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山岳写真集団「アルプ」写真展
山岳写真愛好家でつくる山岳写真集団「アルプ」による第19回山岳写真展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には伊那谷在住の50代~80代の会員12人の作品49点が展示されています。
会は2011年に発足し、月に一度例会を開いて情報交換を行っています。
伊那市と飯田市で巡回写真展を開いていて、今回で19回目です。
会員それぞれが決めたテーマに沿って、3~5点を展示しています。
山岳写真集団アルプの写真展は、20日(月)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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夏至にはソースかつ丼を「夏の陣」でPR
伊那市と南箕輪村の16店でつくる伊那ソースかつどん会は、土用の丑の日にうなぎを食べるように、夏至にはソースかつ丼を食べることを定着させようと、今年から「夏の陣」と題してイベントを行います。
8日は、伊那市内でソースかつどん会がイベントについての記者会見を開きました。
ソースかつどん会の北原英之代表は、「豚肉のビタミンBを多く含むソースかつ丼を食べて暑い夏を乗り切ってもらいたい。」と話していました。
イベントは「夏の陣」と銘打ち、土用の丑にウナギを食べるように、夏至にはソースかつ丼を食べることを定着させたいというものです。
イベントは、加盟店16店で、夏至当日と、前後1週間ほどの期間、それぞれに工夫したサービスを行うとしています。
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上伊那15人含む県内168人感染
長野県内で8日新たに、上伊那地域の15人を含む168人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は15人で、伊那市で10人、箕輪町で1人、駒ヶ根市で3人、中川村で1人、松本保健所管内で22人、諏訪保健所管内で15人、上田保健所管内で14人、大町保健所管内で13人、飯田保健所管内で11人、佐久保健所管内で9人
長野保健所管内で8人、北信保健所管内で6人、木曽保健所管内で1人県外2人
長野市32人、松本市20人の合わせて168人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは74,893人で入院は88人、死亡は203人です。
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国道153号バイパス事業推進を決議
国道153号バイパスの期成同盟会の総会が24日伊那市役所で開かれ事業推進が決議されました。
総会では会長の白鳥孝伊那市長から国や県の関係者に事業推進を求める要望書が渡されました。
国道153号伊駒アルプスロード整備促進期成同盟会と国道153号伊那バイパス促進期成同盟会総会が開かれ今年度の事業計画が承認されました。
伊駒アルプスロードは伊那市と駒ヶ根市を結ぶもので延長11.6キロ、伊那バイパスは伊那市と箕輪町を結ぶもので延長7.6キロです。
いずれも朝夕の通勤時間帯の渋滞解消や緊急輸送道路としての役割が期待されています。
総会ではリニア中央新幹線や三遠南信自動車道整備を見越した計画全体の推進など国や県への要望を決議しました。
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今年度事業で設立30周年記念事業を開催
公益社団法人伊那広域シルバー人材センターの総会が20日伊那市の伊那文化会館で開かれ設立30周年記念事業の開催など今年度の事業計画が承認されました。
総会では令和2年度に開催を予定していましたが新型コロナウイルスの影響により延期となっている設立30周年記念事業を実施することが承認されました。
内容については今後検討され新型コロナの感染状況によっては規模を縮小せざるを得ないとしています。
伊那広域シルバー人材センターには上伊那8市町村の60歳以上、およそ580人が所属しています。
昨年度の契約金額はおよそ3億1千万円でシルバー人材センターでは、自分たちの力で会員や仕事を増やしていきたいとしています。
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JA上伊那 新生児にお粥ポット贈呈
JA上伊那は、新生児の離乳食に米を食べてもらおうと、炊飯器で作ることができるお粥ポットと米の割引券を8日、伊那市に贈りました。
この日は、JA上伊那の中村幸子理事と伊那支所の春日祐一支所長が市役所を訪れ、白鳥市長に目録を手渡しました。 -
伊那西小 アンネのバラについて学ぶ
伊那市の伊那西小学校は、学校にあるバラの花壇を手入れしているバラボランティアとの交流会を8日、開きました。
この日は、伊那西小学校バラボランティアの会のメンバー15人が学校を訪れ、6年生の児童に、花壇に植えられている「アンネのバラ」について話をしました。
伊那西小学校では、7年ほど前からアンネのバラを育てています。
ボランティアの会では、年に5回、剪定や肥料作りなどの手入れをボランティアで行っていて、毎年この時期に6年生と交流をしているということです。
伊那西小学校では「アンネのバラについて知ることで、歴史の背景も一緒に学んでいってほしい」と話していました。
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山雅ガンズくん 箕輪町に感謝状贈呈
サッカーJ3・松本山雅FCのオフィシャルマスコット「ガンズくん」は、就任から10周年を迎えた事を記念し8日ホームタウンの箕輪町を訪れ白鳥政徳町長に感謝状を手渡しました。
8日は、ガンズくんと松本山雅のクラブプロモーション担当の片山真人さんらが役場を訪れました。
感謝状は、今年、山雅のオフィシャルマスコット就任10周年を迎えたガンズくんが、ホームタウンの箕輪町の人達に日ごろの感謝の気持ちを伝えようと贈ったものです。
白鳥町長は「これからもホームタウン箕輪を町といっしょに盛り上げ、町民に笑顔を届けて下さい」と話していました。
ガンズくんは「みなさんのおかけで10周年を迎える事ができました。次の10年に向けて頑張ります」と伝えていました。
この日はこの他に11日に行われるホームゲームの招待チケットも町に贈られました。
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フィンランド北カルヤラ県訪問団 来伊
伊那市と林業分野で協力の覚書を交わしている北欧フィンランドの北カルヤラ県の知事ら訪問団が8日初めて伊那市を訪れました。
午後1時15分、北カルヤラ県のマルクス・ヒルヴォネン知事ら14人は地元産の木材で経木の製造や家具の製造・販売を行う西箕輪の「やまとわ」を訪れました。
中村博社長が事業内容を説明し、会社を案内しました。
このうち、経木を作る工程では、実際にアカマツを厚さ0.2ミリに削っている様子を見学しました。
経木は、食品の包装材などとして商品化されています。
北カルヤラ県はフィンランド国内で森林部門に特化した大学や研究機関、企業が集まっている地域だという事です。
伊那市とは、林業分野で互いに交流し協力関係を築いていくとする覚書を2019年に締結しました。
今回の訪問は、覚書に基づいて初めて行われました。
訪問団は9日まで伊那に滞在し、白鳥孝伊那市長への表敬訪問の他、市内の森林や林業関係の企業を視察する事になっています。
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みのわテラスで夜のいちご狩り7月から
箕輪町大出のみのわテラスでは、7月から夜のいちご狩りとそのいちごを使ったケーキ作りの体験を始めます。
みのわテラスの南側に、いちごのハウスが2棟あります。
ここでは、7月から始まる夜のいちご狩りに向けて、夏秋いちごの栽培がおこなわれています。
栽培されているのは「すずあかね」など2品種です。
夏の間はハウス内が高温になるため、夜のいちご狩りを計画しました。
摘み取ったいちごはその場で食べられるほか、みのわテラス内にあるレストランやまびこテラスでケーキ作りの体験をして味わうこともできます。
種類はタルトとチーズケーキで、土台は農産物加工所「みのわ加工」が作りました。
やまびこテラスの山田一彦会長です。
みのわテラス全体で協力し訪れた人に楽しんでもらおうと、いちご狩りとケーキ作りを企画しました。
夜のいちご狩りは午後5時から8時までで、時間は30分間、ケーキ作りの体験も含め料金は小学4年生以上が2500円、3年生までは1500円、3歳以下は無料となっています。
予約が必要で10日からみのわテラスのHPで受付を始めます。
夜のいちご狩りは7月から10月頃までを予定していて、それ以降は昼の時間帯で体験ができるよう準備をしていくということです。
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井上さん野鳥の写真展 静と動とらえる
伊那市東春近の野鳥写真家井上治さんの写真展「花鳥四季彩」が伊那市のかんてんぱぱホールで今日から始まりました。
会場には、井上さんが長野県内で撮影した15種類の野鳥の写真30点が展示されています。
テーマは「静と動」で、同じ種類の野鳥のおだやかな姿と躍動する姿が並べて展示されています。
こちらは2017年に撮影されたハヤブサの写真です。
「静」では羽づくろいをしている姿、「動」では飛び立つ瞬間をとらえています。
井上さんは、26年前から野鳥の写真を撮影しています。
自宅の横にギャラリー喫茶を構え作品を展示していて、かんてんぱぱホールで展示会を開くのは今回で2回目です。
井上さんの写真展「花鳥四季彩」は、20日(月)までかんてんぱぱホールで開かれています。
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水道週間 給水作業の実演
水道週間に合わせて、伊那市役所で7日給水作業の実演が行われました。
7日は市役所前に給水車1台が展示され、職員が実演を行いました。
レバーをひねると、ホースを通って袋に水が入れられていきます。
この給水車は660人が1日に使用する2,000リットルの水をタンクに積むことができます。
市には同じ積載量の給水車がもう1台あり、災害時や断水時に出動します。
東日本大震災の時には宮城県内で給水活動を行ったということです。
伊那市では「日頃から水を備蓄したり、給水用の袋やポリタンクを用意しておくなど、いざという時に備えてほしい」と話していました。
伊那市では、1日から7日までの水道週間に合わせ、今回初めて展示を行いました。
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オーケストラと奏でよう~バラの香にのせて~ 6月26日開催
6月26日に伊那市の伊那文化会館で伊那フィルハーモニー交響楽団と上伊那を中心とする子どもたちの合唱によるコンサート「オーケストラと奏でよう~バラの香にのせて~」が開催されます。
7日は、伊那文化会館で記者会見が開かれました。
コンサートには、伊那フィルハーモニー交響楽団や駒ヶ根こどもオーケストラが出演します。
また、上伊那の小学生合唱団を中心とする100人の特別こども合唱団も参加し、総勢200人が出演します。
コンサートでは他に、伊那高遠町のしんわの丘ローズガーデンからバラを提供してもらい、
文化会館のロビーに飾る計画もしています。
コンサートでは、ヨハン・シュトラウス2世の歌劇「こうもり」やチャイコフスキーの花のワルツなど8曲を予定しています。
「オーケストラと奏でよう~バラの香にのせて~」は、今月26日に伊那文化会館で開催されます。
入場料は一般500円で高校生以下は無料です。
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支配人不在「好ましい状況ではない」
みのわ振興公社が運営している観光施設、ながた荘とながたの湯の支配人が現在不在となっていることについて箕輪町の白鳥政徳町長は「好ましい状況ではない」との考えを示しました。
これは7日町役場で開かれた町議会一般質問で議員の質問に答えたものです。
みのわ振興公社によりますと前の支配人が今年3月下旬に退職して以降、不在の状態が続いているということです。
白鳥町長は「管理責任者はいるが好ましい状況ではない。適任者がいれば早期に決めたい。」と述べました。
ながた荘は10年ほど前は宴会などの利用者は年間9,000人ほどいましたが、コロナ禍となってからは3,000人から4,000人ほどに落ち込んでいるということです。
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新型コロナ上伊那19人県内216人感染 死亡新たに3人
長野県内で7日新たに、上伊那地域の19人を含む216人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
また県は新たに3人の死亡を発表しました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は19人で、伊那市で8人、箕輪町で1人、南箕輪村で2人、駒ヶ根市で2人、辰野町で6人、佐久保健所管内で23人、上田保健所管内で21人、松本保健所管内で19人、諏訪保健所管内で15人、大町保健所管内で13人、飯田・長野保健所管内でそれぞれ12人、北信保健所管内で6人、木曽保健所管内で1人、県外1人、長野市45人、松本市29人の合わせて216人です。
また、県は、基礎疾患のある65歳以上の3人の死亡を発表しました。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは74,725人で入院は85人、死亡は203人です。
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白鳥町長が選挙出馬は閉会後に判断
箕輪町の白鳥政徳町長は任期満了に伴う11月の町長選について「出馬するかどうかを6月議会を終えてから、あまり遠くない時期に判断する」と述べました。
6日、町役場で開かれた町議会6月定例会の一般質問の中で議員の質問に答えたものです。
白鳥町長は「6月議会を終えてから、あまり遠くない時期に判断していきたい」と答えました。
また「後援会からは2期目を振り返りながら判断してほしい。出馬をする場合は応援していくとの話がある」と述べました。
白鳥町長は現在2期目です。
任期満了に伴う箕輪町長選挙は11月15日告示、20日投開票の日程です。
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未来通りの景観維持を確認
伊那市中央と上新田を結ぶ未来通りの景観住民協定が3月に廃止となったことから、新たに広告物の規制地域に指定して景観維持に努めることが、6月2日に開かれた景観審議会で確認されました。
この日は、市防災コミュニティセンターで、伊那市景観審議会が開かれました。
未来通りは、平成10年6月に景観形成住民協定が締結されました。
しかし、会員の減少や初期の目的が達成されたことから、今年3月31日に協定が廃止となりました。
市では、協定廃止後も会の意思を引き継ぎ、未来通りの両側30m以内を広告物の規制が厳しい地域に指定し、景観を守っていきたいとしています。
この案について審議会で了承されました。
なお、県の条例よりも厳しく屋外広告物を規制する伊那市屋外広告物条例が、6月1日から施行されています。
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日比谷音楽祭に伊那市ミドリナ委員会 出演
東京都日比谷公園で3日から5日にかけて行われた音楽イベント「日比谷音楽祭」に、伊那市の伊那北高校の生徒などで作るミドリナ委員会が出演しました。
5日に伊那市ミドリナ委員会として出演したのは、伊那市出身のピアニスト平澤真希さん、バリトン歌手の髙橋正典さん、伊那北高校合唱部のメンバーです。
出演者は日比谷の森に、澄んだ歌声を響かせました。
日比谷公園内にある洋風レストラン松本楼の創始者は伊那市出身です。
それが縁となり、現在の松本楼社長の小坂文乃さんがミドリナ委員会を音楽祭に招きました。ミドリナ委員会が主催したイベント森JOYがきっかけとなりました。
小坂さんは、伊那市産のアルストロメリアを、松本楼を訪れた客に配り、コンサートへの入場を呼び掛けていました。
日比谷音楽祭は、だれでもボーダレスで音楽を楽しみ体験することができる参加無料のイベントです。
2019年から始まり、大物アーティストなどが出演しています。
伊那市ミドリナ委員会のメンバーは、日比谷音楽祭では初めての、自治体と高校生のグループとして出演しました。
1000人が鑑賞できるステージには多くの来場者が訪れ、ミドリナ委員会のステージに拍手を送っていました。
ミドリナ委員会の演奏は8月にご覧のチャンネルで放送します。
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高遠藩校の学びの精神を現代に「進徳館の日」
高遠藩の藩校「進徳館」の学びの精神を現代に伝える第28回 進徳館の日の行事が、5月28日伊那市高遠町で行われました。
進徳館の日の行事では、まず、進徳館にある五聖像の前で、関係者が集まり拝礼が行われました。
進徳館は、江戸時代の終わりに開校した高遠藩の藩校です。
実学を重視した教育で、現在の東京芸術大学の初代校長を務めた伊澤修二など多くの教育者や政治家を輩出しました。
式典は、高遠閣で行われ、進徳館の教育がどのように現代に受け継がれているかについて、基調講話や学習発表が行われました。
高遠小学校の下島 弘子校長は、「種や苗の観察をして植え付けたり、まちを探検して地図をつくるといった学習を行っている」と子どもたちの様子を紹介しました。
式典には、高遠藩主だった内藤家の現当主の長男の内藤頼克さんも参加し、「学校教育を考える大切な記念日を迎えることができ、藩主の子孫として喜びに感じる」と祝辞を述べました。
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新型コロナ 上伊那18人県内94人感染
長野県内で6日新たに上伊那地域の18人を含む94人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県内の1日の感染確認が100人を下回るのは1月7日以来です。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は18人で、伊那市で10人、駒ヶ根市で4人、辰野町で1人、宮田村で3人、諏訪保健所管内で13人、松本保健所管内で9人、上田保健所管内で8人、佐久・北信保健所管内でそれぞれ5人、長野保健所管内で4人、飯田保健所管内で3人、大町保健所管内で1人、長野市17人、松本市11人の、合わせて94人です。
県内の1日の感染確認が100人を下回るのは1月7日以来です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは74,509人で入院は135人、死亡は200人です。
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町内保育園の使用済みおむつ持ち帰りを廃止へ
箕輪町議会6月定例会の一般質問では箕輪町内の保育園の使用済みのおむつの持ち帰りについて質問が出されました。
保育園で出た使用済みのおむつは保護者が専用のバケツに入れて家に持ちかえっているということです。
保護者や保育士から暑い時期には臭いなども出て、衛生的にも良くないという意見も出ているということです。
白鳥町長は「布おむつの時代の名残りもあると思う。9月定例会で予算を組み、持ち帰りを廃止の方向で検討していきたい」と話していました。
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南箕輪 畜産農家と運送業者を支援へ
南箕輪村は、原油価格高騰に伴い経営に影響が出ている畜産農家や運送事業者に対し、応援金を支給する考えです。
6日は、村議会全員協議会が役場で開かれ、村が概要を説明しました。
畜産農家への支援は、村内に住所があり、牛を飼育し乳または肉を出荷している農業者・法人に対し、牛1頭につき5千円、上限50万円を補助するものです。
予算額は、申請件数10件、牛480頭分を見込んだ240万円となっています。
運送事業者への支援は、村内に本店を置く中小企業や個人事業主で、車両10台未満で10万円、10台以上30台未満で20万円、30台以上で40万円を支給するものです。
予算額は、法人・個人合わせて28事業所分を見込んでいて、360万円となっています。
応援金は、現在開会中の村議会6月定例会に補正予算案として提出していて、可決後に対象者への周知を図っていきたいとしています。
また、新型コロナワクチンの4回目接種について、60歳以上または18歳以上60歳未満で基礎疾患のある人などを対象に、今月下旬から接種を開始するとしています。 -
関東甲信梅雨入り 去年より8日早い
気象庁は、関東甲信地方が「梅雨入りしたとみられる」と、6日発表しました。
梅雨入りは、平年と比べて1日、去年より8日それぞれ早くなっています。
今年はこれまでに沖縄・奄美地方で梅雨入りしていて、関東甲信地方はそれに次ぐ梅雨入りとなっています。
長野地方気象台によりますと、向こう一週間、県南部は低気圧や湿った空気の影響で雲が広がりやすく、雨の降る日があると予想しています。
最高気温・最低気温は、ともに平年並みか平年より低くなるとみています。 -
箕輪町環境基本計画案など答申
箕輪町環境審議会は、町から諮問されていた町第4次環境基本計画と町地球温暖化対策実行計画の案を白鳥政徳町長に5月31日答申しました。
31日は、町環境審議会の唐澤映司会長が町役場を訪れ、白鳥町長に答申書を手渡しました。
町環境基本計画案は、町の環境保全に関する取り組みの方向性をまとめたもので、第4次となる今回の計画期間は2022年度から2026年度までの5年間です。
実行計画案は地球温暖化対策に関する具体的な取り組みを示したもので、二酸化炭素排出量を2030年度までに2013年度に比べ60%削減することを目標に掲げています。
目標達成に向けて、町内で保有されている乗用車の1割となる1,200台を電気自動車にすることなどが上げられています。
白鳥町長は「地球温暖化対策に取り組むには生活に対する意識を変えていくことになる。町民と一緒になって進めていきたい」と話していました。
町では、6月中にこれらの計画を策定し7月から施行する予定です。
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山小屋で使う味噌の仕込み作業
伊那市観光株式会社が運営する中央アルプスと南アルプスの山小屋で使う手づくり味噌の仕込みが5月24日、伊那市内で行われました。
作業を行ったのは、西駒山荘、仙丈小屋、塩見小屋の管理人です。
ゆでた伊那市産の大豆を専用の機械ですりつぶしていきます。
大豆は冷まして、塩や麹と混ぜ合わせていきます。
24日は味噌およそ150キロ分を仕込みました。
完成した味噌は、それぞれの山小屋で主に味噌汁として提供されます。
山小屋の営業は、仙丈小屋が6月15日から、塩見小屋が7月1日から、西駒山荘が7月9日からです。
今年も新型コロナ感染防止で定員を減らして営業するということです。
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くくり罠の設置など事業承認
上伊那鳥獣被害対策協議会の総会が20日伊那市役所で開かれ、くくり罠の設置など今年度の事業計画が承認されました。
上伊那鳥獣被害対策協議会は上伊那8市町村のほか農林業、狩猟団体で組織された団体です。
総会では、くくり罠の設置や緩衝帯整備、猟友会による一斉捕獲など今年度事業が承認されました。
また辰野町川島地区で新たに、住民がサルの追い払いや罠の見回りを行う「捕獲サポート隊」が結成され作物の被害軽減につなげるとしています。
上伊那地域の令和2年度の農林業被害額はおよそ5100万円で減少傾向にあるということです。
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伊那まちバラぶらり2022に合わせバラの育て方講座
伊那まちバラぶらり2022に合わせ、伊那市の中心商店街の生活雑貨店オ・ルージュカグヤで、バラの育て方講座が5日に開かれました。
講師はバラアドバイザーで、かぐや店主の中村弘人さんが務めました。
講座には、およそ15人が参加し、肥料の選び方や剪定の方法などを聞いていました。
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平和願い ウクライナ国歌演奏
伊那市美篶で開かれた弦楽四重奏の演奏会でウクライナ国歌が演奏され集まった人たちが平和を願いました。
ウクライナ国歌を演奏したのは上伊那を中心とした4人の演奏家でつくるラ・フォンテ弦楽四重奏団です。
演奏会は美篶青島の矢島信之さんが自宅の敷地を提供し開いたものです。
演奏のバックにはチェルノブイリ原発事故以降、ウクライナで支援活動を行っている南箕輪村の原富男さんが作ったウクライナの国旗が掲げられました。
会場となった矢島さん宅には地域の人たち約60人が集まり演奏に耳を傾けていました。
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新型コロナ上伊那8人県内146人感染
長野県内で5日新たに、上伊那地域の8人を含む146人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は8人で、伊那市・箕輪町でそれぞれ2人、駒ヶ根市・宮田村でそれぞれ2人、上田保健所管内で18人、松本保健所管内で17人、佐久・諏訪保健所管内でそれぞれ15人、長野保健所管内で14人、飯田保健所管内で6人、北信保健所管内で4人、大町保健所管内で2人、長野市27人、松本市20人の、合わせて146人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは74,415人で入院は136人、死亡は200人です。
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しんわの丘ローズガーデンでバラ祭り始まる
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンで、バラ祭りが4日から始まりました。
4日は、オープニングセレモニーが現地で行われ、中川泰実行委員長の開催宣言で祭りがスタートしました。
会場では、アンネのバラをはじめとする中輪から大輪系のものの他、アンジェラなどのつるバラが見ごろとなっています。
管理している伊那市振興公社によりますと、「6月中旬から下旬にかけて修景バラも見ごろになるので是非足を運んでほしい」と話していました。
バラ祭りは、19日日曜日まで行われ、期間中はバラの苗木の販売や育て方の講習会が開かれます。