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藤城氏 事務所開き
任期満了にともなう南箕輪村長選挙に出馬を表明している元村議会議員の藤城栄文さんの後援会は南原の旧健康ランドで事務所開きを行いました。
事務所開きには支持者約40人が集まりました。
東京都出身で村地域おこし協力隊を経験した元村議の藤城さんは
南箕輪村は若い人や移住者が多く人口が増えている村として全国から注目を集めているとしたうえで「私自身、全国でも移住の象徴となる地域おこし協力隊としてこの村にやってまいりました。年齢も41歳と若く昨年の10月には4人目の子どもが生まれました。まさにこの南箕輪村の特徴を私自身が体現してPRできる。そんな村長にもなれるのではないかと思っております。」と訴えました。
村長選にはほかに元村議会副議長で新人の小坂泰夫さんが出馬を表明しています。
南箕輪村長選は来月6日告示11日投開票です。
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県内で新たに1人新型コロナ感染確認
長野県内で6日新たに1人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県の発表によりますと、感染が確認されたのは、上田保健所管内の10代会社員男性1人です。
男性は発症前2週間以内に首都圏に滞在歴がありました。
また、長野市で5日、新たに1人の新型コロナウイルスへの感染確認が発表されました。
午後3時現在、県内で感染が確認されたのは2,369人で、入院しているのは13人、死亡したのは41人です。
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みはらしファームでチューリップ祭り
地元の花卉農家が育てたチューリップが並ぶ「チューリップ祭り」が、7日まで、伊那市西箕輪のみはらしファームで行われています。
会場では、31品種のチューリップが市価よりも600円ほど安い1鉢1,000円で販売されています。
チューリップ祭りは7日までで、2日間で2,500鉢を予定しているということです。 -
信州高遠美術館で企画展
これからの桜のシーズンを前に、伊那市高遠町の信州高遠美術館では、伊那市や高遠町とゆかりのある作家たちの作品展「文化が結ぶ縁の物語」が、6日から始まりました。
会場には、30人の作家による絵画や彫刻など68点が並んでいます。
こちらは、歌手で画家の八代亜紀さんの作品、「高遠の春 伊那市」です。
残雪の中央アルプスをバックに、咲き誇る桜を描いた風景画です。
作品は、2018年に八代さんの個展を信州高遠美術館で開いた際に寄贈されたものです。
こちらは、東京藝術大学出身の作家、押元一敏さんの作品「forest」です。
押元さんが作品制作で高遠町に滞在していた時、朝に見た高遠の山々がテーマだということです。
高さ1メートル、幅2メートル30センチの大作となっています。
また、こちらは同じく東京藝術大学出身の小柳景義さんの作品「信濃太樹」です。
高遠町勝間の龍勝寺の近くにあった古い木がモチーフとなっています。
3つの作品は、収蔵後初出品となっています。
ほかに、幕末の江戸で生まれ、伊那市で育った画家、中村不折の作品なども並んでいます。
展示は、5月9日(日)まで、信州高遠美術館で開かれていて、入館料は500円です。 -
箕輪北小と中部小 テレビ会議で授業交流
箕輪町の箕輪北小学校と箕輪中部小学校の児童は、テレビ会議システムを使い、遠隔で英語授業交流を5日に行いました。
箕輪北小学校の6年1組は、中部小の6年2組と交流しました。
2人1組で1台のパソコンを使い、名前や好きなスポーツ、中学校でやりたいことなどを画面の中部小の児童に伝えていました。
箕輪町の小学校でテレビ会議システムを使い、子ども達が他の学校と交流するのは、今回が初めてだという事です。
箕輪町教育委員会では、今後、小学校の他、中学校も加えた交流を行っていきたいとしています。
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中病にワクチン到着
医療従事者を対象に今月から優先接種が行われる新型コロナワクチンが5日、伊那市の伊那中央病院に到着しました。
ワクチンは午前9時過ぎに伊那中央病院に到着し院内に運び込まれました。
病院の医師や看護師など975人分1回の接種ができる量です。
厳重に梱包されマイナス70度以下に冷凍保存され運ばれてきたワクチンが、マイナス75度前後で保管できる超低温冷凍庫に入れられました。
伊那中央病院では、新型コロナの対応にあたる医師や看護師が15日から接種を始め、1日85人が12日間接種をする計画です。
8日には、シミュレーションを兼ねて院長や副院長らが先行接種を行うということです。
医療従事者を対象にした優先接種を行うこのワクチンは、伊那中央病院を含め県内の16の医療機関に今週と来週に分けて届く予定です。
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南箕輪村で映画制作
キョンシーを題材にしたホラーキッズコメディ映画の撮影が、来年度、南箕輪村内で行われます。
5日は、南箕輪村役場で村議会全員協議会が開かれ、映画の概要が報告されました。
映画をプロデュースするのは、伊那市出身のご当地タレント成美さんです。
監督は、多くのムービーフェスティバルで受賞歴のある夏目大一朗さん、脚本はテレビや映画の作品を手がける寺内康太郎さんです。
映画は1980年代にブームになったキョンシーをテーマにしたホラーキッズコメディです。
来年度から大芝高原や経ヶ岳など村内を中心に撮影が行われるということです。
村では、アフターコロナに向け、広く村をPRするツールになると期待を寄せています。
映画は、今年12月に完成予定です。
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啓蟄 ミツバチ飛び交う
5日は二十四節気のひとつ、啓蟄です。
大地が温まり、生き物が冬眠から目覚める頃とされています。
南箕輪村南殿の小阪洋治さん宅ではミツバチを箱の中で飼っています。
箱の中で越冬したミツバチが活発に飛び交っていました。
5日の伊那地域の日中の最高気温は12.6度まで上がり3月下旬並みの陽気となりました。
小阪さんによりますと、これから気温が上がるとミツバチはさらに活発になると話していました -
高遠中学校の文化祭紹介ビデオを児童がオンラインで視聴
伊那市高遠町の高遠小学校6年生の児童は高遠中学校の生徒が制作した文化祭の紹介ビデオを2月9日オンラインで視聴しました。高遠中学校3年2組は去年9月に開催された文化祭 聖桜祭のビデオを総合的な学習の時間に制作しました。
高遠中学校では毎年、高遠小学校と高遠北小学校の6年生を聖桜祭に招いていますが、去年は新型コロナの影響で見送りました。
6年生に聖桜祭を紹介しようと体育祭や学びの発表などの様子を文化祭の実行委員と教師が撮影した写真を使い3か月かけて制作しました。
高遠中学校では「中学生になるのを楽しみにしている児童もいる。ビデオという形でも聖桜祭を知ってほしい」と話していました。
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明治安田生命保険 市に15万円寄付
明治安田生命保険相互会社松本支社 伊那営業所は2月15日伊那市へ15万円を寄付しました。
この日は明治安田生命保険相互会社 松本支社 伊那営業所の中野 翔二郎所長が伊那市役所を訪れ、林 俊宏副市長に目録を手渡しました。
社会貢献の一環として行われたもので金額は15万円です。
新型コロナウイルス感染症が収束することを願い、その対策に役立ててほしいと伊那市に寄付しました。
林副市長は、「有効に使わせていただきます。」と感謝していました。
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月イチちいクラin伊那 オンライン開催
伊那市はつながる、広がる、生まれるをテーマに、地元の起業家を応援する「月イチちいクラin伊那」をオンラインで3月12日に開催します。
地元の起業家を応援し地域の活性化を目的に行う地域クラウド交流会の関連イベントで、5人の起業家が話をします。
話をする5人は伊那市で起業した人や起業を考えている人です。
開催日時は12日の午後6時からで、地域クラウド交流会Facebookページから視聴できます。
詳しくは伊那市企画部地域創造課までお問合せください。
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県内新型コロナ感染確認5日連続なし
4日は、長野県内での新たな新型コロナウイルスへの感染確認はありませんでした。
感染確認がゼロとなるのはこの日で5日連続となります。
県の発表によりますと、3日午後5時現在、県内感染者は2,364人で、入院しているのは10人、死亡したのは41人です。 -
立候補届出説明会に2派出席
任期満了にともなう南箕輪村長選挙の立候補届出説明会が村民センターで開かれこれまでに出馬を表明している2派が出席しました。
説明会にはこれまでに出馬を表明している2派が出席し村選挙管理委員会から立候補の届け出に関する説明を受けました。
南箕輪村長選に出馬を表明しているのは表明順に無所属新人で田畑の小坂泰夫さん54歳と無所属新人で南原の藤城栄文さん41歳です。
小坂さんは神奈川県出身で信州大学農学部を卒業後、南箕輪村職員となりました。
1997年に民間企業の社員となり2003年、村議会議員に立候補し初当選、副議長で5期目任期中の先月辞職しています。
藤城さんは東京都出身で中央大学理工学部を卒業後、江戸川区職員となりました。
2017年に南箕輪村地域おこし協力隊に採用され2019年、村議会議員に立候補し初当選、1期目任期中の先月辞職しています。
南箕輪村長選ではほかに表立った動きはなく新人同士の一騎打ちとなる見通しです。
また村議2人の辞職にともない議員補欠選挙が村長選と同じ日程で行われます。
任期満了にともなう南箕輪村長選は来月6日告示、11日投開票となっています。 -
伊那西小「森の教室」完成間近
伊那市の伊那西小学校で建設が進められている、屋外で学習ができるスペース「森の教室」が完成間近となっています。
4日は、6年生の児童が森の教室の床板を張る作業をしました。
森の教室は、広さ33平方メートルで、建材には学校の敷地内で伐採したサワラやコウヤマキを使っています。
総合学習の一環として全校で取り組んでいて、建設には伊那市の木工業、株式会社やまとわが協力しています。
床板に印をつけた後、電動ドリルで穴を空けます。
その後、ねじで両端を留めて床を張っていきます。
伊那西小によりますと、老朽化していた前の森の教室を建て替えようと、数年前から建設の計画を立ててきたということです。
去年7月ごろから、学校林の間伐作業をはじめ、順次建設を進めてきました。
現在、完成間近となっていて12日には地域の人を招いてお披露目会を開くということです。 -
中病に新型コロナワクチン注射器到着
伊那市の伊那中央病院で、新型コロナウイルスワクチン接種に向けた準備が進められています。
厚生労働省が、県内8か所の病院に向けて発送した、ワクチン接種に使う注射器と注射針です。
3日、伊那中央病院に届きました。
ワクチン本体は、5日に届くことになっていて、保管する冷凍庫は氷点下75度に設定し、受け入れ態勢を整えています。
届いた注射器と注射針は、病院職員975人分で、ワクチン接種は15日から、12日間かけて行われることになっています。
ワクチンは1本の瓶から5人分確保することができ、解凍後生理用食塩水で薄めて使用するということです。
病院によりますと、8日には幹部職員を対象にした先行接種が行われることになっていて、本番で想定される、1日あたり85人の接種が可能かどうかをシミュレーションするということです。
なお、伊那市、箕輪町、南箕輪村では、ワクチン接種に向けた事業費を来年度当初予算案などに盛り込み、準備を進めています。 -
上伊那地区企業説明会を3月に開催
ハローワーク伊那と伊那職業安定協会は来春、大学や短大などを卒業する学生を対象にした上伊那地区企業説明会を3月9日に伊那市のいなっせホールで開催します。
2月25日はハローワーク伊那で伊那職業安定協会の福澤栄司雇用管理委員長らが企業説明会開催について会見を開きました。
ハローワーク伊那と伊那職業安定協会は上伊那地区企業説明会を3月9日に、いなっせホールで開催します。
来春に大学や短大などを卒業する学生を対象にした説明会で、参加企業は72社です。
今回は新型コロナ感染対策として午前と午後に分けて説明会を行います。
受付は行わず、伊那職業安定協会のホームページにある参加登録フォームから事前に登録をすることで企業説明会に参加できるということです。
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伊那華のみそ娘仕込み作業
伊那市東春近にある味噌加工施設で、4日伊那華のみそ娘の仕込み作業が行われました。
味噌作りは東春近の農家などでつくる伊那華のみそ娘加工組合が行っているもので、今年で22年目になります。
地元産の大豆とコシヒカリの麹を使い、添加物は使っていないということです。
100キロ分の大豆を煮てすり潰し、麹と塩を混ぜ合わせていきます。
樽に入れる作業では、空気が入らないように投げ入れていきます。
隙間を作らないことで、カビが繁殖するのを防ぐ効果があるということです。
今年は4トン分の味噌を仕込む予定だということです。
味噌はJAの直売所などで販売され、市内外の小中学校や保育園の給食にも使用されるということです。
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吉澤豊さん 北福地の動画制作
伊那市富県北福地の吉澤 豊さんは、北福地の現在の様子をまとめた動画を制作しました。
2日夜は、贈呈式が富県ふるさと館で行われ、吉澤さんが伊那図書館の北原善昭館長に、DVDとBDのセットを手渡しました。
吉澤さんは、伊那ビデオクラブの会員で、映像制作を趣味としています。
制作した動画「きたふくち」は、北福地の自然や人物、行事などをまとめた40分の作品です。
60歳以上の住民で作る北福地昭和会2020が企画し、吉澤さんが中心となって作品にまとめました。
伊那市協働のまちづくり交付金事業を活用して1年かけて撮影・編集を行ってきました。
2016年の御柱の様子など、過去の映像も活用されているほか、地域で活躍している人たちのインタビューもあります。
ナレーションやタイトル文字、写真提供など、全て北福地に関係する人たちが行ったということです。
寄贈されたDVDとBDは、伊那図書館と富県図書室で10日頃から貸し出し可能になります。
また、ご覧のチャンネルの「伊那ビデオクラブ作品集」の中で3月いっぱい放送します。
放送時間:5日(金)午後10時~、7日(日)午後7時45分~ほか
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桃の節句 南箕輪村北部保育園ひな祭り
3月3日は桃の節句です。
南箕輪村北部保育園では、ひな祭りが行われました。
ひな祭りでは、年少以上の園児およそ60人が「うれしいひなまつり」の歌を歌いました。
また、パネルシアターやリズム体操をして楽しんでいました。
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高校入試 後期選抜志願者数
長野県教育委員会は、9日に行われる公立高校後期選抜試験の志望変更受付締め切り後の志願者数を今日発表しました。
上伊那8校の志願者数は次の通りです。
辰野普通は48人に対し51人が志願し、1.06倍。
商業は25人に対し15人で0.6倍です。
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桜の開花予想 4月1日
民間気象情報会社のウェザーニューズは、第4回桜の開花予想を3日発表しました。
伊那市高遠町の高遠城址公園は、前回の発表と同じ4月1日開花となっています。
3日の午前11時頃の高遠城址公園です。
園内の桜のつぼみは、赤く色づき始めました。
ウェザーニューズの予想によりますと、第3回の予想と同じ4月1日開花、8日満開で去年と比べそれぞれ2日遅い予想となっています。
次回の開花予想は、10日に発表されることになっています。
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平均年齢83歳 体操教室
参加者の平均年齢が83歳の体操教室が箕輪町の木下公民館で開かれています。
参加者は、コロナに負けじと元気に体を動かしています。
教室には、25人が参加しています。
始めに転倒予防策として椅子に座わりストレッチをします。
その後、演歌などの曲に合わせて体を動かします。
指導しているのはエアロビクスグループ「パッション」代表で南箕輪村の今井愛子さんです。
今井さんは、辰野町から飯田市まで、上下伊那で80の教室を開いています。
木下の体操教室は今年で21年目で参加者のほどんどが教室が始まった当時から続けています。
25人の平均年齢は83歳です。
メンバーのうち90代が2人います。
荻原喜代子さん93歳
岩崎八江子さん90歳です。
声を出してたくさん笑うことが健康の秘訣だと今井さんは話します。
去年は、コロナの影響で3か月ほど休止期間がありましたが、6月から感染防止対策をとって教室を再開しました。
発表の場も無かったということで、今年は練習の成果を地区の文化祭で披露したいと意気込んでいます。
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広域連合 災害廃棄物処理で県外業者と協定へ
上伊那広域連合と上伊那の8市町村は、大雨や地震などで発生した災害廃棄物の処理について大阪府の大栄環境と今月、協定を結びます。
これは3日伊那市役所で開かれた上伊那広域連合議会全員協議会の中で報告されました。
広域連合によりますと、一昨年の台風19号で発生した県内の災害廃棄物は、ほとんど県外の民間業者に依頼して処理されたという事です。
県内にあるごみ処理施設の処理能力は、災害に対応する余力が無いという事で、県外の民間事業者と協定を結ぶ事でスムーズな処理体制ができるとしています。
今回結ぶ協定は、情報共有や緊急連絡体制の構築など災害対応するための準備段階のもので、個別の廃棄物の処理については改めて各市町村と契約を行うという事です。
また3日は、上伊那広域連合議会の2月定例会が開かれ総額34億3千万円となる来年度の一般会計当初予算案など8議案が提出され原案通り可決しました。
上伊那広域連合の来年度の一般会計当初予算案は総額35億3千万円で今年度と比べ10億円の増額となっています。
主な事業は、伊那中央清掃センターとクリーンセンターたつのの解体工事で事業費は12億円です。
提出された予算案は、全会一致で可決しました。
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ストレス減で飼育 鶏肉販売
ストレスを減らした環境で家畜を飼育した鶏肉の販売が南箕輪村の信州大学農学部で3日から始まりました。
販売しているのは鶏の胸肉、もも肉、手羽元の3種類で、それぞれ2キロ入りです。
価格は、胸肉が1,500円、もも肉が2,000円、手羽元が1,300円です。
家畜のストレスを限りなく少なくし、快適な環境で飼育する事をアニマルウェルフェアと言います。
農学部では、去年の7月から、大学の敷地内に施設を作りアニマルウェルフェアの研究を進めています。
多くの農家では1平方メートルあたり16羽飼育しますが、農学部では11羽と密度を減らし、毎日2時間、明かりを消し睡眠環境を整えたという事です。
また、抗生物質は与えていません。
きょうは、農学部の直売所で、アニマルウェルフェアの研究をする竹田謙一准教授が、報道関係者に説明をしました。
竹田准教授は、「出荷までの日数が40日と一般的なものと比べ10日少なく、年間の回転数を増やす事で農家にとってもメリットがある取り組みだ」と話していました。
農学部では来年度もアニマルウェルフェアに取り組み、4回ほど鶏肉を出荷する予定だという事です。
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伊那文化会館 改修終了オープン
天井の耐震化などで去年7月から大規模改修が行われていた伊那市の伊那文化会館の工事が完了し、3日リニューアルオープンしました。
リニューアルオープン初日の3日、大ホールでは伊那弥生ケ丘高校の卒業式が行われました。
小ホールでは、上伊那地域と松川町の小学5、6年生の書道作品が並ぶ「伊那谷で育った中村不折に続け!子どもたちの書初め書道展」が3日から7日まで開かれています。
また、プラネタリウムの設備が全面的に更新されました。
プラネタリウムは予約制で今月6日からです。
リニューアルオープンを記念して制作したオリジナル番組の上演もあります。
28日には、リニューアルオープンを記念した南信地区の中学生、高校生によるこけら落としの吹奏楽コンサートが予定されています。
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育メン家事メンフォトコンテスト 入選作品決まる
箕輪町の「イクメン・カジメンフォトコンテスト」の審査会が19日箕輪町地域交流センターで開かれ、入選作品が決まりました。
この日は箕輪町地域交流センターで審査会が開かれ、白鳥政徳町長らが気に入った写真を選んでいました。
イクメン・カジメンフォトコンテストは、箕輪町が男女共同参画社会推進の取り組みの一環として開催しているもので、今年で3回目です。
今年は20人から34作品が集まり、順位をつけず10作品の入選を決めました。
その中でも票数が一番多かった作品、「ぼくもあげたい!!」です。
ミルクをあげる父親を見て長男も育児に参加した場面を写しました。
応募作品は3月1日から12日まで箕輪町役場ロビーで展示され、その後公共施設などで順次飾られる予定です。
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1月有効求人倍率1.07倍
上伊那の1月の月間有効求人倍率は、前の月を0.03ポイント上回る1.07倍となりました。
去年12月に続き、2か月連続で1倍台となっています。
1月の月間有効求人数は、2,912人、月間有効求職者数は2,723人で、月間有効求人倍率は1.07倍と、去年12月に続き2か月連続で1倍台となりました。
全国は1.1倍、長野県は1.17倍でした。
上伊那の1.07倍は、県内12のハローワーク管内で大町に次いで2番目に低い数字となっています。
雇用情勢については「求人が求職者をわずかながら上回り、新規求人に改善がみられるものの弱い動きとなっている」として、前の月の判断を据え置いています。
また、新規高卒者の就職内定率は91.8%で、前の年の同じ時期を0.2ポイント下回りました。
ハローワーク伊那では「派遣業やサービス業、運輸業で新規求人が増え始めるなど、徐々に明るい兆しが見えてきている」としています。 -
伊那北高校 コロナ対策で卒業式
卒業式シーズンを迎え、上伊那地域では高校の卒業式が2日から始まりました。
今年度も新型コロナ感染拡大防止のため規模を縮小しての卒業式となりました。
伊那北高校では今年度、男子120人、女子118人の238人が卒業を迎えました。
埋橋浩校長から、各クラスの代表者に卒業証書が渡されました。
今年度の卒業式は、新型コロナ感染防止のため在校生や来賓は参加せず、生徒と保護者、教諭のみで行われました。
卒業生を代表し生徒会長の唐澤幸佑さんが挨拶をしました。
埋橋校長は「社会情勢に大きく動かされた3年間でした。みなさんの思考力、判断力、行動力は他の世代にない強さとなっていくと確信します」と式辞を述べました。
伊那北高校伝統の応援歌「天竜河畔」は、感染防止のため歌いませんでした。
式が終わると、各クラスでは最後のホームルームが行われました。
3年E組では、齋藤桂似郎教諭から一人ひとりに証書が手渡されました。
ホームルームの様子はテレビ会議システムで配信され、密を避けるため別の教室で保護者が見守りました。
伊那北高校では卒業生全員が進学を希望しています。
明日は上伊那の3つの高校、4日も3校で卒業式が行われます。
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県内コロナ感染確認なし
2日は、長野県内で新たな新型コロナウイルスへの感染確認はありませんでした。
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要配慮者支援研修会
伊那市社会福祉協議会は、災害発生時における障害者や高齢者などの支援や、配慮が必要な人の避難行動について理解を深める研修会を、伊那市の防災コミュニティセンターで2月18日に、開きました。
この日は、市内でデイサービスなどを行っている福祉事業者8人が参加しました。
講師を務めたのは、国の機関で防災に関する科学技術の研究を行っている、防災科学研究所の松川杏寧さんです。
松川さんは、2018年7月に起きた西日本豪雨について、「岡山県倉敷市真備町では死者51人のうち42人が避難行動に支援が必要な人だった」と説明し、多くの死者が出た根本的な原因として、平常時の福祉と緊急時の防災の取り組みが分断されていると話しました。
松川さんによりますと、災害時に逃げ遅れる人を出さないために、特に避難行動に支援が必要な人には、障害者や高齢者の情報を持つ福祉の分野と、防災・危機管理の分野、両者の連携が重要だと話していました。
研修会は、福祉事業者を対象に、災害時に配慮が必要な人へ適切な支援ができるよう、理解を深めるため市社会福祉協議会が初めて開いたものです。