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伊南防火管理協会総会
伊南4市町村の437事業所でつくる伊南防火管理協会は21日、第31回定期総会を駒ケ根市のアイ・パルいなんで開いた。役員の改選が行われ、会長に堀内茂彦さん(再任・信濃燃料)、副会長に木下哲夫さん(木下燃料)、小沢長三さん(小沢建設)、顧問に加藤和美さん(駒ケ根自動車産業)を選出したほか、事業計画・予算案を承認した。優良事業所などの表彰も行われた=写真。
表彰されたのは次の皆さん。
◆県危険物安全協会長表彰▼危険物優良事業所=田中燃料店▼特別表彰=武井二郎(駒ケ根自動車産業)▼危険物優良取扱者=福沢勇一(キョウリツ)木下哲夫(木下燃料)小長井規雄(和信化学工業駒ケ根工場)富永義人(上伊那農協中沢給油所)宮・ス克弘(同片桐・飯島給油所)
◆伊南防火管理協会長表彰▼優良事業所表彰=駒ケ根郵便局、和泉屋燃料店、花木タイヤ商会、駒ケ根トヨタ自動車、富永自動車▼危険物取扱者40年勤続表彰=小林幸八(丸共産業)武井二郎(駒ケ根自動車産業)▼同30年勤続=平沢隆(小松屋商店)上久保善實(田中薬局)熊谷宏(南信精機製作所)▼同25年勤続=日岐義明(帝国通信工業赤穂工場)川上正計(上伊那農協)宮・ス克弘(上伊那農協片桐・飯島給油所)▼同20年勤続=大場清隆(同福岡給油所)富永義人(同中沢給油所)竹内宣江(同七久保給油所)▼同15年勤続=今井茂(今井自転車店)小島正好(小島商会)小原謙二(昭和伊南総合病院)小松文晴(駒ケ根自動車学校)辰口正美(北原産業エスパル駒ケ根)田中豊昭(日本発条産機事業本部)宮下進八郎(宮井商店)笠原信男(三徳)宮沢孝広(飯島セラミック)▼同10年勤続=滝沢美保子(駒ケ根自動車産業)中村保(信濃燃料)小町谷久志(養命酒製造駒ケ根工場)中山友悦(タカノ)福沢丈樹(タカノ機械)堀内信彦(信濃燃料)小林美知子(飯島保育所)千村芳郎(下平工業)那須野大(伊那火工堀内煙火店)森岡康男(飯島町地域福祉センター石楠花苑)森上龍雄(大林建材)▼同5年勤続=小池実(和信化学工業駒ケ根工場)大原とも美(イタクニ)竹下俊彦(同)久保村祐二(田中燃料店)堀内正巳(中央アルプス観光)森岡正明(日本発条伊那工場)倉田浩幸(駒ケ根生コン)中坪厚志(養命酒製造駒ケ根工場)高坂由明(丈長屋)竹村博(塚田理研工業)唐沢繁樹(上伊那農協)森本元司(同)松崎明重(同飯島カントリー)宮下清博(長野ミツバ)篠原栄治(上伊那農協片桐給油所)古沢征三(同南向給油所)▼防火管理者30年勤続表彰=池上良之(岩田屋)北沢福明(民宿天山)那須野茂喜(白樺荘)福沢猛(信濃路)古田良昭(古田料理店)宮下勝(ホテルあさひや)▼同25年勤続=中村敏(コーヒースポットめいと)▼同20年勤続=中山清美(いげた屋)赤羽芳春(しぶき荘)浦上謙吾(駒ケ根ダイカスト工業)大平静江(駒ケ根ハイランドホテル)宮下学(駒ケ根グリーンプラザ)吉沢文夫(さわや食堂)▼同15年勤続=飯島秀樹(駒ケ根グリーンホテル)伊藤文雄(座光寺内科医院)北村和子(割烹食堂たつぼり)横山勝(さんれーく駒ケ根店)▼同10年勤続=下平武人(日本電産)清水千博(同)古沢正博(トマト)千村貴美男(東洋エクステリア中央研究所)▼同5年勤続=小沢常明(テーケー)伊沢正紀(窪田建設)草深雪江(北割保育園)宮下みさほ(福岡保育園)田中浩二(マルヤス長野) -
駒ケ根協力隊を育てる会総会
JICA(国際協力機構)駒ケ根青年海外協力隊(加藤高史所長)を支援する市民らでつくる駒ケ根協力隊を育てる会(会長・中原正純市長)は21日夜、第25回総会を同市のアイ・パルいなんで開いた=写真。会員ら約50人が出席し、06年度事業・収支決算報告、07年度事業計画・予算案などを承認した。主な事業として、書き損じ・未使用はがき、未使用切手を回収した資金により隊員の活動を支援する「小さなハートプロジェクト」や、JICAの「世界の笑顔のためにプログラム」などに引き続き取り組んでいく。
中原正純市長はあいさつで「駒ケ根訓練所を巣立った隊員は1万人を超える。市民にとっても国際化を身近に実感できる大きな財産だ。今後も協力隊を支援する市民の輪を広げていこう」と呼び掛けた。 -
「ネイチャー伊那谷」第13回写真展
駒ケ根市、飯田市などに在住するアマチュア写真家のクラブ「自然写真集団ネイチャー伊那谷」(片桐勝彦会長)は第13回写真展「自然賛歌」を駒ケ根市の市立博物館市民ギャラリーで27日まで開いている。中央アルプス駒ケ岳をはじめとする大自然の四季折々の表情を見事にとらえた作品のほか、コマウスユキソウ、ミヤマキンバイなどの愛らしい高山植物を撮影した写真など、会員7人が思い思いに撮影した自信作約70点を展示している。
入場無料。午前9時30分縲恁゚後6時(最終27日は午後4時30分)。問い合わせは同館(83・1135)へ。 -
西箕輪北部保育園で草もちづくり交流
おいしい郷土料理を地域のおばあちゃんたちに教えてもらおう竏窒ニ、伊那市の西箕輪北部保育園(唐木美代子園長)の園児たちが22日、草もちづくりに挑戦した。大泉新田地区に住む3人の女性が同園を訪れ、作り方を伝授。昔ながらの春の味覚を楽しんだ。
交流会は今年初めて企画。園児たちには地域の郷土料理を学びながらお年寄りの知恵や技に触れることを通じて目上の人に対する尊敬の気持ちを学ぶ機会に、一方地域の人には園の様子を知ってもらう機会にしてほしいと考え、秋には五平もち作り交流も計画している。
その第1回目となったこの日は、園児たちが保護者とともに摘んだヨモギを使った草もちづくりを企画。最初はビニール袋に入れたヨモギをすりこ木で叩きつぶす作業。筋が残らないよう丹念に潰したヨモギから春の香りが漂い、園児たちも「いいにおいがする」と歓声を挙げた。
ヨモギともちを混ぜる工程では、地元の女性たちが鮮やかな手際を披露。「もう時期だでね」と園児たちに語りかけながら鮮やかな緑色をしたもちをこねあげていた。 -
童謡唱歌を国内外に広めている瑞宝双光章の酒井増男さん
南箕輪村長に受章を報告高齢者叙勲の瑞宝双光章を受章した県音楽教育学会名誉会員、県童謡・唱歌をうたう会顧問、元教諭の酒井増男さん(89)=南箕輪村南原=が23日、村役場を訪れ、唐木一直村長に報告した。
酒井さんは中野市の出身。音楽教育を主に県内小中学校13校で38年間、教べんをとり、77年(昭和52)3月に長野市立共和小学校長を最後に退職。その後、童謡・唱歌の普及に努め、県童謡・唱歌をうたう会を設立して国内でコンサートをしたり、ブラジル、米国、ハンガリーなどに招かれて、日本の文化としての魅力を広めたりしている。
村長室で、教え子たちからもらった寄せ書きなどを紹介しながら酒井さんが叙勲を受けたときの様子などを話した。唐木村長は「まだまだ元気でこらからも活躍してください」と励ました。 -
【記者室】サツマイモのオーナーに
野菜や果物のオーナー制度。リンゴに長イモ、ゴボウはこれまでやっているが、今度はサツマイモも仲間入りする。主に種まきや植え付けと収穫を体験するもので、その間は農家が管理をしてくれる▼みはらしファームの長芋・ゴボウオーナーは参加者の半分がリピーター。ある夫婦は、家庭菜園でほとんどの野菜は作るが長芋はできないため、継続参加しているという。畑を1メートル以上掘って土をやわらかくするというから、家庭菜園ではとてもとても大変。参加したくなるのはうなづける▼箕輪北部営農組合が始めるサツマイモオーナー。自分自身は関心はあっても、あのご夫婦のような行動力に欠けるが、興味と行動力のある方は、この機会に参加してみてはいかが。(村上裕子)
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宮田中、毎月各国の料理を生徒たちに
宮田村の宮田中学校の給食で月に1回、世界各国の料理を味わう取り組みが始まった。23日はオーストラリア料理で、初めて味わう異国の食べ物に生徒たちは興味深げ。企画した同校の小原啓子栄養師は「食を通じて世界に目を向け、新たな発見を感じてもらえれば」と“食育”に広がり持たせる試みに期待を寄せる。
オーストラリアの食卓に欠かせない「べジマイト」と呼ばれる野菜エキスを発酵させたペースト状の食品と、同国民がファーストフード感覚で気軽に食べる「ミートパイ」を給食メニューに盛り込んだ。
同国出身で本年度の同校ALT(語学指導助手)のアダム・コラールさん(34)が、生徒たちに母国の料理を紹介。ランチルームで全校一緒に味わった。
べジマイトはパンにバターと一緒に塗って食べたが、オーストラリアの納豆と呼ばれる味は、生徒たちにとって“未知との遭遇”。好みは分かれたが、2年生の服部裕明君(13)は「みそみたいな味がして、とてもおいしい。給食でいろんな国の食文化が味わえて楽しい」と話した。
「自分の国では当たり前でも、他の国では違う。食事によって文化の違いを知ることは、とても重要なことに思う」とアダムさん。
食材の入手など苦労は多いが、子どもたちのためにと小原栄養師や給食調理員。来月はカリブ海の国の料理を予定する。
##写真
ALTのアダムさんから話を聞き、生徒たちはオーストラリアの味に舌鼓を打った -
ぎゃらりー喫茶「花鳥四季彩」の井上治さん(57)
野鳥の写真撮影の趣味をきっかけにギャラリー喫茶を06年3月末、自宅の横にオープンした。自然の温かみを感じるロッジ風の室内には、香ばしいコーヒー豆の香りが漂う。この空間が展示作品とお客さんとの対話の時間を演出してくれるのだという。
「自分の作品に合ったギャラリーがほしかった。本格的なギャラリーは立って眺めるだけ。コーヒーを一杯飲みながらゆっくりと鑑賞するのが本来の形だと思う。自分なりに・ス良い・ス方に理解してつくったギャラリーなんです」
撮影でこだわっていることは「レンズを通して見る、その季節の中に生きている野鳥のきれいな姿」。自分の目で感動した瞬間と頭の中のイメージが一致した時、シャッターを切る。
そのために努力は惜しまない。野鳥が活動し始める早朝に出かけることは当然。鳥の種類や習性、季節の花が咲き始める時期と場所などの情報は頭の中に詰め込んだ。好きな鳥と風景を求め、北海道まで行ったことも2度あるという。 -
第20回南箕輪村長杯ゲートボール大会
第20回南箕輪村長杯ゲートボール大会が23日、同村の大芝高原屋内運動場であり、神子柴Aチームが優勝した。村主催、村ゲートボール連盟(伊藤聖人会長)主管。
競技は地区対抗戦で、9チーム、約50人が参加。3つのコートに3チームずつが分かれ、それぞれで総当り戦を展開した=写真。勝ち数、得失点差で順位を決めた。
同大会は屋内運動場が建てられた翌年の1988年から続く恒例。
伊藤会長は「かつてのゲートボールがさかんなころは会員も100人いたが現在は半分に減っている。これから復活するように努力していきたい」などとあいさつした。
結果は次の通り。
(1)神子柴A(2)久保B(3)北殿A -
第4回大芝高原マレットゴルフまっくん大会
第4回大芝高原マレットゴルフまっくん大会が23日、南箕輪村の大芝高原マレットゴルフ場であった=写真。信州大芝高原マレットゴルフ親交会の主催。
同大会は昨年から村のイメージキャラクター「まっくん」にちなんで大芝高原マレットゴルフ選手権大会から名称を変更。これまで大芝高原中南信大会として10年、同選手権大会として2年の通算14回目を迎える恒例大会だ。
上伊那や諏訪市、塩尻市の4市2町2村から愛好者150人が参加し、36ホール、パー144で優勝を競った。
結果は次の通り。
▽総合優勝 荻原文博(南箕輪村)113
▽男性 (1)小島清(伊那市)114(2)水田哲朗(同)115(3)伊藤宏(南箕輪村)115(4)池上辰夫(同)117(5)松坂昭一(伊那市)117(6)林芳三(辰野町)118
▽女性 (1)中条すみ子(辰野町)115(2)北沢ヒデ子(南箕輪村)116(3)根橋栄(同)116(4)酒井範子(伊那市)116(5)小沢かほる(南箕輪村)118(6)白鳥栄子(伊那市)118 -
みそづくり 伊南こども劇場
駒ケ根市の伊南こども劇場(北村和枝運営委員長)は19日、飯島町田切の井口明夫さん宅で、恒例のみそづくりを行った。
会員親子、12組約30人が参加した。前日、昨秋、同地区で収穫した30キロの大豆を洗い、水に浸け、水分を十分含ませた。
午前5時から、大釜で煮始め、午前9時に煮上がった。子どもたちは煮えたばかりの大豆を試食させてもらい「甘くて、おいしい」と大喜び。
煮えた大豆は子どもたちも手伝い、みそ潰し機(チョッパー)に掛け、粗熱を取って、21キロのこうじと塩11キロを混ぜ、煮汁を加え、耳たぶほどの柔らかさにして、みそおけに仕込んだ。
この後、各家庭に持ち帰り、直射日光が当らない暖かい所に置き、10月末まで熟成させると、手作りのみそが食べられるという。
作業終了後、昨年の手作りみそを使った豚汁を囲んで昼食。「やっぱり、手作りみそは一味違う」と食も進んだ。
場所を提供し、指導に当った井口初江さんは「地元の大豆を使い、添加物を一切使わない手作りみそは、シンプルで昔ながらのあきのこない味。おけにササを敷くと、防腐剤代わりになる」と話していた。 -
南箕輪村農作物有害鳥獣駆除対策協議会総会
南箕輪村農作物有害鳥獣駆除対策協議会(会長・唐木一直村長)は21日、07年度総会を村役場で開き、本年度事業計画、予算案などを承認した。
事業計画は、久保地区と南原地区のカラス檻の管理、イノシシやクマの対策など随時、村猟友会に委託する。予算は歳入、歳出合計各36万4100円。
06年度の活動実績は、カラス檻(5月10日縲・月9日)は久保9羽、南原10羽。銃駆除(6月17日縲・月9日)はカラス69羽、ドバト99羽。クマ檻、イノシシ檻はいずれも0頭だった。 -
伊那市交通安全協会連合会総会
第36回伊那市交通安全協会連合会(堀内四郎会長)は18日夜、伊那市役所の多目的ホールで総会を開いた=写真。本年度の事業計画や予算について承認を得た。
本年度は「高齢者の交通事故防止」を最重点事項として、他の推進団体、機関などと連携を図り交通安全推進の充実に努める。そのほか、飲酒運転の根絶、シートベルト・チャイルドシート着用の徹底竏窒ネどに取り組む。 -
信州高遠美術館開館15周年記念展開始
伊那市の信州高遠美術館は6月17日まで、開館15周年記念「画業70年の軌跡 田中春弥展」を開いている。それに伴ない19日、オープニングセレモニーが同館であり、自身の作品について語る田中さんのギャラリートークなどが来場者を楽しませた=写真。
田中さんは福岡県出身。東京美術学校卒業後、一水会、日展などで入選し、1993年には白馬村のジャンプ台を描いた「信州白馬ジャンプ競技場」で日展文部大臣賞を受賞。また、同年からは大町市にアトリエを移して制作活動を続けており、旧高遠町の時から続く全国公募絵画展「信州高遠の四季展」の審査員も務めている。
今回は各展覧会に出展した田中さんの代表作24点を展示。その一つ「阿云九十二」は、92歳までの自身の自画像を描いた一枚となっており、少年期から満州へ出兵した当時、現代までの自画像を自身の軌跡として描く一方、90年間の時代の変遷をも写している。
また、メキシコの先住民族を描いた「パツクロアロ広場の親子」娘の文化祭を訪れた時の様子を描いた「小さい秋みつけた」などさまざまな作品が並んでいる。
午前9時縲恁゚後5時(入館は午後4時半まで)。入館料は一般500円、小中学生150円。 -
箕輪町食生活改善推進協議会
箕輪町食生活改善推進協議会は21日、07年度総会を町保健センターで開き、本年度の事業計画、予算案などを承認した。
事業計画は視察研修や大会、「食と健康を考えるつどい」への参加。地域での日常活動は伝達講習会、ファミリークッキング、ヘルスサポーター21、男の料理教室、ボランティア(ふれあい広場、離乳食教室)。町への協力は保健センター栄養指導室の清掃、健康づくり推進週間など各種事業への参加など。
予算は収入、支出の各総額が8万3162円。
会員67人。07年度役員は会長が小林節子さん、副会長が前川紀美子さん。小林会長は、「食育、メタボリックシンドロームなど食の問題が言われている。各種講習や大会に参加し、自分の健康、家族の健康、地域の皆さんの健康と、輪を広げていきたい」とあいさつした。 -
箕輪町振興計画審議会
箕輪町振興計画審議会(柴寿会長)は21日、町役場で会議を開き、町が第4次振興計画実施計画(17縲・8年度)の実施状況を報告した。
07年度は、第4次振興計画の前期基本計画(05-09年度)の中間年で、07-09年度の実施計画策定の年でもある。このため、町は05、06年度の実施計画に基づく事務事業の進ちょく状況を審議会に報告。今後、委員の意見を聞いて実施計画(07-09年度)の素案を作成し、9月初旬ころ審議会に示し修正などを経て策定する計画をしている。
報告では、7章からなる計画のうち各地区の地域づくりの章を除く6章について、担当課長が資料に沿って取り組みと成果を説明した。
審議会委員の3年任期が23日で満了になるため、委員再任も了承した。 -
古い木材に新たな命を注ぎ込む
伊那市西箕輪
木村深雪さん(58)
大工の夫を手伝いながら、生活家具を中心とした木工製作に取り組んでいる。使用する木材はできる限り地域の気候風土に合った地の材。また、古くなった木材に丁寧にカンナを掛け、別の形で再生する取り組みもしている。
「木は木材となってからも木として生きた分だけ生きるって言われているから、良い板ならカンナをかけ直してあげることでまたそこから10年、20年って使ってあげることができる。この机も古い家の床の間に使われていたクリの木なんですよ」と目の前のテーブルを示す。
◇ ◇
夫とともに東京から伊那へIターンしたのは20年ほど前。その後、夫は伊那技術専門校へ通い、大工として独立。木工に携わるようになったのは、その副産物として、木材の端切れをどうにかしたいと考えたことがきっかけだった。
「最初はそれをたき物にしていたのだけど、『ただ燃してしまうのはもったいない。どうにかできないかな』って考えるようになって」
その後、自身も伊那技専に入学。さまざまな年代の学生と一緒にカンナの研ぎ方から木の性質まで、木工に関する基礎的な知識と技術を習得した。
卒業後は夫の大工仕事を手伝う傍ら、新しい家のキッチンや水周りを設計。女性の目線に立った安全で使い易い設計を心掛けてきた。
◇ ◇
新しい家の建設に携わる一方、古い民家が取り壊される場面に立ち会う機会も増える。しかし、そうした取り壊されようとしている家の中には昔の職人が手掛けた素晴らしい技術や年月を経ても生命力を失わない立派な木材が眠っている事実を知り、それも一緒に取り壊されてしまうことのもったいなさを実感した。
「昔の人の造った家なんか見ると、『すごい!こんなのどうやったの?』って思うようなこともよくある。今は釘を使って打ち込んでいるけど、こういうのを見ると『これでいいのかな』って考える。取り壊される家であっても、その時までその家は生きていたのだから、ただ壊してしまうのはもったいない。命のあるものだからこそ、きちんと使って生かしてあげたい」
今後は、こうした古民家に手を入れて住める状態にする「古民家再生」にも力を入れていきたいと考えている。
古民家再生などに関心のある人はきむら工房(TEL78・1056)へ。 -
伊那市高齢者クラブ連合会単位クラブ役員会
伊那市高齢者クラブ連合会単位クラブ役員会が21日、伊那公民館であった。各地区での単位クラブ育成を最重点課題として昨年4月に発足した同連合会だが、この1年で7単位クラブが休会。役員になった場合、各種研修会や会合に参加しなければいけないことなどが負担となり、休会を選択した単位クラブなどもあることが明らかとなった。
今年の4月以降、休会することとなった単位クラブは旧伊那地区で3つ、高遠地区で2つ、長谷地区で1つ。その主な要因の一つが「役員の引き受け手がいない」といったもので、特に遠隔地や交通の便の悪い地域に住む高齢者には、役員となった場合に参加しなければならない各種研修会や役員会が負担となっている状況。この日の役員会も、役員がまったく参加していない単位クラブがいくつもあった。
こうした負担への配慮から、地区によっては市高連に入らず自分たちの地区で活動しているクラブも出てきている。
また、本年度は前任の会長が退任したことに伴ない有賀千篤さん(西春近)が会長を務めることとなった。 -
こだわりみそパッケージ・ツアーを企画
伊那市長谷の気の里入野谷郷の宿「入野谷」は6月、1泊2日の「こだわりみそパッケージ・ツアー」を初めて企画した。「長谷の良いとこ」を詰めたツアーで、長谷ファンを作る。定員25人で、31日まで参加者を募集している。
地元の食材を使い、加工品などを製造・販売する「気の里工房」とタイアップ。地元のみそ造り体験を柱に、長谷の伝統文化や自然を満喫し、心身をいやせるようなメニューとした。
ツアーは6月9縲・0日。昔ながらのみそ玉づくりをはじめ、長谷の民話「孝行猿」(切り絵紙芝居)、太鼓グループ「創龍会」の演奏などを組んでいる。鹿嶺高原で南・中央アルプスの眺望も楽しむ。食事には、気の里工房で作ったこんにゃく、天菜漬け、地元の玄米や野菜を使った料理を用意する。
参加費は1万5千円。宿泊は入野谷で3食付き。
主催者は「四季折々のすばらしさを見ていただき、長谷を好きになってもらいたい」と話し、施設の利用者増加にも期待する。
問い合わせは、入野谷(TEL98・1030)へ。 -
ローターアクトクラブ年次大会
「国際ロータリー第2600地区ローターアクト第30回年次大会」は19、20日の両日、箕輪町の伊那プリンスホテルであった。本大会の20日は、県内のローターアクトクラブ全7クラブの役員のほか、県内各地のロータリークラブ役員ら約200人が集まり、同地区ローターアクトの活動を振り返った。
ローターアクトクラブは、地域のロータリークラブ傘下の18歳竏・0歳の会員組織。本年度(06年7月竏・7年6月)は、伊那ローターアクトクラブが県内クラブのまとめ役となり、奉仕と親ぼくを掲げて活動してきた。
本大会では、前年度地区役員へ感謝した後、次年度地区ローターアクト代表と地区ホストクラブを長野ローターアクトクラブに決定した。地区事業報告では、各クラブや全体活動を代表者が発表し、海外・国内研修などを振り返り思い出を語った。
地区事業報告ではスライドを使って思い出を振り返った -
天竜川水系環境ピクニック
環境問題に関心の高い事業所などが活動する、恒例の河川一斉清掃「天竜川水系環境ピクニック」は20日、上・下伊那の6地区であり、100事業所・団体から計4756人が参加した。上・下伊那の民間企業でつくるリサイクルシステム研究会(向山孝一会長)などの主催。14回目。
企業や団体が連携して環境美化に努め、天竜川の現状を認識し、ごみ分別の意識やモラルの向上を目指す清掃活動。上伊那からは、64事業所・団体、3171人が参加した。子ども連れの家族や地域住民らの姿も多く、拾ってきたごみを分別する際には、大人が子どもに分別指導する姿も見られた。
収集したごみは、空き缶3601個、空きびん1118個、ペットボトル2378個など。収集量は年々減少しているが、空きびんに代わってペットボトルの数が増えてきているという。
伊那市役所近くの天竜川でごみ拾いをする参加者ら -
高遠、長谷中で不審者対応訓練
伊那市の高遠中学校(唐沢正吉校長、182人)と長谷中学校(西巻健史校長、50人)は16日、不審者侵入を想定した対応訓練を開いた。伊那署の協力を得て訓練を実施。生徒や教員らは対処方法などを確認し、緊急時に備えた。
高遠中では、授業中、2階の教室に同署職員が扮(ふん)する不審者が侵入した想定で実施。摸造の刃物を振りかざした不審者を担任の男性教諭が椅子などで動きを止めている間、生徒らは避難した。その後、3階へ逃げた不審者は、連絡を受けて駆け付けた他の男性職員らによって取り押さえられた。その間に全校生徒は体育館に避難した。
反省会で高遠町交番の岩井智昭交番所長は「不審者はどこから侵入してくるか分からないので臨機応変な対応をして。不審者の行動には決まりがない」と注意。唐沢校長は「自分の命は自分で守るための方法を普段の生活の中で、いつでも対応できるように意識し、考えることが必要」と話した。
本年の4月末現在、同署管内で発生した児童・生徒が被害を受けた犯罪の認知件数は7件(前年比同)で、そのうち声掛け事案は3件(同2件減)、わいせつ行為は4件(同2件増)。校内への侵入事件は発生していない。
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不審者をサスマタなどを使って取り押さえる職員ら(長谷中学校) -
カレーづくり楽しむ 西春近南小飯ごう炊さん
伊那市の西春近南小学校(唐沢武彦校長、163人)は21日、同地区の休み平キャンプ場で全校参加の飯ごう炊さんを開いた。全学年の児童が混じった班割り構成でそれぞれがカレーライスを作り、味わった。
同小学校で恒例の班ごう炊さん。5月中旬に企画したが降雨の影響で延期になっていたが、この日は待ちに待った晴天。児童たちは、学校からキャンプ場への約1時間半の道も楽しみながら歩いていった。
キャンプ場に着くとそれぞれの班でカレーライスづくりに挑戦。高学年の児童が中心となって役割を果す中で1年生も野菜の皮むきなどを分担する活躍をみせた。料理が完成するとそれぞれが舌鼓を打ちながら会食した。
6年生の宮下永輝君(12)は「低学年につくり方を教えるのは難しかったけど皆で料理したカレーの味はおいしい」と話していた。
完成したカレーをご飯の上に盛って完成 -
梅雨前に確認 伊那合同防災訓練
伊那市と国土交通省天竜川上流河川事務所(駒ヶ根市)、県伊那建設事務所の3機関は22日、出水期を控え、大規模な洪水や土砂災害を想定した初の合同防災訓練を市内各所で開いた。関係職員や陸上自衛隊、伊那署、消防団など約20団体から550人が参加。ヘリコプターによる現地調査や災害現場の衛生中継のほか、地元住民の避難誘導などの模擬訓練を実施し、それぞれの役割分担や情報の共有方法などについて確認した。
伊那市役所を主会場に午前10時から開いた訓練では、次々と本部に寄せられる災害情報を各職員らが共有しながら対策を講じる「ロールプレイング方式」で実施。中南部に停滞した前線の影響で3日間の総降雨量が400ミリとなったとの昨年、7月豪雨災害と同様の規模を想定した。
高遠町、長谷地区では土砂災害(前兆現象)のある場所が4カ所確認されたとして実動訓練を実施。長谷保育園、小学校の園児・児童ら約140人が午前11時ごろから消防団らの誘導で長谷公民館へ避難した。同公民館には、市と災害応援協定を結んだ団体による救援物資が届いた。
訓練が終了すると関係機関の代表者があいさつ。小坂樫男市長は「昨年の7月豪雨災害でも天竜川と諏訪湖がそれぞれ違う管轄のため情報の共有化が必要との反省点が出た。梅雨期を前に合同訓練が実施できたことは意義のあること」と話した。
伊那市は今後も規模を変えて合同防災訓練を開いていくことを検討している。
伊那市役所を中心に実施した合同訓練の本部会場の様子
天竜川の堤防侵食を想定した実動訓練で関係者が大型土のうを積む(市役所前の天竜川) -
巨大なマダイが入荷
宮田村町三区のスーパーこいちに22日朝、体長90センチ、重さ10キロにも及ぶ巨大なマダイが入荷した。
新潟県能生(のう)沖から直送されたもので、長年魚をさばくベテラン店員も「これだけ大きいタイは初めてみた」とビックリ。
同店で販売する通常のマダイは1・5キロほど。その7倍近くにも及ぶ巨大な魚体は壮観で、店頭に並ぶと「立派だねぇ」と足を止めて見入る買い物客の姿もみられた。
午前中のうちに地元の料理店が購入したが、「これだけ大きいと何だかめでたい気分がしますね」と同店の前林裕一専務は話した。 -
公民館子育て学級開講
宮田村公民館子育て学級は22日、本年度の開講式を行った。親子で体験できる活動を中心に多彩な内容で交流。この日もさっそく屋外に出て、サツマイモの苗植えに挑戦した。
同学級は毎年秋に焼きいも会を開くのが恒例。例年はサツマイモを購入したり分けてもらっていたが、今年は自分たちで育ててみようと計画した。
町三区斎藤診療所近くの畑の一角を借り、親子で苗植え。ワイワイにぎやかに秋の収獲を夢見て土にふれた。
本年度の同学級は昨年よりも2組ほど多い33組が参加。来年3月まで年10回開き、同年代の若い親子がふれあいの輪を広げる。
役員も決め、会長には増田淳子さん、副会長には三枝香織さん、会計には平澤由美子さん、田村沙織さんを選んだ。 -
宮田中で防犯訓練と護身術講習会
宮田村の宮田中学校は22日、不審者の校内侵入を想定した防犯訓練と護身術講習会を開いた。全校生徒が参加して不審者に手をつかまれたり、抱きつかれた場合などの対処法も学習した。
駒ケ根署員の指導で安全に逃げるための護身術を体験。友達同士2人1組になって、自分よりも力が強い人にどう対処するか実践法式で学んだ。
「護身術は相手を撃退するものではありません」と同署員。生徒たちは繰り返し練習し、万が一の心構えも強くした。
防犯訓練は署員扮する不審者が校内に侵入したと想定。教諭数人が駆けつけたが、暴れる相手に手こずり緊迫した内容に。
ようやく取り抑え、息を切らせる職員もいたが「昨年の訓練よりも適切に対応できた」と話した。
各学級は教室入口に机などでバリケードをつくり、不審者が侵入できないように訓練。校内放送で不審者確保を確認してから、全校生徒は無言で体育館に避難した。
同校では近年、防犯訓練と護身術講習会を組み合わせる形で、生徒、教職員の安全対策と意識向上を図っている。 -
箕輪町商工会総代会
箕輪町商工会(小林紀玄会長)の07年度総代会は22日、町産業会館で開き、07年度事業計画、一般会計収支予算、定款及び運営規約の一部改正などの議案を承認した。
07年度事業計画の概要は▽新規会員の拡大、支部活動や地域商工業者組織、TMO活動の支援により基礎体力の充実を図る▽行政とのパイプを一層強め、町はじめ経済関係団体、関係機関とより緊密な連携を図り、異業種間の交流など密度の濃い活動を展開する▽福利厚生事業や学習など会員の交流の機会を充実し、魅力を感じる活動を展開する-。
主要事業は機械要素技術展出展、諏訪圏工業メッセ出展、ものづくりセミナー、TMO事業(花いっぱい運動、街中インフォメーション整備、七夕祭り、空き店舗対策、イルミネーション)、プレミアム商品券発行、経営実務講習、研修視察、みのわ祭りなど。
役員の補欠選任は、青年部長に小林宏幸さんを選任した。任期は07年5月22日から09年度総代会開催日まで。 -
中川村教育長、松村正明さん(62)
「教育長の仕事は公民館や文化財、学校教育と多岐に渡っている。頭の中に常に入れておく内容、目を届かせる範囲が各段に広い」と就任1カ月の感想を。
1944年中川村片桐田島に生まれ。「子どもが好きで、創造し作り出すことに関心があり、教員になろう」と、信州大学教育学部に進み、卒業後は上田二中学校に社会科教諭として赴任「学級経営の難しさを痛感し、先輩教諭から社会科指導のあり方を徹底的にたたきこまれ、鍛えられた」。
隣村の大鹿村大河原中学校では小規模校のため、社会科、国語、英語、体育、美術と、色々の教科を教えることでき、楽しかったとか。
伊那中学校を経て、松本市の信大附属中学校へ「全県から意欲ある人々が集まり、人との巡り会い、関わりの中で刺激を受け、人的財産を蓄積できた」。
その後、長谷小学校へ、初めての小学校で5年生を受け持った。「初めは中学校のくせが抜けず、言葉遣いに気を使ったが、慣れるに従い、思いきり自由にやらせてもらった。炭焼きに挑戦したが失敗、いろいろな人に助けられ、経験者に教わりながら、焼けるようになった。5年間もいたので、児童ばかりでなく、家族もわかるようになった」とか。
87年、赤穂小学校に転任し、初めて1年生を受け持ったり、教務主任として、赤穂南小学校への分離も経験した。
94年、赤穂南小学校の開校に合わせ、教頭として多くの同僚と一緒に南小に移った。「開校準備は時間との競争で大変だった。寝る間も惜しんで、動きまわった。開校に出くわすなんて、一生に1度あるかどうかの巡り合わせ、貴重な体験をした。開校し、子どもたちが登校してきて、初めて、学校に魂が入ったと感じた」とか。
研究校と言われる長野市三輪小学校に校長として赴任「どのように足が地についた研究をするか考え、公開研究会を行なわず、地道な発表会にした」。 続いて、伊那市東春近小学校長に「地区協の力が大きく、学校からの要望はものの見事に実現した。地域が学校を大切に思い、支えてくれていることを痛感した3年間だった」。
隣町の飯島中学校では再び、中学校に戻り「数学をさんすうと言ったり、優しく、丁寧に話したりと、中学の感覚に戻るのに、少し時間が掛かった。あいさつ、清掃、歌声、読書を根づかせることに心を砕いた」
退職後、05年10月から、村公民館長を務め、07年4月教育長に就任した。
「『人は人によって人となる』に言い尽くされるが、教育のいきつくところは『人』。教える側も、教わる側も一方通行でなく、信頼関係を築き、相互に高まる関係であってほしい」と希望する。母と妻の3人暮らし -
「Beauty-美しきもの」が撮影終了で関係者慰労会
飯島町在住の後藤俊夫監督(67)がメガホンを取る「Beauty-美しきもの」の撮影がほぼ終了し、21日夜、飯島町のJA上伊那Aコープ飯島店で、後藤監督をはじめ、主演の片岡孝太郎さん、片岡愛之助さんら俳優、スタッフ、地元関係者ら百人余が参加し、関係者慰労会を開いた。村歌舞伎保存会主催。全ての撮影は22日で終了、7月末までに完成させ、公開は秋以降の予定。
後藤監督は「秋、冬、春の3シーズンのロケは明日1日を残すところとなった。スタッフやキャスト、地元の皆さんの協力でここまで進めることができた。特に『成功させる会』を中心に、5千万円余のカンパをいただいた」と感謝し、関係者の労を労った。
主役の片岡孝太郎さんは「自然の中で健康的に仕事ができた。ぼくにとって、最高に楽しいかった」。片岡愛之助さんは「200人縲・00人のエキストラが集まっていただき、映画を盛り上げてくれた」。歌子役の麻生久美子さんは「歌子は魅力的な女性。この役を演じられて幸せ」と、それぞれ感想を交えながら、感謝の気持ちを伝えた。
この後、伊那市の白鳥副市長の発声で乾杯。撮影中の苦労話や楽しい話をさかなにおいしいお酒を酌み交わし、互いに労を労い、充実感を味わった。