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新年度スタート KOA㈱34人入社
新年度がスタートした4月1日、上伊那の企業では入社式が行われ、新入社員が社会人としての一歩を踏み出しました。 このうち、KOA株式会社は、本社がある箕輪町木下のパインパークで入社式を行いました。 今年入社したのは、男性27人、女性7人の、合わせて34人です。 式で、花形忠男社長は「してもらう幸せ・できるようになる幸せ・してあげる幸せの3つを大切に、一緒に会社の未来を創っていきましょう」と話しました。 向山孝一会長は「失敗を恐れずに、社員としての責任と義務を常に心がけて第一歩を踏み出してください」と話しました。 新入社員は、「明るく元気に頑張ります」「地域に貢献できる社会人になりたい」などと1人ずつ決意表明をしました。 新入社員は、15日まで研修を行い、実習を経て6月1日から正式に勤務先に配属されることになっています。
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伊那市地域おこし協力隊・集落支援員 委嘱
地方自治体などの行政機関でも新年度がスタートしました。 このうち、伊那市では、県外からの住民を受け入れ、地域に住みながら自然や文化の魅力を発信してもらう「地域おこし協力隊」とその支援をする「集落支援員」の委嘱式が1日、市役所で行われました。 今年度、地域おこし協力隊に委嘱されたのは、 マウンテンバイクトレイル・プロジェクト担当の東松将也さん(愛知県安城市から) 里山アテンダント担当の小渕幸輝さん(神奈川県川崎市から) いきいきタウン・プロデュース担当の齋藤俊介さん(東京都練馬区から)の3人と、 地域おこし協力隊をサポートする集落支援員の水口航さん(静岡県伊豆市から)です。 地域おこし協力隊は、伊那市への移住定住を促進し、地域力の維持・強化、活性化を図るために与えられた任務に沿って活動します。 今年1月から2月に全国から募集したところ、21人の応募があり、その中から3人が決まりました。 3人は、伊那市に住みながら地域おこしのために活動してもらうということです。 集落支援員の水口さんは3人の移住や地域の活性化をサポートする役割を担います。 4人の任期は1年で、最長3年まで延長することができます。 なお、地域おこし協力隊の就農担当はこれまでに決定しておらず、引き続き公募をしていくということです。
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平澤真希さんのCDが「特選」
伊那市出身のピアニスト平澤真希さんのCDオマージュ・ア・ショパンがクラッシック音楽専門誌「レコード芸術」の4月号で特選に選ばれました。 平澤さんは伊那市出身で伊那北高校卒業後、東京音楽大学に進学。 その才能を認められポーランドのショパン音楽大学に特待生として留学し演奏活動を続けてきました。 レコード芸術は音楽論評の権威者が執筆にあたっていて国内のクラッシク音楽批評では最も信頼のおけるものといわれています。 器楽曲や交響曲など部門別に批評が行われ、平澤さんのCDは器楽曲の部門で最高賞の特選に選ばれました。 CDは2月19日に発売されショパンのほかオリジナル作品も収録されています。 今回のCDはこれまでの活動の集大成と位置づけられていて、平澤さんは特選受賞を喜んでいます。 平澤さんは現在国内を中心に音楽活動をしていて、今後はオリジナル曲の制作にも力を入れていきたいと話しています。
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増税前に駆け込み給油
消費税増税の前日となる31日は家計の負担を少しでも減らそうとガソリンスタンドで駆け込み給油の列ができていました。 箕輪町のセルフ方式のガソリンスタンドでは給油待ちの車が列をつくりスタッフが車の誘導にあたっていました。 ここでは6台の車が一度に給油できますが、車は道路にまで並んでいました。 ガソリンは消費税増税に加え、地球温暖化対策税も上乗せされるダブル増税で1リットル当たりおよそ5円の値上げとなります。 31日は消費税増税を前にガソリンスタンドのほかホームセンターなどにも多くの人が訪れまとめ買いをする人の姿が見られました。
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JA上伊那で入組式
JA上伊那の新規採用職員入組式が31日、JA上伊那本所で行われ式に臨んだ13人が社会人としての1歩を踏み出しました。 一般企業の入社式にあたる入組式が31日一足早く行われました。 新しく採用されたのは、地域別で上伊那出身者が11人、下伊那が1人、唯一県外で沖縄県出身者が1人の男女合わせて13人です。 式では新規職員が声を合わせJA綱領を唱和しました。 御子柴茂樹組合長は「JAは利益目的ではなく組合員の支援を主にしています。農業を支え1人前の社会人としての誇りをもってください。」と呼びかけました。 新規採用職員を代表して城倉淳基さんが「農協が組合員と地域の願いを実現するための組織であることを理解し農業の発展、上伊那の活性化のために力を尽くせるよう努力してまいります。」誓いの言葉を述べました。 沖縄出身の福濱由美子さんは大学時代に農業を学び旅行で訪れた伊那地域での就職を決めました。 新しい職員は31日までに2週間ほど研修を受けていて、あすから配属された部署での勤務が始まります。
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年度末 退職辞令交付
年度末を迎え各市町村などでは31日付けで退職する職員に辞令が交付されました。 このうち伊那市では27人に人事通知書と感謝状などが一人一人に手渡されました。 退職者の内訳は、定年退職が13人、早期退職者が14人で20年以上勤めた職員は26人となっています。 白鳥市長は「市民のために人生の大半を捧げたことに感謝します。立場は違ってもこれまでの経験を地域で発揮してください。」とねぎらいの言葉を送りました。 退職者を代表して水道部の唐木好美部長が「6年後にはオリンピック、13年後にはリニアが開通し伊那谷が大きく変革を遂げようとしています。私たちも微力ながらお手伝いさせていただければありがたい。」とあいさつしました。 なお箕輪町では5人、南箕輪村では4人が退職となっています。
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村議会が住民の要望提出
南箕輪村議会は先月6日の住民との懇談会、「議会と語る会」で住民から出された意見を要望書にまとめ、31日、唐木一直村長に提出しました。 村長部局関係が8件、教育委員会関係が4件、併せて12件を要望しています。 村長部局関係では、「人口増に伴い、区や組への未加入世帯が増えてきていて解消すべき」、「生活道路に大型車が進入してきて危険」などといった内容です。 教育委員会関係は、「南箕輪小学校は郡下最大規模なので、他の小学校の模範となるような、人的支援やソフト面の充実を望む」といった内容です。 議会と語る会は、議会改革の一環として、村民に身近な議会をアピールし、広く意見を吸い上げようと去年から開かれています。 村では、出された要望を各課で検討し、対応していく考えです。
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K-kidsダンスフェスタ
上伊那のダンススクールK-kidsの年度末合同発表会が30日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。 発表会には教室に通う、保育園児や小中学生などが出演しました。 子どもたちは音楽に合わせて息のあったダンスを披露していました。
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増税前に駆け込み需要
4月の消費税増税を前に伊那のスーパーなどでは駆け込み需要の買い物客が訪れる一方、店側も値札の張り替えなど準備に追われています。 伊那市日影のベルシャイン伊那店では増税を前に値札を張り替える準備に追われていました。 4月1日の開店がスムーズに行えるよう従業員が今の値札の後ろに増税後の値札を入れる作業を行っていました。 値札はこれまでの税込価格から本体価格の表示となります。 ベルシャイン伊那店では今月中旬からかけこみ需要の傾向が現れていて、特に高額で買い置きのできる化粧品の売れ行きが伸びているということです。 ベルシャイン伊那店では増税当日の4月1日は午前10時の開店時間を午前10時30分に遅らせ、価格表示の変更作業などを行うことにしています。
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いな歌謡祭 40人が熱唱
上伊那のカラオケ愛好家が自慢ののどを披露する「いな歌謡祭」が伊那市のいなっせで30日開かれました。 30日は上伊那などのカラオケ愛好家およそ40人が参加し歌謡曲など60曲を披露しました。 参加者たちは、スポットライトを浴びて熱唱し、日頃の練習の成果を発揮していました。 いな歌謡祭は、伊那市などでカラオケ教室を開いている歌謡アカデミーが毎年開いていて、今年で10年の節目を迎えました。 歌謡アカデミーの今井ひろし代表は、「歌う事で上達したいという目標や仲間もでき、高齢者の方も元気になる。 20回の目標に向け、1年1年頑張っていきたい」と話していました。 ある参加者は、「ひろい会場で緊張したが、曲が流れると自然と声が出た。歌い終えた時はとても気持ちが良かったです。」と話していました。
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信濃グランセローズ野球教室
南箕輪村でキャンプを行っているルートインBCリーグ・信濃グランセローズの選手、コーチによる野球教室が30日大芝屋内運動場で開かれました。 野球教室は、グランセローズの地域貢献の一環で、毎年キャンプに合わせ行われています。 30日は、南小ドラゴンズやJBC伊那、南箕輪中学校野球部の部員合わせて70人が参加しました。 子どもたちはチーム毎に別れ選手から指導を受けていました。 ウォーミングアップのランニングでは、「大きな声を出し、掛け声に合わせて走る事を心がけると、体も温まり、チームの団結力を高くなる」とアドバイスを受けると、早速運動場を大きな声を出し走っていました。 ウォーミングアップを終えると、子供達は、ボールの取り方や投げ方の基本を教わり、大きな声を出し、熱心に練習をしていました。 信濃グランセローズの大芝でのキャンプは今日までで、来月1日から中野市で最終キャンプをし、12日に富山県で開幕戦が行われる事になっています。
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南箕輪村 暮らしの便利帳完成
南箕輪村は、地域の生活情報をまとめた、暮らしの便利帳を作成し、全戸に配布します。 今回作成されたのは、A4版オールカラーで、64ページの暮らしの便利帳です。 村の行政サービスや窓口での各種手続きのほか医療機関の情報、観光情報など村民生活に役立つ情報を紹介しています。 10年ほど前にも作成していましたが、村民に情報を役立ててもらう事や転入してきた人にも村のことをわかりやすく理解してもらおうと今回刷新しました。 6500部作成され、その資金全てを広告で賄いました。 南箕輪村では、4月の広報誌とあわせて全戸に配布する予定です。
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県道与地・辰野線沿いにハナモモ植樹
県道与地辰野線の整備を行っている「信州みのわ花街道推進協議会」は29日、ハナモモの苗を植えました。 29日は、会員およそ50人が県道与地辰野線の辰野境から伊那境までの8キロに、ハナモモの苗およそ30本を植樹しました。 会では、協働の街づくりの一環として10年前から整備活動を行っていて、現在道路脇にはハナモモが1,260本植えられています。 毎年多くの人が花を見に訪れていて、近年では大型バスで来る観光客も増えているということです。 会員らは植樹の他に、消毒をしたり肥料を与えたりしていました。 花の見ごろは4月下旬ということです。 会では、見ごろに合わせてウォーキングのイベントなどを計画しているということで、多くの人に見てもらいたいと話していました。
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中央区公民館のロトウザクラ咲く
伊那市の中央区公民館にあるロトウザクラが咲き始めました。 公民館によりますと、28日から咲き始め、29日一気に開花が進んだということです。 このロトウザクラは中央区の100周年記念事業の一環として平成16年に植樹されたものです。 伊那桜公園愛護会の横森孝心会長によりますと、例年より10日ほど遅い開花だということです。 桜は30日、満開となる見込みで、見ごろは4月4日頃までだということです。
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きょうも4月下旬の陽気 ナズナ摘み
29日の伊那地域の最高気温は、19.6度ときのうに引き続き4月下旬並みの暖かい1日となりました。 南箕輪村大芝の牧草地では、近隣住民らがナズナを摘んでいました。 ある女性は、「のど越しがよくこの時期にしか食べられない。お浸しや天ぷらにして食べたい」と話していました。 長野地方気象台によりますと、30日は1日雨が降るということで、気温も平年並みになるとみています。
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無事故願い 白いタヌキ展示
去年12月に高遠町の国道152号で事故にあい倒れていた白いタヌキを剥製にした、富士見町在住の樋口誠さんが27日、高遠町総合支所を訪れました。 事故がなくなることを願って4月下旬まで白いタヌキの剥製を展示しています。 樋口さんが去年12月に仕事で駒ヶ根市に向かう途中、国道152号でひかれているタヌキを見つけ、それが希少なアルビノ白タヌキだったということです。 アルビノ白タヌキは数万分の1の割合で生まれ、「全ての幸運を呼ぶ」とも言われて縁起物として珍重されているということです。 樋口さんはこれまでに原村で3匹のタヌキの事故に遭遇していて、そのなかの白いタヌキを剥製にしたところ幸運が訪れたと話していました。 高遠町総合支所によりますと、高遠町での動物事故の連絡は年間30件ほどあるということです。 剥製は、平成23年に原村でひかれていた白いタヌキと併せて2体が今月末まで高遠町総合支所に展示されます。 4月からは、お花見客にも見てもらえる高遠町歴史博物館などに展示することになっています。
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高遠石工守屋家三代の作品展示会
高遠石工の第一人者として高く評価されている守屋貞治と祖父、父の三代にわたる作品を納めた写真展が29日まで、伊那市の伊那図書館で開かれています。 会場には、貞治の祖父貞七と、父親の孫兵衛、貞治本人の作品を納めた写真およそ40点が展示されています。 江戸城の石垣は高遠石工が作ったとの記録が残っていて、芸術的で高度な作品を生み出していたとされています。 守屋貞治は、その高遠石工の第一人者として評価されています。 写真展は、守屋家が作った作品について広く知ってもらおうと上伊那郷土研究会が開きました。 こちらは、中川村で見つかったとされる貞治の作品「青面金剛像」です。 貞治が残した細工帳には記載されていないということですが、像のまわりの舟形が貞治の作品に似ていることから、研究会では「川の氾濫で流された祖父貞七の作品の変わりに貞治が無償で作ったのではないか」と推察しています。 29日は、守屋家の作品に関する講演会が開かれ、伊那市文化財審議委員会の竹入弘元委員長と、駒ヶ根市立博物館の田中清文専門調査員が話をしました。 竹入さんは残されている資料から「当時石工がもらっていた給与について」話しました。 田中さんは、親子3代の作品の違いについて「貞七と孫兵衛の作品を比べると、貞七は顔の奥行きが広く、目は上まぶただけで表現している。それに対し、孫兵衛は顔の横幅が広く、目は上下のまぶたで表している。貞治が最初に作ったとされる作品は、父孫兵衛のものに似ていることから、貞治は父親から技術を教わったのではないか」と話していました。 展示は、29日まで、伊那図書館1階ギャラリーで開かれています。
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伊那市手良で井上井月を偲ぶ句会
伊那市手良の住民有志は井上井月を偲ぶ句会を29日、中坪公民館で開きました。 句会には、9人が参加しました。 井上井月を偲ぶ句会は、今回で15回目で、井月の命日にちなんで毎年3月に開いています。 これまでは優れた句を表彰していましたが、優劣をつけるのではなく研究に重点を置いて行こうと、今年から表彰をとりやめました。 句会にはあらかじめ今回の参加者が22句を提出していて、今日は俳人の春日愚良子さんが添削していきました 「我が庭で樹氷の見える寒さかな」という句は「我が庭の樹氷の見える春浅し」と添削されました。 その理由について春日さんは、「樹氷という言葉で寒いことはわかる。寒さかなと説明するのではなく、発想を転換させ、ほかの言葉で置き換えた方が良い」と話していました。 井上井月を偲ぶ句会は、井月が手良で句会を開いていたことから住民有志が行っているもので、年一回の句会の他、吟行なども行っています。
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作家デビュー 東さんサイン会
伊那市在住で5日にデビュー作の文庫本「ひぐらし神社、営業中」が発売になった東朔水(あずま・さくみ)さんのサイン会が21日に伊那市のTSUTAYA伊那店で開かれました。 「ひぐらし神社、営業中」は、ユーモラスで心温まる内容の文庫本で5日にポプラ社から発売されました。 東さんは、伊那北高校の卒業生で伊那市高遠町在住です。 サイン会には、多くの人が列をつくり、握手をしたり、一緒に写真を撮ったりしていました。 中には、中学時代の同級生や高校時代の恩師もかけつけ、東さんを激励していました。 本は、一冊620円(税抜)で、TSUTAYA伊那店などで購入できます。
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西村清典さん 葬儀
伊那市長谷の中尾歌舞伎保存会の指導者で、25日に95歳で亡くなった西村清典さんの葬儀が28日行われました。 伊那市高遠町小原のグレース虹のホール高遠で行われた葬儀には、親族をはじめ、中尾歌舞伎保存会の関係者などが訪れ、西村さんの冥福を祈っていました。 西村さんは、昭和61年に太平洋戦争で途切れていた中尾歌舞伎が復活して以来、30年にわたり演技指導に携わってきました。 保存会メンバーからは、尊敬と親しみを込めて師匠と呼ばれていました。 得意な演目は、台詞などすべて記憶していて、自筆の台本で指導していました。 保存会発足から今年2月まで、60本の全ての公演で役者の指導を行ってきました。 27日は、出棺を終えると西村さんを乗せた霊柩車が中尾歌舞伎の公演と稽古の舞台となっている中尾座に止まりました。 28日の葬儀で、弔辞を述べた保存会会長の西村寿会長。 師匠に別れの言葉を送り、力強く保存会の今後の活躍を誓っていました。 4月29日には、春季定期公演が予定されています。
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JR飯田線 活性化を
リニア中央新幹線とのアクセスや観光資源としての活用も見込まれるJR飯田線の活性化に取り組んでいこうと、JR飯田線活性化期成同盟会が28日発足しました。 28日駒ヶ根市のアイ・パルいなんで開かれた設立総会には、上伊那地域や飯田下伊那地域の市町村や県、経済団体の関係者などが参加しました。 JR飯田線活性化期成同盟会は、リニア中央新幹線のアクセス路線としてや伊那谷を縦断する貴重な観光資源としての活用も見込まれる飯田線の活性化に取り組んでいこうと、沿線自治体や商工会議所が発起人となりました。 設立総会で、会長には、白鳥孝伊那市長が選任されました。 白鳥市長は、「リニアが通るチャンスを活かしたい。2つのアルプスがある伊那谷を走る魅力を存分に活かして地域一丸となって取り組みたい。」とあいさつしました。 期成同盟会では来年度フォーラムやシンポジウムの開催、国やJR東海への要請活動、利便性向上に関する調査・研究、電車通勤の促進などの事業を行います。
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第48回上伊那書道展はじまる
上伊那書道協会の会員などによる、第48回上伊那書道展が28日から伊那市の伊那文化会館で開かれています。 この展示は、上伊那書道協会が主催したもので今回で48回目です。 会場には、上伊那書道協会の会員や一般からの作品116点が並んでいます。 作品は、上伊那地域に住む書道家が、漢字や「かな」など様々なジャンルの書で表しています。 ある会員は、「それぞれの個性ある作品に共感しながら見てもらいたい」と話していました。 第48回上伊那書道展は、30日(日)まで伊那文化会館で開かれています。
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2月の月間有効求人倍率 0.96倍に上昇
上伊那の2月の月間有効求人倍率は0.96倍で1月から0.03ポイント上昇しました。 全国の月間有効求人倍率は、1.05倍、県は1.01倍となっています。 ハローワーク伊那によりますと、新規求人数は前の年の同じ月を11.8%上回る1,239人でした。 新規求職者数は、前の年の同じ月を17.1%下回る692人でした。 これにより、2月の月間有効求人倍率は、1月を0.03ポイント上回る0.96倍でした。 ハローワーク伊那によりますと、求人倍率が上昇した主な要因は、1月に求職者数が増加したが2月は減少し、その反動があったためだということです。 ハローワーク伊那では、「全国や県内の倍率と比べて管内はやや低いが、徐々に上がってきていて、全体的に景気回復の傾向にある」ということです。 雇用情勢については、前の月と同じ「一部に厳しさが見られるものの、緩やかに持ち直している」としています。 一方、新規高卒者の求職者数の内定率は、96.1%で前の年の同じ月と同数となっています。 ハローワーク伊那では、6月末まで「未就職卒業生への就職支援」を行い、個別に支援を続けていくということです。
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まっくんモニュメント 役場に登場
南箕輪村のイメージキャラクター「まっくん」のモニュメントが28日から、南箕輪村役場の正面玄関に設置されました。 この日は、南箕輪村の唐木一直村長とまっくんがお披露目式を行いました。 モニュメントは、縦90センチ、横50センチの強化プラスチック製です。 モニュメントは、この他に3体大芝高原の敷地内に置かれています。
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JA上伊那 上伊那農業高校ソフトテニス部に地元農産物贈呈
JA上伊那は、29日から愛知県で行われる第39回全日本高等学校選抜ソフトテニス大会に出場する上伊那農業高校ソフトテニス部に、地元の農産物を贈呈しました。 27日は、ソフトテニス部顧問の土屋あけみ教諭と、保護者会の埋橋進さん、有賀一彦さんがJA上伊那本所を訪れました。 JA上伊那から贈られたのは、地元産の米20キロ、りんごジュース、かりんのど飴です。 上農高校ソフトテニス部は、北信越大会男子団体のリーグ戦で2位になり全国大会出場を決めました。 部員は男女合わせて24人で、そのうち全国大会には男子8人が出場します。 今回の贈呈は、JA上伊那が普段から交流のある上農高校の生徒の活躍を期待して地元の農産物を食べて頑張ってもらいたいと行われました。 土屋教諭は「去年は初戦で敗れてしまったので、まずは初戦を突破して過去最高の結果を出したい」と話しました。 生徒は28日に公式練習を現地で行い、29日に兵庫県代表の姫路商業高校と対戦することになっています。 贈られた農産物は現地に持っていき、おにぎりなどにして味わうということです。
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東原スポーツ公園運動場 グラウンド完成
伊那市が整備を進めてきた東春近の東原スポーツ公園運動場のグラウンドが完成し、3月27日、現地で竣工式が行われました。 式では、関係者がテープカットで完成を祝いました。 東原スポーツ公園運動場は、軟式野球やソフトボールができる新たな市民グラウンドとして、伊那市が整備したものです。 西側にはウォーキングができる180mのウッドチップコースもあり、総面積は約1万6千平方mです。 総事業費は3億1,700万円で、国の交付金で2億9千万円、合併特例事業債を2,200万円充てています。 東原スポーツ公園運動場は、株式会社キッツがスポンサーとなった伊那市のネーミングライツ第1号で、4月1日からは、「東原キッツグラウンド」の名称になりました。 利用期間は、冬の期間を除き4月1日から11月30日までとなっています。
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97歳の守屋保江さん ゲートボールで健康功労賞
伊那市高遠町片倉に住む97歳の守屋保江さんは、ゲートボールを通して健康維持に務め地域の模範であるとして、日本ゲートボール連合の健康功労賞を受賞しました。 27日、守屋さんと伊那市体育協会ゲートボール部の柿木茂部長が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞の報告をしました。 守屋さんは、大正5年生まれの97歳。 35年ほど前にゲートボールを始めました。 現在も現役で、今年1月から3月にかけ行われた高遠町地区のリーグ戦も、11試合1度も欠席することなく参加しました。 日本ゲートボール連合の健康功労賞は長野県内で10人が受賞していて、守屋さんが最高齢での受賞となっています。
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児童養護施設たかずやの里 新施設で生活スタート
伊那市東春近へ移転改築した児童養護施設たかずやの里の引っ越し作業が完了し、27日から子ども達が新しい施設での生活をスタートさせました。 富県の旧施設から、東春近の新しい施設への荷物の運び込みが完了しました。 子ども達は27日からここで生活を始めるため、荷物を片付けたり、布団を敷くなどして新生活の準備をしていました。 これまでは、全員がひとつの施設で生活していましたが、ここでは6人から8人でグループをつくって生活します。 より家庭的な環境で過ごせるようにと、風呂や食事など生活のほとんどをグループで行います。 この日行われた開所式で埋橋良和理事長は「大勢の人に感謝をして過ごしていきましょう」と子ども達に呼びかけました。 現在施設には、2歳から高校生までの33人が入所しています。 施設の移転に伴い、これまで富県小学校に通っていた小学生は、東春近小学校へ通う事になっています。
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伊那市立東部中学校 新校舎が完成
伊那市が進めている小中学校の耐震化の一環で建設が行われていた、東部中学校の新しい校舎が完成し、27日、竣工式が行われました。 市の教育関係者や東部中学校の生徒などが、テープカットで完成を祝いました。 東部中学校の改築工事は、平成22年度から行われていて、工事費は13億5千万円です。 体育館と南校舎などを除く全てを建て替えました。 生徒玄関を含む図書館棟、職員室や1年生と3年生の教室がある管理教室棟、そこから、ガラス張りの渡り廊下でつながった2年生の教室などがある特別教室棟、剣道や柔道の授業に対応できる武道館を建設しました。 教室や廊下は、木の床となっています。 体育館で行われた竣工式で百瀬秀明校長は、「4月からは新入生も迎え、感謝の気持を込めて校舎を磨き、新しい息吹を吹き込んでいきたい」と挨拶しました。 伊那市内の小中学校の耐震化率は現在96.1%です。 西春近北小学校と伊那西小学校の耐震化は来年度中に完了する事になっていて、耐震化率は100%になるということです。
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高遠中が第1回信州おもてなし大賞
長野県が県内の団体などが実践するおもてなしの活動の中から、他の模範となる活動を表彰する第1回信州おもてなし大賞で、伊那市の高遠中学校が、大賞を受賞しました。 27日は、長野市内で表彰式が行われ、高遠中学校の小松 民敏校長と生徒会長の矢澤 亘君が阿部守一県知事から表彰を受けました。 おもてなし大賞は、長野県が県内の企業や団体または個人が実践するおもてなしの中から、模範となる取り組みや優れた功績を表彰するものです。 第1回となった今年、県内から41の応募があり、大賞3団体のうちの1つに、高遠中学校が選ばれました。 高遠中では、高遠さくら祭りの観桜期中に、校庭を無料駐車場として開放し、中学生が案内やトイレ清掃などを行っています。 こうした活動が「おもてなし」の振る舞いが学校教育の中ではぐくまれているとして大賞に選定されました。 受賞にあたり、矢澤君は、「学校に伝わる伝統の活動で、大賞受賞は先輩達たちから続く活動の賜物。観桜期には、是非、高遠中の駐車場を利用して高遠の桜を見に来てください」と話していました。