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みつろうでキャンドル作り
南箕輪村の中部保育園の年長園児約60人は26日、ミツバチの体内から出るみつろうを使い、ろうそく作りをした。
園児らは、芯になる糸をみつろうの上に置き、隙間ができないようしっかりと巻いていた。
みつろうで作ったろうそくは、花粉の種類により色合いが異なり、火をつけるとほのかに甘い香りがするという。
この日作ったろうそくは、7月4日に大芝高原で開く七夕とうろう祭りで使用する。
高島みよし園長は、「今年保育園で作った灯ろうには、子どもたちそれぞれの夢が書かれている。ロウソクの火と一緒に天まで届いてほしい」と話していた。 -
伊那市がポイ捨て条例年度内策定へ
伊那市は26日、罰金などの罰則付きのポイ捨て禁止条例について、本年度内に制定したい考えを示した。
伊那市役所で環境審議会が開かれ、条例制定について委員の意見を聞いた。
罰則つきのポイ捨て禁止条例の制定は、本年度策定した伊那市環境基本計画の中で、3年を目安に実施する短期目標として盛り込んでいる。
市では、本年度中の制定を目指し検討を進めているが、監視体制はどうするのか、現実問題としてどこまで厳密に罰則を適用するのかなどの課題があるため、審議会で委員の意見を求めた。
委員からは、「罰則があるだけで抑止効果が期待される。啓発の意味も込めて罰則のある条例を制定すべき」といった意見や、「啓発は条例以外でもできる。法律で不法投棄が禁止されているので、あえて市独自に罰則を設けなくてもいいのではないか」などの意見があった。
市ではこれらの意見を参考にさらに検討を進め、本年度中の議会に条例制定案を提出する方針だ。 -
新山小で七夕コンサート
7月7日の七夕を前に、伊那市の新山小学校で26日、七夕コンサートが開かれた。
全校児童36人が、保護者や地域住民、招待した高遠第4保育園の園児の前で、これまでの練習の成果を披露した。
コンサートは、学習発表会を兼ねて行っているもので、1年生から6年生までが演奏や歌などを披露した。
1、2年生は工事現場で働く格好で登場し、「もぐらトンネル」という歌を披露した。
また、3年生はブレーメンの音楽隊をオペレッタで発表した。
最後は、卒業生などが作詞した新山小学校の歌を全校児童で歌った。
児童が少ない新山小学校では、毎年それぞれが趣向を凝らした発表を準備していて、コンサートを盛り上げているという。 -
唐沢幸一さん(伊那市)が保育園にサッカーゴール寄付
伊那市小沢の唐沢幸一さんが26日、伊那西部保育園に手作りのサッカーゴールを贈った。
唐沢さんは西部保育園のすぐ近くに住んでいて、子どもたちの元気な声が家まで聞こえてくるのがとてもうれしく、何かしてあげたいと、サッカーゴールを作ってあげることにした。
今まで保育園では、すべり台の下をゴール代わりにしていたということで、子どもたちは自分の背丈ほどあるゴールを見てとても喜んでいた。
春日朝子園長は、「地域の方が子どものことを気にかけてくれることがとてもうれしい。特に年長園児はサッカーが好きなので今日はいつもよりも楽しそうです」と話していた。 -
「下平瑞雲と門下5人展」29日まで
駒ヶ根市在住の水墨画家下平瑞雲さんとその門下生5人による水墨画展が29日まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれている。
会場には、それぞれが描いた作品を作者ごとのコーナーに分けて展示している。
この展示会は、師匠の瑞雲さんの呼びかけに応じて門下生の有志5人が参加し、今回初めて企画した。
瑞雲さんによると、このようなスタイルの展示会は県下でも大変珍しく、会に心意気や勢いがなければなかなか難しいという。
門下生5人は、それぞれ10年ほどのキャリアを持っていて、この展示に向け制作した力作が並んでいる。
また、同じ題材のボタンを5人が描いた作品もあり、それぞれの個性を見比べることができる。
瑞雲さんは、「教室の生徒と指導者の心のつながりが表れた成果だと思う」と話し来場を呼びかけている。 -
認知症モデル地区の手良で初会議
伊那市の手良地区が、認知症の人を支える地域作りを目指す県の認知症モデル地域に指定されたことを受け24日夜、住民に対し初の説明会が開かれた。
認知症モデル地域は、県が一昨年から県内1カ所を指定し実施している事業で、本年度は伊那市が指定された。
市では、認知症の人を支える地域作りのモデル地域として手良地区を選んだ。
説明会には住民60人ほどが参加し、モデル地域について説明を受けたほか、母親が認知症になった体験を持つ飯田市在住の関靖さんから話を聞いた。
関さんは16年間、母親の介護をした経験を持ち、当初認知症だということが分からず、理解しがたい母親の行動に苦しんだという。
関さんは、「ごはんを食べた直後に、食べたことを忘れる母に対し、ふざけているのかと何度も怒鳴った。どんどん壊れていく母親に優しくすることができなかった」と話し、認知症に対する知識を持つことの必要性を訴えた。
また、「認知症はだれもがなりうる病気。なってもいいような地域作りを進めてほしい」と話していた。
伊那市によると、今年3月1日現在、市内の認知症の人の数は850人ほどと推定されるという。
手良地区では今年度、認知症についての意識調査を2回に分けて実施するとともに、地域見守りマップの作成などに取り組んでいく。 -
森林税活用の里山整備 本年度は400ヘクタール
本年度1回目のみんなで支える森林づくり上伊那地域会議は26日、伊那市の伊那合同庁舎で開いた。県が予算規模や計画面積を説明し、森林税を活用した上伊那地域の間伐の計画面積が昨年度の倍以上にあたる400ヘクタールに上ることを示した。
それによると、間伐などの里山整備は昨年度実績の173ヘクタールを2倍以上上回る400ヘクタール、所有者が複数いる里山の境界線の明確化などの集約化事業は昨年度並みの250ヘクタールを目標にしている。
ただ集約化事業には、2倍以上の658ヘクタールの要望が県に寄せられていて、委員からは、「所有者が高齢化しているので早い時期に実施しないと境界線がますます分からなくなってしまう」「境界線をまずはっきりさせないことには間伐などに進めない」などの意見が寄せられた。
これに対し県側は、「森林税にプラスして、国の経済対策や単年度の補助事業があり、それらを有効に使うことも可能」とした。
森林税を使った里山整備事業は本年度、県全体で10億1千万円を予定している。 -
日本墨絵展
日本墨絵会による作品展が23日から、伊那市の県伊那文化会館で開かれている。
会場には、中南信から寄せられた作品を中心に140点を展示している。
日本墨絵会では会員のレベル向上のため毎年この作品展を開いていて、全作品を審査し、賞をつけている。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内での主な受賞者は、
日本墨絵会準大賞に箕輪町の赤羽敞子さん、優秀賞に伊那市の伊藤百合子さんと平沢れい子さん。
日本墨絵会の吉澤玉昌会長は、「墨の濃淡や構図など、作品のレベルが回を重ねるごとに上がってきている。白と黒だけで表現された落ち着きのある雰囲気を楽しんでもらいたい」と話していた。
第12回日本墨絵展は28日まで。 -
箕輪エコエコ研究会
光のドームに太陽光パネル設置箕輪町の異業種の経営者などでつくる「箕輪エコエコ研究会」が23日、太陽光発電で電飾を灯そうと、箕輪消防署東側に設置している光のドームに太陽光パネルを取り付けた。
箕輪エコエコ研究会は、自然エネルギーを活用した新商品の開発を目指して今月発足した。
作業した光のドームは、研究会の前身となるグループが去年11月に設置した。
新組織になり、低価格の太陽光発電システムなどを開発した技術を生かし、地球環境に優しいドームにしようとパネルを設置したという。
会では、「今後もエコを考えた研究をしていきたい」としている。
光のドームは日没から夜10時ころまで点灯するという。 -
給食従事者研修会
福祉施設や病院などの栄養士や調理師を対象とした研修会が22日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれた。
研修会は、多くの人に食事を提供する給食施設関係者を対象にしたもので、約100人が集まった。
研修会では、伊那保健福祉事務所から、大規模災害に備えた食料備蓄体制に関するアンケートの結果が報告された。
アンケートは保育所や医療機関、福祉施設など上伊那の180施設に対して昨年11月に実施したもので、165施設から回答があった。
「食料を備蓄しているか」という質問には、5割が「備蓄している」と答えた。
備蓄していない理由としては、3割が「予算の問題」としたほか、保管場所がないことを理由にした施設もあった。
また「何日分の食料を備蓄しているか」という質問に対しては、1日分が4割と最も多く、2日分、3日分はそれぞれ2割ほどに留まった。
伊那保健福祉事務所は、新潟中越地震の経験に触れ、「新潟の事例を見ても、救助もすぐには対応できない。1日3食の食事を提供している施設は、2、3日は自力で乗り切れる準備をしてほしい」と呼びかけていた。 -
箕輪町で工場爆発
箕輪町松島の帯無工業団地内にある有限会社岡谷ダイカストで25日午前8時10分ころ、工場火災があった。工場で爆発が起こり、当時作業中だった社長が軽いやけどを負った。
岡谷ダイカストは、アルミ加工をしている。
伊那警察署によると、午前8時18分頃に爆発が起こり、爆風により鉄骨プレハブ一部2階建ての建物の窓ガラス約30枚と屋根の一部が破損し、段ボールなどが燃えたという。
当時作業中だった牛山泰秀社長が軽いやけどを負った。
伊那署では、溶鉱炉のアルミが漏れ出し、水とアルミが反応して水蒸気爆発が起きたのではないかと見て原因を調べている。 -
味工房の会 新施設完成記念の八重桜看板除幕
南箕輪村の大芝高原味工房で農畜産物の加工販売をしている味工房の会が24日、新しい施設の完成を記念して植樹した八重桜の看板の除幕式を味工房前の駐車場で行った。
植樹したのは八重桜5本。
会では、春に大芝高原内の八重桜を使ったジェラートを販売している。
現在は桜の収量が少ないため、将来的に加工できるように八重桜を選んだという。
会長の馬場良子さんは、「会で植えた桜でおいしいジェラートを提供したい」と話していた。 -
ブラジル人学校で畑作り
伊那市西春近のブラジル人学校「コレージョ・デザフィーオ」の子どもや保護者ら約50人が25日、畑づくりに挑戦した。
昨年からの世界同時大不況の影響を受け、上伊那でも雇い止めなどで多くのブラジル人らが職を失った。
そんな中、ブラジル人学校を発足前から10年近く支援している駒ヶ根市の関口一枝さんが、野菜作りをしてはどうかと呼びかけた。
関口さんが知り合いに頼んで無償で提供を受けた500坪ほどの畑には、ジャガイモやトウモロコシなどが植えられている。
今年5月から数回作業をしていて、この日は小さな子どもたちが草取り、大きな子どもたちがジャガイモやピーマンの苗を植えた。
ブラジル人学校のコレージョ・デザフィーオでは、最も多いときには90人ほどの子どもたちが通っていたが、保護者が職を失いブラジルに帰国してしまったことなどから、現在は35人に激減している。
この畑で収穫した野菜は、みんなで平等に分け合うという。 -
伊那北保の園児がタマネギ収穫
伊那市の伊那北保育園の園児が25日、同園の給食食材を提供している「野底野菜の会」が管理する畑で、タマネギの収穫に挑戦した。
昨年秋、現在の年長園児が植えた2千株のタマネギが大きく育ち、収穫を迎えた。
子どもたちは、苦労しながらタマネギを土から引き抜いていた。
野菜の会は、給食の食材を提供しているほか、保育園の行事に参加するなどさまざまな形で交流している。
先日は、ブロッコリーの収穫体験もしたということで、小林政子園長は「体験を通して、ブロッコリーが苦手な子どもが食べられるようになるなど、生の体験が子どもたちに与える影響は大きい。この地域ならではのつながりを大切にしたい」と話していた。
収穫したタマネギは、2玉ずつ子どもたちにプレゼントされた。 -
後見制度普及へ
上伊那がモデル地区に認知症や知的障害のある人の財産管理などを行う「成年後見制度」を推進するためのモデル地区に、上伊那地域が指定されたことを受け25日、事業についての検討会議が伊那市福祉まちづくりセンターで開かれた。
モデル地区は、県が本年度、新たな取り組みとして始めるもので、上伊那地域がモデル地区として指定された。
上伊那地区では、伊那市社会福祉協議会が委託を受け、上伊那地区の各社協や自治体とともに事業を推進していく。
成年後見制度は、認知症など判断能力の低い人の財産管理を適切に行う手段だが、この制度に関する専門知識を持った対応職員や、後見人を引き受ける人材が不足しているため、制度が普及していないのが現状。
モデル事業として上伊那では、判断能力が低下した人の相談に応じるほか、必要に応じて弁護士や司法書士など専門家を派遣する。
検討会議の会長に選任された司法書士の戸田雅博さんは、「後見制度を多くの人に知ってもらう必要がある。いずれは伊那に県下初の後見センターを設置したい」と話していた。 -
高遠高校の生徒が園児と交流
伊那市の高遠高校の生徒21人は23日、学校近くの高遠第一保育園を訪れ、園児と体を動かして交流した。
高遠高校では毎年、福祉コースと芸術コース音楽専攻の2年生の生徒が授業の一環で保育園に訪れ交流している。
グループに分かれて未満児から年長児の部屋で本を一緒に読んだり、ボール遊びをした。
保育士を目指しているある生徒は、「子どもたちと楽しい時間を過ごし良い勉強になった。将来の目標に向かって頑張りたい」と話していた。
高遠高校では今後、交流での感想をまとめる。
また、7月にも高遠第4保育園で交流会を行う。 -
伊那消防組合規律訓練
伊那消防組合の規律訓練が23、24日、伊那市の市民体育館であった。
訓練は、毎年この時期に行っているもので、消防活動の基礎となる動作などを迅速、的確に行動出来ることを目的としている。
伊那消防組合管内の署員合せて70人が参加し、回れ右や整列などの基本動作や、30人程で構成するグループから8人程のグループに構成し直す動作などを訓練した。
消防署員らは、一つひとつの基本動作を確認していた。 -
ゴミ施設で市長が見解
伊那市の小坂樫男伊那市長は24日、新ごみ中間処理施設の地元区のアセス実施について、「住民の理解が深まってきた」としたうえで、「できるだけ早い時期に同意してもらいたい」との考えを、この日開いた定例記者会見で示した。
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伊那養護学校ですもう大会
伊那市の伊那養護学校の生徒は22日、木曽青峰高校の相撲部と交流した。
この交流は、伊那養護学校の寄宿舎の職員が当時の木曽山林高校、現在の木曽青峰高校の相撲部を指導していたことが縁で始まり、今年で6年目。
この日は、木曽青峰高校の相撲部の生徒6人が伊那養護学校を訪れ、約1時間、中学部と高等部の生徒とすもうをとり交流した。
伊那養護学校の生徒はこの日を楽しみにしていたということで、自分達よりひと回り大きな体にぶつかっていき、相撲を楽しんでいた。 -
高速バス「南アルプス号」7月末廃止へ
伊那市の高遠町・長谷地区と新宿を結ぶ高速バス「南アルプス号」が、7月31日で廃止となる。
南アルプス号は2001年から、JRバス関東、京王電鉄バス、伊那バスの3社が運行している。
利用者数は1日平均30人ほどを見込んでいたが、開始当時から利用は少なく、2005年に杖突峠を越えるルートを伊那市内や南箕輪村、箕輪町を回るルートに変更したが、1日平均11人ほどの利用にとどまっている。
JRバス関東によると、3社ともに赤字路線となっているということで、JRバス関東では年間3千万円の赤字となっている。
JRバス関東などは、路線廃止に伴い、新宿と駒ヶ根・飯田を結ぶ高速バスから地域の路線バスに乗り継ぎができる切符の発行も検討していて、利用者が不便にならないようできるだけ早く実現したい竏窒ニしている。 -
上農定時制振興会総会
上伊那農業高校定時制同窓会は、平成22年度の定時制廃止以降の跡利用について、不登校やひきこもりなどの若者を支援するセンター設置に向け県などに働きかけていく考えを示した。
これは24日、伊那市中央の定時制校舎で開かれた定時制振興会の総会の中で提案された。
定時制同窓会は、「定時制は、不登校を経験した生徒の学びの場としても重要な役割を担ってきた」として、「廃止後の校舎の跡利用として、高校中退者や不登校、引きこもりなどの若者を支援するセンターを設置してはどうか」と提案した。
上農定時制は箕輪進修高校への統合により平成22年度末での廃止が決まっているが、県では、現在在籍している生徒がいるなどの理由で跡利用については検討していない。
定時制同窓会では、準備が整い次第早い段階で、センター設置に向け、県や市町村、学校などに働きかけを行っていくという。 -
箕輪南小児童が初泳ぎ
夏本番を前に、箕輪町の箕輪南小学校で24日、プール開きが行われ、子ども達が初泳ぎを楽しんだ。
全校児童89人が、今年最初の水泳の授業をした。
まず6年生がプールの入り方の見本を見せ、それに続いて5年生、4年生と順にプールに入った。
23日夜から朝にかけて降った雨の影響はなく、水温は26度と泳ぎやすい温度になった。
子ども達は、今年初めてのプールで元気良く水の感触を楽しんでいた。
同小では8月の下旬まで水泳の授業を行い、授業の最後には水泳記録会も予定している。 -
南箕輪村南部小で「噛む」勉強
歯の衛生週間に合わせ、噛むことの大切さについて学ぶ講習会が24日、南箕輪村の南部小学校で開かれた。
伊那市のおおがや歯科医院の小池雄哉さんの指導のもと、4年生26人がお菓子を食べるのに何回噛んでいるのかテストした。
子ども達は噛んだ回数をカウントする装置をあごにつけて、スナック菓子やせんべい、するめなど、固さの違うもので噛んだ回数を比べていた。
小池さんは、「よく噛むことは歯が丈夫になるだけでなく、味覚の発達や脳の活性化にもつながります。噛む回数を増やせるように心がけましょう」と呼びかけていた。 -
西駒山荘へ荷上げ
夏山シーズンを前に24日、伊那市営西駒山荘へのヘリコプターでの荷上げ作業が行われた。
荷上げは朝6時過ぎ雨の中行われ、伊那市の鳩吹公園からヘリコプターで荷物を運んだ。
荷上げしたのは、発電機のほか燃料や食糧などで、約1800キロ分を4往復して山荘に届けた。
西駒山荘は中央アルプスの標高2730メートルにあり、去年の宿泊客は382人だった。
今年は7月12日から10月12日までの3カ月間の営業を予定。
山荘は一般の登山者をはじめ、中学校の集団登山でも利用されていて、初夏には周辺にコマクサが咲き誇るほか、管理人自慢のカレーは登山者の人気を呼んでいる。
宿泊料金は1泊2食付きで7500円、また寝具付きの素泊まりで1泊5000円。 -
高遠城址公園観光協議会 伊那市に寄付
伊那市の高遠城址公園観光協議会は22日、観桜期の売り上げの一部20万円を伊那市に寄付した。
協議会の飯島進会長ら3人が市役所を訪れ、小坂樫男伊那市長に寄付金を手渡した。
協議会は、高遠城址公園で飲食やみやげ物の店を開く露天商や旅館など15団体80人で構成している。
飯島会長は、「寄付は桜への恩返し。桜の育成に役立ててほしい」と話していた。
また、6月に高遠町でアートトラックのイベントを行ったグループがイベントの収益金を伊那市へ寄付した。グループ代表の岩本光市さんが、寄付金5万円を小坂市長に手渡した。
岩本会長は、「子育て支援に役立ててほしい」と話していた。 -
みはらし「麦秋まつり」でアウトドアパン焼き体験
6月でオープン10周年を迎えるみはらしファームで21日、麦の収穫時期にちなんだ麦秋まつりが開かれ、さまざまなイベントで賑わった。
ファーム内で手づくりパンを販売している麦の家では、炭火でパンを焼く「アウトドアでパン焼きに挑戦」が行われ、あいにくの天候にもかかわらず多くの家族連れが楽しんでいた。
青竹にパン生地を巻きつけ15分ほど発酵させたあと、参加者が炭火で焼いた。
くるくると回し均一に焼いていくが、生地がはがれてしまう子どもも。保護者が手伝って、こんがりとおいしそうに焼き上がり、昨年ファーム内で収穫されたブルーベリーのジャムをつけてほうばっていた。
みはらしファームは、平成11年の6月23日にグランドオープン。今年で満10周年を迎える。 -
上伊那母親大会
上伊那地域の母親や女性が集い、教育や介護、医療、平和について考える上伊那母親大会が21日、南箕輪村民センターで開かれた。
母親大会は、ヒロシマ、ナガサキの原爆投下をきっかけに、母親や女性の立場から平和を守っていこうと東京で始まった。
それ以来、全国的にそれぞれの地域で活動していて、上伊那大会は今回で49回目になる。
実行委員長の山崎佳子さんは、「厳しい時代だが、1人で悩まず交流し、知恵を出し合って乗り切っていきたい」とあいさつした。
大会では、地産地消・食糧の自給率向上について考える講演会や、子どもと教育、暮らしと貧困、医療・介護、平和についての分科会も開かれた。 -
伊那市ソフトバレー大会
上伊那を中心に県内から78チームが参加した第15回伊那市ソフトバレーボール大会は21日、伊那市民体育館などで開いた。
毎年参加希望チームが殺到する人気の大会で、松本や佐久、小諸地域からもエントリーがあった。
20歳以上のヤングの部に38チーム、30歳以上のブロンズの部に16チーム、40歳以上のシルバーの部に13チーム、50歳以上のゴールドの部に11チームが参加して熱戦を繰り広げた。
予選リーグの後、決勝トーナメントを行い、ヤングの部では「Beeキラー」が2位、ブロンズの部では「O・G・S」が優勝、シルバーの部では「はせくらぶC」が2位、ゴールドの部では「伊那ドリーム」が優勝、3位に「ふれんどA」が入った。 -
長岡長寿クラブで交通安全教室
高齢者の交通事故が多発していることから、箕輪町の長岡長寿クラブは22日、交通安全教室を開いた。
教室では、箕輪町警部交番の岡田清一所長が話をした。
箕輪町内では今年になってから人身事故が51件で昨年同時期より2件多く、負傷者は63人で7人増加している。
伊那警察署管内では人身事故、負傷者ともに減少しているが、箕輪町では増加しているという。
岡田所長は、人身事故51件のうち34件は交差点で発生しているため、「左右をよく確認して細心の注意を払ってください」と呼びかけていた。
箕輪町交通安全協会の中村善男会長は、飲酒運転を絶対にしないように呼びかけた。
また、交通事故が薄暮時に多いため、夜光反射材を着用して歩くように呼びかけ、町交通安全協会から参加者に夜光反射材もプレゼントした。 -
地裁伊那支部建て替え「利用しやすい場所に」
市議会が市長に要請伊那市議会は22日、小坂樫男伊那市長に、長野地方裁判所伊那支部の建て替えについて、現地ではなく移転新築するよう要請した。
市議会の中村威夫議長ら4人が、伊那市役所を訪れ、小坂市長に要請書を手渡した。
要請では、現在の場所は敷地面積が狭く道路幅も狭いことから、利便性に問題があるとして、市民が利用しやすい場所に建設するよう求めている。
小坂市長は、「裁判所建設は、敷地の広さが3千平方メートル、駅から1キロ以内など制約がある。市有地で探したが適地はなく、民有地で地主と交渉したが合意には至らなかった」と、これまでの経緯を説明した。
市では要請を受け再度、長野地裁など関係機関と交渉したい竏窒ニしている。