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駒ケ根市消防団任命式
駒ケ根市消防団(小平佳司団長)は1日夜、06年度の辞令交付式を市民体育館で行った。新分団長4人をはじめ昇格の団員と新入団員らが団長から辞令の交付を受けた。小平団長は35人の新入団員に対し「入団した経緯はさまざまだろうが、先輩に相談しながらかわいがられる後輩になってほしい」とした上で全員に「いよいよ新年度がスタートする。地域住民に頼られ、当てにされる消防団になるよう、さらに精進を」と激励した。
辞令を受けたのは次の皆さん(丸数字は分団)。
◆分団長=(1)山本郁勇(3)佐藤和樹(4)湯澤英喜(5)萩原道彦◆ラッパ長=久保田博昭◆副分団長=(1)倉田卓哉(3)松崎宗孝(4)宮脇勝(5)福澤源吾◆副本部長=唐澤裕二◆副ラッパ長=(4)堀内英樹◆部長=(1)北原義伸(2)亀山剛(3)小出徳一(4)佐久間弘司、竹村英樹(5)藤井茂、羽場昭◆班長=本部・遠山秀明、春日崇(1)石澤正志、浦岡俊希、山本喜裕、福澤達也、横山隆(2)小澤康弘、櫻井真一、田畑博利、福澤治、大石正人、吉瀬泰安、鈴木慎太郎(3)松田伸也、宮澤敏、瀧澤貴史、吉澤淳、馬場由貴、春日隆志、宮下正義(4)那須野高一、山本哲広、森和広、竹村達也、下島裕一、北原宏明、野村貴、木下敦、竹村秀一、三室真、竹村仁志、宮澤隆行(5)赤須潤一、坂井比呂六、下島寿哉、臼井鉄也、下平庄貞、下平隆弘、林賢英、中村昌敬、林実樹◆団員=本部・森田美穂、田畑今日子(1)倉田真司、倉田優作、小林浩二、小池正敏、小原健太郎、北林英之、保科佑樹(2)青木満、片桐慎吾、新井政義、久保田洋平、吉瀬史寛(3)堀健一、松本智彰、星野聡、小澤剛志、清水雄治、米村浩一(4)竹村昌典、下島健、林正義、吉瀬和弘、五十川崇、春日文和(5)竹村了、河口邦彰、片桐知峰、今井綾、小池渉、坂間岳志、大沼広和、鈴木秀志、渋谷収 -
宮田村役場の辞令交付
宮田村役場は3日朝、人事異動の辞令交付と年度始めの式を開いた。4年ぶりに新規の正職員を1人採用。課長級に昇格した高橋克実教育次長らとともに、辞令を受けた。
村は人件費削減の一環で03年度から職員の新規採用を見送っていたが、年齢構成維持のため再開し、大卒男性1人を採用した。
約100人の職員を前に清水靖夫村長が訓辞。行政概念を運営から経営へ転換するよう繰り返し訴え「経営には結果が必要。限られた予算で100%以上の効果が出るよう、発想転換を」と話した。
職員個々の裁量で事業を推進するのではなく、組織連携を強化するよう要望。「多くの知恵をしぼれば、より効果は高まる。経営は組織で動くもの」とも続けた。 -
車両装着用のパトロールステッカー新調
子どもの安全見守り体制強化に宮田村教育委員会は、子どもの安全見守り体制を強化しようと、自動車にマグネット装着できる「安全パトロールステッカー」を210台分作成した。
公用車に付けるほか、住民有志でつくる「子どもの安全見守り隊」の希望者にも配布。村内業者の営業車両にも装着してもらう考え。
小中学校の新年度を控え、子どもの安全見守り隊は4日に集まり、活動内容などを再確認する。隊員数は昨年度当初より92人増えて192人となっており、よりきめ細かく地域の安全に目を光らせている。 -
消防団辞令交付式
宮田村消防団は1日、辞令交付式を役場グラウンド開いた。2年任期の幹部が一新。平澤成己新団長のもと、幹部、新入団員はさっそく、訓練や研修に臨んだ。【幹部名簿は3月19日付で既報】。
昨年より15人多い29人が入団。新たな体制のもと平澤団長は、地域に愛する消防を構築していきたいと呼びかけた。
新入団員は次の皆さん。
川手敏史、有賀忍、山田繁、秦野翼、中原勝郎、春日貴博、平沢佳秀、吉川昌太、北澤秀行、平塚太吾、矢沢悠、高坂敏巳、橋本哲治、上村雅樹、小林大希、原田貴司、伊藤国彦、小田切直樹、小田切大輔、小田切重頼、後藤誠、北原信吾、後藤繁樹、田中一基、樋屋祐輔、佐々木喬大、服部貴明、阿部一臣、太田卓臣 -
南箕輪村・消防任命式
南箕輪村消防団・日赤奉仕団の任命式が1日、村民センターであった。新たに15人の新入団員を迎え、志を新たにした。
宮島忠夫団長は訓示で「昨年は村内で多くの火災が発生し、昼夜を問わずに消火活動に追われた。団員の確保、活性化、地震対策など、充実を図る必要のあるものがあるが、自らを守りながら災害に立ち向かうには訓練しかない。新入団員は訓練を重ね、1日も早く立派な団員になってほしい」と激励した。
また、日赤奉仕団の太田光子委員長は「日赤奉仕団の活動南箕輪の明るく住みよい地域社会をつくり上げるために必要。日頃の訓練によって炊き出しなどを身に付けると共に、献血など、身近な奉仕の輪を広げていきたい」と語った。
任命された幹部は次の皆さん(丸数字は分団)。
◆団長=宮島忠夫
◆副団長=松澤武夫
◆本部▽本部長=堀正弘▽副本部長(3)有賀正浩▽救護長(3)纐纈泰▽ラッパ長(4)有賀義文▽副救護長(5)北原千昭▽副ラッパ長(2)山崎康隆
◆分団長(1)征矢光央(2)原剛志(3)加藤隆志(4)酒井幸徳(5)酒井祐一
◆副分団長(1)堀秀徳(2)清水一成(3)柴勇二(4)小林隆(5)横道崇
◆部長=(1)堀友和、池田達哉、堀秀徳(2)佐藤正和、有賀智紀(3)加藤秀樹、小島徹(4)鈴木達也、久保村真一(5)清水芳秀、城倉正法
◆救護班長(2)北原浩
◆ラッパ班長(2)山崎清貴(5)篠沢哲
◆班長=(1)下島智広、五味修一、有賀寛、征矢英明、池上隼人、北原俊彦(2)北原敏久、山崎広志、西堀英幸、清水良業(3)加藤元、唐木敏彰、登内瑞貴、田中勉(4)関口高志、清水健、伊藤剛、草間善弘(5)唐澤顕匡、清水泉信、宮下豊、唐澤雄三
◆新入団員(1)池上哲哉、征矢康徳、征矢睦記、征矢大治、西森一博、野島将司(2)吉田将和(3)加藤勇太、土屋徹、・ス木和幸(4)馬場健太、有賀光太、久保村拓未(5)中塚好貴、原弘樹
【奉仕団】
◆委員長=太田光子
◆副委員長=日戸陽子
◆分団長▽久保=前澤淳子▽中込=赤羽みどり▽塩ノ井=征矢初善▽北殿=古川美智子▽南殿=征矢より子▽田畑=溝口さち子▽神子柴=山下博子▽沢尻=伊藤千波▽南原=有賀美恵子▽大芝=北爪あけみ▽大泉=原和子▽北原=佐藤恵志子
◆副分団長▽久保=倉田眞理子▽中込=宮下一美▽塩ノ井=征矢眞知子▽北殿=守屋順子、北原美穂子、清水靖子▽南殿=有賀薫▽田畑=藤澤成子▽神子柴=太田直子▽沢尻=荒井喜久江、森下やよい▽南原=伊藤学▽大芝=倉沢睦▽大泉=唐澤愛子▽北原=横尾恵子 -
箕輪町小中学校新任・転任職員あいさつ式
箕輪町の小中学校に異動した新任・転任教職員のあいさつ式が3日、町文化センターであった。34人の教職員が、志を新たに式に臨んだ。
平澤豊満町長は「新しいメンバーを迎え、頼もしい思い。教育は時間のかかるものだが、箕輪町では、どこの子にも負けない一味違った子どもを育てたいと考えている。一緒に箕輪の良い子どもたちを育ててほしい」と語った。
箕輪中学校に転入した北原秀樹校長は「生徒たちの健やかな成長と自己実現に尽くしたい。力足らずの部分もあり、今後も導いてほしい」と平澤町長をはじめ、町の教育関係者にあいさつした。
転入・新入職員は次の通り(カッコ内は前任校)。
【中部小】▽教頭=清水稔(県教委教学指導課)▽教諭=渡辺豊子(南箕輪小)高橋玲子(両小野小)星野慎(中川西小)▽講師=細江文子(赤穂南小)渡辺恵子、大槻潤(南箕輪小)
【北小】▽教諭=百瀬美千代(川島小)竹下雅道(長野養護)田中徳子(島内小)▽講師=唐澤清子(手良小)志野琴栄(富県小)
【南小】▽養護教諭=塩澤俊美(伊那東)▽教諭=山口徹(神明小)
【東小】▽教諭=小平さおり(伊那小)中西豊(高遠北小)宮下恵子(東春近小)丸山伸一(伊那東部中)▽講師=村上徳(箕輪南小)
【西小】▽教諭=有賀千づる(辰野南小)木下聖子(赤穂南小)小林高志(宮田小)丸山香代子(伊那養護)
【中学校】▽校長=北原秀樹(県教委義務教育課)▽教諭=小松元寛(辰野中)阿部聖(伊那中)大隅光子(駒ヶ根東中)伊藤智浩(高瀬中)岡宮隆吉(波田中)▽講師=酒井大介(鼎中)宮澤泰春(岡谷南部中)伊東文(上田東高) -
伊那市消防団長 田畑安彦さん(60) 伊那市小沢区
伊那市・高遠町・長谷村が合併した3月31日、各市町村の消防団が集い、新たな組織の伊那市消防団が誕生した。全団員からの推薦、市職務執行者からの任命を受け、初代新市消防団長に就任。新組織の長として、団員を統制する仕事を任されている。
20代後半の1972(昭和47)年、旧伊那市消防団に入団。団歴は20年余を数える。その間、分団長、団本部の副団長などを歴任し、旧市団長を2年1期務め、そのまま新市の団長になった。
自分たちの街は自分たちで守ろう竏窒ニいう周囲の機運が高かった時代。同級生や地域の先輩は皆、消防団に入っていたため「地域の皆さんのためにやってやろうじゃないか」と自発的に入団したのは自然の流れだった。
当時の旧伊那市消防団の団員数は2千人を超える大所帯。その後、機能性を図るために定員を千人に削減し、消防装備が充実してきた1981年には約700人になった。しかし現在は、毎年、団員補充をやりくりするのに精一杯だという。
「今は少子化の時代。社会環境条件も変わり、地元に残る成人男性も少ない。会社の都合などで入団できない人も多い」
消防団は組織を形成し、住民の生命、財産を守ることを使命とする奉仕者の集まり。これは日本の文化で、海外には存在しない概念。任務を遂行するために危険な場所へ出向くことは容易ではない。胸には辛い経験とうれしい経験が刻まれている。
火災・水防・人命検索などの現場で、自分のことのように一生懸命に活動に取り組む団員。自分の力が及ばず人命を救助できなかった時は悲しみ、災害を最小限に抑えられた時は喜ぶ竏窒ネど、その時の熱意を味わえる。団員の気持ちを感じ取ると「今の世の中、捨てたものではないな」と実感するという。
いかなる災害現場に行っても、周りの住民が応援してくれることが励み。昨年の伊那市入舟の放火事件では、地域住民が自主防災会を組織するなどして、活動を支えてくれた。
「地域の皆さんからの感謝の気持ちは、なによりもうれしい」
市町村合併により、守るべき市民数は増え、守備範囲は拡大。団員それぞれの連携を再構築しなければならないため、当初は円滑な活動が困難になることが予想される。
新市の人口は7万4千余人と県内81市町村のうち7番目に多く、面積は668平方キロメートルで3番目に広くなった。消防団員数は定員1156人と、上伊那全体の団員数の約3分の1の人数を抱える。
これまで行政の境界線内を活動エリアとしてきた3団。今後はそれぞれの境が関係なくなることで、消防団の出動区域が変更される。より近くの分団が活動に向かえるように組み替えるため、団員の今までの認識を実施訓練を通して改めていきたいと話す。
しかし、合併による期待も大きい。以前は首長の指示がなけれは他市町村への応援出動はできなかったが、消防団員の機能と各分団の装備の機動を最大限に生かせることで、合併した効果が表れるという。
例えば、広大な自然と大地を抱える長谷地区。今までは約100人の団員が活動に従事していたが、これからは高遠町の三義、河南地区から応援に駆けつけることができる。
これまでの垣根を取り払い、信頼関係を築きあげていく新消防団。「自分たちの地域は、自分たちで守る」奉仕者たちの活躍に、市民の期待も高まる。
妻、娘と3人暮らし。JA上伊那家畜診療所の機能嘱託員、上伊那獣医師会長。 -
伊那市消防団任命式
伊那市・高遠町・長谷村の合併による新たな伊那市消防団(田畑安彦団長)は1日、市民会館で、新入団員73人と階級移動者ら計281人の任命式をした=写真。
3月31日、伊東義人市職務執行者から任命を受けた田畑団長(旧市消防団長)は「皆さんは7万4千余人の生命、財産を守る使命がある。全団員が一団となれるよう、いっそうの精進が必要となる」と訓辞した。
伊東市職務執行者は「団長を中心に団員が一致団結して任務を遂行してほしい。仕事を持ちながら昼夜を問わず任務に取り組む皆さんに敬意を表わす」と激励した。
新市消防団の定員は1156人。新しい制度として、特定の活動や役割のみに参加する機能分団体制として、長谷地区の地元消防団経験者でつくる「長谷機能分団」などを組み入れた。
各地域の分団は伊那地区8分団、高遠地区5分団、長谷地区2分団(機能分団含む)の計15分団の構成。分団名は以前の数字表示から地域名称に変更された。
任命された事務主任以上の皆さんは次の通り。
◆副団長 福澤利雄、伊藤仁、伊澤修、宮下充永
◆本部長 三井栄二
◆分団長▽伊那分団=竹村勤▽竜東分団=桜井健一▽富県分団=小松由和▽美篶分団=小山博▽手良分団=石倉健一▽東春近分団=北原功▽西箕輪分団=白沢延幸▽西春近分団=三澤方彦▽高遠分団=中山政宏▽長藤分団=伊藤一彦▽三義分団=原一穂▽藤沢分団=伊藤岩雄▽河南分団=竹内政宏▽長谷分団=高坂武▽長谷機能分団=宮下由紀夫▽喇叭(ラッパ)長=北原清治
◆音楽隊▽音楽隊隊長=小林明彦▽音楽隊副隊長=後藤洋一▽音楽隊班長=吉田明弘
◆副分団長▽伊那分団=網野郁夫▽竜東分団=黒河内哲也▽富県分団=下島政志▽美篶分団=北野正幸▽手良分団=春日保▽東春近分団=伊藤太▽西箕輪分団=有賀政人▽西春近分団=吉原勝巳▽高遠分団=中山敏也▽長藤分団=伊藤信重▽三義分団=北原康弘▽藤沢分団=北原友二▽河南分団=山川栄▽長谷分団=中山勝司▽副喇叭長=登内正樹
◆事務主任▽伊那分団=唐木芳樹▽竜東分団=篠田貞行▽富県分団=春日靖成▽美篶分団=森田英和▽手良分団=酒井重和▽東春近分団=城倉一夫▽西箕輪分団=伊藤隆▽西春近分団=城倉三喜生▽高遠分団=池上政史▽長藤分団=久保田政志▽三義分団=北原善昭▽藤沢分団=伊澤紹次▽河南分団=飯島勝▽長谷分団=中山保 -
箕輪町、南箕輪村で年度始め式
箕輪町、南箕輪村の年度始め式(辞令交付式)が3日、各庁舎であった。
各町村の首長の訓示は次の通り。
◆平澤町長
平澤町長は、子育て、健康維持、まちづくり、環境などの点から箕輪町の目指すべき方向を示した。
子育てについては「保育園から高校まで、一環した教育体制の充実に努め、一味違う子どもたちを育てていきたい」として、保育園では新たに英語遊びを導入し、これまで保育園導入してきた運動遊びを小学校でも導入するなど、一環体制のあり方を示した。
保健福祉については、昨年度から始めたみのわ健康アカデミー事業に引き続き取り組み、箕輪町らしいリズム体操を開発するなどして健康で明るい福祉事業を推進したいとした。
職員に対しては「仕事への喜びを持ち、仕事を通じた自己実現を目指してほしい」と語り、最小コストで最高レベルのサービスを提供することなど、5つの心がけを呼びかけた。 -
箕輪町BDF事業本格実施
箕輪町は、06年度開始に向け準備してきた「協働による廃食用油リサイクル推進事業」で、廃食用油の本格回収を始めた。
町内の各家庭から集める廃食用油を町共同作業の家でバイオディーゼル燃料(BDF)に精製し、町内巡回「みのちゃんバス」に使う地球・環境にやさしいリサイクル事業。
05年度、廃食用油の試験回収、BDF精製作業場の整備・BDF精製、町内巡回バスの試運転など本稼働に向け取り組んできた。
06年度から、月1回の資源(缶・びん・ペットボトル)収集日に各地区の資源収集ステーション38カ所で廃食用油を回収。06年度版のごみ収集カレンダー資源物の欄に「廃食用油」の文字を新たに書き加えている。
回収する油はサラダ油など植物性油のみ。各家庭でペットボトルや油の容器などにためた廃食用油を、じょうごを使って専用ポリタンクに移し替える。時間は午前8時から9時半まで。
町は、地球・環境にやさしいリサイクル推進のため、回収への協力を呼びかけている。 -
市長選に向け、小坂氏後援会が事務所開き
新伊那市発足に伴い、23日告示、30日投票の日程で行われる市長選に出馬を決めた前伊那市長小坂樫男氏(70)=無所属・小沢=の後援会は2日、中央区で事務所開きをした。高遠町・長谷を含む各支部役員ら約230人が集まり、結束を固めた。
神事後、小坂氏は「多くの資源、文化を有機的に結びつけ、3地域の特長を生かしながら、すばらしい新市を推進できればと思う」と支援を求めた。
そのあと、来賓の宮下一郎代議士、木下茂人、向山公人の2県議、前高遠町長伊東義人氏、前長谷村長宮下市蔵氏ら8人が激励。
後援会は全市に組織を広げ、選挙戦に向けて拡大を図っている。 -
大草城址公園の桜咲き始める
よく晴れて、穏やかな日和となった3日、上伊那の南端、中川村の大草城址公園のエドヒガンサクラが咲き始めた。9日の桜まつり当日には見ごろを迎える。続いて、ソメイヨシノも咲き、10種類200本が次々と咲き競い、公園を彩る。
桜まつりは午前10時から、ビンゴゲームや陣馬太鼓の演奏、もち投げなどが繰り広げられる。公園内には食べ物や飲物の出店もあり、花見客でにぎわう。
また、今年は開花中村内の団体が食べ物やお土産を販売する。 -
人事辞令交付する高坂町長
飯島町は3日、防災集会室で、約120人の職員が出席し、人事異動の発令と、年度始め式を行った。
大課制導入で80人余となった異動の職員に辞令を交付した後、高坂町長は「自立を選択し、持続・発展可能な協働のまちづくりに向け、今日が実質の自立元年のスタート。中期総合計画とふるさと計画、新年度予算の3つの計画を念頭に置き、職務を遂行するように」と気を引き締めさせ▽各地域の自立組織の立ち上げ▽耕地担当制の浸透▽子育て支援の充実と企業誘致▽安全、安心に向けた危機管理▽指定管理者制度を軌道に乗せる-などの施策や課題に触れ「1日も早く、新しい職場に慣れ、互いにカバーし合い、一致協力し、失敗を恐れず、積極果敢に職務を遂行して」と訓示した。
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中川村消防団辞令交付式
中川村消防団(下平道広団長)は1日夜、社会体育館などで、正副団長の任命と、17人の新入団員を迎え、06年度辞令伝達式と訓練を行った。
下平団長は新分団長3人を始め、副分団長5人、部長9人、班長13人、新入団員17人の合わせて47人に辞令を交付した。
新入団員を代表し、五十鈴川浩治さん(第2分団)が「住民の生命、財産を守るために、職務を遂行します」と宣誓した。
曽我村長は「崇高な消防精神を継承し、地域のまもり役として、住民の期待と信頼にこたえて」と訓示した。
このあと、新入団員と幹部は規律訓練を行い、気を引き締めた。 06年度辞令交付者は次の通り(敬称略)
▽団長=下平道広▽副団長=榑沢春幸▽分団長=古沢信彦(第1分団)、伊藤耕一(第2分団)、谷川正和(第3分団)▽副分団長=大嶋純、北沢剛、富永憲和、大場竜二、原和彦、▽部長=大沢剛典、柳生孝浩、北原昌秀、中島彰彦、新井卓美、松下久良、松尾岳晴、北島憲治、小笠原泰樹
▽班長=高柳康広、坂下哲也(再)、大場孝幸、稲葉誠司、宮崎充宏、村田剛、小池久志、田中直之、井沢哲臣、北沢豊、北島敏紀、湯沢公宏、富永卓
▽新入団員=荒井隆夫、湯沢寿岳、川島拓也(以上第1分団)、五十鈴川浩治、山口薫、太田洋平、市瀬高央、宮沢充、湯沢航、上沢一暢、鈴木雅人、飯島克也、窪田和也、下平寿明、大島徹(以上第2分団)、富永創治、富永翔太(以上第3分団) -
春の山野草出始め
伊那市西箕輪の「山野草工房・しなの蘭草園」には、春の山野草が並び始めた。
現在花が咲きはじめたのは、白・紫色の2種類があるシラネアオイ、白い丸みのある花をつけるヤマシャクヤク、イチリンソウなど。5月位に見ごろを迎えるアツモリ草なども、今後出始めるという。
権兵衛峠道路沿いにある同園は、トンネルの開通以降、塩尻市などから来る人が着実に多くなっている。
6月ころまで楽しめる春の山野草のほか、斑入り植物なども多数扱っている。
5月18日縲・1日には、南信地区のアツモリ草愛好家らでつくる「夢のこぶくろアツモリ草の会」が主催するアツモリ草展が伊那市西春近の伊那スキーリゾートである。約1千鉢のアツモリ草が集う。
問い合わせはしなの蘭草園(TEL73・0515)へ。 -
箕輪町消防団幹部・新入団員任命式
箕輪町消防団幹部・新入団員任命式が1日、町役場であった。団長に平沢久一さん(54)=沢、副団長に石堂博史さん(49)=松島=を任命し、幹部、新入団員ともに町民の生命、身体、財産を守るため消防団の任務遂行を誓った。
平沢豊満町長は、「町の消防体制ができ町民は安心し、信頼している。43人の新入団員を迎えさらに充実したことはうれしい。安全安心のまちづくりで、町民の生命、財産をぜひ守っていただきたい」と訓示。平沢団長は、「町民の生命、身体、財産を守るのは当然だが、愛され信頼される消防団であってほしい。幹部諸君は思いやりの気持ちをもって率先垂範し、尊敬される立派な幹部になって。新入団員は、勇気と誇りをもって技術習得に努め、1日も早く一人前の団員になってほしい」と訓示した。
任命された幹部は次の皆さん(丸数字は分団)。
◆団長 平沢久一
◆副団長 石堂博史
◆本部員 ▽ラッパ長=平出貴浩▽副ラッパ長= 小林優
◆分団長 (1)唐沢晋一(2)向山聡史(3)丸山泰臣(4)岡孝之(5)春日秀雄(6)三井博幸 -
【記者室】新・伊那市『隣の芝生は青い』
新・伊那市が誕生した。選んだ道が明るい将来に向かっていることを祈りたい。ところで周辺の市町村はこの合併をどう見ているだろうか。意向調査で住民の過半数が合併に反対した駒ケ根市では「うらやましい」との声がしきりだ▼合併をいまだにあきらめきれない思いがうかがえる。よそが希望に満ちて船出するのを見ると、信念を持って自立を選択したはずの人でさえ、自分たちだけ置いていかれたような気になっているらしい。いつの世も『隣の芝生は青い』のか▼折しも進入学の季節だ。希望に満ちて新しい生活を始める人たちがいる一方で、泣く泣く浪人する人もあるだろう。だが人は人竏秩Bよそさまがどうだろうと胸を張っておのれの信じた道を進めばいい。(白鳥記者)
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大田切土地改良区受賞報告
駒ケ根市の市街地を含む竜西地区広範囲の土地改良に30年以上にわたって携わってきた駒ケ根市大田切土地改良区(渋谷宣吉理事長)は第47回全国土地改良功労者農業農村整備優良地区コンクール(全国土地改良事業団体連合会=水土里(みどり)ネット主催)で金賞を受賞した。県内2団体が銀、銅賞を受賞したが、金は同土地改だけ。4日、渋谷理事長が市役所を訪れ、中原正純市長に受賞を報告した=写真。渋谷理事長は「(受賞は)市長はじめ市民の皆さんの協力のおかげ。今後も水害の起きない元気な駒ケ根市のためにできる限り努力していきたい」と述べた。中原市長は「長年の努力が報いられて喜ばしい。先進的に事業に着手し、積極的に取り組んできたことが評価されたものと思う。これからも頑張って」と激励した。
同土地改は1978年に銅、93年に銀賞を受賞している。 -
ポカラ市アドバイザーが市長訪問
駒ケ根市と国際協力友好都市協定を結んでいるネパール王国ポカラ市のビムセン・タパ市長の派遣により、同市のアドバイザーを務めるガネッシュ・グルンさんが4日、駒ケ根市役所を訪問し、中原正純市長と懇談して今後の友好事業について話し合った。中原市長は「ネパールの政情が心配だが、交流市民の会とともにこの秋に訪問したい」との意向を明らかにした。
グルンさんはタパ市長から預かった手紙を中原市長に手渡し「しばらく停滞している関係をリニューアルしたい。今年は駒ケ根市とポカラ市の友好5周年で、日本、ネパールの国交開始50周年にも当たる。この際、ぜひ友好を深めたい」と提案。中原市長は「昨年は子どもたちのネパール訪問を中止したが、政情はまだ不安であり、今年再開と言うわけにはいかないが、ネパールの子どもが来駒するのは歓迎する」と述べた。 -
警察署学校訪問
新学期開始を前に3日、駒ケ根警察署の山本修作署長らが管内の小中学校を訪れ、年度のスタートを機に児童の安全対策への協力をあらためて求めた。
駒ケ根市の赤穂小学校では高野普校長が応対した。山本署長らは登下校時の児童を狙った犯罪が増えていることから地域住民の意識の高揚を図りたい竏窒ニして入学式のある6日の朝、なるべく多くの保護者や地域の人たちに通学路に立ってもらうことなどを提案。当日は署長はじめ署員らも署を挙げてチラシ配布やパトロールなどに当たりたいとする考えを示した。高野校長は、連絡がつく家庭に呼び掛けをするなど可能な限り協力する竏窒ニ答え、今後も連携して犯罪防止活動に努力することをあらためて確認し合った。 -
高遠小のタカトオコヒガンザクラ咲く
伊那市立高遠小学校のタカトオコヒガンザクラが高遠城址公園より一足早く開花した。
校門周辺に植えられている桜の一部で、高遠町が合併した31日に、咲いているのが発見された。近くで遊んでいた同校4年の男子児童たちは早めの開花に驚きながらも「合併の日だし、いいときに咲いてすごいね」と笑顔をみせていた。
6日の入学式にも花を添えてくれそうだ。 -
退職職員に辞令交付
宮田村の退職職員の辞令交付式が31日、役場村長室で開かれた。同日付けで退職した4人に清水靖夫村長が辞令を手渡し、長年の労をねぎらった。
全職員が出席した送別会もあり、退職者一人ひとりがあいさつ。
総務課長だった酒井一衛さんは「まわりの皆さんに恵まれ、幸運な役場生活をおくることができた。今後も村長を中心に心をひとつに、より良い宮田村にしてください」と託した。
清水村長は「役場を離れても、自立の村づくりに力添えをお願いしたい」と呼びかけ。職員組合の小林敏雄執行委員長は退職者全員のエピソードを話し、別れを惜しんだ。 -
少年少女のスポーツ、文化団体合同激励会
新たなシーズンの到来にあわせ、宮田村の少年少女が所属するスポーツ、文化の13団体は2日、合同の激励会を村体育センターで開いた。多くの励ましを受け、子どもたちは元気良く活動することを誓った。
武道3団体、野球2団体、ミニバスケット、体操、卓球、ドッジボール各1団体の運動系に加え、宮田太鼓とエアロビクス2団体の文化系も参加。子どもと保護者約120人が会場に集まった。
少年剣道部の福村秀土君、パッションティアラ(エアロビ)の永谷香奈さんが「仲間とともに、1年間頑張ることを誓います」と宣誓した。
保護者を代表して宮田太鼓子ども連の竹内浩一さんがあいさつ。素晴らしい環境で運動や文化活動ができることに感謝した。
新井洋一教育長は継続する大切さを語り「感謝の気持ちを忘れず、仲良く、元気良く頑張って」と、子どもたちを励ました。
村教育委員会は本年度から、少年スポーツ8団体を対象にしていた交付金制度を廃止。新たに文化団体を含む13団体に一率の激励金を渡すことになった。
それにあわせて従来5団体で行っていた合同開幕式も拡大し、初めて激励会として実施した。 -
交通死亡事故交差点改修
05年11月5日に駒ケ根市南割の市道交差点で起きた交通死亡事故現場の道路改修が3月末までに終わり、より安全な交差点として生まれ変わった。付近はかなりの段差があり、東西方向から近づくと交差点の存在に気づきにくいことから、新たに路面に赤色の舗装を施した=写真=ほか、交差点中心の路面に白ペイントで十字を描いた。カラー舗装部分のアスファルトには通常に比べ粒の粗い砂利を使ってあり、通行する車両のタイヤに振動が伝わるようになっている。黄色地に黒十字の警戒標識(交差点あり)4基も破損したり古くなって見にくくなったりしていたため、新品に交換した。改良の費用は約110万円。事故発生後行われた駒ケ根署と市の担当者らによる現地診断での意見を採り入れた。
事故は駒ケ根市の男性(85)の運転する原付バイクと松川町の男性(50)運転の普通自動車が出会い頭に衝突し、バイクの男性が頭などを強く打って死亡したもの。 -
「花の庭」ボランティアが作業
駒ケ根市菅の台の「森と水のアウトドア体験広場」敷地内にある「花の庭」の整備作業が1日、始まった。集まった市民ボランティアら約10人は担当者から説明を受けた後、早速草むしりなどの作業に汗を流した=写真。参加者らは「育てている草を抜いちゃいけないね」などと話しながら、慎重に草をむしっていた。次回からは花の時期に応じて植え付けや株分け、移植などを順次行っていく。作業は花のシーズンが終わる10月ごろまで、原則として毎月第3月曜日の午前9時から3時間行われる。
花の庭は広さ約1700平方メートル。現在約220種の山野草やハーブなどが生育し、訪れる観光客や市民らの目を楽しませている。広場のオープンとともに02年に開設されて以降、管理は市が行ってきたが、05年からは市民らによるボランティアらが整備を手がけている。 -
シルバー人材センター指定管理業務開始
駒ケ根伊南広域シルバー人材センター(竹村衛理事長)は1日から市の施設の指定管理業務を開始した。同センターは駒ケ根市民体育館の事務室に真新しい看板を掲げて「施設管理室」を開設=写真。関係者は住民へのサービス向上のため、責任を持って業務に当たることを誓い合っていた。同センターが新たに管理を請け負うのは市民体育館、社会体育館、市営運動場、武道館など19施設で、指定期間は3年。
市は地方自治法の改正を受けて05年から、制度の導入に向けて条例改正などの準備を進めてきた。 -
宮田中吹奏楽部が初の校外演奏会
宮田村の宮田中学校吹奏楽部(塩澤直緒部長、23人)は1日、初の校外演奏会「スプリングコンサート」を村民会館ホールで開いた。行進曲からポップスまで多彩な11曲を披露。春の訪れにふさわしい爽やかな演奏で、約200人の観衆を楽しませた。
念願だったホールコンサート。心をこめて、休み返上で取り組んだ練習の成果を発揮した。
学年ごとの演奏もあるなど内容も盛りだくさん。会場には保護者や学校の仲間のほか、熱心な吹奏楽ファンも多数訪れ、生徒の奏でる響きに聞き入っていた。
同部は一昨年まで中学校の音楽室で演奏会を開いてきたが、「多くの人に聴いてもらいたい」とホールコンサートの実現にこぎつけた。顧問の瀧澤敏郎教諭は「素晴らしい環境で演奏することは、今後の励みにもなるはず」と話していた。 -
ながた自然公園開き
箕輪町のながた自然公園が1日、今シーズンの営業を始めた。公園開きの神事で無事故を願い、新調した道具でマレットゴルフの打ち始めをした。
式は、みのわ振興公社、町議会、地元調整委員会など関係者が出席。振興公社副社長の永岡文武助役が「昨年は3万1千余の利用があり、大変多くの方に愛してもらっている。安全に楽しく遊んで頂けることがすばらしい自然を生かした公園の役割。無事、安全で利用頂けることを祈る」とあいさつした。
オープン初日、諏訪からツリーハウスの利用客が訪れたほか、マレットゴルフ場は箕輪マレットゴルフ同好会の初打ち会でにぎわった。
町は本年度、立ち枯れしている木の伐採や土止めの補修などを計画。公園の環境整備をする。
キャビン、ツリーハウスの利用申し込み状況は、お盆はほぼいっぱい。ゴールデンウィークは5月4日を除いてまだ余裕がある。予約は管理棟(TEL79・0600)へ。 -
1千本の花桃街道へ
西部花街道をつくる会が植樹箕輪町の県道与地辰野線(通称西県道)を花街道にしようと活動する「西部花街道をつくる会」(50人、唐沢弘三会長)は1日、花桃の植樹作業に精を出した。全長6キロメートルに今回650本を植樹し、昨年分と合わせ1千本になった。会員は花桃の街道として町の新名所になることに期待している。
昨年の会発足当初から、長田から富田までの西県道沿いに1千本の花桃を植える計画で、昨年は350本植えた。
苗木は、昨年同様に下伊那郡清内路村で購入。今年2月末の伐採作業で整備した法面に、ツルハシやスコップで穴を掘る人、水を運ぶ人、苗木を植える人など分担して作業に取り組んだ。
会員は、「花が咲くのが楽しみ。清内路みたいにきれいになってほしい」と話し、苗木1本1本を大切に植えた。 -
KOA入社式 地域と共に…第一歩
KOA(本社・伊那市、向山孝一社長)は1日、箕輪町同社のパインパークで、上伊那の大手企業では最も早い入社式を開いた。30人の新入社員と、その家族が出席。向山社長の「地域社会と一緒に存在し続けなければ」とする話や取締役あいさつを聞き、新入社員それぞれが抱負を語った。
向山社長は自社の歴について、活気がなくなり、地域社会が崩壊していた66年前に、当時26歳の農村青年が地域興しのためにつくった会社であると説明。「創業者の思いを学びながら、地域社会の下で信頼関係を構築しながら自分の言葉でKOAを語れるようになってほしい」と期待した。
新入社員の自己紹介では「会社にとって必要不可欠な社員になれるよう頑張りたい」「すべてが自己責任の下で、自ら積極的に仕事をしたい」などと緊張した表情で、一人ひとりが今後の夢や希望を語った=写真。
新入社員の構成は大学院卒3人、大学卒17人、高校卒10人で昨年度と比べて15人増員。担当者によると「利益の上がる製品を増やすため」技術研究開発部門のほか生産部門に人員を増やした。