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日本発条 伊那市西箕輪に新工場竣工
神奈川県横浜市に本社を置くばね製造業、日本発条株式会社は、伊那市西箕輪に精密ばね製品の新工場を建設し、22日竣工式を迎えました。
今日は茅本隆司社長や、伊那市の白鳥孝市長が出席して竣工式が行われ、テープカットで工場の完成を祝いました。
新工場は伊那市西箕輪の伊那インター工業団地内に建設されました。
この日は、内覧会が開かれ関係者が視察しました。
鉄骨造の2階建で、延べ床面積は約7000平方メートル、事業費は66億円です。
関連会社のニッパツフレックスの工場の隣に建設されました。
自動車向けのトランスミッション用のスプリングなどの精密ばねを製造している宮田村の工場の生産能力を増強するために、伊那市西箕輪に新工場が建設されました。生産能力は年間5,800万本です。
新工場の建設に伴い、新規に50人ほどを雇用する計画です。
日本発条は、ばねで世界トップクラスのシェアを占めています。
新しい工場の操業は来年6月を予定しています。
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箕輪町の小原さんカリンを収穫
箕輪町木下の果樹農家、小原金安さんの畑でジュース用のカリンの収穫が21日に行われました。
小原さんの5アールの果樹園には約40本のカリンの木が植えられています。
今年は、数は例年より2割ほど少ないものの、ひとつひとつの実は大きく実ったという事です。
春先に枝を間引いて太陽の光を当てるための剪定を行い、5月に花が咲いたら病気や害虫を防ぐ袋掛けをし、10月から11月にかけて収穫の時期を迎えます。
2、3回霜にあたると実がしまり香りが増すという事で、ここ数日の冷え込みで、ようやく収穫に適した実になったということです。
カリンは下伊那の加工施設に持ち込みます。皮ごとミキサーにかけて2か月ほど発酵させた後、来年春にジュースとして販売されるという事です。
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エコチル 進捗を報告
環境省が進めている「子どもの健康と環境に関する全国調査」エコチル調査の進捗状況などを報告する秋のエコチルフェスティバルが11日伊那市のいなっせで開かれました。
フェスティバルは信州大学医学部がエコチル信州の調査をスタートさせた2011年から毎年開かれています。
11日は、エコチル信州の責任者で信州大学医学部の野見山哲生教授が進捗を報告しました。
野見山教授は、「妊娠初期にタバコを吸った人の子どもは、吸わない人の子どもと比べ、生まれた時の体重は少ないが成長するにつれ肥満になる傾向がある」と話していました。
エコチル調査は、13年間にわたり健康状態や生活習慣、生活環境を調べる国家プロジェクトです。
長野県は上伊那地域が対象でおよそ2,700組の親子が参加しています。
来年度から4年間は8歳児を対象に体格や発達などを評価する学童期調査が行われる予定です。
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小学校の児童が総合学習成果を発表
伊那市内すべての小学校が一堂に会し、総合的な学習の成果を発表する学習発表交流会が伊那文化会館で21日、開かれました。
21日は、市内の15の小学校の6年生が、日ごろ学習してきた活動の成果を発表しました。
西春近南小学校は、保育園や酪農家での職場体験学習について発表しました。
働くことについて児童は、「感謝の言葉や笑顔をもらえるのでやりがいを感じることができる」「人の命を預かったり人を育てたりすることは責任が重いと感じた」などと発表しました。
西箕輪小学校の児童は、西箕輪の名所や観光施設などについて学習しました。
児童たちは「今後も調査を続け3学期にはパンフレットにしてまとめたい」と発表していました。
交流会は、伊那市教育委員会が平成25年度から開いていて今年で6年目となります。
この模様は、来年1月にご覧のチャンネルで放送します。
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高遠城址公園で桜の冬支度
21日の伊那地域の最低気温は氷点下1.8度まで下がり今季一番の冷え込みとなりました。
伊那市高遠町の高遠城址公園では、本格的な雪の到来を前に桜の冬支度が始まっています。
高遠城址公園では、毎年秋のイベントが終わった11月の中旬から来年の花見シーズンに向け作業を行っています。
21日は、高遠城址公園などの桜を管理する桜守が高所作業車を使って作業をしていました。
高所作業車に乗って作業するのは西村一樹さんです。
桜守になって今年で14年目です。
この時期の作業は、普段手が入らない高い場所の枯れ枝を払ったり伸びすぎた枝を剪定していきます。
来年の春、見事な桜を咲かせるために欠かせない作業だということです。
今年は、全国的に桜の開花が早く高遠城址公園でも過去最速の4月1日に開花宣言が行われ4月5日に満開となりました。
高遠城址公園には、小ぶりで赤みが強いタカトオコヒガンザクラという固有種1500本が植えられています。
すべての木を確認しながら作業を行う予定で、今後は雪の重みで折れないよう枝に支柱を立てていくということです。
高所作業車を使った作業は、来月中旬まで行われることになっています。
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えびす講 宝投げ
商売繁盛や五穀豊穣を願う えびす講祭が伊那市西町の恵比寿神社で17日に行われました。
えびす講祭は、神社ができた大正時代から商売繁盛や五穀豊穣を願い毎年行われています。
昔は11月19日に行われていましたが、現在は19日に近い土曜日に行っています。
午後4時には宝投げが行われ多くの地域住民で賑わいました。
地元の商店街で使える買い物券や食事券、野菜や果物などが当たる引換券が、餅と一緒に投げられました。
主催したルネッサンス西町の会では「住民同士顔を合わせて団結を深める機会にもなっている。今年1年無事に過ごせた事に感謝したい」と話していました。
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村の人口1万5,500人
南箕輪村は、村の人口が1万5,500人になったと21日に発表しました。村が総合計画で設定した2025年度の目標人口を7年早く達成するものです。
村によりますと、2013年9月に人口が1万5000人になり、その後約5年間で500人増加したという事です。
村では2025年度の目標人口を1万5500人と設定していましたが、7年早い達成となりました。
村では、子育て世代の転入が比較的多く、その世代が第2子、第3子と子育てしている事が増加の大きな要因とみています。
唐木村長は「今後も住んでよかった、住み続けたいと思ってもらえるよう、安全・安心のむらづくりに努めたい」とコメントしています。
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日本刀の基礎知識を学ぶ講座
伊那市高遠町の高遠町歴史博物館で開催中の特別展「高遠に残る武具」の関連イベントで日本刀の基礎知識を学ぶ講座が10日に開かれました。
講座では、高遠町歴史博物館が所蔵する日本刀を使って、鑑賞の仕方を学びました。
講師は、東京都にある刀剣博物館学芸員の飯田俊久さんが務めました。
受講者はアドバイスを受けながら慎重に日本刀を手に取ります。
垂直に立てて刀全体の姿を観察した後、横にして光を当てながら波模様の「刃文(はもん)」を観察します。
飯田さんによりますと、刃文は刀が作られた時代や地域によって違いがあるという事です。
この講座は、高遠町歴史博物館が地域に残る高遠藩の武具を展示している特別展に合わせて開かれたもので、約20人が受講しました。
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正月に向けしめ飾りづくりピーク
中信地域から南信地域にかけてしめ飾りを販売している、箕輪町沢の信州縁起物製作所は、正月に向けてしめ飾りづくりに追われています。
20日は従業員10人が、工程ごとに分かれて作業にあたっていました。
上伊那を中心に、北は白馬村から南は飯田市まで、町内外の大型スーパーマーケットや企業・寺・神社などにしめ飾りを納めています。
作業は8月から始まっていて、稲わらを集めて乾燥させ、10月からはしめ飾りづくりが行われています。
大小15種類ほどのしめ飾りを作っていて、忙しいこの時期は1日に400本近くの縄をなっているということです。
大槻清子代表は「この時期は大忙しであっという間に12月が過ぎてしまう。作るのに本当に手間がかかっているが、良いものが作れていることに満足だし、飾ってくれているのを見るととてもうれしい気持ちになる」と話していました。
今年は秋に雨が多く稲わらの乾燥が遅れたため、例年だと9月中に終わるわらを整える作業もきょう行われていました。
しめ飾りづくりには田んぼ10枚分ほどのわらを使っているということです。
信州縁起物製作所では、来月20日頃まで作業が続くということです。 -
信大農学部でシクラメン販売開始
南箕輪村の信州大学農学部で、毎年人気のシクラメンの販売が20日から始まりました。
生産品販売所にはシクラメンがずらりと並び、販売開始を聞きつけた人が買いに訪れていました。
植物資源科学コースの2年生が授業の一環で育てたもので、およそ20品種1,600鉢が用意されました。
値段は1鉢1,200円で、なくなり次第販売終了になります。 -
女性活躍を考えるイベント 開催
伊那市と伊那商工会議所が主催する「女子会プロジェクト委員会」は、女性活躍や生活と仕事の調和について考えるイベントを19日、市内の飲食店で開きました。
2人の子どもを育てながら女性活躍の研修を手掛ける株式会社デリィスの杉浦莉起さんが、「らしさを活かすリーダーリップ力」と題し話をしました。
杉浦さんは、「男女平等を訴える時代は過ぎている。経営戦略の中で女性の力が求められています」と話していました。
委員会が伊那商工会議所会員企業など360社291人に行ったアンケート調査によりますと、女性の活躍について「賛成」と答えた人は79%でしたが「自身が活躍したい」と回答した人は43.6%に留まっています。
働く場所で必要なことについては「出産・育児休暇のハンディとならない人事制度の導入」が17.4%と最も多くなっています。
イベントには、市内在住・在勤の女性およそ30人が参加し、杉浦さんの話に耳を傾けていました。 -
小学生が消防署の仕事を学ぶ
南箕輪村の南部小学校の児童は、消防署の仕事を学ぼうと伊那市の上伊那広域消防本部伊那消防署を5日、見学しました。
5日は、南部小学校の4年生43人が、伊那消防署を訪れ施設や消防車両などを見学しました。
4年生は、社会科の授業で「火事を防ぐには」をテーマに学習していて、消防署の見学は、その一環です。
消防車や救急車の見学では、署員から備え付けられている機材などの説明を受けていました。
署員は、「火災の時は、現場までのルートや消火栓の位置をモニターで確認してから出動しています」と子ども達に話していました。
出動時の防火服を着たり、およそ8キロの空気呼吸器を背負う体験も行われました。
南部小学校の4年生は今後、地元で活動する消防団について学習するということです。
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黒松仙醸 最高金賞受賞
伊那市高遠町の酒造メーカー仙醸で造られている日本酒「黒松仙醸 純米大吟醸プロトタイプ」が、全国規模の日本酒のコンテストで、グランプリに次ぐ最高金賞を受賞しました。
こちらが、最高金賞に選ばれた黒松仙醸 純米大吟醸プロトタイプです。
酒米ひとごこちを使っていて、深い甘みが感じられる日本酒だということです。
仙醸が出品した全国規模の日本酒のコンテスト「純米酒大賞2018」には、全国95蔵から237点が出品され、4つの部門ごとに審査が行われました。
純米大吟醸酒部門には63点が出品され、最高金賞には黒松仙醸を含む2点が選ばれました。
黒松仙醸 純米大吟醸プロトタイプは、一升瓶が税別3,300円、720mlが1,650円で販売されていて、仙醸や各酒販店などで購入できます。 -
写真集団アルプ作品展
上伊那を中心とした写真愛好家でつくる写真集団アルプの第14回山岳写真展が、伊那市のいなっせで開かれています。
会場には、40代から70代の会員15人の作品45点が並んでいます。
会員それぞれがテーマを決めて撮影していて、南アルプスや中央アルプスを中心に、遠くは北海道などにも足を運んでいる人もいます。
山の魅力を写真に収めようと1年を通して何度も撮影に出かけているということです。
写真集団アルプでは「地元の山岳写真を多く展示しているので山のすばらしさや美しさを感じてもらいたい」と話していました。
この写真展は、25日(日)まで伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。 -
加藤さん夫妻の石版画ワークショップ
伊那市美篶で石版画や油絵を描く加藤温子さんによる、石版画のワークショップが18日、伊那市高遠町の高遠美術館で開かれました。
この日のワークショップには4人が参加しました。
石版画は、厚い石灰岩の板に油性の鉛筆で絵を描いてしみこませ、水をはじく油の性質を利用して版を刷ります。
ワークショップでは、参加者が思い思いの絵を石版にえがいていました。
加藤さんと、夫で木彫作家の邦彦さんは愛知県出身で、ドイツで42年間芸術活動をし、去年伊那市美篶に移住しました。
現在美術館で、夫婦で作品展を開いていて、これに合わせてワークショップが企画されました。
参加した人たちが絵を描き終え、加藤さん夫妻のアトリエに移動すると、2人のドイツ時代の知人で石版画の刷師のクラウス・ヴァネリッツさんが作品を仕上げます。
現在日本には石版画を刷る技術を持った人がいないということです。
クラウスさんがローラーと機械を使って作品を完成させると、参加者から歓声があがっていました。
温子さんは「石版画という技術自体日本では知られていない。まずは多くの人にその魅力を知ってもらいたい」と話していました。 -
負担減らして安全に 介護リフト研修
重さ200キロまで持ち上げ、介護者の負担を軽減することができる「介護リフト」の研修会が18日、伊那市の介護センター花岡で開かれました。
介護施設の職員や作業療法士、看護師など、上伊那を中心に県内から32人が参加しました。
リフトは、介護の中でも負担が大きいベッドへの移動に使われる機器です。
釣り上げ式のものは、重さ200キロまで上げることができます。
ある参加者は「しっかりやってもらえば、機械よりも安心だと思います」と話していました。
介護の現場では重労働が多く、職員の離職率が高くなっているということです。
福祉用具プランナー研究ネットワーク「プラネット長野」は、環境の整備を進めることで、負担が少なく、安心・安全な介護環境をつくっていこうと、今回初めて研修会を企画しました。
あるスタッフは「介護の現場で重要なことはコミュニケーションです。少しでも負担を減らして会話を増やしてもらえる環境をつくっていきたいです」と話していました。 -
伊那税務署長表彰
税の申告と納税に関して功績が顕著にあった人を表彰する伊那税務署長表彰がき15日に行われ、伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは3人と1校に賞状が渡されました。
税務署長納税表彰を受彰したのは、伊那間税会の唐木和世会長と上伊那青色申告会連合会の竹松泰義幹事の2人です。
長年にわたり租税教育を行ってきたとして、伊那市の富県小学校に感謝状が渡されました。
税に関する高校生の作文では、赤穂高校3年で春富中学校出身の大森立己さんが伊那税務署長賞にえらばれました。
伊那税務署の片桐亨署長は式辞で「税に対する理解と信頼を得ていくために、今後とも協力をおねがいします。」と話していました。
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あるがままMizukiさんデビューショー
伊那市出身で今月11日にミニアルバム「OnNA(おんな)」をリリースした「あるがままMizuki」さんのデビュー記念ショーが17日に伊那市高遠町の高遠さくらホテルでおこなわれました。
あるがままMizukiさんは伊那市西春近出身の25歳です。
高遠高校卒業後、出産のため一度は歌手になる夢を諦めました。
しかし知人の紹介で上京し、4年間子育てをしながら歌のレッスンを受け11月11日にCDデビューしました。
あるがままさんのデビューミニアルバムは女心を歌った5曲を収録しています。
店頭での販売は現在のところありませんが、あるがさんの所属事務所から直接購入する事ができます。
Office.Sora 電話080-1252-3344
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平沢の山の神神社 移設で最後の例祭
伊那市平沢の山の神神社が砂防事業で来年近くに移設されることになり、18日は、今の場所での最後の例祭が行われました。
伊那市神社誌によりますと、山の神神社は、創立年代不詳の相当に古い神社で、市内14区の共有林の守り神です。
毎年14の区が回り番で例祭を行っていて今年は、日影区が当番です。
18日は、14区の区長らが参列し、この場所での最後の例祭が行われました。
神社の移設は、隣を流れる南沢の砂防事業によるもので、12月頃から周辺の工事が始まります。
移設先は、今の場所から数百メートル西に上ったところで、今の社は、解体され来年春に移築される計画です。
日影区の中村健一区長は、「この場所で行う平成最後の例祭になった。」と話していました。 -
高遠石工英語版冊子 作成
伊那市は、高遠町を中心に市内の高遠石工の石仏を紹介した巡礼ガイドの英語版を作成しました。
英語版巡礼ガイドは、日本語版と同じA4サイズで、日本語で書かれている内容を英訳したものです。
高遠石工の作品を世界に広めていこうと、2,000部印刷されました。
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旧伊那消防署 商工業の振興に利用へ
伊那市は、荒井の旧伊那消防署の庁舎後利用ついて、商工業振興のための場所として大規模改修する方針を、19日に示しました。
19日は、伊那市定例記者会見が市役所で開かれ、市長が概要について説明しました。
昭和49年に建設された旧伊那消防署の庁舎は、上伊那広域消防本部の発足に伴い新庁舎が建設され、平成27年3月から使われなくなっていました。
白鳥市長は、施設の後利用について「サテライトオフィスや市民が活用できる多目的スペースとして改修していきたい」と話しました。
市では、26日から始まる12月定例会に、設計費用923万円を補正予算案として計上しています。 -
西春近南小でICT公開授業
伊那市内の小中学校が取り組んでいる情報通信技術ICTを活用した公開授業が19日、行われました。
公開授業は、未来の教育を見据え機器の活用や学習の取り組みを見てもらおうと市内の学校教諭でつくる伊那市小中学校情報委員会が開いたものです。
19日は、西春近南小学校・長谷小学校・伊那中学校の3校で公開授業が行われました。
このうち、西春近南小学校では4年生が、小型無人機ドローンで学校の上空から撮影した画像を使って授業を行いました。
4年生は、地域について学習をしていて今日はグループに分かれ、タブレット端末を使い、地域の土地利用や特色などを調べ意見を出しました。
授業には、信州大学教育学部も協力しています。
画像は教育学部の東原義訓教授が今年の3月から毎月1回撮影したものです。
児童は、農業ハウスの変化や畑の移り変わりなど気づいた事を発表していました。
4年生は今後、更に調査し地域への理解を深めていくということです。
伊那市の小中学校では平成26年度からICT教育に取り組んでいます。
伊那市小中学校情報委員会では、さらにICT教育を進めていきたいとしています。
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みのわ美術展21日まで
箕輪町民でつくるみのわ美術会の第23回みのわ美術展が町文化センターで開かれています。
会場には、会員作品と一般公募の入選作品など55点が並んでいます。
展示されているのは、日本画・洋画・陶芸・工芸の4部門です。
みのわ美術会では「会員の一年の成果を見て欲しい」と来場を呼び掛けています。
みのわ美術展は21日水曜日まで箕輪町文化センターで開かれています。
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伊那市御園の男性がコンバインの下敷きに
18日午前9時ころ伊那市御園の男性がコンバインの下敷きになる重傷労災事故が発生しました。
伊那警察署の発表によりますと重傷を負ったのは伊那市御園の
農業、田畑毅さん49歳です。
田畑さんはコンバインの下にもぐりこみ整備をしていたところ
コンバインが動き出し下敷きになったということです。
肋骨などを折る大けがを負い市内の病院に運ばれましたが命に別状はないということです。
伊那署によりますと田畑さんはコンバインのエンジンをかけた
状態で整備をしていたということで、動き出した原因などについて調べを進めています。
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自動運転・ドローン・AI 複合実証実験
伊那市が進めるバスの自動運転サービスとドローン物流、AIを使った自動配車タクシーの複合連携実証実験が18日、伊那市長谷の道の駅南アルプスむら長谷で行われました。
実験は道の駅を会場に行われました。
最初にスマートフォンのアプリからタクシーに予約が入り、予約データを受けたAIがタクシーの配車をします。
AIからの配車データを受け取ったタクシーが、予約のあった非持山に向け道の駅を出発しました。
タクシーが出発した後、道の駅には自動運転バスが到着します。
バスには乗客と一緒に商品が載せられていて、その商品がドローンへと積み込まれます。
ドローンは荷を積んで飛び立ちます。
そこに、AI自動配車タクシーを利用した人たちが道の駅に到着し、自動運転バスに乗り込みました。
一連の実験は、中山間地域での交通弱者支援や買い物支援などを目指す伊那市が全国で初めて複合的に行ったものです。
白鳥孝市長は「中山間地域を抱える伊那市にとって、画期的なシステムになると思う」と話していました。
今回初めて実験が行われたAI自動配車タクシーは、早ければ3年後の導入を目指しています。
利用した人は「スマートフォンを使うことができる人なら誰でも簡単にできると思う」と話していました。
伊那市では今回の結果を検証し、それぞれのサービス導入に向けて今後も実験を続けていくとしています。 -
上伊那完全優勝で5連覇達成
17日と18日にわたって行われた県縦断駅伝で、上伊那は、見事5連覇を達成しました。
2位のオール諏訪を7分以上引き離しての圧勝でした。
18日のフィニッシュとなる飯田市の飯田合同庁舎。
上伊那のアンカー大倉孝典選手がトップで飛び込みました。
2日間の通算タイムは、11時間41分22秒。
初日に続き、今日もトップでゴールした上伊那は、2位のオール諏訪に7分以上の大差をつけての完全優勝で、見事5連覇を達成、優勝回数も最多の38に伸ばしました。
大会2日目の18日は、午前8時に松本城をスタートしました。
17区から18区にタスキをつなぐ伊那中継点は、地元上伊那を応援しようと多くの人がかけつけました。
17区は、上伊那・諏訪の主将対決で、10時半過ぎ、オール諏訪の主将牛山選手とデッドヒートを繰り広げた上伊那の主将高梨選手がほぼ同時のタスキリレーでした。
いったんは、先頭をオール諏訪に譲ったものの、20区で区間優勝した箕輪中学校の山川選手、21区の宮下選手の力走でトップを奪い返し、アンカーの大蔵選手が午後1時15分ごろ、2日目のフィニッシュとなる飯田市の飯田合同庁舎にトップでゴールし、完全優勝での5連覇達成となりました。
2位は、オール諏訪
3位は、長野市
4位は、飯田下伊那
5位は、上田東御小県
でした。 -
伊那女声コーラス24日に演奏会
伊那市の女性を中心につくる伊那女声コーラスのメンバーは24日に開かれる演奏会に向けて練習に励んでいます。
1日はメンバー30人ほどが演奏会に向け、伊那市の坂下公会堂で練習をおこないました。
22回目となる今回の演奏会は「弦と声ともにうたう」をテーマにヴァイオリンとチェロに合わせ合唱を披露します。
クラシックの喜歌劇や、枕草子にメロディーをつけたものなど11曲を披露する予定です。
伊那女声コーラスは昭和36年に発足し、創立以来58年となります。メンバーは40代から80代の女性およそ30人で発声や歌詞を大切に練習をしています。
演奏会は24日土曜日午後2時から伊那市のいなっせニシザワホールで開かれ入場料は500円です(高校生以下無料)。
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信濃GS新監督に柳沢裕一さん
プロ野球独立リーグ「ルートインBCリーグ」の信濃グランセローズの新しい監督に松本市出身の柳沢裕一さんが就任し6日に長野市内で記者会見が開かれました。
新監督に就任した柳沢裕一さんは松本市出身の47歳で松商学園高校、明治大学と進み捕手として活躍しました。1993年ドラフト2位で巨人に入団。その後オリックス・中日でプレーし2016年から3シーズンにわたって楽天で二軍バッテリーコーチを務めていました。
球団は新監督を柳沢さんに決めた理由として、チームの課題であるバッテリーの強化が図れ野球への熱い思いがある事、県内出身者で年齢も47才と若いことをあげています。
柳沢新体制は来年2月の合同自主トレからタートします。
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県縦1日目 上伊那1位でゴール
県内15チームが出場する第67回長野県縦断駅伝が17日と18日の2日間の日程で始まりました。
5連覇の期待がかかる上伊那は、初日、2位の松本市に3分31秒差をつけ1位でゴールしました。
初日の17日は、長野市の信毎長野本社前を午前8時30分にスタートしました。
17日は、岡谷市役所までの12区間、118.4キロをたすきでつなぎます。
序盤3位につけた上伊那ですが、4区の桃澤大祐選手が区間新記録となる47分4秒でトップに立ちます。
その後はトップをキープし、初日のフィニッシュとなる岡谷市役所に1位でゴールしました。
総合タイムは2位の松本市と3分31秒の差をつける6時間26分26秒でした。
2位は松本市、3位が長野市、4位は全諏訪、5位は飯田下伊那でした。
18日は、松本市の松本城公園から飯田合同庁舎までの10区間、98.5キロをタスキでつなぎます。
伊那の中継点は、山寺の長野ダイハツ販売伊那店前で、午前10時半ころ先頭のランナーが通過する予定です。
2日目のフィニッシュは飯田合同庁舎で、トップは午後1時頃ゴールする予定です。
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郷土ゆかりの作家の作品展
上伊那教育会が所蔵する伊那谷ゆかりの作家の作品展「伊那谷の生んだ芸術家たち」が17日から伊那市創造館で始まりました。
今回は「野鳥が描かれている日本画」をテーマに、8人の作家の作品11点と、関係する資料が展示されています。
こちらは1872年生まれ伊那市小沢出身の日本画家小坂芝田の作品です。
2羽の鴨が着水する様子が描かれています。
それぞれの作品の近くには、描かれている鳥の写真も展示されています。
写真は、上伊那教育会が編纂し今年6月に刊行された上伊那誌自然篇改訂増補版のために撮影されたものです。
このほか、題材になっている鳥のはく製も展示されています。
この展示会は、12月2日まで伊那市創造館で開かれています。