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生協総合ケアセンターいな7月1日オープン
上伊那医療生活協同組合が運営する地域総合支援拠点施設「生協総合ケアセンターいな」が、7月1日にオープンします。 施設は、伊那市狐島の天竜川沿いに建設されました。 鉄骨造りの3階建てで、延べ床面積はおよそ2,500平方メートル、総事業費はおよそ6億5,000万円となっています。 1階にはデイサービスセンターと小規模多機能型居宅介護施設が、2階にはリハビリサポート施設と訪問サービスに関する事務所などが入り、3階は認知症の高齢者を対象にしたグループホームとなっています。 室内は全てバリアフリーで、家具や照明など自宅と同じような生活ができるような空間づくりを心掛けたということです。 上伊那医療生活協同組合では、「自分らしく心地よく」を基本理念に上伊那地域で病院や老人福祉施設などを運営していて、生協総合ケアセンターいなで16施設となります。 生協総合ケアセンターいなでは現在利用者を募集していて、25日は午前10時から午後1時まで一般公開が行われます。
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酒・食・福祉のコラボ アジWAい~な
上伊那の酒と食、福祉のコラボ企画「アジWAい~な」が28日伊那市のいなっせ北側広場で開かれました。 このイベントは、伊那の酒と食をPRし、福祉についても知ってもらおうと伊那商工会議所青年部が初めて開きました。 「福祉」のコーナーでは南信の3つの福祉施設が出店し商品を販売しました。 「食」のコーナーでは、鹿と馬の肉を使った、鉄板焼きとトマト煮込みがふるまわれました。 「酒」のコーナーでは、上伊那の8つの酒造メーカーなどが出店し、利き酒大会が開かれました。 23種類の中から正解を当てるというものです。 参加者は、酒の香りや味を吟味していました。 利き酒大会の参加費の一部は東日本大震災の義援金として寄付されるということです。
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田畑半沢川ほたる祭り
南箕輪村田畑の半沢川では、25日まで、ほたる祭りが行われています。 半沢川周辺では、ゲンジボタルの柔らかな光が暗闇の中で光っていました。 住民有志でつくる「田畑半沢を愛する会」のメンバーおよそ50人は、21年前から草取りやホタルの餌となるカワニナの採取など環境整備に取り組んでいます。 ほたる祭り期間中は、手づくりの行燈50基を設置している他、交通誘導や会員の敷地を駐車場として無料で開放しています。 23日夜は、村内外から家族連れなどが訪れていました。 メンバーらは「毎年楽しみにしているという声を多く聞く。地域の人の交流の場にもなっているので楽しいです」と話していました。 ほたる祭りは25日までですが、来週以降も楽しめるということです。
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竹澤長衛偲び300人が献花
南アルプス開拓の父竹澤長衛の功績を称える第56回長衛祭が28日、北沢峠で行われ、登山者などおよそ300人が長衛を偲び献花しました。 標高およそ2千mの位置にある長衛小屋の前には、長衛を偲んでレリーフが飾られています。 長衛祭には、伊那市や山梨県南アルプス市の関係者の他、登山者など去年より50人ほど多い300人が訪れました。 長衛は、明治22年に長谷戸台に生まれ、山の案内人を始め多くの登山道を拓き、山小屋の建設や案内板の設置など南アルプスの開発に尽力しました。 長衛祭は、その功績を讃えようと毎年開かれていて、今年で56回目になります。 大会長の白鳥孝市長は「自然と人との共存という永遠のテーマに向かって最大限の努力をしていきたい」と話していました。 長衛祭では、登山道や高山植物の保護を目的に、ストックキャップを着用することを参加者に義務付けました。
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死亡事故ゼロ最長記録更新 269日に
過去50年間の伊那市・箕輪町・南箕輪村の交通死亡事故ゼロの最長記録は268日でしたが、27日、最長記録を更新し、269日を達成しました。 伊那交通安全協会によりますと、伊那市、箕輪町、南箕輪村で、過去50年間の死亡事故ゼロの最長記録をきのう更新し、269日を達成しました。 平成25年10月1日に、伊那市西春近で発生した事故で76歳の女性が死亡して以来、交通死亡事故の発生はありません。 なお、これまでの過去最長記録は、平成18年12月17日から、平成19年9月10日までの268日でした。 伊那交通安全協会では、各種会合や、講習会で、交通死亡事故ゼロの継続を訴えていくとしています。
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氣賀澤さんコロンビアに派遣
伊那市美原出身の氣賀澤誠さんは、青年海外協力隊員として、7月1日から、南米のコロンビアに派遣されます。 24日は、氣賀澤さんと駒ヶ根青年海外協力隊訓練所の瀧沢浩一さんが市役所を訪れ、白鳥孝市長に出発の挨拶をしました。 氣賀澤さんは、伊那市美原出身の30歳、5年前の平成21年から2年間、マーシャル諸島での派遣経験があります。 中学生の時、美術の先生が派遣されたことがきっかけで、協力隊を身近に感じていたということです。 今回は、コロンビアの子どもたちの学力が低下していると聞き、派遣を決意したということです。 白鳥市長は「将来がある、子どもたちのために、指導してきて下さい」と激励しました。 氣賀澤さんの任期は2年間で、現地では、学校教育の算数指導者の支援に携わります。
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災害危険か所をパトロール
伊那市と伊那建設事務所は、6月の土砂災害防止月間にあわせて市内の災害危険箇所のパトロールを27日行いました。 パトロールには、伊那市や伊那建設事務所、消防、警察などから20人が参加しました。 西箕輪や平沢、西町、荒井、西春近の竜西地域7箇所をまわりました。 このうち、土砂災害警戒区域に指定されている羽広地区では、伊那市の担当者が地図を示しながら危険性や避難体制について参加者に説明しました。 避難所に指定されている羽広公民館は、土砂災害警戒区域内にあり、豪雨などによる土石流や地すべりのおそれがある場合は、避難所とせずに西箕輪中を避難所にするとしています。 参加者からは、災害により避難所としての使用方法を切り分ける必要性があるなどとする指摘もありました。 白鳥孝市長は、「都会ではヒョウが積もり、集中豪雨で潅水するなど考えられない天候が続いている。予想がつかない自然災害に対し、つぶさに点検して指摘をお願いしたい」と参加者によびかけていました。 このパトロールは、年に2回行われていて、次回は、台風シーズンにあわせて9月頃行なわれる予定です。
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伊那市スポーツ少年団 ミニバス・剣道 熱戦
伊那市スポーツ少年団選手権大会が22日、東春近小学校体育館などで行われました。 大会ではミニバスケットボールと剣道の2種目が行われました。 このうち東春近小学校体育館で行われたミニバスケットボールには男子6チーム、女子5チームが出場し、熱戦を繰り広げていました。 結果は男子の優勝がイナ・イーストA、女子の優勝が伊那ダイヤモンドツインズとなっています。 剣道は西春近南小学校体育館で学年別の個人戦と団体戦が行われました。 このうち団体戦には4チームが出場し伊那北スポーツ少年団が優勝しています。 他に予定されていた、軟式野球は雨のため順延で9月に行われるということです。
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献血に貢献 伊那食品工業が表彰
上伊那郡市献血推進対策協議会の総会が南箕輪村役場で開かれ、献血に貢献した伊那食品工業が表彰されました。 総会では、安全な血液製剤の供給体制の構築に尽力することの確認などが行われ、献血に貢献した事業所が表彰されました。 このうち、伊那食品工業株式会社が長野県献血推進協議会長表彰を受賞しました。 伊那食品工業は、昭和54年から30年以上にわたり組織的に献血に協力してきたことが評価されました。 伊那食品工業の小口知彦取締役管理本部長は、「地域のために協力できて嬉しい。これからも献血の輪の拡大に協力していきたい」と話していました。 平成25年度、管内の献血者数は4,490人で、目標に対しの116.6%でした。 地域別では、伊那市が1,203人で目標値に対し120・3%、箕輪町が638人で111%、南箕輪村が567人で113.4%でした。 協議会では、「若年層の献血離れが激しい。イベントなどで献血を呼びかけたい」としています。
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みはらしファーム ダチョウの卵を園児にプレゼント
伊那市西箕輪のみはらしファームは、地元の保育園児に27日、ダチョウの卵をプレゼントしました。 この日は、みはらしファームの有賀政美さんが西箕輪保育園を訪れ、ダチョウの卵18個を贈りました。 卵は、みはらしファームのダチョウ牧場でとれたもので、重さは1キロ以上あり、ニワトリの卵の25個分だということです。 みはらしファームでは、地元の子ども達に動物を通じて自然に触れ合ってもらおうと、今回初めて卵を贈りました。 西箕輪保育園では、来月3日にダチョウの卵を使ってホットケーキと目玉焼きを作り、ニワトリやうずらの卵との違いを比べる予定です。
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5月有効求人倍率 0.86倍 3か月連続の低下
上伊那の5月の月間有効求人倍率は0.86倍で4月から0.04ポイント下回りました。 全国の有効求人倍率は1.09倍で、1992年6月以来、21年11か月ぶりの水準に回復しています。 ハローワーク伊那によりますと、5月の月間有効求人倍率は、4月を0.04ポイント下回る0.86倍でした。 求人倍率が0.86倍まで下がったのは去年9月以来、8か月ぶりです。 新規求人数は前の年の同じ月を3.7%上回る1,175人でした。 新規求職者数は、前の年の同じ月を15.2%下回る795人でした。 ハローワーク伊那によりますと、求人倍率が低下した主な要因は、求職者数が増えたのに対して求人数があまり増えなかったためだということです。 ハローワーク伊那では雇用情勢について、「依然厳しい」として、前の月から下方修正しました。 また、全国の有効求人倍率は1.09倍で、バブル経済崩壊後の1992年6月以来、21年11か月ぶりの水準に回復しました。
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メディカルシミュレーションセンター本格運用開始
特殊な機器を使って若い医師などが訓練する伊那中央病院のメディカルシミュレーションセンターが、27日から本格的な運用を始めました。 県内で導入されるのは初という内視鏡検査シミュレーターです。 実際の人体データから得た3次元のコンピューターイメージを使い、手触り感などの現実感を備えた内視鏡検査のトレーニングを行う機器です。 組織の変形など生体反応をリアルに表現しています。 シミュレーションセンターは、①心肺蘇生エリア②内視鏡手術・検査・超音波検査エリア③脳・心臓血管内手術エリア④診療・看護基本エリアに分かれていて、あわせて40の機器が配置されています。 さらに、シミュレーション演習は、ライブで見たり、録画することができるようになっていて、演習の振り返りや教育材料としても活用できます。 病院を運営する伊那中央行政組合組合長の白鳥孝伊那市長は、「若い医師や地域医療従事者の研修の拠点として、中心的な役割を担う施設」とあいさつしました。 伊那中央病院メディカルシミュレーションセンターは、県の地域医療再生基金を活用し、1億4,000万円をかけ病院南側に整備されました。
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食と福祉と青年部のコラボイベント 28日開催
那商工会議所青年部と飲食店、福祉施設によるコラボ企画「アジ WA い~な」が28日に伊那市のいなっせ北側広場で初めて開催されます。 17日は伊那市の伊那商工会館でイベントについての記者会見が開かれました。 この催しは、上伊那の自慢の酒や食べ物、福祉施設の製品などを訪れた人達にピアールすると共に、参加した企業や団体の連携をつくるきっかけにしようと初めて企画されました。 イベントは28日 いなっせ北側広場で開かれ、会場では伊那市と箕輪町の福祉施設で作った野菜や革製品の販売が行われる計画です。 また、参加費1500円、定員200名限定で上伊那酒蔵など11社の日本酒の飲み比べできる他、青年部オリジナルのジビエ料理などが提供される予定です。 会見では恒例のどろんこサッカー全国大会どろカップの開催概要が発表されました。 開催日は8月30日で会場は去年と同じ伊那市役所近くの休耕田でひらかれる計画です。 申込み方法やイベントの詳細については大会ホームページに掲載されています。
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8月29日にシンポジウム「井月と放浪の俳人たち」
今年も伊那市で開催される千両千両井月さんまつりに合わせ、井上井月顕彰会は、8月29日に特別企画のシンポジウム「井月と放浪の俳人たち」を企画しました。 26日、井上井月顕彰会が記者会見を開き、シンポジウムの概要を説明しました。 シンポジウムのテーマは「井月と放浪の俳人たち」です。 松尾芭蕉の弟子で、芭蕉の詠んだ句を念仏にして全国を行脚した広瀬惟然の研究家、沢木美子さんや、静岡県出身の俳人、石寒太さん、井月と交流のあった俳人の研究家、今泉恂之介さんなどが参加します。 シンポジウム「井月と放浪の俳人たち」は8月29日午後2時から、伊那市のいなっせで開かれます。 また、午後6時からの、二代目高橋竹山による津軽三味線と民謡公演では、広瀬惟然が芭蕉の句を念仏にした「風羅念仏」が披露されることになっています。
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伊那市境に「立葵」咲く
伊那市境で、立葵が黄色い花を咲かせていました。 上の方まで花をつける頃、梅雨が明ける時期になるということです。
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箕輪町で戦没者慰霊祭
戦争で亡くなった人たちの霊を慰める戦没者慰霊祭が、26日、箕輪町文化センターで行われました。 戦没者慰霊祭は、箕輪町社会福祉協議会と箕輪町が毎年この時期に行っています。 箕輪町では、明治時代の西南戦争から日清・日露、太平洋戦争などで602人が犠牲となっています。 26日は、町関係者や遺族会など約110人が参列し、花を手向け冥福を祈っていました。 の平和を推進する事が私たちの責務」と式辞を述べました。 箕輪町遺族会の柴宮勇一会長は謝辞で「戦後69年が過ぎようとしている今、不戦の誓いを新たにするためにも慰霊祭には大きな意味がある」と話していました。
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第11回瑞雲墨志会展
上下伊那の水墨画愛好者で組織する瑞雲墨志会の11回目の作品展が、今日から、伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。 会場には、58人の会員の中から出品された作品77点が展示されています。 今回は、近作や自信作などを出品しました。 瑞雲墨志会は、3年前になくなった下平瑞雲(ずいうん)さんに指導を受けた愛好者の集まりです。 下平さんは、「雪景色に勝るものはない」として、濃淡とぼかしを使った古典的な技法を指導してきました。 下平さん亡きあとは、増田 瑞雪(ずいせつ)さんを指導者に、活動を続けています。 現在、上伊那に7つの教室があり、それぞれ月に2回活動しています。 古典的な技法を重んじますが、作風は、描きたいものを描いていて、テーマは様々です。 金井 健(つよし)代表は、「白と黒の調和、構図などを見てほしい」と話していました。 この展示会は、来月3日(木)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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江副さん江口さん二人の熔壌ガラス展
ガラス工芸の第一人者、江副 行昭さんと、その継承者、江口 智子さんのガラス展が、伊那市坂下のはら美術で始まりました。 江副さんが考案した、熔壌ガラスです。 土を高温で溶かしてつくるもので、土壌に含まれる金属が、その土特有の文様を描き、神秘的な光を放ちます。 江副さんは、佐賀県に生まれ、金属が豊富に含まれる土壌を探して高遠に工房を構え、長谷を拠点に作品作りを行っています。 その熔壌ガラスの唯一の伝承者が、江口(えぐち) 智子(ともこ)さんです。 はら美術で江副さんが作品展を開くのは、5回目で、江口さんとの二人展は、4年ぶりです。 今回は、江副さんが150点、江口さんが100点を出品しています。 今回江副さんは、真言宗の改組・空海が修行の場として開いた高野山の土を使って焼いた新作を出品しました。 特別な許可を得て高野山の5か所から土を取り、焼いたところ、採取した場所により、色や文様が異なる作品が出来上がったということです。 江口さんの熔壌ガラスは、デザインがあしらわれています。 江副さんに師事して34年になります。 熔壌ガラス以外の技法でつくられた、グラスや皿などの小物も並びます。 江副さんと江口さんのガラス展は、来月1日まで、伊那市坂下のはら美術で開かれています。
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天竜川で水防救助訓練
集中豪雨や台風などの水難事故の発生が懸念される時期を迎え、伊那消防署は、天竜川で救助訓練を行いました。 26日は、天竜川に流された人にロープを投げ込むなどして救助する訓練が行われました。 近年、ゲリラ豪雨や台風などによる水難事故が増加傾向にある中、伊那消防署では、3年前から天竜川での訓練を始めました。 今年度の訓練は今日が初めてです。 流れた人がつかめるようにロープを投げ、つかんだ事が確認できると川 岸に引き寄せていました。 ロープは袋の中に入っていて、投げると簡単に伸ばすことができます。 水に入らず救助するのが第一ということですが、人員が確保できていたり、流された人の意識がなかったりした場合は、川に入って救助します。 署員は、助けた人を抱えるようにして川岸まで運んでいました。 伊那消防署では、全ての署員が訓練できるように5回に分けて今後も訓練を実施する予定です。
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傷害容疑 16歳少年逮捕
伊那警察署は伊那市の16歳の土木作業員の少年を傷害の疑いで25日逮捕しました。 伊那警察署の発表によりますと逮捕されたのは伊那市の土木作業員の16歳の少年です。 少年は、今月11日に伊那市内で17歳の男子高校生の顔を殴るなどし全治2週間のケガを負わせた疑いが持たれています。 伊那署では、関係者からの届け出を受け捜査し25日午前6時半に土木作業員の少年を逮捕しました。 調べに対し少年は、容疑を認めているという事です。
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W杯 伊那でも早朝から声援
サッカーワールドカップ日本代表の1次リーグ突破を願い25日伊那市内の飲食店では早朝からファンが選手たちに声援をおくりました。 日本対コロンビア戦は日本時間の午前5時に始まりました。 春日町のBAR―7カフェでは、試合にあわせ早朝から店をあけました。 店内では20人余りが集まりスクリーンに映し出される試合を観戦し選手達に声援を送っていました。 日本代表が予選を突破するには、この試合に勝つ事が絶対条件でした。 日本のチャンスでは、集まった客たちが得点を願いスクリーンに向かい手を伸ばしていました。 試合は前半コロンビアが先制しましたが、前半終了間際に日本が同点ゴールを挙げると店内は盛り上がっていました。 後半に入りコロンビアが2点目、3点目となる追加点を挙げると店内は大きなため息に包まれていました。 6時半過ぎには、試合の行方が気になる中、会社へと向かう人の姿も見られました。 試合は4対1で日本が敗れ、1次リーグ敗退となりました。
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村長杯 ゲートボール大会
南箕輪村ゲートボール連盟は村長杯をかけた大会を25日、大芝高原屋内運動場で開きました。 今年の大会には、新たに初心者の合同チームが加わり、全7チーム、およそ40人が参加しました。 南箕輪村ゲートボール連盟は区ごとに6つのクラブがあり、交流や健康づくりを目的に週に2回練習をしています。 ルールは、1チーム5人で30分の制限時間内に、順番にボールを打ち、ゲートを通すことで、得点が入ります。 参加者は、慎重に狙いを定めボールを打っていました。 参加者のひとりは、「ゲートボールは家族でできるスポーツ、親子3世代での参加者が増えれば」と話していました。 大会の結果、優勝は久保A、2位は田畑、3位は久保Bでした。
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伊那中央病院に病理診断科新設
伊那中央病院は7月1日から人体から採取した細胞などから病気を診断する、病理診断科を新設します。 25日、伊那市役所で開かれた伊那中央行政組合議会6月臨時会で組合側から提出され、可決されました。 病理診断科は、病気の治療方針を決めるため、採取した細胞などを顕微鏡で検査する最終機関です。 これまでも病理診断医はいましたが、法の改正により、病理診断科を設置することが必要になりました。 また、伊那中央行政組合議会全員協議会も開かれ、平成25年度の決算見込みが報告されました。 平成25年度の支出は103億2,200万円、収入が106億9,000万円で、3億6,800万円の黒字となっています。 伊那中央病院は、平成21年度から5年連続の黒字となる見通しです。 また、現在も不足することのある駐車場が、北棟の建設でさらに不足する見通しで、ドクターヘリのヘリポート、南北に1万平方メートルの用地を駐車場として取得する計画が示されました。
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第17回 日本墨絵展
上下伊那の水墨画を描いている人たちでつくる日本墨絵会の第17回日本墨絵展が、伊那市の伊那文化会館で開かれています。 会場には、会員の作品71点が並んでいます。 作品展は、1年に1回作品の発表の場として開かれています。 今年は、サイズが30号以上の大きな作品に挑戦した会員が多いということです。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、伊那市長賞に伊那市美篶の栗田絢子さんの作品「春近し」と、 日本墨絵会大賞に伊那市長谷非持の中山玉峰さんの作品「乗鞍淨晨」が選ばれました。 ある会員は、「年に1回の作品展なので多くの人に見てもらい、水墨画に興味を持ってもらいたい」と話していました。 第17回日本墨絵展は、29日(日)まで伊那文化会館で開かれています。
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伊那市 難病患者福祉金見直しへ
伊那市は難病患者などに対し毎年6万円支給をしている福祉金の見直しについて伊那市医療政策審議会に諮問しました。 24日は伊那市役所で審議会が開かれ白鳥孝市長から福祉金を年額6万円から1万円に見直す案について諮問されました。 市では昭和52年度から独自事業として国や県が難病に指定する58疾患の患者などに対し年額6万円の福祉金を支給しています。 難病患者に対して国は、障害福祉サービス充実をはかるなどの制度改正の動きがあります。 また県内で同様な事業を行っている12市の支給状況は年額5千円から1万5千円です。 市では、これらの状況をふまえ平成27年度から福祉金の支給を現行の6万円から1万に見直したいとしています。 白鳥市長は「答申内容を参考に来年度以降の予算編成、早期周知を行っていきたい」と話していました。 審議会では8月までの答申を目指します。
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中学校登山 消防署職員同行へ
中学校が行う集団登山の安全確保に向け、伊那市教育委員会は今年度から消防署職員を同行させます。 これは25日伊那市役所で開かれた定例記者会見の中で白鳥孝市長が話をしたものです。 市内の中学校では、毎年7月から8月にかけ、学校毎に中央アルプスの西駒ヶ岳か南アルプスの仙丈ヶ岳で集団登山を行っています。 市教委では、生徒の病気やケガの対処、また防災ヘリの出動が必要な事態に備え、消防署職員を同行させることにしました。 今年度は、市内6つの中学校と南箕輪中学校の集団登山に伊那消防署か高遠消防署の職員1人が同行する予定です。 白鳥市長は、「登山に備え、学校では、事前のトレーニングや、医師に同行させる場合もある。消防署職員が同行する事でより、安全確保につなげていきたい」と話していました。
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上伊那8蔵の酒をお中元に
上伊那の酒販店でつくる伊那小売酒販組合は、上伊那8蔵の日本酒を集めたお中元用のギフトセットを販売します。 これは、地元の酒を県内外の人たちに楽しんでもらおうと初めて企画したものです。 24日は伊那市内で酒類販売業者活性化研修会が開かれ伊那小売酒販組合の役員20人が参加しギフトセットも名前などを決めました。 名前は「伊那谷8蔵飲みくらべ」に決まりました。 上伊那8蔵の300ml入りの日本酒がセットで3850円となっています。 お中元用のセットは、7月から伊那小売酒販組合の加盟店で予約注文を受け付けます。 組合では、上伊那の珍味とあわせたセットも今後検討していきたいとしています。
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思沢川でホタル乱舞
伊那市御園の思沢川では今年も数多くのホタルが舞い訪れた人たちを楽しませています。 地区住民でつくる思沢川に蛍を育てる会が、エサとなるカワニナを放ちホタルを育てる活動を行っています。 夜になると、会のメンバーが竹で作った手作りの灯篭に火が灯されます。 この一帯は街灯もなく夜は闇に包まれます。 このような場所が残っているのは珍しく、貴重な自然を守っていこうとホタルを育てる活動が始まったということです。 今年は、6月15日頃から舞いはじめ、今では300匹ほどが見られるということです。 6月いっぱいホタルを楽しめるということで会では、「多くの方に足を運んで欲しい」と話していました。
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東春近に太陽光発電施設 竣工
太陽光発電事業などを行っている飯田市のかぶちゃんメガソーラ―株式会社は、伊那市東春近の太陽光発電施設の竣工式を24日、現地で行いました。 この会社は松本市から飯田市までの県内12か所で太陽光発電事業を展開しています。 市内では、東春近の2か所に太陽光発電施設をつくりました。 24日は、東原工業団地内にある施設で竣工式が行われ、市や関係者20人が出席しました。 東原の総面積はおよそ1万2千平方メートルで太陽光パネルは3360枚設置されています。 1日平均の発電量は約3200kwhです。 去年の12月から稼働していて6月15日までの累積発電量はおよそ59万1600kwhだということです。 東春近木裏原に整備した太陽光発電は6月6日から発電が始まりました。 1752枚のパネルが設置されています。 ここで発電したものは中部電力に売電されます。 かぶちゃんメガソーラー株式会社では今後、高遠町上山田と美篶で太陽光発電事業に着手することになっています。
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コンデンサー不正カルテルで立ち入り検査
電子部品コンデンサーの販売で不正なカルテルを結んでいた疑いが強まったとして公正取引委員会は24日、独占禁止法違反の疑いで伊那市西箕輪のルビコン株式会社などを立ち入り検査しました。 公正取引委員会によりますと立ち入り検査を受けたのはルビコンなどコンデンサーメーカーおよそ10社です。 各社は家電やパソコンなどに使われる電子部品コンデンサーの販売価格について不正なカルテルを結び決めていた疑いがあるということです。 立入検査についてルビコンは「公正取引委員会の検査に全面的に協力する」とコメントしています。