-
市議会議員と高校生が意見交換
伊那市議会は、若者に政治や地域に関心を持ってもらおうと、高遠高校の生徒と意見交換会を29日に開きました。
この日は、高遠高校の生徒会役員の3年生13人が議場を訪れ、市議会議員20人と意見交換をしました。
伊那市議会では、若者に政治や地域への関心を持ってもらおうと、2019年から議場や学校で高校生との交流を行っています。
意見交換会はその一環で行われ、生徒たちはほかに14日の6月定例会一般質問も傍聴しました。
議場で高校生が学校紹介をしたあと、5つのグループに分かれ、議員のイメージについてや、地域課題などを話しました。
ほかに、生徒からは「学校までの交通の便を充実させてほしい」「若者が集まれる場所を作ってほしい」などの意見が出ました。
意見交換の内容は、議会のHPで公表するほか、必要があれば市にも伝え、対応するということです。
伊那市議会では、7月に伊那西高校に出向き、生徒たちと交流するということです。
-
最高気温29.8度 せせらぎ水路で涼む人も
29日の伊那地域の最高気温は、7月下旬並みの29.8度と夏日となりました。
29日の伊那地域の最高気温は、午後1時13分に29.8度まで上がり、夏日となりました。
伊那市役所のせせらぎ水路では、水遊びをする親子の姿が見られました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、伊那市の90代の女性1人が、熱中症とみられる症状で搬送されました。
症状は中等症だということです。
長野地方気象台によりますと、30日の伊那地域は雨で最高気温下がりますが、週末は30度を超える予想だということです。
-
大人の社会見学 ハナマルキでみそ作り
一般社団法人長野伊那谷観光局は小学生の時のワクワク感を大人に味わってもらおうと大人を対象にした社会見学ツアーを29日に開きました。
ツアーではチャーターしたバスで移動しました。まず伊那市西箕輪のみそ製造メーカー・ハナマルキを訪れました。
ハナマルキではまず商品について解説を聞き工場で発酵から出荷までの工程を見学しました。
その後はみそ作りを体験しました。
ツアーの参加費は税込み10,500円で上伊那地域を中心に県内外から16人が参加しました。
参加者は大豆を潰し麹と大豆などを捏ねて、みそ作りを楽しみました。
作ったみそは発酵させて、3か月後に自宅に届くということです。
今回のツアーは小学生の時の社会見学を想定した新たな上伊那の観光ルートを長野伊那谷観光局が商品化したものです。
昼食は南箕輪村の大芝高原味工房でとり、午後は伊那市の上伊那クリーンセンターなどを見学しました。
-
「おもちゃの病院 伊那」開業
壊れたおもちゃを修理するボランティア「おもちゃの病院 伊那」が、本格的に活動を始めました。
28日は伊那市の富県子育て支援センターで診療を行いました。
受付が始まると、動かなくなったぬいぐるみや、音が鳴らなくなった手押し車など様々な物が持ち込まれました。
修理しているのは「おもちゃの病院伊那」のメンバーです。
上伊那の60代から70代の10人で、2月に養成講座を修了し3月からは月2回修理の練習を行ってきました。
修理は無料で、部品を交換した場合は部品代が必要となります。
音が出なくなった電子ピアノのおもちゃです。
修理の途中ですが状態を確認してもらっていました。
動かくなった猫のぬいぐるみも、2時間ほどして動くようになりました。
28日は全部で41個おもちゃが持ち込まれ、修理できないものは預かって治すという事です。
「おもちゃの病院 伊那」は来月から伊那市の中心市街地にある伊那まちBASEで、月1回のペースで開業する予定です。
-
箕輪南小5年生 昔の米作り学ぶ
昔の米作りについて学ぶ講座が28日に箕輪町の箕輪南小学校で開かれました。
箕輪南小学校では、毎年5年生が総合学習の時間で米を育てています。
講座では、箕輪町郷土博物館の柴秀毅副館長が昭和初期まで使われていた道具を紹介しました。
手押し稲刈り機は、カマと違いかがまずに稲を刈ることが出来る事から「体の負担を軽くすることができた」と説明していました。
また、「昔の米作りには木の新芽や花のレンゲ、石灰などを肥料にしていた」と話していました。
児童は5月に田植えを済ませていて、今後は稲の成長を定期的に観察し、記録していくということです。
柴さんは「米作りに使う道具は効率化・省力化してきています。
昔の人は大変だったということを思いながら米を育ててください」と話していました。
-
最高気温32.4度 伊那市民プールで清掃
28日の伊那地域は暑い1日となり、最高気温は32.4度で真夏日となりました。来月8日のオープンを前に伊那市民プールの清掃がきょう行われました。
28日は、市や伊那市振興公社の職員、16人がプール清掃を行いました。
オフシーズン中にたまった汚れをブラシや高圧洗浄機を使って取り除いていました。
きょうの伊那地域は南からの暖かく湿った空気の影響を受け、最高気温が午前11時49分に32.4度となり、8月上旬並みの気温となりました。
市民プールの今シーズンの営業は来月8日から8月27日までです。
来月8日から25日までは土日祝日のみの営業で、それ以降8月22日までは無休です。
-
上伊那医療生協 男性職員250万円着服
箕輪町の上伊那医療生活協同組合の経理担当の男性職員が上伊那医療生協病院の釣銭用の現金など約250万円を着服し5月に懲戒解雇されました。
上伊那医療生活協同組合によりますと男性職員は、去年9月から今年3月までの間、十数回にわたり釣銭用の現金や備品を購入する金、あわせて約250万円を着服していたという事です。
4月の決算処理で使途不明金が発覚した為、男性職員を問いただしたところ着服を認め、5月に懲戒解雇したという事です。
全額弁償した事から刑事告訴はしない方針です。
組合では再発防止に向け、管理体制を強化し、職員に対する教育を徹底するとしています。
なお、男性職員の着服については、組合が25日に開いた通常総代会で、口頭で説明を行いました。 -
外国人労働者受け入れのセミナー
外国人労働者の受け入れに関するセミナーが28日に伊那市の伊那文化会館で開かれました。
講師は、伊那市の海外人材受け入れ登録支援機関、株式会社AIC社長の小林克規さんが務めました。
小林さんは、特定技能制度を利用した外国人の人材活用について話しました。
特定技能制度は、人材不足を解消するために外国人を労働者として確保するための制度です。
長野県では2022年12月末現在で2,842人、伊那市では91人がこの制度を利用して働いているということです。
小林さんは「企業の人材不足の今、この制度は大事になってくる。利用する場合は、外国人とのコミュニケーションが大事です。」と話していました。
このセミナーは八十二銀行伊那支店が開いたもので、上伊那の企業およそ40社が参加しました。
-
新型コロナ週報 上伊那42人県内418人
新型コロナウイルス感染症の週報です。
28日発表の、6月19日から25日までの定点医療機関あたりの届け出状況は、上伊那は42人で定点あたり5.25人、全県は418人で定点あたり4.75人でした。
28日発表となった6月19日から25日の保健所ごとの定点あたりの患者数は、伊那保健所は42人、諏訪保健所で67人、上田保健所で46人、飯田保健所で44人、佐久保健所で39人、松本保健所で35人、北信保健所で29人、長野保健所で18人、木曽保健所で12人、大町保健所で11人、長野市で24人、松本市で51人、全県で418人でした。
患者届け出数が、上伊那は定点あたり前回の7人に対し5・25人で減少、全県は、4.13人が4.75人で増加しています。
県内の27日午前0時時点の入院者数は124人でうち中等症は14人、重症の人はいません。
-
箕輪町こども条例策定へ 初会合
箕輪町は、すべての子どもが健やかに育つ地域社会を目指す「こども条例」の制定に向け、関係者から意見を聞こうと26日、初めての会議を開きました。
26日は、箕輪町子ども・子育て審議会が開かれ、こどもを持つ親や保育・教育関係者など15人が参加しました。
箕輪町の2005年の出生数は217人、2020年は137人で、15年間で37%減少しています。
全国は21%の減少、長野県は31%の減少で、国・県に比べ減少率が高くなっています。
町では、少子化対策や子育て支援につなげようと、今年度子ども条例を策定します。
策定に向け、7月から8月にかけ町内の子どもや保護者にアンケートを行うということです。
参加者からは「子どもの権利という言葉を入れてほしい」「普段子どもと接している保育士や教諭の意見を聞く場があるとよい」といった意見が出ていました。
白鳥政徳町長は「町全体で子どもを育てていける環境を作っていきたい」と話していました。
こども条例は来年4月1日施行を目指します。
-
農事組合法人田原 小麦「ハナチカラ」刈り取り
伊那市の農事組合法人田原は、上伊那地域で普及を目指す小麦「ハナチカラ」の種用の麦を栽培しています。
27日は刈り取り作業を行いました。
この日は、農事組合法人田原の組合員がおよそ700アールの畑で作業を行いました。
組合員は、3台のコンバインを使って小麦を刈り取っていきました。
「ハナチカラ」は、練るとコシが出る超強力粉タイプの小麦で、麺やパンへの加工に向いている品種です。
上伊那地域ではこれまで、特徴が似た「ハナマンテン」を主力品種として栽培してきましたが、霜に弱く、収量が安定しないという課題がありました。
そのため、JA上伊那では、霜に強いうえ茎が太く倒れづらい「ハナチカラ」に転換し、今年から本格的な栽培が始まっています。
田原で去年、種用の「ハナチカラ」を栽培したところ、収量は「ハナマンテン」より1割ほど多かったということです。
この日刈り取ったものは、上伊那地域を中心に、今年の秋に蒔く種になります。
田原では、28日も刈り取り作業を行うということです。
-
JR東海が長谷の森林整備を支援
東京都に本社を置くJR東海は、南アルプスの自然環境の保全を推進しようと、上伊那森林組合・溝口生産森林組合・黒河内生産森林組合の3者と森林の里親基本協定を27日締結しました。
27日は、JR東海の中央新幹線長野工事事務所の杉浦禎信所長、上伊那森林組合代表理事組合長の白鳥孝伊那市長、溝口生産森林組合の西村公一組合長理事、黒河内生産森林組合の原田徳三組合長理事の4者が協定書を取り交わしました。
締結式には、上伊那地域振興局の布山澄局長と、伊那市の伊藤徹副市長も立会人として参加しました。
JR東海では南アルプス周辺の環境保全に取り組んでいます。
今回の協定では、JR東海が里親となり、森林経営計画に基づいて行う整備の経費の一部を支援します。
整備の対象となるのは、伊那市長谷の200haの森林です。
毎年覚書を取り交わし、整備する場所や支援の額などを調整するということです。
協定の期間は2028年3月31日までの5年間です。
なお、JR東海は去年3月に大鹿村とも森林の里親協定を締結しています。 -
電話でお金詐欺 252万円をだまし取られる
今年3月上伊那郡内の70代の男性が、パソコンがウイルスに感染したといわれ252万円をだまし取られる電話でお金詐欺が発生しました。
伊那警察署の発表によりますと上伊那郡内の70代の男性は3月中旬にパソコンを操作中、画面に「ウイルスに感染しています。」などと表示されたため、表示された連絡先に電話したところ、ソフトウェア関係会社社員を名のる男から、「パソコンがウイルスに感染しています。」「インターネットバンキングに感染するとお金が危ない。」「口座の中のお金を安全な場所に移す必要がある。」「ウイルスを除去したらお金は返金します。」などといわれ複数回にわたり、指定された口座に合計252万円を振り込みました。
その後、被害者が金融機関に相談して被害に気付き、27日被害届を提出したということです。
伊那署では、パソコン等にウイルス感染に関する表示がされたり、電話でウイルス感染に関する話をされた場合には、詐欺を疑い、相手に連絡することなく、警察に相談することなどの害被害防止を呼びかけています。
-
アンサンブル会が知立市野外センターを取得
知的障がい者の就労支援施設の運営を行う松川町に本部を置く社会福祉法人アンサンブル会は、伊那市西春近の知立市野外センターを落札し、22日付で知立市と売買契約を締結しました。
アンサンブル会では、来年4月から新たな障がい者就労施設として運用を始める計画です。
アンサンブル会は、伊那市・駒ヶ根市・松川町で障がい者就労支援施設を運営しています。
老朽化した施設を改修し、来年4月に障害者就労支援施設を開所します。
新しい施設ではストーブ用の薪の製造やキノコ栽培などを行う予定です。
利用者を受け入れる規模を拡大するため、新たな施設の整備に向けセンターを取得したということです。
知立市野外センターは、愛知県知立市が小中学生の野外学習の拠点として平成7年に建設したもので、老朽化などにより今年3月に閉所し、一般競争入札にかけられていました。
6件の入札があり、アンサンブル会が6,680万円で落札し、22日に知立市と売買契約を締結しました。
-
高遠保育園 プール開き
伊那市高遠町の高遠保育園で27日プール開きが行われ、園児たちは水遊びを楽しみました。
プール開きでは初めに無事にプール遊びができるように園児たちは水の神様にお祈りをしました。
この日は年少・年中・年長の園児およそ60人が順番に水遊びを楽しみました。
プールは水温が低く、お湯を入れてぬるくして入りました。
高遠保育園では8月末までプール遊びをするということです。 -
大芝高原まつり ポスター図案など決まる
8月26日(土)に4年ぶりに開催される南箕輪村の「第38回大芝高原まつり」のポスターなどの図案が26日に決まりました。
ポスターの最優秀賞に選ばれたのは、南箕輪中2年の田口真白さんの作品です。
ポスターは、200枚作られ、村内外の店舗などに掲示します。
パンフレットの最優秀賞には、南箕輪中1年の井原夏希さんが選ばれました。
パンフレットは、全戸配布されます。
うちわの最優秀賞には、南箕輪中2年の堀弥星さんが選ばれました。
うちわは来場者に配布されます。
-
上伊那農業高校の毛利さん フラワーアレンジで県大会優勝
南箕輪村の上伊那農業高校3年の毛利琴音さんは、県内の農業高校の生徒が出場するフラワーアレンジメントの県大会で最優秀賞を獲得し、全国大会に出場します。
上農高校生命探究科植物コース3年の毛利さんは、17日に佐久市で開かれたフラワーアレンジメントの大会で最優秀賞を受賞しました。
大会は、2種類の作品をそれぞれ50分以内に作り、その技術を競うものです。
好きな花を使って自由につくることができる「フリー部門」で毛利さんが手掛けた作品「はじめの一歩」は、花の華やかさと葉の力強さから「前に進もうとする気持ち」を表現したということです。
カーネーションと菊の2種類を使い、与えられた課題に取り組む「ベーシック部門」で作った作品は、花の魅力を表現することを意識したということです。
県大会には、県内の農業高校から16人が出場しました。
毛利さんは、部活動の時間に地域の生花店からアドバイスをもらいながら技術を磨いてきたということです。
毛利さんは、10月に福井県で開かれる全国大会に出場します。 -
南ア塩見小屋へ ヘリで荷揚げ
本格的な夏山シーズンを前に、南アルプスの標高3,052メートルの塩見岳にある山小屋塩見小屋への荷揚げが26日、行われました。
26日は、伊那市長谷浦のヘリポートから、食料や燃料などを吊るしたヘリコプターが飛び立ちました。
1回に500キロほどの荷物、合わせて2500キロを5往復して運びました。
塩見小屋は伊那市観光株式会社が運営している山小屋で、塩見岳山頂直下の標高2,760メートルにあります。
定員は40人程度です。
登山口から小屋まで歩いて登ると6時間ほどかかりますが、ヘリコプターは1往復15分程度で荷物を降ろして帰ってきます。
塩見小屋の営業は来月1日から10月15日までのおよそ3か月間で、利用料金は一泊2食つきで1万2000円となっています。
-
令和11年度に市内小中学生が580人減少見込み
伊那市内の小中学校の児童と生徒の数が今年度は、合わせて5,136人なのに対し、令和11年度には4,557人と、およそ580人、率にして11.3パーセント減少することがわかりました。
これは、26日に市役所で開かれた、伊那市教育委員会の6月定例会で報告されました。
児童生徒数は、今年度5月の学校基本調査をもとにした数字です。
今年度の児童数は3,367人で令和11年度には2,851人となり15.3パーセントの減少を見込んでいます。
今年度の生徒数は1,769人で令和11年度には1,706人となり3.6パーセントの減少を見込んでいます。
児童数と生徒数の合計は5,136人から4,557人となり、全体で11.3パーセントの減少を見込んでいるということです。
また学級数も合計で265から、254に減少する見込みです。
-
伊那市総合教育会議で古文書デジタルアーカイブ化の進捗状況 報告
伊那市長と教育委員が教育行政について意見交換をする「総合教育会議」が26日に市役所で開かれ、昨年度から本格的に取り組み始めた古文書のデジタルアーカイブ化の進捗状況が報告されました。
26日は、今年度初めての総合教育会議が開かれ、生涯学習課の職員が進捗状況を報告しました。
市では、2009年度から古文書のデジタル化に取り組み始めました。
途中、作業が中断した時期もありましたが、令和2年度に再開し、昨年度は企業版ふるさと納税を活用して作業員を増員し取り組んでいます。
昨年度までの実績として、高遠町図書館が所蔵する資料3万9,614件のうち、着手済みはおよそ1万2,900件、目録作成が完了したものは328件、写真撮影が済んだのは5,200件となっています。
白鳥市長は、「テーマを決めて作業を進めていく必要がある。地域に残る大切な資料が廃棄や古物商への売却によって失われないように、関係機関が連携して取り組んでほしい」と話していました。
市では今年度、古文書への理解を深めるためのイベントの開催やTシャツの作製を計画しています。 -
VC長野が村中部保育園で運動教室
バレーボールVリーグ男子1部のVC長野トライデンツの選手らが26日に地元南箕輪村の中部保育園で運動教室を開きました。
26日はVC長野の選手3人と健康管理を行っているトレーナー1人が保育園を訪れ、年長児と交流しました。
ウォーミングアップでは園児たちがアザラシやクマになってコースの障害物をよけながら進んでいきました。
ほかにチームに分かれて、コーンの上にボールを乗せて落とさないようにリレーしていくゲームを行いました。
風船を使ったバレーボールも楽しみ、園児たちは落とさないように協力して相手コートに返していました。
この運動教室は、村の地域おこし協力隊でもある吉野孝昭トレーナーと中野竜選手が中心となって村内の保育園を周り開いているものです。
26日はVC長野の選手とサポーターが無農薬で育てたにんじんを加工したジュースも贈られました。
ジュースは給食の時間に年少以上の園児で味わったということです。 -
ソフトボール人口拡大へ「あそボール」体験会
ソフトボールの競技人口拡大を目的に子どもを対象にしたスポーツイベント、あそボールが、伊那市高遠町の高遠町老人福祉センター室内運動場で開かれました。
25日は、上伊那の小学生女子ソフトボールチーム・アルプスい~なちゃんソフトボールクラブのメンバーを中心に、3歳から小学6年生まで18人が参加しました。
ソフトボール人口拡大を目的に6年前から県内各地で開かれていて、今年のイベントは伊那市での開催が初となりました。
子どもたちは、低反発で柔らかいティーボールを使ってキャッチボールをしたり、ロケット投げをしたりしていました。
また、球を投げて的を外すストラックアウトにも挑戦していました。
主催した長野県ソフトボール協会では、簡単に楽しく遊べるゲームを通じて、ソフトボールに親しんでもらいたいと話していました。
-
箕輪写友会 作品展
箕輪町の写真愛好家でつくる箕輪写友会の作品展が、25日から町文化センターで始まりました。
会場には、県内を中心に撮影された風景写真20点が並べられています。
テーマは特になく、各自お気に入りの作品を展示しているということです。
箕輪写友会には6人の会員が所属していて、月に1回作品を持ち寄って勉強会を開いています。
年に2回から3回、展示会を開いていて、今回で25回目になります。
箕輪写友会は、「一つずつの作品の個性を楽しんでほしい」と話していました。
写真展は来月1日まで、町文化センターで開かれています。
また、箕輪写友会では現在会員を募集していて、町内在住、または町内に勤務している人なら誰でも会員になることができます。
-
箕輪南宮神社 大祓祭
箕輪町木下の箕輪南宮神社で半年間の罪や穢れを祓う大祓祭が25日行なわれました。
南宮神社には直径3メートルほどの茅の輪が設置され、大祓の神事では総代や訪れた人などが茅の輪をくぐっていました。
輪のなかを8の字に3回くぐると、疫病除けになるとされています。
茅の輪くぐりは夏越の祓の儀式のひとつで、毎年この時期に厄払いや無病息災を願い行われています。
茅の輪は来月9日の例大祭まで設置され、誰でもくぐることができるということです。
また、25日は、人形のお焚き上げも行われました。
人の形をした紙に名前と数え年を書いて燃やすもので、罪や穢れを人形に写し取って焚き上げるということです。
南宮神社の総代会では「新型コロナは5類に移行したが、人々が無病息災で暮らせるように願っています」と話していました。
-
溝口さん宅 タチアオイ見ごろ
25日の伊那市の最高気温は30.9度と、8月上旬並みの暑さとなりました。
伊那市荒井の溝口文仁さん宅ではタチアオイが見ごろを迎えています。
溝口さん宅では黄色のタチアオイが咲いています。
このタチアオイは6年前から育てているもので、現在は50株程になっています。
タチアオイは、下から花が咲いていき、てっぺんの花が咲くころに梅雨が明けると言われています。
溝口さん宅ではあと1ヶ月ほど楽しめるということです。
-
しんわの丘ローズガーデンでビアガーデン
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンで、地元のクラフトビールなどが味わえるビアガーデンが、25日に開かれました。
ガーデンでは、小ぶりのつるバラが見ごろを迎えています。
主催したのは、しんわの丘ローズガーデンを造成し伊那市に寄付した伸和コントロールズ株式会社です。
会場には、地元のクラフトビールやジビエ料理等の出店が並び、訪れた人が味わっていました。
イベントでは、7年ほど前に結成された南信地域を中心とするビッグバンド「ツイン アルプス ビッグバンド」などが演奏を披露しました。
1万平方メートルの敷地面積を持つしんわの丘ローズガーデンには270種類、3千本のバラが植えられています。
訪れた人は、バラとともに、ビールや食事、音楽を楽しんでいました。
-
東部中学校3年生 伊那まつりについて学ぶ
今年の伊那まつりで縁日を運営する伊那市の東部中学校3年2組の生徒は19日伊那まつりの歴史について学びました。
伊那市商工観光部の唐木玲さんが講師を務め、伊那まつりの歴史について話をしました。
唐木さんは、「伊那まつりは商売のための催しとして、1958年に「勘太郎まつり」として始まった。1973年に名称が伊那まつりに変わり、一般市民が主体的に参加して踊り楽しむものに変化した」と、当時の写真を使いながら説明していました。
3年2組の生徒は、総合的な学習の時間で伊那まつりをテーマに活動しています。
まつり当日に縁日を運営し、スーパーボールすくいやヨーヨー釣りのブースを出店します。
生徒らは今後チラシや看板づくりなどを行い準備を進めていくということです。
唐木さんは「自分たちがまつりを楽しみながら取り組むことが大切だ」と話していました。
-
高校野球組み合わせ抽選会
第105回高校野球長野大会の組み合わせ抽選会が24日に塩尻市で開かれ、シード校の伊那北は初戦、地球環境と対戦することが決まりました。
24日は、塩尻市の県総合教育センターで抽選会が開かれ、上伊那勢の初戦の相手が決まりました。
第6シードの伊那北は、9日にしんきん諏訪湖スタジアムで地球環境と対戦します。
る予定です。 -
田楽座で子どもたちが和太鼓体験
伊那市富県のまつり芸能集団田楽座の伝統文化体験こども寺子屋が24日に田楽座稽古場で開かれ、子どもたちが和太鼓を体験しました。
和太鼓体験は、伊那市内の小学校から中学生を中心に30人が参加しました。
新型コロナの影響で4年ぶりの開催となりました。
子どもたちは田楽座のメンバーからバチの持ち方から基礎となる叩き方を教わっていました。
その後は3人一組で交代しながら叩いていきました。
最後に練習の成果を発表しました。
こども寺子屋は全4回のうち、24日が1回目で来月は盆踊りやししまい体験を予定していて、田楽座では参加を呼び掛けています。
問い合わせ NPO法人ふるさと芸能研究所 78-3063
-
伊那西高校の「西高祭」始まる
伊那市の伊那西高校の文化祭「西高祭」の一般公開が24日から始まりました。
今年の西校祭のテーマはリメイク~新たな西瞬をつくりだそう~です。
今まで経験したことのない新しい挑戦を通して、全校生徒に新たな青春をつくり出してほしいという想いが込められています。
教室では各クラスやクラブ活動の展示が行われました。
このうち2年3組はお祭り気分を味わえる射的や輪投げなどのコーナーを作りました。
ほかに初の試みとなる14のクラスと14のクラブが作った灯篭の展示が行われました。
西高祭の一般公開はあすも行われます。
最終日の26日はスポーツフェスティバルと閉祭式が行われます。