-
秋の叙勲 向山公人さんが受章
今年の秋の叙勲受章者が3日発表され、伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは元長野県議会議員の向山公人さんが旭日小綬章を受章しました。
向山さんは伊那市西町の81歳です。
伊那市議会議員を経て1999年に県議選に初当選し県議を6期24年間務めました。
また2016年から1年間、県議会の議長となりました。
任期中、長野県南信工科短期大学校の誘致などに尽力し地方自治功労として旭日小綬章を受章しました。
向山さんは現在、上伊那産業振興会理事長や伊那ケーブルテレビジョン会長を務めています。
-
植野忠司さん木工展
伊那市長谷の木工職人植野忠司さんは家具や小物など手作りの木工品50点を展示販売しています。
植野さんは、京都府出身で、長野県南信工科短期大学校の前身の伊那技術専門校で木工を学んだのち、長谷に工房をかまえ、30年以上にわたり作品を製作しています。
作品にはサクラ、ケヤキ、カエデなどの10種類以上の木が使われています。
異なる木を組み合わせることで、色合いを楽しむことができるということです。
植野忠司さんの木工展は7日(火)までかんてんぱぱホールで開かれています。 -
もみじ湖見ごろ
箕輪町の箕輪ダム「もみじ湖」のもみじが見ごろとなっています。
もみじ湖周辺には、およそ1万本のもみじが植えられていて、現在見ごろとなっています。
2日は末広広場へと続くもみじのトンネルに県内外から観光客が訪れ、写真を撮るなどしていました。
もみじは、ダムの建設時に立ち退きとなったこの地域の住民が寄贈したものです。
それから約30年を経てもみじの名所となり、去年は6万7千人が訪れました。
渋滞緩和のためのマイカー規制は1日から始まっています。
駐車場は事前予約制で協力金は1台1,500円です。
駐車場から竹の尾広場までは、15分間隔でシャトルバスが運行しています。
また今年は、電車での来場者向けにJR伊那松島駅からのシャトルバスも運行しています。
一日4便で、小学生以上は協力金500円が必要です。
マイカー規制の期間は8日(水)までで、時間は午前7時から午後5時までです。
町観光協会によりますと、もみじの見ごろは10日頃までだということです。
-
公衆衛生専門学校 園児に歯みがき教える
伊那市の公衆衛生専門学校の学生は、竜南保育園の園児に歯みがきの仕方を2日に教えました。
この日は、公衆衛生専門学校の2年生12人が竜南保育園を訪れ、園児に正しい歯のみがき方を教えました。
園児への歯科保健指導は、公衆衛生専門学校の実習の一環として毎年行われているものです。
園児は、みがき終わった後に口の中を確認してもらいました。
この日はほかに歯についての人形劇も行われました。
劇では、「好き嫌いせずに食べること」「よく噛んで食べること」「食事のあとは必ず歯を磨くこと」など、歯の健康を守るために大切なことを園児に呼びかけました。
-
観測史上最高24.3度 暖かい1日に
2日の伊那地域の日中の最高気温は、2000年と並んで11月の観測史上最も高い24.3度まで上がり、暖かい1日となりました。
伊那市の春日公園では、半袖で遊ぶ子どもの姿が見られました。
2日の伊那地域の最高気温は、午後2時34分に9月下旬並みの24.3度まで上がりました。
2000年の11月2日に並び、11月の観測史上最も高い気温となりました。
長野地方気象台によりますと、6日までは最高気温が20度を超える暖かい日が続くと予想しています。
7日は天気が崩れますが、8日以降も平年より気温が高い日が続くとし、気象台では寒暖差に注意を呼び掛けています。
-
おもてなしプリンの新作「ルバーブプリン」発売
南箕輪村の大芝高原のおもてなしプリンの新作、ルバーブという野菜を使った「ルバーブプリン」が3日から販売されます。
プリンには伊那市長谷の池上敏明さんが生産しているルバーブという野菜をジャムに加工したものが使われています。
池上さんによるとヨーロッパではパイなど菓子のジャムとして一般的に食べられているということです。
通常価格は1つ420円ですが、5日までは数量限定で1つ380円で提供されます。
おもてなしプリンを道の駅南アルプスむら長谷で販売したことが縁で、商品の共同開発を行ったということです。
販売は3日からです。
大芝の湯と味工房、道の駅南アルプスむら長谷で販売されます。
-
東部中 手作り商品の無人販売
伊那市の東部中学校特別支援学級が学習の一環として手作りした商品の無人販売が1日から影郵便局で始まりました
10月31日は生徒7人が日影郵便局を訪れました。
生徒らはマフラーやエコバック、ハーブソルトなどおよそ20種類の商品を並べていました。
去年好評だったハーブソルトは学校で育てたハーブを使い、今年はあら塩を使った商品を新たに作りました。
生徒は「分量をはかるのが大変だった。心を込めて作ったので多くの人に買ってもらえたら嬉しい」と話していました。
特別支援学級は1年生から3年生の15人が在籍しています。
売り上げは来年の活動費に充てられます。
日影郵便局の無人販売は30日木曜日までで商品は毎週火曜日に補充するということです。
-
南箕輪小学校3年生は社会科見学
南箕輪小学校の3年生は社会科見学で箕輪町の綿半スーパーセンター箕輪店を10月19日に訪れました
この日は3年2組の児童33人が綿半箕輪店で働いている人の様子を見学しました。
鮮魚コーナーでは売り場を見学した後、魚が店に並ぶまでどのように加工されるのか見学しました。
児童は頭や骨などをどうするのか質問していました。
精肉コーナーでは部位ごとの加工方法や特徴を聞いていました。
食べ方に合わせて厚さや大きさを変えることなどを学んでいました。
南箕輪小の3年生は今回の社会科見学で学んだことを題材に授業を行うという事です。
-
かんてんぱぱホールでは木工作品や絵画の展示
伊那市のかんてんぱぱホールでは木工作品や絵画の展示が始まっています。
-
親子で楽しむ 秋のスポーツフェスティバル
親子で一緒に体を動かす「秋のスポーツフェスティバル」が10月28日に、箕輪町町民体育館で開かれました。
イベントには、伊那市から辰野町までの親子が参加し、フリースローや的を狙ってボールを投げるストラックアウト、キックターゲットを楽しみました。
コンピューターゲームを使ったeスポーツブースも設けられ、サッカーのゲームで対戦していました。
イベントには松本山雅FCの元選手の飯田真輝さんも参加し、参加者と一緒にゲームを楽しみました。
このイベントは、親子で一緒に体を動かすことでスポーツに親しんでもらおうと、伊那青年会議所が開きました。
伊那青年会議所では「来年度以降も継続して親子で体験できるイベントを行っていきたい」としています。
-
国際声楽コンクールの本選出場へ
高遠高校の2年生の市村信吾さんは9月開かれた国際声楽コンクールの東日本准本選で入賞し11月東京で開かれる本選に出場することが決まりました。
市村さんは高遠高校芸術コース音楽専攻で合唱部に所属していて、現在は本選に向け練習に励んでいます。
1年生のときには地区大会で敗退しましたが1年かけて歌に磨きをかけ今回本選出場を果たしました。
国際声楽コンクールは声楽を専門に勉強する学生のための声楽専攻部門のほか声楽愛好者部門、ミュージカル部門などがある日本最大の大会だということです。
去年の本選には16部門に約1,400人が出場したということです。
国際声楽コンクールの本選は11月5日に東京で開催されます。
-
新型コロナ週報 上伊那61人全県562人
新型コロナウイルス感染症の週報です。
1日発表の先月23日から29日までの定点医療機関あたりの届け出状況は、上伊那は61人で定点あたり7.63人、全県は562人で定点あたり6.39人でした。
1日発表となった先月23日から29日の保健所ごとの定点あたりの患者数は、伊那保健所は61人、佐久保健所で90人、上田保健所で61人、諏訪保健所で53人、松本保健所で51人、飯田保健所で46人、長野保健所で37人、木曽保健所で30人、北信保健所で29人、大町保健所で10人、長野市で38人、松本市で56人、全県で562人でした。
患者届け出数が、上伊那は定点あたり前回の7.13人に対し7.63人、
全県は5.17人が6.39人でともに増加しています。
県内の31日午前0時時点の入院者数は、210人でうち中等症は35人、重症はいません。
-
長野県調理師会料理コンクール 荒井さん県知事賞
長野県内の調理師が腕前を競う、第60回長野県調理師会料理コンクール上伊那大会が1日、伊那市の伊那商工会館で開かれ、箕輪町のラーメンレストランハヤシ店主の荒井秀城さんの中国料理が最高賞の県知事賞に選ばれました。
荒井さんの料理は鮎を中国料理の技法を使い仕上げていることや、立体感があり鮎が跳ね上がっている様子を表現できていることなどが評価されました。
会場には県内の調理師会会員や長野調理製菓専門学校生の料理、およそ200点が並べられました。
県知事賞には全部で6点が選ばれ、日本料理前菜部門では佐久平支部の山本正也さん、日本料理煮物又は焚合わせ部門では長野市支部の花岡和幸さん、日本料理焼物部門では飯伊支部の井口慎士さん、デザート料理では長野市支部の天野拓実さん、西洋料理では
松本広域の小林深志さんが選ばれました。
コンクールは調理師の資質向上などを目的に、一般社団法人長野県調理師会が毎年開いていて、上伊那での開催は2010年以来12年ぶりで、伊那市での開催は初めてです。
日本料理や西洋料理、デザートなど8つの部門に分かれて行われました。
食材には信州の特産物や伝統野菜を使うことが定められています。
1日は、会員や県内の専門学校の学生などおよそ400人が訪れました。
-
信州の名工 箕輪町の小林通人さん
卓越した技能を持ち、県内産業の発展に功績のあった人を知事が表彰する「信州の名工」に箕輪町大出の小林通人さん66歳が選ばれました。
信州の名工に選ばれたのは箕輪町大出の小林通人さん66歳です。
精密機械の部品製造を行う、岡谷市の株式会社ダイヤ精機製作所に勤めています。
東洋大学工学部卒業後、昭和55年にダイヤ精機製作所に入社し、自動車や電子顕微鏡などに使うおよそ7ミリから30センチの部品の製造を行っています。
フライス盤を使った加工技術が優れていることから「信州の名工」に選ばれました。
「出来ないとは言わない。やる方法は色々ある」が座右の銘の小林さんは、「これからもチャレンジを続け貢献したい」と話していました。
信州の名工には小林さん含め17人が選ばれています。
-
運転ボランティア対象の安全運転講習会
高齢者の買い物の移動支援を行っている運転ボランティアを対象にした、安全運転講習会が1日に伊那市の伊那自動車教習所で開かれました。
講習会は伊那市社会福祉協議会が開いたもので運転ボランティアと、今後行う予定の人、合わせて15人が参加しました。
技能講習では実際に人を乗せて、S字カーブや坂道のほか、障害物が置かれた、およそ2キロのコースを運転しました。
担当した教官は急ブレーキや急発進を避け、利用者が安全に乗り降りできるよう指導していました。
市社協は高齢者の買い物の移動支援について考える「買い物・移動支援地域づくりネットワーク会議」を毎年開催していて今年初めて安全運転講習会を開きました。
-
親子が木のおもちゃに触れるイベント「おもちゃであそぼう」
親子が木のおもちゃに触れて楽しむイベント「おもちゃであそぼう」が箕輪町の子育て支援センターいろはぽけっとで6日、開かれました。
会場にはおよそ100個の木のおもちゃが置かれ、子どもたちは自由に遊んでいました。
イベントは親子で一緒に遊びながら、木の手触りや音、ぬくもりを感じてもらおうといろはぽけっとが開いたものです。
こちらは上からビー玉を入れて遊ぶ木のおもちゃです。
ビー玉の動きを目で追って楽しむことができます。
おもちゃは東京都の東京おもちゃ美術館から貸し出されたものです。
講師でおもちゃコンサルタントの資格を持つ岡佐智子さんが、子どもの年齢に合わせた遊び方を伝えていました。
岡さんは「木のおもちゃは様々な遊び方ができるので、親子で一緒に楽しんでもらいたい」と話していました。
このイベントは毎年開かれていて、この日はおよそ40組の親子が訪れました。
-
伊那小児童 ハロウィンで商店街の店主と交流
伊那市の伊那小学校の児童は、31日のハロウィンに合わせ外国語の授業で通り町商店街の店主と交流しました。
この日は、伊那小学校の2年春組と5年智組の児童およそ70人が、通り町商店街の店主と英語で交流しました。
外国の文化を知ろうと企画されたもので、店主に好きな動物やスポーツなどを英語で尋ねていました。
店主らは仮装した児童達に菓子を渡していました。
-
伊那市西春近の畑で下草を焼く火事
30日午後2時50分ごろ、伊那市西春近の畑で下草を焼く火事がありました。
この火事によるけが人はいませんでした。
伊那警察署の発表によりますと、30日の午後2時50分ごろ、伊那市西春近の畑の下草、およそ90平方メートルを焼く火事がありました。
この火事によるけが人はいませんでした。
伊那署では刈り取った草を燃やしていた火が広がったものとみて調べを進めています。
-
南箕輪村自治会検討委員会 初会合
南箕輪村の区や組の加入率低下や区役員の負担などの課題について考える「持続可能な自治会検討委員会」の初会合が29日に村役場で開かれました。
委員会には区の推薦などで選ばれた10人の委員が出席し、区の課題をワークショップ形式で出し合いました。
南箕輪村の区への加入率はアパートを含め、2016年度が68.7%、今年度の5月1日時点で、64.2%と減少傾向にあります。
また、区の役員の負担が大きいなどの意見が住民から出ています。
村では、時代にあった区の在り方を検討して、10年後を見据えて地域を作っていこうと、委員会を立ち上げました。
ワークショップでは「資源ごみの立ち会いなどの行政協力業務が多いので、見直してはどうか。」
「回覧板のかわりにメールやSNSを活用して負担を軽減してみてはどうか。」
「加入してもらうには、区をもっと知ってもらうことが大事だと思う。」などの意見が出ていました。
藤城栄文村長は「委員会で出た意見を踏まえ、より暮らしやすい南箕輪村にしていきたい」と話していました。
委員の任期は2年で、行政や自治会などと連携を図り、今後の自治会の運営方針について検討していくということです。
-
伊那中生徒 高齢者の大変さを体験
伊那市の伊那中学校3年生は、高齢者の体を31日疑似体験しました。
授業では、ゴミ出しを通して、高齢者の大変さを学んでいました。
授業では、伊那中学校3年3組の生徒30人が高齢者のゴミ出しを体験しました。
高齢者役の生徒は、目や耳が不自由になるゴーグルや耳当て、膝が曲がりにくくなるサポーターなどを身に着けました。
介助者役の生徒と2人一組となり、ゴミ袋を持って廊下を歩き、階段の上り下りを体験していました。
高齢者疑似体験は伊那市社協が福祉教育の一環として行っているもので、今回は特にゴミ出しを取り上げて行いました。
伊那市社協によりますと、高齢になると、身体機能の低下やケガ、運転免許の返納などでゴミ出しが困難になることがあるということです。
また大人用紙おむつがあるとゴミが重くなり、より大変になるとしています。
なお、伊那市や市社協などが昨年度ケアマネジャーを対象に行ったアンケートでは、介護認定を受け在宅サービスを利用し生活する高齢者のうち14人に1人がゴミ出し支援を求めているということです。
-
市議会臨時会 観光施設改修費など補正予算案可決
伊那市議会臨時会が31日市役所で開かれ、高遠さくらホテルとみはらしの湯の改修費など、約1億4,500万円を追加する今年度一般会計補正予算案が全会一致で可決されました。
主な事業として、高遠さくらホテルの空調設備やトイレの配管等の改修費に約4,700万円、みはらしの湯の空調設備の改修や照明のLED化の費用に約7,600万円となっています。
他に、資材高騰により増額となった伊那市駅前のトイレの建設工事費に約1,400万円となっています。
また31日は伊那市東春近の東原工業団地の土地取得に関する議案が提出され、全会一致で可決されました。
取得額は約1億円、面積は約3万3,000平方メートルで、来年度末までに造成を行う予定です。
-
太陽光発電の箕輪町独自の条例化 必要なしと報告
太陽光発電の箕輪町独自の条例化を検討する、調査・研究特別委員会は、町独自の条例化の必要性はないとの検討結果を31日に白鳥政徳町長に報告しました。
この日は特別委員会の白鳥一利委員長が町役場を訪れ、白鳥政徳町長に調査結果を手渡しました。
箕輪町では独自の太陽光発電の条例化を進めていましたが、長野県が「太陽光発電事業の推進に関する条例案」を県議会9月定例会に提出しました。
そのことを踏まえ、特別委員会では町独自の条例を必要とするかを検討してきました。
調査・研究結果として、町内の現状を踏まえると県の条例により、町独自の条例は必要ないと判断しました。
白鳥町長は「この結果を踏まえ、次の段階に進みたい」と話していました。
町では、この結果を環境審議会に諮問して検討していきたいとしています。
-
9月 月間有効求人倍率1.37倍
上伊那の9月の月間有効求人倍率は、前の月を0.08ポイント上回る1.37倍となりました。
9月の月間有効求人数は、3,307人、月間有効求職者数は2,413人で、月間有効求人倍率は1.37倍となりました。 全国は1.29倍、県は1.45倍となっています。
雇用情勢については、「改善の動きが緩やかになっている。また、物価上昇等が雇用に与える影響を注視する必要がある」として6か月連続で判断を据え置いています。
また、来年春の新規高校卒業者の就職内定率は9月末現在68.8パーセントで、去年の同じ時期と比べ6.8ポイント高くなっています。
-
上伊那生協病院「健康まつり」4年ぶり開催
箕輪町の上伊那生協病院は地域との交流を目的とする健康まつりを4年ぶりに29日に開催しました。
健康まつりでは職員や上伊那医療生活協同組合の組合員によるステージ発表や、ブースが出店されフリーマーケットや野菜の販売が行われました。
上伊那生協病院の元職員で理学療法士の加納拓馬さんの医療講演が開かれました。
加納さんは日本人の4人に1人は膝の痛みに悩んでいるとして、痛みの場所に合わせたストレッチ方法を実演や体験を交えながら講演しました。
加納さんは「普段の生活に運動を取り入れてほしい」と話していました。
まつりに合わせて上伊那生協病院の隣のけやき薬局では子どもを対象にした調剤体験などのイベントが行われました。
参加した子どもたちは菓子を薬に見立てて調剤用の機械に菓子を並べ調剤を体験しました。
上伊那生協病院健康まつりは4年ぶりに開かれました。 -
伊澤修二の功績を称える音楽祭
伊那市高遠町出身で東京芸術大学の初代校長を務めた伊澤修二の功績を称える音楽祭が28日に伊那市内で開かれました。
記念音楽祭は東京芸大の初代校長、伊澤修二が高遠町出身だったことが縁で始まったもので今年で37回目です。
高遠町文化体育館で行われた第1部では小中高校生が合唱や合奏を発表しました。
このうち春富中学校の吹奏楽部はマーチングバンドを披露しました。
-
植樹体験・みんなで育てる箕輪の森づくり
箕輪町の箕輪ダムイベント広場で14日植樹体験・みんなで育てる箕輪の森づくりが行われました。
参加したおよそ80人がイロハモミジ80本と花桃16本を植樹しました。
参加者は貸し出されたスコップを使い苗木を植え付けました。
木を植える体験をすることで地元に愛着を持ってもらおうと箕輪町が行ったものです。
みのわもみじ湖フェスティバには町内の店を中心に31のブースが出店しおよそ600人が来場しました。
もみじ湖のマイカー規制に伴い去年から紅葉の時期とずらして行われています。 -
伊那まつり アンケート結果を報告
伊那まつり実行委員会が26日に伊那市のいなっせで開かれ、祭りの来場者などを対象に行ったアンケート調査の結果が報告されました。
今後は、出された意見をふまえ、来年の計画を決めていきたいとしています。
会議には、委員およそ20人が出席し、事務局が結果を報告しました。
アンケートは、「今回の伊那まつりについて」と「次回の伊那まつりに自分が実現したいこと」についてを調査したもので、128人から回答がありました。
これまでの2日間から1日開催にしたことについて、「混雑が増した」「これまで通りの規模の花火を打ちあげて欲しい」など2日開催を希望する意見が比較的多く寄せられた一方で、「1日に集約されていてよかった」などの意見もありました。
歩行者天国のエリアが、入舟交差点から春日公園下交差点までに短縮されたことについて「西町エリアが暗い」「これまで通り山寺から西町までが良い」「広く使える場所で開催したらどうか」など改善を求める意見がありました。
実行委員会では、アンケートの結果を踏まえ、今年中は課題の整理や情報収集などを行い、来年2月までに次回の祭りの日程の大枠を決めたいとしています。 -
「子ども笑顔チケットプロジェクト」11月1日から
伊那市社会福祉協議会は、市内の飲食店と連携し、18歳以下の子どもが店に提示されたチケットを使うと食事ができる取り組みを、11月1日から行います。
これは、「子ども笑顔チケットプロジェクト」として、地域全体で食の面から子育てを応援しようと市社協が企画したものです。
取り組みに賛同した店舗に掲示されるこちらのチケットを手に取り店員に渡すと、食事ができる仕組みです。
11月1日から今年いっぱいまで対象となる店舗は、伊那市西町の持ち帰り専門店「OMODAYA」と、上牧の「日本料理あすなろ」です。
OMODAYAでは、特製のカレーにから揚げが2つのった弁当を提供します。
あすなろでは、ローメン、チキンかつ丼、カレーを提供します。
市内の子ども達の育ちを応援する取り組み「伊那市子どもの未来応援隊」の登録者からの寄付を使って行われます。
市社協では、今後賛同店舗を増やし、来年以降は実施店舗を3か月ごとに更新していく考えです。
チケットは、なくなり次第終了となります。
市社協では、プロジェクトに賛同してくれる市民からの寄付も随時受け付けています。(市社協73-2544)
-
箕輪進修高校創立100周年記念式典
箕輪町の箕輪進修高校の創立100周年記念式典が、町文化センターで28日に行われました。
式典には、在校生や教職員、同窓生などおよそ400人が参加しました。
箕輪進修高校は、大正13年・1924年に中箕輪実業補習学校の通年部として始まりました。
その後、昭和39年・1964年に箕輪工業高校に、2008年に現在の校名になり、南信唯一の多部・単位制となりました。
式典では、生徒が文化祭をテーマに学校の活動を紹介しました。
小河節郎同窓会長は「100年を節目にまた新たな1歩を踏みだしてください」と話していました。
式典では、同窓会とPTAから、学校備品などの記念品が贈られました。
生徒有志による太鼓も披露され、力強い演奏で100周年を祝いました。
-
オズキルト教室作品展 約530点並ぶ
諏訪市のパッチワーク教室、オズキルト教室の作品展が、伊那市西町の旧井澤家住宅で開かれています。
会場には、教室に通う45人の作品、およそ530点が展示されています。
教室は諏訪市にあり、伊那市からも通っている生徒がいることから、旧井澤家住宅で作品展を開いていて、今回で2回目となります。
作品展では、パッチワークのだけでなく、かごや小物も展示しています。
こちらは、生徒全員が作った凧をひとつに集めた作品です。
教室では「小さなものから大きなものまで、多くの人に見てほしい」と話していました。
作品展は、11月5日(日)まで、旧井澤家住宅で開かれています。
入館料は、大人200円、高校生以下は無料です。