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バリアフリー音楽会 うたって!うたって!ファミリーコンサート
障害のある子どももない子どもも一緒に楽しめるバリアフリー音楽会、うたって!うたって!ファミリーコンサートが11日、伊那市のいなっせで開かれました。
11日は150人ほどが訪れました。
出演したのは伊那北高校出身で元NHK歌のおねえさん、城倉かほるさんなどです。
コンサートは、東京を中心に親子で楽しめるコンサートを企画しているこども音楽研究会が開いたものです。
城倉さんの地元でも、バリアフリーのコンサートを楽しんでもらいたいと、今回初めて伊那で開かれました。
大きな音で子供たちを驚かせないように、開始のベルを鳴らさないほか、希望者に事前にプログラムを郵送するなど、障がいのある子供が安心して参加できるバリアフリー音楽会となっています。
参加者は、曲にあわせて体を動かしたりしながら、コンサートを楽しんでいました。 -
国道152号分杭峠付近の通行止め解除
国道152号分杭峠付近の土砂崩落の応急工事が完了し、10日正午に通行止めが解除されました。
工事は7月13日に見つかった土砂崩落にともない行われていたものです。
伊那建設事務所では土砂崩落以降夜間の通行を禁止していたほか先月30日から今月10日までの土日を除き全面通行止めにし工事を行っていました。
伊那建設事務所では雨量の状況によっては再び通行を規制する場合があるとしています。 -
TPP交渉参加表明反対の要請書提出
伊那市議会は10日、内閣総理大臣宛でTPP交渉参加表明反対に関する要請書を提出しました。
要請では、政府として責任ある情報の開示と公正公平な運営による国民的議論の場を設定すること。
国益に即した具体的な判断基準を政府の統一見解として明示すること。
またそのようなプロセスを経ない限りTPP交渉参加表明は断固として行わないことを求めています。
この要請は上伊那農政対策委員会とJA上伊那より内閣総理大臣に提出するよう依頼があり、10日開かれた市議会経済建設委員会協議会で了承されたものです。
市議会ではこれまでに、JA上伊那などから出されたTPP参加に反対する請願、陳情を採択しているほか、内閣総理大臣などに対し、意見書を提出しています。 -
オリンパス解体現場から油流出
9日の午後2時頃、伊那市西町のオリンパス事業場の解体現場の油が、近くを流れる古川に流出する事故がありました。
伊那市や県、国、解体業者により水稲などの被害状況を調査したところこれまでに被害は確認されていません。
伊那市などの発表によりますと、流出した油は、電気機器の絶縁や冷却に用いられるトランス絶縁油で、9日の解体作業時に誤ってトランスを破損させたのが原因とみられています。
国土交通省天竜川上流河川事務所は、10日午前7時の巡視で、犬田切川と天竜川合流点などで油が無いことを確認。
停止していた農業用水の取水を再開しました。
流出した油の量は、最大で1,460リットルと推定されています。 -
消防広域化 負担方法など決定
上伊那消防広域化協議会が10日伊那市のいなっせで開かれ、3日の専門委員会で確認された指令センターと消防救急無線のデジタル化について、3年計画で整備し、均等割16パーセント、人口割84パーセントとする費用負担の方法が決まりました。
指令センターシステムの整備、消防救急無線のデジタル化は、ともに今年度中に実施設計業務を委託し、来年度から2年間で行います。
事業費は、指令センターシステムの設計に600万円、無線のデジタル化の設計に1,400万円を見込み、いずれも上伊那広域連合の方式に基づき均等割16パーセント、人口割84パーセントの割合で負担しあいます。
これにより、指令センターシステムの設計では、伊那消防組合が399万円、伊南行政組合が201万円、
無線のデジタル化設計が伊那は931万円、伊南は、468万円となります。
トータルでの整備費用は、13億円を見込んでいますが、伊那・伊南別々に整備するより2億2,000万円ほど経費が削減されるということです。 -
箕輪中学校女子バスケ部 全国大会へ
箕輪町の箕輪中学校女子バスケットボール部は、8日に開かれた北信越中学校総合競技大会で2位となり、全国大会出場の切符を手にしました。
長野県からの出場は、16年ぶりの快挙です。
箕輪中学校女子バスケットボール部には、1年生から3年生まで25人が所属しています。
大会では、精度の高い3ポイントシュートを武器に強豪を次々と倒してきました。
全国大会出場をかけた準決勝では、新潟県の猿橋中学校に45対43の僅差で勝利しました。
決勝は、新潟県の山の下中学校に67対38で敗れていて、水谷一博監督は「全国で戦うにはこれまでやってきたことの精度をさらに高めていく必要がある」と話します。
キャプテンの中坪美和さんは「全国大会では、楽しみながらプレーし、まずは1勝したい」と話します。
全国大会は、21日から埼玉県で開かれます。
平均身長162センチと小柄なチームですが、全国大会の大きな舞台で勝利を目指します。 -
夏山シーズンピーク 伊那市長谷で救助訓練
夏山シーズンがピークを迎えています。
そんな中、南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会救助隊は、万が一に備え伊那市長谷黒河内の岩場で救助訓練を10日、行いました。
救助訓練には、隊員およそ20人が参加しました。
救助隊では、年に4回訓練を行っていて、今回は、岩場の多い鋸岳を想定した救助訓練を行いました。
隊員らは、ザイルの扱い方や命綱の結び方を確認し、高さおよそ20メートルの岩場を登っていました。
今年入隊した伊那警察署の署員2人も、先輩隊員から基礎を教わっていました。
救助隊の西村和美隊長は「マナーを守らない登山者が増えていて、事故に繋がる恐れがある」と話します。
救助隊は、民間や行政などおよそ80人で構成されています。
管轄するエリアでは昨年度、死亡事故は起きていませんが、遭難や滑落などが5件発生しています。
救助隊では「緊急時に備えいつでも出動できる態勢をとっていく」としています。 -
子供たちが水生生物調査
夏休み中の子どもたちが天竜川に住む生物を調べて水質を判定する水生生物調査を7日行いました。
7日は箕輪町沢の伊那路橋付近に小学生とその親など30人ほどが集まりました。
水生生物調査は、辰野町から飯田市までの天竜川とその支流12か所で行われていて、川に住んでいる生物の種類や数を調べ、水質の判定を行うものです。
天竜川上流河川事務所が、子どもたちに川に親しみ、環境保全に興味を持ってもらおうと毎年行っています。
子ども達は、石を裏返したり網を使うなどして、虫や魚を捕まえていました。
調査の結果、きれいな水に住むヘビトンボやヒゲナガカワトビケラなどが多く採取されたことから、きれいな水だということがわかりました。
天竜川上流河川事務所では、「この機会を通して川の環境について理解を深めてもらいたい」と話していました。 -
伊那市災害バイク3台導入
伊那市は、災害時に情報収集などで活用するオフロードバイクを、3台導入しました。
オフロードバイクは災害バイク隊が使用するもので、導入されたのは、カワサキのKLX125です。
排気量125ccのオフロードバイクで、軽く、小回りが利くのが特徴です。
7リットルの燃料が入り、300キロほど走ります。
3台の購入費用は、およそ120万円です。
9日は、白鳥孝伊那市長や、災害バイク隊の隊員が参加して、入魂式が行われました。
そのあと、早速隊員らが、バイクの乗り心地を確認していました。
災害バイク隊は、今年4月に、バイクが好きな市の職員8人が集まり発足しました。
災害発生時には市長が召集し、自動車が入れない場所での情報収集や伝達活動を行ないます。
6月から、月に1度、個人が所有しているオフロードバイクで訓練を行ってきました。
白鳥市長は、「使うような機会はないほうが良いが、災害への備えを万全にしたい」と話していました。
伊那市では、今後、バイクの台数をさらに増やしていきたいとしています。 -
伊那中央病院 新型CT機器導入へ
伊那市の伊那中央病院は、救命救急センターに指定されてから、重篤患者の搬送が増加していることなどから、新型のCT機器を導入します。
これは、9日伊那市のいなっせで開かれた上伊那地域医療再生推進協議会で示されたものです。
CT機器の導入は、平成25年度に実施予定だった急性期医療機器整備事業を前倒しして行うものです。
病院には、現在2基のCTがありますが、導入から10年が経過しているため、最新のものよりも機能が劣り、故障も増えていました。
2基のうち1基を更新することになり、診察時間が短縮できる他、患者の放射線被ばく量を軽減することができます。
事業費は、およそ2億6,200万円で、うち8,700万円ほどを基金で賄います。
9日の協議会では、CTの導入費用の他に、昭和伊南総合病院の2次救急医療の充実に伴う機器整備費など、およそ3億3,400万円を追加する補正予算案が示され、了承されました。 -
南箕輪村 3歳児の保育料引き下げへ
10月1日から、南箕輪村の保育料の一部が引き下げられることになりました。
8日夜は、村役場で保育料審議委員会が開かれ、唐木一直村長が丸山博志委員長に保育料の見直しについて諮問しました。
現在村の保育料は、○3歳未満 ○3歳児 ○4歳以上の3つに区分されていますが、上伊那郡内のほとんどの市町村は、○3歳未満 ○3歳以上の2つの区分となっています。
諮問の内容は、村でもこの2区分を採用して、3歳児の保育料を4歳以上と同額にすることで料金を引き下げるというものです。
これが適用されると、最も多い所得階層では、年間2万円の減額となり、全所得階層でみても7.9%の引き下げ率となります。
委員会では、審議の結果、諮問通り唐木村長に答申しました。
唐木村長は「経済状況が厳しい時期だからこそ住民の生活にやさしい村づくりを進めていきたい」と話していました。
村では、今回の答申に基づき10月一日から保育料の改定を行いたい考えです。 -
次期森林づくり県民税 住民説明会
今年度で終了予定の森林づくり県民税について、来年度以降も継続の意向を示す長野県は、上伊那地域の住民を対象にした説明会を8日夜、伊那合同庁舎で開きました。
この日は、上伊那地域の住民およそ50人が、県から説明を聞きました。
県は、平成25年度以降に実施を計画している次期森林づくり県民税の案を6日に公表しています。
それによりますと、個人の年額は現行通りの500円で、実施期間は平成25年4月1日からの5年間としています。
森林税を使った新たな取り組みとしては、間伐材の搬出促進、県内各地の特色を活かした持続可能な森林づくりモデル事業の構築、市町村の水源林取得経費の支援などをあげています。
説明会の後に行われた意見交換では、住民から「森林税の継続には賛成するが、これまでの取り組みで足踏み状態になっているものもある。県がもっとリーダーシップを発揮して取り組みを進めていく必要がある」などといった意見が出ていました。
県庁森林政策課の有賀秀敏課長は「意見を参考にして新たな森林税の構築に活かしていきたい」と話していました。
県では説明会の他にパブリックコメントを募集していて、住民の意見も参考にしながら、県議会9月定例会に条例改正案として提出することにしています。 -
点字で災害支え合いマップ
伊那市社会福祉協議会と、点訳に取り組むボランティアサークルは、視覚障害者の災害時支えあいマップの作成に今回初めて取り組みます。
9日は、伊那市福祉町づくりセンターで災害マップ作成の1回目の会合が開かれました。
会合に参加したのは、伊那市山寺八幡町に住む視覚障害者の萩原 俊さん、佳代子さん夫妻、点訳ボランティアグループの六星会のメンバー、地元八幡町の関係者、市社協の職員です。
六星会が、視覚障害者に対しアンケートを行なったところ、防災マップの点訳版を作って欲しいとの声があがったことから、今回、市社協と点字防災マップの作成に乗り出しました。
9日は、地域で氾濫しやすい川や、どこに避難するのがよいのかなどを話し合いました。
話しあいの中で、大雨にしても地震にしても、状況が分からず外に出るのは危険だとして、隣組が声をかけるまで自宅で待機してもらうこと、自宅にいるかそれとも避難したかがわかるように、災害時には玄関に札を下げることなどが確認されていました。
9日話し合われた意見を参考に、六星会がマップの作成を始めます。
現在は、絵などを点字にする新たな技術が開発されていて、それを応用してマップを作ります。
萩原さんのほかに、点字の防災マップの作成を希望している視覚障害者は、現在市内に5世帯あるということで、六星会のメンバーや地元と協力しながら、それぞれにマップの作成を行います。
伊那市社会福祉協議会では、12月末までに6世帯それぞれの点字災害マップを完成させたいとしています。 -
中学生サミット 市長と懇談
伊那市内にあるすべての中学校の生徒会役員が集まる中学生サミットが9日伊那市役所で開かれました。
参加したのは伊那中学校、東部中学校、西箕輪中学校、春富中学校、高遠中学校、長谷中学校の市内6校の生徒会正副会長18人と、オブザーバーの2年生16人です。
中学生サミットは、伊那市教育委員会が中学生の視点から市政に参加してもらい、他校との情報交換の場として企画したもので、今回が2回目です。
サミットでは、スライドを使い生徒会の取り組みや課題を発表しました。
白鳥孝市長との懇談の中で、高遠中の生徒からは、「ごみの無い観光都市伊那市を作るために、日時を統一して市内で一斉にゴミ拾いをしたらどうか」という提案が出されました。
これに対し市長は、現在行われているごみ拾いの取り組みを紹介し、「日時を統一してごみを拾うのは面白い。同時は難しいかもしれないが、これからも環境整備に取り組んでいきたい」と応えていました。 -
園児が運動会で披露する太鼓練習
伊那市の富県保育園園児は、来月開かれる運動会で演奏する太鼓の練習に励んでいます。
運動会で太鼓を演奏するのは年長園児24人です。
7日は地元、富県高烏谷に拠点を置く歌舞劇団、田楽座のメンバーが保育園を訪れ指導にあたりました。
田楽座は5年前から太鼓指導を行っていて地域との交流を深めています。
練習では友達の動きを見ながら音を合わせるよう指導していました。
園児らは大きな声でリズムをとりながら力強く太鼓を叩いていました。
富県保育園の運動会は9月22日を予定していてそれまでに全部で5回の練習を計画しています。
田楽座は富県小学校でも太鼓指導を行っていることから、「富県地区が太鼓の盛んな地域になればうれしい。」と話していました。 -
伊那市手良の酪農家 酒井秀明さん東海農政局長賞を受賞
伊那市手良の酪農家、酒井秀明(しゅうめい)さんは、牛乳の品質や衛生管理がすぐれているとして、長野、愛知、岐阜、三重の4県の酪農家のうち、1位にあたる東海農政局長賞を受賞しました。
8日、酒井さんがJA上伊那本所を訪れ、御子柴茂樹組合長に受賞の報告をしました。
酒井さんが受賞した、東海農政局長賞は、長野、愛知、岐阜、三重にある1052件の酪農家のうち、牛乳の品質、衛生管理が最も優れているものに贈られるものです。
審査は、脂肪やタンパク質、細菌の数、体細胞数など5項目を検査します。体細胞数は少ないほど牛が健康であることを示すもので、その数が少ない生産者を上位とする方法で順位を決めます。
今回の審査で、1ミリリットルあたりの体細胞数が平均で23万個であったのに対し、酒井さんの牛乳は6万3千個と少なかったということです。
御子柴組合長は、「後継者育成のためにこれからも頑張ってほしい」と話していました。 -
100%上伊那産のそば粉使用「伊那華のそば 新そば」発売
JA上伊那は、100%上伊那産のそば粉を使用した「伊那華のそば 新そば」を、8日に発売しました。
原料には、上伊那で生産された夏そば、「しなの夏そば」が
使用されています。
夏そばは、5月中旬から種をまき、7月下旬に収穫を行います。
普通のそばに比べ、のどごしがよく食べやすいのが特徴だということです。
木曽にある製麺会社と3年前から共同開発を進め、商品化に至りました。
JA上伊那では、「地元の商品を地元の人に味わってもらいたい」と話していました。
伊那華のそばは、3食入りつゆ付きで840円、伊那市や駒ヶ根市などのAコープ店や直売所で、年内限定で販売されています。 -
親子で夢を形に~夢ケーキ作り~
8月8日は夢ケーキの日です。子どもたちの描いた夢をケーキにする夢ケーキ創りの催しが、伊那市の伊那小学校体育館で、開かれました。
この催しは、全国の菓子職人などで作る、NPO法人 Dream Cake Projectが主催したもので、上伊那を中心におよそ140組の親子が参加しました。
参加した親子は、直径15センチほどの、土台となるスポンジに、アーモンドのペースとで思い思いの形をつくり、飾り付けを行っていました。
夢ケーキは、2006年から伊那市の菓匠Shimizuが始めたイベントです。
2010年には、日本全国や世界に夢ケーキを広めたいと考える、菓匠Shimizuの清水慎一さんが賛同した全国の仲間と共にNPOを立ち上げました。
イベントには、全国各地からおよそ70人がボランティアスタッフとして参加しました。
また、普段はライバル店でもある、伊那市内の菓子店もイベントに参加し、ケーキ作りを手伝いました。
Dream Cake Projectでは、菓子を通じて子供たちに夢を与えると共に、家族だんらんの時間をもってもらおうと活動しています。
参加したある子供は「創造していたケーキが完成しうれしい。家族みんなで食べたいです」と話し、母親は「今回イベントに参加し子どもの夢を聞けてよかったです」と話していました
2時間程でケーキが完成すると、参加した親子は、できばえを見ながら、記念写真を撮っていました。 -
「土産合格品」販売コーナー設置
長野県の観光土産品の審査に合格した上伊那の商品をPRする販売コーナーが、8日、伊那市長谷の道の駅南アルプスむら長谷に設置されました。
販売コーナーは、上伊那観光土産品公正取引協議会が、土産合格品の販売促進のため、観光客が増える夏から秋に合わせ設置するもので、去年に続き2回目の取り組みとなります。
2年に1度、長野県観光土産品統一審査会が長野市で開かれ、全県から応募された土産品の中から合格品が決まります。
今回は、平成22年10月の審査で合格した上伊那の土産品13社54品目のうち、常温で陳列できる5社の10品目がコーナーに並べられ、販売されます。
販売期間は11月30日までとなっています。 -
MACサルト 中日本大会出場報告
上伊那を拠点とするサッカーのクラブチーム MACサルトジュニアユースは、大阪府堺市で開かれる、中日本インターシティカップに出場します。
8日は、箕輪中学校3年でチームのメンバーの大槻潤君と宮坂哲也君が、箕輪町役場を訪れ、平澤豊満町長に出場報告をしました。
MACサルトは、7月の北信越デベロップ大会で全勝優勝し中日インターシティカップへの出場権を手にしました。
大会には、北信越、東海、関西地域の予選を勝ち抜いた、16チームが出場します。
フォワードでキャプテンの大槻君は、相手選手に負けない運動量が持ち味で、「とにかく動いてチャンスをつくりたい」と話していました。
ディフェンダーの宮坂君は、組織的な守備をする事を心がけていて、「ルーズボールでは競り負けないよう、当たりを意識したい」と話し、両選手とも、「まずは1勝」と平澤町長に大会での目標を話していました。
平澤町長は「暑さに負けないよう、頑張ってきてください」とエールを送りました。
中日本インターシティカップは、今月16日から大阪府堺市で開かれる予定です。 -
七夕飾りで厄払い さんよりこより
三峰川を挟んだ伊那市美篶と富県の天伯社で、月遅れの七夕行事「さんよりこより」が今日行われました。
さんよりこよりは洪水を起こす厄病神に扮した大人を地区の子供たちが七夕飾りでたたき、厄払いをする伝統行事です。
およそ580年前の洪水で高遠町藤沢にあった天伯社が当時の桜井村に流され、その後対岸の川手村に流れ着いたことが縁で毎年8月7日に行われています。
美篶の川手天伯社では、集まった子供たちが七夕飾りを手に鬼役の大人をかこみ「さー寄ってこいよ」という意味の「さんよりこより」と唱えながら3週まわります。
そして手にした七夕飾りで鬼役の大人を一斉にたたき、これを3回くりかえしました。
さんよりこよりが終わると、神輿にご神体を載せ、富県の桜井天伯社を目指して三峰川を渡りました。
桜井天伯社に到着すると、同じようにさんよりこよりが行われました。 -
東西春近の財産区議員らが貝付沢での取り組みを視察
伊那市の東春近と西春近の財産区議員らが平成18年豪雨で土砂災害にあった伊那市西春近諏訪形の貝付沢での地域住民の活動を7月27日視察しました。
27日は東西春近の財産区議員など20人ほどが地域住民らで作る諏訪形地区を災害から守る委員会の活動を視察しました。
委員会が取り組んでいる保育ブロック工法は、根が地中深く伸びるようにする工法で、深く張った根が土砂災害を防ぎます。
根が深く張ることで、植物が抜けにくくなり野生鳥獣対策にも有効と期待しています。
貝付沢は平成18年豪雨で氾濫し、広域農道に大量の土砂が堆積するなど大きな被害がありました。
5月に植えた160株の苗は秋頃に災害のあった斜面に植える予定だということです。
参加者は、「植えたあとの育ちは良いのか」「東春近の山も貝付沢と同じやわらかい土なので、取り組みを参考にしたい」などと話していました。
諏訪形区を災害から守る委員会副委員長の酒井卓実さんは、「長い時間がかかることだが、委員会や住民も協力してくれているのでコツコツとりくんで災害のない強い里山にできれば」と話していました。 -
日中友好都市中学生卓球交歓大会 壮行会
日中国交正常化40周年を記念して開かれる日中友好都市中学生卓球交歓大会の壮行会が2日伊那市役所で行われました。
大会に出場するのは、市内の予選を勝ち抜いた伊那東部中学校3年生の御子柴誠也くんと後藤幸乃さんです。
壮行会では、伊那市長がユニフォームを選手に手渡しました。
選手は、伊那市と友好都市の中国北京の通州区の選手とチームを組んで大会に出場します。
伊那市チームの三澤一志隊長は、「オリンピックでは日中は競争をしているが、交歓大会ではチームを組んで、日中友好の力を示したい」と話していました。
長野県内からは6つの自治体がそれぞれの友好都市とチームを組み、大会に参加します。 -
絵手紙すずらん作品展
箕輪町の絵手紙学習グループ 絵手紙すずらんの作品展が箕輪町文化センターで開かれています。
会場には町公民館の絵手紙講座に通う「絵手紙すずらん」のメンバー10人が製作した作品140枚ほどが展示されています。
これらの作品は、台所にあるものをテーマに制作したものです。
メンバーには60台の女性が多く、台所に立つことが多いことから、やかんやつまようじなど、普段使い慣れたものをモチーフに選びました。
絵手紙すずらんは2002年から活動を始め、今年で10周年になります。
絵手紙すずらんの作品展は9日木曜日まで箕輪町文化センターで開かれています。 -
南箕輪村と企業が森林の里親協定締結
南箕輪村と諏訪市に本社を置く株式会社サンティアは、企業と地域が連携して森づくりを行う
森林の里親協定を結びました。
7日は南箕輪村民センターで協定調印式が行われ、南箕輪村の加藤久樹副村長とサンティアの矢・ス真治取締役事業部長のほか、立会人として青木一男上伊那地方事務所長、協力者としてNPO法人森のライフスタイル研究所の竹垣英信代表理事所長が出席し協定書を取り交わしました。
諏訪市に本社があるサンティアは、ホテルやアミューズメント事業を展開している会社で南箕輪村にも事業所を置いています。
除伐や枝打ちなど森づくりをする場所は、経ヶ岳登山道の2合目付近、約55ヘクタールの村有林です。
村とサンティアが協定を結んだ森林の里親促進事業は県が行っているもので森を保有する地域と環境整備など社会貢献に意欲を持つ企業が連携して森林づくりを行うものです。
企業は森林整備を行うことで、社員の環境意識の向上を図るほか地域との交流を深めます。
協定締結は県内では82件目、上伊那では9件目で期間は3年間となっています。 -
立秋 秋の音色プレゼント
今日は立秋。
暦の上では秋となりました。
箕輪町のながた荘には涼しさを感じてもらおうと秋の音色がプレゼントされました。
立秋の今日。伊那地域の最高気温は32.2度となり
16日連続で真夏日を記録しました。
箕輪町のながた荘周辺ではセミの声が響いていました。
中に入ると一転して秋の音色、スズムシの鳴き声が聞こえてきます。スズムシは東京の男性が7月初め、ながた荘を訪れた際、秋の音色を感じてもらおうと置いていったものです。
その男性は20年ほど前に、ながた荘を訪れたとき従業員にスズムシの飼い方を教わり、それがきっかけで家で卵から育てるようになったといいます。
東京の暑さで長野より成虫になるのが早いことから一足先に秋の音色を楽しんでもらおうと毎年ながた荘を訪れスズムシをおいていくようになったということです。
またその男性は毎年夏の終わりに昆虫箱を引き取りに訪れるということです。
長野地方気象台では、この暑さは来週以降も続くと予想しています。 -
狼煙リレーを前に火起こし体験
戦国時代の武将、武田信玄が通信手段として使った狼煙を再現する南信州狼煙リレーが来月行われます。
それを前に7日、火起こしの体験が伊那市の西春近公民館で行われました。
狼煙リレーは飯田下伊那地域の住民でつくる武田信玄狼煙会が実施するものでリレーには西春近の住民も参加します。
火起こし体験は、狼煙リレーで火をつける際、当時の様子を再現しようと行われたものです。
7日は西春近北小と南小の児童のほか、地区役員など約
30人が集まりました。
体験では木をこすりあわせて発生する摩擦熱や、火打ち石を使った火起こしが行われました。
体験では大人も子どもも夢中になり実際に火がつくと歓声があがっていました。
戦国時代、武田信玄は、敵が攻めてきたことなどを伝える通信手段として狼煙を使っていたということで、それを再現する催しが来月8日に行われます。
上下伊那と諏訪の27か所で狼煙がリレーされることになっていて参加者は、この催しを通して伊那谷の歴史を学び、地域の連携を図りたいと話しています。 -
南箕輪村 防災アドバイザー設置へ
南箕輪村は、防災体制の充実を図ろうと、防災アドバイザーを設置します。
6日は、村議会全員協議会が役場で開かれ、唐木一直村長が防災アドバイザーを設置する考えを示しました。
防災アドバイザーの設置は、災害への事前対策や、発生時の対応について、専門的立場から助言を受けることにより、防災体制の充実を図ろうというものです。
主な活動は、▽災害についての住民への啓発▽災害時に備えた応急対策手順の確認▽地域防災計画の見直し などです。
任期は2年とし、村では3人から4人を委嘱するとしています。 -
手良小4年生 野菜販売で栄村の小学校支援
長野県北部地震で被災した小学校を支援しようと、伊那市の手良小学校の児童は6日、自分達で作った野菜を販売しました。
野菜を販売したのは、手良小学校の4年生21人です。
6日は、JA上伊那手良支所の敷地内で、収穫したスイカとスイートコーンを販売しました。
4年生は、3年生の頃から総合学習の時間に野菜を育てています。
今年2月の授業参観日に、ポップコーン作って販売し、その売り上げを栄村の栄小学校に義援金として送ったことが縁で、手紙のやりとりをするなど交流を続けています。
今回も、売り上げを栄小に送ろうと、5月に種を蒔き育ててきたスイカおよそ30玉と、スイートコーン500本を販売しました。
用意した野菜は完売し、この日の売り上げ6万8,280円全額を、栄小学校に送るということです。 -
熱気と興奮 伊那まつり開催
40回の節目となる伊那まつりが4日と5日に開かれました。
市民おどりには98連およそ6800人が参加しました。
今年の伊那まつりはテーマを「明日へ」サブテーマを「心をひとつに明日へがんばろう日本」とし被災地の復興に願いをこめました。
4日は市民おどりが行われ、98連およそ6800人が熱気あふれる踊りを披露しました。
今年は歴史ある踊り「伊那節」と「勘太郎月夜唄」をクローズアップ踊りコンテストも行われました。
コンテストでは連ごとに踊りの正確さのほか、観衆を楽しませるパフォーマンスなど4つの部門で審査され優秀な連に伊那まつり実行委員会から賞状が贈られました。