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上伊那労福協が南箕輪村に寄付
上伊那地区労働者福祉協議会(小林正昭会長)は5日、南箕輪村の大芝高原で昨年7月にあった第7回上伊那労福協まつりのバザー売上金の一部と各団体・単組からの寄付金10万円を福祉のために-と、南箕輪村に寄付した。
小林会長、事務局の根橋美津人さんが村役場を訪れ、唐木一直村長に寄付金を手渡した。村長は、「大芝を利用してもらいありがたい。(寄付金は)福祉のため有効に活用させていただく」と感謝した。
上伊那労福協は、連合上伊那地域協議会、上伊那地区労組会議、上伊那高齢退職者連合、労金伊那支店・駒ヶ根支店、全労済南部支所、上伊那友愛連絡会、上伊那中立労組連絡会、上伊那勤労協連合会で組織する。
上伊那労福協まつりは、第2回から大芝高原で開催。模擬店、子ども向けコーナー、魚つかみ大会、参加団体の各コーナーなどがあり、昨年は7月17日開催で、約2500人が来場してにぎわった。
今年は23日午前10時縲恁゚後3時、大芝高原多目的広場で開く。未組織労働者も労福協に参加してもらう活動を模索中で、祭り会場に就職相談、住宅・土地情報コーナーなどの設置も検討している。 -
リゾートホテル開業記念で養護施設の児童ら招待
駒ケ根市の駒ケ根高原、駒ケ池のほとりに新築されたリゾートホテル「中央アルプス駒ケ根高原リゾートリンクス」が7日、開業した。記念企画「足長おじさんの七夕会」として、本社のある岡崎市の児童擁護施設「岡崎平和学園」の児童と保護者ら約40人を同ホテルに、同時に豊岡村の児童擁護施設「慈恵園」の児童らを姉妹ホテルの三河湾リゾートリンクスに招待した。駒ケ根高原のホテルを訪れた児童らは、慈恵園の職員ら15人でつくる「リングリングハーモニー」による本格的なハンドベルの演奏を楽しんだ=写真。七夕にちなみ、短冊に願い事を書いて笹に吊るしたり、慈恵園を訪れて児童らと交流するなどした。
8日は駒ケ岳ロープウェイで千畳敷に登ったり、市内の名刹光前寺などを訪れる予定。
同ホテルは鉄筋3階建て、述べ床面積約350平方メートル。全洋室70室。男女それぞれの大浴場と露店風呂(温泉は露店風呂のみ)がある。料金は2人1室・1泊2食付きで1人1万500円から(11月下旬縲・月初旬)。レストランは80席のビュッフェ式。迎賓館やホテルオークラで料理長を務めたシェフが腕を振るう。料金は夕食2625円縲怩ニリーズナブルな設定。 -
トヨセット新工場安全祈願祭
毒性のある化学物質のトリクロロエチレンが国の定める環境基準を超えて地下水と土壌から検出された旧龍水社跡地を含む北の原工業団地に新たに進出するトヨセット(富岡靖明社長、本社愛知県安城市)の新工場建設工事開始に当たり7日、駒ケ根市赤穂町四区の現地で関係者約60人が出席して安全祈願祭が行われた。富岡社長と中原正純市長がそろってうがち初めの儀式を行い=写真、工事の安全と無事完成を祈った。
富岡社長は汚染について「何の心配もしていない。市とJA上伊那は汚染状況などについてその都度詳しく報告してくれたし、汚染土壌はこの8月までに撤去されると聞いている。工事日程の変更は考えておらず、計画通りに進めるつもり」と話している。
新工場の敷地面積は約4万平方メートル、建屋は鉄骨2階建て(一部3階)で述べ床面積約2万5千平方メートル。07年9月操業開始の予定。
トヨセットはストーブの製造・販売などで知られるトヨトミの子会社。1964年に設立し、TOYOSTEELのブランド名でオフィス家具や鋼製事務机などの製造・販売を手がけている。04年度売上は67億円。従業員数は約200人。 -
看護大新入生歓迎会
駒ケ根市民らでつくる看護大学交流市民の会は6日夜、今年度の新入生を歓迎する会を駒ケ根市のアイ・パルいなんで開いた。新入生約90人が参加し、テーブルを囲んで市民らと懇談したり、一緒になってゲームを楽しんだりした=写真。昭和伊南総合病院の千葉茂俊院長は「アルコール類は抜きだが…」と前置きし、ジュースで乾杯の音頭を取った。
参加した新入生らは中原正純市長と一斉に行うじゃんけんや、ビンゴゲームで景品を手にして大喜びだった。
市内の各団体からは新入生らに対し、ソースかつ丼無料券や買い物券が当たる補助券などのほか、防犯ブザーなどがプレゼントされた。 -
空手、卓球全国大会出場選手激励会
6日夕、駒ケ根市教育委員会は7月に各地で行われる空手、卓球の全国大会に出場する選手らを激励する会を市保健センターで開いた。小学生から一般の選手9人が出席し、中原稲雄教育長からそれぞれ激励金を受け取った=写真。全国大会出場に当たっての決意を問われた選手らは「練習の成果を十分に発揮して上位を狙いたい」「一つでも多く勝ちたい」「県代表として恥ずかしくない試合をしたい」などと意欲を燃やしていた。
中原教育長は「競技への執念、勝ちたいという気迫を持って一生懸命頑張ってきたことが全国大会出場につながった。駒ケ根市の代表として頑張って」と激励した。
出場選手は次の皆さん。
▼第49回全国空手道選手権大会(8・9日、東京都)=竹村進(一般男子組手)▼第25回全日本クラブ卓球選手権大会(14縲・7日、青森県)=村澤貴之(団体)秦洋平(団体)▼第一三共ヘルスケアレディース2006・第29回全国レディース卓球大会(28縲・0日、京都府)=西尾和子(ダブルスB)千村淳子(ダブルスC)▼第49回小学生・中学生全国空手道選手権大会(29・30日、岩手県)=新田杏奈(形・組手)北澤久遠(形)坂間雪乃(形)鬼頭哲也(形) -
姉歯元建築士が関与した駒ヶ根プレモントホテルの耐震改修計画、現行の耐震基準に適合
県住宅部は7日、姉歯元建築士が関与した構造計画書の偽装により営業を休止していた駒ヶ根市赤穂の駒ヶ根プレモントホテルから提出された耐震改修計画が、現行の耐震基準に適合していることを確認した。
昨年11月から営業を停止していたプレモントホテルは、先月8日、県に改修計画書を提出。審査の結果、県は建築物の安全性を確認したため、計画書を承認した。
改修内容は、耐震壁、独立柱の増設、外壁の補強、窓周囲の補強などで、10月までに改修を終了する。
同じく営業を休止している伊那市のホテルセンピアも、改修計画書を作成しており、今月中に提出する予定。 -
長谷小3年生が黒河内探検
地元、黒河内の農家を探検しよう竏窒ニ、伊那市長谷小学校の3年生15人は7日、アルストロメリアを栽培している黒河内の農家・信州長谷村フラワーポケット(市ノ羽浩和代表)を訪れた。児童らは、アルストロメリアの栽培と農家民宿「みらい塾」で女将を務める市ノ羽幸子さんの案内で、花の説明や築100年になる家屋や蔵を見学した。
取り組みは総合的学習の一環。児童らは、フラワーポケット近隣で飼われているポニーやヤギを見学したり、路地で栽培しているアルストロメリアの栽培について学んだ後、築100年になる家屋や蔵を改築した民宿施設を見学。おばあさんが嫁入りする時に持ってきた古い着物が出てくると「古いにおいがする」などと、年月の長さを感じていた。
その後、いろりの周りで市ノ羽さん手製の五平もちを試食。「昔はどこの家にもいろりがあったが、今は家が小さくなってしまい、いろりのある家はなくなってしまった」などという話を聞きながら、くるみ味噌の素朴な味を楽しんでいた。 -
「孫育て講座」が開講 よい付き合い方は…
伊那市は7日、市役所多目的ホールで、1歳竏・歳6カ月の孫を持つ祖父母を対象とした「孫育て講座」を開いた。初回は飯田児童相談所の小木曽計男所長を招き、子どもと、その親との付き合い方などについての講演に耳を傾けた=写真。
祖父母が孫の成長を見守る機会が増えている現代の情勢に対応するため、子どもとの接し方や歯の手入れ方法、食事などについて学習。5年目を迎える恒例事業に、市内から約30人が集まり、全2回の講座で勉強する。
「子育て最近事情竏虫qどもが育つために竏秩vと題して講演。子育てに悩む母親の実情や、子どもたちが求めてくる安心、コミュニケーションの方法などについて、実際の相談内容を交えながら分かりやすく説明した。
小木曽所長は「見えない心をどうやって理解するかが重要」とし、「人間一人ひとりが違うように、子どもも違う。本に書いてあることや、人から聞いたことを実践するだけでなく、最終的には自分で考えなければ」と話した。
講演後は市子育て支援課の保育士が絵本や手遊びの方法などを紹介した。 -
美和ダム再開発恒久堆砂対策事業 再び受賞
国土交通省・三峰川総合開発工事事務所が取り組んだ「美和ダム再開発恒久堆砂対策事業」がこのほど、全日本建設技術協会の05年度全建賞を受賞した。同事業は5月のダム工学会の技術賞に続いての受賞となった。
建設技術の活用、公共事業の進め方など、優れた成果が得られた事業、施策を選考して表彰。53回目の本年は、前年度に完成した道路、河川、住宅工事など212件の応募から、8部門60事業、施策を選んだ。
美和ダム再開発恒久堆砂対策事業は、本格的にダムに採用された全国で初の事業。ダム湖に土砂が堆積(たいせき)しないよう、分派堰(ぜき)とトンネルで洪水時の濁流をダム下流へ流す仕組みになっている。
トンネル内の底盤工事の工期短縮や、工事の環境、安全確保のための工法などが評価された。 -
天竜川シンポ あす
天竜川上流河川事務所は9日、伊那市駅前ビルいなっせで、川について考えるシンポジウム「第4回天竜川シンポ縲恊・ヘみんなのもの縲怐vを開く。子供たちによる活動発表と、環境教育、市民活動などを通して川との付き合い方を話し合うパネルディスカッションをする。
第1部は「水辺の活動報告縲怩ンんなの川縲怐vと題した発表。カワニナの養殖に取り組んでいる辰野西小カワニナ委員会、学校の桜守を務める伊那小6年勇組、「天竜川総合学習館『かわらんべ』こども研究員」が活動を報告する。
第2部は三峰川みらい会議の織井秀夫代表、市民団体天竜川ゆめ会議の福澤浩会長、伊那小6年勇組の北條由美教諭、天竜川上流河川事務所の三上幸三所長をパネリストに迎え、信州大学の吉田利男名誉教授がコーディネーターを務めるパネルディスカッションがある。
午後1時45分縲恣ッ4時30分。入場無料。問い合わせは、天竜川上流河川事務所調査課(TEL81・6415)へ。
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みのわ祭りポスター完成
箕輪町の2006みのわ祭りのポスターが完成した。今年は29日、国道153号線バイパスで開催。町内の各施設や商店などにポスターを掲示して祭りを宣伝し、多くの参加を呼びかける。
ポスターの図案は、箕輪中学校美術創作部員の応募作品23点の中から選ばれた1年3組の本田優衣さんの作品を採用した。
1千部作り、役場をはじめ公共施設や商店、大型店、町商工会員、近隣市町村などに配布し、掲示する。
うちわは4千本作成。2年5組の岡玲奈さんの作品を採用し、20日ころ完成の予定。踊り参加者に配るほか、事前のPRキャンペーンや当日祭り会場で配る。 -
箕輪町図書館サークル
せせらぎ会朗読ボランティア団体として86年2月に発足し、今年20周年を迎えた。20歳代から50歳代の女性14人で始まり、現在は男性1人を含む18人で活動している。
「目の不自由な人や寝たきりのお年寄りに読書の機会を」と、発足当初の活動は、小説などをテープに吹き込んで貸し出すボランティア。音読の大切さを考え、発声練習などの基礎を大事にし、会独自で講師を招いて学習したり、朗読講座などを受講するなど、よりよい音読を目指して熱心に学び合ってきた。
録音室がないため、各自が家で録音しなければならないなど苦労もあったが、待っている人たちのためテープ作りを続けてきた。
5年ほど前から、県で同様のテープ貸し出しが始まったことで活動は縮小したが、その一方で、町図書館や町社会福祉協議会の事業に参加するなど、活動の幅を広げてきた。
現在は月1回の例会、伊那市の福祉施設訪問、町の「広報みのわ」と町社協だよりのテープ作り、いきいき塾訪問などの活動があり、年1回は図書館の「おはなしこんにちは」を担当し、社協の「ふれあい広場」では、常連として読み聞かせや紙芝居などを発表している。
伊那市の身体障害者療護施設「大萱の里」への訪問は5年前、会員の一人が入所している友人を訪ねたことがきっかけだった。会員が友人に対面朗読をしたことを聞いた職員から、「入所者に喜んでもらえるような訪問をお願いできないか」と話があり、会としても願っていたこと-と訪問が始まった。およそ月1回のペースで訪れ、大型紙芝居や大型絵本、パネルシアターなどのほか、皆で楽しめるように歌やクイズなども織り交ぜる。
「ボランティアといっても、精神的な豊さを感じたり、自分がいやされたり、ハッピーな気持ちになったり、私達が与えてもらうことのほうが多い」と会員。「自分が好きな朗読で楽しんで、それを聞いていただけてありがたい」という。
今年は、公民館の「現代文学講座」の依頼を受け、毎回講座で学ぶ文学の朗読を担当。「やりがいがあり、会の活動の幅が広がった。新たな勉強の場を与えてもらい、会が活性化する」と、練習にも熱が入っている。
朗読は、各自が家で黙読し、声を出して読み、漢字の読みは辞書で調べるなどして準備。例会で読み合わせ、読みの確認をする。「正しく読む」「相手によく伝わること」を考え、「自分なりに作者の思いを伝えられるようにしたい」と、繰り返し繰り返し読み深める。
「自分の勉強になり、物の見方も変わる」「いろいろな方と接することで自分を高められる」という朗読の活動。「音読の勉強をもっとして、ボランティアの範囲を広げたい」「日本語の尊さ、味わい、言葉の持つ意味などを体得し、活動していきたい」。新入会員はいつでも歓迎で、20年の節目を機に、さらなる活動の発展を願っている。(村上裕子) -
【記者室】訓練は積極的に参加を
地区の防災訓練に参加したとき、バケツリレーのやり方が分からなかった。取材で何度も見たバケツリレー。なんとなく分かっているつもりだったが、実際に経験していないと行動できない。そんな当たり前のことに気づかされた▼ある避難訓練。不特定多数の人が訪れる場所で、安全かつ迅速に対応できるよう訓練し有事に備える目的だったが、消防用設備の説明や消火器訓練などへの参加者が、ちょっと少ないように思えた▼訓練は、訓練と分かっているため緊張感が薄れがち。仕事中の訓練となると、つい仕事を優先してしまうだろう。しかし、有事に自分は何ができるかを考えると不安になる。おそらく何もできない。訓練は貴重な機会。有効活用しなければ。(村上記者)
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ししカレーを伊那の名物に
「ししカレー」を伊那の名物に竏秩B伊那市役所の食堂「アザレア」で7日、ししカレーの試食会があった。市職員に好評で、近く、新メニューに載せる。
カレーは、シシの脂がカレーに溶け込み、濃厚な味になるという。試食会用に、地元産シシ肉4キロを仕入れ、約20食分を用意。シシ特有の味を生かし、1時間ほど煮込んだ。
試食した市職員は「シシ肉といわれなければ分からない」「おいしい」とシシ肉の味を確かめながら、ぺろりと平らげた。
ししカレーの提案者である小木曽大吉さん(63)は「名物になりうるもので、夢が広がる。そのうち鹿も」と期待した。
シシ肉は1キロ5千円と高価なため、食堂では日にちを限定して売り出すことを考えている。これから価格設定するが、食堂で提供しているカレー400円より高めになりそうだ。
ししカレーの名物化は半年ほど前からあり、ちょうど食堂が新たなメーンとなるメニューを考えていたこともあって、売り出すことになった。食堂ではローメンなどの地域メニューも出している。 -
伊南バイパス飯島南区「用地単価確認書調印式」
国道153号伊南バイパス飯島南区1・1キロの基準用地単価が建設省中部地方整備局飯田国道事務所(関沢俊明所長)と飯島南区地権者会(大沢一郎会長、26人)の間で合意、7日、飯島町飯島の鳥居原公会所で、高坂町長を立会人に用地単価協定書に調印した=写真。
対象地区は国道153号与田切川左岸から、県道飯島日曽利線まで1・1キロ。対象面積は4・3ヘクタール、地権者数26人。
伊南バイパスは国道153の交通緩和、地域振興、交通安全確保を目的に、駒ケ根市赤穂-飯島町本郷地区9・2キロを建設省の直轄事業として97年事業着手した。同年10月中心杭打ち。全工区のうち駒ケ根工区は4・2キロのうち、北の原交差点から琴平町交差点までは1・2キロは都市計画道路として完成、昨年3月琴平町から市場割中通線まで1・7キロが2車線による暫定供用開始した。上穂沢橋梁工区1・3キロは07年度中の供用開始を目指し工事中。飯島町内は本郷地区0・9キロは用地買収がほぼ終了。駒ケ根工区完成後、工事着手する計画。
調印式では地権者や町、建設省など関係者ら約50人が見守る中、関沢所長、大沢会長、高坂町長がそれぞれ協定書に押印した。
関沢所長は「地権者会の役員、町の尽力で、早期に調印の運びになった。みなさんの要望に配慮し、移転等に関しては最善の努力をしたい」とあいさつ。
立会人の高坂町長は「調印を機にいよいよ事業が現実味を帯びてきた。加速度的に推進されるのでは」と期待を込めた。 -
核廃絶を訴え、中川村から平和行進
県教組などでつくる実行委員会が主催する「被爆06年核兵器廃絶上伊那網の目平和大行進」は7日、約20人が参加し、中川村から上伊那を縦断する。
「核兵器のない世界のためにともに歩こう-国民平和大行進」と書かれた横断幕や、団体名を記した桃太郎旗を手に役場前をスタートした。
松川町から引き継いだ平和行進は、沿道の人々に、核廃絶や恒久平和をアピールしながら、国道153号を北上、飯島町、駒ケ根市を経て、伊那市役所へ。長谷・高遠ルートと合流する。8日は南箕輪村、箕輪町を経て、辰野町役場で長野・山梨コースと合流、川岸駅で諏訪に引き継ぐ。上伊那の参加者は約400人を見込む。 -
与田切公園プールオープン
飯島町の与田切公園プールは7日、オープンした。8月末まで営業する。
今季より飯島町振興公社が指定管理者となり、地元企業7社で設立したアイネット(久保田栄一代表)が実質的に運営する。
また、期間中の14日から、休憩所を利用し、喫茶コーナー「カフェ・ハート&ソール」も営業する。
町や公社、アイネット、町議ら関係者30人余が参列した安全祈願祭で、高坂町長は「経営課題の多い、プール営業を民間の自主的経営に任すことで、今までにない運営ができるのでは」と期待した。
この日は梅雨の晴れ間だったが、水温、気温ともに24度だっため、水しぶきは上がらなかったが、駒ケ根市のフラダンスグループ「プアシスターズ」がプールサイドで情緒豊かにフラダンスを披露し、プール開きに花を添えた。
開場は午前9時から午後5時まで。入場料は大人500円(高校生以上)、子ども200円(小中学生)
カフェ・ハート&ソールは午前11時縲恁゚後6時、夜間は予約制。##(写真) -
「越百の水」を飯島の名水に
飯島町観光協会(会長・高坂町長)は7日、七久保の与田切公園内の中央アルプス越百山の雪解け水を汲み上げた井戸水を「越百の水」と命名。協会の正副会長がひしゃくで水を汲み、会員約30人に分け試飲した。参加者は1口飲んで「冷たくておいしい」「味がまろやか、ミネラルを感じる」と大好評、飯島の名水となることを確信した。また、この水で、コーヒーを入れたり、ご飯を炊いて、味や風味も確認した。
町は96年、管理棟東を地下50メートル掘削し、豊富な水源を得た。沸かして飲用していたが、キャンプ場利用者から「おいしい水」との評判が立ち、生でも安心して飲めるようにと、昨年12月に水質検査を実施。その結果、硬度29度の超軟水であることが証明された。水温は14度と一定、夏は冷たく、冬温かい。同協会では町の名水として、広く愛飲されるように、駐車スペースを整備し、町内外からの利用者の便を図る。水は無料で提供する。 -
集落営農組織講演会
中川村営農センターは5日夜、中川文化センターで、来年度から実施される国の品目別横断的経営安定化対策に対応するため、集落営農組織講演会を開いた=写真。40人余が参加し、先駆的な取り組みを進める農事組合法人「田原(伊那市)」本郷地区営農組合、本郷農産サービスの代表らの事例発表に耳を傾け、農事組合法人の仕組みや特徴、決め事、運営などについて理解を深めた。
このうち、農事組合法人「田原」の酒井弘道理事は「担い手不足や農業従事者の高齢化を受け、農地の維持、継承を目的に設立され、耕作面積は水田のみ16ヘクタール」と概要や法人設立までの流れについても話した。
また、県下唯一のそば種子を生産する本郷地区営農組合はそば乾燥機や選別機、コンバインなど施設概要を説明し「ブロックローテーションによる転作田を利用し、そばの栽培を行なっているため、品種間の交配がなく、良質な種子を生産できる。種子は食用よりも有利に販売できる」と特徴や、本郷農産サービスとの関係にも触れた。 -
南箕輪小・中学陸上が東海大会と北信越大会出場報告
南箕輪村の南箕輪小学校陸上リレーチームと南箕輪中学校陸上部の1年・稲見正麻君(12)が6日、村役場の唐木一直村長を訪ね、来月ある東海大会、北信越大会への出場を報告。唐木村長から「自己ベストを目指して頑張ってほしい」と激励を受けた。
リレーチームは6年生の倉田諒君、唐沢玄君、崇島見介君、加藤雅也君。上伊那予選を勝ち抜いて出場した6月の県小学生陸上競技大会男子4×100メートルリレーで54秒65を記録し3位に入賞。名古屋市である東海大会への進出を決めた。
稲見君は、松本平広域公園陸上競技場で2日にあった中体連陸上県大会の1年男子100メートルに出場し、12秒8で2位。富山県である北信越大会に進む。
リレーチームは「54秒を切ってベストタイムを出すためにも、バトン渡しをスムーズにできるように練習していきたい」と決意。稲見君は「全国大会へ出場できるように頑張りたい」と抱負を述べた。 -
なごみ家で七夕飾り
7日の七夕を前に宮田村の福祉交流施設なごみ家では、利用者らの手で七夕の飾り付けが行われた。
介護予防教室の高齢者も願いごとを短冊に。「健康に暮らしたい」など願いながら、ササにつけていった。
ここ数日、雨模様の天候が続いていることから「七夕の日は晴れて、織姫と彦星が出会えたらいいな」と、利用者は空を仰いでいた。 -
南箕輪村戦没者慰霊祭
南箕輪村と村社会福祉協議会による村戦没者慰霊祭が4日、村公民館であった。遺族や来賓ら約100人が参列し、戦没者に祈りをささげ、恒久平和を誓った。
唐木一直村長は、「戦争の悲惨さ、平和の尊さを語り継ぎ、二度と戦争の惨禍を繰り返さぬよう誓う」と式辞を述べた。上伊那地方事務所長、上伊那郡遺族会長、村議会議長が追悼の言葉を寄せた。
参列者は黙祷し、一人ずつ献花して深々と頭を下げた。遺族を代表して村遺族会の牛山敞司会長は、「戦争は風化してきていると言われるが、世界では悲惨なことが起きているのが現実。平和で静かな暮らしよい世界になるよう遺族もがんばってまいる」とあいさつした。 -
箕輪町内駅駐輪場の放置自転車を整理
箕輪町住民環境課は5日、町管理の駅駐輪場に放置されている自転車の整理・確認作業をし、放置自転車に持ち帰りを求める警告札を付けた。
駅駐輪場は木ノ下駅、伊那松島駅、沢駅の3カ所。伊那警察署箕輪町警部交番、JR東海伊那松島駅と木下区関係者が立会った。
放置の可能性がある自転車を町職員が駐輪場内の1カ所に集め、19日までに持ち帰り、20日になっても持ち帰らない場合は放置物件として処理する内容を記した警告札を付けた。車輪やサドルがない自転車もあり、木ノ下駅4台、松島駅19台、沢駅14台の計37台で、昨年より1台増えた。
町は、防犯登録している自転車は、取りに来てもらうよう持ち主に連絡。期限までに回収されずに放置されている場合は、クリーンセンター八乙女で処理する。 -
太鼓グループ「鼓龍」が大芝高原まつりに向け練習
南箕輪村の太鼓グループ「鼓龍」(16人、井原夏二代表)が、8月26日開催の大芝高原まつりに向け、太鼓練習に励んでいる。
鼓龍は毎年、工夫を凝らして祭りに参加。今年は初の担ぎ桶太鼓で、会員の個人所有4台と新たに購入した2台の計6台を用意し、パレードと花火前の湖上ステージに参加を予定する。
パレードは、今年完成した大芝高原音頭Newヴァージョンが統一曲となるため、鼓龍独自のアレンジをし、太鼓のほか鳴り物、篠笛を加える。湖上ステージでは、「オケ鼓っこ」(作曲・出山敦生)を演奏する。
祭りに向けた練習は6月から始まっており、毎週火曜日の夜、村民センターホールを会場に、高校生5人を含む会員が、個々に演奏の細部を確認し合ったり、通しで演奏するなど熱心にけいこしている。
井原代表は、「これまでは据え置きで演奏する太鼓が多く、移動しながらできるものがなく寂しかった。今年は桶太鼓で気楽に歩きながら太鼓を打ち、祭りをにぎやかにしたい」と話している。 -
県町村教育長会研修総会
県町村教育長会研修総会は6、7日、宮田村の宮田観光ホテルで開いている。上伊那を含む県内62町村の教育長が一堂に会し、子どもの安全対策をはじめ学校教育を取り巻く諸問題について意見を交わしている。
開会式で会長の伊藤修南箕輪村教育長は、数年で転換する国の教育方針を疑問視。
「週5日制、総合学習など鳴り物いりで始めたのに、数年でぐらついて良いものか疑問」と話した。
高校改革プランや30人規模学級などについては「県教委と連携し、良い方向を見出していきたい」と述べるなど、子どものために幅広く力を結集しようと求めた。
来賓あいさつした県教委の義務教育担当者は、高校改革プランについて「中学生や保護者に不安を与えないよう、進めていきたい」とふれた。
引き続き分科会を行い、通学路の安全確保、軽度発達障害児の支援など3つに分かれてグループ討議した。
7日は中川村の蜂研究家、富永朝和さんの講演、閉会式では宣言決議を行う。 -
福祉作業所ラベンダー収獲
宮田村福祉作業所は4日、香り袋や枕などの製品用として栽培しているラベンダーを収獲した。今年は枯れてしまったものが多く、少し肩を落としつつも、通所利用者は熱心に作業した。
香り袋などは同作業所の人気製品のひとつ。3年前から役場横の畑でラベンダーを栽培して、用いているが、今年はなぜか半分以上が枯れてしまった。
「天候などが良くなかったのかなぁ」と利用者も残念顔。それでも残ったラベンダーを収獲した。
1週間ほど乾燥させた後に、ほぐして、製品の材料として使う。 -
宮田小3年3組が駒工生の指導でオリジナルうちわ製作
宮田村宮田小学校3年3組はこのほど、駒ケ根工業高校情報技術科3年J組の指導で、パソコンによる写真加工技術を駆使してオリジナルうちわを製作した。児童、生徒がふれあいながら、ものづくりの楽しさを味わった。
デジタルカメラで撮影した自分の顔などを加工して、うちわの絵柄にデザイン。J組の生徒がマンツーマンで手ほどきした。
お兄さん、お姉さんのやさしい教えに、児童も夢中。パソコンに向かって、世界に一つしかない、オリジナルうちわを完成させた。
豊かな学習社会の実現を目指し、信濃教育会が駒ケ根市で開いた「生涯学習フォーラム」の一環。
児童にとって進路を決めるのは先だが、技術を持っている駒工生に羨望(せんぼう)の眼差しだった。 -
アンサンブル信州in宮田がリハーサル開始
宮田村を拠点に国内外の若手演奏家が集まる弦楽合奏団「アンサンブル信州in宮田」は6日、24人の団員が同村に入り、8日の定期演奏会(駒ケ根市文化会館)に向けて村民会館でリハーサルを開始した。7日も午前10時から午後6時まで無料公開しており、演奏会とは違った迫力を味わってほしいと、歓迎している。
到着早々、団員は熱のこもった練習。音楽芸術監督で指揮する兎束俊之さん=東京音楽大学前学長=からは、多くの注文も飛んだ。
熱心な地元の子どもたちや村民が、緊張感あるリハーサル風景を見学。妥協を許さないプロの厳しい一面も垣間見た。
団員は兎束さんが見込む、若手実力派ばかり。伊那市出身のバイオリン奏者宮坂千夏さんも、4年前の初回から加わっている。
「自分の育った地で演奏できるのは、他でやるよりもやはり感慨深い。迫力ある演奏を届けたい」と話した。
同合奏団は、子どもたちに本物の音楽を届けたいと、宮田村民有志らでつくる「アンサンブル信州in宮田を育てる会」が支援して設立した。
演奏会ではチャイコフスキーやモーツァルトなどクラッシックの名曲を演奏し、午後2時からの昼の部は小中学生千人を無料招待する。午後6時からの夜の部は一般向けで、前売り3千円。当日3500円。
問い合わせは昼の部が宮田中学校の瀧澤教諭85・2004、夜の部は育てる会事務局加藤さん85・4220へ。 -
駒ケ根市次世代育成支援対策地域協議会
市内の子育てサークル、青少年育成委員会、公民館などの代表者や教育関係者らでつくる駒ケ根市次世代育成支援対策地域協議会は6日、今年度第1回の会議を市役所で開いた。委員16人が出席し、昨年度から取り組んでいる「第2次そだて愛プラン」の状況や、策定中の子育て10カ条の内容などについて意見を交わした=写真。
基本目標として掲げた▽家庭・地域を基盤とする幼児教育の充実、▽社会性を持ち、たくましく自立できる子どもの育成▽安心して生み育てることができるまちづくり竏窒ノ関連して参加者は「子育てにかかわる人たちが集う地域交流サロンのようなものをつくることができないか」「昔と教育に関する意識が変わってきているから難しい面もあるが、何とか実現できるようあらゆる機会を通じて努力していきたい」などの意見を出していた。 -
駒工教職員が地元企業視察
地元企業について理解を深めようと駒ケ根工業高校(本間秀明校長)は6日、駒ケ根市内の2事業所を視察した。教職員約20人が参加し、ハチ食品駒ケ根工場と平和産業を訪れて工場の施設や製品などを見学した。
北割二区に新工場を建設し、今年4月から全面稼動している航空・宇宙用機器製造の平和産業では、先端技術を駆使した生産の様子や、航空機や鉄道車両などに使うさまざまな製品について担当者の説明を受けた=写真。教職員らは「すごい設備だな」などと感心しながら工場内を見学した。
同社では今年度駒工の卒業生を2人採用し、来年度も工場の拡張などに伴ってさらに4人を採用する予定。同社の皆木満昭チームリーダーは「工業高校の新卒者は機械・設備に関して飲み込みが早いので助かる。駒工にも優秀な人材を期待している」と話している。
同校は今年度さらに2回(11月、2月)の企業視察を行う予定。