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箕輪中学校で新エネルギー教室
箕輪町は13日、温暖化問題や新エネルギーについて学んでもらおう窶狽ニ、箕輪中学校で新エネルギー教室を開いた。2年生約240人が、豊かな生活の反面、生じてきた環境への弊害や、温暖化進行を食い止めるクリーンエネルギーの可能性を学んだ。
講師に迎えた新エネルギー財団の小栗敏弘さんは、クイズを交えて、温暖化の影響で沈みつつある島や、日本のエネルギー自給率の低さ、石油の採掘可能年数などを示し「世界中で起きている異常気象は、温暖化が影響している」と説明。
風力発電や太陽光発電など、クリーンエネルギーを紹介し、重要性や必要性を呼びかけた。
小栗さんは「すぐに変わる問題ではないが、エネルギー意識や環境意識を持って大人になってほしい。また、今日のことを家で話し、車の買い替え時期などに、クリーンエネルギーへの切り替えも検討してほしい」と訴えた。 -
違法広告物撤去巡回
県の「屋外広告物適正化旬間」に合わせて13、14日、上伊那の各市町村で違反屋外広告物の一斉点検があった。各市町村の関係者や景観サポーターなどが集まり、人通りの多い場所などを中心に、巡回・確認した。
一般の景観サポーター11人が参加した伊那市は、全16人が3班に分かれ、国道沿いや駅周辺などを点検。広告物を掲出できない橋や街路樹、電柱などを確認して回った。
昨年は県内で101件の違反が確認されたが、景観サポーターの協力もあり、違反数は年々減少傾向 -
職員人権・男女共同参加社会づくり研修会
上伊那地方事務所は14日、上伊那の行政職員などを対象とした「職員人権・男女共同参加社会づくり研修会」を伊那市の県伊那合同庁舎で開いた。
公平・公正な立場が求められる公務員に、正しい認識を持ってもらい、差別のない社会づくりに取り組んでもらおう窶狽ニいう研修会で、約60人の関係者が参加した。
指導した伊那教育事務所生涯学習課の唐澤孝則教育支援主事は、ゲームを通して参加者の持つ固定概念を説明。2通りの見方ができる絵でも、どちらか一方が見えてしまうと、もう一方の見方を発見するのは以外に難しい窶狽ニいう体験を通して、普段当たり前と考えていても、当たり前でないことが多いことを示し、違った角度から物事を見たり、プラス思考への転換を提案した。 -
合同講演会
箕輪町商工会、伊那法人会箕輪支部、箕輪町経営研究会の合同講演会は10日、町文化センターであった。「物から心への時代」をテーマに、永世棋聖の米長邦雄さんが、日本人の素晴らしさを再確認し日本をつくり直すことの大切さを語った。
米長さんは63年将棋のプロ棋士になり、85年永世棋聖になる。93年51期名人。現在は日本財団評議員、東京都教育委員を務める。
「教育の中で一番大事なのは家庭。夫婦仲は自分の子どもに影響する。夫婦仲がいいかどうかが大事」と指摘。「夫が自分の小遣いで妻に渡した花は奥さんだけの花」と、妻の誕生日に必ず花束をあげていること、「うまそうなものがあったから、お前と食べようと思って買ってきた。それでいい。まんじゅう2個でいい」と、夫婦円満の秘訣を話した。
かつての日本にあって今の日本に無いものとして親子のきずな、“義”に生きる男らしい男、親や先生を尊敬するという常識、夫婦仲良く子に威厳を持つ-などを挙げ、「バブルの時期に“金と友に去りぬ”でなくなった。かつての常識を取り戻すときが来た。日本人を取り戻せ。自信を持って美しい日本人を育てることが大事」と強調した。 -
ラブリバー天竜の日
県南部防災対策協議会(吉川光國会長)は14日「第15回ラブリバー天竜の日」として天竜川の清掃ボランティアを行った。同協議会駒ケ根地区の約30人が参加し、太田切川合流点から丸塚公園までの約2キロにわたる天竜川両岸の堤防沿いを歩いて、散乱しているごみを拾い集めた=写真。
約2時間の作業で集まったごみは、燃えるごみ3袋▽廃プラスチック類6袋▽ガラス・金属類2袋窶狽フほか、古タイヤ、ベニヤ板などの粗大ごみで、2トンダンプカーの荷台一杯となった。
久保田福美総務委員長は「捨てられているごみの量は年々減ってきている。ボランティアを続けることで少しでも不法投棄の歯止めになれば何よりだ」と話している。 -
第3回性教育講座
駒ケ根市教育委員会・性教育プロジェクト会議は13日、親のための知恵袋学習会の第3回講座を駒ケ根駅前ビル・アルパで開いた。約30人が参加し、伊那中央病院長の小川秋實さんによる講演「性の発達窶白j性のからだ」を聞いた。
小川さんは生涯を通じての男性の体の変化と性感染症などについて分かりやすく解説した。「受精は数億個の精子の中のたった1つが卵子と接合するだけなのだから、子どもが男女どちらになるのかはまったくの偶然。しかし、結果的にほぼ同数になるのはなかなか興味深い」などと話した=写真。
参加者のほとんどは女性で、気恥ずかしそうにうつむきながら聞いている姿が多く見られた。
7月に始まった講座は月に1回、1月まで全7回開かれる。10月は「性犯罪の実態とその予防」について駒ケ根警察署の生活安全・刑事課の担当者が話す予定。 -
リブサポートがデイサービスセンター起工式
NPO法人リブサポート南信州(中原茂之代表理事)は13日、12月初めに開所予定のデイサービスセンターの起工式を同市北割1区の現地で行った。関係者ら約10人が出席し、神事を行って施設の無事完成を祈願した=写真。
同センターは宅幼老所(定員10人)と身体障害者支援施設(定員未定)を併設し、リハビリ設備なども備えるほか、利用者の送迎も行う予定。建物は木造平屋、延べ床面積約200平方メートルで、建設地は同法人が運営する高齢者アパート「サポートハウス駒ケ根高原もみじ荘」の隣。
中原代表理事は「センターの建設は、アパートに入居しているお年寄りの将来の安心のために窶狽ニ思い立った。自然に囲まれた良い環境の中で、老後をのんびりと幸せに暮らす手助けができればうれしい」と話している。 -
宮田村商工会がお買い物ラリー
宮田村商工会商業部会(鈴木正文部会長)は30日まで、ディズニーリゾートペア入場券などが当たる恒例の「お買い物ラリー」を実施している。協賛店で500円以上の買い物をするとスタンプがもらえ、4店舗分集めると、参加賞のほか抽選で豪華賞品が当たる。
村内の商店で買い物を楽しんでもらおうと企画。4年目を迎え好評で、千円から5千円の商品券計60本も用意した。
揃ったスタンプは、10月2日に村内新田区のふれあい広場で開く商工祭の会場に午前10時から午後1時までに持参。
参加賞と交換するほか、豪華賞品の抽選にもエントリーできる。(当日来られない人は26日から30日までに商工会で交換)。
ラリーに関する問い合わせは村商工会85・2213まで。 -
花壇コンクールで宮田中が優良校
県などが主催する学校花壇コンクール(FBC)の県中央審査の結果がまとまり、宮田中学校は優良校に選ばれた。
同コンクールには県内の小学校83校、中学校49校、養護学校3校の計135校が参加した。
宮田中は2年連続で地方審査を突破。大賞の長野市信里小学校や大臣賞推薦校に選ばれた長谷村の長谷中学校などには及ばなかったが、入賞に輝いた。
全校に公募したデザインから3年3組伊藤蓮美さんの作品を選び、緑化委員が中心となって整備。夏休みも交代で水やりや手入れを欠かさなかった。
大きな花と、降り注ぐ太陽、恵みの雨を、サルビアやマリーゴールドなどで表現した花壇は学校玄関前に設置。今が満開で、訪れる人たちの目も楽しませている。 -
改革プラン策定で行革委員会を召集
国が各自治体に行財政改革の具体的な指標づくりを求めている「集中改革プラン」の策定で、宮田村は条例に定めている行政改革推進委員会を召集し、住民の意見を聞きながら進めようと、計画している。14日の9月村議会開会あいさつで、清水靖夫村長が明らかにした。
同委員会は公募委員男女各3人、商工会、農協から各1人で構成。村が02年から04年にかけて実施した行財政改革では、村長に答申するなど中心的な役割も果たした。
集中改革プランは本年度末までに策定。事務事業の再編、民間委託の推進から職員給与、第3セクターの見直しなどまで、具体的な数値目標を盛り込むよう求めている。
村は庁内で叩き台となる素案をつくり、同委員会に示して協議する考え。総務課は「村のひとりよがりにならないよう、問いかけをしながら策定を進めたい」としている。
委員は新たに選任し直す予定だが、開催時期などは未定。 -
カナダ研修の宮田中生徒が村長に帰国報告
夏休みを利用して約2週間カナダで研修した宮田村宮田中学校2年生の5人が13日、役場を訪れて清水靖夫村長に帰国報告した。語学や異文化を学ぶだけでなく、人へのやさしさを肌で学んだと振り返った。
研修は同村と伊那市、箕輪町、高遠町、南箕輪村、長谷村が合同で実施。7月末から13日間の日程で、カナダ南部のレスブリッジ市に滞在した。
宮田中から参加した飯島あゆみさん、小林紗枝さん、田辺澄さん、小田切ひかりさん、上田成剛君も、別々の家庭にホームステイ。家族の一員となり異国の生活を体験した。
この日は、カナダで見聞きした体験談を報告。福祉の違いを学びたいと目標を持っていた小林さんは、「現地の施設の大半はバリアフリー」と話し、障害者らの社会参加も進んでいると村長に説明した。
他の4人も積極的にホスト家族や現地の人と交流できたと報告したが、親切にしてもらったことを今回の旅の印象に挙げた。
新津吉明校長は「人に優しくすることは・ス万国共通・ス。良い勉強になった」と話し、清水村長は「親切にしてもらった気持ちを、今後の生活で大切にして」と呼びかけた。
5人は14日朝に同校でも報告会を開き、全校生徒に研修の成果を発表した。 -
100歳の敬老訪問
飯島町の高坂宗昭町長は15日、今年100歳を迎える町内の2人を敬老訪問。本人に国や県、町からの祝い状、記念品などを手渡し、長寿を祝った。
岩間の横山よ志美さんは7月に100歳を迎えたばかり。在宅としては町内最高齢になったが、足腰も元気で、自宅玄関まで町長を出迎えた。
「100歳には見えない」と町長もびっくり。少し耳は遠くなったが、ハッキリと受け答えしていた。
ジャイアンツのファンで、テレビで野球観戦するのが日課。相撲中継や歌番組も楽しむ。天気が良い時は庭に落ちた葉なども拾う。
早くに1人息子や夫を亡くしたが、現在は7人家族。小学校や保育園に通うひ孫たちのことに話しが及ぶと「かわいい」と目を細めた。
「立派な明治女だと思う」と嫁の純子さん。町長は「体に気をつけて、これからもお元気で」と話しかけた。
この日は、親町の大野カンさん宅へも訪問し、100歳の節目を祝福した。 -
風力発電 事業化に可能性
高遠町と長谷村地域への風力発電による電力供給を視野に入れ、入笠牧場と鹿嶺高原で風況調査をしている総合商社・丸紅と村黒河内に水力発電をもつ、同社の100%出資会社・三峰川電力は、入笠牧場の12月から8月までの調査で、発電に必要な平均最低風速基準値(6・5メートル)を上回る平均6・7メートルを記録したことから、「事業化の可能性がでてきた」と、15日の村議会全員協議会で報告した。
事業化に向けては両調査地の1年分のデータが必要だが、入笠山と鹿嶺高原には同質の風が吹いているため、入笠山の11月までの調査結果で、鹿嶺高原の風況を推定し、年内か年明けを目途に取りまとめ事業化を決定する。
風力発電は入笠山から鹿嶺高原まで南北にのびる尾根伝い約11キロに、高さ100メートルほどの風車を30本建てる構想で、総発電規模は1万世帯分にあたる3万キロワットに上る。事業化されれば、最短で09年春にも風力発電による電力供給が実現する。
丸紅は北海道や鹿児島県、愛媛県など海に面した地域5カ所で風力発電事業を展開。今回の事業が実現すれば、過去に例のない形となる。 -
伊那商工会議所
「土壁の達人・建具職人の匠技」塾
県内3件の成果反映対象事業に選ばれる伊那商工会議所が03窶・4年度にわたり実施した「土壁の達人・建具職人の匠技」塾がこのほど、県の「チャレンジ枠」成果反映対象事業に認定された。認定を受けたのは、04年度に小規模企業支援の「チャレンジ枠」事業に認定された46事業のうちの3件のみ。6日に松本市の県工業技術総合センターで事業成果発表会(6事業が選抜)があり、さらにその中から選ばれた。
同塾は、伊那市美篶末広の左官・伊藤五男さん(三心会長)と、伊那市西箕輪吹上の建具職人・有賀恵一さん(有賀建具店社長)を塾長にして、土蔵づくり・珪素(けいそう)土仕上げの伝統的な塗り壁づくりと、地元産剤の無垢材を使った人と自然に優しい家具造りの技術を継承・発展させることを目指して始められた。
土壁、家具それぞれ10数回の実技講習を行い、参加者は泥にまみれたり、切り屑をかぶったりしながら、達人の技を盗むために努力した。
信州大学農学部の徳本守彦教授(森林科学科)も、土壁の吸湿性を検査したり、木材の加熱加工技術等を披露したりして協力。どちらのコースとも、伊那市だけでなく遠く東京などからも参加者があり、毎回10縲・0名が参加した。
三心も有賀建具店も、本紙連載の「輝く!経営者キャンペーン」に登場しており、その記事を元にしたパンフレットも発行。
伊那市の誇るべき伝統技術を県内外に発信すると同時に、その継承の礎を作ったことが評価された。 -
富県青少年育成会が管理 地元保育園児泥まみれで
命の尊さ、育てる喜びを感じてもらおう窶煤B伊那市富県貝沼の休耕田で14日、フナのつかみ取りがあった=写真。近くの富県北部保育所の園児21人が、泥まみれになりながら魚取りを楽しんだ。
富県青少年育成会が貝沼集落営農実践委員会(埋橋豊茂委員長)の全面的な協力を得て取り組み、4年目。6月初旬に園児たちと約千匹の稚魚を放流し、餌を与えたり、鳥被害防止のネットを張ったりと管理してきた。
休耕田に入った園児たちは、服が汚れるのも気にせず魚を追いかけるのに夢中。ピチピチ跳ねる魚を次々と両手で捕まえては、バケツに移した。
フナの体長は2センチから10センチくらいに成長。散歩の時間などに様子を見守ってきた園児たちは「大漁、大漁」と収穫を喜んだ。
捕まえたフナは希望する園児たちが、それぞれ自宅に持ち帰った。なかには今でも、昨年獲ったフナを家の池で飼っている子もいた。 -
伊那消防署 登山道で長時間歩行、搬送など訓練
伊那消防署は伊那市西春近の権現山(1749・3メートル)で山岳訓練をしている。登山道での長時間歩行、要救助者の搬送訓練などを通じて、救助技術、体力、精神力の向上を目指す。
携帯電話の普及で見込まれる山間地域からの救急・救助要請の増加に備え、適切な活動ができるように窶狽ニ、初の試み。救助隊員24人が3日間に分かれて訓練に取り組む。
初日は8人の隊員が、頂上まで5時間以上かけて登山道を往復。36キロの訓練用人形や、救助用資器材を積んだ担架を隊員が交代で運んだ。途中、クマの気配を感じたり、アカバチに遭遇したりしたが、全隊員がすべての訓練を成し遂げた。
急斜面下の要救助者を想定した訓練では、足場が悪いなか、一つひとつの動作を呼称しながら、正確・迅速に救助し、技術を磨いた。
同署への山間地からの救助要請は年間数件で、ほとんどが山作業中のけがなど。しかし、来年3月に控えた高遠町・長谷村との合併により出動エリアが広がり、救急要請の増加が見込まれる。小嶋守救助隊長は「山間地での救助技術向上とともに、山岳用救助資器材の充実も図っていきたい」と話す。
19日にも同様の訓練を予定している。 -
伊那消防組合消防本部に「ドクターヘリ」導入
全国で10番目のドクターヘリ事業となる「信州ドクターヘリ」制度が15日、伊那消防組合消防本部に導入された。伊那中央病院へリポートでシミュレーション訓練があり、伊那消防組合員、同病院職員など約80人が参加。救急搬送に伴う傷病者引き継ぎ訓練などを実施した。
シミュレーション訓練は6月下旬から県下の広域消防本部、計14署を順番に回り、伊那消防組合消防本部は7番目。運用は7月1日から佐久総合病院救急救命センターで始まり、各消防本部ごと訓練を終え次第導入している。
信州ドクターヘリは救急率向上を目的とした国と県の補助事業。医師、看護師などを乗せたヘリコプターが現場に向かい、処置をほどこした後、収容先病院へ搬送する。ヘリコプターは佐久総合病院救急救命センターに1台が常駐し、県下の広域消防本部からの要請で出動する。
伊那消防署の早川正行署長は「消防、ドクターヘリ、病院が一体となって、救命率向上のために力を合わせていきたい」と話した。 -
一般質問は21、22日
伊那市議会の9月定例会一般質問が21、22日、行われる。保育所整備計画やアスベスト問題など20議員が質問に立つ。
開会はいずれも午前10時から。
質問要旨は次の通り(質問順)。
小林和人議員 (1)新伊那市の組織機構(2)西箕輪診療所の今後のあり方
馬場秀則議員 (1)郵政民営化(2)消防署の設置位置(3)市職員給与
藤島雄二議員 (1)西春近北保育所・西春近中央保育所の統合(2)アレチウリ一斉駆除計画の取り組み
新井良二議員 (1)職員の給与
下島省吾議員 (1)富県北部保育所・富県南部保育所の統合
黒河内浩議員 (1)総選挙の結果と市政の運営(2)合併効果向上に向けた三峰川流域の一体的整備と利用の促進(3)青少年保護育成条例
小平恒夫議員 (1)企業誘致の推進(2)公営施設の民営化推進(3)美篶・富士塚スポーツ公園のトイレ増設
若林徹男議員 (1)下水道等整備構想エリアマップ見直しに伴う合併浄化槽整備区域対策(2)スマートインターチェンジ設置
春日晋治議員 (1)介護保険制度における諸問題
北原斉議員 (1)総選挙結果に伴う伊那市の課題(2)保育所のトイレ水洗化(3)アスベスト問題(4)「ソフトボールのまち伊那市」振興
小林信議員 (1)アスベスト問題(2)環状南線の先線(3)ますみケ丘平地林の活用
中村威夫議員 (1)環境問題・健康被害
矢野隆良議員 (1)歩道等の視覚障害者誘導用ブロック
前田久子議員 (1)女団連の模擬議会(2)女性農業委員の増員(3)市民サービスの向上
伊藤泰雄議員 (1)少子化対策
柳川広美議員 (1)市民プールの入場料引き下げ(2)介護保険制度改定
柴満喜夫議員 (1)商工業の育成(2)権兵衛トンネル開通を控えた道路改修工事に伴う雨水対策
飯島光豊議員 (1)悪性新生物(がん)死亡比・ぜんそくなどの健康調査とごみ焼却炉(2)ごみ処理基本計画のコークス等燃料使用型の直接溶融方式(3)鳩吹クリーンセンター安定型最終処分場
前沢啓子議員 (1)義務教育における保護者の金銭的負担(2)義務教育の外国語教育のあり方
倉田節子議員 (1)保育所整備計画(2)市民と行政の協働(3)審議会等各種委員会 -
ファイナンシャル・プランニング3級技能士講座
伊那商工会議所主催のファイナンシャル・プランニング3級技能士講座が15日、開講した。自営業、会社員、主婦ら28人が申し込み、来年1月の国家試験を目指す。
ファイナンシャルプランナーは、個人の目標を実現するため、金融商品や生命・損害保険、税金など金銭面から生活設計を立案し、目標の実現をサポートする仕事。
講座は12月中旬までの14回。ファイナンシャルプランナー手塚英雄さんを講師に、ライフプランニングと資金計画、リスク管理、金融資産運用などを学ぶ。
手塚さんは、ライフプランは▽生きがい▽健康▽金窶狽フ3つのバランスとし「プランニングは将来の夢や希望を実現するため、積極的に、具体的にするもので、個人によって異なる。金を通し、どうするかを考えていく」と必要性などを話した。 -
長谷中が大臣賞推薦校
県など主催の秋の学校花壇審査「フラワー・ブラボー・コンクール」で、長谷村の長谷中学校が昨秋に続いて特別賞の大臣賞推薦校に、宮田村の宮田中学校が優良賞に選ばれた。
コンクールには、小学校83校、中学校49校、養護学校3校の計135校が参加。長谷中が大臣賞に選ばれるのは春と秋を合わせて5回目となる。
「夢・希望の大きな輪」をテーマに、生徒全員の夢や希望がかなうようにと願いを込めデザイン。赤、白、青色の3種のサルビアとマリーゴールド、アゲラタムの5色を配し、左右対象を崩して、あらゆる角度から異なる表情が出るように工夫した。
管理してきた造園委員会の北原ゆみ委員長は「毎日作業してきたので、高い評価を得られてうれしい」と喜びを語った。 -
長野県レディース卓球連盟会長 阿部恵子さん(59) 伊那市山寺区高尾町
長野、新潟、石川、富山、福井を順番会場会場としている、第18回北信越レディース卓球大会が24、25日、県伊那勤労者福祉センター体育館と伊那市民体育館である。5県から約360人が集まる大規模の大会。県レディース卓球連盟会長として、初めて大きな大会を取り仕切る。
技術向上、普及、交流を目的に、初心者から熟練までのレディース選手が参加する。ダブルス144組、団対戦84チームがエントリーし、ダブルスはトーナメント、団対戦は予選リーグと決勝トーナメントで競う。
開催地の伊那市を宣伝するためにも、会場には特産物などをそろえた土産屋を設置するなど工夫。「遠くから多くの人が集まるので『伊那市に来て良かった』と思ってもらえる大会に。思い出づくりのお手伝いができれば」。
1日目の競技終了後には、歌やおどりなどの演芸を楽しむ懇親会もあり「盛り上がり方は男子に負けませんよ。演芸を楽しみに参加する人などもいるくらい」と笑う。
◇ ◇
上伊那レディース卓球連盟会長をしていたこともあり、25年以上務めていた大先輩の後を任され、4年前に県レディース卓球連盟会長に就任。最初は強固に断ったが、「先輩たちがここまで育ててきた組織を私が継承し、次ぎにつなげれば。何か役に立てれば」との気持ちと、上伊那連盟の仲間たちの「バックアップするから」の一言に背中を押された。
「一人では何もできないけど、上伊那の連盟組織がしっかりしていたので心細くはなかった」
就任してからは学ぶことも多かった。レディースの現状、期待されていること窶狽ネど、全国の会長が集まる会議や技術講習会などへ出向いた先で、多くの知識を得た。
会長として2年目には、秋の県レディース卓球選手権大会に、初心者ダブルスの部を選手権化して新設するなど、多くの人に卓球をより楽しんでもらう工夫をした。
◇ ◇
卓球との出会いは高校1年生。先輩に誘われて入部し、卓球の魅力を知った。皆に自分の好きな卓球をもっと知ってもらいたいと願う。
「卓球は生涯スポーツに適している。頭も手も体も使い、年齢に関わらず楽しめ、ボケ防止にも良い。健康づくりのために卓球をしたい人たちのお手伝いをしていきたい」 -
敬老の日おはなしむらと贈り物づくり
南箕輪村公民館と村図書館の「敬老の日おはなしむらと贈り物づくり」は11日、村民センターであった。園児や小学生ら約60人が、おじいちゃんやおばあちゃんに“ありがとう”の気持ちを込めて贈り物を作った。
前半は「おはなしむら」で絵本やパネルシアターを楽しみ、後半は毛糸を使った「お花のポンポンマスコット」を作った。
マスコットは、花の中心と外側の花びらの色を変えるため2色の毛糸を使い、ふわふわした丸い花を作り上げた。
プレゼントを入れる袋も手作りした。袋の表面にそれぞれ「いつもありがとう」「長生きしてね」などのメッセージや絵を書き、リボンをつけ、出来あがったマスコットを大事に入れていた。 -
高遠少年自然の家などで「みんな友だち-土と人-」開催
高遠町の国立信州高遠少年自然の家で10、11日、障害のある子どもとその家族、大学生ボランティアなどが、1泊2日の共同生活をした。
農作業や共同作業を通して、互いの理解を深めたり、土に触れる楽しみを感じてもらおう-という国少の主催事業「みんな友だち-土と人-」は、5月に、南箕輪村の信州大学農学部にある畑で、サツマイモなど数種類の野菜を植えた。
今回は、これらの野菜を掘り出し、収穫祭をした。
野菜を植えた8家族26人と、信州大学学生などボランティアスタッフ13人が参加。土の中から大きなサツマイモがごろごろと現れると、子どもたちは「大量だ」と喜んだ。
参加者の半数は、参加経験がある家族で、イベントを通して仲良くなる家族も多いという。親の教育相談もあり、交流だけでなく、互いが悩みを話し合える場にもなっている。 -
一般質問から
##(見出し(1))
水中花火は継続を一般質問飯島
##(見出し(2))
飯島町の高坂町長は12日、町議会一般質問で「財政は厳しいが、千人塚さくら祭りの水中花火は継続できるように努力したい」などの考えを示した。
竹沢秀幸議員が「町商工会の千人塚桜祭り反省会で、財政事情やメリットがダイレクトに見えにくい、駐車場問題もある。06年は一旦中止したらどうかという意見もあり、会員の意向を聞き、方向づけると聞いたが、町長の考えは」と質問。高坂町長は「水中花火をメーンとする千人塚桜祭りは、町内外の人々に人気があり、飯島の春の風物詩として、定着している。財政的には厳しいが、継続できるように努力したい」と答えた。 -
風の谷絵本館の津金明さん
飯島町の広域農道、与田切橋手前を東に下ると、白いとんがり屋根、風見鳥がちょっこんと乗ったメルヘンチックな建物が目を引く、風の谷絵本館である。
「絵本のすばらしさを子どもたちに知ってもらいたい。子どもがが絵本を読むきっかけになれば」と8年余りの歳月をかけて、リサイクル品を集め、ほぼ手作りで建設、00年秋開館。20年がかりで集めた3000冊の絵本を並べた。
「ほそぼそやっているうちに丸4年。親子連れを中心にいろいろの人が訪れ、絵本の世界を楽しみ、絵本を通して、人と人とのつながりが広がっている」と笑顔。
黒光りのする床は、旧飯島保育園舎の床のリサイクル「何千人もの子どもたちの思いが染み込んでいる」。民家の座卓、公民館の解体材や、旧役場の下駄箱、文書箱などをもらい受け、むくの木にこだわった癒しの空間は、だれでも優しく受け入れ、楽しい読書への入口になっている。
中川村生まれ、子どもの頃は天竜川や野山を駈け回って遊んだ。高校卒業後、上京し、結婚し子どもに恵まれたが「山に見える、自然環境豊かな場所で子育てをしたい」とUターン、25年前、飯島町山久に移り住んだ。
絵本との出会いは23年前、「伊南子どもの喜ぶ本の普及会」で絵本の読み聞かせを聞き「絵本の中にすごいものがある」と気付き「絵本は奥深く、じわと胸に染みる。かわいく、しっかり書けている」と感動。以来、絵本作家の講演会があると聞けば、長野でも松本にでも出掛け、好きな絵本を手当たり次第買い集めた。絵本がどんどん増え「絵本館を作りたいと妻に相談したところ、『つくればいいじゃん』の一言で心が決まった」
資金がなく、基礎工事から手作りで始めた。本業が住宅サッシの販売で、多少、建築方面に知識もあり、友人に協力してもらいながら、建設を進めた。途中、中だるみの時期もあったが、00年秋に、編集者で絵本作家の松井友さんの講演会を予定しており「最後は友だち5、6人がかけつけ、壁を塗ってくれて、オープンにこぎつけた。建物が完成したことで、達成感を味わった」と話す。
長男が8カ月の時から「お父さんの読み方は遅いから自分で読む」といいだすまで、毎晩読み聞かせをしたという経験から「お父さんやお母さんが自然の声で、毎晩、絵本の読み聞かせをしていると、子どもは本好きになる。字を習っているから、自分で読みなさいというのは禁物。読んでもらうと、心に深く入る」。
3千冊余の蔵書の中から好きな本、心の残る絵本を数冊挙げるのは難しいとしながら「『ちいさなおうち』は40年前に書かれたアメリカの本、時間の流れがゆっくりとまらず、しっかり書けている。『もこもこ』は擬音の面白さ。『おおはくちょうのそら』は家族愛を描いた秀作」。
また、絵本館では人と人とのつながりの中から絵本作家、編集者の講演、インド音楽など各種コンサートなどにも取り組む。維持費を捻出するために、軽食喫茶も営む。メニューは飲物と日替わりランチ。有機栽培の米、野菜、天然酵母のパンなど野菜中心に安全、安心にこだわった食事を提供する。
開館は午前11時-午後6時(夏は7時まで)。休館は水・木曜日。(大口国江) -
チャオ周辺活性委員会の委員を公募
中川村はチャオ周辺の活性化を考えるためにチャオ活性化委員会を9月下旬に設置する。現在、委員の1部を公募している。
委員会は天竜川築堤工事に伴う環境整備と、商業の中心地であるチャオを核とした周辺の活性化を考えるための調査・研究を行うもので、村民の考え、意見を幅広く反映させるため、活性化に向け、提言してくれる人を募集する。同委員会は公募委員、チャオ周辺利害関係者、学識経験者など約20人で構成する。
応募資格は村在住の20歳以上。20日までに、役場総務課に申し込む。募集人員は概ね5人、応募多数の場合は書類審査で選考。委員報酬はなし。
詳細は役場総務課(TEL88・3001) -
おはなしこんにちは
箕輪町図書館で10日、9月の「おはなしこんにちは」があった。子どもたちは絵本の世界や手遊びに夢中になっていた。
今月は、「虹の会」が担当。集まった親子は、絵本「やまこえ のこえ かわこえて」、「ぐりとぐらの1年間」から9月と10月のお話の読み聞かせ、大型絵本「どうぞのいす」、グー・チョキ・パーを使った手遊び「きつねがね 化けたとさ」などを楽しんだ。
工作は「パワーアップ肩たたきき」。敬老の日におじいさんやおばあさんの肩をたたいてあげよう-と作った。新聞紙を子どもたちがちょうど握ることができるくらいの大きさにたたんで丸め、筒のようにして色テープを巻いた。完成すると、皆で「かたたたき」の歌をうたいながら、お母さんやおばあちゃんの肩をたたいてあげた。 -
小・中学生防犯ポスター審査会
県防犯連合会、県警察本部が小学4年窶白・w3年生を対象に募集した防犯ポスターの審査会(駒ケ根警察署管内)が13日、駒ケ根署で行われた。寄せられた227点の作品をアイデア、オリジナリティなどを基準にして審査した結果、県審査に送付する6点と、伊南防犯連合会賞入選作46点が選ばれた。
審査に当たったのは赤穂高校美術科教諭の宮尾千恵里さんのほか駒ケ根署の向山静雄署長、大日向明次長ら5人。審査員は「これは標語がいいね」「よく目立つ色だ」「良いポスターが多すぎて困るな」などと話しながら苦労して作品を選び出していた=写真。
県審査は10月に行われる。伊南防犯連合会賞入選作品は年末特別警戒期間中、管内の市町村を巡回するポスター展に展示される。
入選したのは次の皆さん。
◇県出品作品=桐山はるか(飯島小4)百瀬大夢(赤穂小5)林聖也(飯島小6)田中咲貴(飯島中1)松下菜美(宮田中2)川頭匠(赤穂中3)
◇伊南防犯連合会賞▼金賞=藤澤拓也(飯島小4)門平真歩(中沢小5)湯沢かりん(赤穂南小6)北澤杏奈(宮田中1)保科蘭(宮田中2)冨田実花(赤穂中3)▼銀賞=金堂茜音、芦部賢太(以上飯島小4)馬場彩乃、伊東玲菜、那須野美月(以上赤穂小5)下島仁美、前沢優圭(以上赤穂小6)亀田明希(赤穂南小6)酒井佑貴(飯島小6)佐々木亜依(赤穂中1)木下沙弥佳(宮田中1)久保口聡(飯島中2)湯沢奈央美(宮田中2)中原景、中嶋智貴(以上赤穂中3)▼銅賞=高坂道明、池上美和、小林亮輔(以上飯島小4)吉美桃子、米澤実花(以上中沢小5)原夢芽帆、小田切春香(以上赤穂小5)北原結奈(赤穂東小5)飯塚優帆(赤穂小6)北原芙那美(中沢小6)野中将大、田中みどり(以上宮田中1)横山今日子(飯島中2)松尾沙紀(赤穂中3)▼佳作=吉岡祐貴(飯島小4)竹内珠陽(七久保小5)丹羽夏輝(飯島小5)望月愛里(赤穂小5)宮下穂波(中川西小6)石口真衣(赤穂小6)竹村歩(中沢小6)池田匠太(赤穂中1)倉田廉(赤穂中2)片桐夕貴、小松由季(以上飯島中3) -
障害者施設職員研修
障害者向け施設の職員に身体機能の理解を深めてもらおうと県障害者福祉センター・障害者水泳支援センター駒ケ根「サンスポート」は11日、第2回障害者施設職員研修会を駒ケ根市の県看護大学で開いた。上伊那各地の養護学校、共同作業所、授産施設、グループホームなどの職員ら約40人が参加し、長野市の小林脳神経外科病院の理学療法士、信州大非常勤講師の牛越浩司さんの講義と実習を受けた。
小林さんは肥満と運動について「効率よく脂肪を燃焼させ、肥満防止に効果的な運動を行うとともに、栄養素の偏りのない食事が大切」と話し、「体質を変えるためには継続することが重要」と訴えた=写真。 -
小西朝子展オープニングパーティー
駒ケ根市菅の台の駒ケ根高原美術館は10月30日まで開催中の「小西朝子展窶葱UNST(芸術)Mental(衝動)Simple(独慎)」開催記念のオープニングパーティーを11日、同館で開いた。関係者ら約40人が出席。作家の小西さんを囲んで乾杯し、個展の開催を祝った。あいさつに立った小西さんは「展示はこの10年間の作品の中からピックアップしたほか、この個展のために制作した新作もある。テーマは『不完全の美』。現在パリを本拠にしているが、完璧さを求める西欧社会の中にあって、完全でないところに美を見出すのは東洋人としての感性ゆえかもしれない」と自らの作品を評した。
個展では、パリのルーブル美術館で見たメソポタミアの彫像に感銘を受けたことから制作した「グデア王像」など彫像、絵画、写真など約70点が展示されている。
小西さんは70年東京生まれ。多摩美術大絵画科油画卒後渡仏し、パリをはじめ各地で個展を開くなど気鋭の作家として活躍中。
期間中休館なし。午前9時窶伯゚後5時30分。入館料は大人千円、大学・高校生800円、小・中学生500円(小・中学生は土曜日無料)。
問い合わせは同美術館(TEL83・5100)へ。