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初夏運ぶ、初ガツオ
初夏の到来を告げる初ガツオ。宮田村町三区のスーパーこいちにも連日入荷し、値段もこなれて人気を集めている。
初ガツオは黒潮に乗って日本近海を北上。こいちには現在、千葉県勝浦産が運ばれてきており、シーズン当初よりも価格は落ち着き気味だ。
価格は1キロ800円程度。前林善一社長は「昔は蒸して食べたりもしたが、脂が少ないためさっぱりと刺身やたたきが美味しい」と話す。
「目に青葉、山ほととぎす初鰹」と江戸時代の俳人山口素堂は詠んだが、初夏の心地良い陽気を感じつつ、夕食のおかずや酒の肴に新鮮なカツオが最適な季節を迎えている。 -
出荷できる品質目指して、宮田小3年2組がトマト栽培
宮田村宮田小学校3年2組はトマトを栽培し、大手メーカーが製造するトマトジュースの原料用に出荷しようと取り組んでいる。14日は借りた学校近くの畑で苗を植え付け。基準をクリアする高品質のトマトを育てようと真剣だ。
使用できる肥料などは厳しく定められており、品質管理を考えながらの試み。自分たちで耕した畑に、1株づつ丁寧に植えた。
しっかり植えてあるか再確認。「美味しいトマトに育って」と水をやった。
同学級は昨年度、村内の農家に立ち寄りトマトについて学習。自らの手で栽培するのは初めてだが、収獲後は調理実習などにも使ってみたいと考えている。 -
駒ケ根市監査委員辞令交付
駒ケ根市は14日、市議会議員改選に伴う議会選出の市監査委員に議会の同意を得て塩沢崇さん(62)=南割=を新たに選任した=写真。塩沢さんは「精神誠意職務に精励する」と述べた。中原正純市長が塩沢さんに辞令を手渡し「監査委員の務めは市民に代わって行政をチェックすること。市の発展、市民益のために経験を生かして活躍を」と激励した。
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駒ケ根で重傷交通事故
16日午前7時45分ごろ、駒ケ根市赤穂北割一区の市道交差点で伊那市伊那部の会社員神山奈穂美さん(25)運転の普通乗用車と宮田村の会社員前沢稔さん(39)運転の普通乗用車が出会い頭に衝突。神山さんが右腕の骨を折るなどの重傷、前沢さんがひざを打つ軽傷を負った。
交差点に信号はないが見通しは良い。駒ケ根署が原因を調べている。 -
上伊那医師会の乳がんの早期発見のための健康講座
上伊那医師会が主催する健康講座「乳がんの早期発見にむけて」が13日、伊那市の生涯学習センターであった。、県内の病院で乳がん診療に当たる医師らを講師に迎え、乳がんの検査や診断、治療に関する現在の状況を説明=写真。乳がんの予防、早期発見への理解を深めた。
信州大学医学部附属病院乳腺内分泌外科診療教授の藤森実さんは、生活習慣、特に食事の欧米化に伴ない、乳がんが増えてきたと言われていることなどを紹介。しかし、マンモグラフィー(乳房レントゲン撮影)診断が進んでいる米国に比べ、日本ではマンモグラフィーを受ける人がいまだに少ないため、確実な安心を得るためにも、進んで検診を受けることを促した。
会場からは「乳がんは遺伝する確率が高いのか」などという質問があり、「遺伝性乳がんと診断される人は15パーセントほど。また、隔世遺伝することはないため、遺伝で乳がんになる確率は高いわけではない。しかし、可能性としてのリスクは高くなるため、乳房検診は早く受診した方がよい」などと答えていた。 -
ブックスタート「みのわっ子絵本プレゼント」箕輪町で8月から
箕輪町は07年度新規事業で、ブックスタート「みのわっ子絵本プレゼント」を始める。箕輪町図書館は8月のスタートに向け15日、ボランティアの打ち合わせ初会合を同館で開いた。
絵本を開いての心ふれあうひとときの応援のため、4カ月健診時にボランティアが絵本の読み聞かせをし、5冊用意する絵本の中から好きな絵本1冊をプレゼントする。絵本と一緒に「おすすめ絵本リスト」も渡す。
ボランティアは現在17人が登録。打ち合わせ会では、ブックスタート紹介ビデオを見て図書館職員の説明を聞いた後、プレゼントする絵本5冊の候補を選んだ。
今後6、7月の4カ月健診を見学し準備を進める。 -
箕輪消防署
箕輪ダム救助訓練でモーターボートの扱い訓練箕輪消防署は15日、箕輪ダム救助訓練で、長野県箕輪ダム管理事務所が所有するモーターボートの扱い訓練に励んだ。
訓練は97年に1度やったが、10年が経過し全署員29人のうち約3分の1が訓練未経験であること、本年4月に箕輪ダムで救助事案があったことなどから、15、16日の2日間で全署員対象に計画した。
15日は13人が参加。箕輪ダム管理事務所の職員の指導で、格納庫からボートを下ろしダム湖に着水。1周した後、ボートを再び格納する訓練で、交代で乗船し、ボートの上昇・下降の機械操作、人員配置などを確認した。
署によると、箕輪ダムでは車や人の転落などが毎年1、2件ある。署員4人が4級船舶の免許を所有しており、救助や検索時は、管理事務所のモーターボート、または伊那消防組合が伊那消防署と辰野消防署に配備しているゴムボートで対応するという。 -
東伊那小防犯訓練
駒ケ根市の東伊那郵便局強盗事件が起きたあの日から約3年竏秩B犯人が逃げ込んだ東伊那小学校(小川清美校長)は事件の教訓を生かそうと15日、校内への侵入者に対する防犯訓練を行った。
駒ケ根署の警察官扮(ふん)する不審者が模擬日本刀などを持って職員室に侵入。居合わせた教頭や校長が児童らを安全に避難させる時間を稼ごうと応対しているうち、いらだった不審者が暴れ始めたため、急を聞いて駆け付けて来た教職員らがさす又や木刀などを使いながら総がかりで押さえ込んだ=写真。
訓練後のまとめの会で小川校長は全校児童に対し「学校では先生がみんなの命を守るが学校の外でも何があるか分からない。自分の命は自分で守る気持ちを忘れないように」と呼び掛けた。
同小は事件発生を機に毎月15日を防犯安全の日と定め、児童らが携帯する防犯ブザーの点検などを行っているほか、毎年5月に全校防犯訓練を行うことにしている。
事件は04年5月10日午後5時ごろ発生した。東伊那郵便局に強盗が押し入って現金を強奪し、同小敷地内に止めておいた車の中に逃げ込んだが住民らに取り囲まれ、逃げ切れないとみて包丁で胸を刺して自殺した。事件発生時、児童らは既に全員が下校していたため、犯人と遭遇する事態は辛うじて免れた。 -
外国語&文化講座開講
多文化共生社会を目指して中南信地方で活動しているNPO法人クローバーコミュニケーション信州(野溝直樹代表)は13日、中国語とイタリア語の2講座を初めて駒ケ根市で開講した。中国語講座には6人が、イタリア語講座には昨年宮田村で開いた講座の受講生も含め5人が参加した。参加者は日本語と違う発音の数々に苦労しながらも、講師の指導で簡単な会話などを楽しそうに学んでいた=写真。
講座はいずれも毎月2回開き、来年2月ごろまで開講。言葉だけでなく文化や料理なども楽しく体験していくほか、希望者を対象にして中国語講座は台湾へ、イタリア語講座はイタリア・サルディニア島への旅行を計画している。
同講座は中途からの受講も受け付けている。問い合わせは中国語講座は伊藤貴司さん(TEL090・8023・7456)、イタリア語講座はアレッシオ・サンナさん(夜のみTEL090・7270・1857)へ。 -
よりあい東春近会議がオオムラサキの郷づくりに向けた取り組みを開始
国チョウ「オオムラサキ」の舞う郷を実現しよう竏秩B東春近地区の有志でつくる「よりあい東春近会議(会員20人、戸田政光会長)は本年度、「オオムラサキの郷づくり」に向けた検討・調査を開始する。
田原区で確認されたことを皮切りに、東春近では松くい虫被害が徐々に進行。被害の拡大を防ぐため、各地で枯れたアカマツを伐採してきたが、そのあと地利用が課題の一つとなっていた。同会議でも、あと地について検討。その中でオオムラサキの幼虫のえさになるエノキを中心とした広葉樹を植樹し、オオムラサキの生息できる里山づくりができないかという話が浮上した。
オオムラサキは一部を除く日本全土に生息分布するタテハチョウ科のチョウ。クヌギやコナラなどの樹液をエサとし、広葉樹の多い里山などに多く生息している。
本年度の元気づくり支援金事業としても内定し、まずは地区内の松くい虫被害状況の把握や実際にオオムラサキが生息できる環境が整うのかなどを調査し、土地の所有者と交渉しながら試験的にエノキを植えていきたいとしている。今後は地区内の団体にも参加を呼びかけ、取り組みの輪を拡大していく。
戸田会長は「東春近は10地区の集合体だが、取り組みを通して地域が一つにまとまっていけたら」と話していた。
また、同地区には「日本鱗翅(りんし)学会」に所属してチョウの生態観測に取り組んでいる窪田勝好さんがいるため、窪田さんを講師に迎えた講演会を開催することも計画している。 -
元気づくり支援金2次分を募集
上伊那地方事務所は6月15日まで、07年度「地域発元気づくり支援金」上伊那地域の第2次分を募集している。
今回の選定する支援金の予算額は約1600万円。対象は市町村、広域連合、一部事務組合、公共団体(NPO法人、地域づくりグループ、協議会など)。対象事業はその団体が主体となって行う地域の元気を生み出すモデル的で発展性のある事業で(1)域協働の推進に関する事業(2)保健、医療、福祉の充実に関する事業(3)教育、文化の振興に関する事業(4)安全・安心な地域づくりに関する事業(5)環境保全、景観形成に関する事業(6)産業振興、雇用拡大に関する事業(▽特色ある観光地づくり▽農業の振興と農山村づくり▽森林づくりと林業の振興、商業の振興▽その他地域の特色、個性を生かした産業振興、雇用拡大に資する事業)(7)その他地域の元気を生み出す地域づくりに資する事業竏窒フいずれかに該当するもの。
支援金の交付額は道路、水道、建物などの建設または改修、1件10万円以上の備品の取得などといったハード事業の場合3分の2以内、ソフト事業は10分の10以内。
応募に際しては(1)元気づくり支援金事業計画書(2)事業計画図書(3)公共団体などの概要書(4)公共団体などの規約(会則)(5)予算書(6)その他必要に応じて事業内容、経費の積算を説明する書類竏窒oする。公共団体などは活動拠点のある市町村(企画担当課)に応募書類を提出すること。
6月に地方事務所担当者によるヒアリングなどがあり、7月以降、選定委員会の審査を経て採択事業が決定する(最終決定は8月上旬の予定)。
問い合わせは上伊那地方事務所地域政策課企画振興係(TEL76・6801)へ。 -
マレットゴルフ大会「やまだ荘・バイオパーク杯」
第1回大芝高原やまだ荘・バイオパーク杯マレットゴルフ大会は16日、南箕輪村の大芝高原マレットゴルフ場であり、伊那市、駒ヶ根市、南箕輪村の愛好者176人がプレーを楽しんだ=写真。南箕輪マレット友好会主催、伊那毎日新聞社など後援。
県内の愛好者らが「伊豆稲取温泉やまだ荘」とレジャーランド「伊豆バイオパーク」を冬季のマレット交流の場として利用していることから始まった大会。競技は36ホール、パー144ストローク。優勝から3位までにトロフィーと賞状などが贈呈された。
南箕輪マレット友好会の池上辰男代表は「両社のご好意により大会を開催する運びになった。この大会を通じて、マレッター同士の交流が深められることを期待する」とあいさつした。
結果は次の通り。
▽総合優勝 横溝八郎(駒ヶ根市)111
▽男性 (1)林茂良(伊那市)112(2)稲村浩(南箕輪村)114(3)水田哲朗(伊那市)115(4)荻原文博(南箕輪)115(5)小沢恒二郎(伊那市)116(6)松川幸夫(同)116(7)中村良一郎(同)117(8)下平長一(同)117(9)鷲山伊和男(同)117(10)浅井和夫(同)117
▽女性 (1)北沢ヒデ子(南箕輪村)112(2)大槻キサエ(同)114(3)酒井範子(伊那市)114(4)小平貞子(同)116(5)小松みさえ(南箕輪村)117(6)根橋栄(同)117(7)小木曽敏(伊那市)117(8)伊藤茂美(南箕輪村)117(9)丹羽喜子(伊那市)118(10)井上かず子(同)118 -
油絵3人展 ギャラリー喫茶「花鳥四季彩」で
伊那市内に住む油絵愛好者の小松公明さん(64)らによる展示「油彩3人展」は27日まで、同市東春近車屋のギャラリー喫茶「花鳥四季彩」で開いている。油絵を始めて2、3年と間もない3人が作品を批評してもらおうと考えた展示で、風景や花などを題材にした力作20点が並ぶ。
出展者は小松さん、平沢孝一さん、小林茂さんの3人で、市内で開いている油彩教室「おひさまクラブ」で学ぶ同学年の仲間。月2回、同教室で講師の造形画家碓井伍一さんの指導を受けている。今回、碓井さんも賛助作品3点を出展した。
作品は南アルプスの残雪に映える桜の花を描いた風景や、誘惑されそうな雰囲気を持つ真紅のバラなどさまざま。3人の感性が織り成す個性豊かな見ごたえのある展示になっている。
小松さんは「ようやくこれだけの作品を描き貯めることができた。それぞれが自分のお気に入りの作品を持ちよったので、これが次のステップにつながるよう、来場者に批評してもらいたい」と来場を呼びかけている。
月曜日は休み。午前10時30分縲恁゚後8時30分(最終日は4時まで)。
ギャラリーに並んだ作品を眺める小松さんと平沢さん -
津島神社改修を計画
祇園祭あばれみこしが有名な宮田村町二区の津島神社社殿の雨漏りがひどくなり、氏子の協力で大規模な改修を計画している。鉄板ぶき屋根と内部の改修、さらに同祭に使うのぼり旗、大提灯なども老朽化しており新調する。来年夏をめどに全事業を完了させたい考えだ。
同神社は350年ほどの歴史があると伝えられ、現在の社殿は明治時代の建物。過去にも数回部分改修を行ってきたが、築110年余の経過で屋根などの老朽化は激しく、社殿内部への影響拡大も懸念される。
この長年の懸案に新旧の氏子総代は集まり、2月に改修委員会(保科充会長)を発足。準備を進めてきた。
事業費は700万円ほどを見込み、社殿のほか老朽化した道具などの更新も進める予定。
また今まで神社名を刻んだ「社標」がなかったが、祭りに使う社殿用の幕とあわせて整備を計画する。
同神社の氏子は町一区、町二区、町三区で1000戸ほど。氏子の寄付を主体に事業を進めたい考えで、改修委員会や氏子総代は地域に理解と協力を求めている。 -
宮田小2年2組が探鳥会
宮田村宮田小学校2年2組は16日、駒ケ根市の駒ケ根高原で探鳥会を開いた。33人の児童は耳を澄ませて鳥たちの・スさえずり・スを聞き、木の上に止まる「オオルリ」の美しい姿に息を飲んだ。
1年生の時から校内外で野鳥に親しむ同学級。いつも鳥について教えてもらう日本野鳥の会の小口泰人さん=駒ケ根市福岡=の案内で、大沼湖畔から別荘地内を散策した。
森の中での本格的な観察は初心者の子どもたち。小口さんからマナーも聞きつつ、静かに目と耳を自然の中に傾けた。
段々と近くなる鳴き声。目で追うと、ウグイスが大空に。「見えた」「飛んだ飛んだ」と歓声もわいた。
その後もホオジロ、コゲラ、シジュウカラと、子どもたちを歓迎するかのように鳥の歌声が森を包み込む。
沢の近くの木の上ではオオルリを発見。肉眼でも見ることができたが、双眼鏡をのぞくと「青色だ」「カワイイ」と子どもたちの目が輝いた。
担任の原一彦教諭からは植物の説明も受けるなど、多彩な生き物が暮らす地元の豊かな自然にどっぷりと親しんだ。 -
こだわりみそパッケージ・ツアーを企画
伊那市長谷の気の里入野谷郷の宿「入野谷」は6月、1泊2日の「こだわりみそパッケージ・ツアー」を初めて企画した。「長谷の良いとこ」を詰めたツアー。定員25人で、31日まで参加者を募集している。
地元のみそ造り体験を柱に、長谷の文化や自然を満喫し、心身をいやせるようなメニューとした。地元の食材を使い、加工品などを製造・販売する「気の里工房」とタイアップ。ツアーの取り組みによって、施設の利用者増加にも期待する。
ツアーは6月9縲・0日。昔ながらのみそ玉づくりをはじめ、長谷の民話「孝行猿」(切り絵紙芝居)、太鼓グループ「創龍会」の演奏などを組んでいる。鹿嶺高原で南・中央アルプスの眺望も楽しむ。食事には、気の里工房で作ったこんにゃく、天菜漬け、地元の玄米や野菜を使った料理を用意する。
参加費は1万5千円。入野谷に宿泊し、3食つく。
問い合わせは、入野谷(TEL98・1030)へ。 -
中川西小で新茶を手摘み
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中川村の中川西小学校で16日、恒例の全校児童の茶摘みを行った。児童らは正面玄関前など3カ所のお茶の木、約130本で1番茶の手摘みをした。今年は保護者や祖父母、地域の人々約20人が手伝った。
同校の茶畑は86年に、村道拡張に合わせ、道路沿いから学校敷地内に移植され、翌年、玄関に幼木を植栽。さらに、03年にも苗を植えた。
今年は暖冬傾向のため、昨年よりも1週間早めたが、4、5月に寒い日もあり、新芽の伸びは今1つ。
作業に先だって、用務員の西永真八郎さんが、黄緑色の新芽の全体、茎ごと摘む「普通摘み」を指導した。
この後、唱歌「茶摘み」のBGMが流れる中、児童らは歌を口ずさみながら摘み始めた。
6年生は初体験の1年生と並び、摘み方を丁寧に教えながら、作業を進め、たちまち、金属性のボールは新緑の茶葉でいっぱいになった。
この日、摘んだ葉は、高森町の製茶工場に持ちこみ、煎茶に加工され、祖父母参観日で味わったり、福祉施設、教育委員会などに贈られる。 -
南ア林道沿いでシナノコザクラ見ごろ
伊那市長谷の南アルプス林道沿いで、紅紫色のシナノコザクラが見ごろを迎えた。開花は例年より1週間遅く、25日ごろまで楽しめる。
シナノコザクラは、南ア林道バスの「歌宿」から5キロほど下った唐沢トンネル付近(標高約1400メートル)で、1キロ余にわたって見られる。石灰岩の岩地に点々と株があり、直径1・5センチほどの花が咲く。
南ア林道バス営業所によると、大型連休から、開花情報の問い合わせが来ているそうで、県外や近隣市町村から写真を撮りに訪れる人が目立つ。
林道沿いでは、ピンク色のホテイランがひっそりと咲き始めたほか、ムシトリスミレやヤマシャクヤクも続く。 -
リトルリーグ春季大会
駒ケ根市少年硬式野球連盟は13日、07年リトルリーグ春季大会を同市の早稲田実業学校グラウンドで開いた。加盟7チームが出場し、優勝を目指して熱戦を展開=写真。勝ち進んだ中央が決勝で西を破って優勝した。
結果は次の通り。
▼1回戦=赤石18竏・天竜、中央5竏・東、南9竏・北▼準決勝=中央6竏・赤石、西2竏・南▼決勝=中央14竏・西 -
宮田村のティービーエムがものづくり産業応援助成金の認定事業者に
宮田村の金属製品加工会社・ティービーエム(山田益社長)がこのほど、製造業企業などの県内での新増設を助成する「ものづくり産業応援助成金」の認定事業所に選ばれ、16日に知事からの認定通知書が交付されることとなった。
認定事業は伊那市西箕輪の伊那インター工業団地内に建設する伊那工場。投資予定額は16億2400万円となっている。 -
町三区の花壇整備
宮田村町三区(縣忍区長)は12日、JR飯田線ガード近くに設けてある花壇で作業を行った。新たにサツキ65本を植栽。区役員と村職員の地区担当者あわせて15人ほどが参加し、力をあわせて汗を流した。
村職員も参加しての協働作業は3年目。花壇周辺は子どもたちの通学路として使われ、通行車両も多いこともあり、見映え良くしようと整えた。
「みんなで作業することで意識も高まる。地区や通行する皆さんに喜んでもらえらば」と縣区長は話した。 -
宮田村町三区マレット大会
宮田村の町三区分館(柳沢靖人分館長)は13日、第15回マレットゴルフ大会を村マレットゴルフ場で開いた。区民約30人が参加し、親ぼくを深めながらも優勝目指して真剣にプレーを楽しんだ=写真。天候は曇りで、この季節にしては冷たい風が吹く肌寒い中でのプレーとなったが、参加者は笑顔で「雨よりよっぽどいい」などと話しながら和気あいあいでコースを回っていた。
プレー後は分館役員らが用意した豚汁を食べ、太田切川畔の景色を眺めながらよもやま話に花を咲かせていた。 -
津島神社祇園祭合同会議
7月に行われる宮田村の津島神社祇園祭の氏子総代と祭典委員会の役員ら11人による合同会議が13日、神社の境内にある町二区公民館で開かれた。これまでの経過報告や今後の日程、それぞれの役割などの確認を行ったほか、宝蔵庫に収納してある祭りの備品の点検などを行った=写真。ちょうちんや鈴など傷みの激しい物も多く、役員らは「この際、思い切って新調しなけりゃならないな」などと話し合った。祭りの成功はこれからの準備にかかっているとあって、出席者らは真剣な表情で打ち合わせをしていた。
7月22日の宵祭、23日の本祭に向け、氏子総代と祭典委員会はさまざまな準備で忙しい日々が続く。 -
飯島町長・議長杯争奪マレット大会
飯島町マレットゴルフ愛好会(小林真直会長)は13日、第29回町長・議長杯争奪マレットゴルフ大会を七久保の千人塚マレットゴルフ場で開いた。会員ら約90人が出場し、優勝を目指して熱戦を展開した。3月に新たに着任した織田信行議長も参加し、慣れないながら張り切ってクラブを振るった=写真。
大会は昨年まで春と秋の年2回開いていたが、今年から春1回の開催となる。
上位は次の皆さん。
▼総合優勝=宮下千昭122▼男子(1)福沢勇(2)西畑栄介(3)小笠原武▼女子(1)熊谷きみ子(2)宮下たせ子(3)小林冨美子▼総合(8)竹俣崇重(9)白井繁実(10)熊谷金夫 -
飯島町南町耕地あるこう会
飯島町の南町耕地(赤須勤耕地総代)は13日、南町あるこう会を開いた。小学生から70歳代まで約50人が参加し、南町コミュニティーセンターから日曽利の「キャンプファームいなかの風」までの往復8キロの道のりを元気良く歩いた=写真。曇り空から時折冷たい強風が吹きつける肌寒い天候となったが、参加者は世間話などをしながら笑顔で目的地に到着し、バーベキューなどを楽しんだ。5月30日のゴミゼロの日が近いことから、参加者は出発前に配布された軍手とごみ袋を手にして、落ちているごみを拾いながら歩いていた。
あるこう会は約30年前からこの時期に行われている恒例行事。住民の親ぼくに欠かせないイベントとして定着している。 -
長芋・ゴボウオーナー開園祭
伊那市西箕輪はびろ農業公園みはらしファームの「長芋・ゴボウオーナー」開園祭が13日、羽広の畑であった。16家族が収穫を楽しみに種まきをした。
応募は16家族30区画。約半分はリピーターで、地元のほか東京、大阪、岐阜、静岡、愛知など県外からも参加した。
農業の西村勇一さん=羽広=の畑で、1区画約3・5メートルの畝に長芋は種イモ13個を植え、ゴボウは種をまいた。子ども連れで参加した家族もあり、子どもたちは楽しそうに種まきをしていた。収穫までの草取りなど管理は西村さんがする。
今年で3年目の参加となる南箕輪村の夫婦は、「ほかの野菜は作れるけど、長芋は出来ないので参加している。自分達で食べて、さらに子どもに送るのにちょうどいい量が収穫できる」と話していた。
収穫祭は11月初旬の予定で、掘りたての長芋とゴボウを使った料理も味わう。 -
第19回フリューゲル・ピアノ・コンチェルト・フェスティバル「夢コン」全国大会シニア部門で審査員特別賞
南箕輪中1年大塚智哉君日本アーティストビューロー主催の07年度第19回フリューゲル・ピアノ・コンチェルト・フェスティバル「夢コン」の全国大会(5月4日、大阪府・メルパルクOSAKA)で、南箕輪中学校1年の大塚智哉君(12)が、シニア・スチューデント・コンチェルト部門の2位となる審査員特別賞・加藤美緒子賞を受賞した。
「夢コン」は、プロのオーケストラと共演できる大会。部門別の課題曲集から選曲した曲で全国区テープ審査、地区本選大会を勝ち抜き、全国大会に出場した。
大塚君は、南箕輪村北殿の望月音楽教室伊那レッスン室に通っている。3回目の出場で、今回はシニア部門。演奏曲はハイドン「ソナタ ハ長調Hob.XVI-35より第1楽章」。本番は、「オーケストラと合わせにくい曲だと聞いたので、自分が合わせることも必要で考えながら弾いた。緊張しないで、とっても自信のあるいい演奏ができた」という。
目標にしていた賞の発表で名前が呼ばれなかったため今回はだめだと思っていたところ、目標を上回る審査員特別賞の受賞に「びっくりした」といい、「来年も挑戦したい」と話している。
望月音楽教室は主宰の望月玲子さんと、平林千枝さんが指導。同教室から同じく全国大会のジュニア・スチューデント・コンチェルト部門に出場した諏訪市立豊田小学校5年の矢崎宏一君(10)は、優秀演奏賞を受賞した。 -
安協駒ケ根支会総会
伊南交通安全協会駒ケ根支会は12日、第11回定期総会を駒ケ根市のアイ・パルいなんで開いた。理事など約50人が出席し、06年度事業・決算報告、07年度事業計画・予算案を承認した。赤羽根徳彦会長はあいさつで「駒ケ根市の交通事故発生件数は一時減少したが、このところまた増える傾向にある。今後は役員だけの活動にとどまらず、できれば代議員にも協力してもらいながら安全の輪を広げていきたい」と述べた=写真。
07年度の主な事業は、季節ごとの交通安全運動や各種行事への協力のほか、高齢者宅への戸別訪問や路線バス車内での安全啓発活動など。 -
駒ケ根市長杯市民マレット大会
駒ケ根マレットゴルフ同好会は12日、第22回駒ケ根市長杯市民マレットゴルフ大会を同市東伊那のふるさとの丘マレットゴルフ場で開いた。約120人が参加し、さわやかな林間コースでクラブを振るった=写真。
開会式で中原正純市長は「マレットは健康長寿にも大変良い。日ごろの練習の成果を発揮し、優勝を目指して精いっぱい頑張って」と激励。始球式を行って大会開催を祝った。
上位は次の皆さん。
▼総合優勝=馬場祐司107▼男子(1)小出旭113(2)村井敏男115(3)原広志116▼女子(1)白石文江115(2)下平一恵116(3)竹村よね子120▼混合(8)平田英吾117(9)原勇117(10)青木孝一118▼ホールインワン=小出旭、竹村三郎、浅井国江、船戸長治、北原由久、中島貞美、竹村八重子、木村政三、小松洋司、手島清、三ツ井良治 -
ヨガ教室開講
箕輪町教育委員会主催の「ヨガ教室」がこのほど、町文化センターで開講した。
国際ヨガ協会の池上みな子さんが、自力で行う心身の健康維持のためのヨガを指導する教室で40人が参加。6月末まで全8回開く。
池上さんは、「ゆがみ、縮み、最後にたるみときます。こうならないためにしっかり鍛えましょう。5、6月の目標です」と話し、ゆっくりと呼吸しながら首を回したり上体を前に倒すなど体をほぐす指導から始めた。
「内側に締めることは皆さんが日ごろしていない。いすの生活で筋肉が落ちている。きちっとやったら講座の6月までに改善される」と話し、参加者は両足を伸ばして座り、足を内側に締めるなど、指導に沿って取り組んだ。