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信大学長が伊那市訪問
伊那市と包括連携協定を結ぶ信州大学の山沢 清人学長らが、19日、高遠町を視察しました。
19日は、白鳥孝市長の案内で、山沢清人学長と笹本正治副学長らが、高遠町を視察しました。
高遠城址公園、信州高遠美術館、歴史博物館などを回りました。
伊那市と信州大学は、2005年に地域の産業や文化の振興、教育・人材育成、安全・安心な地域づくりなど、様々な分野で互いに協力する協定を締結しています。
今回は、連携を更に深めるため、伊那市にある資源を見てもらおうと、白鳥市長が、学長に視察を呼びかけました。
歴史博物館で、伊澤修二に関する資料を見学している際、伊澤修二が留学していたアメリカボストンのブリッジウォーター州立大学と伊那市の間で交流をしていることが話題になりました。
ブリッジウォーター州立大学からは、伊那地域の大学とも交流したいという話があったということで、信大と交流してはどうかなどといった話も出ていました。
伊那市と信州大学は、今後も、緊密に連携・協力していきたいとしています。 -
第32回宗嶺会刻字展
刻字愛好者でつくる宗嶺会の作品展が、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで始まりました。
32回目となる作品展には、塩尻から駒ヶ根までの28人の作品90点ほどが並んでいます。
宗嶺会は、伊那市の宮澤梅径さんに師事する人たちで作られていて、30年のベテランから初心者までが出品しています。
会場には、展覧会などに出品する大作のほか、1つのテーマにみんなが取り組んだものもあります。
今回のテーマは「木偏(きへん)」です。
林や、桜、楓など、様々な木偏の文字を、それぞれが好きなように表現しています。
展覧会に出品する作品には様々なルールがあると言う事ですが、「木偏」の作品については、みんな楽しんで自由に作ったということです。
関係者は、「刻字は色もあってカラフルなのが楽しい。部屋に飾るインテリアにしてもおしゃれ」と話していました。
この宗嶺会の刻字展は、21日(土)まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。 -
信越花便り 千曲市あんずの里 満開
信越各地の花の便りをお伝えするコーナー。
19日はケーブルネット千曲からの情報です。
去年に比べて3日、平年より1週間遅れの14日に開花した千曲市のあんずの里は今週に入って花が咲き進み、18日現在平地と中間地で満開、山間地で3分咲きとなっています。
あんずまつりを22日日曜日まで延期している実行委員会では、天気が安定していれば今週末まで
見ごろが続くと予想しています。
上平展望台周辺では春爛漫を待ち望んでいた観光客らが続々と繰り出していて景色を眺めたり散策したり、ジャムなど特産の土産を買い求めたりしながら、あんずの里を満喫しています。
地元の人の話によると午前中はマイカーの花見客が目立ち、午後になると観光バスで訪れる団体客で賑わっているとのことで展望台の売店も朝から大忙しでした。
千曲市内では一部で桜も咲き進み花見会を開く所もあり今週末の21日、22日は、あんずと桜の競演でお花見のピークになりそうです。 -
春爛漫 信州伊那梅苑見ごろに
19日も5月上旬並みの暖かな陽気となり、桜も一斉に開き始めています。
箕輪町の梅の名所、信州伊那梅苑も見ごろを迎えています。
園内にある竜峡小梅や信濃小梅、紅梅、枝垂れ紅梅などが咲き、レンギョウも見ごろで華やかな雰囲気に包まれています。
箕輪町一の宮にある伊那梅苑は、2万3,000坪の広大な敷地に6,000本の梅や桃があります。
今年は、平年に比べ5日から6日遅れているということで、これからが最盛期です。
毎年関東や中京方面を中心に全国から観光客が訪れていて、19日も園内を散策する人の姿が多くありました。
これから1週間から10日が最盛期で、これから桃が花を咲かせゴールデンウィーク頃まで楽しめるということです。 -
ゲームで避難所運営を擬似体験
大地震の発生に備え、避難所運営のノウハウを疑似体験できるカードゲーム「ハグ」を使った机上訓練が19日箕輪町役場で開かれました。
大地震が発生し、死傷者が多数発生、避難者が小学校に集まってきているとの想定で訓練は行なわれました。
松島区や役場、社会福士協議会職員ら50人がグループに分かれ訓練をしました。
ハグとは、H(避難所) U(運営) G(ゲーム)の略で、平成19年に静岡県で開発されました。
避難者の年齢や性別、国籍、それぞれが抱える事情が書かれたカードを体育館や教室に見立てた平面図にどれだけ適正に配置できるか、避難所で起きる様々な出来事にどう対応していくかを擬似体験していきます。
参加者たちは、話し合いながら避難者を配置していました。
訓練を開いた箕輪町社会福祉協議会では、「いつ大きな災害が起きるかわからない。こうした取り組みで地域の防災力を高めていきたい」と話していました。 -
同級生は芸術家 3年B組三人展
4月21、22日の2日間、二人の芸術家と舞踊家の三人展が、伊那市の伊那文化会館で開かれます。
「大満・星」。東京で数多くの個展を開いている日本画家・竹内啓さんの作品です。
「フロム六本木ヒルズ」。明星一平ちゃんやチャルメラのパッケージデザインの経験もある荻原隆さんの作品です。
画風が全く違う作品ですが、この2人にはある共通点があります。 -
桜シリーズ(1) 伊那市西町 伯先桜
地域の桜をお届けする桜シリーズ。18日は、伊那市西町の伯先桜です。
伯先桜は、樹齢およそ200年と言われ、幹の太さは6メートル、高さ10メートルあるシダレザクラです。
江戸時代の医師、中村伯先が幼少の頃、自宅に植えたもので、市の天然記念物に指定されています。
洪水の多かった天竜川では、狐島の見通し桜と対になり、測量起点になっていました。 -
春日公園で伊那谷新酒祭り
伊那市の春日公園で15日、伊那谷の新酒を味わうことができる新酒祭りが行われました。
15日は、辰野町から飯田市まで8つの蔵元が出店しました。
伊那谷新酒祭りは、桜の下でこの地域の日本酒やビールを味わってもらおうと、住民有志でつくるルネッサンス西町の会が開いているもので、今年で9回目です。
去年は東日本大震災の影響で中止となったため、2年ぶりの開催となりました。
新酒まつりでは、グラス付きのチケットを買い、自分の好きな蔵元の新酒を味わうことができます。
訪れた人は「桜はまだ咲いていなくて残念だったが、お酒の味は大満足だった」と話していました。
園内では他に、伊那市西町の大道芸人ゴンベエワールドさんが風船を使った大道芸を披露しました。
ゴンベエワールドさんは、大道芸で出会った人を元気にしようと取り組んでいます。
公園に来ていた子ども達は、風船で作った列車で園内をまわっていました。 -
児童養護施設たかずやの里 移転先検討へ
伊那市富県の児童養護施設たかずやの里の改築について、施設整備に関する方針を決める1回目の検討委員会が、18日に開かれました。
委員会では、現在地での建て替えは困難だとして、移転先を検討していく方針です。
委員会は、上伊那8市町村や施設を運営するたかずや福祉会、地元住民など14人で構成されています。
委員長には、長野県社会福祉事業団の辰野恒雄さんが選任されました。
昭和48年に建設された現在の施設は老朽化などから改築が必要となっていて、上伊那広域連合がその財政支援を行う方針を示しています。
委員会は、改築にともなう施設の概要やあり方を検討するもので、この日は、現在地での建て替えは困難である事から、移転先を検討することが確認されました。
理由として、現在地は山のふもとで勾配がきつく、県の土砂災害警戒区域に今年度中に指定される予定である事などがあげられました。
移転先については▽子ども達の通学、通院と送迎の負担が軽減される事▽現在の地域住民とのつながりに、比較的配慮しやすい場所である事などを基準にして検討していくという事です。
委員会では、来年度中の建設を目指し、今年8月末までに整備計画を策定する予定です。 -
川をキーワードに情報交換
福島県いわき市の河川愛護団体が13日に伊那市を訪れ、三峰川みらい会議と川をキーワードに情報交換しました。
伊那市を訪れたのは、福島県いわき市で市内を流れる夏井川の環境美化活動や水質調査、まちづくりを進めている団体の代表者など5人です。
三峰川みらい会議からは、織井秀夫代表らが出席し、川をキーワードにお互いの取り組みや課題などを情報交換しました。
いわき市の参加者からは、共通の課題が見つかり、大変参考になったなどと交流の成果に喜んでいました。
夏井川流域住民による川づくり連絡会の橋本孝一さんは、福島第一原発の事故の後に、川の放射能測定の実施結果も報告。
子どもたちが活動に参加できなくなったことや漁業にも深刻な影響があることなどを話していました。
11月には、いわき市で川や水に関係する団体が集う全国的な交流会が開かれる予定で、この日参加を求められた三峰川みらい会議も前向きな意向を伝えていました。 -
みのわ健康アカデミーOB会結成
箕輪町の健康づくり事業「みのわ健康アカデミー」の卒業生は17日、町文化センターでOB会を結成しました。
みのわ健康アカデミーは、平成17年度から始まり、これまでに316人が卒業しています。
卒業後も、仲間と共に継続した健康づくりを行っていきたいとの要望があり、今回OB会を結成する事となりました。
アカデミーは、毎年50人ほどが参加していて、曜日毎の班に別れ筋力トレーニングや有酸素運動等をおこなっています。
17日に開かれた結成会には、およそ100人が出席し、今年度の事業などが承認されました。
初代会長で一期生の平澤澄子さんは「卒業年度の枠を越え、気軽に楽しく、運動とコミュニケーションを図れる会にしていきたい」と挨拶しました。
OB会では、今月28日に、町内で開かれる、ウォーキングイベントに参加する計画です。 -
高遠城址公園 花見ムード満開
16日に開花宣言が出た、伊那市高遠町の高遠城址公園。桜の開花状況は咲き始めですが、公園内ではイベントが催され、花見ムードを盛り上げています。
かっぽれを披露したのは、東京の大道芸人で、光江流社中、桜川光江家元率いる25人です。
桜川さんによりますと、かっぽれは元気の出るおめでたい大道芸として江戸の末期に始まり、次第に寄席や歌舞伎などでも踊られるようになったということです。
桜川さんらのメンバーの中に高遠出身者がいたことなどが縁で訪れることになりました。
去年は、震災により中止となり、今年は2年ぶりの高遠での披露となりました。
桜川さんは「見ている人達に元気と笑顔になってもえれば」と話していました。 -
伊那市内の企業に入社した新人を激励
今年度、伊那市内の企業に入社した新人社員の激励会が16日伊那商工会館で開かれました。
激励会は、伊那商工会議所が開いたもので、市内の企業26社からおよそ100人が集まりました。
伊那商工会議所の向山公人会頭は「それぞれの会社では新入社員の皆さんに大きな期待を寄せていますので会社にとってなくてはならない人になってください。」と激励しました。
また白鳥孝伊那市長は「一日も早く職場に慣れ職場に愛着を持ち多くの先輩と共に前向きに進んでください。」と呼びかけました。
これらを受け新入社員を代表して株式会社ニシザワの小林大祐さんが誓いの言葉を述べました。
激励を受けた新入社員は、社会人としての自覚を新たにしていました。 -
伊那市長桂寺の桜見頃
伊那市西町伊那部の長桂寺の桜が見頃を迎えています。
境内にあるのは、シダレザクラとヒガンザクラ。どちらも、8分ほど開いて見頃となっています。
17日は、愛知県から来たという観光客が、写真におさめるなどして桜を楽しんでいました。
長桂寺の桜は天気がよければ、今週いっぱい楽しめそうだということです。 -
第1回全国ハイシニア信州伊那さくら大会 21日と22日の2日間開催
17都府県から42チームが参加を予定しているソフトボールの大会、第1回全国ハイシニア信州伊那さくら大会が、21日と22日の2日間開かれます。
13日は、伊那バス株式会社の藤澤秀敬社長が大会の優勝チームに贈られる優勝旗とトロフィーを関係者に手渡しました。
大会には、65歳以上の選手でつくるソフトボールチーム42チームが参加します。
21日と22日の2日間、伊那市と箕輪町、南箕輪村、宮田村の4会場で開かれます。
伊藤易明大会委員長は「今後も長く続いていく大会にしたい」と意気込みを話しました。 -
カラオケ喫茶利用者がステージで歌声披露
伊那市坂下のカラオケ喫茶「つむぎ」主催の歌謡祭が14日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
これは、「つむぎ」の利用者に大きい舞台の上で歌ってもらおうと毎年開かれているもので、会場にはおよそ200人が集まりました。
県内外から50人が参加し、華やかな衣装に身を包んで自慢の歌声を披露していました。
つむぎは、20年前に呉服屋を営む傍ら、カラオケを始めたのが最初で、現在カラオケ喫茶として多くの人が利用しています。
つむぎ代表の丹羽貴士さんは「いつも店で歌っている持ち歌を広い会場で思い切り歌ってもらうことができたので良かった」と話していました。 -
山火事予防パレード
上伊那地方事務所や南信森林管理署・市町村などは、山火事の予防を呼びかけるパレードを、17日、行いました。
17日は、伊那合同庁舎前でパレードの出発式が行われました。
予防パレードは、山火事が発生しやすい季節を迎え、住民に注意を促そうと毎年行われています。
青木 一男上伊那地方事務所長は、「一人ひとりが注意すれば、未然に防ぐ事ができる。地域の人に意識を高めてもらえるように呼びかけたい」と話していました。
去年の上伊那地域の山火事発生は5件で、0.82ヘクタールの山林を焼きました。
今年は、17日までに既に3件、0.46ヘクタールの被害が出ています。
原因は、ごみ焼きの延焼・タバコの不始末など、不注意によるものがほとんどとなっています。
パレードは、今日1日かけて、上伊那北部の4市町村を回りました。
18日は、伊南4市町村で行われる予定です。 -
白く清らかに ワサビの花咲く
南箕輪村田畑のわさび畑では、白く清らかなワサビの花が咲いています。
田畑の湧き水を利用して作られた穂高町の有賀均さんが運営する有賀ワサビ園です。
1月から2月ごろ植えたものが主となっています。
ワサビはアブラナ科の植物で、大量のきれいな水のある場所に生育が限定されます。
このワサビ畑の下流は、半沢のホタルで知られるホタルの生息地です。
ワサビは、有賀さん宅で加工して販売しているということです。 -
高遠町藤沢に食堂「こかげ」29日オープン
地元産の食材を使った食事やお茶などが楽しめる食堂「こかげ」が今月29日に伊那市高遠町藤沢にオープンします。
食堂こかげは、地元伊那市高遠町藤沢の主婦らでつくる「やさい村信州高遠藤沢郷・こかげ」が地元農産物を活用して地域の活性化につなげようとオープンするものです。
建物は、藤沢御堂垣外に昭和43年まで稼働していた寒天工場の建物を改装しました。
室内は信州産材が使われていて、囲炉裏の和室などが設けられています。
17日はオープンを前に建物のお披露目がされ、白鳥孝伊那市長をはじめ、地区の関係者などおよそ20人が出席しました。
17日は、地元産の食材をつかった黒豆ずしやおやきなど18品が用意され出席者達はさっそく味わっていました。
メニューは、季節の物を使った定食や手づくりの和菓子など様々です。
オープンは今月29日からで営業時間は午前11時から午後4時まで。
定休日は水曜日となっています。 -
伊那ナイターソフト 開会式
伊那ナイターソフトボールの今年度のリーグ戦の開会式が16日、伊那市の富士塚スポーツ公園運動場で行われました。
開会式では春日利男会長に昨年度の優勝チームから優勝旗が返還されました。
今年度は昨年度より1チーム多い25チームが参加し9月下旬までリーグ戦を行います。
春日会長は「一生懸命プレーしてもらい伊那ナイターを盛んにしていただきたい」と挨拶しました。
GTエボリュ竏茶Vョンのキャプテン、酒井広隆さんが力強く宣誓しました。
この後伊那ケーブルテレビ杯春季トーナメント戦の開会式も行われました。
今シーズンは15チームが出場します。
選手を代表して天竜ザザムシのキャプテン小林直人さんが選手宣誓をして健闘を誓いました。 -
コワーキングスペースの活用考える
コワーキングスペースを活用したビジネスモデルについて考える意見交換会が14日、伊那市東春近で開かれました。
意見交換会は伊那市東春近でコワーキングスペースを開設した佐藤駿さんが開いたものです。
意見交換会には、様々な職種の男女およそ25人が集まりました。
意見交換会ではコワーキングスペースについて「個人の力は小さいもの。自分に足りないものを補える人を探せる場所」「ビジネスだけでなく地域活性化の拠点として活用できる」などの意見が出されていました。
参加者は「ビジネスや地域活動をしていくうえで、人とのつながりを広げていく場所としてコワーキングスペースを活用していきたい。」と話していました。 -
草の家 桜染めを市長に紹介
伊那市西箕輪の農業公園 みはらしファームにある「草の家」の代表らが16日、伊那市役所を訪れ、タカトオコヒガンザクラで染めた桜染めの商品を、白鳥孝伊那市長に紹介しました。
桜染めは、草の家のメンバー7人が高遠城址公園で2月に剪定されたタカトオコヒガンザクラの皮を煮出して作りました。
濃いピンク色に染まった手作りのハンカチやコースター、木綿糸などを白鳥市長に紹介しました。
この桜染めは、3年ほど前から花見シーズンにあわせて制作していて、今年は良い色に染まったということです。
副代表の福沢久子さんは、「さまざまな桜の魅力を桜染めを通して知った」と話していました。
商品は、草の家や、高遠さくらホテル、通り町のタウンステーション伊那まちなどの他、21日、22日に市役所のシャトルバス乗り場に特設されるみはらしファームのブースで購入できます。 -
伊那ビジネス専門学校入学式
伊那市狐島の伊那ビジネス専門学校で11日、入学式が行われました。
今年は、1年制のOAビジネス学科に5人が入学しました。5人は、それぞれ上伊那出身の18歳です。
新入生代表の学生は、「自覚と誇りをもって、学業に専念することを誓います」と宣誓しました。
三沢岩視理事長は「世界を取り巻く状況は混沌としており、上伊那の民間企業も苦労している。一生懸命勉強して、取れる資格は少しでも多くとって、就職して欲しい」と式辞を述べました。
三沢清美学校長は、「日々の生活の中で大切なものは、心構えのあり方。通年を通して自分自身を見つけてほしい」と訓示しました。
OAビジネス学科では、パソコン・簿記・ビジネスマナーを学び、企業の即戦力となることを目指します。
なお、伊那ビジネス専門学校では、例年ほぼ100%の就職率だということです。 -
高遠城址公園 開花宣言
伊那市は16日午後4時、高遠城址公園のタカトオコヒガンザクラが開花したと発表しました。
伊那市では公園の南口ゲート付近や本丸で桜が開花したことから開花宣言を出しました。
今年は去年と比べて3日遅い開花宣言となりました。
今シーズンから開花宣言の翌日からが有料となっています。
料金は大人500円、小中学生は250円で伊那市民は無料で入園することができます。
伊那市では桜の満開は今週末と予想しています。 -
小黒川渓谷キャンプ場で安全祈願
伊那市の小黒川渓谷キャンプ場の今シーズンの営業が7日から始まっています。11日は、本格的なシーズン到来を前に今シーズンの無事を祈る安全祈願祭が行なわれました。
伊那市荒井内の萱にある小黒川渓谷キャンプ場は、8人が宿泊できるキャビンやオートキャンプ場、釣り堀などがあり年間1万人前後が利用しています。
この日は、市やキャンプ場の関係者8人がシーズンの無事を祈願しました。
小黒川渓谷キャンプ場は、昨年度から伊那スキーリゾートを経営している(株)クロスプロジェクトが指定管理者となり運営をおこなっています。
今シーズンは、関東や関西方面への営業に力を入れる計画で、昨シーズンの利用者数の1割増を目指します。
キャンプ場の営業は11月25日までとなっています。 -
伊那節まつり神事
伊那節発祥の地の碑の前で、伊那節の伝承や伊那市の振興などを願う伊那節まつりの神事が、12日伊那公園で行なわれました。
伊那節発祥の地の碑は、昭和35年に、伊那市と伊那商工会議所が立てました。
伊那節まつりは、伊那商工会議所が、毎年開いていて、今年で53回目です。
関係者が、神事をおこない、伊那節が伝承などを祈りました。
伊那商工会議所の藤澤 秀敬副会頭は、「これからも末永く大切に伝えていかなければと考えている。様々なイベントなどを通して、地域の振興がいっそう図られるよう取り組んでいきたい」と挨拶しました。
神事のあとは、伊那節保存会による伊那節が披露されました。
なお、伊那公園桜愛護会によると、伊那公園のコヒガン桜の見頃は20日前後になりそうだということです。 -
箕輪町地域公共交通会議 町が国に購入に対する申請を行うことが決定
箕輪町地域公共交通会議が16日、役場で開かれ、みのわタクシーが導入を予定している福祉タクシーについて、町が国に購入に対する補助金の申請をすることが決まりました。
会議には、バスやタクシーの事業所や利用団体、警察など15人が出席しました。
福祉タクシーは、車いす利用者でも乗り降りが楽にできるタクシーです。
車体価格はおよそ300万円で、現在みのわタクシーでは別の形の物を1台所有しています。
会議では、町が国に購入に対する補助金の申請をすることが了承されました。
補助金は、上限60万円で他の自治体の申請状況によって変わるということです。
なお、町としての補助については、協議して決めるということです。 -
高遠城址公園で恋の花“開花”
16日開花宣言が出された高遠城址公園。
ここが思い出の場所という若いカップルの恋の花も開花しました。
高遠城址公園を紋付袴と振袖姿で歩く男女。
3月に入籍したばかりの新婚さんです。
夫は和歌山県出身で26歳の小川忠繁さん。
妻は愛知県出身で27歳のまやさん。
南箕輪村の信州大学農学部に通っていた2人は、4年前まやさんのアプローチでおつきあいが始まりました。
卒業後は地元に戻った2人ですが遠距離交際を続け今年3月にゴールイン。
結婚の記念写真は、2人が学生時代、共に清掃のアルバイトをしていた思い出の高遠城址公園で撮ることにし、16日撮影が行われました。
2人は公園内を歩きながら桜雲橋や高遠閣の前などでカメラに収まっていました。
花見に訪れた人たちは2人におめでとうと祝福の言葉を送っていました。
2人は忠繁さんの実家がある和歌山県で暮らしていて、「桜が満開になったらまた高遠城址公園を訪れてみたい」と話していました。 -
三峰川堤防桜並木で灯籠祭り
三峰川堤防の桜並木について取り組んでいる伊那市の美篶小学校6年2組は、灯籠祭りを15日夜、現地で行いました。
美篶小の6年生は、1年生の頃から三峰川堤防の桜並木について取り組んでいます。
灯籠祭りは、桜並木の良さをもっと多くの人に知ってもらおうと6年2組が企画したものです。
日の暮れ始めた午後6時、用意した手づくりの灯籠およそ130個に明りが灯されました。
この灯籠は、子ども達がバザーで資金を集め作ったもので、それぞれに思い思いの絵が書かれています。
午後7時。
辺りが暗くなると幻想的な世界が広がりました。
桜はまだ蕾ですが、灯籠の明りに照らされ綺麗にライトアップされていました。
児童らは、今後も桜並木を地域の人との交流の場にしていきたいと話していました。 -
伊那市西春近の諏訪形区 活動の支援を伊那市に要望
災害に強い山にしようと取り組んでいる伊那市西春近の諏訪形区は、砂防えん堤を見回る為の巡視路の整備など、活動の支援を伊那市に要望しました。
16日は、諏訪形区の酒井文武区長と諏訪形区を災害から守る委員会のメンバーなど5人が市役所を訪れ、白鳥孝市長に要望書を手渡しました。
要望は▽砂防えん堤を見回る為の巡視路の整備▽倒れにくい広葉樹の栽培による森林づくり▽自然災害による被害を科学的調査で予測したマップの作成です。
諏訪形区は、平成18年豪雨災害で貝附沢が氾濫し、土砂が民家に流れ込むなどの被害を受けました。
これを受け区では委員会を立ち上げ、専門家らの協力を得ながら災害に強い山にする為に広葉樹の植樹などを行ってきました。
白鳥市長は「安全な山に少しでも近づけていけるよう、市としても一緒になって取り組んでいきたい」と話していました。
諏訪形区では、地域住民と行政、大学の連携のモデルケースとして、全国に発信していきたいと話していました。
なお諏訪形区の活動は、今年度の伊那市地域づくり活動支援金事業に採択されていています。