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今期 景況感やや厳しさ和らぐ
アルプス中央信用金庫が四半期に一度発表している「伊那谷・経済動向 中小企業景気レポート」によりますと、今季の景況感はやや厳しさが和らぎ、来期もわずかながら上向くと予想となっています。
レポートによりますと7月から9月の今期の業況は良かったとする企業が17.5%、悪かったとする企業は46.4%で、業況判断指数はマイナス28.9と4月から6月の前期から4.2ポイント改善し、景況感はやや厳しさが和らいでいるとしています。
業種別では、不動産業がマイナス20と前期と比べ4ポイント下回りましたが、製造業などそれ以外の業種は、マイナス幅が縮小し、改善の兆しが見えるとしています。
来期の見通しについて良いと予想する企業は14.5%、悪いと予想する企業は42.2%で、業況判断指数はマイナス27.7と、今期より1.2ポイント上昇し、わずかながら上向く予想となっています。
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「このまちのおしごとごっこ」11月14日に開催
伊那商工会議所青年部は、小学生に市内の企業の仕事を体験してもらう「このまちのおしごとごっこ」を来月14日に伊那商工会館で開きます。
26日は、伊那商工会議所青年部のメンバーが記者会見を開き、イベントの概要を説明しました。
「このまちのおしごとごっこ」は、地元の小学生に、職業体験をすることで仕事の楽しみを感じてもらおうと、青年部が開いていて、今回で4回目です。
イベントには、市内18の企業や団体が協力し、花屋やお菓子づくりなどの仕事を体験できます。
「このまちのおしごとごっこ」は11月14日(日)に伊那市の伊那商工会館で開かれる予定で、新型コロナ対策のため、午前9時、11時、午後1時30分からの3部制となっています。
各回6つのコースに分かれていて、好きなコースを選び、3つの仕事を体験できます。
定員は各回90人で、専用サイトから申し込みができます。
青年部では、「地域で働く人と触れ合いながら仕事を体験することで、子どもたちに地元を愛する気持ちを養ってもらいたい」と話していました。
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県内感染者10日ぶりにゼロ
県と長野市、松本市の発表によりますと、27日の長野県内で新型コロナウイルスへの感染確認はありませんでした。
県内の新規感染者数が0となるのは10月17日以来10日ぶりとなります。
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御園区民祭 農産物販売でにぎわう
伊那市御園の区民祭が24日、地域交流センター区民館で行われました。
区民祭では、地元農家でつくる御園営農実践組合が米や野菜、果物などの農産物を安く販売していました。
ほかに米や玉ねぎ、かぼちゃ、大根などの賞品が当たる福引も行われました。
御園区民祭は、秋の収穫祭として行われていて、今年で35回目となります。
御子柴渉区長は「新型コロナの影響で規模は縮小したが、たくさんの住民に来てもらえて嬉しい」と話していました。
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箕輪町で観光ボランティアガイドの案内始まる
紅葉シーズンを前に、箕輪町の箕輪ダム周辺で、観光ボランティアガイドによる案内が、26日から始まりました。
県道沿いの竹ノ尾広場では、観光ボランティアガイドが訪れた人を案内していました。
箕輪町観光協会は、訪れた人たちにもみじ湖について知ってもらうとともに、観光サービスの充実を図ろうと、今年度観光ボランティアガイド養成講座を初めて開き、19人が修了しました。
平日は午前午後1人ずつ、休日は3人ずつが待機し、訪れた人たちを案内します。
ガイドは、もみじ湖の歴史や箕輪ダムについて訪れた人たちに案内していました。
観光ボランティアによるガイドは、今日から来月14日まで行われます。
時間は午前10時から午後3時までです。
なお、紅葉の見ごろは今週末から来月10日頃までだということです。
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新型コロナ 県内8人感染確認
長野県内で26日新たに8人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
上伊那の感染確認はありませんでした。
県と長野市、松本市の発表によりますと感染が確認されたのは中野市の8人です。
長野市と松本市の感染確認はありませんでした。
26日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは8,865人で、入院は15人、死亡は96人です。
また、変異株陽性者が上伊那以外で新たに1人確認されました。
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辰野町長選 無投票で武居保男さんが再選
任期満了に伴う辰野町長選が今日告示され、現職で1期目の武居保男さんが無投票で再選を果たしました。
武居さんは、無所属現職の63歳です。
中央大学法学部を卒業し、辰野町と箕輪町の商工会の経営指導員を務めてきました。
平成25年に辰野町副町長となり、平成29年の町長選で初当選しました。
辰野町長選が無投票となるのは8年ぶりです。
武居さんの任期は11月12日から4年間です。
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高遠在来とうがらしの七味唐辛子販売へ
生産者や飲食店主などでつくる高遠在来とうがらし保存会は、長野市の七味唐辛子メーカー八幡屋礒五郎の協力により、高遠在来とうがらしを使った七味唐辛子を30日に伊那市高遠町の総合福祉センターやますそで販売します。
今回販売される七味唐辛子には、信州の伝統野菜に選定された高遠在来とうがらしの1つ「高遠てんとうなんばん」が使われています。
種の継承をしていこうと活動している高遠在来とうがらし保存会によりますと、高遠てんとうなんばんは、うまみ成分が多いということです。
高遠とうがらし七味は1本税込み880円で、今回約500本が製造されました。
この七味唐辛子は、30日に高遠町総合福祉センターやますそで開かれる高遠在来とうがらしフォーラムで販売されます。
フォーラムは、高遠在来とうがらし保存会が、その魅力を多くの人に知ってもらおうと初めて企画したもので、八幡屋礒五郎の九代目室賀栄助社長の講演などが予定されています。
フォーラムはすでに満席となっていて、保存会は後日その様子をインターネットで配信するということです。
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富県小学校5年生 そばの収穫体験
伊那市の富県小学校5年生の児童は学校近くの畑で26日そばの収穫体験を行いました。
26日は児童21人が貝沼の自然環境を守る会の会員およそ10人と一緒にそばを収穫しました。
畑は貝沼の自然環境を守る会の会員の圃場で、広さは4アールです。
これまで児童は会員と一緒に種まきや草取りを行ってきました。
毎年麦の収穫などを行っていますが、そばは今回初めてです。
収穫体験は貝沼の自然環境を守る会が学校と地域との連携を深めようと行ったもので、刈ったそばを使ってそば打ち教室を開く予定です。
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K・絵画サークル展示会 「K展」
伊那市高遠町を拠点に活動するK・絵画サークルの作品展「K展」が、伊那市のいなっせで開かれています。
会場には、アクリル画や油彩画、日本画など45点が展示されています。
K・絵画サークルは、国画会会員の北原勝史さんが講師を務めるサークルで、月に2回集まって制作をしています。
「自己の内面を掘り下げる」を目標に、それぞれが興味のある内容を自由に描いています。
この作品は会員11人と講師による合作で、縦約30センチ・横約16センチのキャンバスの絵を15枚集めたものです。
展示会は毎年、1年間の活動の成果を披露しようと開かれていて、去年は新型コロナの影響で中止となったため2年ぶりとなります。
ある会員は「それぞれの個性ある表現を楽しんでほしい」と話していました。
K・絵画サークルの作品展K展は30日(土)までいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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いな少年少女合唱団 2年ぶりの発表
上伊那地域の小学生から高校生が所属するいな少年少女合唱団のおよそ2年ぶりのコンサートが24日、伊那市のカトリック伊那教会で行われました。
コンサートでは、賛美歌やわらべうたなど10曲が披露されました。
いな少年少女合唱団には小学1年生から高校2年生までの男女18人が所属していて、今年で発足34年になります。
新型コロナの影響で、およそ2年ぶりのコンサートとなり、団員はマスクを着けて歌いました。
感染が拡大していた期間はリモートでのレッスンを行っていて、その練習の様子も動画で紹介されました。
いな少年少女合唱団は、12月に開かれるい~な音楽祭にも出演する予定です。
また、団員の募集も随時行っているということです。
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長野県SNSコロナ(北信圏域レベル3に)
新型コロナウイルスに関する長野県からのツイッター・ライン情報です。
【北信圏域に「新型コロナウイルス警報」を発出します】
北信圏域における新規陽性者の増加が継続しており、感染の拡大に警戒が必要な状態であると認められることから、同圏域の感染警戒レベルを3に引き上げ、「新型コロナウイルス警報」を発出します。
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箕輪中学校 わくワークみのわ開催
箕輪町の箕輪中学校で地域の事業所を知る体験学習「わくワークみのわ」が25日に行われました。
体育館には、町内を中心に上伊那地域の様々な業種の事業所24社のブースが並びました。
体験したのは、箕輪中学校の2年生およそ240人です。
興味のあるブースを中心に自由に回り、担当者から仕事の内容を聞いたり、実際に体験したりしていました。
箕輪町に本社がある浅川建設工業のブースでは、バックホーの操作を体験していました。
他に、箕輪町の清掃業者厚生協会のブースでは、浄化槽や下水処理場で汚水を微生物が分解する仕組みの説明を受けていました。
その後、天竜川の水、スポーツドリンク、石鹸水、水道水の中で、どれが微生物に負担がかかっているかを実験していました。
伊那ケーブルテレビジョンのブースでは、アナウンス体験をしていました。
わくワークみのわは、新型コロナの影響で職場体験学習が行えないことから、事業所の担当者を招き話を聞いたり体験したりすることで社会を身近に感じてもらおうと、去年から行われています。
箕輪中学校では、企業と生徒が意見交換をするキャリア教育フォーラムを11月8日に開く予定です。 -
箕輪町 ワクチン3回目接種 来年2月から
箕輪町は、新型コロナワクチンの3回目の接種について、来年2月から順次行っていく考えを25日に示しました。
25日は、役場で定例記者懇談会が開かれ、3回目接種の概要について説明がありました。
対象となるのは、2回目の接種が終了し、概ね8か月以上経過した人です。
町内で最も早い5月に終了した人には、来年1月に予診票が送付され、2月の接種を予定しています。
その後、2回目が終了した順番に接種を行う計画です。
ワクチンは、1回目、2回目と同じものを使用する予定です。
箕輪町内の新型コロナワクチンの接種状況は、22日現在1回目の接種率は89%、2回目は81.8%となっています。
なお、放送エリア内の伊那市と南箕輪村では、3回目の接種の開始時期について検討しているということです。 -
VC長野 開幕4連敗
バレーボールVリーグ男子1部VC長野トライデンツの試合結果です。
VC長野トライデンツは、アウェーでパナソニックパンサーズと対戦し、23日・24日ともにセットカウント0対3のストレートで敗れ、開幕4連敗となりました。
次の試合は、30日土曜日にアウェーで堺ブレイザーズと対戦します。 -
上伊那岳風会 詩吟体験会
上伊那の詩吟愛好者でつくる上伊那岳風会は、その良さを知ってもらい裾野を広げようと、詩吟の体験会を、伊那市のニシザワいなっせホールで25日開きました。
詩吟体験会では、まず、詩吟や舞の発表が行われました。
伊那市の91歳の梅垣 佐知子さんは、小林一茶の俳句を朗々と歌い上げました。
また、2018年に長野県で行われた全国の高校生の文化祭「信州総文祭」に詩吟部門で出場し、現在も活動を続けている伊那市の19歳の2人も、漢詩を吟じました。
詩吟とは、漢詩や和歌などに独特の節回しをつけて吟ずる日本の伝統芸能の一つです。
上伊那岳風会では、詩吟の魅力を伝えようと今回、初めて体験会を開きました。
最盛期の昭和後期には500人の会員がいたということですが、現在は200人ほどに減少しています。
体験会には、未経験者も含め100人ほどが参加し、講師の指導を受けながら詩吟を読み上げていました。
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伊那市1人含む県内4人感染
長野県内で25日、伊那市の1人を含む新たに4人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
上伊那での感染確認は今月6日以来です。
県と長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那市の50代自営業男性1人と、中野市で3人の合計4人です。
長野市と松本市の感染確認はありませんでした。
25日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは8,857人で、入院は14人、死亡は96人です。
また、長野県は、北信圏域における新規陽性者が増加し感染の拡大に警戒が必要な状態だとして、北信圏域の県独自の感染警戒レベルを3に引き上げ、新型コロナウイルス警報を発出しました。
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南箕輪村が新たに6品目推奨品認定
南箕輪村観光協会は食品や化粧品6品目を推奨品として認定し、14日村役場で認定証を交付しました。
推奨品認定を受けたのは、4事業所の6品目です。
大明化学工業株式会社の天使の美肌化粧品シリーズです。
Pizzeria arcobalenoのアスパラ粗挽きソーセージのピッツァです。
ロンカンフリエのリンゴのスパークリングワイン「シードルドカミーナ」です。
南箕輪村開発公社の黒豆のスナック菓子、ふくろうの目玉、森のアイス、大芝高原のおもてなしプリンシリーズです。
認定商品には、推奨品であることを示すラベルが貼られます。
これらは道の駅大芝高原や薬局などで購入できます。
南箕輪村観光協会では、地場産品の普及、産業の振興や村のPRをするため、2018年から認定制度を行っていて、今回の6品目が追加され認定された推奨品は10品目となりました。
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ろうきんが竜北保育園にオリジナル紙芝居贈る
長野県労働金庫は創立70周年記念として、オリジナル紙芝居を制作しました。
25日は、ろうきん伊那支店から竜北保育園に紙芝居が渡されました。
ろうきん伊那支店の宇留賀栄治支店長が竜北保育園を訪れ、オリジナル紙芝居を渡しました。
そのあと、紙芝居が披露されました。
長野県労働金庫は創立70周年記念として、長野県立大学の健康発達学部子ども学科の学生と協力して「はたらく」をテーマにしたオリジナル紙芝居を制作しました。
紙芝居は県内のおよそ600の保育園と幼稚園に寄贈され、このうち伊那支店は伊那市、箕輪町、南箕輪村、辰野町の25の保育園と幼稚園に贈るということです。
宇留賀支店長は「子供たちに働く人たちへありがとうの感謝の気持ちを伝える大切さを知ってもらいたい」と話していました。
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県内で新たに1人新型コロナ感染確認
長野県内で24日、新たに1人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
上伊那の感染確認は18日連続でありませんでした。
県と長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、中野市で1人です。
長野市と松本市の感染確認はありませんでした。
24日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは8,853人で、入院は14人、死亡は96人です。
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伊那地域の最低気温1.1度今季1番
24日の伊那地域の最低気温は1.1度と今季一番の寒さとなりました。
伊那市横山の田んぼにはうっすらと霜がおりていました。
伊那地域の最低気温は午前4時47分に1.1度を記録しました。
平年より5.2度、23日より2.6度低く、11月中旬並みとなりました。
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仲仙寺で伊那市消防団西部方面隊秋季訓練
伊那市消防団の伊那分団、西箕輪分団、西春近分団の3分団で構成される、西部方面隊の秋季訓練が、24日に西箕輪の仲仙寺で行われました。
訓練は仲仙寺本堂の火災発生を想定して行われました。
24日は本堂の保護のために、隣の山林に向け放水しました。
訓練には西部方面隊のほか、上伊那広域消防本部の署員も含め、80人ほどが参加しました。
団員は現場本部からの指示で仲仙寺山門横の消火栓にホースをつないで中継送水を行い、タンク車に給水を行い伊那分団、西箕輪分団、西春近分団の3分団で構成する西部方面隊は各分団の連携を強化し災害時に迅速な対応がとれるよう
消防本部を含めた訓練を年に1回行っています。
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東春近田原住民が寄付で花火大会
伊那市東春近田原の住民有志は新型コロナの影響で行事などが自粛となっていたことから、住民に元気になってもらおうと、寄付を募り花火大会を23日に開きました。
花火大会は、住民有志およそ20人でつくる、田原の夜空にでっかい花火を打ち上げよう会が開いたものです。
打ち上げ本部が置かれた農事組合法人田原のライスセンターには、およそ40人の住民が集まりました。
田原地区の全世帯に呼びかけを行い、賛同してくれたおよそ200人住民の寄付で花火を打ち上げました。
結婚祝いや、初孫の誕生を祝うなど様々な願いを込めて個人が寄付した、5号玉から10号玉などおよそ300発が打ち上げられました。
クライマックスには、田原地区住民165人の寄付による、スターマインが打ち上げられました。
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長野県戦没者追悼式
太平洋戦争で犠牲となった長野県の戦没者に追悼の誠をささげる県戦没者追悼式が23日、伊那市の伊那文化会館で行われました。
戦没者追悼式は、県内全域から遺族など400人が参列し、犠牲者に黙とうを捧げました。
阿部守一長野県知事は「戦争の教訓を次の世代へと引き継ぎ、希望と安心に満ちた地域社会を作るため力を尽くしていきたい」と式辞を述べました。
長野県遺族会の栗生勝由会長は、「ほとんどが戦争を知らない世代となり、記憶の風化が進んでいる。平和の尊さと戦争の記憶を次の世代に語り継いでいかなければならない」と話しました。
式では、今年度初めて高校生による平和へのメッセージが行われ、伊那弥生ケ丘高校2年の中村瑠里さんと伊藤万純さんが発表しました。
参列者は、太平洋戦争で亡くなった5万5千人あまりの冥福を祈り花を手向けていました。
県戦没者追悼式は、戦没者に追悼の誠をささげ平和への思いを新たにしようと長野県が毎年行っています。
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二胡コンサート 演奏楽しむ
中国の楽器「二胡」の奏者によるコンサートが伊那市のニシザワいなっせホールで22日に開かれ、訪れた人たちが演奏を楽しみました。
コンサートは、音楽で週末のひと時を楽しんでもらおうとNPO法人クラシックワールドが開いたものです。
中国出身で諏訪市在住の二胡演奏者、劉鉄鋼さんらが演奏しました。
中国黒龍江省ハルピン出身の劉さんは、二胡奏者として演奏や作曲活動を行っています。
また、伊那市を含む県内7か所で二胡教室を開いていて、およそ200人の生徒に技術指導もしています。
「二胡の四季」と題し、季節にちなんだ歌謡曲や唱歌など多くの人が知っている曲を中心に演奏しました。
会場には、およそ180人が訪れ二胡が奏でる音色を楽しんでいました。
コロナの影響で演奏会を開くことが出来なかった劉さんは「久しぶりにステージで演奏ができ、うれしかった。演奏活動を徐々に再開していきたい」と話していました。
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県内で新たに3人感染
長野県内で23日、新たに3人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
上伊那の感染確認は17日連続でありませんでした。
県と長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、飯山市で2人、木曽町で1人の、合わせて3人です。
長野市と松本市の感染確認はありませんでした。
23日の午後4時現在、県内で感染が確認されたのは8,852人で、入院は14人、死亡は96人です。
また、県内で変異株陽性者が上伊那以外で新たに5人確認されました。
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カメラリポート 芝平なんばん
伊那市高遠町で古くから栽培されている伝統野菜、芝平なんばんを紹介します。
信州伝統野菜に選定され、今注目を集める高遠とうがらしのひとつ、芝平なんばん。
地元の飲食店では、芝平なんばんを使ったメニューが登場しています。
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北原さん寄贈の品 11月にバザー
伊那市高遠町出身でNTT副社長などを務めた故北原安定さんが所有していた、絵画や陶器などを販売するチャリティーバザーが旧高遠町総合支所で来月7日に開かれます。
旧高遠町総合支所には、北原さんが東京都の自宅で所有していたガラス食器や花瓶などおよそ500点が保管されています。
北原さんは、高遠町出身で元電電公社の副総裁、民営化後はNTTの副社長を務め、いち早くデータ通信の重要性を見出すなど情報社会の礎を築いたとされています。
北原さんの生家は、高遠町西高遠にあり「読書楼」と呼ばれています。
旧高遠藩の藩校「進徳館」の最後の師範代とされる北原節堂の私塾として使われていました。
北原安定さんは、節堂のひ孫にあたるということです。
安定さんの東京都の自宅を取り壊すことになったことから、高遠町で有効活用してもらおうと息子の北原俊史さんが旧中村家住宅「環屋」に寄贈することになりました。
中村家は、安定さんの妻の実家にあたるということです。
バザーは、来月7日の午前10時から午後3時まで旧高遠町総合支所で開かれることになっています。
売り上げは、北原さんの生家でもある読書楼の維持費などに活用するということです。
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伊那西小で音楽会
伊那市の伊那西小学校の音楽会が22日開かれ、児童たちは練習の成果を発表しました。
伊那西小学校では、全校児童52人が、8月から練習に取り組んできました。
22日は、クラスごと発表が行われ、合唱や合奏を披露しました。
このうち、1年生は、お揃いの帽子を被り、鍵盤ハーモニカでアメリカ民謡の「聖者の行進」を演奏しました。
会場には、保護者らが訪れ児童たちの演奏を楽しんでいました。
伊那西小学校では、「子どもたちは練習を重ねてきた成果を発表することができ、満足のいく音楽会になりました」と話していました。
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第69回長野県戦没者遺族大会
戦争の悲惨さを後世に語り継ぎ、世界平和を目指す長野県戦没者遺族大会が22日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
この日は、戦没者の遺族などおよそ330人が出席しました。
長野県戦没者遺族大会は、一般財団法人長野県遺族会が県内持ち回りで毎年開いているもので、今年で69回目になります。
大会では、「遺族会活動を継承するため、孫やひ孫で構成する青年部の組織化を推進すること」などが決議されました。
遺族会の栗生勝由会長は、「戦争を知らない世代が増える中、戦争の悲惨さを後世に語り継いでいくことが我々の役目です」と話していました。
23日は、県が主催する長野県戦没者追悼式が行われることになっていて、その模様を午前9時45分から122チャンネルで生中継します。