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箕輪町母子寡婦福祉協議会総会
箕輪町母子寡婦福祉協議会(76人、松田八重子会長)は6日、06年度総会を町社会福祉センターで開き、事業計画案や予算案を承認した。
事業計画は、日帰りバス旅行、親と子の生き生き講座、さくらんぼの会、バザー、母(父)と子の集い、研修会、交流会、社協リサイクル運動への参加、みのわ園ボランティアへの参加など。
松田会長は、「箕輪町は会員数が郡下で一番多い。同じ境遇の者同士、顔をあわせ話し合い、励まし合い、情報交換してどんな小さなことでも活動していこう。やがては大きな活動につながる。福祉の向上、自立に向け頑張り、笑顔を絶やさず楽しい会に盛り上げていこう」とあいさつした。 -
【記者室】親子で絵本に触れる
南箕輪村の子育て支援すくすくはうすで4月から始まった「すくすく絵本の会」。わらべうた、絵本の読み聞かせ、パネルシアターなどがあり、子どもたちがお母さんのひざの上でお話を楽しむ▼村図書館のお話の会「小さなおはなしむら」は人気が高く利用者が多い。初めて訪れる親子は少し圧倒されるほどだとか。絵本の会はまだ小規模で、お話の会や絵本の会など“イベントデビュー”の親子にはぴったりかもしれない▼わらべうたが始まると、見ているこちらまで自然に微笑んでしまうほど、子どもたちは愛くるしい笑顔を浮かべた。絵本を見ながらお母さんと過ごす穏やかな時間が流れる絵本の会。デビュー検討中のお母さん、出かけてみてはいかがですか。(村上記者)
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県市町村対抗駅伝 駒ヶ根市が2位
第16回県市町村対抗駅伝競走大会(県陸上競技協会など主催)が7日、松本市の松本平広域公園陸上競技場発着点の9区間(42・195キロ)コースであり、県内市町村59チームが熱戦を展開した。上伊那勢は駒ヶ根市が総合成績で前回大会の順位を上回る2位で終えたが、長野市の7連覇は阻止できなかった。
同時開催の第2回県市町村対抗小学生駅伝競走大会(同主催)は、同競技場発着点の4区間(6・0キロ)コースであり、51チームが参加し、駒ヶ根市が大会新記録で2連覇を達成した。
県市町村対抗駅伝の結果
【総合成績】(1)長野市2時間19分31(2)駒ヶ根市2時間21分00(3)上田市2時間21分28…(10)伊那市(14)辰野町(町の部2位)22箕輪町(町の部5位)28宮田村(村の部3位)46飯島町49南箕輪村51中川村
県市町村対抗小学生駅伝の結果
【総合順位】(1)駒ヶ根市21分26=大会新(2)上田市21分33=大会新(3)松川村21分58…(9)南箕輪村(村の部2位)(20)飯島町33辰野町36宮田村42中川村 -
県市町村対抗小学生駅伝・駒ヶ根市 総合力で大会新V2
駒ヶ根のアンカー春日千速(赤穂東6)は2連覇を意識し、指で数字の「2」をつくってゴール。チーム一丸となってつないだ勝利は、歓喜となって競技場に広がった。
群集に囲まれて1区の湯澤ほのか(赤穂南6)はスタートの飛び出しに失敗した。しかし「後半に勝負しよう」と気持ちを切り替えると、2位でたすきリレー。「3縲・位の位置で帰れば」(林正俊監督)との期待に劣勢の中、十分に答えた。
2区の林優人(赤穂6)は序盤に1位に浮上すると、そのまま順位をキープして3区の赤羽美紅(赤穂南6)につなぐ。共に後方を気にしながらのレースとなったが「1位でたすきがわたせて役割が果せた」「連覇を達成するために練習してきたんだから」と、周りの信頼を力に変えて懸命に走った。
チームの思いを託されたアンカー春日は最後まで力を抜かず力走。優勝したらやろうと決めていた右手のサインを掲げて笑顔でゴール。大会記録を26秒縮める21分26秒のタイムで2連覇を決めた。
林監督は「チームの力で優勝できればいいと信じていた。皆、連覇をプレッシャーに感じていたと思うが、今日は良い顔で走っていた。良くやってくれた」と勝利を噛み締めていた。 -
【登場】箕輪工業高校校長 荒井和人さん(54)
学校も生徒も十人十色。一人ひとりをどのように育てていけるかを常に大切にしていきたい竏秩B
長野市出身。初任地の蘇南をはじめ、長野南、東部でそれぞれ10年近く教べんをとった。長野高校定時制で教頭を務めた後、現職に着任した。
部活が活発でなかった東部高校では「なんとかして学校に生徒の声が響くようにしたい」と、顧問をしていたバドミントン部の盛り立てに励んだ。その活気はほかのクラブにも波及し、学校中に生徒の声が響くようになった。
純真でいろいろなことを追求しようとする生徒たちの本質は変わっていない。しかし、メール、携帯電話の普及といった社会の変化に伴い、人と向き合って話をすることが苦手な生徒が増えた。「これからの社会で本当に必要なものは、こうしたコミュニケーション能力。だからこそ生徒たちには積極的に街に出て人と向き合い、さまざまなことを学んでほしい」と語る。
箕輪工業では、高校改革プランに基づく新しい学校づくりを進める重い役割も担っている。「プランがあるなしにかかわらず、一番大切なのは生徒。在学する生徒や、これから入学する生徒からも意見を聞きたいと考えている。不安要素は話し合いを通して、一つひとつ解決していきたい」。
活発な学校にしていくためには、地域の協力も不可欠竏窒ニ、さまざまな主体との連携に意欲を示す。
趣味はバドミントンと海釣り。長野市で妻と二人暮し。現在は箕輪町に単身赴任。 -
駒ケ根弓道教室9日開講
駒ケ根市体育協会弓道部(北村弥昌部長)は06年度弓道教室を9日に開講する。7月7日までの毎週火・金曜日。対象は高校生以上で、初心者も歓迎。受講希望者は9日午後7時に北の原共楽園の駒ケ根市弓道場で受け付け。説明会と開講式を行う。
受講料は一般3千円、学生2千円(スポーツ保険料、用具代)。問い合わせは北村部長(TEL83・5735)へ。 -
中アで遭難、救助
5日午後零時45分ごろ、中央アルプスの伊那前岳5合目うどんや峠から車沢付近の山林で、単独で下山中だった大阪府豊中市の団体職員中澤靖彦さん(50)が積雪のため道に迷い、駒ケ根署に救助を要請。中澤さんは出動した県警ヘリコプターに救助された。けがはない。
中澤さんは1泊2日の予定で将棊頭山から駒ケ岳に登った後、5合目うどんや峠の稜線登山道を南に向けて下山中だった。 -
駒ヶ根市で住宅全焼
7日午前7時半ころ、駒ヶ根市赤穂の公務員中村洋一さん(40)方から出火。約50分後に鎮火したが、木造平屋建ての住宅1棟165平方メートルを全焼した。
家人は在宅していたが、けが人はなかった。出火当時、屋外で火を焚いていたこともあり、駒ヶ根署などは関係も含めて出火原因を調べている。 -
建立35周年の宮田観音で例大祭、5年に1度の稚児行列と恒例子ども相撲でにぎやかに
宮田村北割区の真慶寺(赤尾義道住職)は5日、宮田観音例大祭を開いた。観音建立35周年で、5年に1度の稚児行列を催行。27回目を迎えた奉納子ども相撲大会も賑やかに行った。チビッコを主役に、健やかな成長、地域の安全などをみんなで祈った。
51人が参加した稚児行列。化粧して着飾った園児や児童らが、寺から観音まで数百メートルを列をつくって歩いた。
法要にも出席。頭のてっぺんから災いを取り除く洒水(しゃすい)と呼ばれるお清めも受けた。
稚児行列は今回が5回目。子どもたちに観音様との縁を深めてもらおうと、節目の年に開いている。
恒例の相撲大会は観音横の土俵で開催。小学生32人が出場した。
家族や観音様が見守る前で、・ス豆力士・スたちは闘志満々。女子の参加も多かったが、男子に負けず劣らず力強い取り組みで、会場を沸かせていた。
「毎年例大祭を5月5日に開くのも、子どもたちに仏事に親しんでもらおうという考えから。今日もたくさん参加してもらえて良かった」と赤尾住職は話していた。
相撲大会の上位成績は次の通り。
【1年】(1)浦野和大(2)大野勇斗(3)三浦龍【2年】(1)池上和人(2)小田切楓(3)馬場隆夫【3年】(1)横山芽以美(2)本田峻太(3)小田切みのり【4年】(1)馬場信介(2)本山柾成(3)向山椋太【5年】(1)小林由佳(2)森田勇希(3)小田切団檀【6年】(1)横山利輝 -
中越区で男女共同参画を考える人権学習会
宮田村中越区でこのほど、男女共同参画を考える人権学習会が開かれた。村公民館と同区分館の主催。伊那市女性のための相談室の馬場よし子さんを講師に迎え、良きパートナーとしての男女の関係を見つめ直した。
男女の役割や分担を既成概念で決めつけることに、大きな間違いがあると馬場さんは指摘。
夫婦がお互いに「お父さん」「お母さん」と呼び合うことも、役割的な発想だと語り「夫として妻として、これからは互いに名前で呼び合ったください」と話した。
「女性は家政婦であってはならない。歳をとっても男性が自立できるよう、事前に生活能力を身につけておくことが大切」とも続けた。 -
夏祭り実行委員会
宮田村で7月16日に開く「みやだ夏祭り」の実行委員会はこのほど開き、慣例に従って前林善一村商工会長を実行委員長、清水靖夫村長を大会長に選任。総務、催事、交通、保安対策の各部を立ち上げた。
村や商工会、各区、各種団体、参加団体などで組織。2年に1度の祭典に万全を期していく。
席上、前林委員長は「来年度以降は実行委員会も早期に立ち上げて、本当の意味での村民祭にしていくが、17回目の今回も皆さんの協力で成功を収めたい」とあいさつした。
中心市街地で踊りを繰り広げる夏祭りは、前回から隔年開催に変更。
マンネリ化の意見もあるが、実行委員や参加団体の公募を始めるなど、住民に密着した祭りへの転換を図ろうと模索が続いている。 -
第12回CALPISこどもの日全国少年野球教室
講師に日本プロ野球ОB13人を迎えた第12回CALPIS子どもの日全国少年野球教室が5日、駒ケ根市南割のアルプス球場であった。全国野球振興会(日本プロ野球ОBクラブ)主催、伊南防火管理協会が設立30周年記念事業、駒ケ根市少年公式野球連盟30周年プレイベントとして招へいした。
野球教室は「子どもの日」の5日、全国47都道府県で開催、1万4千人の野球少年が参加。長野県会場には、地元駒ケ根市出身の内野手、川島正幸さん(ロッテ)をはじめ、投手陣は森中千香良さん(南海)吉沢勝さん(巨人)、捕手は堀場秀孝さん(広島)、桃井進さん(ロッテ)、内野手の大島郁将さん(阪急)、外野手の征矢高行さん(巨人)、町田行彦さん(国鉄)、審判、トレーニングコーチら長野県出身のプロで活躍したОBら13人が派遣され、伊南地区の小中学生ら250人が直接指導を受けた。
開会式で、吉沢勝さんが「この教室で技術の向上のみならず、仲間意識やスポーツマンシップを育み、将来を担う子どもたちが心身共に健やかに成長するように」と趣旨に触れて主催者あいさつ。
準備体操やグランドを走ってウォーミングアップした後、早速、キャッチボール。
講師らは「早いボールでランナーをさし、出塁を阻止するためには、キャッチボールの練習が大切」゜「投手や外野手は強いボールが投げられるように、内野手はとり易いように、気持ちを込めて投げて」-など各ポジション別に指導し、ひとり一人のフォームも点検し、アドバイスした。
最後に、バッテング指導も行い、伊南の野球少年にとって最良の1日を締めくくった。 -
新技術で安全、楽しくラジコン飛行機の飛行会
駒ケ根工業高校は5日、同校体育館で、最新テクノロジーを駆使した電動小型ラジコン飛行機の飛行会を開いた。南信地区の愛好者らが自作の愛機を持参し、急上昇、急降下、旋回などアクロバット飛行やホバリング(空中停止)、トルクロール(空中停止し、旋回する)などテクニックを駆使し、ラジコン飛行を楽しんだ。
学力向上拠点形成事業を導入する同校は、クリーンエルネギーで飛行する飛行ロボットとしての利用を視野に、遠隔制御の最新技術の公開の場として実施した。
一般のラジコン飛行機は危険で騒音もあり、広い飛行場所が必要だったが、新技術で機体は軽量のEPP(発泡トリプルピリン)を用い、小型軽量モーター、リチウム電池を搭載した、安全で手軽、インドアでも、自由自在の飛行を可能にした。
愛機5機を持ち込んだ飯田市の小林章さんは「機体をできるだけ軽くなるように工夫した。自分で作った飛行機が意のままに操縦できるとうれしい」。
担当の竹内浩一教諭は「自分でデザインし、自分で制作した飛行機を飛ばすことで、ものづくりの楽しさをアピールしたい」と話していた。 -
第24回中川ウォークマラソン大会
中川村の第24回中川ウォーク・マラソン大会は「こどもの日」の5日、まなびの里牧ケ原文化公園内のサンアリーナを発着点に行われ、村内外から幅広い年齢層のランナー350人が参加、健脚を競った。
マラソンは10キロ54人、5キロ85人、3キロ130人、ペア(3キロ)41組56人、5キロのウォーク25人が参加。最高齢者は3キロに参加した中島君男さん(92、飯田市)。
参加者は白いリンゴの花や、様々な緑重なる里山、残雪の中央アルプスの峰々を眺めながら、それぞれのペースを守って、完走を目指した。
結果は次の通り(敬称略)
【男子の部】▽10キロ・優勝=原武司(40分26秒、豊丘村)(2)奈川善人(飯田市)(3)熊沢昭(駒ケ根市)▽5キロ・優勝=尾花良輔(17分39秒、豊丘村)(2)関島武蔵(豊丘村)(3)中嶋康晴(中川村)▽3キロ・優勝=矢沢健吾(松川町)(2)小池翔太(松川町)(3)諏合一眞(松川町)▽ペア3キロ・優勝=青木光雄・若菜(12分46秒、長野市)(2)浅岡幸生・直杜(阿南町)(3)酒井浩文・ひかる(豊丘村)
【女子の部】▽10キロ・優勝=酒井悦子(40分00秒、飯田市)(2)五味ゆかり(諏訪市)(3)岡部悦子(飯田市)▽5キロ・優勝=平沢水喜(23分00秒、中川村)(2)木下雅子(飯田市)(3)白沢美雪(中川村)▽3キロ・優勝=亀山聖香(松川町)(2)中島栄梨香(松川町)(3)片桐和佳奈(中川村) -
千人塚祭りにぎやかに
飯島町七久保の千人塚公園で5日、恒例の千人塚まつりがにぎやかに開かれた。
好天に恵まれ、町内外からどっと家族連れが訪れた。
城ケ池周辺には、たこ焼きや焼きそば、だるま、昔懐かしい飴細工、わた飴、リンゴ飴など約20軒が軒を並べた。
午後には、池に張り出した特設ステージでは演芸会。アルプスホルンやおめでたい秋田大黒舞、趣味のグループの踊り、カラオケなどが舞台を飾り、最後は千人塚音頭、もち投げで盛り上がった。 -
登内時計記念博物館のシャクナゲ、見ごろ
伊那市西箕輪の登内時計記念博物館にあるシャクナゲが見ごろを迎えている。淡いピンク色の花々が、家族連れやアマチュアカメラマンの目を楽しませている。
敷地内には約1500株5種類のシャクナゲがあり、現在は早咲きのアズマシャクナゲ約300株が見ごろ。昨年と比べ、咲き始めは若干遅れたが、花の元気は良く、10日くらいには遅咲きのホソバシャクナゲ、ヤクシマシャクナゲなども咲き始めるという。
ゴールデンウィークも終盤に入ったが、穏やかな天候に恵まれたこの日も、県内外から多くの観光客が訪れ、しきりにカメラを構えていた。
博物館担当者は「20日までが見ごろ。ぜひ足を運んでほしい」と話していた。 -
運動あそび箕輪町内小学校1、2年生に導入
箕輪町は本年度、町内保育園に取り入れている運動あそびを小学校の1、2年生まで拡大し導入する。
保育園の運動あそびが3年目を迎え、効果をさらに高めるために小学校の2年生まで対象を広げる。町は、現代の子どもたちに不足している運動能力を楽しく遊びながら身に付けると同時に前頭葉の発達を促し、子どもが本来持っている生きる力を育てたいとする。
各クラス年4回。8日から始まる。体育の授業ではなく、運動あそびの基本の形を確認し、ゲーム的要素を取り入れながら体を動かすことを楽しむ内容で、町運動保育士の唐沢由紀さんが指導する。事業費は280万円。
町保育園出身の児童の場合、2年生は保育園の年長、1年生は年中、年長で運動あそびを経験している。今回の導入に向け町は2月に各小学校で試行したが、児童は抵抗なく取り組めたという。
町保健福祉課によると、保育園での運動あそびは、参観した保護者から「子どもの運動の発達が見られるのでよい」「集中して先生の話が聞ける」「継続してほしい」などの感想が寄せられている。担任も「自分なりにやろうとする姿がうれしい」「楽しく意欲的に取り組む姿が見られた」など高い評価をしているという。 -
辰野が東海三破り決勝へ・上伊那農は敗退
第114回北信越高校野球県大会南信予選第5日は6日、準決勝が県営飯田野球場であり、上伊那勢は辰野が東海大三を下し、決勝に駒を進めた。上伊那農業は強豪・諏訪清陵の前に敗れた。
辰野は先発の宮澤祐が好投。打線も終盤に攻めたて「理想の試合展開」(池田監督)で勝利を呼び込んだ。上伊那農は投手陣が乱れ、打線も幾多の好機を生かし切れず、1竏・で敗れた。決勝戦と3位決定戦は7日、県営飯田野球場である。
【県営飯田野球場】
辰 野
010100012竏・
001010000竏・
東海大三
○…辰野は先発の宮澤がいずれも与えた四死球を起点に2失点するも、下手投と上手投を使い分ける独特の投球で、被安打3に抑える好投。終盤の8、9回には自らのバットで得点に絡むなど、投打にわたって活躍した。
辰野は2回、宮川が右前打で出塁し、二死2塁から稲毛が右中間を破る3塁打で先制。8回に勝ち越しに成功して迎えた9回には、一死2塁から赤羽、稲毛、宮澤の下位打線が連打でつなぎ、駄目押しとなる2点を加えて勝った。
諏訪清陵
201200200竏・
000100000竏・
上伊那農業
○…上伊那農は先発の宮下が制球を欠き、4回までに10四死球を与えて5失点。打線も諏訪清陵主戦の左腕・森の前に3回まで無安打と沈黙。ようやく4回に丸山、松澤の安打で1点を返す。その後も5、6回には得点圏にランナーを置き、8回には満塁とするも、いずれも後続を断ち、好機を逸した。 -
かんてんぱぱガーデンのビオトープにメダカ
伊那市西春近のかんてんぱぱガーデンにあるビオトープで、約1500匹のメダカが訪れた人の目を楽しませている。
黒メダカ1000匹、緋メダカ500匹は、ビオトープの造成が終了した先月末に放たれた。昨年までは冬越しできる環境がなかったが、池の底にメダカが冬越しするためのくぼみを作ったため、1年中メダカの観測ができるようになった。
黒メダカは昔から日本の川にいた野生種で、茶色がかった色をしている。緋(ひ)メダカは黒メダカの突然変異種で、鮮やかな黄色をしている。双方とも条件が整っていればどんどん増えるという。
池のメダカに気付いた観光客は「メダカがいるよ」「かわいいね」などと話しながら園内の散歩を楽しんでいた。
現在同ガーデンの山野草は、シラネアオイなどが見ごろを迎えている。また、花壇に植えられたチューリップも鮮やかに咲いている。 -
ふる里あったかとお・ジュニアリーダー養成講座
ジュニアリーダー養成講座「半熟のつどい」が5日、伊那市高遠町の高遠城址(し)公園であった。初回は参加者らが自然の中でゲームを通じて交流を深めた。法人自然学校「ふる里あったかとお」(丸山宏一代表)主催。
市内の中高生を対象に、ボランティア活動を通じて仲間づくりを手助けする講座。小学生向けの自然体験活動などを展開している「ふる里あったかとお」としては、初めてのプログラムとなる。
第1回講座は同市西箕輪中学校1年の男子生徒2人が参加。講師の5人を交えて、互いの緊張を解きほぐすためのゲームをしたり、抜け替ったばかりのシカの角を探しに山へも出かけた。
フラフープが皆の指から離れないように上下に移動させるゲームでは協力しながら満喫。参加した澤田翔太郎君は「人と協力することは大変だと思った。ゲームを通じて仲良くなれて楽しかった」と息を弾ませていた。
「ふる里あったかとお」では地域の老人ホームや保育所でのボランティア体験や、自分たちで活動プランを立てたりなどの全4回の講座を予定。事務局長の村田喜直さんは「学区外での活動が少ない中高生には、仲間づくりの場が必要とされている」と参加を呼びかけている。
問い合わせは、「ふる里あったかとお」事務局(TEL94・2428)へ。 -
ベル伊那「板橋順二・山下貞治油絵2人展」 9日まで
「板橋順二・山下貞治油絵2人展竏柱ツ性派の競演竏秩vは9日まで、伊那市日影のベルシャイン伊那店2階文化ホールで開いている=写真。
3縲・5号サイズの新作を中心にそれぞれが10数点ずつの合計23点を展示。重厚なタッチでヨーロッパ風景などを描く板橋氏と、奥入瀬渓谷を中心に描き続ける山下氏の両者の魅力が光る展示即売会となっている。
板橋氏は「アトーチャの通り」「オカーニャ村」「赤富士」「マジョリカ壷とバラ」など12点を出品。山下氏は奥入瀬渓流の春と秋を描いた11点を並べる。
午前10時縲恁゚後6時(最終日は午後4時)。 -
中学生サッカー「INA CUP」
第5回中学生サッカー大会「INA CUP」が4、5日、伊那市陸上競技場、富士塚スポーツ公園など7カ所であった。伊那東部中サッカー部・FC伊那東部の主催。
大会を通じて伊那地区のサッカー技術の向上を目指すとともに、他地区との交流、健全な青少年育成、伊那市の地域振興に貢献することを目的として、本年で5回目。
県内31チームと東京、三重、愛知からの4チームの合計35チーム(前年32チーム)、約800人の選手が出場。1日目は予選リーグ、2日目は決勝トーナメントと親善試合が組まれ、それぞれのチームが熱戦を演じて優勝を目指した。
五月晴れの下、選手たちは声を出し合いながらフィールドを駆け抜け、大人顔負けのプレーを披露。会場には、わが子の頑張る姿を応援する保護者たちの「シュート、シュート」などの声援がとんだ。 -
伊那市さくら写真展
伊那市役所1階の市民ホールで12日まで、「さくら写真展」が開かれている。「天下第一の桜」で知られる高遠城址公園をはじめ、勝間、美和ダム湖、春日公園、六道の堤など市内にある桜の名所を紹介している。
写真展は、市秘書広報課が新市の魅力を再認識する機会になればと企画。本年度、撮影した30点=四ツ切=を展示した。
作品は、高遠城址公園から花見客でにぎわう園内、ライトアップされたタカトオコヒガンザクラ、水面を覆った薄紅色の花びらなどを映し出す。「同じ桜でも時期や時間帯が違うと、さまざまな表情を見せる」(市秘書広報課)。また、桜をバックに、まんじゅうの大食い大会、伊那節まつりなどのイベントの様子も並ぶ。
来庁した夫婦連れは「高遠城址公園の無料入場券をもらい、何十年ぶりかで行った。この写真の通り、本当にきれいだった」と見入っていた。
開庁時間は午前8時半縲恁゚後5時15分。休日でも見ることができる。
写真展は市役所に続いて高遠町、長谷でもある。
今後もイベントなどをとらえ、写真展を開いていきたいという。 -
伊藤環雪さんが中国画展
伊那市日影区在住の伊藤環雪(本名常良)さんによる中国画展が6日、県伊那文化会館で始まった。四季を通じた中国の風景(山水画)を中心に、新作130点が並ぶ。16日まで。
伊那文での個展は01年以来5度目。今回は喜寿の祝いを兼ねた。
伊藤さんは65歳のとき、中国の上海師範大学へ留学し、3年間、中国画を学んだ。中国画最高峰である中国一級芸術委員の称号を持つ。今でも年5回ほど中国に滞在。スケッチしたり、写真を撮ったりして、帰国後、イメージが残るうちに絵を書き上げている。
作品は、標高3千メートル級の岩山を描いた江西省の「三清山」をはじめ、朝日で染まる空をバックに、漁舟が浮かぶ「滴江朝陽」や「紅白梅」「美人画」など。
伊藤さんは「日本にない風景。スケールの大きさ、また筆の腹を使って描く勢いある中国画にひかれる」と話し、墨と自らが調合した岩絵の具で描き出す。
開館時間は午前10時縲恁゚後6時半(最終日正午)。8、15日休館。 -
「2006大道芸フェスタ」 伊那市に芸人大集合
「子供の日」の5日、伊那市の中心商店街(通り町3丁目竏樗ェ幡町)で「2006大道芸フェスタin伊那」があった。地元のバルーンドリーマー・ゴンベエワールドなどの大道芸人たちが、家族連れなど多くの人を楽しませた。市商店街活性化イベント委員会の主催。
フェスタは新市誕生と権兵衛トンネル開通を記念し、恒例の「こどもの日歩行者天国」の内容を組み直したイベント。正午から約4時間、歩行者天国となった全長約800メートルの同商店街の各所で、ジャグリングやアクションスタント、民俗芸能など8人(団体)のステージが次々と披露された。
それぞれの場所では、大道芸人の回りに魅了された約30人の群集の輪ができた。高さ約2メートルの一輪車に乗って火のついたバトンを回すジャグリングや、河童(かっぱ)に扮したこっけいな舞踏、模造刀を使ったチャンバラなどの芸に観衆は大きな拍手を贈った。
各商店街では輪投げやヨーヨーつり、消防車展示などもあり、八幡町実業団協同組合は鉄道模型の運転会を企画。収集歴40年の尾崎晃一理事長(64)所有の「HOゲージ」20数両が青空の下で披露された。中には1983年に廃車となった飯田線の旧車両もあり「懐かしい」と周りを和ませた。
宮田村の酒井徹さん(35)は息子2人と妻の4人家族で休日を楽しんだ。「子どもたちは大道芸のお手玉を見て喜んでいた。身近な場所でゴールデンウィークを満喫できてよかった」と笑顔だった。 -
「菖蒲の湯」でくつろいで みはらしの湯
伊那市西箕輪の日帰り温泉施設・みはらしの湯は大型連休中の5日、子供の日に合わせたイベント「菖蒲の湯」で利用客を歓迎した=写真。同施設では連休中、一日平均1100人の県内外の人が集まりにぎわいでいる。
イベントは子どもが菖蒲のようにすくすくと真っ直ぐ成長してほしい竏窒ニの願いを込めた恒例。長さ60センチの菖蒲45本を布の網に入れて、男女それぞれの露天風呂に浮かべた。年に一度は訪れる愛知県の男性(29)は「珍しいものが見れて良かった」と、くつろいでいた。
みはらしの湯によると、連休中の利用客は県外からの家族連れが中心となっている。通常の土・日曜日は中京方面からの利用が多いのに比べて、連休中は関東方面からの人が増えている。
4日は、一日の利用客数が1997年の開館以来、2番目に多い2114人を記録(最高記録2552人=98年1月)。権兵衛トンネル開通による影響で木曽、松本、安曇野などからの利用が増えているのも理由の一つだという。
唐澤壽男支配人は「権兵衛トンネル開通による利用客増加を維持することが今後の課題になる。伊那市だけでなく上伊那が一丸となって魅力ある取り組みを展開していかねば」と話していた。 -
箕輪町母子寡婦福祉協議会総会
箕輪町母子寡婦福祉協議会(76人、松田八重子会長)は6日、06年度総会を町社会福祉センターで開き、事業計画案や予算案を承認した。
事業計画は、日帰りバス旅行、親と子の生き生き講座、さくらんぼの会、バザー、母(父)と子の集い、研修会、交流会、社協リサイクル運動への参加、みのわ園ボランティアへの参加など。
松田会長は、「箕輪町は会員数が郡下で一番多い。同じ境遇の者同士、顔をあわせ話し合い、励まし合い、情報交換してどんな小さなことでも活動していこう。やがては大きな活動につながる。福祉の向上、自立に向け頑張り、笑顔を絶やさず楽しい会に盛り上げていこう」とあいさつした。 -
北割区敬老会
宮田村北割区の敬老会はこのほど、真慶寺で開いた。70歳以上134人のうち66人が出席。区民のあたたかなもてなしで、長寿を祝った。
同区の最高齢は97歳で、元気な高齢者が多い。この日は区と公民館分館が協力して開き、長年の労をねぎらった。
保科武夫区長は「今私たちが平和に暮らせるのは、皆さんがた先輩のおかげ。今後も区の発展のためにご指導を」とあいさつ。
高齢者を代表して春日好章さんは「微力ではあるが地域のために協力していきたい」と返した。
美味しい料理と酒を酌み交わしながら、団らん。カラオケなどを楽しんだほか、子どもたちをはじめ地域の人たちの余興もあり、和やかに時間が過ぎていった。 -
防犯指導員会
宮田村防犯指導員会はこのほど開き、新たな会長に増田忠直さん(町3区)、副会長に細田泰寛さん(大久保区)を選任した。
各地区から選ばれた14人の委員に委嘱状を交付。本年度はPTAと協力して子どもの安全対策を進めるほか、地域の防犯環境整備推進を図る。
さっそく研修会を開き、駒ヶ根署の長沼秀治生活安全刑事課長から昨今の犯罪情勢について聞いた。
防犯指導員は次の皆さん。
【町1区】木下正夫、小田切保鉱【町2区】倉田昌彦、黒岩崇【町3区】増田忠直、縣忍【北割区】三好吉郎【南割区】城倉照男【新田区】小林庸助【大田切区】後藤元紀【大久保区】細田泰寛【中越区】近藤浩祥【つつじが丘区】川上勝【大原区】山岸隆夫 -
宮田村の安協新支会長に橋爪さん
宮田村の伊南交通安全協会宮田支会はこのほど定期総会を開き、新たな支会長に橋爪利夫さん=北割区=を選んだ。
高齢者をはじめ、悲惨な交通事故の撲滅に向けて全会員が団結するよう、さらなる協力を要請。交通弱者の見守りなど、きめ細かな活動を展開していく本年度の事業計画を決めた。
役員は次の通り。
▽支会長=橋爪利夫▽副支会長=伊藤源ノ丞▽女性部長=黒河内美智子▽女性副部長=加藤千里▽理事=南澤功、小田切高史▽支部長=中原憲一(町1区)橋爪成(町2区)太田博善(町3区)天野哲郎(北割区)近藤浩二(南割区)三沢賢治(新田区)清水正康(大田切区)宮下清人(大久保区)久保田昭治(中越区)宮沢次郎(つつじが丘区)瀧澤智恵子(大原区)▽事業所=桑沢繁夫(日発)福沢宏之(JA)鰍沢英夫(郵便局)米山淳一(タカノ)▽交通指導員=小田切隆幸