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カルミナ・ブラーナ 本番に向け練習大詰め
今年6月にカルミナ・ブラーナを歌い上げる手作りの演奏会が伊那市の伊那文化会館で開かれます。 本番に向け公募で集まった市民合唱団の練習が大詰めとなっています。 6日は、伊那市のいなっせで練習が行われ、当日指揮を務める横山奏さんが東京から訪れました。 横山さんはこの春、東京芸術大の大学院を卒業しました。 おととし高遠町で行われた伊澤修二記念音楽祭でも指揮をしました。 カルミナ・ブラーナはドイツ南部の修道院で19世紀の初めに発見された詩歌集です。 ドイツの作曲家カール・オルフが曲をつけ独唱、合唱用の作品にしました。 合唱団には、上伊那を中心に下伊那や諏訪、遠くは千葉県から150人が参加しています。 練習は発足した去年2月から行われていて、横山さんとの練習は2回目です。 練習の中で横山さんは「とにかく言葉をしっかり出すことが大切。歌詞をイメージして歌って欲しい」と指導していました。 集まった団員たちは楽譜を見ながら会場に歌声を響かせていました。 6月8日の本番は、舞踊団や伊那フィルハーモニー交響楽団などと一緒になって25曲を披露することになっています。
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伊那市スポーツ少年団 発会式
伊那市のスポーツ少年団の発会式が6日、伊那勤労者福祉センター体育館で開かれました。 この日は、スポーツ少年団に登録している小中学生と指導者およそ600人が会場に集まりました。 会では、全員でスポーツ少年団の歌を斉唱し、綱領を唱和しました。 式の後には、伊那市美篶の大西接骨院の大西誠院長が、1年間怪我をしないための身体つくりについて講演しました。 大西さんは「軽い有酸素運動で体温や心拍数を上げ、その後にストレッチや体操など専門的なウォーミングアップをすると効果的です」と話しました。 伊那市スポーツ少年団は、8種目25団体があり、小学1年生から中学3年生のおよそ1,000人が登録しています。
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二十四節季~清明~
5日は二十四節季のひとつ清明です。 清明は、桜など草木の花が咲き始め、すがすがしく明るく美しいころとされています。 伊那市山寺の丸山公園では、スイセンが見ごろとなっています。 公園内には、ソメイヨシノなどの桜が30本ほど植えられていて、常円寺では来週末には 桜とスイセンの共演が楽しめるのではないかと話していました。
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縄文土器を撮影した写真展
県内を中心に各地域を代表する縄文土器を撮影した写真展「縄文の夜神楽 豊の創成」が5日から、伊那市の創造館で始まりました。 会場には、伊那市から出土した土器の他、国宝に指定されている縄文のビーナス、3月国宝に指定された仮面の女神などを移した写真45点が並べられています。 撮影したのは東京都在住の写真家滋澤雅人さんです。 滋澤さんは、県内の博物館など18か所で12年かけて撮影してきました。 1つの作品にかける撮影時間は平均2時間で、中には3時間かかった作品もあるということです。 撮影には、大型のモノクロフィルムを使用していて、光と影の幅が広く土器の模様が鮮明に映し出されています。 写真展は、6月16日月曜日まで、伊那市創造館で開かれています。 19日には、滋澤さんによるギャラリートークが予定されています。
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桜守佐野藤右衛門さんのコレクションと小松華功さんの陶芸
伊那市高遠町の高遠城址公園の花見シーズンに合わせて、京都府在住の桜守佐野藤右衛門さんのコレクションと、陶芸家小松華功さんの作品を並べた展示会が5日から、信州高遠美術館で始まりました。 佐野さんのコレクションは、自身が所蔵する掛け軸や漆工芸品など、桜に関する作品78点です。 京都府在住の佐野さんは、祖父、父と親子三代にわたる桜守で、展示品は全国各地から集めたものです。 特に、江戸時代中期から後期にかけて活躍した画家の作品が多く並んでいます。 衣笠山桜図屏風は、江戸時代後期のもので、枝が折れても次の花を咲かせる生命力の強さが表現されています。 他にも、室町時代につくられた陶磁など様々な分野の桜に関する作品が並べられています。 小松さんの作品は、桜に関する陶芸作品30点です。 辰野町出身で京都府在住の小松さんは、20年前に佐野さんと出会い、指導を受けながら桜を燃やした灰を釉薬として使用しています。 佐野さんと小松さんによる展示会は、来月25日日曜日まで、信州高遠美術館で開かれています。
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南箕輪わくわくクラブ 新年度スタート
NPO法人南箕輪わくわくクラブの今年度の最初の行事となるオープニングセレモニーが5日、村民体育館で開かれました。 会場には、村内のスポーツクラブに加入している小中学生などおよそ300人が集まりました。 去年からセレモニーに合わせてプロの選手によるスポーツ教室も開いています。 この日は指導にあたるサッカーの松本山雅、バスケットボールの信州ブレイブウォリアーズ、バレーボールのVC長野トライデンツの選手16人も式典に参加しました。 式典で原文明理事長は「多くの技術を習得して元気よく礼儀正しい選手になってください」と挨拶しました。 式典の後に行われたスポーツ教室では、それぞれの会場に分かれて参加者が指導を受けました。 VC長野トライデンツの選手は、トスやレシーブのコツ、ボールを受ける時の姿勢などのアドバイスをしていました。 南箕輪わくわくクラブの会員は現在963人で、随時新規の加入者を募集しています。
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伊那市横山 ザゼンソウの知識学ぶ講座
伊那市横山のザゼンソウ群生地で、ザゼンソウの基礎知識を学ぶ講座が5日、開かれました。 講座には、地域住民らおよそ20人が参加しました。 講師は、伊那市中央の長野県自然観察インストラクターの柄山祐希さんが務めました。 ザゼンソウは、サトイモ科の多年草です。 仏像の光背に似た形の花びらの重なりが、僧侶が座禅を組む姿に見えることがその名前の由来とされています。 雪がまだ残る3月下旬に、自ら30度ほど発熱し、雪を溶かして地面から出てきます。 柄山さんは「ザゼンソウが育つには、春に日光がよく当たり夏に日光を遮る雑木林が周りにあることが大切。整備をして守っていきましょう」と話しました。
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伊那弥生ヶ丘高校吹奏楽クラブ定期演奏会
伊那弥生ヶ丘高校吹奏楽クラブの第24回定期演奏会が、このほど、伊那市の伊那文化会館で開かれました。 演奏会では、1・2年生、42人が11曲を披露しました。 第1回から演奏されている定期演奏会の伝統曲「アルメニアンダンス・パートⅠ」やパート紹介をかねたアンサンブルなどが演奏されました。 第2部ではももいろ人気アイドルグループの代表曲が演奏され、観客を巻き込んで盛り上がっていました。 会場には、保護者など300人が訪れ、生徒たちの演奏に聞き入っていました。
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伊那公園 開花
桜の開花の便りがこの伊那地域でも聞かれるようになりました。 伊那市中央の伊那公園もコヒガンザクラがほころび始めています。 公園西側にはコヒガンザクラおよそ60本が植えられていて、そのうちの数本が、4日開花しました。 去年より5日遅い開花です。 伊那公園桜愛護会によりますと、公園内にある400本の桜の中で、コヒガンザクラは毎年早く開花するということです。 伊那公園の桜は、来週見頃を迎え、来週末には満開になりそうです。 そんな伊那公園で今年も花見小屋の営業が始まっています。 伊那市富県出身で駒ヶ根市で民宿などを営業している北沢福明さんが50年近く続けています。 出店当時は、そばが一杯100円、一日1,300杯を売り上げたこともあったといいます。 時代とともに、花見客の足は遠のきましたが、1人でも多くの人に来てもらいたいとお酒やジュースなどの価格は、この10年間据え置きで営業しています。 この花見小屋には、飲み物や食べ物のほかに貸しござもあり、伊那公園のお花見に欠かすことができない存在になっています。
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アルストロメリア 出荷最盛期
南米原産の花、アルストロメリアの出荷が伊那市など上伊那地域で最盛期を迎えています。 長野県は、アルストロメリアの生産量が全国一で、国内のシェアの3割を占め、その8割は上伊那産ということです。 今は、花の出荷のピークで、伊那市東春近田原の酒井弘道さんのハウスでも作業が本格化しています。 JA上伊那花卉部会のアルストロメリア専門部の部長をつとめる酒井さんは、ハウス13棟、8,300平方メートルで花を栽培しています。 主に大都市圏を中心に、北は北海道、南は九州まで出荷されていて、その数は、年間で75万本にのぼります。 ハウスで切った花は、近くの自宅まで運び、切りそろえ、ダンボール詰めしていきます。 アルストロメリアの出荷のピークは5月の母の日頃まで続きます。
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上伊那一斉に入学式
上伊那8市町村の全ての小学校と中学校で4日入学式が行われ、小学校では1,750人、中学校では1,870人が新たなスタートを切りました。 このうち箕輪町の箕輪西小学校には、13人が入学しました。 入学式で、新一年生は、在校生や保護者の拍手に迎えられて入場しました。 松島ゆかり校長は、「箕輪西小の自慢は、あいさつと仲良し。あいさつは魔法の言葉でみんなと仲よくなれます」と話しました。 このあと児童会長の唐澤依織里さんが「学校にははじめてのことがたくさんあります。わからないことがあったらいつでも聞いてください」と新入生たちに呼びかけていました。 新1年生たちは、保育園で練習してきた歌を元気に歌い、学校生活をスタートさせていました。 式の後、教室では、担任から名前を呼ばれると元気に返事をしていました。 担任からは、交通事故にあわないよう気をつけることや規則正しい生活のリズムを習慣づけるよう話がありました。 4日は、上伊那8市町村全ての小学校と中学校で入学式が行われ、小学校には1,750人が、中学校には、1,870人が入学しました。
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宮坂組 大芝高原をボランティア清掃
南箕輪村の建設会社宮坂組は、地元の役に立ちたいと3月31日、大芝高原の清掃作業を行いました。 宮坂組の社員有志20人ほどが清掃作業にあたりました。 宮坂組は、平成18年豪雨による天竜川の補強工事を行い、河川に堆積していた土砂の運搬経路として大芝高原を利用しました。 工事の時にお世話になった大芝高原や地元の役に立ちたいと、5年前からボランティア清掃を行っています。 社員は4つのグループに別れ、水路に溜まった土や、ゴミなどを取り除いたり、歩道の落ち葉を掃いていました。 宮坂組では「継続する事により、大芝高原を訪れる人が気持ちよく使ってもらえる環境を作り、少しでも地元の役に立てれば」と話していました。
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伊原江太郎さん 飯田線についての講演会
飯田線の設立に尽力した飯田市出身の伊原五郎兵衛の孫の伊原江太郎さんの講演会が28日、駒ヶ根市のアイパルいなんで開かれました。 伊原さんは、飯田線の設立に尽力した伊原五郎兵衛の孫で、平成15年まで参議院国土交通委員会専門員の室長を務めました。 この日は、JR飯田線活性化期成同盟会設立総会のあとに、「飯田線活性化に向けた地域社会の協働」について講演しました。 伊原さんは「利用者や事業者が自ら果たすべき役割を確認して着実に実行することが明日への道を拓くことになる。 市町村が実情に即した交通のあり方のプロデューサーになる必要があるが、情報やノウハウ人材が不足している場合は、国や県が連携し、支援する事が必要」と話しました。
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南信森林管理署の桜が咲き始める
伊那市山寺の南信森林管理署の桜が3日に開花しました。 南信森林管理署には、タカトオコヒガンザクラ6本とコヒガンザクラ4本があり、去年より6日遅れて3日開花しました。 桜は、旧高遠町から譲り受けたものと旧長谷村にあった管理署の木材置き場から移してきたものです。 管理署の職員は「近くを通る時は眺めて春を楽しんでもらいたい」と話していました。 南信森林管理署の桜は、来週いっぱいまで楽しめそうだということです。
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5年ぶり再開の新山保育園で入園式
園児数の減少により平成21年度から休園となっていた伊那市富県の新山保育園で3日、5年ぶりに入園式が行われ、18人の園児達の新しい生活がスタートしました。 晴天に恵まれた3日、園児18人が保護者に手を引かれながら元気よく式に臨みました。 新山保育園は、園児数の減少により平成21年度に休園。平成27年度までに再開できなければ、平成28年度に廃園になることが分かっていました。 新山から保育園をなくしたくないという思いから、住民有志でつくる新山の保育園・小学校を考える会が中心となって保育園再開に向け取り組んできました。 再開条件となっていたのは、定員40人の半数の20人で、2月時点で21人の保育希望者を確保し、再開が決まりました。 田中文代園長は「みんなが来てくれて地域の人は喜んでいます。お散歩したり、トンボを見たり野山を駆け回っていっぱい遊びましょう」と挨拶しました。 式では、全員で富県・新山保育園の歌を歌いました。 新山保育園では、4日から通常保育が始まります。
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田植えシーズン前に種籾の発芽作業
田植えシーズンを前に、箕輪町のJA上伊那水稲育苗施設では、種籾を発芽させるための作業が、連日、行われています。 施設では、4月9日からの播種作業を前に、3月下旬から、連日、種籾を発芽させるための作業が行われています。 籾は、60度ほどで10分間温めて殺菌したあと、1週間水につけます。 それを28度に保たれた部屋に、24時間入れて発芽させます。 発芽させた後は、脱水機にかけて乾燥させ、は種作業を行うまでの間保管します。 こちらの施設では、これまで辰野町、箕輪町の田んぼの苗を作ってきましたが、今年からは宮田村の一部も担当するようになりました。 扱う籾は、袋にして3200袋、およそ13トンで、育苗箱にして7万5千枚ほどになります。 今年も、夏が暑いことが予想されることから、暑い時期の出穂を避けるため、 今年は全体的に作業を1週間ほど遅らせています。 JA上伊那の職員によると田植えのピークは、5月20日前後になるということです。
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競馬必勝詐欺で311万円詐欺被害
伊那市内の50代の男性が、「競馬で勝つことができる」などといわれ、311万円を騙し取られる特殊詐欺被害に合いました。 伊那警察署によりますと、被害に合ったのは、伊那市内に住む50代の男性です。 去年7月下旬に、男性の携帯電話に、競馬必勝情報提供会社を名乗る男から突然電話があり、「競馬に勝つことができる」「会員登録すれば情報を教えることができる」などといわれ、男性は8月上旬に、指定された口座に、2回にわたり、合計およそ311万円を振り込んだものです。 その後、情報提供会社と連絡が取れなくなったことから詐欺被害にあった事に気付き、3日、伊那警察署に届け出ました。 伊那警察署では、ギャンブルの必勝情報は存在せず、「必勝情報を教える」などの儲け話は詐欺なので、警察に相談するよう呼びかけています。
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伊那ローメンズクラブ会長に唐澤正也さん
伊那市上牧の日本料理あすなろの店主、唐澤正也さんが新しい伊那ローメンズクラブの会長に決まりました。 伊那ローメンズクラブの記者会見が3日、伊那市の伊那商工会館で開かれ新役員を発表しました。 3代目の会長を務めるのは、唐澤正也さんです。 唐澤さんの任期は3年となっています。 初代会長で2007年に亡くなった伊藤和弌さんの後を継ぎ2期1年、会長を務めた正木金内衛さんです。 伊那ローメンズクラブは、市内の飲食店28店舗が加盟しています。 今年度は、加盟店舗の拡大や料理講習会などの事業を計画しています。 2日は他に、今月29日に伊那市役所駐車場で開かれる伊那ローメン春まつりの概要について説明がありました。 今年で3回目となるこのイベントでは、今年も信州プロレスや、上伊那出身のアイドルグループパラレル☆ドリームなどによるステージを企画しています。 また、伊那餃子会や伊那ソースかつ丼会などのブースも設けられます。 伊那ローメンズクラブでは、このイベントを定着させ伊那の名物をPRしていきたいとしています。
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絵画教室の作品展「八本の絵筆展」
宮田村を拠点に活動している絵画教室の作品展「八本の絵筆展」が、3日から、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。 伊那、駒ヶ根、箕輪、宮田に住む10人の作品、41点が展示されています。 講師の小木曽章八さんの名前から「八本の絵筆」という会の名前を付けました。 絵画の全国コンクールなどへの出品に挑戦している仲間で、全員の作品を集めて展覧会を開くのは今回が初めてです。 伊那市西箕輪に住む三澤栄さんは、足跡をテーマにした作品を展示しました。目には見えない人の足跡を空想の世界で表現したということです。 箕輪町長岡に住む柴光子さんは、畑でみかけた蝶々をテーマにした作品を展示しました。地球は全ての生き物のためにある事を表現したということです。 八本の絵筆ではそれぞれが自由に題材を選んで制作していて、「一人一人の個性を楽しんで欲しい」と話していました。 八本の絵筆展は、8日(火)まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
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小松実治さん 施設利用者にいちごをプレゼント
伊那市御園で養蜂園を営む小松実治さんは、蜂の巣箱の製作を依頼している市内の障害者社会就労センターに、いちごを贈りました。 3日、小松さんが伊那市山寺の障害者社会就労センターゆめわーくを訪れ、施設利用者にいちごを贈りました。 ゆめわーくでは、小松さんから巣箱の製作の発注を受け、年間3千箱を製造しています。 小松さんは、日ごろの感謝の気持を伝えようと20年以上前から、毎年いちごをプレゼントをしています。 この日は、ゆめわーくを含め市内3施設に170パックが贈られ、利用者が、一人1パックずつ持ち帰ったということです。
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伊那市長選挙 現職白鳥さん政策発表
任期満了に伴う伊那市長選挙に出馬表明している現職の白鳥孝さんは、「13年後のリニア開通を見据えた地域づくりを行っていく」などとする、選挙に向けた政策を発表しました。 白鳥さんは「共有の財産である景観を保全し、人口増加に結び付け、大都市の人たちと対等な立場で物事を考え、私たちや子供たちが地域に誇りを持てるなど、そういった事を展開していく事がリニア中央新幹線の開業に向けての重要な地域づくり」と話し、「誰もが伊那で暮らし続けられる地域にしたい」と抱負を述べました。 具体的な政策としては、移住定住促進として、毎年20人程度の新規就農者の支援や、信州大学の学生が卒業後も伊那で暮らし続けられるような受け皿を作りたいとの考えを示しました。 他には、給食を教育の柱とし、小学1年生からの農業体験の実施や、太陽光発電や小水力発電、ペレットボイラーの普及など新エネルギーの研究、農林業や観光振興をしていきたいとしています。 伊那市長選挙は4月20日告示、27日投開票となっていて、白鳥さんの他に、新人で飲食店経営の有坂ちひろさんが出馬を表明しています。
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箕輪町消防団 新団長 市川一人さん任命
箕輪町消防団の任命式が1日文化センターで行われ市川一人さんが新しい団長に任命されました。 式では最初に平澤豊満町長から市川団長に任命書が手渡されました。 続いて市川団長から、階級が移動する団員58人と新入団員34人に任命書が手渡されました。 市川団長は、「団長となり身の引き締まる思い。安全かつ快適に活動できる環境を作り、団員の出動率を上げていきたい。」と話しました。 団員に対しては「消防団員として緊急出動の義務を忘れず、幹部団員、新入団員とも自覚を持ち活動してほしい。」と訓示しました。 今年度の箕輪町消防団の団員数は定員450人となっています。
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大芝高原 電気自動車用急速充電器設置
南箕輪村は電気自動車をサポートしていこうと大芝高原に上伊那の公共施設では初となる電気自動車用の急速充電器を設置しました。 急速充電器は大芝高原の味工房北側の駐車場に設置され、事業費は約350万円です。 1日は南箕輪村の唐木一直村長や村の関係者が大芝高原でお披露目式を行いました。 急速充電器は2月末現在、上伊那では中央道上下線の駒ヶ根サービスエリアと伊那市内の自動車販売店の3か所に設置されています。 今回設置された急速充電器は80%充電するのに家庭用と比べおよそ7分の1の35分で充電でき220キロ走る事ができるという事です。 南箕輪村によりますと充電器は会員登録すすれば24時間・365日利用可能で一回の充電料金は数百円になる見込みだという事です。 充電器は、1日から利用でき当面は無料で利用できます。
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信越花だより 飯田市大宮通り
お花見シーズン到来を告げる、飯田市大宮通りのソメイヨシノの標準木で1日開花が観測されました。ヒガン桜などでは満開を迎えた桜もあります。 飯田市大宮通りの中部電力前交差点近くにある標準木のソメイヨシノが開花しました。 日本花の会南信支部の寺沢さんがこの桜を見に来ていました。 開花は桜の花が5~6輪以上咲いた状態を指します。 大宮通りの桜は平年より3日早く、去年より6日遅い開花となりました。 満開は、開花から5日から1週間後といわれているため、今週末から来週にかけて見ごろとなりそうです。
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伊那市消防団 方面隊長を任命
伊那市消防団の新年度がスタートしました。 今後想定される大規模災害に備え、1日は伊那市のいなっせで新たに3人の方面隊長が任命されました。 この日は、伊那市消防団の三沢俊明団長が、今年度新たに設置された方面隊の隊長、3人を任命しました。 初代方面隊長に任命されたのは、西部方面隊長の日下部良也さん。 中部方面隊長の中村定夫さん。 東部方面隊長の北原政一さん。 3人は副団長も兼務します。 西部は天竜川西側エリア、中部は天竜川東側で、旧伊那市エリア、東部は高遠町と長谷エリアです。 これまでは、市内の全てを団長が指揮していましたが、対応に時間がかかってしまうことがあったといいます。 今後予想されている大規模災害が発生した時に、素早い対応や連携が取れるように方面隊が設置されました。 三沢団長は、「火災などの消火活動だけでなく、自然災害での活躍を期待します」と訓示しました。 白鳥孝市長は、「皆さんには昼夜を問わず活動いただき感謝しています。 年々地域住民の期待も大きくなりますが頑張ってください」と活躍に期待していました。
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伊那公園桜愛護会の七色弁当
ザザムシや蜂の子、熊肉などといった、伊那谷特有の食を盛り込んだ伊那公園桜愛護会の七色弁当が、13日(日)に伊那公園で販売されます。 2日は、その試食会が伊那市の伊那商工会館で開かれました。 試食は伊那商工会議所の川上健夫会頭や伊藤正専務理事など6人が行いました。 七色弁当には猪肉を煮込んだ物、熊肉の甘味噌あえ、鹿肉の唐揚げ、鹿肉入りのローメン、蜂の子ご飯、イナゴとザザムシの佃煮、寒ぶなの甘露煮が入っています。 全て伊那谷で採れた物で、愛護会会員が調達し調理まで行いました。 伊那公園桜愛護会の七色弁当の販売は4年目で、今年は見た目の楽しさと味のバリエーションを広げようと新たに寒ぶなとオオスズメバチを加えました。 愛護会では、「今年の弁当は理想の形に出来上がった。食べていただき、伊那谷を感じて欲しい」と話していました。 伊那公園七色弁当は、限定150食で13日(日)、午前11時30分から、1つ1,500円で販売されます。
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新人有坂ちひろ氏 市長選立候補表明
任期満了に伴う伊那市長選に無所属で新人の有坂ちひろさんが、立候補することを1日表明しました。 市長選には現職の白鳥孝さんがすでに出馬を表明していて選挙戦となる見通しです。 1日、伊那市役所で開かれた記者会見で出馬表明した有坂さんは上伊那医療生協や民主商工会で働いた経験を市政に活かしたいと決意を述べました。 有坂さんは「伊那市が選挙をしないまま市長選を迎えてしまっていいのかという思いがしました。日常生活をしている一般の方の切実な声を市政に活かしたいと思い決意するに至りました。 医療と介護の充実を図り県下一の福祉の街と言われていた伊那市を復活させ安心して暮らせる伊那市を目指したい」と抱負を述べました。 有坂さんは昭和49年生まれの39歳。 千葉県松戸市出身で松戸東高校から帝京大学に進み、平成11年に上伊那医療生協に入所。 現在は伊那市西箕輪の飲食店カフェ&カイロ有報堂の共同代表のほか、上伊那民主商工会副会長を務めています。 上伊那医療生協や民主商工会などで組織し有坂さんを推す市民団体、「のぞみ・未来伊那(みらいな)プロジェクト」は6日午後6時30分から伊那市のいなっせで総決起集会を開くことにしています。 市長選には現職の白鳥孝さんが出馬を表明していて選挙戦となる見通しです。 市長選は20日告示、27日投開票の日程で行われます。
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大根田未來さん 初めての作品展
この春伊那市の伊那小学校を卒業した大根田未來さんは、小学校生活などで制作した手芸やビーズ作品などを並べた展示会を1日から伊那図書館で開いています。 大根田未來さん12歳です。 大根田さんは、小さい頃からビーズを使って作品を作ったりすることが好きで、今でも様々な作品を作っています。 今回初めてとなる作品展では、小学校生活や自宅で作った作品170点が並べられています。 保育園時代に初めて作ったビーズ作品や小学校の時の総合学習で飼っていた羊の毛を使ってつくったマフラーなどもあります。 大根田さんが今夢中になっているのが消しゴムに下絵を書きカッターなどで削って作る消しゴムハンコです。 これは、去年図書館で行われた講座で教えてもらったのがきっかけで、今回の展示にも多く飾られています。 大根田未來さんの作品展は3日まで伊那図書館で開かれています
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高遠城址公園 公園開き
天下第一の桜として知られる伊那市高遠町の高遠城址公園で1日、公園開きが行われさくら祭りがはじまりました。 伊那市では開花を10日、満開を14日と予想しています。 1日は、公園内の桜雲橋前で神事が行われ、今シーズンの無事を祈りました。 式では高遠町内の保育園児が桜雲橋前で元気に歌を披露しました。 その後、伊那市観光協会会長の白鳥孝市長らと手をつないで橋を渡り問屋門の開門を宣言しました。 公園内には、およそ1500本のタカトオコヒガンザクラが植えられています。 ここ数日の暖かさで蕾も膨らみはじめました。 高遠城址公園の桜などを管理する稲辺謙次郎さです。 稲辺さんは、「今年の大雪で水分が木に十分いきわたった事で花の色が濃く、数も多いのでは」と期待しています。 1日は、市内の製造業が集まって取り組んでいるご当地お土産プロジェクトのメンバーが桜保護などに役立ててもらおうとさくらコマの売上金の一部2万円を伊那市に寄付しました。 桜の開花は10日、見ごろは14日と予想されていて、30日までのさくら祭り期間中さくら茶のサービスや高遠囃子の巡行、篠笛の演奏などが計画されています。 また、伊那市は1日からスマートフォン用のアプリ高遠さくらナビすいすイーナの提供を始めました。 アプリは無料でダウンロードが出来ます。 高遠城址公園までの渋滞情報や観光スポット、飲食店の情報などを見ることが出来ます。 伊那市では「多くの観光客の方に利用して欲しい」と話していました。
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西町区が憩いの森づくり
伊那市の西町区は、区有林を憩いの森として整備しようと3年前から活動しています。 3月23日には、春日神社のある御射山と文化会館南側のうぐいす洞など3か所で整備作業をしました。 うぐいす洞では、今年初めてきのこの駒うちをしました。 区の理事者や区会議員など40人が参加し、1メートルの長さに切ったコナラに穴をあけ、なめこ25本、しいたけ75本、あわせて100本に駒を打ち込みました。 来年春には、きのこが出るということです。 3年前から整備に携わっている山岡彬秀さんは、「西町は街の中に林がある区。区民が憩える環境を残していきたい」と話していました。