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スラックラインフェス 初開催
スラックラインフェスティバルin大芝高原が14日南箕輪村の大芝高原で開かれました。
スラックラインは、幅5センチのベルト状のラインの上でジャンプやバランスをとり歩く事を楽しむスポーツです。
フェスティバルは、大芝高原を活用した健康づくりや交流人口の増加に取り組んでいる村とアウトドアスポーツの愛好者でつくる実行委員会が初めて企画しました。
大芝高原には、20本以上のラインが張られ訪れた人たちはバランスを取りながらその上を歩いたり、ジャンプなどをして楽しんでいました。
会場には初心者用の体験コーナーが設置され、子供たちがスタッフから落ちないコツを教わっていました。
スラックラインは2007年にドイツで簡単に設置できるラインが開発され、気軽に楽しめるようになりました。
ヨーロッパで人気が高まり、アメリカ、アジアへと広がっていったという事です。
南箕輪村ではスラックラインを大芝高原に定着させていきたいとしています。
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県看護大の学生が保健指導
駒ヶ根市にある県看護大学の学生は5日、教育実習で箕輪町の箕輪東小学校を訪れ、たばこが人体に与える悪影響について話をしました。
この日は5年生と6年生の教室で保健指導が行われました。
このうち6年生の教室では、県看護大4年の野田香織さんと山邉里奈さんが、たばこが人体に与える影響についての授業を行いました。
2人は看護師と保健師の国家試験を来年2月に受ける予定で、それに向けて7か月間の教育実習を行ってきました。
授業では、たばこに含まれるニコチンやタールは、心臓病やがんになるリスクが高くなることなどを説明しました。
また20歳未満の子どもで喫煙したことがある小学生の割合については、4.2%だという現状を話しました。
この後、来年中学生になる児童たちに、もし先輩や友達にたばこを勧められた時にどう断るかを指導しました。
児童たちは「小学生でもたばこを吸ったことがある人がいることを知って驚いた」「たばこの煙は周りの人にも害があるので良くないと思った」など感想を発表しました。
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農林業の研究費を助成
県内の農林業に係る若手研究者や留学生などを支援している公益財団法人信州農林科学振興会は、信大農学部教員や留学生などに助成金を7日に贈りました。
南箕輪村の信州大学農学部で贈呈式が行われ、振興会から目録が手渡されました。
研究者に対する助成として信大農学部教員や高校の教諭など3人に合計60万円、教育助成として信大の大学院生2人に合計78万円、国際交流助成として信大農学部外国人留学生支援の会に12万円が贈られました。
研究者を代表して信大農学部助教の筒井歩さんは謝辞で「発酵食品の研究を通して病気の予防や健康維持に貢献したい」と話していました。
信大の元教員などで組織する信州農林科学振興会は、平成3年に発足しました。
伊那中央ロータリークラブからの協力を得ながら県内の農林業に関係する研究と教育の振興を目的に毎年助成金を贈っています。
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北海道産サンマ初物入荷
北海道産のサンマの初物が12日、伊那市西春近の丸水長野県水に入荷しました。
この日は、北海道産のサンマの初物40尾が入荷しました。
4日以内に水揚げされたもので、例年より高めの1尾700円台の値がつきました。
生鮮担当者によりますと、近年は中国や台湾の漁船による乱獲や東南アジアでサンマを食べる需要が高まってきた影響で、日本近海では収量が減ってきているということです。
サンマ2キロを購入した市内の飲食店店主は、刺身と焼き魚にして提供すると話していました。
サンマ入荷の本格的なシーズンは、お盆過ぎからの予定です。 -
ブロック塀 新たに2箇所危険
伊那市は、市の管理施設の危険箇所一斉点検結果を13日公表しました。
緊急に対処が必要な施設は坂下区の坂下第一配水池と山寺区の市営山寺駐車場のブロック塀です。
坂下第一配水池のブロック塀は補修中で市営山寺駐車場のブロック塀は9月の補正予算案として提出するとしています。
市の管理施設ではこれまでに伊那市民プール北側と春富中学校プール北側のブロック塀を危険箇所として公表していました。
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真夏日 水浴びで暑さ凌ぐ
13日の伊那地域は午後4時に気温32.9度を記録し5日連続で真夏日となりました。
伊那市の産直市場グリーンファームのツキノワグマは飼い主の
小林史麿さんに水をかけてもらい暑さを凌いでいました。
このクマは平成14年生まれのオスで体長は1.5メートルほどあります。
好物は水分を多く含んだ夏野菜でお昼になると飼育係の小松由章さんからきゅうりやミニトマトをもらっていました。
お腹がいっぱいになると、暑さを避けるため頭を小屋に入れて
休みます。
この時期クマの毛は冬の濃い黒から夏の茶色に変わり始めているということです。
13日の伊那地域は日中の最高気温が32.9度を記録し5日連続の真夏日となりました。
上伊那広域消防本部によりますと午後4時現在熱中症による搬送者はいないということです。
長野地方気象台では14日の県南部の最高気温は35度を越える
猛暑日になると予想しています。
また県内の向こう1週間についても30度を越える日が続くとして熱中症に注意するよう呼びかけています。
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南箕輪村戦没者慰霊祭
日清日露戦争から太平洋戦争で亡くなった人の霊を慰める南箕輪村戦没者慰霊祭が13日村公民館で行われました。
慰霊祭には遺族などおよそ80人が出席し戦没者に黙祷を捧げ、花を手向けました。
戦没者慰霊祭は、南箕輪村と村社会福祉協議会が毎年この時期に行っています。
南箕輪村では、太平洋戦争などで170人余りの命が失われています。
唐木一直村長は「戦争の悲惨さを風化させることなく平和の尊さを伝えていかなければならない。
恒久平和の実現に取り組み、平和で豊かな村づくりを行っていきたい」と話していました。
南箕輪村遺族会を代表して山口一男会長は「戦後から73年、遺族は常に悲しい思いをしてきた。
会員は66人と年々減少しているが、戦争の愚かさや悲惨さ、平和の尊さを伝えるのが遺族の役割と思い、活動していきたい」と話していました。 -
パッチワークキルト展
辰野町の村上光子さんが主宰するマザーグースパッチワークキルトスクールの作品展が13日から伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
タペストリーなど大作を中心に、上伊那の教室に通う生徒40人の作品、およそ80点が展示されています。
タペストリーなどは、2メートル四方の大きさで、デザイン決めや縫合など完成するまでに1年以上かかるという事です。
代表の村上さんは、「コツコツと時間をかけて作った作品。
それぞれの個性を楽しみ、エネルギーを感じてほしいです」と話していました。
展示会は18日までで、手作りの小物の販売も行っています。
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伊那バイパス工事の促進決議
国道153号伊那バイパス整備促進期成同盟会の総会が13日
伊那市役所で開かれ伊那市青島から福島までの工事の事業促進などを決議しました。
総会では伊那バイパス工事の事業促進のほか2027年のリニア中央新幹線開業までの国道153号バイパスの全線開通などを決議しました。
期成同盟会ではバイパス整備によりリニア中央新幹線がもたらす
メリットが県内に波及され交流人口が拡大するとしています。
ほかには大規模災害時の迅速な救護活動や企業誘致による雇用の創出、渋滞緩和による観光振興などが期待されるとしています。
総会には伊那市、箕輪町、南箕輪村の土地改良区などおよそ70人が出席し国道153号伊那バイパスの整備促進を図ることが確認されました。
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生徒が地域活性化イベント企画
伊那中学校の3年3組は勘太郎をメインに、中心市街地の活性化イベント「伊那フェス」を9月に開催します。
13日は、プロジェクト会議が伊那中学校で開かれ3年3組の生徒に加え、イベントをサポートする伊那市や通り町の関係者も出席しました。
イベントは、9月22日に行われ700人の来場者を目指します。
会場はセントラルパーク、シマダヤ、いなっせ北側広場を予定していて、ステージ発表や展示、オリジナル商品の販売を行います。
この日は、会場毎にわかれて生徒が考えた企画を発表し、出席した大人からアドバイスを受けていました。
3組では2年生の時から総合学習で中心市街地の活性化について取り組んでいます。
活動の集大成となる今年は、勘太郎をメインに、自分たちの考えた企画で中心市街地に多くの人を呼びたいとフェス開く事にしました。
伊那フェスは9月22日に中心市街地を会場に行われる予定です。
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高校野球 12日の試合結果
第100回全国高校野球選手権記念長野大会、上伊那勢の12日の試合結果です。
しんきん諏訪湖スタジアムで行われた、辰野 対 小諸商業の試合は、0対6で辰野が敗れました。 -
13日以降猛暑日になる可能性
12日の伊那地域の最高気温は、午後2時3分に31.2度を記録し真夏日となりました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時現在、熱中症とみられる症状で搬送された人はいないということです。
12日の伊那地域は曇り空となりましたが13日以降は晴れる予報で、長野地方気象台では気温が35度を超える猛暑日になる可能性があるとして、熱中症対策を万全にするよう呼び掛けています。
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3市町村合同子育て応援講座
伊那市・箕輪町・南箕輪村が連携して取り組みを進める「伊那地域定住自立圏」の一環で、子どもを預かってほしい人と預かる人が会員となり、地域で子育てを応援するファミリーサポーターの3市町村合同の養成講座が12日に開講しました。
ファミリ―サポートは、子どもの預かりを希望する人と、子どもを預かることができる人が会員となり、有償で助け合いを行う子育て支援活動です。
この日の講座には、預かる側の会員登録を希望する26人が参加しました。
預かる人は、20歳以上の心身共に健康で、自宅などで保育ができる人が対象となります。
6回の講座すべてを受講すると会員登録されます。
これまで市町村ごとにファミリーサポートの取り組みが行われてきましたが、市町村の枠を超えて助け合いを広げていこうと、今回初めて合同で開かれました。
合同で実施することで、住んでいる市町村以外からの受け入れもできるということです。
初日は、南箕輪村子育て教育支援相談室の松崎由紀子さんが話をしました。
松崎さんは「母親が安心できるよう子どもの行動を予測しながら対応してもらいたい。どんな人が求められているか考え、地域の良きパートナーとして活動してほしい」と参加者に呼び掛けました。 -
鹿嶺高原と市街地結ぶツアー 商品化目指す
南アルプスの観光資源としての魅力を創出するために検討を進める伊那商工会議所の特別委員会が12日開かれ、入笠山・鹿嶺高原と市街地を結ぶツアーを商品化していく目標が確認されました。
この日は、特別委員会が、伊那商工会館で開かれ、委員が意見を交わしました。
特別委員会は南アルプスの観光資源としての魅力を創出しようと、現地調査や観光コースの検討を行ってきました。
鹿嶺高原のキャンプ場と伊那市街地をつなぎ、山岳観光をベースに商店街の魅力を連動させたツアーが企画されました。
委員らは、「山で自然に出会い、街で人に出会えるツアーになるといい」「現地までは自力で集合し、そこから案内する現地発着ツアーが世界的になっているので、その流れに乗れるといい」といった意見が出ていました。
今年10月にモニターツアーを行う予定で、最終的には旅行業者に委託し商品化したいとしています。
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蛍の餌「カワニナ」を思沢川に投入
伊那市御園の思沢川に蛍を育てる会のメンバーは、12日、蛍の幼虫の餌となるカワニナを、川にまきました。
12日は、メンバーが思沢川(おもいざわがわ)に集まりました。
地区の水路で2時間かけてつかまえたというカワニナ5キロが用意されました。
蛍を育てる会では、20年近く前から、地区に蛍を取り戻す取り組みをしています。
先進地を視察したり、詳しい人に話を聞くなどして、環境整備を進めてきました。
蛍の幼虫の餌となるカワニナを川に投入する作業もその一環です。
取り組みの成果があり、毎年蛍の乱舞が見られるようになっていて、今年は2000匹が舞ったということです。
カワニナは、年に3~4回、川に投入しています。
蛍を育てる会には、御園地区を中心に、およそ100人の会員がいて、蛍の舞う地域づくりを支えているということです。
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保育園の在り方検討へ
伊那市は子どもの数が減少している地域の保育園の在り方について多面的な意見を聞きながら今年度中に方針をまとめる計画です。
10日に今年度1回目の伊那市子ども・子育て審議会が開かれ、園児数の減少で存続が危惧される伊那西部、新山、高遠第2第3、長谷の4園について、それぞれ関係地区に住んでいる子どもの数が報告されました。
このうち、現在伊那西部保育園が休園となっている伊那西部地区は3歳が8人、4歳が7人、5歳が5人となっています。
伊那西部保育園は定員60人の半数を下回り、平成24年度から休園となっています。
審議会は、子育て支援団体や保育園の保護者会、学校関係者などの代表14人で組織されています。
伊那市では今年度中にあと3回審議会を開き、委員からの意見を聞きながら子どもの数が減少している中山間地域での保育園の在り方について方針をまとめる予定です。
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高校野球 11日の試合結果
第100回全国高校野球選手権記念長野大会、上伊那勢の11日の試合結果です。
しんきん諏訪湖スタジアムで行われた、シードの伊那弥生ケ丘 対 屋代の試合は、12対0、5回コールドで伊那弥生ケ丘が勝ちました。
勝った弥生は、14日正午から、松本美須々ヶ丘と野沢北の勝者と対戦します。
赤穂対南安曇農業の試合は、3対2で赤穂が勝ちました。
勝った赤穂は、15日午前9時30分から、須坂創成と岡谷南の勝者と対戦します。
12日は、伊那北対軽井沢、辰野対小諸商業、駒ヶ根工業対池田工業の試合が行われます。
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室戸世界ジオパーク写真展
辰野町の写真愛好家中谷勝明さんの展示会 ジオパーク写真展が伊那市の伊那図書館で開かれています。
会場には、中谷さんが去年から今年にかけ撮影した写真35点が展示されています。
今回のテーマは高知県の東の先端にある、室戸世界ジオパークです。
室戸世界ジオパークは、海底で砂と泥が交互にたまってできた縞状の地層が特徴だということです。
写真と旅行が趣味の中谷さんは、2014年から日本各地のジオパークの風景やその地域の文化を撮影していて、室戸が4か所目になります。
この写真は、室戸岬の月見ヶ浜で朝6時頃撮影した写真です。 朝日に照らされる岩と一羽の鳥の取り合わせで、一日の始まりを感じさせるような作品になったということです。
中谷さんのジオパーク写真展は、15日まで伊那市の伊那図書館で開かれています。
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信州総文祭 30日前イベント
8月7日から、文化部のインターハイとも呼ばれる全国高校総合文化祭・2018信州総文祭が県内で行われるのを前に、長野市若里市民文化ホールで10日、30日前イベントが行われました。
会場には、県内53校、240人の高校生が集まり、本番に向けて機運を高めました。
篠ノ井高校の吹奏楽部と東信地方の軽音楽専門部の選抜メンバーが大会イメージソングの「ここに」を演奏し、会場を盛り上げました。
全国高校総合文化祭が県内で行われるのは初めてです。
8月7日から11日まで、県内17の市と町で行われ、全国のおよそ2万人の高校生が28の部門で成果を披露します。
(提供:INC長野ケーブルテレビ) -
労力軽減へ 自動草刈り機実演
最新技術を活用し農作業の効率化につなげようと、自動草刈り機の実演が11日伊那市横山で行われました。
11日は4台の自動草刈り機の実演が行われ、市内の農家などおよそ80人が見学しました。
こちらはドイツのメーカーのエンジン式リモコン草刈機です。
最大50度の斜面での作業が可能で、1時間あたり5千平方メートルを刈ることができます。
操作はリモコンで、300メートルまで通信可能です。
価格は、600万円ほどとなっています。
こちらは、国産のリモコン式自走草刈り機です。
1時間当たり600平方メートルの草を刈ることができます。
軽トラに積むことができる大きさで、価格は135万円となっています。
この実演会は、最新技術を活用したスマート農業を推進している伊那市が開いたもので、農作業の中でも特に重労働とされている草刈の労働力低減につなげようというものです。
伊那市では、農家の意見を元に最新技術の活用について今後も検討していきたいとしています。
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3日連続の真夏日
11日の伊那地域の最高気温は午後2時35分に31.6度となり3日連続の真夏日になりました。
上伊那広域消防本部によりますと11日、田んぼの草刈りをしていた伊那市内の60代男性が熱中症とみられる症状で搬送されましたが、意識はあるという事です。
伊那市美篶上原ではヒマワリが見ごろとなっています。
近くに住む赤羽豊美さんが、使われなくなった畑を借りて育てています。
9日の月曜日に咲き始め、このところの暑さで一気に開いたということです。
長野地方気象台によりますと、12日は11日より若干気温は下がりますが、むこう一週間は30度を越える真夏日が続く予想で熱中症予防など健康管理に注意を呼び掛けています。
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深妙寺 蓮の花咲く
アジサイ寺としてしられる伊那市西春近の深妙寺ですが、蓮の花も訪れた人の目を楽しませています。
深妙寺本堂がある敷地から道を挟んだ東側に蓮池があります。
10年ほど前から育てていて、白とピンクの2種類があります。
仏教と関わりが深い蓮は、池の濁った水が人々が暮らす世界、花が悟りの世界とされ、迷いの世界にいる人間が悟りを開いて仏の世界へ行く様子に例えられています。
この日はアジサイ目当てに訪れた人達が蓮の花に目を止めていました。
<駒ヶ根市から来た女性>
一方アジサイは今が見ごろです。200種類2,500株が植えられていて、檀家でつくる「あじさいの会」が栽培の手伝いをしています。
<あじさいの会 野溝律子さん>
深妙寺のアジサイの見ごろは今月下旬までで、22日には、あじさいの会が花の摘み取り作業を行うという事です。
蓮は来週中頃からが一番の見ごろになるという事です。
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今季初 夏期食中毒注意報発令
長野県は気温、湿度の高い日が続いていることから今季初めての夏期食中毒注意報を11日発令しました。
夏期食中毒注意報は11日から13日までの3日間です。
県では食中毒予防のポイントとしてトイレの後や調理前には必ず石けんで手を洗うこと肉や魚を切ったまな板や包丁は洗剤でよく洗い、熱湯や塩素剤で消毒してから使うこと、購入した食材は早めに冷蔵庫や冷凍庫で保管し加熱調理するときは中まで十分に火を通すことなどを
挙げています。
県内の今年度の食中毒発生状況は10日現在3件で患者数は34人だということです。
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戦争体験手記朗読会
戦争の体験を後世に語り継ぎ、平和について考える機会にしようと箕輪町郷土博物館は、「戦争体験手記朗読会」を8日に開きました。
町内で活動している朗読ボランティアグループ「せせらぎ会」が朗読しました。
箕輪町松島出身の男性の手記には、労働力の補充として連れてこられ、木下一の宮の開拓を行っていた朝鮮人の様子が記されていました。
会場には町内を中心に13人が訪れ朗読に耳を傾けていました。 -
岸野さんそば店オープン
大阪府出身でそば店を開くために伊那市に移住した岸野靖典さんは、東春近のゲストハウス「赤石商店」のキッチンスペースを借りて10日に開業しました。
オープン初日を迎えたそば店「きし野」です。
東春近のゲストハウス赤石商店のキッチンスペースを借りて開業しました。
大阪府出身の岸野さんは、元はサラリーマンとして働いていて、全国各地のそばを食べ歩く中、高遠そばに魅了されて脱サラしました。
去年6月に伊那市高遠町に移住し、そば店開業の支援を行う伊那商工会議所の講習会に参加したり、地域のそば祭りで打つなど経験を重ねてきました。
店で提供するそば粉は高遠産の「信濃1号」を使っていて、そば挽きからすべて自分で行っています。
この日はオープン前に伊那商工会議所伊那の食プロジェクト特別委員会のメンバーが試食しました。
岸野さんは「高遠そばを食べて感じた感動を、今度は自分から訪れた人に与えていきたい」と話していました。
そば店「きし野」は、毎週火曜日と水曜日の午前11時半から午後3時まで、赤石商店で営業しています。
そばは無くなり次第終了となります。
【値段】
・高遠そば 1,000円
・とりおろし 1,000円
・ざるとろろ 900円 ほか -
箕輪町の空き家 168軒
箕輪町内で認定された空き家は168軒、倒壊などの危険があるとされる特定空き家は7軒だったことが10日に報告されました。
この日は箕輪町役場で空き家等対策協議会が開かれ、町内の空き家の状況が報告されました。
今年5月31日現在、空き家として認定されているのは168軒です。
人口が多い地区で空き家が目立つ傾向があり、1番多いのが松島で45軒、次いで木下の32軒となっています。
倒壊などの危険があり、著しく景観を損なっている状態の空き家「特定空き家」については7軒でした。
この日は協議会の委員が、下古田の特定空き家と思われる建物を視察しました。
町では「持ち主と連絡を取り、改善するよう指導していきたい」としています。 -
インターハイ出場生徒が健闘誓う
箕輪町から全国高校総体「インターハイ」に出場する高校生が9日に役場を訪れ、白鳥政徳町長に健闘を誓いました。
この日はインターハイに出場する高校生4人が役場を訪れました。
伊那北高校2年の三井涼平さんはソフトテニス男子ペアで県大会4位に入り、インターハイ出場を決めました。
三井さんは「まずは1勝できるように頑張りたい」と話していました。
伊那北高校3年の下平彩乃さんはソフトテニス女子ペアで県大会6位の成績を残し、インターハイ出場を決めました。
下平さんは「ペアと力を合わせて頑張りたい」と話していました。
伊那北高校3年の山中明日香さんは、なぎなたの県大会個人戦で優勝し、2年連続のインターハイ出場を決めました。
山中さんは「予選リーグ突破を目指して頑張りたい」と話していました。
駒ヶ根工業高校3年の松田涼平さんは、弓道県大会の男子団体で31年ぶりに優勝し、インターハイに出場します。
松田さんは「全国優勝を目指して頑張ってきたい」と話していました。
白鳥町長は「高校時代の思い出にもなります。頑張ってきてください」と激励していました。 -
高校再編検討へ 意見聴取始まる
県立高校の第2期再編に向け、上伊那地域の高校の将来像を考える協議会は、一般や高校の校長などを対象にした意見聴取を、10日から始めました。
この日は初めての意見聴取が行われ、協議会が選出した一般6人、校長2人が出席しました。
意見聴取では、「上伊那地域の将来像を見据えた高校の学びのあり方について」をテーマに参加者が意見を出し合いました。
参加者からは「地域の強みや魅力に触れられる学校づくりを進めて欲しい」といった意見が出されていました。
ある参加者は「地域の強みを活かすことができる子ども達が育つ環境をつくっていってほしい。そのために、高校生がいろんな体験を出来る場所にしてほしい」と話していました。
また他の参加者からは「地元に戻ってくる学生が少なくなっている。地元、企業の魅力を伝えられるような場所をつくってほしい」といった意見が上がっていました。
また、赤穂高校の松村明校長は「協議会で検討を始めたことはもちろん現場の先生たちも知っているが、現場は再編よりももっと大事な学校をどうしていくのか、生徒たちの魅力をどのように引き出していくのかを考えるためにワーキンググループを立ち上げて検討を始めている」と説明していました。
上伊那地域の中学卒業生は、2030年には現在の2割、10クラス分少ない1,494人になると予測されていて、県教育委員会では「少子化を考えると再編を前提に考えていく必用がある」としています。
協議会では今後も意見聴取を行い、集めた意見をもとに、来年1月までに方向性をまとめる計画です。
また、意見聴取の結果は、上伊那広域連合のホームページでも順次公表される予定です。 -
楠洲流竜西吟詠会45周年大会
楠洲流聖楠会竜西吟詠会の45周年記念大会が、8日、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。
竜西吟詠会には、伊那市の西箕輪を除く竜西地区の会員およそ80人が所属しています。
記念大会では、支部ごと2演目を披露しました。
竜西会は、昭和49年に発足し、今年45周年を迎えます。
週に1回公民館などで練習をしていて、会員は漢詩などを独特の節回しで吟じていました。
上野峰洲会長は、「45年の歴史はそれぞれの立場で吟詠会の運営に一生懸命に取り組んできた結果です。50周年に向けて楽しみながら活動していきたいです」と話していました。 -
高遠高校生徒 ジオパークを案内へ
伊那市高遠町の高遠高校振興会理事会が9日開かれ、今年度、文理進学コースの生徒が総文祭の参加生徒などを対象にジオパークを案内することなどが報告されました。
9日は高遠高校で理事会が開かれ、今年度地域と連携して行う事業などが報告されました。
今年度は新たに、文理進学コースの生徒が、信州総文祭自然科学部門に参加する高校生や、信州アフターデスティネーションキャンペーンで運行する特別列車で伊那を訪れた観光客に対して、ジオパークを案内するということです。
振興会会長の白鳥孝伊那市長は「さらに地域になくてはならない学校となるための課題解決を進めていきたい」と話していました。