-
新型コロナ箕輪町の2人含む32人感染
長野県内で9日、新たに箕輪町の2人を含む32人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
また1人の死亡が発表されました。
県と長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、箕輪町の60代会社員男性、箕輪町の20代会社員男性、諏訪保健所管内で8人、上田保健所管内で6人、佐久保健所管内で4人、長野保健所管内で3人、長野市で3人、松本市で6人の、合わせて32人です。
また年代性別、居住地、基礎疾患の有無が非公表の新型コロナウイルス感染症患者1人の死亡が発表されました。
9日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは8,282人で、入院は135人、死亡は95人です。
また県内で新たに22人の変異株陽性者が確認され、上伊那での確認はありませんでした。
-
高遠町の陶芸家 林秋実さん作陶展
伊那市高遠町の陶芸家、林秋実さんによる作陶展が9日から伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。
作陶展は、主役は料理、器は脇役をテーマに開かれていて普段使いのコーヒーカップや皿など約200点が並んでいます。
薪ストーブから出た灰6割に対し、わらの灰4割を混ぜた釉薬を塗ることで艶のある白い陶器になるということです。
林さんは三重県生まれで益子焼を学び2006年に高遠町に移住してきました。
陶器作りでは使い心地の良い、器となるよう心掛けているということです。
作陶展は15日まで開かれていて展示品の販売も行われています。
-
中尾歌舞伎が2年ぶり公演
伊那市無形民俗文化財の中尾歌舞伎の今年度の公演が11月と12月に初めてのダブルキャストで行われます。
本番を前に、中尾歌舞伎保存会の稽古が8日から始まりました。
伊那市長谷中尾にある中尾座に出演者が集まりました。
稽古初日の8日は台本の読み合わせをしました。
今回の演目は「神霊矢口渡 頓兵衛住家の段」です。
去年は新型コロナの影響で公演が全て中止となり、2年ぶりとなります。
コロナ対策として、無観客公演でキャストを2班に分けて1日ずつ出演するダブルキャストとなります。
また、役者同士が対面でセリフを言わないことやマイクで声を拾い、大声を減らすなどの対策を行うということです。
物語の時代は、鎌倉幕府滅亡後です。
足利家と新田家が権力争いをしていました。
渡し守の頓兵衛の家に新田義峰と恋人のうてなが、追っ手から逃れるため訪ねてきました。
頓兵衛の娘のお舟は義峰に一目惚れをしてしまいます。
足利の味方をしていた頓兵衛は、金目当てに義峰を狙いますが、お舟が身代わりとなり、刀で切られてしまいます。
最後の力を振り絞ってお舟が太鼓を叩き、二人を逃がすという悲恋の物語です。
稽古は毎週1回行い、来月からは立ち稽古が始まるということです。
中尾歌舞伎の今年度の公演は11月3日と12月4日に中尾座で行われます。 -
伊那市が通学路の交通安全対策検討
伊那市は市内の通学路の交通安全の確保について10月末までに対策案を出す考えを示しました。
これは9日に開かれた伊那市議会9月定例会で議員の質問に答えたものです。
白鳥市長は「交通事故は絶対にあってはいけない。警察などと協力して事故防止パトロールを行いたい」と話しました。
伊那市教育員会によりますと、市内の通学路には危険か所が216か所あるということです。
このうち学校から報告を受けている59の危険か所については、10月末までに対策案をまとめるとしていて、緊急対策として速度制限などの路面標示を行うとしています。 -
伊那市が住民非課税世帯に商品券配布
伊那市は、新型コロナの影響が長期化する中、所得の少ない世帯を支援するため、住民税非課税世帯に対し1人あたり1万3千円の商品券を配布する計画です。
伊那市は、第18弾となる新型コロナ感染防止対策などを含む総額5億2千万円の補正予算案を開会中の市議会9月定例会に9日、追加議案として提出しました。
第18弾となる新型コロナ対策では、住民税非課税世帯に対して、1人あたりプレミアム商品券13,000円分を配布する計画です。
該当するのは9,800人で事業費は1億3千万円となっています。
配布時期は11月上旬を予定しています。
ほかに、「第5波対応中小事業者応援金」事業を計画しています。
中小事業者には上限10万円を、個人事業者には上限5万円を給付するものです。
8月と9月の事業収入の合計が去年または一昨年の同じ時期と比べ、30パーセント以上減少した事業者が対象となります。
事業費は6千500万円で、 およそ800社の申請を想定しています。
第18弾となる新型コロナ感染防止対策などを含む総額5億2千万円の補正予算案は、議会最終日の17日に採決が行われます。
-
箕輪町 認知症高齢者の対策強化
箕輪町は行方不明になる可能性がある認知症高齢者などの早期発見に繋げる見守りシール交付事業と認知症高齢者が損害賠償責任を負う場合に備えた保険事業を10月から始めます。
高齢者等見守りシール交付事業は、QRコード付き高齢者等見守りシールを交付し、行方不明になったときに早期発見に繋げるものです。
服などに貼ったQRコードを発見者が読み取ると家族などへ発見通知メールが届く仕組みです。
服などにアイロンで貼り付けられるものと杖など持ち物に貼り暗闇で光るものの2種類があります。
サイズは縦2.7センチ、横5センチです。
発見を知らせるメール受信は24時間365日対応しています。
認知症高齢者等個人賠償責任保険事業は、認知症の人が人にケガを負わせるなど法律上の損害賠償責任を負う場合に備え、認知症の人を被保険者とする個人賠償責任保険に町が保険契約者として加入するものです。
1つの事故につき最大5億円の補償を受けることができます。
認知症高齢者等見守りシール交付事業と認知症高齢者等個人賠償責任保険事業は10月1日から始まります。
-
東部中合唱部 練習再開
新型コロナウイルスの感染拡大により練習を自粛していた伊那市の東部中学校合唱部は、およそ1か月ぶりに7日練習を再開しました。
午後4時半。
音楽室では、合唱部の部員が発声練習をしていました。
東部中合唱部は、8月9日に塩尻市で開かれたNHK合唱コンクールの県大会で金賞を受賞し、10月の関東甲信越大会出場を決めました。
しかし県大会の翌日から、新型コロナの感染拡大などもあり、部活は自粛となりました。
生徒達は、部活中もマスクをし、歌うのは1時間と制限のある中で練習しています。
合唱部は、来月月1日に文化祭での発表、来月の9日にはNHK合唱コンクールの関東甲信越大会への出場を予定しています。
伊那市教育委員会によりますと、市内の中学校は13日から本格的に部活動が再開する予定です。
-
白鳥市長「クマ個体数調整必要」
伊那市の白鳥孝市長は、市内でのクマの目撃や人を襲う被害が増えてきている事から「県に対し個体数調整の必要性を申し入れていきたい」との考えを示しました。
これは8日開かれた9月定例会の中で議員の質問に答えたものです。
伊那市内では去年10月に伊那市西箕輪で、今月6日には高遠町で人がクマに襲われケガをしました。
長野県内では、昨年度416頭捕獲され100頭がおしおきを受けたあと山に放す「学習放獣」を行いました。
伊那市内では46頭がつかまり、すべてが山へと放されました。
白鳥市長は「年々個体数も増え、危険度も増しているのでクマの根本的な調整が必要だ。現在は県の方針で学習放獣を行っているが、個体数調整の必要性を県に粘り強く働きかけていきたい」と話していました。 -
新型コロナ 県内新たに37人感染確認 上伊那はなし
長野県内で8日、新たに37人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
上伊那の感染確認はありませんでした。
県と長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、佐久・諏訪保健所管内でそれぞれ5人、大町保健所管内で4人、長野保健所管内で3人、飯田・木曽・松本保健所管内でそれぞれ2人、上田・北信保健所管内でそれぞれ1人、長野市で7人、松本市で5人の、合わせて37人です。
8日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは8,250人で、入院は144人、死亡は94人です。 -
JR飯田線スタンプラリー開催
JR飯田線めぐりスタンプラリーが9月1日から箕輪町の伊那松島駅から下伊那郡天龍村の平岡駅の間で開催されています。
該当する駅にはスタンプ台と専用の記念パスポートも置かれていて、そこにスタンプを押して集めていきます。
このスタンプラリーは、飯田線の利用促進と沿線地域の活性化を目的に、上下伊那の自治体や経済団体などでつくるJR飯田線活性化期成同盟会が開催しています。
県地域発元気づくり支援金活用事業で、伊那松島駅から平岡駅間の10駅にスタンプ台を設置しています。
スタンプの数に応じて新幹線乗務員用腕時計などのプレゼントが当たる抽選も企画されています。
JR飯田線めぐりスタンプラリーは、2022年1月31日まで開催されるということです。
-
玉友水墨画会作品展
箕輪町を拠点に活動する「玉友水墨画会」の作品展が、箕輪町文化センター展示ホールで開かれています。
町文化センターの展示ホールには、会員7人の作品34点が展示されています。
玉友水墨画会は、20年ほど前に長野県シニア大学の卒業生が結成しました。
3年前に伊那市から箕輪町に拠点を移し、今回初めて町内での作品展を開きました。
作品は、風景や花を題材に、墨をぼかすことで濃淡を表現しています。
このほかに掛け軸などもあり、このような細かい作品は筆の先を使って描いていきます。
玉友水墨画会代表の武居京子さんは「墨だけで表現する作品の表情を感じ取ってほしい」と話していました。
作品展は9月15日(水)まで箕輪町文化センターで開かれています。
-
親子で防災について考える
伊那青年会議所は、家族で防災について学習するイベント「防災体験セミナー」を南箕輪村の大芝高原屋内運動場で来月16日に行います。
2日は、伊那市の伊那商工会館で記者会見が開かれイベントの概要を説明しました。
イベントは、自然災害が多発する中、親子で災害に対する意識を高めてもらおうと開かれるものです。
避難所の設営体験の他、
防災グッズや保存食を配り参加者が必要な防災用品について考えます。
また、伊那市消防団長による講和や1961年に伊那谷を襲った豪雨災害「三六災害」の体験者の証言をまとめた動画の視聴なども計画しています。
新型コロナの感染状況によりオンライン開催の場合もあるということです。
対象者は、伊那市、辰野町、箕輪町、南箕輪村在住の先着20組の家族で、参加費は1家族1000円で、申し込み締め切りは来月3日までとなっています。
申し込みは、伊那青年会議所、電話78-2328で受け付けています。
-
水力発電所に自転車の充電設備を
伊那市は、長野県企業局と協力し、市内の水力発電所に電動アシスト付き自転車の充電設備を設置し、自転車を使った観光や健康推進の取り組みを進めていく計画です。
これは7日市議会一般質問で白鳥孝市長が議員の質問に答えたものです。
市は、長野県企業局と協力し、水力発電所の活用について検討を進めています。
その一つとして、水力発電所に電動アシスト付き自転車の充電設備を整備する方針です。
-
割烹だるま 新商品「福みるく」販売
伊那市荒井の割烹だるまは駒ヶ根市のすずらんハウスとコラボした新商品のミルクジャム「福みるく」を販売します。
新商品のミルクジャム「福みるく」です。
「福みるく」は税別1個650円です。
割烹だるまで70年ほど前から製造されている「お多福豆」と駒ヶ根市のすずらんハウスで販売されている「ミルクジャム」を合わせたものです。
「お多福豆」を作る過程で形が崩れてしまったものが入っています。
焼いたパンに乗せたりワッフルにかけたり、そのままでも食べることができます。
7日は割烹だるまの本田敏和専務が商品の説明をしました。
「お多福豆」を若い人にも知ってもらいたいと商品を考えました。
割烹だるまは“福をお届け“をコンセプトに「福ふくだるま」という新ブランドを立ち上げました。
「福みるく」はその第一弾です。
「福みるく」は8日正午から10月7日までクラウドファンディングのインターネットサイトMakuakeで販売します。
また11月から割烹だるまでも販売を予定しています。
-
箕輪町 「がんばってるよ みのわまち」制作
箕輪町は、町の施策や施設の情報などをまとめた町民向けの冊子「がんばってるよ みのわまち」を制作しました。
冊子「がんばってるよ みのわまち」です。
町の基本情報や特徴などが載っています。
イラストを多く入れ文字を少なくしたことで、読みやすくなっています。
町民により町を知ってもらうための「関係人口創出拡大事業」の一環です。
同じ内容が5分の動画にもなっていて、箕輪町のYouTubeで見ることができます。
冊子は2,000部刷られ、保育園の保護者や区長などに配られています。
残りは100部ほどで、箕輪町企画振興課でもらうことができます。
-
新型コロナ上伊那2人含む30人感染確認
長野県内で7日、新たに上伊那の2人を含む30人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県と長野市、松本市の発表によりますと感染が確認されたのは、南箕輪村の70代無職男性、駒ヶ根市の10歳未満未就学女児、佐久・上田・松本保健所管内でそれぞれ3人、飯田・長野保健所管内でそれぞれ2人、大町保健所管内で1人長野市で7人、松本市で7人の、合わせて30人です。
7日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは8,213人で、入院は168人、死亡は94人です。
また県内で新たに17人の変異株陽性者が確認され、上伊那での確認はありませんでした。
-
杖突峠一時全面通行止め 現在は部分的に片側通行
上伊那地域は5日夜、湿った空気や上空の寒気の影響で大気の状態が不安定となり、局地的に強い雨が降りました。
伊那市と茅野市を結ぶ国道152号の杖突峠は、倒木により一時全面通行止めとなりました。
6日の朝9時半頃の現場の様子です。
山頂付近にある峠の茶屋の200mほど茅野側で倒木が発生し、5日の午後9時ごろから全面通行止めとなりました。
現場では、諏訪建設事務所の職員らが復旧作業にあたり、午後2時30分ごろ全面通行止めが解除されました。
ただ、現場周辺では土砂崩落が発生しているため、午後4時現在部分的に片側通行となっています。
伊那市では、5日の夜高遠町藤沢片倉地区に警戒レベル3の高齢者等避難を発令しました。
藤沢多目的集会施設に自主避難所を設けたということですが、避難した人はいなかったということです。 -
サン工業 抗ウイルス・抗菌めっき開発
表面処理やめっき加工を手掛ける伊那市西箕輪のサン工業株式会社は、独自の技術による抗ウイルス・抗菌めっき技術を開発しました。
今後は、新型コロナウイルスに対する評価試験を実施し、ドアノブや手すりなどへの利用を見込んでいます。
右側がめっき処理を行ったドアノブです。
金属の中でも抗菌性能が強いとされている銅を主成分に、酸化チタンの粒子を混ぜることで、紫外線だけでなく蛍光灯などの光でも殺菌効果が期待できるということです。
金属以外に樹脂製品にも加工することができます。
サン工業では、新型コロナの感染防止に役立つ商品の開発を去年6月から進めてきました。
大腸菌で社内試験を行ったところ、プラスチックやステンレス製品は3時間たっても付着した菌の数が変わらないのに対し、今回開発したものでは30分後には98%、1時間後には99.9%が死滅するという結果が出ました。
これは、一般的な抗菌めっきと比べても3倍の効果が得られるということです。
抗菌効果については、抗菌製品技術協議会の認証を得ていて、来年1月を目途に新型コロナウイルスに対する検証を進めていくということです。 -
伊那市高遠町で熊が70代男性を襲う人身事故
6日午前8時ごろ、伊那市高遠町の月蔵山で、70代の男性がツキノワグマに襲われる人身被害が発生しました。
男性は、命に別状はないということです。
伊那市によりますと、ツキノワグマによる人身被害が発生したのは、伊那市高遠町東高遠の月蔵山の山中です。
キノコ狩りで訪れていた70代の男性が子連れのツキノワグマに遭遇し、親グマに右足をひっかかれたということです。
熊は逃げていったということです。
男性は自力で下山し命に別状はないということです。
伊那市ではこれをうけ、安心安全メールや防災行政無線で注意を呼びかけました。
市内では他に、8月下旬に西箕輪中条で親子と思われるツキノワグマが目撃されていて、伊那市猟友会が檻を仕掛けたということですが、6日現在捕まっていません。 -
上伊那1人含む27人感染確認
長野県内で6日、新たに上伊那の1人を含む27人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県と長野市、松本市の発表によりますと感染が確認されたのは駒ヶ根市の30代会社員男性、大町保健所管内で6人、上田保健所管内で4人、佐久・諏訪・長野保健所管内でそれぞれ3人、松本保健所管内で2人、北信保健所管内で1人、長野市で1人、松本市で3人の合わせて27人です。
6日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは8,183人で、入院は201人、死亡は94人です。
-
令和3年8月豪雨災害 町内の被害住宅に見舞金
令和3年8月の豪雨災害で住宅や倉庫などに被害を受けた箕輪町内の世帯を白鳥政徳町長が2日に訪ね、見舞金を手渡しました。
2日は先月の豪雨災害で被害を受けた家を白鳥町長が訪ね、見舞金を手渡しました。
富田の住宅は敷地内に泥水が入り込むなどの被害を受けました。
水が引いた今でも庭の池が泥で埋まっていました。
また下古田の住宅では溢れた川の水が敷地内に流れ込みました。
見舞金の対象となったのは、住宅や倉庫などが一部損壊した人や床下浸水などの被害を受けた人で、沢・富田・下古田の13件です。
被害状況によって一人5,000円から50,000円が見舞金として渡され、総額は23万円となっています。
把握していない被害があれば、今後現地確認などをして随時対応するとしています。
9月2日現在の箕輪町内の豪雨災害の被害件数は111件となっています。
-
イベント中止情報
新型コロナの影響によるイベントの中止情報です。
9月25日に予定されていた第54回長野県上伊那岳風会吟道大会は中止となりました。
-
長野県統計グラフコンクール審査会
長野県統計グラフコンクールの上伊那地区の1次審査会が6日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
今年度は上伊那の小中学校19校の188人から応募がありました。
去年は新型コロナの影響で中止となり2年ぶりの開催となりました。
作品は東京オリンピックで日本が獲得したメダル数や、好きな教科ランキングなど各自がテーマを決めてまとめたものです。
6日の1次審査の結果、小学生の部からは38人、中学生の部からは3人が選ばれ、9月22日に長野県庁で開かれる2次審査会に出品されます。
-
上伊那2人含む県内43人感染確認
長野県内で5日、新たに上伊那の2人を含む43人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県と長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那市の50代会社員女性、箕輪町の20代 会社員男性、諏訪保健所管内で5人、松本・大町保健所管内でそれぞれ4人、佐久保健所管内で3人、木曽・長野保健所管内でそれぞれ2人、飯田・北信保健所管内でそれぞれ1人長野市で10人、松本市で9人の、合わせて43人です。
5日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは8,156人で、入院は206人、死亡は94人です。
-
市内6地区の避難指示解除
4日夜、強い雨により土砂災害の危険が高まったとして伊那市が長谷と富県新山の市内6地区に発令した避難指示は5日午前5時30分に解除されました。
伊那市長谷中尾の中尾橋近くの国道152号に土砂が流出し通行止めとなりました。
5日早朝から土砂の撤去作業が行われ午前7時から片側通行が可能となりました。
また仙流荘前からスーパー林道へ続く市道にも土砂が流れ込み通行止めとなりました。
土砂の撤去作業により林道バスは最終便から運行が再開されました。
伊那北駅から伊那大島駅の間で運転を見合わせていたJR飯田線も運行を再開しています。
4日、長野県と長野地方気象台は伊那市などに土砂災害警戒情報を出しました。
伊那市は午後7時45分に長谷の中尾、市野瀬、黒河内、杉島と富県の北新、上新山の469世帯、1,303人に避難指示を発令しました。
4日雨が最も強く降った午後5時から9時までの4時間の長谷杉島の降水量は77.5ミリでした。
新山小学校、富県小学校、長谷中学校、市野瀬公民館の4か所に避難所が開設され新山小学校には23人が避難し、ほかの3か所に避難した人はいなかったということです。
伊那市によりますと昨夜の雨によるけが人や家屋などの被害の報告はないということです。
長野地方気象台では県南部の6日正午までの24時間の降水量は多いところで50ミリと予想していてこれまでに降った雨により地盤の緩んでいるところもあるとして5日夜遅くまで土砂災害に注意するよう呼びかけています。
-
第15回ふれあい広場 オンライン開催
伊那市社会福祉協議会は、5日、福祉の祭り、「第15回ふれあい広場」を、2年ぶりにオンラインで行いました。
5日は伊那市福祉まちづくりセンターから、テレビ会議システムを使って福祉施設やボランティアサークルなど、9団体の発表が配信されました。
このうち、伊那手話サークルは、オリンピックやパラリンピックに関係する手話を紹介していました。
ふれあい広場は伊那市社会福祉協議会が行っているもので、新型コロナの影響で去年は中止となり、今年は2年ぶりにオンラインで行われました。
最後は、事前に市民から募集したメッセージをつけた風船が空に放たれました。
ふれあい広場の各団体のステージ発表の模様は、ご覧のチャンネルで今月18日から放送します。
-
新型コロナ 上伊那5人含む県内45人感染
長野県内で4日新たに上伊那の5人を含む45人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県と長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那市の60代医療従事者男性、箕輪町の20代男子大学生、南箕輪村の20代会社員女性、南箕輪村の50代会社員女性、南箕輪村の10代会社員女性、佐久保健所管内で8人、上田・諏訪・松本・大町保健所管内でそれぞれ4人、飯田保健所管内で2人、長野・北信保健所管内でそれぞれ1人、長野市で4人、松本市で8人の、合わせて45人です。
4日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは8,113人で、入院は214人、死亡は94人です。
また県内で新たに22人の変異株陽性者が確認され、上伊那は1人でした。法的に認められる責任を全て果たす
-
南原住宅団地の焼却灰 村長が陳謝
南箕輪村の南原住宅団地に基準値の4倍を超えるダイオキシンを含む焼却灰が埋設されている事が判明したことを受け、藤城栄文村長は4日役場で会見を開き「一点の弁明もできない事案であり、村の最高責任者として深くお詫び申し上げます」と陳謝し、地権者への対応については「意見と要望を確認し責任を果たしたい」と話しました。
藤城村長は会見で「一刻も早く、地権者の平穏な日常生活を取り戻せるように全力をもって対処する強い決意をしています。一点の弁明もできない事案であり、村の最高責任者として、本当に深く、深く心よりお詫び申し上げます」と話しました。
南箕輪村と土地開発公社の発表によりますと、ダイオキシンを含む焼却灰が見つかったのは、分譲した南原住宅団地の7区画のうちの1区画です。
7月に販売したこの区画で、住宅メーカーが試掘をしたところ深さ2メートルの所から人工埋設物が見つかりました。
土地開発公社で分析を行い、基準値の4倍を超えるダイオキシンを含む焼却灰だと判明したという事です。
この付近一帯は、14年前の平成19年にもダイオキシンを含む焼却灰が見つかっていて、村と土地開発公社では、該当する住宅を買い取り、焼却灰の撤去を行いました。
2年前の令和元年9月に、再び宅地造成し7区画を分譲しました。
分譲した7区画のうち、2区画は既に家が完成し、残る2区画では住宅の建設が進んでいて、今回焼却灰が見つかった1区画を含む3区画は契約済となっています。
地権者への対応について藤城村長は、「法的に認められる責任を全て果たす決意だ」と話し「土地の買い取りや、住宅ローンの全額引き受け等、それぞれの条件に応じて、具体的な要望を聞き対応していきたい」と説明しました。
今回、焼却灰の埋設が確認された区画について、村では5地点でボーリング調査を行う予定です。
-
地元で就職を 企業が紹介番組制作
伊那職業安定協会は2023年3月に大学や短大などの卒業者を対象にした企業紹介番組の収録を3日から始めました。
3日は、トップを切って伊那市の株式会社ニシザワの収録がベルシャイン伊那店で行われました。
コロナ禍の中、地元への往来が困難なため、映像を通して地元企業と学生を結びつけるきっかけにしようと、県の元気づくり支援金を活用して伊那職業安定協会が制作するものです。
伊那ケーブルテレビが撮影・編集を行い、ケーブルテレビやYouTubeで放送されます。
ニシザワでは、若手職員8人でプロジェクトチームをつくり動画の企画を考えました。
客目線で店内を紹介したり、「あなたにとってニシザワとは?」の問いをそれぞれの部署の若手職員が書いて会社の魅力を伝えました。
企業紹介番組は、上伊那のおよそ30社を収録する他、人事担当者の座談会も予定しています。
伊那職業安定協会では、番組を通して学生のUターン率や、採用後の社員の定着率の向上につながればと話していました。
地元企業の紹介番組は、ケーブルテレビで12月13日から5日間放送を予定しています。
放送後にはYouTubeにもアップされることになっていて地元出身で県外に住んでいる学生でも見ることができます。 -
南原住宅団地からダイオキシン含む焼却灰
南箕輪村と南箕輪村土地開発公社は、南原住宅団地から基準値の4倍を超えるダイオシンを含む焼却灰が埋まっている事が判明したとして4日記者会見を開き今後の対応策を発表します。
南箕輪村と土地開発公社の発表によりますと、ダイオキシンを含む焼却灰が見つかったのは南原住宅団地の1区画です。
今回、ダイオキシンを含む焼却灰が見つかった区画を含む一帯は14年前の平成19年にもダイオキシンを含む焼却灰が見つかっています。
村と土地開発公社では、該当する区画の住宅などを買い取り、焼却灰の撤去を行い、一昨年の令和元年9月に、再び宅地造成し7区画の分譲を行いました。
今年7月に販売したこのうちの一区画から基準値の4倍を超えるダイオキシンを含む焼却灰が再度、見つかったという事です。
この問題を受け、藤城栄文村長らが4日役場で記者会見を開き、今後の対応策について発表する予定です。