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南箕輪村「パートナーシップを地域で広めるには」学習会
パートナーシップ南みのわ学習会は16日、「男女共に働きやすく、暮らしやすい社会」を目指すための学習会を南箕輪村民センターで開いた。県男女共同参画センター「あいとぴあ」の小松京子さんを招き、約20人の会員が、男女共同参画や地域活動を円滑に進める方法を学んだ。<br> 幅広い取り組みがある男女共同参画は、地域に合った形で、進める必要がある窶狽ニ話す小松さんは「若年層や外国人が多い南箕輪村の場合、こうした人をどう巻き込んでいくかを考えることが必要」と指摘。<br> 一方男性には「男女共同参画」と聞くだけでアレルギー反応を示す人も多く、今後、男性参加の話し合いを進めるためにも"男性視点からの共同参画"を考えることの重要性について話し、実際には取得の難しい男性の育児休業などに触れた。<br>
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第2回
押し寄せるIT化の波
-ネット利用で地方の経営はどう変わる?【下】伊那毎日新聞創刊50周年記念企画の1つ、上伊那「経済時事対談」。第2回のテーマは、インターネット時代に地方企業はどう対応していくべきか。大手企業の情報システム担当者・コンピューターシステム業者・積極的にネット利用を進める地元企業担当者の3人に語り合っていただいた。その連載第2回目
【出席者】
●遠藤和夫さん(55)KOA株式会社経営管理イニシアティブ情報システムセンターゼネラルマネージャー/長野県経営者協会上伊那支部情報委員会
●丸山慎一さん(38)株式会社仙醸企画主任
●小林正信さん(43)有限会社キャリコ社長 -
05年上半期の交通事故状況
伊那署はこのほど、管内で発生した今年上半期(1月-6月)の交通事故の状況をまとめた。人身交通事故は305件で前年同期比17件減(5・3パーセント減)、死者は1人で同比3人減(75・0%減)、けが人は385人で同比25人減(6・1パーセント減)となった。
市町村別の人身交通事故の発生状況は、伊那市が184件で同比7件減(3・7パーセント減)、高遠町が8件で同比3件増(60・0パーセント増)、箕輪町が60件で同比18件減(23・1パーセント減)、南箕輪村が52件で同比8件増(18・2パーセント増)、長谷村が1件で同比3件減(75・0%減)。箕輪町の事故件数については、バイパスでの事故が今年に入って減っている。
第一当事者が高齢者の事故、高齢者の関わりがある事故、歩行者の事故、飲酒がらみの事故が前年同期と比べ増加。事故原因の多くは、わきみ運転、左右の安全不確認、速度超過など、基本的な運転行為を怠っていた。
一方で、第一当事者が女性の事故、若年の事故、交差点内の事故が前年同期と比べ減少。交差点内での事故については、道路管理者と連携を取り、事故多発地点に安全対策を実施した効果が、減少につながったのでは-としている。
伊那署の下里幸巳交通課長は「今年の下半期からは特に、高齢者事故防止を重点にして、参加、体験、実践型の交通安全教育などを実施し、交通事故総量抑制を図るなかで交通死亡事故を防止していきたい」と話す。 -
盲目の演歌歌手・藤代ゆきさんが「すずたけ」を慰問
全国の福祉施設で歌謡慰問活動を続ける、岐阜県出身の盲目の演歌歌手・藤代ゆきさんが9日、伊那市美篶の老人保健施設「すずたけ」を慰問し、利用者約100人に歌のプレゼントで激励した。
歌手生活10周年汽悒・拭璽覦曲の「おんなの倖せ」のほか、代表曲の「北しぐれ」など約10曲を披露。藤代さんは、曲の合間に「歌が生きがいで毎日がんばっています」と、呼びかけたり、歌いながら握手を求めたりと、元気に歌う姿を利用者らの前で見せ、励ました。
今回は、市内坂下区のカラオケ喫茶「ニューつむぎ」オーナーの丹羽貴士さんが、少しでも社会に貢献したい-と、企画。知人と交流のあった藤代さんを招き、歌謡ショーを開いた。
13歳の時に失明した藤代さんは、1991年のデビュー以来、500カ所を目標に全国の福祉施設の慰問を続けており、「すずたけ」は380カ所目となった。 -
宮田村 企業人権教育で研修会
宮田村内の29事業所で構成する「宮田村企業人権教育推進協議会」は12日、通常総会を村民会館で開いた。諏訪市の人権擁護委員松下芳敍さんを招いて研修会も開き、人間の多面性を考えながら、社会の一員としての自分自身を見つめ直した。<br> 各事業所の経営者や担当者が出席。研修はワークショップ形式で、ゲームなど楽しみながら自分の心を素直にさらけだした。<br> 4人1組でグループになり、協力してパズルを解いたり、問題を討議したり。人それぞれ違った意見やモノの見方があることを再認識し、自分の人権感覚を見直していた。<br> 山田稔会長は「自分が気付かないうちに、人を傷つけてしまっていることなど改めて考えさせられた」と話した。<br> 同協議会は各事業所内の研修や啓発も推進し、企業人権の徹底を図る。<br>
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橋爪まさゆき陶芸展
落ち着いた色彩と個性的な形の花入れや茶碗などを手がける岡谷市在住の橋爪まさゆきさん(53)の第10回陶芸展が、14日から伊那市旭町のアートギャラリーミヤマで開かれ、生活を彩る食器などを中心とした約100点が、訪れた人々を楽しませている。<br> 「最初から最後まで自分の手で作り上げる」陶芸の魅力に引かれた橋爪さんは、栃木県の益子町と福井県の越前町で陶芸を学び、現在は土の質感や変化を表現できる焼締を中心とした製作活動を続けている。<br> 「焼締は灰のかかり方によっても表情が変化するが、完成してからも、土が徐々に変化して、作品が育つのでおもしろい」と話す橋爪さんの作品は、和の生活空間で生きる落ち着いた色彩を持つ一方、洋の空間でも調和する個性的な形をしたものが多い。<br> 今回は、10回を記念して記念品の贈呈もある。<br> 展示即売会は18日まで。入場は無料。<br>
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いくよみはらし当選者の抽選会
先月、伊那市西箕輪のみはらしの湯は、「いくよみはらし」のごろに合わせ、194万3804人目の入浴客が訪れる日を、入浴客に当ててもらうイベントを実施した。今月10日、194万3804人を達成し、正解者が多数いたため14日、伊那市役所で抽選会を開いた。<br> 期間中、投票した人は407人。県外者も61人ほどおり、7月初旬に達成すると予想した人が最も多かった。<br> 予想以上に正解者が多かったため、当初予定していた"ピタリ賞"1人と予想が近かった人に贈るはずだった"近いで賞"4人を、正解者15人の中から抽選。松本市などの正解者もいたが、抽選の末、当選者はすべて市内在住者となった。<br> みはらしの湯は、今年度の秋から冬にかけて、来場者200万人達成も見込んでおり、それに合わせたイベントも企画中だという。<br> 当選は次のみなさん。<br>▼ピタリ賞=蟹沢絵美さん(伊那市)<br>▼近いで賞=会田行雄、北原恵美子、北原和彦、桜本やす子(以上伊那市)<br>
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05年度技術者セミナー
技術向上や安全対策を学び、今年度の取り組みで生かしてもらおう窶狽ニ13日、伊那建設事務所などが主催する05年度技術者セミナーが伊那文化会館で開かれた。上伊那の土木部関係技術者や市町村職員など、約300人が集まり、安全対策や粗雑工事への対応などの講習を受けた。
今年は、先ごろ性質の有害性が問題となり、今月1日に厚生労働省が「石綿障害予防規則」を制定したアスベストの講習もあった。70年代縲・0年代に輸入・多用されたアスベストは今後、老朽化に伴う解体作業時に注意して取り扱う必要がある。そこでこの日は、解体作業の手順や管理体制などを確認。
また、7、8月は熱中症による死亡災害が増加することなどから、事業者や労働者が予防の基礎的知識を持ち、対策を講じる必要があるという話もあった。 -
高校野球
【長野オリンピックスタジアム】<br>高 遠<br>0022310-8<br>8020212×-15<br>軽井沢<br>(7回コールド)<br> 唯一の3年生・伊藤(郁)を主将に、1、2年生中心の若いチーム高遠は、初回から主戦・福澤が軽井沢打線に捕まり、8点を失う苦しい展開。その後、両チームともに点を取り合い、高遠は5回、酒井の安打などで、1死1、2塁の好機をつかみ、北原(仁)の右翼越え打、相手の後逸で3点差まで追いつく。しかし後半、リズムを取り戻したかと思われた、高遠打線の連打はなく、逆に追加点を与え、7回コールドの惨敗となった。<br> ○…保母崇監督<br> 高遠がやりたかった、内野の間を抜けるバッティングを相手にやられた。8点差をあきらめず追い上げで、チームの競いを感じたが届かなかった。<br> ○…伊藤郁也主将<br> 1点づつ取っていき、中盤の勢いで逆転したかった。(後輩へ向け)来年は今年を上回る強いチームに育つと思う。このチームで最後まで楽しめてよかった。<br>
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伊那混声合唱団「第39回演奏会」
伊那混声合唱団(平澤誠幹事長)の第39回演奏会がこのほど、県伊那文化会館大ホールであった。メインステージには、間近にひかえた権兵衛トンネルの開通記念として、組曲「木曽路」を披露。メンバー約30人の澄んだ歌声などに、観客は耳を傾けた。<br> 「花笠おどり」「秩父音頭」「伊那節」などの日本の民謡のほか、ポップソングの「晴れたらいいね」「You Go Your Way」など、10曲以上を披露。前回の演奏会から参加している、市内の春富中学校合唱部の特別出演もあった。<br> 伊那混声合唱団は、1958年5月、「伊那市民合唱団」として発足。福祉施設、公民館での演奏のほか、他の合唱団やソリストとの演奏交流など、地域との関わりを積極的に持ちながら活動を展開する。
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太極拳教室メンバー6人が全国大会に出場
伊那市狐島の三沢カルチャーセンター内の太極拳教室のメンバー6人が、15日から東京体育館(東京)で開かれる、第22回全日本武術太極拳選手権大会に県代表として出場する。<br> メンバーは伊那市の三沢清美さん、矢田雅子さん、樫平竜一郎さん、島尻輝彦さん、駒ヶ根市の石田素子さん、宮田村の三沢美代子さん。いづれのメンバーも、男女別の個人種目に出場し、石田さんと矢田さんのペアは、組手の「推手」に出る。<br> 大会は、自分で型を構成する「自選」(表演時間=3窶・分)と、型の順番と動作が決められている「規定」(同=5窶・分)の2つに分かれ、型の美しさを競う。<br> 同教室代表の三沢清美さんは「中国の先生から、直系の正しい太極拳を教わり練習を積み重ねているので、大会ではレベルの高い表演を目指し高得点を期待したい」と豊富を語る。<br> 教室では、初心者をはじめとする受講希望者を随時募集する。問い合わせは、三沢カルチャーセンター(TEL76・2260)へ。
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協働について考える会
箕輪町の「協働について考える会」(竹村優委員長)は12日、県政出前講座で協働によるまちづくりを学び合った。<br> 同会は12月までに、「協働のまちづくりに関する指針」を策定するため、現状分析や課題整理、町における「協働」という概念の検討などに取り組んでいる。<br> 県市町村課まちづくり支援室の職員が、新旧住民の考え方の違い、個人主義化、世代間ギャップの拡大、住民の地域に対する帰属意識が薄れ意見集約が困難-など現状を挙げ、目指す姿として、住民が主体的に地域課題に取り組み、行政が支援していく「協働」関係の構築を示した。<br> 地域活動を成功させるため「動くことが大事。考えながら動く。とにかく実行してみることが大事」とアドバイス。「これから指針を作るが、実際に動かないといけない。この会の人がリーダーになって動き、役場はその後ろからそっとサポートし、さらにその後ろから県がサポートする。これがこれからの協働」と話した。<br>
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与田切プール安全祈願祭り
飯島町の与田切プールは16日オープンする。今シーズンの営業を前に15日、町や公園・プール管理者ら12人が参列し、プールサイドで安全祈願祭を行った。
茅野宮司が祝詞を奏上し、児童用と競泳プールにお神酒を注ぎ、切りぐさをまいて、シーズン中の安全を祈った。
高坂町長が管理者に帽子や腕章を贈った後「経験豊かなベテランの人ばかりだが、事故がないように細心の注意を」と呼びかけた。
プールは16日から8月21日まで営業する。初日は無料開放。時間は午前9時30分から午後4時30分まで。今年は老朽化によりスライダーは休止する。入場料は大人(高校生以上)500円。子ども(小・中学生)200円。昨シーズンの入場者数は1万人余。
願神事を行い、安全祈 -
技能士会全体会・講演会
駒ケ根市の製造現場で活躍する技能士のグループ化を図ることにより個々のレベルアップと企業の技術力強化を目指して99年に設立された技能士会は14日、全体会と講演会を駒ケ根駅前ビル・アルパで開いた。約40人が出席し、技能検定受験準備講座の開催などの事業計画について説明を受けたほか、セイコーエプソンのコスト革新センター部長・ものづくり塾部長の中村好宏さんによる「見えざる資産の継承と蓄積」と題した講演を聞いた。<br> 中村さんは「50歳代の熟練技能者が今の若い人にものづくりを教える時、30年前に自分が教わった方法でやっても伝わらない」と時代に合った教え方を勧めた。「その際、技やノウハウだけでなく創造・挑戦といった見えざる資産=『ものづくりのこころ』も教えていかないと、世界に通用するものづくりは育っていかない」などと技術継承の重要性について訴えた。
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第23回駒ケ根高原マラソン事務所開き
9月25日に駒ケ根市で行われる第23回駒ケ根高原マラソンの準備作業が本格化するのを前に大会実行委員会は14日、駒ケ根市役所2階に事務所を開設した。竹村弘事務局長は「駒ケ根の自然の中をさわやかに気持ち良く走ってもらえるよう準備を進めたい。昨年の出場者は2693人。今年は3千人を目標にしている」と話している。<br> レースは午前10時(3キロ、男子6キロ・15キロ)と10時5分(女子6キロ・15キロ)にスタートする。招待選手として2000年シドニーオリンピックのマラソンで7位入賞を果たした山口衛里さんを招く。抽選によりホノルルマラソンへの招待・ペア宿泊券が当たるほか、駒ケ岳ロープウェイの割引券、駒ケ根高原美術館入館割引券などの全員に進呈されるなどさまざなな特典もある。<br> 出場申し込みの受け付けは8月10日まで。問い合わせは同実行委員会事務局(TEL83・2111)へ。
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中日本総合ソフトボール選手権大会女子抽選会
第49回中日本総合ソフトボール選手権大会(第13回中学生、第9回小学生大会も兼ねる)の女子大会の抽選会が15日、伊那市役所であった。今年度の女子大会は同市が開催地のため、地元チームも特別枠で出場。同市から出場する2チームの対戦チームも決まった。
一般の部の「Twister」は愛知県代表の「中京大学」と、中学生の部の「伊那市立東部中学校(伊那中から3人補強)」は静岡県代表と、初戦で対戦する。
一般、高校、中学、小学生の4部門に分かれ、東海地区4県、北信越地区5県の各県代表チームと(開催県は特別枠を含む2チーム)と、前大会の上位2チーム(高校、中学、小学生の部は上位4チーム出場)が出場。トーナメントで優勝を競い合う。
大会は8月12窶・4日に実施。一般は美すずスポーツ公園運動場、高校生は富士塚スポーツ公園運動場、中学生は市営球場・県営伊那野球場、小学生は南箕輪陸上競技場で、それぞれ開幕する。 -
赤穂高校定時制が卓球全国大会へ
全国高等学校定時制・通信制総合体育大会(8月9窶・1日、東京・駒沢オリンピック公園総合体育館)への出場を決めた赤穂高校定時制の卓球クラブの女子選手らが15日、駒ケ根市役所を訪れ、同校OBでもある中原正純市長の激励を受けた。大嶋友佳里(2年)さん、広沢めぐみさん(1年)の2人はそれぞれ「全力で1回戦を勝ち抜きたい」「力を出し切って一生懸命頑張りたい」と決意を述べた。中原市長は「学校の名誉と自分自身のために優勝を目指して健闘うぃ」と激励し「学校の方も頑張れよ」と温かい言葉を掛けた。<br> チームを組んだ3人は南信大会優勝を経て出場した県大会で女子団体の部で優勝し、広沢さんは3位の成績を得て見事全国大会への切符を手にした。試合は各チーム3窶・人の選手によりシングルス4試合、ダブルス1試合を戦う。<br> 大会に出場するのは次の皆さん。<br> ▽団体=広沢めぐみ(1年)大嶋友佳里▽小椋幸利(同)▽個人=広沢めぐみ
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長谷村禁煙プログラム
子どもの健康に大きな影響を与えるたばこを改めて考えてもらおう窶狽ニ15日、長谷小学校は地域住民を対象とした禁煙プログラム講習会を実施した。
「受動喫煙や発育に影響を与える未成年の喫煙などを考えるには、家族のみならず地域の協力も必要」との思いから、地域住民すべてを対象とした講習会には、喫煙者ほか、その家族など約20人が参加。長谷村国保美和診療所の岡部竜吾氏が提案する「気づきの禁煙プログラム」を学んだ。
岡部さんは「努力型の禁煙は、我慢の連続。また、失敗すると罪悪感にさいなまれ、結局よくない」と話し、"たばこは吸わないほうが良い"と改めて気づくことで禁煙意識を高める手法を紹介。
参加者に、ストローを使って、喫煙者がなりやすい慢性閉塞性肺疾患の苦しさを体験してもらったり、ほとんどの病気がたばこに関係していることを話す一方で「たばこはやめると10年ほどで、正常な肺に戻るので、やめる価値はある」と訴えた。 -
はらぺこチャパティー作り
野外保育園「はらぺこ」の子どもたちは15日、チャパティーづくりに挑戦した。<br> 保育士の小林成親さんの誕生日だったこの日「みんなで何か手作りしたものを食べてみよう」と、小麦粉と水、塩をこねてつくる簡単な薄焼きパン、チャパティーに挑んだ。<br> 水の代わりに牛乳を使い、全粒粉と中力粉、2つの粉で、白と茶、2色のチャパティーを作った。<br> 調理初体験の子どもたちは、牛乳と粉を混ぜ合わせたり、一度寝かせた生地をせんべい状に伸ばしたりと、さまざまな行程を体験。徐々に変化する生地の感触は、普段の粘土遊びと異なる驚きを子どもたちに与えた様子だった。<br> 外のかまどで生地を焼き始めると、香ばしい香りが辺りに漂い、味見をせがむ子どもが続出。<br> その後子どもたちは焼き上がったチャパティーに、ブルーベリーやリンゴのジャムをつけて、おいしく味わった。<br>
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安管総会(飯島)
県安全運転管理者協会上伊那支部飯島部会(飯沢文雄部会長)は8日、上伊那農協飯島支所で通常総会を開いた。04年度事業報告、決算報告の承認、05年度事業計画を決めた。
05年度事業は「交通安全 -
「おーい、山へ行こうよ」
KOA森林塾10周年記念出版KOA(本社・伊那市、向山孝一社長)が主催するKOA森林塾が10周年を迎え、10年をふり返る記念書籍「おーい、山へ行こうよ」を出版。企画・KOA森林塾、編者・宮下武久、発行・伊那毎日新聞社。
KOA森林塾は、他に類例のない電子部品メーカーが主催する山造り教室として諸方面から注目され、開塾10年のうちに多士済済が塾生として修業。卒業生の中には、そのまま伊那谷などでの山仕事に就いたり、各地で山造りの催しを開催するなど活躍する人が多い。
本書は4章仕立て。1章は、同塾事務局が発行する「森林塾通信」に寄せられた塾生のエッセイをまとめたもの。どんな人物が、何をめざしてこの塾の門を叩いたかが興味深い。
2章は、KOA森林塾の看板講師の1人である島崎洋路元信州大学教授と、同塾に関わった山荘ミルクの向山美絵子さん、森林をテーマにした執筆活動を行う浜田久美子さん窶狽フ3人の鼎談。
3章は、卒業生が現在考え・活動していることの報告。KOA森林塾が日本の林業を取り巻く状況に何を投げかけたか、を卒業生が語る。
4章は、同塾のもう1人の看板講師、長谷村在住の林業家・保科孫恵さんが進めてきた長谷村での山造りのレポートである。
「10年をふり返る目的で編みましたが、時系列で10年の出来事を記述したものではないのいで、どこから読んでいただいてもかまいません」と、編者の宮下武久氏は述べている。
A5判 324頁 定価1800円+税。問い合わせは伊那毎日新聞社まで -
天竜川で友釣り50年
南箕輪村 有賀章治さん(57)「俺はしんにょうのつく方のメイジンだよ」
伊那市内の天竜川で笑いながら話す。スポーティなフィッシングスーツに身を固めた姿は、一見10歳ほど若く見える。真っ黒に陽に焼けた顔が印象的だ。<br> 南箕輪村生まれ。小学校低学年の頃から、隣りに住んでいた「本物の名人」に連れられ、アユの友釣りを始めた。以来約50年。南箕輪村から伊那市中央区の大橋付近までをホームグラウンドにして、毎年アユを追いつづけてきた。今では近隣のアユ釣師のリーダー役だ。<br> 7月1日解禁、秋口までのシーズンで、約20縲・0日位は川に来る。「なんだ仕事してないのかと言われちゃうよ」と笑うが、本業は船舶用のターボチャージャーを造るみのわ精工の社長。多忙な毎日の中で時間を工面して土日のアユ釣りの時間を確保しているのだという。<br> 友釣りは、周りに針を配した「おとり」のアユを、岩陰や淵にそっと送り込み、「おとり」に体をぶつけてくるアユを引っ掛ける。水中にテリトリー(縄張り)を持ち、それを侵犯する他のアユを追い出す窶狽ニいうアユの習性を利用した、世界でも他に類例を見ない釣りだ。<br> 「親(おとりのこと)をテリトリーに入れる時の駆け引き。掛かった時の強い引き。この爽快感は1回やれば止められないよ。人を流れに引き込むほどの強い引きをする淡水魚はアユだけだと思うな」<br> 今までの最大の釣果は1日100匹以上。<br> 1970年頃に、諏訪湖からアオコが大量に流れ出し、天竜川の川底がヘドロで埋められた時期があった。「もう天竜のアユはおしまいだ」と感じ、岐阜県にまで釣り場を求めて出かけたこともあったという。<br> 「でも、やっぱりホームグラウンドは天竜川なんだよ。あの頃に比べれば雲泥の差ほど川は綺麗になった。でも、俺が始めた頃の綺麗さから比べればまだまださぁ」<br> 川の汚れは釣り人の減少として如実に現れているという。特に、若い世代でアユ釣りを始める人が極端に少なくなっている。<br> 「川が綺麗だと、釣りをする人が増え、その家族が川に集まる。それで、ますます川を綺麗にしようという気運が広がると思うんだよ」。そういう循環がこれから始まっていけばと願っている。<br> 釣り好きが昂じて、釣りの道具作りにもはまっている。腰につけたタモ(魚をすくう網)は、取っ手の部分を鹿の角で作ったお気に入りの逸品。掛けたアユを入れ、流れに浮かべる「曳舟」という道具も自分で作った。釣り仲間にも色々とプレゼントしている。<br> 「休みといえば、夏場は川に出っ放し。冬場は日がな一日道具作り。女房は、随分前に呆れ返って、もう何も言ってくれないよ」<br> 水面からはね返った光が、キラキラと笑顔を照らした。<br> -
上伊那郡町村会長に宮下市蔵長谷村長
上伊那郡町村会は12日、役員改選を行い、新会長に宮下市蔵長谷村長を、新副会長に矢ヶ崎克彦辰野町長を選出した。
前会長は先日辞任直後に逝去した矢田義太郎前宮田村長。5月9日会長に選出されたばかりだった。
郡町村会は、国政・県政に対する町村長の意見取りまとめなどを任としてきたが、広域市町村合併に進展に伴い県内に町村の存在しない地域も生まれることを背景に、県の町村会が06年度から直接各町村長と連絡をとる運営方針に転じたことから、その任の必要性が乏しくなり、05年度末に解散することが決まっている。 -
西春近短歌会31周年記念歌会
発足31年を記念して13日、伊那市の西春近短歌会は、同地区深妙寺などで記念歌会を開いた。見ごろを迎えたアジサイを見学した後、沢渡の会場へ移動し、それぞれが作った短歌を批評しつつ、31年を振り返った。
「伊那市の歌」を作詞した宮脇至氏に短歌を習ったことをきっかけに、数人のメンバーが会を結成。現在は、宮脇瑞穂氏に指導を仰ぎながら、月に一度、それぞれの作品を評価し合い、腕を磨いている。30周年となった昨年は歌集も出した。
途中参加の人もいるが、31年前から続けているメンバーも多く、最盛期は30人前後になったこともあったが、会の高齢化に伴いメンバーは減少。現在は13人ほどで活動を続けている。
この日会員たちは、更なる会の継続を胸にしつつ、それぞれ長年続けてきた短歌の腕前を確かめ合っていた。< -
高校野球・辰野高校
【長野オリンピックスタジアム】<br><br>長野商業<br>300130110-9<br>022002112×-10<br>辰野<br><br> 辰野は初回、3点を追う劣勢から、相手投手を攻めたて2、3回に4点をもぎ取り1点をリード。しかし、同点にされると、5回、主戦宮川が死球、四球などで3点を取られ、逆に2点のリードを追う展開となり主導権を譲り渡す。<br> 辰野は6回、2点を返し1点差とするが、その後、両者とも2点づつを加え、最終回を迎える。<br> 辰野は中盤で主戦・宮川から継投した、多彩な球種を兼ね備える小林(朋)が長商下位打線を3者凡退に打ち取り、逆転勝利を狙う。先頭鮎沢が右翼前打で出塁。犠打や、相手の後逸、四球などで2死1、3塁の好機をつくる。池田監督はここで、4番北村を代え、ピンチヒッターに樋口を送り、勝負に出る。樋口は、真ん中へ甘く入った初球を迷わずスイングし、打球を右中間へ運ぶサヨナラ打で逆転。「1球目からいくつもりで勝負した。開ぅ哀薀狆って楽しくやろうと思っていた」と、辰野は、重要な場面で勝負強さを見せた樋口の、公式戦初打席初安打で勝利をつかんだ。<br> ○…池田剛幸監督<br> 7、8、9回で3点差以内なら、子供たちを信じて逆転できると思っていたので試合の流れとしては計算道理だった。樋口には、1回1打席の練習を続けさせてきたので準備は万端。期待に答えてくれて嬉しい。とにかく挑戦し、諦めず、みんなでつなぎ、次の試合も勝利したい。
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箕輪の竜東線の未来を考える会
箕輪の竜東線の未来を考える会(杉本正樹委員長)は12日、第3回会議を町文化センターで開いた。竜東線バイパス案も含め今後の竜東線について会を構成する町内5区ごとに案をまとめることを確認した。<br> 会は04年12月に発足。竜東線沿線の福与、三日町、長岡、南小河内、北小河内区の関係者、町議会議員、公募委員で構成する。竜東線の理想的で現実可能な道路計画を住民側で検討し、関係機関に提言、具体的な実施を目指す。<br> 04年度は北小河内区の交通安全対策事業現地視察、交通量調査、県への要望などを実施した。<br> 今後の活動は、・茲領掬貔・侶弉茲砲弔い椴掬貔・丱ぅ僖弘討盍泙甞洞茲埜‘い祁弉莪討鬚泙箸瓩襦・・醗貊錣妨鯆摸鳴敢困鮗損椶景擦擦篤始・慮従・眥敢困垢襦D敢詐貊蠅六案・ス・茵・戚汎始・覆匹・・笋傍鵑・辰討い襦まbr>
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上伊那針灸マッサージ師会が南箕輪老人ホームを慰問
上伊那針灸マッサージ師会は12日、南箕輪養護老人ホーム南箕輪老人ホームを訪問し、お年寄りらに健康になってもらいたいとボランティアで利用者や職員をマッサージした。<br> 何十年も続くボランティアで、会は上伊那郡内の福祉施設などを訪問している。南箕輪老人ホームには年1回訪れており、この日は辰野町、箕輪町、南箕輪村の会員8人とボランティア1人が訪問した。<br> 施設利用者と職員の希望者がマッサージを受け、全身を丁寧にほぐしてもらい、「楽になった」「気持ちよかった」と喜んでいた。会員は午前中いっぱいマッサージをし、「喜んでもらえてうれしい」と話していた。<br>
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箕輪町共通商品券「プレミアム商品券」8月7日発売
箕輪町商工会商業部会は8月7日、10%お得な町共通商品券「プレミアム商品券」を発売する。商品券の取扱い事業者募集の第1次締切は15日まで。<br> 中心市街地活性化に取り組む「箕輪町TMO構想」に基づき昨年に続いて実施。町内の登録店で商品券で買物をしてもらうことで、個人消費の喚起と現金の町外流出を防ぎ、地域商業の活性化を図る。<br> 商品券は千円券11枚1セット(1万1千円分)を1万円で販売。1人10セットまで購入できる。販売総額は2千セット、2200万円分。<br> 発売は午前9時から町商工会館前。商品200個限定で空くじなしのスピードクジを実施する。商品券1-4セット購入者クジ1回、5-9セット購入者クジ2回、10セット購入者クジ3回。<br> 登録店に掲示するポスター2種類も完成。商品券の購入を呼び掛けると同時に、会員事業所に取扱い事業者登録を呼び掛けている。第1次締切7月15日まで。第2次締切7月20日。<br><br>
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南箕輪村と住民の裁判和解案まとまる
不動産総合企画事業の城南物産(本社・南箕輪村神子柴、埋橋常人社長)と埋橋常人氏(70)が、南箕輪村が97年に着工した神子柴自然公園建設工事により井戸水が濁ったとして村を相手に損害賠償を求めていた問題で、東京高等裁判所は13日、最終の和解案をまとめた。原告側は「これ以上長引いては仕事に支障をきたす。やむなく和解する」、唐木一直村長は「できるものなら和解したほうがいい」とし、8年に及ぶ係争が終結する。<br> 97年1月、村が公園建設に着工。原告は同年3月、井戸水が濁った-と抗議し、99年1月に地方裁判所伊那支部に提訴した。02年1月の一審判決で村が全面勝訴し、原告は同年2月に東京高裁に控訴。05年5月末、東京高裁の裁判長から和解勧告があった。<br> 和解案は、▽村が原告側に解決金として450万円の支払い義務を認める▽原告が水道管を自宅まで埋設する許可申請をした場合に村は許可事務を行い、できる範囲内で必要な協力をする-など。<br> 原告は「水道をひく費用は自分持ち。納得いかないがやむなく和解する」と話した。村長は、「裁判所は、井戸水が濁ったのは事実だが因果関係はわからないとしている。村民相手の裁判をこれ以上続けることはどうかと思う。和解勧告の受け入れが妥当と判断した」とした。村は27日の村議会に和解案と解決金450万円の補正予算案を上程する。<br>
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記者室
駒ケ根工業高校を赤穂高校に統合するという改革案が県教委から示されたことにより地元関係者の間からは怒りの声が噴出している。署名運動を起こそうとの動きも出てきた▼事の是非はともかく、展開が先ごろの伊南市町村合併論議に似てはいないか。一方は財政危機に軸足を置いて合併の利点を力説し、片や話が一方的で納得できないと猛烈な反対運動を展開する窶煤B合併問題では議論は最後までかみ合わないままだったが今度はそうならないことを願う▼国にも県にも市町村にも金がないことは分かるが、あえて言うなら教育だけは何をおいても優先させるべきだ。目先の金に振り回されて判断を誤ると数十年先になって手痛いしっぺ返しを食らうことになるだろう。(白鳥記者)<br>