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南箕輪村母子(父子)寡婦福祉協議会総会
南箕輪村母子(父子)寡婦福祉協議会総会
南箕輪村母子(父子)寡婦福祉協議会(倉田加代子会長)の05年度総会は1日、赤松荘であった。本年度事業計画案などを承認し、総会後は会食しながら楽しく交流した。
事業計画は、母子福祉研修会(おかや総合福祉センター)、県母子寡婦福祉大会(岡谷カノラホール)、母子部交流会、寡婦交流会など。年間を通してボランティア活動にも参加する。
上伊那郡市母子寡婦福祉大会は今年は南箕輪村が会場で、24日午後1時から式典と講演が村民センターである。
倉田会長は、「あなたという個性は歴史上の唯一の存在だからこそ、あまりに尊い」という言葉を引用し、自ら作った「千の蔵より子は宝、万の手、億の手かけましょう。子どもに過ぎたる宝なし、愛の手、知恵の手かけましょう」という詞を紹介し、「私たちの存在、生きていく指針にしたい」とあいさつした。 -
箕輪町防災会議
箕輪町防災会議は1日、町役場であり、現在策定中の町地域防災計画の見直し案を審議した。
町は、地域防災計画を98年に策定。その後、中越地震の発生などさまざまな状況があり、04年11月から計画の見直しをしている。
策定中の計画は、▽風水害対策編▽震災対策編▽その他事故災害対策編-に分かれ、これまでに実施した住民とのワークショップや各課から出された課題なども反映。電気施設、ガス施設、通信・放送施設の災害予防計画、電気施設や鉄道施設の応急活動なども新たに盛り込んでいる。
防災会議は平沢町長が会長を務め、上伊那地方事務所、伊那建設事務所、伊那保健所、伊那警察署、箕輪消防署などの関係者10人の委員で構成する。今後、町が示した計画案をそれぞれの立場から確認し、修正や追加などがある場合は今月中旬までに町に意見を寄せてもらい、今月末には計画を決定する予定。 -
松島分館フリースクール
箕輪町公民館松島分館のフリースクールは2、3日、木下一の宮のパカパカ塾でワイルド体験教室をした。初の宿泊を盛り込んだ企画で、参加した子どもたちは乗馬や食事づくりなど皆で協力して楽しく過ごした。
小学1年から5年までの児童15人が参加。今回は松島区以外からも参加している。パカパカ塾に到着すると早速、ポニーの乗馬を体験。春日幸雄理事長から「馬は後ろから近付かない。馬の名前を呼びながらやさしく、大きな声を出さない」と注意点を教わり、塾生にサポートしてもらってポニーにまたがった。
参加者の約半分は乗馬経験があるが、最初は皆少し緊張した表情。しかし、馬場を3周、4周とするうちに余裕も出てきて、周りで見守る大人に手を振る姿もあった。
乗馬初体験だった唐沢なつき君(箕輪中部小2年)は、「馬に乗ったらすごく高くてびっくりした。ちょっと怖かったけど、後で楽しくなった」。興奮して馬場を猛スピードで走ってしまったポニーに乗った塩沢青空君(同)は、「ちょっと泣いたけど、でも楽しい」と話していた。
夕食は班ごとにカレーを作って食べ、夜はゲルに泊まった。 -
就農10年、田畑と虫を見つめ続けて
伊那市西箕輪吹上 農業 瀧沢郁雄さん「見てください。マメシジミって小さな貝なんです。自分の田んぼで始めて見つけたんですよ」
伊那市西箕輪吹上。築100年にもなろうかという古い農家造りの家で、顕微鏡を差し出して語り始めた。身近にある素材を生かした「有機農法」を営むかたわら、水田や畑に集まる小動物の観察を続ける「ひと・むし・たんぼの会」のメンバーだ。
自身では1町2反(1万2000平方メートル)の畑で露地野菜をつくり、3反(3000平方メートル)の水田で米を作る。土地は基本的に借地。毎週1回約40人の顧客に野菜を詰めて発送する。顧客との間で結んだ栽培契約が収入源。顧客は、県内の茅野市から飯島町までの間に約3分の1、残りは名古屋・東京だという。
「10年やって、理解あるお客さんにも恵まれ、ようやく形が出来てきたという感じですかね。まだ独り者なので、なんとか、食べていかれるぐらいにはなって来ました」
「まだまだいろいろ悩んでいるんですよ」と言うが、水田を増やし、家畜を何頭か飼育して、その糞尿を肥料に利用する「有畜複合経営」に踏み出すことが当面の目標だ。ともに働き暮らす、パートナーを見つけることも。
茨城県ひたちなか市出身。信大農学部森林科学科を卒業後、1年間、埼玉県小川町の農家に住み込みで有機農法を修行した。どこで就農するか迷ったが、信大卒で同じような志向を持つ先輩農家が多い伊那を選んだ。
「大学を出る頃には社会的にいろいろな問題があり、会社員は会社の利益のためにはなんでもしなければならないし、する存在に思えた。そういうのは嫌だったんですよ」とふり返る。
農業に強く惹かれたのは、修業先の農家で最初にキャベツを育てた時。水やりや換気など、「人には億劫だ思われることが、自分はキャベツの命のために働けて楽しいと感じている」と気付いた時だったという。
当然のように、就農してからも田畑の虫や小動物の命を大切にしてきた。農薬は極力使わず、生態系の豊かな田畑を作ることをめざした。田で見つけた蝶を写真に取り、畑で目にしたヘビのことを文章にして、顧客に送る通信にまとめてきた。
その甲斐あってか、04年から自身の水田にイトミミズが大量発生。イトミミズは土を食べ糞として排泄するが、その糞が大量に堆積して雑草の芽を覆い尽くし、除草剤は何も蒔いていないのに、雑草1つ生えていない田んぼになっているのだという。
「生き物を大切にすれば、いつか報われることがあるというのはこういうことを言うんでしょうかね」という瀧沢さん。「本当は晴耕雨読の生活したかったんですけど、そうはいきませんよね」-笑って、雨の田んぼに出ていった。※瀧沢さんが参加する「ひと・むし・たんぼの会」の企画展は伊那市立図書館で14日まで開催中 -
洪水バイパストンネル試験運用開始
美和ダム土砂流入抑制長谷村美和ダムへの土砂流入を抑制するために設置された洪水バイパストンネルが5日、初めて試験運用され全長4300メートルのトンネルに水が通った。
午前11時にゲートが開けられ、まず毎秒10トン、続いて同20トン規模で水が流された。ダム下の排水口対岸に集まった国土交通省三峰川総合開発工事事務所(三峰総)の職員や関係者など約50人が見守る中、開門約20分後コンクリートを溶かしたような灰色の水が勢い良く流れ出した。午後も試験運用され、午後5時に終了した。
トンネルは、ダム上流の大規模な分派堰・貯砂ダムとセット。洪水時に美和ダムに流れ込む土砂のうち粗い土砂は貯砂ダムで止め、細かい土砂は分派堰でせき止めてバイパストンネルに迂回、ダム下に放出する。01年1月に着工、4年の歳月をかけて05年5月に完成した。総工事費は170億円。
三峰総によれば、美和ダムには三六災害や72‐73年の大出水を始め毎年大量の土砂が流入し、ダムに溜まった土砂は(堆砂)は02年までに約2000万立方メートルにも及んだ。その一部500万立方メートルはは砂利資源や盛土材として利用したが、恒久的な堆砂対策なしには美和ダムの機能維持が難しいとして、多目的ダムでは全国初の同施設の建設となった。
今後は、流入量が毎秒100トンを超える時には、この堆砂システムを運用して、ダム上流からダム下に直接水を流す予定。当面2年間は試験期間とされているが、実質的には運用開始といえる。美和ダムでの状況を見て、小渋ダムでも同様の施設建設を進めるとされており、170億円をかけたシステムの効果がどう出るか注目される。 -
「まっくん」村のイメージキャラクター認定
「まっくん」村のイメージキャラクター認定
南箕輪村の大芝高原イメージキャラクター「まっくん」が、11歳の誕生日の5日、村のイメージキャラクターに認定された。村役場の村長室で認定証を受け取り、「村のイメージアップができるように一生懸命頑張りたい」と村民にメッセージを送った。
「まっくん」は94年7月5日生まれ。“まつぼっくりから生まれた赤松の妖精”で、大芝高原の林の中の秘密の家に住んでいる。身長約190センチ、胴回り310センチ。これまで高原のPRや大芝高原まつりの手伝いをしてきたが、今後は高原ばかりでなく村全体を村内外に積極的にPRする仕事をしていく。
「まっくん」は、大芝高原から、自分自身の絵が描かれた村内巡回まっくんバスに乗って役場に到着。唐木一直村長が、村のイメージキャラクター認定証を手渡した。「認定証をいただき、すこしドキドキしています」とまっくん。検討中のグッズができたときには「ぜひ買ってくださいね」と宣伝も忘れなかった。 -
みのわ祭り7月30日
箕輪町の夏を彩る「箕輪町発足50周年記念みのわ祭り」は30日、153号線バイパスで開催する。4日、町役場であった第2回実行委員会で詳細を決定した。
本祭りイベントと納涼花火大会を30日の土曜日に1日間で開催。町発足50周年記念の交流イベントで、東京都豊島区の「東京よさこい」、静岡県浜松市庄内地区の「む筒会」の手筒花火を招致する。
会場は十沢線交差点からアルファまで。祭り本部は赤玉第2駐車場の北。小雨決行。
開幕は午後12時半。オープニングパレード12時45分~鼓笛隊、子ども長持ち、長持ち、大道芸、子どもみこし、みこし。みのわ太鼓演奏2時、記念イベント東京よさこい2時半、ワクワクダンシング4時、みのわ太鼓演奏5時、箕輪天竜音頭民踊流し5時半。フリーマーケット、店舗売出しは12時半-9時。
記念イベントみのわ手筒会と庄内地区「む筒会」の共演は7時からみのわ天竜公園。納涼花火大会8時。
マスつかみ大会は午前9時半~みのわ天竜公園。まちづくり同友会の「みのわ御棒サ50!里曳き競争」は会場北で4時から。商工会青年部のミニこども広場は赤玉第2駐車場で12時半から。
今年は、まつり当日に町内巡回「みのちゃんバス」を特別運行する。コースは東・西・南コース。通常バス時刻表通りに運行する。交通規制は午前11時-午後10時半。十沢線・農免道路の交通規制は午後6時半-10時。 -
西春近表木の男性死体の身元が判明
4日、伊那市西春近表木の農道脇で近くの女性が発見した男性の死体について、伊那署は6日までの捜査で、市内の無職の男性(30)と判明した。
身元は、新聞記事を見た家族から「帰宅しない息子ではないか」と警察への連絡があり、身体の特徴などから断定した。
伊那署では、検死の結果などから、自殺とみて捜査を継続している。 -
伊那市やまびこリーグ結果
◆伊那市やまびこソフトボールリーグ(6日・富士塚スポーツ公園)
▽インターフェアーOB23‐1東クラブ -
JA上伊那七夕飾り設置
蒸し暑いこの季節、涼しさを感じ、夏を乗り切ってもらおう窶狽ニ、上伊那農業協同組合は、金融などの窓口がある伊那市室町の伊那支所2階で、6縲・日の間、七夕キャンペーンとして七夕飾りを設置し、浴衣を着用した女性職員が窓口対応をしている。
JA上伊那が、昨年から始めた取り組みは、来店者にから好評だったため、今年も実施することにした。
窓口には短冊が用意されており、待ち時間などに願い事を書き込むことができる。家族の安全や健康を願った短冊が、多数つるされていた。
期間中は、窓口を訪れた人全員に、花火をプレゼントするサービスもしている。 -
フォトクラブ光影の写真展「自然のひとこま」
駒ヶ根市を中心とした、30窶・0歳代の写真愛好家らでつくる「フォトクラブ光影」(講師=太田秀男、22人)の写真展「自然のひとこま」は20日まで、伊那市中央区の中部電力伊那営業所ギャラリーで開いている=写真。入場無料。
毎年恒例の展示で、会員19人が、四つ切りサイズ(ワイド四つ切りを含む)をはじめとした、一人ひとり1点を出品。県内の山や川などの風景を中心に、撮影者がそれぞれの感性でとらえた自然の1コマに、来場者の関心が向けられている。
塩尻市の高ポッチ高原からの北アルプスの朝焼け、緑色の青々とした葉に黄色い花の色が鮮やかな霧ケ峰の高原、タンポポの花とシャボン玉を写した可愛らしい作品などがある。
同クラブは、赤穂公民館の「初心者カメラ講座」終業生の有志らで発足し、今年で10年目。同公民館での月例会を主体に、クラブ内コンテストや撮影会のほか、昭和伊南総合病院などで展示会も開いている。
棚田二郎代表(73)=駒ヶ根市赤穂=は「移りかわる自然をとらえた写真を見てもらい、『こんな所もあるんだ』と、感じてもらえれば」と話している。
土日、祝祭日は休館。午前8時30分から午後5時10分まで。 -
トイレについて考える
人間が生きてゆく上でなくてはならないトイレ。最近は水洗化が進み快適に用事が済まされるようになった。
水洗化はいいが、便器一つをとっても研究、開発となると底知れない苦労が積み重なった技術の集積の塊なのだ。さしずめ婦人用洗浄器のビデなどの開発には、うら若い女性が恥も外聞も気にせず、実際に座ったりして使ってみて(人前ではばかることもなく下着一枚になって使い勝手を研究する姿をテレビで見たが)大変な苦労が目に見えた。ことに最近ではある雑誌に(米タイムス誌)よると「この秋は座ることが最高の時間となるだろう…」という記事を載せている。記事の中で『贅沢な椅子』として2つの椅子を紹介した。1つは英ヴァージン・アトランティク航空のアッパークラスのシート。もう1つが日本の便器メーカーTOTOの「ネオレストSD」という高級洋式便器である。便器が単に排泄のためでなく、安息と快適さを提供する器具として考えられている象徴であろう。そしてさらに、水の音がしない、臭わない、掃除不要といった便器が開発されている。
我が家もまもなく水洗にしたいと思っているが、お金と相談で贅沢な椅子を調達できるかどうか。 -
箕輪東小校内音楽会
箕輪町立箕輪東小学校(宮沢義人校長)で2日、校内音楽会があった。各学年、学級が1カ月以上かけて練習してきた歌や合奏を精一杯披露し、心の込もった演奏で会場を包んだ。
合唱奏やオペレッタ、二部合唱や三部合唱、合奏など、練習の成果をステージで発表。口を大きく開けて元気いっぱいに歌う姿や、難しいメロディーを真剣に演奏する姿など、保護者は我が子の姿を写真やビデオに収め、児童の頑張りに大きな大きな拍手を送った。
2年目の実施となる全校合奏は、ベートーベン作「トルコマーチ」。昨年はモーツァルトの「トルコマーチ」を演奏しているが、同じ曲名の2作品に親しんでほしい-と選曲。お昼の放送で曲を流し、学年ごとに練習。全体練習はわずか数回だったが、全校が心を一つにした素晴らしい演奏を披露した。 -
西箕輪マレットゴルフクラブ定例会結果
西箕輪マレットゴルフクラブ定例会(5日)
▽男性 ・ス宮島英雄88・ス西村亮造89・ス佐藤一男91・ス原吾一92・ス堀内久光93・ス小松徳成、白鳥秋雄94
▽女性 ・ス原清子95・ス浦野富美子98・ス桐野ハル子100・ス唐沢和江102・ス清水ちえ子106・ス小坂君子107
▽ホールインワン 原吾一、清水利夫、唐沢己喜男 -
長野県陶芸展
県内25人の陶芸家による「第26回長野県陶芸展」が2日から伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれ、それぞれの個性が際立つ陶芸作品約600点が訪れた人々を楽しませている。
同会場で、この陶芸展が開かれるのは、今年で2回目。
長野県は、もともと陶芸が盛んではなかったが、25年ほど前から、豊かな自然環境や、窯を持つのに適した山間地が多いこの地に魅了され、県外から多くの陶芸家が移り住むようになった。
そんな中「県内陶芸家同士が交流し、作風の違う互いの作品を批評し合ったり、若い作家がアドバイスを受けられる場をつくろう」と、陶芸家篠田義一さんら長野県陶芸作家協会を設立。以降26年間、この陶芸展は続いており、県内陶芸家の約6、7割が過去に出展している。
篠田典明会長は「陶芸有数の地で技術を習得してきた各作家の作品は、それぞれの良さがある。昨年も見てくれた人は、各作家、1年間の変化も楽しんでほしい」と話していた。
入場無料。10日まで。
##(写真よこ)
##(了) -
社会保障フォーラム開催
箕輪町産業会館で2日、上伊那社会保障推進協議会などが主催する社会保障フォーラムが開かれた。日本高齢者運動連絡会の篠崎次男事務局長をパネラーに招き、6月22日に国会で可決した介護保険見直し法案の問題点について議論を交わした。
篠崎氏は、現在介護給付の約5、6割を占める軽度者を、一律に予防給付対象とする今回の法案は、難病の人なども介護給付対象外になってしまう可能性があることを指摘。また、在宅利用者との負担差をなくすために、施設での食費や居住費を全額自己負担にするとしている点も、経済的理由から利用できない人が増加するといった問題を訴えた。
その上で「国の基準はモデルケース。私たちは、一つ一つ細かい点を明らかにしつつ、自治体交渉でこうした問題点を許さないよう、各市町村に働きかけてかなくてはならない」と話した。
##(写真よこ)
##(了) -
子どもの水難事故救急救命講習会
小さな子どもの水難事故対処方法を学ぼう窶狽ニ4日、伊那市の生涯学習センターで子どもネット伊那が主催する「水の事故から子どもを救う救急救命法講習会」が開かれた。10組ほどの親子が集まり、水まわりで子どもを遊ばせるときの諸注意や、緊急時の対処方法を学んだ。
海水浴やプールなど、水に接する機会が多くなると同時に、子どもの水難事故も多くなるこの時期、8歳までの子どもを対象とした救急救命法講習が少なかったため、伊那消防署の協力を得て、昨年から講習は行われている。
乳幼児や幼児を連れた母親らは、小さい子どもに多い事故とその予防方法や、乳幼児の人口呼吸方法などを学んだ後、実際に人形を使って人口呼吸などの応急手当を実践。
指導に当たった消防署職員は「事故は予防が第一。乳幼児の場合、子どもの視点に立って、細やかな気遣いでさまざまな見直しを行い、事故防止に努めることが必要」と話した。
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応急処置を施す母親
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エイズ予防ウィーク街頭キャンペーン
正しい知識でエイズ予防の意識を高め、エイズ患者などへの理解を深めてもらおう窶狽ニ、4日、伊那保健所は、JR伊那市駅や伊那北駅前で街頭キャンペーンを行った。
エイズ予防ウィーク初日のこの日は、人通りが増える朝の通勤時間帯に、予防を呼びかけるロゴや県内の相談検査場所の連絡先が印刷されたポケットティッシュを保健所職員が配布。電車を乗り降りする高校生やサラリーマンに、午前9時ころまで予防や理解を呼びかけた。
期間中、伊那保健所は、エイズや性感染病に関する無料相談や検査を行ったり、伊那合同庁舎2階で、予防啓発のパネル展示などを
行い、啓発に努める。
相談・検査については事前予約が必要。予約で午後5時以降の対応もできる。
問い合わせはエイズ相談専用電話(TEL76・9977)へ。 -
美篶野球スポ少北信越大会へ
伊那市の美篶野球スポーツ少年団は、第27回全国スポーツ少年団軟式野球交流大会長野県大会=18窶・9日、佐久市=で初優勝し、北信越大会への出場を決めた。4日、監督の引率で選手23人が市役所を訪れ、小坂市長の激励を受けた。
主将の伊東大樹君(12)は「あきらめないで、県代表としていい試合をしたい。団員が心を一つに優勝し、全国大会出場を目指して頑張ります」と決意を述べた。
根津修二監督(49)によると、春先から多くの練習試合を組んだこともあり、攻守のバランスが取れたチームに進化したという。「最後まで絶対、あきらめない」が特徴。選手一人ひとりに走塁や素振りなどの課題を科し、北信越大会に臨む。
県大会決勝は佐久東スポーツ少年団と対戦。先取したものの、2回逆転されるシーソーゲームだったが、延長8回の末、5窶・で逃げ切った。
北信越大会は23窶・4日、岡谷市で開催。5県の各1チームに加え、開催地の1チームが出場し、トーナメント戦で競う。 -
伊那市農業委員選挙
任期満了(8月5日)に伴う伊那市農業委員会委員選挙が3日告示され、無投票で24人が決まった。11日、市役所で当選証書付与式がある。
任期は、伊那市・高遠町・長谷村合併協議会で合併後1年間在任すると確認されているため、07年3月30日まで。
委員は次の通り。
▽伊那地区(定数6)=三沢康章(63)(1)福島、城倉松夫(68)(1)中央、唐沢安男(73)(2)御園、中村新一(64)(1)横山、溝上国明(71)(3)荒井、河野邦夫(68)(1)下新田
▽富県地区(3)=六波羅兵衛(70)(1)北新、小牧亮久(64)(1)貝沼、田畑和一(63)(1)北福地
▽美篶・手良地区(6)=北原孝治(65)(2)上大島、登内良一(67)(1)八ツ手、梅垣義男(61)(2)笠原、那須野要助(65)(2)野口、白鳥公雄(63)(2)上川手、向山卓郎(70)(3)中坪
▽東春近地区(3)=織井健(65)(1)榛原、田中哲雄(60)(2)下殿島、唐沢国光(62)(1)中組
▽西箕輪地区(3)=有賀健一(61)(2)吹上、伊藤千代春(69)(2)与地、西村猛(55)(1)羽広
▽西春近地区(3)=平沢信助(68)(3)小出二区、有賀芳雄(62)(1)小出島、酒井安彦(69)(2)諏訪形 -
ドラムサークルin伊那
一つのリズムを通してみんなで感動を分かち合おう窶粕N齢も楽器経験もさまざまな人が集まり、ドラムやマラカスなどの打楽器でリズムを作り上げる「ドラムサークル」が10日、伊那市の中心商店街であるぎおん祭に合わせ、伊那市八幡町商店街で開催される。
ドラムサークルは、案内役に合わせてリズムを刻むことで、時や場所を選ばず、どんな人でも即興参加できるもので、音楽を作り上げることを通して、全く知らない人とも感動を共有したり、コミュニケーションを深めることができる。リズムに合わせて手拍子を刻めば、その場に居合わせた人も演奏者となる。
今回は「全国的に行われている活動を伊那市でもやってみたい」と考えた伊那市の三宅京子さんら有志が企画。多くの参加を呼びかけている。
当日は、茅野市でドラムサークルを開催している「ドラムサークル諏訪」の原房子さんを案内役に迎え、午後4時半から行う予定で、参加希望者は、打楽器などを持って八幡町商店街へ(当日現地には、手作りのマラカスなども用意されている)。
問い合わせは、そばがおやききょう庵(・ス76・0891)三宅さんへ。
##(写真よこ)
案内役に合わせてリズムを刻む人々
##(了) -
JA生き物調査交流会
生き物調査を通じて自分たちが食べたり販売する上伊那米の栽培環境を確かめよう窶狽ニ5日、生活クラブ生協組合神奈川のメンバー37人が、伊那市東春近にある上伊那農業協同組合の水田で生き物調査をした=写真。
現在、上伊那農業協同組合の日本生活協同組合への出荷量は年間2万5千俵。うち、約8千俵を同クラブ会員に供給している。今年度、上伊那農業協同組合が伊那市などの一部水田で本格的に減農薬栽培を始めたことをきっかけに「一層減農薬栽培を進めてもらおう」と、同クラブは、上伊那米を会員が年間契約できる米の一つとして扱っていくことを決めた。それに合わせて今回は、会員に上伊那米を勧めていく役割を担うメンバーが「上伊那米の生育環境を知った上で、会員に勧めていこう」と、研修に訪れた。
参加者らは、農薬の影響を受けやすいカエル、イトミミズ、ユスリカなどの生息状況を調査。
クラブの藤村康子副理事長は「食べる人とつくる人の顔が見える関係づくりを進め、将来的には特定契約栽培を目指したい」と話していた。 -
みはらしギャラリー手書き染め展示
伊那市西箕輪のみはらしの湯、1階ギャラリーで、7月から新たに、手描き染め教室蒼花会(宮下梨花代表)のメンバー10人の作品を展示している。
展示作品は、額を中心に、ブラウスやクッションなど約30点。
手描き染めは、布に直接染料で描き込む手法。使われる色素は青、赤、黄の3原色のみ。しかし、色のかけ合わせや「ぼかし」という手法によって、さまざまな色彩表現ができる。
伊那市と駒ケ根市、2カ所の教室は、それぞれ月に2度ずつ開かれており、長い人は20年近く続けているという。
日ごろの成果を多くの人に見てもらおう窶狽ニ、昨年この時期に作品を展示したところ、好評だったため、今年も展示することになった。
花などが鮮やかに描かれた作品の数々は、ロビーを明るく彩っていた。
蒼花会の作品は、みはらしファーム内とれたて市場の工芸品販売コーナーで購入することができる。
##(写真よこ)
##(了) -
東伊那小学校4年生がごみ処理施設を見学
実際のごみ処理過程を見学するため、駒ヶ根市の東伊那小学校4年生(日岐敏明教諭、17人)は5日、「那須屋興産」(伊那市大坊)を社会見学に訪れた。ごみのリサイクル過程などを見学した児童らは、循環型社会の実現に向けて、自分たちでもできる「分別」の大切さなどに理解を深めた。
この日は、同社以外に「伊那中央清掃センター」(同市美篶)なども訪問。健康で住みよい暮らしを守るため、ごみ処理やリサイクルについて学び、ごみの減量に向けた、自分たちの生活を見直すことを目的とした。
「那須屋興産」では、空き缶などのアルミニウムをはじめ、木くずや廃プラスチックなどがリサイクルに向けて処理される工程を、児童らは熱心にメモを取るなどして見学。鉄くずの分別場所では従業員から「空き缶も、アルミとスチールを仕分けず出されることが多い」と説明され、家に帰ったら家族に伝えることを約束した。
荻原峰音ちゃんは「手作業で分別しているのを見て大変だと思った」と、従業員の苦労を感じていた。
同社は「ごみを減らすことが環境保全につながる。ごみイコール汚いではなく、少し手を加えるだけできれいになり、リサイクルできることを身に付けてくれれば」と呼びかけた。 -
伊那市体協ゴルフ部が市に寄附
伊那市体育協会ゴルフ部は5日、先日開いた、市民体育祭ゴルフ競技大会のチャリティー募金10万7千円を、同市を通じて、伊那市社会福祉協議会へ寄附した。
毎年、恒例の寄附。3日、西箕輪の伊那国際ゴルフクラブであった「第9回伊那市民体育祭ゴルフ競技大会」には市民250人が参加し、コース内に設置したチャリティーボックスで寄附を募った。
菅忠男部長ら4人は同市役所を訪れ、「恵まれない人たちの役立ててほしい」と、小坂市長に寄附金を手渡した。
同部では、来年の第10回記念大会を3市町村合併で盛大に開くことを検討している。 -
自動車産業専用ISO解説セミナー盛況
自動車産業専用の世界標準規格「ISO/TS16949」の解説セミナーが4日、伊那技術形成センターであり、7社12人が参加して終日熱心に講義を聞いた。主催は上伊那産業振興会。講師は長野日本電気のJRCA登録品質システム審査員補である小野芳樹さん。
ISO/TS16949は、従来の品質標準規格ISO9001よりもさらに厳密な要求事項が重ねられた自動車産業専用のもの。トヨタ・日産をはじめ日本の自動車産業が売上げを好調に伸ばしている中で、上伊那など地方の部品加工業者も自動車用部品の設計・製造の受注に凌ぎを削っているが、メーカーサイドからは品質管理の観点から同規格を取得を求める声が多くなってきている。そうした背景の受けての規格解説セミナーの開催で、「自動車関連というニッチ(=狭い)な分野の話しながら、予想を越えた数の企業が集まった」(小野さん)。
小野さんは自動車メーカーが高度な品質管理を求める理由として、・ス一貫生産体制のため不良が出てもそれだけを生産ラインからはずせない、・ス完成品は1台百万単位の高価なもので、1日数億円といわれる生産ラインを止めると、損失額が1分で数千万円という莫大なものになる、・ス自動車は人命に直接かかわるため、完成品が市場に出てから不良が見つかるとすべてリコールになる窶狽ネどを上げ、部品メーカーにもこれに答える品質管理が問題になると話した。
セミナーに参加した企業は、自動車関連事業を強化しようとしているところが多かったが、中には、自社の品質管理システムをより充実させるために、一回り水準の高い品質管理システムのポイントを学ぼうという企業もあった。 -
シリーズ・青パパイアの道〈第1回〉
青パパイアが取り持つ心温まる縁で、伊那市住民と沖縄県南大東村民との民間レベルの交流が始まった。3月初め、南大東島を訪ねた「伊那市民訪問団」の道中を、シリーズで紹介する。
この住民相互のつながりあいは、今後どのような展開を見せるのだろうか?
※文中敬称略
「私らが作る青パパイアを、本土でただ一カ所だけ販売してくれている伊那市の皆さんとお会いできて、なんかもう、胸が一杯です」
南大東島青パパイア生産組合の沖山吉人は、伊那市訪問団一行21人をこう言って歓迎した。訪問一泊目。生産組合が準備した歓迎会。司会を沖山が勤めた。宴席には、地元産のサワラを使った名物大東寿司を初め、ムロアジ・アブラムツなどの魚料理が所狭しと並んだ。もちろんサラダや炒め物などの青パパイア料理も…。
「こんなご馳走、何日も前から準備したんだろうな」。これまで島を2回訪ねている井地千代子は思った。
島で生産者組合をリードする平安山正治は、かつて勤務した長野NEC(伊那市)で上司だった。家庭の事情で30数年ぶりに島に戻った平安山から、「売り物にならず島にゴロゴロ落ちている青パパイアを何とかできないか」と相談を持ちかけられたのは03年の12月だった。
以来、同島産の青パパイアを取り扱う本土で唯一の窓口役を担ってきた。もともと青パパイア料理が好きだったこともあり、手づくりレシピを付けて販路の拡大も図った。無償のボランティア。「何の得にもならないのにバカじゃないのと言われたわ」と笑う。
訪問団結成を呼びかけたのは伊那市の産直市場グリーンファーム代表の小林史麿。遥か海の彼方で取れた青パパイアを熱心に扱う井地の心に秘めた思いを知った小林は、「心と心をつなぐのも産直市場の役目だ」と2つ返事で販売を引き受けた。
グリーンファームで青パパイアを購入し、口づてに、また、本紙紙面の特集記事などを通じて、青パパイアが取り持つ井地と平安山の海を越えた心のつながりを知った人々が、次々と訪問団への参加を表明した。
「どんな方がパパイアを売って下さっているのか、どうしても会いたかった」「こんな島のパパイアを誰が買ってくれているのか知りたかった」……
真っ黒に陽に焼けた生産組合員が繰り返し繰り返し語る言葉に訪問団も胸が熱くなった。
泡盛の杯が重なり、三線(さんしん)の音に乗せて沖縄民謡が次々と歌われた。当然のように伝統舞踊カチャシーを踊り出す島の人々。踊りの輪に入った訪問団の提案で、最後には「勘太郎月夜歌」を山と海の人々全員で、歌い踊った。
「こんなことになるなんて夢のようだ」。井地は思った。
【毛賀沢明宏】 -
3級造園技能検定
南箕輪村の上伊那農業高校で2日、厚生労働省認定国家検定の造園技能検定3級の試験があった。上農生24人を含む30人が受験し、制限時間内に竹垣などを作成する作業試験や樹木の名前を答える要素試験に臨んだ。
上農高緑地工学科の24人、南安曇農業高農業土木科の4人、造園業界の一般2人が受験。作業試験は標準時間2時間、制限時間2時間半の中で、決められた区画内に竹垣を作成し、縁石と敷石を敷設する。寸法や水平かどうかなどの正確性、丸太や竹の使い方、作業態度、出来映えなど細かく審査する。
上農高は緑地工学科緑地コースの3年生を対象に授業の一環として受験し、4年目になる。検定に向け2年の後半から垣根結びを覚えた。3年になると実技練習を始め、多いときで週10時間、今回の試験に向けた実技練習も5回実施するなどして準備してきた。
生徒たちは真剣な眼差しで作業に取り組み、一つ一つの行程を確認しながら竹垣を作り、石を敷設した。審査員は「2時間、私語もなく汗だくになって働く姿は感動する」と話していた。
今月31日に岡谷技術専門校で学科試験がある。合格発表は8月。 -
伊那市マレットゴルフクラブ憩い大会
▽男子 ・ス宮島英雄121・ス白沢永司・ス小阪東洋・ス石倉登・ス酒井平八・ス下平明夫
▽女性 ・ス鈴木光子・ス藤沢しげ子・ス白沢当志子・ス丸山あい子・ス下平しめよ・ス飯島静香
▽ホールインワン 平松一、白沢当志子 -
05年度小沢区民球技大会
伊那市の伊那西小学校グラウンドで3日、05年度小沢区民球技大会が開かれた。
女性も含め、全9チームで行われたソフトボール大会には、小学生縲・0代の区民約150人が参加。ソフトボールができない人も、マレットゴルフを楽しんだ。
熱戦の結果、下小沢3組が14回目の優勝を飾り、下小沢6組が準優勝した。
##(了)