで始まりました。
会場には伊藤さんが2004年から始めたホームページの画像をA3にプリントしたものが展示されています。
伊藤さんは2004年に地元の社会福祉協議会会長となりました。
その活動を写真に撮りホームページにアップしことが始まりで、それ以来プリントした画像はおよそ1,700枚になるということです。
社協の活動以外に花や風景などを撮影し今回はその一部のほかこれまでに使ったデジタルカメラを展示しています。
伊藤さんは出身が長谷ということもあり会場を蔵ZENに選びました。
伊藤さんによる展示、気ままにスナップ ホームページプリント展は来月19日まで伊那市長谷の蔵ZENで開かれています。
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遠照寺 ぼたん見頃
ぼたん寺として知られる、伊那市高遠町の遠照寺のぼたんが見ごろを迎えています。
遠照寺のぼたんは、1983年に松井教一住職の母親が地域おこしのために、3株の苗を植えたことが始まりです。
現在は180種類、およそ2,000株のぼたんが植えられています。
花の上にある傘は、日よけや雨よけの役割があるそうですが、花と傘の色合いを見に訪れる人もいるということです。
12日は市内外から訪れた人たちが写真を撮り、花を楽しんでいました。
また12日は、高遠北小学校の1、2年生の児童も遠足で遠照寺を訪れました。
遠照寺によりますと、今年は例年より1週間ほど早く開花したということです。
遠照寺ではあすから「ぼたん祭り」が開かれ、午後2時から開園式が行われます。
遠照寺のぼたんは来週末まで楽しめるということです。
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70年の節目 経ヶ岳強歩大会
今回で70回の節目を迎える南箕輪村の南箕輪中学校伝統行事、経ヶ岳強歩大会が12日開かれました。
経ヶ岳強歩大会には458人が参加しました。
南箕輪中学校第一グラウンドを3年生男子から学年別、男女別に6グループに分かれてスタートしました。
大会は2019年度までは南箕輪村の山、経ヶ岳8合目をゴールとして開催されていましたが、2020年度は新型コロナウイルスの影響で中止となりました。
その翌年2021年度に大会は復活しましたがコースは大芝高原から登山口までに短縮されました。
今年度は山の状況や、生徒の安全確保の観点から中学校第一グラウンドをスタートし登山口で折り返す基本コース10.4キロと短縮コース7.7キロが設定されました。
大会では生徒が安心して走れるように保護者がボランティアとして参加しました。
沿道では地域の人が声援を送る姿も見られました。
ゴール地点の大芝公園総合運動場にトップで入ってきたのは3年生でサッカーのクラブチームに所属している村上翔哉君でした。
女子のトップは3年生で陸上部の米澤碧海さんでした。
経ヶ岳強歩大会でリタイアした生徒はいなかったということです。
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南極観測の経験 母校で伝える
海上自衛隊の南極観測船「しらせ」の運用長で南箕輪村出身の小坂樹範さ
んの講演会が11日、母校の伊那北高校で開かれました。
小坂さんは南極観測船「しらせ」の運用長として去年の11月に日本を出発し、南極で3か月間活動しました。
先月帰国した時には、南極から持ち帰ってきた氷を南箕輪村の小中学校や伊那北高校に贈りました。
児童らは長い年月をかけてつくられた氷の感触を楽しんでいました。
11日の講演では氷を割ったり、積もった雪を溶かしながら進む観測船
や、船内での生活、乗組員の仕事を紹介しました。
小坂さんは地球温暖化について、260万年前には、地球に氷床がない
温暖な時代があったことや、南極では20年サイクルで氷が厚くなった
り、薄くなったりを繰り返していることを紹介し、温暖化の影響ははっきりとは分からないと話していました。
小坂さんは「メディアは地球温暖化をセンセーショナルに伝えがちだが、
広い視点で考えることが大切だ」と話しました。
この講演会は生徒に国際平和や地球環境に興味を持ってもらおうと開かれたもので、2年生236人が参加しました。
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伊那市やまびこソフトボールのリーグ戦開幕
40歳以上が対象のソフトボールリーグ、伊那市やまびこソフトボール連盟の今シーズンのリーグ戦が開幕しました。
10日は伊那市の富士塚スポーツ公園グラウンドで開会式が行われました。
昨シーズン優勝した遊々倶楽部から優勝旗、準優勝の城南クラブと3位のトレンディOBからトロフィーの返還が行われました。
やまびこソフトボール連盟の竹松善太会長は「楽しく元気に怪我なく大会を盛り上げていきましょう」とあいさつしました。
開会式が終わると試合が行われました。
今シーズンのリーグ戦は昨シーズンと同じ5チームが参加する総当たり戦です。
リーグ戦は9月まで全20試合が行われます。
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伊那市がCO²削減でエコバッグ配布
伊那市はCO²とプラスチックごみの削減を目的に市内のコンビニエンスストアで4月21日にエコバッグを無料配布しました。
伊那市のローソン伊那市駅前店で市役所職員がエコバッグの無料配布を行いました。
これは、環境に対する意識づけを図ることを目的に市内15の企業と協働で行ったものです。
エコバッグには協賛企業の社名と「伊那から減らそうCO²!!」と書かれたメッセージがプリントされています。
エコバッグは全部で5,500個作られていて、今後環境に関するイベントでも配布していくということです。
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伊那東大社で浦安の舞
伊那市の伊那公園内にある伊那東大社の例大祭にあわせ、浦安の舞が4月22日に奉納されました。
宵祭りの4月22日は中央、日影、境、上新田、下新田、上の原の総代や区の役員が見守る中、地元の小学6年生12人が舞を披露しました。
浦安の舞は安らかな心で平和を祈る意味があり、昭和15年に全国各地で奉納されたのが始まりとされています。
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はんづ会が手作り作品展示会
衣類や陶器など手作り作品の展示販売会「はんづ会 手から手へ 初夏の手づくりマルシェ」が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、はんづ会のメンバー7人の作品およそ500点が並んでいます。
上下伊那の70代から80代のハンドメイド作家が集まり年に2回展示を行っています。
藍染の衣類やクッション、古布のバッグ、食器などが並んでいて全て購入することができます。
会では「ゆっくりと見に来てもらい、手に取って気に入ったものを探してほしい」と話していました。
展示販売会は5月15日までかんてんぱぱホールで開かれています。
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箕輪町議会 新議長に荻原省三さん
4月の箕輪町議会議員選挙後初となる町議会臨時会が11日に開かれ、新しい議長に荻原省三さんが選ばれました。
箕輪町議会の新しい議長は、立候補が1人だったため、指名推薦により荻原省三さんが選ばれました。
荻原さんは、木下の67歳、現在3期目です。
議長就任にあたり「町民との対話をベースにし、ひらかれた議会にしていきたい」とあいさつしました。
副議長には、入杉百合子さんと寺平秀行さんの2人が立候補しました。
15人の議員全員が投票を行い、その結果入杉さんが8票で新しい副議長に選ばれました。
また、常任委員会の構成も決まり、総務産業常任委員長に岡田建二朗さん、福祉文教常任委員長に中村政義さん、議会運営委員長に中澤清明さんが選ばれました。
正副議長の任期は、申し合わせにより11日から2年間となっています。
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手良小学校5年生が泥遊びで代掻き
伊那市の手良小学校5年生は、学校の田んぼで代掻きを兼ねた泥遊びをして楽しみました。
11日は5年生18人が、小学校南側にある田んぼで泥遊びをしました。
田んぼはおよそ3アールあり、毎年5年生が米作りを行っています。
泥を投げたり、泥をかぶって楽しんでいました。
児童は2チームに分かれて綱引きをおこないました。
足元が安定しない中、協力して引っ張っていました。
ほかにドッジボールも行いました。
泥遊びを行うことで土がならされ、田んぼの代掻きの代わりになるということです。
19日には、もち米とコシヒカリの2種類の田植えを行うということです。
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聞き書き甲子園 伊那市が初めて参加へ
伊那市は、全国の高校生が各地域の人から話を聞き、記録・発信する「聞き書き甲子園」に初めて参加します。
11日は、オンラインで記者説明会が開かれ、澁澤寿一実行委員長らが概要を説明しました。
聞き書き甲子園は、全国の高校生が、森・川・海の名人から話を聞き、記録・発信する活動で、2002年度に始まりました。
実行委員会では、名人の推薦と高校生の受け入れに協力する市町村を全国から公募していて、伊那市が選ばれるのは今回が初めてです。
今年度は、長野県内の4つの市と村を含む、全国13市町村の88人の名人が、高校生から取材を受けることになっていて、伊那市からは、ザザムシ漁やスガレ追い、マツタケなどの名人7人が取材対象です。
住んでいる地域に関係なく、高校生がその地域に出向き、1対1で取材を行います。
澁澤実行委員長は「名人の話を聞き、言葉にすることで、その地域の魅力や想いを感じてほしい」と話していました。
取材を行う高校生の募集は、6月22日までで、8月下旬から取材が始まる予定です。
伊那市では、地元の高校生にも、参加を呼び掛けるということです。
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春の全国交通安全運動
春の全国交通安全運動が11日から始まり、伊那市役所前には交通指導所が設けられ、ドライバーに安全運転を呼びかけました。
長野県交通安全運動推進上伊那地方部や伊那交通安全協会、伊那警察署などからおよそ70人が参加し、ドライバーに啓発のチラシやポケットティッシュを手渡しました。
新型コロナの影響で交通指導所の設置は4年振りとなりました。
運動の重点は、子どもなどの歩行者の安全確保、横断歩行者事故の防止と安全運転意識の向上などです。
長野県の重点は高齢運転者の事故防止となっています。
伊那署管内では、10日現在の交通人身事故の件数は82件で、去年の同じ時期と比べて5件多くなっています。
春の全国交通安全運動は20日までで、期間中は街頭啓発が行われます。
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VC長野 ウクライナ支援チャリティーグッズ販売
ロシアの侵攻を受けるウクライナを支援しようと、高校生と企業が共同で作成したバレーボール男子1部VC長野トライデンツのチャリティーグッズの販売が10日に南箕輪村役場で行われました。
チャリティーグッズは、箕輪町のKOA株式会社と伊那市の伊那弥生ヶ丘高校、VC長野が共同で開発したものです。
グッズは、ワッペンやバケットハット、トートバックの3種類で、VC長野のホームゲームでも販売されました。
平和を願うメッセージやウクライナ国旗の青と黄色を取り入れました。
10日は、KOAの社員とKOA所属の矢貫龍馬選手、池田颯太選手、南箕輪村地域おこし協力隊の中野竜選手が販売しました。
訪れたファンは、購入したトートバックにサインを描いてもらったり、選手と記念写真を撮ったりしていました。
グッズの販売による売り上げはホームゲームときょうを合わせておよそ90万円となり、全額ウクライナ支援のために活用されます。 -
伊那小学校 花育の授業
花に親しむことで心を豊かにする「花育」の授業が10日に伊那市の伊那小学校で行われました。
この日は、白鳥孝伊那市長とJA上伊那の西村篝組合長、JA上伊那花き部会の酒井弘道部会長が伊那小学校を訪れ、代表児童にアルストロメリアの花束を贈りました。
「花育」は伊那市とJA上伊那、花き部会が、子どもたちに花に親しむことで豊かな心を育んでもらおうと、市内15校の小学3年生を対象に2014年度から毎年行っているものです。
花束は1クラスひとつずつ贈られ、児童達は花束を触ったりにおいを嗅いだりしていました。
花育の授業では花き部会青年部が制作したDVDを見ながら、花の栽培方法や種類を学んでいました。
アルストロメリアの生産量は上伊那が日本一で、昨年度はおよそ1,300万本が出荷されました。
花は、市内全ての小学校に合わせて1,870本が贈られるということです。