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伊那技術専門校でメーリングリストを活用した緊急連絡網構築支援講習会開催
子どもの安全対策に役立ててもらおう竏駐・・輪村の県伊那技術専門校で12日、メーリングリストを活用した緊急連絡網の構築支援講習会があった。教職員などの学校関係者14人が参加し、携帯電話を使った緊急連絡網の構築方法を学んだ。
小学生などを対象とした悲惨な事件が相次いだ昨年末「事件防止のために何かできないか」と上伊那地方事務所と教育事務所が集まり検討。その結果、多くの人たちに、迅速に情報を提供できるメーリングリスト活用の参考にしてもらおうと講座を企画した。上伊那でも、市町村単位や学校単位でメーリングリストが導入されつつある。
メーリングリストは、専用アドレスを介してメンバー全員に情報を送信でき、携帯電話を送り先にすることもできるため、電話連絡より迅速に情報を連絡することができる。しかし、情報伝達の確実性、情報の信頼性については劣る点もあり、システムの問題点を把握した上で、活用していくことが重要であることなども説明。
実際に携帯電話を使い、情報を受信する体験もした。 -
町一区子ども会お汁粉会
駒ケ根市の町一区子ども会(堺沢良枝会長)は14日、今年最初の行事、お汁粉会を赤須町地域交流センターで開いた。区内の親子ら約70人が参加し、母親らの手づくりの甘い汁粉をたっぷりと味わった=写真。子ども達は「おいしい」と言いながら無中になって汁粉をほお張り「たくさんつくったからいっぱい食べてね」との呼び掛けに応じて何杯もお代わりを繰り返していた。
汁粉ができるまでの間、子ども達は数人ずつ集まってはトランプやかるた、百人一首などで遊び、歓声を上げながら正月の一日を楽しく過ごした。
汁粉会は子ども会が創設された1975年の翌年から30年以上にわたって途切れることなく続いている正月の行事。時に雑煮会に形を変えながらも、毎年連綿と受け継がれてきている。 -
青少年ふくしの集い
駒ケ根市社会福祉協議会は14日、青少年ふくしの集いをふれあいセンターで開いた。市内の小中学校・高校生ら約120人が参加し、この1年間に取り組んできた福祉活動などについてそれぞれステージで発表した。
中沢小3年生は総合的な学習の時間に老人介護施設竜東やまびこ園を訪問したことについてスライドを交えながら「お年寄りの喜ぶ顔がうれしかった」「体の不自由なお年寄りのことが少し分かった。これからも続けたい」などと代わる代わる感想を発表した。
赤穂小のふれあい交流委員会と4年3組は、全校ふれあいの日で身体障害者を学校に招いて話をしてもらったこと、特別養護老人ホーム・エーデルこまがねを訪問したことなどを発表し、アルミの空き缶回収で得た1万円を社協に寄付した。受け取った堀勝福事務局長は「皆さんの気持ちに感謝します。善意銀行に積み立て、困っている人たちのために有効に使います」と礼を述べた。 -
環境美化推進連合組合長会
駒ケ根市は13日、06年の第1回環境美化推進連合組合長会を市役所で開いた。市内各区の新組合長ら26人が出席して市職員らと初顔合わせをし、中原正純市長から委嘱状を受けた=写真。出席者はそれぞれ自己紹介をした後、担当者から廃棄物の処理体制などについて詳しく説明を受けた。選考の結果、同組合長会の会長に松下政久さん=町三区、副会長に鈴木忠良さん=菅沼、監事に大沼光明さん=北割一=がそれぞれ選出された。
環境美化推進連合組合長は次の皆さん。
◇赤穂▽南割=小林勝▽中割=小林善泰▽北割二=伊藤一一▽北割一=大沼光明▽小町屋=小林成烝▽福岡=久保田治彦▽市場割=清水弘▽上赤須=伊藤和明▽下平=小田原稔▽町一=松本靖夫▽町二=清水茂夫▽町三=松下政久▽町四=大木島勝宣▽上穂町=春日賢治
◇中沢▽吉瀬=鎌倉幸雄▽永見山=北原幸男▽菅沼=鈴木忠良▽下割=林正俊▽中割=竹村啓治▽上割=北澤統▽中山=伊藤喜彦▽大曽倉=下平稔▽中曽倉=宮脇義徳▽本曽倉=國枝文永▽原=瀧澤茂明▽南入=小島美洋
◇東伊那▽東伊那=市村重實 -
剣道部初けい古
宮田村剣道部(松崎
友善部長)の初けい古は15日、小学2年から一般までの部員、指導者約40人が参加し、宮田村体育館で行った。
正座、黙想、上座礼、相互礼に続き、松崎部長は「すばらしい天気のもと、初けい古ができ、お日さまや父兄に感謝したい。大きな声を出し、元気に、力いっぱいけい古に励み、06年をスタートさせよう」と気を引き締めさせた。部員を代表し、田中朝陽君(小学6年)は「練習を休まず、頑張ります」と新年の決意を述べた。
「礼儀を正しく、時間を守る、約束を守る」-など5つの誓いを唱和し、発声けい古や準備運動を行った。
また、素振り30回、面と小手をつけ、学年別に、打ちこみ、切り返し、基本打突などの気合の入ったけい古で汗を流した。 -
柔道部初けい古
宮田村柔道部の初けい古が15日、武道館であった。
柔道着を着て、素足で集まった小学2年から中学2年まで部員8人を前に、指導者の田中達造さんは「目標も持ち、1年間けがをしないように、一生懸命にけい古を」と呼び掛けた。
この後、輪になって準備体操や腹筋運動をしたり、受身の練習をした。
集中した1時間余のけい古のあとは鏡開き。今年の抱負や目標を話しながら、保護者が用意したもちを食べた。
柔道部のけい古は毎週日曜日の午前9-11時まで、武道館で行っている。 -
飯島町の出初式
穏やかに晴れ上がった15日、飯島町の06年度出初式が、飯島文化館などで開かれ、表彰や分列行進で無災害、平穏な1年を願った。
消防団員ら185人、消防車両15台が飯島駅前に集合。沿道の町民が頼もしげに見守る中、広小路を威風堂々と分列行進し、来賓36人の観閲を受け、文化館での式に臨んだ。
高坂町長は「団員の昼夜を分かたぬ活動で、昨年は大きな災害もなく平穏な年になった」と振り返り「来年は消防団発足から50年の節目を迎えるが、歴史の重みを胸に、早稲田団長をはじめ団員ひとり一人が、崇高な消防使命のもと、06年が平穏な年となるように、一層の精進を」と呼びかけた。
この後、表彰に移り、県消防協会表彰や上伊那協会、町関係の各章などが団体や団員に贈られた。
05年中の飯島町の火災発生件数は4件で前年と比べ、3件減少した。うち建物(倉庫)火災1件、土手火災3件で焼失額は約150万円だった。 -
金の干支クイズ、正解者は14人
飯島町のショッピングセンターコスモ21は15日、初売り・金の干支クイズの正解者を発表した。正解は2万2020円、正解者は14人。
高さ50センチのイヌのぬいぐるみに一円硬貨から百円硬貨まで5種類の硬貨を張り付け、総額を当てるクイズ。2縲・日まで、千円以上の買物をした人に応募券が渡され、町内を中心に924人が応募した。
正解者多数のため、22日午後3時に抽選会が行われ、当選者には現品が渡され、はずれた人にも商品券が贈られる。
正解者は次のみなさん(敬称略)
横前久枝、横前章子、宮下陸、宮下綾菜、豊口善弘、下法憲夫、佐々木結花、小松しな、小林たみえ、小林華音、北村千恵子、柄山大樹、大嶋一輝(以上飯島町)、小倉ひとみ(松川町) -
伊那少年剣道クラブ鏡開き
伊那少年剣道クラブ(伊藤節郎代表)は15日、05年度の鏡開きを伊那市の伊那公民館で開いた。本年度新入部員がけいこを披露し、皆でおしるこを味わった。
式で伊藤代表は、「本年度は各大会でいい成績、賞をたくさんもらった。一方でもう一歩で悔しい思いもした。悔しい気持ちをバネに、力にして、これからも正しい剣道を目指し、力強く、長く、楽しく続けてほしい」とあいさつした。
中学1年の高木夏海さんと小学6年の三沢碩希君が、「教えを守り、しっかりけいこして丈夫な体を作り、ずっと剣道を続けて明るい大人になります」と元気に誓いの言葉を述べた。
05年度の新入部員は小・中学生6人。そのうち小学2、3年生の4人が、大勢の仲間が見守る中、緊張した面持ちで、素振りなどけいこを披露した。
クラブでの指導20周年を迎えた指導者の神山みどりさん(伊那市)に感謝状の贈呈もあった。
クラブ員は約70人。毎週月曜日と金曜日、伊那東小学校体育館で練習している。 -
峰丈流護身武道上伊那支部進級審査会
峰丈流護身武道上伊那支部(岡部真一支部長)は15日、高遠町の高遠中学校体育館で進級審査会をした。
茅野市に本部がある護身武道は、全国に約700人のけいこ生がいる。空手のけいこをベースに、自分が自分らしく、各自が持っている素晴らしい面に気付き、どこかでリーダーとして活躍できるように自信を付け一人ひとりが輝けるよう練習に励んでいる。
上伊那支部は伊那市、駒ヶ根市、高遠町、南箕輪村に5道場あり、2月に新たに伊那市と箕輪町に2道場できる。現在のけいこ生は3歳から53歳までの約150人。
10級から1級までの進級審査会は2カ月に1回あり、今回は60人が審査に臨んだ。
基本けいこ、移動基本などをした後、級ごとに審査。支持に従い、けいこ生は集中力を高め、日ごろの練習の成果を出して型などをやり、上級の審査では木や瓦割りもあった。 -
ガールスカウト長野26団
ピースパック準備ガールスカウト長野26団(40人、木部則子団委員長)は15日、伊那市総合福祉センターで、ミャンマー難民の子どもたちに送るピースパックの袋詰め作業をした。
ガールスカウト日本連盟は94年から10年間、平和提唱事業で、難民高等弁務官事務所の協力のもと、アフガニスタン難民の子どもたちにピースパック(文房具)を送った。今年度から、タイ国内にあるミャンマー難民キャンプの子どもたちにピースパックを送る。
26団は、昨年12月にフリーマーケットを開いて資金を集め、文房具を購入。団員や役員が布を持ち寄り手作りした袋に、ノート、らくがき帳、鉛筆、色鉛筆かクレヨン、鉛筆削り、消しゴム、ボールペン、英文のメッセージを入れた。団員15人は平和を願い、ミャンマーの子どもたちへの思いを込めて、袋詰め作業に取り組んだ。
用意したピースパック30袋と靴2箱は、ガールスカウト日本連盟に送り、各地から集まるピースパックは春ころミャンマーに届ける予定という。 -
南箕輪わくわくクラブ
新春もちつき大会南箕輪わくわくクラブ主催の新春イベントもちつき大会が15日、村民体育館であった。小学生を中心に会員ら約150人が集まり、元気にもちをついて、つきたてのもちを満喫した。
もち米40キロを用意。皆で交代に杵を握り、「よいしょ、よいしょ」と声を出して威勢良くもちをついた。
つきたてのもちは、ごま、きなこ、お汁粉の3通りの味に仕上げ、子どもも大人もよく伸びるもちを喜んで味わった。
テニスとフライングディスクをしている南箕輪中学校1年の伊東拓真君は、小学3年生ころまで自宅で杵とうすでもちつきをしていたため、なかなかの腕前。「久しぶりで楽しい」と、2うす分のもちを大人と二人で交互にリズムよくついていた。 -
山車クイズ抽選会
箕輪南宮神社初祭り祭典実行委員会は、14、15日の祈年祭で山車飾りにちなんだクイズをした。16日、神社の祭典準備室で抽選会があった。
クイズは、スマイル山車くらぶの「花咲かじいさん」から、「花咲かじいさんに出てくる犬の名前は?」。3択問題で、正解は「しろ」。
応募総数は583。正解者数は471、不正解109、無効3。箕輪町内や郡内のほか飯田市、上田市、佐久市、岡谷市からも応募があった。初祭り実行委員長、山車飾り保存会長、商工会木下支会長ら役員が正解者の中から抽選で20人を選んだ。当選者には山車飾り6舞台の写真を添えて記念品を送る。
当選者は次の皆さん。
◇箕輪町=岡芳範(木下)三井利宣(木下)大賀誠充(木下)藤田正人(中箕輪)こうのひとし(松島)宮坂陽子(松島)鳥山亮介(木下)木下元義(木下)岡亮輔(木下)小松夏弓(木下)木下正明(木下)浦野正恵(東箕輪)日野しろう(上古田)志賀太樹(木下)◇南箕輪村=中山富美子(神子柴)◇伊那市=清水道子(西箕輪)山来笑美子(西箕輪)酒井八千代(御園)宮下澄子(西春近)◇岡谷市=舩坂あつみ(長地) -
宮田村で小正月の伝統行事しし追い
宮田村の各地区で14日夕、小正月の伝統行事「しし追い(鳥追い)」があった。季節はずれの雨降りとなったが、子どもたちが羽子板などを棒で打ち鳴らして各戸を訪問。玄関先で元気に歌い、地域の安全を願った。
害を及ぼす動物を追い払い、農作物の豊作を祈願するのが由来。
駒が原地区では午後5時半過ぎから子どもたちが集まり、班ごとに各家庭をまわった。
「ほっぽや、ほっぽ」と独特の調子でしし追い歌を口ずさむ。リズムをとりながら棒で板を叩き、厄を払った。
昔から変わらない伝統の風景に、住民たちは「今年もまた良い年になりそう」と大喜び。お礼に菓子を渡していた。
駒が原地区ではこの行事を「鳥追い」とする人が多いが、町1区、町2区などでは「しし追い」と呼ぶ場合が多いようだ。 -
箕輪南宮神社祈年祭
箕輪町木下の箕輪南宮神社の祈年祭が14、15日、境内であった。宵祭りの14日は、今年の作物の吉凶と世の中を占う「御筒粥(おつつがゆ)」の神事があり、占いの結果、今年の世の中は7分2厘だった。境内には山車(だし)飾り保存会(蟹沢廣美会長)が町無形民俗文化財の「山車飾り」を奉納し、参拝者でにぎわった。
本祭りの15日は祭儀や厄払い祈願祭があり、町無形民俗文化財「中曽根の獅子舞」の奉納舞や山車飾り見学会もあった。
山車飾りは、大きな舞台が「安寿と厨子王」「孝女白菊」「曽我兄弟の仇(あだ)討ち」、子どもたちのスマイル山車くらぶによる「花咲かじいさん」、神苑池に「犬の踊り子」、商工会・コミュニティセンター前に「犬のごあいさつ」を飾った。舞台によっては舟や犬が動く仕掛けになっており、参拝者は、人形や背景など丁寧に作られた舞台を興味深く眺めていた。
「御筒粥占」の結果は次の通り。
▽苗代=中▽早生大麦=上々▽大麦=上▽早生小麦=上々▽小麦=中▽早生稲=上▽中生稲=極上▽晩生稲=上▽ソバ=中下▽大豆=中▽モロコシ=上▽アワ=下▽小豆=下▽たばこ=上々▽サツマイモ=中▽ジャガイモ=上々▽ニンジン=上▽ゴボウ=下▽大根=中▽カブナ=中下▽ナス=上々▽キュウリ=上▽トマト=下▽ネギ=中下▽タマネギ=極上▽白菜=下▽キャベツ=極上▽蚕=下▽クリ=中上▽リンゴ=上▽ナシ=下▽カキ=下▽春気候=上▽夏気候=上▽秋気候=下▽冬気候=中 -
新伊那市長選 小坂氏が正式に出馬表明
伊那市長の小坂樫男氏(70)=小沢=は16日、伊那市・高遠町・長谷村の新伊那市発足に伴う伊那市長選挙の出馬について正式表明した。合併の重要事項について協議が終了し「7万4千人の市民が『合併してよかった』と思えるよう、最後の努力をしたい」と述べた。
16日の市議会臨時会のあいさつで「後援会を通じ、合併の大きな流れの中でまとめることが必要で、引き続き務めるべきとの声をいただいた。市政の課題は山積みし、新しい考え方や発想が求められている。健康に恵まれ、激務にも耐えうる」と所信を述べた。
臨時会終了後の記者会見では「特色を持った3市町村を有機的に結びつけることで、産業、観光、定住など新しいまちができる」とし▽自主財源の確立▽権兵衛トンネル開通に伴う観光▽少子化対策竏窒・フ的な施策として挙げた。
市長選は4月30日投開票の日程で行われる見通し。
小坂氏は上伊那農業高校卒。県職員を経て、94年から伊那市助役、96年から市長を務めている。3期目。 -
新伊那市議選 竹中則子氏を擁立
伊那市女性団体連絡協議会OB有志らが16日、「明日を担う女性の会」を立ち上げた。伊那市・高遠町・長谷村の合併で新伊那市発足に伴い、市議会議員選挙(定数26)に送り出す女性候補1人を絞った。
擁立するのは、女団連会長として活躍し、3市町村の合併協議会委員を務めるなど市政にも詳しい竹中則子氏=手良。
家族の了解を得て、23日に記者会見を開いて出馬表明する見通し。
会は行政と市民との協働のまちづくりに参加し、女性の力を発揮する組織。その中で、政策決定の場への参画として女性候補擁立を検討し「市政に女性議員を」との思いで一致した。
会には、女性約30人が出席。発足に至った経過の報告や、市政へのかかわりなどについて意見を交換した。
選挙は、4月30日投開票の日程で行われるものとみられる。 -
権兵衛トンネル開通 拠点施設から観光情報を発信
権兵衛峠道路開通に対応する観光戦略と拠点施設の検討結果がまとまり、伊那市は16日、市議会全員協議会で報告した。「伊那市の出入り口にふさわしい地域情報発信交流施設」が基本コンセプト。今後、地元説明会などで意見を集約し、06年度の用地取得・設計、07年度の着工を目指す。
内容はコンサルタントに依頼したもので、伊那市の観光分析、開通に伴う観光客の入り込み動向、滞在型観光への誘導戦略、拠点施設開設の基本方針などをまとめた。
拠点施設は、伊那市を知ってもらうため、情報発信の拠点と休憩施設を複合した機能を持たせ、情報棟、展望広場、星空デッキ、トイレ、足湯、物産館などを設ける。大型車10台以上、普通車100台程度の駐車スペースを確保する。
建設地は、県道与地辰野線との交差点から東側の国道北側が適当とし、敷地面積は約1万5千平方メートル。
道路開通に伴い、観光客は187万3千人と予測される。
観光戦略では「自然」「食」「健康」「歴史」「人」をキーワードに、広域での連携による魅力創出、体験型観光の取り組み強化、観光資源の発掘などを挙げた。
市では「早急に組織を立ち上げ、十分に論議する時間を取りたい」とした。 -
かるた大会、中川図書館
中川村図書館(松沢かおり館長)は14日、新年恒例のかるた大会を開いた。園児から小学生まで30人が参加、園児、小学校低学年、同高学年の3グループに分かれ、2種類のかるたを使い、2回戦の合計点で競った。
かるたは「犬も歩けば棒に当る」で始まる昔なじみの犬棒かるた、「どこでもドア」「竹コプター」など便利な道具が登場するドラえもんかるた、「せんにんはなんにん、1人でもせんにん」など言葉の遊びが楽しいダジャレかるたなど。
子どもたちは職員が読み上げると、すばやく、札の上を視線を走らせ、「あった!」と手を伸ばした。中にはお手つきをし、1回休みになったり、同時に手を伸ばし、札の上に手を重ねるなど、白熱した展開になった。
かるたの後、全体で百人一首にも挑戦した。
松沢館長は「かるた大会でかるたの楽しさを知り、時には家族でかるたを楽しむ機会になれば」と話していた。 -
3部門20チームが源平方式で白熱
高遠町図書館は15日、百人一首大会を町文化センターで開いた。伝統文化の継承を目的に19回目を数える新春行事。町内外から60人の小中学生が参加して楽しんだ。
小学校3・4年、5・6年、中学生以上の3部門に分かれて、3人1組のチーム対抗戦。3チームがの出場した小学3・4年と中学生以上は総当たり戦、14チーム出場の小学5・6年は勝ち抜き戦をした。
2チームが向かい合って座り、50枚ずつ自分たちの前に並べて、先に札がなくなったチームが勝ちという源平方式で勝負。札を読み出した直後にもかかわらず、「はい」と素早く札を取り合うなど白熱した試合を展開し、駆けつけた保護者らも関心していた。
2年連続で優勝した西春近北小6年生3人は「この季節になると、友達同士でよく遊ぶからほとんどが頭に入っている。この大会にも4年間出て、毎年楽しみにしてる」と話していた。 -
シルクミュージアムで繭玉つくり
駒ケ根市のシルクミュージアムで13日、繭の豊作を祈る小正月の伝統行事、繭玉つくりが行われた。館内の体験工房で繭を使った工芸作品づくりの指導をしている桑の実の会(矢沢たえ子会長、6人)のメンバーや、竜東やまびこ園の利用者の家族など約20人が参加。米の粉を丸めて繭玉をつくり、カシノキの枝に刺して蚕の無事成長と繭の豊作を祈った=写真。繭玉は18日ごろまで館内に展示される。
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落石事故で重体
14日午前9時32分ごろ、中川村大草四徳の砂防堰堤工事現場で落石があり、作業中だった松川町元大島のアルバイト作業員羽田野寛さん(31)に当たった。羽田野さんは駒ケ根市内の病院に運ばれたが、脊髄を損傷するなどして重体の模様。石は高さ43センチ、幅65センチ、奥行き42センチで高さ3メートルの場所から落ちてきた。当時羽田野さんは5人の作業員とともに掘削した岩盤の清掃中だった。駒ケ根署で原因を調べている。
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箕輪消防署まとめ05年火災件数・救急出動件数
箕輪消防署は05年の火災件数、救急出動件数をまとめた。04年に比べ火災件数は2件減、救急出動件数は27件増だった。
火災件数は14件。過去3年で最も少ない件数だった。月別は1月1件、3縲・月各2件、6月1件、7月2件、8月3件、11月1件。内訳は建物(倉庫含む)6件、その他8件。原因はたき火の飛び火が多く、不審火は2件。工場製品の異常加熱や電気工具の加熱などもあった。
救急出動件数は840件。最も多いのは急病で470件。火災1件、水難2件、交通事故116件、労働災害12件、運動競技3件、一般負傷104件、加害2件、自損行為8件、転院搬送67件、医師搬送1件、資機材2件、その他2件。
消防署では、「冬は空気が乾燥して火災が発生しやすい。家庭内でも暖房器具を使うが、使用の“慣れ”が一番怖い。取り扱いに気を付けて」と注意を呼びかけている。 -
【寄稿】豪雪災害現地視察を終えて(上)
県議会土木住宅委員長 向山公人長野県北部に降り続く大雪は栄村を孤立化させたのをはじめ、飯山市、野沢温泉村などにおいても日常生活に影響が出ている。県議会としても議長と相談の結果、土木住宅、農政、生活環境の各委員長で現地視察を行い国への要望など取り組むことを決定した。
1月10日(火)午前8時過ぎ県庁を出発、県の北信地方事務所において管内の概況説明を受けた後、地方事務所と飯山建設事務所の案内で、飯山市の豪雪による危険箇所並びに除雪作業等を視察した。はじめに、静間地区で道路や家屋の除雪作業をしている自衛隊第13普通連隊20人の現場(写真(1))を訪れ、作業のお礼と激励をした。 -
第1回農政組合長会
駒ケ根市は13日、06年第1回の農政組合長会を市役所南庁舎で開いた。市内34農政組合から32人の新組合長が出席。市職員らとの初顔合わせをし、担当者から営農センター事業や06年度の生産調整、災害時の対応などについて説明を受けた。赤穂地区、中沢・東伊那地区の各正副会長らによる選考の結果、会長に金田伊佐男さん=赤穂北割一、副会長に中村利明さん=東伊那=がそれぞれ選出された。
農政組合長は次の皆さん。
◇赤穂▽南割=竹上俊隆▽中割=北村信之▽北割二=清水丈明▽北割一=金田伊佐男▽小町屋=米山良司▽福岡=小林卓爾▽市場割=小松俊三▽上赤須=原羊八▽南下平=中城数久▽北下平=宮澤佑一▽町一=松崎彰▽町二=宮澤幸夫▽町三=宮澤基和▽町四=井上順次▽上穂町=久保村宗平
◇中沢▽吉瀬=遠山弘幸▽永見山=林正一▽菅沼下=滝澤正男▽菅沼上=寺平傳▽下割=北原淳三▽中割下=宮下兼秋▽中割上=平沢智明▽上割=佐藤豊▽中山=滝澤誠▽大曽倉=下平茂隆▽中曽倉=竹村勝美▽本曽倉=堀内幸一▽原=下島修▽南入=北沢和昭
◇東伊那▽伊那耕地=村上英登▽栗林=草深正芳▽火山=下平卓史▽塩田=森田稔▽大久保=中村利明 -
赤穂小宿泊体験学習
駒ケ根市の赤穂小学校5年3組(担任・浦野紀子教諭)は13・14日、同市東伊那の農林業体験宿泊施設「駒ケ根ふるさとの家」で宿泊体験学習を行った。30人の児童が参加し、もちつきや繭玉づくり、どんど焼きなど正月の伝統行事を通じて地域の文化に親しんだ。
13日の夕食は全員で協力してカレーライスを作った=写真。「クラスの行事などで何度も作った」と言うだけあって、包丁を持った児童らは慣れた手つきで野菜を切ったり皮をむいたりしていた。
14日は朝から保護者も合流してもちつきをした。もち米は昨年、児童らが学校の田んぼで育てた伝説の米といわれる白毛もち米。代わる代わるきねを振るってもちをつき上げ、昼食にあんやきな粉でほお張った。
親子らは繭の豊作を願う小正月の伝統行事、繭玉つくりも体験。できた上がった繭玉はクラスと各家庭に思い出の土産として持ち帰った。 -
宮田村民会館近くで不審者の情報
12日午後4時ころに宮田村民会館近くで不審な男性を見かけたとの情報が村駐在所に寄せられた。不審者かどうかの見極めはできていないが、同駐在はパトロールを強化している。
男性は40歳くらいで、白いステーションワゴンタイプの車を村民会館前にある店舗の駐車場に停車。車内から双眼鏡のようなものを持って村民会館の方向を見ていたという。
複数の児童が目撃したが、車が止めてあったとされる店舗の従業員は「休憩時間中でもあり、全く気付かなかった」と話している。
村駐在所は「どんな目的か分からないが、安全を最優先して巡回を強化する」としている。 -
宮田村が行革推進委員会設置
村の健全化を目指し、住民が議論宮田村は13日夜、住民公募委員らで構成する「行政改革推進委員会」を設置した。事務事業の再編、職員の定員管理など、厳しい財政事情を加味して検討。提言を基に村は春までに行政改革大綱を策定し、2009年度までの5年間で実行に移す。委員会ではさっそく意見交換したが、職員に厳しさを求めるだけでなく「運用した時に村が発展する方向へむかう改革にしたい」などの声が挙がった。
委員会は、理事者や各課長らで構成する庁内の「行政改革推進本部会議」が示した原案を基に、3月初旬をめどに検討を進める。
内容は大きく分けて事務事業の再編、民間委託、職員の定員管理・給与適正化、第3セクターの見直し、経費節減の財政効果、地方公営企業関係、さらに職員の意識改革の7項目。
この日は、村側が議論の・ス叩き台・スとなる本部会議の原案を説明した。
事務事業の再編については、教育委員会総務係と住民福祉課国保児童係の一部業務を統合して「子ども室」を新設するなど、現在5課16係ある体制を5課11係に再編するとした案を提示。
職員数の定数管理については、村が昨年度に策定した自立のむらづくりの指針「ステップI」に準拠し、2010年度当初に現状105人の職員を92人にまで減らす案を示した。
その他についても具体的な目標数値などを示したが、委員からは「職員数を原案のように減らした場合、果たして村政運営は円滑にできるのか」といった質問もあった。
委員会は公募5人、団体代表2人で構成し、会長に仁科智弘さん、職務代理者に前林善一さんを選任。次回から各項目ごとの検討に入る。 -
なごみ家で初めての新春歌会
宮田村の福祉交流施設なごみ家は13日、新春歌会を開いた。約40人が参加。長年歌壇で活躍する中越区の新谷悦郎さん、秀子さん夫妻を囲み、投稿があった27首の短歌を味わった。
歌会は初めてで、利用者や地域住民に事前に短歌を募集した。
「いにしえの信濃の冬を思いつつ23度のキッチンに立つ」など、日常のちょっとした風景を見事にとらえた力作も。初心者が多かったが、気持ちを素直に表現した作品が揃った。
新谷さんが各作品を添削。少し手を付け加えるだけで見えてくる情景も異なり、参加した約40人は奥深い短歌の世界を楽しんでいた。
「皆さん素晴らしい。やさしい言葉で歌っている。難しい言葉なんか使わなくてもいい。大切なのは自分の心を素直に歌いだすこと」と新谷さんは話していた。 -
箕輪町交通安全祈願祭
箕輪町交通安全協会(小林交石会長)と町交通安全推進協議会(会長・平沢豊満町長)は14日、交通安全祈願祭を伊那プリンスホテルで開いた。神事を行い、今年1年の交通安全と事故抑止を誓った。
交通事故の撲滅を願い、町安協の役員、町、町議会、県議会、警察、商工会、区、消防団、学校など関係団体の代表ら約130人が神事に参列し、玉串奉てん、献杯をした。
小林会長は、「気持ちを引き締め、事故防止の重要性を再確認しあい、会員自らが正しい交通ルール、マナーに努め、一致協力して英知を集結し、交通事故撲滅の努力を誓う」と述べた。
05年の町内の交通事故は126件、負傷者数158人で、ともに04年より減少。10月24日には、交通死亡事故ゼロ500日を達成し県交通安全運動推進本部の市町村顕彰を受けた。