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全県にインフルエンザ注意報発表
長野県は25日にこの冬初めて全県にインフルエンザ注意報を発表しました。
過去10年で最も早い発表となっています。
16日から22日までの全県の患者数が14.73人と注意報の基準値となる10人を上回っています。
上伊那は県内で上田地域に続いて2番目に多い20.88人となっています。
県では今後1か月程度は更なる流行拡大が懸念されるため、「かからない」「うつさない」よう外出後の手洗いやマスクの着用など感染予防を呼び掛けています。
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新型コロナ週報 上伊那57人 全県455人
新型コロナウイルス感染症の週報です。
25日発表の16日から22日までの定点医療機関あたりの届け出状況は、上伊那は57人で定点あたり7.13人、
全県は455人で定点あたり5.17人でした。
25日発表となった16日から22日の保健所ごとの定点あたりの患者数は、伊那保健所は57人、佐久・上田保健所でそれぞれ57人、北信保健所で52人、諏訪保健所で41人、松本保健所で31人、飯田保健所で28人、木曽・長野保健所でそれぞれ18人、大町保健所で5人、長野市で46人、松本市で45人、全県で455人でした。
患者届け出数が、上伊那は定点あたり前回の7人に対し7.13人で増加、全県は5.38人が5.17人で減少しています。
県内の24日午前0時時点の入院者数は、131人でうち中等症は22人、重症はいません。
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横浜市箕輪町(みのわちょう)と名前の縁で交流
神奈川県横浜市にある「箕輪町」のまちづくりイベントが15日に横浜市で開かれ、名前が同じ縁で交流している上伊那郡箕輪町の農産物が販売されました。
箕輪町の職員や商工会のメンバーが会場を訪れ、梨やキノコなど箕輪町を中心とした上伊那の農産物を販売しました。
箕輪町は、神奈川県横浜市港北区にあり、人口は約1万4千人です。
名前が同じという縁で、2019年から交流が始まり、今回初めて箕輪町が箕輪町のまちづくりイベントに参加しました。
この日は、箕輪南小学校と交流をしている横浜市立箕輪小学校の児童が、伊那谷の郷土食五平餅を販売しました。
主催した箕輪町商工会では「1回のイベントで終わらせず、今後も交流を継続していきたい」と話していました。
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伊那北高校第45回卒業生同窓会
伊那市の伊那北高校を30年前、1993年に卒業した第45回卒業生の同窓会が、8日に開かれました。
同窓会では小体育館で学年集会が開かれました。
450人の同窓生のうち200人ほどが参加しました。
実行委員長の清水 正康さんは、「30年ぶりの懐かしい皆さんとの再会を楽しみましょう」とあいさつしました。
当時の恩師5人も登壇し、卒業生との思い出を語っていました。
伊那北高校の第45回卒業生は、平成5年1993年3月に伊那北高校を卒業して、今年で30周年となります。
卒業後、学年全体で同窓会を開くのは初めてです。
この学年は、1クラス45人の普通科10クラスで、伊那北高校の歴史の中で最もクラス数が多いということです。
同窓会では他に、クラスごとのホームルームや懇親会が行われました。
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第28回書晋展
上伊那の書道指導者でつくる「書晋会」の作品展「第28回書晋展」が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、会員11人の作品約60点が展示されています。
テーマを設けず、それぞれが得意とする作品を出品しています。
書晋会は、上伊那の書道の指導者などが所属していて、毎年この時期に作品展を開いています。
漢字やかななど、書体も様々です。
こちらの作品は「宴」という文字をくずし、自由に組み立てているということです。
書晋会では「絵画を鑑賞するように様々な文字の形や筆の運びを楽しんでほしい」と話していました。
書晋会の作品展「書晋展」は30日(月)までかんてんぱぱホールで開かれています。
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伊駒流竹扇舞踊会 発表会
現代舞踊の伊駒流竹扇舞踊会の発表会が15日伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
発表会では、会員15人が30の演目を披露しました。
伊駒流現代舞踊は、演歌に合わせ、歌詞の情景や心情を舞や舞踊芝居で表現します。
伊那市を中心に飯田市、箕輪町、南箕輪村に教室があり、会員は15人です。
2年に1度発表会を開いていましたが、会員の高齢化などにより、自主運営する発表会は今回が最後となります。
今後は地区の文化祭や福祉施設などで発表していくということです。
竹扇舞踊会会主の伊駒康宜さんは「健康維持のためにも活動はこれからも続けていきたい。最後に充実した発表会になった」と喜んでいました。
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上牧区文化祭で250年前の古地図展示
29日に行われる伊那市上牧の区民祭で、250年以上前の上牧の地形が分かる地図、2種類が展示されます。
こちらが上牧区に保管されている地図の写しです。
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諏訪倉庫㈱と伊那市 土地売買の仮契約
伊那市は岡谷市に本社を置く諏訪倉庫株式会社と、土地売買の仮契約を24日に結びました。
この日は市役所で調印式が行われ、諏訪倉庫の小宮山英利社長と白鳥孝市長が土地売買仮契約書を取り交わしました。
諏訪倉庫株式会社は、諏訪地域や上田市、群馬県に倉庫を展開する会社です。
伊那谷に進出する足掛かりとして伊那インター工業団地に土地を取得しました。
仮契約した土地の面積は、およそ5,900平方メートルで、価格は7,200万円です。
鉄骨造2階建ての倉庫を建設予定で、延床面積はおよそ5,300平方メートル、事業費は20億円です。
令和7年度の完成予定で、5人の新規雇用を計画しています。
小宮山社長は「伊那市の発展と県内の物流の安定的な運用に尽力していきたい」と話していました。
白鳥市長は「物流事業に適したこの地で新たなビジネスチャンスを獲得して欲しい」と話していました。
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不要品持ち寄りブース「オカネイラズ」いなまち朝マルシェに出店
地元産の野菜の販売や食事を提供するイベント「いなまち朝マルシェ」が伊那市のセントラルパークで24日、開かれました。
今回初めて、使わなくなった物を持ち寄り、欲しい人が自由に持ち帰ることのできるブース「オカネイラズ」が出店しました。
ブースを設けたのは、伊那北高校普通科2年生の中川花音さんです。
この日は家族や友人と一緒にブースを運営していました。
未使用の文房具や子ども服など使わなくなったものをなんでも持ち込むことができます。
その場に並べ、訪れた人が自由に持って帰ることができます。
お金のやりとりはありません。
29日には今年最後のマルシェが開かれる予定で、中川さんのブースも出店予定です。
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天竜川流域の河川整備について説明
上下伊那の17市町村でつくる三峰川総合開発事業促進期成同盟会の総会が24日伊那市役所で開かれ天竜川上流河川事務所が天竜川水系河川整備基本方針の改定の審議経過について説明をしました。
天竜川上流河川事務所は天竜川水系河川整備基本方針の改定について説明しました。
気候変動による降雨量増大などを踏まえて国土交通省の社会資本整備審議会河川分科会で改定作業が進められていて、基本方針が改定されると具体的な整備内容を定める河川整備計画の変更が行われるということです。
総会では戸草ダム計画の再開を含めた河川整備メニューの早期見直しを決議しました。
見直しを求める要望書は地元選出の国会議員や県議会議員に手渡されました。
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上伊那のロータリークラブ 古着を集めてポリオワクチンを贈る
上伊那地域の5つのロータリークラブでつくる上伊那グループは、古着を集めてポリオワクチンを開発途上国へ贈る活動を22日、初めて行いました。
22日は、伊那、伊那中央、辰野、駒ヶ根、箕輪の会員と、伊那西高校のインターアクトクラブの生徒が集まり、事前に集めておいた古着の袋詰めを行いました。
仲介業者から購入する袋に古着を詰めて送ることで、1袋あたり5人分のワクチンを寄付することができます。
この取り組みは、今月24日の「世界ポリオデー」に合わせて県内53のロータリークラブが一斉に行ったものです。
ポリオは、特に5歳以下の子どもがかかりやすいとされているマヒなどの症状を引き起こす病気です。
ワクチンの接種により日本では40年ほど発生例は報告されていないということですが、世界的には根絶に至っていません。
今回は、150袋分の古着が集まったということで、750人分のワクチンが必要としている国に贈られます。 -
伊那フィル交響楽団 定演に向け八木さんと合同練習
伊那フィルハーモニー交響楽団の第35回定期演奏会が、11月12日に開かれます。
22日は、本番でピアノを演奏する八木大輔さんを交えてのリハーサルが行われました。
22日の夜は、八木さんの他、指揮者の横山奏さん、伊那フィルのメンバーおよそ60人が集まり、リハーサルが行われました。
神奈川県出身の八木さんは、慶應義塾大学の2年生で、今年7月に開催されたリヨン国際ピアノコンクールで史上最年少優勝を果たした新進気鋭の19歳です。
去年6月に伊那市でピアノリサイタルを開いたことが縁で、今回伊那フィルと共演することになりました。
合同練習はこの日が初めてで、本番で披露するラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を演奏し、音の正確さなどを確認していました。
伊那フィルハーモニー交響楽団の第35回定期演奏会は、11月12日日曜日午後2時から伊那文化会館大ホールで開かれます。
入場料は、大人1,000円、高校生以下は無料です。 -
みはらしの湯でゆめわーく作品展
伊那市御園の障害者多機能型事業所ゆめわーくの利用者による作品展がみはらしの湯で開かれています。
会場には貼り絵や段ボールでつくられたオブジェなどおよそ20点が展示されています。
ゆめわーくでは、企業からの受託作業や自主製品の製作などを行っています。
作品展は日ごろの活動を知ってもらおうと毎年開かれています。
展示では事業所の和室の障子戸に墨で絵を描いた作品が飾られています。
また、参加型の展示もあります。
事業所の隣にあるつくしんぼ保育園の園児の手形でもみじの葉っぱが作ってあり、来場者が自由に貼り付けることができます。
ゆめわーくでは「利用者が一生懸命作った作品なので、見て楽しんでほしい」と話していました。
作品展は30日(月)まで、みはらしの湯で開かれています。
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伊那労働基準監督署 成美さんを1日署長に任命
伊那労働基準監督署は、労働災害防止を推進しようと、ご当地タレントの成美さんを23日に、1日署長に任命しました。
23日は、任命式が行われ、松尾直彦署長から成美さんに任命書が手渡されました。
1日署長の任命は、伊那労基署が労災防止を啓発しようと初めて企画したものです。
任命式が終わると、早速管内の事業所を巡回しました。
南箕輪村のJA上伊那「ファーマーズあじ~な」では、秋山直樹店長と一緒に事業所内を見てまわりました。
上伊那では、今年に入り先月末までに労災で123人が4日以上の休業が必要なけがを負っています。
そのうち、転倒によるけがをした人が34人と、全体の3割ほどを占めています。
転倒災害は、特に冬の時期に増える傾向にあることから、伊那労基署は独自に啓発ポスターを300枚作成しました。
ポスターは、管内の事業所に配られることになっていて、早速成美さんが入り口のドアに貼っていました。
伊那労基署では、段差や滑りやすい箇所の改善、整理整頓をし、労災が発生しない職場環境づくりを心掛けてほしいと話していました。 -
JA上伊那 箕輪町に米贈る
JA上伊那は生活困窮者などの支援に活用してもらおうと、米500キロを23日箕輪町に寄付しました。
23日は、JA上伊那の白鳥健一常務理事らが役場を訪れ、白鳥政徳町長に目録を手渡しました。
寄付されたのはプライベートブランドの伊那華の米です。
米は箕輪町を通して、生活や仕事の相談、食料などの物資支援を行う「新型コロナ緊急生活支援ネットワーク」の活動に役立てられます。
JA上伊那では、ネットワークの活動を知り、物価上昇などで困窮する人への手助けができればと寄付をすることにしました。
寄付は去年に引き続き2回目です。
白鳥常務理事は「米をしっかりと食べてもらえるよう、地域の人たちのために有効に使ってもらいたい」と話していました。
白鳥町長は「支援の必要な人たちのために活用していきます」と感謝していました
寄付された500キロの米はネットワークが行う無料相談会での配布などで活用される予定です。
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上農生 酒井さつきさんからおやきづくり教わる
南箕輪村の上伊那農業高校の野菜コースの生徒は、伊那市美篶の郷土料理伝承家、酒井さつきさんから23日におやきづくりを教わりました。
この日は、生物生産科野菜コースの2年生20人が酒井さんから教わりながらおやきを作りました。
酒井さんは、伊那市美篶の郷土料理伝承家で、上伊那の郷土料理を紹介する本も出版しています。
上農では、生徒たちに地元の食文化を知ってもらおうと、5年ほど前から酒井さんを招いておやき作りの授業を行っています。
上伊那のおやきは、皮に米粉を使い、中身はあんこというのが特徴です。
米粉はお湯でこねたら1度茹でます。
再びこねた後にあんこを入れ、最後に焼いて完成です。
生徒たちは早速味わっていました。
授業では、ほかの郷土食も知ってもらおうと、馬の腸を煮たおたぐりやザザムシ、イナゴを試食しました。
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みのわテラス 昭和遊びフェア
昭和の遊びや出店を楽しめる昭和遊びフェアが7日に箕輪町のみのわテラスで開かれました。
会場には、ポン菓子やりんご飴、千本引きや射的などの屋台が並びました。
昭和遊びのブースでは、コマやけん玉といった昭和のおもちゃが用意されました。
レストランのやまびこテラスでは、揚げパンやソフト麺などの懐かしい給食メニューが提供されました。
みのわテラスでは、地域活性化につなげようと毎月第1土曜日にイベントを行っています。
この日は多くの家族連れで賑わいを見せていました。
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VC長野 連敗スタート
バレーボールVリーグ男子1部VC長野トライデンツの22日の試合結果です。
VC長野トライデンツはホームで日本製鉄堺ブレイザーズと対戦し、セットカウント0対3で敗れました。
次回はアウェーでサントリーサンバーズと対戦します。
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伊那地域今朝の最低気温 1.4度
伊那地域の今朝の最低気温は5時7分に1.4度と今シーズン最も低くなりました。
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南箕輪村消防団 ゲーム形式で秋季演習
南箕輪村消防団のゲーム形式での秋季演習、ファイアーチャレンジが22日に大芝高原陸上競技場で開かれました。
ファイアーチャレンジは、村の5つの分団が、消火活動の速さや正確性、対応力などを競い合うゲーム形式の訓練です。
火災現場を想定したミッションがその場で発表され、出場する団員10人は各分団くじで決定します。
5分間の話し合いをした後、消火活動を行いました。
開始から消火までのタイムと片付けまでのタイムを競い、減点対象となる赤いコーンにホースが当たらないかや、指示をしっかりしているかなどを審査員がチェックしていました。
この取り組みは、日ごろの訓練の成果を見てもらい、消防団をPRしようと初めて実施されたものです。
競技の結果、大泉・大芝・北原区の第5分団が20点満点中18点で金賞、北殿と南殿区の第2分団が17点で銀賞でした -
青島集落祭 大阪行進曲披露
伊那市美篶の青島地区の第38回集落祭が22日、青島交流センターで開かれました。
集落祭では昭和初期に流行した歌謡曲「大阪行進曲」の踊りが披露されました。
「大阪行進曲」の踊りは90年ほど前から地域の演芸として親しまれていましたが、担い手不足などを理由に途絶えてしまい、今回42年ぶりの上演となりました。
当時の映像や写真を見た住民から復活を望む声が上がり、集落祭での上演を決めたということです。
集落祭では他にも伊那谷の方言を集めたカレンダーを紙芝居で演じる方言紙芝居が披露されました。
また、青島地区にまつわるクイズなどが出題される○×クイズ大会も開かれました。
集落祭は地域住民の交流の場にしようと青島区と青島農家組合が毎年開いているもので、今年は3年ぶりの開催となりました。
この日は青島地区の住民およそ80人が訪れ集落祭を楽しんでいました。
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日本舞踊若柳流錦友会 発表会
日本舞踊若柳流錦友会による発表会「舞踊いろいろ」が伊那市のニシザワいなっせホールで7日、開かれました。
発表会では、錦友会の会員10人が舞踊曲や長唄などにあわせて14の演目を披露しました。
錦友会には伊那市など県内におよそ15人の会員がいます。
発表会では観客が日本舞踊を体験し、基本の動きなどを教わっていました。
錦友会では「日本の伝統文化の舞踊を知ってもらう機会としてこれからも続けていきたい」と話していました。
会場にはおよそ40人が訪れ日本舞踊を楽しんでいました。
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もみじ湖紅葉祭りが始まる
箕輪町のもみじ湖紅葉祭りが21日から始まりました。
県内外から観光客が紅葉を見に訪れていました。
もみじ湖の愛称で親しまれている箕輪ダム周辺ではおよそ1万本のもみじが色づき始めています。
もみじのトンネルでは観光客が写真を撮ったりして楽しんでいました。
会場には観光ボランティアガイドもいて訪れた人たちの案内をしていました。
マルシェ会場ではキッチンカーやお土産店が出店していました。
11月1日から8日までは交通渋滞を解消するためマイカー規制が実施されます。
駐車場の事前予約が必要となります。
規制期間中はJR伊那松島駅からシャトルバスが運行します。
もみじ湖紅葉祭りは11月12日(日)まで開催されます。
伊那ケーブルテレビでは122chのライブカメラで紅葉の様子をお伝えしています。
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地域活性化 手良秋祭りを初開催
伊那市手良地区は地域の活性化と多くの世代が交流できるイベント「手良秋祭り」を手良小学校の校庭で初めて開催しました。
会場には28ブースが出店しました。
綿あめや豚汁などの屋台には多くの人が並んでいました。
ほかにゲームコーナーもあり、子どもたちが楽しんでいました。
新型コロナの影響でイベントが延期や中止になり、地域住民が交流する場が減ってきていることから、区長や企画委員会などでつくる手良地区活性化促進会議が秋祭りを企画したということです。
ステージでは高校生バンドの演奏発表なども行われました。
訪れた人たちは音楽に合わせて盛り上がっていました。
手良地区では2024年以降も秋祭りを開催していきたいということです。
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VC長野トライデンツ試合結果
バレーボールVリーグ男子1部VC長野トライデンツの21日の試合結果です。
VC長野トライデンツはホームで日本製鉄堺ブレイザーズと対戦し、セットカウント3対2で敗れました。
22日もホームで日本製鉄堺ブレイザーズと対戦します。
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全国障害者スポーツ大会出場報告
28日から鹿児島県で開かれる特別全国障害者スポーツ大会に、長野県代表として出場する南箕輪村の2人が19日役場を訪れ田中俊彦副村長らに健闘を誓いました。
大会に出場するのは、伊那養護学校高等部3年で大泉の清水一哉さんと会社員で神子柴の田中雄樹さんです。
清水さんは陸上競技の50mと200mに出場します。
今年5月の記録会で好成績を収め初めての全国大会出場となります。
田中さんはバスケットボール競技に出場します。
長野チームは北信越・東海ブロック予選で強豪の愛知県のチームを破り全国大会出場を決めました。
清水さんは「200mは長いが頑張って走りたい」田中さんはまずは一勝を目指して頑張りたいとそれぞれ抱負を話していました。
田中副村長は、「長野県の代表として思い切り力を尽くしてほしい」と激励しました。
特別全国障害者スポーツ大会「燃ゆる感動かごしま大会」は28日から鹿児島県で開かれます。 -
ラジコン草刈り機 実演会
伊那市が導入を進めている、スマート農業事業の一環として、富県新山地区の田んぼでラジコン草刈機の実演会が20日に開かれました。
実演会には、市内の農事組合法人の関係者およそ60人が参加しました。
この日は、傾斜およそ40度の場所で、伊那市が国の交付金を使って購入した2台の草刈機の実演が行われました。
新山地区は中山間地域で急傾斜地が多く、農事組合法人では10人ほどのグループを作り、草刈りを行っています。
傾斜が多い地域の農家の負担を減らし、先端技術を知ってもらおうと実演会を企画しました。
伊那市では、法人などに貸し出し、導入に繋げていきたいとしています。
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伊那ライオンズクラブ 市社協に食品寄贈
伊那ライオンズクラブは、フードドライブで集めた食品を10日に伊那市社会福祉協議会に寄贈しました。
10日は、伊那ライオンズクラブの細田隼平会長らが福祉まちづくりセンターを訪れ、伊那市社会福祉協議会の林俊宏会長に食品を手渡しました。
伊那ライオンズクラブでは、およそ10年前からフードドライブの活動をしています。
今年も1日に上伊那クリーンセンターで開かれた環境展で実施して、レトルト食品や米など232品目、167キロが集まりました。
寄贈された食品は、子ども食堂などで活用されるということです。
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デジタルタクシー精算管理アプリ「DTaM」を全国に普及へ
伊那市がシステムを考案した高齢者が定額で利用できる市街地デジタルタクシ―の精算管理アプリ「DTaM」の地方公共団体への横展開に向けた連携協定の締結式が20日に伊那市役所で行われました。
締結式には、白鳥孝伊那市長とアプリを共同開発をした株式会社マイティ―クラフトの西川博成社長、導入のサポートを行うNTT東日本長野支店の茂谷浩子支店長が出席し協定書に署名しました。
「DTaM」は伊那市の市街地デジタルタクシーで運用されている精算管理アプリです。
伊那市とマイティ―クラフトが共同で開発しました。
このアプリは客が乗車すると運転手が登録カードをタブレットで読み取ります。
目的地で料金メーターをカメラで写すと、自治体が負担する金額を自動で集計し請求を行う仕組みとなっています。
「DTaM」の著作権は伊那市が持っていて、今回の協定によりほかの地方公共団体が導入すると、1団体につき年間13万2,000円が伊那市の収入となります。
白鳥市長は「高齢者の移動手段の支援として全国に展開をしていきたい」と話していました。
マイティ―クラフトの西川社長は「求められる自治体への導入を連携して行っていきたい」と話していました。
NTT東日本長野支店の茂谷支店長は「シンプルな操作で使える仕組みにできたと思う。」と話していました。
「DTaM」は10月から箕輪町で運行しているまちなかタクシーに導入されています。
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昭和8年創業 正藤酒店閉店へ
伊那市の中心市街地、通り町商店街でおよそ90年近く営業を続けてきた正藤酒店が今月末で閉店します。
地元の酒を中心に販売する正藤酒店は通り町一丁目商店街にあります。
店主の山浦邦夫さんが先月、仕事中に足を骨折する大けがを負い、今後営業を続けるのは難しいとして閉店することを決めました。
今月から次女の朝倉朋子さんが会社を休んで母の宏子さんを助けています。
朋子さんは閉店する事が決まった15日に、SNSで投稿をしました。
昭和8年1933年山浦さんの父右三さんが、元々通り町で酒店をしていた人から場所を譲ってもらい店を開きました。
当時は、自転車で富県などに酒を売りに行っていたということです。
昭和37年1962年から現在の店主山浦さんが経営に加わりました。
山浦さんは、お客さんに喜んでもらえる店づくりを第一に考え、営業を続けてきました。
また、商店街の活性化などを目的に2008年から行っている呑み歩きイベントも中心となり開催してきました。
2021年8月に再開発事業に伴い、北に200m移動したこの場所で営業を再開しました。
20日は、閉店を知った人たちが訪れ商品を買い求めていました。
通り町商店街では、隣のニシザワ食彩館通り町店が今年4月に閉店したばかりで、付近の商店主からは、また寂しくなるという声が聞かれました。
正藤酒店の営業は今月31日までで、店内の商品全てが20%オフとなります。
山浦さんは「骨折によるアクシデントがあったため仕方ないと思っている。本当はもう5年はやりたかった」と話しています。