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中川村3者共催講演会
中川村社会福祉協議会・公民館・小中PTA連絡協議会共催の講演会が14日、中川文化センターであった。約120人の聴衆は、伊藤外科(辰野町)の伊藤隆一院長の講演「笑いのある家庭」に耳を傾け、落語「やぶ入り」で初笑いした。
伊藤院長は「子供のころから、食事は大家族でわいわい、言いながらにぎやかに食べた。子供は1日の出来事を、親も色々な話しをしてくれた。今はテレビを見ながらの食事が多く、家族の会話が少なくなった。食事時間に面白い番組を流さないように」とテレビ局に注文した。
また、食生活の変化に触れ「日本は本来、草食民族だったが、戦後、アメリカの政策で、ハンバークや牛肉を食べる習慣が生まれ、牛肉の消費量が5倍、10倍に増え、狂牛病も出てきた」と警鐘を鳴らし、ゲーム上のバーチャルの世界にはまる若者、電車の中でメールに夢中の女子高校生などを挙げ「社会も学校も家庭も全部悪い」と総括「責任をほかに転嫁するのではなく、自らを省み、会話のある家庭、笑いのある楽しい家庭を築いて」と呼び掛けた。
この後、紋つき羽織に着替え、噺家、直志亭かんたに早替わり、落語「やぶ入り」を披露、会場の笑いを誘った。 -
【記者室】よくかんで脳を活性化
歯の痛みはつらく、耐え難いものだ。幸いにしてここ数年間は虫歯の痛みに縁がないが、昔親知らずが出てきた時には激痛で3日間ほど満足に口も開けられなかったものだ▼駒ケ根市の赤穂南小学校で歯の授業があり、かむことで脳が活性化されることを証明するために記憶力を調べる実験が行われた。詳細は省くが、児童らに同じテストを2回繰り返させ、2度目はガムをかませながら行った結果、全員が1回目と同じか良い成績を挙げた▼講師の歯科医師によると「高齢者が対象なら成績の違いはさらに顕著に現れる」ということだ。ガムをかみながら授業というわけにはいくまいが、仕事には採り入れられそうだ。今度原稿に詰まったら何か食べてみることにしよう。(白鳥記者)
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宮田村で有害自販機設置の動きに地域あげて警戒
宮田村内で有害図書の自動販売機設置を持ちかける動きがあり、村教育委員会は地域と連携をとりながら警戒を強めている。
16日午後と17日に業者が入り、村の幹線道路である中央線沿いの土地所有者らに設置を持ちかけた。話しは断わっており、賃貸契約などは結んでいないという。
村教委は「青少年の健全育成に影響がある」と懸念。各地区などと連携し、早急に注意を呼びかけるチラシを全戸配布する。
近隣の飯島町では昨年11月末に広域農道沿いに有害自販機が設置され、地域問題に発展している。 -
新伊那市長選・市議選 4月23日告示、30日投開票
伊那市・高遠町・長谷村の選挙管理委員会の打ち合わせ会議が17日、高遠町総合福祉センターであった。新市発足に伴う市長選・市議選は4月23日告示、30日投開票の日程で行うと申し合わせた。新市発足日の3月31日、暫定選挙管理委員会で決定する。
市長選・市議選は、公職選挙法で合併後、50日以内となっている。事務局は「高遠町の観桜期は選挙運動に支障が出る」「5月の大型連休は投票率低下の可能性がある」などの点を考慮。4月下旬と5月上旬の2案を示し、4月下旬にした。
暫定選挙管理委員4人は、各市町村の選挙管理委員会の互選で内定。
また、3市町村合併協議会の選挙部会で調整した事項について▽ポスターの掲示場は当面、現行の461カ所とし、合併後に調整する▽投票所は現行(71カ所)のまま引き継ぎ、合併後に検討する▽不在者投票は市町村単位に1カ所ずつ設置する▽投票は市長選が記号式、市議選が記名式竏窒ネど報告があった。
議員の定数は26で、初回に限り、市町村単位に選挙区を設ける。伊那区域18、高遠区域5、長谷区域3。
市長選・市議選日程の目安は次の通り。
▽4月6日=立候補届け出手続き等説明会▽17・18日=立候補届け出書類、選挙公報事前審査▽23日=告示▽24縲・9日=不在者投票▽30日=投開票 -
菊香堂が「権兵衛米の道」を発売
2月4日の権兵衛トンネル開通に合わせ、伊那市坂下区の和菓子店「菊香堂」(赤羽政治社長)は17日、新作「権兵衛米の道」を発売した。
「米の道」は米俵の形をしたもなか。栗入りのこしあんと白あんの2種類で、伊那と木曽を表した。「あんに栗を入れたことで、甘味を抑え、食べやすくした」という。栗の収穫時期には、地元産を使いたいとしている。重さは30グラムほどで、一、二口サイズ。1個95円。箱入りもある。パッケージは、祝いの意味を込めて紅白の2色にした。
数年前から、権兵衛峠にちなんだ和菓子を作りたいと思い、蒸しまんじゅうなども考えた。「権兵衛峠は米の道で、米俵のイメージがあった。なかなかイメージ通りにいかなかった。栗の風味とあんのバランスが難しかった」と10点前後の試作品を重ね、完成させた。
新作発表で、赤羽社長は開通に期待を寄せ「伊那に足を踏み込む人が増える。みやげ品の一つにしたい」と話した。 -
「高遠っ子みまもりたい」が結成
高遠小学校のPTAや教諭でつくる「高遠っ子みまもりたい」の結成式が16日夜、同小学校であった。全国の相次ぐ女児殺害事件を受けた同PTAは、登下校の安全対策を充実させるため、町内の小学校ではいち早く見守りボランティア隊を結成し、不審者が寄りつかない地域づくりをPRする。
我が子の安全を保護者が知恵を出し合って守っていこう竏窒ニいう趣旨のもと、79人で結成。隊員は買い物や、保育園の迎えの際など、「パトロール中」のステッカーを自動車に掲示し、通学路を巡視する。
席上で小松浩明PTA会長は「今後は地域の皆さんの応援団を募りながら、ボランティア活動を進める。結成を契機に、不審者が寄りつかないようにと意気込みを見せていきたい」とあいさつした。
高遠小学校では、PTA予算などで購入した防犯ベルを全児童に配布したり、昨年12月中旬から、集団下校を実施するなどの安全対策を実行。昨年末からは、月一回発行の学校便りを全戸に配るなど、地域住民への啓発活動もしている。
今後は「高遠っ子みまもりたい」の隊員を地域住民からも募集する考え。2月1日には、伊那署の協力で、声かけ事案への対応や防犯ベルの使用方法を学ぶ、不審者対策訓練を実施する。 -
最優秀に信英蓄電器箔
第16回ヤングドライバークラブ交通事故防止コンクール(県安全運転管理者協会主催)の伝達表彰が17日、伊那署内であった。最優秀などを受賞した同署管内の3事業所の代表者が訪問。小林紀玄同協会上伊那支部長と中山均署長から表彰状を受け取り、一層の交通安全意識を高めた。
管内の最優秀クラブは4回目の受賞となる信英蓄電器箔(南箕輪村北殿)、優秀クラブは5回目の長野日本電気(伊那市美篶)。ポスターの部の優秀には、昨年に引き続き三洋グラビア(伊那市西箕輪)が選ばれた。
コンクールは、交通事故防止に取り組む各事業所クラブの活動結果。県内の214クラブから最優秀クラブ8、優秀クラブ31を決定し、ポスターの部は最優秀1点、優秀1点を選んだ。
信英蓄電器箔では、朝夕の出勤時間に合わせ、クラブ員が職員のシートベルト着用を調査するなどの活動を展開。米山雅俊同クラブ会長は「会社全体で取り組んで、またこのような賞をもらえるよう頑張りたい」と意気込みを語っていた。 -
小鳩園が母子通園施設から療育センターへ
心身の発達に援助を必要とする就学前の幼児対象の伊那市の母子通園訓練施設「小鳩園」は4月から、「療育センター・小鳩園」に転換する。専門スタッフの配置などを充実して療育支援を強化。現在の「母子通園」を基本に、母親から離れても通園することのできる幼児には、単独通園を導入し、母親の負担軽減にもつなげる。現在は就学前幼児へのケアが主体だが、就学後まで視野に入れた系統的な支援体制の構築も検討している。
発達に何らかの援助を必要とする子どもたちが、遊び、生活を通じて機能訓練・感覚訓練をする同園は、開設した1975年から母と子が共に通う母子通園を導入している。子育てに悩む母親も、園で自分の子どもと一緒に過ごすことを通して、親子関係の基礎づくりをすることができる。
現在は、臨床心理士、言語聴覚士、理学療法士などの専門家と保育士が協力し、約20組の通園母子をサポートしている。また、定期的な保育所での巡回相談・個別指導などをして、同園から保育所へ就園した幼児などへの療育ケアも充実させてきたが、療育センター化して、一層の充実を図る。単独通園は06年度中に導入する予定。 -
県税功労者に対する知事感謝状の伝達式
長年、県税納税事務に協力している伊那地区納税貯蓄組合連合会の久保村英昭副会長(70)=伊那市=に16日、県税功労者の知事感謝状が伝達された。伊那市の県伊那合同庁舎で牛越徹地方事務所長から賞状を受け取った久保村さんは「これからも組合の活動に尽力していきたい」と語った。
久保村さんは、市職員を退職した95年、上伊那を対象とする伊那地区租税納税貯蓄組合連合会理事に就任。市職員時代に学んだ税に関する知識を生かし、納税の口座振替促進、租税教育の普及に努め、完納・納期内納税に協力している。99年からは、県連合会の理事、常任理事も歴任している。
感謝状は全県で6人、上伊那では久保村さん1人に伝達された。
牛越所長は「市町村と協力しながら、納税効率向上への一層の支援を願いたい」と話していた。 -
夢大きく 実現に努力へ
高遠町の高遠小学校(宮下廣則校長)で17日、20歳の半分を祝う「2分の1成人式」があり、4年生30人が夢に向かって飛躍することを誓い合った。
節目を祝うとともに、将来の夢を語り合い、思い出づくりの機会にしようと6年目。児童自ら会場の飾りつけや式の内容を計画、司会進行も務めた。
伊東義人町長は「現在の自分がいるのは家族や学校、社会のおかげと認識し、感謝を忘れないでほしい」とあいさつ。宮下校長は「夢に向かって、くじけずに歩んでほしい」と激励した。
児童たちは保護者らを前に将来就きたい職業を発表。「世界に通用するサッカー選手になるためにブラジルに行って練習したい」「子ども服のデザイナーになって、人気のある服を作れるように頑張りたい」「優しい保育士になるために勉強したい」など、夢の実現に努力していく決意を新たにした。
4年生は3月に、自分にあてた手紙などを町から寄贈されたタイムカプセルに収め、学校の敷地内に埋める。10年後の成人の年に掘り起こす予定だ。 -
羽広の獅子舞
伊那市西箕輪羽広地区で15日、五穀豊穣(ほうじょう)や厄除けを願う「獅子舞」があった。雌雄2匹による「舞い合わせ」には、子どもから大人まで多くの人が見学に訪れ、幽遠な舞を楽しんだ。
雄雌2匹の獅子は、仲仙寺で共に舞った後、北と南の家々を1日がかりで巡った。2匹が舞うのは、全国的にも珍しいという。
羽広獅子舞保存会の山口明雄会長は「7年後には400年祭を迎える。それに向けてがんばっていきたい」と話していた。 -
伊那技術専門校でメーリングリストを活用した緊急連絡網構築支援講習会開催
子どもの安全対策に役立ててもらおう竏駐・・輪村の県伊那技術専門校で12日、メーリングリストを活用した緊急連絡網の構築支援講習会があった。教職員などの学校関係者14人が参加し、携帯電話を使った緊急連絡網の構築方法を学んだ。
小学生などを対象とした悲惨な事件が相次いだ昨年末「事件防止のために何かできないか」と上伊那地方事務所と教育事務所が集まり検討。その結果、多くの人たちに、迅速に情報を提供できるメーリングリスト活用の参考にしてもらおうと講座を企画した。上伊那でも、市町村単位や学校単位でメーリングリストが導入されつつある。
メーリングリストは、専用アドレスを介してメンバー全員に情報を送信でき、携帯電話を送り先にすることもできるため、電話連絡より迅速に情報を連絡することができる。しかし、情報伝達の確実性、情報の信頼性については劣る点もあり、システムの問題点を把握した上で、活用していくことが重要であることなども説明。
実際に携帯電話を使い、情報を受信する体験もした。 -
町一区子ども会お汁粉会
駒ケ根市の町一区子ども会(堺沢良枝会長)は14日、今年最初の行事、お汁粉会を赤須町地域交流センターで開いた。区内の親子ら約70人が参加し、母親らの手づくりの甘い汁粉をたっぷりと味わった=写真。子ども達は「おいしい」と言いながら無中になって汁粉をほお張り「たくさんつくったからいっぱい食べてね」との呼び掛けに応じて何杯もお代わりを繰り返していた。
汁粉ができるまでの間、子ども達は数人ずつ集まってはトランプやかるた、百人一首などで遊び、歓声を上げながら正月の一日を楽しく過ごした。
汁粉会は子ども会が創設された1975年の翌年から30年以上にわたって途切れることなく続いている正月の行事。時に雑煮会に形を変えながらも、毎年連綿と受け継がれてきている。 -
青少年ふくしの集い
駒ケ根市社会福祉協議会は14日、青少年ふくしの集いをふれあいセンターで開いた。市内の小中学校・高校生ら約120人が参加し、この1年間に取り組んできた福祉活動などについてそれぞれステージで発表した。
中沢小3年生は総合的な学習の時間に老人介護施設竜東やまびこ園を訪問したことについてスライドを交えながら「お年寄りの喜ぶ顔がうれしかった」「体の不自由なお年寄りのことが少し分かった。これからも続けたい」などと代わる代わる感想を発表した。
赤穂小のふれあい交流委員会と4年3組は、全校ふれあいの日で身体障害者を学校に招いて話をしてもらったこと、特別養護老人ホーム・エーデルこまがねを訪問したことなどを発表し、アルミの空き缶回収で得た1万円を社協に寄付した。受け取った堀勝福事務局長は「皆さんの気持ちに感謝します。善意銀行に積み立て、困っている人たちのために有効に使います」と礼を述べた。 -
環境美化推進連合組合長会
駒ケ根市は13日、06年の第1回環境美化推進連合組合長会を市役所で開いた。市内各区の新組合長ら26人が出席して市職員らと初顔合わせをし、中原正純市長から委嘱状を受けた=写真。出席者はそれぞれ自己紹介をした後、担当者から廃棄物の処理体制などについて詳しく説明を受けた。選考の結果、同組合長会の会長に松下政久さん=町三区、副会長に鈴木忠良さん=菅沼、監事に大沼光明さん=北割一=がそれぞれ選出された。
環境美化推進連合組合長は次の皆さん。
◇赤穂▽南割=小林勝▽中割=小林善泰▽北割二=伊藤一一▽北割一=大沼光明▽小町屋=小林成烝▽福岡=久保田治彦▽市場割=清水弘▽上赤須=伊藤和明▽下平=小田原稔▽町一=松本靖夫▽町二=清水茂夫▽町三=松下政久▽町四=大木島勝宣▽上穂町=春日賢治
◇中沢▽吉瀬=鎌倉幸雄▽永見山=北原幸男▽菅沼=鈴木忠良▽下割=林正俊▽中割=竹村啓治▽上割=北澤統▽中山=伊藤喜彦▽大曽倉=下平稔▽中曽倉=宮脇義徳▽本曽倉=國枝文永▽原=瀧澤茂明▽南入=小島美洋
◇東伊那▽東伊那=市村重實 -
剣道部初けい古
宮田村剣道部(松崎
友善部長)の初けい古は15日、小学2年から一般までの部員、指導者約40人が参加し、宮田村体育館で行った。
正座、黙想、上座礼、相互礼に続き、松崎部長は「すばらしい天気のもと、初けい古ができ、お日さまや父兄に感謝したい。大きな声を出し、元気に、力いっぱいけい古に励み、06年をスタートさせよう」と気を引き締めさせた。部員を代表し、田中朝陽君(小学6年)は「練習を休まず、頑張ります」と新年の決意を述べた。
「礼儀を正しく、時間を守る、約束を守る」-など5つの誓いを唱和し、発声けい古や準備運動を行った。
また、素振り30回、面と小手をつけ、学年別に、打ちこみ、切り返し、基本打突などの気合の入ったけい古で汗を流した。 -
柔道部初けい古
宮田村柔道部の初けい古が15日、武道館であった。
柔道着を着て、素足で集まった小学2年から中学2年まで部員8人を前に、指導者の田中達造さんは「目標も持ち、1年間けがをしないように、一生懸命にけい古を」と呼び掛けた。
この後、輪になって準備体操や腹筋運動をしたり、受身の練習をした。
集中した1時間余のけい古のあとは鏡開き。今年の抱負や目標を話しながら、保護者が用意したもちを食べた。
柔道部のけい古は毎週日曜日の午前9-11時まで、武道館で行っている。 -
飯島町の出初式
穏やかに晴れ上がった15日、飯島町の06年度出初式が、飯島文化館などで開かれ、表彰や分列行進で無災害、平穏な1年を願った。
消防団員ら185人、消防車両15台が飯島駅前に集合。沿道の町民が頼もしげに見守る中、広小路を威風堂々と分列行進し、来賓36人の観閲を受け、文化館での式に臨んだ。
高坂町長は「団員の昼夜を分かたぬ活動で、昨年は大きな災害もなく平穏な年になった」と振り返り「来年は消防団発足から50年の節目を迎えるが、歴史の重みを胸に、早稲田団長をはじめ団員ひとり一人が、崇高な消防使命のもと、06年が平穏な年となるように、一層の精進を」と呼びかけた。
この後、表彰に移り、県消防協会表彰や上伊那協会、町関係の各章などが団体や団員に贈られた。
05年中の飯島町の火災発生件数は4件で前年と比べ、3件減少した。うち建物(倉庫)火災1件、土手火災3件で焼失額は約150万円だった。 -
金の干支クイズ、正解者は14人
飯島町のショッピングセンターコスモ21は15日、初売り・金の干支クイズの正解者を発表した。正解は2万2020円、正解者は14人。
高さ50センチのイヌのぬいぐるみに一円硬貨から百円硬貨まで5種類の硬貨を張り付け、総額を当てるクイズ。2縲・日まで、千円以上の買物をした人に応募券が渡され、町内を中心に924人が応募した。
正解者多数のため、22日午後3時に抽選会が行われ、当選者には現品が渡され、はずれた人にも商品券が贈られる。
正解者は次のみなさん(敬称略)
横前久枝、横前章子、宮下陸、宮下綾菜、豊口善弘、下法憲夫、佐々木結花、小松しな、小林たみえ、小林華音、北村千恵子、柄山大樹、大嶋一輝(以上飯島町)、小倉ひとみ(松川町) -
伊那少年剣道クラブ鏡開き
伊那少年剣道クラブ(伊藤節郎代表)は15日、05年度の鏡開きを伊那市の伊那公民館で開いた。本年度新入部員がけいこを披露し、皆でおしるこを味わった。
式で伊藤代表は、「本年度は各大会でいい成績、賞をたくさんもらった。一方でもう一歩で悔しい思いもした。悔しい気持ちをバネに、力にして、これからも正しい剣道を目指し、力強く、長く、楽しく続けてほしい」とあいさつした。
中学1年の高木夏海さんと小学6年の三沢碩希君が、「教えを守り、しっかりけいこして丈夫な体を作り、ずっと剣道を続けて明るい大人になります」と元気に誓いの言葉を述べた。
05年度の新入部員は小・中学生6人。そのうち小学2、3年生の4人が、大勢の仲間が見守る中、緊張した面持ちで、素振りなどけいこを披露した。
クラブでの指導20周年を迎えた指導者の神山みどりさん(伊那市)に感謝状の贈呈もあった。
クラブ員は約70人。毎週月曜日と金曜日、伊那東小学校体育館で練習している。 -
峰丈流護身武道上伊那支部進級審査会
峰丈流護身武道上伊那支部(岡部真一支部長)は15日、高遠町の高遠中学校体育館で進級審査会をした。
茅野市に本部がある護身武道は、全国に約700人のけいこ生がいる。空手のけいこをベースに、自分が自分らしく、各自が持っている素晴らしい面に気付き、どこかでリーダーとして活躍できるように自信を付け一人ひとりが輝けるよう練習に励んでいる。
上伊那支部は伊那市、駒ヶ根市、高遠町、南箕輪村に5道場あり、2月に新たに伊那市と箕輪町に2道場できる。現在のけいこ生は3歳から53歳までの約150人。
10級から1級までの進級審査会は2カ月に1回あり、今回は60人が審査に臨んだ。
基本けいこ、移動基本などをした後、級ごとに審査。支持に従い、けいこ生は集中力を高め、日ごろの練習の成果を出して型などをやり、上級の審査では木や瓦割りもあった。 -
ガールスカウト長野26団
ピースパック準備ガールスカウト長野26団(40人、木部則子団委員長)は15日、伊那市総合福祉センターで、ミャンマー難民の子どもたちに送るピースパックの袋詰め作業をした。
ガールスカウト日本連盟は94年から10年間、平和提唱事業で、難民高等弁務官事務所の協力のもと、アフガニスタン難民の子どもたちにピースパック(文房具)を送った。今年度から、タイ国内にあるミャンマー難民キャンプの子どもたちにピースパックを送る。
26団は、昨年12月にフリーマーケットを開いて資金を集め、文房具を購入。団員や役員が布を持ち寄り手作りした袋に、ノート、らくがき帳、鉛筆、色鉛筆かクレヨン、鉛筆削り、消しゴム、ボールペン、英文のメッセージを入れた。団員15人は平和を願い、ミャンマーの子どもたちへの思いを込めて、袋詰め作業に取り組んだ。
用意したピースパック30袋と靴2箱は、ガールスカウト日本連盟に送り、各地から集まるピースパックは春ころミャンマーに届ける予定という。 -
南箕輪わくわくクラブ
新春もちつき大会南箕輪わくわくクラブ主催の新春イベントもちつき大会が15日、村民体育館であった。小学生を中心に会員ら約150人が集まり、元気にもちをついて、つきたてのもちを満喫した。
もち米40キロを用意。皆で交代に杵を握り、「よいしょ、よいしょ」と声を出して威勢良くもちをついた。
つきたてのもちは、ごま、きなこ、お汁粉の3通りの味に仕上げ、子どもも大人もよく伸びるもちを喜んで味わった。
テニスとフライングディスクをしている南箕輪中学校1年の伊東拓真君は、小学3年生ころまで自宅で杵とうすでもちつきをしていたため、なかなかの腕前。「久しぶりで楽しい」と、2うす分のもちを大人と二人で交互にリズムよくついていた。 -
山車クイズ抽選会
箕輪南宮神社初祭り祭典実行委員会は、14、15日の祈年祭で山車飾りにちなんだクイズをした。16日、神社の祭典準備室で抽選会があった。
クイズは、スマイル山車くらぶの「花咲かじいさん」から、「花咲かじいさんに出てくる犬の名前は?」。3択問題で、正解は「しろ」。
応募総数は583。正解者数は471、不正解109、無効3。箕輪町内や郡内のほか飯田市、上田市、佐久市、岡谷市からも応募があった。初祭り実行委員長、山車飾り保存会長、商工会木下支会長ら役員が正解者の中から抽選で20人を選んだ。当選者には山車飾り6舞台の写真を添えて記念品を送る。
当選者は次の皆さん。
◇箕輪町=岡芳範(木下)三井利宣(木下)大賀誠充(木下)藤田正人(中箕輪)こうのひとし(松島)宮坂陽子(松島)鳥山亮介(木下)木下元義(木下)岡亮輔(木下)小松夏弓(木下)木下正明(木下)浦野正恵(東箕輪)日野しろう(上古田)志賀太樹(木下)◇南箕輪村=中山富美子(神子柴)◇伊那市=清水道子(西箕輪)山来笑美子(西箕輪)酒井八千代(御園)宮下澄子(西春近)◇岡谷市=舩坂あつみ(長地) -
宮田村で小正月の伝統行事しし追い
宮田村の各地区で14日夕、小正月の伝統行事「しし追い(鳥追い)」があった。季節はずれの雨降りとなったが、子どもたちが羽子板などを棒で打ち鳴らして各戸を訪問。玄関先で元気に歌い、地域の安全を願った。
害を及ぼす動物を追い払い、農作物の豊作を祈願するのが由来。
駒が原地区では午後5時半過ぎから子どもたちが集まり、班ごとに各家庭をまわった。
「ほっぽや、ほっぽ」と独特の調子でしし追い歌を口ずさむ。リズムをとりながら棒で板を叩き、厄を払った。
昔から変わらない伝統の風景に、住民たちは「今年もまた良い年になりそう」と大喜び。お礼に菓子を渡していた。
駒が原地区ではこの行事を「鳥追い」とする人が多いが、町1区、町2区などでは「しし追い」と呼ぶ場合が多いようだ。 -
箕輪南宮神社祈年祭
箕輪町木下の箕輪南宮神社の祈年祭が14、15日、境内であった。宵祭りの14日は、今年の作物の吉凶と世の中を占う「御筒粥(おつつがゆ)」の神事があり、占いの結果、今年の世の中は7分2厘だった。境内には山車(だし)飾り保存会(蟹沢廣美会長)が町無形民俗文化財の「山車飾り」を奉納し、参拝者でにぎわった。
本祭りの15日は祭儀や厄払い祈願祭があり、町無形民俗文化財「中曽根の獅子舞」の奉納舞や山車飾り見学会もあった。
山車飾りは、大きな舞台が「安寿と厨子王」「孝女白菊」「曽我兄弟の仇(あだ)討ち」、子どもたちのスマイル山車くらぶによる「花咲かじいさん」、神苑池に「犬の踊り子」、商工会・コミュニティセンター前に「犬のごあいさつ」を飾った。舞台によっては舟や犬が動く仕掛けになっており、参拝者は、人形や背景など丁寧に作られた舞台を興味深く眺めていた。
「御筒粥占」の結果は次の通り。
▽苗代=中▽早生大麦=上々▽大麦=上▽早生小麦=上々▽小麦=中▽早生稲=上▽中生稲=極上▽晩生稲=上▽ソバ=中下▽大豆=中▽モロコシ=上▽アワ=下▽小豆=下▽たばこ=上々▽サツマイモ=中▽ジャガイモ=上々▽ニンジン=上▽ゴボウ=下▽大根=中▽カブナ=中下▽ナス=上々▽キュウリ=上▽トマト=下▽ネギ=中下▽タマネギ=極上▽白菜=下▽キャベツ=極上▽蚕=下▽クリ=中上▽リンゴ=上▽ナシ=下▽カキ=下▽春気候=上▽夏気候=上▽秋気候=下▽冬気候=中 -
新伊那市長選 小坂氏が正式に出馬表明
伊那市長の小坂樫男氏(70)=小沢=は16日、伊那市・高遠町・長谷村の新伊那市発足に伴う伊那市長選挙の出馬について正式表明した。合併の重要事項について協議が終了し「7万4千人の市民が『合併してよかった』と思えるよう、最後の努力をしたい」と述べた。
16日の市議会臨時会のあいさつで「後援会を通じ、合併の大きな流れの中でまとめることが必要で、引き続き務めるべきとの声をいただいた。市政の課題は山積みし、新しい考え方や発想が求められている。健康に恵まれ、激務にも耐えうる」と所信を述べた。
臨時会終了後の記者会見では「特色を持った3市町村を有機的に結びつけることで、産業、観光、定住など新しいまちができる」とし▽自主財源の確立▽権兵衛トンネル開通に伴う観光▽少子化対策竏窒・フ的な施策として挙げた。
市長選は4月30日投開票の日程で行われる見通し。
小坂氏は上伊那農業高校卒。県職員を経て、94年から伊那市助役、96年から市長を務めている。3期目。 -
新伊那市議選 竹中則子氏を擁立
伊那市女性団体連絡協議会OB有志らが16日、「明日を担う女性の会」を立ち上げた。伊那市・高遠町・長谷村の合併で新伊那市発足に伴い、市議会議員選挙(定数26)に送り出す女性候補1人を絞った。
擁立するのは、女団連会長として活躍し、3市町村の合併協議会委員を務めるなど市政にも詳しい竹中則子氏=手良。
家族の了解を得て、23日に記者会見を開いて出馬表明する見通し。
会は行政と市民との協働のまちづくりに参加し、女性の力を発揮する組織。その中で、政策決定の場への参画として女性候補擁立を検討し「市政に女性議員を」との思いで一致した。
会には、女性約30人が出席。発足に至った経過の報告や、市政へのかかわりなどについて意見を交換した。
選挙は、4月30日投開票の日程で行われるものとみられる。 -
権兵衛トンネル開通 拠点施設から観光情報を発信
権兵衛峠道路開通に対応する観光戦略と拠点施設の検討結果がまとまり、伊那市は16日、市議会全員協議会で報告した。「伊那市の出入り口にふさわしい地域情報発信交流施設」が基本コンセプト。今後、地元説明会などで意見を集約し、06年度の用地取得・設計、07年度の着工を目指す。
内容はコンサルタントに依頼したもので、伊那市の観光分析、開通に伴う観光客の入り込み動向、滞在型観光への誘導戦略、拠点施設開設の基本方針などをまとめた。
拠点施設は、伊那市を知ってもらうため、情報発信の拠点と休憩施設を複合した機能を持たせ、情報棟、展望広場、星空デッキ、トイレ、足湯、物産館などを設ける。大型車10台以上、普通車100台程度の駐車スペースを確保する。
建設地は、県道与地辰野線との交差点から東側の国道北側が適当とし、敷地面積は約1万5千平方メートル。
道路開通に伴い、観光客は187万3千人と予測される。
観光戦略では「自然」「食」「健康」「歴史」「人」をキーワードに、広域での連携による魅力創出、体験型観光の取り組み強化、観光資源の発掘などを挙げた。
市では「早急に組織を立ち上げ、十分に論議する時間を取りたい」とした。 -
かるた大会、中川図書館
中川村図書館(松沢かおり館長)は14日、新年恒例のかるた大会を開いた。園児から小学生まで30人が参加、園児、小学校低学年、同高学年の3グループに分かれ、2種類のかるたを使い、2回戦の合計点で競った。
かるたは「犬も歩けば棒に当る」で始まる昔なじみの犬棒かるた、「どこでもドア」「竹コプター」など便利な道具が登場するドラえもんかるた、「せんにんはなんにん、1人でもせんにん」など言葉の遊びが楽しいダジャレかるたなど。
子どもたちは職員が読み上げると、すばやく、札の上を視線を走らせ、「あった!」と手を伸ばした。中にはお手つきをし、1回休みになったり、同時に手を伸ばし、札の上に手を重ねるなど、白熱した展開になった。
かるたの後、全体で百人一首にも挑戦した。
松沢館長は「かるた大会でかるたの楽しさを知り、時には家族でかるたを楽しむ機会になれば」と話していた。