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かんてんぱぱで第2回信州の古布作家十五人衆竏駐鱒「華競市展
古布を新たな魅力を持った作品に作り上げる南信地区の古布作家15人による「第2回当世華競市(とうせいはなくらべいち)」が11日まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれている。人形や洋服、裂き織りなど、さまざまな作品約6千点が訪れた人を楽しませている=写真。
古布に魅せられた作家らがそれぞれの形で古布作品を発表する作品展で2年目。古布・骨董市も同時開催している。
2年目となる作品展。古布・骨董市も同時開催している。今回は20代縲・0代の作家が作品を出展。各作家の個性で古布がさまざまな作品に変化しており、人形一つ見ても日本人形から動物キャラクターの人形まで、多彩な作品がところ狭しと並んでいる。
手作り人形ひなを手掛ける駒ヶ根市の下平美智子さんは「母親が着ていた着物を『タンスで眠っているだけではもったいないのでひな人形にしてほしい』という人もいる。古い着物をどうやって生き返らせようかと考えるのが楽しい」と話していた。
入場無料。午前10時縲恁゚後5時(最終日は午後3時まで)。11日まで。
また、5日縲・0日には古布手芸教室も開催する。受講料一人500円、教材費は千円、2千円、3千円の中から選べる。 -
県議選 伊那市区
合併に伴い選挙区が拡大した伊那市区(定数2)は、現在までに現職2人が出馬を表明。一部では新人擁立の動きもささやかれるが、今のところ新たな候補者は現れない。
4年前の激戦と一変し、今回は無投票の見方も強まる。現職2氏とも、逆風だった前回のような緊張感は感じられないが、「選挙は水物。最後まで選挙戦があるつもりで臨みたい」として臨戦体制を整えている。
向山公人氏(64)=政信会、西町=は県会定例会開会前に事務所開きをした。会期中も地元に戻る土日を使って今回選から選挙区に加わる高遠、長谷地区であいさつ回りをしている。
木下茂人氏(71)=緑のフォーラム、美篶=は、今月4日の拡大役員会で選対組織を立ち上げた。向山氏同様、高遠、長谷地区を皮切りに活動を展開。同地区でのあいさつ回りはすでに完了しており、今後は電話戦術などを駆使して支持を固める。
村井県政については両氏ともに一定の評価を示しているが、今後の政策については是々非々の姿勢で臨みたいとしている。
両陣営とも、早い段階から支部組織を発足させるなどして高遠、長谷地区での支持者集めを進めているが、もともと保守基盤が強い地域ということもあり、保守系の両氏はともに一定の手ごたえを感じている。
村井県政スタートから半年。今回は、前回選で田中前知事支持を打ち出した新人候補を後押しした追い風はない。伊那市区の場合、保守基盤の強い高遠、長谷地区が選挙区に加わったことも重なり、現職に対抗する候補が一層でにくい環境となっていることも事実だ。
前回は新人候補を擁立した共産党は今回、激戦区となる上伊那郡区や駒ヶ根市区の現職死守に力を注ぐため、伊那市区では候補者を擁立しない。民主党も伊那市区は想定していない。また、前回「田中氏支持」を打ち出して、田中氏批判の現職2氏に迫った自営業・若林敏明氏(51)=富県新山=は、周囲からのアプローチを受けながらも出馬は「白紙」として態度を明確にはしていない。
昨年8月の知事選で伊那市区は、村井氏が1万9800票、田中氏が1万8200票を集めた。両者の差はわずか1500票。田中前県政の方針を支持する層は間違いなくある。
前回選では現職批判の新人2人が票を分け合った結果、約1万票ずつ獲得した現職2氏が当選したが、新人2人の前回票の合計は、、現職一人ひとりの獲得票数を上回った。
知事選の結果から見ると、現職の対立候補を一本化して擁立すれば2氏の批判票がそれなりに集まると見る向きもある。
しかし、前回選も昨年の知事選も無党派層の田中氏支持の盛り上がりがあった。無党派田中層が熱も覚めた今回は、投票率が落ちることは十分予想され、そうなると対立候補には不利な情勢となる。
また、前回選で対立候補の擁立に動いた市民有志も、ここへきて疲れを見せており、具体的なアクションを起こす気運の高まりはない。 -
歩行者の安全を考える住民の会が発足
小中学校の通学路で交通量が激しい宮田村内を通る県道・宮田沢渡線の歩道設置を含めた安全対策を推進しようと5日、沿線住民らが「歩行者の安全を考える住民の会」を設立した。県伊那建設事務所は新年度にも調査したい考えを明らかにし、同会と協議しながら総合的な安全確保に取り組む姿勢を示した。現地見学も行い、車のすぐ脇を下校する児童生徒の様子を見て危険性などを再確認した。
対象区間は「河原町西」から「駒が原」交差点までの815メートル。国道153号の渋滞を避ける通行車両で朝夕の交通量が激しく、登下校する子どもたちの安全確保は地域にとって長年の懸案だった。
県が事業化に向けて前向きな姿勢を示したこともあり、地域の力を結集して対策に乗り出そうと同会を設立。
沿線の町3区、大田切区、小中学校PTA、育成会、安協など11団体で構成し、会長に縣忍町3区長、副会長に初崎常利大田切区長、加藤秀明次年度小学校PTA会長をそれぞれ選任した。
対象区間は住宅密集している部分も多く、全線への歩道設置は難しい状況。
伊那建設事務所は同会との協議で安全確保の計画を立案していく考えを持っており、歩道の迂回や交通規制なども含めて検討していくことになる。 -
南箕輪村議会3月定例会開会
南箕輪村議会3月定例会は5日開会し、村が副村長の定数を1人と定める条例案、06年度補正予算案、07年度予算案など34議案と請願・陳情を上程した。06年度一般会計補正予算案、下水道事業に地方公営企業法の規定の全部を適用することを定める条例案など5議案を即決した。
06年度一般会計補正予算案は歳入歳出に各8775万9千円を追加し総額を43億9335万1千円とする。
07年度一般会計予算案は総額41億5千万円。前年度当初比で9千万円、2・2%の増。
唐木一直村長は冒頭あいさつで、07年度の主な事業について子育て支援事業の継続と質的充実、南箕輪小学校児童クラブ室新設、乳幼児医療費無料化対象年齢の小学6年生までの引き上げ、農・商・工業の支援、保健センター改修、防犯や災害情報のメール配信サービスの整備、松くい虫対策の薬剤樹幹注入の継続などを挙げて説明。「健全財政を維持しながら行政運営できると思っている。行政に課せられる課題はあるが、職員共々住んでよかった、住んでみたいと思うような村づくりに向け努めていく」と述べた。
請願・陳情は次の通り。
◇請願 ▽「公共工事における賃金等確保法」(仮称)の制定など公共工事における建設労働者の適正な労働条件の確保に関する意見書提出を求める件
◇陳情 ▽「公共サービスの安易な民間開放に反対し、国民生活の『安心・安全』の確立を求める意見書」提出に関する陳情▽日豪EPA(経済連携協定)/FTA(自由貿易協定)交渉に対する陳情書 -
親子わんぱくランド2007
南箕輪村教育委員会など主催の親子わんぱくランド2007が3日、村民センターであった。開会前から親子連れらが列を作るほどの盛況ぶりで、子ども達はスライム作りや綿あめ作りなどを次々と楽しんでいた。
オリジナルキーホルダーを作ろうと動物やアニメのキャラクターなどを熱心に描いたり、毛糸を使ったポンポンマスコットで金魚を作ったり、リサイクル本市で好きな本を探したりと、子どもたちはイベントを満喫。小学生ショータイムでは、児童が手品を披露したり、バルーンで剣や冠などを手早く作ってプレゼントするなど楽しませた。
第8回村図書館読書感想文表彰式、人形劇団ポポロによる生音楽の人形劇「3びきのやぎのガラガラドン」もあった。 -
「やますそ」50号達成祝う
伊那市の高遠町婦人会(黒河内文江会長、120人)が年一回発行している文集「やますそ」の50号発刊を記念した式典が4日、高遠町総合福祉センターであった。会員、来賓ら約80人が出席。会場には、これまでの歩みを記した年表や文集などを展示するなどして節目を皆で祝った。
同会は、1945(昭和20)年10月、高遠町(旧)の女性約890人が集まり県内初となる婦人会を発足。日ごろ感じたことを書こう竏窒ニ57年、随筆、短歌、俳句、詩などの会員の寄稿を収めた同文集を創刊し、毎年3月に発行し続け創刊50周年の節目を迎えた。
文集は、日々あったことを素直につづった会員の寄稿と、その年の事業報告が主な内容で、正副会長ら4人が編集してきた。この日に発行した50号は、歴代の会長約20人の思い出や、市長、元町長、地元小中学校長らの祝福の言葉なども掲載している。
黒河内会長は「一生懸命つくってきた先輩たちの熱意があったからこそ、50号の発行まで続けられたと思う。これからも10年、20年といつまでも続くことを願う」とあいさつした。
50年の歩みを記した展示物を眺める会員ら -
たすけあいグループ「うつぐみ」が10周年式典
伊那市手良で宅老所・おおにしを運営するNPO法人「たすけあいグループうつぐみ」(倉田節子理事長)は4日、グループ立ち上げ10周年の記念式典を同市山寺の伊那北地域活性化センター・きたっせで開いた。会員ら約40人が集まり、節目を祝った。
うつぐみは、有償在宅福祉サービスを目指し、市内の介護経験者、ボランティア実践者らで任意団体を96年5月に設立。2003年には、NPO法人格を取得し、翌年に同宅老所を開設している。
倉田理事長は「介護保険は破たん状況にある。地域住民が支え合ってゆくことが大切」などとあいさつし、10年間を振り返った。
その後、NPO法人やじろべーの中沢純一理事長が「介護保険制度と地域の支え合い」と題し、介護問題について講演したほか、アマチュアサックス奏者の伊藤KGさんの演奏もあった。
伊藤KGさんのサックス演奏に耳をすませる出席者ら -
高校球児 小学生を教える
県高等学校野球連盟上伊那支部は4日、伊那市の弥生ヶ丘高校グラウンドなどで、上伊那少年野球連盟の小学生を対象とした技術交流会を開いた。この日は、2会場で同市の小学生に対し、地元高校の監督や部員が投球、バッティングフォームなどの基礎技術を教えた。
小学生の健全育成を目的に野球を通じて技術交流を深めよう竏窒ニ、同少年野球連盟からの申し出により始まった5年目の取り組み。連盟の31チーム、約400人の児童が17日までの4日間、各場所で開く交流会にそれぞれ参加する。
弥生ヶ丘高グラウンドには、市内の4チームの計約60人と、弥生ヶ丘高校野球部員約40人らが参加。投球フォームの練習では、体の使い方や腕の振り方の基礎を学んでから高校生とキャッチボールを楽しんだ。
上伊那少年野球連盟の宮原崇会長は「高校の監督から指導を受けられることは貴重。野球の底辺拡大にもつながるし、子供たちも高校生との交流を楽しんでいる」と話していた。 -
県ロードレース伊那大会
第42回県ロードレース伊那大会は4日、伊那市営野球場を発着点としたコースで開き、上伊那勢は、中学男子の部(5キロ)で福沢潤一(駒ヶ根東)が2位、宮脇千博(同)が6位入賞を果した。同市、県陸上競技協会など主催。
2年生の福沢は、周りに佐久長聖高への進学を決めている3年生の実力者がひしめく中で存在感を見せ、2位と健闘。同高へ進学の優勝した大迫傑(東京・金井中)とは惜しくも8秒差の15分55秒と、来年度の活躍を期待させる走りを見せ付けた。
一般の部(約16キロ)、高校の部(10キロ)、壮年の部(同)、女子の部(5キロ)、中学男子の部の計5部門に県内外から594人のランナーが参加。それぞれが春の陽気を見せ始めた伊那で健脚を競い合った。
結果は次の通り。
【一般の部】
(1)山本和弘(愛知製鋼)51分31(2)杉本浩二(上田陸協)(3)利根川裕雄(丸善食品工業)(4)大久保貴志(長野市陸協)(5)笹崎慎一(佐久長聖高校)(6)高野寛基(同)
【高校の部】
(1)村沢明伸(佐久長聖)31分00(2)千葉健太(同)(3)佐々木健太(同)(4)佐々木寛之(同)(5)広沢貴行(同)(6)藤井翼(同)
【壮年の部】
(1)徳武雄次郎(長野市陸協)33分33(2)小口秀哉(下諏訪町体協)(3)村瀬裕之(愛知製鋼)(4)松下善幸(飯田市陸協)(5)我山尊道(上田陸協)(6)菊池利治(諏訪南PC)
【女子の部】
(1)亀山絵未(東海第三高校)17分36(2)箱山侑香(丸子実業高校)(3)西沢美春(長野東高校)(4)落合恵子(信州大学)(5)長田みさき(茅野市陸協)(6)佐藤志穂(信州大学)
【中学男子】
(1)大迫傑(金井)15分47(2)福沢潤一(駒ヶ根東)(3)笹崎高志(八千穂)(4)矢野圭吾(松川)(5)臼田稔宏(同)(6)宮脇千博(駒ヶ根東)
中学男子の部で2位の福沢潤一(駒ヶ根東中) -
【Cafe Ohnoオーナー大野昌彦さん】
「本物のコーヒーのおいしさを味わってもらいたい」竏秩B思いを込めて1杯ずつ、1杯ずつ、心を込めて丁寧にいれる。
「いろいろと研究しましたが、やはりネルドリップが一番ですね。多少利益を削ってでも味の良さを優先したコーヒーを提供しています。いれ方の詳細は秘密ですが…」
もともとコーヒーへの特別なこだわりはなかったが、10年前、ふと興味を持って受けてみた個人指導で初めて本物の味を知って感動した。
「それまでは苦いだけというイメージしかなかったが、先生のいれたコーヒーはまったく違った。酸味と苦味が絶妙に調和し、さらに程よいコクがある竏酎f晴らしい味でした。あの感動がなかったら今こうして店を開くこともなかったんです」
◇ ◇
静岡県生まれ。運輸省(現国土交通省)で港湾整備の仕事に長く携わってきた。港のある都市を転々とする暮らしだったためか、美しい山の眺望に魅せられ、3年前に駒ケ根市に自宅を建てた。だが家族を置いて自分は単身赴任の二重生活。2年間続けたが、週末しか家族と過ごせないことへの不満が高まり、いつかできたらいいと考えていたコーヒー店を始めることを決断。昨年3月、思い切って退職した。
「経済的には多少不安定になるが一緒に暮らせる方がよい、と家族も納得してくれました」
全日本コーヒー商工組合連合会などが行う検定試験に挑戦して合格、コーヒーインストラクターの認定を受けるなど1年間かけて準備を進め、今年2月18日、念願のカフェを赤穂高校近くの伊南バイパス沿いにオープンした。
◇ ◇
使うコーヒーには徹底的にこだわった。寒い駒ケ根の気候に合わせてブレンドしたという特製。クッキー、サンドイッチ、チーズケーキなどもコーヒーの味を損なわないものを厳選した。
「チョコレートケーキもメニューに考えていたんですが、強い味がコーヒーと一緒に味わうのに適当でないと思ってやめました」
こじんまりとしたイメージの外観と落ち着いた雰囲気の内装のためか、女性の一人客も多いという。
エプロンの下には常にワイシャツとネクタイ。「あまりラフな格好だとお客さんに気持ちが伝わらない気がして…」と服装にも細やかな気配りを見せる。
「おいしいと言ってくれるひとことが何より。飲み残したお客さんは今まで一人もいないし、お代わりをしてくれる人がいたりすると本当にうれしくなる。人との出会いや会話も楽しいし、店を始めて良かった」
(白鳥文男)
午前7時30分縲恁゚後4時。午前10時まではモーニングサービスも。問い合わせはTEL81・4843へ。 -
第43回駒ケ根市社会福祉大会
地域福祉の推進を図ろうと「自立とふれあいの中で支え合う地域社会を」を大会スローガンに掲げた第43回駒ケ根市社会福祉大会が3日、同市の赤穂公民館で開かれた。市社会福祉協議会と実行委員会主催。記念講演としてアナウンサー、エッセイストの村松真貴子さんによる講演「心と心を通わせて」が行われたほか、地域団体などによる意見発表や赤穂小学校6年3組の児童らの体験発表、社会福祉に寄与した個人・団体の表彰などが行われた。意見発表で町四区の小池悟さんは町内を巻き込んだユニークな自主防災の取り組みについて発表=写真。「何を置いても、まず自分と家族の安全を確保することが大事」と呼び掛けて聴衆の共感を呼んでいた。
大会には約200人が参加し「心の時代・福祉の時代にふさわしい思いやりのある心豊かな福祉社会の実現に向けて努力することを誓います」などとする大会宣言を採択して閉幕した。
小ホールやロビーには福祉の広場として福祉活動の展示や紹介コーナーが設けられ、訪れた多くの市民らでにぎわった。 -
赤穂高校卒業式
赤穂高校(米山明広校長)は3日、卒業証書授与式を行った。保護者、在校生らが見守る中を各クラスの代表生徒7人が壇上に進み出て米山校長から卒業証書を受け取った。卒業生代表の小坂美菜子さんは答辞で「今日無事卒業できるのは陰で支えてくれた親や先生のおかげ」と涙ながらに感謝を述べた上で「これから始まる新たな生活で困難に直面した時は、これまでの激励への感謝の気持ちを胸に頑張っていきたい。どうかこれからも見守って」と述べた。
米山校長は「行く手には多くの困難や壁があるだろうが、悲観的にならず常に前向きに考えてほしい。誇り、気品、継続の3つの言葉をはなむけに贈りたい」と激励した。卒業生272人は保護者と在校生らの拍手に送られながら、3年間過ごした母校を静かに後にした=写真。
卒業生の進路は大学などへの進学がほとんどで就職は32人。 -
花いっぱい運動で菜の花の種まき
南箕輪村の花いっぱい運動で1日、南箕輪村南部小学校の5年生(2クラス42人)が、大芝高原東側の広域農道沿いの花壇に菜の花の種をまいた。
花いっぱい推進協議会が管理する農道沿いの花壇と愛の鐘の花壇は例年パンジーを植えていたが、今年は春に咲き、統一した色で楽しめる菜の花を育てることにした。
5年生は、協議会の呼び掛けに応じて初参加。一人ずつ種を容器に入れてもらい、両腕を横に広げた幅を1人の担当範囲として種をまき、上から足で軽く押さえた。菜の花は5月中旬ころに咲く見込みといい、児童は開花を楽しみに作業に取り組んでいた。 -
箕輪町議会3月定例会日程
箕輪町議会3月定例会は6日開会し19日までの14日間開く。
提出議案は、06年度一般会計など補正予算案、町道の廃止・認定、助役の定数を増加する条例の一部改正や人事行政の運営等の状況公表に関する条例制定など条例案、上伊那広域連合などの規約の一部変更、07年度一般会計予算案など39件。07年度施政並びに予算編成方針の町長説明、町議会活動検討特別委員会委員長報告もある。
日程は次の通り。
▽6日午前9時=本会議開会▽7縲・1日=休会▽12、13日=一般質問▽14、15日=常任委員会審査▽16縲・8日=休会▽19日午前9時=本会議、全員協議会 -
第19回長野県芸術文化総合フェスティバル伊那会場
長野県芸術文化協会主催の第19回長野県芸術文化総合フェスティバル伊那会場が3日、伊那市の県伊那文化会館で始まった。芸術文化の普及のため音楽、舞踊、美術の各団体が日ごろの成果を発表し合った。
大ホールでは、大正琴、詩吟、民踊、舞踊の9ステージがあった。子ども達の寸劇を交えた構成吟、「マイアミ・ビーチ・ルンバ」をリズミカルに演奏した大正琴など多彩なステージに会場から大きな拍手が起きていた。
4日はフラメンコ、ダンス、バレエのステージがある。午後零時半から午後5時10分まで。華道展と水墨画展は午前10時縲恁゚後4時。入場料(全日程、全催し共通券)一般千円、小・中・高校生500円。 -
視覚障害ランナーの目となって
元五輪選手の宇佐美さん指導、宮田村で伴走者育成講習会視覚に障害を持つランナーの・ス目・スとなる伴走者を育成しようと3日、一般対象の講習会が宮田村の宮田中学校であった。日本スポーツボランティアアソシエーション(NSVA)と県視覚障害者マラソン協会の共催。NSVA理事長でマラソン日本代表として3回の五輪を経験した宇佐美彰朗さんらの指導で、約80人が実際に伴走して声のかけ方、気の配り方などを学んだ。
宇佐美さんの指導は、一昨年の北安曇郡池田町に続いて県内では2回目。21年間の伴走経験を持つ鈴木邦雄さんと一緒に教えた。
県内各地から参加があり、地元宮田中学校陸上部の20人も体験。目の見えない状態の人と一緒に歩き、段差の有無など路面状況の変化を的確に知らせる練習から始めた。
慣れてきた所で、聴覚障害のランナーを実際に伴走。コーナーなどの指示を出して走ったが、うまく伝わらずにコースをはみ出す姿もあった。
長野マラソンで伴走しようと準備を進めている伊那市の茅原由昭さん(20)と箕輪町の柴勇一郎さん(19)は「あせってしまい、指示を出すのが難しい」と話した。
宇佐美さん、鈴木さんは「安全を第一に、ランナーを走りやすくさせるのが伴走の基本」と繰り返し指導。「スポーツは健常者だけのものではない。皆さんからまわりに発信して」とも呼びかけた。
県内には約30人の視覚障害のランナーがいるが、伴走者は70人ほど。足りない状況もあり、県協会などは今後も講習会を開いて育成を図っていく考えだ。 -
JR宮田駅前に・ス名水・ス湧出
宮田村のJR宮田駅前の広場「輪苑」に、アルプスの大地がはぐくんだ天然水が湧出(ゆうしゅつ)した。広場を整備する住民の熱意に近くの企業が共鳴、支援し、全面的な地域の力によって掘り当てた。地下47メートルに眠っていた手付かずの水は豊富で、検査でも“名水”のお墨付き。3日には住民ら関係者約30人の出席で供用開始を祝ったが「飲んで親しんでもらい、駅前の活性に役立てたい」と期待を寄せている。
駅周辺の住民でつくる「一輪の会」が、寂しかった駅前を千株以上の花で四季を彩る広場に再生させたのが昨年5月。
近くに工場がある日本発条は、その住民の姿に賛同し、善意を寄せ、同会は飲み水や花を管理するために必要な井戸をボーリングして掘った。
たどりついた水はおいしいとされる中性値が強く、広場内に常時コンコンとわき出て誰でも自由に飲用可能。
「輪条の泉」と命名したが、同会の小沢常明代表は「活動の輪が広がり、地域の力になってきた。駅前は多くの利用者があり、気軽に広場に立ち寄ってもらい、のども潤してもらえれば」と話す。 -
橋爪まんぷさんがチャリティーオークションの収益を寄付
伊那市在住の漫画家・橋爪まんぷさん(66)が2日、伊那市社会福祉協議会を訪れ、チャリティーまんが絵展の収益金の一部(2万円)を市福祉基金に寄付した=写真。
チャリティーまんが絵展は6年前から橋爪さんが伊那市西箕輪の日帰り温泉施設「みはらしの湯」の展示ロビーを使って開催している。今回は昨年末から今年1月にかけて開催。今年のえとである亥(いのしし)が井上井月の俳句を演じたコミカルなまんが絵の原画12枚を展示し、希望者に1枚5千円で落札してもらった。また、今回は初の試みとして12枚を1セットにまとめた卓上カレンダーを1部500円で販売。用意した120部が完売した。
橋爪さんは「福祉のために活用してほしい」と語り、今後は十二支をを一周したいと話していた。 -
伊那市子ども会育成会連絡協議会
伊那市子ども会育成会連絡協議会(畑房男会長)は1日夜、市役所で年度末総会を開き、長年に渡り青少年健全育成に尽力してきたミニバスケットボールクラブ「高遠キャットミンツ」の監督を務める会社員の野溝なつきさん(38)=同市東春近中殿島=を表彰した=写真。
野溝さんは夫婦で02年、高遠小学校のミニバスチームを設立。5年間に渡りクラブ員の週3回の技術指導などで健全育成に寄与してきた。6年目の本年、初の県大会出場を果たすなどの好成績も残している。
畑会長は「子どもたちの技術だけでなく心も鍛えている。健全育成に寄与している」と感謝。野溝さんは「子どもたちと接することは大人にとっても勉強になる。我が子への教育にも役立っている」と話した。
総会では、各地区の子ども会・育成会長ら約20人が出席し、本年度の事業、会計報告があった。あいさつに立った北原明教育長は「地域の子どもたちは地域で育てることが今後の課題。その課題を意識しながら活動を展開してほしい」と呼び掛けた。 -
辰野の萩原正道君 全日本スノボ選手権出場へ
5、6日、石川県で開く、第25回日本スノーボード連盟全日本スノーボード選手権のジュニア男子の部に、辰野町小野の高校1年生・萩原正道君(15)が出場する。高校生が南信地区から参加するのは初めて。萩原君は、大回転(GS)、回転(SL)の2種目で健闘することを誓った。
萩原君は、2月中旬に富山県であった、中部地区大会で出場を決めた。ジュニア男子の部は、5人が参加し、両種目それぞれで代表権を得る3位以内に入った。競技はいずれも旗門を設置したコースを滑り終えるまでの時間を競い、得意のGSは2位を手にした。
スノーボードは、父親の影響で小学校3年生の時に始めた。萩原君は現在、スノーボードチーム「S‐mix」に所属。同チーム代表の白井勇樹さん(34)=伊那市=の指導で、週3回、木祖村の「やぶはら高原スキー場」で練習に励んでいる。
「優勝を目指して頑張りたい。迫力ある滑りができれば」と萩原君。全国大会は約30人が参加し、北海道、長野県の選手が毎年、上位に入っているという。「ライバルの白馬勢には勝ちたい」と闘志を燃やしている。
全日本スノーボード大会への出場はそのほか、一般男子の部で白井さんが2年ぶり6回目の出場も決めている。 -
伊那ビジネス専門学校で卒業式
伊那市狐島の伊那ビジネス専門学校(三沢清美校長)で3日、06年度の卒業式があった。上伊那を中心に集まった情報経理学科3人、OAビジネス科3人の計6人が卒業。修了生らは、学校生活の思い出を胸に新たな旅立ちの門出を祝った。
三沢岩視理事長は「社会生活に慣れる努力が大切」と式辞。三沢校長は「新たなチャレンジ精神をそれぞれの場で発揮して」と、それぞれがエールを送った。
情報経理学科1年の堀内志織さん(19)=辰野町=が「社会人になることに不安もあると思うが学校で学んだことを思い出して」と送辞。同学科卒業の藤森一也さん(20)=諏訪市=は「学校での体験は今後の人生に役立つと思う。一日も早く自立することを努力したい」と答えた。
報経理学科は2年制、OAビジネス学科は1年制。同校は、少人数教育でパソコンや簿記、秘書などを学び各種資格の習得ができる。卒業生は、一人を除き上伊那や諏訪、飯田市の製造業社、会計事務所などに就職が内定している。 -
ベル伊那で現代陶芸掘出し市 6日まで
現代日本陶芸界に大きな足跡を残した物故作家から現存の人気作家の作品が集まる展示即売会「現代陶芸掘出市」は6日まで、伊那市日影のベルシャイン伊那店2階文化ホールで開いている=写真。
青磁で有名な三浦小平二、色絵磁器の藤本能道、鉄釉陶器の原清ら人間国宝作家約20人の作品を含む約90点を出品。加藤卓男の「三彩貼花文手付花瓶」、鈴木茂の「志野湯呑」などの名品が数多く並ぶ。
関係者は「日本の焼き物がひと通り見られる展示になっている。1万円から400万円の名品、珍品に巡り合える特別企画展」と来場を呼び掛けている。
午前10時縲恁゚後6時(最終日は午後4時)。 -
北割区で歌声喫茶
宮田村北割区で2日、歌声喫茶が開かれた。同区保健補導員が主催し、地域活性化に取り組む駒ケ根市北割大手自治会でつくる「中央アルプスの郷プロジェクト」が協力。青年海外協力隊の候補生11人も加わり、歌を通じて地域交流を深めた。
同区集落センターを会場に約30人が参加。リクエストや懐かしの曲にも応じながら、仲良く歌声を響かせた。
協力隊候補生も海外の国々の民族衣装を着て、一緒に輪の中へ。ふれあいの楽しいひとときを過ごした。 -
箕輪町赤十字奉仕団任命式
箕輪町赤十字奉仕団の任命式は1日夜、町文化センターであった。15分団の正副分団長が委嘱を受け、奉仕団員の責務や活動などを学んだ。
箕輪町分区の平沢豊満分区長が、幹部一人ひとりに委嘱書を手渡し、「奉仕の精神が第一。町民の生命、財産を守るため、災害時の奉仕の役割などをご理解いただき、使命感に燃えての活動をお願いしたい。日ごろの仕事を持ちながらの大変な仕事だが、1年間よろしくお願いしたい」と訓示した。
奉仕団の責務について、日本赤十字社長野県支部指導員の福島朝雄さんが講演。平等、公平で、宗教にとらわれない赤十字の活動などを紹介。災害時の指揮命令系統の整備、救急法普及のための講習会開催の検討を提案した。毛布のたたみ方、三角巾の扱い方など簡単な実技講習もした。
奉仕団の主な活動は社資募集、町地震防災訓練への参加、NHK海外助け合い募金、健康教室、救命救急法講習会、清掃奉仕活動など。
本部役員は次の皆さん。
▽委員長=向山初美▽副委員長=小川ゆかり(三日町)▽吉田冴子(長岡)▽委員=高山美穂子(大出)柴さつき(松島)伊藤礼子(中曽根)▽監事=向山千代子(中原)田中和子(福与) -
南箕輪村国民保護協議会
村国民保護計画案を承認南箕輪村国民保護協議会(唐木一直会長)は1日、第3回会議を村役場で開き、村国民保護計画案の語句などの訂正を確認して計画案を承認した。今後、県との正式協議を経て村が計画を決定する。
武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律(国民保護法)に基づき、村は06年6月に国民保護協議会設置条例を制定。8月に第1回会議を開き、協議を重ねてきた。
国民保護計画は▽総論▽平素からの備えや予防▽武力攻撃事態等への対処▽復旧等▽緊急対処事態への対処-の5編で構成。国や県の計画を基に村の特性を盛り込んでいる。
事務局が、県との事前相談で指摘を受けた語句などの訂正や追加をした計画案を示し、協議会が了承した。
計画決定後は冊子を作成し、村議会全員協議会に報告する。一般への公表は、役場庁舎内の住民相談室情報コーナーで閲覧できるようにする予定。 -
橋場みどりさん(56)飯島町山久
「りんごプロジェクトは『やろう』というみんなの気持ちが結集した活動。受賞はみなさんの協力のたまもの」-。
「パキスタン・ムルフン村りんごで村おこしプロジェクト」の積極的な活動が認められ、先ごろ、福岡国際会議場で開かれたソロプチミスト日本財団年次大会の席上で、社会ボランティア賞を受賞した。全国で4人のみ。
橋場さんは10年前、「外国に行かなくても、外国の話が聞ける。向こうの習慣、食も楽しめるのでは」と不純な動機で、赤穂公民館の日本語教室にボランティアで参加した。
この中で、外国人の賃金不払い問題に直面し「外国人支援は個人の力では限界がある、組織力が必要」と01年110人の仲間と「飯島町国際協力会」を立ち上げた。
「りんごプロジェクト」とのかかわりは、知人で大使館関係者の近藤陽子さんから「パキスタンムルフン村のリンゴ研修生を受け入れてもらえないか」との要請を受け「商品価値のないリンゴしか栽培できない村人のために、経済的な支援をしてあげたい」という気持ちが高まった。
問題は2000万円の資金の捻出だった。
青年海外協力隊の草の根事業を導入できないかと、同所に相談したが、「今まで交流の無かった所への支援は難しい」という返事だった。「それならば交流すればいい」と、03年ムルフン村に長男と2人で出掛けた。「教室数も不足し、1冊の教科書を3人で見ていた。まるで戦前の日本のように貧しいが、人々の温かさを感じた」という。
その思いを持ち帰り、会員に相談すると「いいんじゃないの」と快諾された。会員の中には果樹農家で、発展途上国の人に技術提供したいという人も居て、順調に受入準備が進んだ。
04年7月5日、カリームウッラー・ハーンさん、シャラファット・アリ・ハーンさん、アムシャット・アリさんの3人が来日、東京での日本語研修を経て、8月に飯島町へ。3人は「これがリンゴ」と大きさにびっくり。 町内に1軒借りて、共同生活し、3軒の農家に通い、葉摘みや玉回し、消毒、収穫作業を体験した。選果場で選果、出荷作業、ジュースなど加工も実習した。
冬場はせん定作業、春になり、花が咲き、摘果作業になった。摘果は1花そうに、1つを残し、残りをすべて摘果する、思いきりの良さが必要。「研修生は『こんなに取ってしまっていいのか』と思ったと思う。横で見ていると、農家のすごい技術に感動した。農家にとっても、指導することで、刺激を受け、技術の見なおしもできたのでは」。
6月、リンゴがピンポン玉大に肥大するころになると、研修生は1年が経過し、帰国の時期になった。
受入農家は12時間一緒に暮らし、情も移り、「もっと教えてやりたかった」と名残を惜しんだ。
1年後の昨年8月、「海を越えた自分たちの技術が現地でどうように普及されているか」の確認のために、受入農家の佐々木登さん、北原かづ子さんらとムルフン村に再び訪れた。「日本とパキスタンでは気候も土壌も違う。日本の技術をパキスタンに適した技術に応用してほしい。2年、3年後、成果がしっかり見えるようになってから、もう1度行きたい」と話した。夫と長男の3人暮らし。 -
赤穂高ソフト部に先輩らが激励金
第37回東日本高校女子ソフトボール大会(25縲・9日、群馬県前橋市)に県代表として出場する赤穂高校女子ソフトボール部(矢島菜美子主将、17人、顧問・木下栄二教諭)の健闘を祈り同部の先輩らが2日、出し合った激励金を贈った。同大会に1984年に初出場した経験のある武井弘江さんのほか、2年後輩の竹村真奈美さんが代表で同校を訪れ、矢島主将ら3人の選手に「全国レベルのチームは強いがぜひ頑張って」と激励しながら3万9千円を手渡した=写真。選手らは「自分たちの力が通用するか分からないが、恥ずかしくない試合をしたい」「持っている力を出し切りたい」「一つでも多く勝ちたい」などとそれぞれ決意を述べた。
大会には北海道から静岡県までの各代表32校が出場し、8ブロックに分かれての予選リーグと決勝トーナメントを行う。赤穂の初戦は26日。地元の高崎女子高と対戦する。同部は22チームが出場した県高校新人大会(9月、伊那市)で2位を獲得し、今大会への出場権を得た。 -
ハチ食品用地売買覚書調印
レトルト食品などを製造・販売するハチ食品(本社大阪市、正見縉市郎社長)は2日、駒ケ根市の上の原工業団地内の同社駒ケ根工場に隣接する約8950平方メートルの用地を9月30日までに取得するなどとする覚書に調印した。用地取得は将来の生産拡大に備えてのもので、正見社長は「具体的な計画はこれから」と話している。
同社は1905(明治38)年、初の国産カレー粉を「蜂カレー」として発売。2000年4月にはレトルト製品生産専門の駒ケ根工場の稼動を開始した。資本金8千万円、年商65億円。 -
駒工卒業式
駒ケ根工業高校(本間秀明校長)は2日、卒業証書授与式を行った。機械、電気、情報技術各科の代表が進み出て本間校長から卒業証書を受け取った=写真。卒業生代表の柳沢悠斗君は答辞で「3年間の高校生活の一つ一つが心によみがえってくる。思い出を胸にそれぞれの道に進むが、自分の選んだ道なのだから夢を決してあきらめず、いつかつかみ取るために着実に進んでいきたい」と力強く述べた。
本間校長は「充実した高校生活を送った満足感とともに新生活への期待と不安の気持ちでいっぱいと思う。本校での貴重な体験でつちかった力を生かし、それぞれの進路でたくましく活躍することを期待する」とはなむけの言葉を贈った。卒業生104人は在校生と保護者らの拍手に送られながら、3年間過ごした母校を静かに後にした。
卒業生は機械科37人、電気科35人、情報技術科32人で、卒業後の進路は大学などへの進学と県内外への就職がほぼ半数ずつ。 -
上伊那各地の高校で卒業式
卒業シーズンを迎え2日、上伊那の高校でも卒業式が開かれた。その一つ伊那市の伊那弥生ヶ丘高校では、卒業生274人に卒業証書を受け取り、ともに3年間を過ごした友人や恩師との別れを惜しんだ。
安藤貴幸校長は「弥生で学んだことを誇りとし、堂々と胸を張って社会に一歩を踏み出してほしい。自分の欲することだけでなく、人生の果たすべき使命を考えて行動していってほしい」と卒業生を激励。
卒業生代表の岡泰樹君は「弥生祭は苦難の連続だったが、目的に向かってみんなで頑張ればこれだけのことが実現するのだと実感した。さまざまな困難があると思うが、弥生で培ったものをもとに真実を見抜き、自らが主体的に行動できるようになりたい」と新生活に向けた志を示した。
上伊那でこの日に卒業式をした高校は3校。ほか5校は3日に予定している。伊那北高校は必須科目未履修問題に対応し、21日に延期している。