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伊那市健康応援ポイント事業抽選会
伊那市民の自主的な健康づくりの取り組みを応援する伊那市健康応援ポイント事業の公開抽選会が14日、伊那市役所で開かれました。
抽選会では、白鳥孝伊那市長らが箱の中から応募券を引いていました。
健康応援ポイント事業は健康診断を受診したり、スポーツイベントに参加することでポイントがたまり応募することができます。
抽選で伊那市のスポーツ用品店の1万円分の商品券や健康グッズなどが当たります。
今年度は892件の応募がありました。
伊那市の委託を受けて伊那市総合型地域スポーツクラブが行っています。
当選者には年内に商品が発送されるということです。
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上伊那の高校生が選ぶ読書大賞
上伊那の高校生が選ぶ読書大賞の投票が12日、伊那市の伊那公民館で行われ、壁井ユカコさんの「2・43清陰高校男子バレー部」が選ばれました。
今年の読書大賞には、壁井ユカコさんの「2・43清陰高校男子バレー部」が選ばれました。
この作品は、田舎の弱小バレー部が、仲間と衝突を繰り返しながらも、全国の舞台に立つために奮闘していくというストーリーです。
生徒からは「バレーのことを知らなくても楽しめた」「高校生の部活の話で共感できた」などと評価されました。
上伊那8校の図書委員27人が集まり、候補の6つの作品について意見交換をし、投票しました。
読書大賞は、本を通して「読む」「書く」「聞く」「話す」力をつけ、交流を広めてもらおうと、上伊那高等学校図書館協議会が2009年度から行っているものです。
今年は、「スポーツ」をテーマに50作品の応募があったということです。
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信州ねんりんピック入賞者が市長に受賞報告
信州ねんりんピック長野県高齢者作品展の手工芸の部で入賞した伊那市東春近の吉原昭子さんが10日、伊那市の白鳥孝市長に受賞を報告しました。
この日は、吉原さんが伊那市役所を訪れ、受賞報告をしました。
吉原さんは、信州ねんりんピック長野県高齢者作品展の手工芸の部で県共同募金会会長賞を受賞しました。
受賞した作品は、連鶴の「コチョウラン」です。
連鶴は、一枚の紙から複数の鶴を折るもので、細かいところはピンセットを使うということです。
この作品は、30センチ四方の紙から作り、装飾には着物の帯のはぎれを使っています。
白鳥市長は、「繊細で素晴らしい作品です。これからもたくさんの作品を作ってください」と話していました
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最低気温-5.2度 今季最低
14日朝の伊那地域の最低気温は氷点下5.2度で、今季一番の冷え込みとなりました。
箕輪町のみのわ天竜公園では、水路に薄く氷が張っていました。
今朝の伊那地域は、午前6時53分に、12月下旬並みの氷点下5.2度を記録し、今季一番の寒さとなりました。
長野地方気象台によりますと、今週末まではこの冷え込みが続くとしています。
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新型コロナ 県内感染確認なし
長野県と長野市、松本市の発表によりますと、14日県内で新型コロナウイルスへの感染確認はありませんでした。
県内の新規感染者数の発表がないのは、2日連続です。
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アルストロメリアの出荷本格化
上伊那が生産量日本一を誇る花アルストロメリアは、クリスマスや年末の需要に向け出荷が本格化しています。
伊那市東春近の酒井弘道さんのハウスでは朝から収穫作業が行われていました。
クリスマスや年末年始で需要が増えるこの時期は、多い日で1日に5,000本を出荷しています。
収穫した花は茎の太さや長さなどで選別し、不要な葉を取り除いていきます。
アルストロメリアは南米原産の花で、花もちがよいのが特徴です。
上伊那地域では1年で約1300万本のアルストロメリアを栽培していて、全国で最も多い地域となっています。
JA上伊那によりますと、去年は新型コロナの影響で需要が落ち込み、市場での価格は1本平均60円から70円でしたが、今年は1本100円ほどになっているということです。
酒井さんのハウスでは、12月の1か月間でおよそ6~7万本を出荷する予定です。
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伊那弥生ケ丘高校ダンス部 全国大会出場
伊那市の伊那弥生ケ丘高校のダンス部は、来年1月に東京都で開催される全国大会「第13回全国高等学校ダンスドリル冬季大会」に出場します。
13日は伊那弥生ケ丘高校同窓会の下島典子会長が学校を訪れ、ダンス部を激励しました。
下島会長は「今まで練習してきたことを発揮して楽しんできてください」と激励していました。
ダンス部は1年生19人、2年生6人の25人で活動しています。
力強さとメリハリのある動きを振り付けに取り入れたダンスで大会に挑みます。
ダンス部が出場する「第13回全国高等学校ダンスドリル冬季大会」は来年1月15日と16日の2日間、東京都調布市の武蔵野の森 総合スポーツプラザで開かれます。
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伊那北小4年生 炭焼きの体験
伊那市の伊那北小学校4年生は、上牧にある宮の上炭焼き小屋近くの窯で14日炭焼きの体験をしました。
14日は伊那北小学校4年生の2クラス52人が窯を管理している上牧里山づくりのメンバーに教わりながら完成した炭を出していました。
炭は11月16日に1.2トンの薪を入れ、火を焚き6日間ほど焼いたものです。
窯には児童が松ぼっくりや栗の殻などを入れた缶も一緒に入れました。
児童たちは出来上がった炭と缶を窯から出し、出来具合を確認しました。
薪は上牧の里山から伐採したもので、炭焼き体験は里山について知ってもらいたいと上牧里山づくりが行ったものです。
今回およそ140キロの炭ができたということです。
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伊那小春組×上農高校 菓子を14日に販売
伊那市の伊那小学校6年春組と南箕輪村の上伊那農業高校がコラボして作った菓子の販売が、14日に市内2か所で行われます。
13日は、上農高校アグリデザイン科フードコースの3年生18人が、校内にある加工施設で春組が栽培した米を使ってクッキーなどの菓子を作りました。
フードコースの生徒の1人が春組に妹がいることが縁で今年4月に菓子の共同製作の話を持ち掛け、製品開発を行ってきたということです。
学校外で商品を販売するには、決められた環境で作らなければならないため、春組が考えたレシピを基に上農生が手作りしました。 -
ニシザワ文芸コンクール 表彰式
株式会社ニシザワが主催する読書感想文のコンクールの表彰式が11日に、伊那市創造館で行われました。
表彰式では、小学校低学年の部と高学年の部、中学生の部の入賞者に賞状と副賞の図書カードが贈られました。
最高賞の最優秀賞には、小学校低学年の部で中川東小3年の玉木潤君が、高学年の部で東春近小4年の大澤縁さんが、中学生の部で西箕輪中3年の髙橋生成さんがそれぞれ選ばれました。
このうち大澤さんは、病気のため11歳で亡くなった小学生が書いた命に関する詩を読み、「今を生きていることに感謝し時間を無駄にしないように生きていきたい」とまとめました。
大澤さんは、昨年度も低学年の部で最優秀賞を受賞しています。
髙橋さんは、少子化問題についての対談集を読み、「選挙で若い人が投票に行かないことで1票の格差を生み、高齢者の意見が優先されている事実を知った。国の未来がどうなるのかを考えるきっかけになった」とまとめました。
コンクールには、上伊那の小中学校39校から昨年度より400点ほど多い1,389点の応募がありました。
ニシザワの荒木康雄社長は、「社会的問題に真摯に正面から取り組んでいる姿勢がうかがえた。沢山本を読んで心豊かな人に育って欲しい」と話していました。 -
聖火用ランタン展示
伊那市は、東京パラリンピック聖火フェスティバルで使用した聖火用ランタンを市役所1階市民ホールで展示しています。
ランタンは、今年8月12日に伊那養護学校で開催された東京パラリンピック聖火フェスティバルで使用したもので、高さ24センチ、幅は16センチです。
伊那養護学校で生徒らが採火し、ランタンに点火する様子などを写したパネルも一緒に展示しています。
コロナの影響で、採火式が無観客だったことから、当時の様子を振り返り、来年の冬季パラリンピックへの関心につなげようと企画したものです。
聖火用ランタンは、22日まで市役所1階市民ホールに展示され、その後は伊那養護学校に贈られることになっています。
伊那市では展示を通して「パラリンピックや共生社会の理念を広める機会になれば」と話していました。
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ながたの湯が開業23周年感謝デー
箕輪町の日帰り温泉施設、ながたの湯で開業23周年お客様感謝デーが13日に行われました。
13日は訪れた人たちに記念品のそばが配られました。
ながたの湯は平成10年12月14日にオープンしました。
これまでに延べ486万人が訪れ、1日平均利用者数は675人だということです。
通常の入浴回数券は11枚で税込み5,000円ですが、23周年記念として500部限定で有効期限付きの14枚のスペシャル回数券も販売されました。
ながたの湯では年末年始も通常営業をするということです。
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長野県内 新型コロナ感染確認なし
長野県と長野市、松本市の発表によりますと、13日県内で新型コロナウイルスへの感染確認はありませんでした。
県内の新規感染者数の発表がないのは、11日以来です。 -
信濃グランセローズが今シーズン結果報告
ルートインBCリーグ、信濃グランセローズは南箕輪村の藤城栄文村長に来シーズンの優勝を誓いました。
13日は信濃グランセローズの竹内羊一社長らが役場を訪れました。
今シーズンの順位は中地区4チーム中の2位でした。
竹内社長は「今シーズン戦った半数の選手が退団する。来シーズンは新しいチームとして優勝を目指したい」と話していました。
毎年春のキャンプを大芝高原野球場で行っていますが、来年は宿泊施設の大芝荘が使用できないことと、食事の手配が難しいことから、南箕輪村でのキャンプを辞退することも報告されました。
藤城村長は「子どもたちも楽しみにしていたので残念だが、野球教室については開催できるように協力したい」と話しました。
来シーズンのルートインBCリは4月9日に開幕します。
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南アルプスむら長谷でクリスマスツリーの点灯式
一足早いクリスマスイベントが伊那市長谷の南アルプスむら長谷で11日に行われました。
午後4時半頃、クリスマスツリーの点灯式が行われ、訪れた人たちが一足早いクリスマスを楽しんでいました。
イベントは2018年に「冬の長谷に新名物を作りたい」と始まったもので、毎年行われています。
点灯式は去年、新型コロナの感染拡大防止のため中止になったことから、今年は2年ぶりの開催となりました。
11日は他に、地元のイベントで演奏活動をしている「イーナちゃんDUO」が「きよしこの夜」を演奏しました。
モミの木のイルミネーションは来年1月17日まで、午後4時30分から午後11時まで点灯しています。
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弥生同窓会 校地決定の説明受ける
伊那市の伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を再編統合する新たな高校の校地が伊那北高校に決まったことについて、伊那弥生ケ丘高校同窓会は、県教育委員会から12日、説明を受けました。
伊那弥生ケ丘高校同窓会の常任理事16人に県教育委員会高校再編推進室の駒瀬隆室長らが、校地決定の理由や経緯を説明しました。
11月30日に開かれた、伊那新校再編実施計画懇話会で、敷地の広さを優先すべきとの結論から、校地は伊那北高校に決定しました。
それを受けて弥生の同窓会は、県教育委員会に校地決定に至った詳しい説明を要望したということです。
伊那弥生ケ丘高校同窓会は、この日の説明会で新たにあげられた疑問点や要望をまとめ、再度県教育委員会に提出するということです。
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月面にX現れる
上弦の月のころ、月面に小さいXの文字が現れる天文現象「月面X」が11日の夜、伊那市内でも観測できました。
11日の夜の9時30分過ぎ、伊那天文ボランティアすばる星の会代表の野口輝雄さんが西箕輪の自宅でその様子を確認しました。
天体望遠鏡を通して月面がプロジェクターに映しだされました。
良くみると、アルファベットのXのような文字を確認することができました。
これは、クレーターの一番高いふちに太陽があたってできる現象で、天文愛好者の間で静かなブームとなっているということです。
年に数回しかみられない現象で、今年は、2月19日、4月19日、6月17日、8月15日、10月13日、12月11日の合わせて6回見ることができるあたり年だったということです。
11日の夜は、9時20分頃からおよそ2時間確認することができました。
野口さんによりますと来年、夜見られるのは1回だけで、12月30日の午後8時24分頃から見られる可能性があるということです。
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県内2人感染 上伊那なし
長野県内で12日、新たに北佐久郡御代田町で2人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県と長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、御代田町の40代の無職女性1人と20代会社員男性1人の合わせて2人です。
長野市と松本市はありませんでした。
12日の午後4時現在、県内で感染が確認されたのは8,894人で、入院は8人、死亡は97人です。
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ストリングラフィ・アンサンブルコンサート
絹糸の両端に紙コップを取り付け糸電話の原理を応用したストリングラフィ・アンサンブルコンサートが11日に伊那市のいなっせで開かれました。
150本の絹糸を擦ったり、はじいたりして演奏するストリングラフィは日本で誕生したオリジナル楽器です。
11日は考案した水島一江さんら4人がクラシック音楽などを演奏しました。
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長谷小学校が民話「孝行猿」を披露
伊那市長谷の長谷小学校3年生は長谷に伝わる民話「孝行猿」の演劇を11日に中尾座で披露しました。
劇は長谷小学校3年生10人が演じました。
孝行猿は長谷に伝わる民話で親子の愛情を描いた物語です。
猟師の勘助が母猿を銃で仕留め、家のいろりに吊るしておきました。
物音で目を覚ました勘助は、子猿たちが母猿の傷を癒して生き返らせようとするところを目撃します。
勘助はその姿を見て後悔の念にかられ、墓を造って供養したという物語です。
9月に劇を保護者に披露しましたが、児童たちが地域の人にも観てもらいたいと行ったもので、およそ100人が訪れました。
長谷小学校では毎年3年生が孝行猿の上演を引き継いでいるということです。
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ガールスカウト長野県連盟第26団 1年の締めくくりのつどい
伊那市と南箕輪村を中心とした団員が所属するガールスカウト長野県連盟第26団の、1年の締めくくりのつどいが11日に伊那市の福祉まちづくりセンターで行われました。
つどいではバザーが行われ、訪れた人が商品を手に取って選んでいました。
商品には小学校低学年の団員が中心となって作ったクリスマスのオーナメントもありました。
バザーの売上は活動資金や募金費用に活用するということです。
ガールスカウト長野県連盟第26団は伊那市の伊那公民館で月1回活動を行っていて、つどいは1年の締めくくりとともに団員同士の交流を深めるために毎年開かれています。
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新型コロナ 県内感染確認なし 3日ぶりに
長野県と長野市、松本市の発表によりますと、11日県内で新型コロナウイルスへの感染確認はありませんでした。
県内の新規感染者数の発表がないのは、8日以来3日ぶりです。 -
西春近南小に新しいピアノ
地域住民やPTAなどから寄付を募り購入したピアノが伊那市の西春近南小学校に届き、10日、新しいピアノを迎える会が開かれました。
新しく購入したヤマハ製のピアノです。
10日は、全校児童が体育館に集まり、新しいピアノを迎える会が開かれました。
西春近南小学校は、明治5年に開校し来年度150周年を迎えます。
150周年記念事業実行委員会が、学校区の住民やPTA、企業などから事業費として寄付を募り300万円が集まりました。
これまで使っていたピアノが老朽化していたことから、新しく購入することになりました。
会の中で4年生の児童は、「新しいピアノを見ているとわくわくした気持ちになります。入学式や卒業式、音楽会などで素敵な音を奏でたいです」と話していました。
この後、新しいピアノの伴奏で4年生が歌をうたいました。
同窓会長の加納義晴さんは、「西春近南小学校に迎えたピアノは4台目になります。このピアノと一緒に大きな声を出して歌ってもらいたい」と話していました。
西春近南小学校の開校150周年記念式典は、来年11月12日に予定されています。
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伊那スキーリゾート安全祈願祭
18日にオープンを予定している伊那市西春近の伊那スキーリゾートの安全祈願祭が10日、行われました。
今シーズンはナイター営業の時間延長やキャッシュレス決済の充実を図る計画です。
12月に入ってからスノーマシーンで準備を進めていましたが、雨が降ったり気温が下がらなかったことから、現在ゲレンデはほとんど雪がない状態です。
安全祈願祭は、新型コロナ感染拡大防止のため来賓は招かず、社員のみで行われました。
今シーズンは、仕事帰りの人に時間を気にせず楽しんでもらおうとナイター営業を土曜日のみ1時間延長し22時までとしました。
また、事前のクレジット決済でリフト券が購入できる非対面式自動販売機を導入しています。
今年で10年目となる南信地域の4つのスキー場で使える無料リフトシーズン券を上下伊那の小中学生に配布する計画です。
伊那スキーリゾートは、中京圏から近いスキー場を売りにしていて、傾斜もゆるく初心者や家族で楽しめるゲレンデとなっています。
例年は4万5千人ほどが訪れていますが昨シーズンは、新型コロナの影響もあり3万7千人ほどとなりました。
今シーズンのオープンは、18日土曜日を予定しています。
スノーマシンは氷点下2度以下にならないと稼働できないため、伊那スキーリゾートでは今後の冷え込みに期待しています。
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県内で新たに1人感染確認
長野県内で10日、新たに軽井沢町で1人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県と長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、軽井沢町の40代の会社員男性1人です。
長野市と松本市はありませんでした。
10日の午後4時現在、県内で感染が確認されたのは8,892人で、入院は8人、死亡は97人です。
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松本山雅 交通安全のかるた贈る
箕輪町をホームタウンとしている、サッカーJリーグ松本山雅は、箕輪西小学校に交通安全を呼びかけるかるたを10日、贈りました。
贈ったのは、「松本山雅FCガンズくん交通安全かるた」です。
松本山雅は、かるたで遊びながら交通安全のマナーを学んでもらおうと、かるたをホームタウン内の小学校に贈っています。
かるたには、マスコットキャラクターのガンズくんのイラストが描かれています。
松本山雅は、今後町内のほかの小学校にもかるたを贈る予定だということです。
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理工系女子座談会
県内の理工系の女子学生や製造業で働く女性による座談会が、27日、南箕輪村の南信工科短期大学校で開かれました。
座談会では、県内の大学や専門学校に通う学生の他、地元の製造業で働く女性8人が、理系の道を選んだきっかけなどについて話をしました。
理工系希望者を増やし将来地元で活躍する技術者を育成することを目的に、南信工科短期大学校が開いたものです。
南信工科短大で制御技術について学んでいる電気・制御技術科の松井優弥さんは、「地元で働きたかったので、就職率の高いこの学校を選びました。課題研究ではクレーンゲーム作りに取り組んでいるが、色々な人と意見を出し合って物を作っていくところが面白いです」と話していました。
会場には、上伊那の女子中学生や女子高生とその保護者、およそ30人が訪れ話に耳を傾けていました。
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南箕輪村消防団と藤城村長の懇談会
南箕輪村消防団と藤城栄文村長の懇談会が4日村役場で開かれました。
懇談会は冒頭のみ公開で行われ、南箕輪村消防団の幹部や正副分団長19人が参加し、藤城村長と意見を交わしました。
村消防団は定員230人に対し現在193人が所属していて、団員の確保が課題となっています。
団員からは「仲間ができる、地区とつながりが持てるといった良い点が伝わっていない」「団員の家族にメリットとなるような制度があるとよい」などの意見が出たということです。
藤城村長は「現在報酬の増額や出動手当を時給制にするなどの検討を進めている。村としてもできることからやっていきたい」と話していました。
懇談会は、消防団が抱えている課題について現場の声を村長に伝えようと初めて開かれました。
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市長 山小屋「馬の背ヒュッテ」の購入進めたい考え示す
伊那市の白鳥孝市長は南アルプス内にある民間所有の山小屋「馬の背ヒュッテ」について、購入を積極的に進めたいとの考えを9日示しました。
これは9日に開かれた伊那市議会12月定例会一般質問の中で黒河内浩議員の質問に答えたものです。
「馬の背ヒュッテ」は南アルプスの仙丈ケ岳登山のルートの途中にある民間所有の山小屋で、宿泊施設として、また、登山者の避難場所として活用されてきました。
コロナ禍のため2年間営業を停止していて、しばらくの間休業予定となっています。
黒河内議員によると所有者は高齢のため運営が難しく、親族も運営の継続に意欲を示していないということです。
黒河内議員からの「馬の背ヒュッテ」の購入を検討してはどうかとの提案に対し、白鳥市長は積極的に進めたいとの考えを示しました。
他に9日の議会には市から5億2,680万円を追加し総額420億2,210万円とする一般会計補正予算案が提出されました。
国の子ども一人あたり10万円を支給する子育て世帯への臨時特別給付金で先行して5万円の現金支給を行う事業に5億2,606万円、国の生活困窮者自立支援金の再給付に74万円となっています。
申請が不要な子育て世帯への臨時特別給付金については年内に支給を、申請が必要な世帯への支給は早期に行うとしています。
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南信地域障がい者作品展「ぽかぽかアート展」
南信地域の障がい者福祉施設の利用者などが制作した作品が並ぶ「第6回ぽかぽかアート展」が伊那市の伊那文化会館で開かれています。
会場には南信地域の障害者施設利用者や伊那養護学校の生徒が制作したおよそ300点の作品が展示されています。
展示は長野県障がい者文化芸術実行委員会が開いているものです。
南信地域障がい者作品展「ぽかぽかアート展」は12日まで伊那文化会で開かれています。