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駒ケ根市「ふるさと就職相談会」13、14日に
駒ケ根市出身者の雇用確保のため今年度から行っているUターン促進事業の一環として駒ケ根市は「ふるさと就職相談会」を13、14日に駒ケ根駅前ビル・アルパ3階で開く。市内企業への就職を希望する社会人や学生、その家族などを対象に、市と商工会議所の担当者が就職情報の提供を無料で行う。
県外に就職した人たちが帰省して来る盆の時期に合わせて今年初めての実施。市は年末から年始にかけて2回目の相談会・情報提供を行いたいとしている。
両日とも午前10時縲恁゚後5時。問い合わせは市役所(TEL83・2111)商工観光課へ。 -
エーデルこまがね納涼祭
駒ケ根市のケアハウス「エーデルこまがね」(福澤亘施設長)は9日夜、納涼祭を開いた。約60人の利用者が職員らとともに夏の夜のひとときを楽しんだ。職員らによる手づくり縁日コーナーでは景品が当たる魚釣り、輪投げ、宝引き(運試し)、射的などのコーナーが設けられ、利用者は「大きいのが釣れた」などと言いながら笑顔でゲームを楽しんでいた=写真。
食堂の一角に設けられた特設屋台では焼きそば、フルーツポンチ、焼き鳥、トウモロコシなどが振る舞われ、利用者らはビールや日本酒と一緒に祭り気分を味わいながら何回もお代わりをしていた。 -
高校生ものづくりコンテスト
県下6会場で3日から行われている「第6回高校生ものづくりコンテスト」の電子回路組立部門長野県大会が9日、駒ケ根市の駒ケ根工業高校で行われた。県内の工業高校3校でそれぞれ選抜された生徒9人が出場し、与えられた課題に挑んだ=写真。1位は松本工業の前田直人君と小口宏之君が分け合い、北信越大会(9月、新潟県)への出場権を得た。駒工からは2人が出場し、情報技術科3年の林和延君が奨励賞を獲得した。
課題は制限時間内に制御対象回路と配線組立回路を製作し、事前に製作した接続ケーブルでコンピュータに接続して制御プログラムをプログラミングすることにより、指示通りに発光ダイオードを表示させたりモーターを制御するシステムを完成させるもの。回路製作(ハードウエア)とプログラミング(ソフトウエア)の両面が審査される。 -
優良工事関係者など表彰
駒ケ根市の天竜川上流河川事務所(三上幸三事務所長)は9日、護岸やダム建設などの工事に携わった優良建設事業者などの表彰式を行った=写真。三上所長は「建設業は地域の社会資本整備を担う誇りある仕事。胸を張ってこれからも素晴らしい貢献をしてほしい」とあいさつした。
表彰式は7月20日に行われる予定だったが、7月豪雨の対応などにより延期となっていた。
表彰されたのは次の皆さん。
◇中部地方整備局長表彰▽河川の美化・愛護に顕著な功績のあった団体=宮下建設
◇天竜川上流河川事務所長表彰▽優良工事施工者(成績優秀)=カリス▽同(創意工夫)清野建設▽優良工事技術者(創意工夫)=後藤誠(神稲建設監理技術者)▽優良業務(困難克服)=パシフィックコンサルタンツ中部本社▽優良業務技術者(困難克服)=中村清(パシフィックコンサルタンツ中部本社管理技術者)▽その他(社会貢献)=池端工業
◇天竜川上流河川事務所長感謝状▽優良工事等協力会社=辰巳屋建設、松川組、サトウ、ムサシ建設工業 -
9月9日に豪雨災害復興祈念の花火大会
伊那まつり委員会(会長・小坂市長)は10日、市役所で「第34回伊那まつり」の花火大会の取り扱いを協議した。9月9日午後7時から「豪雨災害復興祈念 伊那市花火大会(仮称)」として開くことに決めた。
花火大会は「伊那まつり」のプログラム通り。84の番付で5千発の花火を、天竜川と三峰川の合流点付近から打ち上げる。
5・6日の「伊那まつり」中止で、花火委員会(川上健夫委員長)は、取り扱いを検討し▽花火業者に発注済み▽花火協賛の取り扱いが難しい竏窒フ点を挙げ「延期して開いてほしい」と意向をまとめた。その結果を受け、正副会長が代替案を提案、委員の了承を得た。
市役所西側駐車場の使用について、駐車場にするのか、観客が花火を見る場所にするのか、意見が出された。
まつり2日目に予定していた「遊ingビレッジ」(子どもの広場やステージ発表、出店など)はやらず、観客が飲食できる最小限の出店とすることにした。
詳細は、各委員会の正副委員長、正副会長らが早急に決める。
また、会場に災害復興のための募金箱を置く方向で検討する。
地域住民に対しては、市報「いな」9月号やチラシの全戸配布で周知を図る。
時期は、9月に入ると、敬老会や小学校の運動会などの行事があることから、9月上旬を設定した。 -
薬草石けん手作りで、子どもたちが挑戦
宮田村図書館は10日、小学生高学年を対象に薬草石けんづくり教室を開いた。養命酒駒ケ根工場が全面的に協力して指導。20人の参加者は4種類の生薬とハーブを使って、肌にやさしい世界に一つだけの手づくり石けんを完成させた。
ユキノシタ、カンゾウ、カモミール、ローズヒップの粉末を適量とって、溶かした特殊な石けんに配合。よくかき混ぜ、冷した。
わずか30分ほどで、オリジナルの薬草石けんが完成。「意外と簡単。自分の家で使ってみたい」と、初めての体験に子どもたちも喜んだ。
養命酒駒ケ根工場内に昨年オープンした健康の森では、薬草を使った一般向けの各種講座を開講。石けん教室も月に1回開いているが、今回が初めて外部で教える出張講座となった。
「手軽なので子どもたちも取り組みやすいはず。少しでも関心を寄せてもらえれば」と、指導にあたった同社の村田勝優さん、唐沢昌宏さんは話した。健康の森の講座に関する問い合わせなどは82・3310まで。 -
南箕輪村のALT
米国出身のカレンさん着任南箕輪村の南箕輪中学校で指導する外国語指導助手に、米国フロリダ州マイアミ出身のブルック・カレン・ムーエンチャウセンさん(25)が着任した。10日、唐木一直村長が辞令を交付した。
カレンさんは初来日で、9日に村に到着した。南箕輪村の印象を「とてもきれい。高い山があって、緑も花も多い。とてもすてき」と感激した様子で話した。
父親はドイツ人、母親はキューバ人。サウスフロリダ州立大学で心理学を専攻。サマーキャンプで子どもたちと接した経験がある。読書、サルサのダンス、音楽鑑賞が趣味。フロリダで8カ月間、日本語を学んできた。
子どもと関わりながら働くことが好きで、長い間日本に来たいと思っていたことから、ALTの仕事を選んだという。任期は07年8月6日までの1年間。2学期から南箕輪中で指導する。
唐木村長は、「子どもたちに英語を教えてほしい」とし、「遠いところに来て最初は大変だけど、少しずつ慣れて、日本語も覚えて」と話した。 -
被災者のために使って
祭り会場で募金活動した大原区の実行委が善意届ける7月の集中豪雨で被災した人たちに送ってほしいと10日、宮田村大原区の大原祭実行委員会(委員長・唐澤正一区長)は区民から寄せられた善意3万5千円を清水靖夫村長に託した。県日赤支部を通じて被災地に届ける。
集中豪雨で同区内は目立った被害がなかったが「他人事ではない」と、5日開いた大原祭の一部内容を自粛。
かわりに会場に募金箱を設置して、被災者支援の義援活動を展開した。
この日は、唐澤委員長ら実行委員3人が役場を訪問。大原区民の支援の想い受け取った清水村長は「皆さんに厚意を示していただき、本当にありがたい」と感謝した。 -
暑さ吹き飛ばせ
おやじ塾がクールに料理、夏野菜で涼しげに宮田村公民館のおやじ塾は9日、暑気払いを兼ねて料理教室を開いた。町1区の小沢道子さんを講師に迎え、夏野菜ふんだんの3品に挑戦。クールな男の料理を完成させた。
中高年男性を対象に開講3年目を迎えるおやじ塾。発足のきっかけにもなった料理教室は好評で、今回が3回目となった。
この日は、トマト、ニンジン、タマネギなど夏野菜をふんだんに活用。スープや豚肉のソテー、シャケ寿司と、暑い夏でも食欲そそるメニューに取り組んだ。
小沢さんから手ほどきを受け、休む暇なく体を動かすメンバー。包丁さばきなど、ぎこちない姿もあったが、3回目とあって以前より手際良く調理していた。
見た目も涼しげに美味しく完成。ワイワイにぎやかに手製の料理に舌鼓を打ち、夏の暑さも吹き飛ばしていた。 -
かんてんぱぱで高橋貞夫さんの木彫&彫彩展
漆と彫りを用いる独自の技法「彫彩」で、神秘的な空間をつくる大町市の木工芸作家・高橋貞夫さん(66)の個展「竏虫條ヤと空間の創造竏猪リ彫&彫彩展」が10日から、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれている=写真。郷土の自然や季節の植物を題材としたオブジェ約100点が、訪れた人を魅了している。
故・山本鼎氏が提唱した農民美術の活動拠点「日本農村美術研究所」の一期生として木彫を学び、日展や日本現代工芸美術作品展に数々の作品を出展してきた高橋さん。南信での個展は初めてで、過去の入賞作も多く集めた。
10年ほど前からは独自の世界を表現する方法を模索し、漆を施した版に木彫を組み合わせる「彫彩」を確立。木の素朴さと、それに相反する整った漆の表情を同じ作品に用いることで木彫だけでは実現できなかった世界をつくり、自然や宇宙が持つ生命力、神秘的な空間を表現している。
高橋さんは「こうした作品が信州で生まれていることを知らない人も多い。これを機会に、多くの人に知ってほしい」と話している。
入場無料。午前9時縲恁゚後6時。22日まで。 -
傘リサイクルマイバッグ作り講習会
箕輪町消費者の会はこのほど、使わなくなった傘を再利用する買い物用のマイバッグ作り講習会を町福祉センターで開いた。傘布がきれいなバッグに仕上がり、参加者は喜んで各自の作ったバッグを持ち帰った。
本年度の重点活動で、講習会は今回が初めて。会は、町民の協力を得て不用傘を回収。傘の骨からはずした布を洗濯、アイロンをかけ、5枚1組に色柄合わせをして180セット準備し、事前に役員が作り方を研修した。
講習会には町内の女性が参加した。好きな柄の布を選び、会員に教わりながらミシンで縫った。布が伸びるナイロンのため、ミシン縫いの加減が少し難しく、持ち手を作るのも大変だったが、1時間半ほどかけて仕上げた。
参加者は、「傘がこんなにいい袋に変身するなんでびっくり」「マイバッグに興味があって参加した。普段使っているものに、自分で作った袋を加えたい」と話していた。
会は、「少し手はかかるけど、捨てるものが生まれ変わって利用できるようになる」とし、今後は町の文化祭などイベントで会員が作ったマイバッグの販売を計画している。 -
JA上伊那、金融窓口浴衣で接客サービス
暑い日が続く中、少しでも“涼”を感じてもらおう竏窒ニ、伊那市狐島の上伊那農業協同組合(JA上伊那)本所の金融部営業課と共済部業務課の女性職員が11日まで、浴衣で窓口対応をしている=写真。
七夕やお盆に合わせてた接客サービス。本所の窓口では例年、客数が少なくなるお盆より少し早い今の時期に実施してきた。
また、ボーナスの時期に合わせて31日まで実施している「ワンモアボーナスキャンペーン」をPRする活動の一環でもある。
色とりどりの浴衣を着たさわやかな女性職員たちは、真夏の暑さの中を訪れた利用客の気持ちを和ませていた。 -
大芝水耕栽培のアールスメロン出荷始まる
南箕輪村の大芝水耕生産組合(武村淳一組合長)が栽培するアールスメロン「雅」などの出荷が10日、始まった。
メロンは大玉の「雅」の春秋系と、小玉だが糖度の高い「和香夏」の2品種。糖度は15縲・6度あり、「去年並かそれ以上に甘いメロンができている」という。
今年は長梅雨など天候を心配したが、定植時に早めに苗を起こしたことや、収穫前に天気が回復し糖度が上がったことなどから、いい状態で生育。出荷は少し遅れたが、盆前の贈答などの需要に間に合ったという。
ハウス4棟で栽培。盆前に1千玉、盆開けから8月末まで4千玉を順次出荷する予定。主に名古屋など中京方面で、地元ではJAの直売所に並ぶ。ハウスでの直売もある。贈答用は2玉3千円。1玉売りは約1千円から。
武村組合長は、「玉伸びもよく、ネットもきれいに入って、糖度も上がっている。ぜひ召し上がってみてください」と話している。 -
南箕輪村出身の日本画家・原誠二さんが村へ絵を寄贈
地元での初個展を開いた南箕輪村出身の日本画家・原誠二さん(47)=群馬県高崎市=が9日、南箕輪村役場を訪れ、代表作の一つ「春華」を寄贈した=写真。
故・加山又造氏に師事し、具象と抽象を掛け合わせた独創的な日本画を描く原さんが、地元を離れて30年になる。今回は、地元の人に自身の活動を知ってもらうための個展を開くため帰郷していた。村への寄贈も、自身の作品を広く知ってもらいたいという思いから申し出た。
作品は、第53回群馬県美術展で県教育長賞を受賞した40号の日本画で、空、大地をイメージした抽象的な空間にチューリップが描かれている。鮮やかな色彩の岩絵の具を幾重にも重ね、花の持つ華やかさを作品の中に表現した。
唐木村長は「これまで見たことのない日本画。大勢のみなさんに楽しんでもらえるような場所に展示したい」と感謝の言葉を述べた。 -
富県公民館長 伊藤恒良さん(70) 伊那市富県
伊那市高遠町の風景などをテーマに全国公募した絵画展、第3回信州高遠の四季展で、作品「押出待春」(20号)が洋画の金賞を受賞した。応募総数は日本画と合わせて522点(内・洋画442点)。同展初出品で、全国公募の中から選ばれたことに自分でも驚いている。
「まったく瓢箪(ひょうたん)から駒」竏秩B・ス知人からの呼び掛けで出品した・スというのが裏話だ。
会派・一水会に所属、絵は高校時代から描き続けている。美術教師として、小中学校では教べんをとり、現在は地元公民館の館長。自分は洋画家でもなく、画業一筋のプロでもない。趣味でやってきたことだという。
「賞を取るつもりもなくて出したので、自分が一番ビックリしている。これからは金賞に恥じない絵を描いていきたい」 -
ハンガリー国立歌劇場オペラ「トスカ」
出演児童を募集伊那市の県伊那文化会館は、10月19日午後6時30分開演のハンガリー国立歌劇場引越公演、プッチーニ「トスカ」に出演する児童を募集している。
オペラ「トスカ」に欠かせない児童合唱団が出演する場面に、地元の子どもに出演してもらおうと計画。「海外の本格オペラ劇場との共演にふるって応募して」と呼びかけている。
募集対象は10歳から12歳。ただし、指定のパートを歌う場合は前後2歳の幅は想定する。男子は変声期前が理想。人数は16人。男女8人ずつが望ましいが、応募の中から協議し決定する。身長は特に指定はないが、目安は110センチから150センチ。
出演場面は第1幕開演後約27分後「聖歌隊はここに縲怐v(約4分間)、第1幕開演後約42分後「神であるあなたを縲怐v(約5分間)。イタリア語での上演になる。合唱のパートは1パート。
練習は9月から10月19日までの日曜日午前中を予定。会場は伊那文化会館小ホール、大ホールほか。舞台けいこは公演当日のリハーサルで行う。
公演当日のスケジュールは、ホール入り(開演2時間半縲・時間前)-衣装合わせ-リハーサル(1時間程度)。本番は第1幕開演より約25分後からで、終了後に解散。衣装は劇場側で用意する。出演の報酬や交通費は支払わない。
申し込み期限は20日。申し込みは同会館(TEL73・8822、FAX73・8599、Eメールjigyou@inabun.or.jp)へ。 -
春富ふくじゅ園でボヤ
10日午前10時52分ごろ、伊那市西春近表木の市デイサービスセンター「春富ふくじゅ園」から出火し、1階天上裏の断熱材など表面積約70平方メートルを焼いた。職員らが消火器を用いて消火活動にあたり、同11時10分に鎮火した。
現場は当時、施設の増築工事のため工事関係者が作業中だった。伊那消防署によると、出火原因は「ガスの溶断機の火花が燃え移った」可能性が高いという。
出火時にいた利用者37人や職員らにけがなどはなかったが、施設は午後の営業を控え、家族に連絡が取れた人については自宅へ帰した。 -
「田楽座」で夏の教室・熱気あふれ
伊那市富県を拠点に活躍する歌舞劇団「田楽座」の一般を対象とした体験教室「夏の教室inでんがくざ」が始まっている。期間中は関東、関西、九州などから延べ約200人がけい古場を訪れ、交流を深めながら練習に励む。
伝統芸能を学びたい人のため、約20年以上続く恒例教室。7月下旬縲・月中旬、「1泊2日」「1日体験」の2コース、計6回を実施、講師の座員らが太鼓、踊り、笛などの技術指導をする。
9、10日の2回目の「1泊2日コース」には、約50人が参加し、学びたい演目ごとに分かれ、それぞれが熱心に練習。東北地方の「さんさ踊り」を学ぶ、教員森岡まどかさん(34)=大阪府=は「田楽座の温かな雰囲気が魅力」と参加理由を話していた。 -
記者室大口落語
今年も喬駒会の落語の季節になった。「柳家喬太郎独演会」は7回を数える。オーバーでなく抱腹絶倒、人情ものはしっとりと、話芸のうまさは鳥肌が立つ。第1回の時は真打に昇進したてで「キョンキョンと呼んで」などとおどけていたが芸術選奨文部科学大臣賞という立派な賞をもらい、人気も実力も落語界の大物、貫禄十分▼1度聞いたら、はまる面白さ、最近では「いつ喬太郎師匠は来るの」と催促されるほど。喬太郎師匠の人気に後押しされ、安楽寺さんの協力で、10人ほどのスタッフだが、27日の夜はお客様で本堂をいっぱいにするぞと、気合を入れている▼継続の秘訣は、スタッフが楽しみながらやっている事、収支をとんとんにする事と覚えたり。ご協力を(大口記者)
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災害対応特殊消防ポンプ自動車など取得
箕輪町は7日の町議会全員協議会で、箕輪消防署の災害対応特殊消防ポンプ自動車、町消防団第1分団(八乙女)の小型動力ポンプ付積載車の取得を報告した。
箕輪消防署に災害対応特殊消防ポンプ自動車1台を配備する。現在の消防ポンプ自動車は15年が経過し、性能が低下してきているため緊急時の対応に支障をきたす恐れがあるとして更新する。
伊那消防組合がモリタ名古屋支店と契約。取得価格は2698万5千円。吸管巻取装置、動力付ホース延長資機材、デジタル式ポンプ操作盤、動力はしご昇降装置などを装備。乗車定員5人。総排気量約4000cc。
消防団第1分団の小型動力ポンプ付積載車も、18年が経過しているため、更新する。町と箕輪自動車が契約した。取得価格は467万2500円。乗車人員6人。総排気量2400cc。9月20日ころ納入予定。 -
全国大会出場者激励会
06年度全国高校総合体育大会の競泳(バタフライ100メートル、同200メートル)に出場する小松原彩香さん(赤穂高1年)と、第33回全国中学生テニス選手権大会に出場する赤穂中学校硬式テニス部の男女チームを激励する会が7日、駒ケ根市保健センターで開かれた。選手らはそれぞれ「練習の成果を出し切りたい」「悔いのない試合をしたい」「一つでも上を狙いたい」などと大会に臨む決意を語った。
中原稲雄教育長は選手らに激励金を手渡し=写真「全国大会出場は市にとっても名誉なことで後輩たちの励みにもなる。最高の調子で試合に臨んでほしい。健闘を祈る」と激励した。
出場選手は次の皆さん。
◇06年度全国高校総合体育大会競泳(17縲・0日、大阪府)バタフライ100メートル、同200メートル=小松原彩香(赤穂高1年)
◇第33回全国中学生テニス選手権大会(18縲・0日、名古屋市)▽赤穂中硬式テニス部男子=神林裕太郎、堺澤裕二(以上3年)宮脇佳利、井口慎也、北村優太、辻本涼、吉田祐也、吉川広樹(以上2年)千村諒、小原涼(以上1年)▽同女子=上田美咲、中村綾香、河上彩花、宮澤めぐみ、斎藤瑞希、吉澤麻衣子、松村美香(以上3年)松崎桃子、小笠原千弥(以上2年)石口真衣(1年) -
大相撲力士保育園児と交流
駒ケ根市で夏合宿中の大相撲入間川部屋の力士4人が8日、東伊那保育園(宮澤操園長)を訪問。園児らと相撲をとったりして楽しい交流のひとときを過ごした。
ちょんまげに浴衣姿の力士を迎えた園児らは目を丸くして「でかい」「すごい」を連発。4人の中で最も上背のある池戸が駒ケ根市の出身と聞いた園児らは「えー!」と驚きの声を上げ、早速質問攻めにした。「体重は?」「何を食べるとそんなに大きくなれるんですか?」などのかわいい質問に池戸は「157キロ」「ちゃんこ鍋だよ」などと笑顔で答えた。「相撲をとりたい人」の呼び掛けに「はーい」と元気よく手を上げた園児らは5、6人がかりで力士らに向かっていった=写真。力士らが大げさに床に転がって見せると園児らは大喜び。精いっぱいの力で大きな体を押したり突いたりしていた。 -
駒ケ根市町二区高齢者クラブ寄付
駒ケ根市の町二区高齢者クラブ「鶴声会」(小林俊雄会長)は9日に開いた第19回チャリティーマレットゴルフ大会の会費の一部2万円を同日、市社会福祉協議会(竹内正寛会長)に寄付した=写真。プレー終了後に表彰式と懇親会が行われた十三町内集会所を訪れて寄付金を受け取った竹内会長は「志に感謝する。社会福祉のために有効に使いたい」と礼を述べた。鶴声会は第1回大会から毎年欠かさず寄付を続けている。
大会は市内の赤須城址マレットゴルフ場で開かれ、出場者らは強い日差しにも負けずに笑顔でプレーを楽しんだ。
上位は次の皆さん。
(1)小原義一60(2)稲垣晃一60(3)小林俊雄61 -
【記者室】夏の風物詩竏茶宴Wオ体操
学校は夏休みの真っただ中だが、小学生は寝坊ができない。毎朝6時20分を過ぎるころになると首にカードをぶら下げた子どもたちがあちこちの家から出てきて近くの広場などに集まってくる。ラジオ体操だ▼運動としては軽過ぎるようにも思えるが、真剣にやってみると意外に疲れる。眠そうな顔をしていた子どもたちも体操が終わって家に帰るころにはスッキリと目が覚めて元気に一日のスタートを切っているはずだ▼ラジオ体操は1928年に逓信省(現日本郵政公社)が制定したのが始まりというから80年近く続いていることになる。朝一番に適度な運動をするのは頭と体に良いし、早起きの習慣づけにもなる。これからもずっと続いてほしい平和な夏の風物詩だ。(白鳥記者)
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ホテルセンピアの耐震改修計画、現行の耐震基準に適合を確認
県は9日、姉歯元建築士が関与した構造計算書の偽造により、営業を休止していた伊那市のホテルセンピアの耐震改修計画書が、現行の耐震基準に適合していることを確認した。
センピアは、昨年11月25日から営業を休止しているが、本年3月から5月に改修を協議。今月3日に改修計画書を提出した。
改修内容は▽1階に耐震壁と独立柱を増設
▽2、3階の外壁補強▽4縲・階の窓周囲補強▽2縲・階の廊下上部の境界梁の補強竏秩B
工事予定期間は11月までで、工事に先立って地元区長た関係者などへの説明会を実施する。 -
かんてんぱぱガーデンに夏の山野草
伊那市西春近のかんてんぱぱガーデンには、レンゲショウマなどの夏から秋にかけて咲く山野草が咲き始めた。涼しい木陰でひっそりと咲く花々は、夏休みを利用して観光に訪れた多くの人たちの目を楽しませている。
シロと紅紫色のグラデーションが鮮やかなレンゲショウマはキンポウゲ科の多年草。花がハス(蓮)に、葉がサラシナショウマ(晒菜升麻)に似ていることから「レンゲショウマ(蓮華升麻)」と名付けられた。日本の固有種で、落葉林内に自生する。
うつむくように花を付けるのが特徴で、色彩、形の美しさは、ガラス細工や陶器に例えられることもある。
ほかにも、シュウカイドウやフシグロセンノウなど、秋にかけて咲く山野草が順を追って咲き始めている。
日中はうだるような暑さだが、アカマツ林の中は涼やかで、訪れた人たちものんびりと遊歩道を散策している。 -
信州“おかえりなさい”キャンペーンを開催
県は11日から、県内で農業を始めることを考える人に向けた「サマー就農相談」と、県内へ移住を考える人に向けた「田舎暮らし相談」を開催する。
キャンペーン活動には農政部職員約700人が参加。地元農家を訪ね、活動をPRする。帰省のピークとなる12日には、伊那市の伊那バスターミナルなどでPRうちわの配布を予定している。
お盆期間を利用した「サマー就農相談」は、14日縲・6日に開催。上伊那の相談場所は伊那市の県伊那合同庁舎会議室で午前9時縲恁゚後5時。
また、「ナイター相談会」は9月4日縲・月10日に同じ場所であり、午前時縲恁゚後8時。
問い合わせは上伊那農業改良普及センター(TEL76・6842)西沢さんへ。
また県では、田舎暮らし希望者に向けた相談窓口を5月1日より県庁5階農政部農業政策チーム内に常時開設している。
問い合わせは田舎暮らし案内人の飯島和久さん(TEL026・233・1794)へ。 -
箕輪町警部交番連絡協議会が交番に夏季支援物資贈る
箕輪町警部交番連絡協議会(小林紀玄会長)は9日、町の安全のため昼夜パトロールに励む交番の署員に支援物資を贈った。
協議会は夏と冬の年2回、交番に支援物資を届けている。今回はカップ麺、栄養ドリンク、飲料を合計21箱届けた。
役員7人が訪れ、小林会長が「町民が毎日安全安心で枕を高くして眠れるのも署員の日ごろの活躍のたまもの。支援物資を糧にさらなる安全のため活躍をお願いしたい」とあいさつした。
倉田千明所長は、「今年は事故、犯罪とも去年に比べ減ってはいるが、死亡事故が続くなど内容は大きな件が起きている。署員が少ないなか、がんばってパトロールしているが、支援物資は励みになる。皆さんの安全確保に頑張っていく」と感謝した。 -
箕輪町交通少年団が長野県警察航空隊を視察
箕輪町交通少年団はこのほど、夏恒例の研修視察で、松本市にある長野県警察航空隊を訪れ、ヘリコプターなどを見て航空隊の仕事を学んだ。
研修視察は小学5、6年生の団員55人が参加。2台のバスに分乗して航空隊を訪れた。訓練飛行から戻ったヘリコプターの着陸を見学し、ヘリコプターはフランスやアメリカで製造していることや機能などの説明を聞いた。また、ヘリコプターは主に救助のために山や川、湖の上空などを飛行したり、自動車の追跡のため飛ぶ場合もあることなどを学んだ。
団員は、順番に後部座席に座って内部も見学。初めて間近に見るヘリコプターに興奮気味で、記念撮影もするなど楽しんだ。 -
おはなしこんにちは
腹話術や紙芝居楽しむ箕輪町図書館でこのほど、8月の「おはなしこんにちは」があった。図書館の庭の木陰で心地よい風に吹かれながら、約30人の親子が腹話術や紙芝居などを楽しんだ。
みのわ腹話術研究会と図書館の読み聞かせボランティアが担当。紙芝居「うさぎとかめ」「ごきげんのわるいコックさん」「おむすびころりん」など、楽しいお話が続き、子どもたちは食い入るように紙芝居を見つめていた。
腹話術では、柿の話などがあり、人形とのやりとりを楽しんでいた。