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箕輪町でナイトラン&ウォーク
夜景を眺めながらランニングやウォーキングを楽しむイベントが8日、箕輪町で開かれました。
8日は、みのわ天竜公園を発着点に、午後6時15分にスタートしました。
イベントは、みのわナイトラン&ウォークと題して箕輪町が去年から開いています。
今年は、町内をはじめ、遠くは東京や愛知から470人が参加しました。
参加者は、福与公民館を折り返す8.8キロのロングと天竜川沿いの5.2キロのショートの2つのコースに分かれ歩いたり走ったりしました。
ロングコースでは途中、福与区の鹿垣公民館で地域住民が飲み物や食べ物などをふるまっていました。
福与公民館近くでは、夜景を楽しむことができ、参加者は足を止めて眺めていました。
ある参加者は、「涼しい風があたり心地よく走れました」と話していました。
箕輪町では、今後もこのイベントを継続して行っていきたいとしています。
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全国から働く自動車模型が集結
建設現場で使用している重機などの模型や写真などを並べた展示会「はたらくじどうしゃミーティング」が伊那市の防災コミュニティセンターで9日開かれました。
この催しは、建設重機やトラックなどのはたらく車が好きな人たちで集まる実行委員会が開いたもので今年で6回目です。
会場には、全国から参加した20人のお宝が展示されました。
消防車や緊急車両も、市販されているものではなく、手作りです。
厚紙で製作した模型も展示されていました。
建設機械に魅了され、専門カメラマンになった人もいました。
デコレーショントラックの模型や重機のミニチュアなどが並び、全国から訪れた人たちが楽しんでいました。
また、ミーティングに合わせ伊那市荒井のはたらくじどうしゃ博物館が無料開放されました。
9日で、開館10周年を迎えました。
実物を操作したデモンストレーションが行われました。
館内ではダンプカーやショベルカーのミニチュアなど5万点が並びます。
館長の土田健一郎さんの呼びかけで全国から同じ趣味の人たちが集まりイベントが始まりました。
イベントの売り上げの一部は、広島豪雨の被災地へ寄付するということです。
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保育料改定 諮問通り答申
伊那市の子ども・子育て審議会は、来年度から始まる11時間保育の認定に伴い実施される保育料の改定について、諮問の通りの内容で白鳥孝市長に、7日に答申しました。
倉澤邦弘会長が伊那市役所を訪れ、白鳥市長に答申書を手渡しました。
伊那市で現在行われている11時間保育は、8時間保育に延長料金を上乗せした保育料となっていますが、来年度からは保護者の就労時間に応じて11時間保育の認定区分を新たに設けて保育料を設定します。
11時間保育は現行の8時間保育に未満児は千円、3歳以上は500円を加えた金額で、県内19市や上伊那で最も安い金額になっています。
白鳥市長は「子育て世代の負担を減らす施策をさらに考えていきたい」と話していました。
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親子科学工作教室
携帯電話に使われているモーターを使ってロボットを作る親子科学工作教室が、南箕輪村の南信工科短大で8日に開かれました。
教室では、作ったロボットで相撲をしていました。
モーターの振動を、ボール紙の裏に貼った歯ブラシの頭に伝えてロボットを動かす仕組みです。
工作教室は、南箕輪村公民館と南信工科短大の連携講座として開かれたものです。
今日は村内の小学生を中心に6組13人の親子が参加し、南信工科短大の千葉隆史准教授が講師をつとめました。
子ども達は、歯ブラシを付ける位置や毛の長さを変えながらロボットの動きが良くなるよう工夫していました。
村公民館では、幼いうちから科学に親しみ、ものづくりの楽しさを知ってもらいたいと話していました。
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伊那市 長寿者訪問
今年度100歳となる高齢者の長寿を祝う伊那市の長寿者訪問が8日から始まりました。
8日は、白鳥孝伊那市長が中央の下島久子さん宅を訪れ、祝い状や肖像画を贈りました。
下島さんは大正7年7月6日生まれの100歳です。
現在は娘夫婦との3人で暮らしています。
戦争で夫を亡くし、市内の婦人服の販売店に勤めて生計を立てたということです。
趣味は洋服の仕立てで、8日着ている服も自分で仕立てたものです。
ひ孫の成人式の振袖も下島さんが仕立てたということです。
伊那市で今年度100歳になるのは男性3人、女性21人の合わせて24人で、男性の最高齢は104歳、女性は106歳となっています。
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日本女子ソフトボールリーグ伊那大会
国内トップレベルのチームが集う日本女子ソフトボール1部の伊那大会が8日から伊那市の伊那スタジアムで始まりました。
8日は2試合が行われました。
赤のユニフォームの太陽誘電と紺のシオノギ製薬の試合です。
太陽誘電の藤田倭投手は、8月の世界選手権に日本代表として出場した選手です。
日本女子ソフトボール1部には12チームが所属していて、伊那大会では太陽誘電・シオノギ製薬・伊予銀行・トヨタ自動車の4チームが試合を行います。
8日の第1試合太陽誘電対シオノギ製薬は4対2で太陽誘電が勝利しました。
会場にはおよそ800人のファンが訪れ、選手に声援を送っていました。
9日は午前10時30分から首位のトヨタ自動車対太陽誘電、午後1時から伊予銀行 対 シオノギ製薬の試合が行われます。
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若手アーティスト展 現代染色の世界
20代から30代までの若手作家5人による染色作品の展示会「現代染色の世界」が伊那市高遠町の信州高遠美術館で今日から始まりました。
会場には、若手作家5人による染色作品14点が展示されています。
この展示会は、若手作家の発表の場として平成27年から始まり、今年は「染色」をテーマに開かれました。
企画から携わったという高遠町出身の藤沢まゆさんは、大漁旗の制作に使われる「筒描き」という技法を使った作品を展示しています。
2007年に制作したこちらの作品は高遠町の冬の夜空をイメージしているということです。
群馬県在住の大竹夏紀さんは「ろうけつ染め」という技法を使って女性の姿を描いています。
北海道在住の樫尾聡美さんは、色をにじませる独特の技法を使って、横10メートル、縦4メートルの作品を制作しました。
石川県在住の安達大悟さんの作品は、板締め絞りという技法を使ったインスタレーション作品で、音をイメージして70メートルほどの布を染めたということです。
このほか、大阪府出身の小倉和さんの作品も展示されています。
「現代染色の世界」は10月21日(日)まで信州高遠美術館で開かれています。
15日と10月20日には染色のワークショップも予定されています。
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被災地の北海道へ照明車派遣
北海道で最大震度7を観測した胆振東部地震を受け、国土交通省天竜川上流河川事務所は、被災地に照明車1台を今日派遣しました。
7日は天竜川上流河川事務所で出発式が行われました。
派遣する照明車は地上10メートルの高さでLED照明が点灯し、100メートル先で新聞が読める明るさで照らすことができるということです。
車両は7日駒ヶ根市を出発し、京都府の舞鶴港からフェリーで北海道へ運ばれます。
現地までの運転は飯田市の建設業者が務めます。
椎葉秀作所長は、「事故なく北海道まで車両を届け、被災地の復興の一助としてほしい」と話していました。
照明車は9日から救助活動などで使われることになっていて、期間は未定だということです。
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ドローン物流を防災にも活用
伊那市の白鳥孝市長は市が実用化を目指すドローン物流について
防災を目的にした活用もできるとの考えを示しました。
ドローン物流は交通弱者が買い物をしやすい地域をつくるものです。
天竜川や三峰川の上空に飛行ルートを構築しドローンを使って荷物を運ぶもので市では実証実験を始めます。
このドローンを災害が発生したときに河川の状況把握や行方不明者の捜索に活用できないかとの質問に対し白鳥市長は「ドローンからの画像による情報確認など災害時は活用できる」と述べ実行に移せるよう提案していく考えを示しました。
市によりますとドローン物流では河川上空にルートが構築されていますが、緊急時にはルート変更も可能だということです。
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ソフトボール女子1部 8・9日伊那で大会
国内トップレベルのチームが集う日本女子ソフトボール1部の伊那大会が、8日・9日、伊那市の伊那スタジアムを会場に開かれ4チームが熱戦を繰り広げます。
伊那での1部の試合は今回で2回目です。
7日は、前日の練習が各地で行われました。
そのうち、シオノギ製薬は、フリーバッティングや投球練習などを行っていました。
この日の朝は雨が降っていたためグラウンドの状態が悪く、競技場周辺での練習となりましたが、あすからの本番に備えて、土や芝の感触を確認していました。
日本女子ソフトボールのトップリーグとなる1部には12チームが所属しています。
今回の伊那大会では、シオノギ製薬・太陽誘電・トヨタ自動車・伊予銀行の4チームが試合を行います。
4月から10月の10節まで総当たりで試合を行い、6月までに前半戦となる第5節まで終了しています。
伊那大会は、後半戦の第6節のスタートとなる試合です。
また、伊那市高遠町のほりでいドームでは、伊予銀行が練習を行ってきました。
日本女子ソフトボールの日本代表は、8月に行われた世界選手権でアメリカに敗れて2位でしたがアジア大会では金メダルを獲得しました。
日本代表のメンバー17人のうち5人が、伊那を訪れているということです。
日本女子ソフトボールリーグの試合は、あす午前10時30分からを予定しています。
チケットは、当日券で一般1400円、中高生は1000円です。
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再生可能エネルギーエリアに
伊那市の白鳥孝市長は、上伊那広域連合が来年3月の稼働に向けて建設を進めている富県の上伊那クリーンセンター周辺を、伊那市再生可能エネルギーエリアと位置づけ、活用を検討していることを7日に明らかにしました
これは7日に市役所で開かれた市議会一般質問の中で議員の質問に答えたものです。
現在、富県では、来年3月の稼働を目指して、新ごみ中間処理施設「上伊那クリーンセンター」の建設が進められています。
周辺には上伊那森林組合のペレット工場や春富土地改良区の小水力発電施設などがあります。
市では現在、この周辺を伊那市再生可能エネルギーエリアと位置づけ活用を検討しているということです。
白鳥市長は「子ども達を対象にエネルギーについて勉強や体験ができる取り組みも考えている」と話していました。
また白鳥市長は、老朽化により現在建て替えが進められている市営住宅の若宮団地について、地元産材などの木質バイオマスを使った新しい団地をつくる計画があることも示しました。 -
江副行昭さん集大成の展示会
65年間、ガラス工芸作家として活動している伊那市長谷非持の江副行昭さんの作家人生の集大成となる展示会が、伊那市のはら美術で開かれています。
会場には、35年以上前から2年前までの作品およそ200点が並んでいます。
現在85歳の江副さんは、20代の頃から65年間に渡りガラス作品を制作してきました。
ガラスと土を溶かしてつくる「熔壌ガラス作品」は、江副さんが考案しました。
畳やお膳に合う和風の作品を作ろうと35年ほど前に高遠町荊口を訪れ、そこで採った土とガラスを混ぜて作ったのが熔壌ガラスの始まりだったということです。
これまでに12人の弟子を育ててきた中で、後継者として認めていた江口智子さんが去年病気のため亡くなり、それ以降江副さんも作品づくりをしていないということです。
今回の作品展では、江口さんが亡くなる前の2016年12月に初めて2人で制作した、江副さん自身最後となった花入れの作品が展示されています。
現在長谷にあるギャラリーは、再来年を目途に閉めるということです。
江副行昭さんの65年間のガラス作家人生の集大成となる展示会は、11日(火)まで伊那市のはら美術で開かれています。 -
村長が高齢者長寿祝う
今年88歳以上になる高齢者の長寿を祝う南箕輪村の長寿者訪問が、6日から始まりました。
この日は、唐木一直村長が南箕輪村北殿の清水喜代人さん宅を訪れ、祝いの品を手渡しました。
清水さんは昭和5年9月16日生まれで、今月16日で88歳を迎えます。
製材からパルプの原料となるチップを作る会社を興して70歳まで働き、60代の時には1期4年間村議会議員を務めました。
現在の趣味は、週に4回ほど行うマレットゴルフと庭の草木の手入れ、カラオケだということです。
カラオケでは、小林旭の「惜別の歌」をよく歌うということです。
唐木村長は「これからも健康に気を付けて長生きしてください」と話していました。
今年3月31日現在、村内で88歳以上になる高齢者は432人です。 -
ソフト大会で選手と入場
9月8日・9日に伊那市の伊那スタジアムで開催される日本女子ソフトボールリーグ1部の大会で、選手と一緒に入場するエスコートキッズを地元の子ども達が務めます。
5日は伊那市役所で子どもたちを対象にした事前説明会が開かれました。
今週末の8日・9日に伊那スタジアムを会場に、日本女子ソフトボールリーグ1部の試合が行われる予定です。
選手と手を繋いで入場するエスコートキッズを務めるのは、応募のあった4歳から小学6年生までの111人です。
4チームが出場し、試合は1日2試合行われます。
選手の中には、2年後に行われる東京オリンピックでの活躍が期待される人もいるということです。
長野県ソフトボール協会会長の白鳥孝伊那市長は「選手の姿を目に焼き付けて2020年の東京オリンピックでも応援してください」と話していました。
日本女子ソフトボールリーグの試合は、8日・9日に伊那スタジアムで行われ、第1試合は午前10時30分から、第2試合は午後1時から行われます。 -
11時間保育料諮問
伊那市は来年度から市内の公立保育園で11時間保育の認定を始め、利用料の引き下げを諮問しました。
現行の8時間保育の利用料に未満児は千円、3歳以上は5百円を加えた金額が11時間保育の利用料となります。
5日は白鳥孝市長が子ども・子育て審議会の倉澤邦弘会長に、11時間保育の利用料を諮問しました。
伊那市では今年度から11時間保育を実施していますが、利用料は8時間の保育料に延長料金を追加していました。
市では、保育サービスの充実を図る為、来年度から11時間保育の認定を新たに設け保育料の引き下げを行います。
11時間の利用料は現行の8時間に未満児は千円、3歳以上は5百円を加えた金額で、県内の19市や上伊那の中で最も低い金額となっています。
利用が多い12階層で3歳以上の子どもを11時間預けた場合の利用料は今年度の26,000円から23,500円に引き下げられます。
5日の審議会では、市の諮問に対し賛成多数で了承する事を決めました。
市長への答申は7日に行う予定で、伊那市では利用料に関する条例施行規則の改正を行い、来年4月から施行する予定です。
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台風21号 上伊那農業被害5,800万円
長野県は台風21号による農業被害の調査結果をまとめました。
上伊那ではリンゴやナシなど果樹の落下による被害額は5,800万円でした。
箕輪町の箕輪果実選果場では6日から落下したリンゴやナシの受け入れを始めました。
長野県のまとめによりますと、上伊那全体の農業被害額は5,800万円でそのうち果樹被害は5,200万円となっています。
上伊那の市町村別では、伊那市が最も多く2,800万円、次いで、箕輪町の1,600万円、南箕輪村の500万円でした。
長野県全体では7億3200万円の被害でした。
過去15年のうち、これは平成16年の台風23号による10億円の被害額に次ぐ規模となっています
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長衛の藪沢小屋
伊那谷から望むことができる南アルプスには北岳や仙丈ケ岳、東駒ケ岳、鋸岳など3000メートル級の山々がそびえます。
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村議会9月定例会開会
南箕輪村議会9月定例会が5日に開会し、一般会計補正予算案など12議案が提出されました。
一般会計補正予算案は、1億6,800万円を追加するものです。
主な事業は、小中学校の空調設備設置に向けた設計委託料に870万円。
村道105号線沿いの中央墓地公園のブロック塀撤去に500万円。
女性模擬議会・中学生模擬議会の放送委託料に54万円などとなっています。
村議会9月定例会は、19日と20日に一般質問、21日に採決が行われ閉会する予定です。 -
呉本さん 金メダル報告
8月から今月2日にかけてインドネシアで開催されたアジア大会で、伊那市西春近在住の呉本圭樹さんは、パラグライダー・クロスカントリー男子団体で金メダルを獲得しました。
4日は呉本さんが市役所を訪れ、白鳥孝市長に金メダル獲得を報告しました。
パラグライダーは、今大会から新種目として追加された競技です。
クロスカントリー団体は5人1組で行い、およそ30か国が出場しました。
全選手が一斉に飛び立ち、決められたチェックポイントを通過してタイムを競う競技です。
5人中上位4人の成績で順位が決まります。
日本は、この種目で金メダルを獲得しました。
呉本さんは今後、さらなるレベルアップを目指しながら若手の育成にも力を入れていきたいということで、パラグライダーのスクールを来年の春、伊那市内で開校する予定です。 -
台風21号 倒木被害やりんごが落下
台風21号は、4日の夕方から夜にかけて県内に最も近づき、上伊那地域も強い雨や風に見舞われました。
雨の影響で、伊那市荒井では河川が増水したため、地元消防団が沢渡川に土のうを積むなどの対応をしていました。
4日の午後1時から5日の午前0時までに降った雨の量は、伊那地域で83.5ミリとなっています。
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私立保育園や幼稚園 エアコン設置補助
伊那市の白鳥孝市長は、市内の私立保育園や認定こども園、幼稚園に対しエアコン設置費用の補助を来年度から実施する考えを示しました。
5日開かれた市議会一般質問で白鳥市長が議員の質問に答えたものです。
伊那市では、熱中症対策として来年の夏までに市内の公立保育園や子育て支援センターにエアコンを設置する計画で、市議会9月定例会に設置に関する補正予算案を提出しています。
エアコン設置の補助は、市内の私立保育園や幼稚園、認定こども園を対象に市が単独で実施するものです。
伊那市では、今年度中に補助要綱を決め、来年度から実施する計画です。
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保育園と地域が合同訓練
災害時の支援について協定を結んでいる伊那市の竜東保育園と境区、狐島区の合同訓練が、3日に行われました。
訓練は、最大震度6強の地震が発生したとの想定で行われました。
地震の発生を知らせるサイレンが園内に流れると、園児たちは机の下にもぐり身を守ります。
その後、防災頭巾をかぶって園舎2階の遊戯室に避難しました。
その様子を駆け付けた境区、狐島区のそれぞれの支援組織が見守ります。
狐島区と境区、竜東保育園、伊那東小学校は、平成26年に「保小地域連携支援協定」を結びました。
本来は、伊那東小学校のグラウンドに避難することになっていますが、3日は雨のため、保育園内で行われました。
職員が園長に避難が済んだことを報告すると、園長は両区の組織・小学校と情報を共有していました。
橋爪典子園長は、「普段から交流しているので、いざという時に子ども達も安心できる。心強いです」と話していました。 -
選挙啓発ポスター入賞作品
小中学生を対象にした伊那市の明るい選挙啓発ポスターコンクールの審査が3日に行われ、入賞作品が決まりました。
中学校の部では、最優秀賞に高遠中学校1年の石川穏也君の作品が、優秀賞には同じく高遠中学校2年の島尻玲叶さんの作品が選ばれました。
中学校の部には、高遠中学校から3点の応募がありました。
小学校の部では、最優秀賞に西箕輪小学校5年の近藤勇之祐君の作品が、優秀賞には同じく西箕輪小学校6年の山本千陽君の作品が選ばれました。
小学校の部には、市内8校から85点の応募がありました。
入賞した作品は、県の審査会に提出されることになっています。 -
地域福祉支援計画 意見交換
県が策定を進める地域福祉支援計画についての意見交換会が4日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
意見交換会には上伊那8市町村の担当者ら20人が出席しました。
長野県は、暮らしを支え合う地域共生社会の実現を目指して、地域福祉支援計画を今年度新たに策定する予定です。
計画に意見を反映していこうと8月から県内10圏域で意見交換会を開いています。
出席者からは「障がい者が地域に溶け込んで暮らせるように支援をしてもらいたい」
「社協やケアマネジャーなどが集まり、顔が見える機会を増やしてもらいたい」などの意見が出ました。
県の地域福祉支援計画の案は来年1月をめどにまとまり、パブリックコメントを募集して、今年度中に策定する予定です。
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南中有賀君 全中3位を報告
8月に開かれた、全国中学校体育大会の陸上競技・男子棒高跳びで3位に入賞した南箕輪中学校3年の有賀玄太君が、3日に役場を訪れ、唐木一直村長に結果を報告しました。
この日は有賀君と教諭らが役場を訪れ、全国大会3位入賞を報告しました。
岡山県岡山市で開かれた全国中学校体育大会陸上競技の棒高跳びで、1位の4メートル40センチ、2位の4メートル30センチに次いで、有賀君は4メートル20センチの自己記録の跳躍を見せ、3位入賞を果たしました。
県大会では思うような結果が出ず悔しい思いをしたということですが「悔しさを力に変えられた」と有賀君は話していました。
有賀君は「大きい大会で3位という結果を残すことができてとても嬉しかった。支えてくれたみんなのおかげです」と話していました。
唐木村長は「新聞で結果を見て本当に嬉しかった。高校に行っても競技を続けて、さらに上位を目指してください」と話していました。 -
暴風雨に備え早めの下校
非常に強い台風21号の影響で、4日午後4時現在、伊那地域には暴風・大雨警報と雷・洪水注意報が発令されています。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の小中・高校では、台風に備え授業を早めに切り上げる対応をとりました。
台風21号の影響で、伊那地域では午後3時頃から強い雨が降り始め、時折強い風が吹きました。
南箕輪村の南箕輪小学校では、昼過ぎに授業を切り上げ、児童らが下校しました。
浦山哲雄教頭は「夕方からひどくなると聞いたので下校時間を昼過ぎにした。無事に家に帰ってもらいたい」と話していました。
伊那市、箕輪町、南箕輪村の教育委員会によると、すべての小中学校で同様の対応をとったということです。 -
伊那小 恒例のPTAバザー
伊那市の伊那小学校で、恒例のPTAバザーが、3日に行われました。
PTAバザーは、家庭から持ち寄った日用品を安く販売し、学習環境の整備に充てようと、毎年行われています。
タオルや洗剤、おもちゃなど様々な物が並びます。
他に、7つのクラスが総合的な学習の時間に取り組んでいることを活かして商品を販売しました。
このうち、牛乳パックを使った紙づくりに取り組んでいる4年謹組は、コースターやオリジナルのキーホルダーを販売しました。
キーホルダーは、ミキサーで細かくした牛乳パックを寿司やおにぎりなどの形に固めて乾燥させ色付けしたものです。
他にも、地域の16の店舗が飲食やワークショップなどのブースを出しました。
PTAバザー実行委員会では、「多くの人に来ていただき子ども達の商品もすぐに完売した。活動を地域の人に伝えるいい機会になったと思う」と話していました。 -
台風21号 土砂災害に注意
非常に強い台風21号は4日の夕方から夜にかけて上伊那に最も接近する見込みで長野地方気象台では土砂災害や河川の増水に注意するよう呼びかけています。
伊那市西箕輪の果樹農家、笠松悟さんの農園では、りんご「つがる」が収穫期を迎えています。
3日は、台風に備え収穫を急いでいました。
台風21号は、4日の夕方から夜にかけて上伊那に最も接近するとみられています。
4日は、午前中から次第に風が強まり午後からは大雨になる見込みで、南部では1時間に50ミリの非常に激しい雨が予想されています。
4日、正午からの24時間に予想される雨の量は南部で300から400ミリとなっています。
台風の接近に伴い、伊那市・箕輪町・南箕輪村のすべての小中学校で4日の下校時刻を早める対応をとっています。
また、南アルプス林道バスも4日の午前10時北沢峠発の便から当面の間、運休にするということです。
長野地方気象台では、土砂災害や河川の増水に注意するよう呼びかけています。 -
白鳥政徳町長 正式に出馬表明
箕輪町の白鳥政徳町長は、任期満了に伴い、11月に行われる町長選に立候補し2期目を目指すことを3日、正式に表明しました。
3日開会した町議会9月定例会の開会のあいさつで表明しました。
白鳥町長は「向こう4年間、町政に取り組む覚悟をかため、11月の箕輪町長選挙に再度、立候補することを決意した」と述べました。
また、白鳥町長は「おおむね順調に町政運営を進めることができた」と4年間を振り返り、「豊かさや幸せを実感できるまちづくりに全力をつくしたい」と話しました。
政策については地域や現場の声を聞いてとりまとめ、後日公表するとしています。
白鳥町長は、昭和29年8月17日生まれで、現在64歳です。
県立病院機構本部事務局長や松本地方事務所長などを務めたのち2014年の町長選に初めて立候補し、新人同士の一騎打ちを制して初当選しました。
箕輪町長選挙は11月13日告示、18日に投開票の日程で行われます。
町長選にはこれまで立候補を表明している人は他にいません。
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井月俳句大会 最高賞に山本さん
第五回千両千両井月さんまつりに合わせて、信州伊那井月俳句大会が2日に開かれ、最高賞に福岡県の山本則男さんの作品が選ばれました。
2日は、伊那市のいなっせで表彰式が行われました。
最高賞の井月俳句大賞には、福岡県の山本則男さんの作品【胡桃割る 信濃の音と おもひつつ】が選ばれました。
山本さんの作品は、硬いクルミを割る音を信濃の特徴と捉えたことや、おもいつつと現在進行形となっていることなどが評価されました。
今年は、高校・一般の部に357人から1,604句が、小中学校の部に5,103人から1人1句ずつが寄せられました。
表彰式では、小中学校の部で特選に選ばれた50人にも表彰状が贈られました。