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中川村老人クラブ連合会総会
中川村老人クラブ連合会(758人)は15日、定期総会を望岳荘で開いた。新たに選ばれた小池宗夫会長は「高齢者の力を、もっとむらづくりに活かそう」と呼びかけ。さっそく地域安全の研修会を開くなど、足元に目を向けた本年度の事業を開始した。
同連合会は村内13クラブで構成するが、昨年は消費問題を研修に取りあげるなど、学習意欲が高い。
この日も、山本修作駒ヶ根署長を講師に迎え、安心のむらづくりについて研修。子どものしつけなど、人生の先輩として高齢者に課せられた責務を再認識した。
総会で、小池会長は高齢者の力を発揮する時と説明。自信を持って活動しようとあいさつした。
席上、金子功さん、南沢秋弘さんに表彰状を手渡したほか、懇親会では楽しいアトラクションで交流を深めた。
本年度の役員は次の皆さん(任期は1年)。
▽会長=小池宗夫▽副会長=吉沢昌次▽会計=石田貞美▽女性部長=沢田房江▽同副部長=佐々木松枝▽監事=中塚正一、白市直弘 -
外国人企業研修生が、法遵守や研修の本ぶんを再確認
宮田村商工会を窓口に同村内の9社が受け入れている外国人企業研修生は14日、法律や取り決めなどを遵守し再徹底する講習を受けた。入国管理が厳しくなっており、同商工会が研修の本ぶんを今一度見直そうと実施。54人全員と受け入れ企業の経営者も出席した。
研修事業は01年から始まり、中国・大連市の意欲ある若者を面接で選考。3年間来日し、働きながら技術や語学を学ぶ。
渡航前や来日時に日本の法律や研修事業の取り決め、自覚などを説明しているが、この日は全員で再確認。
法や決め事に違反すると、研修中止だけでなく、周囲の多くの人に迷惑がかかることも改めて学んだ。
受け入れ企業協議会の原田和愛会長(テーケー社長)は「もう1度、約束事を確認してみて」と話し、経営者側にも協力を求めた。
7月には新たに17人が来日、受け入れ企業も1社増える予定。 -
子育て学級にぎやかに開講
宮田村公民館の子育て学級は16日、本年度の開講式を開いた。昨年度の倍以上にあたる30組の若い母子が参加。学習したり、遊んだり、世間話しながら交流を深めていく。
乳幼児と母親を対象にした学級だが、例年にない多数の参加となった。
そのうち7割は新たなメンバー。「宮田に引っ越してきたばかりなので、茶のみ友達になれれば」「初めての子育て。色々と教えて」など自己紹介した。
さっそく、親子が互いにふれあう姿も。子育てなど情報を交換したり、学級でやりたいことなどを話し合った。
同学級は年間10回開き、屋内外での遊びや体験、学習などを行う。白鳥剛公民館長は「家庭の外に交流の場が広がるはず。お母さんもお子さんも、ともに一歩踏み出して、成長してください」と、参加者を励ましていた。 -
助役に酒井茂氏決まる
伊那市議会臨時会が16日開かれ、市から提案のあった助役・収入役の選任について同意した。助役は酒井茂氏(53)=東春近、収入役は白鳥孝氏(50)=西箕輪=。任期は4年。理事者3役は旧伊那市の体制となった。副市長2人を置く人事は見送った。
提案理由の説明で、小坂市長は「幅広い見識を持っている」「民間企業で培った経営感覚を持っている」とそれぞれ述べた。
議員から、小坂市長が当選後の記者会見で助役・収入役人事を話したことに「議会の同意を要するものは配慮が必要ではないか」と意見があったものの、全会一致で同意した。
酒井氏は京都大学農学部卒。75年から市役所職員。企画課長、伊那市・高遠町・辰野町・箕輪町・南箕輪村・長谷村任意合併協議会事務局長などを経て、04年2月から助役。
白鳥氏は立教大学社会学部卒。79年、南箕輪村の電子部品会社に入社。伊那市社会教育委員、西箕輪公民館運営審議会委員を務めた。04年2月から収入役。 -
伊那署が上農高で自転車盗の被害防止を啓発
伊那署は15日、南箕輪村の上伊那農業高校で、自転車盗の被害防止などを呼びかける街頭啓発をした。管内で最も発生している同盗難の件数を抑止するため、5月に実施している「街頭犯罪抑止総合対策強化月間」に併せて、生徒らに呼びかけた。
署員や教員ら約10人が学校からJR飯田線・伊那北駅(伊那市)までの5カ所に立ち盗難防止や交通安全について啓発。校門前では、学校へ生徒らが届け出ている通学用自転車登録番号や、防犯登録ステッカーの有無を確認したり、自転車の反射材を配ったりした。
16日は、署員や同高校風紀委員らが伊那北駅前で啓発チラシを配布し、自転車盗の被害防止を生徒らに訴える。
伊那署管内で05年に発生した街頭犯罪658件(前年比178件減)のうち、自転車盗は前年と比べて20件少ない185件。特徴は全体の48・6%を占める6竏・月までの温かい時期が多く、午前6時縲恣ッ10時、午後4時縲恣ッ8時の時間帯の金曜日の発生が目立つという。 -
市議会臨時会
伊那市議会臨時会が15、16日開かれた。市役所の位置を定める条例ほか218件、05年度一般会計暫定予算ほか11件、06年度一般会計暫定予算ほか11件を承認、教育委員会委員の任命ほか5件に同意、一般職の任期付職員の採用等に関する条例の制定を可決した。
一般職の任期付職員の採用等に関する条例は、市長が専門的な知識、経験を持つ人を5年を超えない期間で採用することができるもの。給与の目安は常勤職員の給与体系を適用し、経験年数や年齢を加味しながら市長が格付けする。
当面、旧市町村の公社や第3セクターの統廃合の特命事項に当たる1人の採用で、旧高遠町助役を考えている。
討論で、議員から「採用しなくても、その職務に付くことができる職員がいるのではないか」「行政コスト削減といわれる中で、安い給料と考えられない」「市民から見て救済としか見えない」と反対意見が出る一方「採用で収入増が図られるならばいいのではないか」と賛成意見もあった。
採決の結果、賛成多数(反対5)で可決した。 -
不審火の疑いのホームセンター火災 再発防止へ
13日、伊那市内のホームセンターで商品が焼ける不審火の疑いのある火災が発生。伊那署は16日、再発を防止し、盗難などの防犯体制も強化するため、管内の量販店など35店舗に対し、防犯診断をした。
店舗内の防犯カメラなどの防犯設備が効果的に働いているかなどを調査。署員20人が2人一組の10班に分かれ、ホームセンター、デパート、本屋、大型の薬局などを3店舗ずつ回った。
伊那市西春近のホームセンターでは、防犯カメラの設置位置や、録画テープが劣化しているかなどを点検したほか、カラーボール、通報装置の有無を店関係者とともに確認。商品陳列でカメラの死角をつくっている場所などについては改善を指導した。
防犯診断をした署員の一人は「不審者を発見したら、まずは声をかけてもらいたい。その時は一人でなく複数で対応してほしい」と話していた。
13日午後0時55分ころ、伊那市内のホームセンター内の建築・金物売り場にあった商品数点が燃えているのを警備員が発見して消火。店内にいた買い物客に被害はなかった。 -
伊那市消防団 「長谷機能分団」決意新た
伊那市消防団(田畑安彦団長、1156人)に新たに導入したOB団員らでつくる「長谷機能分団」の会議が15日夜、長谷老人福祉センターであった=写真。同分団員や団本部員ら約25人が集まり、分団の役割について確認したりした。
特定の役割と活動に限り任務を遂行する機能分団は、県内では長野市を合わせて2消防団。同消防団では消防音楽隊も同分団として4月1日に任命している。
長谷機能分団は、広大な守備範囲の長谷地区で活動する消防団員(定数110人)を確保するため導入。団員はほとんどが地元に職を持つ、団歴20年以上などのベテランOB団員ら16人で構成し、地区内の火災などに出動する。
今まで長谷では嘱託消防員として人員不足を補っていたが、災害保障を確保するため分団に格上げする形となった。
あいさつに立った田畑団長は機能分団制度を導入するまでの経過を説明し「地域外の消火活動には出動しないが、皆さんが災害現場で安全な活動ができるよう年一度の訓練はしてほしい。これからも地域の安全を守る応援隊として協力してほしい」と呼びかけた。 -
スタジオビーチハウス公演「as a DANCER」
スタジオビーチハウス(諏訪市、竹内敬衣子主宰)のエコロジーリサイタル「as a DANCER」1st KEIKO’s Ecology Recital 2006が14日、伊那市の県伊那文化会館であった。地球への感謝の気持ちを伝えるダンスが会場を埋めた観客を魅了した。
“隣人や自然環境に感謝するキモチをはぐくむ”をテーマに社会や子どもたちにやさしく語りかけるダンスツアー。第1幕はダンスと照明、第2幕は歌とトークとダンスのコラボレーション。竹内代表とビーチハウスインストラクター、子どもたちの総勢50人が出演し、SORA(HOOKS!)、A-SUKE(cafe on the JAM)が特別出演した。
1羽悲しく舞っていたチョウが、「地球さんありがとう」の気持ちの広まりと共にたくさん舞い踊る舞台で、磨き抜かれたダンスの技を存分に披露し、ライトの中で踊るダンサーたちに観客は惜しみない拍手を送った。 -
春蘭講演会
伊那谷の春蘭愛好者でつくる中央蘭友会(35人、木村嘉伸会長)は14日、春蘭研究の第1人者である前茨城大学副学長の平野綏さんを招き春蘭講演会を伊那市の伊那市民会館で開いた。
平野さんは農学博士、世界らん展日本大賞組織委員で、現在は宇都宮大学監査役。「新しい春蘭」(八坂書房発行)など数々の名著で知られる。長野県内では初の講演会。
転換期にきている日本の春蘭界がこれからどうなるかをテーマにした現在執筆中の本「これからの春蘭」を題材に話した。
人気、流行の面で一休みという春蘭界。今後を考えるときのヒントになるとして過去の流れを説明。戦後の東洋蘭界は60年間のうち約30年ずつに分かれ、前半はマルチ型の趣味者が多い発展・交流期。1980年から85年が転換点で後半30年は単一型の全盛時代という。
今は一つの転換期で、中国の経済発展に伴う中国での蘭文化が始まり、日本から奇形花が中国に流れているといい、「中国の流れが日本の春蘭界を刺激している。日本の春蘭の奇形花にもっと注目しないといけない」と話した。 -
すくすくはうすで救急法講座
南箕輪村の子育て支援すくすくはうすで12日、初企画の救急法講座があり、参加した母親が小さい子どもの救急法を熱心に覚えた。
伊那消防署員が、心肺そ生法を説明。8歳以上の成人に対する方法を意識の確認、助けを呼ぶ、気道確保、人工呼吸、心臓マッサージなど流れに沿って手本を見せたあと、乳児(1歳未満)と新生児(生後28日未満)の場合の人工呼吸と心臓マッサージを指導した。
乳児と新生児は、意識の確認は足の裏を刺激する、人工呼吸は子どもの口と鼻を救助者の口で覆ってやる、心臓マッサージは乳首を結ぶ線より指1本分下側を中指と薬指の2本で胸の厚さの3分の1がへこむくらい押す-などわかりやすく説明した。
参加者は、大人の人形と子どもの人形それぞれを使い、一つひとつの方法を署員に確認しながら熱心に練習した。 -
箕輪町公民館講座わらべうた
箕輪町公民館と子どもセンターは本年度新たに、「わらべうた」講座を始めた。町文化センターの和室で、乳幼児を連れたお母さんたちがやさしい声でわらべうたを歌い、子どもと向かい合い、穏やかに流れる時間を楽しんでいる。
松島で音楽教室を主宰し、わらべうたを学んだ千葉芳子さんが指導。親子は畳にのんびりと座り、千葉さんの歌うわらべうたをお母さんがまねして小さな声でやさしく歌い、ひざの上に抱いた子どもの鼻やほほに指を当てたり、ときにはくすぐったり。子どもたちはじっとお母さんのうたを聞き、笑みを浮かべたり、声を上げて笑っていた。
「わらべうたは、空よりも広く海よりも深いファンタジー」と千葉さん。「子ども自身が作り、何百年と伝承されているわらべうたは、すっと子どもの心に入ってくる。その反応を見て、お母さんたちが穏やかになる。親子の心の栄養にもなる。多くの人に知ってほしい」という。
月2回。毎回0・1歳児と2歳児以上対象の2回あり、各30分程度。自由参加。 -
安協駒ケ根支会自転車指導員講習会
第39回交通安全子ども自転車大会伊南地区大会(6月24日、駒ケ根市民体育館)に向けて伊南交通安全協会駒ケ根支会(赤羽根徳彦会長)は15日、児童らを指導する自転車指導員らの講習会を駒ケ根警察署で行った=写真。指導員約10人が参加し、指導するポイントなどの統一を図った。赤羽根会長は「子どもたちには、大会に向けての練習を通じて安全な自転車の乗り方をしっかりと身につけてほしい」と話した。
大会は小学5・6年生児童が対象。法令、道路標識などの学科試験、安全走行と技能走行の実技試験が課せられる。地区大会での成績優秀者は県大会(7月8日、長野市)に出場できる。伊南地区代表は05年の県大会で7位の好成績を収めている。 -
大きな藤棚で駒ケ根市民チャンピオン
駒ケ根市の何でもナンバー1を認定する市民チャンピオンに市場割の無職宮下保雄さん(70)方の藤棚が認定された。元はブドウ棚だったという鉄骨製の棚は12メートル(9・7メートル)×7・2メートルの台形で、面積は78・12平方メートル。個人所有の藤棚としては市内ナンバー1と認定された。38年前に植えたという樹など5本が高さ3・5メートルの棚いっぱいに伸び、紫や白、ピンクのフジの花が今を盛りと咲き誇っている=写真。だが宮下さんはこれでも不満顔。「せん定は自己流でやってきたが、もっと良いやり方ならさらに美しく咲いてくれるのではないか。誰か教えてくれる人はいないかな」と話している。
藤棚にはペットボトルを利用した自作のシェードで飾った電球を約30球吊るしてあり、夜になると灯りに照らされた幻想的な雰囲気の下で、集まった近所の人たちとともに藤見を楽しんでいる。 -
辰野惜敗・ス切符・ス逃す
北信越高校野球県大会第3日は16日、準決勝(代表決定戦)が諏訪湖スタジアムであり、春季大会では初の4強入りを果たした辰野は武蔵工大二に惜敗し、北信越大会への切符を手にすることはできなかった。3位決定戦は17日、諏訪湖スタジアムであり、辰野は丸子実業と対戦する。
【諏訪湖スタジアム】
武蔵工大二
000003000竏・
002000000竏・
辰 野
○…先制してリズムを作った辰野だったが、失策から逆転を許すと、最後まで流れを引き戻せず、1点差で涙を飲んだ。
辰野は3回、二死一、二塁から平島の適時二塁打、続く主砲北村の適時打で2点を奪って先制。先発の宮澤祐も緩急を使い分けて、5回まで無四球、1安打に抑える好投を見せ、リズムを作った。
しかし6回、辰野は失策と安打で一死二、三塁から、武蔵工の大西に右翼席へ3点本塁打を浴びて一気に形成逆転。1点を追う辰野は8回、平島が左翼線を抜ける二塁打を放つも、好機を生かし切れずに敗れた。
辰野は武蔵工打線を4安打に抑えたが、「接戦はエラーと長打が命取り。まさにそこにはまってしまい自滅した」(池田監督)形となった。 -
ストロベリーキャンドル、真紅に染めて
飯島町本郷の国道153号沿い休耕田では景観作物のストロベリーキャンドルが咲き始め、1面真紅の花が新緑の里山、残雪の中央アルプスに映える。
本郷の米山勝祥さんは春早く、花がきれいで、すき込めば、肥料にもなるストロベリー・キャンドルの種を15アールの休耕田にまいた。花は10日ころから咲きはじめ、今が見ごろ。 米山さんは「今年は発芽は悪かったが、花が咲くとにぎやかになった」と話している。 ストロベリーキャンドルは別名、クリムソンクローバー、ベニバナクローバーと呼ばれ、クローバーの仲間。草丈は30縲・0センチ、花序は5縲・センチ。 -
イイジマ・ミュージック・ウェーブ2006
ご近所のみなさんが夢の大ホールで奏でるジャンルを越えた新しいコンサートライブ「イイジマ・ミュージック・ウエーブ2006」が音楽で世界の子どもを救おう-をテーマに13日、飯島文化館で開かれた。町内外から300人が入場、弦楽四重奏やパーカッション、エレキバンド、コーラスなどさまざまな特徴ある演奏を楽しんだ。
出演は地元の役場有志で結成した「〆サボーン」、ブラスバンドパーカッションズ、高校同級生3人のグループ「華」、バンドエイド、岡庭ヒサユキさん、ゲスト出演のすみだ弦楽四重奏が花を添えた。
赤穂高校吹奏楽部のメンバーで組織するブラスバンドパーカッションズの「不思議な国のマレットたち」で幕開け「ガイーヌ」より「ばらの乙女たちの踊り」「レスギンカ」など5曲を披露。次いで、演奏曲は広小路の居酒屋で飲みながら決めたという、役場の愉快な仲間が集まった〆サボーンは「ゲゲゲの鬼太郎」「コンビニ弁当」など元気いっぱいの音楽を繰り広げた。
高校の同級生で結成した「華」は優しい歌声を、バンドエイドはラブバラードを、岡庭ヒサユキさんは「1コインの愛」をテーマに、エレクトーンを奏でた。
新日本フィルハーモニー交響楽団の若手メンバーを中心に結成されたゲストのすみだ弦楽四重奏団はハイドンの弦楽四重奏曲「皇帝」より第2楽章、となりのトトロ、八木節など5曲を演奏、プロの技量を見せ付けた。 -
飯島町商工会、第46回通常総代会
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飯島町商工会(坂井武司会長)は15日、商工会館で総代ら委任状出席も合わせ55人が出席し、第46回通常総代会を開いた。▽小規模事業支援事業と経営改善普及事業(近代的経営管理方法の指導)▽技術の向上、新分野への情報提供-など盛りこんだ06年度事業計画、予算案を承認したほか、役員改選を行い、会長に坂井武司さん(再任)、同副に小林豊美さん(新任)、上山雅敏さん(新任)を選んだ。また、商工貯蓄共済大口加入者や、同推進者功労者の表彰、永年勤続優良従業員表彰を行った。
開会で、坂井会長は「中川村商工会と飯島町商工会広域連携したことは南部地区の発展につながる。会員数減少や財政基盤の弱体化など商工会を取り巻く諸問題に対し、中川と一緒になって対応を進めよう」と呼び掛けた。
受賞者は次のみなさん(敬称略)
◇05年度商工貯蓄共済大口加入=伊藤昇志、小林哲雄、大場隆、伊藤多●雄◇05年度商工貯蓄共済推進功労者表彰=熊崎且昇、小林八重子、森谷茂正
◇永年勤続優良従業員表彰▽全国商工会連合会長表彰(30年)=井沢弘、熊崎重男、北原忠夫(以上マルヤス長野)北原宗雄(辰巳屋建設)、秦野公秀(飯島自動車工業)▽県商工会連合会長・飯島町商工会長表彰(25年)=伊藤すみ江、渋谷和仁、唐沢正治、中塚和夫、橋場裕治、森山正剛、大沢清貴、小林久信、平島正夫(以上マルヤス長野)、座光寺茂昭(大西製作所)▽同(20年)=小川高志、宮崎正幸(以上マルヤス長野)、平賀栄市(信濃交産)宮崎晴男(飯島自動車工業)加藤守孝(ミヤシタ設計)▽同(15年)=小林経雄、下平良子、宮下保夫、吉川文夫、久保田良二、後藤正史(以上マルヤス長野)、墨岡利始、古沢正博、松脇里子(以上トマト)、大場一浩、竹村三紀子(以上アイク)、伊藤恒雄(湯沢製作所)、藤沢敏子(久保田組)、▽同(10年)=大蔵将靖、伊藤ひろみ(以上コバヤシ)斉藤重治(辰巳屋建設)酒井岳志(新井設備工業)、小川竹三郎(久保田組)、小林孝子(伊那電機製作所)、上山美和子、井口たけ子、関島正子、唐沢英子、佐々木多喜子、塩沢良子、宮下千里、宮下たみ子、林安子(ふるさとの味いいじま)、片桐幸司、藤木宏行(丸富工業)、沢田美保子(芳和精機)▽飯島町商工会長表彰(5年)=熊崎誠(コバヤシ)、望月淑恵(マルヤス長野)、宮下洋平(大西製作所)、神山光雄、君島みゆき(以上信濃交産)、船戸誠(アイク)、塩沢一夫(セブン自動車)、小林仁(松田建設伊南)米山彰一(久保田組)金井剛(クラウン交通)、矢沢よ志子、清水由紀子、竹内春雄(以上セブンイレブン飯島七久保)、小池貴彦、大沢優之(以上芳和精機) -
持続可能な教育について考えるワークショップ
自然体験教室を通して子どもの健全育成、地域活性化などを目指すNPO法人・自然学校ふる里あったかとお(丸山宏一理事長)は13日、「持続可能な開発のための教育」(ESD)について学ぶワークショップを総合福祉センターやますそで開いた。スタッフや地域住民など約15人が参加し、未来をつくる教育をそれぞれの個人がどう実践していくかを考えた。
環境、農業、経済など、さまざまな分野で「持続的な発展」が求められる中、ESDへの関心も高まっており、身近な例からESDを学ぼう竏窒ニ企画した。講師には、あったかとおの理事でESDの推進に取り組むNPO・ESD竏谷の理事、森良さんを迎えた。
参加者はまず、自分の考える「今のままでは続けられなくなること」を一つずつ掲示。それを続けていくためにはどうすべきかを話し合った。
森さんは、最終的な解決方法はそれぞれ関連があることを示し「自分が主体となって問題に向き合うことが基本。しかし、それぞれの問題は本質的には関連しており、協力し合って解決を目指すのが個人にとってのESD」と参加者に語った。 -
カーネーションで上伊那観光PR
母の日の14日、上伊那観光連盟は駒ヶ根市の中央道駒ケ岳サービスエリアで、カーネーションをプレゼントして観光キャンペーンを行った。
上伊那の観光パンフレットも手渡してPRしたが、思わぬ花のプレゼントに観光客は大喜び。上下線で2千本を用意したが、すぐになくなった。
キャンペーンは今年で5回目。この日も連盟を構成する各自治体の担当者らが参加し、上伊那の良さをアピールしていた。 -
駒ケ根市ジュニア陸上記録会
雨天のため1日順延となった駒ケ根市ジュニア陸上競技記録会(駒ケ根市体育協会、同市教育委員会主催)は14日、赤穂中学校グラウンドで開かれた。市内小・中学生約230人が出場。グラウンドコンディション不良のため学年別の400メートルリレーは中止されたが、100メートル、1000メートルなどのトラック競技と走り幅跳びに日ごろの練習の成果を競い合った。
上位は次の皆さん。
◆100メートル▼小3女子(1)久保村玲衣(赤穂)18秒35(2)太田早紀(赤穂南)(3)宮脇真礼(赤穂)▼小3男子(1)紫芝裕貴(赤穂)17秒47(2)所河北斗(中沢)(3)澤上怜央(赤穂南)▼小4女子(1)伊藤汐理(赤穂東)16秒89(2)宮脇玲奈(赤穂東)(3)佐々木梨衣(赤穂南)▼小4男子(1)北村翔太(赤穂南)16秒25(2)望月秀樹(赤穂南)(3)榎本康亮(赤穂)▼小5女子(1)アルッガマゲ未美利(赤穂)16秒73(2)竹村みのり(東伊那)(3)北澤茉莉乃(東伊那)▼小5男子(1)花木建貴(赤穂東)15秒91(2)木下凌太(赤穂南)(3)渋谷勇輝(赤穂南)▼小6女子(1)望月愛理(赤穂)15秒96(2)北原亜美(赤穂東)(3)高倉菜摘(赤穂南)▼小6男子(1)市川直樹(赤穂)15秒16(2)小林智哉(赤穂)(3)篠田和樹(中沢)▼中学女子(1)松井萌(赤穂)14秒27(2)アルッガマゲ左輸(赤穂)(3)大場沙奈(赤穂)▼中学男子(1)森雅貴(赤穂)12秒35(2)加藤一樹(赤穂)(3)山下桂(赤穂)
◆1000メートル▼小4女子=出場なし▼小5女子=出場なし▼小6女子(1)湯澤ほのか(赤穂南)3分37秒3(2)赤羽美紅(赤穂南)(3)伊東玲奈(赤穂)▼小4・5男子(1)湯澤舜(赤穂南)3分59秒7(2)福澤弘樹(東伊那)(3)鰍澤耕平(東伊那)▼小5男子(1)春日千速(赤穂東)3分34秒4(2)丸山修平(赤穂東)(3)蟹澤淳平(赤穂東)▼小6男子(1)北澤洸(赤穂)3分35秒4(2)大蔵孝明(赤穂南)(3)安藤雄真(赤穂)
◆800メートル▼中学女子(1)青木美智子(東)2分36秒0(2)加納寛子(赤穂)(3)蟹澤未来(赤穂)
◆1500メートル▼中学男子(1)福澤潤一(東)4分39秒2(2)大蔵孝典(赤穂)(3)宮脇千博(東)
◆走り幅跳び▼小4男子(1)樋屋裕貴(赤穂東)2メートル80(2)井口龍輝(赤穂)(3)大澤凌二(東伊那)▼小5男子(1)吉田大洋(赤穂南)3メートル35(2)中原愼二(赤穂東)(3)宮脇常嘉(中沢)▼小5女子(1)竹内華奈子(東伊那)2メートル97(2)川手菜保(赤穂南)▼小6男子(1)村上晃一(東伊那)3メートル42(2)百瀬大夢(赤穂)(3)荒木駿輔(赤穂南)▼小6女子(1)牧野優生(東伊那)3メートル35(2)北林麻里(赤穂)(3)新井かおる(東伊那)▼中学男子(1)野坂大樹(赤穂)4メートル92大会新(2)赤羽元輝(赤穂)(3)竹村悠太(東)▼中学女子(1)池上萌(赤穂)3メートル30 -
不法投棄監視カメラ設置
箕輪町は、町内の不法投棄が多い場所に初めて監視カメラを設置した。
場所は、長田の広域水道企業団近く、県道与地辰野線脇。監視カメラはソーラー電源式で、大阪府大阪市の防犯設備業者の協力で1台設置。町と伊那警察署の名前入りで「不法投棄禁止 監視カメラ作動中」の看板もついている。約1カ月置いて効果を検証する。
住民環境課によると今回設置した場所は、コンビニエンスストアの弁当ごみや空き缶、空き瓶、ペットボトル、家庭ごみなど常にごみが捨てられている場所。廃タイヤなどの不法投棄もあるという。
これまで、担当課で対応したり、不法投棄監視員が見回りの際に拾うなどしていた。 -
辰野が4強入り
北信越高校野球県大会第2日は15日、準々決勝が諏訪湖スタジアム、県営飯田野球場であり、上伊那勢は辰野が創造学園を破って4強に名乗りを挙げた。
辰野は先発の宮川が創造打線を封じ込め、6回に奪った2点を最後まで守って逃げ切った。準決勝は16日、諏訪湖スタジアムであり、辰野は武蔵工大二と対戦する。
【諏訪湖スタジアム】
辰 野
000002000竏・
000000000竏・
創造学園
両校とも再三の好機を生かし切れず、中盤までゼロを並べた緊迫した試合を展開。6回に均衡を破った辰野が最後まで創造打線を封じて、接戦を制した。
辰野は6回、一死二塁から平島の二塁打で二走の上島が生還。なおも勝本が中越え三塁打を放って加点し、2点を先制した。終盤の8、9回にも三塁にランナーを置くも、後続を断って追加点は奪えなかった。
先発の宮川は前日に続いての連投だったが、疲れを感じさせない気迫のピッチングで創造打線をねじ伏せた。直球にカーブやスライダーを織り交ぜ、被安打6、初の完封勝利を飾った。 -
南箕輪村商工会総会
会長にマルタ工業社長田中秀明さん南箕輪村商工会の06年度通常総会は15日、商工会館で開き、任期満了に伴う役員選任で、会長にマルタ工業社長の田中秀明さん(57)=神子柴=を選任した。
役員選任で会長職は、3年任期3期と2年任期1期の計11年間務めた山崎重久さんが勇退し、田中秀明さんが就任した。田中新会長は、「補助金の大幅削減など収入減に対する商工会の改革、存続と活性化に取り組みたい」としている。副会長は、柴自動車ボデー社長の柴力さん(62)=中込、堀建設社長の堀正秋さん(57)=久保=を新任した。任期は3年。
06年度事業計画の基本方針は商工会自立のための改革、広域連携組織体制の促進、創業・経営革新支援事業の推進、会員情報化支援事業、地域活性化の推進。事業は05年度発足の商工会見直し委員会での継続検討、メッセ・展示会・商談会への出展、大芝高原まつりへの参加協力、青年部の木曽地域を含む各種青年団体との交流会、女性部40周年記念事業など。一般会計収支予算は5175万1376円で前年度比176万8379円の増額。
理事選出について現行22人を18人に削減し、選出方法を地区理事12人を削除し部会選出理事8人とする定款変更を承認した。
新理事、監事は次の皆さん。
▽理事=池上武志、中川博夫、桜井高文、征矢義昭、清水節人、今井善文、三沢正人、有賀章治、加藤祐治、北原孝幸、加藤泰久、久保村勉、今井久男、橋爪優、北沢博仁、征矢正典、後藤幸子、有賀あゆみ▽監事=上之平佳隆、原順子 -
長谷村商工会総会
伊那市長谷の長谷村商工会(会員63人、橋爪将司会長)の06年度通常総会は14日、商工会館であり、本年度事業計画案などを承認した。
06年度基本方針は、3月に広域連携の協定を結んだ高遠町商工会、西春近商工会との共同による経営改善普及事業、3商工会の合併協議会設立、県方針の1市町村1商工団体の考えに基づく議論など。具体的方策は、広域連携による指導業務の拡充強化、政経懇談会、労務講習会、地元の祭りへの参加協力、商工業活性化事業など。
一般会計収支予算は930万6804円。収入は経営改善事業補助金378万円などを含む市補助金458万円があり、総額は前年度と比べ464万7738円の増額。
橋爪会長は、「1行政1商工団体で3商工会が連携して来年は合併し、08年に商工会議所に統合する計画。時代の変革の中で皆で力を合わせていかなければならない。一層の協力をお願いする」とあいさつした。
任期満了に伴う役員選任は、合併検討や1年任期を考慮し、橋爪会長と小椋勝司副会長を留任。欠員になっていた副会長に北原昭三郎さんを新任した。
新理事、監事は次の皆さん。
▽理事=池上盈明、中山博志、中山顕、西村和裕、馬場勝人、畑口勇、池上英雄、水野俊郎、池上明博、馬場正道、西村きくみ▽監事=渋谷市郎、西村富雄 -
南箕輪村の保育園に運動あそび導入
南箕輪村は本年度、村内5保育園に松本短期大学柳沢秋孝教授の柳沢運動プログラムを導入した。運動あそびで前頭葉を活性化させ、子どもたちに集中力や抑止力をつけたい-と5月から、運動保育士が各園を巡回して指導している。
運動あそびプログラムは跳躍、支持、懸垂の運動が基本。体を動かす遊びの減少から現代の子どもにあまり身に付いていない運動能力を楽しく遊びながら身に付ける。
3歳児以上を対象に1クラス年間12回。柳沢研究室で学んだ金井仁美運動保育士が指導する。
南原保育園の年少児24人は12日、第1回の運動あそびをした。動物クイズに答えて犬、ウサギ、カニ、クマに変身。運動保育士の手本も見て動物のまねをしながらリズム室の中を歩いたり、ジャンプした。ウサギに変身した園児は、ニンジンをもらってパワーアップし、格好いいウサギになって足を閉じた状態でジャンプ。クマになると今度はハチミツをもらい、1度目より速いスピードで歩くなど楽しんだ。
村は導入に向け、05年9月から06年1月まで各園3回、運動あそびを試行した。本年度は、始めは各クラス30分間、最終的には年中40分、年長50分のプログラムにする予定。 -
伊那米総合試験地田植え
県や上伊那農業協同組合、関係行政機関などでつくる伊那米試験地運営委員会は15日、伊那市美篶の試験田で適合品種試験、データ収集などを目的とした田植えをした。630平方メートルのほ場に委員ら約20人が10品種を植え付けた。
適合試験をする新しい品種は、信交520号(うるち米)、信交516号(酒米)、信交糯149号(もち米)の3つで、収穫量の増加、胴割れ防止などの効果が期待されるという。
また、隣接する1374平方メートルのほ場では、施肥基準などを調査する肥料試験もする。
昨年も同委員会は新しい品種の適合試験に臨んだが、新しい品種の導入には至らなかった。うるち米の場合、アキタコマチ、コシヒカリが圧倒的に普及しているため、新品種の普及までにはなかなかつながらない現状もあるという。 -
シュワスマン・ワハマン第3周期彗星B核が天の川の中にある姿の撮影
14日に地球に大接近したシュワスマンワハマン彗星。伊那市西箕輪の野口輝雄さんは15日早朝、その彗星が天の川の中にいる所を撮影することに成功した=写真。4日より天候が悪く、大接近した14日も観測できなかったため、今回の撮影は最も接近した姿をとらえたものでもある。また、この彗星に伴い、流星群が発生すると予測する一部天文学者もいる。
撮影に成功したのは、2番目に大きいB核で、撮影時の接近距離は1010万キロ。満月の影響で空はかなり明るかったが、3縲・等星程度の明るさがあり、尾もしっかり写っているため、野口さんは「満月がなかったら素肉眼でも尾が確認できたと思う」と話す。
今後は月明かりも徐々になくなるため、後10日間が観測好機だという。
流星群は、うしかい座の一番明るい星・アークチュールス付近から放射状に流れ、22日夜から23日夜にかけて観測できるのではと予測されている。 -
伊那市議会議長下島省吾氏に決まる
伊那市議会臨時会が15日開かれ、正副議長が決まった。議長は下島省吾氏(74)=無所属・富県、副議長は原浩氏(68)=無所属・高遠町西高遠=。任期は申し合わせにより2年。
正副議長選は、市民にわかりやすい議会とするため、立候補制による投票を導入。
議長には下島氏、柳川広美氏(45)=共産党・中央、副議長に原氏、新井良二氏(61)=無所属・中央=が立候補した。
本会議を全員協議会に切り替え、立候補者が各10分以内で所信表明。下島氏は一体感を感じ取れる議会運営や行財政改革などを、柳川氏は市民の声を市政に生かす取り組みをそれぞれ挙げた。そのあと、本会議を再開し、議長、副議長の順で単記無記名投票した。
その結果、議長は下島氏が26票中22票、柳川氏が4票、副議長は原氏が21票、新井氏が5票だった。
就任あいさつで、下島氏は「市民から信頼される議会のために誠心誠意務める」と述べた。 -
つつじ祭り 家族連れでにぎわう
伊那市の鳩吹公園で14日、第14回つつじ祭りがあった。満開には早かったが、多くの家族連れなどでにぎわった。
「つつじの里」といわれる公園には、サツキ、リュウキュウ、キリシマツツジなど11種類、3万本余が植えられ、長い期間楽しむことができる。見ごろは今月下旬。
会場では、シイタケの駒打ち体験、丸太切りやルーレットなどのゲーム、熱気球の試乗など多彩な催し物が繰り広げられ、親子が一緒になってのんびりと過ごす姿が目立った。
手打ちそばや白毛もちのサービスは人だかりができるほどの人気。
ステージでの大正琴や太鼓演奏のほか、おやき・ローメン、緑化木などの販売もあった。
式典で、小坂市長や伊那西部保育園児らが公園内にイワヤマツツジ1本を記念植樹した。