-
童謡唱歌楽しむ ふるさとの四季夏編
童謡唱歌を楽しむ教室「ふるさとの四季初夏編」が9日に伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
教室は、季節ごとに童謡や唱歌を歌って楽しんでもらおうと、NPO法人クラシックワールドが年に4回開いています。
9日は、およそ50人が参加し初夏にちなんだ10曲を歌いました。
参加者は、歌にまつわる歴史の解説や歌い方の指導を受けながら歌を歌いました。
富県写真クラブが撮影した地元の写真もステージに映し出され、伊那の季節を感じながら楽しんでいました。
次回は、11月に秋編が予定されています。
-
箕輪町大出区恒例の球技大会 ドッヂビーを楽しむ
箕輪町の大出区の恒例行事「球技大会」が、4年ぶりに11日に、ながたドームで開かれました。
球技大会には、区内9つの常会からおよそ200人が参加し、「ドッヂビー」という競技をしました。
ドッジボール形式のゲームで、ボールの代わりに布製の円盤を投げるものです。
1チーム14人が、内野10人、外野4人に分かれてプレーします。
試合時間は10分で、最終的に内野に残った人数の多いほうが勝ちとなります。
大出区では、毎年この時期に区民運動会と球技大会を交互に開いていましたが、新型コロナの影響で3年間中止となり、今年4年ぶりの開催となりました。
大出区は、町内15区の中でも松島・木下・沢に次いで4番目に多いおよそ2,000人が住んでいます。
ある参加者は、「コロナ禍で同じ常会の人と交流する機会がなかったので楽しかったです」と話していました。
大会の結果は、ご覧の通りとなっています。
【優勝5常会、準優勝4常会、3位2常会】 -
南箕輪村 風の村米だよりに関する協定を7月に2件締結へ
南箕輪村は、村のブランド米「風の村米だより」に関する2件の協定を、7月に新たに締結します。
7月6日には、米の流通などを手掛ける東洋ライスとJA上伊那との3者で包括連携協定を結びます。
具体的な取り組みとして、村民が妊娠届を提出した際に、風の村米だよりをより栄養価の高い形で精米した「金芽米」5キロ分の無料券を配布するとしています。
さらに、金芽米のデータ解析を目的に出産前後のアンケート調査や新生児の身長・体重などのデータ提供に同意した人には、妊娠期間中金芽米を無償で一定量提供する計画です。
他に、大阪府の泉大津市とは、農業連携に関する協定を結びます。
これにより、今年の秋ごろから泉大津市の学校給食で「風の村米だより」が使われるようになるということです。
村では、米以外の農作物の流通や交流人口の創出にも繋げていきたいとしています。 -
大芝高原施設整備計画案示す パブリックッコメント募集へ
南箕輪村は、大芝高原内の施設の改修などを計画的に行うための「施設整備計画案」を、12日に示しました。
12日は、村議会全員協議会が役場で開かれ、村が計画案について説明しました。
10年後の「大芝高原将来ビジョン」を去年6月に策定したことを踏まえ、計画的な整備と既存の関連計画との整合調整を図るために定めるものです。
高原内を6つのゾーンに分けていて、このうち芝生ゾーンでは、人工芝の「芝ソリ」施設や水の広場を新設することなどを盛り込んでいます。(水の広場は再検討対象項目)
レクリエーションゾーンでは、ドッグランや遊具・アスレチックの新設などを計画しています。
スポーツゾーンでは、野球場のバックネットの改修の他、バスケットボールコートの整備を盛り込んでいます。
これらの計画の中から、費用面を考慮して優先度も示しています。
村では、「大芝高原施設整備計画案」について、13日から7月14日までパブリックコメントを募集し、村民の意見を取り入れる考えです。
計画案は、観光森林課窓口か村のホームページから見ることができます。 -
伊那文化会館 ぶたいうら探検隊
伊那市の伊那文化会館で普段見ることができない舞台装置などを見学できる「ぶたいうら探検隊 音響編」が10日行われました。
10日は親子連れ20人が参加しました。
今回は音響編ということで、ステージ上に設置された糸電話を使って音が伝わる仕組みを体験しました。
また、館内を探検しながら宝箱に入った音の出る道具を探しました。
参加者は大道具を保管している部屋などで宝箱を探し出していました。
宝箱の中にはペットボトルなどで作った音の出る道具が隠されていました。
探検の最後には、見つけた道具を使い職員の朗読に合わせて、参加者が音を出していました。
このイベントは伊那文化会館により親しみをもってもらおうと20年ほど前から開かれています。 -
第98回伊那美術展
伊那美術協会が主催する第98回伊那美術展が伊那市の伊那文化会館で開かれています。
美術展では出展作品の審査も行われ、最高賞には箕輪町の吉田冴子さんの染色作品「古城燃ゆ」が選ばれました。
最高賞の伊那美術協会賞に選ばれた吉田さんの作品「古城燃ゆ」です。
審査員は「色に重みがありデザインが優れている。配色の構成がよく画面を引き立てている」と評価しています。
会場には会員や一般、高校生の作品102点が並べられています。
美術展は日本画と洋画、彫刻、工芸の4部門の作品が展示されています。
伊那美術展は18日(日)まで伊那文化会館美術展示ホールで開かれています。
-
白鳥町長「新しい図書館を建設したい気持ちに変わりはない」
12日に箕輪町役場で開かれた町議会一般質問で白鳥政徳町長は町の新しい図書館の建設について「スケジュールは未定だが建設をしたい気持ちに変わりはない」と述べました。
新しい図書館の建設は白鳥町長が公約の一つに掲げているものです。
建設計画が進んでいない理由として、耐震化工事が必要な施設がほかにあり予算が充てられないことをあげています。
白鳥町長は「デジタル化時代で図書館のあり方が変わってきている。町民の利用がないと成り立たない施設だが建設したいという気持ちに変わりはない」と述べました。
-
鳥獣被害軽減を目指す協議会が開かれる
鳥獣被害の軽減を目指す上伊那鳥獣被害対策協議会の定期役員総会が24日伊那市役所で開かれました。
今回の総会では昨年度の事業報告や、今年度の事業計画案と予算案について審議されました。
上伊那の農林業被害額は2010年度は2億円でしたが2021年度は4,900万円に減少しているということです。
協議会会長の白鳥孝伊那市長は「依然として鹿や猿の被害などは多く、農家の耕作意欲を失わせている。関係機関が連携して上伊那全体で取り組む必要がある」と話しました。
2021年度の農作物被害は4,300万円でカラスなどの鳥による被害が1,200万円、鹿やハクビシンなどの獣類は3,000万円でした。
協議会は2011年に上伊那8市町村や農林業、狩猟団体で組織された団体です。 -
ガールスカウト 入団式
上伊那地域の少女が通うガールスカウト長野県連盟第26団の入団式が伊那市の伊那公民館で27日に開かれました。
入団したのは小学校低学年のブラウニー部門に1人と高学年のジュニア部門に1人です。
この日はジュニア部門に入団した大島るりさんが出席し、スカーフを受け取りました。
平澤恵美子団委員長は「考える力、活動する力を身に着け、仲良く楽しんでほしい」と話しました。
団員はおよそ20人になり、今後は伊那公園の花壇整備や、4年ぶりのキャンプを予定しているということです。
-
伊那市スポーツ少年団ミニバス大会でカレー大作戦
伊那市スポーツ少年団のミニバス大会が伊那市高遠町の高遠町文化体育館で11日に行われ、昼食に子ども食堂のカレーが提供されました。
ミニバス大会には男子と女子のあわせて9チームが参加しました。
午前中はそれぞれ2試合が行われました。
昼食には子どもたちにカレーが無料で提供されました。
伊那市社会福祉協議会が主催するカレー大作戦の一環として行われたものです。
カレーを作ったのは依頼を受けた伊那ローメンズクラブです。
子どもだけでなく、大人にも1食300円で提供されました。
伊那市スポーツ少年団の大会でカレー大作戦が行われたのは11日が初めてで、大人と子どもあわせて、およそ250食が提供されたということです。
-
三峰川フォーラムが4年ぶりに開催
河川環境保護などに取り組む三峰川みらい会議は「三峰川フォーラム」を11日に4年ぶりに伊那市役所で開きました。
11日は関係者や一般などおよそ50人が参加しました。
フォーラムでは天竜川上流河川事務所の竹内昭浩流域治水課長が三峰川の水害と治水について講演しました。
全国で大雨による土砂災害や洪水が発生していることについて竹内さんは「河川整備基本方針・河川整備計画の改訂として気候変動を踏まえた計画の見直しが必要だ」と話しました。
11日はほかに白鳥孝伊那市長が講演をしました。
多目的ダムとして国が美和ダム上流部に建設を計画していたものの、事業見直しにより現在建設が止まっている戸草ダムについて説明しました。
白鳥市長は「美和ダムだけでは今後の災害に対応できなくなる。県や国に建設再開を働きかけたい」と話しました。 -
箕輪町公民館大学・学級合同開講式
箕輪町公民館の公民館大学と公民館学級の合同開講式が町文化センターで5月18日に行われました。
今年度、公民館大学や学級は40代から80代の128人が受講しています。
内訳は、ふきはら大学には18人、ふきはら大学の卒業生を対象とした大学院には27人などとなっています。
箕輪町公民館の唐澤久樹館長は「受講生同士の交流を深め、新しい自分を発見してほしい」と激励しました。
受講生を代表してふきはら大学院3年の藤田文平さんは「好奇心を持って一緒に勉強していきましょう」と挨拶しました。
公民館大学や学級では、月に1回、ものづくりや健康など受講生が考えたメニューを行っていくということです。
-
高遠バラぶらり 多くの人で賑わう
現在伊那市内で開催中の伊那バラフェスタのイベントのひとつ、高遠バラぶらりが10日に高遠町で開かれました。
会場となった仲町駐車場には地元飲食店のキッチンカーやテントが並び、多くの人で賑わっていました。
-
伊那西地区考える会 ロゴ完成
伊那市の伊那西地域の活性化を目的に活動する伊那西地区を考える会のロゴを作成しました。
ロゴは7つの色の違う丸が、伊那西地区内にある7つのエリアを示し、西駒から流れる小黒川と小沢川に抱かれた平地であることを表しています。
色がついていない部分を抜き取ると木が浮かび上がるデザインになっています。
10日は、伊那西小学校内にあるいな西てらすで、伊那西地区を考える会がロゴを披露しました。
ロゴをデザインしたのは伊那市出身で中野市在住の川井 奈樹さんです。
伊那西地区を考える会では、シンボルとなるロゴを活用して、地区をPRしていきたいとしています。
考える会では、デザインの入ったTシャツを作るほか、今後はグッズ制作なども行っていきたいとしています。
-
上伊那華道会 いけばな展
上伊那の華道11の流派でつくる上伊那華道会のいけばな展が、伊那市のかんてんぱぱホールで10日と11日の2日間開かれています。
会場には、会員1人1点ずつの作品128点が並んでいます。
上伊那華道会は、辰野町から中川村までの11流派の128人が所属していて、今回の展示会は新型コロナの影響で、4年ぶりの開催となりました。
生けてある花や器は流派ごとに異なり、それぞれの流派による違いを楽しむことができるということです。
会長の宮崎小里さんは「一つひとつの作品の個性を楽しんでもらいたい」と話していました。
上伊那華道会のいけばな展は11日までかんてんぱぱホールで開かれています。
入場料は無料です。
-
消防救助技術大会に向け訓練の成果を消防長に披露
上伊那広域消防本部の救助隊員は、17日に長野市で開かれる消防救助技術大会に向け訓練の成果を9日に消防長に披露しました。
箕輪町の箕輪消防署では、ロープを使った渡過訓練と救出訓練を披露しました。
渡過訓練は水平に張った20メートルのロープを往復するものです。
標準タイムは28秒で、9日のタイムは18秒45でした。
救出訓練は火災現場や河川に取り残された人を想定しロープを渡り要救助者を救出するものです。
標準タイムは1分15秒で、9日のタイムは1分6秒34でした。
柿木淳一消防長は「安全、確実に高いレベルの技術を本番では目指してほしい」と激励しました。 -
手良小5年生が正しい歯の磨き方学ぶ
伊那市の手良小学校の5年生は、口と歯の健康週間にあわせて正しい歯のみがき方について9日に学びました。
5年生の児童18人は、DVDを見ながら歯の磨き方について学びました。
児童は鏡を手に持ち、歯茎の状態を確認していました。
歯ブラシの面をしっかりと歯に当てて1か所を20回ずつ磨くのが正しい磨き方だということです。
手良小の5年生は、公益社団法人日本学校歯科医会が主催する全国小学生歯みがき大会に参加していて、9日もその一環で行われました。
日本学校歯科医会によりますと、10歳から14歳の34.5パーセントは歯茎が赤くはれ出血する歯肉炎にかかっているということです。
歯肉炎は正しい歯みがきをすることで予防できるということです。
手良小学校では「健康は口からと言われている。一人ひとりが歯をしっかり磨いて健康を保ってほしい」と話していました。
伊那市内では全国小学生歯みがき大会に手良小を含め6校が参加しました。
-
夏いちごを使ったコラボメニュー 限定販売
伊那市美篶で夏イチゴの栽培をしているベリーナは、南箕輪村の大芝の湯とコラボした、限定メニューを10日と11日に限定で販売します。
こちらが、あすとあさっての2日間、大芝の湯で1日20食限定で販売される「贅沢夏いちごソフト」です。
値段は税込み980円です。
おもてなし牛乳を使ったソフトクリームとベリーナの夏いちごがおよそ7粒入っています。
9日は、大芝の湯でベリーナの杉山晋さん、明美さん夫妻と、南箕輪村開発公社の原賢三郎社長が記者発表を行いました。
杉山さん夫妻が育てている夏いちご「ベリーナルビー」は、冬に収穫するいちごに劣らず、甘く味が濃いのが特徴だということです。
この夏いちごを地元の人たちにPRしようと、今回大芝の湯とコラボし限定メニューを作ることになりました。
大芝の湯での販売はあすあさっての2日間で、伊那市のお茶屋いちえや、老舗亀まんなどとコラボした商品をそれぞれの店舗で、限定販売します。
-
木村内科医院 バラが見頃
伊那市荒井にある木村内科医院のバラが見ごろを迎えています。
JR伊那市駅東側にある木村内科医院には、15株ほどのバラが植えられています。
2007年に開院した時に育て始めたものです。
木村内科医院のバラの見頃はあと2週間ほどで、一声かければ持ち帰ることもできるということです。
-
上農生と南部小児童 マリーゴールドの苗植え
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒と南部小学校の児童は、大芝の湯駐車場入口にある花壇にマリーゴールドの苗を9日に、植えました。
この日は、上伊那農業高校の生命探求科の生徒13人と、南部小学校の4年生の児童46人が大芝の湯駐車場入口にあるおよそ120平方メートルの花壇にマリーゴールドの苗を植えました。
およそ900株の苗は、信州大学農学部が育てたものです。
児童達は、上農生に教わりながら苗を植えていました。
大芝高原では、花いっぱい推進協議会の活動の一環で7年前から花壇の整備を行っています。
きょう植えられたマリーゴールドは、6月末に見ごろを迎えるということです。
-
伊那市創造館 「中尾歌舞伎」優秀企画展賞
伊那市創造館で現在開催中の企画展「中尾歌舞伎」が長野県博物館協議会の令和4年度の優秀企画展賞を受賞しました。
この賞は地域に根差した文化や歴史などを調査研究し広く一般に公開した企画展に贈られるものです。
長野県博物館協議会は、県内およそ130館を超える様々な施設が加盟しています。
1日に長野県立美術館で開かれた総会で、県博物館協議会の笹本正治会長から表彰状を受け取りました。
地域の伝統芸能である中尾歌舞伎を丁寧に紹介していることなどが評価されたということです。
伊那市創造館の他に、寺社仏閣などを紹介した諏訪市博物館と下諏訪町立諏訪湖博物館合同の企画展も優秀企画展賞を受賞しています。
伊那市創造館は、中尾歌舞伎の衣装やかつらなどを並べた企画展を26日まで開いています。
-
たんぱく質が補給できるマッスルゼリー
伊那市の菓子庵石川は、低カロリーでたんぱく質が補給できるマッスルゼリーを開発しました。
ストロベリー・抹茶・パインの3種類の味が楽しめます。
8日は、伊那市の伊那商工会館で菓子庵石川の石川雄也専務取締役と商品の監修をした南箕輪村のボディービルダー征矢洋文さんが商品の発表を行いました。
商品開発には、石川さんの特別な思いがありました。
石川さんの長男(10歳)が2年前に筋肉が次第に衰える難病を発症しました。
病気の進行を遅らせるために摂取しているステロイドの影響でカロリー制限をかけられています。
同じ病気の人でも食べられる低カロリーの菓子を作りたいと一年前から開発を始めました。
一般社団法人MAP―Jファインビルディング協会代表も務める征矢さんが開発したプロテインがゼリー一個あたり7g使用されています。
身体への吸収が良く純度が高いプロテインだということです。
砂糖のかわりに植物性の甘味料ステビアが使用されています。
マッスルゼリーは1つ250円で菓子庵石川やベルシャイン伊那店などで販売しています。
なお、マッスルゼリーの売り上げ金の一部は、一般社団法人日本筋ジストロフィー協会に寄付するということです。 -
農福連携 麦ストロー用の麦を収穫
伊那市が市社会福祉協議会に委託し行っている脱プラスチックの取り組みのひとつ、「麦ストロー」に使う麦の収穫作業が、西町の圃場で8日に行われました。
この日は、市内3つの障害者多機能型事業所の利用者と職員13人が刈り取った麦を束にして運びました。
麦ストローは、麦の茎を使ったストローです。
伊那市では、脱プラスチック推進事業の一環で、麦ストローの普及活動を行っています。
今年度で4年目となり、委託を受ける市社協では、麦の種まきから収穫、加工、販売を行っています。
市社協に委託をすることで、人手不足が課題となっている農業分野と、賃金の安さや働く場所の確保が課題となっている福祉分野が連携する「農福連携」にもなっているということです。
収穫した麦は、山寺の輪っこはうす・コスモスの家でストローにします。
市内の飲食店を中心に3本100円で受注販売をしていて、昨年度は1,512本が売れたということです。
この日収穫した麦は、乾燥させたあと切り、消毒や袋詰めをして8月ごろから販売をする予定です。
市社協ではほかに、余った麦を使ったインテリア雑貨の販売も行いたいとしています。
-
伊那市60代女性キャッシュ―カード2枚騙し取られる
伊那市内の60代の女性が、金融機関の職員を名のる男に、キャッシュカード2枚をだまし取られる電話でお金詐欺が発生しました。取られたカードは使用され、現金426万円が不正に引き出されたという事です。
伊那警察署の発表によりますと先月26日、伊那市内の60代女性に金融機関の職員を名のる男から電話があり「キャッシュカードが古くなり、作り替えないといけない。職員が取りに行くので、カードを渡してほしい」などと言われたという事です。
その後、女性は、自宅に来た男にキャッシュカード2枚を渡しました。
男はカードを受け取ると封筒に入れ、「新しいカードが来るまで開けないで下さい」などと言い、ゲーム用のカードが入った別の封筒とすり替え、キャッシュカードが入った封筒を持ち去ったという事です。
騙し取られたカード1枚から9回にわたり現金およそ426万円が不正に引き出されたという事です。
伊那署では、自宅の電話は留守番電話に設定し、他人にキャッシュカードを渡さない、暗証番号を教えないなどを徹底するよう、注意を呼び掛けています。
-
松本山雅SC南信 緑ヶ丘敬愛幼稚園でサッカー指導
一般社団法人松本山雅SC南信によるサッカーの巡回指導が、伊那市の緑ヶ丘敬愛幼稚園で8日に行われました。
この日は、松本山雅SC南信のコーチ3人が、緑ヶ丘敬愛幼稚園の年中・年長の園児に、体の動かし方やボールの使い方を教えていました。
松本山雅SC南信では、サッカーの普及や選手の育成に取り組んでいます。
子どもたちにもサッカーを通して体を動かすことの楽しさを知ってもらおうと、南信地域を巡回して指導を行っています。
伊那市での巡回指導は今回が初めてとなりました。
園児たちは、最後にチームに分かれてミニゲームをしました。
9日は、伊那緑ヶ丘幼稚園で巡回指導をすることになっています。
-
南箕輪小 プール掃除
南箕輪村の南箕輪小学校5年生は20日のプール開きに向けて8日プール清掃を行いました。
南箕輪小では毎年5年生が低学年用のプールを6年生が高学年用のプールを清掃しています。
この日は5年生34人の児童が1時間ほどかけてデッキブラシやたわしを使ってプールを磨いたり、ほうきでプールサイドの落ち葉を集めました。
5年生の3クラスはクラスごと清掃を行い、今回は2回目でした。
南箕輪小学校ではプールは20日から夏休みに入るまでの予定です。
-
関東甲信地方 去年より2日遅い梅雨入り
気象庁は、関東甲信地方が梅雨入りしたとみられると、8日、発表しました。
梅雨入りは、平年と比べて1日、去年より2日遅くなっています。
長野地方気象台によりますと、9日は明け方に激しい雨が降るところがあり、午前中を中心に雨となる予想です。
むこう1週間は、くもりや雨の日が多くなると予想しています。
-
子ども食堂の売上を運営費に
伊那市の中心市街地にある観光情報交流拠点「伊那まちBASE」は、今後の運営費に充てる為に、子ども食堂「ワッフル食べ放題」を7日初めて行いました。
ワッフル食べ放題は事前予約制で7日は定員を上回る43人が訪れたという事です。
料金は大人1,000円、高校生以下は無料となっていてワッフルの他にサラダとドリンクが付いています。
子ども食堂は、食べ放題にしバイキング形式を取り入れ、楽しい雰囲気づくりをしたという事です。
伊那まちBASEは、子どもの居場所づくりや飲食業の創業支援などを目的に2021年にオープンしました。
日本財団からスタッフの人件費や交通費、光熱費など年間570万円の助成をうけ運営をしていますが、助成は今年度で終了する事になっています。
伊那まちBASEでは、施設を継続させるため様々な企画を実施していて、子ども食堂もその一環で行われました。
きょうの売上22,000円は全て運営費に充てるという事です。
伊那まちBASEでは月1回の予定でこども食堂を実施していくという事です。
-
上伊那教育会研修会「仰望の日」
上伊那地域の教職員でつくる公益社団法人上伊那教育会の研修会「仰望の日」が伊那市の伊那文化会館で7日開かれました。
研修会は、教職員の資質向上を目的に毎年開かれていて、今年は4年ぶりに一堂に会して行われました。
会長で箕輪中部小学校の校長の原浩範さんは「教育会の研修や事業を通して本質や根源を見極め、共に学び共に育っていきましょう」と挨拶しました。
会員発表では、東春近小学校の平澤真美教諭が伊那市出身の元教師 溝上淳一さんを紹介しました。
溝上さんは、上伊那の小学校を中心に教鞭をとり箕輪北小学校の校長を最後に退職し、2002年に61歳で亡くなりました。
溝上さんは、学校での経験をもとに小説や童話など9冊を出版しています。
受け持ったクラスで蛇を飼った経験をもとに書かれた童話「スネーオのいのり」では「ヘビから見た人間の偏見、理想など様々な感情を表現し、生き物への愛情にあふれている」と話していました。
上伊那教育会には上伊那の小中学校52校が所属し、教職員およそ1,100人が会員となっています。
研修会は伊那市高遠町出身で東京芸術大学の初代校長を務めた伊澤修二の詩から言葉を取り「仰望の日」と名付けられています。
-
危険物安全週間 ガソリンスタンドで立ち入り検査
今月4日から10日まで行われている危険物安全週間に合わせ、上伊那広域消防本部は7日にガソリンスタンドの管理状況を確認する立ち入り検査を行いました。
この日は、上伊那広域消防本部の職員2人が、南箕輪村の㈱アルプス石油アルプス南SSで立ち入り検査を行いました。
職員は排水溝にごみが溜まってないかや、給油ホースに亀裂が無いかなどを確認していました。
上伊那広域消防本部ではガソリンスタンドなどの危険物取扱者が点検を怠っていないかを確認するため、危険物安全週間に合わせ毎年立ち入り検査を行っています。
また、リチウムイオン電池による火災が全国的に増えているとして、注意を呼び掛けるチラシも配っていました。
今年は、上伊那の10か所のガソリンスタンドで検査と火災予防啓発活動を行うということです。