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【小学校で炭焼き指導 宮下秀春さん】
1991年、特色ある学校づくりのため、中沢の伝統産業である炭焼きを学習に取り入れようと学校に炭焼き窯を造ることを思い立った中沢小学校とPTAが窯造りの指導を依頼。「子どもたちのためなら」と快く引き受けた。
窯造りの作業にはPTAの役員らが中心になって取り組んだが、炭焼きを経験したことのない世代で要領がまったく分からず、作業は思うようにはかどらなかった。初めての取り組みでもあり、理解不足からか協力する人の数も少なかったが、苦労の末何とか完成にこぎつけた。
やれやれと思ってホッとしたのもつかの間、仕事はそれで終わりではなかった。教職員や児童らは炭焼きのことを何も知らない。原木の切り出しから火入れ、炭出しまで一部始終を丁寧に説明し、手取り足取り根気よく教えた。
いよいよ窯に火を入れて炭を焼き始めると、夜中や朝方を含め1日10回も学校に通っては火加減などを調節した。
「微妙な温度管理が必要だからね。でも炭焼きは昔からそういうもの。夜でも朝でも特に苦にはならないよ」
どんな炭が焼けたかと期待する児童らに「あせるな」と教えた。
「造ったばかりの窯ですぐに良い炭は焼けない。だから最初はおぞい木を入れるんだ。3回目ぐらいからだな、良い炭が焼けるようになるのは。そうしたらナラの木を入れる。炭はやっぱりナラだからね」
◇ ◇
炭焼きをしていた父の姿を子どものころから見て育った。
「根っから山が好きでね。中学を出て以来ずっと山仕事をしていた。40歳ごろから造り酒屋の長生社で働いたが、定年になってまた山の仕事に戻った。山には今でも年間200日ぐらいは出るかな。頼まれるわけじゃないがよその山に行ってカラマツに巻きついたつる草を取ったりもしているよ。何しろ山が好きなんだ」
父の代に1町歩だった山は5町歩に増えている。自分の窯は山の中にあったが、小学校に窯を造った年に自宅近くに新しく造った。長い経験に裏打ちされたこだわりで良質の炭を焼いて出荷を続けている。
「もう300回も焼いているかな。まだいけると思うよ。でも今度新しい窯を造ろうと思っていろいろ考えているところなんだ」
◇ ◇
小学校の窯も老朽化したため昨年新たな窯を造ることになり、再びその指揮を取った。
「今度は20センチばかり背を高くした。炭のためには良くないが、前の窯の時は出入りに苦労したからね」
最初の窯を造ったころの炭焼きの回数は年に2回だったが、新しい窯ができて4回に増えている。
「時には大変だと思うこともある。でもね、子どもたちと炭焼きをするのは楽しいんだ。大きなパワーをもらっているよ」
(白鳥文男) -
駒ケ根市に法務大臣メッセージ伝達
「第56回社会を明るくする運動」に合わせて30日、上伊那保護司会南部分区の吉澤康道分区長と林富士男さん、城田幸子さんの保護司3人が駒ケ根市役所を訪れ「犯罪や非行のない明るい社会を築こうとするこの運動が、住民の参加と理解を得て活発に行われるよう協力を」などとする法務大臣のメッセージを中原正純市長に手渡した=写真。中原市長は「この地域は本来平穏で特に悪い状況ではないが、犯罪や非行のない地域づくりを地域全体の課題としてこれからもやっていきたい」と述べた。
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駒ケ根市消防団郡大会出場選手激励会
駒ケ根市消防団(小平佳司団長)は30日早朝、上伊那郡大会(9日、伊那市)に出場する選手の激励会を同市小町屋のホームセンターの駐車場で開いた。中原正純市長、小平団長以下団員らが見つめる中、小型ポンプ操法とポンプ車操法の各1チームが厳しい訓練で培った一糸乱れぬ見事な動きを披露した。
中原市長は代表者に激励金を贈呈=写真。「市民の期待に応えて郡大会では何としても優勝してほしい。積み重ねてきた技術の成果を正々堂々と発揮すれば必ずや良い結果が得られるだろう」と激励した。
郡大会への出場者は次の皆さん。
▼小型ポンプ操法=第2分団4号・小町屋(指=田中健一(1)向山正浩(2)石綿晃(3)樋屋直哉▼ポンプ車操法=第5分団1号・栗林(指=坂井比呂六(1)坂井弘樹(2)矢澤国明(3)寺澤徹(4)伊藤光一▼ラッパ吹奏=(1)第4分団 -
JA助け合いの会研修会
JA上伊那生活部会伊南地区助け合いの会は29日、介護研修会を駒ケ根市のアイ・パルいなんで開いた。会員ら約30人が参加し、身体機能改善トレーニング指導士の山岸洋子さんを講師に迎えて無理のない介護の方法について研修を受けた。
山岸さんは寝ている人の上体を起こす動きを例に挙げ「力を入れなくても優しさいっぱいでやれば楽にできるが『こんちくちょう』と思いながらでは、なかなか起こせない」と説明=写真。二人一組になった参加者らは実際にやってみて「本当だ」「不思議」と驚きの声を上げていた。
研修会に先立って総会が行われ、任期満了に伴う役員の改選で、会長に橋爪千春さん(宮田村)、副会長に大場道子さん(中川村)、監事に宮澤サト子さん(飯島町)と小原広美さん(駒ケ根市)がそれぞれ選出された。任期2年。 -
パッチワークキルト講習会
飯島町千人塚公園内の喫茶店小蕪亭で29日、パッチワークキルト講習会が開かれた。05年6月から続く3回目の開講。12人の女性が参加し、大阪市西区で手芸教室「キルトスペース羅針盤」を主宰している宮川和子さんの指導でキルトの手提げ袋を作った。
参加者は宮川さんが用意した材料の中からそれぞれ好みの柄のセットを選び、作り方を書いた図とにらめっこしながら針を動かして生地を縫い合わせた。ほとんどの参加者が前回の講習会に参加しているとあって手つきは慣れたもの。時折宮川さんに声を掛け「ここはどうすればいいですか」などと質問しながら、ゆっくりと時間をかけてキルト作りを楽しんでいた=写真。 -
箕輪町、南箕輪村が伊那ケーブルテレビで文字放送開始
箕輪町と南箕輪村は1日、伊那ケーブルテレビの町、村それぞれの専用チャンネルで、文字放送を開始する。
伊那ケーブルテレビがBSデジタル放送をアナログ変換して放送してきたサービスが6月末で終了し、本来のデジタル放送に移行することに伴い、アナログの29チャンネルが箕輪町、30チャンネルが南箕輪村の専用チャンネルになる。デジタルの専用チャンネルは町がC512、村がC513チャンネル。
町と村は、専用チャンネルで行事のお知らせ、休日当番医、水道休日当番店などを文字で放送する。デジタルでは6月20日ころから試験的に放送を始めているが、7月中は試験放送で、文字の大きさ、写真の色などを調整する。
箕輪町は、緊急メール配信サービスで登録者に火災などの緊急情報が配信された場合は、専用チャンネルでも文字放送に割り込み優先的にメールと同じ内容を表示する。
南箕輪村は、村広報番組「素顔がいいね みなみみのわ」も放送する。 -
南箕輪村役場窓口業務時間を延長 午後5時30分まで
南箕輪村は、人事院規則の改正による国家公務員の勤務時間制度見直しにならい、1日から職員の勤務時間を変更し、役場庁舎の窓口業務時間を15分延長して午後5時30分までとする。
村議会6月定例会で条例改正案が可決され、職員の休息時間(有給扱い)が廃止になったことによる変更。「15分延長になるので、利用してください」としている。
村は住民サービス向上のため、これまで月曜日は住民係の窓口業務を午後7時まで延長し、住民票と印鑑証明書の発行をしているが、同サービスは引き続き行う。住民係では月曜日以外の時間外で証明書の発行が必要な場合は電話で相談してほしい-とする。
また、住基カード所持者は伊那市役所、駒ヶ根市役所、箕輪町役場、辰野町役場、いなっせの自動交付機で住民票の写し、印鑑登録証明書、各種税証明書、戸籍全部事項証明及び個人事項証明の交付が受けられるため、住基カードの利用も呼びかけている。 -
議論白熱、名物丼どれに?
宮田村の新名物をつくろうと、村民にアイデアを公募した村商工会青年部(前林裕一部長)の名物丼プロジェクトは29日夜、部員らの投票で人気があった10作品を選考した。味やコスト、作りやすさのほか、インパクトなども考慮に入れて検討。村の特産品などを用いた独創性豊かなアイデアばかりで、甲乙つけがたく激論となった。今後は試作品をつくるなかで、最終的には1つに絞り込んで本年度中の完成を目指す。
5月に住民からアイデアを募り、寄せられた169点を部員や商工会役員、村関係者が投票方式で1次審査。10作品に絞り込んだ。
村のシンボルでもある「梅」を食材やイメージに使った作品が多かったが、なかには地ビールでご飯を炊いたり、肉を煮るなどインパクトが大きい作品も。
特産品の山ぶどうワインで煮た肉をのせた丼のほか、地元の石材店でつくる石鍋を食器にしてビビンバにするなど変り種もあった。
この日は、49人の部員と村産業建設課の職員3人が3グループに分かれ10作品を検討した。
「インパクトは強いが味の想像ができない」「丼はカツ丼のイメージが強いが、さっぱり味で勝負してみては」「話題性に最初に飛びつくのは女性。ヘルシーさも意識するべき」などと激論。
様々な観点から各作品の実現の可能性を探った。
10作品を4、5作品にまで絞り込む予定だったが、「味を確かめたい」という声も多く、今後の試作でさらに研究を深めることに。
前林部長や、プロジェクトを主導する同青年部ふるさと創造委員会の春日真一委員長は「少し形が見えてきた。みんなに喜んでもらえる丼を完成させたい」と話した。 -
宮田高原キャンプ場オープン
標高1650メートルの別天地、宮田村の宮田高原キャンプ場が1日から、今季の営業を開始する。村観光協会は他では味わえない、大自然の魅力をPR。「多くの人に楽しんでほしい」と呼びかけている。
芝生が広がりオートキャンプも可能なテントサイト。貸しテントも完備し、大・中・小と揃うログハウスも計6棟と充実。学校のキャンプから、日帰りのデイキャンプまで幅広く対応する。
何といっても最大の魅力は、恵まれた環境。宮田村中心部から車で20分、伊那、駒ケ根両市街地からも40分ほどの立地にもかかわらず、人里の喧騒を離れた高原遊びが満喫できる。
遊歩道も整備され、場内には牧場も。少し歩けば釣りや川遊びもできる。夜は満点の星空が天空に広がる。
同協会は今季から2泊以上した人に、宮田観光ホテルと隣接するこまゆき荘のいずれかで使える温泉入浴券をプレゼント。
新たな試みも加え、9月末までの営業期間中、多くの来場を期待している。
テントサイトは1泊テント持ち込み2500円、貸しテントの場合3千円。ログハウスは5千円から9500円。
予約、問い合わせは村観光協会85・5864または、高原管理室85・2863まで。 -
宮田村と小布施町の結婚相談員が懇談
宮田村の結婚相談事業に学びたいと、上高井郡小布施町の結婚相談員が同村を訪問。交流会を開き、情報を交換した。男性の頼りなさが共通の話題となったが、宮田村では登録男性のために見合いの心得を現在文書化し、作成に取りかかっていると報告した。
「おとなしく、自分がアピールできない男性が多い。研修なども必要と感じている」と小布施町の相談員。
宮田村結婚相談所の相談員が男性のための心得を作っていると説明すると、「是非それも参考にしたい」と話した。
宮田村の結婚相談事業は数十年の歴史があり、10数年前には相談所も開設。村デイサービスセンターで定期的な相談も行っている。
この日も同相談所の新井友也代表と相談員が出席。「自分たちの村や町の中だけで、結婚を成立させようとするのではなく、大きい心を持つことが大切」と、小布施町側と熱心に懇談した。 -
伊那公園の「健康歩道」PR 伊那市・中央区が講演会
伊那市中央区の健康委員会(中村郁子会長)は28日夜、同区公民館で、伊那公園の健康歩道の設置を祝った健康講演会「体ほぐし心ほぐし」を開いた。幼児から高齢者までの男女約40人の区民が集まり、体操などを通じて心身に活力を戻した。
健康歩道のPRを兼ね、足ツボの効能などを学び、健康について関心を深めるための企画。市振興公社・サンライフ伊那のトレーナー山岸洋子さんを招いて講演会を開いた。
ボールを使った「身体の痛み、機能低下の改善体操」や、全身を動かして足ツボを刺激する「竹踏み運動」などを実践。「健康は頑張らないといけないイメージがあるが楽しむことを考えて」との呼び掛けに、区民らは気軽に取り組み、自分の体について考える時間を過した。
体の健康についてこれまで、気を使ってこなかったという67歳の男性は「体が軽くなった。また機会があれば、ぜひ参加したい」と笑顔で話した。
○…健康歩道は中央区と伊那公園桜愛護会が整備する足裏を刺激する歩道。7月中旬に完成し、19日午前10時から、歩き初め式を開式、午後から自由に利用が可能となる。
足への刺激度が異なる5つのゾーンに、大きさの異なる石を計約3万個を設置する。幅1・5メートル、長さ1周50メートル。工事費は250万円で、国の補助を受ける。
文化交流で台湾の高齢者グループを訪ねた際に見つけ、地元にも作りたいと準備を進めていた。27日、業者に加え、桜愛護会メンバー4人が石を並べる作業を手伝っている。 -
伊那市・美篶小で音楽会
伊那市の美篶小学校(北原寛校長・391人)で30日、毎年恒例の音楽会があった。澄み渡る歌声と軽快なリズムの演奏など、児童たちはこれまでの練習の成果をステージ披露した。
今年度初頭から発表曲を決め、練習に励んできた。1クラスずつの合唱、楽器演奏や、5、6年生それぞれの学年全体の歌など計19プログラムを、保護者ら約300人が集まる体育館で繰り広げた。
ゆったりとした心和む曲から鼓動が波打つ激しい曲まで、聞く人を楽しませるバラエティー豊かな曲目を観客は満喫。保護者らは記録に残そうとビデオカメラを片手に、笑顔で我が子の勇姿を見つめた。
6年生の三女が同小学校へ通う武田浩さん(44)は「それぞれ練習を頑張ってきた気持ちが伝わってきた。今年で最後の音楽会となるが、子どもの成長をよく感じられたことに尽きる。喜びを実感する」と目を細めていた。 -
全国少年補導功労者表彰・伊那署管内の2人受賞
少年の健全育成に貢献した人へ贈る、本年の全国少年補導功労者表彰を受けた伊那署管内の2人が28日、小嶋惣逸署長に受賞を報告するため、同署を訪れた。小嶋署長は「これからも一緒に手を携え、少年問題に取り組んでいきましょう」と労った。
伊那少年友の会会長の大工・丸山義貞さん(65)=伊那市高遠町長藤=が少年補導栄誉銀章を、同会元会員の無職・三澤勇美さん(83)=同市福島=が銅章を受賞。20日、県少年友の会連合会理事会の席上で県警本部長から伝達表彰を受けた。
表彰は警察庁長官と社団法人全国少年補導員協会の連名。県内受賞者は金章1人、銀章3人、銅章4人の計8人。
丸山さんは伊那少年友の会会員として、少年非行防止活動などに貢献する傍ら、地区の少年剣道クラブなどの指揮者として、スポーツを通して健全育成を推進してきた。三澤さんは長期休業前の学校訪問活動を実施することを発案するなど、00年4月縲・4年3月、同会会長として率先した活動を展開してきた。
丸山さんは「予防防犯に心掛け、非行に走らない子どもたちを育てることに努力したい」と意気込みを語った。 -
西箕輪にグループホーム、9月開所に向けて準備準備着々と
グループホーム立ち上げに向け準備を進めているNPO法人「樹(き)」は、9月を目標として伊那市西箕輪の伊那養護学校近くにある住宅を改築してグループホームを開所する。
グループホームの立ち上げは、障害者が自由で自立した生活を送れる社会の実現を目指す樹の第一目的。理事の知人から、使われていない家屋を借り、敷地面積約495平方メートルの木造2階建て家屋に台所、居間、入所者用の個室5部屋などを整備するための改築を進めてきた。
今後は、世話人の選定などを進めるが、福祉関係に携わったことのある会員でも、グループホームについて具体的な実情は知らない。また、グループホームや樹の活動に関心がある一般の人にもグループホームのあり方などを知ってもらうため、学習会を開くことを企画。県西駒郷地域生活支援センターで地域移行支援に当たっている山田優所長を迎えることとなった。
学習会は7月3日の午後7時半から伊那市の福祉まちづくりセンターで予定している。参加無料。
問い合わせは事務局(TEL73・6870)清川さんへ。 -
山荘ミルクでバラを始めとする季節の花々が見ごろ
心地よい風が吹き抜ける和みの庭で憩いのひと時を過ごしませんか竏秩B伊那市横山の山荘ミルクでは、約170本のバラが見ごろを迎え、訪れた人たちを楽しませている=写真。
ミルクでは、昨年新たに約100本のバラを定植した。今年は例年より3週間ほど咲き始めが遅れたが、夏が近づくに連れて一気に開花。ぐんぐんと成長した枝には多くのつぼみが付いた。
四季咲き種を主体とした同庭園では、12月までさまざまなバラの移ろいを楽しむことができる。庭は自然との一体感を大切にして造成。四季それぞれの草花が、バラと共に癒しの空間を作り上げている。現在はアジサイ、ギボウシが咲き始めた。
ミルクの向山美絵子さんは「季節の顔がいっぱい咲いている。少し時期をずらすだけで大分雰囲気の違う庭が楽しめるので、ぜひ多くの人に楽しんでもらえれば」と話していた。
問い合わせは山荘ミルク(TEL72・9990)へ。 -
みはらしの湯で七夕飾り
伊那市西箕輪の日帰り温泉施設「みはらしの湯」は、ロビーに七夕飾りを展示し始めた=写真。
今年は長さ8メートル近い竹を2本展示。ボランティアで同施設の花などを管理している地域住民から、無償で提供してもらった。
竹の近くには、色とりどりの短冊を用意し、入浴客が自由に記入できるようにしてある。すでに多くの短冊が下がっており、幅広い年代層の客が「絵がうまくなりますように」「孫が元気で学校に行きますように」などと思い思いの願い事をしている。
七夕飾りは7月8日までロビーに展示し、来年1月のどんど焼きでたき上げる。 -
こだわりの木工と木の情報発信で消費者とつながり地域活性化を目指す「木の情報館」7月末を目途のオープン
職人こだわりの木工作品を展示したり、木に関するあらゆる情報を集積・発信していく「木の情報館」が7月末、伊那市美篶の信州国産材開発協同組合の一画にオープンする。消費者と職人をダイレクトにつなぐだけでなく、地域材利用の状況や里山の様子、木材加工の方法など、あらゆる情報を発信しながら、木に関心を持つ人のすそ野を広げていく。地域材利用の普及、木材文化を通じた地域交流も進めていく構えだ。
取り組みを進めているのは県伊那技術専門校の卒業生などでつくるNPO「南信州木の会」の約20人。家具作家、建具士など木工関係者をはじめ、漆工芸家、建築設計士、森林保護活動家、製材担当者、木材加工機械を製造する技術者など、多彩な顔ぶれで、それぞれが持ち寄った情報をセミナー、体験教室などを通して発信していく。
消費者との交流だけでなく、職人同士の情報を交換、伊那技専に通う職人の卵などと交流を図る場としての機能も持ち、不安も多い職人の活動を後押しする。
また、権兵衛トンネルの開通によって距離が縮まった木曽地域は、昔から木の文化が根付いていることから、木曽で木材について学ぶ人たちとも交流を図っていきたいとしている。
内装は全て長野県産カラマツを使用する予定で、現在オープンに向けて改築を急いでいる。費用の一部はコモンズ支援金でまかなう。オープン当日はさまざまなイベントを行う予定。
活動に参加する会員も募集している。
問い合わせは家具工房木槌(TEL74・7794)田中さんへ。 -
大芝の湯と大芝荘に県の温泉表示認定制度の認定書届く
今月9日に県の「安心、安全、正直」な信州の温泉表示認定制度の認定を受けた南箕輪村のふれあい交流センター・大芝の湯と大芝荘へ30日、認定書が届いた。大芝荘の山・ス文直支配人は「オープン以来利用者に安心して使ってもらえるよう衛生、安全に配慮してきた。今後一層努めていきたい」と語った。
温泉施設が自主的に情報公開することで信頼性を高めると共に、利用者がより自由に利用施設を選択できるようにすることを目的として04年から始まった制度。現在は県内の対象施設1800のうち、60施設が認定を受けており、上伊那では4番目。認定を受けるには、源泉名、換水の状況、浴槽清掃の状況などを正しく開示することが求められている。
1日平均910人の大芝の湯は、上伊那で最も年間利用者が多い施設。毎月1回レジオネラ菌の検査をしたり、週1で浴槽内を清掃、殺菌消毒するなどして、衛生面でも最大限の配慮をしている。また、バリアフリーを所々で取り入れており、お年寄りにも優しいつくりになっている。 -
上の原社協が地元の園児と交流
伊那市の上の原地区社会福祉協議会(牛山剛会長)は29日、地元の上の原保育園を訪問し、園児と交流した。
地元に一昨年、唯一の保育園が完成したことを機に、社会的貢献ができたら竏窒ニ、園に話を持ちかけたことが始まり。昨春から園内の花壇整備、運動会や観劇への参加など、あらゆる形で園児と触れ合っている。
この日は、地域のお年寄り25人が参加し、年少組から年長組まで全7クラスに3、4人ずつ分散。園児たちは「じいちゃんだ」「ばあちゃんだ」と大喜びし、質問をし合って楽しく会話した。
七夕が近いことから、お年寄りが園児一人一人から夢や願いごとを聞き、短冊に書いてあげた。ケーキ屋さんやお姫さまなどのほか、最近の人気アニメキャラクターになりたいという夢も多く、複雑なキャラクター名に少々困惑する場面も。「夢がかないますように」と一緒に笹に飾り付け、楽しいひとときを過ごした。
牛山会長は「子どもたちがなついてくれるし、一緒のいると元気になれる。園側も交流を心良く受け入れてくれてありがたい。今後も自分たちにできることで園に貢献していきたい」と話していた。 -
【目指せ!甲子園】伊那北チーム紹介
・ス努力型・スの3年生が昨夏の初戦敗退の悔しさをバネに大きく成長した。課題だったプレーやセオリーの基本がどれだけ徹底してできるか。チームに備わった粘り強さも発揮したいところ。
主戦の森は右下手投げ。直球にスライダーとシュートを織り交ぜ、緩急を使って打者をほんろうする。低めについて打たせて取る投球が特徴の一つ。森中心のチームだけに、出来具合いが試合を大きく左右する。「森は高校から投手となった。これまでの努力の部分が出れば良い方向に向く」と久保村監督も期待を寄せる。
小柄ながら切れのある直球を披露する右上手の二塁志賀、182センチの長身から投げ込む直球を武器とした左上手の春日健も控える。森がスタミナに課題を残すだけに、終盤での継投策で試合を組み立てる。
強肩の捕手春日享が守備の柱。投手それぞれの長所を引き出し、臨機応変なリードが魅力。経験豊富で堅実な志賀、田畑の二遊間が要となる。下手投げの森に対して右へ流す打者が多いため、中堅と右翼のコンビネーションに加え、内野手との連携を密に、右方向への対応を重点的にこなしてきた。少しでも進塁を防ぎ、最少失点に抑えたい。
集中打を得意とする打線は、これまで中軸に座っていた田畑がトップ、調子が上向きの2番志賀が好機をつくる。田畑は中軸の重責から解放されたことにより、本来の力を発揮するようになった。長打力に加え、敵陣をかき回す俊足に、切込隊長としての期待は大。好調の志賀も中軸に匹敵する打力をもつ。
中軸を担うのが、器用な小島、安定している春日享、広角に打てる藤沢。得点力のある3人の前に田畑、志賀が確実に塁に出たい。
打線のつながりを強く意識するなかで、下位が上手く上位にバトンを渡し、得点を稼げるかが一つの鍵になりそう。
◆田畑英二主将
少ないチャンスをものにできる勝負強さで勝利を呼び込みたい。接戦になっても気持ちで絶対に負けない。すきをつくらず、常に攻める気持ちで一戦一戦大事に戦いたい。 -
告示1カ月前、中川村村議選挙
8月23日の任期満了に伴う中川村議会議員選挙は8月1日告示、6日投票で即日開票される。告示まで後1カ月。定数16から10に大幅削減されて初めての選挙で、現職のうち、半数の8人が出馬の意向を示し、引退を表明している議員は7人、新人は3人の出馬が確定している。合わせて11人の出馬は確定しているが、態度を明確にしていない現職もあり、新人擁立を模索している地区もあることからかなり流動的。また、従来の地域代表の新旧交替のほか、村内全域で得票を図る新人、現職など定数を2人程度上回る少数激戦が必至と見られている。女性候補は現職2人。
これまでに引退を表明している議員は議席順で平沢進氏(71無所属3期目、美里)、坂下純氏(72無所属4期目、飯沼)、富永和典氏(56無所属2期目、柳沢)北島文憲氏(62無所属3期目、渡場)大場茂明氏(69無所属2期目、横前)、市瀬拓朗氏(65共産4期目、針ケ平)鈴木信氏(59無所属3期目、中組)の7人。
一方、出馬が予定される現職は、前原茂之氏(63、無所属2期目、沖町)、松村隆一氏(57、無所属2期目、南田島)、竹沢久美子氏(58、共産2期目、美里)、桃沢時江氏(60、共産3期目、田島)、松下昌嵩氏(61、無所属1期目、中央)、大原孝芳氏(53、無所属1期目、三共)、村田豊氏(65、無所属1期目、南田島)、原勝一氏(63、無所属1期目、柏原)の8人。
新人で出馬が確定しているのは高橋昭夫氏(61無所属、柏原)=農業=、山崎啓造氏(61無所属、南田島)=会社役員=、斉藤登氏(57無所属、美里)=農業=の3人。他に横前地区で新人擁立を模索している。
党派別では前回3人を擁立し、全員当選させた共産党は、定数大幅削減を受け、現職1人が引退し、2人を続投させるという図式と思われる。
6月2日現在の有権者数は4355人(男2085、女2270)。 -
ながた荘が宴会場用にいすとテーブルを導入
箕輪町長田の「みのわ温泉ながた荘」が、宴会場用のいすとテーブルを導入した。
以前から「いすがあるといい」などの利用者の声もあり検討を進め、今年4月に導入を決定。座敷用のいすとテーブル40セットを用意し今月中旬から使えるようになった。
いすは足などが黒塗りで背もたれと腰掛けのクッション部分が渋い緑色、テーブルは黒塗りで落ち着いた雰囲気。今後、いすとテーブルの常設の部屋を設けることも検討している。
新村支配人は、「足の弱い方への利便性を向上した。多くの方に利用してほしい」と話している。
いす席は申し込み順に受け付ける。希望者は予約時に申し出る。 -
箕輪郵便局員がごみ拾い
箕輪町の箕輪郵便局は26日、「地域に愛される郵便局づくり」の一環で、環境活動としてセンターパーク松島周辺でごみ拾いをした。
ごみ拾い活動は6月と8月の年2回、就業時間後に局員がボランティアで実施。以前は郵便局周辺でやっていたが、昨年から主にセンターパーク松島と天竜公園でやっている。
この日は20人が参加。花火の燃えかす、たばこの吸殻、ビニール傘、ペットボトル、菓子や食品の空き袋などがあり、局員は「きれいに見えて、意外とごみがある」と話し、可燃ごみ、不燃ごみに分けながら、木の茂みや池や水路の中にも入って熱心にごみを拾った。
次回は8月に天竜公園でやる予定。 -
登場
上伊那農業協同組合(JA上伊那)代表理事組合長
宮下勝義さん(65)まずは国の新しい方針の担い手となる農業組織を各地域に応じた形で立ち上げたい。農地荒廃の進行防止し、農業供給の拠点を次世代に引き継いでいくことは責務だと考えている竏秩B就任の意気込みを語る。今後は、世代の異なるさまざまな人たちと関係を築きながら「地域に身近な農協」と「食農教育」の普及を目指す。
中沢農協で営農技術員を務めた後、長野県経済連に就職。果実、キノコ、花、米など、さまざまな農産物の技術普及に努めた。
今では広く知られるようになった「やまびこしめじ」の導入にも従事。「当時はエノキダケくらいしか知られていない時代だったから、作っても売れない。市民権を得るまでには時間がかかったよ」。消費者に新しいキノコを知ってもらおう竏窒ニ、テレビや雑誌など、あらゆる手段を使ってPR。栽培技術の向上にも尽力し、現在の地位を確立した。
01年に退職してからは、それまで人に勧めてきた野菜や地元の伝統野菜などの栽培に挑戦。直売所に出すようになってからは「あのキュウリは美味しいのでもっと出してほしい」などの声も届くようになり、喜びを感じた。「この地に根付く野菜には良いものがたくさんある。そういうものをもっと大切にしていかなければいけないと思っている」。
農業体験の重要性も認識している。「今の子どもはブロッコリーがどうなっているかを知らない。しかし、自身の体で体験すれば、給食に使われている野菜がどんな風になっているのかイメージすることもできるようになる。そういうことが大切なんです」。
趣味は山歩き、スポーツ観戦。多忙な日々のストレスは畑作り発散している。
妻、長男と3人暮らし。 -
ツバメの巣立ち
伊那市東春近の川上雅喜さん(70)宅では今年、家の中にツバメが巣を作った=写真。約2カ月間、ヒナを見守ってきた川上さん家族は、親同様の心境でヒナの巣立ちを見守っている。
ツバメは、5月の連休ころから2階天井の一画に巣を作り始めた。川上さんは「1983年に家を建てて以来、こんなことは初めて。妻は鳥の声のする置物につられて入ってきたんじゃないかっていうんです」と話す。 -
みのわ手筒会
みのわ祭りに向け打ち揚げ練習箕輪町の「みのわ手筒会」(会員39人、唐沢修一会長)は28日夜、みのわ祭り(7月29日)に向け箕輪中学校グラウンドで打ち揚げ練習をした。今年のみのわ祭りは、手筒花火と納涼花火大会が初の同時開催となるほか、会にとっても発足5周年の記念の年で、会員皆練習に熱が入っている。
実際に手筒花火を打ち揚げる初の練習で、20本を消費。安全を第一に打ち揚げ手順、点火の段取り、警備などを真剣に確認しながら練習した。
会は、6月初旬の救護講習に始まり、構成やフォーメーション、分担確認など練習を重ねている。
今年は手筒花火45本のほか打ち上げ、仕掛け、吹き上げ花火、小型煙火などを予定。大三国もある。子ども向けにお楽しみの仕掛け花火も企画している。
地域活性化を願い、若い世代の頑張りをPRしている同会。毎年、工夫を凝らした花火構成で、“箕輪の手筒花火”として年々ファンが増えている。依頼を受け県内の他市町村でも打ち揚げ、箕輪町の宣伝にも一役買っている。今年もすでに朝日村、飯綱町での打ち揚げが決まっている。
唐沢会長は、「今年は納涼花火大会の打ち上げ煙火と競演できる。町民に喜ばれる、また見たいと思われる祭りにしたい。町外から来る人も多いので、箕輪にしかないというイメージ付けになれば」と意欲を見せている。 -
駒工自走ロボット大会
駒ケ根市の駒ケ根工業高校(本間秀明校長)は29日、光センサーを搭載した自走ロボット大会「3代目白線流し」を開いた。情報技術科3年生31人のうち予選を勝ち抜いた10人が出場し、優勝を目指してタイムを競った。
レースは1度に2人ずつが対戦するノックアウト方式。出場者らが合図の声とともにロボットをスタートさせ、心配そうな表情で愛機の動きをじっと見つめる中、ロボットはジージーとモーターの音をたてながらコースの白い線に沿ってカーブやコーナーをスムーズに進んだ=写真。中には鋭角コーナーで何度もコースアウトを繰り返したり、3分間の制限時間内にゴールできず、無念のリタイアとなるロボットもあった。コースの周囲に集まった同級生や1・2年生らからは「頑張れ」「あきらめるな」などと大きな声援が飛んでいた。
レースはリノリウム製の黒いマットに幅約2センチの白いビニールテープを張った全長約17メートルのコースで行われた。コースは直線や緩やかなカーブのほか、直角や鋭角のコーナーを組み合わせた複雑なもので、いかに無駄な動きをなくしてスムーズに速く走れるかが試される。
ロボット製作は同科の必修課題。2月に行われた予選大会には同科の31人全員が参加し、それぞれ2年間かけて作り上げた手製の愛機で決勝大会進出を懸けて戦いに臨んだ。 -
天竜川護岸の利活用を考える会(仮称)発足
箕輪町内の天竜川堤防道路を町民皆が憩える親水護岸の道に整備しようと、住民有志による「天竜川護岸の利活用を考える会(仮称)」が28日、発足した。市民ランナーら発起人による第1回会議を町文化センターで開き、護岸の利活用について意見を交わした。今後は現地視察をし、会の名称をはじめ具体的な検討を進める。
堤防道路は、町民の散歩道や、小学生から社会人までのジョギングや陸上競技のトレーニング場として利用されている。
今年4月、町内の市民ランナーらが堤防道路をジョギングやウォーキングロードとして整備し活用することを考え、国土交通省天竜川上流河川事務所の職員に現地視察してもらい、整備を要望した。
発起人らは、町民参加で親水護岸としての整備を検討しようと賛同者を募り、発足会には市民ランナー、天竜川流域の沢・松島・木下区の公民館関係者、一般ら35人が参加した。
発起人代表の小池茂治さん=木下=を会長に選任。小池さんは、「さらに広く賛同者を募り、いろんな意見を聞いて、一級河川をもっと活用したい」と話した。
自由討論では「ジョギングやウォーキングに限らず、お年寄りも集える道に整備したらどうか」「箕輪町内の天竜川流域全体を視野に入れて考えよう」などの意見があった。
第2回会議は7月8日に天竜川ウォークミーティングとして現地を視察。7月13日の第3回会議で会の名称などを決める予定。 -
警察犬指導手に感謝状
駒ケ根署は29日、自殺の恐れのある行方不明者の発見に貢献したとして警察犬指導手の田中京子さん=駒ケ根市下平=に対し、感謝状を贈った=写真。
田中さんは8日、飯島町で40歳の女性が行方不明になったとの通報を受けた同署の要請を受け、所有している警察犬ペガ・フォン・トーキョーシゲル号(シェパード・6歳)とともに出動。捜索開始から約1時間後に女性を発見した。女性は刃物を自分で腹に刺すなどしていたため、発見が遅れれば状況はさらに悪くなっていたと思われる。田中さんは「自殺の恐れがあるということだったので、早く見つけ出さなければ竏窒ニ思っていたが、何とか役に立ててよかった」と話している。
田中さんは約20年前から自宅敷地内の訓練場で犬の訓練を行い、警察からの要請を受けて南信各地に出動して行方不明者などの捜索に当たっている。年間の出動件数は十数回に上る。 -
駒ケ根商工会義所永年勤続表彰
駒ケ根商工会義所(渋谷敦士会頭)は28日、第52回永年勤続従業員表彰式を駒ケ根商工会館で開いた。市内の事業所に長く勤務した86人の勤続者のうち、出席した約40人一人一人に渋谷会頭が表彰状を手渡した=写真。渋谷会頭はあいさつで「企業の価値の一つに、長く勤める人がどれくらいいるか竏窒ェある。社員を大事にする会社で今後も自信を持って励んでほしい」と呼び掛けた。
表彰されたのは次の皆さん。
▼40年=小林紀充(北澤電機製作所)三富孝良(塩澤製作所)▼30年=木下久人(IAM電子)小林幸子(同)三石二美男、池上文夫、三好征(以上伊藤電工)山村光秋(伊南電工)木下武敏(春日モータース)下島静子(キョウリツ)飯島昇(天竜精機)木下千代子(中澤木材)田中みゆり(松井自動車工業)▼20年=田村高志(IAM電子)伊藤一美(伊勢喜)宮崎英子(北川製菓)今井美保(北澤電機製作所)友野まゆ美(同)宮原美津子、原田キク子、吉瀬恒子、米澤豊秋(以上キョウリツ)飯島伸一(小林工業所)木下富士子(駒ケ根観光開発)中村孝志(堺澤建設)小松英雄(セイビ社)渡辺和男(竹花工業駒ケ根支店)片桐謙治(同)宮脇幸治(天竜精機)下平正浩(同)下島幸作(ナパック)赤羽敏彦(同)森弘子(原製作所)森山泰子(同)木下斉(富貴屋建設)湯澤八重子(宮澤印刷)征矢美恵子(同)▼10年=横山和信(IAM電子)井口孝文(同)小松由幸、竹村茂、久保田公明、内山豪(以上伊勢喜)小松原明美(伊那醤油)宮下英滋、堀内臣成、高木洋子、古田眞由美、赤須志穂、中城雅志、気賀澤司(以上北澤電機製作所)竹村雅美(キョウリツ)米山隆弘(小林工業所)武井剛(同)林公浩(駒ケ根観光開発)酒井敏幸(駒ケ根管工業)大西さおり(駒ケ根商工会議所)平澤京子(駒ケ根労務協会)西村秋子(佐寿伊島田屋商店)伊藤幸子(同)澤森恒(セイビ社)工藤千都子(第一物産)小林幸平(竹花工業駒ケ根支店)征矢紫郎、吉瀬誠、中田周作、廣田地孝、佐野協児、荻原亮二、須藤卓宏(以上天竜精機)北原清吉、紫芝修、中島俊治、加藤昭治、湯澤裕紀(以上ナパック)中村侑子(富貴屋建設)小原忍(松井自動車工業)小澤忍(同)寺平不朽志、滝澤仁、宮澤純子(以上宮澤印刷)久保田かづみ(宮田観光開発)高坂今朝盛(同)萩村泰人(ヨウホク)吉澤崇人(同)吉澤純(吉澤組)