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長谷独自 空き家バンク開拓へ
伊那市は、将来にわたる人口減少の緩和を図ろうと「伊那市移住定住プログラム」をまとめました。 合併後人口が減少の一途をたどっている長谷地域は、独自に、住民と協働で空き家バンクの開拓と移住推進に取り組む考えです。 これは、11日開かれた長谷地域自治区地域協議会で示されたものです。 空き家バンクは、高遠町地区と長谷地区内にある空き家を有効活用することで定住促進と地域活性化につなげていこうと、平成22年度に制度化されました。 平成21年度に行われた調査によると、長谷地域には空き家が87軒あり、その後も増加しています。 しかし、平成25年度までに空き家バンクに登録されたのは3軒で、契約件数は1軒に留まっています。 伊那市では、空き家内に家財道具がそのまま残されていることや登記が済んでいないことなどが物件の登録に結びついていない理由とみています。 空き家バンクに関する移住希望者からの問い合わせは多いということで、今後はホームページへの掲載など認知度の向上を図る他、職員同士情報を共有しあい移住推進を図る仕組みづくりを構築していく考えです。 長谷地域の人口は、合併した平成18年には2,182人でしたが、現在は、1,974人と、208人減少していて、今後も減っていくことが予想されるということです。 協議会では、人口減少の緩和にむけ、小委員会を作って協議していく考えです。 協議会で委員からは、「古い住宅をそのままというのではなく、リフォームして提供したほうが買い手が見つかるのではないか」といった意見が出されていました。 中山晶計自治区長は、「空き家は年数が経てばたつほど朽ちていく。そうならないためにも、今がチャンス。行政と地域が一緒になって取り組んでいく必要がある。」と話していました。 伊那市では、今年度中には、長谷地区の空き家の状況を把握するための再調査を実施するとしています。
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八十二銀行箕輪支店に伊那警察署から感謝状
伊那警察署は、オレオレ詐欺を未然に防いだとして、箕輪町の八十二銀行箕輪支店に、12日感謝状を送りました。 12日は、伊那警察署の青木辰夫署長から、八十二銀行箕輪支店の吉村 繁支店長に感謝状が送られました。 先月27日、八十二箕輪支店に、「お金をあるだけ下ろしたい」と80代の女性が訪れ高額な現金を払い戻そうとしました。 窓口の職員から報告を受けた、窪田 一成次長は、女性から詳細な話を聞き、詐欺ではないかと警察に通報し、オレオレ詐欺を未然に防ぎました。 窪田次長は、「携帯電話を変えた、風邪を引いているといっていたことなど、特殊詐欺の手口に間違いないと思った」と話していました。 吉村支店長は、「詐欺の手口をよく研究して、今後も被害を未然に防ぎたい」と話していました。 伊那警察署管内の今年の特殊詐欺被害発生件数は、11月末現在で14件、被害額は8,000万円ほどとなっています。 今年に入り、金融機関が未然に防いだ件数は、今回の八十二銀行箕輪支店を含め9件となっています。
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上伊那高校美術展 15日まで
上伊那の高校の美術クラブの生徒達による作品展が、12日から、伊那市の伊那文化会館で始まりました。 今回で52回目となる作品展には、高校生100人から205点が寄せられています。 今年は、駒ヶ根工業高校からの参加はなく、それ以外の上伊那8校の美術クラブや芸術コースの生徒の作品が並んでいます。 ジャンルは油絵を中心に、イラストやデザイン、版画、陶芸などさまざまです。 辰野高校の、宮澤 芳博教諭は「内面を抽象的に表した作品が多い。荒削りだが、高校生の若さとエネルギーがあふれる意欲作が並んでいる」と話していました。 この第52回 上伊那高等学校美術展は、15日(日)まで、伊那文化会館で開かれています。
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南ア登山口 名称検討へ
伊那市長谷地域自治区地域協議会が今日、長谷総合支所で開かれ、南アルプス北部地区の登山口の名称について検討するよう委員から提案されました。 長谷黒河内の南アルプス北部地区の登山口は、昭和40年代までは「長谷村の戸台」という名称で呼ばれていたということですが、現在は「仙流荘があるところ」というあいまいな表現になっています。 協議会では、新たに名称をつけることで、南アルプス北部地区の長野県側登山口としての知名度アップを図り集客数の増加につなげたい考えです。 委員からは「公募してはどうか」「学校登山で仙丈に登った中学生に聞いてみては」などの意見が出されました。 今後は、選考方法などについて協議していく考えです。
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ひまわりの家 一部改築で重度障害者受け入れへ
障害者の就労支援を行っている南箕輪村のひまわりの家は、来年度一部改築を行い、重度障害者の受け入れを行います。 これは、12日に開かれた村議会12月定例会一般質問で唐木一直村長が議員の質問に答えたものです。 南箕輪村大芝にある障害者生きがいセンター「ひまわりの家」は、村が設置し、村社会福祉協議会が運営を行っています。現在23人が通所していて、自主製品の製作や企業から委託を受けた部品の組み立てなどを行っています。 来年度、重度障害者1人を受け入れる予定で、建物の一部を改築して生活の介護を行う計画です。 村では、来年度予算案に改築費用約1千万円を計上することにしています。
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富県小の校門改修工事完了で関係者に披露
老朽化していた伊那市の富県小学校の校門改修工事がこのほど完了し9日関係者に披露されました。 9日は校門改修を行ってきた同窓会会員らが集まり改修工事の完了を祝いました。 工事は平成21年度からはじまり事業費はおよそ140万円となっています。 4本の柱が建てられ正門は高さ4メートル、副門は3メートルほどとなっています。 同窓会によりますと改修前の校門は昭和初期につくられたということで老朽化が進んでいました。 同窓会では完成した校門を学校のシンボルとして大切にしてもらいたい。」と話していました。
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伊那市西春近地区「西春近よいとこマップ」完成
伊那市西春近地区の神社や観光名所などが掲載された「西春近よいとこマップ」が完成しました。 11日は、マップを制作した西春近自治協議会のメンバーが、西春近公民館で完成説明会を開きました。 西春近よいとこマップは、今年度の自治協議会の事業として県の元気づくり支援金の一部を活用して制作したものです。 掲載する場所の候補には158カ所が挙がり、制作メンバー12人が検討会と現地の視察を行いマップを完成させたということです。 マップに掲載された見どころの1つ「沢渡稲荷社」 大正から昭和初期にかけて特に商工業が栄えた沢渡稲荷社には、商売繁盛を願って多くの人が参拝に訪れました。 西春近1番地にある「貫道学校跡」 明治6年に開校した今の西春近北小学校の前身にあたる跡地とされています。 マップには、沢渡稲荷社や貫道学校跡の他、神社や寺、城跡、桜の観光案内などが載っています。 制作に携わった、西春近自治協議会の橋爪俊夫会長は「調べてみると自分たちも知らなかった歴史を再発見することができた」と話していました。 今年度は、マップに載っている場所に案内看板や石柱を設置し、来年度以降にマップを活用したハイキングなどを計画する予定です。 西春近よいとこマップは、年内中に西春近地区の全世帯2,176戸に配布する他、公民館や小学校、保育園などに置く予定です。
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バラキャラプロジェクトフリーペーパー完成
バラをキーワードに伊那市の中心市街地の活性化を目指すバラキャラプロジェクトのフリーペーパーが完成しました。 今回完成したフリーペーパーです。 7月に誕生したオリジナルキャラクター風羽薫を主人公にしたストーリーや、これまでの活動の様子が書かれています。 中心市街地にある6店舗で使用できるクーポンも付いています。 昨夜はタウンステーション伊那まちで製本作業が行われました。 3000部発行され、年内に商店街や公共施設で配布されるほか、市内の保育園にも配られます。 プロジェクトでは、今後絵本や紙芝居の制作に取り組んでいくとしています。
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箕輪中部小と箕輪中がTBSこども音楽コンクールで優秀賞
箕輪町の箕輪中部小学校と箕輪中学校は11月30日に東京都で開かれたTBSこども音楽コンクール東日本優秀演奏発表会で優秀賞を受賞しました。 11日は箕輪中部小合唱団、箕輪中合唱部の12人が役場を訪れ、平澤豊満町長に受賞を報告しました。 TBSこども音楽コンクール東日本優秀演奏発表会には、長野県、山梨県、新潟県から小学校合唱の部には8校、中学校合唱の部には9校が出場しました。 両校とも2位にあたる優秀賞を受賞し、 箕輪中部小は初出場での入賞、箕輪中は2年連続優秀賞獲得です。
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南箕輪村 太陽光発電設置の対応検討必要
南箕輪村の唐木一直村長は、中規模以上の太陽光発電システムの設置について、対応を検討する必要があるとの考えを示しました。 これは11日に開かれた村議会12月定例会一般質問で唐木村長が議員の質問に答えたものです。 南箕輪村では現在、北原の工業用地でメガソーラーの設置が進められています。 これは、東京都に本社がある日本ケミカルズ販売㈱が進めているもので、3万4,000平方メートルの用地におよそ1万2,800枚の太陽光パネルを設置する計画です。 このほか、農地を転用して、中規模の太陽光発電システムを設置する申請が3件あるということです。 唐木村長は、「今後太陽光発電システムの設置は増加が予想される。景観への影響などを考え、村景観計画策定委員会などで来年度から対応を検討していきたい」と話していました。
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山と渓谷社が南ア保全に寄付
東京都に本社がある出版社、株式会社山と渓谷社は、南アルプス山岳環境保全の為に25万円を、2日、伊那市に寄付しました。 2日は、株式会社山と渓谷社の神谷有二部長らが伊那市役所を訪れ白鳥孝市長に目録が手渡しました。 今回の寄付は、山と渓谷社が8月に南アルプス市の芦安(あしやす)と伊那市長谷の北沢峠で行った、マナーとクリーンアップキャンペーンの一環です。 クリーンアップキャンペーンに参加した伊那市と、山梨県南アルプス市にそれぞれ25万円が寄付されました。 白鳥市長は「南アはおかげさまでゴミもなく非常に嬉しい。しかし多くの人が鹿による食害は知らない。50周年を期に食害を周知していきたい。」と感謝していました。
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伊那市消防団再編 定数見直しへ
伊那市消防団は団員の定数を1156人から現在の実際の団員数1040人を目安に見直す新たな再編案を年明けにもまとめ、平成27年度から実施する計画です。 これは、11日開かれた伊那市議会12月定例会一般質問の中で、白鳥孝市長が答えたものです。 消防団組織は平成18年の市町村合併時にそれぞれの旧体制を引き継いだもので分団数や団員数、守備エリアの見直しなどが課題となっています。 市消防団では、平成24年11月に伊那市内に西部・中部・東部の3つの方面隊を編成し現在の分団数を13から8分団とする再編案をまとめました。 しかし、地域から屯所が無くなるのではないかとの懸念を受け市が再度検討を進めてきました。 新たな再編計画案ではこれらの声を考慮し3つの方面隊を編成する事を基本に、現在の13分団を維持しつつ、定数を1156人から現在の実際の団員数1040人を目安に見直すものです。 市消防団では、年明けにも再編計画をまとめ、来年度周知を図り、平成27年度から実施したいとしています。 白鳥市長は「消防団は安心安全の核。今後は大規模災害発生時の対応など、機動性を高め、地域の枠を超えた活動が行えるよう体制を作っていきたい」と話していました。 また、6日成立した特定秘密保護法についての質問に対し、白鳥市長は「基準があいまいであり、知る権利の制限や一般市民を含めた罰則の適用の拡大解釈など懸念が指摘されている。 十分なチェック体制や周辺制度の整備など、基本的人権が不当に犯さないよう、適正に運用されるよう強く願う」と答えていました。
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現職白鳥孝氏 市長選立候補表明
伊那市の白鳥孝市長は、任期満了に伴い来年4月に行われる市長選挙に立候補する事を10日表明しました。 これは、10日開かれた市議会12月定例会一般質問の中で議員の質問に答えたものです。 白鳥市長は「来年春の市長選では伊那に生きるということ、ここに暮らし続けるということ、新たな時代のスタートダッシュを誤りなく切ること、近隣自治体との連携などを改めて確認し伊那市民の審判を仰ぎたい」と話しました。 白鳥市長は、これまで3年7か月の市政運営について「対話と現場主義」「民間感覚による行財政改革」などを基本に財政の健全化を進めてきた他、中学生の医療費無料化、学校の耐震化などにも取り組んだと振り返りました。 また上伊那広域連合長として上伊那の消防広域化や児童養護施設たかずやの里の新築移転などにも取り組んだと振り返りました。 白鳥市長は、昭和30年5月25日生まれで現在58歳です。 伊那北高校卒業後、立教大学に進み昭和54年に信英蓄電器箔株式会社に入社。平成16年に伊那市収入役に就任。平成19年から副市長を務め、平成22年4月に市長選挙で初当選しました。 白鳥市長は2期目に向けた選挙公約や市政運営方針についてあらためて発表したいとしています。 伊那市長選挙は、来年4月20日告示、27日投開票の日程で行われます。 これまでに立候補を表明している人はいません。
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就労センター合同クリスマス会
伊那市内の社会就労センターに通う利用者の合同クリスマス会が9日、伊那市福祉まちづくりセンターで開かれました。 この日は、市内4つの就労センターに通う利用者およそ100人が合同のクリスマス会を開きました。 クリスマス会は、毎年伊那ライオンズクラブの協力で開かれています。 大道芸人のゴンベエワールドさんが風船を使ったパフォーマンスをしたり、サンタクロースに扮した伊那ライオンズクラブのメンバーがクリスマスプレゼントを配りました。 施設の職員は、「4施設の利用者が集まる機会があまりないので、楽しい1日になって良かったです」と話していました。
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山ぶどうワイン来年6月から試験販売へ
伊那市は信州大学と共同開発してきた山ぶどうを使ったワインを来年6月から試験的に販売します。 これは10日開かれた市議会12月定例会一般質問で白鳥孝市長が議員の質問に答えたものです。 伊那市は農業の担い手不足、遊休農地の解消を目的に平成18年度から信大農学部と山ぶどうワインのブランド化に向けた取り組を進めています。 現在は、市内3か所で山ぶどうを栽培していて、今年は380キロを収穫したということです。 今後は、伊那市観光株式会社が来年1月から山ぶどうワインの名前や、ラベルのデザインを公募する予定です。 山ぶどうワインは来年6月から試験的に販売されることになっています。 白鳥市長は「信大と共同開発した山ぶどうワインをしっかり発信し、産業として成り立つよう取り組んでいきたい」と話していました。
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箕輪町農産物のふるさと便
箕輪産のリンゴや長芋に町内の児童の便りなどを添えて贈る「ふるさと便」の出荷作業が10日、箕輪町の果実選果場で行われました。 ふるさと便は、箕輪町観光協会などが行っていて、箕輪産の農作物に町を紹介する便りや絵を添えて贈るものです。 今年は、りんご5キロが113箱、りんご10キロが55箱、長芋5キロが117箱で合わせて285箱が全国各地に出荷されます。 10日は担当者がリンゴと長芋を詰め込んだダンボールにパンフレットや便りなどを入れる作業にあたっていました。 今年の便りや絵は箕輪北小学校、箕輪東小学校、箕輪西小学校の児童から155点が寄せられました。 ふるさと便の利用者は年々増えていて、心温まる贈り物として喜ばれているということです。
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新酒やまむろが12日から販売
伊那市高遠町の山室地区で採れた酒米のひとごこちを使い、高遠町の仙醸が作った新酒やまむろが、12日から販売されます。 やまむろは、高遠町の酒販店で作る高遠旨い酒研究会が、地域活性化を目指して、平成18年から毎年造っています。 10日は、高遠町の鉾持神社の境内にある、酒の神様「松尾社」の前に関係者が集まり、神事をして新酒の完成を祝いました。 酒米のひとごこちは、農事組合法人山室が委託を受け生産していて、今年は夏の気温が高かったことなどから粒の大きな良い米ができたということです。 その米をつかって、高遠町の酒蔵、仙醸が醸造しました。 新酒やまむろは、720ミリリットル入り1,260円で、旨い酒研究会に加盟する高遠町内7店の酒屋で購入することができます。
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伊那スキーリゾート今シーズンから降雪見学ツアー開催
今月21日にオープンする伊那スキーリゾートは、今シーズン初めて雪まき作業を間近で見ることができる降雪見学ツアーを実施します。 9日は、伊那スキーリゾートで安全祈願祭が行われ、伊那市や西春近地区の関係者が出席しました。 伊那スキーリゾートは今シーズン、雪まき作業の様子に合わせて夜空や市街地の夜景を見るツアーを開催します。 降雪見学ツアーは、バナナボートに乗りゲレンデの頂上から景色を楽しむツアーです。 シーズン中3回から4回実施する予定で、電話またはメールで予約することができます。 また、今年からスノーボードの無料レッスンも始まります。 昨シーズン好評で上下伊那の小中学生およそ3,000人が利用した無料リフト券の提供を今年も実施します。 オープンの21日から27日は、通常3,600円の大人1日リフト券が 1,000引きの2,600円で利用できます。 今シーズンの営業は、今月21日から来年3月23日までとなっています。
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町長「医師の診療方針を尊重しながら見守る」
箕輪町の平澤豊満町長は、町国民健康保健東部診療所の受診者が医師が変わってから減少したことについて、「医師の診療方針を尊重しながら見守っていく」との考えを示しました。 南小河内の東部診療所は今年3月中旬から新しい医師が着任しています。 9日の町議会一般質問で新しい医師の着任後から受診者が減少している現状について質問がありました。 町によりますと10月末現在で受診者数は3,846人で去年の同じ時期の5,590人と比べて1,744人減少しているということです。 町はこれについて医師が変わったことと新しい医師の薬に頼らない診療方針を原因に挙げています。 新しい医師になってから薬をもらうだけの診療は366人で去年の同じ時期の1,070人と比べ704人の減少となっています。 受診者数の減少にともない診療報酬も減となり、町では12月議会に2,000万円の繰り出し金を計上しています。 平澤町長は「生活習慣病を改めることで病気を予防し、なるべく薬に頼らないとする診療方針は間違っていない」としてうえで「医師の方針を尊重しながら見守っていく」との考えを示しました。
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~伊那~秋葉町のあゆみ 完成
伊那市中央区秋葉町の住民有志が地域の歴史などをまとめた、『~伊那~秋葉町のあゆみ』が完成しました。 『~伊那~秋葉町のあゆみ』は、伊那市地域づくり活動支援金事業として作られたもので、総事業費はおよそ65万円となっています。 内容は秋葉町の変遷や活動などで地域住民から集めた古い写真も掲載されていて200部作られました。 あゆみを作成した秋葉町誌編纂委員会では、地域の歴史を記録としてまとめようと5月から作業に入りました。 秋葉町には84戸、およそ240人の住民が暮らしているということであゆみは全戸配布されました。 秋葉町誌編纂委員会によりますと常会単位で作成するのは、市内でも珍しいということで、町誌作成をきっかけに地域の結びつきを強めていきたいと話しています。
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旧そば処留美庵 名称変更し来年7月オープンへ
箕輪町の平澤豊満町長は、9日開かれた町議会一般質問で箕輪町大出の旧そば処留美庵について町の農産物を活用した食を提案する施設として名称を変更しオープンするとの考えを示しました。 留美庵はその運営などについて争っていた農事組合法人と5月に和解し現在町の所有となっています。 今後みのわ振興公社が指定管理者となり民間も加わる形で運営する計画です。 町では農産物直売所など周辺施設と機能的に一体化させ、町内の農産物を活用した食を提案する施設とし、名称も新しくする方針です。 12月議会に改修費など6,400万円を計上していて、来年7月のオープンを目指します。
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盲導犬キャラバンが伊那市を訪問
盲導犬への理解を深めてもらおうと2日、静岡県にある日本盲導犬総合センターの関係者らが伊那市役所を訪れました。 この日は、日本盲導犬総合センターの関係者と、全盲の障害がある伊那市長谷在住の西村安寿賀さんが白鳥孝市長を表敬訪問しました。 公益財団法人日本盲導犬協会は、身体障害者補助犬法完全施行10周年に合わせて長野盲導犬キャラバンとして県内4カ所を訪れています。 西村さんは6年前から、ラブラドールレトリバーのベンと一緒に生活しています。 西村さんは「市内で段差のある道路を整備していただけるとありがたいです」と要望しました。 盲導犬による歩行体験をした白鳥市長は「何も見えないのはすごく不安だと分かった。気付いたこと、不便に思う事があれば遠慮なく伝えて下さい」と話しました。
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伊那西小学校で児童と地域住民がしめ縄作りで交流
伊那市の伊那西小学校で9日、児童と地域住民が正月に飾るしめ縄を作りました。 伊那西小学校では毎年、しめ縄を作って地域住民と交流を深めています。 この日は、全校児童と地域住民合わせて100人がしめ縄を作りました。 児童は、地区のお年寄りや保護者に作り方を教わりながら丁寧に縄をなっていました。 この日作ったしめ縄は、来年の正月に各家庭に飾る予定です。
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南箕輪中生徒がアーティスト目指す
南箕輪中学校3年生の女子生徒2人がアーティストを目指し活動を始めています。 アーティストを目指しているのは南箕輪中学校3年生の川合里奈さんと赤堀梓未さんです。 8日は南箕輪村公民館で報道関係者を集めてのライブパフォーマンスが行われました。 2人はエコロジーや被災地支援などをテーマに歌や演劇を披露するイベント「子ども地球サミット」に出演していました。 現在、子ども地球サミット企画会社が設立したアーティスト養成機関KSCに所属し、レッスンを受けていているほかシンガポールで活動PRも予定しています。 川合さんは出血が止まりにくい血小板機能異常症だということで、「同じ病に苦しむ人たちの励みになるよう活動していきたい」と話しています。 また赤堀さんは「将来はシンガーソングライターになりたい」と話していました。 KSCには小学生から高校生を中心に15人ほどが所属していて来年には諏訪地域にも新たに設立するということです。
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糸と紙コップの楽器「ストリングラフィ」演奏会
絹糸と紙コップで音を奏でる楽器「ストリングラフィ」の演奏会が8日、伊那市のいなっせで開かれました。 ストリングラフィは、21年前に作曲家の水嶋一江さんが考案したオリジナル楽器と演奏スタイルの総称です。 この日は、水嶋さんら4人がクラシックや日本のポップスなどを演奏しました。 糸電話の原理を応用して作られていて、糸をはじいたり、こすったりすると、紙コップがスピーカーとなりとなり大きな音を出す仕組みとなっています。 毎回、会場の広さに合わせ、糸の長さなどを調整していて、今回は120本の糸を使用して設置には2時間ほどかかったということです。 会場には多くの親子連れなどが訪れ、絹糸の生み出す音色を楽しんでいました。
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竜東保育園 思い出づくり「芋煮会」
新園舎の建設で現在仮設園舎となっている伊那市の竜東保育園で8日、芋煮会が行われ子供達が育てた里芋を親子で味わいました。 鍋に入れる里芋30キロは、保育園近くの畑で園児が育てた物で、この日は朝早くから母親らが皮をむいていました。 竜東保育園は伊那東保育園と統合することから現在新築工事が行われて、園児は伊那市役所近くの仮設園舎で過ごしています。 保護者会では、子供達の思い出づくりや保護者の親睦を深めようと芋煮会を初めて開きました。 里芋の他、牛肉やゴボウ、ネギなどが鍋に入れられ、1時間程煮込み完成です。 鍋が出来上がると、持参したお椀に盛り付け、園庭で味わっていました。 竜東保育園の新しい園舎は、来年3月に完成する予定です。
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芸大生が中学校吹奏楽部を指導
伊澤修二の縁で伊那市と交流のある東京芸術大学の学生が8日伊那市内の中学校で吹奏学部に楽器の演奏指導をしました。 この日は市内の3つの中学校で指導が行われ、伊那中学校には芸大の学生9人が訪れ楽器ごとに指導をしました。 演奏指導は、伊那市高遠町出身の伊澤修二が東京芸術大学の初代校長だったことが縁で毎年行われています。 サックスのグループでは、「弱い音を出す時でも、息を残さないように吹ききって、次の音につながるように」と指導していました。 また打楽器のグループでは、「楽譜の通りに演奏するのではなく、間の取り方や音の強弱など自分が聞きやすいと思う演奏をイメージする事が大切」とアドバイスしていました。 ある生徒は、「楽器ごとに専門の学生から指導を受けることができるので、大変勉強になります」と話していました。
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bjリーグ 伊那開催熱戦展開
プロバスケットボールbjリーグの信州ブレイブウォリアーズ対新潟アルビレックスの試合が、6日と7日の2日間伊那市の伊那勤労者福祉センター体育館で行われました。 今シーズン初めてとなる伊那開催には、6日が1,126人、7日は1,447人が集まりました。 6日の試合、88対78で勝利したブレイブウォリアーズは、6日までの15試合を消化し10勝5敗の4位。 一方新潟アルビレックスは、19試合を消化し13勝6敗と3位につけています。 7日勝てば新潟に勝率で上回り3位となるこの試合。 ブレイブウォリアーズは、前半10点差以上を付けられましたが、第2クオーター終了までに追いつき、その後一進一退の攻防を繰り広げます。 その後ウォリアーズは着実に得点を積み重ね、試合は81対77で新潟アルビレックスに競り勝ちました。 この結果伊那開催で2連勝したブレイブウォリアーズは、新潟に代わり3位と順位を1つあげています。
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オレオレ詐欺で1,800万円騙し取られる
今月3日から4日の間に伊那市内の男性が1800万円を騙し取られる特殊詐欺被害が発生しました。 伊那警察署の発表によりますと 被害にあったのは伊那市内の80歳代の男性です。 3日に息子を語る男から「株で損をし1000万円を送ってくれないと困る」と電話があり指定場所に送りました。 また翌日にも息子を語る男から電話があり800万円を送ったもので合計1800万円を騙し取られました。 伊那署では急な現金の振込などを要求する電話はオレオレ詐欺を疑うよう呼びかけています。
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ご当地アイドルパラレルドリーム 初定期ライブ
今年10月に結成した上伊那在住の5人組アイドルグループ「パラレルドリーム」の初めての定期ライブが7日、伊那市坂下で行われました。 オリジナルTシャツの生産、販売を手掛ける伊那市坂下の問屋街の音楽スタジオで行われた定期ライブには、ファンおよそ30人が集まりました。 パラレルドリームは、上伊那在住の5人組アイドルで、7日は南箕輪村出身の3人がステージに立ち歌を披露しました。 伊那谷から世界へ をキャッチコピーに今年10月にデビューし、先月には、デビューシングル「ハジメマシテ」をリリースしました。 イベントには、ファンの他地元の先輩アイドルオトメ☆コーポレーションのなるみさんも応援に駆け付け、ライブを盛り上げました。 パラレルドリームのデビュー曲が披露されると、訪れた人達は立ちあがって声援をおくっていました。 パラレルドリームの定期ライブは、毎週土曜日伊那市坂下の問屋街で行われます。 チケットは、1か月通し券で千円となっています。