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信州花の里いいじまコスモス祭りが
伊那谷最大規模、200万本が咲く飯島町上の原のコスモス畑で20、21日、信州花の里いいじまコスモス祭りが開かれ、ミニコンサートや花の摘み取り、テント村などでにぎわっている。町・観光協会などでつくる実行委員会主催。
秋咲き大輪系を中心に、黄花、真紅など多彩な花が咲く4ヘクタールのほ場では、来場者は5本、10本と好みの花を摘み取ったり、駐車場特設ステージで繰り広げられる駒ケ根アルプホルンや飯島小学校合唱部、フルートアンサンブルなどの演奏に耳を傾け、餅つきを楽しみ、花の中でのどかな時を過ごしていた。
また、リンゴやナシ、野菜、花など農産物、五平もち、おやき、おこわなどの農産加工品が並ぶテント村では、1点2点と飯島町の特産品を買い求めていた。
21日もテント村で直売、飲食コーナー、駒ケ根アルプホルン、セントラル愛知交響楽団、飯島中学校吹奏楽部などの演奏のほか、県町村会主催の信州縦断元気なふるさと収穫祭めぐりもある。
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陣馬形の森整備に50人
中川村は20日、大草陣馬形山のキャンプ場周辺で、村議や地区土木部長、一般村民ら約50人余が参加し、陣馬形の森整備を行なった。
地域住民に親しまれている陣馬形山を住民が協力して整備することで、地域のみんなの財産として、守り残していくという気運を高めることが狙い。
ナタやノコギリ、電動草刈機を持って集まった参加者は、赤松・広葉樹林の下草を刈ったり、頂上付近では広葉樹の除伐も行ない、眺望を確保した。
この日は朝は霧が発生したが、昼ごろに快晴、360度のパノラマを楽しみながら作業を進めた。
また、昼食時には豚汁のサービスもあり、澄んだ山の空気と一緒に味わった。 -
南アルプスに初冠雪
強い寒気の影響で雨が降った19日から一転し、晴天となった20日、南アルプスの仙丈ヶ岳などは山頂を雪で覆われた姿を見せた=写真。
仙丈ケ岳カールにある山小屋「仙丈小屋」の管理者によると、雪が降るのは平年より1週間ほど遅め。約5、6センチの雪が積もったという。山小屋の営業は今月いっぱいとなり、今後ますます冬の装いに近づいていくという。 -
箕輪町郷土博物館が古墳の里巡りを実施
箕輪町郷土博物館は14日、町内でも最も多くの古墳が残る長岡地区を巡る「古墳の里を訪ねて」を開いた。一般など約15人が参加。博物館職員の解説を聞きながら、地区内7カ所にある古墳を巡り歩いた。
取り組みは町内まるごと博物館事業の一環。かつては町内にも30ほどの古墳が存在していたが、全壊してしまったものも多い。そんな中、長岡地区には復元したものを含めて8つの古墳が現存しており、今回はそのうちの7つを見学することにした。
参加者はまず、長岡保育園近くにある源波古墳へ。職員はこの古墳が円墳で、古墳時代後期に当たる6縲・世紀くらいにつくられたと見られることを説明。また、もともとは現在グラウンドとなっている隣の用地にあったが、グラウンドの造成に伴ない発掘調査が行われ、グラウンド横へと復元された経緯などを示した。
参加者は実際に古墳の中に入るなどして、古代への思いをめぐらせていた。 -
「小林善次」遺作展 ベル伊那で23日まで
伊那市西箕輪の会社員で油絵を趣味としていた小林善次さん(享年65歳)の一周忌に合わせ、小林さんの兄で洋画家の修一郎さん(72)=同市西町区=が23日まで、日影のベルシャイン伊那店2階文化ホールで遺作展を開いている。県展入選作品を含むSM縲・00号サイズの40点を出品、一部を販売している。
小林さんは信州大学教育学部美術科卒業で、在学中、第1回デザイン県展に出品し、最高賞「知事賞」を受賞している。その後は県内で、絵を描きながら中学校の美術教員や印刷会社のグラフィックアートなどの仕事をしていたが06年10月、心臓マヒで亡くなった。
修一郎さんは「地道に絵を描いてきた思い、足跡を残してあげたい」と遺作展を企画。自宅の一室でほこりを被り、束ねてあったという100枚近くの中から出品作品を選んで飾った。小林さんの個展は1973(昭和48)年、地元で一回だけ開いて以来となった。
県展の入選作品のほとんどが「笛を吹く少女」をモチーフ。修一郎さんによると、小学校の音楽教師だった妻を描いていて、「彼の内面的なナイーブな持ち味とその詩的な情感が表れている」
入場無料。午前10時縲恁゚後6時(最終日は午後4時まで)。
「笛ふく女」(第40回県展出品、1987年)を眺める修一郎さん -
ニシザワ チェッカー技術向上会
ニシザワ(本社・伊那市、荒木康雄社長)は18日、同市中央区の伊那商工会館で、上伊那中心に展開する約50店舗の中から主要13店舗のチェッカー(レジの接客担当者)を対象とした技術向上会を開いた=写真。
接客技術の向上を目的とした26回目の大会。本年は、9月中旬縲・0月初旬にあった各店舗技術向上会で選ばれた、店長を含む74人の参加者から上位16人が出場。本大会では3人の模擬客を接客する中での正確さ、スピード、接客度の項目で腕を競った。
荒木社長以下同社幹部や伊那消費者の会員ら約20人が審査員を務める中、出場者は正確で迅速なレジ打ちを披露し、笑顔で接客した。その所作を大会に出席した各事業部の見学者らが見習った。
受賞者は次のみなさん
▽団体賞(1)ショッパーズ福岡食彩館(2)ショッパーズ信大前食彩館(3)ベルシャイン諏訪インター店、努力賞=ベルシャイン駒ヶ根店▽最優秀賞=中島光津子(ベルシャイン伊那店)▽優秀賞=橋爪洋子(ベルシャイン駒ヶ根店)竹村豊子(ショッパーズ信大前食彩館)田畑弘美(ショッパーズ高遠食彩館)▽お客様接客賞(社外審査員のみの採点)=中島光津子(ベルシャイン伊那店)青木美景(ショッパーズ双葉店)田畑弘美(ショッパーズ高遠食彩館)▽最優秀新人賞=加々美恵美(ショッパーズ通り町店)▽優秀新人賞=藤井麻衣子(ベルシャイン駒ヶ根店)小林加奈(ベルシャイン諏訪インター店)中山麻実(ベルシャイン伊那店) -
南箕輪村
社交ダンス「コスモダンスサークル」「ダンスをしていると仲間が増える。すごい財産だね」
南箕輪村公民館の社交ダンス教室に参加した有志が、教室終了後にサークルを立ち上げ20年になる。発足当初からずっと参加しているのは村内在住の夫婦1組だけになったが、現在の仲間は村内を中心に近隣から集まった17人。コスモを母体とする初中級レベルのダンスサークル「ひまわり」から、練習を重ねて入会した人もいる。
発足時から10年近く、公民館教室の講師にサークルの指導をお願いしていた。「先生のおかげで今の私たちがある」。20年という年月の中で講師も代わり、現在は、日本ボールルームダンス連盟東部総局プロ・ダンス・インストラクターで伊那ダンススクールの山口由美さんの指導を受けている。
毎週金曜日、村公民館で午後7時から自主練習し、8時から先生のレッスンが始まる。どんなダンスも踊りこなせるように、ラテン4種類、スタンダード4種類の計8種類を順番に1カ月単位で取り組む。
「レッスンも一生懸命やるけど、そのほかにも楽しみがある」。旅行やキノコ狩り、親ぼく会などがあり、仲間同士和気あいあいと交流している。
「親ぼく会も力が入っているからすごく楽しい。ダンスは年をとってもできるし、普段使わない筋肉を使うので健康のためにもいい。何よりパーティーに行くと顔見知りがいて、飯田や松本にも友達ができるのが魅力」
毎年2月には、サークル主催のダンスパーティーを伊那商工会議所イベントホールで開く。外部から約200人が集まる大規模なパーティーで、皆で楽しく踊る。
南箕輪村文化団体連絡協議会に所属し、毎年、村民文化祭のステージ発表にも出演している。
村の人に楽しんでもらえるように毎年違う種類のダンスに挑戦し、先生の指導でペアを決め、仲間全員がステージに立つ。今年踊るのはサンバ。9月中旬から練習が始まり、先生の手本を見て一つひとつの振りを覚える。「発表の機会は年2回しかないので、文化祭は楽しみ」と、11月4日の本番に向け、練習に熱が入っている。(村上裕子) -
上伊那11選手が出場 ジュニアオリンピック陸上
第38回ジュニアオリンピック陸上競技大会(日本陸上競技連盟主催、26竏・8日・神奈川県、日産スタジアム)の県選手団36選手の一員として、上伊那から11人の中学生が大会に出場する。今回、多くの地元選手が参加するとあって、上伊那の陸上関係者の期待は高まっている。
大会には標準記録到達者や各協会推薦者ら精鋭たちが出場する。100メートル、走り幅跳び、400メートルリレーなど男女計37種目があり、A縲廚の年齢区分で競技種目が異なる。400メートルリレーは男女とも各区分の選手でチームを作り競う。
上伊那の選手のうち、男子100メートルの加藤、400メートルの大野、110メートル障害の森(いずれも赤穂)、3千メートルの福沢(駒ヶ根東)は07度全国中学校体育大会に出場していて、大野は決勝7位。女子ジャベリックスローの村田(南箕輪)は県中学記録(41メートル71)の保持者として、それぞれ期待される。
上伊那から出場する県選手団は次のみなさん。
別表
県選手団強化合宿に参加した上伊那の11選手(前列左から有賀、征矢、村田、青木、篠田。後列左から福沢、森、加藤、大野、唐沢、竹松) -
南箕輪村が冊子「知っとく(得)!障害者情報」作成
南箕輪村は、障害者手帳を取得した人に長野県や村の各種制度などを分かりやすく紹介する冊子「知っとく(得)!障害者情報」を作成した。
医療制度、年金手当、税金、移動支援、補助・助成制度、在宅サービス、各種障害福祉サービス、関係機関の連絡先の8項目。各制度やサービスを内容、対象者、支給額、費用負担、問合せ先など、一目でわかるように簡潔にまとめている。
配布対象は、障害者手帳(身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者福祉手帳)を取得した人や取得しようとしている人。
役場住民福祉課によると、これまでは該当者に口頭で説明したり、資料の写しを渡すなどして対応していた。冊子ができたことで障害者手帳取得者が各種制度を確認でき、役場などに相談しやすくなるのでは-という。
冊子はA4版、9ページ。村の広報11月号で案内し希望者に配る。 -
柴宮忠徳追悼展
箕輪町大出出身で今春亡くなった洋画家・柴宮忠徳さんの追悼展が町文化センター展示コーナーで始まった。信州で初めて発表する水彩画を含む21点が並び関心を集めている。
柴宮さんは、東京学芸大学美術科を卒業し高校教諭になるが、教職を退き制作活動に専念。安井賞展入選3回、第1回現代日本画展で銀賞受賞。立軌展は81年の第33回から第43回まで毎回出品。89年には紺綬褒章受賞。千葉県佐倉市に暮らし、今春68歳で死去。遺族から町に22作品の寄贈があり、6月に町郷土博物館で特別展があった。
追悼展は遺族と地元の同級生らが計画した。今回は小作品で水彩画10点、油彩画11点を展示した。水彩画は82年に佐倉市で暮らし始めてから描いたもの。これまで1度も発表していない山の風景の作品もある。
妻の康子さんは、「作品は心象画で、子どものころの信州のイメージ、紅葉の色や春の色など色のイメージが強い」といい、水彩画については「透明水彩で鉛筆の線を残すように描く水彩画の新しい表現、味わいを見ていただきたい」と話している。
21日まで。午前10時縲恁゚後5時。 -
駒ケ根商工会議所渋谷会頭退任表明
駒ケ根商工会議所の渋谷敦士会頭(74)は19日、任期満了となる10月31日限りで退任することを発表した=写真。理由について渋谷会頭は「若い人たちに地域振興に携わってほしいという思いがあり、正副会頭や常議員の年齢上限の目安を75歳としたらどうかと8月の常議員会で提案して了承された。私も来年75歳になることからこの際退任を決めた」と話した。退任後も顧問として残る。
同商議所は24日に議員総会を開き、会頭以下新役員を選出する。新会頭には3人の副会頭のうち田中一正氏(71)=田中薬局社長、山下善広氏(66)=駒ケ根電化社長=のいずれかが就任するものと思われる。
渋谷氏は常議員を経て2001年に副会頭。芦部次郎前会頭の死去に伴い、03年12月に会頭に就任した。現アルプス中央信用金庫相談役。 -
「まちづくり基本条例」検討結果を市長に報告
駒ケ根市が今年度中に制定したいとする「(仮称)まちづくり基本条例」(仮称)の骨子について検討していた「駒ケ根市第2次改革と創造へのまちづくり推進市民会議」(木下幸安座長、29人)は19日、検討結果の報告書を中原正純市長に提出した=写真。
報告書では、市が示した素案の各条文ごとに意見や提言を列挙している。「市民は、全員が自治組織に加入し縲怐vの条文については「組織に加入していない人は協働のまちづくりに参加できないということか」「外国籍の人の扱いをどうするのか」「抜け道のないよう、具体的にしていく必要があるなどの意見、提言が付記されている。
中原正純市長は「皆さんの熱い思いが込められている貴重な提言を今後十分に検討し、任期(08年1月28日)中に制定したい」と述べた。
第2次会議は5月にスタート。月1回ほどのペースで会議を開いて検討を重ねてきた。 -
中沢小音楽会
駒ケ根市の中沢小学校(北原三千生校長)は19日、校内音楽会を体育館で開いた。児童らは学年ごとに代わる代わるステージに上がり、クラシックやポピュラー、唱歌など、この日のために懸命に練習を重ねてきた曲をそれぞれ披露。訪れた保護者や全校児童、教職員が見つめる緊張の中で精いっぱいの合唱や合奏を聴かせた。
2年生は、国語の教科書にも取り上げられているスイミーの話を物語仕立てで曲にまとめた『スイミー 小さな賢い魚の話』を全員で元気よく斉唱。大きな魚やクラゲ、エビなども登場させるなど、海の中の様子を楽しく表現して聴衆の大きな拍手を浴びた=写真。
会場には多くの保護者らが詰め掛け、ビデオカメラなどを構えながらステージでの児童らの演奏ぶりをじっと見つめていた。 -
駒ケ根市経営講座第2回
駒ケ根市、駒ケ根商工会議所、テクノネット駒ケ根は18日、駒ケ根経営講座の07年度第2回講座を駒ケ根市の駅前ビル・アルパで開いた。地元企業の経営者や管理者など約50人が集まり、オリンパスCSR本部のCSR推進部長竹内康訓さんによる講演「CSR活動にどのように取り組むか」を聴いた=写真。
CSRは「企業の社会的責任」と訳されるが竹内さんは「当社での導入以前はリスクマネージメントのことと思っていたくらいで、本質を理解していなかった。定義するなら『経済的側面と社会・環境的側面の価値を同時に追及する自主的な取り組み』が適当だと考える」とした上で「社会的公正性の問題、地球環境の問題として、今後は持続可能な発展を目指した取り組みが国境を超えて求められる」と話した。
講座は来年3月にかけ、計5回開かれる。 -
【記者室】食育としつけ
保育園で、食事中の姿勢を考える食育集会があった。保育士の寸劇で背筋を伸ばし足をそろえるなど正しい姿勢を学び、いい姿勢でもりもり食べようとの保育士の言葉に元気に返事をしていた▼食事中の姿勢は大切だが、家庭で教えるべきことであって、わざわざ保育園で教えなければならないのだろうか。寸劇で悪い例を演じる保育士に、園児が「姿勢悪いよ」と指摘する場面もあり、皆で再確認しあうという意味なのかな、とも思いながら取材した▼繰り返し学び子どもたちが正しい姿勢を身に付けることができれば、それでいい。ただ家庭のしつけとは違う内容に時間を割くことができれば、限られた食育の時間をより有効に使った学びができるのだろうに…と思う。(村上裕子)
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伊那市子育て支援センター、出張子育て支援センターを開始
伊那市子育て支援センターはこのほど、「出張子育て支援センター」を開始する。人がたくさん集まる場が苦手な親子や、家庭に引きこもりがちな親子を対象とする取り組みで、地区の保健師から対象親子に参加を呼びかけ、各地区の公民館などで開催。伊那市子育て支援センター長、子育て支援課の保育士、保健師などが対応するほか、必要に応じて子育て教育支援相談室の職員なども参加する。子育ての不安や悩みを抱えながらも一人で悩んでいる母親などに、それを緩和する糸口を見出してもらうことを目的としている。
現在伊那市内には4カ所に子育て支援センターが設置されており、就前の幼児らに遊び場を提供するとともに母親らが交流と情報を行う場にもなっており、利用実績も上がっている。
一方、特別な事情などから多くの人が集まる場に出て行きにくい親子もおり、そうした親子は家庭に引きこもりがちになったり、育児への行き詰まり、産後うつなどに悩むケースも多い。
そこで今回、少人数対応の「出張子育て支援センター」を開設。遊びを提供しながら相談に応じ、子育ての不安や悩みの解消を図っていく。今後は対象親子の希望があり次第、随時開催していく。
伊那市子育て支援センターの伊藤ちと世センター長は「『人が大勢いるところは行きたくない』という人たちにも利用していただけるよう、なるべく敷居を低くしている。もし、保健師などから誘われたら尻込みせず、一回試しに出てみていただければ」と話していた。 -
行方不明男性遺体で発見
15日朝に軽自動車で自宅を出たまま行方が分からなくなり、家族が家出人捜索願を出していた松川町の無職の男性(51)が20日午前9時30分ごろ、飯島町七久保の山中で遺体で発見された。19日午後6時ごろ、住民から林道横根山線沿いに軽自動車が止まっているとの通報を受けて20日朝から周辺を捜索していた駒ケ根署員らが発見した。死因は同署が調べている。
同署によると、現場は与田切発電所上流約500メートルの与田切川沿いで、林道から数百メートル離れた高さ十数メートルのがけの斜面。周囲の状況や遺体頭部の損傷などから、山中をさまよっているうちに何らかの原因でがけから転落したものとみられ、事件に巻き込まれた可能性は薄いとみている。男性は福祉施設に通っていて、これまでにも何度か行方が分からなくなることがあったという。 -
伊那北高校薫ヶ丘クロスペンアカデミーで柳田理科雄さんが講演
伊那北高校同窓会やPTAなどが主催する「薫ヶ丘クロスペンアカデミー」が20日、伊那市民会館であった。ベストセラーとなった『空想科学読本』の著者で明治大学理工学部物理学科の非常勤講師などを務める理系作家・柳田理科雄さんを講師に迎え、「別の視点からものごとを見る」ということについて考えた。
柳田さんは子ども時代、ちょうど当時テレビで放映されていた「ウルトラマン」を、学校で覚えた科学の知識を使って別の角度から分析し、そこから見えてくる新しい発見に面白さを感じていたことなどを語り、「あまりにも見慣れすぎて当然だと思っていることでも、謎は多い」と説明。実際に科学的に分析しながらアニメ「アンパンマン」に登場するアンパンマンの顔は、一体何人分のお腹を満たすことができるのか竏窒竅A昔話「サルかに合戦」を別の角度から見たときに見えてくる面白いいくつかの出来事を説明すると、会場には笑い声が溢れた。
柳田さんは「ぼんやり見ていると何でもないが、対象に近づいていって見ると『あれ』と思うことがよくある。学ばなければいけない知識をただ待っていたり、人に教えてもらうだけでは入ってこないが、自分から出て行き、学ぼうとすることでその課程に山があり、川があることを知る。踏み込むことでいろんなことが見えてくる」と語った。 -
宮田小音楽会
宮田村宮田小学校は19日、音楽会を同校体育館で開いた。各学級が演出も凝らし、練習の成果を発表。子どもたちの元気な歌声や合奏が響き渡った。
心を込めて自分たちで作ったリズムを刻んだ1年1組。3年3組は元気にマーチを歌いながらステージに登壇した。
4年4組は学級のことを自作の詞で楽しく歌いあげ、6年3組はテレビ番組の主題歌にもなっている曲を情熱的に合奏。2年生は全学年で清らかな声を披露した。
5年2組は映画「パイレーツオブカリビアン」の主題歌を雰囲気たっぷりに再現。
頭にバンダナを巻いた児童扮する・ス海賊・スたちが、楽器を勇壮に響かせた。
他の学級も楽しげな歌声や音色で、仲間と心をあわせる子どもたちのひたむきな姿が。数多くの保護者も観賞し、会場がひとつになって盛りあがった。 -
中川東小学校で「どうだん給食」
さわやかな秋晴れとなった18日、中川村の中川東小学校でドウダンツツジが赤さを増し始めた校舎周辺で、「どうだん給食」を行った。
学校給食センターが改修中のため、この日の給食は主食のご飯やパンは家から持参し、副食は業者が彩りよく詰めた弁当。回鍋肉や卵豆腐、エビさつま揚げ、キュウリとイカの酢のもの、細切り昆布、漬け物など7品と牛乳。
それぞれ、縦割り班で芝生や桜の下にシートを敷いて、給食を囲んだ。代表児童の「手を合わせて、いただきます」のあいさつで、一斉に食べ始めた。
子どもたちは色づきはじめた里山のもみじ、風を伝って香る金モクセイなど、秋の風情と一緒に、給食を味わった。 -
秋季上伊那地区高校野球大会 20日開幕
秋季上伊那地区高校野球大会(県高野連上伊那支部主催)は20日、伊那市の県営伊那球場で開幕する。高遠と箕輪工業は合同チームで臨み、上伊那から8校7チームが出場。11月3日までの5日間の日程で優勝を目指して戦う。
大会は総当りのリーグ戦で、順位は勝ち点(勝利2点、引き分け1点)の合計点で決める。会場は県営伊那球場と駒ヶ根アルプス球場の2会場。 -
今季も終盤 「みはらしブドウ園」で園児が舌鼓
16日、今シーズンの終盤を迎えた伊那市西箕輪のみはらしファーム「みはらしブドウ園」を、同市の伊那緑ヶ丘と緑ヶ丘敬愛の両幼稚園(宮原光生園長)の園児計約150人が訪れた。園児たちは、人気のナイアガラやピオーネなどを味比べしながら、甘味の乗った秋の味覚に舌鼓を打った。
10月末で今季の営業を終えるブドウ園には、ナイアガラを中心にシナノスマイル、スチューベンなど5種類以上のブドウがある。子どもたちは、お目当てのブドウを担任に採ってもらうと「甘い」「買ったブドウよりおいしい」などと喜びながら味わった=写真。
みはらしぶどう生産組合の林正隆組合長(67)によると、今年は梅雨後の成育が悪く、収穫期が例年より1週間ほど遅れたものの味は乗っているという。
開園時間は午前9時縲恁゚後4時(入園は午後3時まで)。入園料(1時間食べ放題)は小学生以上800円、3歳以上500円、3歳未満無料。持ち帰りは別料金。問い合わせは、みはらしファーム公園事務所(TEL74・1820)へ。 -
長谷公民館で「ミュージックベル教室」開講
伊那市の長谷公民館の小学生を対象とした講座「ミュージックベル教室」が16日夜、始まった。初回は地元の小学1縲・年生の男女10人が同公民館に集まり、ミュージックベルの演奏方法を学んだ。子どもたちは11月10日、公民館の文化祭で学習成果を発表する。
ここ5年ほど続く人気の講座で、本年は11人が受講を希望。半数がリピーターで、「今年も挑戦したい」と意気込んでいる。長谷非持でピアノ教室を開く池上英子さんが講師を務め、全4回の教室で文化祭の発表曲2曲を練習する。
初回の講座は、「ちょうちょ」と発表曲の一つである「大きな古時計」を演奏した。ミュージックベルは「ベル一つひとつがピアノのけん盤一つひとつと同じ」(池上さん)。児童たちは、互いに気持ちを合わせ、協力しながら一つのメロディーを奏でていった。
最初は「ド」「レ」「ミ」「ファ」「ソ」の5つのパートだけで演奏できる「ちょうちょ」に挑戦。一つひとつの音をつなげて一曲を完成させると、子どもたちは歓声をあげた。しかし、パート数が増え、難しくなる発表曲の「大きな古時計」では、何度も楽譜とにらめっこしていた。
文化祭の発表に向けて練習する「ミュージックベル教室」の受講生たち -
伊那ナイターソフト秋季大会 インターフェア連覇
伊那ナイターソフトボール連盟(秋山道夫会長)の秋季トーナメント大会の決勝、3位決定戦が17日夜、伊那市営野球場であった。インターフェアがますみクラブを1竏・で下し連覇。今季のリーグ戦、春季トーナメント大会の優勝と合わせて3冠を達成した。3位はニュースターズだった。
同連盟の17チームが参加し、9月中旬からトーナメントを繰り広げてきた。決勝は投手戦となり、インターフェアが少ない好機を得点につなげて終盤の4回に先制。その後、チームカラーの堅実な守備で虎の子の1点を守り切り、今季3冠を手にした。
インターフェアの小林栄一郎主将(37)=箕輪町=は「4年ほど前にも3冠を達成しているが新しいメンバーで栄光を手にできたことがうれしい。チームが一つになれた。メンバーが少ないながらも、毎試合、出てきていつも通りのプレーが発揮できていた」と振り返った。
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【伊那市営球場】
▽決勝
ますみクラブ
00000=0
0001×=0
インターフェア
▽3位決定戦
伊那市役所
00002=2
00004=4
ニュースターズ
秋季トーナメントを優勝し、今季3冠を達成したインターフェア -
箕輪中部小の耐震補強工事など終了
箕輪町が進めていた箕輪中部小学校の耐震補強・大規模改造工事が終了し17日、引取り検査が同校であった。町の理事者らが業者の説明を受けて校舎内を見て回った。
耐震補強工事は教室棟(南校舎)、管理棟、昇降口。既設の木造間仕切り壁やコンクリートブロック壁などを壊し、新たに鉄筋コンクリートの壁にして補強した。
併せて大規模改造工事でトイレを改造し、南校舎4カ所、管理棟2カ所で和式トイレを洋式に替えた。南校舎廊下の床の張替えもした。
工事期間中は校長室、職員室、事務室、保健室を旧体育館に移動し、工事に支障のある教室は他教室に移動して対応していた。
建築主体工事は箕輪建設工業、機械設備工事はマツシマ、電気設備工事はみのわ電気工事が請け負った。 -
天竜川北島地区豪雨災害を伝える会第4回会議
箕輪町の「天竜川北島地区豪雨災害を伝える会」(会長・平沢豊満町長)は16日、町役場で開き、石碑建立の経過報告と今後の広場整備計画を協議した。
同会は7月1日、06年の豪雨災害を後世に伝えるため、天竜川右岸の深沢川との合流点下流にある北島地籍の広場に伝承碑を建立した。費用は町と松島区で83万8320円。
今後の事業は、伊那青年会議所が創立40周年記念事業で広場にコヒガンザクラ6本を植栽する。作業は21日午前9時から。天竜川せせらぎロードプロジェクトも協力する。
広場の施設整備は、天竜川せせらぎロードプロジェクトが町の補助金などを受けて進める。計画ではあずま屋1カ所、木製テーブル付ベンチ1カ所、木製ベンチ4カ所。設置工事は11月中の終了を目指す。 -
高遠高校で進徳講座
伊那市の高遠高校で18日、第7回進徳講座があった。さまざまな分野で活躍する地元講師6人が、それぞれの経験やその中で感じたさまざまな思いを生徒らに語りながら、将来について考える生徒らにアドバイスした。
同講座は人としてのあり方や生き方を考えながら、豊かな人間性を育むと同時に、進路の参考にすることを目的に行っているもので、今年は1年生が「じぶん発見」、2年生が「にんげん発見」、3年生が「みらい発見」をテーマに展開。
2年生芸術コースでは、伊那市内でギター製作に取り組んでいる大屋建さんが「やりたいことを見つける」をテーマにギター製作に携わるようになった経緯やその仕事について説明=写真。35歳からギター製作に取り組み始めたこと、弾き手が求めるものに合わせて一つひとつのギターを作り上げていることなどを話し、「やりたいことを見つけるにはまず、努力することが大切。努力をしなければ良いものには巡り合えない。真剣に何か必要だと思った時に道は開ける。みなさんはまだ10代だが、『これをやってみたい』というものに突き当たったら、それにとことん向き合い、自分の可能性を引き出していってほしい」と語った。 -
園児が殿島端の解体作業を見学
伊那市の東春近中央保育園(青木大津子園長)の園児約60人が18日、昨年の7月豪雨により橋脚の一部が沈下し、今月末までに姿を消すこととなった西春近と東春近をつなぐ殿島橋の解体・撤去作業を見学した=写真。
昨年の7月豪雨については、園児らの中にも避難勧告が出たことを記憶として留めている園児もおり、子どもたち一人ひとりが、自然の脅威というものを間近に感じた。そんな中、今回新たな橋の建設に伴なって殿島橋が解体されることとなり、園児らに災害復興の様子や実際の工事現場を間近で見てもらおう竏窒ニ、工事を請け負う南重建設(本社・伊那市美篶、牧島勇社長)が殿島橋近くにある東春近中央保育園に声をかけた。
解体工事現場に到着した園児らは、現場責任者から解体用機械について説明を受けながら橋が取り壊される様子を見学。橋げたや路面部分が崩れ落ちる瞬間を注意深く見守っていた。
約70年の歴史に幕を閉じることとなった殿島橋だが、一部の地元住民らは殿島橋の歴史を残たい竏窒ニ、欄干部分の保存、展示を検討している。 -
伊那市消費者の会会長
伊那市手良中坪
向山八千子さんごみの減量化への取り組みを積極的に始めたのは20年ほど前。ちょうど焼却炉のごみが多くなったことが問題視されるようになってきた時で、当時の市長が『主婦のみなさん、あなたたちがごみを買ってきているんですよ』って発言してね。『無責任なこというね』って言っていたのだけど、実はそれってとても大切なことなんじゃないかって話になって竏秩B
消費者の立場から、より良い消費生活を行うための工夫と学習を重ね、実践活動を通じた啓発に取り組んでいる。ごみの問題が深刻化する近年は、ごみの減量化、資源化にも力を入れており、廃油を使った石けんづくりとコヌカ、もみ殻などでつくるぼかしづくりは、20年以上続く活動の一つとなっている。
「石けんは『よく落ちる』って人気で、前に雑誌で紹介されたこともあるんです」と話す。
また、昨年はリフォームの講習会を開催。上伊那各地から受講者が集まった。会員はみな熱心でそれぞれで調べた情報を交換したり研修を行いながら積極的に活動を展開している。
「昔は肉を買うにしても、お肉屋さんは竹の皮に乗せて計ってくれ、それを新聞紙に包んでくれた。持って返った肉は調理し、新聞紙は炉で燃やし、残った灰は畑にまく。だからごみなんてほとんど出なかった。でも、今は火に燃えないものも増えたし、簡単に食べられるものはごみになる部分も多い。自然の生活を求めてみても、売られている商品はそれに逆らうかのように過剰包装されている。もう少しじっくり考えてものを買うことが大切だし、消費者一人ひとりがごみを少なくするということを真剣に考えなければごみは減らない」と語る。
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活動に携わるようになって20年近くが経過し、ごみの出し方、ものの買い方など、生活一つひとつに関心を持ちながら生活できるようになった。
「いろんなことに興味を持って生活するのは楽しい」と笑顔を見せる。
一方で、若い世代との価値観、生活習慣の違いも感じている。
「若い人たちは仕事もあるし、毎日時間や手間をかけて料理したりすることも難しいと思う。でも、やっぱりごみを減らす生活は将来の環境問題を考えていくうえでも必要なこと。自分たちの子どもや孫たちのためにも。そういうことを伝えていくことが、私たち年寄りの役目なのかなとも思う」
また、自身としても、ごみの出ない昔の生活を心掛ける。
「今はあまりに便利になりすぎて風情がなくなってしまった気がする。自分自身も、なるべく化石燃料に頼らないで“自産自消”の生活をしていければ」 -
オープンガーデン入園料寄付
駒ケ根市福岡の自宅にオープンガーデンを構えている坂本克代さんは今年集まったガーデン入園料金の全額7万5500円を駒ケ根市を通じて市社会福祉協議会に寄付した。18日、坂本さんは市役所を訪れ、中原正純市長に寄付金を手渡した=写真。
ガーデンは3年前にオープンして以来無料で公開していたが、「来てくれたお客さんに花の栽培方法を教えたりお茶を出したりしていたら、これではお金を払わないと申し訳ない竏窒ニいう人が多くなったので、今年の春から有料にした」という。入園料は茶菓付きで一人500円。坂本さんが丹精込めて手入れしているガーデンは花の名所を巡る「ぐるっと駒ケ根花めぐりバス」の昨年のルートにも組み込まれるなど、人気を集めている。
中原市長は「もてなしのまちづくりの見本のような素晴らしいガーデン」と感心し、社会福祉のために使わせていただく竏窒ニ感謝を述べた。