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東農大生2人 春日酒造で酒造りを学ぶ
東京農業大学の学生2人が伊那市西町の春日酒造株式会社で酒造りについて学んでいます。
実習の一環で酒造りを学んでいるのは東京農業大学応用生物科学部3年の中桐あずささんと今野麻佑さんの2人です。
2人は13日から春日酒造に泊まり込みで酒造りを学んでいます。
麹づくりの作業では蒸した米に麹菌を振りかけたものを山状にしていました。
他に、麹と米と水を混ぜた醪をかき混ぜる作業をしていました。
数回に分けて仕込みを行い、20日から30日後に絞るとお酒ができるということです。
実習の受け入れは春日酒造の取締役漆戸正彦さんと弟で杜氏の貴彦さんが東農大の卒業生であることが縁で毎年行われています。
実習は24日まで行われ、米の仕入れから商品の出荷までの工程を学ぶということです。 -
日本酒「維者舎」完成 神社に奉納
伊那市横山でとれた酒米美山錦を使った純米吟醸酒「維者舎」の完成を祝う奉納式典が、19日、地区内の神社で行われました。
奉納式典には、横山の住民有志でつくる横山維者舎のメンバーら関係者15人ほどが集まり、新酒を奉納しました。
維者舎では、荒井の酒蔵宮島酒店と協力してオリジナルの日本酒造りに取り組んでいます。
今年は、40アールの田んぼで酒米「美山錦」を減農薬で育てました。
3年目の取り組みで、フレッシュでフルーティな仕上がりになったということです。
神事が終わると、早速味を確かめていました。
日本酒「維者舎」は、宮島酒店の他、市内の酒店で購入することができます。
価格は、一升瓶が3,410円、720ミリリットル入りが1,705円となっています。 -
災害時の逃げ遅れゼロを目指す意見交換会
災害時に支援が必要な人の逃げ遅れゼロを目指す意見交換会が20日、伊那市の伊那市防災コミュニティセンターで開かれました。
意見交換会は伊那市社会福祉協議会が開いたものです。
市社協の職員や福祉施設の職員など、およそ30人が参加しました。
グループごとに分かれて、今年の8月豪雨での課題について意見交換しました。
ある参加者からは「利用者によっては初めての人もいて、フォローの仕方がわからないことがあった」と話していました。
ほかの参加者からは「災害時に利用者の支援に1人で対応しなければならないという不安がある」と話していました。
20日に出された意見は市社協と伊那市で情報共有し今後は、各事業所の取り組み事例を紹介する研修会を開く予定です。
市社協は伊那市と2018年から連携して災害時や緊急時に支援が必要な人の逃げ遅れゼロや安否確認、見守り活動など地域で支えあう取り組みを行っています。
また20日は、伊那市危機管理課防災係の小松剛さんによる福祉防災についての講演会も開かれました。
小松さんは「災害が起きる前に、防災マップの情報など頭に入れておく必要がある。また、支援が必要な人を把握しておくことで早い対応ができる」と話していました。
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伊那市と箕輪町でコンサート
コーラスグループや中学・高校の合唱部などが、1年間の練習の成果を披露する合唱のイベントが19日、伊那市と箕輪町で行われました。
伊那市の伊那文化会館では、市内の合唱団体が一堂に会するい~な音楽祭2021が開かれました。
音楽祭には、映像出演した新宿区の団体を含め19団体およそ350人が参加しました。
20年ほど続く恒例のイベントですが、去年は伊那文化会館の改修工事のため中止となり、2年ぶりの開催です。
学生が多い団体などは、新型コロナの影響で集まっての練習ができなかったため、オンラインでの練習を続けてきたということです。
主催したい~な音楽祭実行委員会では、「今年は合唱イベントの多くが中止となりましたが、1年の終わりのこの時期に新しくなった会場で開催できてよかったです」と話していました。 -
伊那図書館リニューアル
照明や空調設備などの改修工事を終えた伊那市の伊那図書館が19日、リニューアルオープンしました。
19日は、リニューアルオープンを記念し、しおりやブックカバーなどを先着100人にプレゼントしました。
伊那図書館では、老朽化や新型コロナ対策として、照明や空調設備などの改修工事を10月から行ってきました。
照明は、すべてLEDにし、館内全体が明るくなりました。
会議室などには、効率の良い空調機器を導入することでCO2の削減を目指します。
トイレは全て洋式にした他、手洗い場は感染症対策として自動水栓にしました。
伊那図書館では、「新しい環境の中で、ゆっくりと読書などを楽しんでもらいたい」と話していました。 -
みのわ芸文協 美術・工芸作品展
箕輪町で芸術文化活動を行っている団体や個人の作品を並べた美術工芸作品展が町文化センターで開かれています。
作品展は、みのわ芸術文化協会の発表の場として毎年この時期に開かれています。
会場には個人や団体が出品した手芸や陶芸、絵画などの作品が展示されています。
この作品展は、24日(金)まで、箕輪町文化センター展示コーナーで開かれています。
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県内3人感染 上伊那なし
長野県内で19日、新たに長野市で3人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県と長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、長野市で3人です。
長野県と松本市はありませんでした。
19日の午後4時現在、県内で感染が確認されたのは8,902人で、入院は4人、死亡は97人です。
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年末特別警戒 街頭啓発活動
伊那市防犯協会女性部はスーパーや大型店などで年末特別警戒の街頭啓発活動を15日に行いました。
このうち伊那市西町のアピタ伊那店前では、伊那市防犯協会女性部員や伊那警察署の署員など21人が、訪れた人たちに防犯チラシなどが入った袋を手渡すとともに年末の犯罪や詐欺被害に対する注意を呼びかけていました。
袋は6つの店舗合わせて1,000個配りました。
啓発活動は伊那市防犯協会女性部などが毎年行っています。
年末は大きなお金が動くことから金融機関を狙った犯罪が増える傾向にあるということです。
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「古田人形芝居物語」地域で披露
箕輪町の箕輪西小学校の4年生は、地元に伝わる古田人形の歴史を題材にした人形劇「古田人形芝居物語」を17日に富田公民館で披露しました。
箕輪西小の4年生は、社会の授業で古田人形の歴史について調べ、地域の人達への聞き取りなどを行ってきました。
古田人形を見た事はあっても、その歴史については知らない人が多い事から、人形劇にして披露する事にしました。
7月から台本作りを初め、これまでの学習を元に子ども達が脚色を加え、稽古してきました。
江戸時代に村人達が風を鎮めるために人形芝居をはじめ、その後大阪から来た人形遣いの教えにより芝居の腕前が上達していきます。
しかし、明治時代になると国の政策により衰退しますが、地元有志により復活。
現在は箕輪中学校や箕輪西小学校で受け継がれているという内容で、公演は1時間30分におよぶ大作です。
箕輪西小4年生の人形劇は、来年1月に中曽根で、2月に上古田で、3月に箕輪町文化センターで披露する予定です。
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県内で新たに2人新型コロナ感染確認
長野県内で18日、新たに2人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
上伊那の感染確認はありませんでした。
県と長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、北佐久郡御代田町1人と長野市1人の、合わせて2人です。
松本市の発表はありませんでした。
18日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは8,899人で、入院は3人、死亡は97人です。
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カメラリポート 弥生ダンス部全国大会出場
伊那市の伊那弥生ケ丘高校ダンス部は、来年1月に東京都で行われる全国大会に出場します。
伊那弥生ケ丘高校ダンス部は、1年生19人、2年生6人の25人で活動しています。
ダンスの全国大会「全国高校ダンスドリル冬季大会」に甲信越地区代表として出場を決めました。
11月7日に松本市で行われた甲信越大会では、ヒップホップ女子部門、21人以上のラージ編成で1位となりました。
弥生ダンス部が全国大会に出場するのは2019年から4年連続です。
ダンス部では、週に1~2回、外部のコーチのレッスンを受け、大会に向けた練習をしています。
普段の練習では、部長と副部長が中心となって振付の確認などをしています。
休憩中、練習とは違った表情を見せていました。
全国高校ダンスドリル冬季大会は、来年1月15日と16日に東京都調布市の武蔵野の森総合スポーツプラザで行われます。
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3回目のワクチン接種 年明けから
新型コロナワクチンの3回目接種について、伊那市では来年2月から、箕輪町では1月から65歳以上の高齢者などを対象に順次行われます。
伊那市の3回目の接種については17日に開かれた、市議会全員協議会で報告がありました。
市の説明によりますと今月中旬から医療従事者等の3回目の接種を開始し、来年2月中旬に65歳以上の高齢者から順に進めていくとしています。
2回目の接種完了後8か月を経過する18歳以上に順次通知を発送する予定です。
市町村に供給されるワクチンは、ファイザー社製ワクチンと武田モデルナ社製のワクチンが半々の割合になると見込まれています。
そのため接種日などによって使用するワクチンが1・2回目と異なる場合があり希望通りに選ぶことができないということです。
副反応は異なるワクチンを接種する交互接種と3回とも同じ種類の場合で差がなかったとされています。
なお、伊那市の12月15日現在の12歳以上の2回目の接種率は87.6%です。
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子育て給付金 現金給付
伊那市の白鳥孝市長は、国の18歳以下の子どもに支給される子育て世帯臨時特別給付金について5万円を2回に分けて全額現金で給付する考えを示しました。
17日、開かれた市議会全員協議会で報告されました。
国は、支給方法については、現金5万円とクーポン5万円分を
給付する方式を基本とし、10万円一括支給と現金5万円を2回給付する3つの方式を認めています。
白鳥市長は、「現金での支給を市民は望んでいる。クーポンにした場合高額な経費や準備が必要なため、現金で支給する」との考えを示しました。
15歳までの児童手当受給者は、28日に指定口座に振り込みます。
高校生は来年に入ってから申請を受け付ける予定です。
伊那市の対象児童数は1万445人となっています。
残りの5万円については、来年春の卒業・入学などに間に合うよう早い時期に支給する考えです。
箕輪町と南箕輪村も2回に分けて現金支給する計画で1回目はどちらも27日の振り込みを予定しています。
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新型コロナ 1人感染確認
長野県で17日新たに佐久市で1人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県と長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、佐久市の20代の会社員・女性1人です。
長野市と松本市はありませんでした。
17日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは8,897人で、入院は3人、死亡は97人です。
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おもてなしプリン 新作の豆乳ハニープリン発売
南箕輪村の日帰り温泉施設大芝の湯で販売されている「おもてなしプリン」に、「豆乳ハニープリン」が加わり、18日から発売されます。
こちらが宮田村の宮田とうふ工房とコラボした「豆乳ハニープリン」です。
価格は1つ税込み420円で、18日から販売されます。
プレーンのおもてなしプリンに、宮田とうふ工房の無調整豆乳と辰野町の有賀養蜂園のはちみつ、焦がしバターを合わせた別添えのソースが付いたプリンです。
18日と19日は、販売を記念して限定100個、通常420円を60円引きの360円で買うことができます。
大芝の湯と味工房で販売しています。
18日と19日は、宮田村の宮田とうふ工房のショップでも買うことができるということです。
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県内で新たに1人感染確認 上伊那なし
長野県内で16日、新たに長野市で1人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県と長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、長野市の20代の男性1人です。
長野県と松本市はありませんでした。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは8,896人で、入院は3人、死亡は97人です。
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「あつまれ!大芝の森コンテスト」 グランプリ決定
南箕輪村の大芝高原の今後の利活用についてのアイデアを絵などで表現する「あつまれ!大芝の森コンテスト」の最終審査が11日行われ、グランプリが決定しました。
11日は南箕輪村役場で最終審査が行われ、329点の全応募作品の一次審査と二次審査を通過した57点の中からグランプリと各賞が選ばれました。
「あつまれ!大芝の森コンテスト」は8月末まで、幼児の部、小学生の部、中学生の部、一般の部の4部門で、絵やイラスト、工作、川柳、動画の応募を行ったものです。
各部門のグランプリです。
幼児の部は南箕輪村の伊藤湊馬くんの作品で、テーマは「アレルギー対応のアイスクリームがほしい」です。
小学生の部は南部小学校3年生の青木百花さんの作品で、テーマは「夏に遊べるふんすい広場」です。
中学生の部は南箕輪中学校1年生の飯島未緒さんの作品で、テーマは「みんなで遊べるバスケットボール!!!」です。
一般の部は南箕輪村の山内美鈴さんの作品で、テーマは「みんなでつくる世界の庭~村をすてきな庭でいっぱいにしよう~」です。
村では大芝高原の将来ビジョンの策定を進めるとしています。 -
伊那LC クリスマスプレゼント贈る
伊那ライオンズクラブは伊那市の3つの障害者多機能型事業所のゆめわーく、輪っこはうす・コスモスの家、さくらの家の利用者に16日クリスマスプレゼントを贈りました。
16日は伊那市福祉まちづくりセンターでクリスマスプレゼントの贈呈式が行われ、伊那ライオンズクラブの細江友子会長ら3人が利用者代表にクリスマスプレゼントを手渡しました。
プレゼントの中にはお菓子と一緒に伊那ライオンズクラブのメンバーが描いたメッセージが入っています。
145個用意し、3事業所の利用者全てに贈りました。
利用者代表はお礼に事業所が製造に関わっている商品の詰め合わせを贈りました。
プレゼントの贈呈は例年開かれてきた合同クリスマス会が新型コロナ感染予防のため中止になった代わりとして、去年に引き続き行われたものです。
クリスマスプレゼントは16日に各事業所に配ったということです。
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第60回上伊那高等学校美術展
上伊那の高校の美術部員の作品が並ぶ「第60回上伊那高等学校美術展」が16日から伊那市の伊那文化会館美術展示ホールで開かれています。
会場には辰野高校・箕輪進修高校・上伊那農業高校・伊那北高校・伊那弥生ケ丘高校・高遠高校・伊那西高校・赤穂高校のあわせて8高校の美術部員の作品98点が展示されています。
作品は形式やテーマを問わず自由に製作したということです。
「第60回上伊那高等学校美術展」は19日まで伊那文化会館美術展示ホールで開かれています。
入場は無料です。
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17日夜から18日午前にかけて雪積もる予報
17日は朝から雨が降り、午後急激に気温が下がって夜から18日午前にかけて雪が積もる予報となっています。
長野地方気象台によりますと、17日の朝は南の低気圧の影響で雨が降り、夜から18日にかけて数センチの積雪になるということです。
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2021高遠高フェスティバル 甚平のファッションショー
伊那市高遠町の高遠高校の被服コースの生徒が製作した甚平のファッションショーが16日に行われました。
学習の成果を発表する2021高遠高フォーラムの中で行われました。
3年選択授業で被服を選んだ生徒がデザインし製作した甚平を披露しました。
授業は週に2時間で、およそ3か月かけて仕上げたということです。
発表の中で生徒は「デザイン画を描く時に色や形によって見え方が違うことが分かった」と話していました。
ほかに、持続可能な開発目標SDGsについても学び、紙袋をポーチやランチバックにリメイクしたということです。
フォーラムでは他にコースや選択授業ごとに発表を行いました。
進路体験記を発表した生徒たちは、2月に開かれた企業説明会に参加したことや、会社訪問をして9月に就職試験を受けた体験談を話しました。
企業から内定をもらった生徒もいて、今後の就職活動についてアドバイスをしていました。
2年福祉コースなど生徒による展示もされていて、折り紙で作ったクリスマスリースが飾られていました。
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市道東部線が開通で竣工式
伊那市街地と新山地区を結ぶ幹線道路の市道東部線が開通し、16日に竣工式が行われました。
市道東部線は伊那市富県桜井の県道沢渡高遠線を起点に上新山地区を通る県道西伊那線までの3キロ区間です。
令和元年度から富県北新区の奈良尾橋の架け替え工事を含む300メートルの道路改良を行い、総事業費は3億3,000万円です。
以前は道路の幅が3.6メートルでしたが6.5メートルに広げました。
また通学路にも使われていて、安全に通えるようにグリーンベルトが設置されました。
竣工式で東部線期成同盟会の田畑正敏会長は「長年懸念されていた工事も完了したので、道路周辺の環境も整備して気持ちよく利用できるようにしていきたい」と話していました。
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みのわのお国自慢川柳2021表彰式
第一生命保険株式会社が募集した「みのわのお国自慢川柳2021」の表彰式が箕輪町の箕輪町役場で15日に行われました。
表彰式には入賞者4人が出席しました。
一般の部の大賞に選ばれたのは「ながたの湯 お肌すべすべ みな笑顔」と詠んだ、箕輪町八乙女の笹岡幸代さんです。
町長賞には「萱野から 見降ろす街に 一目惚れ」と詠んだ、木下の西澤信一郎さんです。
小中学生の部の大賞は「風がふく そしたら赤そば おどりだす」と詠んだ、箕輪西小学校5年の小平望結さんです。
教育長賞には「絶景の 萱野高原 山の上」と詠んだ、箕輪北小学校6年の横内陽向さんが選ばれました。
応募対象は町内に居住しているか通勤、通学している人で、一般の部が75句、小中学生の部が404句の合わせて479句の応募がありました。
箕輪町と第一生命は去年7月に地域社会の発展と町民サービス向上を推進するため包括連携協定を結んでいます。
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年越しそばを自分で そば打ち講座
自分で打ったそばで年を越してもらおうと、伊那市高遠町の高遠閣で15日、そば打ち講座が開かれました。
この日は、県内外から21人が参加し、信州そば発祥の地伊那そば振興会の飯島進会長や高遠そば・そば打ち愛好会のメンバーが、打ち方を指導しました。
地元、高遠や長谷産のそば粉を使い、少しずつ水を入れながらこねていきます。
こね終えたら、四角にのして、太さ1・5ミリになるように切っていきます。
この講座は、全5回を予定していて、そばの打ち方を学び、自分で打ったそばで年を越してもらおうと、高遠町公民館が開いているもので、今年はこの日が2回目です。
講座は、年内にもう一度開かれる予定で、参加者は自分で打ったそばで年を越すために腕を磨くということです。
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警察と高校の書道部 書道で防犯啓発
長野県警は、15日から始まった年末特別警戒に合わせ、県内4つの高校の書道部と協働し防犯意識を高めるための書道パフォーマンスの動画を制作しました。
南信では、高遠高校芸術コース書道専攻の生徒が参加しました。
こちらが長野県警と県内の高校の書道部が協働で制作した書道パフォーマンスの動画です。
北信・東信・中信・南信のそれぞれ1校が、防犯意識向上や非行防止をテーマにした作品を制作しました。
「安全安心」が頭文字になっていて、高遠高校は「心」を担当しました。
動画は、長野県警のHPや動画投稿サイトYouTubeなどで見ることができます。
14日は、伊那市駅前交番で高遠高校の生徒らが制作した作品をお披露目しました。
作品は縦2メートル横3メートルの大きさで、2,3年生が中心となって制作したということです。
作品は、JR伊那市駅の待合室に来年1月4日まで掲示されています。
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高校再編 上伊那総合技術新校懇話会 初会合
辰野高校商業科や箕輪進修高校工業科、上伊那農業高校、駒ヶ根工業高校の4校を再編統合し、新たにできる「仮称・上伊那総合技術新校」の開校に向けて地域の意見を聞く懇話会の初会合が14日伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
県教委は高校再編・整備計画の二次案で、辰野町の辰野高校商業科、箕輪町の箕輪進修高校工業科南箕輪村の上伊那農業高校、駒ヶ根市の駒ヶ根工業高校を再編統合し「仮称・上伊那総合技術新校」を設置するとしています。
上伊那総合技術新校再編実施計画懇話会は、関係する高校の校長や同窓会、現役の高校生、地域の代表など32人で構成され、統合後の学校名や校歌、活用する校地、募集開始年度などについて意見を交わします。
座長には宮田村教育委員会の加藤孝志教育長が選ばれました。
加藤さんは「懇話会の議論は再編計画の基礎となる。様々な課題に対し慎重かつ丁寧に議論を進めていきたい」と挨拶しました。
県教委は統合した新たな高校の学校像として「農業、工業、商業の連携により新たな価値を作り、生み出す力を育む、産業教育の拠点校としたい」としています。
出席者からは「4つの高校が係る再編統合になる。情報共有を密に行ってほしい」などの要望が出されていました。
次回の懇話会は、来年2月に開催され、各校の生徒が学校紹介を行う予定です。
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英語 オンライン合同授業
南信地域の7つの小学校をテレビ会議システムで結んで、他地域の児童と英語で交流するオンライン合同授業が箕輪町の箕輪北小学校などで15日に行われました。
15日は6年3組の児童が2人1組になりノートパソコンを使い、名前や好きなスポーツなどを画面に映る他校の児童に英語で伝えていました。
合同授業は、外国語指導助手を派遣する企業の提案で行われたものです。
提案した企業によりますと、合同授業により、児童は自己紹介などを通して、表現方法を学び英会話の力が養えるという事です。
指導する教師に対しては、他校との比較で児童の理解度や進捗具合の把握に繋がるという事です。
オンライン合同授業は、27日まで行われ、箕輪町の他、飯島町や大鹿村など県内の8町村の13校が参加する予定です。
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伊那食品工業 伊那市に絵画寄贈
伊那市の伊那食品工業株式会社は15日、伊那市に絵画を寄贈しました。
この日は、伊那食品工業株式会社の最高顧問、塚越寛さんと弟で絵の作者の塚越祐三さんが伊那市役所を訪れました。
寄贈したのは、伊那市高遠町小原の町並みを題材にした「蔵のある道」という作品です。
塚越祐三さんは、15年ほど前から絵を描きはじめ、日常の中で見られる趣のある風景を多く描いているということです。
建て替えが決まっている高遠町総合支所の新庁舎の完成後は、新庁舎で展示するということです。
白鳥孝市長は「街並みの細かいところまで再現されていて素晴らしい作品です」と話していました。
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新型コロナ 県内1人感染確認
長野県で15日新たに長野市で1人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県と長野市、松本市の発表によりますと感染が確認されたのは、長野市の20代の男性1人です。
長野県と松本市はありませんでした。
15日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは8,895人で、入院は5人、死亡は97人です。
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JA上伊那が南箕輪村社協に米を寄付
JA上伊那は新型コロナの影響を受けている子育て世帯を支援するためすこやかフードバンク用の米を13日、南箕輪村社会福祉協議会に寄付しました。
13日はJA上伊那の白鳥健一常務理事らが南箕輪村社会福祉協議会に、村のブランド米「風の村米だより」500キロを寄付しました。
村社協は保育園や小中学校の長期休み前に合わせて、新型コロナの影響を受けている世帯を支援する、すこやかフードバンクを9月に立ち上げました。
食料はJA上伊那のほかに、株式会社ニシザワや有限会社中央物産などから寄付されるということです。
白鳥常務理事は「フードバンクを立ち上げると聞き、地元農家が作った米を役立ててほしい」と話しました。
村社協の宮下努会長は「寄付していただくことで事業が充実したものになる」と話しました。
村社協は寄付された詰め合わせセットを希望者に渡すということです。