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箕輪町議会12月定例会一般質問(1)
◆08年度の子育て支援で学童クラブの充実について唐沢荘介議員が質問した。
平沢豊満町長は、「利用負担金の見直し、(利用者の多い)中部教室の分割の検討をしたい」と話した。
◆老朽化が著しく定員オーバーになっている沢保育園の改築計画について大槻久人議員が尋ねた。
町長は、「最も古い園舎で早急に対応しないといけない。08年度は用地確保と方向性の検討をしてもらいたいと思っている」とした。
◆学校給食の民間委託で箕輪北小学校の状況と箕輪中部小学校への導入について小島常男議員が質問した。
井内吉彦教育委員長は、北小について「05年から実施され、大きな問題なく順調に運営されている」と説明。給食室の新築工事が進んでいる中部小については、「新設に伴い民間委託したいとPTAに話し、説明会や北小の視察・給食試食などをし理解を深めてきた。PTAから8項目の要望書が出て、誠意ある回答したい。民間委託の同意が得られたかと思う。北小の2年間の実績を踏まえ大丈夫だろうと思っている」と答えた。 -
ソフトボールチーム「寅卯倶楽部」が箕輪町にベンチ寄贈
箕輪町のソフトボールチーム「寅卯倶楽部」(荻原利一監督・代表)は8日、創立30周年記念で町にベンチ5台を寄贈した。
寅卯倶楽部は77年に発足。仲間の干支である寅卯をチーム名にし、78年から早起きソフトボールのリーグに参加。壮年ソフトボールリーグにも参加し、早起きは全試合出場、壮年は2試合不戦敗だったのみで、「保とう健康・守ろう安全」をテーマに30年間プレーしてきた。
現在メンバーは67歳から69歳の20人。女性も2人いる。今回、30周年を記念し、社会教育のためグラウンドで使うベンチを寄贈することにした。式典で荻原代表が平沢豊満町長に目録を手渡した。
荻原代表は、「30年の長い間、家族や奥さんの協力でここまでやってこれた。これからもチームを残し、やっていこうと決めた。体に気をつけ、輪を誇れるチームにしていきたい」とあいさつした。
平沢町長は、「長年の気持ちがこもった記念品をいただいた。町民を代表してお礼申し上げる」と感謝し、「健康増進と親ぼくで長年続いていることに敬意を表する。末永く続けてほしい」と祝辞を述べた。ベンチは番場原グラウンドに設置するという。 -
南箕輪村社協がプルタブ換金で車いす3台購入
南箕輪村社会福祉協議会は、村民や企業、学校、団体などから寄せられた3年間分のプルタブを換金し、車いす3台を購入した。
車いすはアルミ製の自走式。グリーン系とベージュ系の2種類。
過去にプルタブの換金で2台を購入しており、今回が2度目になる。
村社協では、「皆様の温かい思いやりで購入できた。本当にありがたい」と感謝。購入した車いすをイベントや学校の体験、移動など一時的な使用に活用するという。 -
建設工事年末現場パトロール
建設業労働災害防止協会伊那分会などが11日、建設工事年末現場パトロールを行った。同協会の会員と、伊那労働基準監督所、上伊那地方事務所、伊那建設事務所、上伊那広域連合、市町村などの職員、合わせて92人が参加し、上伊那の55カ所の建設現場を回り指導した。
パトロールは毎年度、年末と3月に行われており、今回は「土砂崩壊災害防止・重機災害防止・墜落転落防止・転倒防止」に特に力を入れて行った。
工事看板、安全・危険標識の整備はされているか、掘削現場に地すべり警報機が設置されているかなど、さまざまな項目を点検、指導した。またパトロール員が現場で気付いた点や気になる点を施工業者に質問するなど、災害防止のための配慮を徹底した。 -
大芝の湯で「キープ」作品展
NPO法人障害福祉地域生活支援センター「キープ」は31日まで、南箕輪村の「大芝の湯」展示スペースで施設利用者の展示会を開いている。
同センターは障害児の預かりを中心として活動する団体で伊那市、辰野町、飯田市にそれぞれ事業所がある。キープ伊那には現在130人以上が登録している。
今回展示した作品は、キープ伊那、辰野の利用者たちが同施設の色遊びイベントや放課後にキープで過ごす時間に生まれたちぎり絵など約40点。中でも緑や赤、青などさまざまな色が塗られたキャンパスに、KEEPの文字やイラストが張ってある大きな絵は、廊下を通る人たちの目を引いていた。
「大芝の湯」の営業時間は、午前10時縲恁゚後9時30分(木曜日定休)。7日からは大芝高原で作られた「大芝いちご」が売店に並んでいる。700縲・00円。 -
こどもたちのクリスマス会
#(見出し)
伊那市内の母親たちによる子育て支援団体「子どもネットいな」は11日、未就園児の親子を対象にした「こどもたちのクリスマス会」を伊那市駅前ビル「いなっせ」で開いた。市内を中心に親子100組約200人が参加し、手品や歌などを楽しんだ。
「子どもネットいな」では子育て支援のために、「ちびっこ広場」の管理に加え、さまざまなイベントを催している。クリスマス会は、イベントを通して母親にはリフレッシュしてもらい、子供たちにはほかの子供と会う機会として、毎年開いている。
鈴の音とともに2人のサンタが登場すると子供たちは、大喜び、「サンタさんは何が好きですか」「サンタさんは何歳ですか」などの質問をした。
サンタと一緒にジングルベルなどのクリスマスソングを元気に歌い、帰りには一人ずつサンタからプレゼントを受け取った。 -
禁煙友愛会カレンダーにポスター掲載で表彰
日本禁煙友愛会が毎年会員に発行しているカレンダーに箕輪町では唯一、箕輪西小学校の垣内夕さんが応募したポスターが掲載されたことを受け、同会箕輪町支部の小林曽支部長が同小学校を訪れ、賞状などを送った。
同会は今年6縲・月始めに県内外の小学校4年生と中学校1年生を対象に禁煙を呼びかけるポスターを募集。6150点の応募があり、その中からカレンダー掲載用に中北信版(他県も含む)と南信版それぞれ9点ずつ選んだ。上伊那では垣内さんと伊那東部中学校1年の梅垣里沙さんの作品が選ばれた。
賞状と景品を受け取った垣内さんは「タバコはまわりにも自分にもよくないので、そこを分かって欲しいと思った」と作品に込めた思いを話した。
垣内さんの作品は青地にタバコを吸っている3人の顔が描かれている。特にこだわったところは、「煙が長く伸びていくところ」とのこと。
また、同禁煙ポスターで佳作をとった同校4年生の小嶋穂乃花さんと加藤夏海さんもそれぞれ表彰された。 -
鏡もちづくり最盛期
飯島町上の原のJA上伊那もち加工センターでは鏡もちづくりが最盛期を迎えた。作業委託された農事組合法人いつわの従業員約10人が、1日当り800個を生産。28日までに1合の米を使った1号から、1斗の米でついた百号まで10サイズを大小1万個手作りする。
同法人が栽培したもち米、わたぼうしを蒸して、機械でつき、計量し、手で丸め、ひょうたん型の型に入れて、冷ました後、2段重ねにして、真空パックし、ラベルを貼って出来上がり。
出来上がった鏡もちはAコープ店やJAの直売所、道の駅などで販売。個人の注文にも対応する。売れ筋は1縲・号が中心。価格は1号300円、2号490円、3号750円、10号2300円など。
林英彦組合長は「きねつきでこしがあり、なめらか、ぜひ、鏡割して、おいしく味わって」と話している。 -
福祉作業所定員増で存続を
宮田村の清水靖夫村長は11日の村議会12月定例会一般質問で、村福祉作業所の定員増を図るために来年度にも改修したい意向を示した。国の小規模作業所への補助削減方針を受け、定員を20人規模に増やして利用者の生活や働く意欲を守っていく考えだ。
同作業所には現在、知的や心身にハンディを抱える12人が登録。常時8人ほどが通所し、作業で汗を流すほか交流も深めている。
国は定員20人以下の作業所に補助カットなど厳しい対応を迫っており、村は県の補助を活用しながら定員20人規模施設で存続を図りたい考え。
現在は町二区の仲なかふれあいセンター2階に入居するが、手狭なこともあり、移転も選択肢のひとつに入れた改修を県との協議で進めていく方針だ。
この日は、多くの議員が子育て支援関係について質問。
村側は来年度に救急時に威力を発揮するAED(自動体外式除細動機)を宮田小、中学校に各1台導入したい考えや、本年度教育委員会内に設置した「こども室」に専門的な知識持った職員配置も視野にした体制充実の意向などを示した。 -
かかし隊今季の締めにそば打ち体験
農産物の栽培を通じてさまざまな体験をする宮田村公民館の親子講座「われら、かかし隊」は8日夜、年越しのそば打ち体験をした。もちろん自分たちで育てたそばを用いて挑戦。今年度最後の講座をにぎやかに締めくくった。
教育委員会の小池孝さんが指導。一連の作業の流れを見た後に、親子が取り組んだ。
どろんこ遊びに夢中になるように、そばをじっくり練る姿も。「お餅をつくるみたい」「早く食べたいなぁ」など話しながら、のしたり切ったり予想以上に手際良く進めた。
ゆであがりを舌鼓。ほのかに広がる豊かな香りと食感を楽しみながら、2年目を迎えた今季の講座を振り返っていた。
同公民館では来年度もかかし隊の継続を予定している。 -
1年をふりかえる写真展
伊那市は21日まで、「1年をふりかえる写真展」を市役所1階市民ホールで開いている。
毎年恒例の同展には、今年1月8日の「伊那市出初式」から10月27日の「伊沢修二先生記念音楽祭」まで、07年の行事やできごとを市が撮影した写真40点が展示されている。 -
中割地区農集排20周年祝賀会
駒ケ根市の中割地区農業集落排水管理組合(下平基雄組合長)は8日、農集排供用開始20周年の祝賀会を中割区の市農業担い手センター至誠館で開いた。関係者約40人が出席し、建設当時の出来事を思い出しながら苦労話に花を咲かせた。下平組合長はあいさつで「今年、奇しくも市内8地区すべての農集排が完成したが、この地区が最初だったことを思うと感慨深い。ほかの地区に先駆けて快適な生活を享受できたことはありがたかった。今日は苦労をともに振り返り、明日からのステップにしよう」と呼び掛けた=写真。中原正純市長は「協働の模範として先進的に取り組んだ事業。今後もさらに快適で住み良い地域になってほしい」と祝辞を述べた。
同地区の農集排は1988年に市内で初めて供用を開始した。 -
上伊那小中学校卓球選手権
第12回上伊那スポーツフェスティバル07「小中学校卓球選手権大会」は9日、伊那市の県伊那勤労者福祉センター体育館であった=写真。上伊那卓球連盟、上伊那スポーツ振興協議会など主催。
大会は上伊那の児童、生徒の健全育成と卓球技術向上などが目的。175人が集まり、小、中学生の部それぞれで男女別の個人戦、団体戦を繰り広げた。
結果は次の通り。
☆男子
▽中学シングルス(1)下平晋也(わくわくクラブ)(2)諏訪宝(辰野JSC)(3)上原良太(伊那少年)太田誠(わくわくクラブ)▽小学シングルス(1)川井達也(飯島少年)(2)桑沢聡(辰野JSC)(3)宮下雄樹(飯島少年)福沢秀平(伊那少年)▽団体(1)わくわくクラブ(2)辰野JSC(3)箕輪中A、伊那少年A
☆女子
▽中学シングルス(1)下平咲(伊那少年)(2)福沢奈緒(伊那少年)(3)堀田透子(箕輪中)斉藤李紗(中川中)▽小学シングルス(1)中村詩穂(伊那少年)(2)小原穂乃佳(伊那少年)(3)小原緋奈子(伊那少年)後藤幸乃(伊那少年)▽団体(1)伊那少年A(2)中川中A(3)赤穂中B、赤穂中A -
高遠町「みろくそばの会」 恒例そば祭り
伊那市高遠町弥勒の有志でつくる「みろくそばの会」(23人・池上裕敏会長)は9日、弥勒多目的集会施設で11回目となる恒例の「みろくそば祭り」を開いた。地区内のみならず市内外から途切れることなく人が訪れ、会員が手打ちした新そばを味わった=写真。
みろくそばの会は、地区内の休耕田の荒廃防止のため94年に発足。現在は約90アールの畑を利用してソバを栽培している。97年から地区住民に感謝の気持ちを表わそうとそば祭りを開き、毎年、祭りを心待ちにしているリピーターが多いという。
会員が午前11時スタートの祭りに向け、朝からそば打ちを開始、本年は約400食を用意した。次々と訪れる客の波に会場は満席となり、毎年楽しみにしていた人たちは「うまい」とうなづき合いながら味をたん能した。
池上会長は「ソバの収穫時期になると、毎年祭りを楽しみにしている人たちから連絡がくるほどの人気。始めた当初には、思ってもいなかった反響があり喜んでいる。期待に答えられるよう、これからも続けたい」と話している。
新ソバの味に舌鼓を打つ来場者たち -
【記者室】伊南バイパスはシルクロードか
伊南バイパス駒ケ根工区が15日に開通する。地図を見ると、一直線に駒ケ根市を貫いている新道に対し、赤穂の地名のもととなった赤須宿、上穂宿が栄えた旧三州街道は脇に押しのけられているようにも見える▼両道は市の南北端で接しているだけ。バイパス建設の目的通り、旧街道を通る車は激減して流れはスムーズになるだろう。だが華やかな開通騒ぎから取り残されたようなこの道と商店街の行く末を考えると、何だか割り切れない思いが残るのだ▼まちは道とともに栄枯盛衰を繰り返す。東西文化交流の動脈だったシルクロードにあってさえ、多くのまちが跡形もなく滅びた。だが時代は違う。新たな工夫で商店街を活性化し、見事に再生されることを期待したい。(白鳥文男)
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箕輪町
08年4月に子育て支援センター開設へ箕輪町は、08年4月1日から子育て支援センターを開設するため、子育て中の母親らも含めた委員会で検討を進めている。10日の町議会12月定例会一般質問で、荻原かほり議員の質問に対し、平沢豊満町長が「08年度予算編成の『一味ちがう箕輪の子ども育成事業』に関連し、子育てが安心してできる環境整備のシンボルプロジェクトとして取り組む」と答えた。
設置のねらいは、子育て中の家庭の支援。子育てが楽しくなる親と子のふれあいスペースとし、センター機能を持たせる。利用対象は0歳から就学前まで。場所は松島の「いきいきセンター」を活用。子育て家庭の相談援助もできる体制にし、職員を配置する。
いきいきセンターは現在、75歳以上の高齢者を対象にした「いきいき塾」などが利用しているが、その機能は残し、“箕輪らしさ”として親子と高齢者や障害者との交流の考えも示した。 -
第7回学校太鼓交流発表会「子ども太鼓inみのわ」
第7回学校太鼓交流発表会「子ども太鼓inみのわ」が8日、箕輪町文化センターホールであった。総勢250人が参加し、各チームが練習を重ねてきた太鼓の音色を会場中に響かせた。上伊那教育会総合・生活科教育研究会、箕輪町教育委員会主催。
出演は小学校8校、伊那養護学校、箕輪町の木下南保育園年少児と招待チームの箕輪太鼓ジュニア、たかずやの里、箕輪北小学校(コカリナ演奏)の全13チーム。
「宮田村の人に幸せになってほしい」と結成し3年目の宮田小学校6年生、アフリカンドラムに取り組んできた2年間の思いを込めた赤穂小学校6年2組、伊那西小学校の親子チーム「猿」など、どのチームも皆の心を一つにし息の合った力強い演奏を披露した。
保育園児の参加は今回が初めてで、サルに扮した園児が竹と太鼓を打ち鳴らし、「あいあい」をかわいらしく熱演した。 -
南箕輪保健センター竣工検査
南箕輪村の保健センターで6月から行っていた改修工事が完了し、10日、同村の唐木一直村長や住民福祉課、請負業者などによる竣工検査が行われた。
同センターは乳幼児健診や健康教室、介護予防教室などに使用しているが、手狭であったり、玄関やトイレに段差があるなど使いにくい面があった。
今回の改修では、バリアフリー化に力を入れており、玄関を広くするとともに段差をなくし、雨でも検診車への移動がスムーズになるようにひさしを設置したり、スリッパを使わずにすむように施設全体にじゅうたんを敷くなど、さまざまな面で利用者に配慮している。
手狭だった保健指導室には、新しく130平方メートルの平屋が増築され、手洗い場の少なさを改善するために、室内に手洗い場が設けられた。子どもや車いすの人にも使えるように低い位置にも設置されている。
また老朽化が見られていた栄養指導室の調理機器は新しく取り替えた。
工事費は4530万円、調理機器の取替えに270万円がかかった。同施設は17日から使用される。
##写真(たてよこ) -
伊那ぶどう・ワイン開発プロジェクト本格始動
ヤマブドウ栽培による遊休農地の解消と伊那市ブランドの「ヤマブドウワイン」の開発・特産品化を目指す伊那市と信州大学農学部は、実現に向けて「伊那ぶどう・ワイン開発プロジェクト」を本格始動する。
市内9地区の土壌分析を完了し、今後、機能性に優れ、この地での栽培に適した品種を種苗登録して品種を選定。09年には苗木の繁殖準備に着手する。順調にいけば結実が始まる3年目、12年度ころから、伊那市産のヤマブドウワインができる予定だ。過疎に悩む山間地での地域振興への期待もかかる。
信州大学と市は05年5月、官学連携協定を締結。いくつかを連携事業に位置付け、可能性を模索している。
伊那市産ヤマブドウワインの開発もその一環。信大農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センター(AFC)の春日重光准教授の協力で、昨年末から9地区で土壌調査をしたところ、「おおむね良好」という結果が出たため、09年度には苗木の繁殖にこぎつける見通しを立てた。事業に関し、市は農学部に委託料500万円を提供する。
栽培品種は、「五一アムレンシスII」を母体とした8系統ほどに絞り込んでいる。今後は対病性に優れ、機能性の高い品種を選別。種苗登録することで、ほかとの差別化を図る。
ヤマブドウは日照、水はけ、風通しが良く、平均気温10度縲・0度の標高500縲・00メートルが栽培適地とされ、市内にも条件を満たす用地が各所にあるという。また、できるだけ手間をかけずに栽培できる手法を確立することで、労力削減にも努めたいとしている。
また、事業の始動に合わせて11日には「伊那ぶどう・ワイン開発プロジェクトキックオフ・フォーラム」を伊那市生涯学習センターで開く。
山梨大学ワイン科学研究センターの高柳勉教授による基調講演「ワイン造り科学」、AFCの春日准教授と信大農学部機能性食料開発学専攻・ス渦康範准教授の講演がある。
入場無料。午後6時半縲・時15分。
##写真
信州大学農学部が学部ブランドとして販売しているヤマブドウワインを手に、プロジェクトへの意気込みを見せる -
赤坂グリーンヒル地域交流センターしゅん工式
飯島町赤坂の赤坂グリーンヒル地域交流センターが完成、町や地元、町議、施工業者ら24人が出席し、テープカットし、地域の協働の拠点の完成を喜び、有効活用を誓った。
交流センターは町土地開発公社が分譲中の赤坂グリーンヒルの1区画に建設。敷地面積432平方メートル、木造平屋建て瓦ぶき。建築面積72・1平方メートル。12畳の集会室2室、8畳の調理実習室、トイレ、玄関などを設けた。総事業費1155万円(うち40%は町づくり交付金、残りは地元負担)。
式で高坂町長は「地元が指定管理者として、責任ある管理のもと、協働のまちづくりや自主防災活動の拠点として、有効に活用を」と期待した。 -
医療費無料化小学6年生まで拡大へ
宮田村は来年度から乳幼児や児童の医療費無料化を現行の小学3年生から6年生へ拡大しようと、検討を進めている。10日開会の村議会12月定例会冒頭、清水靖夫村長が「少子化、子育て支援の強化を図りたい」として明らかにした。
村は本年度、小学校1年生から3年生まで無料化を拡大したばかり。しかし他の上伊那郡の箕輪町、飯島町、南箕輪村、中川村が先行して6年生まで適用している情勢になり、改めて見直しを図った。
来年度予算への計上を見込んでおり、村は370万円の負担増を試算している。
定例会に村は、体育施設の指定管理者制度導入に伴う条例制定など10議案を上程。そのうち上伊那広域連合の規約変更について即決した。
この日は全員協議会を非公開で開き、新田区の旧宮田養魚場の後利用問題について村が経過説明。天竜川漁協との交渉具合についてふれたが、議会側は早い段階で決着点を見出すよう求めたという。 -
クリスマス子ども会
駒ケ根市教育委員会はVYS会、ジュニアリーダーらと協力し、9日、市民体育館で「クリスマス子ども会」を開いた。幼児から小学生まで約150人が参加し、ゲームや運動で一足早く、クリスマスを楽しんだ。
準備運動に続き、ジャンケンし、負けた方が後ろについて、ヘビのように長くつながる「ヘビジャンケン」。集合ゲームの「猛獣狩り」、新聞紙を丸めて、ハードル跳びなどのほか、ジュニアリーダーが手作りの紙芝居「笠地蔵」の披露もあり、走ったり、じゃんけんしたり、楽しく遊んだ。
最後にサンタクロースが大きな袋を持って登場。本やゲームなど、子ども一人ひとりにプレゼントした。 -
おさべ親王がトーテムポールに
青少年の健全育成に力を添える宮田村のグループ・芽ぶきの会(細田悦子代表)は8日、村にゆかりの他戸(おさべ)親王伝説をデザイン化したトーテムポールを新田区の村総合公園ふれあい広場に設置した。「子どもたちをを見守る広場のシンボルとして愛してもらえれば」とメンバーは期待を寄せている。
トーテムポールの設置は、昨年の村民会館前芝生広場に続いて2基目。2月に伐採したヒノキを乾燥させ、9月から手づくりで作業を進めてきた。
昨年は親子3代の家族を図柄にしたが、今回は村が・ス梅の里・スと呼ばれる由縁になったとされる親王を採用。豊かな水環境に恵まれた村をイメージさせる滝の絵も描いた。
広場管理棟脇に半日かけて設置。数メートルの高さがあり、広場で遊ぶ親子を望むように立てられた。
「このトーテムポールを目印に集まったり。そんな風に使ってもらえたらうれしいですね」とメンバーの笑顔がこぼれた。 -
フォトクラブ光影創立10周年記念写真展
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##(見出し(2))
駒ケ根市立博物館で23日まで、「フォトクラブ光影(松崎勝巳会長、20人)」の創立10周年記念写真展が開かれている。風景写真36点が季節の順に展示した=写真。
霧氷、自然が作った造形の妙を表現した太田秀男さんの「煌きの朝」。逆光で山のシルエットをとらえた松崎勝巳さんの「黎明」。濃霧のカラマツ林をバックに、白のシシウド、コントラストの妙が目を引く、小林博さんの「森の装い」。霧の中にさす一条の光を写した赤羽信一さんの「霧と光の競演」。マツムシソウやアザミ、ヤナギラン、アキノキリンソウ、郷愁呼ぶ花野の風景を表現した宮脇友一さんの「立秋の高原」など、会員それぞれの感性が光る作品がずらり。 -
大晦日新春花火大会、
大晦日の風物詩、飯島町七久保の七久保煙友会(大嶋学会長、13人)の大晦日新春花火大会は、七久保上通り集会所西側をメイン会場に、今年も元旦の0時から盛大に行われる。広域農道沿いに高さ4メートル、直径約1メートルの巨大な打ち上げ筒を展示し、PRをしている。 21回目の今年は、同会発足30周年を記念し、今世紀、県下初の3尺玉を打ち上げるほか、除夜の鐘108にちなみ恒例の尺玉8発、大スターマインが登場する。
また、会場では年越しそばや豚汁、甘酒、お神酒が振舞われる(限定300食)。
大嶋会長は「いつかは3尺玉をあげたいというのが、長年の会員の夢。多くの人に会員が咲かせた夢の大輪を見てほしい」と話している。
詳細は大嶋さん(TEL86・2511) -
岡野兄弟&中野みち子ジョイントコンサート
伊那市の伊那北地域活性化センターきたっせで8日、津軽三味線奏者の岡野将之さん、哲也さん兄弟と、津軽手踊りの中野みち子さんによるコンサートが開かれた。サン工業主催。
大学生の岡野将之さんは12歳から津軽三味線を始めた。津軽三味線埼玉県大会優勝。弟の哲也さんは現在、高校生。10歳から津軽三味線を始めた。津軽三味線全国大会ジュニアの部で優勝した。
中野みち子さんは津軽三味線奏者の3姉妹の次女として3歳より舞台デビュー。7歳より三味線、10歳より津軽手踊りを始める。津軽民謡では全国大会準優勝。米国、ドイツ、フランスなど海外公演も行っている。
将之さんは「皆さんに少しでも楽しんでいただけるよう一生懸命演奏します」、中野さんは「ゆっくり楽しんでいただけるよう頑張りたいと思います」とそれぞれあいさつした。
「津軽あいや節」「津軽甚句」「津軽三味線二重奏 田神」などを演奏し、約140人の観客を三味線の音色と歌声、手踊りで魅了した。
##写真(たてよこ) -
まごころえんげいアワー
伊那北地域活性化センターきたっせで8日、伊那市を中心に活躍する風船遊劇団ゴンベエワールド、みはらしファーム「工房COO」の佐野博志さん、静岡の大道芸人のあまるさんによる「まごころえんげいアワー」が開かれた。県内外の芸人や地域住民などでつくる親子のふれあい実行委員会主催。訪れた地域の親子約40人は3人が繰り広げる芸の数々に夢中になった。
あまるさんの手品やジャグリングなどのパフォーマンスに子供たちの目は釘付けになった。技が決まるたびに拍手が起こった。
佐野さんがその場で竹とんぼを作り、飛ばすと、子供たちは目を輝かせた。
ゴンベエワールドの披露したマリオネットと紙芝居、バルーンアートを駆使した舞台では、竜のバルーンや大きな人型のバルーンが出てきて、子供たちから「すご縲怩「」と歓声があがった。 -
冬至のユズ湯、一足早く
「温まるし、いい香りだね」-。中川村の望岳荘で8、9日、冬至(22日)を前に、一足早くユズ湯を提供している。
村内産のユズ、約15キロを男湯、女湯に浮べた。
温暖な気候でユズが採れる中川村ならではのサービスに、来場者は大喜び。
ユズはミカン科、体を温め、血行を促進し、冷え性、神経痛、リューマチなどの症状緩和などの効能がある。
入場者は「ユズがたくさん入って、香りがいい」と話していた。 -
金城次郎一門作陶展 ベル伊那
国指定重要無形文化財(人間国宝)の陶芸家、故金城次郎さんの作品などを展示販売する「金城次郎一門作陶展」は11日まで、伊那市日影のベルシャイン伊那店2階文化ホールで開いている=写真。
おおらかで、心温まる素朴な器を作った琉球陶器で唯一の人間国宝の次郎さんや長男敏男さん、長女宮城須美子さんらが手がけたマグカップや湯のみ、皿など200点を出品。次郎さんの貴重な初期の品もある。
作品は魚(グルクン)が笑い、エビが舞っている絵柄の「魚文」が特徴で、青、茶、緑色の三彩の釉薬が色鮮やか。生活食器のなかには、沖縄の人々が昔、水筒代わりに使った「抱瓶(だちびん)」なども並んでいる。
午前10時縲恁゚後6時(最終日は午後4時)。 -
駒ケ根秋香会が菊花まつりの寄付
第47回菊花まつりを10月31日縲・1月4日まで駒ケ根市の三和森広場で開いた駒ケ根秋香会(本間秋男会長、30人)は菊花まつりで販売した菊の売り上げ金の一部3万円を駒ケ根市を通じて市社会福祉協議会に寄付した。7日、本間会長と塩沢春夫副会長が市役所を訪れ「地域への感謝の気持ち。わずかだが社会福祉のために役立てて」と中原正純市長に寄付金を手渡した=写真。中原市長は「歴史と伝統ある秋香会の毎年の厚意に心から感謝する。弱い立場の人たちのために有効に使いたい」と感謝を述べた。
本間会長らは「多くの出品があり、好天にも恵まれて良かった。菊作りを通して小学生と交流できたのがうれしい」と笑顔で振り返っていた。