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伊那小児童が馬で代掻き体験
伊那市の伊那小学校6年春組の児童は田起こしの道具を馬で引かせる代掻きを11日体験しました。
伊那市高遠町山室の田んぼに伊那小6年春組の児童約40人が集まり代掻きを体験しました。
春組では総合学習で米づくりに取り組んでいてその一環として体験をすることにしました。
協力したのは伊那市高遠町山室で子どもを対象に農業体験などを受け入れている横山晴樹さんです。
馬は横山さんが飼っているオーストリア原産で18歳のオスです。
力が強く、温厚な性格が特徴だということです。
馬に道具をつけ児童らが3人ずつに分かれて田起こしをしていました。
横山さんは「昔は馬が農業に欠かせなかった。馬が好きなのでさらに広めていきたい。」と
話していました。
春組の児童は学校近くの田んぼで田植えから収穫までを体験するほか自然農法についても学習するということです。 -
大芝高原のおもてなしプリン通信販売始まる
南箕輪村の大芝高原内の味工房などで販売している「おもてなしプリン」の通信販売が始まりました。
10日はホームページがグランドオープンし「おもてなしプリン」を遠方の人にも購入できるようになりました。
プリンは6個入りで、好きなセットから選んで購入できます。
今後、好きなプリンの6個を組み合わる、アラカルトセットの販売も予定しています。
おもてなしプリンセットは6個入りで、価格は税込み2,360円からとなっています。 -
伊那市新型コロナ対策予算に7,600万円
伊那市議会臨時会が11日開かれ、市独自の新型コロナ感染症感染対策第14弾を含む補正予算案が全会一致で可決されました。
11日は市役所で市議会臨時会が開かれ、歳入歳出に1億80万円を追加する今年度一般会計補正予算案が全会一致で可決されました。
このうち新型コロナ対策第14弾は合計7,600万円となっています。
新生児1人当たり10万円を給付する事業に4,200万円、75歳以上の高齢者を対象に公共交通で利用できる券の追加配布に2,900万円、第3回の学生応援便に300万円、生活困窮者への生理用品の無償配布に200万円となっています。
この他INAスーパーエコポリス構築プロジェクトに9,800万円などとなっています。
また、新産業フェスの中止に伴い1億5千万円が減額されています。
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循環バスをモバイル市役所に
伊那市は、今年度から5年間の計画で、窓口相談や申請受付をモバイル機器を搭載したバス車両で行うモバイル市役所のほか、大型無人航空機による山荘への荷揚げ輸送などのプロジェクトに取り組みます。
11日市役所で市議会全員協議会が開かれ、取り組みについて説明がありました。
伊那市は、技術を活用し人口減少社会における持続可能な地域づくりを行うINAスーパーエコポリス構築を掲げています。
国の地方創生推進交付金を活用して行うもので、事業費は5年間で7億5,000万円を見込んでいます。
このうち、モバイル市役所は、市内全域が対象で、モバイル機器を搭載したバスの車両内で窓口相談や申請受付などを行うものです。
車両はノンステップバス1台を使用します。
朝と夜は長谷地域の循環バスとして運行し、昼間の時間帯をモバイル市役所として活用します。
バスと本庁舎をネットワークでつなぎ、テレビ電話での行政相談や証明書の発行、マイナンバーカードの申請受付などを行う予定です。
バスには職員と担当ドライバーが乗車します。
事業費は3,800万円で、今年度はバスの改造を行い、来年度からの運用を目指します。
大型無人航空機による物資の輸送は、現在ヘリコプターで行っている山荘への荷揚げを滑走路のいらない航空機VTOL機で行うものです。
山岳特有の気象状況に適応し、安定して飛行できるVTOL機での輸送にシフトすることで、荷上げ費のコストダウンにつなげるねらいです。
VTOL機では1回に100キロほどの荷物を輸送することができるということです。
事業費は3,500万円で今年度中にルートを開設し、来年度から実証を行う計画です。
ほかに、現在8台で運行しているぐるっとタクシーのうち4台を1年に1台ずつ電気自動車に置き換える計画です。
INAスーパーエコポリス構築プロジェクトには、今年度1億13,00万円の予算が計上されています。
INAスーパーエコポリス構築は9事業あり、そのうち3つを今年度から着手します。
このほかに、移住促進やサテライトオフィスの誘致を目的としたモバイルオフィス構想プロジェクトも行う計画です。
マイクロバスを改造し、移住希望者が寝泊りしながらテレワークを行うことで、伊那に滞在し、暮らしを体験できるというものです。
伊那市では、デジタル技術を活用し地域の課題解決に取り組んでいくとしています。
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伊那まつり 2年連続中止に
伊那市内の各種団体で組織する「伊那まつり委員会」は、9月に予定していた今年の祭りは新型コロナの影響で中止することを、10日に決定しました。
伊那まつりの中止は、2年連続となります。
最高決定機関となる伊那まつり委員会の会議が、10日、市役所で開かれました。
始めに先月開かれた下部組織の伊那まつり実行委員会で、市民おどり・花火大会ともに新型コロナの感染防止対策が取りにくいことなどから「中止」とする方針が示されたことを事務局が報告しました。
これを受け、委員からの反対意見はなく、今年の伊那まつりの中止が決定しました。
伊那まつりは、昭和33年に始まった勘太郎まつりと合わせて、これまでに63回開催されてきました。
2年前の令和元年は、初日の市民おどりに91連およそ5,800人が参加しました。
また2日目の花火大会では、89番組およそ5,000発の花火が打ち上げられました。
中止は、豪雨災害のあった平成18年と去年に続き3回目です。
伊那まつり委員会に所属する一部の団体からは、夏にイベントを開催する声もあがっているということで、代替イベントについては委員会としてバックアップしていきたいとしています。 -
石工の維持管理に 長野銀行が伊那市に寄付
長野銀行は、高遠石工の作品の維持管理に役立ててもらおうと、創業70周年記念地域応援キャンペーンの一環で、伊那市に10万円を寄付しました。
4月20日は長野銀行の西澤仁志頭取と中曽根隆文伊那支店長が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に寄付金10万円を贈りました。
西澤頭取は「高遠石工は伊那市の観光資源なので維持管理に役立ててもらいたい」と話していました。
白鳥市長は「石工を多くの人に知ってもらうために使わせていただきたい」と話していました。
長野銀行では、地域の観光を支える文化財の維持管理に充ててもらおうと2011年から県内の自治体に寄付を行っています。
今回は創業70周年記念地域応援キャンペーンとして、県内20か所に合計200万円を寄付しました。
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清水力人さん宅ウコンザクラ見頃
箕輪町大出の清水力人さん宅のウコンザクラが見頃を迎えています。
およそ30年前に植えられたウコンザクラは、例年より一週間ほど早く満開となりました。
ウコンザクラは、咲き始めはウコンのような黄緑色ですが、徐々に白くなり、最終的には現在のようなピンク色になるということです。
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新型コロナ県内15人感染
長野県内で10日新たに15人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
上伊那の感染確認はありませんでした。
県の発表によりますと、感染が確認されたのは、佐久保健所管内で4人、松本・大町・長野保健所管内でそれぞれ2人、諏訪保健所管内で1人、長野市2人、松本市2人の合わせて15人です。
また長野市は新たに8人の変異株への感染が確認されたと発表しました。
県内の変異株への感染は県の累計で291人となっています
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは4,129人で、入院しているのは186人、死亡したのは72人です。
また県は上伊那圏域に出されている感染警戒レベルを「感染が拡大しつつある状態の4」から「感染拡大に警戒が必要な状態の3」に引き下げ特別警報Ⅰから警報に切り替えると発表しました。
上伊那圏域は4月13日に感染警戒レベルが4となりましたが2週間以上経過したことと、9日までの1週間で新規陽性者が4人、人口10万人当たり9.73人といずれもレベル4の基準を下回ったことから引き下げることとしました。
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ドルチェカリーナ たかずやの里にジェラート贈る
伊那市境で洋菓子の製造・販売を行っているドルチェカリーナは、東春近の児童養護施設たかずやの里にジェラート70個を9日に贈りました。
9日は、ドルチェカリーナの柴宏治さんがたかずやの里を訪れ、菅雄峰施設長にジェラート70個を手渡しました。
プレゼントしたのは、ミルク系とシャーベット系のジェラート18種類です。
ドルチェカリーナでは、10年前から毎年チョコレートなどをたかずやの子ども達に贈っています。
去年からは、日本アイスクリーム協会が制定した5月9日の「アイスの日」に合わせて、ジェラートを贈っています。
菅施設長は、「種類が多くて子ども達も選ぶのを楽しみにしている。早速いただきます」と感謝していました。 -
長野県SNSコロナ情報(食料品の備蓄)
新型コロナウイルスに関する長野県からのツイッター・ライン情報です。
新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者となった方には、ご自宅での健康観察をお願いしています。
新型コロナへの備えとしても、食料品の備蓄があると安心です。
防災のための備蓄の目安を、ご参考にしていただければと思います。
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高遠高校野球部 南信3位
春季北信越高校野球長野県大会南信予選で伊那市の高遠高校が3位となりました。
9日は諏訪市の諏訪湖スタジアムで3位決定戦が行われ、高遠高校は、諏訪清陵と対戦しました。
1対1の同点で迎えた5回裏、高遠は、1アウト1塁2塁で5番白鳥のヒットで勝ち越します。
さらに6番柳原の内野ゴロの間に3塁ランナーがホームにかえり3対1とします。
その後両チームは点を重ね1点リードの5対4で迎えた9回表、エース登内が清陵打線につかまり同点とされます。その裏、高遠は2アウト2塁の場面でキャプテンの井澤がライトオーバーのヒットで試合を決めました。
南信予選で3位となった高遠高校は各地区の上位4校が出場する県大会に出場します。
15日から諏訪湖スタジアムなど南信地区の3会場で行われ、11日に組合わせ抽選が行われます。
大会の結果 優勝飯田 準優勝岡谷南 3位高遠 4位諏訪清陵 -
南箕輪村学校給食センター 南中第2グラウンド西に
南箕輪村が移転・新築を検討している学校給食センターについて、南箕輪中学校の第2グラウンド西側に建設する方針が、10日に示されました。
10日は、村議会全員協議会が役場で開かれ、村が概要について説明しました。
建設予定地は、南箕輪中学校の第2グラウンド西側です。
現在用地の取得に向け話を進めていて、建設に係る事業費はおよそ8億8,700万円を見込んでいます。
藤城栄文村長は、「事業費が高額なため、国の補助を活用できないか検討している。将来的に人口が減った時に、施設をうまく活用できるよう設計業者と話を進めていきたい」と話していました。
学校給食センターは、南箕輪小の児童と南箕輪中の生徒の給食1日1,400食分を作っていて、今後の児童・生徒数の増加を見据えて小中学校から近い場所に移転・新築する方針で検討されていました。
村では、今年度中に用地を取得し、来年度建設工事を始め、令和5年度の2学期からの供用開始を目指すとしています。
全員協議会では他に、新型コロナワクチンの接種状況について報告がありました。
村では、75歳以上と要介護者2,088人を対象に接種を始めていて、7日現在およそ7割の1,553人が予約をしているということです。
このうち、接種を受けた人は260人となっています。
村では、65歳~74歳について今月中旬を目途に順次接種券を発送していくとしています。 -
長谷さんさん農学校開校 土づくりを学ぶ
全12回の講座で有機農業について学ぶ「長谷さんさん農学校」が、4月24日から始まりました。
講座には、伊那市を中心におよそ40人が参加し、初回の24日は土づくりについて学びました。
講師は、県の有機農業アドバイザーで西箕輪の農家瀧沢郁雄さんが務めます。
瀧沢さんは、有機肥料を発酵させる「ぼかし」と呼ばれる肥料の作り方を紹介しました。
ぼかし肥料は、長谷の雑木林におにぎりを1週間ほど置き地域固有の微生物を繁殖させたものを、米ぬかや鶏糞と混ぜて作ります。
瀧沢さんは、「表面が乾かないようブルーシートなどで包むと土の温度があがり菌が増える。2週間ほどで有機肥料が完成する」と話していました。
講座は、長谷地区の農業を中心とした地域おこしに取り組む「南アルプス山麓地域振興プロジェクト推進協議会」が開いているものです。 -
横山維者舎 オリジナル日本酒用の酒米を田植え
伊那市横山の住民有志グループ「横山維者舎」は、オリジナル日本酒「維者舎」の原料となる酒米の苗を地区内の田んぼに9日植えました。
9日はメンバー15人ほどで作業を行い、酒米「美山錦」の苗を植えました。
横山維者舎は2年前から地域活性化をめざし、市内の酒蔵「宮島酒店」と協力しオリジナル日本酒造りに取り組んでいます。
今年は40アールの田んぼで、酒米を栽培し、一升瓶でおよそ780本分できる見通しだという事です。
米は減農薬で栽培され、9月頃に収穫、新酒は年内に完成する予定です。
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新型コロナ 県内37人感染確認
長野県内で9日新たに37人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
上伊那の感染確認はありませんでした。
県と長野市・松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、佐久保健所管内で7人、上田・松本保健所管内でそれぞれ5人、諏訪保健所管内で3人、長野保健所管内で2人、北信保健所管内で1人、長野市で9人、松本市で5人の合わせて37人です。
9日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは4,114人で、入院しているのは183人、死亡したのは72人です。
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伊那青年会議所 「地域の魅力を創造 新・ふるさと企画」6月開催
伊那青年会議所は、高校生から一般までの参加者が地域活性化への取り組みをグループで企画しプレゼンテーションを行うイベントを6月に開催します。
この日は、伊那青年会議所のメンバーが記者会見を開き「地域の魅力を創造 新・ふるさと企画」の概要を説明しました。
新ふるさと企画には、伊那市、辰野町、箕輪町、南箕輪村の高校生から一般までの40人を募集し、参加者をランダムにグループ分けします。
6月6日にグループ毎に企画を出し合い、19日に発表。
全体投票を行い最高賞のアワードを決定します。
アワードに選ばれた企画は、事業の実施にむけ伊那青年会議所がサポートするほか、最大50万円の補助を行います。
伊那青年会議所では31日までイベントの参加者を募集しています。
info@inajc.org
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福祉施設に寄贈の手話ダンスDVDを制作
箕輪町の住民有志でつくるみのわ手話ダンスの会は、福祉施設の利用者に活用してもらおうと手話ダンスのDVDを制作しました。
DVDは新型コロナの影響で高齢者施設などを訪問することができない、みのわ手話ダンスの会が箕輪町社会福祉協議会の協力により制作したもので歌謡曲に合わせた手話ダンス6曲分が収録されています。
8日は指導員の大槻一子さんと会長の原やす子さん、事務局の小池喜志子さんが完成したDVDを確認していました。
みのわ手話ダンスの会は発足22年目で現在10人ほどで活動しています。町内をはじめ近隣の福祉施設を訪問し交流していましたが新型コロナの影響で訪れる機会が失われているということです。
みのわ手話ダンスの会ではDVDを町内7つの福祉施設に寄贈するということです。
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出水期前に消防団が水防訓練
辰野町、箕輪町、南箕輪村の消防団で構成される上伊那北部消防連絡協議会は出水期を前に合同で水防訓練を8日に行いました。
箕輪町の沢グラウンドで水防訓練が行われ、消防団員73人が参加しました。
3班に分かれて、大雨などによる水害を防ぐための土嚢づくりと土嚢積み工法を学びました。
土嚢づくりは積み上げたときに形を整えやすく持ち運びやすいように、袋の7割くらいを目安に土を入れていきました。
その後、氾濫に備える想定で土嚢積みを行いました。
今年初めて自衛隊で採用している工法を学びました。
土嚢は木の板などで叩いて平行四辺形に整えていきます。
普通に積み上げていく工法よりも強度と密度が高くなり効果が増すということです。
協議会では「水防訓練の基本となる土嚢積みを学んで出水期に備えたい」と話していました。 -
新型コロナ上伊那3人含む46人感染
長野県内で8日、新たに伊那市など上伊那の3人を含む、46人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県と長野市・松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那市の40代無職女性、駒ヶ根市の20代会社員男性、宮田村の20代会社員女性、諏訪保健所管内で15人、長野保健所管内で10人、松本保健所管内で4人、佐久・大町保健所管内でそれぞれ3人、北信保健所管内で2人、上田保健所管内で1人、長野市で2人、松本市で3人の、合わせて46人です。
また県は、新たに変異株陽性者6人の感染確認を発表しました。
県内の変異株感染の累計は283人となっています。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは4,077人で、入院しているのは181人、死亡したのは72人です。
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伊那市社会教育委員が美篶小資料館を視察
伊那市社会教育委員会議の委員は4月23日に伊那市の美篶小学校資料館を見学しました。
委員10人は美篶小学校資料館運営委員会副会長の矢島信之さんから説明を受けました。
委員は地域の魅力を紹介する「我がまちいいとこ10選」
という活動をしていて、その一環として資料館を訪れたものです。
矢島さんからは当時の美篶小学校の教諭が測量して昭和8年から16年にかけて作成した美篶全村地図が紹介されました。
また昭和36年に起きた豪雨で天竜川が氾濫し被災した三六災害についても地図を見ながら説明していました。
ほかにも学校で使われていた教科書などを紹介していました。
委員は見学の内容を報告書にまとめ会議で発表するということです。
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伊那市地域おこし協力隊新たに男性2人
伊那市の地域おこし協力隊に愛知県と北海道の男性2人が新たに委嘱されました。
6日、伊那市役所で委嘱式が行われ愛知県の久田拓弥さん26歳と北海道の和泉翼さん32歳に
白鳥孝伊那市長から委嘱書が手渡されました。
久田さんは愛知県で広告の制作などを行う会社に勤めていましたが地方が抱える課題解決に取り組みたいと協力隊に応募しました。
和泉さんはこれまでにインテリアコーディネーターなどを行っていて将来は伊那で起業しようと応募しました。
白鳥市長は「外から見た目としての新しい風を吹き込んでもらいたい。」と激励しました。
2人はみはらしファームの魅力開発や情報発信を行うことになっていて任期は今月1日から1年ごと更新で最長3年間となっています。
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伊那市安全会議の理事会 開催
産業事故防止や防犯など様々な安全活動の推進を図るために設置された伊那市の安全会議の理事会が市役所で6日に開かれました。
この日は伊那市安全会議の理事会が開かれ、昨年度の事業報告や今年度の事業計画などを話し合いました。
交通安全部会からは、高齢者が運転免許証を自主返納した場合、費用の一部として1件あたり5,000円の助成があり、昨年度は282人が利用したと報告がありました。
今年度も引き続き行われます。
また防火防犯部会からは、警察などによって認知された刑法犯件数が昨年度521件あり、前年度と比べ130件増加したという報告がありました。
色情ねらい事件やさい銭ねらいが大幅に増加しているということです。
伊那市は、情報交換を行うことで安心安全につなげていきたいとしています。
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デパートにチョウゲンボウ
伊那市通り町のニシザワデパートが来月、閉店します。
そのニシザワデパートの屋上近くのダクトでは毎年、猛禽類のチョウゲンボウが子育てをしています。
伊那市在住で元教員の戸谷省吾さんです。
見上げるニシザワデパートのダクトにチョウゲンボウが巣を作っています。
その様子を撮影しようとカメラを構えていました。
帰り際に親のチョウゲンボウの姿を一瞬確認することができました。
今の時期は、卵をあたためているためチョウゲンボウはなかなか姿を現さないということです。
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南箕輪村特別職報酬 白紙諮問
南箕輪村の藤城栄文村長は、村の特別職の報酬について、審議会に7日白紙諮問しました。
南箕輪村特別職報酬等審議会が役場で開かれ、藤城村長が審議会の加藤純治会長に白紙諮問しました。
現在の理事者の給料は、条例で定められた額と同じで、村長は月額76万2千2百円、副村長は64万7千8百円、教育長は55万2千円となっています。
藤城村長は「コロナにより経済は厳しい状況にある。自分としてはしかるべき処置もやむを得ないと思っている」と挨拶しました。
審議会への諮問は、毎年年明けに行われていますが、先月村長選が行われたことから、この時期となりました。
答申は今月中に行なわれる予定です。
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小型のパイプオルガン演奏会
伊那市長谷の吉倉啓之さんが造った小型のパイプオルガン「ポジティフオルガン」の演奏会が、5日伊那市創造館で開かれました。
演奏会では伊那市内で保育園の園長を務める向山瑞穂さんが童謡やアニメソングを演奏しました。
ポジティフオルガンは、分解して運ぶことができるパイプオルガンで、現在は製造されることは少ないということです。
伊那市長谷で吉倉オルガン工房を営む吉倉啓之さんが、個人の依頼を受け2008年に製造したもので、先月26日から今月5日までの期間限定で創造館に展示されました。
足元のペダルを踏むと背面が膨らみ、パイプに空気が流れて音が出るしくみです。
会場にはおよそ20人が集まり演奏に耳を傾けていました。
オルガンの展示は、創造館の企画展「新宿と伊那のものづくり展」の一環で行われました。
会場には新宿や伊那で活動する14の個人や企業の作品が展示されています。
タカトオコヒガンザクラを使った染色の作品や、鹿の革を使ったブーツなど、4月下旬に一部展示替えが行われました。
「新宿と伊那のものづくり展」は31日(月)まで伊那市創造館で開かれています。
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新型コロナ 南箕輪村1人含む47人感染 2人死亡
長野県内で7日新たに南箕輪村1人を含む、47人の新型コロナウイルスへの感染と2人の死亡が確認されました。
県と長野市・松本市の発表によりますと感染が確認されたのは、南箕輪村の50代会社員男性、松本保健所管内で15人、佐久保健所管内で13人、上田・諏訪・北信保健所管内でそれぞれ2人、長野保健所管内で1人、長野市で6人、松本市で5人の、合わせて47人です。
また県は新型コロナで新たに2人の死亡が確認されたと発表しました。
死亡したのは80代の男性と80代の女性で、共に基礎疾患があったという事です。
7日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは4,031人で、入院しているのは166人、死亡したのは72人 -
沢の児童がニュースポーツ
子どもの日の5日、箕輪町沢の児童を対象にした「子どもの広場」がながたドームで行われました。
子どもの広場には沢区の児童およそ30人が参加しました。
ゲートボールのように球を打って点数を競う「スカットボール」やフライングディスクでパネルを抜く「ストライクボード」など、5種類のニュースポーツで体を動かしました。
子どもたちは6人ごとのグループに分かれそれぞれのスポーツを楽しんでいました。
子どもの広場は、沢公民館が区内に住む小学生を対象に毎年開いていて、去年は新型コロナの影響で中止となったため2年ぶりに開かれました。
ある児童は「違う学年の友達と一緒に遊べて楽しかった」と話していました。
沢公民館の平澤正博館長は「今年は感染対策をとりながらできる行事は開催し、区民が交流する機会を作っていきたい」と話していました。
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子どもたちが参加 野球体験イベント
保育園児や小学生を対象にした野球体験イベントが3日、伊那市の伊那スタジアムで行われました。
イベントは子ども向けのスポーツ団体で箕輪町などを拠点に活動している一般社団法人日本スポーツサポートベースが開いたものです。
野球をするのは初めてという子どもたちも参加していてバッテイングなどを体験していました。
日本スポーツサポートベースは子どもたちにスポーツを通じて社会のルールを学んでもらおうと2015年に創設されました。
箕輪町など国内7か所を拠点にフットサルや陸上競技などの教室を開いています。
日本スポーツサポートベースではその年代に合ったトレーニングをすることで子どもたちの体づくりと心の成長をサポートしていきたいとしています。
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元気づくり支援金 上伊那分内定事業決定
長野県の元気づくり支援金の上伊那分の39事業が内定しました。
産業振興・雇用拡大が19件、環境保全・景観形成が8件、教育・文化の振興が7件などとなっています。
内定事業のうち、伊那市では、リニア開通を見据えたマーケティング調査・広域周遊プロモーションの実施に640万円、専門アドバイザーによる企業の課題の掘り起こしと対策の立案支援に350万円、NPO法人フリーキッズビレッジの不登校児の学習支援に240万円、高遠さくらリゾートをテーマとするコンテンツの開発に140万円などとなっています。
箕輪町では、町内大手スーパーとタイアップしたゼロカーボン推進事業に210万円、観光ボランティアガイド養成事業に90万円などとなっています。
南箕輪村では、マウンテンバイク・コースの定期的な開放に180万円、学生を交えた自転車観光推進のワークショップに130万円、フラッグフットボールの全国大会に90万円などとなっています。
そのほか、上伊那広域連合が行う高校生・大学生の保護者を対象にした就活セミナーに240万円となっています。
上伊那の内定分は39事業、金額は7,122万円となっています。
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新しい伊那市福祉まちづくりセンター利用開始
伊那市山寺に新たに完成した福祉まちづくりセンター「ふれあい~な」の開所式が6日に行われました。
新しい福祉まちづくりセンターは、これまでの施設が老朽化したことから、伊那市が10億円かけて古い施設と同じ敷地内に新築しました。
開所式には、市役所の福祉相談課と市社会福祉協議会の職員が出席しました。
白鳥孝市長は、「様々な社会的弱者に寄り添い一緒に生きていく拠点が完成した。その核となりしっかりと動かしていってほしい」と訓示しました。
新しい施設は、1階の自動ドアを入ってすぐに総合受付があり、向かって右手に市福祉相談課が、左手に市社会福祉協議会の窓口があります。
プライバシーが確保できる相談場所がそれぞれ4か所あるほか、個室の相談室も設けられています。
これまで、市役所と福祉まちづくりセンターの2か所で、それぞれに対応していましたが、機能が1か所に集約されました。
また、3階には伊那公証役場も入り、成年後見人等の相談もワンストップで行えるようになりました。
6日はさっそく、ボランティア団体が引っ越しを行っていました。
文字を音声にして視覚障害者に伝える活動を行っているこだまの会です。メンバーは、新しい施設を確認していました。
1階には、多目的スペースもあり誰もが利用することができます。