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坂本勇さん作品展「何げない日常の出会い」
伊那市美篶の画家、坂本勇さんの作品展「何げない日常の出会い」が4日から、伊那市高遠町の信州高遠美術館で始まります。
作品展には、アクリル画やスケッチなど64点が展示されています。
坂本さんは、日常の中で見られる自然体のものをテーマに描いたということです。
作品は、第一展示室のほか、市民ギャラリーでも展示されています。
「何げない日常の出会い」は信州高遠美術館で4日(土)から19日(日)まで開かれています。
なお、7日(火)と14日(火)は休館日となっています。 -
南箕輪小学校3年2組 村のジオラマを披露
南箕輪村の南箕輪小学校3年2組は、社会科の授業で作った、映像案内が流れる村のジオラマを、3日披露しました。
この日は、小学校を訪れた村の職員と地域おこし協力隊員にジオラマの説明をしました。
3年2組は、社会科の授業で村を探検し、紙粘土でジオラマを作りました。
ジオラマの中にある施設を音声と映像で紹介できるように、小学生向けのソフトを使い、プログラミングをしました。
針金を触るとその場所の説明がパソコンに表示される仕組みになっています。
地域おこし協力隊の瀧森優さんは「通学路など、自分達が知っているスポットを入れると面白くなると思います」とアドバイスしていました。
ジオラマは、さらに改良を加え、保護者にも見てもらえるように、懇談会中に展示するということです。
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伊那谷の冬の風物詩 ザザムシ漁
伊那谷の冬の風物詩ザザムシ漁が12月1日から解禁になりました。
天竜川の水が雨の影響で増水して濁ったこともあり、1日遅れの2日からザザムシ漁を楽しむ人の姿がありました。
伊那市山寺の天竜川の浅瀬です。
2日は中央の中村昭彦さんがザザムシ漁をしていました。
1日までの雨の影響で水が濁ったことから、解禁日から1日遅れの2日に漁を始めました。
中村さんのザザムシ漁歴は40年以上です。
鍬で石を掘り返してから足を使い石の裏にいるザザムシを四手網と呼ばれる網に入れていきます。
トビゲラやカワゲラ、ヘビトンボなどの水生昆虫の幼虫の総称をザザムシと呼びます。
午前10時過ぎの天竜川の水温は9度でした。
中村さんによると水温が4度くらいまで下がると、脂がのったおいしいザザムシがとれるということです。
河川工事などで川の底が深くなり、漁をする場所も減ってきているということで、1日に6キロほど獲れたザザムシも年々減少し、1キロほどになったということです。
また今年は8月の大雨の影響で川底の石が転がり、多くのザザムシが死んでしまったため不漁になりそうだと話していました。
こちらは中村さんが醤油、砂糖、みりん、酒で味付けして作ったザザムシの佃煮です。
冷凍して保存すると1年以上持つということです。
ザザムシ漁は2022年2月末まで行われます。
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県内で新型コロナ感染確認3日連続なし
長野県と長野市、松本市によりますと、2日県内で新型コロナウイルスへの感染確認はありませんでした。
県内の新規感染者数の発表がないのは3日連続です。
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春日智子さんフラワーアレンジメント作品展
ドライフラワーやアートフラワーなどを使って作ったアレンジメントの作品展が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場にはフラワーアレンジメントの作品、およそ350点が展示されています。
伊那市富県の春日智子さんがアトリエで製作した、クリスマスや正月などの季節を彩るものや普段から飾ることができるものまで様々です。
作品展は今回が3回目です。
春日さんは「一つでも気に入った作品を見つけてもらえたら嬉しい」と話していました。
また、作品の予約販売も行っているということです。
フラワーアレンジメント作品展「からふる・Pleasant Flowers・季節を楽しむ花々」はかんてんぱぱホールで6日まで開かれています。
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伊那ローメンズクラブ 中病職員にローメン振る舞う
伊那ローメンズクラブは、23日、伊那中央病院の職員にローメンを無料で提供しました。
23日は、伊那ローメンズクラブのメンバーら15人の他、伊那中央病院を運営する伊那中央行政組合組合長の白鳥孝伊那市長、宮下一郎衆議院議員も参加し、職員にローメンを振る舞いました。
伊那ローメンズクラブでは、新型コロナの対応にあたる医療従事者に感謝しようと、今年2月にも無料で提供しています。
今回は、医療の最前線でがんばってくれている職員たちに、家族でゆっくり味わってもらおうと企画しました。
材料は、10月に行ったローメン秋祭りの売り上げで購入し、振る舞いました。
夜勤明けの人にも味わってもらおうと、朝8時から正午までの4時間にわたり提供しました。
23日は、用意した1,500食全てを提供したということです。 -
元気づくり支援金事業 表彰式
長野県の令和2年度「地域発 元気づくり支援金」事業の優良事例表彰で、入野谷そば復活夢プロジェクトが知事表彰を受賞しました。
1日は、伊那市の伊那合同庁舎で表彰式が行われました。
入野谷そば振興会は、絶滅したと思われた入野谷在来そばの種を発見しました。
平成26年に6粒の種から栽培をはじめ、令和元年以降には500キロを収穫するまでになりました。
現在では、地元のそば店に出荷するまでになりました。
ホームページで復活までのストーリーを紹介し、事業発展の成果をあげたことが評価されたということです。
このほかに、郷土愛プロジェクトが取り組む、「高等学校のキャリア教育コーディネート事業」と、公益財団法人上伊那産業振興会の、「AI・IoT展開のための人材育成事業」が上伊那地域振興局長表彰に選ばれています。
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上農生 プロの指導を受け測量実習
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒は、長野県測量設計業協会南信支部の指導を受け、測量実習を2日行いました。
実習には上伊那農業高校コミュニティーデザイン科里山コースの2年生20人が参加しました。
指導したのは長野県測量設計業協会南信支部の会員12人です。
2日は4班に分かれ、実際に現場で使用している最新測量機器の使い方を教えてもらい体験していました。
ある生徒は「学校にある機器よりも進歩していて操作が簡単で楽しいです。進路を考える参考にもしていきたいです。」と話していました。
南信支部では「人手不足を解消したいという思いがあるので、実習を通して就職に繋げてもらえれば嬉しいです」と話していました。
測量実習は次世代を担う建設技術者を育成するために南信支部が長野県と連携して行っていて今回で10回目です。
上伊那農業高校は毎年2年生を対象に測量実習をしています。
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MCPC award表彰式
伊那市とKDDIが行っているドローン物流サービスが、先進的なモバイルシステムの活用事例を表彰する「MCPC award2021」で最高賞を受賞し、25日に表彰式が行われました。
東京都のホテルで表彰式が行われ、白鳥孝市長が出席しました。
MCPC awardは、モバイルシステムの導入により、業務の効率化やコスト削減などの成果をあげた事例を表彰するものです。
伊那市は、中山間地域の買物困難者解消のため、去年8月にKDDIが開発した、自律飛行が可能なドローンでの物流サービスを始めました。
この取り組みは国内初のドローン物流サービスで、今年のMCPC Awardで最高賞となるグランプリと総務大臣賞を受賞しました。
白鳥市長は、「地方で暮らし続けるためのお手伝いをするのが行政の仕事です。次のステップに向け、様々な取り組みを行っていきたいです」と話していました。
(提供:伊那市)
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ジャズフェス いなっせで開催
アマチュアグループやプロのバンドが演奏を披露するジャズフェスティバルが、23日に伊那市のいなっせで行われました。
今年で15回を数えるフェスティバルには、アマチュアやプロのジャズバンドが演奏を披露しました。
このうち、上伊那地域を中心としたジャズ愛好家でつくる「伊那ビッグバンド」は、5曲を披露しました。
新型コロナの影響で集まることができないメンバーもいるため、半分ほどの8人でステージに立ちました。
去年は出演を見合わせたため、2年ぶりとなります。
メンバーらは、「ワクワクした気持ちでこの日を迎えました。8人編成なりのサウンドを聞いていただけたと思います」と話していました。 -
校地・校舎 伊那北に
伊那市の伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を再編統合する新たな高校の校地について長野県教育委員会は、伊那北高校の校地と校舎を活用するとの方針を11月30日に示しました。
11月30日は9回目の伊那新校再編実施計画懇話会が開かれ、県教育委員会が校地の選定結果を報告しました。
再編統合する新しい高校の校地については伊那北と弥生いずれかを活用し、広さや学校へのアクセスなど11項目について県教委が検討を進めてきました。
伊那北は敷地の広さで、弥生は部活動の活動場所の確保と周辺の学習環境で優位性があるとされ、残りの8項目は差は無いとの結果でした。
県教委では、全校生徒の日常の教育の充実につながる「敷地の広さ」を最優先すべきとの結論となり、伊那北高校の校地活用の方針を示しました。
また、弥生の第2グラウンドも有効活用するとしています。
懇話会では今後、再編実施計画案の策定に向け、募集年度や学級数について検討を進めていきます。
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山岳輸送 無人VTOL機お披露目
伊那市は、100kgの荷物を運ぶことができる無人 垂直離着陸機VTOL機を使い山小屋へ荷物を運ぶ輸送プラットホーム構築事業の記者発表を1日に行いました。発表では、試作機のお披露目も行われました。
1日は伊那市の白鳥孝市長とVTOL機の開発を行う東京都の川崎重工業株式会社の石田正俊執行役員が事業の概要について説明をしました。
伊那市と川崎重工業は、今年度から5年間かけて無人VTOL機による、山小屋への物資輸送の実証実験を行います。
対象となるのは市が保有する南アルプスと中央アルプスの3つの山小屋です。
現在、山小屋への輸送はヘリコプターに頼っていますが、公共工事の増加やパイロット不足などにより運航機会の確保が困難になっているという事です。
伊那市は輸送ルートや環境への影響などを調べ、川崎重工業は機体の開発を進めます。
きょうお披露目された無人VTOL機の試作機の大きさは縦横5メートル、重さは340kgです。
エンジンと機体は、川崎重工業が持つオートバイとヘリコプターの製造技術が組み込まれています。
継続飛行距離は100kmで、運べる荷物の重さは100kgです。
川崎重工業では現在、2機目の試作機の設計を行っていて標高3,100mまで飛べるようにするという事です。
市では今回のプロジェクトを通して山小屋の他に、林業や建築現場など様々な場所で活用できる仕組みを作っていきたいとしています。
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「MINOWA CLUB U15」全国大会へ
箕輪町の箕輪中学校の生徒を中心とするバスケットボールのクラブチーム「 MINOWA CLUB U15」が、長野県代表として東京で開催される全国大会に出場します。
11月30日は、ミノワクラブのメンバー16人が箕輪町役場を訪れ白鳥政徳町長に全国大会への出場の挨拶をしました。
ミノワクラブは、11月21日に長野市で開催された県大会で優勝し、来年1月に東京で開催される全国U15バスケットボール選手権大会への出場権を手にしました。
チームは箕輪中の女子バスケ部と東部中の生徒が所属していて、選手層があつく攻守ともにバランスが取れたチームだという事です。
箕輪中3年でキャプテンの井口美緒さんは「みんなと一試合でも長くできるよう頑張りたいです」と話していました。
白鳥町長は「これから寒くなるのでケガをしないようコンディションを整え、大会に望んで下さい」と選手たちに声をかけていました。
全国大会は来年1月4日から東京都調布市で開催する予定です。
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ザザムシ漁解禁 天竜川濁り持ち越しに
12月1日は伊那谷の冬の風物詩ザザムシ漁の解禁日です。
しかし11月30日からの雨により天竜川は増水し濁っていた為、漁をおこなう人はみられませんでした。
天竜川漁業協同組合の平沢正信副組合長です。
天竜川漁協によりますと1日までにザザムシ漁に必要な虫踏許可証を取得したのは5人で、平沢さんもその一人です。
11月30日からの雨により天竜川が増水し、水が濁っているため1日の漁を中止しました。
特に水が濁っているとザザムシが餌と一緒に泥を食べ、つくだ煮にしても食感が悪くなるという事です。
平沢さんによりますと水の濁りが無くなり1週間ほどすると漁が行えるという事です。
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モバイル市役所のサービス支援員 委嘱
伊那市は、高遠町小原の兼子はるみさんを、来年度から運用する移動式の市役所、モバイル市役所の行政サービス支援員に委嘱しました。
1日は、伊那市役所で委嘱式が行われました。
モバイル市役所は、長谷地域を循環するバスを使い、バスの運行時間外に、移動式の市役所として各種証明書発行などの行政手続きを行います。
兼子さんは、バスに乗車し、手続きの案内やサポートを行います。
モバイル市役所は、来年度から運用を開始し、選挙の期日前投票の会場として活用することによる投票率の向上や、マイナンバーカード普及率向上などが期待されるということです。
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県内感染確認なし
長野県と長野市、松本市によりますと、1日、県内で新型コロナウイルスへの感染確認はありませんでした。
県内の新規感染者数の発表がないのは2日連続です。
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障害者週間に合わせて手作り製品販売
12月3日から9日まで「障害者週間」です。
この週間に合わせて障害のある人が作った製品の販売会が伊那市の伊那合同庁舎で30日から始まりました。
30日は南箕輪村の障がい者生きがいセンターひまわりの家の利用者2人と職員が、購入した人に商品を手渡していました。
ひまわりの家では小銭入れや野菜など利用者が作った22種類の商品を販売しました。
販売会は「障害者週間」に合わせて伊那合同庁舎で毎年開かれています。
上伊那の14の障害者福祉事業所が参加し、日によって販売する事業所が変わります。
販売会は伊那合同庁舎で12月10日まで、土日を除く毎日開かれています。
時間は正午から午後1時までです。
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県内コロナ感染確認なし
長野県と長野市、松本市によりますと、30日、県内で新型コロナウイルスへの感染確認はありませんでした。
県内の新規感染者数の発表がないのは27日以来、3日ぶりです。
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燃料費高騰でいちご農家が負担を懸念
30日の伊那地域の最低気温は氷点下5度で今季一番の寒さとなりました。
寒さが厳しくなる中、いちご農家は燃料費の高騰による暖房費の負担増加を懸念しています。
伊那市西箕輪のみはらしファーム内にあるみはらしいちご園です。
17棟のハウスで栽培していて、収穫を間近に控えたいちごが色づき始めています。
今朝の伊那地域の最低気温は氷点下5度で、今季一番の寒さとなりました。
暖房は、寒さが厳しくなった先週末から本格的に稼働しています。
ハウス内が5度から4度になると稼働するようになっています。
羽広いちご生産組合 副組合長の笠松崇志さんです。
暖房の燃料は重油で、1つのハウスで1シーズン60万円から70万円かかるということです。
燃料価格の高騰による影響は大きいということです。
みはらしいちご園の収穫体験は、コロナ前は1シーズンで7万人ほどが訪れていましたが、昨シーズンは9,318人でした。
今シーズンは1組50分の時間制限を設けるなどのコロナ対策を取り、来年1月2日から営業する予定です。
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10月月間有効求人倍率 1.52倍
上伊那の10月の月間有効求人倍率は、前の月を0.03ポイント上回る1.52倍となりました。
1.5倍台は令和元年10月以来となります。
10月の月間有効求人数は3,709人、月間有効求職者数は2,441人で、月間有効求人倍率は1.52倍となりました。
全国は1.15倍、県は1.39倍で、上伊那は県内12のハローワーク管内で3番目に高い数字となっています。
雇用情勢については、「一部に弱い動きが続いているものの、着実に改善が進んでいる」と判断を据え置いています。
ハローワーク伊那では「弱い動きが続いている業種に対して迅速な支援をしていきたい」と話していました。
また新規高校卒業者の就職内定率は10月末現在81.4パーセントとなっています。
ハローワーク伊那では「新型コロナウイルスの影響で減少した仕事量が回復傾向にあり、若手の人材確保と育成を目指す企業が増加している」としています。
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箕輪町の国道153号バイパス4車線に
箕輪町の国道153号パイパスの沢上交差点からJR跨線橋までの1.3キロ区間が30日から4車線での通行が始まりました。
30日午後1時、国道153号バイパスの沢上交差点からJR跨線橋までの1.3キロ区間の整備が終了し、4車線の通行が始まりました。
車道の幅は13m、歩道を含めると25mです。
この区間は、平成4年度に暫定で2車線での通行が始まりました。
沿線が開発され、交通量が多くなっていることから県が平成30年度から整備を行い今日から4車線での通行が可能となりました。
なお、JR飯田線と交差する橋は2車線となっています。
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故北原安定さんの所蔵品 市に寄贈
伊那市高遠町出身でNTT副社長などを務めた故北原安定さんが所有していたべっ甲を使った帆船の置物が7日伊那市に寄贈されました。
7日は安定さんの息子の北原俊史さんらが伊那市高遠町の「読書楼」と呼ばれている生家を訪れ、安定さんが所有していたべっ甲を使った帆船の置物を白鳥孝市長に渡しました。
これがべっ甲を使った帆船の置物です。
安定さんがNTT副社長に就任した時に、当時中曽根内閣の外務大臣を務めていた長崎県出身の故倉成正さんから贈られたものです。
俊史さんによりますと、40年から50年ほど前、長崎県ではべっ甲細工が伝統工芸品でしたが、ワシントン条約によって材料が輸入できなくなったため、大変貴重で最高級品だということです。
俊史さんは「父はデジタル化が夢だった。伊那市はそれをがんばっている場所ということで寄贈しました。大切にしてもらえたら嬉しいです。」と話していました。
伊那市では、多くの人の目に触れる公共の場所に飾る予定です。
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「みんなで支える森林づくり上伊那地域会議」 現地視察
長野県森林づくり県民税のよりよい使い道を考える「みんなで支える森林づくり上伊那地域会議」のメンバーが18日箕輪町の萱野高原で現地視察を行いました。
視察には5人が参加し萱野高原の整備を行ってきた三日町福与地区里山整備利用推進協議会会長の中村政一さんから話を聞きました。
中村さんは「一回里山を整備しても4年ほどで戻ってしまいます。広く作業ができればいいですが関わる人が少ないので大変です」と話していました。
協議会では萱野高原の遊歩道の整備やマツクイムシの被害を受けた木を伐採し薪にして販売する活動などを行っています。 -
最低気温ー4.7度 小笠原商店で糸寒天づくり
29日朝の伊那地域は、最低気温が氷点下4.7度と今季1番の冷え込みとなりました。
伊那市東春近田原の小笠原商店では、冬の寒さを利用した糸寒天づくりが行われています。
小笠原商店では、薄日が差す中凍った寒天を天日干しにする作業が行われていました。
伊那地域の最低気温は、午前5時19分に氷点下4.7度を記録し、今季1番の冷え込みになりました。
今年は、気温がなかなか下がらず、例年より2週間ほど遅い11月中旬に作業を始めたということです。
大正5年創業の小笠原商店では、天然の糸寒天を作っていて、県内では唯一だということです。
原料となる海藻のテングサを煮詰めてその煮汁を冷やし固めて棒状にし、機械でところてんのように細く切って広げていきます。
夜凍らせたものを日中天日干しにしてゆっくりと溶かし水分を抜く作業を10日ほど繰り返すと完成です。
小笠原商店の糸寒天は、東京や関西を中心に全国の老舗和菓子店に卸していて、水羊羹に使われているということです。
寒天づくりのピークは、来年3月頃まで続き、4月頃まで行われます。
商品は、工場でも購入することができるということです。 -
伊那北高校 全国英語ディベート全国大会出場へ
出題された社会問題について英語で意見を言い合う「全国高校生英語ディベート大会」に、伊那市の伊那北高校の生徒が出場します。
29日は、2年生の佐野天咲さんと福島雄斗さんが市役所を訪れ、笠原千俊教育長に出場の挨拶をしました。
大会は、あらかじめ出題されていた社会問題について肯定側と否定側に分かれて意見を言い合うものです。
4人1チームで、立論者・質問者・回答者・まとめ役に分かれて相手チームと対戦します。
今月6日と7日に開かれた県大会で伊那北高校は準優勝し、7年ぶりの全国大会出場を決めました。
今回は、「首都機能を東京の外に移転すべきか」がテーマで、伊那北高校は肯定側の際は「富士山が噴火した場合に災害対応が困難なので移転すべき」否定側の際は「大規模な環境破壊につながるので移転すべきでない」などの切り口で考えを主張したということです。
全国大会には、64チームが出場し、来月18日と19日にオンラインで開かれます。
2人の他に、2年生4人の6人編成で出場します。 -
箕輪町議会 一般会計補正予算案4億5千万円追加
箕輪町議会12月定例会が29日に開会し、新たに4億5千万円を追加する今年度一般会計補正予算案など12議案が提出されました。
主な事業として、3回目の新型コロナウイルスワクチン接種に1億3,600万円、ほかに来年度施工予定の災害拠点としても活用する複合施設の設計に5,100万円、障害者自立支援事業に3,200万円などとなっています。
12月定例会は12月6日・7日に一般質問、13日に委員長報告と採決が行われます。
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新山小学校で「おでかけ講座」
伊那市の新山小学校で市の職員による「おでかけ講座」が10月26日に開かれ、児童が防災について学びました。
講師は伊那市危機管理課の小松剛さんが務め、災害が起きたときの避難場所などについて話をしていました。
小松さんは「きょう勉強したことを家に帰って家族と話し合って下さい」と呼びかけていました。
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南箕輪村議会 一般会計補正予算案6,700万円追加
南箕輪村議会12月定例会が29日開会し、新たに6,700万円を追加する今年度一般会計補正予算案など6議案が提出されました。
補正予算案の歳出には予備費の1億2,800万円が充てられています。
主な事業のうち、生活支援・企業応援商品券事業は1人あたり、5,000円分の商品券を配布するもので事業費は7,950万円となっています。
令和4年1月1日現在、村内に住所をおく人が対象でおよそ1万5,900人分を見込んでいます。
ほかに3回目の新型コロナワクチン接種事業費として4,600万円などとなっています。
12月定例会は12月8日・9日に一般質問、10日に委員長報告と採決が行われます。
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新型コロナ 県内軽井沢で1人感染
長野県内で29日、新たに軽井沢町で1人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県と長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、軽井沢町で1人です。
長野市と松本市の発表はありませんでした。
29日 午後4時現在、県内で感染が確認されたのは8,885人で、入院は1人、死亡は97人です。
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南箕輪村の小学生が英語に親しむ
南箕輪村内の小学生がゲームなどをして英語に親しむイベントが28日南箕輪村公民館で開かれました。
イベントでは、4つのブースが設けられ、子どもたちが英語を使ったゲームをしたり、外国の文化に関するクイズに挑戦していました。
4つのブースでは、英語で買い物体験をしたり、ピザを作るゲームをしていました。
講師を務めたのは、南箕輪村の小中学校などで英語を指導しているALT4人です。
このイベントは、子どもたちに英語に親しみ、外国の文化を知ってもらおうと南箕輪村教育委員会が開いたものです。
イベントには南箕輪村内の小学5,6年生15人が参加し、楽しみながら学習していました。