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福与城址まつり
第12回福与城址まつりが29日、県史跡に指定されている箕輪町の福与城址で開かれた。多くの家族連れなどが集まり、暖かな日差しが降り注ぐ高台の城址で春のひとときを楽しんだ。近くの箕輪南小学校の児童らによる勇壮な城山太鼓の演奏や三日町保育園の園児らの歌と踊りなども披露され、詰め掛けた来場者を楽しませた=写真。会場には地元住民の屋台やフリーマーケットなども出店したほか、綿あめや豚汁などが無料で振る舞われてにぎわった。祭りにはその昔、この地から移住し、現在も「福与」姓を名乗る静岡県大井川町在住の12人もはるばる訪れ、箕輪町民らとの交流を楽しんだ。
城址の一角には、昨年秋に「福与城址を守る会」が植えたスイセンも美しい花を咲かせ、有志が寄贈した多くのこいのぼりが青空にはためいていた。
福与城は諏訪氏一族の藤沢頼親の居城だったが戦国時代の1545年、攻め寄せた甲斐武田軍2万人が城を包囲。4月29日、壮絶な戦いがあったとされるのを記念して毎年この日に祭りが開かれている。 -
第33回わんぱく広場
遊びを通して子どもたちの創造性と連帯感をはぐくもうと、伊那市青少年団体連絡協議会加盟の7団体でつくる実行委員会(清水剛委員長)と伊那市教育委員会は29日、第33回わんぱく広場を伊那市西町の春日城址公園で開いた。多くのちびっこたちが訪れ、汗ばむほどの陽気となった晴天の下で、歓声を上げながらさまざまな遊びを楽しんだ。
伊那青年会議所は輪ゴムで飛ばす紙飛行機やプラ板で作る竹とんぼなどの製作を指導した。作った竹とんぼを飛ばすコンテストやシャボン玉作りなども行われ、ブースの周辺は笑顔の子どもたちでにぎわった。ボーイスカウト伊那第1団が設置した、ロープで作った吊り橋を渡る「モンキーブリッジ」や、ロープにぶら下がって谷を滑り降りる「ロープケーブル」などは順番待ちの長い行列ができるほどの人気コーナーとなった。はなまる地域探検隊は空き缶を利用した竹馬や鳥の巣箱作りなどを指導。子どもたちは苦労して自分の手で作った竹馬で夢中になって遊んでいた=写真。 -
市町村対抗駅伝選手激励会
駒ケ根市教育委員会は28日夕、第18回県市町村対抗駅伝競走大会、第4回県市町村対抗小学生駅伝競走大会(5月6日、松本市)に出場する駒ケ根市代表選手らの激励会を市役所南庁舎で開いた。中原稲雄教育長は選手らにユニホームと激励金を手渡し「日ごろの練習の成果を十分に発揮して頑張って」と激励した=写真。決意表明で監督らは「優勝目指して精いっぱい頑張る」「まず上位入賞が目標だが、展開次第ではその先(優勝)も狙いたい」、選手らは「自分の走りをして上位に食い込みたい」「実力以上の力を出してチームに貢献したい」「優勝に結びつく走りをしたい」などと1人ずつ力強く述べた。
市町村対抗駅伝は8区(39・3キロ)、小学生駅伝は4区(6・0キロ)で優勝を争う。駒ケ根市チームは小学生が第1回大会から2年連続優勝。昨年10位に終わった悔しさを晴らそうと返り咲きを狙っている。一般も95、98年に優勝し、昨年まで2年連続2位の好成績を収めている。
選手は次の皆さん(○数字は出場予定区間)。
【第18回県市町村対抗駅伝競走大会】▽監督=下島修▽選手=(1)寺沢尚之(東中3年)(2)湯沢ほのか(東中2年)(3)天野進(東中3年)(4)福沢奈津美(東海大三高3年)(5)北原英一(トーハツマリーン)(6)木村和也(トーハツマリーン)(7)小林太一(内堀醸造)(8)松崎雄介(駒ケ根市役所)補欠=竹村亮作(東中3年)福沢志穂(東中3年)田中秀一(トーハツマリーン)滝沢勉(ジェルモ)
【第4回県市町村対抗小学生駅伝競走大会】▽監督=林正俊▽選手=(1)八木絵璃奈(赤穂南小6年)(2)菅沼諒太(中沢小6年)(3)蟹沢紗希(赤穂東小6年)(4)井口龍輝(赤穂小6年)補欠=堀内智加(中沢小4年)安藤拓真(赤穂小6年) -
南箕輪村
息吹俳句会「五七五の17音で簡潔にやさしくすれば俳句はいい。なんでも詰め込むと感動的な句はできない」
毎月1回、南箕輪村公民館での句会。村文化団体連絡協議会に所属する「息吹俳句会」が開いている。
村公民館の俳句講座で学んだ仲間の有志が92年に発足させた。会員は村内に暮らす12人。今年は林剛さんが代表、永田政枝さんが会計を務める。
毎月の句会では、兼題と雑詠を2句ずつ作り合評する。4月の兼題は蜂、蜂の子、蜂の巣、蜜蜂、働蜂、女王蜂など。兼題は前の月の句会で皆で決める。
「批評しあったほうがいい句ができる」と、俳歴の長い荻原文博さんが先生役を務める。兼題、雑詠共に票を投じた人が選んだ理由や句のいい所などを話すだけでなく、よりよい句になるように皆で話し合い手直しもする。
荻原さんを除いては、皆公民館講座から俳句を始めた人ばかり。「自分で生み出す苦しみというか楽しみというか、試行錯誤する時間が楽しい」「俳句の魅力は言葉で表現できること。旅に行っても俳句を作っておけば後でこんな風だったと思い出せる」という。
俳句を通して物を見る目が変わった人、季節を先取りするようになった人がいる。「辞書を調べたり季語を考えたり。凝縮された文芸なので、日常にも生かされる。手紙を書くにも簡潔な言葉を選んだり、頭の訓練にもなる」とも。
楽しみと苦しみの両面あるのが俳句のようで、「私は作るのが苦しくて苦しくて。でも何か一つのことに取り組めばボケ防止になってありがたい」と話す人もいる。
「締め切り間近になると、夜眠れなくなる」。そんな声に荻原さんは、「1カ月の余裕がある。一夜漬けではだめ。全部できなくてもメモしておいて、つなげればいい」とアドバイスする。「人の句を鑑賞することが勉強になる。私の勉強は小説を読むこと。そこからヒントを得る」ともいう。
男性は2人だけと少し寂しいが、「皆人柄がいい。集まって句会をするのが楽しい」と林代表はいう。
「紙と鉛筆があればいい」。次の句会に向け12人が、それぞれの心で俳句を詠む。(村上裕子) -
みちくさの会がジャガイモ植え
南箕輪村の女性たちでつくる「みちくさの会」(会員12人)の「はぐくみ会」6人は27日、南箕輪村大芝の畑にジャガイモを植えた。
みちくさの会にはこれまで「食の会」「歩こうの会」「花いっぱい」などのグループがあり活動してきた。今年3月に地元の保育園児たちに地元で作った野菜を食べてもらいたいという思いから「はぐくみの会」を結成。
今回村内の5つの保育園にジャガイモを提供するため、ダンシャクを8キロ、メイクインを4キロの計12キロの種芋を地元の農家から借りた約10アールの畑に植えた。
みちくさの会の山本昭子会長は「村で作った食材で子どもたちを育んでいければと思う。村のみんながそういう気持ちを持ってくれるのが夢。趣旨に賛同し、会に入って協力してくれる人や、別の会でこういった活動をしてくれる人が増えてくれればと思う」と話していた。
「はぐくみの会」ではジャガイモのほかに、ニンジンの栽培も予定している。 -
ジャガイモオーナー農場
箕輪北部営農組合が主催するジャガイモオーナー農場のジャガイモの植えつけが26日、箕輪町沢(愛来里の北側)であった。
同組合では遊休荒廃農地の解消、生産性の向上を高めるなどの目的から、組合員所有の遊休農地10アールを使い、ジャガイモ栽培のオーナーを一般から募集。今回、町内外の約30組がオーナーとして、1区画につき20個の種芋を植えた。
種芋はくぼみが少なく、味が良いと評判のキタアカリ。
「収穫が楽しみ。うまくとれればいいけど」と参加者の声。諏訪市や駒ケ根市から来た参加者もいた。
箕輪北部営農組合はほかにもオーナー制によるサツマイモの栽培やダイコンやハクサイの堀採りイベントも企画している。サツマイモの植えつけは6月に予定。 -
親子で収獲体験、地元の農業に関心深め
宮田村営農組合、村学校給食を育てる会、JA宮田支所は29日、宮田小学校児童親子を対象にアスパラガスと花の収獲体験を行った。3年目を迎え、希望した15組約40人が参加。自らの手で収獲し、安全安心な農産物を届ける地元生産者とのふれあいも深めた。
大田切区のビニールハウスでは、アスパラを収獲。給食を育てる会のメンバーで園主の樋屋喜代美さん(48)から説明を受け、さっそく成長の具合をみながらハサミや鎌で刈り取った。
北村駿君=1年、新田区=は母親の忍さんと、竹井竜輝君=同、北割区=、朋弥君=保育園年長=兄弟は父親の信司さんと一緒に参加。「アスパラはみんな大好きな野菜のひとつだけど、こんな風に育つなんて初めて知った」と歓声をあげた。
樋屋さんは「アスパラは村の野菜で最も生産量が多いが、そのことすらあまり知られていない。体験することで、少しでも農業に関心を深めてもらえれば」と、喜ぶ参加者の姿に目を細めた。
一行は駒ケ原の花卉団地に移り、芦部清志さんのハウスでアリストロメリアの花摘みも楽しんだ。
この日は、村のリンゴオーナー制度で契約するめいきん生協(名古屋市)の12家族も収獲体験し、後藤忠久さん=大田切区=が受け入れた。 -
新田区敬老会
宮田村新田区の敬老会は27日、村文化会館であった。分館と区が主催し、70歳以上の対象者117人のうち65人が出席。地域のあたたかなもてなしで長寿を祝った。
みんなで記念撮影し、平澤彦蔵分館長、田中英男区長らがお年寄りたちの労苦をねぎらった。
地元有志による歌や踊りの演芸は多彩ににぎやかに。フラダンスやバンド演奏などもあり、手をたたいて喜ぶ
お年寄りたちの姿も。
最後に地元の小学生高学年が「世界に一つだけの花」「ふるさと」を合唱し、おじいちゃん、おばあちゃん一人ひとりに花束を手渡した。 -
南割区敬老会
宮田村南割区の敬老会は27日、区集落センターであった。分館と区が開き、70歳以上の217人のうち46人が出席。みんなで笑顔広げて地域とともに長寿を祝った。
美味しい料理を囲みながらの余興は盛りだくさんの内容。
駒ケ根市出身の落語家昔昔亭健太郎さんが一席もうけ、お年寄りたちの笑いを誘った。
地元の保育園年長園児10人が踊りを披露すると、目尻を下げて喜ぶおじいちゃん、おばあちゃん。
そのほかにも地元のグループが多数出演し、景品抽選会などでも盛りあがった。
保科忠雄分館長、小林研二区長は出席者の長年の労苦をねぎらい、「皆さんの意を受け継ぎ今後とも区の発展につとめる」とあいさつした。 -
福岡区十二天の森を守る会総会
駒ケ根市福岡区にある平地林「十二天の森」の保全活動に取り組む「福岡区十二天の森を守る会」の定期総会が29日、福岡の公道館であり、会長には城田嘉一さんを再任した=写真。城田さんは「なかなか思うように動けないが、努力をさせていただきたい。みなさんの協力をいただければ」と語った。
市が生涯学習の場として「十二天の森」の整備を始めたのは94年。同会はその翌年、福岡区の役員などを中心に発足し、間伐、橋のかけ替え、植生復活のための植樹などに取り組み、平地林内の環境整備に努めてきた。現在の会員は約80人。
新年度事業としては、これまでの活動を継続しながら子どもを対象とした森林活動への協力を積極的に進めていく。
新役員は次のみなさん。
◇顧問=中村源三
◇会長=城田嘉一
◇副会長=笹井良彦
◇総務幹事=小林国愛
◇会計幹事=唐沢忠利
◇監事=森田秀臣、福沢千里 -
駒ケ根ロータリークラブ、顕彰「社会奉仕表彰」をねずみ川愛護会に授与
駒ケ根ロータリークラブ(福沢晴海会長)は28日、地元で社会奉仕活動に取り組む団体を表彰する顕彰授与式を駒ケ根商工会館で開き、本年度は駒ケ根市内を流れる天竜川の支流「鼠川」の環境保護活動などに尽力してきた「ねずみ川愛護会」(粥川一寿会長、会員75人)に顕彰を授与した=写真。粥川会長は「みなさまの協力がなければできない取り組みだが、今年も75人の協力を得ることができた。子どもに川の喜びを養ってもらおうと活動している。今日はありがとうごさいました」と語った。
小町屋区民でつくるねずみ川愛護会は94年、当時の区長の呼びかけで「荒れるねずみ川を守る会」として発足。その後、同河川の環境整備、水質保全活動、アレチウリ駆除などを展開してきた。また、「ねずみ川セセラギサイエンス」の開催を通して子どもたちに川が親しむための活動も実施。現在、鼠川の保全を目的として各団体が活動を展開しているが、その連絡会的役割を担っている。
授与式の後、同会の活動に関する粥川さんの話もあった。 -
伊那まつり実行委員会第1回
「第36回伊那まつり」は8月2、3日竏秩B伊那市の夏を彩る大イベント、伊那まつりの第1回実行委員会が28日、伊那市役所であった。委員など約120人が出席し、日程と基本コンセプト「躍る」、テーマ「和」、キャッチフレーズ「熱、夏、竜」(A竏探SU・NA竏探SU・TA竏探SU)などを承認した。互選により、各委員会の正副委員長などを選出した。
市民踊りは2日に中心市街地で行い、ダンシング・オン・ザ・ロード、伊那節、勘太郎月夜唄を踊る。花火は3日。天竜川・三峰川合流点、市役所西、天竜川中州で打ち上げる。昨年に続き、市民から記念花火を募集する。おまつり広場はセントラルパークで開き、ローメン横丁、酒蔵横丁などを催す。
主な役員は次の皆さん。
▼実行委員長=丸山敞一郎▼総務広報委員長=藤沢秀敬▼同副委員長=小平恒夫、泉沢勝人▼市民おどり委員長=有賀昭洋▼同副委員長=飯島尚幸、唐木孝之、北條俊宏、高山光宏、中村登美子▼おまつり広場委員長=中村弘人▼同副委員長=柴宏治、小池秋男▼遊ingビレッジ委員長=唐沢幸利▼同副委員長=田中直美、黒河内直明▼花火委員長=川上健夫▼同副委員長=横森孝心、鈴木一比古、黒河内浩、春日州一、唐木一平▼交通委員長=堀内四郎▼同副委員長=内山寿、秋葉松美、唐沢賢治▼保安救護委員長=伊藤仁▼同副委員長=伊藤岩雄、戸田政光、宮下由紀夫▼事務局長=小池真一▼同次長=竹松慎一▼監査委員=伊藤正、森本光洋 -
伊那市行政改革審議会
伊那市の行政改革について審議する市行政改革審議会(中村威夫会長)は25日夜、08年度の第1回会議を市役所で開いた。本年度の新たな取り組みとして、一般競争入札制度に総合評価方式を導入するなどの入札制度の改善を行政改革大綱の項目に追加することを了承した。
市は、07年度の行政改革の進ちょく状況についても報告。具体的な取り組みとして掲げた90項目のうち未着手の項目はなく、71項目が「実施」「一部実施」だった。予定より進んでいるのは34項目、予定通りが44項目、遅れているのは「公社・第三セクターの経営状況の把握と公表」「公会計の整備」「地域協議会との協働」などの12項目。市は、予定より遅れている事項は積極的に取り組めるよう促進を図るとともに、予定通りの事項についてもさらにスピードアップを図っていきたい竏窒ニしている。
現委員の任期は6月30日で切れるため、同じ顔ぶれでの審議は今回が最後となる予定。小坂樫男市長はあいさつで「意見をいただいて進めてきたが、一定の成果が挙がった」と感謝した。 -
第34回駒ケ根市こどもまつり
子どもが自然の中で遊びながら、たくましい体と豊かな心を育む「第34回駒ケ根市こどもまつり(駒ケ根 わんぱくランド2008)」が27日、8年振りに菅の台ちびっこ広場周辺でにぎやかに開かれた。市内の各種団体でつくる実行委員会主催。
「チーム・ナマステ」がJICAシニアボランティアが考案し、ネパールで普及を図る「ナマステ体操」を披露し開祭、子どもたちは各団体が工夫を凝らした13の広場に散らばった。
ストラックアウトや火起し体験、輪投げなどに多くの子どもたちが熱中。アフリカンドラム、食育カルタ、ネイチャーゲームにも興味を示し、子どもたちの輪ができた。
こおばしい匂いにつられ、ボーイスカウトのポップコーンには長い列ができた。 -
こまゆき荘が感謝祭
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宮田村新田の温泉交流施設「こまゆき荘」は27日感謝祭を開いた。村の友好都市、愛知県田原市の海産物には長蛇の列ができ、農村女性グループ「野ひばりの会」の五平もち、山菜、農産物も人気を集めた。
感謝祭は毎年この時期に開催、田原町の海産物は毎回人気、アサリ、甘夏、小魚はたちまち売れきれた。
このほか、本坊酒造・南信州ビールが山ブドウワイン「紫輝」「地ビール」、村内の飲食店、菓子店なども焼きそば、イカ焼き、菓子を並べ、来場者の食欲を誘った。
また、オープニングセレモニーでは、開設から11年目に同施設入場者が30万人に達成。ちょうど30万人目の初沢麗子さん(東台東区)、前後賞の小田切重広さん(宮田村)、佐竹利信さん(板橋市)に記念品が贈られた。 -
あぐりスクール駒ケ根校開校
JA上伊那はさまざまな体験学習を通じて、農業と食への理解を深めてもらおうと27日、小学2縲・年生を対象にした農業体験講座「あぐりスクール」駒ケ根校が開校した。駒ケ根市、宮田村、中川村の5小学校の児童約50人が参加。12月まで全9回の講座で、田植え、イチゴ狩り、野菜の収穫、ラッカセイ、リンゴの収穫など農業体験のほか、しめ縄づくり、五平もちづくりにも挑戦する。
初回は東町の畑でジャガイモの植え付け。 児童らはうねに沿って並び、JA職員に教わりながら、ジャガイモの芽を確認し、うねの中央に種イモを並べ、丁寧に土をかぶせた。
引き続き、トウモロコシとニンジンの種まきを体験した。
子どもたちは「いつ、芽が出るのだろうか」「大きなイモが獲れるといいね」と話しながら、作業を進めた。 また、お昼にはみんなで長い巻き寿司づくりも楽しんだ。
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箕輪町で長野県市町村対抗駅伝競走大会・小学生駅伝競走大会出場激励会
箕輪町の町文化センターで25日、5月6日に松本市で開催される長野県市町村対抗駅伝競走大会と、同小学生駅伝競走大会に出場する選手たちの激励会があった。
市町村対抗駅伝競走大会は松本城太鼓門発、松本平広域公園陸上競技場着の8区間39・3キロコースで行われ、県内54チームが出場する予定。
「箕輪町」チームは今回、出場選手の顔ぶれを大幅に変更。補欠を含め12人中7人を新しい選手で構成し、ベテランと若手をほどよくマッチングさせた、将来性重視のチームにした。
チームを代表してアンカーを走る浦野武さんは「日ごろの練習の成果を出して、少しでも上位に入れるよう努力したい」と決意表明した。
市町村対抗小学生駅伝競走大会は同競技場発着4区間一人1・5キロの計6・0キロコースで、県内の小学生4縲・年生による57チームが出場予定する。
箕輪町から出場する「箕輪もみ児ーず」は、昨年秋と今年春の2回町内のランニングチームが開いた「小学生かけっこ大会」で、やる気のある児童たちを選出。駅伝大会に向けて3月から毎週日曜日に箕輪天竜公園で練習してきた。
チームを代表して唐沢祐輝選手が「小学生という小さい体での大会ですが、そんな中でも上位に入れるようがんばりたい」と決意表明した。
##写真(たてよこ) -
2年振りに水中花火
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800本のソメイヨシノが散り始めた飯島町七久保の千人塚公園で26日夜、2年振りに水中花火大会が行われた。
水中花火は1昨年まで桜祭りのメーンイベントとして開催されていたが、昨年から休止。「水中花火を楽しみたい」と言う声を受け地元七久保区地域づくり委員会が復活を決め、地区内を中心に寄付を募り、水中花火や打ち上げ花火など約300発を打ち上げた。
この夜は強風も吹き、気温も低く、おまけに冷たい雨も降り出すというあいにくの天気だったが、水中花火や打ち上げ花火、両岸から光の橋を掛けた花火などが夜空と水面を彩り、約500人の観客を喜ばせた。
七久保の宮下夕梨花さん(中学2年)は「すごくきれいで、良かった」と満足そう。 -
伊那市新ごみ中間処理施設用地選定委員会、候補地の認識に誤り - 上山田区域には下山田区域を含んでいた -
上伊那広域連合の新ごみ中間処理施設の建設候補地の一つとして、伊那市の用地選定委員会(伊藤精晤委員長)が検討してきた高遠町上山田区域。その建設用地として市が見積もった2万9千平方メートルのうち、約1万3千平方メートルは隣接区の下山田地籍であることが28日までに分かり、市は同日の委員会で「これまで十分に確認してこなかった事務局のミス」と陳謝した。これを受け委員会はこの日予定していた候補地の絞り込みを延期し、事務局が下山田に対し改めて候補地だったことを説明した後、候補地の絞り込みを進めることで合意。最終候補地の決定も延期せざる得ないことになった。上山田は候補地の中でも評価点数が高く、住民の反感が少ないなど、有力候補地の一つだったため、下山田の今後の動向が注目される。
◇ ◇
説明によると、当初市では対象候補地北側にある市道押出・小原線を両区の境界だと認識していたが、実際は候補地のほぼ中央を流れる水路が区境となっていることが今月25日に地域住民からの指摘で判明。市ではその翌日、下山田区長を訪問し、陳謝するとともに状況を説明した。
下山田区長は▽区民に下山田が候補地であることを周知した上でなければこれ以上話を進められないこと▽下山田区に対し、正式に候補地とし連絡することから始めること竏窒ネど、9項目にわたる意見を提出。
委員会では「これまで積み上げてきた経過もあり、事務局から改めて候補地としての説明をしてもらい、慎重に取り組むべき」といった意見に賛同し、これまで各候補地に対して行ってきた手続きを下山田に対しても行い、候補地の絞り込みを行うことで合意した。
これまで隣接地として見られていた下山田には、各候補地を示した地図が送付されていないほか、点数評価項目の確認もしていない。下山田からこれまでにない新たな情報が出てきた場合、内容によっては評価点数が変わることもある。
また「住民の理解度」を評価する項目については、委員会として市民全体に意見を求めるような意向調査などを行っておらず、また、あくまで評価は客観的に進めたいとの判断から、評価項目から除外することになった。 -
小沢花の会「芝桜祭り」
伊那市小沢の住民有志による小沢花の会(池田清和会長)の「芝桜祭り」が、同会が管理する広域農道沿いの花公園で始まった。県内外から観光客が訪れ、愛らしい花の中を歩いたり写真を撮ったりとにぎわっている。
広さ30アールの公園には実際の富士山の千分の一サイズで作った名物花富士をはじめいくつかの富士があり、「2008」や今年のえとのネズミを花でデザイン。白と藤色の花で天竜川も作り、ピンクの花の間にはスイセンも咲き、公園は一枚の絵のように見える。
北側の芝桜の開花はこれからで、満開になるのは5月の連休ころの見込みという。花の時期は長く1カ月くらい楽しめる。
26、27日の週末には乗用車だけでなく中京方面からの大型観光バスが9台も訪れた。今年は大型バス用駐車場も整備している。
ライトアップは5月3日から5日の午後7時から9時まで。29日から公園隣りの田に水が入り逆さ富士も楽しめる。3日から6日は、ちんどん屋も来る。
会場ではお茶と漬物を無料サービス。芝桜の苗、芝桜まんじゅう、甘酒の販売もある。 -
第48回県陸上競技春季大会成績結果
◆第48回県陸上競技春季大会・国体予選会(26竏・7日、県松本平広域公園陸上競技場)=上位、上伊那関係分
【男子】
▽100メートル (1)中村勝(金沢大M1)11秒24(7)三村瑞樹(伊那北高2)11秒63▽200メートル (1)吉冨和弥(仙台大4)21秒99(3)三村瑞樹(伊那北高2)22秒63▽800メートル (1)伊藤秀充(大町高3)1分56秒11(4)小林祐作(伊那弥生3)2分3秒14▽110メートル障害 (1)早川恭平(長野吉田高2)14秒83(3)赤羽巧(伊那北高2)16秒07▽3千メートル障害 (1)宮入一海(北佐久郡陸協)9分5秒43=大会新(6)北原弘司(伊那北高2)9分37秒▽走り高跳び (1)清水悠人(長野市陸協)1メートル90(6)稲村立吉(高遠高3)1メートル70▽棒高跳び (1)松沢ジアン成治(高遠高2)4メートル90=大会新(3)上杉丈夫(上伊那陸協)4メートル40▽円盤投げ (1)原田俊介(信州大3)38メートル85(5)福島健一(駒ヶ根陸協)21メートル18▽400メートルリレー (1)信州大(森三主輝、佐藤賢一、両角俊亮、竹内貴文)42秒07(5)伊那弥生高(唐沢和也、中嶋慎也、平沢快嗣、安藤太郎)44秒92▽1600メートルリレー (1)伊那弥生高(平沢快嗣、唐沢和也、小林祐作、古河原達哉)3分30秒50
【女子】
▽100メートル (1)塩川瑞希(小諸東中3)13秒04(7)征矢萌唯(箕輪中3)13秒58▽200メートル (1)仲田千秋(中京女子大2)25秒57(7)征矢萌唯(箕輪中3)27秒26▽800メートル (1)峰村いずみ(長野吉田高3)2分19秒76(2)池田杏奈(伊那弥生高2)2分20秒35(4)北原成美(駒ヶ根東中3)2分21秒91(6)湯沢ほのか(駒ヶ根東中2)2分23秒12(7)福沢志穂(駒ヶ根東中3)2分23秒60▽1500メートル (1)斎藤晴香(丸子修学館高3)4分44秒83(2)湯沢ほのか(駒ヶ根東中2)4分45秒98(7)北原成美(駒ヶ根東中3)4分51秒50(8)福沢志穂(駒ヶ根東中3)4分52秒39▽100メートル障害 (1)塚田佳子(長野東高2)16秒53(5)小沢智代(伊那弥生高3)17秒33▽400メートル障害 (1)清水未来(福島大3)62秒27(4)中村茜(伊那弥生高3)69秒03▽走り高跳び (1)今村久美子(佐久長聖高3)1メートル60(3)有賀楓子(春富中3)1メートル50(5)松島愛(春富中3)1メートル40▽棒高跳び (1)鹿野恵理(伊那弥生高3)3メートル00(2)青木亜由美(伊那西高3)2メートル90(4)伊沢楓(春富中3)2メートル60(5)田畑みなと(春富中2)2メートル60(7)伊藤真夕佳(高遠高2)2メートル50▽走り幅跳び (1)三沢涼子(ヤマトヤT .C)5メートル92(6)下平侑美(伊那西高3)5メートル12(8)桐山明日香(伊那弥生高1)5メートル04▽400メートルリレー (1)長野吉田高(山崎真穂、藤森晶子、小平亜湖、中田倭菜)51秒09(7)伊那弥生高(神林風香、赤羽優希、大場沙奈、馬場彩香)53秒13▽1600メートルリレー (1)長野吉田高(中村円香、峰村いずみ、田中美沙、中田倭菜)4分9秒79(5)伊那弥生高(赤羽優希、池田杏奈、中村茜、大場沙奈)4分19秒28 -
ひまわり号、地域一緒に春の旅
宮田村の障害者やボランティアらが参加する宮田地区ひまわり号(三浦次郎代表)は26日、長野市、千曲市周辺をバス旅行した。障害者14人をはじめ41人が参加。真田宝物館や熱帯果樹園など巡りながら交流の輪を広げた。
外出することが難しい障害者の旅行を地域の協力で実現し続ける「ひまわり号」。15回目の今回も、車イス利用者ら重度のハンディを抱える参加者も数多く参加した。
当初は善光寺を参拝する予定だったが、北京五輪聖火リレーと重なり混乱を避けるため、行程を変更した。
厳重な警備体制が敷かれた長野インターを降りて、松代にある真田宝物館を見学。
歴史ロマンを堪能した後は、美味しいそばと栗ご飯の昼食に舌鼓を打った。
車窓からチューリップ畑を眺め、千曲市の信州あんずの里アグリパークへ。
バナナやマンゴーがたわわに実る熱帯果樹園では、南国の気分も味わった。
車中ではクイズで盛りあがったり、歌を合唱したり。楽しい思い出をみんなで一緒に刻んでいた。 -
南箕輪村食生活改善推進協議会 08年度総会
南箕輪村食生活改善推進協議会(倉田和子会長)は28日、村保健センター大会議室で2008年度定期総会を開いた=写真。会員ら約20人が主席し、地域普及活動のための料理講習会などの本年度事業計画を含む4議案を承認した。
本年度は、男性や高齢者の自立のための食生活講座開催や「元気で長生き食生活を見直すための料理」などを展開。倉田会長はあいさつで「会員の役割は大きい。まずは家庭から地域へと活動を広げていってほしい」と話した。 -
日本禁煙友愛会伊那支部 南箕輪村へ車いす寄贈
伊那市、南箕輪村の会員でつくる日本禁煙友愛会伊那支部(橋爪渡支部長)は28日、社会福祉事業の一環で、南箕輪村に車いす2台(10万円)を寄贈した。副支部長の馬場一二さん、小島喜一さん、清水勇さんの3人が村役場を訪れ、唐木一直村長に受け渡した=写真。
伊那支部が禁煙を広くアピールしようと始めた寄付は恒例となっており、村に車いすを贈るのは2年目。唐木村長は「いつも村の福祉に協力していただきありがとうございます」と受け取った。車いすは、現在増築中の村図書館と村民センターに1台ずつを置く予定だ。
同支部はこのほか、関係管内の保育園児や小学校児童らに「禁煙ハンカチ」や「禁煙鉛筆」などを贈呈、小中学校では「禁煙出前講座」を開催するなど活動。関係者らは「会は高齢化しているので、若い人たちに参加を呼び掛け、禁煙に尽力してもらいたい」と話している。
社会福祉事業の一環で、5月中旬には軽自動車1台を伊那市に寄贈する。 -
美南豊屋開店
箕輪町松島仲町の雑貨店「ぷち・らぱん」の隣の貸しスペース「ぷち・らぱん・どぅ」に26日、古物商「美南豊屋」がオープンした。
蓄音機、昭和初期から40年代ごろまでのラジオ、明治や大正時代の古タンスなどが店に並んでいる。
「骨董屋をやるのが夢だった」と店主の清水弘さん。
店を開いたきっかけは、木曽の蓄音機愛好者との交流の中で蓄音機の同好会を作ろうと話が進み、「では蓄音機のコンサートが開ける場所を」ということから。「ぷち・らぱん・どぅ」の管理をしている戸田真理子さんと同郷ということもあり、さっそく同スペースを借り、開店の準備を進めた。
清水さんは「そのうちに店の2階で蓄音機のコンサートを開きたい」と意気込みを話す。
店に並んでいるラジオや蓄音機は、清水さんが自分で、しっかりと音がでるように修理したものばかり。
「利益がどうというより、修理をするのが好き。なんか捨てるものがもったいなくて」。
問い合わせは、古物商「美南豊屋」(TEL73・6360)へ。
##写真(たてよこ) -
野ひばりの会総会、新会長に山口さん
宮田村の農村女性グループ「野ひばりの会」はこのほど総会を開き、新たな会長に山口里江さん=町三区=を選任。おふくろの味の開発など地域の特性を活かしながら活動の輪を広げていく。
本年度は12月に、中国からの企業研修生との食の交流会を計画。昨年初めて実施して好評だったため、休日に開いてより多くの参加で交流を深める。
そのほか27日に開くこまゆき荘イベントをはじめ、リンゴオーナー収獲祭、山ぶどうワインまつりなど、対外的なイベントにも積極参加して、五平餅などを提供する。
来年3月には恒例のかあさんのイベントを予定し、農業と住民とのかけ橋となる。
新役員は次ぎの皆さん。
▽会長=山口里江▽副会長=鈴木敦子▽会計=小林よし子▽連絡員=橋倉栄子、三浦政江、小林よし子、田中みち子▽監事=田中みち子、太田芳子▽農村女性かみいなネット代表=橋爪千春 -
御嶽山保存会が木曽と文化交流
南箕輪村の無形文化財(民謡)「御嶽山(おんたけやま)」を後世に伝えようと村民有志でつくる保存会(清水伝之丞会長)は26日、木曽町で活動する「木曽節保存会」を同村へ招き、大泉西部地区館で交流会を開いた。互いの民謡を披露し合いながら、両伝統文化への理解を深め合った。
2回目となる交流は初めて村で開催した。交流が始まったのは昨年春からで、両団体が参加したイベントで木曽節保存会から「御嶽山」のいわれを尋ねられたのが契機。民謡が木曽谷から伊那谷に伝わったことを話すと交流の話が持ち上がり、昨年秋に木曽町で1回目を開いた。
交流会には両保存会のメンバー計30人が参加し、それぞれ自慢の民謡を歌と踊りのパートに分かれて学び合った。木曽節保存会の岩井茂雄副会長=木曽町=は「顔なじみに会うのを楽しみに来た」と笑顔。御嶽山保存会の清水江美子副会長=大泉=も「交流がこれからも続けば」と期待した。
木曽節保存会のリードで「正調木曽節」を踊る参加者たち -
第11回ビデオ作品コンクール表彰式
愛好家でつくる伊那ビデオクラブ(飯島尚美会長)と伊那ケーブルテレビジョン共催の第11回ビデオ作品コンクールの表彰式が26日、伊那市生涯学習センターであった。会員の研さんのために年1回開くコンクールで、伊那市長賞は伊那市の前田耕一さんの作品「そばにいてよかったねー」が受賞した。
作品は制限時間5分以内で未発表のもの29点。12日の審査会で映画監督の後藤俊夫さん、伊那市、伊那ケーブルテレビジョンの代表、ビデオクラブ会員らが撮影技術、編集技術、音声の使い方、作品の完成度などの項目を点数で評価し100点満点で審査した。
表彰式で飯島会長は、「競争し合うコンクールと違い1、2年かけて学んできたものの発表会という意味合いを持つ。審査で70点以上が23作あり上手な作品ができるようになってきた。今後は作者の思いが伝わるか、人の心を揺さぶる作品ができるかなどさらに精進したい」とあいさつした。
伊那ビデオクラブは93年発足。例会での勉強のほか撮影会、県内外クラブとの交流会をしている。今年は3月に「伊那映像祭2008」も開き好評だった。会員は30人。
結果は次の通り(敬称略)。
▽伊那市長賞=「そばにいてよかったねー」前田耕一(伊那市)▽伊那ケーブルテレビジョン賞=「蛙の楽園」有賀光代(伊那市)▽後藤監督賞=「あばれみこし」赤羽伊三夫(伊那市)▽伊那市教育委員会賞=「こいの季節」(伊那市)石川はつめ▽伊那ビデオクラブ会長賞=「ゆりの里」平沢三千人(南箕輪村)▽NHK長野ビデオクラブ会長賞=「月下美人一期一映の不思議」小島勇男(南箕輪村)▽中部日本新聞社賞=「狐の嫁入り」河野恒(北安曇郡池田町)▽信濃毎日新聞社賞=「待ちわびて2008」北原正(南箕輪村)▽長野日報社賞=「訪ねまほしき園原花桃の里」飯島尚美(伊那市)▽伊那毎日新聞社賞=「今 農業は?」赤羽仁(伊那市)▽みのわ新聞社賞=「押し花野外教室」小山喜美子(伊那市)▽上伊那教育会長賞=「三滝探検」武田忠芳(伊那市)▽伊那市有線放送賞=「俵作り」白鳥節夫(伊那市)
◆伊那ケーブルテレビジョンで放映している「ビデオクラブ作品集」から同社が選定し表彰する作品
▽優秀賞=「北大合唱団東京OB会クラーククラブ第5回演奏会」赤羽仁▽地域文化賞=「輝く子供たち」赤羽伊三夫▽ほのぼの賞=「中国春節の旅」武田忠芳▽シャッターチャンス賞=「白鳥の寝るところ休むところ」河野恒 -
木のアウトレット市
上伊那森林組合中部支所の「木のアウトレット市」が26日、伊那市高遠町上山田の同支所で始まった。27日まで。
間伐など森林整備で出た木を有効に使うため開き3年目。毎年春と秋に開いている。
需要のある薪の掘り出し市、銘木の板材や端材のアウトレット市などで、サクラ、ケヤキ、カキ、クルミ、ニセアカシア、カラマツ、スギなどがある。第2回巨木・銘木オークションもしている。
市内はもとより下伊那から訪れた人もいて、軽トラックに購入する薪を積み込んだり、丸太は木彫や家具作り、板材は屋外テーブルや部屋の花台などにするため木の種類や木目などじっくりと品定めする人でにぎわっていた。
時間は午前10時から午後3時まで。 -
伊那市の住所表示大幅変更へ
伊那部3050番地の市役所の住所は「下新田3050番地」に、伊那3500番地1のいなっせは「荒井3500番地1」に、伊那1979番地2のきたっせは「山寺1979番地2」に変わります竏秩B
分かりづらいと不評だった伊那市の伊那、伊那部、美篶の住所表示を8月4日に一斉に変更したいとして準備を進めている伊那市は対象地域の住民に対する説明会を始めた。
変更されるのは「伊那」のほぼ全域と「伊那部」「美篶」の一部。「伊那」は福島と山ろく地帯の一部を除き「御園」「山寺」「坂下」「荒井」「西町」竏窒ネどに変更。「伊那部」は「中央」「日影」「境」「上牧」竏窒ネどに、「美篶」の一部は「上の原」「野底」「美原」竏窒ネどに表示が変わる。変更されない地域も一部にある。番地は原則として現在のまま変わらないが、郵便番号は変更される。影響を受けるのは市民約3万2千人と千社以上の事業所など。
1回目の説明会は25日夜、上新田、下新田の住民を対象に市役所で開き、総務部財政課の伊藤明生管財係長が住民約20人に変更の概要や日程などについて説明した=写真。参加した住民は説明におおむね納得した様子で、特に異論などは出なかった。
説明会は対象の各地域で5月29日まで、19回の開催が予定されている。説明会終了後は6月市議会に議案を提出し、議決を経て7月1日に市長が告示する。7月下旬に全対象家庭と事業所に対し、手続きについての手引書を配布する計画。
住所表示の分かりづらさを指摘する声はかなり以前からあったが、市町村合併(06年3月)前の協議会で意見が出たのを機に、変更に向けての議論が本格化した。
市は、変更について十分理解するためにぜひ説明会に参加を竏窒ニ呼び掛けている。問い合わせは市役所(TEL78・4111)総務部財政課管財係へ。