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「ポコリットみなみみのわ」松寿荘で演奏
南箕輪村のハーモニカクラブ「ポコリットみなみみのわ」(高嶋一人代表)は18日、同市のデイサービスセンター松寿荘を訪れ、ハーモニカ演奏を同施設の利用者たちに披露した。
松寿荘が14縲・9日に開いているクリスマス・忘年会に合わせたもので、15日と17日からの3日間、計4日間の訪問となる。
「ポコリットみなみみのわ」は地域貢献活動を会の目的のひとつとしており、今年度は南箕輪老人ホーム、ひまわりの家、南箕輪特別養護老人ホームなどを訪れ演奏会を開いている。
「南箕輪村民の歌」「冬の歌メドレー」「故郷」などの合奏や、独奏を披露。またクリスマス・忘年会ということで「きよしこの夜」「お正月」も演奏した。利用者たちは、ハーモニカに合わせて楽しそうに歌っていた。
「ポコリットみなみみのわ」は08年1月に伊那市西春近のデイサービスセンター春富ふくじゅ園に6日間の訪問を予定している。 -
社会福祉施設などにおける感染症・食中毒などの発生防止及びまん延防止にかかる研修会
高齢者介護施設などにおけるインフルエンザや食中毒の集団感染防止を目的として伊那保健所は18日、社会福祉施設介護職員などを対象とした研修会を伊那市役所で開いた。約120人が集まり、インフルエンザやノロウイルスの感染予防対策などにつき、伊那保健所の保健師から指導を受けた=写真。
研修会はインフルエンザなどが発生しやすい季節に合わせて毎年開催している。
担当保健師は、感染対策としては(1)感染源の排除(2)感染経路の遮断(3)抵抗力向上竏窒ネどを挙げ、入所者の健康状態や栄養状態、食事の摂取量などに常に気を配り、異変があった場合に対応できるようにすることなどを呼びかけた。また、万が一インフルエンザなどが施設内で発生した場合、感染拡大を防ぐために、共同浴場での入浴を一時停止するなどといった措置を講じることを勧めた。
そのほかにも、長野県は人口当たりのエイズ感染者・エイズ患者の報告数の平均(04年から06年)が全国3位と、高いことから、今年はエイズの基礎知識に関する研修も実施。エイズは発症してから見つかるケースが多いことなどに触れ、伊那保健所でもエイズ検査の結果が当日にわかる「エイズ迅速検査」を実施していることなどを説明した。
伊那保健所によると、今年は11月から急激にインフルエンザが増えているという。また、ノロウイルスは例年1、2月がピークとなることから、今後の注意を呼びかている。 -
中・大型風力発電施設に関する影響想定地域マップ「桑沢山周辺版」 県が公表
県は18日、中・大型風力発電施設に関する影響想定地域マップで、箕輪町と辰野町の「桑沢山周辺版」を公表した。
地域マップは、中・大型風力発電施設に関し、山地災害や自然・景観などへの影響が想定される地域などをあらかじめ地図に表し、地域住民、市町村、事業者などが計画の早い段階で活用できるようにしている。マップで対象とする施設は、定格出力が50キロワット以上、地上から風車中心までの高さが25メートル以上、風車直径が15メートル以上のいずれかに該当するもの。
桑沢山の尾根筋には、東京の建設会社が風力発電施設の建設を検討しているが、マップでは事業計画地の大半がレベル2(立地については慎重に検討すべき地域)と示されている。
レベル2の4要素のうち、要素1(保安林、砂防指定地、地すべり防止区域、急傾斜地崩壊危険区域)、要素4(希少猛きん類の行動圏及びその推定域)と、要素1と4の重複の地域がある。
県は伊那市、諏訪郡富士見町などの「入笠山周辺版」、須坂市などの「峰の原周辺版」を既に公表。県内他地域(全県版)も本年度内を目途に公表する予定。 -
箕輪町図書館でしおりのクリスマスプレゼント
箕輪町図書館は、利用者にしおりのクリスマスプレゼントをしている。
しおりは台紙が緑色で、町のキャラクター「もみじちゃん」のクリスマスバージョンのイラストがある。職員が1枚ずつ色塗りし、赤や緑色のリボンをつけた。しおりプレゼントはこれまでにもやっているが、「もみじちゃん」イラストのクリスマスプレゼントは昨年に続いて2年目になる。
しおりを目当てに来館する子どもたちもいて、うれしそうに受け取っている。
プレゼント期間は22日までだが、用意した300枚が終わり次第終了になる。 -
箕輪町交通安全協会などチラシ配布で交通安全啓発
箕輪町交通安全協会、町防犯協会、箕輪町警部交番は16日、町文化センターであった演奏会に併せ、入場者にチラシを配り交通安全や防犯を呼びかけた。
年末の交通安全運動期間中でもあり、多くの人が訪れる会場で啓発活動をしようと取り組んだ。
長野県警察音楽隊の演奏会で、家族連れら大勢が来場。文化センターの入口で執行部役員が「交通安全運動です。事故に遭いませんように」と、500セット用意したチラシとペン、交通安全反射シールのセットを手渡した。 -
南箕輪村役場庁舎ロビーを改修
南箕輪村の役場庁舎ロビーが、改修工事で明るく生まれ変わった。
86年の庁舎建設から26年が経過し、ポスターを掲示した跡がカウンターに残っていたり、ソファーが古くなるなど少しずつ施設に痛みが生じてきていたことから改修した。
床は通路を色分けし、黒色だったカウンターは白の布張りに変え、棚はニスを塗った。ロビー正面は、日本ピスコからのテレビ寄贈にあわせ、テレビをはめ込むように直し、温もりが感じられるよう壁は木を使っている。ソファーはカラーセラピーも考慮し緑系のツートンカラーで、背もたれのないタイプにした。
事業費は150万円。工期は約1カ月間で土・日曜日や夜間に行った。
村は、「庁舎に来た人が待っている間、いくらかでも安らぎのある環境になったのでは」と話している。 -
伊那市総合型地域スポーツクラブ合同発表会
伊那市総合型地域スポーツクラブの初の合同発表会が16日、伊那市民体育館であった。3クラブによる11プログラムで、子どもたちがダンスと器械体操を元気に発表した。
春富地区、中地区、東部地区の3クラブにある小学校低学年以下の教室が一緒に発表する場を設けることで、スポーツクラブを知ってもらい、新しい仲間の参加につなげたいと計画した。
親子体操教室やキッドビクスの園児、小学生は、軽快な音楽に乗ってダンスを発表。園児の器械体操は跳び箱をジャンプで飛び越えてポーズを決めるなどかわいい姿を披露した。
クラブは主に公民館、器械体操は小学校体育館を利用して活動。ここ1、2年でキッズの教室も盛んになってきているという。 -
子育て学級クリスマス会
宮田村公民館子育て学級は18日、クリスマス会を老人福祉センターで開いた。折り紙を使ってサンタとトナカイを工作。パネルシアターや読み聞かせなどもあり、年の瀬の1日を親子で楽しんだ。
学級長の増田淳子さんが折り紙指導。雰囲気満点に、子どもたちも顔を描いたり色を塗ったり。母親の紙を折る様子を見ながら、自身で挑戦するチビッコの姿もあった。
「かわいい」「家で飾れそう」など親子一緒の工作を満喫。クリスマスを待ち望んだ。 -
婦人学級が正月の料理、色彩豊かに
宮田村公民館婦人学級はこのほど、正月の食卓を飾るにふさわしい季節の料理に挑戦しようと学習会を開いた。ハクサイ、ゴボウ、小松菜など旬の野菜をとりいれながら、栄養満点の6品を色彩も豊かに調理した。
JA生活相談員の関敦子さんが指導。約30人の学級生はベテラン主婦の腕を発揮し、手際良く調理した。
ハクサイのシュウマイ、キノコのみぞれあん、サケとおからのふんわりバーグなど、アイデアも凝らした料理の数々。見た目もきれいに完成し、出来立てをさっそく会食した。
「いける。正月に家でつくってみたい」と歓声も。年末年始は何かと忙しい主婦たちだが「みんなで料理すると、また楽しさが違いますね」と、ひとときの休息を満喫していた。 -
日本聴導犬協会本部新施設来年8月完成へ、訓練士養成機関新たに開設し地域に根ざして
宮田村に本部がある日本聴導犬協会(有馬もと代表)は18日、同村町三区の村民会館隣接地に計画する新たな本部訓練施設(通称元気いっぱい訓練センター)の概要を発表した。日本自転車振興会の補助と一般からの寄付金で進めているもので来年3月に着工し、8月下旬に完成する。年間5頭ほどの聴導犬・介助犬(補助犬)を育成するほか、訓練士養成機関も設置。地域の人たちが犬を通じて交流するスペースも設け、補助犬の普及、啓もうに力を入れる。
新施設には本部、訓練、さらに訓練士養成の機能を持たせ、木造2階建ての建物と屋外の訓練場を併設する。
8人程度のスタッフと20頭ほどの訓練犬、補助犬を必要とするユーザー訓練者が滞在。
村土地開発公社から購入(一部賃借)した用地で、文教福祉ゾーンに立地する好環境も活用し「地域の子どもたちや高齢者の皆さんにも来てもらえる施設にしたい」と有馬代表は説明する。
補助犬訓練士の養成機関「日本聴導犬・介助犬訓練士学院」は2009年2月の開校。学校法人ではないが、1年半のカリキュラムで福祉の使命感を持った人材を育成し、優秀修了者には協会スタッフの門戸も開く。
現在、国認定の聴導犬13頭のうち5頭は同協会所属。介助犬は38頭のうち3頭の実績を持つが、全国に45ケ所あるともいわれる補助犬の育成団体で、初めて本格的に犬と人双方の養成に乗り出す。
「訓練できる人数が増えれば、それだけ希望者の期待にも添えられる。補助犬を取り巻く環境改善のお手伝いができれば」と有馬代表は話した。
訓練士学校の入学受け付けは年明け1月から開始。詳しくは同協会FAX85・5088またはメールinf@hearingdog.or.jpまで。 -
漆戸醸造で東京農大生が酒造りの実習
酒造りが最盛期となった伊那市西町の漆戸醸造で12月下旬まで、東京農業大学の学生2人が泊まり込みの実習をしている。日本酒ができるまでの工程を学習することが目的。学生らは杜氏(とうじ)から直接指導を受け、酒造りの苦労や喜びを肌で感じ取っている。
同社の漆戸正彦社長(38)は東京農大の卒業生。実習生の受け入れは本年で6回目になるという。参加しているのは応用生物科学部醸造科学科の田中典子さん(21)、中島麻記さん(21)=ともに3年=の2人だ。
この日は室温36度、湿度80パーセントに管理された「麹室」の中で、蒸米に麹菌を繁殖させる作業を体験。カビが生える適当な水分を調整するため、2人は机の上に広げた蒸米を両手でかき混ぜながら麹を造っていった=写真。
2人は「学校で学んだことを実際の現場で確認することができ、一つひとつに感動している。造っている人たちの話も聞けるので、できるだけ多くのことを学んで持ち返りたい」と話している。 -
【記者室】学力テストの傾向公表へ
文部科学省が全国の小学6年生と中学3年生を対象に今年行った全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果について駒ケ根市教育委員会は「点数の発表はしないが、全体的な傾向については公表したい」としている▼各小中学校の代表者らで構成する委員会を立ち上げ、傾向の分析に向けて結果をまとめているところで、公表の内容や時期は未定という。すでに発表済みの県の結果は「全国平均より高い」だったが、駒ケ根はどうなのか、知りたい人は多いはずだ▼だが興味本位に見るべきではない。よそと比べて高い、低いと一喜一憂するのではなく、長期的な観点から今後の児童、生徒の教育に生かしていく姿勢が大切だ。(白鳥文男)
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飯島町社協もちつき大会
飯島町社会福祉協議会は16日、年末恒例のもちつき大会を地域福祉センター石楠花苑で開いた。福祉関係者ら約150人が参加し、つきたてのもちを食べて楽しんだ。もちつきには寄付されたもち米約20キロを使い、社協役員らが交代できねを振るった=写真。木枯らしの吹く肌寒い陽気の中、威勢の良い掛け声が辺りに響き、湯気のたった熱いもちが次々につき上がった。参加者はつき上がったもちにきな粉やあんこ、大根おろしなどをまぶしておいしそうにほお張っていた。
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中川村ボランティア団体クリスマス交流会
中川村のボランティア団体と村社会福祉協議会は16日夜、恒例のクリスマス交流会を中川文化センターで開いた。村内で活動する18団体の会員など約70人が参加し、にぎやかに交流を楽しんだ。サンタクロースとトナカイも登場し、乾杯の音頭をとるなどして雰囲気を盛り上げた=写真。踊りや歌などを披露する演芸大会が行われたほか、ダンスやビンゴゲームなど楽しい催しが目白押しで、参加者は一足早いクリスマスの夜を存分に楽しんでいた。
ボランティア団体連合会長の池上ふさこさんはあいさつで「1年間のボランティアの疲れを取り、来年も素晴らしい活動ができるように思い切り楽しんで」と呼び掛けた。 -
大田切区育成会収穫祭
宮田村の大田切区青少年健全育成会(新谷好弘会長)は16日、恒例の収穫祭を大田切集落センターで開いた。親子ら約70人が集まり、今年収穫したサツマイモ、ダイコン、ネギなどの野菜を豚汁にして食べたほか、もちつきなどをにぎやかに楽しんだ。野菜は農作業を通じて土に親しもうと行われた「自然を愛する勉強会」で栽培したもの。子どもたちは自分たちで作った野菜をおいしそうに味わっていた。
正月を前にしめ縄作り講座も開かれ、子どもたちが地域の老人会「曙会」の会員ら3人の指導を受けながらしめ縄作りに取り組んだ=写真。お年よりらは「家族を幸せにしてくれる大切な飾りだ。心を込めて作るんだぞ」と呼び掛けていた。 -
南割区育成会そば打ち
宮田村の南割区青少年健全育成会(浦野宗明会長)は16日、そば打ち会としめ縄の講習会を南割区集落センターで開いた。小学4縲・年生の児童と保護者ら約110人が参加し、そばをこねたり切ったり楽しく作業=写真。子どもたちは「すいとんみたいになっちゃった」などと笑い合いながら、皆で協力して手早くそばを作り上げた。打ったそばは保護者らがゆで、昼食に豚汁ととともにおいしく味わった。子どもたちのそば打ちは約10年前から毎年行っている。
午後はしめ縄の講習会も行い、子どもたちは地元のお年よりたちの指導を受けながら正月に飾るしめ縄を作った。 -
中沢バイパス開通プレイベント
19日に開通する主要地方道駒ケ根長谷線中沢地域バイパスで16日、開通に先立って道路の完成を祝うウォークラリーが開かれた。バイパス改良促進委員会と駒ケ根市主催。地元の住民など約150人が参加し、クイズに答えながら完成間近の道路をのんびりと歩いた=写真。クイズラリーはバイパスの西端にある新宮川岸ミニ公園をスタート。途中5カ所で10問の問題に答えながらゴールの中沢支所を目指した。出題された問題は「バイパスは延長何メートルか」、「歩道に植える木の種類は」など、新しい道路にちなんだ三択クイズ。参加者は頭をひねりながら参加賞のボールペンで回答用紙に記入していた。ゴールでは温かい豚汁が振る舞われた。
中沢バイパスの今回開通区間は延長1380メートル。愛称は住民の意見などから「中沢大通り」に決まった。総事業費は15億5千万円。天竜大橋から県道伊那生田飯田線との交差点までの第1期工事終了に続いて03年に着工した。 -
三沢ミュージックスクール発表会
駒ケ根市の音楽教室「三沢ミュージックスクール」(三沢照男代表)は16日、第40回発表演奏会を駒ケ根市の市文化会館大ホールで開いた。同スクールで学ぶ幼児から一般の約70人が代わる代わるステージに立ち、それぞれピアノ、声楽、マリンバを演奏。1年間練習を重ねた努力の成果を立派に披露した。幼児や小学校低学年児童によるピアノ演奏では、足がペダルに届かないほど小さな子たちが大きなコンサートグランドピアノに向かい、もみじのような手を懸命に使ってベートーベンやモーツァルト、ショパンなどの曲を見事に弾きこなした=写真。
客席には多くの保護者や祖父母らが訪れ、出演者よりも緊張した表情で子どもや孫の演奏ぶりを食い入るように見詰めていた。 -
箕輪町議会12月定例会閉会
箕輪町議会12月定例会は17日、一般会計補正予算案など8議案と意見書提出案5件を可決し閉会した。町選挙管理委員会委員及び補充員選挙もあった。
高齢者等介護予防施設設置条例制定案は、(1)使用料減免規定の該当者を明確にするよう措置を講ずること(2)高齢者(65歳以上)の使用料について減免とするよう図ること-の2点の付帯事項を付して可決した。
後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める陳情書の採決は、委員長報告の「不採択」に対し賛成多数で「不採択」となった。「採択」は2人だった。
12月31日の任期満了に伴う町選挙管理委員会委員及び補充員選挙は、委員4人に佐々木孝則さん(松島)、戸田昭嘉さん(長岡)、小林昌明さん(木下)、佐藤勝代さん(沢)、補充員4人に井上彦七さん(木下)、白鳥正さん(福与)、浦野喜右衛門さん(松島)、小林慶子さん(下古田)を当選人に決定した。任期は4年。
請願・陳情の採決結果は次の通り。
◆採択=▽深刻な医師不足を打開するための法律の制定を求める陳情書▽「看護師等の人材確保の促進に関する法律」の改正を求める陳情書▽保険でより良い歯科医療の実現を求める意見書採択についての陳情▽米価の安定対策を求める陳情
◆閉会中の継続審査=▽6カ所再処理工場の本格稼働に反対し、その中止を求める意見書の決議を求める請願書
◆不採択=▽後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める陳情書▽高齢者の医療制度に関する請願 -
箕輪町民有志の「辰巳クラブ」主催
長野県警察音楽隊演奏会箕輪町の1940年、41年生まれの辰年・巳年の住民有志でつくる「辰巳クラブ」(25人)主催の「長野県警察音楽隊演奏会」が16日、町文化センターであった。会場は満席で、観客は日本民謡やアニメ主題歌などの吹奏楽演奏を楽しんだ。
演奏会は2回目。07年の箕輪町まちづくり住民提案事業に採択されている。箕輪町共催、町教育委員会など後援。
警察音楽隊は、「序曲『バラの謝肉祭』」、「アメージング・グレース」、ジャパニーズ・グラフィティ「ハウルの動く城」など8曲を披露。迫力ある演奏に子どもから大人まで大きな拍手を送っていた。
演奏会前半には町内の3団体「たそがれシーラク」、「ファンキーキッズ」、「みのわ少年少女合唱団」が賛助出演した。 -
鼓龍第2回公演
激しく、楽しく、熱く南箕輪村で活動する太鼓グループ「鼓龍」(15人、井原夏二代表)は15日夜、第2回公演「大地から響き渡る鼓動2007」を村民センターホールで開いた。立ち見客が出るほどの大入りで、会場中に太鼓の音を響かせ、聞かせ、見せる熱いステージで観客を魅了した。
結成10周年記念の04年第1回公演以来、久しぶりの大きな公演で、「大芝高原太鼓」(3部作)を中心に、新曲「音喜楽」など10曲を披露。小・中学生約40人のグループ「CoCo龍」は小学校低学年、高学年、中学生が各1曲演奏した。
「三国」で開幕し、激しい乱れ打ちを見せた大芝高原太鼓第2章「春雷」、若き狩人による狩りを表現した「KA・RU」、子どもたちが掛け声に合わせて元気いっぱいに太鼓をたたいた「ヨイサー」など、時に激しく、時に楽しく演奏し、会場を沸かせた。 -
ガールスカウト「26団のつどい」
ピースパック資金集めでフリマガールスカウト長野第26団(木部則子団委員長)は16日、ミャンマーの難民にピースパックを送る資金集めのため、伊那市の伊那公民館でフリーマーケットを開いた。スカウト約40人が手作り品や日用品などを販売した。
ガールスカウト日本連盟は、平和提唱事業でタイの難民キャンプにいるミャンマーの子どもたちにノートや鉛筆などの文房具を入れた「ピースパック」を送っている。
フリーマーケットでは、スカウトが手作りしたサクランボやカエルの飾り、フェルトのショートケーキなどの手芸品のほか、クッキーや大根、日用雑貨、衣類などを販売。保護者も協力した。
ピースパックは45袋準備する予定で、今月中に布袋を手作りし、年明けに袋詰め作業をする。 -
みのわ愛す工房
焼きたてパン販売開始箕輪町南小河内のイタリアン・ジェラートの店「みのわ愛す工房」で15日、毎週土・日曜日限定で焼きたてパンの販売が始まった。
地元の新鮮牛乳を練りこんだパンは、食パン400円、紫いもパン、信州みそパン、あんパン、クリームパン、ハムパンなど各120円。シフォンケーキ500円もある。
店舗隣りのログハウスで、厳選した材料を使い手作りで焼き上げる。「お母さんが家族のために作るパン。やさしい味」という。
店舗併設のハウスが完成し、「温かい部屋の中でパンとジェラートを味わってほしい」と話している。
22縲・4日は、来店者にクッキーのクリスマスプレゼントがある。
営業時間午前11時縲恁゚後4時。水曜定休日。問い合わせは同店(TEL79・6156)へ。 -
飯島町が08年度から医療費無料化 対象を中学3年まで引き上げ
飯島町の高坂宗昭町長は、17日の町議会一般質問で「08年度予算編成に当たり、乳幼児医療費支給対象年齢を中学3年まで引き上げる」と答えた。
松下寿雄議員が「町長は2期目の公約に、医療費無料化を中学3年まで引き上げることを掲げているが、いつからか、引き上げた場合の増加額は」と質問した。
高坂町長は「県は就学前まで。町費で小学6年生まで上乗せしているが、08年度予算編成に当たり、中学3年までに引き上げたい。上伊那では初めてになる。県に対しても引き上げを要望していく」とした。
中学3年まで引き上げると、対象は870人で1129万円となり、現行の小学6年までよりも350万円の増額となる。 -
バス路線再編案を了承 来年度から試行運転を開始
第7回伊那地域における新たな交通ネットワークシステム構築のための検討会が17日、伊那市役所であった。24路線から20路線に再編したバスの運行計画案を了承。路線の統合、予約制による乗合デマンドタクシー新設などで現行のサービスを維持、利便性を上げた。新設する伊那竏猪リ曽線は1日4往復運行する。
再編の特徴は▽高遠三義線を長谷地区へ伸ばす▽若宮・美原線と手良・福島線を統合し、路線を伸ばす▽利用の多い富県・東春近方面は1便を追加する▽西箕輪方面の地区循環バス休止の代替策として地区循環タクシーを新設する竏窒ネど。小沢、平沢、横山、城南町など8地区は乗合デマンドタクシーに切り替える。運行時刻や所定ルートを定め、電話予約によって受け付ける。全居住者が対象となるが、利用登録が必要。
市街地循環の路線バスは採算性を確保するため、運賃を現行の100円から150円に値上げする。
伊那竏猪リ曽線は権兵衛トンネルを通り、伊那バス本社竏猪リ曽病院(運行距離43キロ)を結ぶ。伊那中央病院、みはらしファーム、権兵衛峠伊那口、木曽福島駅など12の停留所を設ける。1日(午前7時縲恁゚後8時)4往復で、観光に加え、通院、通学、高速バスや新幹線と接続できる時間帯を設定。料金は終点まで乗って千円。
詳細は今後、煮詰めて運行計画を作成。運行の手続きなどを済ませ、08年度に試行運行を開始する。1年間の試行運転の利用状況などを検証し、見直していく。
石沢孝座長(信州大学教育学部教授)は、利用状況によって本運行にならない場合もあるため、多くの利用を促した。
検討会は昨年11月から▽新市発足に伴う旧市町村の生活交通のあり方▽権兵衛トンネルを利用した広域的な交通ネットワーク竏窒ネど木曽地域を含めて検討。委員は行政機関、バス・タクシーの交通事業者、高齢者クラブ代表など利用者ら20人が務めた。 -
伊那市の交通死亡事故 再発防止検討
伊那市西箕輪の伊那西部広域農道で、12月上旬に発生した交通死亡事故の再発防止検討会が18日、現地と西箕輪支所であった。市や伊那署、市交通安全協会連合会、地元区長ら25人が集まり、悲惨な事故を二度と起こさないための対策について話し合った。
同署によると、事故は7日午後9時ごろに発生した。市内在住の男性(27)が運転する軽4乗用車が中央線をはみ出し、対向車線を進行していた大型貨物車と衝突。この事故で軽自動車を運転していた男性が死亡した。
再発防止検討会では、事故が発生したことを周知し、再発防止に向けて啓発することを提案。西箕輪地区全戸に緊急速報のチラシを配布したり、有線放送などで市民に呼びかけたりする方法が上がった。
また、事故が発生した場所は「直線道路なのでスピードが出やすい」との地元住民からの意見もあり、速度規制の道路標識を目立つ場所に取り付ける、夜間の事故防止のため街路照明を設置する竏窒ネどの対策も上がった。
交通事故の再発防止について検討する出席者たち(西箕輪支所) -
南箕輪村交通安全協会が「交通指導所」開設し安全運転啓発活動
南箕輪村交通安全協会は15日、年末の交通安全運動に合わせて村内の大型店2カ所に交通指導所を設け、安全運転を呼びかけた。同会役員など40人が参加して、シートベルトやチャイルドシートの着用、飲酒運転、運転中の携帯電話禁止などが書かれたのぼり旗を立て、買い物客らに啓発チラシやティッシュペーパーなどを配った。
南箕輪村の事故発生件数は現在まで95件で、前年同期よりも23件増加している。ただし死者はなく、14日に県が行った「シートベルトパーフェクト作戦」によるシートベルト着用率の調査でも100%(調査車両100台、大型車両を除く)だった。
同会では31日までの交通安全運動の期間中に、広報車による呼び掛けも行っている。
南箕輪村交通安全協会が「交通指導所」開設し安全運転啓発活動
南箕輪村交通安全協会は15日、年末の交通安全運動に合わせて村内の大型店2カ所に交通指導所を設け、安全運転を呼びかけた。同会役員など40人が参加して、シートベルトやチャイルドシートの着用、飲酒運転、運転中の携帯電話禁止などが書かれたのぼり旗を立て、買い物客らに啓発チラシやティッシュペーパーなどを配った。
南箕輪村の事故発生件数は現在まで95件で、前年同期よりも23件増加している。ただし死者はなく、14日に県が行った「シートベルトパーフェクト作戦」によるシートベルト着用率の調査でも100%(調査車両100台、大型車両を除く)だった。
同会では31日までの交通安全運動の期間中に、広報車による呼び掛けも行っている。 -
カーブス伊那、食料品などたかずやの里に寄贈
伊那市室町の女性専用フィットネスクラブ「カーブス伊那」のオーナー中村和之さんやメンバーの代表者などが15日、伊那市富県の児童養護施設「たかずやの里」を訪れ、常温で保存可能な缶詰や調味料などの食料品約550個290キロを同施設に寄贈した。
家庭で不要の食料品を募り、食料を必要とする団体や人々へ寄付するチャリティー活動「フードドライブ」で、米国のカーブスでは9年前から行われてきた。日本のカーブスでも今年からチェーン全体で取り組んでおり、今回寄贈した食料品はカーブス伊那のスタッフやメンバーが11月に持ち寄ったもの。
「たかずやの里」施設長の鹿野博愛さんは「大変ありがたい。有意義に使わせていただきます」と礼を述べた。
中村さんは「フードドライブ」について「1回限りではなく、今後も継続していきたい」と語った。 -
リトミックでクリスマス
楽しみながらリズム感を養う乳幼児親子対象の宮田村公民館「リトミック教室」は14日、村民会館エントランスホールで2年目のクリスマスコンサートを楽しんだ。指導する宮田ミュージックサークル(MMC)のメンバーが、クリスマスにちなんだ楽曲を演奏。音楽に体をゆだねながら、本年度最終の講座を締めくくった。
MMCの瀧澤智恵子さんらがサンタの衣装に身を包み、ハンドベルやピアノ、バイオリンに美声を織り交ぜて、クリスマスソングを響かせた。
会場は雰囲気満点。参加親子は聴き入ったり、ゆっくりと体を動かしたりと想いおもいに時間を過ごした。
曲によっては全員でリズムをとったり、ステップ踏んだり。親子や友人が手をつなぎ、ふれあいを深める姿もあった。
2年目を迎えた同教室は5月から全10回開講。55組もの親子が参加する人気ぶりだった。 -
医療費無料化は中学3年まで
飯島町の高坂町長は17日、議会一般質問で「08年度予算編成に当り、乳幼児医療支給対象年齢を中学3年まで引上げる」と答えた。
松下寿雄議員が町長は2期目の公約に、医療費無料化を中学3年までに引上げるを挙げているが、何時から実施するのか、引上げた場合の増加額はと質問した。
高坂町長は県は就学前まで、町費で小学6年生まで上乗せしているが、08年度予算編成に当り、中学3年までに引上げたい。上伊那では初めて、県に対しても引き上げを要望していくとした。
また、中学3年まで引上げると、870人で1129万円となり、現行の小6年までよりも350万円の増額となる。