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飯田線を巡るアプリ完成
大正12年の古地図を活用した当時の伊那電気鉄道、現在のJR飯田線の、携帯情報端末のアプリケーションが完成しました。
これは、伊那市駅開業100年に合わせ伊那図書館などが中心となり去年12月から制作をしてきました。
去年4月に開発されたアプリケーション高遠ぶらりの中に新たに追加されたものです。
大正12年の古地図が使われていて、辰野から飯田までの55駅が紹介されています。
駅名をタッチすると駅のイラストや開業した年、標高などが紹介されています。
また、地域住民から集めた当時の写真なども見ることができます。
この他にも、昭和18年の市街地の地図や、井上井月の映画「ほかいびと」のロケ地や句碑などを巡るアプリケーションも追加されました。
このアプリケーションは、Iphon,IPadのみ対応しています。
5月には、これらの地図をつかった街歩きを計画しています -
施設整備検討専門委が中間報告の概要まとめる
上伊那広域連合施設整備検討専門委員会は、新ごみ中間処理施設について、事業方式を公設民営、ごみ収集車の導入路を北側からなどとする中間報告の概要をまとめました。
広域連合では中間報告に基づき5月中旬から関係地区説明会を開催する予定です。
9日は伊那市のいなっせで9回目の委員会が開かれ事業方式などについて協議されました。
事業方式については、建設にかかる費用などを公共でまかない、設計や建設、運営については民間で行う、公設民営方式を前提とすることで意見がまとまりました。
またゴミ収集車の導入路については、三峰川沿いの堤防を入り北側から侵入するルートでまとまりました。
施設の処理方式はガス化溶融方式の流動床式とガス化溶融方式のコークスベッド式の2つに絞りこまれています。
9日まとまった中間報告の概要は、委員会で正式に決定したのち廃棄物政策審議会や広域連合長などに報告されます。
広域連合では中間報告に基づき5月中旬から関係地区説明会を開催し5月14日から1か月間住民意見の聴取を行います。
7月上旬には最終報告書案をまとめ報告する計画です。 -
伊那技術専門校に43人が入校
伊那技術専門校の入校式が9日行われ43人の入校生が技術習得への一歩を踏みだしました。
今年度は訓練期間が2年間のメカトロニクス科に14人、情報システム科に10人、半年間の機械科に9人、パソコン活用科に10人の合わせて43人が入校しました。
式の中で吉川一彦校長は「これから始まる訓練生活を技能、知識の習得だけでなく職業人として自分を厳しく鍛える時間にしてほしい。」とあいさつしました。
また入校生を代表して情報システム科の北原康百さんが誓いの言葉を述べました。
今年度は64人の応募があり43人が入校。平均年齢は27.8歳で最高齢は62歳。
出身地別では伊那市が14人で最も多く、次いで駒ヶ根市が9人。また県外が2人となっています。 -
伊那節・勘太郎月夜唄をクローズアップ
伊那まつり実行委員会が9日、伊那市役所で開かれ今年40回の節目を迎える伊那まつりの記念事業の柱として、伊那節・勘太郎月夜唄をクローズアップするとの方針が確認されました。
第1回実行委員会には、地域住民などの委員およそ50人が出席し40回記念事業の方針などについて確認しました。
記念事業の柱として伊那節・勘太郎月夜唄のおどりコンテストを実施するとしています。
コンテストは全ての連を対象にステージではなく、実際の市民おどりの中で行います。
また仮装した勘太郎レディが祭りの1週間前からPR活動を実施します。
これまでの伊那まつりでは、伊那節・勘太郎月夜唄を踊らない連があることなどが問題となっていました。
実行委員会では伝統のある伊那節・勘太郎月夜唄を40回の節目を機会に見直そうと記念事業の柱としてクローズアップするためのイベントを企画していくとしています。
ほかに記念事業として市民おどりのオープニングで小中高生などの若い世代によるドラゴン踊りのデモンストレーションを行い、オープニングを充実させるほか、高遠、長谷など地域の伝統芸能を発表するイベントの実施も検討します。
第40回伊那まつりのテーマは「明日へ」日程は8月4日、5日の2日間となっています。 -
伊那市ますみケ丘で山林火災
9日の正午ごろ、伊那市ますみケ丘で山林火災があり、下草などを焼きましたが、人畜に被害はありませんでした。
伊那警察署の発表によりますと、火事があったのは、伊那市ますみケ丘の満澤恵治さん所有の山林です。
枯葉や落ち葉など約380平方メートルを焼き15分後に鎮火しました。
伊那署では、枯れ枝を燃やしていた火が強風にあおられ山林内の枯葉に燃え移ったものとみて捜査を進めています。
この火事による人や家畜への被害はありませんでした。 -
南箕輪村南部小学校の1年生 初めての給食
南箕輪村南部小学校の1年生は、入学して初めての給食を9日、味わいました。
9日は、1年生33人にとって初めての給食です。
少し大きめの給食着を身に付けた児童らは、担任の先生に「均等になるように盛りましょう」などとアドバイスを受けながら配膳していきました。
全員に配り終わり、「いただきます」の挨拶をすると、待ちわびた児童らは早速給食を味わいました。
9日の献立は、わかめご飯に照り焼きチキン、カレー風味サラダなど、子ども達が食べやすいメニューが用意されました。
中でも人気だったわかめご飯は、次々とおかわりの手が伸びていました。
早い子では10分ほどで完食。
みんな初めての給食に大満足だったようです。
担任の沖村かおり教諭は「入学式の日から給食を楽しみにしている子が多かった。少しずつ学校生活に慣れていって欲しい」と話していました。 -
箕輪町八乙女で鼓笛隊パレード
箕輪町八乙女で8日、地区内の子どもたちによる鼓笛隊パレードが行われました。
子どもたちによる鼓笛隊パレードは、箕輪北小学校PTA八乙女支会が行ったもので50年以上続いている伝統行事です。
地区内にある正八幡社の春の例大祭に合わせて毎年行われていて中学1年生と小学生およそ30人が参加しました。
子どもたちは地区内を練り歩きながら春休みに練習してきた曲をリコーダーや笛、太鼓などで演奏していました。
鼓笛隊は秋には地区内の敬老会でも演奏を披露するということです -
伊那小売酒販組合 未成年の飲酒防止などを呼びかけ
酒屋などでつくる伊那小売酒販組合は9日、市内5か所で未成年の飲酒防止などを呼びかけました。
県内の小売酒販組合が未成年の飲酒防止や飲酒運転の撲滅を呼び掛けるもので、毎年この時期に行っています。
このうち伊那市駅前では、伊那小売酒販組合や伊那警察署の署員らおよそ20人が、通学途中の高校生などに啓発ティッシュを手渡しました。
酒屋などでは、未成年の飲酒防止の活動として、店頭での年齢確認の他、確認できない自動販売機の撤廃などに取り組んでいます。
伊那小売酒販組合の池上明理事長は「未成年の飲酒は身体の成長に悪影響を及ぼす。お酒は20歳になってから飲んで欲しい」と話していました。 -
長松寺でお花まつり
箕輪町の長松寺で9日、お釈迦様の誕生日を祝うお花まつりが行われました。
9日は、近くの長岡保育園の園児35人が長松寺を訪れ、お釈迦様の誕生を祝いました。
長松寺では、お釈迦様の生まれた日とされている4月8日に、毎年園児や児童を招きお花まつりを行っています。
お釈迦様の生まれた日に甘い雨が降ったと言われていることから、お花まつりではお釈迦様の形をした像に甘茶をかけて祝います。
園児らは、1人ずつ交代で甘茶をかけて、手を合わせていました。
長松寺の山・義芳住職は「一人ひとり尊い命をもってこの世に生まれました。みんなが仲良く幸せになれるようお互い協力して過ごしてください」と話していました。
園児らは、仏教婦人会のメンバーが作ったお菓子と甘茶をお土産にもらっていました。 -
伊那日本語教室開講式
伊那国際交流協会が開く日本語教室の開講式が、8日、箕輪町三日町のブラジル人学校で行われました。
開講式は、箕輪町三日町にあるブラジル人学校アウゴドン・ドセで行われました。
日本語教室は、定住外国人の就学支援事業として、文部科学省の委託を受けてNPO法人伊那国際交流協会が開いているものです。
開講式で、伊那日本語教室の北原斉(ひとし)代表は、「言葉をはじめとして、日本の歴史や文化を学び、世界に羽ばたく人になって欲しい」と挨拶しました。
伊那国際交流協会によりますと、日本語を学習することで日本の学校に通えるようになり、いずれは就職にも有利になるという事です。
日本語教室では、今年度、ひらがなやカタカナなど日本語の基礎の他、日本の歴史や地理などを
学習していくという事です。 -
春香役の永吉さんが思い語る
6月に公演が予定されている、伊那市初の市民オペラ「春香」に向け主演のオペラ歌手、永吉伴子さんが「オペラにかける熱い思いを舞台で出したい」と意気込みを語りました。
永吉さんは神奈川県在住のオペラ歌手です。
夫が南箕輪村の出身ということが縁で主役の春香を演じることになりました。
8日は、オペラに出演する春香合唱団のメンバーにあいさつをした後、非公開で練習をしました。
本番まで2か月を切った今の心境などについて話を聞きました。
永吉さん「公演まで2か月を切り今はワクワクドキドキと不安が一緒になっています。出演者、伊那フィルハーモニーの方、指揮者そしてスタッフとの一体感、
チームワークを大切にしたい。舞台に立つ者として
皆さんの熱い思いを声に舞台姿に出せたらいいと思います。」
オペラ春香は伊那市の名誉市民故・ス木東六さんが作曲したものです。
韓国南原を舞台にした純愛物語で韓国版のロミオとジュリエットともいわれています。
6月3日日曜日に伊那文化会館で上演されることになっていて、永吉さんらはチームワークで成功させたいと話していました。 -
ママチャリで耐久レース
買い物用自転車ママチャリでサーキットを走る、ママチャリエコ耐久が8日、伊那市の伊那サーキットで行われました。
レースは二酸化炭素を出さない自転車レースを家族や仲間とともに楽しんでもらおうと行われたもので、57チーム230人が参加しました。
レースは制限時間3時間以内に1周およそ1キロのコースを何周走れるかを競うものです。
1人で3時間を走り切る、アイアンマンの部、小学生を含む家族で走る家族の部、ほかには会社の仲間で走るカンンパニーの部など5部門が設けられました。
このレースでは放置自転車を譲り受け、参加者に貸し出す取り組みも行われています。
参加者は仲間と交代しながら3時間の耐久レースに挑んでいました。
また映画の主人公など受け狙いの
コスチュームで出場するグループもいました。
参加者は思い思いのペースでペダルをこぎながら、仲間とともにレースを楽しんでいました。 -
不法投棄監視連絡員を委嘱
長野県は、県全体で100人を不法投棄監視連絡員として委嘱します。
このうち上伊那地域は、11人です。
6日、伊那合同庁舎で委嘱式が行なわれ、新任2人、再任9人の11人が青木一男上伊那地方事務所長から委嘱状を受け取りました。
不法投棄監視連絡員の制度は、平成12年から始まり、上伊那地方事務所では、監視をより強化しようと、平成18年に7人から11人に増員しています。
不法投棄は、年々減少傾向にあるものの、一方で巧妙化、悪質化しているということです。
内容は、家庭ごみが9割以上を占めていて、市民のモラルが問われています。
青木所長は、「それぞれが連携し、良好な生活環境を守っていきたい」とあいさつしました。
監視連絡員の任期は、1年です。 -
洋画家須澤重雄さんの絵画展
日本美術家連盟会員で伊那市中央の洋画家須澤重雄さんの絵画展が、伊那市のみはらしの湯で開かれています。
会場には、近作を中心に26点が並べられています。
人物や風景などの油彩画の他、墨と絵具を使った墨彩画、俳句と絵を合わせた俳画が展示されています。
一般の人に気軽に見てもらおうと、今回初めてみはらしの湯で開きました。
須澤さんは、20歳の時から絵を描き始め、今年で55年目です。
作品のうち「馬と少年」は、馬と生活を共にしていた16歳の頃の自身の思い出を表現しているということです。
須澤さんの絵画展は、30日月曜日まで伊那市のみはらしの湯で開かれています。 -
犯罪被害者 悩まず相談を
長野犯罪被害者支援センターなどは、支援活動の周知・利用を呼びかける街頭啓発を5日、伊那市内の大型店で行いました。
5日は、長野犯罪被害者支センターの職員や相談員、伊那警察署の署員など10人ほどが、街頭啓発を行いました。
支援センターは、電話や面接をして事件や事故の被害者の相談に応じているほか、裁判に付き添うなどの直接的な支援を行っています。
昨年度は、全県で、189件の電話相談がありました。
支援センター事務局長の間中 壽一さんは、「犯罪被害者は一人で悩みがち。辛いことを一人で抱え込まないで相談してほしい」と話していました。
なお、支援センターは、今年度から長野県公安委員会から早期援助団体の指定を受ける見込みで、指定されると、より、早く幅広い支援が行えるということです。
また、県内で50人の相談ボランティアが活動していますが、南信では4人しかいないとして、南信地域で活動してくれるボランティア相談員を募集しています。
南信相談窓口 電話0265-76-7830 -
県軽自動車協会伊那支部 被災地に義援金
長野県軽自動車協会伊那支部は、東日本大震災と県北部地震の被災地に義援金を送りました。
5日は、軽自動車協会伊那支部の中村 昇副支部長ら2人が伊那市役所を訪れました。
伊那支部で集めた10万円が東日本大震災の被災地に、また、去年6月に開かれたスーパーエンデューロin天竜でチャリティーオークションや寄付を募り集めた5万円が、県北部地震の被災地に送られました。
中村さんは、「こんなに集まると思わなかった。被災地のために役立てて欲しい」と話していました。
なお、4日現在、東日本大震災と県北部地震の被災地に送るために伊那市に寄せられた義援金は、3697件 8297万919円となっています。 -
歯科衛生士目指し14人が入学
伊那市荒井の長野県公衆衛生専門学校で6日入学式があり、歯科衛生士を目指す14人が入学しました。
今年度入学したのは、上伊那から7人、諏訪から2人、中信から2人、北信から2人、山形県から1人のあわせて14人です。
2、3年生の拍手の中、14人が会場に入場。
1人1人名前を読み上げられ味沢孝校長が入学を許可しました。
新入生を代表して伊那市の伊藤ゆか友香さんが誓いのことばを述べました。
味沢校長は、「今日の感動、初心を忘れることなく勉学に励んでほしい。日々の暮らしの中で人とのかかわりを大切にして、社会人としての準備もしてほしい」と式辞をのべました。
長野県公衆衛生専門学校は、平成22年から3年制となっていて、学生たちは、国家試験合格を目指します。
これまでの合格率は、100%で、昭和20年の開設以来3,700人余りを輩出しています。 -
開花「待ち遠しい」 天下第一の高遠城址の桜
「天下第一の桜」として毎年多くの観光客が訪れ、今年も桜の開花が待たれる伊那市高遠町の高遠城址公園。
日本気象協会では、11日頃の開花を予想していますが、桜を管理する桜守は12日か13日頃の開花を予想しています。
市内全域の桜の管理をしている稲辺謙次郎さん。
今年は冷え込みがまだ続いていることから、開花予想よりも遅い開花になるのではと話します。
稲辺さんは「現状では蕾が開き始めた程度。気温が上がり続ければ11日の開花もあるかもしれないが、今の気温では11日の開花は厳しいかもしれない」と話していまいした。
高遠城址公園の開花宣言は、これまで桜雲橋にかかるタカトオコヒガンザクラの開花を基準に行なっていましたが、今年からは公園内のどれか1本が開花した段階で開花を宣言することになりました。
また、今年の桜について稲辺さんは「今年は雪や雨が多かった。雪で根を保護し、十分な雨で水分を蓄え、現在日もよくあたっているので、桜の枝が上を向いて元気。濃いピンクの花を咲かせる条件がそろっているので、今年は良いお花見ができそう」と話していました。 -
回復期リハビリテーションセンター開所
駒ヶ根市の昭和伊南総合病院に脳外科や、整形外科などの治療を受けた患者を受け入れる回復期
リハビリテーション病棟が開所しました。
7日は、昭和伊南総合病院で開所式が開かれ医療関係者などおよそ100人が集まりました。
式の中で、長崎正明院長は「急性期から回復期までを担う総合病院として地域住民の期待にこたえていきたい」とあいさつしました。
回復期リハビリテーション病棟は長野県地域医療再生計画に基づき整備されたものです。
リハビリは脳血管疾患や骨盤骨折などの治療を受けた患者が日常生活に戻るための訓練を受けるもので医師や看護師のほか、理学療法士、言語聴覚士、介護福祉士などの専門スタッフが対応にあたります。
土日祝日を問わず365日リハビリができる施設でベッド数は35床。最長で180日の入院が可能となっています。
病棟には車いすから直接移り、座ったまま入浴できる特殊浴槽などが備えられています。
昭和伊南総合病院では高次脳機能障害などにも積極的に取り組み、上伊那の中核を担うリハビリテーションセンターを目指すとしています。 -
ボランティアグループVYS会が桜植樹
青少年健全育成に関するボランティア活動を行っている伊那地区VYS会は、7日伊那市の伊那公園で桜の苗木を植樹しました。
これはVYS会創立50周年を記念して行われたもので、会員などおよそ10人が参加しました。
VYS会では地域の人たちに親しまれる記念事業を実施しようと、桜、3本を伊那公園に植えました。VYSは、ボランタリー、ユース、ソーシャルワーカーの頭文字で友愛、奉仕、理想の3つを掲げる、ボランティアグループです。
主な活動としては、スポーツ大会やクリスマス会などを実施していて、明るく住みよい社会づくりを目指しています。
伊那地区VYS会は最盛期の昭和40年代には会員が200人ほどいたということですが、ここ数年は減少傾向にあります。
会では「少人数になっているが、地域の人たちに喜ばれる活動をしていきたい。」と話しています -
箕輪マレットゴルフ同好会 初打ち会
箕輪町のマレットゴルフ愛好者でつくる「箕輪マレットゴルフ同好会」は7日、今シーズンの初打ち会を長田の森マレットゴルフ場で開きました。
この日は会員およそ70人が参加して、初打ちを楽しみました。
同好会では、毎年4月から11月末まで毎週土曜日に長田の森マレットゴルフ場で例会を開いています。
今年は冬の冷え込みが厳しかったためコースが荒れてしまったということですが、箕輪振興公社と整備を行い、開幕にこぎつけました。
山裾の地形を利用した急傾斜のコースが多く、打ったボールが戻ってきてしまうなど会員らは苦戦しながらプレーしていました。
同好会の平坂信一郎会長は「待ちに待ったシーズン開幕。ケガをしないように楽しいシーズンにしたい」と話していました。 -
箕輪町世代間交流施設 完成
絵本の読み聞かせなど世代を超えた交流を進める箕輪町世代間交流施設が、図書館北側に完成しました。
施設は、子どもからお年寄りまで世代を超えた交流をしてもらおうと、建設されたものです。
鉄骨造の平屋建てで、床面積およそ115平方メートルです。
総事業費はおよそ4,000万円で、そのうち3,300万円を国の補助金で賄いました。
本棚は、子どもでも手の届く高さにした他、安全面から丸みを帯びた形となっています。
建設に伴い、図書館にあった絵本8千冊と紙芝居800冊を交流施設に移しました。
6日は、開所式が行われ関係者およそ20人が完成を祝いました。
交流施設は、箕輪町図書館が運営する予定で、世代を超えた交流ができるよう本を使ったイベントを企画していくというこです。 -
100周年を記念したロゴマーク完成
今年は伊那市駅開業と伊那市に電灯が灯って100年の節目の年です。
100年を記念した様々なイベントで活用するロゴマークが完成しました。
ロゴマークは、4種類。JR飯田線の前身である伊那電気鉄道時代の電車をモチーフに、車輪部分を100年の数字に見立てています。
100年の節目を地域振興に生かそうと組織された「伊那市の暮らし100年地域活性化推進委員会」のメンバーで伊那市創造館の捧剛太館長が中心となってデザインを決めました。
推進委員会では5月12日に伊那市駅開業100周年記念セレモニーを開く他、中心市街地の商店と連携したイベントを企画していくということです。 -
春の全国交通安全運動始まる ドライバーに安全運転呼び掛け
春の全国交通安全運動初日の6日、伊那役所前では伊那市交通安全協会連合会や、伊那警察署の署員らおよそ80人が、ドライバーに安全運転を呼びかけました。
6日は、伊那市役所前に交通指導所が設けられ、参加者がのぼり旗で安全運転を呼び掛けた他、飲酒運転の根絶や夜間の交通事故の防止などを呼び掛ける啓発チラシを配りました。
伊那警察署管内では、去年1年間に13件の交通死亡事故が発生し、平成13年に並ぶ過去最多タイの件数となっています。
今年に入ってもすでに3件起きていて、これは去年と同じペースです。
伊那警察署の田中泰史署長は「この状況になんとしても歯止めをかけたい。安全で安心な地域となるように取り組んでいく」と話していました。
春の全国交通安全運動は、15日日曜日までとなっています。 -
伊那市交通指導員の委嘱式
伊那市交通指導員の委嘱式が5日、市役所で行われました。
5日は、指導員として市内各地区から選出された21人に、白鳥孝市長から委嘱書が手渡されました。
交通指導員は、小中学校の通学時間中に街頭指導を行っている他、交通安全教室などを開いています。
交通指導員を代表して森下寿美さんは「伊那市から痛ましい交通事故をなくすため、市民の意識の高揚と交通安全の推進を図ります」と誓いの言葉を述べました。
任期は、4月1日からの2年間となっています。 -
東春近小学校の児童に黄色い帽子贈る
6日から春の全国交通安全運動が始まりました。
伊那市の東春近小学校では、新1年生が安全に登下校できるよう黄色い帽子が贈られました。
6日は、東春近交通安全協会のメンバー4人が、東春近小学校を訪れ、1年生56人に帽子をプレゼントしました。
登下校時に交通事故が起きないようにと、東春近安協が毎年一年生に贈っています。
帽子は、歩いていることが分かりやすい黄色で、男の子と女の子用に2種類が配られました。
東春近小学校の清水稔校長は「頂いた帽子を必ずかぶって、交通事故に合わないように注意しましょう」と呼びかけていました。 -
上農に伊那養護学校中の原分教室開室
県の高校再編計画などにより、上伊那農業高校に設置された伊那養護学校高等部の中の原分教室の使用が6日から始まりました。
6日は、上農高校の校舎の一部を改築した中の原分教室の序幕式が行なわれました。
教室は、1年から3年までの教室と作業室、職員室があります。
募集人員は、1学級8人で、対象は、知的障害がある、自力通学ができる、集団学習が可能な生徒です。
今年度は、伊那養護学校から1人、上伊那地域の中学の特別支援学級を卒業した5人の6人が入学しました。
開室式で、 伊那養護学校の清水閣成校長は、「自分の力を信じて力強く進んでいってほしい」とあいさつしました。
上伊那農業高校の塩崎正校長は、「上農の中の原の長い歴史に一つ大きな歴史が加わった。」とあいさつしました。
入学生を代表し北澤里奈さんは、「いろいろな作業学習をがんばりたい」と抱負を話し、上伊那農業高校生徒会長の上島ありやす在泰さんは、「少し不安はあるが、農業というキーワードでわかりあえることを確信している。文化祭などでもともに手をたずさえ進んでいきたい。あせらずに共に積み上げていきたい。」と話しました。
中の原分教室では、綿を栽培し、布を織る作業学習に取り組む計画です。 -
旧井澤家住宅で拓本展
庚申塔などの石造物の文字などを和紙にうつす拓本展が、6日から伊那市西町の旧井澤家住宅で始まりました。
会場には、伊那部宿を中心に、南箕輪村の神子柴から伊那市西町小黒までの旧伊那街道沿いにある石造物の拓本58枚が飾られています。
伊那部宿を考える会の史料研究部の6人が、貴重な史料を後世に残そうと2年間かけて採取しました。
拓本を採る作業は、手間がかかり大変な作業だということです。
桜の時期にあわせて、春日公園を訪れる花見客に見てもらおうと初めて一般公開されました。
内容は、道祖神や庚申塔、馬頭観音などが24枚、句碑や歌碑が13枚などとなっています。
この石造物拓本展は、5月6日まで、伊那市の旧井澤家住宅で開かれています。
入場料は200円、火曜が休館です。 -
伊那図書館 音楽を通して親子でふれあう講座開講
伊那市の伊那図書館は、保育園に通う前の子どもと母親が音楽を通してふれあう遊びの講座を4日、初めて開きました。
講座には、21組の親子が参加し、音楽を通してふれあいました。
講師は、市内で音楽教室を開いている谷口裕美さんと小口佳枝子さんがつとめ、絵を使いながら、小さな子どもも楽しめる歌を紹介していました。
この講座は、月1回のペースで来年3月まで開かれます。
伊那図書館では、音楽を通して親子のスキンシップが図れるような講座にしていきたいとしています。 -
伊那文化会館 新館長に聞く
今年度から伊那文化会館の新しい館長に就任した山北一司さんに、抱負などを聞きました。
山北館長は、岐阜県出身の52歳。
伊那に単身赴任しています。
財団法人長野県文化振興事業団が県から指定管理指定されている県伊那文化会館の館長を公募し、9人の中から選ばれました。
山北さんは、高校卒業後時事通信社に入社。
働きながら大学を卒業し、浜松支局長、鹿児島支局長を歴任し、平成21年3月に早期退職。
京都橘大学大学院で文化政策学を修了し、芸術文化普及研究家として講演や執筆活動をしてきました。
時事通信社の浜松時代に音楽と出会いました。
以来、芸術や文化、芸能にかかわり始めます。
時事通信社を早期退職した理由は、「今文化活動に本腰を入れて取り組まないと日本は終わってしまう」という危機感でした。
山北館長は、「地域の伝説を題材にした子どもが参加するミュージカルをやってみたい。」と抱負を話しています。
全国を飛び回っての半世紀。
転勤7回、引越しは、15回になるそうです。
趣味の読書は、ここ3年間で1,500冊を超えているということです。