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箕輪町の演劇グループ「ぽこ・あ・ぽこ」が3日にいなっせで公演
箕輪町などの母親らでつくる「ぽこ・あ・ぽこ」(中坪睦代代表)が、手作りミュージカル「オーザッピの夢物語」の公演が11月3日、伊那市駅前ビル・いなっせである。
演目は今年の箕輪町の生涯学習フェスティバルの中で披露した「オーザッピの夢物語」。これまでは、既存のキャラクターを使ったミュージカルを演じてきたが、グループ結成10周年となる今年は、登場人物もオリジナルのものを考案し、ストーリーの構成から歌、ダンスまで、すべて自分たちで手掛けた。メンバーの子どもたちも出演するかわいらしいステージとなっている。
ストーリーはお城のお姫様に憧れる鳥・オーザッピを主人公として展開。どんな生き方が幸せかなんていうことは、誰にも決められない竏秩Bそんなメッセージを込めた。
公演は午前11時(開場は午前10時半)からと、午後2時(開場は午後1時半)の2回。入場は無料。
問い合わせはいなっせテナント会・いなっせ管理組合(TEL71・5115)へ。 -
長谷公民館で絵手紙教室開講
伊那市の長谷公民館でこのほど、初企画の絵手紙教室が始まった。小学生から70代まで10人余が参加し、12月までの全4回、・ス心を届ける絵手紙・スの魅力を再認識しながら、習得していく。
講師はぺアーレ伊那や伊那公民館などで指導している西町の倉科照子さん。参加者たちは筆の持ち方を教わり、各自が持ち寄った柿、キノコ、リンゴなど、旬の野菜や果物、花々を題材に製作した。
「ものを全て枠に収めようとしないで、特徴を抑え、はがきからはみ出るように大きく描いたほうがいい」などとアドバイスを受けると、題材にじっくりと目を向けながら筆を動かし、最後に自由に言葉を添えて、心温まる作品に仕上げた。
初めて絵手紙を作ったという非持の女性(71)は「孫に絵手紙を出したいと思って習いにきた。なかなか難しいけど、家に帰って早速やってみたい」と話していた。
今後、公民館の文化祭(11、12日)の出品に向けたり、年賀状用の作品にも挑戦する。 -
戦後処理
「ニューギニアの密林では、1メートルも掘ると、草の根、木の根にからませながら、今でも日本軍の兵士が小銃を肩に立てかけた、そのままの姿で横たわっている。水辺では水を求めて、もう一歩のところで息絶えた英霊も」▼戦後61年、どこか戦争は昔話のような感覚の中で、前飯島町遺族会長の宮下啓さんの話に衝撃を受けた。兄はニューギニアで戦死、自らも南方で戦い、九死に一生を得て帰還。1昨年夏、ニューギニアに慰霊巡拝の旅をし、英霊の悲惨な姿を目の当たりにしてきた宮下さん「どうしてやることもできない。ただ慰霊を続けるだけ」▼今も山野に屍をさらしている英霊を思うと、遺骨収集が終らない限り、戦後処理は終結しないのだと実感した(大口記者)
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第4回ワークショップ経営セミナー
上・下伊那の中小企業の体質強化につなげる経営改善研究会「第4回ワークショップ経営セミナー」(県経営者協会上伊那支部情報委員会など主催)が27日、飯田市の飯伊地域地場産業振興センターであった。製造業9社から約20人が出席した。
ショップ経営は、方針や目標の管理を小単位の「ショップ」に任せる自主管理の手段。
今回は、伊那テクノバレー地域センターのコーディネーター明石安弘さんを講師に迎え、部門別の仕事の責任・権限と情報のやりとり、部下を統率して経営目標を達成するショップ長の職務遂行能力基準などを研修した。
明石さんは、部門ごとの損益計算項目から、生産性を上げる考え方を示し「小改善を標準化して維持する。その責任の権限を明確にし、全員がショップ経営の状況を把握して改善に活用することが重要」と話した。また、ショップの利益を安定的に確保し、客が満足する商品やサービスを提供し続けるため、従業員が安全で働きやすい職場、やる気を持てる環境管理なども挙げた。 -
ドッジボール審判講習会
11月11日に開かれる宮田村公民館小学生球技大会に備えて28日、当日の試合で笛を吹く宮田中学校の生徒を対象にした審判講習会が宮田中体育館で行われた。公民館からの協力要請に応じた運動系クラブ所属の生徒約20人が参加し、小学生と大人が対戦する模擬試合で実際に笛を吹いて実戦のカンを養った=写真。中学生らは慣れない審判の役目に戸惑いながらも、懸命に選手やボールの動きを見て試合を進めていた。
試合をする選手たちからは「とにかく笛の音が小さい。もっと大きな音を出さないと選手に聞こえず、試合進行に支障が出る」「自信を持ってはっきりと判定をしてほしい」などと厳しい注文をつけられていた。 -
ハロウィーン楽しむ
駒ケ根市小町屋の住民らが29日夜、仮装をしてお菓子をもらったりパーティーをしたりするなどの本格的なハロウィーンの祭りを開いた。昨年に続いて2年目の実施。来日して約10年という米国人の英会話講師マルコ・メランソンさん(48)一家が、祭りを皆で一緒に楽しもうと近くの住民らに呼び掛けた。
約40人の子どもたちは魔法使い、お化け、テレビや映画のキャラクターなど思い思いの扮装に身を包み、ジャック・オー・ランタン(お化けカボチャ)の灯りが揺らめくメランソン家の前に集合=写真。早速近くの家庭を順番に訪ね「トリック・オア・トリート!(お菓子をくれないといたずらするぞ)」と言ってはキャンディやチョコレートなどの菓子をもらい、うれしそうに見せ合っていた。
ハロウィンはキリスト教の聖人を祝う祭り「万聖節」の前夜祭。悪霊を追い払うため玄関に中身をくりぬいたカボチャを置くなどの習慣がある。 -
あい御影ラテンコンサート
ラテンシンガーの第一人者として知られるあい御影さんのコンサート「愛を歌う」が28日夜、駒ケ根市の駒ケ根高原美術館別館VITA AMORで開かれた。熱心なラテンファンなど約100人が集まり、御影さんの情熱的な歌声に酔いしれた。
古希を越えたという御影さんは年齢を感じさせない伸びのあるつややかな声で『ベサメ・ムーチョ』『グラナダ』『ある恋の物語』などラテンの名曲の数々を熱唱=写真。圧倒的な迫力で聴衆を魅了した。
御影さんは神戸市出身。武蔵野音大声楽科卒後、ラテン音楽と出合って心酔。以降、女性ラテン歌手の草分けとして第一線で活躍。現在も現役でコンサート活動を続けている。 -
秋香会菊花まつり
駒ケ根秋香会(本間秋男会長)は第46回菊花まつりを3日まで駒ケ根市の三和森クラブ広場で開いている。県民芸術祭2006に参加。3本立、ダルマ、福助、懸崖、盆栽、特作花壇など、会員らが丹精込めた作品が多数展示されている=写真。入場無料。
30日には開会式が同会場で開かれた。開会を知らせる打ち上げ花火に合わせて赤穂小学校6年1組の児童らが太鼓の演奏を勇壮に披露し、まつりに花を添えた。本間会長は「菊花展も歴史を重ねて46回目。地域の人の心のよりどころとして定着している」とあいさつ。
菊花展入賞者は次の皆さん。
▽県知事賞=井口春人▽駒ケ根市長賞=森勝美▽同市議会議長賞=飯塚礼子▽駒ケ根商工会議所会頭賞=飯塚礼子▽駒ケ根市教育長賞=北原・ス一▽全菊連会長賞=森勝美、松崎和男▽町部自治会長賞=森勝美▽秋香会会長賞=岡野修一▽審査委員長賞=塩澤春夫▽宮下賞=鈴木和▽伊那毎日新聞社賞=田中勝美▽信濃毎日新聞社賞=中西利幸▽中日新聞社賞=堺沢悦子▽読売新聞社賞=北原康平▽駒ケ根ニュース社賞=本間秋男▽長野日報社賞=小町谷誠▽大中屋賞=酒井世喜良▽長生社賞=羽場一雄▽秋香会賞=栗山いさ江▽池上賞=大木島富雄▽しらかば賞=浜口善元▽米沢賞=森勝美▽克水賞=北原康平▽MANABU賞=飯塚礼子▽サンケイ技研賞=中西利幸▽新世紀賞=北原・ス一▽有賀芳郎賞=岡野修一▽ビーナイン賞=塩澤春夫▽秋香会会長賞=松崎和男▽団体特別賞=赤穂小、赤穂南小、順天寮 -
バス利用の高齢者に交通安全啓発
高齢者の交通事故が増加傾向にあることから伊南交通安全協会駒ケ根支会(赤羽根徳彦支会長)は30日、市内を循環するこまちゃんバスを利用するお年寄りらにチラシを手渡して事故防止を呼び掛ける啓発活動を行った。
安協の役員2人が駒ケ根駅前発のバスに乗り込み、乗客のお年寄りらに、夜道の歩行時の注意を促すチラシやタオルなどを手渡し「事故に気をつけてくださいね」などと笑顔で呼び掛けた=写真。
安協による公共交通機関内での啓発活動は県下でも珍しい取り組みという。 -
【記者室】未履修問題竏昼ウ師の虚偽報告
全国各地の高校で世界史など一部の必修科目を履修させていなかった問題は心配していた通り上伊那にも飛び火した。未履修の生徒への補習などを含めた今後の対応策については今週中に文部科学省が方針を発表するようだからここではおくとして竏秩・問題にしたいのは、多くの高校が単位不足を知りながらも教育委員会へは問題がないように見せるうその報告をしていたことだ。将来を担うべき高校生を教育する立場の者として失格と言わざるを得ない▼問題の学校の校長らの会見を見ていると「申し訳なかった」と口では言うものの、あまり悪びれた様子はうかがえない。開き直っているようにさえ見える。教師がこの体たらくでは生徒だってまともに育つはずはない。(白鳥記者)
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親王伝説楽しみながら、ストーリーサインウォーク
宮田村で29日、村内24カ所に設置した切り絵風の看板「ストーリーサイン」を巡るウォーキングイベントが初めて開かれた。村にゆかりの他戸(おさべ)親王伝説を物語化し、看板にした村おこし事業実行委員会が主催。参加した約30人は秋深まる村内を歩き、ふるさとを再発見した。
昨春、物語を多くの人に親しんでもらおうと設置したストーリーサイン。
この日は子どもから大人まで幅広い年代の参加があり、物語の名場面を散りばめた絵柄の違う看板をたどった。
歩くことで、いつもは見慣れた風景に新たな発見も。地元の豊かな歴史にふれつつ、秋色を濃くする景色も楽しみ、心地良い汗を流した。
同委員会などが手作りで整備した新田区の梅公園にも立ち寄り昼食も。豚汁やコーヒー、お茶のサービスもあり舌鼓を打った。
例年は中央アルプスの山腹にある伊勢滝を目的地にウォーキングイベントを開いてきたが、今回は7月の豪雨で林道が通行できないため変更。
新たな試みとなったが、会員は「親王の物語をより身近に感じてもらう機会になったのでは」と話した。 -
未来の・ス三四郎・スが熱戦、飯島町柔道大会
飯島町柔道大会は29日開き、未来の・ス三四郎・スを目指す小学生22人が熱戦を繰り広げた。
町柔道クラブの児童が出場。低、中、高学年別で対戦したほか、年齢無差別による総合の部も設けた。
練習してきた技を出して組み合う子どもたち。礼に始まり礼に終わる武道の真ずいにもふれ、真剣勝負に臨んだ。
指導員の上原春男さんは「一生懸命練習している選手は大会でも技が出せる。人間形成、健全育成とともに、勝つことも学んでいきたい」と話した。
上位結果は次の通り。
【1・2年】(1)真島昂佑(2)宮崎瑠叶(3)下平丈、小出康介【3、4年】(1)下平駿也(2)清水将臣(3)北沢錬、北沢豪【5・6年】(1)宮崎龍人(2)浦野慎太郎(3)真島悠佑、清水賢太【総合】(1)真島悠佑(2)宮崎龍人(3)下平駿也、北沢錬 -
駅前広場「輪苑」、隣近所の交流に広がり持たせ
宮田村のJR宮田駅前にある住民手作りの広場「輪苑」で29日、花の植え替えが行われた。整備した一輪の会のメンバーら15人ほどが汗して作業。1年中花を絶やさないようにと、来春に向けてパンジーの苗1200株を植えた。広場が完成して半年。地域の・ス輪・スに広がりも持たせている。
駅周辺の住民有志でつくる同会は、地権者の同意を得て、昨年からコツコツと整備して5月に輪苑が完成。色鮮やかな花々で駅前を彩っている。
空き地や空き家などが目立った駅前だが、広場の整備により印象は一変。賛同する企業が街灯を設置するなど、防犯対策にも一役買っている。
また、整備するだけで終わらず、きれいな駅前を維持していこうと住民がより結束。この日も参加できる人が自由に加わり、和気あいあいと汗を流した。
「一輪の花が、二輪、三輪と広がるように、地域のふれあいがいつまでも広がっていけば」と小沢常明会長。のどかな休日に、駅前は楽しげな声で包まれた。 -
伊那市民体育祭弓道競技
第53回伊那市民体育祭弓道競技は29日、伊那市武道館弓道場であった。一般と高校生170人が出場し、日ごろの修練の結果を競い合った。
市内在住または市内に勤務、就学する一般と高校生が対象。一般は30人、高校生は上伊那郡内の高校から140人が出場した。
種目は団体予選を兼ねる近的個人の一般、高校男子、高校女子で各8射と、近的団体。団体は1チーム3人で上位8チームによるトーナメント。
個人の部では緊張感漂う中、選手は集中力を高め真剣な表情で8本の矢を次々と射った。
結果は次の通り(敬称略)。
【個人の部】▼高校男子=(1)清水一宏(弥生A)(2)竹沢和馬(伊那北A)(3)春日朋也(弥生B)▼高校女子=(1)倉田奈都美(伊那北A)(2)平沢萌美(伊那西H)(3)西村柚実里(伊那西B)▼一般=(1)山田洋史(弥生OB)(2)柴種徳(富方)(3)尾川英弘(信大)
【団体の部】(1)弥生男子B(春日朋也、足助元、荒井士人)(2)信大(渡辺純、平野菜津美、尾川英弘)(3)一般混合(湯沢久、土屋一穂、萩原秀紀) -
女性プラザ伊那利用者の会第21回紅花祭
伊那市の女性プラザ伊那利用者の会は29日、第21回文化祭「紅花祭」を女性プラザ伊那で開いた。ステージや展示で日ごろの活動の成果を披露した。
活動の集大成として年1回開く恒例の文化祭。舞台発表では箏曲、親子キッドビクス、気功、ダンス、新舞踊、太極拳、社交ダンス、詩吟、大正琴など14プログラムで熱演を繰り広げ、会場から温かな拍手が起きていた。
展示はステンドグラス、パッチワーク、押し花、生花、織物、絵画、編み物、ステンシル、文化刺しゅうなどで、どれも力作ぞろい。訪れた人は1点1点興味深く、じっくりと鑑賞していた。
会場には煎茶席のほか喫茶や売店もあり、家族連れも多く訪れてにぎわった。 -
第1回南箕輪村「まっくん収穫まつり」
第1回南箕輪村「まっくん収穫まつり」は29日、大芝公園屋内運動場西の駐車場で開いた。村営農センターと地区営農組合主催の初企画。好天に恵まれ、農産物や加工農産物の販売は大盛況だった。
「健康・安全・安心」な農産物生産、販売を促進し、南箕輪ブランドとなりうる特産品の開発を目指すため、村内農業者が中心となり消費者ニーズの把握、的確な情報発信、消費者との心の通った交流、安心安全で顔の見える農業の確立を目的にまつりを計画した。
レンゲをすき込んで栽培したレンゲ米の試食販売、リンゴと梨の詰め放題、味工房の新商品「黒大豆味噌」の販売、ブドウやキュウリなど農産物の販売、カーネーションとシンビジュームの販売、信大生が栽培した農産物販売など多彩なブースが並んだ。
訪れた人は試食しながら農産物を買い求め、カーネーションのアレンジメントに挑戦したり、子ども達は無料で配られたポン菓子を食べて楽しんでいた。 -
南箕輪村駅伝大会
新記録で北殿優勝南箕輪村の第19回駅伝大会は29日、8チームが村内1周12区間23・45キロでたすきをつないで力走し、北殿チームが大会新記録1時間32分01秒で優勝した。
選手は小学生から壮年。チームは各区単位で編成した。村役場発着で、第1区を走る小学生女子が、号砲と共に役場駐車場を勢いよくスタートした。好天に恵まれ、選手は沿道の応援を受けて健脚を競い合った。
区間新記録が8人、タイ記録1人が出る好大会で、総合成績では2位の神子柴チームも1時間32分06秒の大会新記録だった。
結果は次の通り(敬称略)。
【総合】(1)北殿(2)神子柴(3)大泉
【区間】▼1区=(1)小林夢佳(北殿)7分06秒新(2)清水真唯(大泉)7分20秒新(3)伊東真由(南殿)▼2区=(1)田中聡(北殿)5分26秒新(2)唐沢和夫(大泉)5分29秒タイ(3)高木幸伸(神子柴)▼3区=(1)唐沢裕二郎(神子柴)4分57秒(2)清水智成(大泉)(3)横沢あき(久保)▼4区=(1)加藤正悟(沢尻)7分40秒(2)田中紀久(大泉)(3)山岡孝太(久保)▼5区=(1)前田剛志(沢尻)6分42秒(2)矢沢樹(久保)(3)古川航(北殿)▼6区=(1)有賀文治(南殿)7分15秒新(2)高木幸次(神子柴)(3)春日幸治(田畑)▼7区=(1)北原雅弥(北殿)14分45秒(2)原一歩(神子柴)(3)唐木優希(南殿)▼8区=(1)松沢駿(田畑)4分34秒新(2)加藤信悟(沢尻)4分40秒新(3)大島義史(神子柴)4分44秒新▼9区=(1)砂川翔(北殿)6分00秒(2)丸山拓見(神子柴)(3)花井滉大(南原)▼10区=(1)太田誠(神子柴)4分18秒新(2)高橋潤(久保)(3)清水泰志(北殿)▼11区=(1)倉田庄一郎(北殿)10分15秒(2)斉藤信司(神子柴)(3)伊藤明久(沢尻)▼12区=(1)矢沢哲志(久保)6分58秒(2)増田航(神子柴)(3)白鳥徹也(田畑) -
いなっせ3周年記念イベント
吹奏楽フェスティバル伊那市のいなっせ開館3周年を記念したイベント「吹奏楽フェスティバル」(いなっせ管理組合主催)が29日、いなっせ北側のコミュニティ広場であった。中学校の吹奏楽部が演奏を披露し、家族や沿道の人々が青空の下で軽快な音楽を楽しんだ。
出演は1周年記念イベントから連続出演している伊那中学校吹奏楽部(部員38人)と、今回初出演の宮田中学校吹奏楽部(部員30人。
伊那中は「ミッキーのマジカルマーチ」「シング・シング・シング」、宮田中は「ミッキーマウス」、アイーダの「凱旋行進曲」、モーツァルトメドレー「フック・トゥ・オン・モーツァルト」などを演奏した。
観衆は吹奏楽の演奏に手拍子でリズムを取ったり、写真を撮ったりしながら楽しんでいた。
記念イベントで11月3日には、ぽこ・あ・ぽこミュージカル「オーザッピの『夢物語』」がホールである。午前11時、午後2時の2回公演。無料。 -
第4回もみじ湖夢まつり
第4回もみじ湖夢まつりは29日、箕輪町の箕輪ダムイベント広場であった。同まつり実行委員会(信州もみじ湖夢くらぶ)が、7月豪雨災害の1日も早い復興を願って開いた。素晴らしい秋晴れで、恒例のロール転がし大会など各種イベントも盛り上がり、ピクニック気分で訪れた家族連れでにぎわった。
ロール転がし大会は、約400キロの飼料用ロールを直線距離50メートルを転がして速さを競う。26チームが参加。巨大なロールがコースを斜めに進んでしまったり、相手チームのコースをふさぐなどハプニングも続出し、観客は笑いながら応援していた。
静岡県浜松市庄内地区と箕輪町の交流50周年記念事業(29、30日)で広場を訪れた参加者も、庄内チームと箕輪チームを編成して競技を楽しんだ。
今年中止になったみのわ祭りで開催予定だった「こども御棒サ」(町づくり同友会企画)も、小学生7チームが参加し盛り上がった。
今年は、辰野青年会議所(武田真理事長)による「もみじ湖夢まつり前夜祭」も28日、みのわ天竜公園であった。豪雨災害でみのわ祭りが中止になったため若者の手で公益事業を-と計画。みのわ手筒会が盛大に手筒花火や仕掛け花火を打ち上げ、観衆は打ち上がる花火に復興を願った。
会場には、豪雨災害ボランティアで復旧作業に参加した人たちの感想を掲示。焼きそばとポップコーンの無料配布には長蛇の列ができた。 -
三峰川まつり
自然体験をしながら、三峰川のことを知ってもらおう竏窒ニ29日、「第2回三峰川まつり」が伊那市青島三峰川河原などであった。家族連れなどが訪れ、川原の様子やそこに生息する動植物を観察。三峰川流域でとれた野菜を使った「三峰川鍋」などを楽しんだ。三峰川みらい会議主催。
三峰川みらい計画Fエリアの弁財天河原が完成した区切りに、昨年から始めた取り組み。今年は、昨年国が取り組んだ自然再生事業が、7月豪雨以降どのように変化したかを見る「三峰川ウォッチング」を実施。天竜川上流河川事務所の職員が、もともと河原になかった植物が流された反面、深い根を張る在来種が生き延びたことや、上流にあったアレチウリの種や根が、流木に絡まり、この地に根付いてしまっていることなどを解説した。
そのほかにもネイチャーゲームや、三峰川に関する問題を出題する「三峰川ものしりコンテスト」など、さまざまな企画が催された。
今年は、例年行っている写生大会も同時開催。約40人が参加し、秋空の下を流れる三峰川周辺の風景などを描いていた。 -
入笠山・鹿嶺高原周辺の風力発電計画に反対一万人署名連絡会が署名活動を開始
入笠山や鹿嶺高原周辺などにある風力発電計画に反対する上伊那、諏訪地域の約25団体は、1万人を目標とする建設反対の署名集めを始める。署名は、11月末に伊那市議会議長あてに提出し、計画の是非が決まると見込まれる12月議会までに、強い反対の意向を訴える。事務局の北原功さんは「風力というとクリーンなイメージがあるが、それに伴う問題もある。詳細な計画は示されておらず、判断材料がまったくない中で議会採決される恐れがある。また、住民の多くは計画事態を知らない。署名活動を通して、住民にもこの計画を知ってもらいたい」と語る。
署名活動を行う「入笠山・鹿嶺高原周辺の風力発電計画に反対一万人署名連絡会」は、これまで反対活動をしてきた「入笠山周辺の風力発電をやめさせる会」を母体に、より幅広い団体が加わって発足。代表世話人は、伊藤精晤信州大学農学部教授が務める。
1万枚作成した署名用紙には、風力発電計画に伴い発生することが想定されるいくつかの問題を明記。住民にも風力発電の実情を知ってもらうとともに、署名への理解を求めていく。
集まった署名は1週間ごと集計し、11月25日に最終集計を行う。登山道や山頂での署名活動も考えており、署名の収集具合を見ながら公開質問状や陳情書の提出も検討していく。
今後も、協力者を募っていく予定で、ホームページ上からの署名も可能となっている。
問い合わせは事務局(TEL090・8747・7474)北原さん、ホームページは(http://furusato.main.jp/)。 -
仲仙寺で蜜バチ供養
世話になったミツバチへの感謝を込めて30日、伊那市西箕輪の仲仙寺で、果実の受粉作業を終えて死んだミツバチのハチ供養があった。上伊那を中心とするイチゴ生産者や、上伊那農業協同組合関係者、養蜂家など約17人が集まり、祭壇に置かれたミツバチの写真に手を合わせた=写真。
個人でハチ供養をしていた伊那市御園の養蜂家・小松実治さん(74)が、受粉にミツバチを使う生産者にも呼びかけて始めた取り組みで10年目。例年、次のハチをハウスに入れる前のこの時期、合同供養を行っている。
1つのハウスに放すミツバチは、約1万5千匹。一般的なミツハチの冬場の寿命は、約6カ月だが、ハウスの中で働く受粉用蜜バチの寿命は約2カ月と短命になるという。
参列者は順々に祭壇に進み、感謝の念を込めてハチの写真の前で焼香を上げた。 -
伊那市長谷の学校給食共同調理場が全国学校給食甲子園へ
伊那市長谷の小中学校給食共同調理場が、地元産の食材を使った給食を競う第1回「全国学校給食甲子園」=11月4縲・日、東京都・女子栄養大学=(NPO法人21世紀構想研究会主催、文部科学省など後援)に出場する。クリやきのこ、旬の野菜を使った長谷ならではの自慢の味覚をアピールする。
地場産物を活用した給食の紹介により、学校給食への理解と食育の推進を図る大会。応募のあった全国1514校から3次審査までを通過した6ブロック代表12校が出場し、その場で実際に調理して、審査員が味や衛生面などを評価する。
同調理場では、地域の農業女性らでつくる「麦わら帽子の会」が栽培する農産物を年間94%(昨年度実績)利用。長谷中は会員との交流給食や総合学習などを通して、新鮮で安全という地元産の良さを理解し、「地域に誇りがもてる特色ある給食づくり」を目指している。
大会には栄養士の埋橋恵美さんと調理師の松本ひろみさんが出向く。献立は白米、黒米、もち米を交ぜ合わせ、豆や旬のクリを加えた「五殻ごはん」、ホウレンソウやキャベツに長谷特産のエゴマを入れた「野菜のエゴマ味噌マヨ和え」など5品。栄養価を考慮したうえ、「子どもたちが食べ慣れないえごまをみそとマヨネーズでより食べやすく」工夫するなど、味にもこだわっている。
埋橋さんは「長谷だからこその食材であり、地域の協力があってこその給食。長谷の魅力を全国にPRしてきたい」と話す。 -
伊那市長谷浦 自宅庭でクマに襲われ重傷
30日午前10時30分ごろ、伊那市長谷浦に住む無職の西村くにゑさん(70)が自宅の庭でクマに襲われ、顔や頭、両腕などに重傷をおった。今年に入って上伊那では2件目、伊那署管内では初めての人的被害が出た。
同署の調べによると、西村さんは、敷地内で飼い犬がほえていたため、外に出たところ、後方からクマに襲われたという。庭にあった養蜂箱を荒した形跡があることから、はちみつを狙ったと思われる。
西村さんは、襲われた後、自分の足で助けを求め、近くの男性(76)の車で近くの診療所へ搬送された。男性によると「『クマに襲われた』と叫ぶ声が聞こえて見にいくと、顔を血だらけにしていた。意識はあるようだった」と話している。
上伊那地方事務所、市、猟友会など約25人が辺りの山などを捜索するがクマは見つかっていない。同日午後4時ごろ、付近に檻を設置し、捕獲を試みている。
地元住民によると、長谷地域では約40年間、クマの被害はないという。今年に入って同地区では、5件ほどの目撃情報がある。
上伊那では本年(30日朝までに)、63頭を捕獲、14頭を処分した。8月にピークは過ぎたものの、現在でも伊那市内の西箕輪、西春近で目撃が多くあるという。
西村さんのサンダルが残された被害現場を捜査する関係者 -
県図書館大会・伊那市で 読書で豊かな心を
第56回県図書館大会が28日、伊那市の県伊那文化会館などであり、大学教授による講演や分科会などに約650人が集まった。県図書館協会の役員でつくる同大会運営委員会の主催。
一人ひとりの生活を充実させるため、生涯学習の拠点となる図書館のあり方を考えるため毎年、県内4ブロックを回って開いている。本年は「読書を通じて育む『豊かな心・うるおいのある生活』」を大会テーマとした。
分科会は、県伊那文化会館、伊那中学校、高遠町図書館であった。「地域住民のニーズと公共図書館サービス」「子どもの主体的な学びを支える学校図書館のあり方」など、14のテーマに分かれ、パネルディスカッションや実践発表をした。
読み聞かせボランティアグループは、絵本を読んだり、パネルシアターに合わせて歌うなどのステージ発表。上伊那PTA親子文庫は、語りの中にピアノや太鼓の演奏を交えて物語の情緒を演出した。
上伊那PTA親子文庫の実践発表には太鼓も登場 -
みはらしの湯、29日から営業再開
浴室天井のアルミ材が落下する事故があり、営業を休止していた伊那市西箕輪の日帰り温泉施設「みはらしの湯」は28日、安全確保のために行っていた点検を終了し、29日から営業再開することを決めた。
同施設は今後、2年に1度のペースで行っていた定期点検の時期を見直すなどして、安全対策に努めていきたいとしている。
また今月は、休館日としていた31日も営業する。 -
伊那千秋会の菊花大展示会
伊那千秋会(25人、福沢英夫会長)の第47回菊花大展示会が28日、南箕輪村の大芝高原屋内運動場で始まった。見事な花を咲かせた500点もの菊が並び、来場者は菊の香りに包まれた会場でじっくりと鑑賞している。
作品は会員が丹精込めて育てた大輪菊、自由花、競技花、盆栽菊、懸崖菊、杉木立、切花。開花を展示に合わせるため日照時間を短くして調整するなど工夫し、1人が40、50点を出品している。
27日の審査会では、知事賞(総合第1位)に小林芳雄さんの「羽衣涼風」が選ばれた。
福沢会長によると、「今年は気温が高く、雨も多かったため栽培に苦労したが、お陰様で大きくいい花が咲いた」という。「1年かけて作ってきた菊ですので、ぜひ見に来ていただきたい」と話している。
会場では、会員が育てた福助作り、ダルマ作りなども即売している。展示は11月3日正午まで。
伊那千秋会は1960年の発足以来、毎年菊花展を続け、展示会場だけでなく会員の近所や人が集まる場などにも菊を飾っている。
入賞者は次の皆さん。
◆知事賞=小林芳雄「羽衣涼風」
◆大輪菊の部▼全日本菊花連盟会長賞=小林芳雄「羽衣涼風」▼上伊那地方事務所長賞=太田清子「富士新雪」▼伊那市長賞=小松一幸「清水の翁」▼南箕輪村長賞=松沢政文「精興大臣」▼伊那市議会議長賞=福沢英夫「久米満山」▼伊那市教育委員会賞=原節子「富士新雪」▼伊那商工会議所会頭賞=丸山しげ子「国華越山」▼信濃毎日新聞社賞=福沢住子「久米の心」▼中日新聞社賞=小沢つね子「太平の金峰」▼優等賞=登内あい子「宝幸蘭々」▼1等賞=春日博子「泉郷富水」▼2等賞=細井武人「国華の島」▼3等賞=伊藤章「国華の朝」
◆競技花の部「太平歓声」▼伊那千秋会長賞=太田清子▼信濃毎日新聞社賞=松沢政文▼聖光房印刷賞=登内あい子▼優等賞=福沢英夫▼1等賞=細井武人▼2等賞=丸山しげ子▼3等賞=小沢つね子
◆だるまの部▼南箕輪村長賞=小林芳雄「国華金山」▼信濃毎日新聞社賞=登内あい子「兼六香菊」▼優等賞=細井武人「精興右近」
◆ふくすけの部▼南箕輪村議長賞=登内あい子「兼六白菊」▼伊那毎日新聞社賞=小林芳雄「国華弥生」▼優等賞=川上節男「泉郷富水」
◆盆栽・懸崖・杉木立の部▼全日本菊花連盟会長賞=松沢政文「野知の寿」▼上伊那地方事務所長賞=小林芳雄「輝」▼伊那市長賞=福沢住子「多摩の景勝」▼千秋会会長賞=太田清子「雪の冠」▼長野日報社賞=川上節男「雪の冠」▼優等賞=横道宗弘「多摩の景勝」
◆切花の部▼小林審査委員賞=松沢政文「太平金峰」▼信濃毎日新聞社賞=福沢英夫「聖光の朝」
◆自由花壇の部▼伊那商工会議所会頭賞=小林芳雄「伊那谷の秋」▼有線放送農協賞=原節子「大泉の誉」▼千秋会会長賞=松沢政文「大芝の光」
◆木添え作の部▼信濃毎日新聞社賞=松沢政文「野知の寿」▼千秋会会長賞=横道宗弘「小町桜」
◆新人賞▼千秋会会長賞=小松一幸「清水の翁」奥原京一「巴錦」春日博子「泉郷富水」 -
箕輪写友会第7回写真展
写真愛好家でつくる箕輪写友会(11人、青沼久雄会長)の第7回写真展が27日、箕輪町文化センター展示コーナーで始まった。今回は急逝した会員の唐沢秀夫さんの追悼展として計画し、唐沢さんの遺作と会員の写真を展示している。
唐沢さんはカメラのカラサワ店主で、写友会の設立に尽くし中心となって活躍し、会の指導にあたっていた。7月下旬に急逝した。
今回、写真にしてあった遺作の中から会員が季節ごとに、撮影場所が極力重ならないように12点を選び、裏からライトを照らして見せる写真なども含め計18点を並べた。
会員は、過去1年間に北八ヶ岳、高ボッチ高原、北海道など各地で撮影した写真の中から冬山や紅葉、祭りなど好きなものを選び一人1点、計9点を展示した。
青沼会長は「自然は時によっては考えている以上の景色を見せてくれる。それで病み付きになる」と魅力を語り、「自然の美しさ、不思議さを感じとってほしい」と話している。
展示は11月5日まで。午前10時縲恁゚後7時(30日と最終日は午後5時)。みのわ町民文化祭・展示の広場(11月3日縲・日、社会体育館)にも出品する。 -
赤穂文化祭29日まで
第39回赤穂文化祭が29日まで駒ケ根市の赤穂公民館で開かれている。赤穂公民館と同館文化団体協議会主催。陶芸、写真、絵画、書道、工芸など、各種文化団体らによる作品が会場いっぱいに展示されている。28日には囲碁、煎茶、そば打ち、陶芸講座などの無料ワンポイント体験コーナーが設けられ、連れ立って訪れた親子などでにぎわった=写真。展示作品を見た市民らは「大したもんだ」「よくできてるね」などと感心していた。
29日は午前10時から映画『裸の大将』の無料鑑賞会が開かれるほか、午後1時からは歌や踊りなどのステージ発表が行われる。 -
ハッチョウトンボの池に車いす用木道設置
世界最小のトンボ(体調約1・5センチ)として知られ、駒ケ根市の市の昆虫にも指定されているハッチョウトンボの飛ぶ姿を車いすの利用者にも間近で見てもらおうと駒ケ根市のハッチョウトンボを育む会(小川周次会長)は28日、同市南割公園内のトンボの池に車いすの通れる木道を設置した。会員約10人が参加し、湿地に土台を打ちこんだり、木材を組み合わせて通路を作ったりするなどの作業に汗を流した=写真。
木道の幅は約2メートル前後。通路両側には池への転落防止のためのガードも設け、車いすでも安心して通行できる。木道は車いす利用者からの要望に応えて同会が設置を決めた。資材費は県のコモンズ支援金のほか市の補助金を充てた。
トンボが生息する湿地を保護するため、木製の歩道(長さ約30メートル、幅約1・3メートル)の設置作業も行った。