-
宮下創平氏の葬儀 14日グレース伊那で
肺炎のため85歳でなくなった元衆議院議員の宮下創平さんの告別式は、14日午後1時から、伊那市東春近のグレース虹のホール伊那で執り行われます。 伊那市の名誉市民で、8期連続で衆議院議員を務め、元厚生大臣の宮下創平さんは、7日に肺炎のため85歳で亡くなりました。 長男で衆議院議員の宮下一郎さんは、「ふるさとを愛し発展を願ってきた父の志を受け継いでいきたいという想いを改めて認識しがんばらねばと感じている」とコメントしています。 伊那市の白鳥孝市長は、「権兵衛トンネル開通促進などに大変精力的にご尽力いただきました。故人の偉大なるご功績に対し、尊敬の念と、感謝の意を捧げます」とコメントしています。 宮下創平さんの告別式は、14日午後1時から、弔問の受付は午前9時からグレース虹のホール伊那で行われ、喪主は長男で衆議院議員の宮下一郎さんがつとめます。 葬儀委員長は、宮下一郎後援会長の小坂樫男さん、副葬儀委員長は、飯伊地区後援会長の唐沢弘文さんと後援会筆頭副会長の塚越寛さんがつとめます。 当日は、伊那市役所の職員駐車場、JA上伊那本所、虹のホール高遠の駐車場から10分毎にシャトルバスが運行されます。 なお、21日に東京都でも告別式が予定されています。
-
10月10日はソースかつ丼の日
カツをあげる音、ジュージューの語呂合わせで、10月10日はソースかつ丼の日です。伊那ソースかつ丼会加盟店では10日、割引サービスが行われ多くの客で賑わいました。 伊那市西箕輪にある青い塔。 昼時には市外や県外からも客が訪れ、満席となりました。 青い塔では、10日のソースかつ丼の日に合わせ、ヒレかつ丼を100円引きの1000円で提供しました。 厨房では、従業員6人がひっきりなしに来る注文に追われています。 2006年に発足した伊那ソースかつどん会には18店舗が加盟していてソースかつ丼の日の10日、100円から200円の割引サービスを行いました。 青い塔では抽選でボールペンが当たるサービスもあり、会計後に受け取っていました。
-
建設業者が天竜川護岸のゴミ拾い
南信地域の建設業者で作る長野県南部防災対策協議会は25日、天竜川とその支流のごみ拾いを行いました。 「ラブリバー天竜の日」と名付けられたこの河川清掃活動は、毎年この時期に行われていて、今年で23回を数えます。 長野県南部防災対策協議会伊那地区は、国土交通省天竜川上流河川事務所の業務を請け負う建設業者、15社で組織しています。 25日は、伊那・駒ヶ根・飯田の3地区一斉に河川清掃が行われました。 伊那地域では、12社から30人が参加し、天竜川の護岸などに落ちているごみを拾い集めていました。 去年集まったゴミはゴミ袋46袋分で、主に惣菜などの容器が多く捨てられていましたが、今年は30袋と量は減ったということです。 協議会のメンバーは、「自分たちで率先して川をきれいにし、環境美化につなげていきたい」と話していました。
-
元衆議院議員 宮下創平氏死去
伊那市長谷出身で元衆議院議員の宮下創平さんが7日午前10時、肺炎のため東京都内の病院で亡くなっていたことが分かりました。 85歳でした。 宮下さんは東京大学法学部卒業後、旧大蔵省に入省。 昭和54年、衆院選に初当選し8期連続24年間、国会議員を務めました。 その間国務大臣防衛庁長官や厚生大臣を歴任し平成15年に政界を引退しました。 宮下さんの葬儀は14日午後1時から伊那市内でとり行われます。
-
来春花粉飛散 今年の3割と少なめ
日本気象協会は9日、来年春の花粉の飛散予測を発表しました。 それによりますと、長野県は今年と比べ3割、例年と比べ7割の飛散になる見込みです。 日本気象協会によりますと、来年春の長野県のスギとヒノキの花粉の飛散数は今年の3割、例年の7割程度になると予想しています。 今年の夏は、気温が高く雨も少なく花芽を形成する条件がそろっていました。 しかし、飛散数の多い年と少ない年が交互に現れる傾向にある事から、花芽を形成する条件がそろった地域でも、今年と比べ飛散量は少なくなる見込みだという事です。
-
高遠石工に注目 特別展きょうから
江戸時代、高遠から全国各地に出向き、石仏や石塔などを作った石工の資料を集めた特別展が9日から伊那市の高遠町歴史博物館で開かれています 特別展「高遠石工 鑿(のみ)に込めた想い」は、江戸時代ブランドとして認められていたとされる高遠石工の作品について広くしってもらおうと、企画されました。 会場には、高遠町歴史博物館や図書館、個人が所蔵する資料、89点が展示されています。 江戸時代に高遠藩内の農家では、農閑期の現金収入を得る為に、石仏や石塔作りなどをしていました。優れた腕を持つ人達は、全国各地に出向き、高遠石工と呼ばれました。高遠藩では、石工の活躍により、1856年には、税収のおよそ半分を石工が占めたという事です。 現在確認されているだけで、北は青森県から南は山口県まで19都県で高遠石工によってつくられた石仏があります。 このうち、江戸時代後期に336体の石像をつくった守屋貞治の資料では、伊勢の殿様から菩薩像を作った褒美で受け取った「数珠」が展示されています。 この数珠は、守屋家に代々伝えられ今回初めて、一般に公開されました。 博物館によると、お金の代わりに数珠を受け取った、貞治の無欲さや仕事に対する姿勢を表す品だという事です また、1839年に戦国武将武田信玄の墓の、石垣などを改修した時の仕様書や注文書などといった、石工の仕事について知る貴重な資料が展示されています。 この特別展「高遠石工 鑿(のみ)に込めた想い」は、12月15日まで高遠町歴史博物館で開かれています。
-
台風被害のリンゴでジャム 販売へ
箕輪町の農産物直売所にこりこは、先月の台風18号の影響で傷がつき、出荷出来なくなったリンゴでジャムをつくり、19日から販売します。 台風で傷ついたリンゴで作ったジャムです。 原料となるリンゴは、町内で台風18号の強風により木から落ち、出荷出来なくなったシナノスイートです。 収穫前に落ちたため、色づきが悪く、酸味が残っていたという事ですが、加工すると普通のリンゴと変わらないジャムに仕上がったという事です。 にこりこでは、町内の農家の収入の手助けになればと、急遽1トンのリンゴを仕入れ、ジャムに加工し販売する事を決めました。 JA上伊那よりますと、先月の台風18号による上伊那地域の果樹被害額は、およそ3200万円で、木から落ちた物の多くは廃棄されたという事です。 ジャムは、260グラム入り、300円です。 19日に文化センター周辺で開かれる、イベントで販売され、その後は、にこりこで扱う予定です。
-
荒井神社で浦安の舞練習
伊那市荒井の荒井神社の例大祭に向け、地区の小学生が浦安の舞の練習を9日行いました。 9日は荒井区の小学6年生12人が本番と同じ神社の本殿で練習をしました。 荒井神社の例大祭は13日と14日に行われ、児童は神事の中で舞を奉納します。 浦安は心安らかという意味があり、平和を祈る舞と言われています。 練習は9月から8回行ってきたということで、今日が最後です。 毎年指導に当たっている唐沢幸さんは、「背中を丸めないように」「指の先を伸ばして」などと声をかけていました。 児童は、「本番は綺麗で丁寧に踊りたい」と話していました。 13日には巫女の衣装をまとった児童らが伊那市のいなっせから神社までを練り歩き、舞を奉納します。
-
まほらいな市民大学 修了証書授与式
伊那市の生涯学習講座、まほらいな市民大学の第14期生の修了証書授与式が9月27日伊那市のいなっせで行われました。 2年間の講座を修了したのは、男性12人、女性47人の59人です。 最高齢者は80歳、最年少者は56歳です。 健康・体力づくり、芸術文化歴史などの6つの分野で各種講座を受講し、2年間で51単位の取得を目指しました。 皆勤者はいませんでしたが、欠席3回までの精勤者は4人、 平均取得単位数は、約34単位でした。 式では、学長の白鳥孝市長からひとりひとりに修了証書が手渡されました。 白鳥市長は、「生涯学習のいしずえ礎がしっかり出来たと思う。生涯現役としてますます活躍してください」と式辞を述べました。 修了生を代表し、伊藤正光さんは、「視野が大きく開けた思いがしている。学んだことを基に原発問題や憲法改正など真実は何かを自問していきたい」と答辞をのべました。
-
秋の味覚を楽しむ会
地蜂愛好家などによる伊那谷の秋の味覚を楽しむ会が、7日夜、伊那市の内の萱公民館で開かれました。 食卓には、クロスズメバチの甘露煮、キイロスズメバチの幼虫や成虫の素揚げなど、この地域ならではの秋の味覚がずらりと並べられました。 7日夜は、地元住民や蜂愛好家など50人ほどが集まりました。 味わう会は、毎年、この時期に開かれていて、会員が持ち寄った食材が並びます。 会の最後には、スズメバチの巣をかけたせりも行われ、参加者が次々に落札していました。
-
ヤングドライバーが交通安全 訴え
企業や行政の組織内で交通安全活動に取り組む若手社員で作るヤングドライバークラブが、9月26日朝、通勤途中のドライバーなどに交通安全を呼びかけました。 この日は、秋の全国交通安全運動にあわせて、南箕輪村のJA上伊那集出荷場で啓発活動が行なわれました。 ヤングドライバークラブのメンバーが、駐車場に誘導されたドライバーにチラシやポケットティッシュ、夜光反射シールなどを手渡しました。 参加したのは、南箕輪村の大明化学工業㈱、信英蓄電器泊㈱、南箕輪村役場、伊那警察署の、30歳以下の若手社員など40人ほどです。 若者からより幅広い年齢層に訴えられればと、今回初めて、この啓発活動が行われました。 秋の全国交通安全運動は、9月30日まで、「こどもと高齢者の交通事故防止」を基本に運動が行われています。 伊那警察署管内の今年の事故件数は、昨日現在、死亡事故が4件、人身事故が319件発生していて、けが人は349人となっています。 管内では去年より件数が減少していますが、県内では、大幅に増加傾向にあるということで、伊那署では、「これから、夕暮れ時の事故が増える季節。ドライバーは早めのライト点灯、歩行者は夜光反射材をつけるなど、それぞれの立場で自分の命を守ってもらいたい」と呼びかけていました。
-
台風24号による強風に注意
長野地方気象台では、台風24号の影響で9日夕方から夜にかけて風速13メートルの強風が吹くと予想していて、今後の台風情報に注意するよう呼びかけています。
-
秋の味覚マツタケ 今年は豊作
秋の味覚マツタケ。 去年と一昨年は不作でしたが今年は豊作のようです。 伊那市高遠町でマツタケ料理を提供している竹松旅館ではマツタケ風呂が好評です。 竹松旅館では、香りを楽しんでもらおうと10年前からマツタケをそのままお風呂に入れたマツタケ風呂を提供しています。 去年と一昨年は不作でマツタケ風呂が出来ず、今年は3年ぶりとなります。 竹松旅館では、毎日マツタケコースの宴会が入っていて、午後3時過ぎから準備に大忙しです。 お寿司にすき焼き、土瓶蒸しなどマツタケ三昧の料理が味わえるということで地元をはじめ県外客からも人気のコースだということです。
-
イーナちゃんが街頭活動 投票を呼びかける
ゆるキャラグランプリにエントリーしている伊那市のイメージキャラクターイーナちゃんは7日、JR伊那市駅前で投票を呼び掛ける街頭活動を行いました。 イーナちゃんは、ゆるキャラグランプリに今年初めてエントリーしました。 イーナちゃんは伊那市の語呂にあわせ174位を目指していて、7日は、街頭活動を行い、投票を呼びかけました。 帰宅する高校生たちはイーナちゃんと握手をしたりスマートフォンで写真を撮ったりしていました。 ゆるキャラグランプリには全国からおよそ1200体がエントリーしていて、公式HPによると8日の午前8時現在の順位は358位となっています。 投票期間は11月8日までで、ゆるキャラグランプリ2013のホームページから投票することができます。
-
高遠しんわの丘ローズガーデンのバラ見ごろ
12日から14日まで秋のバラ祭りが開かれる、伊那市高遠町の高遠しんわの丘ローズガーデンのバラが見頃を迎えています。 しんわの丘ローズガーデンは休耕田を利用し整備したバラ園で、およそ8,800平方メートルの敷地に172種類、2,160本のバラが植えられています。 ローズガーデンは、高遠町が一望出来る場所にあり、今は香りの強いホワイトクリスマスや、散り終わるまでに花の色がオレンジから赤へと変わる、アンネのバラなどといった種類のバラが、一番の見頃を迎えています。 また、ローズガーデンの一部にはアルプスの山をかたどった花壇が新設されています。 バラを管理する伊那市振興公社では、「バラ祭りを前に今が見頃。台風が迫っているので心配」と話していました。 高遠しんわの丘ローズガーデンの「秋のバラ祭り」は12日から14日までの3日間開かれます。
-
笠原渉君 柔道全国大会へ
伊那市の柔道教室、創武館の笠原渉君は、14日に東京都で開かれる日整全国少年柔道大会に出場します。 大会は都道府県対抗で行われ笠原君は長野県の選抜チームに南信で唯一メンバーに入りました。 1チーム4年生以上、5人の団体戦で学年、体重別に対戦します。 笠原君は、東春近小学校の5年生で、1年生の時に2歳上の兄と柔道を始めました。 県大会の個人戦では、去年3位、今年は2位の成績を収め、北信越の強化選手にも選ばれました。 今年掲げた目標は全国大会出場です。 8月から選抜チームの合同練習や北信越合宿に参加しています。 笠原君が得意とする技は大内刈りです。 7日は、仲間とひとつひとつの技を確認したり、代表を務める小沢正幸館長と稽古をしていました。 笠原君が出場する日整全国少年柔道大会は14日に東京都で開かれます。
-
第12回まちじゅう美術館 入賞者決定
伊那市内の保育園児や幼稚園児から絵を募集し、市内の商店に展示する「まちじゅう美術館」の審査会が7日、伊那市の伊那商工会館で開かれました。 会頭賞には、 上の原保育園かねこここはちゃんの「洋服屋さん」 竜北保育園たつざわけんとくんの「じてんしゃやさん」 東春近中央保育園はらひよりちゃんの「私の家族」 緑ヶ丘敬愛幼稚園おがさわらわかなちゃんの「だいすきなかぞく」 西箕輪保育園たにつぐみちゃんの「お花屋さん」が選ばれました。 まちじゅう美術館は、伊那商工会議所が、市内の商店街の活性化に繋がるように毎年行っているもので、今回で12回目です。 8月から市内全ての保育園、幼稚園26施設の年長園児を対象に募集をしました。 テーマは「わたしの好きなお店」または「わたしの家族」で、621点の作品が寄せられました。 集まった作品は全て、11月1日(金)から24日(日)まで、市内の商店など39店に飾られます。
-
特別養護老人ホームみすず「四恩の家」竣工
社会福祉法人上伊那福祉協会により建て替えが進められていた、伊那市美篶の特別養護老人ホームみすず「四恩の家」が竣工しました。 特別養護老人ホームみすず「四恩の家」は、今年3月に第一期工事、80床の運用を始め、第二期工事の40床が1日に竣工しました。 7日は、現地で竣工式が行われ、社会福祉法人上伊那福祉協会の平澤豊満会長ら関係者およそ90人が完成を祝いました。 施設は、鉄骨2階建て免震構造で、延床面積5,223平方メートル、オール電化で太陽光発電となっています。 総事業費はおよそ13億4千万円で、うち7億7千万円を国と県からの補助金で賄っています。 四恩の家は、10人ずつのグループで生活するようになっていて、およそ30畳の交流スペースの周りに個室10室が並んでいます。 個室はおよそ7畳で冷暖房が完備されています。 風呂は共同で、浴室にはリフトなどがついていて、足腰の悪いお年寄りが安心して入ることができます。 入居は8日からで、120床全て埋まっているということです。
-
最高気温29.5度 夏日
7日の伊那地域の最高気温は29.5度で、8月中旬並みの夏日となりました。 伊那市の西春近北保育園の園児60人は、JA西春近支部青壮年部の指導で、5月に植えた白毛餅の稲刈りを体験しました。 園児らは暑い中でしたが、ケガをしないように長袖長ズボンで作業をしていました。 7日の伊那地域の最高気温は29.5度、最低気温は14.3度で、寒暖の差が激しい一日となりました。 長野地方気象台によりますと、8日以降は台風24号の影響で天気が次第に崩れていきますが、気温は平年より5度ほど高く、暑い日が続くということです。
-
美篶青島 地区内道路に愛称
伊那市美篶青島では地元住民に地域への愛着を深めてもらおうと地区内の道路に愛称を付けました。 伊那市美篶青島は三峰川沿いに広がる地域です。 伊那市教育委員会が市内の古い地名調査を行っていることから、青島住民の矢島信之さんが地元でも地域の歴史に関心を持ってもらおうと区に提案し役員から了承されました。 愛称が付けられたのは、区内を南北に走る道路8本です。 水害から地区を守るとされる、戸隠様に通じる、「戸隠様通り」。 願かけをして草餅を備える風習が残る、草餅地蔵のお堂がある 「御地蔵様通り」。 地域の信仰の拠点、諏訪社に通じる「宮前通り」。 区内の中央を走り青島交流センターに通じる「中道通り」。 赤穂浪士で知られる吉良上野介の使用人で晩年、僧侶となった理鏡が住んでいたとされる円通庵観音堂がある「円通庵通り」。 道祖神の碑が残る四つ角の「辻通り」。 青島に住む北原姓の人たちの墓がある法華堂に通じる「法華堂通り」。 青島区と境区の境界で用水路「横井」が通る「横井通り」。 これら道路に、それぞれゆかりの名を付けたことで地元の人たちが地域の歴史や文化に関心を持つようになったといいます。 愛称が決まった各道路ですが青島では景観を守るため、あえて看板は立てず区民がその名を呼び合いながら定着を図っていきたいとしています。
-
高遠町出身の小説家、島村利正展
伊那市高遠町出身の小説家、故島村利正さんに関する展示会が、伊那市の高遠町歴史博物館で開かれています。 島村さんは戦後の日本で高く評価された作家で、数々の賞を受賞し、芥川賞候補にも選ばれたことがあります。 生涯で残した作品は長編が4作、短編が50編におよびます。 木曽川を舞台にした、短編作品、蘇水峡の原稿は鉛筆で書かれています。 会場には写真や机など、執筆活動に関するものが多数並べられています。 また島村さんは釣りが大好きで天竜川でもよく釣りをしたそうです。 島村利正さんの展示会は11月10日(日)まで高遠歴史博物館で開かれています。
-
南アルプス甲斐駒ケ岳で登山者死亡
7日午前8時頃、甲斐駒ケ岳で登山中の名古屋市の女性が倒れ、同行者が警察へ救助を要請しました。 女性は市内の病院へ運ばれましたが、午前9時過ぎ死亡が確認されました。 伊那警察署の発表によりますと亡くなったのは名古屋市の無職、砂堀悦子さん68歳です。 砂堀さんは20人のパーティーで6日に山に入り今朝登山中、倒れ心肺停止となりました。 同行者から救助の要請があり県警ヘリで救助され市内の病院に運ばれましたが、午前9時過ぎに死亡が確認されました。 南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会によりますと、今年担当地域での遭難発生件数は3件でうち死亡が2名、ケガが1名となっています。
-
小出太鼓 権現まつり
伊那市の太鼓チーム小出太鼓の権現まつりが伊那市西春近の稽古場特設会場で6日行われました。 特設ステージでは小出太鼓のチームなどが18曲を披露しました。 出太鼓には大人のチームと、小学校高学年から高校生までの打DA鼓、小学校低学年の若鮎会の3チームがあり、それぞれ週に1度練習を行っています。 権現まつりは練習の成果を披露し、地域の人たちに楽しんでもらおうと地区住民でつくる小出太鼓育成会が毎年行っているものです。 太鼓体験では、子どもたちがステージに登り実際に太鼓を叩いたほか、訪れた人たちも一緒に手拍子をしていました。 会場内では紙の筒と牛皮を使った手作り太鼓コーナーが設けられ、親子連れなどが皮にひもを通して太鼓を作っていました。 8種類の出店も並び、訪れた人たちでにぎわいました。
-
少年野球上伊那選手権大会
上伊那の小学生の野球チームが参加する少年野球上伊那選手権大会が伊那市内で5日と6日の二日間開かれました。 6日は伊那市高遠町の高遠スポーツ公園総合運動場で準決勝と決勝、3位決定戦が行われました。 大会には今年の春季大会・秋季大会・辰野大会で上位となった16チームが出場しました。 決勝では紺のユニフォームの伊那市の伊那北スポーツ少年団と白のユニフォームの辰野町の辰野エンゼルスが対戦しました。 試合の結果、4対2で辰野エンゼルスが勝利し、優勝しました。 大会長の今井秀一さんは、「どのチームも春先と比べ、練習を積んで上達している。野球を通じて身体的にも精神的にも成長してほしい」と話していました。
-
楠洲流聖楠会 第42回吟道大会
上伊那の5つの詩吟の教室でつくる楠洲流聖楠会は6日、伊那市のいなっせで吟道大会を開き、日ごろの練習の成果を発表しました。 楠洲流聖楠会は、上伊那に150の支部があり、約500人が月に2回から4回の練習を行っています。 吟道大会は、毎年この時期に開かれていて、今年で42回目となります。 この日は、奈良時代から現代までの日本の漢詩などを吟じました。 数人で吟じる合吟では、息のあった吟を披露していました。 楠洲流聖楠会の北原荘洲会長は、「腹の底から大きな声を出し、聞いている人に漢詩を作った詩人の心を伝えていきたい」と話していました。
-
NECライティング訴訟 住民側上告せず
NECライティング伊那工場閉鎖に伴い伊那市が支払った補助金などが無駄になったとして市民が伊那市を相手取り、補助金返還などを請求するよう求めていた訴訟で、控訴を棄却した東京高裁の判決をうけて原告の住民側は上告しない事を決めました。 住民側市民代表の市川富士雄さんは「高裁の判決は一審と同じで訴えた内容に踏み込んでおらず上告しても結果は同じではないかと思う。今回は残念だが断念する」と話しています。 今後については「市民の税金を無駄遣いさせない運動に重きをおいて進めたい」としています。 NECライティング住民訴訟は、9月25日、東京高裁が一審の長野地裁の判決を支持し、住民側の控訴を棄却する判決を出していました。
-
健康まつりで生活習慣病予防
健康について体験を通して楽しく学ぶ「健康まつり」が6日、伊那市保健センターで行われました。 生活習慣病予防を目的に伊那市や上伊那の医療、健康、食に関する団体が実行委員会をつくり毎年行っています。 今年は30回目の開催を記念して、初めてウォーキング講座が開かれました。 参加者は、伊那市の理学療法士から「あごを引いて姿勢は良く、手は楽にして軽く振る」などのアドバイスを受けながら正しいウォーキング方法を学んでいました。 会場には、簡単な健康診断や体験ブースが設けられました。 骨密度の測定は1時間待ちもでるほどの人気でした。 実行委員会では、「生活習慣病予防のための日ごろの運動や健康管理をしてもらうきっかけになれば」と話していました。
-
飯田線ワークショップ 最終回でまちづくりを考える
JR飯田線の駅の利活用や周辺の地域活性化について考えるワークショップが最終回を迎えました。6日は、これまでの総まとめとして、これからの街づくりについて考えました。 駅の無人化を受け今年2月に発足したワークショップは、6日に7回目の最終回を迎え、これまでの総まとめとしてグループに分かれてこれからの街づくりについて考えました。 ワークショップでは今年7月、出された意見がきっかけとなり、伊那市駅周辺のごみ拾いをするなどの活動も行ってきました。 地元の高校生や住民、のべ200人から出た意見の集約として▽伊那市駅は、伊那市の顔としてふさわしい駅「パノラマステーション」として、パネル展示など情報発信を行う ▽伊那北駅は飯田線の魅力を発信する「賑わいステーション」として、交流スペースを整備する▽沢渡駅はキレイで安心して使える駅「彩りステーション」として駅舎の壁面絵画や花の植栽などをするとした提案がまとまっています。 ワークショップでは、まとめた意見を近く、白鳥孝伊那市長に報告することにしています。
-
春日神社秋の例大祭
伊那市西町の春日神社で秋の例大祭が5日と6日の二日間行われ、地域住民でにぎわいました。 春日神社の祭は4月、10月、11月と年3回行われていて、今回開かれた秋の例大祭は豊作を祝うものです。 子ども神輿では、小学生150人ほどが集まり、金と銀の神輿を担いで西町を練り歩きました。 境内に設置されたステージでは奉納演芸としてカラオケ大会が開かれました。 上伊那から16人が参加し、演歌や歌謡曲を歌いました。 審査も行われ、第1位には伊那市の中島(なかじま)竹(たけ)敏(とし)さんが選ばれました。 この奉納カラオケ大会の模様は、11月にご覧のチャンネルで放送します。
-
県が試算 リニア整備で交流人口200万人増
リニア中央新幹線開業後の地域の将来像について考えるリニアを活かした地域づくり勉強会が4日、駒ヶ根市で開かれました。 県はリニア整備により伊那谷の観光客など交流人口は年間200万人増加すると試算しています。 JR東海は2027年東京、名古屋間の開業を目指し、来年の工事着工を予定しています。 長野県の中間駅はJR飯田線の元善光寺駅から1キロほど離れた飯田市上郷飯沼付近としています。 勉強会ではリニア整備により伊那谷の観光客など交流人口は年間200万人増加するとの試算が県から示されました。 これにより観光活性化や企業の立地促進のほか、静養地としての役割の向上や都市圏をバックアップする防災機能としての効果がもたらされるとしています。 出席者からは交流人口増加に対応するため、公共交通を強化するべきとの意見が多く出されました。 地域づくり勉強会では、今回出された意見をもとに公共交通整備など地域の将来像実現に向けた協議を進めていくとしています。