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宮田村新田区ソフトバレーボール大会
宮田村の新田区(小林庸助区長)は21日、区民親ぼくソフトバレーボール大会を村農業者トレーニングセンター体育館で開いた。区内8班から各1チームずつが出場し、トーナメントで優勝を競った=写真。熱戦の結果、1班が優勝。準優勝は3班、3位は2班だった。
出場者らは「日ごろの運動不足がたたるな」などとぼやきながら、なかなか思うように動かない体にむち打って懸命にボールを追っていた。時折見事なファインプレーが飛び出すと、見守る人たちから大きな歓声が上がっていた。 -
塩じい講演会
今年創立40周年を迎えた駒ケ根青年会議所(加藤道生理事長)は21日、塩じいの愛称で知られる元財務大臣の塩川正十郎さんを講師に招いての記念講演会と記念式典を駒ケ根市文化会館で開いた。式典で加藤理事長は「日々変化する環境の中で表向きの議論に踊らされることなく、本質を深く見つめる目を持って伊南地域をさらに盛り立てていきたい」と力強く決意を述べた。
式典に先立って開かれた塩川さんの講演会は市民ら約900人が詰めかける盛況。満員の聴衆を前に塩川さんは歯に衣着せぬ持ち前の舌鋒で政治を鋭く斬った=写真。「今の国会はビジネスライクになり過ぎ。もっと先を見通した議論をしないと国は良くなっていかない」「戦後すぐにできた現在の社会保証制度を今後も維持していくのは少子高齢化などの状況からも無理がある。保険でなく、税金でまかなう制度に根本的に変えなければならない」などと力説。消費税率改正を含めた大改革の必要を説いた。 -
リトルシニア春季大会
06年度全日本リトル野球協会リトルシニア信越連盟春季大会兼第21回読売新聞社杯争奪大会(全日本野球協会リトルシニア信越連盟主催)が21日、伊那市、駒ケ根市など4会場で始まった。県内2地区と新潟県の地区予選を勝ち抜いた16チームが出場。トーナメントの1・2回戦12試合を行った=写真。中南信代表の駒ケ根、伊北はいずれも初戦で敗退した。準決勝に進出したのは佐久、新発田、柏崎、上田南。準決勝、決勝は28日に行われる。
上伊那関係チームの結果は次の通り。
【1回戦】駒ケ根1竏・新潟東、伊北2竏・佐久 -
棚田で田植え
中川村大草飯沼の棚田で21日、飯沼農業活性化研究会(入田護会長)会員ら約20人が出て田植えが行われた。さわやかに晴れ渡った青空の下、会員らは11枚・50アールの水田に酒米ミヤマニシキの苗を手作業や田植え機で次々に植え付けた=写真。田の周りにはのどかな田園風景を写真に収めようと多くのアマチュアカメラマンが集まり、あぜなどに三脚を立てて盛んにカメラのシャッターを切る姿が見られた。
これまでタカキビを栽培していた一部の畑を水田にしたことにより、耕作面積は昨年より9アール増えた。事務局の小池久志さんは「40俵ぐらい収穫できると思う。順調に生育してほしい」と話していた。収穫する米は清酒「おたまじゃくし」の原料として米澤酒造に全量納めることになっている。 -
めいきん生協田植え交流会
名古屋勤労市民生協(めいきん生協)の会員ら30家族・約110人が21日、駒ケ根市を訪れ、毎年恒例となった田植え体験と市民らとの交流を楽しんだ。
田植えはすがすがしい青空の下、駒ケ岳の雪形を望める同市北割一区北原の約9アールの水田で行われた。田に入る前、JA職員が田植えの方法について「苗は3、4本ずつ指でつまんで持ち、数センチの深さに植えて」などと説明。田植えは生まれて初めて竏窒ニいう子どもたちも多く、及び腰で恐る恐る泥の中に足を踏み入れていた=写真。泥田の中での歩き方に慣れるに従って参加者の間からは次第に笑顔も出るようになり「楽しいね」などと言いながら速さを競い合うように苗を植える子どもたちの姿も見られた。
同生協の「産消グループ上伊那の会」代表の都築慶子さんは参加者らに「子どもたちに田んぼでの田植えを体験させようと集まった皆さんは素晴らしい親。自然の中での体験を楽しんで」と呼び掛けた。
田植えを終えた一行は市内の駒ケ根キャンプセンターに移動し、用意された豚汁を味わいながら地元市民らとの交流を楽しんだ。 -
登内時計記念博物館の遅咲きシャクナゲ見ごろ
伊那市西箕輪の登内時計記念博物館にある遅咲きのシャクナゲが見ごろを迎えている=写真。色形とも美しい約800株が、訪れた人の目を楽しませている。
現在咲いている種類はヤクシマシャクナゲやホソバシャクナゲなどが中心。シャクナゲには、美しい花をつける周期があり、今年はちょうど良い年に当ったため、花の状態も良いという。
今は鮮やかなピンク色が美しいつぼみと、形の美しい花の両方が楽しめる一番良い時期で、見ごろは今週いっぱいとなる。花は今月末まで楽しめる。 -
第7回伊那毎日新聞社杯マレットゴルフ大会
伊那毎日新聞社が主催する第7階伊那毎日新聞社杯マレットゴルフ大会が21日、伊那市西箕輪のパーク羽広であり、イーナちゃんマレットゴルフクラブ(会員約170人、池上為夫会長)に所属する85人が競い合った。
今年は農繁期と重なったこともあり、例年より若干参加が少なかった。36ホール(パー144)を1組4人ずつで回り、トータルの打数で競い合った結果、男子は111打数だった小松正直さん(上新田)が、女子は115打数だった網野さだ子さん(本町)が優勝した。
大会結果は次の通り。
【男子】(1)小松正直111(2)赤羽篤111(3)大野田吉治114(4)小林岩夫114(5)小沢恒二郎117(6)松川幸夫117(7)北林秋雄118(8)飯沢章男118(9)宮下近夫119(10)橋爪次男119
【女子】(1)網野さだ子115(2)小松是美119(3)何山元子123(4)吉沢富佐子(5)渋谷香代子124(6)北野けさ子126
【ホールインワン】小林岩夫、林初雄、黒河内厳、平沢功、小町谷勝己、浅井フミ子、鈴木よしゑ -
上伊那地区PTA指導者研修会
小中学校のPTA本年度役員などを対象とした上伊那地区PTA指導者研修会が21日、伊那市東春近の春富中学校であった。約200人が参加し、PTA活動に臨む心構えや各校のPTA活動などについて意見交換をした。
新しく役員になった父兄の不安解消や資質向上などを目的とした研修会。前年度PTA役員を経験した保護者によるオリエンテーションやテーマごとに分かれた分科会が行われた。
「PTA活動について語ろう!」と題したオリエンテーションでは、4人のパネラーが活動を通して感じたことや課題などについてディスカッションを展開。パネラーからは「PTA活動は役員のためのものではなく子どもたちのためにあるもの。活動を楽しんでいる姿を見て、子どもたちも育つ」といった意見を始め、前向きにPTA活動を楽しむ姿勢が大切であることを訴える声が多く挙がった。また、一人でやるわけでなく、地域や仲間と共に作り上げていく大切さが語られた。
分科会では、「各校の取り組み」「子どもと読書」など、さまざまなテーマに分かれて意見を交わし、それぞれへの見識を深めた。 -
イーナちゃんウォーキングカーニバル06開催
ウォークラリーと健康ウォークを一緒にした「イーナちゃんウォーキングカーニバル06」が21日、伊那市東春近であった。春近郷ふれ愛館をスタートした約500人の参加者は、目的に合せたさまざまな歩き方を楽しんだ。
今年は、19回目となるウォークラリーには約300人、健康ウォークには約150人が事前にエントリー。小学生らでつくるはなまる地域探検隊やまほら伊那市民大学のメンバーなども参加した。
ウォークラリーは約7キロで、2種類のコースをを設けた。4から6人でチームを編成した参加者は、途中出題される問題を解きながら、協力してゴールを目指した。
15キロの健康ウォークに参加したはなまる地域探検隊のメンバーは、ごみ拾いも実施。古里のことを思い、大切に感じる心を身に付けてほしい竏窒ニ、昨年から始めたもので、子どもたちが身近な地域を足で学ぶ機会にもなっている。
ウォークラリーの結果は次の通り。
【ふれあいコース】(1)4Aの歌声チーム(2)西駒クラブD(3)こうちゃんず
【伊那華チーム】(1)東春近南スポーツ少年団Bチーム(2)南剣バナナ(3)Mrガースケズ -
環境ピクニック、今年も開催
上伊那・下伊那の95事業所が参加する「天竜川水系環境ピクニック」が21日、6地区10カ所の天竜川水系河川であり、4180人が河川一斉清掃に取り組んだ。上伊那の民間企業でつくるリサイクルシステム研究会など主催。
企業などが個々に取り組んできた清掃活動を連携して行うことで、一層の環境向上を図ることを目的とした活動で13回目。上伊那は62事業所から2785人が参加した。家族連れや地域住民の参加が多く、ごみは年々減少しているという。
参加者は、それぞれの担当区域のごみを収集。川辺の在来植物の生育に深刻な影響を与えるアレチウリの駆除にも取り組んだ。
この日集まったごみは空き缶3454個、空きびん1323個、ペットボトル2千個で、どれも昨年より大幅に減少したが、伊那地区は、6地区の中でも最も多くのごみが集まった。 -
美篶地区住民が場広山でハイキング
新緑を楽しみながら交流を深めよう竏窒ニ21日、伊那市美篶地区の住民、約300人が参加するハイキングがあった。参加者は、道端に生えた山菜を摘んだりしながら初夏のハイキングを楽しんだ。
美篶地区の青少年育成会と公民館による取り組みで17回目。場広山は新山地区にあるが、美篶地区や美篶小学校の財産区があり、小学生が整備に訪れたりしている。しかし、そのことを知らない人も多いため、ハイキングをしながら美篶の財産について知ってもらおう始めた。大人から子どもまで、幅広い年代層が参加するため、住民同士の絆を深める場にもなっている。
高烏谷山を目的地として場広公民館をスタート。途中、財産区を管理している委員から説明を受けながら場広山のことを学んだ。
山頂では、それぞれが持参したお弁当を味わった。 -
オードリーで1周年記念祭
伊那市東春近の終身型老人ホーム「オードリー」(登内博利施設長)で20日、設立1周年記念祭があり、入所者やその家族が歌や大道芸などを楽しんだ。
同施設は昨年5月、65歳以上で要介護認定の1縲・と認定された人を対象とする有料老人ホームとして開所した。現在は18人の利用者が入居期間に制限なく生活している。
1周年を迎えたこの日は、入所者の家族が大道芸を披露。利用者の打楽器演奏に合わせて「たぬきばやし」「富士の山」「ふるさ」などを参加者全員で合唱した。
利用者の演奏を指導をした元音楽教師・中村早恵子さん(74)は「懐かしい歌を全身で楽しむことで心が開ける」と話していた。 -
箕輪町の保育園で「英語あそび」始まる
箕輪町の本年度新事業「保育園英語遊び」が22日、町内の長岡、おごち保育園の両園で始まった。英国ロンドン出身の英語講師のファーガス・ケリーさん(32)=伊那市=が各園で、体を動かしながら英単語を学ぶ、楽しい授業を繰り広げた。
同新年度事業は、ネイティブスピーカーを招き、英語や異文化にふれ、国際感覚豊かな子どもを育てる目的。町内の9保育園の年長12クラスが、年間平均20回、月2回のペースでケリーさんから英語を学ぶ。
おごち保育園では、日常のあいさつや「座る」「飛び跳ねる」などの動作、動物の名前などの簡単な英語を学習。ケリーさんはユーモアある冗談や身振りを交え、園児たちと一緒に室内を掛け回るなどして、外国語に対する苦手意識を打ち払っていた。
子どもたちは「英語が難しかったけど楽しかった」「帰ったらお母さんに教えてあげる」などと授業を満喫した様子。ケリーさんが園から帰る時には玄関まで見送り、次回の英語あそびを待ち望んでいた。 -
箕輪で県硬式空手道選手権大会
第22回県硬式空手道選手権大会が21日、箕輪町民体育館であった。防具を着けて戦う「組手の部」などに、県内から園児から一般までの約150人が参加し、熱戦を繰り広げた。県硬式空手道連盟の主催。
試合は型、組手、団体の3部門。それぞれ幼年、小学生、中学生などのクラス、男女ごとに分かれて戦った。型の部に出場した小学生らは「やあー」などと気合の入った掛け声を発して、自分の得意な型を披露した。
結果は次の通り(カッコ内は支部名、上伊那関係者分)。
【型の部】▼小学1年男子 (3)鈴木太智(箕輪)▼小学2年男子 敢闘賞=芦澤浩志(箕輪)▼小学5年男子 敢闘賞=清水涼太(箕輪)▼小学6年男子 (2)上島翔真(箕輪)(3)埋橋直也(南箕輪)▼中学2・3年男子 (3)山岸亮(南箕輪)
【組手の部】▼小学2年男子 (2)芦澤浩志(箕輪)(3)加藤雄飛(南箕輪)▼小学5年男子 (3)伊東望(南箕輪)▼小学6年男子 (3)宮原彰太▼中学1年男子 (3)久保田航(南箕輪)▼中学2・3年男子 (2)久保田祐樹(南箕輪)(3)小口真人(南箕輪)▼小学校高学年女子 (1)原裕紀(南箕輪)
【団体の部】▼小学生低学年 (3)箕輪・大森聡太、鈴木太智、芦澤浩志 -
南箕輪・北殿区民マレット交流
南箕輪村北殿区(山本昭子区長)主催の区民マレットゴルフ大会が21日、同村の大芝高原マレットゴルフ場であった=写真。新緑の木陰の中、区民らが交流しながらプレーを楽しんだ。
親ぼくを深めるための毎春恒例の行事に、50縲・0代の区民59人(男性37人、女性22人)が参加。白樺(9ホール)、ひのき(18ホール)の合計2コースで快音を響かせた。
参加者は初心者からベテランまでと技術はさまざま。上位6位までの入賞のほか、ホールインワン、ブービー賞などの特別賞も与えられた。
参加した深見フサエさん(77)は「試合はそっちのけで、冗談をいいながら楽しくプレーができた」と感想を述べた。
上位6位に入賞したのは次の皆さん。
▽男性 (1)倉田喜隆87(2)小倉孝一90(3)池上辰夫91(4)伊藤宏、池上安男92(5)藤田貞治、羽生剛93(6)有賀今朝男、堀始春94
▽女性 (1)大槻キサエ82(2)伊藤茂美86(3)根橋栄89(4)倉田さだ子、北澤ヒデ子90(5)松崎久子93(6)城戸ゆたか94 -
250種類が次々と
中川村片桐横前の知久島覚一さんの畑では、ジャーマンアイリスがようやく咲き始めた。約8アールの花畑には250種類のジャーマンアイリスが植えられ、6月10日ころまで次々とゴージャスの花を咲かせる。
開花は例年よりも1週間ほど遅れ、現在30-50種類が咲いている。開花期間中は一般開放され、園内はスロープを整備し、車いすでも花を見て回ることができる。
22日からは越百園のデイサービスの利用者もと訪れる。 -
春花壇で中川中学校、「県教育委員会賞
学校の春花壇の美を競う「フラワー・ブラボー・コンクール」の中央審査がこのほど行われ、中川中学校緑化委員会(花岡精子顧問、喜多野詩穂委員長)が丹精こめたメーン花壇が県教育委員会賞に選ばれた。
「輝き」をテーマにした同校の花壇は、昨年3年に在籍した斉藤亮成君のデザイン。中心の強い輝きを黄色のパンジーで、周りの光りを青と白のパンジーで表現、赤いデージーで縁取った。奥の花壇は中心から広がる春の光、未来の希望をイメージした。
花岡教諭は「子どもたちの努力が県教委賞という目に見える形で評価され、良かった」と話していた。
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緑いっぱいほのぼの劇場に40人
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飯島町の風の谷絵本館で20日、「緑いっぱいほのぼの劇場」があった。約40人が来場し地元七久保の子どもたちの新作人形劇や、横浜のお母さんたちのコーラス、大道芸など多彩なプログラムを楽しんだ。
七久保の子どもたちでつくるげんきげんきクラブの人形劇「なぞのどうぶつ森パート(2)なぞかめんはだれだ?」でスタート。犬やウサギ、ゾウ、クワガタなどかわいい動物が登場し、会場はほのぼのムードに包まれた。
次いで、ピンクとグリーンの皿を持って登場した「楠の木学園」のみき&あずさ、失敗も愛きょう、皿回しで舞台を盛り上げ、最後に、初出演のミュージックブーケ。横浜市ゆかりの「赤い靴」、七久保小にも大切に保管されている「青い目の人形」など、フルートやキーボード伴奏で7曲を披露し、会場から大きな拍手が贈られた。 -
公民館スポーツクラブ開講
気軽に運動を楽しもうと、3年目を迎えた宮田村公民館スポーツクラブが20日、村体育館で開講した。キンボールなどのニュースポーツを取りいれ、肩ひじ張らず体を動かす。
この日も、親子を中心に20人ほどが参加。キンボールに挑戦し、心地良い汗を流した。
「難しく考えず、楽しむことが一番」と公民館の担当者。今後も毎月第3土曜日に開講し、年齢、性別関係なくスポーツを通じて交流も深める。
随時参加者を募集中。詳しくは同公民館85・2314まで。 -
新市の本年度予算編成にかかる理事者査定始まる
新伊那市の本年度予算にかかる理事者査定が20日、伊那市役所で行われた=写真。
各事業担当課から出された予算要求の総額は約320億円。3市町村の継続事業を優先させながら、昨年の一般会計306億円程度まで調整し、一体化の醸成を目指す。
また、合併により削減された人件費の使途を明らかにするなどして、合併効果が具体的にわかるようにしたいとしている。
予算案は6月上旬に発表し、定例会にかける。 -
箕輪ダム湖の男性死体 岐阜県の会社員と判明
18日に箕輪ダム湖で発見された死体の身元が伊那署の調べで19日、身体的特徴などから岐阜県中津川市落合の会社員男性(39)と分かった。
司法解剖の結果、死因は窒息死と判明。遺体付近にはロープが確認されているなどの理由から、首をつって自殺した可能性が高いという。
家族は地元警察に捜索願いを提出していた。ダム湖近くの駐車場で本人の車が発見され、伊那署では行方を探していた。 -
駐車車両の1割以上がドアロックせず
宮田村防犯指導委員会(増田忠直会長)はこのほど、村内6カ所の村営駐輪、駐車場で防犯診断を実施した。調査した自動車の1割以上がドアロックをしていない状態で、所有者に注意を促した。
14人の指導員が2組に分かれ、JR宮田駅周辺や中心商店街に点在する駐輪、駐車場で診断。
駐車中の自動車37台のうち、5台はドアロックしていなかった。また、1台はカギが付いたままの状態。対象車両には注意書を貼って、所有者に自覚を求めた。
自転車は34台中、2台がカギ無し、無施錠で、9台が防犯登録がされていなかった。
31台は姓名住所などの記名がなく、放置と思われる自転車も12台にのぼった。 -
元巨人中畑清さん講演会
伊南防火管理協会(堀内茂彦会長)は創立30周年記念事業として20日、プロ野球巨人軍の元選手で野球解説者の中畑清さんを招き、駒ケ根市文化会館で講演会「話も舌口調!」を開いた。約700人の来場者が会場を埋め、現役当時「絶好調」が口癖だった中畑さんの楽しい話を聞いた。
講演後、協会の創立30周年を祝う記念式典が同会場で行われ、功労者らが表彰された。
中畑さんは野球を始めたきっかけについて「長嶋茂雄さんを見てあんなふうになりたいと思った。あれほどカッコ良い人はいない」と話し、昔も今も変わらずに尊敬していることをうかがわせた。会場の野球少年に「好きな野球選手は?」と尋ねた中畑さんは「金本」との答えを聞き「場の雰囲気を感じて『中畑さんも好き』と言わなければいけないぞ。どうすればいいかよく考え、努力して夢をかなえろ」と話して会場の爆笑を誘っていた=写真。
表彰されたのは次の皆さん。
◆県危険物安全協会長表彰▼優良事業所=コガネイ駒ケ根事業所▼優良危険物取扱者=田中和美、浦野淳一、日岐義明
◆伊南防火管理協会長表彰▼功労者=加藤和美、辻則雄▼永年役員表彰=北原久爾、北澤正、宮下祥作、吉川英樹、丸山悦子▼永年役員事業所=上伊那農業協同組合駒ケ根支所、川岸商会、タカノ、駒ケ根自動車産業、信濃燃料、日本発条伊那工場、養命酒製造駒ケ根工場、伊南石油、窪田建設、小澤建設、丈長屋駒ケ根給油所、飯島セラミック
◆感謝状=久保村宗平 -
海外協力隊語学交流会
駒ケ根青年海外協力隊訓練所(加藤高史所長)は派遣前訓練中の候補生らの語学学習の一環として20日、来日中の外国人研修員ら約80人を招いての語学交流会を同訓練所で開いた。約220人の候補生らは英語、フランス語、スペイン語など語学クラス別に外国人研修員と小グループをつくり、互いの国の文化などについて紹介し合った。ネイティブスピーカーとの生きた会話ができる貴重な機会を無駄にすまいと、候補生らは日ごろの語学訓練の成果を発揮して身振り手振りも交えながら懸命にコミュニケーションを図っていた。
初顔合わせでの候補生と外国人研修員は共に多くが普段着姿だったが、中には和服やサリーなどそれぞれの民俗衣装を着込んで登場する人もあり、あいさつもそこそこに互いの服装の紹介などの話題をきっかけにたちまち意気投合するグループもあった=写真。
外国人研修員はJICA(国際協力機構)の招きに応じて日本を訪れ、先進国の専門技術や知識を自国の発展に役立ようと研修を行うアジア、アフリカ、中南米など開発途上国の行政官や技術者、研究者ら。
21日は光前寺や菅の台周辺を見学しながら語学にさらに磨きをかける。 -
消費者の会チラシ配布
消費者が安全で安心して暮らせる社会を実現しようと1988年に定められた消費者月間に合わせて20日、飯田消費生活センターの呼び掛けで駒ケ根市、伊那市の消費者の会の会員ら7人が駒ケ根市のベルシャイン駒ケ根店の店頭で買い物客らに啓発チラシを配布し、被害の未然防止をアピールした=写真。
チラシには「だまされないための心得5カ条」として▽はっきり断る▽うまい話はまず疑う▽気軽に財産の内容を教えない▽署名、押印はうかつにしない▽迷ったら1人で悩まず相談する竏窒ネどが記されている。会員らはチラシを手渡しながら「被害に遭わないよう、消費者月間を機にさらに気をつけて」と呼び掛けていた。 -
グリーン・ツーリズムセミナー開講
中川村営農センターは18日夜、葛島渡場の農家民宿やまに亀屋で第1回グリーン・ツーリズムセミナーを開いた=写真。来年3月まで全11回開き、事例研究や現地調査、体験を通じて、中川村の地域資源の活用手段としてのグリーン・ツーリズムを研究し、実践に向けたノウハウを学習する。
初回は上伊那農業改良普及センター駒ケ根支所の高橋博久さんが農家民宿や農村レストランの事例を紹介。
この中で、日本的グリーン・ツーリズムの草分け、大鹿村の山村生活体験館「たかやす(館主伊東和美さん)」を紹介。「たかやすには緑と谷川の流れ、おいしい空気だけで、ほかになにもない。伊東さんは畑で採れたばかりの野菜と清流の魚など自然体のもてなしで、飾らず、何もないことを,売り,にしている」と話した。
また、平均年齢70歳、7人の女性が経営する島根県匹見町萩原集落「雪見山荘」について「カラオケもなにもない。素人のおばあちゃんたちの宿。だからこそ、客も親せきの家のように気がねなくくつろげる」と話した。
次回(6月)は飯田市の「農家民宿ふれあい農園おおた」を視察する。 -
WОNG美枝子クリエイティブワーク展
飯島町七久保の小蕪亭で30日まで、WОNG美枝子さん(東京都新宿在住)のCDジャケットデザインワークと原画を集めた「クリエイティブワーク展」が30日まで開かれている=写真。
美枝子さんは癒しのピアニストとして国内外で活躍するウォン・ウィンツァンさんの妻。ウォンさんの01、02、04年の楽譜デザインや、「地雷の地に平和の花を」の願いを込めた地雷犠牲者のためのCDジャケット原画、エッチングで繊細にお地蔵様を描いた童謡CDジャケットの原画などのほか、9・11の犠牲者への鎮魂の思いを墨1色に込めた「9・11ピースアートポスター・瓦礫の墓標」などを展示、平和へのメッセージを伝える。 -
かんてんぱぱのエビネ見ごろ
伊那市西春近のかんてんぱぱガーデンでは、エビネが見ごろを迎えている=写真。
園内には、タカネエビネ、ナツエビネなど5種類のエビネがあり、黄色やピンク色の花をつけている。色、形ともにさまざまなものがあり、山野草愛好家にも人気が高いエビネは、採取しやすいことが影響して徐々に数が減少しているという。
エビネのほかにもクロユリ、ニリンソウなどが見ごろ。同ガーデンには、約100種類の山野草があり、さまざまな花が順を追って咲いていくため、秋口まで楽しめるという。
今後はフタリシズカ、ササユリ、オニユリなどが咲き始める。 -
中条盆栽山野草展示会
中条公民館盆栽クラブ(会員・約13人、白鳥昭平代表)による盆栽山野草展示会が21日まで、伊那市西箕輪の中条公民館で開かれている。アツモリソウやエビネ、樹齢70年近い松の盆栽など約300点が、訪れた人の目を楽しませている。
26回目となる同クラブの展示会は、例年2千人近い人が訪れるほどの人気。展示の目玉は7、8種類がそろうアツモリソウ=写真。特徴的な大きな花をつけるアツモリソウは栽培が難しく、山では乱獲による減少が進んでいる。
同クラブのアツモリソウは全て株分けしたもので、クリーム色の花を咲かすレブンアツモリ、ひときわ大きい袋が特徴的なホテイアツモリ、経ヶ岳に自生するキョウガタケアツモリなどがある。
今年は気候の変動が激しかったため、花の時期を合わせるのが難しかったという。
同じく希少な山野草として人気の高いエビネも数種類が並び色や形の違うさまざまな花を咲かせている。
また、山野草と一緒に盆栽が並ぶのもこの展示会の特徴。そのほか、ヤマシャクヤク、シラネアオイ、コケイランなどが見ごろを迎えている。
また、山野草の展示即売もしている。 -
はら美術で水野敬子さんの作陶展
人間国宝・加藤唐九郎氏の黄瀬戸を今に引き継ぐ水野敬子さん(69)=岐阜県=の作陶展が23日まで、伊那市旭町のはら美術で開かれている=写真。黄瀬戸独特の落ち着いた黄色に彩られた食器や花器など約100点が、訪れた人の目を楽しませている。
加藤氏に20年近く師事した水野さんは現在、美濃焼伝統工芸士、美濃陶芸協会理事などを務めている。
黄瀬戸は志野、織部などと並ぶ美濃の代表的な手法の一つ。灰を主体とする釉(ゆう)薬がつくる深い黄色が「黄金色」にも例えられ、安土桃山時代から珍重されていた。
しかし、当時と現代の居住環境は大きく異なり、光の根源も違うため、水野さんは「現代生活の中でも美しい色彩を放つ黄瀬戸」追求。釉薬の原料である灰をつくることから自身で行い、独特の黄金色を再現している。
女性ならではの感性で仕上げられた作品は、優しさと温かみを放ち、見る人に安心感を与える。
午前11時縲恁゚後6時。入場無料。