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中川村健康福祉大会
中川村は1日、村文化センターで「笑顔は人を幸せにする」をテーマに「第15回健康福祉大会」を開いた。百人余が参加、健康・福祉関連の展示、功労者表彰、記念講演で、年齢を重ね、身体に障害を持ってもいつまでも笑顔で元気暮らしていく方法、隣り近所、ボランティアなど地域でできることについて考えた。
式典で、曽我村長は「ユーモアは人を笑顔にし、幸せにし、そこから人と人がつながり、地域がつながっていく。地域が笑顔で助け合い、地域の力が一層強まるように」と呼びかけた。
この後、長年、社協理事、民生児童委員を務めた7人を表彰、多額な寄付をした2人に感謝状を贈った。また、飯島ロータリークラブには共同募金感謝状を伝達した。
この後、山の道化師、塚ちゃんこと、塚原成幸さん(日本クリニククラウン協会事務局長)が大きなボールに乗ってピエロメイクで登場。ビデオで「入院している子どもに笑顔を届ける」県立こども病院でのクリニクラウン(臨床道化師)の活動を紹介した後、「なぜ道化師という仕事を行き方にしようとしたか」から話し始め、阪神淡路大震災でのボランティア活動を契機に「人は出来ごとでなく、ものの解釈で変わる。悲劇は人間の笑顔を奪えない」と考えたと話し、「人は楽しいから笑うのではなく、人生は笑うから楽しい」と結んだ。
最後に▽支え合いの地域づくりの推進▽家庭・学校・公民館などが連携し、思いやりの地域づくりの推進▽地域の仲間と共に学習活動を展開▽健康寿命の延伸と保健福祉活動の推進▽社協の基盤強化-など5項目の大会宣言を採択し大会を閉じた。
村社会福祉協議会表彰、感謝状、受賞者は次のみなさん(敬称略)
▽表彰=上沢茂(美里、社協副会長・理事9年3カ月、民生児童委員12年▽浜崎喜久美(南陽、民生児童委員9年)▽北村志保子(中央、同6年)▽宮崎輝雄(南田島、同6年)▽大島千二(中通、同6年)▽富永久子(中組、同6年)▽下平すみ子(中央、同6年)
▽感謝状=片桐豊(渡場)、中村利弘(沖町)、飯島ロータリークラブ(中川村) -
伊那市中心商店街 高校駅伝PRタペストリー設置
23日にある春の高校伊那駅伝に向けて「伊那市商店街活性化イベント委員会」は1日から、コースとなる中心商店街の沿道約2キロにわたって、大会をPRするタペストリーを取り付け始めた。取り組みは2年目。地元商店主らは地域活性化につながればと期待している。
タペストリーは横40センチ、縦65センチ。赤色の布地に白色で「歓迎 春の高校伊那駅伝」と記した。飾り付け枚数は、中心商店街が新コースとなった昨年と同じ約600枚を見込む。関係者は「今年は駅伝に合わせ、イベント数を増やすなど各商店街の意気込みが違う」と話す。 -
上伊那3高校で卒業式
辰野、伊那弥生ケ丘、高遠の3高校で1日、それぞれ卒業式があった。厳しかった部活動、仲間と協力して作り上げた文化祭など3年間の思い出を胸に、学びやを巣立った。
そのうち高遠の卒業生は102人(男57、女45)。
卒業証書授与に続き、福沢務校長は、自発的に校舎を磨く生徒の姿などを紹介し「一人ひとりが自分と向き合い、個性を磨き、明るく前向きに生きてほしい」と式辞。
卒業生代表の北原直弥君は、仲間と協力することの楽しさを学んだ3年間を振り返り、全国各地で発生する飲酒運転や犯罪など痛ましい事件に触れ「犯罪はあってはならない。他人を思いやることを伝え、世の中に貢献したい」と社会の一員として新たな一歩を踏み出す決意を述べた。
また、皆勤・精勤者19人の表彰もあった。
卒業後の進路は進学が64%、就職(製造業が中心)が33%。
辰野の卒業生は179人(男70、女109)で、進学が58%、就職が42%。伊那弥生ケ丘は283人(男125、女158)で、就職は一けた台で、ほとんどが進学する。 -
駒ケ根地域自立支援施設開所式
駒ケ根市は1日、児童発達支援施設「つくし園」、地域活動支援センター「伊南桜木園」、小中学校に長期間登校できない児童・生徒の復帰を支援する中間教室が入る駒ケ根地域自立支援施設「サポートセンターきらら」の開所式を同所で開いた。各施設の利用者など関係者約70人が出席して運営開始を祝った。杉本幸治市長はあいさつで「違った場所にあった3施設が一つになる。その利点を生かし、目的と問題点を共有して誇りと生きがいの持てる施設にしていってほしい」と述べた=写真。
施設の愛称は利用者から寄せられた名称37点の中から2点を合わせて決定した。
施設は06年に新築、移転した老人ホーム観成園の建物を改修したもので鉄筋コンクリート2階建て、述べ床面積は約1660平方メートル(つくし園560平方メートル、伊南桜木園440平方メートル、中間教室90平方メートル、その他570平方メートル)。敷地面積は約3250平方メートル。建設費は7190万円。 -
駒ケ根市社会福祉大会
地域福祉の推進を図ろうと「自立とふれあいの中で安心と安全、支え合う地域社会を」を大会スローガンに掲げた第44回駒ケ根市社会福祉大会が1日、市文化会館で開かれた。記念講演として『世界がもし100人の村だったら』の再話で知られる作家で翻訳家の池田香代子さんによる講演「100人村とわたし・たち」が行われたほか、地域団体などによる意見発表や東伊那小学校児童による体験発表、社会福祉に寄与した個人、団体の表彰などが行われた=写真。
大会には約300人が参加し「だれもが幸せを実感できる多様な福祉サービスを実現するため、障害者福祉、高齢者福祉、児童福祉などの一層の充実を図ろう」などとする大会宣言を採択して閉幕した。
小ホールやホワイエには福祉の広場として福祉活動の展示や紹介コーナーが設けられ、訪れた多くの市民らでにぎわった。 -
太陽光発電システム設置補助金の新設について
伊那市は08年度当初予算に新規事業「太陽光発電システム設置補助金」を盛り込んだ。市初となる同補助金には300万円を充てている。
補助の対象はこれから同システムの設置を考えている市民。
設置前にまず市に相談。市は設置後にシステム設置費用の一部(1キロワット当たり3万円、最大5キロワットまで)を負担する。条件は▽システムを設置する場所は一般住宅であること▽電力会社と余剰電力の売電契約を帰結できる▽部品は全て新品であること竏窒ネど。
市は太陽光発電が普及すれば火力発電も減りCO2排出の削減につながると考えている。
「伊那は太陽光発電に適した場所。太陽光発電システム設置の呼び水になれば」と市。すでに5件の問い合わせがきているとのこと。 -
箕輪町 08年「還暦祝」
箕輪町の08年「還暦祝」は2日、同町松島の伊那プリンスホテルで行った。1948(昭和23)年4月2日縲・9(同24)年4月1日生まれの町在住・出身者166人が出席し、60歳の節目を祝った。
還暦者でつくる実行委員会の主催。式典で荻原利一実行委員長は「素晴らしい箕輪町を今まで培った経験と知識を生かし、後世に残す義務がある。還暦は一つの通過点。微力ではあるが生涯現役の心で頑張る」と式辞を述べた。
来賓の平沢豊満町長は祝辞で、「箕輪町は現在、県内で人口規模が最大の町となった。住んでよかった、住んでみたいと思える町づくりを進めるにはこれからも皆さんの力添えが必要。健康に留意し、明るく、楽しく、前向きにそれぞれ活躍することを願う」とした。
実行委員会は18万円を町に寄付した。
神事で玉串奉奠を行う還暦者代表 -
宮田小トランペット鼓隊と合唱団がコンサート
宮田村宮田小学校トランペット鼓隊と合唱団は1日、6年生の卒業を前に「さよならコンサート」を村民会館ホールで開いた。立見もでる満員の会場で、心ひとつに元気な歌声、楽しい演奏を響かせ、支えてくれた多くの人たちに感謝を込めた。
今まで鼓隊、合唱団は別々にコンサートを開いてきたが、今回初めて合同で行うことに。毎朝続けてきた練習にもさらに磨きをかけ、学校の仲間や家族、地域の人たちが集まった大観衆の本番に臨んだ。
団員はともに4年以上の高学年。6年生は下級生をリードし、4、5年生は6年生にも感謝をこめてステージを楽しんだ。
最後は鼓隊と合唱団が「翼をください」で一緒のステージに。会場も一緒に歌い万感の想いで終演を迎えた。 -
西春近の天竜川で河川内樹木の伐採 1、2日
伊那市の西春近地区の住民でつくる「天竜川の環境を守る会」(酒井勝幸代表)は1、2日、地区内の天竜川河川敷の環境整備作業をする。国道153号沢渡南信号機縲怎^カノ伊那工場の河川敷内を対象に、繁茂する樹木の伐採や外来植物アレチウリの駆除、ごみ拾いなどの作業を行う。
「天竜川の環境を守る会」の立ち上げは、06年3月、沢渡地区の有志で行った、初の環境整備作業がきっかけ。同河川敷の環境整備を地区全体で継続的に推進するため、地区内の各種団体でつくる「西春近自治協議会」の傘下団体として、1回目の作業を展開する。
作業は国土交通省天竜川上流河川事務所、市建設部管理課の協力で実施。西春近地区住民で趣旨に賛同する人が参加する。
河川内樹木の伐採作業などがある西春近沢渡の天竜川 -
伊那市でクリスマスローズ展開催
伊那市の坂下公会堂で29日、200鉢60種のクリスマスローズが並ぶ「クリスマスローズ展」が始まった。黒の八重咲きや英国から輸入した新品種など、ほかではなかなか見られないクリスマスローズの数々が、訪れた人の目を楽しませている=写真。
展覧会は松本市梓川の観光花園「あずみ野花園」(山・ス和男園主)が企画し、南信3会場で開催しているもので、伊那市内で開催するのは初めて。アイリスやシャクヤクの花園を営んできた同園は一昨年4月、県内でも珍しい地植えのクリスマスローズ園を開園。地植えのクリスマスローズの花期は4月以降となるが、今回は一足早く、クリスマスローズを楽しんでもらおう竏窒ニ、地植えで育てた株を鉢花用に掘り起こし展示用、販売用合わせて200鉢持ち寄った。
ひとえにクリスマスローズといっても品種によって、色彩、花の形、咲き方はさまざま。展示用の鉢にはスレートブルー系や、黄緑色の花など、特に珍しい品種がそろっている。また、クリスマスローズの花びらに見える部分は実は「がく」。なかなか落ちないことから、受験のお守り的な存在としても注目を集めている。
園主の山・スさんは「英国の最新栽培品種など、なかなか見られないものも多い。ぜひ楽しんで見ていただければ」と話していた。
販売用の鉢は1500円から5千円まであり、育てかたのアドバイスを受けることもできる。鉢は毎日松本から運んでくる。
入場無料。午前10時縲恁゚後4時。3月3日まで。
地植えのクリスマスローズ園は4月12日から開園する。
問い合わせはあずみ野花園(TEL0263・78・5415)へ。 -
上伊那地域「児童クラブ」スキルアップ交流会
児童クラブ指導員の情報交換と資質向上を目的とする「上伊那地域児童クラブスキルアップ交流会」が27日、伊那市の県伊那合同庁舎であった。各市町村の児童クラブ担当者や指導員など約100人が参加。講演や事例発表があったほか、意見交換では4つのテーマに沿ってそれぞれの意見を交わした。
研修では、上伊那地方事務所福祉課の保育専門相談員を務める宮原貞雄さんが「学童期の子どもたちについて」をテーマに講演=写真。
宮原さんは「今の子どもたちが昔の子どもに劣っているとは思えない。子どもの問題の大抵は、子どもを育てている大人に大きな問題があると思う」と指摘。人と人との関係が築きにくい時代背景に触れる一方、豊かな人間関係を育むには言葉のやり取りが重要な役割を果たしていることを示し「子どもにあいさつを返すという単純なことでも、私たちは忘れていることが多い。言葉には子どもの心を揺り動かす素晴らしい力を持っている。子どもの投げてきた言葉を、より豊かな言葉でオウム返しに返してあげることで、子どもも豊かな言葉を身に付けていく」とした。また、実体験に基づく言葉を教えていかなければ、本当の言葉が身に付かないことなども示し、「日常生活の中にある生きた体験の中で、本当の言葉を教えていくことが必要」と指摘した。 -
【記者室】カミカミマシーンで健康な歯
駒ケ根市の赤穂南小は01年に文部科学省の「歯と口の健康づくり推進校」の指定を受けたのをきっかけに、学校を挙げて歯の健康に取り組んでいる。中でも目を引くのが、かんだ回数が数字で表示される「カミカミマシーン」だ▼養護教諭の発案で開発に取り掛かり、近くの駒ケ根工業高校の教諭の協力を得て、多くの試行錯誤を経て完成した。材料費が約3千円というのがまた素晴らしい。近い将来の商品化を考えている竏窒ニいうから要注目だ▼マシーンをはじめとするさまざまな取り組みにより、虫歯を持つ児童の割合は当初の90%前後から70%近くにまで減少したという。歯は一生の財産だ。幼少時に歯の大切さに気づかせる教育の価値は計り知れないほど大きい。(白鳥文男)
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【生田流筝曲、三味線、地歌演奏家 気賀沢美香さん】
4歳の時、母親の勧めで近くの筝教室に通い始めた。
「きれいな着物が着られるよ竏窒ネんて言われてね。本当は友達がみんなやってるピアノがよかったんだけど言えなかったな。それが今の自分につながっているんだから不思議ですよね」
だが、決して嫌々習っていたわけではない。師匠は厳しく、時に怖かったが、それでも弾くのは楽しかった。
「筝って良家のお嬢さんのたしなみみたいな印象があるでしょ。でも実際の演奏は皆さんが思っているよりずっとパワフルなので子どもにとってはけっこう大変。大人も子どもも筝の大きさは同じだし、弦を押し下げて音程を高くする「押し手」だって、大人と同じだけの力が必要ですからね」
身内に和楽器の演奏をたしなむ人はいなかったが、天賦の才と努力でめきめきと上達し、中学生のころには「将来はこの道で竏秩vと考え始めた。高校1年生で早くも名取りの試験に合格。卒業後はプロを目指す演奏家の養成学校である東京の「正派音楽院」に入学した。カリキュラムは、演奏の実技はもちろん、邦楽理論、日本、西洋の音楽史、楽典など盛りだくさん。予科1年間、本科2年間にわたって邦楽の真髄を学んだ。
「でもね、根っから練習が好きじゃなかったからかなり苦しかったんです。『やめるんなら今だ』と考えたことも度々でした。でも厚い壁にぶつかってそれでも懸命に取り組んでいると、うそのように急に楽にできるようになることもあったりして、何とか卒業することができました」
生田流以外の世界も知りたいとNHKの邦楽技能者育成会を受験して合格。将来を嘱望される精鋭に交じって、さらに1年間演奏に磨きをかけた。
23歳で駒ケ根に自分の教室を開いた。学ぶ立場から教える側に初めて立って不安だったが「自分がやってきたことを教えればいいんだ」と考え、試行錯誤しながらより良い指導方法を模索してきた。
「今思えば、最初の弟子は気の毒だったな。教えているつもりでも、逆に弟子から教えられることばっかりで。自分の方が成長させてもらいました」
◇ ◇
教室とともに演奏活動にも熱心に取り組んでいる。流派、ジャンルを超えた日本の代表的なプロ邦楽家約50人で編成する和楽器オーケストラ「むつのを」(六つの緒=6弦の古楽器)に参加して全国各地でコンサート。ロックやジャズの要素も取り入れた地元の邦楽バンド「SO竏鱈AB」(ソーラボ)にも参加。98年には筝、三味線、尺八から成る邦楽ユニット「まいまい」を結成し、リーダーとして各地で演奏活動を行うなど、和楽器の新しい可能性を追求し続けている。
「一緒にやっているギターやパーカッションの人たちが『邦楽の人はしかめ面して下を向いたきりで演奏しているが、もっと楽しそうにできないか』と言うんですよ。それで筝はスタンドにセットして立って弾くことにしたんです。笑顔で、演奏にもアクションをつけてね。最初は戸惑ったし、慣れなくて変な気分だったけど今はすごく楽しめるようになりました」
「邦楽って敷居が高いっていう感じでしょ。でも、例えばピアノと同じようにもっと気軽に、身近に感じてほしいんですね。ここ10年でずいぶんと理解されるようになりましたけど、まだまだです。私もテクニックを見せるのではなく、メロディがきれいに聞こえるような、聴く人の心に響くような演奏をしたいですね」
(白鳥文男) -
駒ケ根市公債費負担適正化計画
駒ケ根市は06年度決算の実質公債費比率が国が定めた基準の18%を超える18・2%となったことから作成を義務付けられることになった公債費負担適正化計画(07縲・3年度)をこのほど作成し、29日の議会全員協議会で議員らに示した。
計画によると▽07縲・9年度の3年間で毎年度約1億円規模の繰り上げ償還を行う▽地方債の発行を元金償還額内に押さえる▽建設事業を必要最小限とする▽自主財源の確保により、比率の分母である標準財政規模の拡大を図る竏窒ネどの対策を行うことにより、実質公債費比率は08年度以降、18%未満に押さえられるとしている。
実質公債費比率が18%を超えた場合、地方債の発行は適正化計画の内容と実施状況などを勘案した上で県知事が許可することになっている。 -
駒ケ根JCが海外協力隊体験入隊を企画
駒ケ根青年会議所(田中靖隆理事長)は5月に行うJICA(国際協力機構)駒ケ根青年海外協力隊への中学生体験入隊のプログラムについての検討を始めた。28日夜、JC会員と地元の体験入隊経験者、協力隊OBら約30人を集めて「共生の心をつなぐまちづくり会議」の第1回が駒ケ根商工会館で開かれた。
初対面の参加者も多いことから、まずはゲーム形式で楽しく自己紹介=写真。打ち解けたところで、体験入隊プログラムの骨格となるアイデアづくりに取りかかった。
田中理事長はあいさつで「協力隊訓練所が開設されて今年でちょうど30年になる。次代を担う中学生に世界を理解してもらい、共生の心を育んでもらうために皆さんの思いを集めてほしい」と呼び掛けた。
会議は5月10、11日の体験入隊実施に向け、5回の開催が予定されている。 -
上伊那貨物が環境認定取得
トラック運輸業の上伊那貨物(小池長社長)駒ケ根、伊那の両営業所は、国土交通省の外郭団体、交通エコロジー・モビリティ財団の環境規格「グリーン経営認証」を2月20日付で取得した=写真。環境方針として「燃費の向上と廃棄物の適正処理を重点として環境負荷の低減に努めます」(一部抜粋)と定め、燃費の10%向上を具体的目標に掲げている。
同社はトラックの燃費向上のため、数年前からアイドリングや空ぶかしを減らすなどの改革を進めてきたが、昨年「環境保護は時代の要求でもある」として、グリーン経営認証制度取得を決定。10月に申請書を提出し、社を挙げてシステム整備に取り組んできた結果、1月22日の審査を経て晴れて認証を受けた。
竹島昌治総務部長は「地球環境を考えることは社会的な責任。今後も自分たちでできることを精いっぱいやっていきたい」と話している。 -
介護用口腔洗浄器商品化へ
介護が必要なお年寄りや病人の歯磨き、口すすぎを在宅で手軽に行える小型軽量の口腔洗浄器を共同で開発してきた県看護大看護国際研究センターの看護実践改革・学外機関交流推進研究部門(部門長・北山秋雄健康保健学教授)と、高森町の医療用精密機器部品製造の大島山機器(後沢久人社長)は29日、商品化のめどがついたとして製品の詳細を発表した。
商品名は「スッキリーノ」。チューブを通じてポンプで水を送り出しながら電動歯ブラシで歯を磨けるほか、口腔内の水を吸い出せる。幅、奥行きとも23センチ、高さ18センチで質量は1キロと軽量な上、価格は3万9800円と他社の類似製品の半額以下に押さえた。
開発のきっかけは十数年前。後沢社長が寝たきりの母の介護に当たっていた時にひどい口臭が気になり「寝たままでも口の中を洗える器具を作ろう」と思い立ったことによる。軽量化で一番苦労したのはポンプの選定。良い製品を求めて各方面を捜し歩いたという。北山教授とは5年前に知り合い、共同で改良に取り組んできた。看護大の学生や駒ケ根市内の病院での臨床実験を経て大幅な改良の成功にこぎつけた。現在特許を申請中。
後沢社長は、当面は受注生産で対応していくが、関係方面に利点をアピールして受注を伸ばし、将来的にはもっと安価で販売できるようにしたい竏窒ニしている。 -
南箕輪村が制限付一般競争入札3月から導入
南箕輪村は3月から、制限付一般競争入札制度(事後審査型)を導入する。07年度事業として準備してきたもので、村ホームページへの入札公示などに関わるサーバー整備などが終了し、開始となる。
一般競争入札の導入により、入札契約手続きで透明・公正性の向上、公平性の確保、コスト削減の一層の確保をねらう。
対象工事は、地方自治法に定める随意契約を除く範囲で、建設工事は設計金額130万円以上、委託業務などは設計金額50万円以上。公告は村ホームページの掲載とメール配信で行うため、村のメール配信サービスに登録する必要がある。
開札後、予定価格以下の最低入札価格から3番目までの業者を落札候補者とし、参加資格要件の審査をした上で後日落札決定する。参加資格要件は入札ごとに異なるが、資格や地域要件、村の災害緊急時の協力など。予定価格の事前公表はしない。
村は28日、導入を前に業者説明会を開き、対象35者のうち30者に対して制度の概要、入札書などの提出方法、メール配信サービス登録方法などを説明した。 -
地域に根ざした新本部訓練施設に
宮田村の社会福祉法人日本聴導犬協会は29日、町三区の村民会館隣接地で新たな本部訓練施設「元気いっぱい聴導犬・介助犬訓練センター」の地鎮祭をした。8月末に完成し、JR宮田駅近くの現本部から機能を移転。9月に聴導犬、介助犬と呼ばれる補助犬とユーザーの育成業務を開始する。村の福祉文化施設が集積するエリアに位置し、多くの善意で建設にこぎつけたことから、関係者は地域とともに協会活動が発展するよう期待を寄せた。
新施設には本部、訓練の機能、2009年2月には補助犬訓練士の養成機関「日本聴導犬・介助犬訓練士学院」も開設する。
村土地開発公社から購入した560平方メートルの土地に木造2階建てで建設。8人程度のスタッフに、約20頭の訓練犬とそれを必要とするユーザー候補者が滞在する施設となる。
土地は順次購入予定で、当初は賃貸する約1600平方メートルについては、長期的に屋外のトレーニングスペースなどとして整備していく。
総事業費は2億円を見込む。今回のセンター本体の建設にかかわる費用は土地を含めて1億2千万円。
日本自転車振興振興会の補助金と290に及ぶ個人・団体から集まった寄付金約4700万円を充てる。
また、伊那ライオンズクラブなどの推薦で国際ラインズクラブ基金から440万円の助成があり、犬の医療機器を整備する。
30人ほどが出席した地鎮祭で、有馬もと会長は「皆さんの支えで今がある。今後も宮田で末永く運営に励みたい」とあいさつ。清水靖夫村長は「地域が誇る団体として何とか村に残ってほしいと願っていた。協働し、地域の福祉を守っていきたい」と話した。
##(写真)
地鎮祭を開き、より良い施設になるよう関係者が祈願した -
子どもの健康に関する連絡会全体会
「子どもの健康づくり研修会」が27日、伊那市の県伊那合同庁舎であった。食生活改善推進協議会のメンバーや栄養士など約100人が参加。子どもの体と心を育てる食生活のために、各主体が取り組む活動事例の発表や講演があり、子どもへ向けた食育のあり方について考えた=写真。
子どもの健康に関する関係者の知識向上と連携による効率的な食育活動などの推進を図ることを目的とする取り組みで、「子どものからだと心を育てる食生活」をテーマとした話題提供では、母親、地域、栄養教諭、それぞれの立場から子どもの健康のための食生活について考えている3人がそれぞれの活動や思いを発表。
母親の立場から発表した駒ケ根市生活クラブ代表の中山静代さんは、「自分たちが実際に口にしているものには加工食品も多いが、『素性が分からないから食べない』というのではなく、それが何でできていて、どういう風に育てられた食材なのかを学校だけでなく、家庭でも子どもと一緒に学べたらよいと思う」と語り、「ぜひ子どもの食べる物に手を出せる母親自身が、食について考えていきたい」と発表した。また、伊那市の栄養教諭である岩根美ゑ子さんは、子どもを対象とした食育活動の経験を示し「子どもたちは体験を通じて学ぶことが非常に多い」と指摘。「今後は食育コーディネーターとして、いかに多くの人を巻き込んで行動できるかが求められていると思う」と語った。 -
合唱劇「ライオンキング」で小中交流
飯島町の飯島中学校3年選択音楽B(奥原智美教諭、26人)は28日、飯島小学校体育館で合唱劇「ライオンキング」を上映した。全校児童は先輩たちの劇と合唱でつづる愛と冒険の物語を鑑賞、感動を共有した。
物語の舞台はアフリカのサバンナ、動物たちの楽園、プライドロック。偉大な国王ムファサの息子シンバの誕生から始まり、合唱曲「ザ・サークル・オブ・ライフ(命のめぐり)」で幕開け。次期国王の座を約束されたシンバを憎み、ワナにはめて追い出すムファサの弟、スカーが歌う「俺が王になってやる」と続いた。
故郷を追われ、傷心のシンバに勇気を与える陽気な仲間たち、幼馴染の雌ライオン、ナラとの再会、物語はクライマックスへ。故郷に戻ったシンバは、スカーと対決しスカーを追い出し、真の王になる。合唱「ザ・サークル・オブ・ライフ(命のめぐり)」でフィナーレ。
堂々たる悪役ぶりでスカーを演じた石田雅成君は「1月から本格練習に入った。今日の本番が1番良かった」と笑顔。
唐沢史比古教頭は「楽しくできて良かった。小中の交流にもなったのでは」と話していた。 -
伊那ビジネス専門学校で卒業式
伊那市狐島の伊那ビジネス専門学校(三沢清美校長)で1日、07年度卒業式があった。上伊那地方から集まった、情報経理学科2人とOAビジネス学科1人の計3人が卒業。学校生活の思い出を振り返り、新たな旅立ちの門出を祝った。
三沢岩視理事長は「自分で努力しなければ社会では生きていけない。学校で取得したそれぞれの資格を十分に生かして頑張って」。三沢校長は「社会に出ても自分で決めた仕事を簡単にあきらめないで。道に迷ったときは、この学校に相談して」と、それぞれエールを送った。
情報経理学科1年の・ス美佳さん(20)=伊那市=が「学校で学んだことを、これからの人生の歩みに生かして」と送辞。同学科卒業の手塚枝里さん(20)=駒ヶ根市=は「これからは一人前の人間として社会の要求にこたえなければいけない。一日でも早く独り立ちできるよう努力する」と答えた。
三沢校長から卒業証書を受け取る卒業生 -
歴史遺産にも光あてて活性化を
文化歴史の魅力は東の里にあり‐。中央アルプスのすそ野に広がる西山山麓一帯を中心に観光活性化の模索が始まっている宮田村で29日、村職員有志が村東部に位置する中越遺跡や北の城周辺など歴史文化のルートをたどった。村民もあまり知らない隠れた遺産も多く、村商工観光係は「村西部の西山とも結びルートにして誘客のPRになれば」と期待を寄せる。
住民有志も加わって検討している西山山麓の活性化の議論のなかでは「西山エリアのみにこだわるのではなく、村内ひとつとして考えていくべき」といった意見も出ている。
今まで観光面で目が向けられる機会が乏しかった村東部だが、縄文時代前期の集落としては本州最大規模の中越遺跡もあるなど話題性も秘めていると、村商工観光課係は着目。
西山にある歴史的建造物の宮田宿本陣旧新井家住宅や発掘品などを展示する村文化会館などとも結びながら、歴史文化のルートとして掘り起こしたいと構想を練る。
この日は同係の呼びかけに応じた職員らが参加。村教育委員会文化財主任の小池孝さんの案内で中越遺跡を見学し、北の城から天竜川沿いに整備してある遊歩道「文化の道」をリバーランド天竜公園までしばし歩いた。
「初めて知ったことも多く。興味深いことも多いですね」とある女性職員。
「子どもの体験にもっと活用してみては」などアイデアも出しあった。 -
教育委員長に今村昇氏
飯島町教育委員会定例会が27日、文化館であり、任期満了(3月9日)に伴う河野通昭教育委員長=本郷=の退任を受け、教育委員長選出が行われ、新教育委員長に今村昇氏(70)=七久保柏木=が選ばれた。職務代理には市村幸一氏(64)=高尾=が選出された。任期は3月10日縲・9年3月9日。
今村さんは00年12月22日に教育委員に、03年6月から職務代理者を歴任している。 -
伊那市「地域づくり活動支援金事業」 報告会
伊那市は27日夜、市役所で本年度から始めた事業「地域づくり活動支援金」の採択団体による事業報告会を開いた。市内から約100人が出席。花作りを中心とした公園整備や元気おこしなど計17事業(団体)のうち4事業の代表が事例発表した。また、08年度の支援金事業説明会もあった。
支援金の交付は、地域の課題解決に向けた実践的な活動を支援し、市民が主体となった地域づくりを進めるための新規事業。初年度は申し込みのあった33事業から17事業(支援金総額440万円)を採択した。支援金は1団体当たり50万円が限度。
報告会のなかで、住民有志約30人でつくる「勝間桜を守る会」(高遠町)は、薬師堂にあるシダレザクラを守るため、支援金30万8千円を受け、高所作業車による消毒、宿り木除去の作業、遊歩道整備などに取り組んだことを報告。小松照夫会長は「今後は駐車場を作っていきたい」と話した。
来年度の支援金事業の募集期間は3月3縲・1日。4月上旬には採択団体が決まる予定だ。問い合わせは、市総務部政策推進課(78・4111、内線2145)へ。
スライドを使ってそれぞれの活動を報告する支援金採択団体 -
飯島町環境保全審議会
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飯島町環境保全審議会(新井隆廣会長、8人)は27日、役場で同日高坂町長から諮問された「飯島町環境基本計画」を審議、原案通り答申した=写真。
同計画は98年に策定、5年毎見直し、08年度は第3次計画と位置付け、12年度を目途とする。
4章からなり、第1章「計画策定の趣旨」、第2章「目標と指針」、第3章「環境保全に関する施策」、第4章「環境の保全に関する施策の推進」。
このうち、第3章「環境保全に関する施策」の「町民の環境保全行動への参加」に「都市と農村の交流として行われる農山村留学などを一層取り入れていく」が加えられた。
また、「水・大気・土壌等の汚染対策」には「『飯島町1000ヘクタール自然共生農場基本計画』に基づき生き物環境調査や水田のビオトープ設置運動の推進」が盛り込まれた。
第4章「環境の保全に関する施策の推進」の「廃棄物減量化」は「生ゴミ処理機・コンポスト補助制度の活用などにより、年2%の削減を目指し、町内公共施設から発生する厨芥ごみは百%自家処理を行う事とする」とした。 -
箕輪町で中学生模擬議会
箕輪町で27日、箕輪中学校生徒会役員の2年生による中学生模擬議会があった。議員役の生徒10人が登壇し、通学路の安全確保や環境問題などについて緊張した面持ちながらも堂々と質問した。
子ども議会は、88年11月の「婦人と子どもによる模擬議会」以来。町議会が中学校に申し入れ、今後の生徒会運営の勉強に-と2年生による新生徒会役員が参加した。
議員役は22人で、10人が質問。ほかの生徒会役員や町議が傍聴した。
浦野優花さんは、みのわ祭りポスターについて「応募作品の展示をしたらどうか」と提案。平沢豊満町長は「町の施設を使って展示の機会をとりたい」と答えた。中野響子さんはリサイクル品目の拡大と乾電池回収箱の役場設置を提案。町長は「専門委員会で検討課題にしたい。収集箱設置は前向きに検討したい」と述べた。
釜屋秀雄君は自転車通学での事故防止対策を質問。町長は「中学校の中で安全に自転車通学する会のようなものを作り改善点を提案してもらったらどうか。町の構成員の一人なので提案していただければありがたい」とした。
一般質問を終えた沢柳直樹君は、「日ごろ思っている質問をこの場で聞くことができ、町長さんがしっかり答えてくれたのでいい機会になった」と話した。町長から中学生に対し協働の提案があったことについて北原美咲さんは、「環境については、中学でもまめに電気を消すなどの取り組みを改めて考えた」と話した。
町議会の上島貞一議長は、「若い意見を聞き、町政や議会活動に役立てたい」とした。 -
第14回伊那市新ごみ中間処理施設用地選定委
上伊那広域連合の新ごみ中間処理施設の建設地を検討する伊那市の用地選定委員会(伊藤精晤委員長)が28日、伊那市役所であり、これまでの議論の中で見えてきた点数評価項目に関する課題と、評価方法そのものを3つの班ごとに分かれて再検討。点数評価する評価基準に関し、前回伊藤委員長が提案した「環境や人に与える影響と経済性を評価する項目は分けて評価してはどうか」という意見に対しては、賛同する声もあった一方、「あまり経済性にこだわらす、総合点で評価した方が良い」とする声や「経済性への配点を多くしてすべて1本で評価する総合点とすべき」などの意見が出たため、次回、全体会のメンバー数人でつくる小委員会と伊藤委員長で今回の意見を集約し、評価方法に一定の方向性を出すことになった。
検討課題となっていたのは、施設を運用していくのに必要なプラント用水を確保するには地下水を掘る必要が生じるが、候補地の中には、かなりの工事をしなければその水が十分に確保できない場所もあるため、そういう候補地の扱いをどうするかや、どの路線を搬入経路とするかなど。また、評価方法そのものも、コスト面への比重が少ないという指摘があり、「全体のバランスを是正する必要がある」とされていた。
検討の結果、搬入路線については事務局が示した主要幹線道路を中心とした路線案で合意。また、プラント用水の確保については、各候補地ごと、掘る井戸の深さなどが異なり、それにかかる費用も異なるため、そのコストを点数評価する案などが出た。 -
松くい虫被害、箕輪に北上
県や関係市町村などでつくる上伊那地方松くい虫防除対策協議会が28日、伊那市の県伊那合同庁舎であり、これまで松くい虫被害がなかった箕輪町の卯ノ木地区で今年1月、新たな被害の発生を確認したことを報告した。これにより、松くい虫被害は上伊那6市町村まで拡大。昨年度最北だった伊那市美篶下川手地区より約5キロ、被害地域が北上したことになる。
箕輪町では1月8日、伊那市境にある同地区の道沿いに生えている松林で発見した枯損木の原因調査を上伊那地方事務所に依頼したところ、3本のアカマツで松くい虫被害が発生していることが判明。この結果を受け、町の林野調査専門委員会が町内の標高800メートル以下に生えている松を調査。2月15日の段階で、95本の枯損木を確認し、そのうち3本については、松くい虫による被害の可能性が高いため、地主の了承を得てから、検体をとることとなった。
こうした事態を受け、町では早期対策を講じるために、すでに被害を受けている3本を伐倒する費用30万円を3月補正に計上するほか、監視、巡視対策強化のための予算130万円を08年度予算に盛り込む予定。
本年度の上伊那全体の被害量は5250立方メートルと過去10年の中でも2番目に多い量となっている。一方、駆除量は3821立方メートル。各市町村とも積極的な防除対策に取り組んでいるが、被害拡大になかなか歯止めがかからない現状にある。
同協議会は本年度、各市町村に支給する防除対策費として632万円を当初予算としていたが、被害拡大に伴い各市町村で積極的に防除対策を実施したため、それに伴う対策費用の増額分を補正した700万円を各市町村の防除事業費として支給する。 -
08みのわ祭りの提言
検討委員会が07みのわ祭り正副会長会に提出箕輪町の「みのわ祭り」について協議してきたみのわ祭り検討委員会は28日、07みのわ祭り実行委員会の正副会長会に「08みのわ祭りについての提言」を提出した。祭りの運営は実行委員会を行政と民間半々で民間が会長職に就き、イベントは複数会場で複数のイベントを並行して行うなど新たな方向性を示した内容で、正副会長会は提言に理解を示し、実行委員会の早期立ち上げを求めた。
検討委員会(唐沢修一委員長)は各種団体の代表や中学生を含む公募委員ら32人で構成し、5回の協議で提言をまとめた。
主な内容は、会場は当面の間は国道153号線バイパスで、日程は7月最終週の土曜日。区の協力については祭り参加は区の自主性にゆだね町から参加を主導(強制)しない。メーン会場には子どもが楽しめる広場や露店商を設置し、イベントは動員ではなく参加したい人を集める。花火の協賛金は実行委員会で検討する-など。
実行委員会を公募により官民半々とする運営方法については、「本来民間主導の祭りであっていい」など賛成意見があり、会長の平沢豊満町長は、「協働のまちづくりに合致する内容。提言に沿ってすばらしい祭りとして脱皮していきたい」とした。また、「行政はバックアップということで、実行委員会から行政に役割分担を指示してもらいたい」とも話した。
町長は検討委員会について「プロセス開示しながら町民意見を聞く政策決定のやり方のモデルケース」と評価。唐沢委員長は、「08年の祭りはコンパクトになるかもしれないが、町民の力でやる第一歩。皆様のお知恵をお借りしたい」とあいさつした。